JP2002537042A - スノーボード靴固定装置 - Google Patents
スノーボード靴固定装置Info
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- JP2002537042A JP2002537042A JP2000599479A JP2000599479A JP2002537042A JP 2002537042 A JP2002537042 A JP 2002537042A JP 2000599479 A JP2000599479 A JP 2000599479A JP 2000599479 A JP2000599479 A JP 2000599479A JP 2002537042 A JP2002537042 A JP 2002537042A
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/24—Calf or heel supports, e.g. adjustable high back or heel loops
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/10—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は踵当てがロック爪の作用および固定装置内に靴を保持する装置をロック解除するためのカムの作用をも果たすようになった迅速履靴装置に関する。踵当て(2)はその下部において2つの分枝(21)に分かれており、夫々の分枝はピン(3)によって基部(1)の翼壁(12)に連結されている。これらの分枝(21)の下部は、靴又はそれに連結された踵革に設けた相補的な形状のノッチに嵌合する。
Description
【0001】
本発明は、踵当て(スポイラーとも言われる)を備えた迅速履靴式のスノーボ
ード靴固定装置内に靴を保持するための装置に関する。
ード靴固定装置内に靴を保持するための装置に関する。
【0002】
既存の装置は古典的な固定装置に比してロック爪、後者を付勢するばね、およ
び全体をロック解除するカムのような比較的多数の追加的部品を備えており、他
方、それらは固定装置の低いところに位置していて達するのが困難である。
び全体をロック解除するカムのような比較的多数の追加的部品を備えており、他
方、それらは固定装置の低いところに位置していて達するのが困難である。
【0003】
本発明の目的は、踵当てにロック爪および装置ロック解除用カムの機能をも付
与することにより装置を簡素化することにある。
与することにより装置を簡素化することにある。
【0004】
固定装置は、スノーボードに平らに固定した底板とこの底板の側部から立ち上
がった2つの翼壁とを有する“U”字形横断面の基部と、この基部の後部に横断
方向に配置された踵当て(靴の後部を保持する垂直な部品)とを備え、この踵当
てはその下部において2つの分枝に分かれており、夫々の分枝はピンによって基
部の翼壁に連結されており、夫々の分枝は基部の方に下降しながらピンの他の側
で延長している。
がった2つの翼壁とを有する“U”字形横断面の基部と、この基部の後部に横断
方向に配置された踵当て(靴の後部を保持する垂直な部品)とを備え、この踵当
てはその下部において2つの分枝に分かれており、夫々の分枝はピンによって基
部の翼壁に連結されており、夫々の分枝は基部の方に下降しながらピンの他の側
で延長している。
【0005】 踵当ての分枝のうち各ピンよりも下方に位置する下部は、ばねの推力により、
踵の両側において靴の側部に位置する靴の一部(又は、靴に連結された踵革)に
嵌合し、これらの部分は相補的な形状のノッチに係合する爪の形を取り得るもの
で、靴が固定装置から抜け出すのを阻止する。ピンに取付けられ、一端が基部に
当接し、他端が踵当てに接触するねじりばねは、踵当てのうちピンよりも下方に
位置する部分を固定装置の前方へ向かって回動させる。靴又はその踵革のロック
解除は踵当ての上部を固定装置の前方へ向かって回動させることにより行われる
。
踵の両側において靴の側部に位置する靴の一部(又は、靴に連結された踵革)に
嵌合し、これらの部分は相補的な形状のノッチに係合する爪の形を取り得るもの
で、靴が固定装置から抜け出すのを阻止する。ピンに取付けられ、一端が基部に
当接し、他端が踵当てに接触するねじりばねは、踵当てのうちピンよりも下方に
位置する部分を固定装置の前方へ向かって回動させる。靴又はその踵革のロック
解除は踵当ての上部を固定装置の前方へ向かって回動させることにより行われる
。
【0006】 靴又はその踵革と接触する基部のストッパは靴が固定装置の前後に向かって摺
動するのを阻止する。 ショック時に踵当てが不本意に回動するのを回避するため、一端において踵当
てに連結された可動ブレードは踵当ての背後でループを形成し、このブレードの
他端は自由になっていて、踵当てに設けた開口を通って踵当てを通過して靴の背
部に当接する。従って、固定装置の後部にショックを受けた時には、靴に突き当
たるのはこのブレードであって、踵当てではない。
動するのを阻止する。 ショック時に踵当てが不本意に回動するのを回避するため、一端において踵当
てに連結された可動ブレードは踵当ての背後でループを形成し、このブレードの
他端は自由になっていて、踵当てに設けた開口を通って踵当てを通過して靴の背
部に当接する。従って、固定装置の後部にショックを受けた時には、靴に突き当
たるのはこのブレードであって、踵当てではない。
【0007】 安全機構の他の形態は、踵当てを靴又はその踵革を保持する下部と靴が当接す
る上部との2つの部分に分割することからなる。この上部は2つのほぼ垂直な長
穴をその基部に備え、上部を下部に連結する2本のピンがこれらの長穴を通過し
ており、下部に対して上部が回転しかつ垂直方向に並進移動する部分的な自由を
与えている。上部の基部は、また、下部の相補的な形状の要素の下方において、
長穴内でピンが走行する距離にほぼ等しい距離のところに位置する少なくとも1
つの要素を備え、これらの要素は、使用者が踵当ての2つの部分の上部を後者の
みを連動回転させながら持ち上げた時には、互いに当接し嵌合する。
る上部との2つの部分に分割することからなる。この上部は2つのほぼ垂直な長
穴をその基部に備え、上部を下部に連結する2本のピンがこれらの長穴を通過し
ており、下部に対して上部が回転しかつ垂直方向に並進移動する部分的な自由を
与えている。上部の基部は、また、下部の相補的な形状の要素の下方において、
長穴内でピンが走行する距離にほぼ等しい距離のところに位置する少なくとも1
つの要素を備え、これらの要素は、使用者が踵当ての2つの部分の上部を後者の
みを連動回転させながら持ち上げた時には、互いに当接し嵌合する。
【0008】 2つの部分を連結する復帰ばねは釈放時に上部が通常の使用位置に再下降する
のを助ける。従って、固定装置を開放するには2つの運動が必要である。即ち、
踵当ての上部を持ち上げ、かつ、それを前方へ押さなければならない。
のを助ける。従って、固定装置を開放するには2つの運動が必要である。即ち、
踵当ての上部を持ち上げ、かつ、それを前方へ押さなければならない。
【0009】 他の実施態様によれば、踵革を保持するアーチ形の踵当ての下部は把持容易な
要素(ハンドル)をその後部に有し、このハンドルは、それを上方へ引っ張るこ
とにより、下部の回転、従って、踵革の釈放を許容する。
要素(ハンドル)をその後部に有し、このハンドルは、それを上方へ引っ張るこ
とにより、下部の回転、従って、踵革の釈放を許容する。
【0010】 この固定装置のための靴の前部は、その底板の両側において、相補的な形状の
2つのハウジング内で摺動する2つの平坦部を有し、これらのハウジングはそれ
らを基部の翼壁に連結するピンを中心として回動する。
2つのハウジング内で摺動する2つの平坦部を有し、これらのハウジングはそれ
らを基部の翼壁に連結するピンを中心として回動する。
【0011】
図1および2は本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す
。図3、4、および5は2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。 これらの図を参照するに、固定装置は基部(1)と踵当て(2)とを備え、この
基部(1)はスノーボードに平らに固定した底板(11)とこの底板(11)の側部
から立ち上がった2つの翼壁(12)とを備え、この踵当て(2)は基部(1)の後
部に横断方向に配置されていると共にその下部において2つの分枝(21)に分か
れており、夫々の分枝(21)はピン(3)によって翼壁(12)に連結されている
。
。図3、4、および5は2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。 これらの図を参照するに、固定装置は基部(1)と踵当て(2)とを備え、この
基部(1)はスノーボードに平らに固定した底板(11)とこの底板(11)の側部
から立ち上がった2つの翼壁(12)とを備え、この踵当て(2)は基部(1)の後
部に横断方向に配置されていると共にその下部において2つの分枝(21)に分か
れており、夫々の分枝(21)はピン(3)によって翼壁(12)に連結されている
。
【0012】 これらの分枝(21)の下部は、靴(4)に連結された踵革の延長部(41)(踵
の両側において靴(4)の側部に位置する)に切り欠いた切欠き(当該分枝(21
)に相補的な形状を有する)内に嵌合する。ねじりばね(5)がピン(3)に取付
けてあり、このばねの一端は基部(1)の翼壁(12)の頂部に位置する切欠きに
係合し、他端はピン(3)の上方において踵当て(2)に設けた切欠きに係合して
おり、踵当て(2)をピン(3)を中心として回転させる。
の両側において靴(4)の側部に位置する)に切り欠いた切欠き(当該分枝(21
)に相補的な形状を有する)内に嵌合する。ねじりばね(5)がピン(3)に取付
けてあり、このばねの一端は基部(1)の翼壁(12)の頂部に位置する切欠きに
係合し、他端はピン(3)の上方において踵当て(2)に設けた切欠きに係合して
おり、踵当て(2)をピン(3)を中心として回転させる。
【0013】 延長部(41)の前後において翼壁(12)の肉厚増加によって形成した2つのス
トッパ(6)は固定装置内で靴が摺動するのを阻止する。 可撓性ブレード(22)の一端が踵当て(2)の上部に固定してあり、その他端
は踵当て(2)の開口(23)を通過して靴(4)の背部に当接している。
トッパ(6)は固定装置内で靴が摺動するのを阻止する。 可撓性ブレード(22)の一端が踵当て(2)の上部に固定してあり、その他端
は踵当て(2)の開口(23)を通過して靴(4)の背部に当接している。
【0014】 他の実施態様においては、踵当て(2)は上部(24)と下部(25)に分かれて
いる。上部(24)はその基部において2つの長穴(27)を備えたフック(26)の
形の2つの分枝に分かれており、上部(24)と下部(25)と基部(1)の翼壁(1
2)とを連結するピン(3)はこれらの長穴を通っている。下部(25)はフック(
26)の形状に相補的な形状を有しフック(26)の上方に位置する2つの平坦部(
29)を有する。
いる。上部(24)はその基部において2つの長穴(27)を備えたフック(26)の
形の2つの分枝に分かれており、上部(24)と下部(25)と基部(1)の翼壁(1
2)とを連結するピン(3)はこれらの長穴を通っている。下部(25)はフック(
26)の形状に相補的な形状を有しフック(26)の上方に位置する2つの平坦部(
29)を有する。
【0015】 −下部(25)の後部にはハンドル(251)が固定してある。 −靴の前部のところで靴の各側部に設けられ底板と一体成形された2つの平坦
部(42)は、ピン(71)によって翼壁(12)に連結されたアングル(7)の下で
摺動する(図6および図7)。
部(42)は、ピン(71)によって翼壁(12)に連結されたアングル(7)の下で
摺動する(図6および図7)。
【図1】 本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す。
【図2】 本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す。
【図3】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
【図4】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
【図5】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月14日(2001.2.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 スノーボード靴固定装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、スノーボードに靴を固定するための装置、特に、私の特許FRA 2,76 0,373に記載した踵当て(スポイラーとも言われる)と踵革とを備えた迅速履靴
装置 に関する。
装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】 既存の装置は古典的な固定装置に比してロック爪、後者を付勢するばね、およ
び全体をロック解除するカムのような比較的多数の追加的部品を備えており、他
方、それらは固定装置の低いところに位置していて達するのが困難である。
び全体をロック解除するカムのような比較的多数の追加的部品を備えており、他
方、それらは固定装置の低いところに位置していて達するのが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、踵当てにロック爪および装置ロック解除用カムの機能をも付
与することにより装置を簡素化することにある。
与することにより装置を簡素化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 固定装置は、スノーボードに平らに固定した底板とこの底板の側部から立ち上
がった2つの翼壁とを有する“U”字形横断面の基部と、この基部の後部に横断
方向に配置された踵当て(靴の後部を保持する垂直な部品)とを備え、この踵当
てはその下部において2つの分枝に分かれており、夫々の分枝はピンによって基
部の翼壁に連結されており、夫々の分枝は基部の方に下降しながらピンの他の側
で延長している。
がった2つの翼壁とを有する“U”字形横断面の基部と、この基部の後部に横断
方向に配置された踵当て(靴の後部を保持する垂直な部品)とを備え、この踵当
てはその下部において2つの分枝に分かれており、夫々の分枝はピンによって基
部の翼壁に連結されており、夫々の分枝は基部の方に下降しながらピンの他の側
で延長している。
【0005】 踵当ての分枝のうち各ピンよりも下方に位置する下部は、ばねの推力により、
踵の両側において靴の側部に位置する靴の一部(又は、靴に連結された踵革)に
嵌合し、これらの部分は相補的な形状のノッチに係合する爪の形を取り得るもの
で、靴が固定装置から抜け出すのを阻止する。ピンに取付けられ、一端が基部に
当接し、他端が踵当てに接触するねじりばねは、踵当てのうちピンよりも下方に
位置する部分を固定装置の前方へ向かって回動させる。靴又はその踵革のロック
解除は踵当ての上部を固定装置の前方へ向かって回動させることにより行われる
。
踵の両側において靴の側部に位置する靴の一部(又は、靴に連結された踵革)に
嵌合し、これらの部分は相補的な形状のノッチに係合する爪の形を取り得るもの
で、靴が固定装置から抜け出すのを阻止する。ピンに取付けられ、一端が基部に
当接し、他端が踵当てに接触するねじりばねは、踵当てのうちピンよりも下方に
位置する部分を固定装置の前方へ向かって回動させる。靴又はその踵革のロック
解除は踵当ての上部を固定装置の前方へ向かって回動させることにより行われる
。
【0006】 靴又はその踵革と接触する基部のストッパは靴が固定装置の前後に向かって摺
動するのを阻止する。 ショック時に踵当てが不本意に回動するのを回避するため、一端において踵当
てに連結された可動ブレードは踵当ての背後でループを形成し、このブレードの
他端は自由になっていて、踵当てに設けた開口を通って踵当てを通過して靴の背
部に当接する。従って、固定装置の後部にショックを受けた時には、靴に突き当
たるのはこのブレードであって、踵当てではない。
動するのを阻止する。 ショック時に踵当てが不本意に回動するのを回避するため、一端において踵当
てに連結された可動ブレードは踵当ての背後でループを形成し、このブレードの
他端は自由になっていて、踵当てに設けた開口を通って踵当てを通過して靴の背
部に当接する。従って、固定装置の後部にショックを受けた時には、靴に突き当
たるのはこのブレードであって、踵当てではない。
【0007】 安全機構の他の形態は、踵当てを靴又はその踵革を保持する下部と靴が当接す
る上部との2つの部分に分割することからなる。この上部は2つのほぼ垂直な長
穴をその基部に備え、上部を下部に連結する2本のピンがこれらの長穴を通過し
ており、下部に対して上部が回転しかつ垂直方向に並進移動する部分的な自由を
与えている。上部の基部は、また、下部の相補的な形状の要素の下方において、
長穴内でピンが走行する距離にほぼ等しい距離のところに位置する少なくとも1
つの要素を備え、これらの要素は、使用者が踵当ての2つの部分の上部を後者の
みを連動回転させながら持ち上げた時には、互いに当接し嵌合する。
る上部との2つの部分に分割することからなる。この上部は2つのほぼ垂直な長
穴をその基部に備え、上部を下部に連結する2本のピンがこれらの長穴を通過し
ており、下部に対して上部が回転しかつ垂直方向に並進移動する部分的な自由を
与えている。上部の基部は、また、下部の相補的な形状の要素の下方において、
長穴内でピンが走行する距離にほぼ等しい距離のところに位置する少なくとも1
つの要素を備え、これらの要素は、使用者が踵当ての2つの部分の上部を後者の
みを連動回転させながら持ち上げた時には、互いに当接し嵌合する。
【0008】 2つの部分を連結する復帰ばねは釈放時に上部が通常の使用位置に再下降する
のを助ける。従って、固定装置を開放するには2つの運動が必要である。即ち、
踵当ての上部を持ち上げ、かつ、それを前方へ押さなければならない。
のを助ける。従って、固定装置を開放するには2つの運動が必要である。即ち、
踵当ての上部を持ち上げ、かつ、それを前方へ押さなければならない。
【0009】 他の実施態様によれば、踵革を保持するアーチ形の踵当ての下部は把持容易な
要素(ハンドル)をその後部に有し、このハンドルは、それを上方へ引っ張るこ
とにより、下部の回転、従って、踵革の釈放を許容する。
要素(ハンドル)をその後部に有し、このハンドルは、それを上方へ引っ張るこ
とにより、下部の回転、従って、踵革の釈放を許容する。
【0010】 この固定装置のための靴の前部は、その底板の両側において、相補的な形状の
2つのハウジング内で摺動する2つの平坦部を有し、これらのハウジングはそれ
らを基部の翼壁に連結するピンを中心として回動する。
2つのハウジング内で摺動する2つの平坦部を有し、これらのハウジングはそれ
らを基部の翼壁に連結するピンを中心として回動する。
【0011】
【発明の実施の形態】 図1および2は本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す
。図3、4、および5は2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。 これらの図を参照するに、固定装置は基部(1)と踵当て(2)とを備え、この
基部(1)はスノーボードに平らに固定した底板(11)とこの底板(11)の側部
から立ち上がった2つの翼壁(12)とを備え、この踵当て(2)は基部(1)の後
部に横断方向に配置されていると共にその下部において2つの分枝(21)に分か
れており、夫々の分枝(21)はピン(3)によって翼壁(12)に連結されている
。
。図3、4、および5は2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。 これらの図を参照するに、固定装置は基部(1)と踵当て(2)とを備え、この
基部(1)はスノーボードに平らに固定した底板(11)とこの底板(11)の側部
から立ち上がった2つの翼壁(12)とを備え、この踵当て(2)は基部(1)の後
部に横断方向に配置されていると共にその下部において2つの分枝(21)に分か
れており、夫々の分枝(21)はピン(3)によって翼壁(12)に連結されている
。
【0012】 これらの分枝(21)の下部は、靴(4)に連結された踵革の延長部(41)(踵
の両側において靴(4)の側部に位置する)に切り欠いた切欠き(当該分枝(21
)に相補的な形状を有する)内に嵌合する。ねじりばね(5)がピン(3)に取付
けてあり、このばねの一端は基部(1)の翼壁(12)の頂部に位置する切欠きに
係合し、他端はピン(3)の上方において踵当て(2)に設けた切欠きに係合して
おり、踵当て(2)をピン(3)を中心として回転させる。
の両側において靴(4)の側部に位置する)に切り欠いた切欠き(当該分枝(21
)に相補的な形状を有する)内に嵌合する。ねじりばね(5)がピン(3)に取付
けてあり、このばねの一端は基部(1)の翼壁(12)の頂部に位置する切欠きに
係合し、他端はピン(3)の上方において踵当て(2)に設けた切欠きに係合して
おり、踵当て(2)をピン(3)を中心として回転させる。
【0013】 延長部(41)の前後において翼壁(12)の肉厚増加によって形成した2つのス
トッパ(6)は固定装置内で靴が摺動するのを阻止する。 可撓性ブレード(22)の一端が踵当て(2)の上部に固定してあり、その他端
は踵当て(2)の開口(23)を通過して靴(4)の背部に当接している。
トッパ(6)は固定装置内で靴が摺動するのを阻止する。 可撓性ブレード(22)の一端が踵当て(2)の上部に固定してあり、その他端
は踵当て(2)の開口(23)を通過して靴(4)の背部に当接している。
【0014】 他の実施態様においては、踵当て(2)は上部(24)と下部(25)に分かれて
いる。上部(24)はその基部において2つの長穴(27)を備えたフック(26)の
形の2つの分枝に分かれており、上部(24)と下部(25)と基部(1)の翼壁(1
2)とを連結するピン(3)はこれらの長穴を通っている。下部(25)はフック(
26)の形状に相補的な形状を有しフック(26)の上方に位置する2つの平坦部(
29)を有する。
いる。上部(24)はその基部において2つの長穴(27)を備えたフック(26)の
形の2つの分枝に分かれており、上部(24)と下部(25)と基部(1)の翼壁(1
2)とを連結するピン(3)はこれらの長穴を通っている。下部(25)はフック(
26)の形状に相補的な形状を有しフック(26)の上方に位置する2つの平坦部(
29)を有する。
【0015】 −下部(25)の後部にはハンドル(251)が固定してある。 −靴の前部のところで靴の各側部に設けられ底板と一体成形された2つの平坦
部(42)は、ピン(71)によって翼壁(12)に連結されたアングル(7)の下で
摺動する(図6および図7)。
部(42)は、ピン(71)によって翼壁(12)に連結されたアングル(7)の下で
摺動する(図6および図7)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す。
【図2】 本発明の固定装置およびその靴保持装置の長手方向断面を示す。
【図3】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
【図4】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
【図5】 2つの部分からなる踵釈放機構の断面を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 スノーボード靴固定装置内に靴を保持するための装置であっ
て、前記固定装置は、スノーボードに平らに固定した底板(11)と前記底板(11
)の側部から立ち上がった2つの翼壁(12)とを有する基部(1)と、基部(1)
の後部に横断方向に配置された踵当て(2)とを備え、前記踵当て(2)はその下
部において2つの分枝(21)に分かれており、夫々の分枝はピン(3)によって
基部(1)の翼壁(12)に連結されており、 その特徴は、踵当て(2)の分枝(21)のうち各ピン(3)よりも下方に位置する
下部は、ばね(5)の推力により、靴(4)の一部、靴に連結された踵革(41)、
踵の両側において靴の側部に位置する部分、に嵌合することからなる装置。 - 【請求項2】 請求項1に基づく装置であって、ピン(3)に取付けられ、
一端が基部(1)に当接し、他端が踵当て(2)に接触するねじりばね(5)が、
踵当て(2)のうちピン(3)よりも下方に位置する部分を固定装置の前方へ向か
って回動させることを特徴とする装置。 - 【請求項3】 請求項1および2に基づく装置であって、一端において踵当
て(2)に連結された可動ブレード(22)は踵当て(2)の背後でループを形成し
、このブレード(22)の自由な他端は踵当て(2)に設けた開口を通って踵当て
(2)を通過して靴(4)の背部に当接していることを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項1および2に基づく装置であって、前記踵当て(2)
は2つのほぼ垂直な長穴(27)をその基部に備えた上部(24)に分かれており、
上部(24)を下部(25)に連結する2本のピン(3)はこれらの長穴を通過して
おり、上部(24)の基部は、また、下部(25)の相補的な形状の要素(29)の下
方において、長穴(27)内でピン(3)が走行する距離にほぼ等しい距離のとこ
ろに位置する少なくとも1つの要素(26)を備え、前記要素は踵当て(2)の上
部(24)を持ち上げた時に互いに当接し嵌合することを特徴とする装置。 - 【請求項5】 復帰ばねが踵当て(2)の前記2つの部分(24)および(25
)を連結していることを特徴とする請求項4に基づく装置。 - 【請求項6】 請求項1および2に基づく装置であって、踵革(41)を保持
する踵当て(2)の下部(25)は、その後部に把持可能なハンドル要素(251)を
有することを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項1および2に基づく装置であって、この固定装置のた
めの靴(4)の前部は、その底板の両側において、基部(1)の翼壁(12)の前部
に位置する相補的な形状の2つのハウジング(7)内で摺動する2つの平坦部(4
2)を有することを特徴とする装置。 - 【請求項8】 請求項1および7に基づく装置であって、前記ハウジング(
7)はそれらを基部(1)の翼壁(12)に連結するピン(71)を中心として回動す
ることを特徴とする装置。
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