JP2002532606A - 繊維反応性ジスアゾ染料 - Google Patents
繊維反応性ジスアゾ染料Info
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Abstract
(57)【要約】
下式
【化1】
(上式中、R1は水素又はC1-4-アルキル基を表し、Xは脂肪族、環式もしくは芳香族ジアミンのラジカルを表し、Yは水素又はアルカリ金属を表す)の化合物、その製造方法、有機基材の染色のためのその使用、及びこの化合物により染色された有機基材。
Description
【0001】 本発明は、新規の架橋した繊維反応性ジスアゾ染料に関する。
【0002】 反応性染料は重要な染料である。これは一般に、繊維と架橋結合を形成するこ
とができる基を有する水溶性染料と規定することができる。これは化学反応を導
入することができる化学基をその構造中に有する基材の染色に用いられる。
とができる基を有する水溶性染料と規定することができる。これは化学反応を導
入することができる化学基をその構造中に有する基材の染色に用いられる。
【0003】 反応性染料による染色に適する繊維は有機基材、特にセルロース、ポリアミド
及び動物繊維である。
及び動物繊維である。
【0004】 本発明の新規の架橋した反応性染料は以下の化学構造(式(I))により区別され
る。
る。
【化3】 上式中、R1は水素又はC1-4-アルキル鎖を表す。好ましくはR1は水素又はメ
チル基を表す。
チル基を表す。
【0005】 架橋部Xは脂肪族又は芳香族ジアミンのラジカル、及び環式ジアミン化合物の
ラジカルを表し、これらは未置換であっても又は置換していてもよく、芳香族ジ
アミンの2つのアミノ基は好ましくはメタ及びパラ位において結合している。
ラジカルを表し、これらは未置換であっても又は置換していてもよく、芳香族ジ
アミンの2つのアミノ基は好ましくはメタ及びパラ位において結合している。
【0006】 Yは水素又はアルカリ金属、例えばLi、Na又はKを表し、従って本発明は
この化合物の塩及び混合物にも関する。
この化合物の塩及び混合物にも関する。
【0007】 以下の構造(式(Ia))を有する化合物が好ましい。
【化4】 上式中、R1は水素又はメチル基を表す。R2及びR3は独立に、水素、C1-4ア
ルキル、-SO3R4、-COOR5、-OR6を表し、ここでR4〜R6は独立に水素
、アルカリ金属又は脂肪族基を表す。好ましくは、R2及びR3は独立に、水素、
-CH3、-OH、-SO3H、-OCH3、-COOHである。Yは水素又はアルカリ
金属、例えばLi、Na又はKを表す。
ルキル、-SO3R4、-COOR5、-OR6を表し、ここでR4〜R6は独立に水素
、アルカリ金属又は脂肪族基を表す。好ましくは、R2及びR3は独立に、水素、
-CH3、-OH、-SO3H、-OCH3、-COOHである。Yは水素又はアルカリ
金属、例えばLi、Na又はKを表す。
【0008】 下式(Ib)の化合物が特に好ましい。
【化5】 上式中、R1は水素又はメチル基である。
【0009】 この新規化合物の合成も本発明に含まれる。 式(II)
【化6】 (上式中、R1及びYは上記の意味を有する) の化合物2モルを1モルの脂肪族もしくは芳香族ジアミンまたは環式ジアミン化
合物(これらは置換していてもよい)と縮合反応させる。 式(II)の化合物は一般に公知の方法により合成される。
合物(これらは置換していてもよい)と縮合反応させる。 式(II)の化合物は一般に公知の方法により合成される。
【0010】 こうして得られる化合物は一般的な方法により塩析され、ろ過され又はスプレ
ー乾燥により単離され、次いで乾燥される。このようにして、鮮やかなオレンジ
色にセルロース、ポリアミドおよび動物繊維を染色する染料が得られる。
ー乾燥により単離され、次いで乾燥される。このようにして、鮮やかなオレンジ
色にセルロース、ポリアミドおよび動物繊維を染色する染料が得られる。
【0011】 式(I)の化合物及びその混合物は反応性染料であり、ヒドロキシル基もしくは
窒素を含む有機基材の染色もしくはプリントに適している。
窒素を含む有機基材の染色もしくはプリントに適している。
【0012】 本発明の他の態様によれば、ヒドロキシル基もしくは窒素を含む有機基材の染
色もしくはプリント法が提供され、この染色もしくはプリントは上記の化合物又
はその塩もしくは混合物によって行われる。
色もしくはプリント法が提供され、この染色もしくはプリントは上記の化合物又
はその塩もしくは混合物によって行われる。
【0013】 本明細書において繰り返して参照される化合物もしくは塩は1つの化合物もし
くは塩を意味すると解釈される。
くは塩を意味すると解釈される。
【0014】 好ましい基材は、天然もしくは合成ポリアミド、特に天然もしくは再生セルロ
ース、例えばコットン、ビスコースステープル、又はこれらを含むものからなる
繊維材料及び皮革である。最も好ましい基材は、コットンからなるもしくはコッ
トンを含む繊維材料である。
ース、例えばコットン、ビスコースステープル、又はこれらを含むものからなる
繊維材料及び皮革である。最も好ましい基材は、コットンからなるもしくはコッ
トンを含む繊維材料である。
【0015】 本発明の他の態様によれば、上記基材を染色もしくはプリントするための、上
記化合物及びその塩もしくは混合物の使用が提供される。
記化合物及びその塩もしくは混合物の使用が提供される。
【0016】 式(I)の化合物は、反応性染料に一般的な染色もしくはプリント法により、染
色槽もしくはプリントペーストに用いることができる。好ましくは、染色は50〜
100℃の温度において吸尽法により行われる。
色槽もしくはプリントペーストに用いることができる。好ましくは、染色は50〜
100℃の温度において吸尽法により行われる。
【0017】 本発明の化合物は単一の染料として用いることができ、またこれと匹敵する染
色特性、例えば堅牢性、吸尽性及び定着性等を有する同じ種類の他の反応性染料
と組み合わせて用いることができる。得られる組み合わせ染料は個々の染料によ
る染色と同じ堅牢性を示す。
色特性、例えば堅牢性、吸尽性及び定着性等を有する同じ種類の他の反応性染料
と組み合わせて用いることができる。得られる組み合わせ染料は個々の染料によ
る染色と同じ堅牢性を示す。
【0018】 式(I)の化合物により優れた吸尽及び定着性が得られる。非定着染料は容易に
洗浄される。得られる染色及びプリントは光に対する優れた堅牢性を示す。さら
に、これは、例えば洗浄、水、海水及び汗に対するような優れた湿分堅牢性を示
し、かつ例えば塩素含有水、次亜塩素酸漂白、過酸化漂白及び過ホウ酸に対する
ような酸化に対する耐久性を示す。
洗浄される。得られる染色及びプリントは光に対する優れた堅牢性を示す。さら
に、これは、例えば洗浄、水、海水及び汗に対するような優れた湿分堅牢性を示
し、かつ例えば塩素含有水、次亜塩素酸漂白、過酸化漂白及び過ホウ酸に対する
ような酸化に対する耐久性を示す。
【0019】 本発明の他の態様によれば、上記の染色もしくはプリント法により染色もしく
はプリントされた、ヒドロキシル基もしくは窒素を含む有機基材が提供される。 この化合物により染色された基材、特にセルロース、ポリアミド及び動物繊維
、好ましくはコットンも提供される。
はプリントされた、ヒドロキシル基もしくは窒素を含む有機基材が提供される。 この化合物により染色された基材、特にセルロース、ポリアミド及び動物繊維
、好ましくはコットンも提供される。
【0020】 この新規染料はインクジェット法に適したプリントインクの製造にも用いるこ
とができる。 以下の実施例は本発明を説明するものである。 これらの例において、特に示さない限り、部及びパーセントは質量基準であり
、温度は摂氏である。
とができる。 以下の実施例は本発明を説明するものである。 これらの例において、特に示さない限り、部及びパーセントは質量基準であり
、温度は摂氏である。
【0021】 実施例1 119.5部の2-アミノ-5-ヒドロキシナフタレン-7-スルホン酸を、35℃〜40℃の1
200部の水に懸濁し、水酸化ナトリウム溶液の添加により6.5〜7.0のpHにおい
て溶解させた。この溶液を、湿潤剤の存在下において100部の2,4,6-トリクロロ-
1,3,5-トリアジン及び500部の氷/水混合物よりあらかじめ製造しておいた懸濁
液に滴加した。次いで145.5部の2-アミノナフタレン-1,5-ジスルホン酸を公知の
方法によりジアゾ化し、このジアゾニウム塩を前記のカップリング成分と、6.0
〜7.0のpH、50℃〜60℃において反応させ、そして26部の1,3-ジアミノベンゼ
ン(これはあらかじめ50部の水に溶解しておいた)と反応させる。反応が終了し
たならば、得られる化合物を一般的な方法により塩析し、ろ過しもしくはスプレ
ー乾燥により単離し、次いで乾燥させる。
200部の水に懸濁し、水酸化ナトリウム溶液の添加により6.5〜7.0のpHにおい
て溶解させた。この溶液を、湿潤剤の存在下において100部の2,4,6-トリクロロ-
1,3,5-トリアジン及び500部の氷/水混合物よりあらかじめ製造しておいた懸濁
液に滴加した。次いで145.5部の2-アミノナフタレン-1,5-ジスルホン酸を公知の
方法によりジアゾ化し、このジアゾニウム塩を前記のカップリング成分と、6.0
〜7.0のpH、50℃〜60℃において反応させ、そして26部の1,3-ジアミノベンゼ
ン(これはあらかじめ50部の水に溶解しておいた)と反応させる。反応が終了し
たならば、得られる化合物を一般的な方法により塩析し、ろ過しもしくはスプレ
ー乾燥により単離し、次いで乾燥させる。
【0022】 実施例2〜22 実施例1に記載の合成と同様にし、以下の構造を有する他の化合物を合成する
。
。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】 適用例 これらの物質に対して用いる染色法は一般に公知の方法、例えば移動法、吸尽
法、オールインプロセス及びジガー法であり、これらの染料は「フルファッショ
ンド(full fashioned)」物品の染色に適している。
法、オールインプロセス及びジガー法であり、これらの染料は「フルファッショ
ンド(full fashioned)」物品の染色に適している。
【0026】 適用例A 1000部の脱イオン水、80部のグラウバー塩(焼成済み)、1部の1-ニトロベン
ゼン-3-スルホン酸ナトリウム及び1部の実施例1からの染料を含む染料槽を10
分かけて80部に加熱する。100部のシルケット加工したコットンを加える。80℃
において5分間染色を行い、ついで染料槽を15分かけて95℃に加熱する。95℃に
おいて10分後、3部の炭酸ナトリウムを加え、20分後、さらに7部の炭酸ナトリ
ウムを加え、95℃において30分後、さらに10部の炭酸ナトリウムを加える。次い
で95℃において60分間染色を続ける。染色された材料を染料槽から取り出し、60
℃±10℃の流脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間洗
浄する。5000部の沸騰脱イオン水中で10分間2回洗浄し、次いで60℃±10℃の流
脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間、そして冷水道
水中で1分間洗浄する。乾燥後、コットンに堅牢性に優れた、鮮やかなオレンジ
色の染色が得られる。
ゼン-3-スルホン酸ナトリウム及び1部の実施例1からの染料を含む染料槽を10
分かけて80部に加熱する。100部のシルケット加工したコットンを加える。80℃
において5分間染色を行い、ついで染料槽を15分かけて95℃に加熱する。95℃に
おいて10分後、3部の炭酸ナトリウムを加え、20分後、さらに7部の炭酸ナトリ
ウムを加え、95℃において30分後、さらに10部の炭酸ナトリウムを加える。次い
で95℃において60分間染色を続ける。染色された材料を染料槽から取り出し、60
℃±10℃の流脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間洗
浄する。5000部の沸騰脱イオン水中で10分間2回洗浄し、次いで60℃±10℃の流
脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間、そして冷水道
水中で1分間洗浄する。乾燥後、コットンに堅牢性に優れた、鮮やかなオレンジ
色の染色が得られる。
【0027】 適用例B 1000部の脱イオン水、80部のグラウバー塩(焼成済み)、3部の炭酸ナトリウ
ム、1部の1-ニトロベンゼン-3-スルホン酸ナトリウム、1部の実施例1からの
染料及び100部のシルケット加工したコットンを含む染料槽を45〜60分かけて90
〜95℃に加熱し、さらに7部の炭酸ナトリウムを加える。90〜95℃において45〜
60分間染色を行う。次いで染色された材料を染料槽から取り出し、60℃±10℃の
流脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間洗浄する。50
00部の沸騰脱イオン水中で10分間2回洗浄し、次いで60℃±10℃の流脱イオン水
中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間、そして冷水道水中で1分
間洗浄する。乾燥後、コットンに堅牢性に優れた、鮮やかなオレンジ色の染色が
得られる。
ム、1部の1-ニトロベンゼン-3-スルホン酸ナトリウム、1部の実施例1からの
染料及び100部のシルケット加工したコットンを含む染料槽を45〜60分かけて90
〜95℃に加熱し、さらに7部の炭酸ナトリウムを加える。90〜95℃において45〜
60分間染色を行う。次いで染色された材料を染料槽から取り出し、60℃±10℃の
流脱イオン水中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間洗浄する。50
00部の沸騰脱イオン水中で10分間2回洗浄し、次いで60℃±10℃の流脱イオン水
中で2分間、60℃±10℃の流水道水中において1分間、そして冷水道水中で1分
間洗浄する。乾燥後、コットンに堅牢性に優れた、鮮やかなオレンジ色の染色が
得られる。
【0028】 実施例2〜22の染料又は実施例1〜22の染料混合物も上記適用例A及びB
と同様にしてコットンの染色に用いることができる。優れた堅牢性を有する鮮や
かなオレンジ色の染色が得られる。
と同様にしてコットンの染色に用いることができる。優れた堅牢性を有する鮮や
かなオレンジ色の染色が得られる。
【0029】 適用例C 以下の成分を含むプリントペーストを一般的なプリント方によりコットン材料
に適用する。 40部の実施例1の染料 100部の尿素 330部の水 500部の4%強度アルギニンナトリウム増粘剤 10部の1-ニトロベンゼン-3-スルホン酸ナトリウム 20部の炭酸ナトリウム 合計1000部
に適用する。 40部の実施例1の染料 100部の尿素 330部の水 500部の4%強度アルギニンナトリウム増粘剤 10部の1-ニトロベンゼン-3-スルホン酸ナトリウム 20部の炭酸ナトリウム 合計1000部
【0030】 プリントされ、乾燥された材料を102〜105℃において4〜8分間水蒸気加熱し
、次いで洗浄する。この定着されたコットン材料を沸騰水中で洗浄し(適用例A
と同様に)、乾燥する。優れた堅牢性を有する鮮やかなオレンジ色の染色が得ら
れる。
、次いで洗浄する。この定着されたコットン材料を沸騰水中で洗浄し(適用例A
と同様に)、乾燥する。優れた堅牢性を有する鮮やかなオレンジ色の染色が得ら
れる。
【0031】 実施例2〜22の染料又は実施例1〜22の染料混合物も上記適用例Cと同様
にしてコットンのプリントに用いることができる。優れた堅牢性を有する鮮やか
なオレンジ色の染色が得られる。
にしてコットンのプリントに用いることができる。優れた堅牢性を有する鮮やか
なオレンジ色の染色が得られる。
【0032】 適用例D 実施例38で得られた2.5部の染料を25℃において20部のジエチレングリコー
ルと77.5部の水の混合物に攪拌し、インクジェットプリントに適したプリントイ
ンクを得る。 実施例2〜22の染料又は実施例1〜22の染料混合物も上記適用例Dと同様
にして用いることができる。
ルと77.5部の水の混合物に攪拌し、インクジェットプリントに適したプリントイ
ンクを得る。 実施例2〜22の染料又は実施例1〜22の染料混合物も上記適用例Dと同様
にして用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/66 D06P 3/66 B
Claims (10)
- 【請求項1】 下式(I) 【化1】 (上式中、R1は水素又はC1-4-アルキル基を表し、 Xは脂肪族、環式もしくは芳香族ジアミンのラジカルを表し、これは所望によ
り置換していてもよく、 Yは水素又はアルカリ金属を表す) の化合物又はこのような化合物の混合物。 - 【請求項2】 Xが1,3-ジアミノベンゼンのラジカルを表す、請求項1記載
の式(I)の化合物。 - 【請求項3】 R1が水素又はメチルを表す、請求項1記載の式(I)の化合物
。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の合成
方法であって、下式 【化2】 (上式中、R1は水素又はC1-4-アルキル基を表し、 Yは水素又はアルカリ金属を表す) の化合物2モルを1モルの脂肪族、環式もしくは芳香族ジアミン(これらは所望
により置換していてもよい)と結合させることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 有機基材を染色するための、請求項1記載の式(I)の化合物
及びその塩又はこれらの混合物の使用。 - 【請求項6】 セルロース、ポリアミドおよび動物繊維を染色するための、
請求項5記載の式(I)の化合物及びその塩又はこれらの混合物の使用。 - 【請求項7】 コットンを染色するための、請求項6記載の式(I)の化合物
及びその塩又はこれらの混合物の使用。 - 【請求項8】 請求項1記載の式(I)の化合物及びその塩又はこれらの混合
物により染色されたことを特徴とする、基材、好ましくはセルロース、ポリアミ
ド及び動物繊維。 - 【請求項9】 請求項1記載の式(I)の化合物及びその塩又はこれらの混合
物により染色されたコットン。 - 【請求項10】 請求項1記載の染料の使用を含む、プリントインクの製造
方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH246898 | 1998-12-11 | ||
CH2468/98 | 1998-12-11 | ||
PCT/IB1999/001965 WO2000036025A1 (en) | 1998-12-11 | 1999-12-09 | Fiber-reactive disazo dyestuffs |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002532606A true JP2002532606A (ja) | 2002-10-02 |
JP2002532606A5 JP2002532606A5 (ja) | 2007-02-08 |
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ID=4234500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000588279A Pending JP2002532606A (ja) | 1998-12-11 | 1999-12-09 | 繊維反応性ジスアゾ染料 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6319290B1 (ja) |
EP (1) | EP1137715B1 (ja) |
JP (1) | JP2002532606A (ja) |
AT (1) | ATE269378T1 (ja) |
AU (1) | AU772205B2 (ja) |
BR (1) | BR9916026B1 (ja) |
DE (1) | DE69918161T2 (ja) |
ES (1) | ES2221490T3 (ja) |
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PT (1) | PT1137715E (ja) |
TR (1) | TR200101635T2 (ja) |
WO (1) | WO2000036025A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200104668B (ja) |
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GB0111573D0 (en) * | 2001-05-11 | 2001-07-04 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co | Fibre reactive scarlet azo dyes |
US7160337B2 (en) * | 2001-12-17 | 2007-01-09 | International Flavors & Fragrances Inc. | Transparent, vegetable-based, substantially hydrocarbon-free candle article |
GB0215982D0 (en) * | 2002-07-10 | 2002-08-21 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co | Fibre reactive azo dyes |
GB0321437D0 (en) * | 2003-09-12 | 2003-10-15 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co | High light fastness reactive red dyes |
CN107543370A (zh) * | 2017-08-25 | 2018-01-05 | 浙江长征化工有限公司 | 一种天然气燃烧后的尾气用于染料喷雾干燥的方法 |
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JPS61231281A (ja) * | 1985-04-06 | 1986-10-15 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | セルロース繊維又はセルロース混合繊維の染色又は捺染法 |
JPH05295288A (ja) * | 1991-12-04 | 1993-11-09 | Bayer Ag | 染料混合物 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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