JP2002536868A - Cdma通信システムにおいて送信電力を制御する方法および装置 - Google Patents
Cdma通信システムにおいて送信電力を制御する方法および装置Info
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Abstract
Description
規で改良された方法と装置に関係する。
ユーザーが存在する場合に通信を容易にするいくつかある技術の1つである。時
分割多元接続(TDMA)や周波数分割多元接続(FDMA)のような他の多元
接続通信システム技術が技術的に知られている。しかしながら、CDMAのスペ
クトラム拡散変調技術は、多元接続通信システムのこれらの変調技術に優る極め
て有利な点を有している。多元接続通信システムにおいてCDMA技術を使用す
ることは、“衛星または地上中継器を用いるスペクトラム拡散多元接続通信シス
テム”と題する米国特許第4,901,307号に開示されており、この米国特
許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている
。CDMA技術を多元接続通信システムで使用することは、“CDMAセルラ電
話システムで信号波形を発生させるシステムおよび方法”と題する米国特許第5
,103,459号にさらに開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に
譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。
幅に拡散させることによって周波数ダイバーシティの一形態を提供する。したが
って、周波数選択性フェーディングはCDMA信号帯域幅のほんの少しの部分に
しか影響を及ぼさない。2またはそれより多いセルサイトを通した移動ユーザか
らの同時性リンクにより複数の信号パスを提供することによって、空間あるいは
パスダイバーシティが得られる。さらに、異なる伝播遅延で到着する信号が別々
に受信されそして処理されることを許容し、スペトクラム拡散処理を通してマル
チパス環境を活用することによって、パスダイバーシティが得られる。パスダイ
バーシティの例は、“CDMAセルラ電話システムにおける通信においてソフト
ハンドオフを提供する方法と装置”と題する米国特許第5,101,501号と
“CDMAセルラ電話システムにおけるダイバーシティ受信機”と題する米国特
許第5,109,390号に例示されており、これらの米国特許は共に本発明の
譲受人に譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
するデジタル通信システムにおいて音声を送信する方法は、可変レートの音声エ
ンコーディングを使用することによる。特に有用な可変レート音声エンコーダの
方法および装置が“可変レートボコーダ”と題する米国特許第5,414,79
6号において詳細に説明されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され
、ここに参照により組み込まれている。
トで音声データを提供しているときに最大の音声データ容量のデータフレームを
提供する。可変レート音声コーダが、その最大レートより低いレートで音声デー
タを提供しているとき、送信フレームに余分の容量がある。データフレームのデ
ータ源がデータを可変レートで供給しており、固定され予め定められたサイズの
送信フレームで付加的なデータを送信する方法は、“送信のためにデータをフォ
ーマットする方法および装置”と題する米国特許第5,504,773号で詳細
に説明されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここ
に参照により組み込まれている。先に言及した特許出願では、送信のためのデー
タフレームにおいて、異なるデータ源からの異なったタイプのデータを結合する
方法と装置が開示されている。
でいるフレームの部分だけが送信されるように送信増幅器を送信ゲートすること
により、電力消費が低減されるかもしれない。さらに、もし予め定められた擬似
ランダムプロセスにしたがってデータがフレームに配置されるならば、通信シス
テムにおけるメッセージ衝突を低減させることができるかもしれない。送信をゲ
ートしそしてフレームにデータを配置する方法と装置が“データバーストランダ
マイザー”と題する米国特許第5,659,569号に開示されており、この米
国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれて
いる。
号の電力を基地局でモニタすることである。モニタされた電力レベルに応答して
基地局は移動局に規則的な間隔で電力制御ビットを送信する。このようにして送
信電力を制御する方法と装置が、“CDMAセルラ移動電話システムにおいて送
信電力を制御する方法および装置”と題する米国特許第5,056,109号に
開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに
参照され組み込まれている。
は、QPSK信号のIとQ成分のクロス乗積をとることによって、非常に有用な
情報を得ることができる。この2つの成分の相対位相を知ることにより、基地局
に関する移動局の大体の速度を決定することができる。QPSK変調通信システ
ムにおけるIとQ成分のクロス乗積を決定する回路の記述が、“パイロット搬送
波内積回路”と題する米国特許第5,506,865号に開示されており、この
米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれ
ている。
求が増加している。遠隔局から中央基地局に高レートデジタルデータを送る1つ
の方法は、遠隔局がCDMAのスペトクラム拡散技術を用いてデータを送れるよ
うにすることである。提案される1つの方法は、遠隔局が、直交チャネルのスモ
ールセットを用いてその情報を送信できるようにすることであり、“高データレ
ートCDMA無線通信システム”と題する同時係属中の米国特許出願第08/8
86,604号に詳しく説明されており、この米国特許出願は本発明の譲受人に
譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
された方法と装置である。本発明においては、フォワードリンクトラフィック信
号にパンクチャされた電力制御コマンドが使用されて、フォワードリンクトラフ
ィック信号のエネルギの十分性が決定される。本発明においては閉ループ電力制
御の新規な方法が提案されており、この方法はトラフィック信号エネルギ測定値
はもちろん、電力制御シンボルのエネルギ、電力制御コマンド推定値を使用して
、閉ループ電力制御システムのより高い精度を達成させる。
ルだけを使用する欠点は、多数の電力制御シンボルがなく、したがってそれらは
電力制御シンボルに加えられる雑音の影響を受けやすいということである。電力
制御コマンドに対する応答の結果、異なるエネルギでそれらが各々送信されたか
もしれないことから、電力制御シンボルのエネルギを単純に平均することができ
ないという理由で、これらの状況がさらに複雑になっている。電力制御コマンド
が送信装置により誤って受信されるかもしれないことから、この状況はさらに複
雑になる。
せることにより受信CDMA信号の信号品質を推定する効果的な方法を提供する
。 本発明の特徴、目的、そして利点は、同様な参照符号が全体を通して対応して
同一のものを指し示している図面を参照すると、以下に述べられている詳細な説
明からより明確になるであろう。
ク電力制御の点から説明する。本発明がリバースリンク電力制御に同じように応
用できることは当業者に理解できるであろう。さらに、本発明は同様に、閉ルー
プ電力制御を採用している任意の可変レート通信システムに等しく応用できる。
データのフレームがCRCおよびテールビット発生器2に提供されている。CR
Cおよびテールビット発生器2は、1組の巡回冗長検査(CRC)ビットと1組
のテールビットを発生させ、これらのビットをデータの入力フレームに付加する
。CRCとテールビットを付加したデータフレームがエンコーダ4に提供される
。エンコーダ4は、CRCとテールビットを含むデータフレームにフォワードエ
ラー訂正コーディングを行う。エンコーダ4は、例えば、畳み込みエンコーダあ
るいはターボエンコーダあるいは他のフォワードエラー訂正コーダとすることが
でき、その設計と構成は技術的によく知られている。
リーバ6は予め定められたインターリーバフォーマットにしたがってエンコード
シンボルを再順序付けする。さらに、インターリーバ6は、結果として生じた出
力が固定数のオリジナルエンコードシンボルバージョンとエンコードシンボルの
反復されたバージョンとからなるように、エンコードシンボルに冗長性を提供す
る。再順序付けされたシンボルは拡散エレメント8に提供され、この拡散エレメ
ント8はロングコード擬似ランダムシーケンスにしたがってデータをスクランブ
ルする。スクランブルされたシンボルは、それからデマルチプレクサ10に提供
される。デマルチプレクサ10は、(1、1)、(1、−1)、(−1、1)、
(−1、−1)からなる4点配列にシンボルをマッピングする。
提供する。データ利得エレメント20aと20bは、2つの出力信号上のシンボ
ルのエネルギを調整し、パンクチャリングエレメント24aと24bそれぞれに
利得調整された信号を提供する。例示的な実施形態では、フレームベースでトラ
フィックデータの送信レートが変化する。トラフィックデータのデータレートに
比例して、送信エネルギが変化する。例えば、もしトラフィックデータフレーム
が予め定められた最大レートで送信されるならば、トラフィックデータフレーム
を含む信号は予め定められた最大送信エネルギで送信されるであろう。もし予め
定められた最大レートの半分に等しいレートでトラフィックデータフレームが送
信されるならば、トラフィックデータフレームを含む信号は予め定められた最大
送信エネルギの半分で送信されるであろう。以下同様である。インターリーバ6
により導入された冗長性のために、エネルギの大きさが調整された信号の結果と
して得られたシンボルエネルギは一定のままである。
トを利得調整されたデータ信号に挿入する。送出電力制御ビットが、電力制御利
得エレメント22に供給される。例示的な実施形態では、トラフィックデータの
レートにかかわらず、トラフィックチャネルの予め定められた最大送信エネルギ
で、電力制御ビットが常に送信される。電力制御ビットはレートにしたがって大
きさが調整されないことから、これらのシンボルは、トラフィックデータのレー
トを知らなくても、受信トラフィック信号の十分性を評価する手段を提供する。
利得調整された電力制御ビットがパンクチャリングエレメント24aと24bに
供給され、送出トラフィックチャネルにパンクチャされる。
レメント26aと26bの第1の入力に供給される。トラフィックチャネル直交
カバーリングシーケンスがトラフィックウォルシュ発生器28によって発生され
る。ウォルシュシーケンスは直交カバーリングエレメント26aと26bに提供
され、送出トラフィック信号に直交カバーリングを行う。直交的にカバーされた
トラフィック信号は加算器18に提供される。簡単にするために単一の直交トラ
フィックチャネルの発生を図示する。商業的な実施の形態においては、さらに多
くの同様に実現されたトラフィックチャネルがまた存在し、そしてそれらの直交
的にカバーされたデータが加算器18に供給されることを当業者が理解できるで
あろう。
に送信され、送信されたトラフィック信号のコヒーレント復調を可能にする。パ
イロットシンボルがデマルチプレクサ12に提供され、このデマルチプレクサ1
2は点(1、1)、(−1、1)、(1、−1)、(−1、−1)からなる4点
配列にパイロットシンボルをマッピングする。例示的な実施形態では、パイロッ
トシンボルはすべて0からなる。デマルチプレクサ12からの結果として生じた
出力ストリームが直交カバーリングエレメント14aと14bの第1の入力に提
供される。
ために使用される拡散関数に直交する拡散関数を発生させる。例示的な実施形態
では、パイロットウォルシュ発生器16は、ウォルシュ(0)シーケンスを発生
させ、そしてカバーリングエレメント14aと14bの第2の入力にシーケンス
を提供する。カバーリングエレメント14aと14bは、パイロットウォルシュ
拡散関数にしたがって、デマルチプレクスされたパイロットシンボルをカバーし
、そしてその結果を加算器18に提供する。
、そして結果としての加算信号を複素PN拡散エレメント30に提供する。複素
PN拡散エレメント30は、入力シーケンスに拡散演算を実行し、これは送信の
同位相と直角位相チャネルの負荷のバランスをとる。複素PN拡散エレメント3
0は以下の等式にしたがって入力信号I’とQ’を拡散する。
技術的によく知られている。複素PN拡散データシーケンスが送信機36に提供
される。送信機36は、QPSK変調フォーマットにしたがって信号をアップコ
ンバートし、フィルタし、増幅し、そしてアンテナ38を通して送信する信号を
提供する。
、受信サブシステム34に提供される。受信サブシステム34は、リバースリン
ク信号を復調してデコードし、そして復調されデコードされた信号を出力する。
さらに、受信サブシステム34は、予め定められたパラメータセットを制御プロ
セッサ32に提供する。制御プロセッサ32は、基地局1と通信している各移動
局からのリバースリンク信号の受信信号エネルギの妥当性を決定する。制御プロ
セッサは1組の電力制御コマンドを発生させ、パンクチャリングエレメント24
aと24bにコマンドを提供し、そしてその動作は上述したように進行する。
力制御コマンドを受信する。電力制御コマンドは、そのコマンドを送っている特
定の移動局に対して、基地局がそのトラフィック送信エネルギを増加すべきかど
うかを示す。コマンドが受信されて送信機36に提供され、それに応答して送信
機36はその送信エネルギを増加させるか減少させる。閉ループ電力制御システ
ムの詳しい説明は、先に言及した米国特許第5,056,109号に提供されて
いる。
き、可変レートリンクの電力制御は、大変簡単にすることができる。しかしなが
ら、伝搬パスを通過した結果として信号にのったノイズの有害な影響は避けるこ
とができず、電力制御コマンドの誤った受信と応答となる。本発明は、これらの
付加的な複雑さを扱うよう設計されている。しかしながら、本発明の説明に移る
まえに、これらの複雑さがない状態での電力制御システムの作用を理解すること
が有益である。
る。第1のフレーム510において、電力制御コマンド500のエネルギは、予
め定められた最大レートに対する送信エネルギに等しい予め定められたエネルギ
にセットされる。電力制御コマンドのエネルギは最大レート信号のエネルギで送
信される必要がないが、むしろ、予め定められそして最大レート信号のエネルギ
に対する既知の関係を持つことだけが必要であるということが当業者によって理
解されるであろう。
ィックデータのレートに基づいて変化する。信号に付加的なシンボル冗長性を提
供することにより、送信機が送信トラフィックデータのエネルギを減少させるこ
とができる。例えば、もし信号中の各シンボルが2回送信されるならば、シンボ
ルのバージョンの各々を送信するエネルギはほぼ半分にすることができる。この
ようにして、シンボルを送信するのに使用される総エネルギがほぼ一定に保たれ
る。信号に対する冗長性の導入に応じて信号への送信電力を比例して減少させる
この方法は、技術的によく知られており、先に言及した米国特許第5,103,
459号に詳細に記述されている。
トのエネルギへに対して既知の関係を持つ一定のエネルギにとどまる。本発明の
受信機は送信信号のレートを事前には知らないので、受信した電力制御ビットの
エネルギを使用して、受信信号のエネルギの妥当性を決定する。この固定された
点が重要である。その理由は、冗長性を有する受信信号が、信号の信頼性ある受
信をもたらすのに十分なエネルギを持つかも知れない一方、同じエネルギで受信
されたシンボル冗長性を持たない信号は信頼性ある受信をもたらすのに不十分な
エネルギしか持たないかも知れないからである。 受信機は信号のレートを知らないし、あるいは、受信信号のシンボル冗長性の
量を知らないから、信頼性ある受信のために受信電力が十分であるかどうかを判
断することができない。したがって、シンボル冗長性の既知のレベルに対して、
固定された送信電力関係を持って送信される電力制御コマンドは、受信機がトラ
フィクデータのレートを知ることなく受信電力の妥当性を評価することができる
手段を提供する。
持たない信号を受信した受信機は、受信信号のエネルギの十分性を決定すること
ができる。図7(A)において、電力制御ビット500は可変レートトラフィク
データ502にパンクチャされる。伝搬パスからの付加的なノイズの影響を持た
ないシステムにおいては、受信機は、単一の受信電力制御コマンド500のエネ
ルギを計算し、このエネルギをエネルギ値のしきい値と比較する。電力制御コマ
ンド500の計算されたエネルギがしきい値を超えるとき、移動通信装置は、受
信信号のエネルギが信頼性ある受信のために要求されるエネルギを超えることを
決定し、送信する通信装置に対して、送信機がその送信電力を減少させるように
要求するコマンドを送り返す。反対に、電力制御コマンド500の計算されたエ
ネルギがしきい値より低いとき、移動通信装置は、受信信号のエネルギが要求さ
れるものより少ないことを決定し、送信する通信装置に対して、送信機がその送
信電力を増加させるように要求するコマンドを送り返す。簡単なアップ/ダウン
電力制御コマンドの状況において説明したが、この教示は送信電力の変化の方向
と量を示すマルチビット電力制御コマンドへ容易に拡張することができる。
ズが導入されたとき、単一の電力制御ビットを使用して受信信号の十分性を決定
することではもはや信頼性がない。電力制御ビットは持続時間が非常に短く、伝
搬パスの小さな変化でも受信エネルギ推定値の重大な低下をもたらすことがある
。
0へのノイズの影響を減少させるように複数の電力制御ビット600にわたって
平均化された受信エネルギを決定することが望ましい。最も簡単な形態では、ム
ービング平均フィルタを使用して、電力制御ビット600を単に平均して受信エ
ネルギの改良した推定値を提供してもよい。望ましい実施形態では、より最近に
受信された電力制御シンボルが強調される。この結合処理は、その構成と設計が
技術的によく知られているFIRフィルタまたはIIRフィルタを使用して実行
することができる。
既知の方法で送信信号の送信電力が変化するという付加的な複雑さを図示する。
例示を簡単にするために、図7(B)に図示してあるノイズの影響は取り除いて
ある。ノイズの影響はどのようなシステムにも存在し、そして、ノイズが存在し
ている場合この説明が当てはまり、先に説明したようにノイズの影響は受信信号
の妥当性を決定する前に複数の電力制御コマンドを平均化するためのモチベーシ
ョンである。
信信号の妥当性の決定には適切ではない。これは、伝搬パスの変化に加えて、移
動局によって送信される電力制御コマンドに応答して、送信エネルギが変化する
からである。
プ1(PCグループ1)を構成する。すなわち、それらは基地局で受信された同
じセットの電力制御コマンドに基づいて送信されたものである。同様に、電力制
御コマンド704とトラフィックシンボル706は電力制御グループ2(PCグ
ループ2)を構成し、電力制御コマンド708とトラフィックシンボル710は
電力制御グループ3(PCグループ3)を構成し、そして電力制御コマンド71
2とトラフィックシンボル714は電力制御グループ4(PCグループ4)を構
成する。
化をもたらした電力制御コマンドがわかる。この簡単化されたシステムでは、そ
の仮定は、移動局により送信されたすべての電力制御コマンドが基地局において
正しく受信され、そして既知の方法で応答されるということである。したがって
、移動局は、閉ループ電力制御システムから生じる受信電力制御コマンドにおけ
る影響を取り除くことができ、よって、伝搬パスにおける変化だけを反映する意
味のある方法で電力制御コマンドを共に平均化することができる。
マンドを受信すると2△だけその送信電力を増加させ、そして移動局からダウン
コマンドを受信すると△だけその送信電力を減少させる。したがって、移動局が
受信信号の妥当性を決定しているとき、受信コマンドから閉ループ電力制御の影
響を最初に取り除く。
を電力制御グループ3と電力制御グループ4との間に減少させたことを知ってい
る。したがって、電力制御コマンド708で電力制御コマンド712を平均化す
る前に、移動局は電力制御コマンド708の受信エネルギを△だけ減少させて、
電力制御ビット708の正規化されたバージョンを提供する。
2のエネルギと電力制御ビット708の正規化エネルギとで平均化する前に、電
力制御グループ2と電力制御グループ3との間に基地局の送信電力を増加させた
こと、電力制御ビット704のエネルギが正規化されなければならないことを知
っている。最初に、電力制御ビット704の測定エネルギは電力制御グループ3
と電力制御グループ4との間の変化を処理するために△だけ減少され、そして電
力制御グループ2と電力制御グループ3との間の送信電力の変化を処理するため
に2△だけ増加される。このことは、電力制御ビットエネルギ平均の算入の前に
電力制御ビット704の測定エネルギに対する△のネット加算に帰着する。
して電力制御グループ1のエネルギより少ない。したがって、電力制御グループ
ビット700は△を加算することにより修正され、それから2△を減算しそして
それから△を加算し、よってこれは電力制御ビット700が変化しないままにす
る。電力制御ビット700、704、708の正規化されたバージョンは、それ
から電力制御ビット712と結合されあるいは平均化され、そして受信信号エネ
ルギの妥当性の評価は図7(B)に関して説明したように実行することができる
。
雑である。それは、短い持続時間の電力制御コマンドに付加的なノイズがあるか
らであり、そして移動局により送られた電力制御コマンドが基地局により正確に
受信されなかったかもしれないし、あるいは基地局がこれらのコマンドに応答す
る際に異なるステップサイズを使用しているかあるいは基地局が電力飽和してい
るという理由で、基地局が予期されたように電力制御コマンドに応答しないかも
しれないからである。
明においては、フォワードリンクトラフィック信号にパンクチャされる電力制御
コマンドが使用されて、フォワードリンクトラフィック信号の十分性が決定され
る。本発明においては、電力制御コマンドのエネルギがトラフィックチャネルの
データレートで変化しないことから、電力制御コマンドが使用される。
ドだけを使用する欠点は、電力制御コマンドの数が不十分であり、したがって、
それらが特にトラフィックチャネルへのノイズの影響を受けやすいということで
ある。移動局からの電力制御コマンドに対する応答のために電力制御コマンドが
異なるエネルギで送信されたかもしれないことから、電力制御コマンドは単に平
均化することができないので、この状況はさらに複雑である。移動局から送信さ
れた電力制御コマンドが基地局1で正確に受信されなかったかもしれないことか
ら、この状況はさらに複雑である。移動局から受信された電力制御コマンドを基
地局が部分的にあるいは完全に無視することを選択するかもしれないことから、
この状況はさらに複雑である。上に概略を説明したすべての問題は、本発明の方
法により解決することができる。
移動局には、移動局が電力制御コマンドを送信した時と電力制御ビットに応答し
て利得調整されたフォワードリンク信号を移動局が受信した時との間の時間イン
ターバルがわかっている。ブロック50において、移動局は誤って受信したかも
しれない電力制御コマンドを識別する。図3(A)ないし(C)に戻って、図3
(A)は移動局によって送信された電力制御コマンドの順序を反映している。図
3(B)は、図3(A)に図示された電力制御コマンドに応答して調整された受
信フォワードリンクトラフィック信号を図示する。図3(C)は、移動局によっ
て送信された電力制御コマンドに対する基地局1による疑わしい応答の識別を図
示している。
示されている。移動局は、最初に“ダウン”コマンド800を送信し、それに続
けて“アップ”コマンド802、“アップ”コマンド804、“ダウン”コマン
ド806、“アップ”コマンド808、“ダウン”コマンド810、“ダウン”
コマンド812、“アップ”コマンド814と“アップ”コマンド816を送信
した。
応答が図示されている。第1の電力制御グループは、リバースリンク電力制御コ
マンド818とフォワードリンクトラフィックデータあるいはパイロットシンボ
ル820を含む。電力制御グループは、そのインターバル内で送信エネルギの変
化がないフォワードリンク信号のインターバルとここでは定義される。すなわち
、フォワードリンク送信機は、リバースリンク電力制御コマンド818とフォワ
ードリンクトラフィックデータあるいはパイロットシンボル820とのインター
バルに対して間にある任意の電力制御コマンドに基づいて、その送信エネルギを
変化させていない。言い換えると、各電力制御グループの送信エネルギは、受信
された閉ループ電力制御コマンドの同じセットに基づいている。
ド818とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル820からなり、第
2の電力制御グループ902は、電力制御コマンド822とトラフィックデータ
あるいはパイロットシンボル824からなり、第3の電力制御グループ903は
、電力制御コマンド826とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル8
28からなり、第4の電力制御グループ904は、電力制御コマンド830とト
ラフィックデータあるいはパイロットシンボル832からなり、第5の電力制御
グループ905は、電力制御コマンド834とトラフィックデータあるいはパイ
ロットシンボル836からなり、第6の電力制御グループ906は、電力制御コ
マンド838とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル840からなり
、第7の電力制御グループ907は、電力制御コマンド842とトラフィックデ
ータあるいはパイロットシンボル844からなり、第8の電力制御グループ90
8は、電力制御コマンド846とトラフィックデータあるいはパイロットシンボ
ル848からなり、第9の電力制御グループ909は、電力制御コマンド850
とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル852からなり、第10の電
力制御グループ910は、電力制御コマンド854とトラフィックデータあるい
はパイロットシンボル856からなる。
ラフィックデータが続く。このことはフォワードとリバースリンクにおける電力
制御コマンドのフィードバックレートが同一であることを要求する。本発明は、
フォワードとリバースリンク電力制御コマンドのフィードバックレートが同じで
ある適用に限定されない。さらに、訂正された電力制御コマンドがトラフィック
あるいはパイロットシンボルデータにマルチプレクスされることは要求されない
。これらの特性は、提案されたCDMA2000RTT候補提案に適用された本
発明を説明するために、単に入れられているに過ぎない。
ォワードリンク信号をモニタして、そのコマンドへの予測応答を識別する。特に
、移動局は“ダウン”電力制御コマンド800に応答して、電力制御グループ9
01と電力制御グループ902との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“
アップ”コマンド802に応答して、電力制御グループ902と電力制御グルー
プ903との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“アップ”コマンド80
4に応答して、電力制御グループ903と電力制御グループ904との間でのエ
ネルギ増加を予測する。移動局は“ダウン”コマンド806に応答して、電力制
御グループ904と電力制御グループ905との間でのエネルギ減少を予測する
。移動局は“アップ”コマンド808に応答して、電力制御グループ905と電
力制御グループ906との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“ダウン”
コマンド810に応答して、電力制御グループ906と電力制御グループ907
との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“ダウン”コマンド812に応答
して、電力制御グループ907と電力制御グループ908との間でのエネルギ減
少を予測する。移動局は“アップ”コマンド814に応答して、電力制御グルー
プ908と電力制御グループ909との間でのエネルギ増加を予測する。移動局
は“アップ”コマンド816に応答して、電力制御グループ909と電力制御グ
ループ910との間でのエネルギ増加を予測する。
わしいものは“X”でマークされるが、電力制御コマンドと矛盾しないものは“
O”でマークされる。電力制御グループ901と902との間での受信エネルギ
変化は、“ダウン”コマンド800と矛盾しない。それでこの変化はメトリック
858において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ902と9
03との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド802と矛盾する。そ
れでこの変化はメトリック860において疑わしいとしてマークされる。電力制
御グループ903と904との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド
804と矛盾しない。それでこの変化はメトリック862において疑わしくない
としてマークされる。電力制御グループ904と905との間での受信エネルギ
変化は、“ダウン”コマンド806と矛盾しない。それでこの変化はメトリック
864において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ905と9
06との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド808と矛盾しない。
それでこの変化はメトリック866において疑わしくないとしてマークされる。
電力制御グループ906と907との間での受信エネルギ変化は、“ダウン”コ
マンド810と矛盾しない。それでこの変化はメトリック868において疑わし
くないとしてマークされる。電力制御グループ907と908との間での受信エ
ネルギ変化は、“ダウン”コマンド812と矛盾しない。それでこの変化はメト
リック870において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ90
8と909との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド814と矛盾す
る。それでこの変化はメトリック872において疑わしいとしてマークされる。
最後に、電力制御グループ909と910との間での受信エネルギ変化は、“ア
ップ”コマンド816と矛盾しない。それでこの変化はメトリック874におい
て疑わしくないとしてマークされる。
ルギが電力制御ビットにおけるものより大きいので、トラフィックエネルギが疑
わしい電力制御ビットを識別するために使用される。トラフィックエネルギのこ
のような使用に対して、そのレートが知られている必要はない。
クトルがブロック52で発生される。図3(C)を参照すると、試験すべきベク
トルのセットには、基地局1が受信するような潜在的な電力制御コマンドの4つ
のテストベクトルが含まれることがわかる。基地局1が受信するような4つの潜
在的な電力制御コマンドセットは次のものを含む。
、電力制御コマンドのどのシーケンスが受信されたものに最も近くマッチングし
た送信信号となるかが決定される。
に基づいて合成された波形の構造を図示する。移動局は、基地局による電力制御
コマンドの受信における可能性あるエラーに関する異なる仮定のもとで、図3(
B)の受信波形に最もよく似ている波形を決定しようと試みる。
れたという仮定に基づいたテスト波形を図示する。したがって、基地局によって
受信された電力制御コマンドのシーケンスが“ダウン”、“ダウン”、“アップ
”、“ダウン”、“アップ”、“ダウン”、“ダウン”、“アップ”、“アップ
”であったという仮説に基づいて波形が合成される。この仮定のテストにおいて
、移動局は基地局が“アップ”と“ダウン”電力制御コマンドに応答してその送
信エネルギを変化させるであろう量を知っている。例示的な実施形態において、
“アップ”と“ダウン”の両コマンドに対する簡単で均一なエネルギ変化(△)
が仮定されている。テスト波形の発生において、電力制御グループ922は電力
制御グループ921のエネルギより下のエネルギレベル△で合成される。電力制
御グループ923は電力制御グループ922のエネルギより下のエネルギレベル
△で合成され、これは第2の電力制御コマンド802が誤って受信されたという
仮定をテストする。残りの電力制御コマンドは基地局により正しく受信されたと
いう仮定のもとで、電力制御グループ924は電力制御グループ923より上の
エネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド804の正しい受信を反
映している。電力制御グループ925は電力制御グループ924より下のエネル
ギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド806の正しい受信を反映して
いる。電力制御グループ926は電力制御グループ925より上のエネルギレベ
ル△で合成され、これは電力制御コマンド808の正しい受信を反映している。
電力制御グループ927は電力制御グループ926より下のエネルギレベル△で
合成され、これは電力制御コマンド810の正しい受信を反映している。電力制
御グループ928は電力制御グループ927より下のエネルギレベル△で合成さ
れ、これは電力制御コマンド812の正しい受信を反映している。電力制御グル
ープ929は電力制御グループ928より上のエネルギレベル△で合成され、こ
れは電力制御コマンド814の正しい受信を反映している。そして電力制御グル
ープ930は電力制御グループ929より上のエネルギレベル△で合成され、こ
れは電力制御コマンド816の正しい受信を反映している。
する。
との間の平均二乗誤差(MSE)が計算される。i番目の電力制御ベクトル(M
SE(i))に対する平均二乗誤差が以下の等式にしたがって決定される。
って発生された仮定的に受信された電力制御コマンドに基づいている受信電力制
御グループの合成されたセットであり、そしてr(j)は受信電力制御グループ
のエネルギである。
化させることができ、各ベクトルに対するすべての初期状態に対する最小平均二
乗誤差が計算される。ブロック56で、合成信号と受信信号との間の最低の平均
二乗誤差を生成する電力制御コマンドのシーケンスが選択される。
って調整される。例えば、最低の平均二乗誤差を生成している電力制御シーケン
スがシーケンス(D、U、U、D、U、D、D、U、U)であると仮定しよう。
すると、意味のある態様で移動局によって受信された電力制御コマンドを結合す
るために、それらのコマンドに応答して基地局の送信電力の調整を除去しなけれ
ばならない。
のトラフィックチャネル送信エネルギをΔPupだけ増加させる。移動局から“ダ
ウン”コマンドを受信したと仮定すると、基地局1は移動局へのトラフィックチ
ャネルの送信エネルギをΔPdownだけ減少させる。現在の受信電力制御ビットの
エネルギをPiと仮定すると、現在の電力制御コマンドと以前の電力制御コマン
ドとの間でアップコマンドが受信されたと決定されたことから、以前の電力制御
ビットの調整されたエネルギはPI-1+ΔPupとなるべきである。現在の電力制
御コマンドと2つの電力制御グループだけ早く受信された電力制御コマンドビッ
トとの間に2つのアップコマンドが受信されたことが決定されたことから、2つ
の電力制御インターバル前に受信された電力制御ビットのエネルギがPI-2+2
ΔPupに調整される。電力制御ビットを調整するこのプロセスは、最初の電力制
御グループにおいて受信された電力制御ビットまで継続する。
御ビットにおけるノイズの影響が除去される。ブロック62で、電力制御ビット
シーケンスの平均調整エネルギがしきい値と比較される。ブロック64で、もし
電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値より小さいならば、基
地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを増加されるべきであると指示する
電力制御コマンドが発生される。もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネ
ルギがしきい値より大きいならば、基地局がトラフィックチャネルの送信エネル
ギを減少させるべきであると指示する電力制御コマンドが発生される。
減少させる準最適サーチアルゴリズムを図示するフローチャートである。図6に
図示されている方法は、疑わしい電力制御コマンドを識別し、各疑わしい電力制
御コマンドを一度に1つ変更する。より小さい平均二乗誤差となる変更された電
力制御コマンドは固定され、そして受信されたフレームと合成されたフレームと
の間のエネルギの減少が最大となる変更を決定するために、残りの疑わしい電力
制御コマンドが変更される。
マンドが識別される。ブロック302で、K個の合成された電力制御グループが
発生される。ブロック304で、上の等式(4)にしたがってK個の電力制御グ
ループ仮定の各々に対して、合成された電力制御グループと受信された信号との
間の平均二乗誤差が計算される。
る。ブロック308で、オリジナルフレームが、選択された合成フレームに等し
くセットされる。ブロック308で、選択された合成フレームにおいて変更され
た電力制御コマンドが固定され、そしてデータの受信フレームが、選択された合
成フレームと置換される。ブロック310で、選択された合成フレームにおいて
変更された電力制御コマンドが、疑わしい電力制御コマンドのリストから削除さ
れる。
ストを行う。もし反復の最大数に到達していたならば、そのプロセスが停止され
、そして調整された電力制御コマンドセットが選択される。もし反復の最大数に
到達していなかったならば、そのプロセスがブロック316に移り、サーチされ
るべき疑わしいコマンドの数が1つだけ減少される。それからそのプロセスがブ
ロック302に進み、そしてその動作が以前説明したように進行する。
チャされた電力制御ビットだけに実行することができることに留意すべきである
。
示する。信号はアンテナ100で受信され、そしてデュプレクサ102を通して
受信機104に提供される。受信機104は、QPSK復調フォーマットにした
がって受信信号をダウンコンバートし、フィルタし、そして増幅する。復調され
た信号の同位相と直角位相成分が複素PN逆拡散器106に提供される。
受信信号を逆拡散する。PN逆拡散信号は、直交逆拡散器108aと108bの
第1の入力とパイロットフィルタ114とに提供される。例示的な実施形態では
、ウォルシュ(0)が使用されてパイロットシンボルがカバーされる場合、パイ
ロットフィルタ114は単にローパスフィルタとすることができる。ほかのウォ
ルシュシーケンスが使用されて、パイロットシンボルがカバーされる場合は、ウ
ォルシュカバーリングがパイロットフィルタ114によって除去される。
めに使用される直交シーケンスのレプリカを発生させ、そして直交逆拡散器10
8aと108bの第2の入力にシーケンスを提供する。直交逆拡散器108aと
108bはトラフィックチャネルウォルシュカバーリングを除去し、そしてその
結果を内積回路112に提供する。内積回路112は、カバーされていないトラ
フィックチャネルとパイロットチャネルとの内積を計算して、受信された信号か
ら位相のあいまいさを除去する。
レクサ116に提供される。デマルチプレクサ116は受信信号から受信電力制
御ビットを除去し、そしてこれらのビットを電力制御ビットプロセッサ120に
提供する。トラフィック信号がエネルギ計算手段118に提供され、このエネル
ギ計算手段118は振幅サンプルを二乗し、そしてその結果を加算して、復調信
号のエネルギを示す値を生成する。特定の電力制御グループに対する信号のエネ
ルギが、制御プロセッサ122に提供される。
ている計算を実行する。制御プロセッサ122は、電力制御ビットプロセッサ1
20に対して、受信電力制御シンボルのエネルギへの訂正を示す信号を提供する
。電力制御ビットプロセッサ120は、以前に受信された電力制御ビットのエネ
ルギを調整する。そして電力制御ビットフィルタ124に調整されたエネルギを
示す信号を提供する。
、調整された電力制御ビットエネルギを示す信号を供給する。電力制御ビットフ
ィルタ124は、以下の等式にしたがって電力制御ビット(Pi)の調整された
エネルギを結合する。
御ビット発生器126においてしきい値と比較される。もし電力制御ビットシー
ケンスの平均調整エネルギがしきい値より小さいなら、基地局がトラフィックチ
ャネルの送信エネルギを増加させるべきであるということを指示する電力制御コ
マンドが発生される。もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしき
い値より大きいなら、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを減少させ
るべきであるということを指示する電力制御コマンドが発生される。
サブシステム128は電力制御ビットをリバースリンク信号と結合し、そしてア
ンテナ100を通して基地局1へ送信するためにデュプレクサ102を通してそ
の信号を提供する。
ットが、電力制御グループにおけるトラフィックのエネルギにしたがって重み付
けされ平均化される。この方法は、電力制御コマンドが正しく受信されたかどう
かあるいはステップのサイズさえも決定しようと試みない。したがって、この第
2の実施形態は特に強力である。第2の実施形態は、トラフィックデータの受信
エネルギにしたがって電力制御シンボルのエネルギを重み付けする。その最も簡
単な形態では、これはムービング平均フィルタで実現される。この第2の実施形
態において、トラフィック信号のレートは、フィルタリングウィンドウの間、変
更してはならない。したがって、もしトラフィックデータのレートが、フレーム
境界だけで変化できるならば、フィルタリング動作は所定のフレーム内の電力制
御グループに実行しなければならない。レートがフレーム境界で変化するシステ
ムにおいては、フィルタはフレーム境界でリセットしなければならない。
、TNはN番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piは
i番目の電力制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数
である。
を使用することである。
ように発生される。図5において、信号はアンテナ200で受信され、そしてデ
ュプレクサ202を通して受信機204に提供される。受信機204はQPSK
復調フォーマットにしたがって受信信号をダウンコンバートし、フィルタし、そ
して増幅する。復調信号の同位相と直角位相成分が複素PN逆拡散器206に提
供される。
受信信号を逆拡散する。PN逆拡散信号は、直交逆拡散器208aと208bの
第1の入力とパイロットフィルタ214に提供される。ウォルシュ(0)がパイ
ロットシンボルをカバーするために使用される例示的な実施形態では、パイロッ
トフィルタ214は単なるローパスフィルタとすることができる。他のウォルシ
ュシーケンスがパイロットシンボルをカバーするために使用されるケースにおい
ては、ウォルシュカバーリングはパイロットフィルタ214で取り除かれる。
に使用される直交シーケンスのレプリカを発生させ、直交逆拡散器208aと2
08bの第2の入力にシーケンスを提供する。直交逆拡散器208aと208b
は、トラフィックチャネルウォルシュカバーリングを取り除き、内積回路212
にその結果を提供する。内積回路212は、カバーされていないトラフィックチ
ャネルとパイロットチャネルとの内積を計算して、受信信号から位相のあいまい
さを取り除く。
レクサ216に提供される。デマルチプレクサ216は、受信信号から受信電力
制御ビット取り除き、これらのビットを電力制御ビットエネルギ計算装置220
に提供する。電力制御ビットエネルギ計算装置220は、IとQチャネルにおけ
る受信電力制御ビットの振幅の二乗を計算し、この2つのエネルギ値を加算する
。電力制御ビットエネルギはそれからメモリエレメント222に記憶される。
ラフィックエネルギ計算装置218はトラフィックサンプルの振幅を二乗し、そ
してその結果を加算して、復調信号のエネルギを示す値を生成する。フレームに
おける各電力制御グループに対するトラフィック信号のエネルギがメモリ222
に提供され記憶される。
トのエネルギとトラフィックチャネルエネルギとを電力制御ビットフィルタ22
4に提供する。電力制御ビットフィルタは上記の等式(5)にしたがって、フィ
ルタされた電力制御ビットを計算する。フィルタされた電力制御ビットエネルギ
は電力制御ビット発生器226に提供される。
いて予め定められたエネルギしきい値と比較される。もしフィルタされた電力制
御ビットエネルギがしきい値より小さいならば、基地局がトラフィックチャネル
の送信エネルギを増加させるべきであることを示す電力制御コマンドが発生され
る。もしフィルタされた電力制御ビットエネルギがしきい値より大きいならば、
基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを減少させるべきであることを示
す電力制御コマンドが発生される。
サブシステム228は、電力制御ビットをリバースリンク信号と結合し、そして
その信号をアンテナ200を通して基地局1へ送信するためにデュプレクサ20
2を通して提供する。
に提供されている。これらの実施形態のさまざまな変更は当業者に容易に明らか
となり、そしてここで規定された一般的な原理は、発明の能力を使用することな
く他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明はここに示された
実施形態に限定されるように意図されておらず、ここに開示された原理と新規な
特徴と矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
方法を図示するフローチャートである。
用される合成波形を発生させる方法を図示する。
あり、電力制御コマンドがシステマテックに訂正された電力制御コマンドにした
がって発生されている。
あり、電力制御コマンドがエネルギ重み付けされた電力制御コマンドにしたがっ
て発生されている。
ャートであり、この方法は計算の複雑さを減少させる。
コマンドを調整する際に関係する困難性を図示する。
Claims (30)
- 【請求項1】 第1のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプのデー
タのレートにしたがって変化し、第2のタイプのデータの送信エネルギが前記第
1のタイプのデータのレートにしたがって変化しない、前記第1のタイプのデー
タと前記第2のタイプのデータを送信する送信機を含む通信システム中で、前記
第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータの送信エネルギを制御する電
力制御システムにおいて、 前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータを受信する受信手段と
、 前記第2のタイプのデータのエネルギ表示を受信し、前記第2のタイプのデー
タのエネルギ表示にしたがって電力制御コマンドを発生させる電力制御プロセッ
サ手段と、 前記電力制御コマンドを送信する送信手段とを具備する電力制御システム。 - 【請求項2】 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータ
を構成し、前記第2のタイプのデータが電力制御コマンドを構成する請求項1記
載の電力制御システム。 - 【請求項3】 複数の前記受信電力制御コマンドをフィルタリングして、前
記電力制御コマンドの受信エネルギの改良された推定値を提供するフィルタ手段
をさらに具備する請求項2記載の電力制御システム。 - 【請求項4】 前記受信電力制御コマンドのエネルギを調整して、1組の以
前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整
を補償する電力制御ビットプロセッサをさらに具備する請求項3記載の電力制御
システム。 - 【請求項5】 前記電力制御プロセッサは、前記送信機によって応答された
電力制御コマンドの最も可能性があるシーケンスをさらに推定する請求項4記載
の電力制御システム。 - 【請求項6】 前記電力制御プロセッサが前記送信機により受信された電力
制御コマンドを推定し、前記受信電力制御コマンドのエネルギを調整して、前記
送信機により受信された電力制御コマンドの前記推定に応答して前記送信機でな
されたエネルギ調整を補償する請求項5記載の電力制御システム。 - 【請求項7】 前記電力制御プロセッサが、 前記受信電力制御コマンドの受信エネルギの変化を、前記1組の以前に送信さ
れた電力制御コマンドに基づいてそれらのコマンドの予想された変化と比較し、 前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別し、 前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定
をテストすることによって、 前記送信機によって応答された電力制御コマンドの前記最も可能性があるシー
ケンスを推定する請求項6記載の電力制御システム。 - 【請求項8】 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータ
を構成する請求項1記載の電力制御システム。 - 【請求項9】 複数の受信フレームに対して1組の前記第2のタイプのデー
タをフィルタリングして、前記第2のタイプのデータの受信エネルギの改良され
た推定値を提供するフィルタ手段をさらに具備する請求項8記載の電力制御シス
テム。 - 【請求項10】 前記第2のタイプのデータのエネルギを調整して、1組の
以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調
整を補償するプロセッサ手段をさらに具備する請求項9記載の電力制御システム
。 - 【請求項11】 前記プロセッサ手段が、前記送信機によって応答された最
も可能性がある電力制御コマンドのシーケンスをさらに推定する請求項10記載
の電力制御システム。 - 【請求項12】 前記プロセッサ手段が前記送信機によって受信された電力
制御コマンドを推定し、前記送信機によって受信された電力制御コマンドの前記
推定に応答して、複数の受信フレームに対して前記1組の第2のタイプのデータ
のエネルギを調整して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償する請求項11
記載の電力制御システム。 - 【請求項13】 前記電力制御プロセッサが、 前記受信電力制御コマンドの受信電力エネルギの変化を、前記1組の以前に送
信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較し
、 前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別し、 前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定
をテストすることによって、 前記送信機によって応答された電力制御コマンドの前記最も可能性があるシー
ケンスを推定する請求項12記載の電力制御システム。 - 【請求項14】 複数の前記電力制御コマンドをフィルタリングして、前記
電力制御コマンドの受信エネルギの改良された推定値を提供するフィルタ手段を
さらに具備し、ここで、前記フィルタ手段が等式: 【数1】 にしたがってフィルタされた電力制御ビットエネルギを発生させ、Tiはi番目
の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piはi番目の電力
制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数である請求項
2記載の電力制御システム。 - 【請求項15】 前記重み付け関数βiが等式: 【数2】 にしたがって決定される請求項14記載の電力制御システム。
- 【請求項16】 第1のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプ
のデータのレートにしたがって変化し、第2のタイプのデータの送信エネルギが
前記第1のタイプのデータのレートにしたがって変化しない、前記第1のタイプ
のデータと前記第2のタイプのデータを送信する送信機を含む通信システム中で
、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータの送信エネルギを制御
する方法において、 前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータを受信し、 前記第2のタイプのデータのエネルギの表示を受信し、 前記第2のタイプのデータのエネルギの表示にしたがって電力制御コマンドを
発生させ、 前記電力制御コマンドを送信することを具備する方法。 - 【請求項17】 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデー
タを構成し、前記第2のタイプのデータが電力制御シンボルを構成する請求項1
6記載の方法。 - 【請求項18】 複数の前記受信電力制御シンボルの測定されたエネルギを
フィルタリングして、前記電力制御シンボルの受信エネルギの改良された推定値
を提供するステップをさらに具備する請求項17記載の方法。 - 【請求項19】 前記受信電力制御シンボルのエネルギを調整して、1組の
以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調
整を補償するステップをさらに具備する請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 前記送信機によって応答された電力制御コマンドの最も可
能性があるシーケンスを推定するステップを具備する請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 前記送信機により受信された電力制御コマンドの前記推定
値に応答して、前記送信機でなされたエネルギ調整を補償するステップをさらに
具備する請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 前記送信機により応答された電力制御コマンドの最も可能
性があるシーケンスを推定するステップにおいて、 前記受信電力制御コマンドの受信エネルギの変化を、前記1組の以前に送信さ
れた電力制御コマンドに基づいてそれらのコマンドの予想された変化と比較し、 前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別し、 前記識別された疑わしい応答にしたがって受信制御コマンドの1組の仮定をテ
ストするステップを具備する請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデー
タを構成する請求項16記載の方法。 - 【請求項24】 複数の受信フレームに対して1組の前記第2のタイプのデ
ータをフィルタリングして、前記第2のタイプのデータの受信エネルギの改良さ
れた推定値を提供するステップを具備する請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 前記第2のタイプのエネルギを調整して、1組の以前に送
信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償
することを具備する請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 前記プロセッサ手段が、前記送信機によって応答された最
も可能性がある電力制御コマンドのシーケンスをさらに推定する請求項25記載
の方法。 - 【請求項27】 前記送信機によって受信された電力制御コマンドを推定し
、 前記送信機によって受信された電力制御コマンドの前記推定値に応答して、複
数の受信フレームに対して前記1組の第2のタイプのデータのエネルギを調整し
て、前記送信機でなされたエネルギ調整を補償するステップを具備する請求項2
6記載の方法。 - 【請求項28】 前記送信機によって受信された電力制御コマンドを推定す
るステップが、 前記受信電力制御コマンドの受信電力エネルギの変化を、前記1組の以前に送
信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較し
、 前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別し、 前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定
をテストするステップを具備する請求項27記載の方法。 - 【請求項29】 複数の前記受信された電力制御コマンドをフィルタリング
して、前記電力制御コマンドの受信エネルギの改良された推定値を提供するステ
ップをさらに具備し、前記フィルタ手段が、以下の等式: 【数3】 にしたがって、フィルタされた電力制御ビットエネルギを発生させ、ここでTi
はi番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piはi番
目の電力制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数であ
る請求項17記載の方法。 - 【請求項30】 前記重み付け関数βが等式: 【数4】 にしたがって決定される請求項29記載の方法。
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