JP2002530154A - 端部分の弓形長辺を有する吸収製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 衛生ナプキン、失禁保護物又はブリーフのための保護物の如き吸収製品であって、その製品が縦方向（８）及び横方向（９）、上側（１０）及び下側（１１）を伴う本質的に細長い形状を有し、かつ装着者の前方に面することを意図される第１端部分（６）及び装着者の後方に面することを意図される第２端部分（７）を有する吸収製品において、製品の第２端部分（７）の幅が最大４０ｍｍであること、及びこの端部分（７）の長辺（２，３）が本質的に弓形であることを特徴とする吸収製品。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 発明の分野 本発明は衛生ナプキン、失禁保護物又はブリーフのための保護物の如き吸収製
品に関し、その製品は縦方向及び横方向、上側及び下側を伴う本質的に細長い形
状を有し、装着者の前方に面することを意図される第１端部分及び装着者の後方
に面することを意図される第２端部分を有する。

【０００２】 背景技術 上述のタイプの一般的な吸収製品は通常矩形又は砂時計形状を有する。

【０００３】 これらの形状の吸収製品と関連した一つの問題はストリングブリーフ（string briefs）の使用の増大である。矩形又は砂時計形態の製品はストリングブリー
フの縁を越えて突出し、このタイプの下着を装着する全体的なポイントである優
雅さを幾分損なうだろう。代替策は全体の製品幅がストリングブリーフの最も狭
い部分の境界内に含まれるように製品を十分に狭くすることである。しかしなが
ら、このようにして作られた製品の吸収能力は極めて限定されるだろう。

【０００４】 それゆえ狭い部分と幅広い部分を持つ吸収製品を設計することが提案されてい
る。例えばＵＳ ５７１３８８６，ＵＳ ５７２９８３５及びＷＯ ９７／３９
７１３を参照されたい。

【０００５】 ＷＯ ９７／３９７１３はテーパー付きの３次元形態を有する一つの端、及び
直線形態を有する第２平面端を伴う衛生ナプキンを記載する。ＷＯ ９７／３９
７１３に記載された衛生ナプキンと関連した一つの問題はこれを目立たない製品
にするために要求される寸法に関して案内を全く与えていないことである。ＷＯ ９７／３９７１３による製品での別の問題は吸収製品が直線形態の端を有し、
それが目立たないようにする点で満足のいくものではないことである。

【０００６】 発明の目的 本発明の目的は上述の問題を克服し、ストリングブリーフを使用したときであ
っても目立たない吸収製品を作ることである。

【０００７】 発明の短い記述 従来公知の同様の製品と関連した問題がほとんどの部分に対して避けられる、
導入部で記載されたタイプの製品は本発明によれば製品の第２端部分の幅が最大
４０ｍｍであること、及びこの端部分の長辺が本質的に弓形であることを特徴と
する。

【０００８】 好ましい例によれば、第２端部分の幅は１５〜４０ｍｍである。別の好ましい
例によれば、第２端部分の幅は１８〜３０ｍｍである。

【０００９】 オ−プンワークフロント（open-work front）を持つストリングブリーフを使
用するために好適にするためには、製品長さは有利には１５０ｍｍ以下である。

【００１０】 発明の記述 本発明によれば、上述の問題は製品がストリングブリーフを使用したときに外
側から見ることができないように配置された部分を有する吸収製品を作ることに
よって解決されるだろう。

【００１１】 驚くべきことに、股幅がほとんどのストリングブリーフについてかなり同じで
あることが示された。測定によって４０ｍｍ以下の製品幅がブリーフによって隠
されるために十分狭いことが示された。

【００１２】 幅は好ましくは１５〜４０ｍｍにあるだろう。

【００１３】 既に述べたように、吸収能力はかかる小さな幅（その場合幅は変化しない）を
有する製品の場合においては通常は十分でないだろう。それゆえ吸収製品がブリ
ーフの縁に従い、利用可能な吸収表面積ができるだけ大きいことが重要である。

【００１４】 漏れの見地からは製品ができるだけ幅広いことが重要である。ブリーフの側部
からの漏れ及びブリーフの汚れの危険はもし製品形状がブリーフのそれに従うな
ら減少される。それゆえ本発明による吸収製品は少なくとも部分的に弓状の長辺
を有し、それは股領域におけるブリーフの形状に従う。製品の長辺は滑らかな弓
形状を有する必要はないが、長辺は本質的に弓形であれば足りる。長辺が本質的
に弓形であるべきであると我々が言うときそれらは例えば波形にされることがで
きるが、波形は本質的に弓形に従う。製品の長辺についての他の形態は製品の縦
方向側縁が本質的に弓形状を有する限りもちろん可能である。

【００１５】 ストリングブリーフの股断面の研究は製品の長辺についての弓形状の一定のデ
ザインが特に好ましいことを示す。この好ましい形状は製品の長辺の一つを含む
想像された円の曲率半径がある決められた値内にあることで表示されることがで
きる。これは弓形は円に内接させることができるが、好適な弓形状は長円にも内
接させることができることを表す。どの幾何学的図形が弓形を含むことができる
かにかかわらず有効である好適な弓形状を特定する一つの方法は弯曲されている
製品の長辺によって形成された角度を表すことである。角度は製品の最も短い短
辺に接しかつ横方向に走る線、及び弓形が方向を変えるか又は短辺に変わる点に
おいて製品の長辺の一つに接触するか又は交差する線によって形成されるものと
して計算される。そうして形成された角度の値はある決められた限界内にあるべ
きである。最も好ましい角度は９５°〜１１０°にある。測定方法の詳細な記述
については以下を参照されたい。

【００１６】 市販のほとんどのストリングブリーフの前部分がかなり任意の形状の長辺を有
する通常の幅の製品を収容するのに十分に幅広いので、製品全体が定められた極
めて狭い幅を持つ必要がないことが見出された。これは前に装着される製品の部
分が存在するかもしれない吸収能力条件に従ってより自由に設計されうることを
意味する。

【００１７】 それは端部分の一つだけ（ストリングブリーフの狭い部分中に適合しかつ後に
装着されるその部分）が長辺上に特別な輪郭及び最大幅を伴って作られる必要が
あることに従う。製品中の縦のこの部分は以下において後又は第２端部分として
言及されるだろう。大きな自由度を伴って設計されることができる製品中の縦の
その部分は前又は第１端部分として言及されるだろう。二つの端部分は製品を等
しい長さの二つの部分に必ずしも分割しない。第１端部分は好適には６０〜１７
０ｍｍ長さであり、第２端部分は好適には３０〜９０ｍｍ長さである。製品の全
長さは１４０〜２６０ｍｍである。

【００１８】 図面の簡単な記述 本発明は図面に示された例示的具体例を参照してより詳細に以下に記載される
だろう。

【００１９】 図１は本発明による衛生ナプキンの平面図を示す。 図２は図１の衛生ナプキンの線II−IIに沿った断面を示す。 図３は本発明によるブリーフのための保護物の平面図を示す。 図４は図３のブリーフのための保護物を通る線IV−IVに沿った断面を示す。 図５は下から見た本発明の別の例によるブリーフのための保護物を示す。 図６は本発明の別の例によるブリーフの保護物のための製品の一部を示す。 図７は製品の長辺についての曲率の範囲がどのようにして示されることができ
るかを示す。

【００２０】 図面及び具体例の詳細な記述 図１及び２は本発明の一つの例による衛生ナプキン１を示す。

【００２１】 衛生ナプキンは縦方向及び横方向を伴った基本的に細長い形状を有する。それ
は二つの長辺２及び３、二つの短辺４及び５、第１（６）及び第２（７）端部分
、製品長さにわたって延びる縦方向中央線８及び製品幅にわたって横方向に走る
横方向中央線９を有する。縦方向中央線は製品の長辺から等距離で衛生ナプキン
の縦方向に延びる線であると考えられる。同様に、横方向中央線は衛生ナプキン
の短辺の間で等距離で衛生ナプキンの横方向に配置された線である。衛生ナプキ
ン１は使用中装着者の方になることを意図される上側１０、及び使用中装着者か
ら離れた方になることを意図される下側１１を有する。

【００２２】 衛生ナプキン１は使用中装着者の方になる製品の側（上側１０）上に固定され
る液体透過性外部層１２、及び使用中装着者から離れた方になる衛生ナプキンの
側（下側１１）上の不透過性裏層１３を含む。外部層１２と不透過性裏層１３の
間に吸収体１４がある。外部層及び裏層は吸収体の外側の接合部において接続さ
れる。

【００２３】 図２は線II−IIに沿った図１の衛生ナプキンの断面を示す。衛生ナプキンの下
側１１上で、その不透過性層１３上に衛生ナプキンの縦方向中央線８と平行に配
置された圧力感受性接着剤から作られたストリップ１５の形の固定手段が置かれ
ている。除去可能な保護層１６は接着剤１５の上部に置かれている。保護層１６
は衛生ナプキンが下着に置かれる前に装着者によって除去される。他の固定方法
、例えばVelcro（登録商標）又は摩擦固定ももちろん使用可能である。

【００２４】 外部材料１２は例えば不織布、有孔プラスチックフィルム又はこれらの二つの
材料の積層体の如きいかなる従来の材料のものであることができる。

【００２５】 吸収体１４のための最も好適な材料はセルロースパルプである。これはロール
、ベール又はシートとして利用可能であり、それらは衛生ナプキンの製造のため
に乾燥離解され毛羽の形で変換されてパルプマッティングになり、時には自重の
数倍の水又は体液を吸収する力を持つポリマーである“超吸収材”を添加混合さ
れる。これに対する一つの代替策はＷＯ ９４／１０９５６に記載されたパルプ
マッティングを乾燥成形することである。他の使用可能な吸収材料の例は綿繊維
、ピートモス又は同様物の如き様々なタイプの天然繊維である。もちろん吸収合
成繊維、又は天然及び合成繊維の混合物を使用することができる。吸収体１４は
形態安定化剤、流体分布手段、又は短繊維及び粒子を結合して連続材料にするた
めに熱処理される熱可塑性繊維の如き結合剤などの他の材料を含むこともできる
。様々なタイプの吸収フォーム材料を吸収体に使用することもできる。

【００２６】 不透過性層１３（裏層）は液体不透過性材料からなる。薄い液密プラスチック
フィルムがこの目的のために好適であるが、元来透過性であってもプラスチック
樹脂又は他の液密材料の被覆を与えられた材料を使用することもできる。このよ
うにして吸収製品の下側からの流体の漏れが防止される。それゆえ不透過性層１
３は不透過性の基準を満たしかつこの目的のために十分な可撓性及び皮膚寛容性
を提供するいかなる材料からも作られることができる。不透過性層として使用す
るために好適な材料の例はプラスチックフィルム、不織布及びこれら二つの積層
体である。プラスチックフィルムは例えばポリエチレン、ポリプロピレン又はポ
リエステルであることができる。あるいは不透過性層は吸収体の方になる不透過
性プラスチック層、及び装着者の下着の方になる不織布層の積層体からなること
ができる。このタイプの構成は繊維感触の漏れ防止バリヤー層を提供する。

【００２７】 外部層１２と吸収体１４の間には取得層１７がある。この層１７の目的は流体
を衛生ナプキンに引き入れ、それを下の吸収体１４に送ることである。この取得
層１７は例えば低密度の不織材料であることができる。

【００２８】 図１から衛生ナプキンの長辺２及び３は本質的に弓形であることが理解される
ことができる。弓形状はこれらの長辺２，３が縦方向中央線８の方に内側に弯曲
するように設計されている。第１端部分６はその最も幅広い部分で６５ｍｍの幅
を有する。第２端部分７の最も幅広い部分は３０ｍｍである。

【００２９】 図３及び４は本発明の一例によるブリーフの保護のための保護物１８を示す。
外部層１２、バリヤー層１３及び吸収体１４が存在する。吸収体は“エアレイ（
airlaid）”されることができ、エアレイされたセルロース体であることができ
る。外部層１２及びバリヤー層１３は図１−２に示された衛生ナプキンの同じ層
１２及び１３のために記載されたのと同じ材料から構成されることができる。

【００３０】 図４は図３のブリーフのための保護物を通る線IV−IVに沿った断面を示す。こ
の製品の下側１１上で、その不透過性層１３上には全表面をカバーする圧力感受
性接着剤の層１５′の形の固定手段がある。この接着剤層１５′上には除去可能
な保護層１６があり、それは製品が下着に置かれる前に装着者によって除去され
るだろう。Velcro（登録商標）又は摩擦固定手段の如き他の固定方法ももちろん
使用することができる。

【００３１】 図３からブリーフのための保護物の外部輪郭は図１に示された衛生ナプキンの
それと同じであることが理解されることができる。第１端部分６は６０ｍｍの最
大幅を有し、第２端部分７の最大幅は２２ｍｍである。

【００３２】 図５は本発明の別の例によるブリーフの保護物のための製品を示す。この製品
と図３−４に記載されたものとの違いは圧力感受性接着剤が異なる方法で適用さ
れていること及び液体不透過性裏層１３が呼吸できることである。かかる呼吸可
能な裏層１３はＳＭＳ（スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド）又は例え
ばポリエチレンからなる呼吸可能なプラスチックフィルムであることができる。
このタイプの呼吸可能なフィルムは例えばＥＰ ２８３２００に記載されている
。製品上に適用されるときにその呼吸可能な性質を保持するために、下側１１は
接着剤層によって完全にカバーされてはいけいない。それゆえ接着剤は三つの領
域１５ａ，１５ｂ及び１５ｃに適用される。ストリップ１５ａは製品の縦方向中
央線８に沿って置かれ、製品の全長さにわたって最も狭い短辺５から延びる。接
着剤ストリップ１５ｂ及び１５ｃは第１端部分６の長辺から離れた距離で、縦方
向中央線８の各側上に、接着剤ストリップ１５と平行に配置されている。接着剤
ストリップ１５ａ，１５ｂ及び１５ｃは約１０ｍｍの幅であり、約１１ｍｍ離れ
て位置されている。ストリップ１５ａは長辺２及び３の各々から約６ｍｍに位置
される。これは接着剤が体毛に粘着する危険を低下することによって装着者に対
してより快適にすることである。ストリップ１５ｂ及び１５ｃは製品の第１前端
部分６内にある。製品がその最も幅広い部分にある場合、接着剤ストリップ１５
ｂ，１５ｃは製品の側縁２，３まで到達しないが、製品がその横方向中央線９に
より近くなり狭くなる場合、それらは到達する。

【００３３】 図６は長辺２及び３が波形を有するが、本質的に弓形であるブリーフのための
保護物の別の例を示す。

【００３４】 図７は本発明による吸収製品の一部を示す。図はどのようにして第２端部分７
における製品の長辺２及び３の好ましい弓形状を特定することができるかを示す
。物品の横方向に走る線Ｘは製品の第２端部分に位置される短辺５に接して引か
れる。線Ｘから距離Ｌ＝８０ｍｍにおいて、線ＢがＸと平行に引かれる。弓形状
の測定のためのベースを形成するのは線ＸとＢの間にある製品の部分である。長
辺２は点Ｐで線Ｂと交差する。辺２は第２短辺５に近づくと縦方向中央線８から
離れて弯曲することを停止する。第２短辺５に極めて（例えば２，３ｍｍ未満に
）接近すると、それは縦方向中央線８の方に弯曲する。曲線が方向を変化するそ
の点をＱと称する。次に線Ｎが点ＰとＱの間に引かれる。線ＸとＮの間に形成さ
れる角度を角度ｖと称する。長辺２及び３の好ましい曲線では、ｖ＝９５−１１
０°である。

【００３５】 長辺は曲率を変化する必要はないが、その短辺５との交差点まで同じ曲線方向
で走ることができる。そのときこの交差点は点Ｑを形成する。短辺５は完全にま
っすぐであることができ、そのとき線Ｘは短辺と一致するだろう。

【００３６】 本発明は上述の例に限定されて考えられるべきではない。それらは本発明を明
確にすることだけを意図される。

【００３７】 様々な例の特徴が本発明の範囲内で互いに組み合わされることができる。例え
ば、異なる例における様々な接着剤パターンをもちろん他の例の他の別の特徴と
組み合わされることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明による衛生ナプキンの平面図を示す。

【図２】 図１の衛生ナプキンの線II−IIに沿った断面を示す。

【図３】 本発明によるブリーフのための保護物の平面図を示す。

【図４】 図３のブリーフのための保護物を通る線IV−IVに沿った断面を示す。

【図５】 下から見た本発明の別の例によるブリーフのための保護物を示す。

【図６】 本発明の別の例によるブリーフの保護物のための製品の一部を示す。

【図７】 製品の長辺についての曲率の範囲がどのようにして示されることができるかを
示す。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１２年１０月３１日（２０００．１０．３１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3B029 BD19 4C003 AA03 4C098 AA09 CC27 CC28 CE05 CE17 DD02 DD06 DD10 DD12 DD13 DD23 DD25 DD26 DD30

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 衛生ナプキン、失禁保護物又はブリーフのための保護物の如
   き吸収製品であって、その製品（１；１８）が縦方向（８）及び横方向（９）、
   上側（１０）及び下側（１１）を伴う本質的に細長い形状を有し、かつ装着者の
   前方に面することを意図される第１端部分（６）及び装着者の後方に面すること
   を意図される第２端部分（７）を有する吸収製品において、製品の第２端部分（
   ７）の幅が最大４０ｍｍであること、及びこの端部分（７）の長辺（２，３）が
   本質的に弓形であることを特徴とする吸収製品。
2. 【請求項２】 第２端部分（７）の幅が２０〜４０ｍｍであることを特徴と
   する請求項１に記載の吸収製品。
3. 【請求項３】 第２端部分（７）の幅が２０〜３０ｍｍであることを特徴と
   する請求項１に記載の吸収製品。
4. 【請求項４】 製品の横方向に走りかつその第２端部分（７）の縁（５）に
   接する端線（Ｘ）と、製品の一つの長辺（２）と前記端線（Ｘ）から８０ｍｍの
   距離で製品の横方向に走る直線（Ｂ）との間の交差点を形成する第１点（Ｐ）と
   前記長辺（２）の曲線が前記端縁（５）の近くで方向を変えるか又は曲線方向を
   変えないまま端縁（５）に交差する点にある第２点（Ｑ）の間に引かれた側線（
   Ｎ）との間の角度（ｖ）が９５°〜１１０°であることを特徴とする請求項１〜
   ３のいずれかに記載の吸収製品。
5. 【請求項５】 製品（１；１８）の長さが１５０ｍｍ以下であることを特徴
   とする請求項１〜４のいずれかに記載の吸収製品。
6. 【請求項６】 製品の下側（１１）が固定手段（１５′；１５ａ，１５ｂ，
   １５ｃ）を備えており、その固定手段が製品の縦方向中央線（８）と平行な製品
   の縦方向にストリップ形状で延びることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに
   記載の吸収製品。
7. 【請求項７】 製品が製品の本質的に全ての長さにわたって縦方向中央線（
   ８）に沿って延びる中央固定ストリップ（１５ａ）、及び製品の第１の前端部分
   （６）内の範囲にありかつ中央固定ストリップ（１５ａ）の各側に一つずつ各側
   から離れて配置される二つのさらなる固定ストリップ（１５ｂ，１５ｃ）からな
   る三つの固定ストリップを有することを特徴とする請求項６に記載の吸収製品。