JP2002544376A - 溶融金属の脱炭及び脱リン法 - Google Patents

溶融金属の脱炭及び脱リン法

Info

Publication number
JP2002544376A
JP2002544376A JP2000617211A JP2000617211A JP2002544376A JP 2002544376 A JP2002544376 A JP 2002544376A JP 2000617211 A JP2000617211 A JP 2000617211A JP 2000617211 A JP2000617211 A JP 2000617211A JP 2002544376 A JP2002544376 A JP 2002544376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
lance
oxygen
powder
decarburization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000617211A
Other languages
English (en)
Inventor
プケ, ニーク ヴァン
レオ ペーテルズ,
フランク アエル,
ダニー ドーベラエル,
Original Assignee
シドマール エヌ.ヴイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シドマール エヌ.ヴイ. filed Critical シドマール エヌ.ヴイ.
Publication of JP2002544376A publication Critical patent/JP2002544376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/42Constructional features of converters
    • C21C5/46Details or accessories
    • C21C5/4606Lances or injectors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/064Dephosphorising; Desulfurising
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/068Decarburising
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/10Handling in a vacuum

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は溶融金属の組み合わせ脱炭/脱リンの、特にULC及び/またはSULC溶融鋼の製造のための、方法に関し、そこでは前記脱リンが脱ガス装置内での脱炭反応時に鋼浴上へ石灰含有フラックスを吹き込むことにより達成される。本発明はまた多機能ランスに関し、それは脱炭のための酸素、並びに脱リンのための石灰系フラックスを含む粉末を供給するために用いられることができる。追加の酸素ガスまたは固体酸化物が脱リン工程を維持するために供給されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は脱炭、脱リン及び化学的加熱の段階を含む、特に超低炭素(ULC)
及び超々低炭素(SULC)溶融鋼の製造のための、溶融金属の処理に関する。
【0002】 本発明はまた脱ガス装置内で前記処理を実行するのに必要なランスに関連する
【0003】発明の背景 鋼の製造において、脱ガス装置内での溶融金属の炭素含量の減少を意味する脱
炭段階は知られている。この段階は脱ガス装置内で溶融金属上に酸素を吹き込む
ことにより実行され、前記酸素はガス状または固体酸化物の形である。脱炭反応
に起因する温度降下のため、溶融金属の再加熱が実行される。
【0004】 特にULC鋼並びにSULC鋼の製造のために、酸素供給による脱ガス器内の
脱炭と化学的加熱のかかる組み合わせ工程がEP−A−0347884に記載さ
れている。
【0005】 US−A−4198229に、脱リン技術が記載されており、そこではフラッ
クス組成物及びフッ化カルシウムのようなアルカリ土類金属のハロゲン化物が溶
融金属浴に添加される。
【0006】 後者の文献に記載されたような、脱リンは、鋼が転炉装置を通過した後脱ガス
装置内での脱炭に先立ち、二次金属加工装置内で実行されねばならない。しかし
、この方法は次の欠点を持つ: − 工程ルート内のこの追加段階のための時間の損失、 − その結果として、高い温度損失、 − 二次金属加工装置での鋼中の利用できる溶解酸素量を保有させる必要性。
【0007】 WO 96/16190は脱炭手段として、溶融金属浴、例えば脱ガス装置内
の溶融鋼、の表面へ酸素または酸素含有ガスの脈動流を吹き込むための方法を記
載する。燃料ガスは酸素流、並びに固体酸化物粒子の供給源に添加されることが
できる。この文献はまた前記物質の供給のために使用されるランスを記載する。
メシッド型(Mesid type)一次発生器と呼ばれるこのランスは酸素のための環状
チャネル、及びこのチャネルの内側に固体酸化物の添加のための可動円形チャネ
ル、更に燃料添加のためのノズルを含む酸素を加速するためのラバル部(Laval
section)、及びその外側に環状冷却套管を持つ。
【0008】 この形式のランスにおいて、酸素は溶融鋼上に固体酸化物を吹き込むための輸
送ガスとして用いられ、これが酸素と固体流の両者を互いに独立して調節するこ
とを困難とする。
【0009】 この形式のランスの別の欠点は脱ガス装置の耐火物が前記ランスを用いる周囲
温度以上に加熱されることができないという事実である。耐火物を加熱するため
にこの形式のランスの使用に先立ち、追加の加熱システムが設けられねばならな
い。ランス口の閉鎖構造がまたこの形式のランスに由来する高騒音レベルをもた
らす。
【0010】 最後に、粉末吹き込みのための可動チャネルを保有する必要性がこの形式のラ
ンスの設計を複雑にする。
【0011】 EP−A−0879896は溶融金属の脱炭のための装置と方法を記載し、前
記装置は脱ガス装置の側方に多数の固定ランスノズルを含む脱ガス装置であり、
そのノズルのそれぞれは内部管と外部管を持ち、その内部管を通してガス状酸素
が超音速で吹き込まれ、その外部管を通して冷却ガスが吹き込まれる。この装置
はしかし固体酸化物の形で酸素を添加する可能性を提供しない。
【0012】発明の目的 本発明の主目的はULC及びSULC鋼を作る従来技術法を改良することであ
る。
【0013】 特に、本発明はその方法で時間利得を発生するULC及びSULC鋼を作る方
法を提供することを目的とする。
【0014】 本発明の更なる目的は脱ガス装置内で溶融金属上に酸素及び/または固体を吹
き込むのに用いられる改良されたランスを提供することである。
【0015】本発明の概要 本発明は脱炭及び脱リンの段階を含む、脱ガス装置内での溶融金属の処理方法
であって、前記脱炭及び前記脱リンが前記脱ガス装置内で同時に実行されること
を特徴とする方法に関する。
【0016】 本発明による方法の好適実施例において、前記方法は次の段階: − 前記脱炭を実行するための酸素要求に依存する量の酸素量を前記脱ガス装
置内の溶融金属上に吹き込む、 − 前記脱炭と同時に、前記金属のリン含量を減らすために前記溶融金属上に
石灰系フラックスからなる第一粉末を吹き込む、 − 前記脱リン及び前記脱炭と同時に、前記脱リンを実行するための酸素要求
に依存する更なる量の酸素を前記溶融金属上に吹き込む、 を含む。
【0017】 本発明による方法の好適実施例によれば、前記金属は鋼であり、前記方法は超
低炭素及び超々低炭素鋼を作るためにRH容器内で実行される。
【0018】 脱炭及び/または脱リンのための前記酸素はガス状の形でまたは実質的にFe を含む粉末のような、固体酸化物を含む第二粉末の形で供給されることが
できる。
【0019】 前記石灰系フラックスは酸化カルシウム(CaO)を含む粉末である。それは
例えば70%CaOと30%フッ化カルシウム(CaF)からなることができ
る。
【0020】 前記石灰系フラックスの量は金属トン当たり1〜4kgである。前記石灰系フ
ラックスが前記溶融金属上に吹き込まれる速度は少なくとも50kg/分、好ま
しくは100kg/分である。
【0021】 本発明は同じく脱ガス装置内での溶融金属の、特に鋼の、処理のために用いら
れる多機能ランスに関し、前記ランスは流体により冷却されるチャネルにより共
軸的に取り囲まれている中心チャネルを含み、前記ランスは: − 前記中心チャネルが前記冷却チャネルの内壁に少なくとも二つのリブによ
り固定されること、 − 一つのチャネルが前記中心チャネルに関して偏心的に置かれていること、
を特徴とする。
【0022】 本発明によるランスの一実施例によれば、前記リブの一つに軸方向開口が存在
し、前記偏心チャネルが前記軸方向開口内に挿入される。
【0023】 別の実施例によれば、前記偏心チャネルは前記リブの二つの間の空間に挿入さ
れる。
【0024】 前記偏心チャネルは粉末供給チャネルであることができ、前記粉末供給チャネ
ルは石灰系フラックスからなる粉末のための第一供給システムに及び固体酸化物
を含む粉末のための第二供給システムに及び輸送ガス供給システムに連結されて
いる。前記偏心チャネルは固定されていることができ、またはそれは軸方向に可
動であることができる。
【0025】 好適実施例によれば、前記冷却チャネルはその口部にリングを備え、前記リン
グは0.8×Dから1.6×D(ここでDは中心チャネルの外径である)の範囲
の内径を持つ。好ましくは、前記リングは0.9×Dから1.2×Dの範囲の内
径を持つ。
【0026】 好適実施例によれば、前記リングは偏心チャネルから来る粉末流が溶融金属に
流れることができる開口を持つ。
【0027】 好適実施例によれば、中心チャネルの口部は前記ランスの口部からある距離(
a)に置かれ、この距離(a)は最大D′の3倍(ここでD′は前記中心チャネ
ルの前記口部の内径である)である。
【0028】 好適実施例によれば、前記ランスを垂直方向に動かすために作動器が用いられ
る。
【0029】 この発明によるランスは更に点火装置を含むことができる。
【0030】 好適実施例によれば、本発明によるランスへの種々の物質の流れを調節するた
めに調節装置が存在する。
【0031】図面の簡略説明 図1は製鋼工場における種々の典型的な工程段階内のこの発明の位置づけを示
す。
【0032】 図2は古典的ルートの及びこの発明に従うルートの工業的試験結果を示す。
【0033】 図3はこの発明による頂部吹き込みランスを用いる方法を示す。
【0034】 図4aと4bはこの発明の第一実施例によるランスを示す。図4aは正面図を
示し、図4bはA−A′に沿った断面図を示す。
【0035】 図5は本発明によるランスの第二好適実施例の断面図を示す。
【0036】発明の詳細な説明 図1は金属加工工程の諸段階中のこの発明の配置を示し、ULC及びSULC
鋼の製造のためのその結果を先行技術の工程と比較する。
【0037】 転炉での銑鉄の処理後、鋼は古典的ルート(100,200)またはこの発明
のルート300を追従することができる。
【0038】 古典的ルートは転炉と連続鋳造装置間に2または3処理段階を持つ二つのルー
トに再分される。第一古典的ルート100(脱リンなし)において、鋼は脱ガス
装置に直行する。脱炭及び化学的加熱後に直接的にSULCまたはULC鋼は脱
ガス装置または二次金属加工装置内で脱酸素及び合金化処理を受ける。第二古典
的ルート200において、鋼は二次金属加工装置内でまず脱リンされ次いで先の
場合と同じ方法で処理される。
【0039】 この発明のルート300によれば、鋼は脱炭のために脱ガス装置に行き、それ
は脱ガス装置中の鋼の表面に酸素と一緒にまたは酸素と独立して吹き込まれる石
灰系フラックスを含む粉末により同時に脱リンされる。脱炭/脱リン後に直接的
に、SULCまたはULC鋼は脱ガス装置内でまたは二次金属加工装置内で脱酸
素及び合金化処理を受ける。この発明による方法の組み合わせ脱炭/脱リンは時
間損失及び温度損失を避ける。更に、脱ガス前の酸素供給または高溶解酸素含量
が二次金属加工装置内で不要である。
【0040】 この発明のルートによれば、溶融鋼は転炉段階後に直ちに脱ガス装置に入る。
【0041】 前記脱ガス装置内で、組み合わせ脱炭/脱リンが行われる。両反応のために、
十分な量の溶解酸素が溶融鋼浴内に存在せねばならない。酸素はガス状酸素の形
でまたは固体酸化物の形で、この発明のランスにより添加されることができる。
脱ガス器中に吹き込まれねばならない酸素及び/または固体酸化物は初期酸素含
量及び脱炭後の目標酸素含量に基づいて計算される。後者は希望の化学的再加熱
の量に依存する。
【0042】 もし初期酸素含量が低すぎるなら、必要な超低炭素水準に到達するには初期炭
素含量が高すぎるので、脱炭反応の早期段階でこの発明によるランスの助けによ
りガス状酸素または固体酸化物を吹き込むことによる強制脱炭が適用されること
ができる。
【0043】 この発明によれば、石灰系フラックスを含む粉末がそのときリンを除去するた
めに、前記酸素吹き込み後直ちにまたはそれと同時に吹き込まれる。
【0044】 リンは次の反応により除去される:
【数1】 式(1)の反応は溶融鋼内の酸素含量及びフラックスの石灰含量が高い程より
右に進む。
【0045】 必要な前提条件は脱リンが始まるときの溶融鋼浴内の溶解酸素の十分な量の存
在である。式1によれば鋼内の酸素活性度が高い程脱リンがより効果的である。
十分な脱リンを得るためには脱炭時の十分な酸素含量が必要である。
【0046】 もし初期酸素活性度が前記要求を満たすに十分であれば、石灰系フラックスを
含む粉末のみが添加される。
【0047】 もし十分な酸素が利用できないなら、石灰系フラックスの添加前または添加時
にこの発明のランスの助けにより酸素がガス状酸素としてまたは固体酸化物(例
えば酸化鉄)を含む粉末として添加されることができる。ガス状酸素及び固体酸
化物間の選択は処理の終わりの目的温度にのみ依存する。
【0048】 もし温度が高すぎるとしたら、同じ前記ランスにより石灰含有フラックスと同
時注入された固体酸化物(例えば酸化鉄)が再加熱なしの脱リン反応を促進する
ために必要な酸素を提供するであろう。
【0049】 温度が連続鋳造作業のために低すぎる場合には、化学的再加熱が脱炭/脱リン
時に過剰量の酸素の吹き込み及び合金化樋15を通してのアルミニウムの添加に
より実現される。しかし、酸素及びアルミニウムの前記量は好ましくは脱炭後の
鋼の脱酸素時に添加される。
【0050】 脱リンを実行するために添加される石灰系フラックスの量は1〜4kg/トン
鋼、好ましくは2〜3kg/トン鋼であり、液体鋼中の初期リン含量及び脱ガス
後の目標リン水準により決定される。石灰系フラックス量は粉末吹き込みのため
の時間損失を避けるために十分高い流速で、50kg/分の最小速度で、好まし
くは100kg/分の速度で吹き込まれねばならない。
【0051】 脱リンのためのスラグは主として注入された粉末により形成され、従って脱リ
ンは吹き込まれた粉末のマス及び流動性の関数として増加する。
【0052】 処理後、スラグは十分なリン容量を持たねばならず、鋼中のPピックアップを
防ぐに十分な程流動性でなければならない。好ましくは、20%過剰の石灰が工
程スラグに添加されるかまたは工程スラグがスキムされ石灰または石灰含有フラ
ックスの添加により形成された新スラグにより置き換えられる。
【0053】 処理時間を延長することにより及び石灰系フラックスのより高い量を吹き込む
ことにより、より高いリン除去がもし必要なら得られるであろう。
【0054】 石灰含有フラックスと金属間の良好な接触が得られるとき反応は加速されるで
あろう。これは脱ガス装置内の溶融金属上に細かく分散された粉末を吹き込むこ
とにより実現され、前記粉末は減圧作用のための鋼の乱れにより液体鋼と混合さ
れる。粉末吹き込みランスは好ましくは脱ガス装置内の鋼水準の上5メートルよ
り低い高さにある。
【0055】 図2は(黒点の群により示された)古典的ルートの、すなわち脱リンなしの脱
ガスの工業的試験の結果とこの発明に従うルートのすなわち脱炭時の脱リンによ
る工業的試験の結果(それらの回帰線付近の10の白円)を示す。このグラフは
転炉から出鋼後のP水準(X軸)を連続鋳造装置前で取られたP水準(Y軸)と
比較する。この発明による方法により、20%以上のリン除去が実現される。
【0056】 図3はこの発明によるランスを用いる方法を示す。脱ガス装置1は液体鋼3を
含む取鍋2上に置かれている。アップレグシュノーケル4とダウンレグシュノー
ケル5が一次スラグ6を通して液体鋼中に貫入している。減圧作用が液体鋼を脱
ガス室7中にポンプ輸送する。
【0057】 酸素8及び粉末9、例えば石灰系フラックス、が頂部ランス10を通して脱ガ
ス室内の鋼−スラグ表面11の頂部に吹き込まれる。吹き込み圧のため、吹き込
まれた酸素及び石灰系フラックスは液体鋼表面に貫入する。それらは次いでダウ
ンレッグシュノーケルを通しての内部鋼運動により取鍋中に同伴され、液体鋼と
混合される。
【0058】 溶液中の炭素の減少により作られたCO+CO及び他のガスは排出ガスダク
ト12を通して排出される。合金化樋15は再加熱時、または組み合わせ脱炭/
脱リン工程後の脱ガス装置内での合金化のための物質添加のために用いられる(
図1参照)。
【0059】 図4aと4bは本発明の好適実施例によるランスを示す。このランスは余分の
酸素供給と一緒のまたはそれなしの粉末の注入の機会、及び酸素ガスの流れと独
立して粉末の流れを調節する機会を提供する。粉末は脱炭のための固体酸化物か
ら、または脱リンのための石灰系フラックスから、またはこの両者の混合物から
なることができる。これは全ての有酸素及び石灰系フラックス添加が同時に供給
されることができ、これが酸素吹き込み及び処理時間と独立して全脱炭時間を粉
末供給のために使用する可能性を導くことを意味する。
【0060】 図4aと4bに示すように、ランスはその端部にラバル形式の部分33を持つ
中心チャネル13を含む。この中心チャネルに:酸素ガスのための供給システム
51、燃料、例えば天然ガスのための供給システム52、及び保護ガス、例えば
アルゴンのための供給システム53が連結されている。この保護ガスは酸素流が
停止されるとき、前記中心チャネルを起こりうる損傷から防ぐために中心チャネ
ルを通して送られる。中心チャネル13は環状冷却チャネル21により取り囲ま
れており、これは冷却剤、例えば水の供給システム54に連結されている。中心
チャネル13の外壁と冷却チャネル21の内壁24との間に別の環状チャネル1
9があり、これは同じく前記酸素供給システム51に連結されている。
【0061】 中心チャネル13は冷却チャネル21の内壁24に少なくとも二つのリブ14
により固定されている。チャネル31が中心チャネル13に関して偏心的に置か
れている。図4bに示された実施例において、この偏心チャネル31は前記リブ
14の二つの間の空間内に挿入されている。このチャネル31は石灰系フラック
スからなる粉末のための供給システム55に及び固体酸化物を含む粉末のための
供給システム56に連結されている。前記チャネル31はまた不活性輸送ガスの
ための供給システム57に連結されており、このガスは前記保護ガスと同じガス
、例えばアルゴンであることができる。図5に示されたこの発明の別の実施例に
おいて、リブの一つは軸方向開口17を持ち、その中にチャネル31が挿入され
ている。
【0062】 チャネル31は好ましくは固定されている。この発明の別の実施例によれば、
チャネル31はしかしその軸に沿って可動とされることができ、従ってそれはそ
の口部がランスの口部25と同一平面となるまで延ばされることができる。
【0063】 中心チャネル13の口部18とランスの口部25との間に距離(a)がある。
この距離(a)は好ましくは中心チャネル13の口の内径D′の3倍より小さい
。ランスの口部25に、リング26が置かれ、それは0.8×Dから1.6×D
、好ましくは0.9×Dから1.2×D(ここでDは中心チャネル13の外径で
ある)の範囲の内径dを持つ。前記リング26は開口27を持ち、これを通して
チャネル31から来る粉末の流れが溶融金属に流れることができる。前記チャネ
ル31が可動である場合において、前記開口27はその延長した位置の前記チャ
ネル31を収容するに十分な大きさである。
【0064】 作動器61が存在しており、この手段によりランスはその軸に沿って垂直に動
かされることができ、従ってその口部25は脱ガス装置内の溶融金属近くにまた
はそれから更に遠くに離れて置かれる。
【0065】 図4aと4bに示された好適実施例において、燃料供給システム52に、酸素
供給システム51に及び保護ガス供給システム53に連結されたチャネルの形の
点火装置32が存在している。この点火装置は例えば脱炭/脱リンに先立ち脱ガ
ス装置の耐火物を加熱するために、ランスがバーナーとして用いられるとき、す
なわち酸素と燃料が中心チャネル13を通して送られるとき炎を点火するために
用いられる。
【0066】 ランスに供給される種々の物質の流れを調節するために、すなわちガス状酸素
71、冷却剤76、燃料73、石灰系フラックスからなる粉末74及び固体酸化
物を含む粉末77、輸送ガス75及び保護ガス78の流れの調節のために、調節
装置が存在する。
【0067】 従来技術の状態に比べて、本発明によるランスは酸素ガスと粉末の添加の独立
した調節を可能とする。ランスは脱ガス装置の耐火物の周囲温度以上の加熱を可
能とする点火装置32を含むことができる。粉末チャネル31は固定されること
ができその口部の開放構造が現存する形式のランスに比べて騒音減少を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 製鋼工場における種々の典型的な工程段階内のこの発明の位置づけを示す。
【図2】 古典的ルートの及びこの発明に従うルートの工業的試験結果を示す。
【図3】 この発明による頂部吹き込みランスを用いる方法を示す。
【図4a】 この発明の第一実施例によるランスを示し、図4aは正面図を示す。
【図4b】 この発明の第一実施例によるランスを示し、図4bはA−A′に沿った断面図
を示す。
【図5】 本発明によるランスの第二好適実施例の断面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月16日(2001.5.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21C 7/10 C21C 7/10 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アエル, フランク ベルギー, ビー−9970 カプリーク, スミスストラート 6 (72)発明者 ドーベラエル, ダニー ベルギー, ビー−9971 ランベク, エ ークロストラート 25 Fターム(参考) 4K013 AA07 BA02 BA03 CA04 CA15 CA16 CB03 CB09 CE01 CE04 CE06 CE07 DA01 DA02 DA05 DA08 DA10 DA12 EA01 EA02 EA03 EA09 FA00

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱炭と脱リン段階を含む、脱ガス装置内で溶融金属を処理す
    る方法であって、前記脱炭と前記脱リンが前記脱ガス装置内で同時に実行される
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記脱炭が前記脱炭を実行するための酸素要求に依存する量
    の酸素の前記溶融金属への添加を含み、前記脱リンが石灰系フラックスの前記溶
    融金属への添加と更に前記脱リンを実行するための酸素要求に依存する量の酸素
    の前記溶融金属への添加を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 脱炭及び/または脱リンのための前記酸素がガス状の形で供
    給されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 脱炭及び/または脱リンのための前記酸素が固体酸化物を含
    む粉末の形で供給されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記粉末が実質的にFeを含むことを特徴とする請求
    項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記石灰系フラックスが酸化カルシウム(CaO)を含む粉
    末であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記粉末が70%CaOと30%フッ化カルシウム(CaF )からなることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記石灰系フラックスの量が溶融金属トン当たり1〜4kg
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記石灰系フラックスが前記溶融金属上に吹き込まれる速度
    が少なくとも50kg/分、好ましくは100kg/分であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の方法。
  10. 【請求項10】 脱ガス装置内で溶融金属の、特に鋼の処理のために用いら
    れる多機能ランスであって、前記ランスが流体により冷却されているチャネル(
    21)により共軸的に取り囲まれた中心チャネル(13)を含むものにおいて: − 前記中心チャネル(13)が前記冷却チャネル(21)の内壁(23)に
    少なくとも二つのリブ(14)により固定されていること、 − チャネル(31)が前記中心チャネル(13)に関して偏心的に置かれて
    いること を特徴とするランス。
  11. 【請求項11】 軸方向開口(17)が前記リブ(14)の一つの中に存在
    しており、前記チャネル(31)が前記軸方向開口(17)内に挿入されている
    ことを特徴とする請求項10に記載のランス。
  12. 【請求項12】 前記チャネル(31)が前記リブ(14)の二つの間の空
    間内に挿入されていることを特徴とする請求項10に記載のランス。
  13. 【請求項13】 前記チャネル(31)が粉末供給チャネルであり、前記粉
    末供給チャネルが石灰系フラックスからなる粉末のための第一供給システム(5
    5)に及び固体酸化物を含む粉末のための第二供給システム(56)に及び輸送
    ガス供給システム(57)に連結されていることを特徴とする請求項10から1
    2のいずれか一つに記載のランス。
  14. 【請求項14】 前記チャネル(31)が固定されていることを特徴とする
    請求項10から13のいずれか一つに記載のランス。
  15. 【請求項15】 前記チャネル(31)が軸方向に可動であることを特徴と
    する請求項10から13のいずれか一つに記載のランス。
  16. 【請求項16】 前記冷却チャネル(21)がその口部にリング(26)を
    備えており、前記リングが0.8×Dから1.6×D(ここでDは中心チャネル
    (13)の外径である)の範囲の内径を持つことを特徴とする請求項10から1
    5のいずれか一つに記載のランス。
  17. 【請求項17】 前記リングが0.9×Dから1.2×Dの範囲の内径を持
    つことを特徴とする請求項16に記載のランス。
  18. 【請求項18】 リング(26)が開口(27)を持つことを特徴とする請
    求項16または17に記載のランス。
  19. 【請求項19】 中心チャネル(13)の口部が前記ランスの口部(25)
    からある距離(a)に置かれており、この(a)がD′の最大3倍(ここでD′
    は前記中心チャネル(13)の前記口部の内径である)であることを特徴とする
    請求項10から18のいずれか一つに記載のランス。
  20. 【請求項20】 作動器(61)が前記ランスを垂直方向に動かすために用
    いられることを特徴とする請求項10から19のいずれか一つに記載のランス。
  21. 【請求項21】 点火装置(32)を更に含むことを特徴とする請求項10
    から20のいずれか一つに記載のランス。
  22. 【請求項22】 − 冷却チャネル(21)への冷却剤の流れを調節する装
    置(76)、 − 中心チャネル(13)、取り囲むチャネル(19)及び点火装置(32)
    へのガス状酸素の流れを調節する三つの装置(71)、 − 中心チャネル(13)及び点火装置(32)への燃料の流れを調節する二
    つの装置(73)、 − チャネル(31)への石灰系フラックスからなる粉末の流れを調節する装
    置(74)、 − チャネル(31)への固体酸化物を含む粉末の流れを調節する装置(77
    )、 − チャネル(31)への不活性ガス、例えばアルゴンの流れを調節する装置
    (75)、 − 酸素供給チャネル(13)及び点火装置(32)への保護ガス、例えばア
    ルゴンの流れを調節する二つの装置(78)、 を更に含むことを特徴とする請求項21に記載のランス。
  23. 【請求項23】 RH容器内で超低炭素鋼または超々低炭素鋼を作るための
    請求項1から9のいずれか一つに記載の方法の使用または請求項10から22の
    いずれか一つに記載のランスの使用。
JP2000617211A 1999-05-07 2000-05-05 溶融金属の脱炭及び脱リン法 Pending JP2002544376A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99870098 1999-05-07
EP99870098.3 1999-05-07
PCT/BE2000/000050 WO2000068442A1 (en) 1999-05-07 2000-05-05 Method of decarburisation and dephosphorisation of a molten metal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002544376A true JP2002544376A (ja) 2002-12-24

Family

ID=8243835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000617211A Pending JP2002544376A (ja) 1999-05-07 2000-05-05 溶融金属の脱炭及び脱リン法

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP1190104B1 (ja)
JP (1) JP2002544376A (ja)
KR (1) KR20020005741A (ja)
CN (1) CN1350594A (ja)
AT (1) ATE233828T1 (ja)
AU (1) AU4528900A (ja)
BR (1) BR0011233B1 (ja)
CA (1) CA2371652A1 (ja)
DE (1) DE60001576T2 (ja)
ES (1) ES2193954T3 (ja)
PL (1) PL353443A1 (ja)
TR (2) TR200103025T2 (ja)
WO (1) WO2000068442A1 (ja)
ZA (1) ZA200108634B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218580A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 日本製鉄株式会社 溶鋼の脱燐処理方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100351399C (zh) * 2001-02-07 2007-11-28 新日本制铁株式会社 生铁熔体脱磷的方法
DE102010007119B3 (de) * 2010-02-05 2011-07-28 Technometal GmbH, 47058 Vakuumumlaufentgasungsanlage mit Zündbrenner
CN103966400A (zh) * 2014-04-21 2014-08-06 鞍钢股份有限公司 一种利用rh精炼炉脱磷的方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55107718A (en) * 1979-02-14 1980-08-19 Nippon Steel Corp Production of molten steel
US4426224A (en) * 1981-12-25 1984-01-17 Sumitomo Kinzoku Kogyo Kabushiki Gaisha Lance for powder top-blow refining and process for decarburizing and refining steel by using the lance
AU653294B2 (en) * 1992-08-26 1994-09-22 Nippon Steel Corporation Process for vacuum degassing molten steel
CN1066774C (zh) * 1995-08-28 2001-06-06 新日本制铁株式会社 真空精炼钢水的方法及其所用的设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218580A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 日本製鉄株式会社 溶鋼の脱燐処理方法
JP7052585B2 (ja) 2018-06-18 2022-04-12 日本製鉄株式会社 溶鋼の脱燐処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60001576D1 (de) 2003-04-10
ATE233828T1 (de) 2003-03-15
EP1190104B1 (en) 2003-03-05
ZA200108634B (en) 2003-01-20
ES2193954T3 (es) 2003-11-16
DE60001576T2 (de) 2004-08-26
CN1350594A (zh) 2002-05-22
WO2000068442A1 (en) 2000-11-16
BR0011233A (pt) 2002-03-19
TR200201466T2 (tr) 2002-07-22
CA2371652A1 (en) 2000-11-16
KR20020005741A (ko) 2002-01-17
EP1190104A1 (en) 2002-03-27
TR200103025T2 (tr) 2002-03-21
BR0011233B1 (pt) 2009-01-13
PL353443A1 (en) 2003-11-17
AU4528900A (en) 2000-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4735169B2 (ja) 溶銑の脱燐処理方法
US5902374A (en) Vacuum refining method for molten steel
BR112018017087B1 (pt) Método para refinar o aço fundido em equipamentos de desgaseificação a vácuo
EP0012537A1 (en) A water-cooled lance and the use thereof in the top blowing of metal melts
EP0789083B1 (en) Process for vacuum refining of molten steel and apparatus therefor
JP4487812B2 (ja) 低燐溶銑の製造方法
JP2002544376A (ja) 溶融金属の脱炭及び脱リン法
JP6658678B2 (ja) 精錬用上吹きランス及び溶銑の精錬方法
JP5904238B2 (ja) 転炉における溶銑の脱燐処理方法
JP2006249569A (ja) 低燐溶銑の製造方法
JP4360270B2 (ja) 溶鋼の精錬方法
JP3525766B2 (ja) 溶銑の脱りん方法
JP2005089839A (ja) 溶鋼の溶製方法
JP4513340B2 (ja) 溶銑の脱燐処理方法
MXPA01011300A (en) Method of decarburisation and dephosphorisation of a molten metal
JP4305127B2 (ja) 溶銑の脱燐処理方法
SU931754A1 (ru) Способ передела чугуна в конвертере
RU2095429C1 (ru) Способ производства подшипниковой стали
JPS6372811A (ja) スロツピング防止方法
JP3127733B2 (ja) 高清浄性極低炭素鋼の製造方法
JP2019116668A (ja) 上底吹き転炉の操業方法
JPH01252753A (ja) ステンレス鋼母溶湯の溶製方法並びに溶製用の反応容器底部羽口配列及び底部羽口
JP2005048238A (ja) 溶銑の脱燐方法
JPH04354817A (ja) 溶鋼の二次精錬方法
JPH05214426A (ja) 環流式真空脱ガス槽での溶鋼脱硫方法