JP2002532209A - 患者の体内の所望領域の放射線治療を行う自動システム - Google Patents

患者の体内の所望領域の放射線治療を行う自動システム

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JP2002532209A JP2000589244A JP2000589244A JP2002532209A JP 2002532209 A JP2002532209 A JP 2002532209A JP 2000589244 A JP2000589244 A JP 2000589244A JP 2000589244 A JP2000589244 A JP 2000589244A JP 2002532209 A JP2002532209 A JP 2002532209A
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グレッグ ティー ジュエット
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ジャック シー ザ サード グリフィス
アンドリュー エル レオール
マーク デダシュティアン
マーヴィン エイ ガイルズ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、患者の体内の選択された部位の管内治療を行うシステムに使用できる移送装置であって、移送装置および関連カテーテルにより形成される流路を通して流体を循環させるための一体ポンプ(66)を備えている移送装置に関する。リザーバ(52)を備えた着脱可能な流体カートリッジ(50)が設けられており、リザーバ(52)からはポンプ(66)により流体が吸引されかつ流路を通って循環された後に流体がリザーバ(52)に戻される。ポンプ(66)はぜん動ポンプ(66)で構成でき、流体カートリッジ(50)には、移送装置に流体を導入する入口を備えた細長い流体ピックアップを設けることができる。流体ピックアップの長さサイズは、移送装置の方向の如何に係わりなく入口が常に浸漬されるように定められている。流路の一部を形成する管孔を備えた着脱可能な治療カートリッジ(70)を設けることもでき、治療カートリッジ(70)の貯蔵スリーブは、石英のような放射線遮蔽材料で形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願の相互参照 本願は、1998年12月22日付米国仮特許出願第60/113,406号の利益を主
張する。
【0002】 (技術分野) 本発明は、広くは、患者の管内通路を介して治療要素を配給(デリバリ)する
ための管内照射システムに関し、より詳しくは、主として、治療要素を取扱いか
つ該治療要素をカテーテルに配給するための改善された移送装置に関する。
【0003】 (背景技術) 1970年代後半以来、バルーン血管形成術は、冠動脈の閉塞を開通するのに
広く使用されている。簡単に言えば、動脈の拡張は、動脈の狭小部分内にバルー
ンカテーテルを前進させかつバルーンを膨張させて動脈の直径を拡大し、かくし
て、より多量の血流が流れるように動脈を開通させることにより達成される。閉
塞部を除去するか、閉塞部のサイズを小さくするアテレクトミ術(atherectomy
techniques)も同じ目的で使用されている。
【0004】 バルーン血管形成術は冠動脈を開通させる有効な方法であることが証明されて
いるが、多くの場合、動脈はバルーンを膨張させた部位が再び狭小化し、このよ
うな狭小化は再狭窄とよばれている。再狭窄は、バルーンの膨張により生じた動
脈の損傷から生じる血管形成部位での瘢痕組織の形成により引き起こされると考
えられる。最近では、血管形成術またはアテレクトミの後に管内照射を行って動
脈の損傷領域を治療し、細胞増殖および傷治癒応答を防止することにより再狭窄
の防止を助けている。このような管内放射線治療方法および装置が、米国特許第
5,899,882号および1997年9月23日付米国特許出願第08/936,058号および
1999年5月4日付米国特許出願第09/304,752号に開示されている。これらの
米国特許および米国特許出願は本願に援用する。これらの米国特許出願には、患
者の管内に挿入されかつ治療すべき領域の部位まで前進されるカテーテルと、個
々の放射能治療要素すなわち「シード(seeds)」を、カテーテルに沿って治療
部位へと(および治療部位から)流体圧または空気圧により前進および後退させ
ることを容易にする移送装置が概略的に開示されている。
【0005】 脈管系内に挿入されるどのような装置でも、いかなる部片または要素も装置か
ら離脱して脈管系内に入らないことを確保する充分な一体性をもたなくてはなら
ない。これは、カテーテルの遠位端へと(および遠位端から)移動される治療要
素について特に言えることである。また、装置は放射線治療要素を使用すること
を意図したものであるため、患者またはユーザのいずれもが放射線に不意に露出
されないように防止する安全性が強く要望されている。
【0006】 上記特許および係属中の特許出願に開示された装置の実際の使用は、治療要素
がシステムから離脱する可能性を低減させ、従って患者およびユーザの安全性を
を高めるべく改善すべきいくつかの領域を示唆している。
【0007】 (発明の開示) 従って、本発明の主目的は、意図しない放射線露出から患者およびユーザを保
護する付加防護手段を備えた移送装置/カテーテル組立体を提供することにある
【0008】 より詳しくは、本発明の目的は、治療要素が移送装置から不意に離脱すること
がない移送装置/カテーテル組立体を提供することにある。
【0009】 上記目的並びに他の目的は、添付図面および後述の詳細な説明を参照すること
により明らかになるであろう。また、上記目的並びに他の目的は、移送装置およ
びカテーテルが加圧流体の流路を形成し、加圧流体により、移送装置の管孔を通
して別のカテーテルの管孔内に前進される少なくとも1つの治療要素により、患
者の体内の選択された部位の管内治療を行うシステムに使用できる移送装置によ
り達成される。ポンプにより流体がリザーバから吸引されかつ流路を通って循環
された後に流体がリザーバに戻される構成の着脱可能な流体カートリッジが提供
される。ポンプはぜん動形ポンプで構成でき、流体カートリッジは細長い流体ピ
ックアップを有し、該流体ピックアップは入口を備え、該入口を通って流体が移
送装置内に導入される。流体ピックアップの長さサイズは、移送装置の方向の如
何に係わらず入口が常に流体中に浸漬されるような大きさである。流路の一部を
形成する管孔を備えた着脱可能な治療カートリッジを設けることもでき、治療カ
ートリッジ用の貯蔵スリーブは、石英のような放射線遮蔽材料で形成できる。ま
た、治療カートリッジには、治療要素に関する選択された情報を記憶しかつ表示
するメモリを設けることができる。
【0010】 本発明の他の態様では、移送装置に、カテーテル、流体カートリッジおよび治
療カートリッジすなわちソースカートリッジの各々が移送装置に取り付けられて
いなければ移送装置の作動を防止するシステムを設けることができる。好ましい
実施形態では、このようなシステムは、カテーテル、流体カートリッジおよびソ
ースカートリッジの各々が移送装置により受け入れられる位置の近くで移送装置
内に配置された光源および光学センサを有している。各光源は、光学センサが、
カテーテル、流体カートリッジまたはソースカートリッジが移送装置に受け入れ
られていない場合にのみ光源からの光を受けることができるように光学センサに
対して配置されている。光学センサは、カテーテル、流体カートリッジまたはソ
ースカートリッジが移送装置に受け入れられている場合には光源からの光を受け
ることが遮蔽される。移送装置からカテーテルへの治療要素の移動を制御するマ
イクロプロセッサは、カテーテル、流体カートリッジおよびソースカートリッジ
の少なくとも1つが移送装置に取り付けられていない旨を表示する信号をいずれ
かの光学センサから受けたときに、移送装置の作動を防止する。
【0011】 本発明の更に別の態様では、管内治療システムに使用するためのカテーテルが
提供され、該カテーテルは、実質的にこの長さ方向に沿って延びている4つの管
孔を有する。1つの管孔は、治療要素を摺動可能に受け入れることができかつそ
の遠位端で2つの管孔と流体連通しており、流体を戻すことができる。第4管孔
は、遠位端が開口しておりかつガイドワイヤを受け入れることができる。カテー
テルの遠位端の断面積は近位端の断面積より小さくし、かつ断面形状は灌流が行
えるようにするため非円形にすることができる。
【0012】 本発明の他の態様では、移送装置は、治療要素が、治療要素カートリッジから
カテーテルに移動することまたは移動を防止することを選択的に可能にすべく、
第1位置と第2位置との間で移動可能なゲートを有している。ゲートを制御する
アクチュエータはまた、ゲートが、治療要素が治療要素カートリッジからカテー
テルへと移動することを防止する位置にあるときにのみ、移送装置からカテーテ
ルおよび治療要素を解放可能にする。
【0013】 本発明の更に別の態様では、移送装置は、貯蔵スリーブ内の治療要素の存在ま
たは不存在を検出するシステムを有し、該システムは、貯蔵スリーブの一側に配
置される光源と、貯蔵スリーブの第2側に配置されるリニア配列のフォトセンサ
とを有している。フォトセンサにより測定された光量と、治療要素が貯蔵スリー
ブの管孔内に存在しないときにフォトセンサにより測定される光量に対応する基
準光量とを比較するマイクロプロセッサが設けられている。
【0014】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明は、自動カテーテルベース放射線デリバリシステム、および該システム
を患者の体内の所望領域の治療に使用する方法である。本発明のシステムは、デ
リバリカテーテル、治療要素、およびソーストレーンをカテーテルを介して患者
の体内の選択部位に電子機械的に配給する移送装置を有している。移送装置は、
LCD(液晶ディスプレイ)を介してグラフィックスおよびテキストを表示する
ことにより、ユーザが手順を適宜進行するための指示メッセージを与え、一連の
個々のディスプレイは、作動入力制御装置と協働して、直感的なユーザインター
フェースが行えるようにする。
【0015】 図1〜図3には、組み立てられた移送装置が示されている。移送装置10の外
部形状は、片手または両手で容易に保持できるように人間工学的に設計されてお
り、右利きおよび左利きの医者に等しく適用できるようになっている。図1およ
び図2に示すように、移送装置10の左右両側には、指当て14および親指当て
16を備えた湾曲ハンドグリップ12が配置されている。或いは、装置10は、
ユーザが掌で持つか、平らな表面上に置くこともできる。装置10を両手で支持
するとき、親指がコントロールボタンを容易に操作できる。
【0016】 上方ハウジング部分18および下方ハウジング部分20は、一体に嵌合されて
、内部部品を保持するシェルを形成する。上方ハウジング部分18の開口は、ユ
ーザが、ディスプレイ22、制御ボタン24、26、28、30、インジケータ
LED(発光ダイオード)32、34、36、ラッチ部材38にアクセスするこ
とを可能にする。上方ハウジング部分18はまた、ソーストレーン43(治療要
素およびマーカシードを備えている)およびピンゲート44を収容するスリーブ
42を覗く窓40を有している。スリーブ42は、例えば石英、合成溶融シリカ
、ポリカーボネートプラスチック等の放射線遮蔽材料で作るのが好ましい。
【0017】 下方ハウジング部分20は、装置の電源(最も可能性の高いのは交換形または
充電形バッテリパック)を取り付けるための中央開口を有している。図2に示す
ように、電源上にはハードカバー46が固定され、開口が完全に塞がれる。バッ
テリパック48の交換および充電の容易性を確保するため、バッテリパック48
の交換および充電の容易性を確保するため、バッテリパック48には、移送装置
10の電気接点に電気的に接続する外部接点を備えた一体形プラスチックハウジ
ングを設けることができる。このバッテリパックは、ユーザが直ぐにアクセスで
きるように移送装置10の外面に沿って配置できる。
【0018】 また、上下のハウジング部分18、20は、協働して、流体カートリッジ組立
体50を挿入する開口を形成する。流体カートリッジ50は、食塩水、無菌水ま
たは蒸留水、またはソーストレーン43の流体デリバリ用の他の何らかの流体源
を収容する。
【0019】 図4Aおよび図5に最も良く示すように、流体カートリッジ組立体50は、円
筒状の流体リザーバ52と、流体リザーバに流体を出入りさせる端キャップ54
と、移送装置10に対して流体リザーバ52の挿入および取出しを行うハンドル
56とを有している。端キャップ54は流体マニホルドとして機能し、かつ流体
を移送装置内に導入する流体チャンネルすなわち入口を備えた細長い付属肢58
の形態をなす流体ピックアップを有している。端キャップ54はは移送装置の一
体部分として形成し、移送装置内に挿入したときに流体リザーバ52と係合する
ように構成できる。流体リザーバ52の遠位側中央部には、流体ピックアップ5
8を受け入れるための凹状開口60が設けられている。該開口60に隣接して流
体戻り孔62が設けられており、該流体戻り孔62は、流体が移送装置および移
送装置に関連するカテーテルを通って循環された後に、流体をリザーバ52に戻
すことができる。
【0020】 リザーバ52の寸法および流体の体積は、移送装置10の取扱い中に、流体レ
ベルが決して凹部60以下にならないように定められる。移送装置10が保持さ
れる角度によって、幾分かの流体は凹部60の一側から他側へと変位するであろ
うが、付属肢58の自由端は常に流体中に浸漬された状態にある。かくして、流
体のみが付属肢58の流体チャンネル内に流入できる。流路中に気泡が混入する
傾向を低減させる必要があるため、この構成は重要である。
【0021】 流体リザーバ52は、洗浄のためおよび使用済み流体を新鮮流体に置換するた
め、取り外すことができる。これは、固定された端キャップ54からねじを緩め
ることにより簡単に行われる。或いは、流体カートリッジ50は使い捨て形とし
て構成できる。各治療の終時に、使用済み流体カートリッジ50は廃棄されるか
、既に充填されている新しいカートリッジに置換される。
【0022】 図7の流体流れ図に示すように、流体流路は流体リザーバ52内から出発し、
デリバリシステム全体を連続している。流体カートリッジの出口ポート64(図
4A)はぜん動形ポンプ66に流体連通しており、該ポンプ66は、流体を吸引
しかつ流体チャンネルを通して吐出して、治療要素を有効に配給し、維持しかつ
回収する。ぜん動ポンプ66は、治療要素の送出および回収の両方を単一方向で
作動するようにプログラムするか、送出モードと回収モードとの間で方向を変え
るようにプログラムすることができる。
【0023】 流体を単一方向にポンピングするとき、システムは、流体の流れを適正に指向
させるべくマイクロプロセッサにより作動される流体制御弁、好ましくはソレノ
イド弁68に基いて制御される。或いは、手動弁を使用して流体の流れを制御す
ることもできる。流体制御弁68は、ソースカートリッジ70およびこれに取り
付けられたデリバリカテーテル140または142の両方の流体チャンネルと流
体連通している。送出モードでは、流体制御弁68は、ソースカートリッジ70
を通る流体の流れを、ソースデリバリ管孔を通してカテーテル内へと、かつ流体
戻りチャンネルを通してカテーテルから流出させるように自動的に指向する。戻
りモードでは、流体制御弁68は、流体の流れ方向を自動的に反転させる。
【0024】 使用時には、治療要素をカテーテルに送出しかつカテーテルから回収するのに
要する力は、治療のために治療要素をカテーテル内の所望位置に維持する力より
も大きいことを必要とする。従って、エネルギを節約するため、ポンプ66は、
治療要素の位置を維持するときには低速で作動する。治療が完了すると、ポンプ
66は全速度を回復し、治療要素を移送装置10内のソースカートリッジ70内
に押し戻す。治療要素の送出、維持または回収が全く行われないときは、ポンプ
66はアイドル運転される。
【0025】 治療要素がソースカートリッジ70内に収容されていないときにポンプ66が
作動しなくなった場合には、ユーザは自動流体管理システムを手動で無効にして
要素を回収する。例えば、ユーザにアクセスできるルアコネクタ(図示せず)を
流体流路に流体連通させ、かつ流体が充填された注射器をコネクタに取り付けて
、全ての治療要素をソースカートリッジ70に押し戻す加圧流体源として使用す
ることができる。
【0026】 本発明の他の特徴に従って、移送装置10は互換可能なソースカートリッジ組
立体70を有している(図4に最も良く示す)。可変長ソーストレーンを配給で
きるようにするため、ソースカートリッジ組立体70は石英スリーブ42を収容
し、該スリーブ42は、ソーストレーン43およびピンゲート44を収容する。
可変長ソーストレーンの互換可能カートリッジ70は、ユーザが、患者を治療す
る適当な長さのソーストレーン43を備えたカートリッジを選択することを可能
にする。各カートリッジ70は最長ソーストレーン43(冠状脈管用は60mm
まで、周辺脈管用は150mmまで)を貯蔵できる能力を有している。最大長さ
より短いソーストレーン43には、該ソーストレーン43を石英管孔72の遠位
端のピンゲート44に直接隣接した状態に維持するリテーナ(図示せず)が同伴
される。移送装置内に挿入されると、ソースカートリッジ70は、ソレノイド弁
68を移送装置10内のチャンネルおよびデリバリカテーテルに流体的に連結す
ることにより流路を完成する。
【0027】 図4Bに示すように、ソースカートリッジ70の頂中央部には、ユーザが透明
な石英スリーブを見ることができるようにする細長い開口74が設けられている
。この開口74内には、石英スリーブ42内に収容される治療要素およびピンゲ
ート44を視覚検出するための透明な窓部片40が嵌合される。治療要素および
マーカシードを拡大するため、窓部片40の全体を拡大レンズに置換できる。窓
部片40または拡大レンズの遠位端は、少なくともソーストレーン43のピンゲ
ート44および遠位側マーカシードを更に拡大する円形レンズに連結できる。
【0028】 ソースカートリッジ70は、ソーストレーン43を、石英スリーブ42の全長
に沿って延びている中央管孔72内に収容する。前述のように本願に援用する米
国特許出願第08/936,058号の図39Aおよび図39Bに開示されたものと同じピ
ンゲート44が、中央管孔72に対して垂直でかつ該中央管孔72を石英スリー
ブ42の外面に連結するチャンネル内に横たわる。ピンゲート44は、該ピンゲ
ート44が石英管孔72と交差してソーストレーン43が石英スリーブ42から
出ることを防止する閉位置と、ピンゲート44が後退してソーストレーン43を
カテーテル内に配給できるようにする開位置との間で操縦される。ピンゲート機
構44の残余の部品すなわち、ピン80、シール(図示せず)、円筒バー82お
よび圧縮ばね(図示せず)が、ソースカートリッジ70の開口内でかつ石英スリ
ーブ42の外面上に配置される。ばねの一端は、ソースカートリッジ70に沿う
露出部分に取り付けられる。図6Aおよび図6Bに示すように、円筒バー82は
、中央に配置された2つの円形凹状領域84を有しており、各領域は両側に配置
されている。ばねの自由端は凹部84内に嵌合されており、ピンゲート44のヘ
ッドは他方の凹部84内に嵌合されている。石英チャンネル内にはシールが配置
され、該シールはピンゲート44の周囲を閉じて、ピンゲート44が閉位置と開
位置との間で前後に操縦されるときに流体気密シールを形成する。
【0029】 ソースカートリッジ70はまた、移送装置10内への挿入および移送装置10
からの取出しを容易にするための大きなノブ状ハンドル86を有している(図4
〜図6Bに最も良く示されている)。ハンドル86には、ソーストレーンの長さ
の表示を設けるか、および/または長さの異なるソーストレーンを収容する他の
カートリッジ70から区別するための着色コードを付すことができる。ハンドル
86の内部は中空でありかつピン(図示せず)を備えたばね付勢形ボタン88を
収容する。ボタン88の円筒状部分90はハンドル86の頂部の開口92を通っ
て延びており、ピンはハンドル86の側面の開口94を通って延びている。カー
トリッジ70が移送装置10内に挿入されると、ピン(従って、ボタン)は、移
送装置の上方ハウジング部分18のネガティブに傾斜した張出し部分96により
下方に押される。ピンはボタン88と一体であるので、ボタン88はばねを圧縮
して下方に押される。ひとたびカートリッジ70が完全に係合されると、ピンは
もはや張出し部分96により妨げられることがなくなり、ピンは、ばねの押圧力
によってノッチ(図示せず)内へと上方に押される。ばねは圧縮が解放されボタ
ン88は完全に伸長する。カートリッジ70は、ボタン88を押し下げ、これに
よりピンをノッチより下方に下降させたときにのみ、移送装置10から取り外す
ことができる。このようにしない限り、ピンの移動はノッチの壁により拘束され
る。
【0030】 ソースカートリッジはまた、放射線治療に使用されたソーストレーン43の長
さ、その放射線強度および回数等のソーストレーンに関する特定情報を記憶する
不揮発性メモリを有している。記憶されたデータは、英数字の翻訳である。図8
に示すように、この「小さい」カートリッジ71は、該カートリッジ71および
移送装置10の各々に1つずつ設けられた電子コネクタ98を介して移送装置1
0に接続される。ソースカートリッジ71が移送装置10内に挿入されると、両
電気接点が接触し、移送装置10がメモリ内に記憶されたデータを読み取り、こ
れをユーザにディスプレイする。ディスプレイされた情報に基いて、ユーザは、
所望のカートリッジ71が挿入されたか否かを決定できる。移送装置10は、デ
ータが、指示された限度内に入っているかを確認するチェックを遂行することも
できる。データが限度外にあるときは、移送装置10はエラーを表示し、治療の
開始を許容しない。
【0031】 デリバリカテーテルは、該カテーテルの近位端に沿って配置された専用コネク
タ99を介して移送装置10に連結される。コネクタ99を挿入するための、移
送装置10に設けられた開口は、ソレノイド弁68と流体連通する流体ポート1
02を備えた流体シール100でライニングされている。図5および図6Aに示
すように、コネクタ99が移送装置10内に挿入されると、コネクタ99は流体
シール100およびコネクタラッチ38を通り、最終的に、ソースカートリッジ
70の遠位端に設けられた中実コーン部材104(図9に最も良く示す)と係合
する。ばね付勢されたラッチ38は、コネクタ99を受け入れることができるよ
うに下方に押されなくてはならない。下方に押されなければ、正しいサイズをも
つ開口がコネクタ99と整合することはない。コネクタ99が挿入されたならば
、ラッチ38が緩められ、該ラッチ38が上方に弾発されると、コネクタ99の
アンダーカット部分と係合する。コネクタ99を移送装置10から解放するには
、ラッチ38は下方に保持されなくてはならない。
【0032】 カテーテルまたはソースカートリッジ70の連結を切り離す前に、ユーザは、
全ての治療要素が、石英ハウジング42内でかつ閉じたピンゲート44の後ろに
あることを確認しなければならない。従って、ソーストレーン43の視覚検出に
加えて、移送装置10内には、電子検出システムが設けられている。図9に示す
ように、電子検出システムは、光源106(レーザのような可視光線、または赤
外線でもよい)と、リニアCCD(荷電結合素子)配列108との組合せを使用
している。光源106およびリニアCCD配列108は、カートリッジ70の両
側に配置される。光源106からの光は、ジャケット形光ファイバ束110を通
って進行し、リニアビードすなわち光の平面を形成する。リニア光線は、カート
リッジ70の側面に沿って設けられた長手方向スロット112を通り、ピンゲー
ト44および石英管孔72の一部を照明する。ソースカートリッジ70は、発光
器106およびCCD配列108の両方に隣接するスロット112を有し、光が
これらを通り得るようにしている(図4、図6Bおよび図8参照)。
【0033】 リニアCCD配列108は、これらに向かう光を測定する一列のフォトセンサ
からなる。ソーストレーン43の全体がハウジング18、20内にある場合には
、フォトセンサ上に向けられる光は、1つ以上の要素が紛失しているときよりも
少なくなるであろう。かくして、この電子システムは、CCD配列108により
検出される光量に正比例する出力電圧を読み取ることにより、全ての治療要素お
よびマーカシードが存在するか否かを決定できる。
【0034】 可変長ソーストレーンを使用できるため、光検出システムは、任意のソースト
レーン43の遠位側部分のみの存在を検出する。好ましくは、任意のトレーン4
3の最も遠位側の少なくとも5つの要素が、所与の位置において所定時間をかけ
て検出される。任意の所与のソーストレーン43の最後の5つの要素(遠位側マ
ーカおよび4つの治療要素)が存在する場合には、ユーザは、検出された範囲よ
り近位側の残余のソーストレーンもまた存在することを、信頼性をもって推測で
きるであろう。
【0035】 3つのインジケータLED32、34、36(図1)は、移送装置10の表面
に沿ってユーザに見えるように配置されている。ソーストレーン43が存在しか
つゲート44が閉じられていることを電子検出システムが検出するときは、割り
当てられたLED32(緑色LEDが好ましい)が発光して、これをユーザに知
らせる。ソーストレーン43が紛失しておりおよび/またはゲート44が開いて
いることを検出システムが検出すると、緑色LED32が消滅しかつ割り当てら
れたLED34(琥珀色が好ましい)が点灯して、ユーザに警告する。緑色また
は琥珀色LEDのいずれかが点灯することはあっても、両者が同時に点灯するこ
とはない。第3のLED36(赤色が好ましい)が点灯するときは、電池の消耗
を示す。電池消耗表示LED36は、他の2つのインジケータLED32、34
のいずれかの点灯と同時に点灯するように構成できる。
【0036】 ソーストレーンの存在を検出する電子検出システムに加え、流体カートリッジ
50、ソースカートリッジ70および専用コネクタ99の存在を検出する他のセ
ンサを移送装置10内に設けることができる。このようなセンサは、機械式、電
気機械式(例えば、移動または位置を測定するマイクロプロセッサを備えたリー
フスプリング)、電気式(例えば、トリップスイッチまたはリミットスイッチ)
、磁石式(例えば、永久磁石を備えたリードスイッチ)、電磁式(例えば、ホー
ル効果センサ)または光学センサ等の良く知られた多くの形式のセンサのうちの
任意のセンサを使用できる。他の形式のセンサとして、変位/位置センサ、近接
センサ、居在移動検出器(occupancy motion detectors)、圧力センサ、力セン
サまたは歪みセンサがある。
【0037】 例示の実施形態では、3つの連結具の各々について、赤外線LEDのような光
源に光学センサを連結できる。光源は、流体カートリッジ50、ソースカートリ
ッジ70および専用コネクタ99の各々が移送装置10内に完全に挿入されたと
きに、これらが光源の光線を遮断するように配置される。センサは投影光の光量
の変化を検出しかつこれをシステムの電子制御装置に接続する。流体カートリッ
ジ50、ソースカートリッジ70およびデリバリカテーテルの1つ以上が移送装
置10内に適正に挿入されないときは、グラフィックユーザインターフェースは
、紛失した連結具(単一または複数)を表示し、矯正されるまでユーザがこれ以
上続行できないようにする。
【0038】 ゲートアクチュエータ組立体114は、図4Cおよび図6に示すように、ピン
ゲート44の開閉を制御する。ゲートアクチュエータ組立体114は、駆動モー
タ116と、ウォームギア118と、該ウォームギアに固定されておりかつウォ
ームギアの回転により直線的に移動する取付け部材120と、U形板122とを
有している。取付け部材120は、これを貫通する傾斜スロット124を備えた
中央部と、該中央部から遠位側に延びておりかつ最遠位端に***ポスト128が
設けられたネック126と、中央部から近位側に延びている長いロッド130と
を有している。U形板122(図5参照)は、スロット124に対して移動可能
に連結されている。
【0039】 作動に際し、ユーザが送出モードを付勢すると、モータ116がウォームギア
を回転させ、取付け部材120はソースカートリッジ70の近位端に向かって直
線的に移動する。かくして、取付け部材120は、前方位置にあるU形板122
を、ウォームギア118の方向に対して垂直に押圧する。U形板122は、円筒
バー82の頂部と交差するとき、ピンゲート44に跨っており、ピン80を開い
たゲート位置内へと押圧する。
【0040】 ゲートアクチュエータ組立体114は、ゲート44が開いている間にカテーテ
ルおよび/またはソースカートリッジ70が移動することに対する付加的保護を
同時に与える。ロッド130は、ソースカートリッジハンドル86の側部から延
びているピンの下で移動し、これにより、ばね付勢形ボタン88を押し下げなけ
れば、移送装置10からカートリッジ70を離脱させることはできない。取付け
部材120の遠位端の***部分128はラッチ38の肩部39の直ぐ下で移動し
、これにより、ラッチ38を押し下げなければ専用コネクタ99を離脱させるこ
とはできない。
【0041】 図10には、電子システムのブロック図が示されている。電子部品は、印刷回
路基板、インターフェース基板およびコントローラ基板上に組み込まれている。
ソース検出アルゴリズムを遂行することに加え、インターフェース基板134は
ポンプモータ66、ゲート組立体モータ116、ソレノイド68およびインジケ
ータLED32、34、36を駆動する。コントローラ基板136は、LCD2
2(図1および図5参照)上に一連のスクリーンをディスプレイし、かつユーザ
インターフェースボタン24、26、28、30を介して入力されるユーザ入力
138に基いて、インターフェース基板134に指令を与える。ディスプレイス
クリーンは、ユーザがどれほど多くの情報を受けることを望んでいるかというこ
とと、ユーザにより与えられるべき入力のレベルとに基いて、多くの異なる方法
で設計される。
【0042】 図11〜図22は、ユーザによる放射線治療手順の遂行の補助に有効な一連の
ディスプレイスクリーンの一例を示すものである。この例および図1および図5
に示すように、移送装置10は、3つの特殊機能ボタン26、28、30および
少なくとも2つの一般機能ボタン24を有している。特殊機能ボタンは、「電源
」ボタン26、「終了」ボタン28および「ホーム」ボタン30である。しかし
ながら、これらのボタン26、28、30は、ソフトウェア・インターラプタ(
software interrupters)をバイパスさせるのに設けられ、必要に応じて種々の
機能をもつようにプログラムできる。一般機能ボタン24は指示メッセージのデ
ィスプレイに対応し、個々のスクリーンの入力と関連するとバックライトが点灯
される。個々のディスプレイスクリーンが、一般ボタン24と関連する入力をも
たない場合には、該ボタンは作動不能にされるであろう。しかしながら、LED
が各ボタン24、26、28、30の下に配置されており、個々の各スクリーン
の付勢ボタンのみバックライトが点灯されるであろう。
【0043】 「電源」ボタンを押すと、電子装置にスイッチが入る。システムがパワーアッ
プすると、エレクトロルミネッセンス(EL)またはLEDバックライトが発光
しかつ全てのLEDが一定時間点滅して、システムが作動していることを表示す
る。ピンゲート44が閉じられておりかつ治療要素が石英ハウジング42内に貯
蔵されていることをソース検出システムが決定した場合には、緑色LED32は
点灯した状態に維持される。それ以外の場合には、琥珀色LED34が点灯され
て、治療要素の紛失または開いたピンゲート44を表示する。
【0044】 第1ディスプレイスクリーン(図11)は、装置の製造業者を短時間識別し、
次にシステムは第2スクリーンを自動的に映し出し、該第2スクリーンは、ユー
ザが2つ以上のソーストレーンのいずれかを選択する指示メッセージを与える。
ユーザが1つを選択すると、システムは、ユーザの選択形態を尋ねる新しいスク
リーン(50mmカートリッジまたは20mmカートリッジのいずれかの選択に
基いて図12または図13のスクリーン)に移行する。
【0045】 ユーザは、移送装置10の上面にある「停止(ABORT)」ボタン28を押すこ
とにより、いつでもこの手順を停止させることができる。続行する場合には、「
YES」ボタン24を押す。これにより、プライミング(PRIME)スクリーン(
図14)は、ユーザが、治療要素の配給前に、流体で装置10の呼び水を行うか
否かを決定する指示メッセージを示す。「NO」を選択した場合には、システム
は直ちに放射線線量(RADIATION DOSAGE)スクリーン(図15)に進み、該スク
リーンは、ユーザが14Gyまたは18Gyのいずれの線量を選択するかの指示メッ
セージを与える。「NO」を選択しない場合には、ポンプ66およびソレノイド
68が付勢され、流体を装置の流体チャンネルを通してポンピングすると同時に
、治療要素をソースカートリッジ70内に維持する。
【0046】 次のスクリーン(図16)は、処方された線量およびスマートカートリッジ内
に記憶された情報に基いて、治療時間をディスプレイしかつユーザが治療を開始
する旨の指示メッセージを与える。送出(SEND)モードが開始されると、ポンプ
66、ソレノイド68およびゲートアクチュエータ組立体114が協働して、治
療要素をカテーテルの遠位端に送出する。ピンゲート44が開いてソーストレン
43が石英スリーブ42から出ると、緑色LED32の代わりに琥珀色LED3
4が点灯する。この時点で、新しいスクリーン(図17)が現れ、治療要素がカ
テーテルの端部に到達することを待機する旨を表示する。
【0047】 ひとたび治療要素が所定位置に配置されると、治療要素を所望位置に維持する
ためポンプ速度が50%だけ低下され、次のディスプレイスクリーン(図18)
が治療時間のカウントダウンを開始する。治療時間がゼロに近づくと、治療要素
を戻すためポンプ66が全速度を回復する。治療時間が経過するやいなや、ソレ
ノイド弁68が流体の流れ方向を反転させ、治療要素が石英スリーブ42内に押
し戻される。
【0048】 ひとたび治療要素が戻されると、光学検出システムがソーストレーン43の存
在を検出し、ゲート44が閉位置に移動しかつポンプ66およびソレノイド68
のスイッチが切られる。琥珀色LED34の代わりに緑色LED32が点灯され
、治療要素の存在をユーザに表示する。次のスクリーン(図20)は、ゲート4
4が閉じられたこと(Gate Closed)を確認する。最後のスクリーンの前のスク
リーン(図21)で最終的な治療時間(Treatment Time: 初期設定時間−戻り時
間)をディスプレイし、最後のスクリーン(図22)は、ユーザに、システムの
電源を切る旨の指示メッセージ(Turn Power Off)を与える。
【0049】 何らかの理由でユーザが、進行中の治療を一旦停止したいと考える場合には、
これは、「停止」ボタン28を押すことにより行われる。これによりタイマがフ
リーズされかつ図19に示すスクリーンが付勢される。ユーザには、治療要素を
直ちに移送装置10に戻すか、治療のために治療要素送出を続行するオプション
が与えられる。ソーストレーン43を移送装置10に戻すことが選択された場合
には、図20〜図22に示したスクリーンが前述のようにして続けられる。ソー
ストレーン43を治療のために送出することが選択された場合には、図18、図
19、図20、図21および図22に示したスクリーンが前述のようにして続け
られる。
【0050】 ソーストレーン43をデリバリカテーテル内に解放した後の任意の時点で、ユ
ーザは、「ホーム(HOME)」ボタン30を押すことによりソーストレーン43を
自動的に移送装置10に戻すオプションを有している。図25A〜図25PPに
は、連続的に配置された42個の個々のスクリーンからなる別の一連のディスプ
レイスクリーンが集合的に示されている。
【0051】 移送装置10は、本願に援用する前述の特許および特許出願に開示された任意
のカテーテルに連結できる。また、図23A、図23Bおよび図24に示された
断面をもつカテーテル140、142を使用して、治療要素を患者の体内の選択
部位に配給することができる。カテーテル140、142は、ナイロン、PEBAX
(登録商標)、ポリエチレンおよびポリウレタン等の任意の材料または材料の組
合せで構成できる。4つの管孔すなわち、ソーストレーンデリバリ管孔148、
2つの流体戻し管孔150およびガイドワイヤ管孔152を備えた細長いカテー
テル140を作るため、各々が異なるデュロメータ硬度および剛性を有する近位
端セグメント144(図23A)および遠位側セグメント146(図23B)が
同時押出し成形されかつ一体に溶融されるか、可変押出し成形される。4つの全
ての管孔はカテーテル140の全長に沿って配置され、ソーストレーン管孔14
8は、その遠位端が両流体戻し管孔150と連通している。
【0052】 図23Bに示すように、カテーテル140の遠位側セグメント146は、その
長さ方向に沿う小輪郭をもつ非円形の断面形状を有し、血液の灌流を行う通路1
54を形成している。小輪郭になっているため、カテーテル140の遠位側セグ
メント146は大きな柔軟性および可撓性を有し、従って、遠位側セグメントを
、特に人体内のより遠方でかつ曲がりくねった領域まで容易に前進させることが
できる。また、柔軟な遠位側セグメント146は、ガイドワイヤ上でのカテーテ
ルの追随性を向上させかつカテーテルが患者を通って病変部位へと進行するとき
の管内損傷をなくする無傷チップを形成する。カテーテル140の近位側セグメ
ント144は、遠位側セグメント146とは異なり円形の断面形状を有し、曲が
りくねった血管系を通してカテーテル140を前進させるのにその大きな質量お
よび剛性を利用する。
【0053】 カテーテル142(図24)は単一押出し成形により成形され、その全長に亘
って同一の断面輪郭を有している。このカテーテル142もソーストレーン管孔
156、2つの流体戻し管孔158およびガイドワイヤ管孔160を有している
。ガイドワイヤ管孔160には、ガイドワイヤ上でのカテーテル142の操縦を
容易にするため、例えばポリイミドからなる保護ライナ162を設けるか、テフ
ロン(登録商標:ポリテトラフルオロエチレン)または他の潤滑材料でコーティ
ングすることができる。
【0054】 治療要素およびソーストレーン43(図4参照)のマーカシードも、参考とし
て前掲した特許および特許出願に開示された任意のものを使用できる。ソースト
レーン43は、一連の治療要素およびソーストレーン43の各端部に1つずつ設
けられる2つのマーカシードからなる。治療要素は放射性シリンダが好ましい。
マーカシードは、治療要素を治療部位に適正に位置決めするのに使用され、金ま
たは金めっきしたものが好ましい。なぜならば、金は放射線治療のモニタリング
に使用されるX線透視法により視認できるからである。
【0055】 以上、本発明の全ての目的を達成できる管内放射線治療システムを開示した。
本発明のシステムは好ましい実施形態に関連して説明したが、本発明はこれらの
実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載によ
り定められるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自動移送装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の自動移送装置の側面図である。
【図3】 図1の自動移送装置の底面図である。
【図4】 流体カートリッジ、ソースカートリッジおよびゲートアクチュエータ組立体を
有する図1の自動移送装置の分解図である。
【図4A】 図4の流体カートリッジの分解図である。
【図4B】 図4のソースカートリッジの分解図である。
【図4C】 図4のゲートアクチュエータ組立体の拡大図である。
【図5】 図1の自動移送装置の斜視図であり、ハウジングの上半部を取り外し、選択さ
れた内部部品を分解図で示したものである。
【図6A】 図4の自動移送装置の選択された内部部品を示す斜視図である。
【図6B】 図4の自動移送装置の選択された内部部品を示す斜視図である。
【図7】 図4の自動移送装置内の流体流路を示す概略図である。
【図8】 図4Bに示したソースカートリッジとは別のソースカートリッジを示す斜視図
である。
【図9】 図4の自動移送装置の選択された内部部品を示す別の斜視図である。
【図10】 図1の自動移送装置の電子システムを示す概略図である。
【図11】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図12】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図13】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図14】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図15】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図16】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図17】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図18】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図19】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図20】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図21】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図22】 図1の自動移送装置により表示される一連のディスプレイスクリーンの1つを
示すグラフィック表示である。
【図23A】 本発明によるデリバリカテーテルの近位端の断面図である。
【図23B】 図23Aのカテーテルの遠位端の断面図である。
【図24】 本発明のデリバリカテーテルの断面図である。
【図25A】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25B】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25C】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25D】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25E】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25F】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25G】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25H】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25I】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25J】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25K】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25L】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25M】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25N】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25O】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25P】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25Q】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25R】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25S】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25T】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25U】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25V】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25W】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25X】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25Y】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25Z】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25AA】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25BB】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25CC】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25DD】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25EE】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25FF】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25GG】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25HH】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25II】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25JJ】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25KK】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25LL】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25MM】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25NN】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25OO】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
【図25PP】 図1の自動移送装置により表示される別の一連のディスプレイスクリーンを示
すグラフィック表示である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アームストロング ダグ レイランド アメリカ合衆国 ジョージア州 30328 アトランタ アムハースト コート 290 (72)発明者 ボイルストン バイロン リー アメリカ合衆国 ジョージア州 30188 ウッドストック トリッカム ロード 2941 (72)発明者 ジュエット グレッグ ティー アメリカ合衆国 フロリダ州 33756 ク リアウォーター ヒルクレスト アヴェニ ュー サウス 1466 (72)発明者 ヒルステッド リチャード エイ アメリカ合衆国 ジョージア州 30097 ドゥルス リーフ ランド コート 3495 (72)発明者 グリフィス ジャック シー ザ サード アメリカ合衆国 ジョージア州 30033 デカター ドルッド レイク 1133 (72)発明者 レオール アンドリュー エル アメリカ合衆国 ジョージア州 30548 ホシュトン スモーク ヒル ドライヴ 1495 (72)発明者 デダシュティアン マーク アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626 コスタ メサ パラウ プレイス 1696 (72)発明者 ガイルズ マーヴィン エイ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01775 ストウ ヘリテイジ レーン 15 Fターム(参考) 4C082 AC09 AE05 AR01 4C167 AA04 AA31 AA74 BB11 BB12 BB19 BB32 BB33 BB38 BB40 BB43 BB48 BB62 BB63 CC08 CC09 FF01 GG02 GG09 GG26 HH08 HH11

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送装置およびカテーテルが加圧流体の流路を形成し、加圧
    流体により、移送装置の管孔を通して別のカテーテルの管孔内に前進される少な
    くとも1つの治療要素により、患者の体内の選択された部位の管内治療を行うシ
    ステムに使用できる移送装置において、前記流路を通して流体の加圧および循環
    を行なう一体ポンプと、リザーバを備えた着脱可能な流体カートリッジとを有し
    、流体は、前記リザーバからポンプにより吸引され、流路を通って循環された後
    にリザーバに戻されることを特徴とする移送装置。
  2. 【請求項2】 前記一体ポンプはぜん動形ポンプからなることを特徴とする
    請求項1記載の移送装置。
  3. 【請求項3】 前記一体ポンプは可逆ぜん動ポンプからなることを特徴とす
    る請求項1記載の移送装置。
  4. 【請求項4】 前記流体カートリッジは細長い流体ピックアップを有し、該
    流体ピックアップは入口を備え、該入口を通って流体が移送装置内に導入され、
    前記流体ピックアップは、移送装置の方向の如何に係わらず前記入口が常に流体
    中に浸漬される長さサイズを有することを特徴とする請求項1記載の移送装置。
  5. 【請求項5】 着脱可能なカートリッジを更に有し、該カートリッジは治療
    要素を収容するための貯蔵スリーブを備え、該スリーブは流路の一部を形成する
    管孔を備えていることを特徴とする請求項1記載の移送装置。
  6. 【請求項6】 前記貯蔵スリーブは放射線遮蔽材料からなることを特徴とす
    る請求項5記載の移送装置。
  7. 【請求項7】 前記放射線遮蔽材料は石英からなることを特徴とする請求項
    6記載の移送装置。
  8. 【請求項8】 前記着脱可能なカートリッジは、治療要素に関する選択され
    た情報を記憶しかつ表示するメモリを更に有することを特徴とする請求項5記載
    の移送装置。
  9. 【請求項9】 外部加圧流体源を受け入れることができる、流路への外部ア
    クセス点を更に有することを特徴とする請求項1記載の移送装置。
  10. 【請求項10】 移送装置およびカテーテルが加圧流体の流路を形成し、加
    圧流体により、移送装置の管孔を通して別のカテーテルの管孔内に前進される少
    なくとも1つの治療要素により、患者の体内の選択された部位の管内治療を行う
    システムに使用でき、かつ流体を保持する流体カートリッジおよび治療要素を貯
    蔵するソースカートリッジを受け入れることができる移送装置において、カテー
    テル、流体カートリッジおよびソースカートリッジの各々が移送装置に取り付け
    られていなければ移送装置の作動を防止するシステムが、 カテーテル、流体カートリッジおよびソースカートリッジの各々が移送装置に
    より受け入れられる位置の近くで移送装置内に配置された光源および光学センサ
    を有し、各光源は、光学センサが、カテーテル、流体カートリッジまたはソース
    カートリッジが移送装置に受け入れられていない場合にのみ光源からの光を受け
    ることができ、カテーテル、流体カートリッジまたはソースカートリッジが移送
    装置に受け入れられている場合には光源からの光を受けることが遮蔽されるよう
    に、光学センサに対して配置されており、 移送装置からカテーテルへの治療要素の移動を制御するマイクロプロセッサを
    更に有し、該マイクロプロセッサは、カテーテル、流体カートリッジおよびソー
    スカートリッジの少なくとも1つが移送装置に取り付けられていない旨を表示す
    る信号をいずれかの光学センサから受けたときに、移送装置の作動を防止するこ
    とを特徴とする移送装置。
  11. 【請求項11】 前記移送装置の作動が防止されたときに、カテーテル、流
    体カートリッジおよびソースカートリッジのうちのいずれがカテーテルに取り付
    けられていないかを視覚的に表示するための、マイクロプロセッサにより制御さ
    れるグラフィカルユーザインターフェースを更に有することを特徴とする請求項
    10記載の移送装置。
  12. 【請求項12】 管内治療システムに使用するための、近位端および遠位端
    を備えたカテーテルであって、治療要素が、加圧流体によりカテーテルの近位端
    から遠位端へと前進される構成のカテーテルにおいて、 実質的にカテーテルの近位端から遠位端へと延びている第1、第2、第3およ
    び第4管孔を有し、第1管孔は、治療要素を摺動可能に受け入れることができる
    が、治療要素がカテーテルの遠位端で第1管孔から出ることを防止するサイズを
    有し、第1管孔はその遠位端で第2管孔および第3管孔と流体連通しており、第
    4管孔は遠位端が開口しておりかつガイドワイヤを受け入れることができるサイ
    ズを有していることを特徴とするカテーテル。
  13. 【請求項13】 前記第4管孔は保護ライナを有していることを特徴とする
    請求項12記載のカテーテル。
  14. 【請求項14】 前記保護ライナはポリイミドで形成されていることを特徴
    とする請求項14記載のカテーテル。
  15. 【請求項15】 カテーテルの近位端の剛性および可撓性と、遠位端の剛性
    および可撓性とは異なっており、灌流が行えるようにするため、カテーテルの遠
    位端の断面積は近位端の断面積より小さくかつ非円形の断面形状を有することを
    特徴とする請求項12記載のカテーテル。
  16. 【請求項16】 前記近位端は遠位端に融着されることを特徴とする請求項
    15記載のカテーテル。
  17. 【請求項17】 前記近位端および遠位端は単一可変押出し成形により形成
    されることを特徴とする請求項15記載のカテーテル。
  18. 【請求項18】 加圧流体により移送装置の管孔を通して別のカテーテルの
    管孔内に前進される少なくとも1つの治療要素により、患者の体内の選択された
    部位の管内治療を行うシステムに使用できる移送装置であって、移送装置および
    カテーテルが、加圧流体と、移送装置に着脱可能に受け入れられるカートリッジ
    内にある治療要素との流路を形成する構成移送装置において、 治療要素が、治療要素カートリッジからカテーテルに移動することまたは移動
    を防止することを選択的に可能にすべく、第1位置と第2位置との間で移動可能
    なゲートと、 第1解放ボタンとを有し、該第1解放ボタンは、これを操作したときに移送装
    置からカテーテルを分解でき、 第2解放ボタンを有し、該第2解放ボタンは、これを操作したときに移送装置
    から治療要素カートリッジを分離でき、 ゲートを制御するアクチュエータ組立体を更に有し、該アクチュエータ組立体
    は、治療要素が治療要素カートリッジからカテーテルへと移動することを防止す
    べくゲートを制御するときにのみ、第1および第2解放ボタンの操作を可能にす
    ることを特徴とする移送装置。
  19. 【請求項19】 前記アクチュエータ組立体が、 ウォームギアと、 該ウォームギアを回転させる駆動モータと、 ウォームギアの回転時に第1位置と第2位置との間で直線的に移動するウォー
    ムギアに固定される取付け部材と、 ゲートと係合しかつ該ゲートをその第1位置と第2位置との間で移動させるべ
    く取付け部材と一緒に移動するように前記取付け部材に固定された板と、 取付け部材に取り付けられ、かつ板がゲートをその第1位置に移動させるとき
    に第1解放ボタンの操作を防止する位置に前記取付け部材と一緒に移動できる支
    柱と、取付け部材に取り付けられ、かつ板がゲートをその第1位置に移動させる
    ときに第2解放ボタンの操作を防止する位置に前記取付け部材と一緒に移動でき
    るロッドとを有することを特徴とする請求項18記載の移送装置。
  20. 【請求項20】 加圧流体により管孔を備えた半透明の貯蔵スリーブから別
    のカテーテルの管孔内に前進される少なくとも1つの治療要素により、患者の体
    内の選択された部位の管内治療を行うシステムに使用できる移送装置において、
    半透明の貯蔵スリーブ内の治療要素の存在または不存在を検出するシステムが、 貯蔵スリーブの管孔の少なくとも一部と交差する光の平面を形成すべく貯蔵ス
    リーブの第1側に配置されるジャケット形光ファイバ束を備えた光源と、 該光源からの光を測定すべく貯蔵スリーブの第2側に配置されるリニア配列の
    フォトセンサと、 フォトセンサにより測定された光量と、治療要素が貯蔵スリーブの管孔内に存
    在しないときにフォトセンサにより測定される光量に対応する基準光量とを比較
    するマイクロプロセッサとを有することを特徴とする移送装置。
  21. 【請求項21】 前記光源は赤外線源からなることを特徴とする請求項20
    記載の移送装置。
  22. 【請求項22】 前記光源はレーザダイオードからなることを特徴とする請
    求項20記載の移送装置。
  23. 【請求項23】 移送装置およびカテーテルが加圧流体の流路を形成し、加
    圧流体により、移送装置の管孔を通して別のカテーテルの管孔内に前進される少
    なくとも1つの治療要素により、患者の体内の選択された部位の管内治療を行う
    システムに使用でき、かつ流体を保持する流体カートリッジおよび治療要素を貯
    蔵するソースカートリッジを受け入れることができる移送装置において、カテー
    テル、流体カートリッジおよびソースカートリッジの各々が移送装置に取り付け
    られていなければ移送装置の作動を防止するシステムが、 カテーテル、流体カートリッジおよびソースカートリッジの各々が移送装置に
    受け入れられる位置の近くで移送装置内に配置されたセンサを有し、各センサは
    、カテーテル、流体カートリッジまたはソースカートリッジが移送装置に受け入
    れられているか否かに基いて信号を発生し、 移送装置からカテーテルへの治療要素の移動を制御するマイクロプロセッサを
    更に有し、該マイクロプロセッサは、カテーテル、流体カートリッジおよびソー
    スカートリッジの少なくとも1つが移送装置に取り付けられていないことを示す
    信号をいずれかのセンサから受けたときに移送装置の作動を防止することを特徴
    とする移送装置。
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