JP2002539692A - 無線通信システムにおけるリソース割当て方法 - Google Patents

無線通信システムにおけるリソース割当て方法

Info

Publication number
JP2002539692A
JP2002539692A JP2000604631A JP2000604631A JP2002539692A JP 2002539692 A JP2002539692 A JP 2002539692A JP 2000604631 A JP2000604631 A JP 2000604631A JP 2000604631 A JP2000604631 A JP 2000604631A JP 2002539692 A JP2002539692 A JP 2002539692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
rnc
channel
station controller
subscriber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000604631A
Other languages
English (en)
Inventor
ゾンマー フォルカー
ケーン ラインハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2002539692A publication Critical patent/JP2002539692A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/04Traffic adaptive resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/12Access point controller devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、基地局によって提供可能なチャネルの一部が、割当てられた基地局コントローラの専らの制御から取り出される。この一部のチャネル数は、第2の基地局コントローラの相互作用のもとで可変である。この第2の基地局に対するチャネルの予約は、シグナリングの複雑さを低減する。割当てられた基地局コントローラの目下の制御から外された一部のチャネルの変更は、フレーム毎ではなく、広い間隔で行われる。CDMA方式の加入者分割による無線通信システムにおけるこのリソースの割当ては、FDDモードでもTDDモードでも使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は無線通信システムにおけるリソース割当て方法及びその種の無線通信
システムに関する。
【0002】 無線通信システムにおいては、メッセージ(たとえば音声、ビデオ情報または
その他のデータ)が電磁波により無線インターフェースを介して伝送される。こ
の無線インターフェースは、基地局と加入者局の間の接続に関係しており、この
場合加入者局、移動局または位置固定された無線局などであり得る。
【0003】 無線通信システムの多くはセルラー方式で構成されており、これは移動加入者
を様々な供給領域(無線セルとも称される)でアクセス可能にさせるためである
。無線通信システムでは、固定網に比べ比較的狭帯域な無線インターフェースが
故に各無線セル内では限られた数のリソースしか得ることができない。これは選
択された多重化方式に応じて、周波数、そのタイミングが異なり、さらにコード
多重化方式のもとではその信号形態も異なってそれぞれ固有の伝送レートが割当
てられる。
【0004】 1つの無線セルにおける最大の伝送容量は、空きのリソースがもはや得られな
い場合(ハードブロッキング)かあるいはシステムが完全なる直交系でない場合
には、トータルでの干渉が所定の閾値を超えた場合(ソフトブロッキング)に到
達する。
【0005】 使用可能なリソースをできるだけ最適に有効利用するためには、使用可用なリ
ソースを、個々の加入者局のための全てのサービスの一時的な容量要求に応じて
加入者局の間で動的に切換なければならない。これに対しては各無線セルにおい
て使用可能なリソースとその所定の接続に対する割当てを管理する必要がある。
【0006】 さらに、セルラー方式の無線通信システムでは、隣接する基地局(NodeB)な
いしは基地局コントローラ(RNC)の間でリソースの多重な割当てとそれに伴
う不要な干渉を排除するために、インタラクションが必要である。それによって
著しいシグナリングの複雑化が無線通信システムで生じる。
【0007】 これまでのUTRAN(Universal Telecommunications Radio Access Networ
k)システムアーキテクチャによれば(これについては公知文献“Tdoc SMG2 512
/98, ETSI STC SMG2 #28, Dresden,16. November 1998”が参照される)、この
ような問題が次のことによって解決ないし回避されている。すなわちリソース割
当てのもとで可能な動特性を意図的に制限することによって解決されている。そ
れに対しては基地局コントローラの各接続に対して、リアルタイムサービス(Re
al-Time RT)のデータレートのピーク値の伝送に必要とされる多くの専用チャネ
ル(dedicated Channels DCH)が排他的に割当てられる。
【0008】 可変のデータレートに基づいて、割当てられたRT容量が所定の周期内で完全
には必要でない場合には、リアルタイムサービスではない(non-real-time or N
RT services)付加的にサービスのパケットを伝送する手段が生じる。他の加入
者局のデータの伝送は、いずれにせよ不可能である。1つの加入者局の専用チャ
ネルに対するサービスのためのリソース割当て(スケジューリング)は、リソー
スコントロール、いわゆる専用の中速アクセスコントロール(MAC-d)のエンテ
ィティによって、個々の加入者局毎に行われる。種々のMAC-dの間の直接のイン
タラクションのエンティティは考えられていない。
【0009】 その上さらに、NRTサービスを、ダウンリンク方向の共通のチャネル(Down
link Shared Channel; DSCH)で伝送する手段が存在する。このことは、各セル
の中で共用の中速アクセスコントロール(MAC-sh)の共通のエンティティによっ
て管理されており、これは一時的に所定のフレーム周期で異なる加入者局に割当
て可能である。この共用の中速アクセスコントロール(MAC-sh)は、セル固有に
設定されており、種々の共用中速アクセスコントロールエンティティの間の直接
のインタラクションは考えられていない。
【0010】 DCHとDSCHの論理的な分離は、多数のMACエンティティの関与に基づ
いて、以下に述べるような欠点につながる。(これらは種々異なる基地局コント
ローラの中で一般に空間的に相互に離れて存在しそれ故著しいシグナリングの複
雑化のもとでしか相互に通信できない): DCHによる排他的な伝送のケースでは、CDMA(code division multiple a
ccess)方式の無線伝送の全てのコードが適応するデータ圧縮によって最適に利
用され得る。しかしながらこの利点はDSCH方式が用いられている場合には一
部失われる。なぜなら個々のサービスは、是認できるレベルの複雑さでDCHと
DSCHに分割できず、DCHとDSCHに対して個別にレート適応化方法が実
施されなければならないからである。それ故に総じて、全てのサービスを1つの
データストリームに多重化する場合よりも多くの伝送容量(すなわちより多くの
リソース)が加入者局に対して必要とされる。
【0011】 DSCHの効率的な利用のためには高い伝送容量を有していなければならず、
それ故多くのリソースを独占的にリザーブしなければならないが、しかしながら
これはNRTサービスの伝送にしか適しておらず、このことはRTサービスのた
めの新たな接続の許可を妨げかねない(ハードブロッキング)。
【0012】 可変のデータレートのもとで割当てられた多くのリソースが伝送のために常に
必要でなかったとしても、所要のDCH割当てに基づいて加入者局に対するRT
サービスの最大データレートはハードブロッキングを相応に発生しかねない。
【0013】 割当てられたDCHにおいて、所定の加入者局に対するTFCI(Transport
Format Combination Indicator)パラメータを用いたDSCHでのデータ伝送の
シグナリングは、手間がかかり、その上さらにTFCIで伝送可能な転送フォー
マット組合せ(TFC:Transport Format Combination)の数が低減する。なぜ
なら独占的なTFCIビットがDSCHのために確保されなければならないから
である。
【0014】 伝送の信頼性を著しく高めWCDMA(wideband CDMA)システムでの全体的
な干渉の低減に寄与し得る、ソフトハンドオーバーサービス特徴は、目下のとこ
ろのあDSCH構想では得られない。このソフトハンドオーバーサービスでは加
入者局が一時的に少なくとも2つの基地局から供給を受ける。
【0015】 前述したいくつかの要因の相互作用によって、可変のデータレートによるサー
ビスの伝送のもとでは無線インターフェースの可能な容量が限られた利用しかで
きない。
【0016】 それ故に本発明の課題は、無線通信システムにおける無線リソース管理を改善
することである。この課題は、請求項1の特徴部分に記載された本発明による方
法と請求項16の特徴部分に記載された本発明による無線通信システムによって
解決される。有利な構成例は従属請求項に記載されている。
【0017】 これらのリソースは以下の明細書ではチャネルとも称する。この場合1つのチ
ャネルは、選択された多重方式に応じて周波数帯域および/またはタイムスロッ
トおよび/またはコードおよび/またはその他の分割選択肢によって表わされる。
【0018】 無線通信システムでは、通常は複数の基地局がリソースの割当てに関してその
つど1つの基地局コントローラによって制御される。しかしながら1つの基地局
は、種々の加入者局の間の接続に割当て可能な限られた数のチャネルしか使用で
きない。
【0019】 本発明によれば、基地局から提供可能なチャネルの一部が、割当てられた基地
局コントローラの監視専用に使用される。これはそれらを基地局コントローラの
さらなる協定なしで第2の基地局コントローラにより動的に占有できるようにす
るもくろみからである。このチャネル一部のチャネル数は、第2の基地局コント
ローラの相互作用のもとで可変である。第2の基地局コントローラに対するチャ
ネルのリザーブは、シグナリングの複雑性を低減する。割当てられた基地局コン
トローラの監視専用に用いられるチャネルの一部の変更は、フレーム毎ではなく
必要に応じて、つまり通常は比較的長い時間間隔で行われる。
【0020】 それにより、隣接セルでの基地局コントローラによるこれまでの加入者に係わ
るリソースのリザーブが、そのつどの隣接基地局コントローラ(RNC)によっ
て監視されている領域(RNS;Radio Network Subsystem)に関するリソース
予約に置換えられる。固有のセル伝送容量の特定の比率に関する直接のコントロ
ールは、隣接RNCに転送される。このアプローチによって次のような前提条件
が充たされる。すなわち各RNCにおける専用の中速アクセスコントロール(MA
C-d)エンティティがそれによって動的にコントロールされたリソースを管理で
きる。それにより、ソフトコンバインサービス特徴のサポートのみでなく、非直
交的リソース割当てのもとでも、異なるRNS領域に所属するセル間の干渉が避
けられるようになる。
【0021】 本発明の方法によれば、リソースの割当て前には常に時間のかかる隣接する基
地局コントローラ(RNC)のもとでの問合せの必要性があった不便が避けられ
る。この隣接するセル内のリソースの予約は、WCDMAのもとでのダウンリン
クでのソフトハンドオーバーを可能にする上でも、TDCDMA(time divisio
n CDMA )のもとでの無線セル間の不所望な干渉を避ける上でも利点となる。
【0022】 本発明の有利な実施例によれば第2のRNCに割当てられたチャネルの数が周
期的に交通情報量に適合化される。これはRNC間のシグナリングによって行わ
れる。このシグナリングの複雑性は、RNSエリア間の加入者に係わる絶え間な
いリソース割当ての場合よりも遙かに少ない。それによってこの容量配分は最適
化され、シグナリングと優先予約によるハードブロッキングのリスクは、低く抑
えられる。
【0023】 本発明の別の実施例によれば、RNCが加入者に係わるチャネルの割当てを行
う。この場合1つのチャネルが複数の加入者局に割当てられてもよい。各加入者
局毎に場合によっては1つのエンティティのみがRNCにおいてセットアップさ
れる。DCHとDSCHの間の論理的分離は、MACレイヤにおいてはキャンセ
ルされる。ここにおいては各加入者局に対して、1つの専用のMACエンティテ
ィがRNCにおいて存在する。これは相応の加入者局のデータ伝送に対してRN
Cによってリリースされた全てのリソースに対してアクセス可能である。各リソ
ースは、データレートが可変のサービスに対して使用されないリソースを避ける
ために基本的には複数の加入者局に割当て可能である。
【0024】 チャネルの割当ては、有利には、タイムスロット毎に動的に適合化される。そ
れにより本発明による方法は、さもないと高いシグナリングの複雑性を伴う動的
なリソースの完全なる割当てに関するものである。様々な加入者局の間のチャネ
ルの切換は、未使用のリソースを避けるためとスペクトル効率を最大限にするた
めに、一般に動的に切換わるデータレートに基づいて、非常に迅速に各伝送フレ
ームに応じて行われなければならない(UTRANの場合では約10msおき)
【0025】 別の有利な実施例によれば、RNCにおいて個々の加入者の加入者に係わるエ
ンティティが相互作用される。それにより、1つのRNC内で使用可能なリソー
スに対するアクセスが最適化される。それに対して加入者に係わるMAC−dエ
ンティティがセルに関するテーブルを関して通信され、その中において無線セル
内に滞在している加入者局に対する使用可能なリソースの割当てが常に実際化さ
れる。加入者に係わるMAC−dエンティティの通信によって、多重の占有が避
けられる。
【0026】 リソース割当ての際に個々の加入者局に対する優先度の付与によって、RTサ
ービスに対するサービス品質の保証と、全てのリソースの最適な有効利用が可能
となる。同じ優先度のもとでは、動的な優先付けにより、伝送状況またはリソー
ス要求の時間的順序に基づいてチャネルの使用についての決定がなされる。
【0027】 リソースの管理については、有利にはリソーステーブル(Shared Channel Tab
le SCT)が設定される。これは全てのチャネルに対して、どの加入者局がどのく
らいの優先度でそのチャネルに割当てられているかということと、どの加入者局
がそのチャネルを目下使用しているかを示すものである。RNCにおいては、加
入者局が滞在しRNCによって管理されている各セル毎に1つのテーブルが設定
される。このテーブルは、そのつどのRNCによって監視されている無線セルの
リソースを管理する。またこのテーブルは、これらのリソースが同時に多数のM
AC−dエンティティによって使用されないように保証するものでもある。テー
ブルのエントリは、割当てに関して動的に適合化される。接続が形成されている
間は、動的なリソース割当てが次のように行われる。すなわち各MAC−dエン
ティティが目下のその加入者局に伝送すべきデータ量に依存して相応のリソース
を、その接続に関与している無線セルでのSCTのもとで要求するように行われ
る(ソフトハンドオーバなしで常に1つの無線セルだけ)。
【0028】 それにより、TDMA(time division multiple access)ベースの伝送方式
のもとで、RNCの供給領域内において異なる基地局に対しできるだけ直交的な
リソース割当てが行われる。これにより無線セル間の干渉が最小化される。
【0029】 各RNCにおいては、SCT利用の統計的評価によって各リソースのまだ使用
可能な空き容量が求められる。このことは、新たな接続の設定の際に、既存のリ
ソースの特定のサブセットに相応の優先度を付けて新たな加入者局に割当てるこ
とと、そこから伝送すべきサービスのデータレートとの組合せで必要な転送フォ
ーマット組合せを定めることに使用される。
【0030】 加入者局が無線セルに対する受渡し(ハンドオーバ)を要求した場合には、そ
のリソースにはこの加入者局に権限のあるRNC(SRNC)はアクセスできな
い。なぜなら十分な予約が行われなかったか行うことができなかったからである
。そのためSRNC機能が再配置される(SRNC−Relocation)。
【0031】 実施例 次に本発明の実施例を図面に基づいて以下の明細書で詳細に説明する。この場
合 図1は、無線通信システムを示した図であり、 図2は、W−CDMA方式での異なるRNS(Radio Network Subsystem)領域
の無線供給領域のセルラー分割を示した図であり、 図3は、T−CDMA方式での異なるRNS領域の無線供給領域のセルラー分割
を示した図であり、 図4は、W−CDMA方式でのソフトハンドオーバの際のチャネル割当てを示し
た図であり、 図5は、W−CDMA方式でのチャネル割当てを示した図であり、 図6は、TD−CDMA方式でのチャネル割当てを示した図であり、 図7は、RNCにおけるチャネル割当てのためのテーブルの利用を示した図であ
り、 図8は、インターRNCソフトハンドオーバの際のシグナリングを示した図であ
り、 図9は、インターRNCソフトハンドオーバの際のシグナリングを示した図であ
る。
【0032】 無線通信システムの一例として図1に示されている移動無線システムは、複数
の移動中継局MSCからなっており、これらの移動中継局は相互にネットワーク
化されているか、固定網PSTNへのアクセスを構築している。さらにこれらの
移動中継局MSCは、基地局BSの制御と無線リソースの割当てのためにそれぞ
れ少なくとも1つの基地局コントローラRNCに接続されている。これらの基地
局コントローラRNCの各々は、少なくとも1つの基地局BSへの接続も可能に
する。しかしながらこれらの基地局RNCは図8に示されているように相互にネ
ットワーク化されてもよい。
【0033】 基地局BSは、無線インターフェースを介して加入者局、例えば移動局MSと
の接続を構築するか、または他の方法で携帯型固定端末との接続を構築する。各
基地局BSによって少なくとも1つの無線セルが形成される。
【0034】 図1には、例えば加入者局MSと基地局BSの間のポイントツーポイントとし
ての有効情報ni及びシグナリング情報siの伝送のための3つの接続例V1,
V2,V3が示されている。
【0035】 オペレーション・メンテナンスセンタOMCは移動無線システムないしはその
一部のための監視と保守機能を実現している。このストラクチャの機能性は本発
明の使用される他の無線通信システム、例えばワイヤレスの加入者アクセスを伴
う加入者アクセスネットワークやライセンスフリーの周波数帯域を使用する基地
局や加入者局などへの移し換えが可能である。
【0036】 引続き本発明を2つの異なる無線インターフェース、すなわちFDD(周波数
分割多重)モードのW−CDMA無線インターフェースとTDD(時分割多重)
モードのTD−CDMA無線インターフェースに基づいて説明する。この種の無
線インターフェースを備えた無線通信システムに関する詳細は、例えばドイツ連
邦共和国特許出願 DE 198 35 643 明細書やDE198 20 736 明細書に記載されてい
る。
【0037】 図2には、W−CDMA無線インターフェースを備えたセルラー方式の無線通
信システムが多数の無線セルを含んでいるようすが示されている。この場合1つ
の無線セルが基地局BSから供給を受けており、複数の基地局BSの無線セルは
1つの領域RNS(無線ネットワークサブシステム)を形成している。この無線
ネットワークサブシステムRNSはそれぞれ1つの基地局コントローラRNCに
よって監視されている。これらの無線セルの各々では、例えば加入者局MSへの
供給のための無線リソースとして6つのチャネルを提供する。これらのチャネル
は、1つのスプレッドコード(図5参照)と1つの周波数帯域(帯域幅5MHz
)によって形成される。各無線セルでは、これらのチャネルの一部が固有の基地
局コントローラRNCによる割当てのために設けられているが、それらのチャネ
ルの別の部分は隣接する領域RNSのために予約されており、そこから所轄の基
地局コントローラRNCによって割当て可能である。
【0038】 領域中央の例えばRNS1では、全てのチャネルが、隣接するRNSに対する
予約なしでも使用できる。予約されたチャネルの数、すなわち管理のために隣接
する基地局コントローラRNCによって予約された伝送容量は、個々の無線セル
において可変であり、必要に応じて設定できる。それに対しては基地局コントロ
ーラRNC間でシグナリング交換が行われる。それによりトラヒック量の変化に
対応できる。しかしながら加入者に係わる予約の場合よりもシグナリングの複雑
さは少なくなる。
【0039】 図3によるTD−CDMA無線インターフェースを備えた無線通信システムの
場合でも、1つの無線セルで複数のチャネルの分割が行われる。これらのチャネ
ルのうちの一部は、無線セルの基地局コントローラRNCによって制限なしで割
当てられ、別の部分は、隣接セルに対する干渉を制限するために、割当ての際に
制限下におかれる。この制限は、特にRNS領域の周縁において生じる。なぜな
ら基地局コントローラRNCが、隣接するRNCのチャネル割当てに関する情報
を有していないからである。
【0040】 別の部分は隣接するRNSに割当てられる。この場合も複数のチャネルが部分
的に、無線セルの基地局BSを制御している基地局コントローラRNCの専らの
監視下におかれる。それらのチャネルの一部は隣接セルの基地局コントローラR
NCだけによって割当てられてもよいし、複数のチャネル内での干渉測定の後で
割当てられてもよい。使用の制限された容量割当て、使用制限のない容量割当て
、あるいは使用のない容量割当て(=隣接セルの利用)は、目下のトラヒックの
負荷量に依存して可変である。
【0041】 隣接する基地局コントローラRNCにおいては、利用制限のために同じ数のチ
ャネルが予約されてもよい。干渉の測定(これは基地局BSによって実施される
か加入者局MSの測定の援助のもとで実施され得る)に基づいて、チャネルが既
に使用されているかどうかや強い障害を受けているか否かが確定される。こらら
のことが当て嵌まらない場合に、基地局コントローラRNCによって他のRNC
による参照なしでチャネルが与えられる。そのようなチャネルは、有利にはNR
Tサービスに対して用いられる。このサービスでは折々の障害のある受信のもと
でも送信の繰返しや他の手段によって、十分なサービス品質が保証され得る。
【0042】 図4には、種々異なる基地局BSの供給領域内に滞在している複数の加入者局
MS1〜MS4によるチャネルの使用が示されている。この場合これらの基地局
BSは、種々異なる基地局コントローラRNCによって制御される。RNC1か
らRNC3によって監視されているRNSのチャネルの一部は、それぞれ隣接す
るRNCによって予約されている。この図4によれば、これらのチャネルの専用
チャネルDPCと分割チャネルSPCへの分割が行われる。専用チャネルDPC
は専らそれぞれ1つの加入者局MSに割当てられており、それに対して分割チャ
ネルSPCは、異なる加入者局MSによって交互に使用される。それによってサ
ービス毎の種々の特徴と可変のデータレートに良好に対応できる。この場合加入
者局MSは、専用チャネルDPCと分割チャネルSPCを同時に使用でき、チャ
ネルDPC、SPCの1つの種類のみを使用できる(図7参照)。
【0043】 ある加入者局、例えばMS2またはMS3が、基地局コントローラRNCの1
つの領域RNSの境界領域にあるならば、異なる基地局BSからの同時供給の保
証のもとで、ソフトハンドオーバープロセスが、スムーズなソフトハンドオーバ
ーの生成のために使用される。このケースでは、加入者局MS2,MS3が、様
々なRNSの基地局BSから供給を受ける。隣接するRNCのチャネルの一部の
先行する予約は、当該の二重供給を僅かなシグナリングの複雑性で保証する。
【0044】 次に図5及び図6に基づいてW−CDMAないしTD−CDMA無線インター
フェースのもとでのチャネルの状態を詳細に説明する。これらの2つのケースで
は加入者分割のためのさらなる多重化方式に使用可能な、広帯域の周波数帯域か
ら出発する。
【0045】 図5によれば、ドイツ連邦共和国特許出願DE 198 35 643 明細書に相応して形
成されるコードツリーから、異なる分布係数SFを有するコードが導出され得る
。これらのコードは、専用チャネルDPCと分割チャネルSPCと共通チャネル
CPCに分割可能である。分布係数SFが少なければ少ないほどチャネルのデー
タレートは大きい。共通チャネルCPCは監視情報(BCCH,FACH,PC
Hに相応)を含んでおり、これらは複数の加入者局MSにおいてポイントツーマ
ルチポイント接続用に向けられている。
【0046】 図6によればTD−CDMAに対するチャネル分割は以下のように行われる。
1つのフレームが例えば8つのタイムスロットTSに分割され、この場合TS1
〜TS8の各タイムスロットでは、複数のチャネルがそのコード1〜16に基づ
いて分割可能である。TD−CDMA方式の場合でも、それぞれ専用チャネルD
PCと分割チャネルSPCと共通チャネルCPCに区別可能であり、この場合こ
れらのチャネルは例えばタイムスロットに基づいてグループ化される。タイムス
ロットのさらなる部分は、使用されないままである。というのもそれらは分割用
に専ら隣接する基地局コントローラRNCに割当てられたものだからである。D
PC内でもSPC内でもチャネル内では制限なしと制限有りの使用に対して区別
が可能である。この違いは、制限有りの使用のためのチャネルが最初に分割され
た後でチャネルが検査されることである。それに対しては既に前述したようにチ
ャネルの測定が行われる。干渉状況が許容される場合には、チャネルは無線セル
のRNCによって割当てられる。
【0047】 図7には、1つの基地局コントローラRNCが示されており、このコントロー
ラを介して加入者局MS1、MS2〜MSmに対する接続が構築されている。こ
の基地局コントローラRNCは、サーバーRNCともアンカーRNCとも称され
る。というのもこれが接続の期間中に残りのネットワーク装置(MSCなど)に
対して、その接続毎に応答し続けるからである。加入者局MS1またはMSmが
接続の最中に、そのチャネルが予約されている他のRNCの監視された領域に移
動した場合には(これはドリフトRNC(DRNC)とも称される)、SNRC
が予約された領域から加入者局MS専用のMAC−dエンティティの使用により
複数のチャネルを割当て、新たなセル専用のSCTがチェックされる。
【0048】 隣接するセル内の非直交的リソースに対する例としてTDD伝送方式のもとで
、隣接する無線セルが同じ周波数帯域内で時間グループ化に相応して作動される
場合には、固有のRNS領域の個々の無線セルのチャネル割当ての間で付加的に
整合の複雑性が伴う。
【0049】 各加入者局MS毎に1つのエンティティMAC−dがSRNCにおけるプロセ
ッサの趣旨で構築される。これは接続の間中、当該加入者局MSに対する無線リ
ソースを要求する。加入者局MSにチャネルを割当てるために、テーブルSCT
(shared channel table)が用いられる。これは無線セル内で得られるチャネル
に対し、どの加入者局MS1〜MSmがどのチャネルSPC1〜SPCmaxを
どの位の優先度(Prio)で占有し得るかを示している。さらにこのテーブルSC
Tは、どの加入者局MSがチャネルを目下使用している(bel)かを表わしてい
る。1つのフィールド内でエントリが何も存在していないならば、このことは、
このチャネルが加入者局MSに対して使用不能であることを表わしている(例え
ばMS1に対するSPC2)。
【0050】 このテーブル形態は、リソース管理全体が一目でわかるようにするためにのみ
用いられている。従ってこの場合個々のエントリに対し、ポインタを用いて迅速
にアクセスできるようにしてもよい。もちろんその他の表示形態も可能である。
【0051】 チャネルに対するアクセス適度の優先度は、RTまたはNRTサービスないし
サービス品質の要求に応じて定められる。このことは、連続的な変更の必要がな
い不変の優先度である。このような、テーブルSCTにおける加入者局MSない
しサービスの不変の優先付けは、加入者局MSのサービスないしサービスコンビ
ネーションの変更の際には順応化が可能である。この優先付けは専用のRNC内
で行われる。
【0052】 例えばパケットサービスのケースでは、同じ不変の優先度を有する加入者局M
Sのグループ内で使用される動的優先度が以下に述べるようなバリエーションに
よってさらに影響を受ける。すなわち、 −中間記憶されたデータパケットの数が多い加入者局は高い優先度を有する −許容される最大限の遅延時間が少ないデータパケットは高い優先度を有する、
その際場合によっては目下の遅延は既に考慮されている、 −送信すべきデータパケットが繰返される加入者局は高い優先度を有する、 動的な優先度は、フレーム毎のチャネル割当て決定のために用いられる。
【0053】 1つのチャネルが複数の加入者局MSに割当てられているならば、最大の不変
の優先度が後続のチャネル割当ての際に決定される。この不変の優先度が複数の
加入者局に対して同じであるならば、比較的高い動的な優先度を決定付ける。ま
たその結果としての違いが何も存在しない場合には、これまでの割当てがそのま
まいじされる。この特定のチャネル割当てに関する決定は、フレーム毎に例えば
10ms内に行われる。
【0054】 この優先付け、特に不変の優先度によってネットワーク従事者に、特定のマー
ケットにマッチしたサービスを相応の値段で提供するための、サービスの差別化
を行う手段が提供される。
【0055】 RNC間での通信を要求した隣接するRNCにおけるチャネルの加入者に係わ
る割当てに比べて、シグナリングの複雑性は、本発明に従って隣接するRNCの
チャネルがRNCに対して常に予約されている場合には、低く抑えられ、これら
のチャネルは何らかのチェックなしで得ることができる。
【0056】 図7には、分割されたチャネルSPCのためだけの管理形態が示されている。
しかしながらDPCとSPCの種々異なる処理は必要ない。標準的なテーブルS
CTは、全てのDPCとSPCの方式のためにセットアップできる。1つの無線
セルの全てのリソースの共通の管理は、DPCとSPCの使用の際の従来技法で
生じた欠点のいくつかを解消する。DPCとSPCの混合された使用のもとでの
伝送の同期化は、ドイツ連邦共和国特許出願 DE 198 57 041 明細書に記載され
ている。
【0057】 図8の加入者局MSは、2つの無線セル(セル1、セル2)の境界領域にある
。しかしながらこの2つの無線セルは、2つの異なるRNCによって監視されて
いる。SRNCにおいて、接続が最初に構築されてるが、しかしながらこの加入
者局MSはDRNCの領域RNC内に移動している。この領域RNCは、インタ
ーフェースlurを介して相互に接続されている。これらの2つの無線セルは、基
地局BS(ノードBとも称される)によって形成され、これらはそれぞれのRN
Cとインターフェースlubを介して接続されている。RNC間の通信は、無線リ
ソースマネジメントRRC(radio ressource control)を介して行われる。こ
のマネージャは隣接するRNCに対するチャネルの予約を処理している。
【0058】 図9には、図8の図面に相応するソフトハンドオーバー方法が簡単なフローチ
ャートで示されている。まず、加入者局MSがセル1との接続を維持しているが
、しかしながらセル2を包含するためには接続に関与している基地局BSのアク
ティブセットの拡張が必要であるという状況のもとで、以下に述べる方法ステッ
プが実施される。
【0059】 第1のステップ(1)では、SRNC内の無線リソースマネジメントRRCの
ための装置がセル2内の新たな加入者局MSのための伝送容量を予約する。セル
2内で得られるチャネルがSRNCに対して十分でない場合には、DRNCのR
RCのもとで予約されるチャネルの領域の拡張が要求される。
【0060】 第2のステップ(2)では、SRNC内のRRCがセル2の適切なチャネルS
PCまたはDPCを選択し、相応に算出されたTFCSを2つのレイヤ1エンテ
ィティと加入者局MSに供給している基地局BSのMAC−dエンティティに転
送する(2つのセルでの2つのTFCSは異なっていてもよい)。
【0061】 第3のステップでは、MAC−dエンティティが各フレーム間隔の間に2つの
セル内の可用のチャネルSPCないしDPCを各SCTの問合せによって受けと
、TFCIを2つのセルに転送する(2つのTFCIパラメータは異なっていて
もよい)。TFCIによるシグナリングの方式は例えばドイツ連邦共和国特許出
願 DE 198 56 834 明細書に記載されている。
【0062】 セル2へのハンドオーバーが行われた後では、セル1は加入者局MSにもはや
何もチャネルを提供せず、加入者局MSに対する目下のリソース管理のハンドオ
ーバーも第2のRNCに対して行うことができる。DRNCはその後SRNCに
なる。加入者局MSが供給を受けなければならない無線セル内でこれまでのDR
NCがチャネルを割当てることができなくなった場合には、ハンドオーバーは必
然的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線通信システムを示した図である。
【図2】 W−CDMA方式での異なるRNS(Radio Network Subsystem)領域の無線
供給領域のセルラー分割を示した図である。
【図3】 T−CDMA方式での異なるRNS領域の無線供給領域のセルラー分割を示し
た図である。
【図4】 W−CDMA方式でのソフトハンドオーバの際のチャネル割当てを示した図で
ある。
【図5】 W−CDMA方式でのチャネル割当てを示した図である。
【図6】 TD−CDMA方式でのチャネル割当てを示した図である。
【図7】 RNCにおけるチャネル割当てのためのテーブルの利用を示した図である。
【図8】 インターRNCソフトハンドオーバの際のシグナリングを示した図である。
【図9】 インターRNCソフトハンドオーバの際のシグナリングを示した図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月15日(2001.5.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】 WO 98/08353 A2 明細書には、移動無線システムが開示されており、このシス
テムでは、それぞれ1つの無線セルを形成する複数の基地局が、1つの基地局コ
ントローラに割当てられている。2つの基地局コントローラの領域間の境界領域
内にある基地局は、これらのコントローラのうちのそれぞれに選択的に制御され
ている。 無線通信システムにおいては、メッセージ(たとえば音声、ビデオ情報または
その他のデータ)が電磁波により無線インターフェースを介して伝送される。こ
の無線インターフェースは、基地局と加入者局の間の接続に関係しており、この
場合加入者局、移動局または位置固定された無線局などであり得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】 それ故に本発明の課題は、無線通信システムにおける無線リソース管理を改善
することである。この課題は、請求項1の特徴部分に記載された本発明による方
法と請求項14の特徴部分に記載された本発明による無線通信システムによって
解決される。有利な構成例は従属請求項に記載されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月5日(2001.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 FF00 5K067 AA11 BB04 CC04 CC10 EE10 EE16 EE24 EE63 EE65 EE66 FF02 HH23 JJ12 JJ17 JJ18 JJ35 JJ39 KK15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおけるリソース割当てのための方法であ
    って、 複数のリソースが、基地局(BS)と加入者局(MS)の間の無線インターフ
    ェースのチャネルによって形成され、 そのつどの複数の基地局(BS)がリソース割当てに関して、基地局コントロ
    ーラ(RNC)によって制御され、 複数の基地局(BS)により、異なる加入者局(MS)からの接続に割当て可
    能かまたは異なる加入者局(MS)への接続に割当て可能な、限られた数のチャ
    ネルがそのつど提供される形式のものにおいて、 複数の基地局(BS)の1つから供給可能なチャネルの一部を、それに割当て
    られた基地局コントローラ(RNC)の監視から取出し、さらに第2の基地局コ
    ントローラによる監視のために予約し、それによって、第2の基地局コントロー
    ラが前記チャネルの一部を、第1の基地局コントローラとの通信なしで提供でき
    るようにしたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記チャネルの一部は、加入者局(MS)に対するチャネル
    の割当てを決定する第2の基地局コントローラ(RNC)に割当てられる、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第2の基地局コントローラ(RNC)に割当てられるチャネ
    ルの数を周期的にトラヒック量に適応化させる、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 無線インターフェースをTDMAベースの転送に基づかせ、
    複数のチャネルのさらなる部分を、先行するチャネル測定の後でのみ使用できる
    基地局コントローラ(RNC)による限定的使用のために予約する、請求項1か
    ら3いずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 基地局コントローラ(RNC)の供給領域内で、種々異なる
    基地局(BS)をできるだけ直交的なリソースに割当てる、請求項4記載の方法
  6. 【請求項6】 無線インターフェースをFDD方式の転送に基づかせ、第2
    の基地局コントローラ(RNC)に割当てられるチャネルを、ソフトハンドオー
    バーの実施のために使用する、請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 基地局コントローラ(RNC)によって、加入者に係わるチ
    ャネル割当てを行わせ、その際1つのチャネルを複数の加入者(MS)に割当て
    可能であるようにする、請求項1から6いずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 複数のチャネルの割当てを、タイムスロット毎に周期的に適
    応化する、請求項1から7いずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 各加入者局(MS)毎に1つのエンティティ(MAC−d)
    のみを基地局コントローラ(RNC)においてセットアップする、請求項1から
    8いずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 基地局コントローラ(RNC)において、個々の加入者局
    (MS)における加入者に係わるエンティティ(MAC−d)を相互作用させる
    、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 複数の加入者局(MS)に優先度を割当て、複数の加入者
    局(MS)に割当てられている1つのチャネルに対して前記優先度により、チャ
    ネルの使用に関する決定がなされる、請求項9または10記載の方法。
  12. 【請求項12】 優先度が同じ場合では、動的な優先付けかまたはリソース
    要求の時間的順序により、チャネルの使用についての決定がなされる、請求項1
    1記載の方法。
  13. 【請求項13】 複数のチャネルに対して、どの加入者局(MS)にどのく
    らいの優先度でチャネルが割当てられているかということと、どの加入者局がそ
    のチャネルを目下使用しているかを示すリソーステーブル(SCT)が設定され
    ている、請求項1から12いずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記リソーステーブル(SCT)は、無線セル特有のもの
    であり、さらに1つのエンティティによって、接続に関与している無線セルに対
    するチャネルがリソーステーブル(SCT)から要求される、請求項9から13
    いずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 それまで従事してきた基地局コントローラ(RNC)によ
    る所要の無線セルにおけるチャネル割当てができなくなった場合にのみ、さらな
    る基地局コントローラ(RNC)への、加入者局(MS)に対する接続制御のハ
    ンドオーバー過程が開始される、請求項1から14いずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】 無線通信システムにおいて、 複数の基地局(BS)と加入者局(MS)を有し、これらの基地局と加入者局
    は、無線インターフェースを介して相互に接続されており、 この場合無線インターフェースの複数のリソースは、複数のチャネルによって
    形成され、さらに、 基地局(BS)により、種々異なる加入者局(MS)からの接続かまたは種々
    異なる加入者局(MS)への接続に割当て可能な、限られた数のチャネルがその
    つど提供可能であり、 複数の基地局コントローラ(RNC)を有しており、該基地局コントローラ(
    RNC)は、そのつど複数の基地局(BS)をリソース割当てに関して制御して
    おり、 複数の基地局コントローラ(RNC)に割当てられる制御装置(RRC)を有
    しており、該制御装置(RRC)は、第1の基地局コントローラに割当てられた
    基地局(BS)のチャネルの一部を、第2の基地局コントローラ(RNC)によ
    る監視のために予約し、該第2の基地局コントローラ(RNC)は、複数の加入
    者局(MS)に対するチャネル割当てを、第1の基地局コントローラとの通信な
    しで決定できるように構成されていることを特徴とする通信システム。
JP2000604631A 1999-03-05 2000-03-06 無線通信システムにおけるリソース割当て方法 Withdrawn JP2002539692A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19909779.8 1999-03-05
DE19909779A DE19909779A1 (de) 1999-03-05 1999-03-05 Verfahren zur Ressourcenzuteilung in einem Funk-Kommunikationssytem
PCT/DE2000/000694 WO2000054531A1 (de) 1999-03-05 2000-03-06 Verfahren zur ressourcenzuteilung in einem funk-kommunikationssystem

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002539692A true JP2002539692A (ja) 2002-11-19

Family

ID=7899865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000604631A Withdrawn JP2002539692A (ja) 1999-03-05 2000-03-06 無線通信システムにおけるリソース割当て方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1163815B1 (ja)
JP (1) JP2002539692A (ja)
CN (1) CN1354962A (ja)
DE (2) DE19909779A1 (ja)
WO (1) WO2000054531A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049599A1 (ja) * 2002-11-28 2004-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 基地局装置および適応変調方法
WO2005046282A1 (ja) * 2003-11-07 2005-05-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 移動局、通信システム、通信制御方法
US7471641B2 (en) 2003-04-14 2008-12-30 Ntt Docomo, Inc. Transmission controller, wireless base station, and method of controlling transmission rate

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10136660B4 (de) * 2001-07-27 2004-02-19 Siemens Ag Verfahren, Kommunikationssystem und Kommunikationsvorrichtung zum Verbessern der Zuweisung von Ressourcen
JP3896848B2 (ja) * 2001-12-27 2007-03-22 日本電気株式会社 Cdma方式セルラシステム
CN1175603C (zh) * 2002-03-05 2004-11-10 华为技术有限公司 一种优化无线网络控制器间软切换的方法
CN100375558C (zh) * 2004-06-29 2008-03-12 中兴通讯股份有限公司 一种无线通讯***中多载频小区动态调整辅载频的方法
CN100399859C (zh) * 2004-10-11 2008-07-02 大唐移动通信设备有限公司 移动通信***中切换资源预留的实现方法
US7428268B2 (en) * 2004-12-07 2008-09-23 Adaptix, Inc. Cooperative MIMO in multicell wireless networks
ATE400095T1 (de) 2005-02-08 2008-07-15 Nokia Siemens Networks Gmbh Verfahren zum zuweisen und verfahren zum belegen von codes für datenübertragungen zwischen einer funkstation und wenigstens einer teilnehmerstation über eine luftschnittstelle eines funkkommunikationssystems sowie netzseitige einrichtung und funkstation
US9247467B2 (en) * 2005-10-27 2016-01-26 Qualcomm Incorporated Resource allocation during tune-away
GB2443465A (en) * 2006-11-06 2008-05-07 Fujitsu Ltd Communication systems
CN103857049B (zh) * 2012-12-05 2018-03-06 上海诺基亚贝尔股份有限公司 一种用于调度下行链路的用户设备的方法、装置和***

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4307966C2 (de) * 1993-03-12 2001-04-05 Siemens Ag Mobilfunksystem
US5481533A (en) * 1994-05-12 1996-01-02 Bell Communications Research, Inc. Hybrid intra-cell TDMA/inter-cell CDMA for wireless networks
US5734699A (en) * 1995-05-04 1998-03-31 Interwave Communications International, Ltd. Cellular private branch exchanges
AU3944097A (en) * 1996-08-23 1998-03-06 Nokia Telecommunications Oy Cellular radio system and a method for performing handoff
AU4244197A (en) * 1996-08-30 1998-03-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for decoupling capacity from coverage in a wireless system
EP0858235A1 (en) * 1997-02-06 1998-08-12 Alcatel Personal communications network for flexible traffic demand
US6091717A (en) * 1997-05-05 2000-07-18 Nokia Mobile Phones Limited Method for scheduling packet data transmission
DE19820736C1 (de) * 1998-05-08 1999-09-30 Siemens Ag Verfahren und Basisstationssystem zur Kanalzuteilung in einem Funk-Kommunikationssystem
DE19835643C2 (de) * 1998-08-06 2000-05-31 Siemens Ag Verfahren und Einrichtung zur Kanalzuteilung in einem Kommunikationssystem mit CDMA-Teilnehmerseparierung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049599A1 (ja) * 2002-11-28 2004-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 基地局装置および適応変調方法
JP2004180154A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基地局装置および適応変調方法
US7471641B2 (en) 2003-04-14 2008-12-30 Ntt Docomo, Inc. Transmission controller, wireless base station, and method of controlling transmission rate
WO2005046282A1 (ja) * 2003-11-07 2005-05-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 移動局、通信システム、通信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19909779A1 (de) 2000-09-14
EP1163815B1 (de) 2008-05-07
CN1354962A (zh) 2002-06-19
EP1163815A1 (de) 2001-12-19
WO2000054531A1 (de) 2000-09-14
DE50015147D1 (de) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1169877B1 (en) A communications network and method of allocating resources for soft handover
JP4268634B2 (ja) ワイヤレス通信システムにおいてtddとfddとの間でのリソース割り当てを統合する方法及びシステム
JP3870977B2 (ja) パケット通信システムのパフォーマンスを向上させる方法と装置
US8005046B2 (en) System and method for dynamic frequency allocation for packet switched services
US7986660B2 (en) Channel allocation for communication system
KR100401210B1 (ko) 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 공통채널을할당하기 위한 장치 및 방법
KR100635245B1 (ko) 통신 방법 및 기지국 자원 할당 변경 방법
EP1554820B1 (en) Method and apparatus for wirelessly communicating different information streams
EP1574096B1 (en) Adaptive control method for operating communications environments
EP1795037B1 (en) Resource allocation in a communication system
KR20030084957A (ko) 무선 코드 분할 다중 접속 통신을 위한 시스템 및 방법
JP2003046437A (ja) 移動通信システム、基地局装置、及び、移動通信システムの制御方法
KR20040086573A (ko) Hsdpa 및 hsupa에 대한 흐름 제어 방법
JP2000083277A (ja) 無線通信システムにおけるチャネル割り当て方法および無線通信システム
JP2002539692A (ja) 無線通信システムにおけるリソース割当て方法
JP2004015697A (ja) 移動通信システム及び複数周波数の負荷分散方式
JP4019282B2 (ja) セルラシステムにおける無線回線制御方法
JP2003521182A (ja) 無線通信システムにおけるチャネル割り当てのシグナリング方法
KR100335630B1 (ko) Cdma 이동통신 시스템에서의 기지국 트래픽 채널할당방법
KR100754648B1 (ko) 이종 이동통신 시스템 사이의 핸드 오버 방법 및 그 시스템
GB2359700A (en) Communication system, packet scheduler and operating method therefor
EP1734775A1 (en) Back to back dynamic allocation
US8301154B2 (en) Method for transmitting data in a radio communication network
KR20020051698A (ko) 무선 자원 할당 방법
KR20040050419A (ko) 비동기 무선 통신 시스템 트래픽 제어 장치의 시간 조각할당 방법 및 이를 저장한 컴퓨터 판독 가능 기록매체

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605