JP2002543461A - 保存的に印刷されたディスプレイおよびディスプレイに関する方法 - Google Patents

保存的に印刷されたディスプレイおよびディスプレイに関する方法

Info

Publication number
JP2002543461A
JP2002543461A JP2000614786A JP2000614786A JP2002543461A JP 2002543461 A JP2002543461 A JP 2002543461A JP 2000614786 A JP2000614786 A JP 2000614786A JP 2000614786 A JP2000614786 A JP 2000614786A JP 2002543461 A JP2002543461 A JP 2002543461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
display
conservatively
display element
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000614786A
Other languages
English (en)
Inventor
ナラング,サブハツシユ
Original Assignee
エス・アール・アイ・インターナシヨナル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・アール・アイ・インターナシヨナル filed Critical エス・アール・アイ・インターナシヨナル
Publication of JP2002543461A publication Critical patent/JP2002543461A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/02Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/02Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition
    • C23C18/04Pretreatment of the material to be coated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/02Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition
    • C23C18/08Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition characterised by the deposition of metallic material

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 コンピュータスクリーンのディスプレイエレメントおよび他の情報ディスプレイが、保存的印刷技法を使用して印刷される。ディスプレイエレメントレベルで保存的に印刷できる企図される電子構成部品には、スイッチ、トランジスタ、キャパシタ、メモリエレメント、およびアクチュエータが含まれる。ディスプレイエレメントレベルで保存的に印刷できる企図される光経路構成部品には、光パイプまたは他の光導波路、ミラー、発光ダイオード、液晶、およびアクチュエータが含まれる。これらの保存的に印刷される構成部品は、有利には、前駆物質を所望のパターンで基体上に付着させるステップと、適切な配位子を前記基体上に付着させるステップと、十分なエネルギーを加えて電子を前記配位子から前記前駆物質に転移させ、これにより、前記前駆物質を分解して沈殿物を形成するステップとを含むプロセスによって作られる。特に好ましい分類の実施形態では、個々のディスプレイエレメントでの光の放出は、保存的に印刷した動くアクチュエータによって制御される。本明細書の教示は、有利には、「壁掛け」テレビジョンなどのより大きなテレビジョン、広告板、カスタム広告、および提示ディスプレイを含む非常に大きなディスプレイ(幅1メートルを超える大きさの)で使用することができる。また、本明細書の教示は、有利には、衣服で使用される布地上に印刷されたもの、または曲面を包むものなどの柔軟性のあるディスプレイで使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この出願は、1998年6月26日出願の許可された米国出願第09/105
858号の一部継続出願であり、1998年8月21日出願の米国仮出願第60
/097706号の利益を主張する1998年11月24日出願の国際出願PC
T/US98/25088、および1998年9月8日出願の米国出願第09/
149880号のCIPである1999年1月5日出願の米国出願第09/22
6558号に対する優先権を主張し、これらのそれぞれは、その全体が参照によ
って本明細書に組み込まれる。
【0002】 発明の分野 本発明の分野は、情報ディスプレイである。
【0003】 発明の背景 コンピュータディスプレイおよび他の情報ディスプレイは、長年にわたって知
られており、現在、家庭用電化製品から自動車まで、一見、数え切れないほど多
くの製品に組み込まれている。そのようなディスプレイすべては、視覚的に情報
を伝える役割をするが、その製造の複雑さとコストには、相当に大きな幅がある
。製造技法に大きく影響する3つの領域は、ピクセルアドレス指定技法、ピクセ
ル構造のタイプおよび複雑さ、ならびにディスプレイのサイズである。
【0004】 ピクセルアドレス指定技法 「情報ディスプレイ」という用語は、本明細書では、少なくとも毎秒数回、イ
メージを変化させる能力を一般的には備えた、情報をアドレス指定可能ディスプ
レイエレメントのパターンとして動的に表示することのできる装置を意味するも
のとして使用する。その最も基本的なレベルでは、情報ディスプレイ(以後、と
きとして単に「ディスプレイ」)は、ピクセルとして知られる個別にアドレス指
定可能なエリア内に光を放射する何らかの手段を必要とする。最も単純なケース
には、単一のピクセルのみが関わり、これは、オン−オフインディケータで見ら
れるようなものである。そのような例では、ピクセルをアドレス指定するのは自
明なことであり、通常、発光ダイオード(LED)、小さな電球、または他の何
らかの個別光源を介する電気回路を完成させることによって行われる。より多数
のピクセルを有するディスプレイでは、やはり個別光源が使用され得るが、その
ようなソースをアドレス指定することには問題が伴う。それでも、自立型の個別
光源を使用する非常に大きく、かつ非常に複雑なディスプレイが知られており、
その例は、いくつかの建造物のマーキーや様々な運動スタジアムで使用される興
行ディスプレイに見ることができる。
【0005】 ただし、多くの用途では、個別ディスプレイエレメントを使用しないより高い
ディスプレイ解像度が引き続き所望されている。また、より大きなディスプレイ
も引き続き所望されており、この組合せは、ますます緊密に構成されたますます
多数のピクセルを使用することを意味し、したがって、ピクセルをアドレス指定
するのがますます困難になることを意味する。
【0006】 1つの解決策は、エネルギービームを使用してピクセルを走査することである
。例えば、陰極線管(CRT)では、電子ビームがピクセルから離れて生成され
、次に、電磁石を使用して個々のピクセルに向けられる。ピクセルに対応するデ
ィスプレイエレメントは、このビームからの電子が当たったとき光を放出する単
なるパッシブな蛍光体である。電子ビームアドレス指定を使用して非常に高い解
像度を実現できるが、この知られている技法には、比較的高いエネルギーと製造
コストが伴う。とりわけ、電子ビームは、真空を介してのみ、よく伝わる傾向が
あり、したがって、より大きなディスプレイは、より大きな真空の管を必要とす
る。そのような管は、極めて高価で比較的壊れやすい傾向がある。個々のピクセ
ルをアドレス指定しながらも、真空の管の必要性を回避するため、コヒーレント
エネルギービーム(レーザ)を使用することが可能であるが、そのようなディス
プレイには、現行では、かなりの技術的障害がある。
【0007】 最新の傾向は、それが光を生成するものであれ、単に光を変化させるものであ
れ、アクティブな構成部品を有するディスプレイエレメントを利用することであ
る。この場合、アクティブなディスプレイエレメントは、何らかの走査技法によ
ってアドレス指定される。議論の余地はあるものの、直接アドレス指定が、アク
ティブなディスプレイエレメントをアドレス指定する最も単純な形式である。ア
ドレス指定を実行するのに電圧が使用される場合、各ディスプレイエレメントは
、対応する行と列に電圧を加えることによって駆動される。直接アドレス指定は
概念上単純であるが、x行y列のマトリックスは合計でxにyを掛けた数の電極
を必要とするので、実施するのが困難である可能性がある。この問題は、多重ア
ドレス指定によってある程度解決され、このアドレス指定では、マトリックス全
体が行ごとに走査され、様々な列によって加法信号または減法信号が同時に搬送
される。多重アドレス指定により、合計でx足すy個の電極を使用して、x行y
列のマトリックスにアドレス指定することが可能になる。
【0008】 アクティブマトリックスアドレス指定は、さらなる改良であり、このアドレス
指定では、各ディスプレイエレメントが、半導体スイッチによってアドレス指定
される。薄膜トランジスタ(TFT)がしばしば半導体スイッチとして使用され
る。ただし、いくつかのディスプレイでは薄膜ダイオードが使用されてきた。通
常、TFTのそれぞれは、行アドレス指定電極に接続された1つの端子、列アド
レス指定電極に接続された1つの端子、およびキャパシタに接続された第3端子
を有する。パルスをある行に加えたとき、その行内のTFTのすべてがオンにな
り、また各ディスプレイエレメントでのグレーレベルは、その対応する列電極に
加える電圧によって制御することができる。キャパシタは、走査周期の間の時間
遅延から生じる緩和または他の効果を相当に抑える。
【0009】 アクティブなディスプレイエレメントをアドレス指定するための技法は、各デ
ィスプレイエレメントでグリッド結合を必要とするので、そのような技法は、製
造の点からは、実施するのが極めて困難である可能性がある。製造上の困難は、
アクティブマトリックスアドレス指定では複雑になる。というのは、トランジス
タおよびキャパシタも製造して、各ディスプレイエレメントでグリッドラインと
光生成または調整エレメントとの両方に結合しなければならないからである。
【0010】 ディスプレイエレメント構造の複雑さ 製造上の困難は、ディスプレイ技術には各ディスプレイエレメントで複雑な構
造が関与する点でさらに複雑になる。例えば、本明細書にその全体が組み込まれ
るShibata他に発行された米国特許第5636072号が、スクリーンを
介して光を誘導するのに、各ディスプレイエレメントで圧電フィルムアクチュエ
ータを使用する複雑なディスプレイを記載している。この特許は、そのようなデ
ィスプレイエレメントのための個々の層をマイクロリソグラフィプロセスを使用
して形成することができることを述べているが、最終製品は、全く単純ではない
。様々な段階で製造には、1000℃より高い温度で焼結し、レーザ加工、スラ
イシング、および超音波加工を使用して不必要な材料を除去することが関与する
【0011】 さらに一層複雑なディスプレイは、光を再誘導するのに、各ディスプレイエレ
メントで小型傾動可能ミラーを使用する(その全体が本明細書に組み込まれた、
Larry J.Hornbeckによる「Digital Light Pr
ocessingTM and MEMS:Reflecting the d
igital display needs of the networke
d society」、SPIE/EOS European Symposi
um on Lasers,Optics,and Vision for P
roductivity in Manufacturing I,Besan
con,フランス国(1996年6月10〜14日)を参照)。Hornbec
kでは、ICフォトリソグラフィおよび微細機械加工を使用して、デバイス全体
がCMOSメモリ回路の上に上部構造として製作される。
【0012】 ディスプレイのサイズ これら製造上の困難のすべては、ディスプレイがより大きくなるとさらに悪化
する。例えば、アクティブマトリックス液晶ディスプレイ(AMLCD)では、
ディスプレイエレメントレベルTFTとその対応するドライバ回路はともに、マ
イクロリソグラフィを使用して単一結晶シリコン(x:Si)上に製作すること
ができるが、次に、これらの構成部品を製造上の基体から取り外して、ガラスま
たはプラスチックなどのディスプレイ基体に結合しなければならない。さらに、
x:Siの使用は、実際的なディスプレイサイズを数インチ程度に制限する。よ
り大きなディスプレイでは、ディスプレイエレメントで薄膜トランジスタを製作
するのにアモルファスシリコン(a:Si)を使用することが知られているが、
アモルファスシリコンは、ドライバ回路を作るには遅すぎる。理論上、多結晶シ
リコン(p:Si)をディスプレイエレメントTFTとドライバ回路の両方に使
用することができるが、製造上の困難により、多結晶シリコンの使用は、数イン
チの大きさのディスプレイにほぼ限定されている。これらの限界のすべては伸ば
すことができるものの、それには比較的高いコストがかかる。したがって、マイ
クロリソグラフィ、スパッタリング、真空蒸着等の一般に使用される技法は、金
属トレースを回路ボード上に付着させることや電子チップを印刷することには適
しているかもしれないが、より大きなディスプレイの構成部品を印刷するにはあ
まり適していない。
【0013】 マイクロリソグラフィ以外の技法によってトランジスタ、回路、および他の電
子デバイスを製作するプロセスが知られており、原則として、そのようなプロセ
スを使用して大きなディスプレイを製作することができる。例えば、Kane他
に発行された米国特許第4614837号(1986年9月)、Weigel他
に発行された米国特許第5576074号(1996年11月)、およびCas
troに発行された米国特許第5378508号(1993年1月)は、どれも
、加法付着プロセスを記載しており、それらのプロセスでは、表面が物質でコー
ティングされ、エネルギーが所望のパターンでこのコーティングに伝達され、そ
の後、余分なコーティング物質が洗浄で取り除かれて所望のパターンが残る。し
かし、このようなプロセスはすべて、最終製品を作るのに付着した材料のかなり
の部分が除去されなければならないということで、部分的には減法的でもある。
特定の実施形態により、付着した材料の少なくとも5%、10%、20%、30
%、または50%超さえ除去されなければならない。したがって、これらの方法
は、ディスプレイを製作する上で使用され得るような複雑な多層構造に適用した
ときには、本質的に問題を抱えている。
【0014】 動作特性 軍用または他の用途では、ときとして、軽量で(例えば、≦0.5kg)、相
当な振動衝撃や並進衝撃を受ける戦車内、自動車内、および他の車両内で使用す
るのに十分なだけ堅牢化され、夜間にバックライトなしで使用でき、巻くまたは
折り曲げるのに十分なだけ柔軟性があり、比較的安価な(例えば、≦1.00/
cm)比較的大きいディスプレイ(例えば、≧20cm)を実現することも
望まれる。現在の知られているディスプレイのどれも、これらの要件を満たして
いない。現在のアクティブマトリックス液晶ディスプレイ(AMLCD)は、夜
間に見るにはバックライトで照らすことが必要であり、実際、日中の日差しの中
で見るのは非常に困難である。アクティブマトリックスエレクトロルミネッセン
トディスプレイ(AMEL)は、これらの要件のいくつかを満たすが、小さなサ
イズに限られ、また比較的高価である。プラズマディスプレイおよび電界放出デ
ィスプレイ(FED)は、通常、2ルーメン/ワット(lm/W)未満であり、
また高い真空度を必要とするため、柔軟にするのは容易でない。
【0015】 保存的印刷技法 保存的に印刷されたディスプレイは、これらの様々な要件を満たすことができ
る可能性があるが、これまで、実施可能にされてこなかった。本明細書で使用す
る「保存的印刷」とは、(a)不要な材料の相当なエッチングまたは他の除去を
必要とせずに、材料が実質的に所望のフォーマットに付着されるか、または(b
)高い真空度の極度に純粋な環境の外で印刷を有効に使用することができる印刷
技法を意味する。その例は、一般のオフセット印刷、インクジェット印刷、スタ
ンピング、凹版印刷である。もちろん、新聞、書籍、雑誌、ポスター、広告板等
はすべて、長年にわたり、保存的印刷技法を使用して印刷されてきた。しかし、
これらのアイテムは、本明細書で使用する用語では、情報ディスプレイを構成す
るものとは考えない。というのは、そのような提示は、実質的に静的だからであ
る。
【0016】 先に定義したとおり、情報ディスプレイは、動的応答能力を有していなければ
ならない。少なくとも現行の技術では、これは、何らかの種類のドライバ回路を
必要とし、この回路は、何らかの種類の電子構成部品や電子回路を必要とする。
この文脈では、ディスプレイの保存的印刷には、不要な材料の相当なエッチング
または他の除去を必要とすることなく、回路または電子構成部品の金属、金属酸
化物、絶縁体、および他の層を実質的に所望のフォーマットに付着させることが
必然的に関与する。
【0017】 非常に単純な電子回路を製作するのに保存的印刷技法を使用することが知られ
ている。例えば、Parkerに発行された米国特許第4702563号(19
87年10月)が、バッテリテスタの保存的印刷を記載している。Nishi他
に発行された米国特許第5055968号(1991年10月)は、動作可能に
なるためにICを受ける情報カードのための回路の保存的印刷を記載している。
McGliney他に発行された米国特許第5688146号(1997年11
月)は、はんだ付け可能なインクを使用する、液晶ディスプレイグリッドを形成
するトレースの保存的印刷を記載している。Calabrese他に発行された
米国特許第5468597号(1995年11月)は、広い実用性を有する潜在
的な保存的印刷技法を記載しており、この技法では、金属前駆物質および配位子
が所望のパターンで基体に適用され、その後、同一パターンでエネルギーが加え
られて、配位子から前駆物質に電子を転移する。このようにして、金属トレース
を所望のパターンに保存的に印刷することができる。ただし、これらの特許のど
れも、エレメントがトランジスタまたはキャパシタなどの電子構成部品を含むデ
ィスプレイのディスプレイエレメントの保存的印刷を教示または示唆することな
く、その実行を可能にしていないのは言うまでもない。
【0018】 本明細書にその全体が組み込まれる、本発明者の同時係属米国特許出願第09
/226558号、ならびに本発明者の同時係属国際出願PCT/US98/2
5088が、回路、バッテリ、および電子構成部品を作成するための保存的印刷
技法を開示している。ただし、これらの開示は、どのようにそのような技法を使
用して情報ディスプレイ全体を保存的に印刷できるかを明示的に詳細に記載して
いなかった。
【0019】 したがって、保存的に印刷されたディスプレイ、特に、大きいディスプレイま
たは柔軟性のあるディスプレイ、さらにとりわけ、他の所望の動作特性をも満た
すディスプレイを開発する必要性が引き続き存在する。
【0020】 発明の概要 本発明は、情報ディスプレイのディスプレイエレメントの保存的印刷を対象と
する。ディスプレイエレメントレベルで保存的に印刷することのできる企図され
る電子構成部品には、スイッチ、トランジスタ、キャパシタ、メモリエレメント
、およびアクチュエータが含まれる。ディスプレイエレメントレベルで保存的に
印刷することのできる企図される光経路構成部品には、光パイプまたは他の光導
波路、ミラー、発光ダイオード、液晶、およびアクチュエータが含まれる。
【0021】 好ましい実施形態の一態様では、ディスプレイは、何らかの形式のアクティブ
マトリックスアドレス指定を使用し、そこでは、個々のディスプレイエレメント
で電子構成部品が保存的に印刷され、またより好ましくは、非真空環境で保存的
に印刷される。好ましい実施形態の別の態様では、保存的に印刷された構成部品
は、前駆物質を所望のパターンで基体上に付着させるステップと、適切な配位子
を前記基体上に付着させるステップと、十分なエネルギーを加えて電子を前記配
位子から前記前駆物質に転移させ、これにより、前記前駆物質を分解して沈殿物
を形成するステップとを含むプロセスによって作られる。
【0022】 特に好ましい分類の実施形態では、個々のディスプレイエレメントでの光の放
出は、保存的に印刷された動くアクチュエータによって制御される。好ましいア
クチュエータは、圧電材料を含み、またそのようなディスプレイのための光は、
側方から光パイプアセンブリなどによって、あるいはディスプレイの後方から蛍
光ランプなどによって提供することが可能である。他の実施形態では、個々のデ
ィスプレイエレメントでの光の放出は、物理的に動くアクチュエータを使用せず
に制御される。企図されるディスプレイには、液晶ディスプレイ、LEDディス
プレイ、エレクトロルミネッセントディスプレイが含まれる。
【0023】 本明細書の教示は、有利には、「壁掛け」テレビジョンなどのより大きなテレ
ビジョン、広告板、カスタム広告、および提示ディスプレイを含む非常に大きな
ディスプレイ(幅1メートルを超える大きさの)で使用することができる。また
、本明細書の教示は、有利には、衣服で使用される布地上に印刷されたもの、ま
たは曲面を包むものなどの柔軟性のあるディスプレイで使用することができる。
【0024】 本発明の様々な目的、特徴、態様、および利点は、下記の本発明の好ましい実
施形態の詳細な説明、ならびにそこで同じ参照番号が同じ構成部品を表す付随す
る図面からより明白となる。
【0025】 詳細な説明 旋回エレメント駆動ディスプレイ 図1で、2つのディスプレイエレメント100A、100Bが、参照により本
明細書に組み込まれるShibata他に発行された米国特許第5774257
号(1998年6月)の教示に従って、プレート101に対して大略構成されて
いる。左ディスプレイエレメント100Aは静止状態にあり、右ディスプレイエ
レメント100Bは、励起状態にある。一般に、光は側方からプレート101に
入り、それが吸収されるか、またはプレート101に接触する変位伝達部分10
5の結果、光線106の方向にプレート表面103を介して外に向かって反射さ
れるまで、光線102によって示されるようにプレート内で行ったり来たりバウ
ンスする。部分105の動きは、固定部分115に対するアクチュエータ104
の動きによって生じる。このようにして、各ディスプレイエレメント100A、
100Bは、それぞれ、単一の対応するピクセルで放出される光を制御する。
【0026】 Shibataの参照文献にさらに記載されるとおり、アクチュエータ104
は、好ましくは、セラミックで作られた圧電フィルム111、ならびにこの圧電
フィルムの両面をカバーする一対の電極112および113を含む。電極112
、113は、好ましくは、行と列の導電体のマトリックス(図示せず)を介して
ドライバ回路(図示せず)に結合し、またオプションとして、アクティブマトリ
ックス制御の一環として追加の電子構成部品(図示せず)に結合することもでき
る。Shibataの参照文献で微細機械加工された空洞またはエリアとして描
かれるもの(例えば、参照番号17によって示すエレメント)は、有利には、現
在企図されている実施形態では、その上に構成された構造のために支持を提供す
るが、後続の処理で除去される犠牲材料117で置き換えることができる。別法
では、支持材料(変位伝達部分105を囲む材料118などの)は、有利には、
上層を製造中に支持するのに十分な圧縮強さを有するが、この支持材料がアクチ
ュエータ104または他の可動構成部品の動きを妨げないように十分な柔軟性を
有する非常に軟質のポリマーを含むことができる。
【0027】 一般に、カラー生成を含むディスプレイエレメントの動作は、ほぼShiba
taの参照文献に記載されるとおり行われるように企図される。例えば、1つま
たは複数の光経路内でカラーフィルタを使用することができる。レッド、ブルー
、グリーン(RBG)のフィルタを広いカラー範囲に対して使用すること、また
は3原色を使用することが可能である。
【0028】 ディスプレイエレメント100A、100Bは、実質的に優先権出願の1つま
たは複数で既に記載した方法に従って製作することができる。例えば、様々な行
と列のトレース(図示せず)を含む導電体、ならびに電極112および113と
そのような電極を接続するトレースはすべて、ほぼPCT/US98/2508
8の例1に記載されるとおり印刷することができる。一般に、ギ酸銅(II)を
シクロヘキシルアミンまたは他の窒素供与分子と混合し、インクジェット型プリ
ンタを使用してKaptonTM、KevlarTM、またはTeflonTM などのプラスチック基体上に印刷し、次に、これを熱分解して実質的に純粋な銅
トレースをもたらすことが可能である。生成し制御するのが比較的容易であるた
めマイクロ波は好ましいエネルギーソースであるが、熱空気銃、熱線、および他
の放射赤外線源、またさらには電子ビームやレーザを含む他のエネルギーソース
も企図されている。
【0029】 犠牲材料117、ならびに変位伝達部分105、緊密な間隔に置かれた導電体
を分離するのに使用する材料、および上部構造の支持を提供するのに必要な他の
材料はすべて、ほぼPCT/US98/25088の例2に記載されたとおり印
刷することができる。一般に、結合剤およびポリフッ化ビニリデン(PVDF)
をN‐メチル‐ピロリドン(NMP)内で溶解し、PVDFが完全に溶解するの
を確実にするために加熱し、次に酸化アルミニウム粉末を追加することができる
。12時間、混合し、NMPを使用して粘性を調整した後、インクジェット型プ
リンタを使用してこの混合物を印刷し、マイクロ波生成器または熱空気送風機な
どの適切なエネルギーソースを使用してこれを硬化させることができる。
【0030】 Shibataに議論されるとおり、可動部分114と固定部分115はとも
に、安定化したジルコニア、モル当り1〜30%の酸化カルシウム、酸化マグネ
シウム、酸化イットリウム、酸化スカンジウム、酸化イッテルビウム、酸化セリ
ウムを含む酸化合金、または希土類酸化金属などの安定剤を含むことが可能であ
る。安定化したジルコニアは、様々な硝酸金属とアクリル酸または他の不飽和カ
ルボン酸の水性混合物を準備し、インクジェット型プリンタによってこの混合物
を付着させ、次に、適切なエネルギーソースを使用してこれを硬化させ、有機物
質を含まない酸化合金をもたらすことにより、PCT/US98/13366に
記載されるとおり印刷することができる。硝酸金属およびカルボン酸の相対量は
、有機物質の完全な酸化を生じるように調整することができる。
【0031】 ただし、圧電材料の代わりにアイオノマーポリマーを使用するのが好ましい。
両方のタイプの材料とも、必要な周波数応答を有するが、アイオノマーポリマー
の方がより低い電圧に応答する傾向にあり、特に、大きなディスプレイを製作す
る上で、これは利点であり得る。好ましいアイオノマーポリマー、ならびにその
ようなポリマーを生成する方法は、Narangに発行された米国特許第554
8055号に記載されている。この特許には具体的にアイオノマーポリマーとし
て記載されていないが、開示のポリマーは電荷を帯びており、薄い一片のこのよ
うなポリマーに電圧を加えることによりそれを動かすことができる。ディスプレ
イエレメント100A、100Bを作るのに使用する他の材料と同様に、アイオ
ノマーポリマーは、インクジェット型プリンタを使用して印刷し、マイクロ波、
熱空気送風機、または他の熱エネルギーソースを適用することによって硬化させ
ることができる。
【0032】 プレート101は、Shibataに企図されるとおり、ディスプレイエレメ
ント100A、100Bの上に付加することができる。また、プレート101を
ディスプレイエレメント100A、100Bの上に印刷することも可能である。
印刷したプレートが変位伝達部分105に付着するのを防止する上で潜在的な問
題が存在するが、これは、後続の層を加えるのに先立って前の層を十分に硬化さ
せることによって回避できる。プレート101に適した材料には、透明の柔軟性
のあるポリマーが含まれる。
【0033】 当分野の技術者には、図1のアクチュエータが、本明細書に議論する概念を使
用して製作することの可能なディスプレイエレメントおよびディスプレイタイプ
の単なる例であることが理解されよう。とりわけ、図1の光源は、ディスプレイ
エレメントの平面に対して側方に作られている。側方に提供された光源を使用す
る他のオプションも存在する。別法では、駆動ディスプレイエレメントを使用し
て、個々のピクセルで局所的に生成される光を制御することも可能である。さら
に別の実施形態では、駆動ディスプレイエレメントを使用して、背後からディス
プレイエレメントを透過する光を制御することができる。この後者の分類の実施
形態の例を下記に図2との関係で説明する。
【0034】 可動ミラー駆動ディスプレイ 図2で、ディスプレイエレメント200が、一般に、基底210、ロッカ22
0、アイオノマーポリマーアクチュエータ230、充填材240、ミラー250
を含む。これらの構成部品は、先に言及したHornbeckの論文に記載され
る様々な構成部品にほぼ対応し、それとほぼ同様に動作することが意図されてい
る。例えば、基底210は、HornbeckのCMOS基体に対応し、また実
際に、メモリモジュール、トランジスタあるいはディスプレイエレメント200
のアドレス指定または他の動作に関連する他の論理を含むことができる。同様に
、ロッカ220およびアクチュエータは、Hornbeckのヨーク、ヒンジ、
およびランディングチップの効果と同様の効果を有するように協働することが意
図されている。充填材240は、Hornbeck自体には直接の等価物を有し
ておらず、代わりに、犠牲材料のエッチング除去によって作られるHornbe
ckにおける様々な空間に対応している。もちろん、ミラー240は、Horn
beckのミラーと符合し、それと同様に動作することが意図されている。
【0035】 ただし、主な違いのいくつかは、製作の方法に関する。Hornbeckでは
、ディスプレイエレメント全体が、シリコンベースのチップの製造に関して共通
で使用されるマイクロリソグラフィ技法を使用して配置され、様々な構成部品を
分離し画定するのに使用される空隙(すなわち、エアギャップ)は、プラズマエ
ッチングまたは他の減法技法によって製作される。本教示では、PCT/US9
8/25088の様々な保存的印刷の教示に従ってディスプレイエレメント20
0全体を配置することができる。例えば、PCT/US98/25088の例1
に関連する教示に従って導電トレースおよび電極、ならびにミラーを純粋形態の
金属としてプリントすることができ、どのような絶縁体または充填材も、PCT
/US98/25088の例2および例3に関連する教示に従う誘電材料に関し
て記載される印刷材料であることが可能であり、またPCT/US98/250
88の図4に関連する教示に従って、どのような半導体材料でも印刷することが
できる。好ましい印刷技法には、インクジェット型印刷、ならびにマイクロスタ
ンピング、およびウェブベースのリソグラフィが含まれる。熱分解ステップで必
要なエネルギーは、有利には、マイクロ波アンテナ、熱空気銃、熱線および他の
放射赤外線源、電子ビームおよびレーザを含む任意の適切なエネルギーソースに
よって提供することができる。
【0036】 好ましくは、これらの保存的印刷技法は、製作に高い真空度を必要としない。
本明細書で使用する「高い真空度」という用語は、1ミリメートル水銀柱未満の
圧力を指す。
【0037】 特定の構成部品に関しては、基底210は、有利には、ほぼ先に言及したHo
rnbeckの論文に記載されるとおり、CMOSメモリセル210を含む。そ
のような構成は、好ましくは、それがディスプレイエレメント200にアクティ
ブなアドレス指定を提供するためであるが、代わりにパッシブなアドレス指定を
使用することも企図され、その場合、基底は、単に支持だけを含み、アクチュエ
ータ230を介して適切な電位を提供する行と列のトレース(図示せず)と層間
導電体(図示せず)の間の比較的単純な相互接続を提供することが可能である。
【0038】 ロッカ220は、好ましくは、その横断面がいくぶん長方形であり、垂直面で
長くなっている。ただし、ロッカ220が1つまたは複数のムーバと協働してミ
ラー240を動かす限り、他の形状も企図される。企図される多くの形状の中に
は、その横断面がいくぶん三角形であり、ミラー240の底面に接合するところ
で平らになった「頂点」を有するロッカもある。ロッカ220の頂部は、好まし
くは、ミラー250の下部と同じ材料で、それと実質的に連続するように製作さ
れる。
【0039】 アイオノマーアクチュエータ230を基底210に対してミラー250を動か
すのに使用することが企図される。この目的で、アクチュエータ230は、多分
、レベル間接続(図示せず)を使用して基底210内のトランジスタ(図示せず
)または他の電子構成部品と結合された2つのアドレス電極(図示せず)によっ
て制御されることになる。そのようなレベル間導電体は、PCT/US98/2
5088の教示に従って作ることができ、この出願の図2〜5、図6B、および
図7〜8の異なるタイプの構成部品に関連して例示されている。
【0040】 誘電充填材240が、ロッカ220およびアイオノマーアクチュエータ230
を囲んでいる。充填材240は、好ましくは、非常に多孔性のスポンジ性の特性
を有し、主にミラー250の製作支持として堆積される。適切な充填材240に
は、ポリシロキサン、ポリウレタン、および他の低モジュラスゴムが含まれる。
充填材230のいくらかまたはすべては、溶媒和によって除去すること、または
他の様々な減法ステップによって除去することが可能であるが、ミラー250を
静止位置にバイアスするために充填材230をそのまま残すのが好ましい。
【0041】 ミラー250は、ロッカ220の頂部と実質的に連続した支持下部および高い
上部を含む。適切な反射材料には、アルミニウムなどの金属が含まれる。そのよ
うなミラーは、PCT/US98/25088の技法を使用し、例えば、その適
用例の例1および図1で与えられる一般的アウトラインに従って銀、アルミニウ
ム、または銅を印刷することにより、容易に印刷することができる。ミラー25
0は、Hornbeckによって教示される16μm平方寸法を含め、実際的な
どのようなサイズおよび形状を有することも可能であり、またHornbeck
に記載されるとおり、+/−10°の動きを有することができる。
【0042】 また、ディスプレイエレメント200の好ましい動作も、Hornbeckの
論文に記載されるものと実質的に同様であることが企図される。例えば、ディス
プレイエレメント200を使用するディスプレイのグレースケールは、二進パル
ス幅変調を使用して実現することができる。同様に、光源も、単一および複数チ
ップ投射技術に関するそのようなディスプレイエレメントの使用も含め、Hor
nbeckに記載されるものと同様であることが企図される。
【0043】 エレクトロルミネッセントディスプレイ 図3で、ディスプレイ300は、一般的に、基体310、エレクトロルミネッ
セントドット322および導電体324を含む光生成層320、間隔をあけて置
かれた光伝導パイプ332および不透光領域334を有する光調整層330、お
よび保護カバー340を含む。
【0044】 一般に、図3の様々な構成部品は、参照により本明細書に組み込まれるLes
terに発行された米国特許第4378956号(1983年4月)の図5〜7
に関連して記載されるエレクトロルミネッセント光パイプディスプレイの様々な
構成部品とその機能が対応する。主な違いは、本ケースでは、ほぼPCT/US
98/25088の教示に従い、保存的印刷技法を使用して構成部品のほとんど
または実際にすべてを印刷できることである。
【0045】 基体310は、その上に付着を受けるどのような材料であることも可能である
。基体材料の選択は、ほとんど材料コスト、処理コスト、および特別要件に依存
する。例えば、ガラスを使用することができるが、ガラスは破砕される傾向があ
り、その柔軟性が非常に限られているため、現実的には高速印刷に通すことがで
きない。また、紙または何らかの形態の布を使用することもできるが、これらの
材料は、あまりにも容易に劣化する傾向がある。現行では、好ましい基体層は、
KaptonTM、KevlarTM、またはTeflonTMなどのプラスチ
ックシート材料を含む。
【0046】 また、光生成層320も好ましくは、プラスチックであるが、この例では、導
電体、トレース間の絶縁体、およびエレクトロルミネッセントドットが、すべて
プラスチック上に印刷される。エレクトロルミネッセントドット322は、好ま
しくは、アルミニウムキノレート、希土類キレート、および導電性ポリマーで製
作され、これは、およそ10V未満、より好ましくはおよそ2V未満の電圧を使
用して、可視光を生成する。光生成層320は、基体301の上に直接に印刷す
ること、または接着剤を使用して基体310に付着されることが可能である。も
ちろん、導電体324は、それが適切な場合には絶縁体を使用し、またエレクト
ロルミネッセントドットに対する適切な接続を使用して、トレースとしてマトリ
ックスパターンにレイアウトされることを理解されたい。また、個々のエレクト
ロルミネッセントドット322の大きさ、およびそのようなドット間の間隔(存
在する場合)が、ほぼディスプレイの解像度を決定することを理解されたい。ラ
ップトップコンピュータの場合、望ましい解像度は、インチ当り60ドットを超
えるものである。
【0047】 光調整層330は、好ましくは、光生成層の上に直接に印刷される。ほとんど
のディスプレイで、光調整層330は、光伝導パイプ332と不透光領域334
が交互する数千、またはむしろ数百万のマトリックスを有することになる。光伝
導パイプ一般に適した材料は知られており、これは、このケースでは、有利には
、アクリル繊維を含む。また、不透光領域334も好ましくは、ポリマーであり
、有利には、アクリル繊維を含むことが可能である。光伝導パイプ332と不透
光領域334の両方の材料は、インクジェット型プリンタまたはリソグラフィプ
リンタを使用して、未硬化の形態で付着させ、適切な光源を使用して硬化させる
ことが容易にできる。
【0048】 保護カバー340は、やはり有利には、透明なプラスチックまたはガラスを含
み、別個の構成部品として印刷または付加することができる。また、保護カバー
は、その一方の側に薄い偏光子(図示せず)を含むこともでき、これも、やはり
印刷または接着することが可能である。
【0049】 異なるピクセルで所望のカラーの光を生成するエレクトロルミネッセントドッ
ト材料を選択することにより、または異なるピクセルで光パイプ材料内に様々な
着色剤を含めることにより、保護カバー340内でピクセル内に着色剤を含める
ことにより、またはこれらの何らかの組合せでカラーをディスプレイに付与する
ことができる。当技術分野でよく知られているとおり、単一のピクセルエリアと
見られるものは、実際には、様々な原色の個々のピクセルを含むことができ、ま
た様々な原色で放出される光の組合せが混合して、実質的に連続的なカラーパレ
ットを成す。
【0050】 光パイプ 図4で、ディスプレイ400は、一般に、光源410、液晶422と導電体4
24を含む光調整層420、光伝導パイプ432を有する光伝導層430、およ
び保護カバー440を含む。
【0051】 ディスプレイは、多くの点で、Lesterに発行された米国特許第4378
956号(1983年4月)の図1〜4に関して記載されるものと同様である。
例えば、光調整層420内の液晶422は、Lesterで使用が企図されてい
る液晶と実質的に同じである。ただし、この場合も、主な違いは、構成部品の多
くまたはすべてを保存的に印刷できることである。
【0052】 また、ディスプレイ400も、本明細書で前述した図3のディスプレイ300
と極めて似通っており、同様の態様について再び述べることはしない。ただし、
1つの主な違いは、図4では、光が局所的に供給されるのではなく、光源410
を介して離れたところから供給され、各ピクセルを通って出る光量は、導電体4
24によって供給される電圧の影響下にある液晶422の偏光によって制御され
ることである。光源410は、液晶ディスプレイに関して共通で使用されるバッ
クライトの光源を含め、適切などのような光源であることも可能である。また、
光源410は、それ自体、ディスプレイの側方の電球から光を伝導する大きな光
パイプを含むことができる。この目的での適切な光パイプ材料には、Sumit
omoTM 3MTM Light Fiberで使用されるもののようなアク
リル繊維が含まれる。
【0053】 別の違いは、ディスプレイ400は、光パイプ432の間に配置される不透光
領域を全く有していないものとして描かれることである。図3のディスプレイ3
00に関しても、この同じ構成が可能であり、この2つの可能性を例示するもの
として、ここに図3および図4の2つのバージョンを示している。さらに別の違
いは、ディスプレイ400は、図3の基体310に対応するバッキングを全く有
さないものとして描かれていることである。この場合もまた、これはオプション
であり、この2つの可能性を例示するものとして、ここに図3および図4の2つ
のバージョンを示している。
【0054】 他の多くの光パイプ型ディスプレイも企図される。例えば、PCT/US98
/25088出願に記載される保存的印刷技法を使用して、参照により本明細書
に組み込まれるAmero他に発行された米国特許第5760754号(199
8年6月)に記載されるタイプのディスプレイエレメントを実質的に再現するこ
とができる。
【0055】 さらに、本明細書では、適切なすべての光源が企図される。いくつかの例では
、光は、有利には、ディスプレイエレメントで局所的に生成することができ、例
として、ディスプレイエレメントレベルで発光ダイオードまたはエレクトロルミ
ネッセントデバイスを保存的に印刷することが企図される。好ましい局所的光源
は、Forrest他に発行された米国特許第5707745号(1998年1
月)に記載されるもののような有機発光デバイスである。
【0056】 また、ディスプレイで使用する光をディスプレイエレメントから離れて生成す
ることも企図される。離れて生成する光は、蛍光ランプまたは白熱ランプなどの
ほとんど白色の光源、およびレーザなどの有色光源によって提供することができ
る。
【0057】 組込み構成部品 本明細書に記載するディスプレイに関連する電子構成部品は、ディスプレイに
組み込むことができ、また同様の方式で印刷できることが特に企図される。した
がって、保存的に印刷したディスプレイは、有利には、保存的に印刷したバッテ
リ、保存的に印刷したドライバ回路、またはその両方と共に組み込むことができ
る。リチウムポリマーバッテリが好ましく、そのようなバッテリは、PCT/U
S98/25088に記載されるとおり製造することができる。やはりPCT/
US98/25088に記載されるとおり、保存的印刷技法に適合することが可
能な多くの回路が知られている。好ましいドライバ回路は、ビット動作可能であ
り、これは回路が電力の入力なしに長期間、情報を保持できることを意味する。
【0058】 印刷方法一般 もちろん、議論した印刷構成のすべては、有利には、ずっと前から準備してお
き、時間上および材料上の効率的な時間シーケンスで印刷することができる。し
たがって、複数のタンクを交換することによって単一のインクジェット型印刷ヘ
ッドを使用することができるが、複数のタンクを使用する複数の印刷ヘッドを使
用するのが好ましい。とりわけ、これにより、必要な解像度に合わせて各ヘッド
を最適化することが可能になり、現行のインクジェット印刷デバイスでは、10
μmまで、またさらには5μmまで細密な解像度が可能であり、さらなる改良が
企図されている。さらには、CAD/CAMを使用して層のアプリケーションを
制御することができ、これにより、印刷デバイスの優れた制御と高度に柔軟性の
あるシステム設計がともに可能となる。
【0059】 いくぶん大きなランでは、そのようなプリンタは、Machita他に発行さ
れた米国特許第4981074号(1991年1月)に記載されるようなXYZ
製造テーブルと合わせて動作させることができる。一般に、そのようなデバイス
は、x−y平面上でコンピュータ制御を使用してどのタイプの基体上でも、高い
精度と解像度を提供し、他方、多層付着によって3D構造の作成を可能にする。
特に好ましいカテゴリの印刷デバイスには、Ohmcraft,Inc.Mic
ropen400などのCAM型直接書込みシステムが含まれる。このデバイス
では、ペン、テーブル、および材料ポンピングシステムが、常時、直接で対話式
の同期コンピュータ制御の下にあり、変数(書込み速度、ポンピング速度、ペン
の力、付着の厚さ、付着幅、単位長当りの列および単位時間当りの列)のそれぞ
れを個々にプログラミングすることができる。付着する溶液は、ペン先にポンピ
ングして、およそ2.7×10−7mlのパルスで付着させることができる。ペ
ンは、押し出される溶液の表面に乗り、書込み中、基体に接触する必要はない。
これにより、それが所望される場合、一定の厚さを提供しながら、基体のすべて
の輪郭を辿ることを可能にする。5%の許容差で、4mil以下の微細ラインパ
ターンを生成することができる。
【0060】 金属箔または紙のロールから引き出され得るような連続的基体を使用すること
により、毎分数十メートル以上の高速で多数の同一の回路を印刷することも可能
である。次に、適切なブレードで切断することなどにより、そのような回路を互
いに分離することができる。特に好ましい実施形態では、複数の実質的に独立し
た印刷ステーションを有する印刷マシンを使用することができる。一例は、Co
mco International(オハイオ州、Milford)からのC
omco CommanderTMである。そのようなマシンを使用して、回路
トレースおよび多数の異なる電子構成部品を含め、回路全体をポリマーシートな
どの連続的基体の上に印刷することができる。そのようなシステムでは、有利に
は、マルチカラー印刷プロセスで異なるカラーを付着するのと同様の方式で、異
なる材料の溶液を異なるステーションで付着することができる。別法では、所与
のステーションは、複数の異なる溶液を印刷するため、複数の付着ジェットまた
は他の付着デバイスを有することが可能である。
【0061】 連続的印刷も非連続的印刷も、適切な印刷技術の任意の組合せを使用できるこ
とが企図されており、インクジェット型印刷は、単にその一例に過ぎない。その
いくつかは互いに重なる、企図される他の方法は、スレッドディスペンシング、
噴霧、スタンピング、すべてのタイプのリソグラフィまたはウェットオフセット
、ドライオフセットまたはレターセット、ローラ印刷、凸版印刷、グラビア印刷
、スクリーン印刷、フレキソ印刷、平版印刷、オフセット印刷、謄写版印刷、浮
出し印刷、ホットスタンプ、転写印刷技法、ならびにブラッシング技法およびス
テンシル技法である。要するに、インクを使用するどの印刷プロセスでも、本教
示の実施形態とともに有効に使用することができる。
【0062】 一般に、本明細書で企図される情報ディスプレイは、400in、900i
、1600in、あるいは8000inさえ超えるディスプレイエリア
を有することが可能であり、そのようなディスプレイ内のピクセルは、およそ2
5μmからおよそ500μm(125〜500μピクセルサイズ)の範囲にある
。企図されるディスプレイは、有利には、およそ1/4インチ未満、さらに好ま
しくは、およそ1/8インチ未満の全体の厚さを提供することができる。これら
の厚さは、ディスプレイの1つの軸に沿って、少なくとも30度の柔軟性を可能
にするのに十分である。少なくともほぼ90%の製造収率が企図される。推定製
造コストは、大量生産で、平方インチ当り≦1.00ドルである。
【0063】 また、本明細書に記載の方法を使用してディスプレイを柔軟な支持材料上に「
印刷」することにより、「柔軟性のあるスクリーン」を生産できるようになるこ
とも企図される。本明細書に企図される「柔軟性のあるスクリーン」とは、ディ
スプレイの少なくとも一部分が、プラスマイナス10°、より好ましくは20°
、またさらに好ましくは30°変化する曲率半径を有することが可能なように曲
げることのできるスクリーンである。
【0064】 また、本明細書に記載の方法は、もたらされる構成部品が改良され、また製造
プロセスでサイズの限界がないため、24″×24″、40″×40″、あるい
は48″×60″さえ超えるディスプレイエリアを有する大きなディスプレイを
作るのに使用することができることも企図される。
【0065】 本発明の主題のさらに別の態様では、本明細書に記載の新しい概念のうち1つ
または複数を使用するディスプレイが、有利には、組み込まれたピクセル冗長性
のため、より高い信頼性を提供するものと企図される。そのような冗長性により
、ピクセルの多くが全くまたは十分に機能しない場合でさえ、ディスプレイを使
用し続けることができる。
【0066】 以上、ディスプレイおよび保存的に印刷されたディスプレイを製作する方法の
特定の実施形態および応用形態を開示した。ただし、当分野の技術者には、本明
細書に記載した発明の概念を逸脱することなく、既に記載したもの以外、さらに
多くの変更形態が可能であることが明白であろう。したがって、発明の主題は、
添付する特許請求の範囲の趣旨以外では制限されない。さらに、明細書と特許請
求の範囲の両方を解釈する上で、すべての用語は、その文脈に合う最も広い意味
で解釈されたい。特に、「備える」、「含んだ」という用語は、非排他的な意味
でエレメント、構成部品、またはステップに言及し、言及されるエレメント、構
成部品、またはステップが存在し得る、またはそれを利用することができる、あ
るいは明示的に言及していない他のエレメント、構成部品、またはステップとそ
れを組み合わせるのが可能であることを示すものと解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の主題によるディスプレイで使用するアクチュエータディスプレイエレ
メントを示す概略図である。
【図2】 本発明の主題による別のディスプレイ内のミラー駆動ディスプレイエレメント
を部分的に展開して示す概略図である。
【図3】 本発明の主題による光パイプディスプレイの横断面を示す概略図である。
【図4】 保存的に印刷可能な液晶ディスプレイを示す概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月22日(2001.5.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 なテレビジョン、広告板、カスタム広告、および提示デ ィスプレイを含む非常に大きなディスプレイ(幅1メー トルを超える大きさの)で使用することができる。ま た、本明細書の教示は、有利には、衣服で使用される布 地上に印刷されたもの、または曲面を包むものなどの柔 軟性のあるディスプレイで使用することができる。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ディスプレイを印刷する方法であって、 複数のノードを有するグリッドの形態をした複数の導電体を提供するステップ
    と、 前記ノードの1つでアドレス指定可能なディスプレイエレメントを提供するス
    テップと、 前記ディスプレイエレメント内に含まれるスイッチおよび可動光調整エレメン
    トのうちの少なくとも1つを保存的に印刷するステップであって、 a)基体上に所望のパターンで導電コーティングを付着させるステップと、 b)前記基体上に前記所望のパターンで前駆物質を付着させるステップと、 c)前記前駆物質を配位子と接触させるステップと、 d)強化放射源から十分なエネルギーを加えて前記配位子から前記前駆物質に
    電子を転移させ、これにより、前記前駆物質を分解して、前記基体上を直接にコ
    ーティングする、前記所望のパターンでパターン化された導電沈殿物を形成する
    ステップとを含むステップと、 前記スイッチを使用して前記ノードをアドレス指定するステップとを含む、情
    報ディスプレイを印刷する方法。
  2. 【請求項2】 スイッチが、トランジスタを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 スイッチが、トランジスタおよびキャパシタを含む請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 スイッチが、メモリエレメントを含む請求項1に記載の方法
  5. 【請求項5】 導電体を提供するステップが、基体上に前記導電体を保存的
    に印刷するステップを含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ディスプレイエレメントを提供するステップが、基体上に前
    記ディスプレイエレメントを保存的に印刷するステップを含む請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 導電体を提供するステップが、基体上に前記導電体を保存的
    に印刷するステップを含み、かつディスプレイエレメントを提供するステップが
    、基体上に前記ディスプレイエレメントを保存的に印刷するステップを含む請求
    項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ディスプレイエレメントが、保存的に印刷された動くアクチ
    ュエータを含む請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 動くアクチュエータが、アイオノマーポリマーを含む請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 動くアクチュエータが、ミラーを含む請求項9に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 グリッドが、少なくとも1メートル掛ける1メートルの範
    囲を有する請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ディスプレイが、少なくとも30度曲がる請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 保存的に印刷するステップが、 表面上に所望のパターンで前駆物質を付着させるステップと、 前記表面上に配位子を付着させるステップと、 十分なエネルギーを加えて、前記配位子から前記前駆物質に電子を転移させ、
    これにより、前記前駆物質を分解して沈殿物を形成するステップとを含む請求項
    1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 スイッチが、トランジスタ、キャパシタ、およびメモリエ
    レメントのうちの少なくとも1つを含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 導電体を提供するステップが、基体上に前記導電体を保存
    的に印刷するステップを含む請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ディスプレイエレメントを提供するステップを提供するこ
    とが、基体上にディスプレイエレメントの少なくとも一部を保存的に印刷するス
    テップを含む請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ディスプレイエレメントを提供するステップが、動くアク
    チュエータを保存的に印刷するステップを含む請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ディスプレイエレメントを提供するステップが、アイオノ
    マーポリマーを保存的に印刷するステップを含む請求項13に記載の方法。
JP2000614786A 1999-05-04 2000-04-27 保存的に印刷されたディスプレイおよびディスプレイに関する方法 Withdrawn JP2002543461A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/305,152 1999-05-04
US09/305,152 US6146716A (en) 1998-06-26 1999-05-04 Conservatively printed displays and methods relating to same
PCT/US2000/011524 WO2000067537A2 (en) 1999-05-04 2000-04-27 Conservatively printed displays and methods relating to same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002543461A true JP2002543461A (ja) 2002-12-17

Family

ID=23179554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000614786A Withdrawn JP2002543461A (ja) 1999-05-04 2000-04-27 保存的に印刷されたディスプレイおよびディスプレイに関する方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6146716A (ja)
EP (1) EP1186214A2 (ja)
JP (1) JP2002543461A (ja)
AU (1) AU4372200A (ja)
WO (1) WO2000067537A2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639578B1 (en) 1995-07-20 2003-10-28 E Ink Corporation Flexible displays
US6704133B2 (en) 1998-03-18 2004-03-09 E-Ink Corporation Electro-optic display overlays and systems for addressing such displays
US7075502B1 (en) 1998-04-10 2006-07-11 E Ink Corporation Full color reflective display with multichromatic sub-pixels
US6473072B1 (en) 1998-05-12 2002-10-29 E Ink Corporation Microencapsulated electrophoretic electrostatically-addressed media for drawing device applications
EP1113885A4 (en) * 1998-08-21 2004-08-04 Stanford Res Inst Int PRINTING ELECTRONIC BOARDS AND COMPONENTS
US6924781B1 (en) 1998-09-11 2005-08-02 Visible Tech-Knowledgy, Inc. Smart electronic label employing electronic ink
US20070285385A1 (en) * 1998-11-02 2007-12-13 E Ink Corporation Broadcast system for electronic ink signs
EP1127309A1 (en) * 1998-11-02 2001-08-29 E Ink Corporation Broadcast system for display devices made of electronic ink
US6816147B2 (en) 2000-08-17 2004-11-09 E Ink Corporation Bistable electro-optic display, and method for addressing same
JP2002200936A (ja) 2000-11-06 2002-07-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置及び車両
JP4683772B2 (ja) * 2001-06-15 2011-05-18 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置の作製方法
JP2003075869A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Toshiba Corp 平面表示素子
KR20030067125A (ko) * 2002-02-07 2003-08-14 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 지주 스페이서 일체형 플라스틱 기판을 갖는 액정표시장치
US20030153240A1 (en) * 2002-02-14 2003-08-14 Dejule Aaron M. Hanging mobile device with electronic display
US8071168B2 (en) * 2002-08-26 2011-12-06 Nanoink, Inc. Micrometric direct-write methods for patterning conductive material and applications to flat panel display repair
US7005378B2 (en) * 2002-08-26 2006-02-28 Nanoink, Inc. Processes for fabricating conductive patterns using nanolithography as a patterning tool
US20040259070A1 (en) * 2003-06-20 2004-12-23 Goodstein Shelley R. Child/infant play and entertainment devices including electronic displays
ATE505032T1 (de) 2003-09-03 2011-04-15 Visible Tech Knowledgy Inc Elektronisch aktualisierbares label und display
US7575979B2 (en) * 2004-06-22 2009-08-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method to form a film
CN100377399C (zh) * 2005-07-08 2008-03-26 长沙丰日电气集团有限公司 氢空气燃料电池mea微波热压方法及装置
US7374323B1 (en) 2005-07-28 2008-05-20 Yazaki North America, Inc. Self-illumination applique system and method
US8457013B2 (en) 2009-01-13 2013-06-04 Metrologic Instruments, Inc. Wireless dual-function network device dynamically switching and reconfiguring from a wireless network router state of operation into a wireless network coordinator state of operation in a wireless communication network
US8234507B2 (en) 2009-01-13 2012-07-31 Metrologic Instruments, Inc. Electronic-ink display device employing a power switching mechanism automatically responsive to predefined states of device configuration
DE102016002052A1 (de) * 2015-12-18 2017-06-22 Liebherr-Components Biberach Gmbh Schaltschrank sowie Verfahren zu dessen Herstellung

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3994727A (en) * 1971-07-29 1976-11-30 Photocircuits Divison Of Kollmorgen Corporation Formation of metal images using reducible non-noble metal salts and light sensitive reducing agents
US5444557A (en) * 1990-12-31 1995-08-22 Kopin Corporation Single crystal silicon arrayed devices for projection displays
JPH06175144A (ja) * 1992-12-07 1994-06-24 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 透明導電膜形成用インク前駆体及びito透明導電膜形成方法
US5468597A (en) * 1993-08-25 1995-11-21 Shipley Company, L.L.C. Selective metallization process
JP3187669B2 (ja) * 1994-04-01 2001-07-11 日本碍子株式会社 ディスプレイ素子及びディスプレイ装置
US5548055A (en) * 1995-01-13 1996-08-20 Sri International Single-ion conducting solid polymer electrolytes
US5576074A (en) * 1995-08-23 1996-11-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Laser write process for making a conductive metal circuit
US5980998A (en) * 1997-09-16 1999-11-09 Sri International Deposition of substances on a surface

Also Published As

Publication number Publication date
AU4372200A (en) 2000-11-17
EP1186214A2 (en) 2002-03-13
US6146716A (en) 2000-11-14
WO2000067537A3 (en) 2001-02-15
WO2000067537A2 (en) 2000-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002543461A (ja) 保存的に印刷されたディスプレイおよびディスプレイに関する方法
US9697763B2 (en) Displays including addressible trace structures
CN101314841B (zh) 制造装置及发光装置的制造方法
TWI260432B (en) Droplet-discharging apparatus, electrooptic device, electronic apparatus, and method for electrooptic device
US6422687B1 (en) Electronically addressable microencapsulated ink and display thereof
CN100539007C (zh) 激光诱发热成像设备及激光诱发热成像方法
TWI331568B (en) Liquid material discharge method, wiring substrate manufacturing method, color filter manufacturing method, and organic el element manufacturing method
JP2002520655A (ja) マイクロカプセル化された電気泳動デバイスにおいて改良されたカラーを得る方法
JP2001513911A (ja) 移動システムのためのピクセルマトリクスディスプレイ装置
JPH11500856A (ja) フラットパネルディスプレイ用スペーサ構造及びその製造方法
TW200300610A (en) Vehicle, display device and manufacturing method for a semiconductor device
JP2002512434A (ja) 電界発光素子
KR100676155B1 (ko) 도전막 패턴의 형성 방법, 전기 광학 장치 및 전자 기기
TWI286951B (en) Liquid ejection apparatus
US7973744B2 (en) Display device
CN109326685A (zh) 显示装置的制造方法
JP2005502453A (ja) インクジェット成膜装置
CN101438626A (zh) 具有发光图案的有机发光器件、制备该器件的方法和设备
TWI292343B (en) Ejection device, material coating method, method of manufacturing color filter substrate, method of manufacturing electroluminescence display device, and method of manufacturing plasma display device
Li et al. Micro-LED mass transfer technologies
JP2003332060A (ja) 導電性フィルムのパターニング方法
WO2007082114A2 (en) Addressable trace structures and devices
US20060286799A1 (en) Electrode structure for flexible display device and method for forming the same
US20100045155A1 (en) EL Panel with Thermally Rear Electrode
TW200526326A (en) Ejecting apparatus, applying method, manufacturing method of color filter substrate, manufacturing method of electroluminescence display apparatus, manufacturing method of plasma display apparatus, and manufacturing method of wire

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703