JP2002522762A - オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサ - Google Patents

オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサ

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JP2002522762A
JP2002522762A JP2000564031A JP2000564031A JP2002522762A JP 2002522762 A JP2002522762 A JP 2002522762A JP 2000564031 A JP2000564031 A JP 2000564031A JP 2000564031 A JP2000564031 A JP 2000564031A JP 2002522762 A JP2002522762 A JP 2002522762A
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optode
optoelectronic
photosensitive
light emitter
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、半導体基板(1)内又は上に互いに分離されて複数の感光性素子(2)及びそれらの間の中心に位置する光放射器(3)が集積されている形式のオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサに関し、該ガスセンサは、感光性素子(2)が基板(1)内の1つの平面内に位置しかつ光を横方向に放出する、光放射器(3)の側面放出領域(4)と共にオプトーデ材料の部分によって覆われており、該オプトーデ材料の厚さ及び屈折率は、放出領域(4)から横方向に放出される光がオプトーデ材料内での全反射によりあらゆる透過分枝(a〜d)内を感光性素子(2)に向かって導かれるように選択されていることを特徴とする。このようなオプトーデを基礎とするチップ状ガスセンサは、極めて小さく、例えば2×2mmの面積及び250μmの厚さで実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、独立請求項1及び2の上位概念に記載のオプトーデを基礎とするオ
プトエレクトロニックガスセンサ、さらにこのようなオプトエレクトロニックガ
スセンサを製造するための電子部品に関する。
【0002】 オプトエレクトロニックガスセンサは、Richard J.Polina他
によってSPIE 第3105巻、第71〜78頁の専門論文“A field harden
ed optical waveguide hybrid integrated-circuit, multi-sensor chemical or
probe and its chemistry”に記載されている。この公知のオプトーデを基礎と
して作動する公知のガスセンサは、図6に略示されており、かつその特性を以下
に簡単に説明する: LED33から、垂直方向で光ビームは2つの反射鏡35,36によって2つ
の部分L1,L2に分割されかつ横方向に反射されかつそれによりそれぞれオプ
トーデ材料からなる測定区間38及び参照区間39に到達する。オプトーデ区間
38を透過して到達した光ビームL2は再び反射面37で垂直方向下向きに反射
されかつ第1のホトダイオード31の感光性面に到達し、一方オプトーデ区間3
9を透過して導かれた光ビームL1は再び別の反射面34で垂直方向下向きに別
のホトダイオード31の感光性面に向けて反射される。オプトーデ区間38及び
参照区間39、反射面34〜37及びホトダイオード31及び32が中心に配置
されたLED33を中心として対称的に位置する。測定区間38のオプトーデ材
料は、測定すべきガス(矢印)に対して露出しており、その際このガスをチップ
ケーシング(図示されていない)内に設けられた開口を経て流入する。
【0003】 図7は、図6に基づく3つの前後に位置するセンサユニット301,302及
び303を搭載したガスセンサ30を略示する。
【0004】 まず垂直方向から横方向にかつ次いで横方向から再び垂直方向に導かれる光ビ
ームL1及びL2の入力結合及び反射の形式及び反射面34〜37に起因して、
図6に示されたかつ上記に引用した専門論文に記載された公知のガスセンサチッ
プは比較的長くかつ幅広い(例えば長さ3cm及び幅0.35cm)、従って前
後に並べられた複数のガスセンサチップ301〜303を使用して構成された図
7のガスセンサ30は著しく長くなる。さらに、このような公知のガスセンサチ
ップ及びそれで実現されたガスセンサ30は比較的高価である。さらに、分離さ
れたチップ301〜303での異なる老化現象が、好ましくない測定誤差を生じ
ることがある。
【0005】 発明の課題及び利点 前記の技術の水準を鑑みて、本発明の課題は、廉価かつその寸法を著しく小さ
くすることが可能である、オプトーデを基礎とする改良されたオプトエレクトロ
ニックガスセンサ、及びまた、反射鏡及びプリズムのような付加的な光学部材を
使用しないで充分であるオプトエレクトロニックガスセンサを製造するための、
本発明による原理を基礎とする電子部品を提供することである。
【0006】 前記課題は、発明の第1の基本的態様によれば、半導体基板内又は上に互いに
分離された複数の感光性素子及びそれらの間の中心に位置する光放射器が集積さ
れている形式のオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサによ
り解決され、該オプトエレクトロニックガスセンサは、感光性素子が基板内の1
つの平面内に位置しかつ光を横方向に放出する、光放射器の側面放出領域と共に
オプトーデ材料の部分によって覆われており、該オプトーデ材料の厚さ及び屈折
率は、放出領域から横方向に放出される光がオプトーデ材料内での全反射により
あらゆる透過分枝内を感光性素子に向かって導かれるように選択されていること
を特徴とする。
【0007】 前記課題は、発明の第2の基本的態様によれば、半導体基板内又は上に互いに
分離されて複数の感光性素子及びそれらの間の中心に位置する光放射器が集積さ
れている形式のオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサによ
り解決され、該オプトエレクトロニックガスセンサは、感光性素子が基板内の1
つの平面内に位置しかつそれぞれオプトーデ材料の部分により覆われており、光
放射器がリング状間隙によりオプトーデ材料の部分に対して間隔があけられてお
り、かつ、オプトーデ材料の厚さが光放射器の高さよりも著しく小さく、それに
よって光放射器から放出された光は空気中に放射されかつ次いで直接、又はガス
センサチップを包囲するケーシング内壁で反射された後に、オプトーデ材料を透
過してそれぞれ感光性素子に入射することを特徴とする。
【0008】 好ましくは、感光性素子の1つ及びそれを覆う層が参照区間を形成する。測定
区間のオプトーデ材料はガス感応性ポリマー基材からなり、該材料に: アゾベンゼン、アセトフェノン、コルリン(Corrine)、ポルフィリン、フタ
ロシアニン、マクロライド、ポルフィリノーゲン(Porphyrinogen)、ノナクチ
ン、バリノマイシン(Valinomycin)及び/又はそれらの第I−II及び第V−
VIII副族の遷移金属との錯体 からなる化合物の群から選択される少なくとも1の指示薬が加えられている。そ
れに対して、参照区間を覆う層は、好ましくは、指示薬が加えられていないポリ
マー基材からなる。
【0009】 好ましいレイアウトにおいては、オプトエレクトロニックガスセンサの感光性
素子はそれを覆うオプトーデ材料の部分もしくは参照区間を覆うポリマー基材と
共に扇状に中心対称的に光放射器の回りに配置されていもよい。例えば、このよ
うにして3つのセンサ部分及び1つの参照区間を含む4つの透過分枝を形成する
ことができる。
【0010】 オプトエレクトロニックガスセンサを形成するチップは、正方形、5角形、6
角形、7角形もしくは8角形或いはまた円形に構成されていてもよい。もちろん
、このようなオプトエレクトロニックガスセンサは4つよりも少ない又は多い透
過分枝を持っていてもよい。
【0011】 第1の態様に基づき実現されたオプトエレクトロニックガスセンサの場合には
、個々の透過分枝がバリヤによって隔離されているので、個々の透過分枝はオプ
トーデ材料から出る散乱光によって光学的に影響されない。このバリアの高さは
、中央の光放出器の高さとほぼ同じに選択することができる。さらに、感光性で
ないチップの全ての位置、またバリヤの側壁は必要に応じて鏡面化することがで
きる。
【0012】 好ましくは、チップに基板はn伝導型シリコンからなり、かつ感光性素子はn
型シリコン基板内に集積されたp型シリコン領域から形成されている。こうして
、感光性素子はホトダイオードを形成する。光放射器は、好ましくはLEDであ
るが、しかし波長を制限するために複数のLEDを取り付けることもできる。
【0013】 好ましくは、感光性素子上のオプトーデ材料の厚さは200μm〜300μm
、特に220μm〜260μmの範囲内にある。
【0014】 本発明の第2の基本的態様に基づき実現されたオプトエレクトロニックガスセ
ンサにおいては、オプトーデ材料の厚さはLEDの高さよりも極めて著しく小さ
く、約5μm〜20μm、好ましくは5μm〜10μmであり、一方光放射器(
LED)の高さは著しく大きくかつ約300μmである。
【0015】 オプトエレクトロニックガスセンサを製造するためには、そのために予定され
た電子部品は、半導体基板内又は上に互いに分離された複数の感光性素子が扇状
に中心対称的に一定の間隔を維持して集積されており、薄い誘電性絶縁層が全感
光性半導体領域上にあり、コンタクト開口が感光性半導体素子の規定された周辺
位置に感光性半導体素子に対するコンタクト装置を備えており、かつ、感光性素
子の間の間隔領域内に金属化ストリップが光放射器として役立つLEDの接続の
ために中央の接続パッドに案内されているように構成されていてもよい。
【0016】 このようにして、オプトエレクトロニックガスセンサを製造するために好適で
ある電子部品においては、基板によって形成された共通のカソード、及びそれぞ
れ0.8〜1mm2の個々の感光性領域の面を有する、同じ大きさの4つのホト
ダイオードが、約200μm〜300μmの範囲内の辺の長さを有するチップ内
に集積することができ、その際全チップ高さが約400μm〜500μmである
【0017】 実地の使用のためには、オプトエレクトロニックガスセンサのチップをケーシ
ング(好ましくはSMD)内に取り付けかつ蓋により保護する。この蓋は、ガス
感応性材料が被着された位置の上に、ガスが侵入できるように開口を有する。
【0018】 良好な加工性に関して、ケーシング蓋をガス感応性材料の被着前にプリント回
路板に固定し、かつ後でオプトエレクトロニックガスセンサを形成する電子部品
を被着せずに相応する電子回路内にはんだ付けすることができる。このようにし
て、ガス感応性材料ははんだ工程の際に生じる加熱により破壊されず又は不利に
変化せしめられることはない。引き続いての被着のために利用されかつ後での使
用の際にガスが侵入する開口は、はんだ工程の際にフラックスの侵入を阻止する
ために、例えば粘着テープで閉鎖することができる。
【0019】 本発明は、オプトーデを基礎とする公知のオプトエレクトロニックガスセンサ
に対して特に以下の利点を有する: − センサの全ての機能ユニットの集積[即ち、1つのシリコンチップ上の電子
部品及びオプトーデ路(Optodenbahn)]に基づき、該センサは著しく小さい幾
何学的寸法を有する。
【0020】 − 光放射器(LED)と感光性素子(ホトダイオード)の間の小さい間隔に基
づき、本発明の第1の基本的態様によれば、オプトーデ区間、即ちガス感応性ポ
リマー並びに参照区間は、光を光放射器からオプトーデにかつオプトーデからホ
トダイオードへ誘導する際に他の場合には必要な受動光学部材(passive optic
)、例えばプリズム又はミラーの課題を一緒に担うことができる。この場合には
、ガスを包囲する雰囲気がオプトーデの大きな表面に作用できるという保証は維
持される。
【0021】 − LEDとホトダイオードの間の小さい間隔は、これらの両者の部品間の結合
の際に高い効率を惹起する。このことは少ない電力需要を意味する。
【0022】 − LEDの上側及び下側の鏡面化により達成される横方向でのLEDの適合さ
れた放射特性は、前記効果を強化する。
【0023】 − LEDからオプトーデ区間及び参照区間及びそこからホトダイオード内への
光の直接的結合により、極めて少ない結合損失が生じる、即ち付加的受動光学部
材が不必要である。
【0024】 − バリヤは少ないクロストークを保証する。
【0025】 − 参照及び測定分枝は高いシンメトリーを有する。それというのも、ホトダイ
オードが一体集積されているからである。
【0026】 − 本発明の第2の基本的態様に基づき実現されたオプトエレクトロニックガス
センサは、前記のガスセンサに対してさらに、オプトーデ層及び参照区間の層を
著しく薄くすることができるという利点を有する。これらの層は、約5〜10μ
mの厚さを有する。これらは優先的に光導波体として作用しない。それというの
も、光はまずLEDから空気中に放射され、次いで直接、又は包囲するケーシン
グによって反射された後に、オプトーデ層並びに参照層を経てホトダイオードに
当たるからである。この場合には、バリヤには二次的意味が生じるに過ぎない。
【0027】 以下に、本発明に基づくオプトーデを基礎とする好ましいオプトエレクトロニ
ックガスセンサを図面により詳細に説明する。
【0028】 図1に図式的に示された、オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガ
スセンサの第1実施例の概略図は、4つの同じ大きさの透過分枝a,b,c及び
dを含む。透過分枝の1つ、この実施例では透過分枝cは、斜めハッチングによ
り示されているように、参照区間として構成されている。それぞれオプトーデ材
料5a〜5dからなる、参照区間、3つのオプトーデ区間、及びその下にある(
破線で示されている)ホトダイオードの感光性領域2a〜2dは、共通の基板1
上に中央LED3の回りに星形で存在する。個々の透過分枝a〜dは、オプトー
デ区間の間の空間に位置するバリヤ6a〜6dによって隔離されている。
【0029】 図1に示されたオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサの
、切断線II−IIに沿って見た図2に示された断面図は、n−Siからなる基
板1内のp−Siからなる感光性領域の集積(領域2a及び2cのみが認められ
る)を示す。中央LED3は、その上側及び下側がそれぞれ例えば金からなる反
射層7,8で鏡面化されているので、該LEDから放射される光ビームは主とし
て横方向で放射される、即ちオプトーデ区間5a及び5bのオプトーデ材料に入
射する。そこで、これらは2つの例示された光路L1及びL2により示されてい
るように、空気に対するオプトーデ材料の境界面で全反射され、それによりホト
ダイオードの感光性領域2a及び2cに導かれる。
【0030】 図2で認識できるように、オプトーデ材料はほぼ中央LED3の高さまで被着
されており、該LEDに両側で引き続くオプトーデ材料及び参照区間を覆う層5
cの領域は僅かに曲線状に落ち込むように構成されており、かつオプトーデ区間
及び参照区間の外側区間は、オプトーデ材料及び参照区間に入射する光ビームL
1,L2の全反射を改良するために、丸み付けられている。こうして、LEDか
らオプトーデ区間及び参照区間に入力結合された光の大部分がホトダイオードの
感光性領域2a〜2dに達する。
【0031】 さらに言及すれば、図2には示されていないバリヤ6a〜6dは、個々の透過
分枝が対向側で光学的に影響を受けないように、ほぼLED3の高さまでの高さ
を有する。周囲雰囲気に対して開いた、図1及び図3には示されていないケーシ
ング内の窓により、測定されるべきガスはオプトーデ区間a,b,dを洗う(図
2における矢印参照)。
【0032】 図1及び2に基づくオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセン
サを実現する原型を製造する際には、基板チップとして面積2×2mm2及び厚
さ250μmを有するSiチップ、例えばホトダイオードBPW34の基本構造
を利用したが、但し該チップは全面が感光性に構成されているのではなく、選択
的に規定の位置2a〜2dにp−Siからなる感光性領域を有していた(図1参
照)。
【0033】 基板チップの上側の中心に、チップ状LED3を光放射器として接着した。該
LEDはその上側及び下側に金層により形成された反射層7,8を有していた(
図2参照)。こうして、さもなければ球状特性をもって放射されるLEDの光を
優先的に横方向で放出させることができた。それにより、相応して高い強度が得
られた。測定区間として構成されたオプトーデ層を、ガス感応性ポリマー、即ち
指示薬を添加したポリマー材料から被着した。参照区間には、好ましくはオプト
ーデ基材、即ち指示薬を添加しなかったポリマー材料を被着した。こうして構造
は充分にシンメトリックになったので、電子部品の影響の他に、オプトーデの基
材が受ける変化、例えば老化及び汚れも補償することができた。光(図2のL1
,L2参照)はオプトーデ層並びに参照層内をLEDから全反射を介してホトダ
イオードに達した。被着されているが、但し感光性でないSiチップの位置を、
被着前に例えば金層により鏡面化した。最後に、バリヤ6a〜6dを好ましくは
、有効な隔離のために必要なバリヤ高さが達成されることを保証するスクリーン
印刷法により被着した。
【0034】 チップの厚さは、既に述べたように、250μmであった。LEDは幅300
μm及び高さ300μmを有していた。バリヤ高さも同様に300μmであった
【0035】 実地の使用のためには、該チップをケーシング、好ましくはSMD内に組み込
みかつ蓋により保護した。該蓋は、ガス感応性オプトーデ材料が被着された位置
の上、即ちオプトーデ区間5a,5b及び5cの上に、ガスが侵入できるように
、開口を有していた。
【0036】 電子部品及びオプトーデのような、オプトエレクトロニックガスセンサの全て
の機能ユニットをSiチップ上に集積することにより、原型として製造されたガ
スセンサチップよりも著しく小さい幾何学的寸法を有していた。
【0037】 LEDと受光体、即ちホトダイオードの感光性領域との間の小さい間隔に基づ
き、ガス感応性ポリマーを有するオプトーデ区間はさもなければ必要な受動光学
部材の課題を一緒に果たすことができた。この課題は、光放射器として働くLE
D3からオプトーデ及びオプトーデからホトダイオードへの光の誘導に関する。
この場合、周囲雰囲気のガスがオプトーデに大きな表面に作用できるという保証
は維持される。
【0038】 LEDとホトダイオードの感光性領域との間の小さい間隔により、これらの部
品の間の光の結合の際の高い効率を達成することができた。それにより、少ない
電力需要が生じた。
【0039】 LEDの上側及び下側の鏡面化により達成された、横方向でのLEDの適合さ
れた放射特性は、前記効果を強化した。LEDからオプトーデへかつそこからホ
トダイオードへの光の直接的結合により、極めて少ない結合損失が生じた。それ
により、付加的な受動光学部材を省くことができた。
【0040】 オプトーデ区間と参照区間の間に構成されたバリヤは、さもなければオプトー
デから出て、隣接したオプトーデ区間に入力結合することができる散乱光により
惹起されるような少ないクロストークを保証した。それに伴って、測定区間及び
参照区間の同形式のかつ中心対称的実現が、電子部品の影響の他に、またオプト
ーデの基材に関する変化、例えば老化及び汚れをも補償することができる、オプ
トーデを基礎としたオプトエレクトロニックガスセンサを生じた。
【0041】 もちろん、図1及び2に示された、3つのオプトーデ測定区間及び1つの参照
区間を有する正方形の構成は例示に過ぎないと見なされるべきである。同様な製
造工程及び特徴で、5角形、6角形、7角形もしくは8角形或いはまた円形のチ
ップ形を実現することができ、これらは3つよりも少ないか又は多い測定区間を
持つことができる。
【0042】 図3〜5は、本発明に基づくオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニック
ガスセンサの顧客専用の実施形のためのも適当である電子部品の実施形を示す。
【0043】 図3に示された概略図は、図1及び2に関して前記に記載された第1実施例と
同様に、例えばn−Siからなる基板10上に4つの感光性領域12a〜12d
が集積されており、これらの領域は図3及び4に示されていない、後で顧客によ
って被着可能であるオプトーデ材料及び参照層と一緒になって4つの透過分枝 a,b,c及びdを形成することを示す。
【0044】 感光性領域12a〜12dは、正方形のシリコン基板10の上にp−Siから
なる正方形の感光性素子の形で、それらが一定の間隔を保つように集積されてい
る。感光性素子12a〜12dの間の空間には、金属化ストリップ13及び14
が配置されており、該ストリップは後で接着される光放射器として働くLEDと
の電気的結合のための役立つ。感光性素子12a〜12dのコンタクトのために
コンタクトパッド11a〜11dが設けられている。
【0045】 図4に示された断面図が示すように、コンタクトパッド11及び金属化ストリ
ップの中央端部は基板10及び感光性素子12を覆う例えばSiO2からなる絶
縁層18を貫通するコンタクト開口によってそれぞれp−Siからなる感光性素
子12及びn−Siからなる基板10までスルーコンタクトされている。
【0046】 図3及び4に示された電子部品は、約250μmのチップの辺の長さを有し、
かつ個々の感光性領域の面積は約0.8〜1mm2であった。金属化層はアルミ
ニウム又は金からなる。
【0047】 図3及び4に示された電子部品は、オプトーデを基礎とするオプトエレクトロ
ニックガスセンサを製造するために特に好適である。
【0048】 今や、ここのとを図5により説明する。
【0049】 チップをケーシング20(好ましくはSMD)内に取り付けかつ蓋21により
保護する。該蓋21は、ガス感応性材料が積層されるべき位置の上に、ガスが侵
入できる(矢印参照)ように開口22を有する。良好な加工性のために、ケーシ
ング蓋21をガス感応性材料の被着前に固定しかつ図3及び4に示された部品を
被着せずにプリント配線板上の相応する電子回路内にはんだ付けすることができ
る。この時点までチップには未だガス感応性材料が被着されていないので、該材
料ははんだ付け工程から保護されている。被着は、顧客専用の実施形の場合には
顧客によってケーシング蓋21内の、後で使用時にガスが侵入する開口を通して
行われる。この開口は、はんだ付け工程で、フラックスの侵入を阻止するために
、例えば粘着フィルムで閉鎖することができる。
【0050】 図5は、オプトーデを基礎とする完成したオプトエレクトロニックガスセンサ
を示す。この場合、図面の簡明化のために全ての金属化区分は省略されている。
【0051】 1つの平面内にある感光性層12は、これが図1及び2に示された実施例にお
ける場合よりも著しく薄いオプトーデ材料及び参照区間材料の層15で覆われて
いる。中央の光放射器23は、オプトーデ材料の部分に対して環状間隙16によ
り間隔があけられており、かつオプトーデ材料15の上方表面を越えて突出して
いる。ケーシング蓋21の内壁は、鏡面化層24を有する。こうして、LED2
3から放出された光はまず空気中、即ちオプトーデ層15の上の室25内にある
ガス雰囲気に放射され、かつ次いで直接、又はケーシング蓋21の内壁又は内壁
の鏡面化層24で反射された後に、オプトーデ材料15を経てそれぞれの感光性
素子2に導かれる。
【0052】 簡明化のために、図5には鏡面化層24で反射された若干の光ビームが記入さ
れている。この場合注目すべきことは、LED23の上側は図5に基づく実施例
では鏡面化されていないことである。図5に示された中央LED23の高さは、
図1及び2に示された実施例におけると同様に、約300μmであり、一方図5
におけるオプトーデ層15及び参照層の層厚さは5〜10μmである、従って図
1及び2に示された実施例のオプトーデ層よりも著しく薄い。それというのも、
オプトーデ及び参照層は優先的に光導波体として役立つのではないからである。
【0053】 バリヤは図5に示されたオプトエレクトロニックガスセンサの場合には副次的
な意味しかないので、図示されていない。
【0054】 図3及び4に示されかつ図5で使用されるホトダイオードアレイは、標準的処
理手段を有する従来のは薄膜プロセスで2×2mm及びそれ以下の大きさで製造
することができる。例えば5角形、6角形、7角形もしくは8角形或いはまた円
形のような別の構造形を、図1及び2に示された実施例におけると同様に実現す
ることができる。
【0055】 LED23は、スクリーン印刷により被着された銀導電性接着剤(Silberleit
kleber)で接着することができる。同様なスクリーン印刷法により、銀導電性接
着剤からなる、図5には示されていないバリヤも約50μmの高さで印刷するこ
とができる。
【0056】 図5に示された、オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサ
の実施例のためにも、該センサは1つのSiチップ上にその全ての機能ユニット
が集積されることに基づき極めて小さい幾何学的寸法を有し、LED23とホト
ダイオード12の間の小さい間隔に基づき、ガス感応性ポリマーからなるオプト
ーデが受動光学部材(ケーシング蓋21の内壁の可能な鏡面化層を別にして)を
不必要にするという有利な特性が当てはまる。
【0057】 この場合にも、窓22を経て内部25に流入することができるガスが大きなオ
プトーデ表面に作用することができることが保証される。この場合も、LED2
3とオプトーデの間の小さい間隔により部品間の光の結合の際に高い効率が惹起
され、このことは少ない電力需要を惹起する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサの第1実施例の概
略図である。
【図2】 図1に示されたガスセンサチップの中心の略示断面図である。
【図3】 オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサを製造するために
適当である電子部品の第1実施例の略示図である。
【図4】 図3の概略図び示されたチップの略示断面図である。
【図5】 図3及び4による電子部品を使用して製造されかつ包囲するケーシングを有す
るガスセンサの略示図である。
【図6】 既に記載された公知のオプトエレクトロニックガスセンサチップの略示断面図
である。
【図7】 図6のガスセンサチップで製造された公知のガスセンサの略示図である。
【符号の説明】 1,10 半導体基板、 2,12 感光性素子、 3,23 光放射器、
4 放出領域、 5,15 オプトーデの部分、 6 バリヤ、 15 オプト
ーデ材料、 16 環状間隙、 20 ケーシング、 a〜d 透過分枝(a,
b,d センサ区間、 c 参照区間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ヘンゼル ドイツ連邦共和国 ファイヒンゲン レー マーシュトラーセ 80 (72)発明者 ウルリッヒ オッペルト ドイツ連邦共和国 ツォルネディング オ ーベレ バーンホーフシュトラーセ 40 Fターム(参考) 2G042 AA01 CA01 CB01 DA09 FA11 FB05 FC01 HA02 HA07 2G054 AA01 BB06 CD04 CE01 EA04 EA05 EB05 FA01 FA20 FA22 FA27 FA29 FA31 FA33 FA34 JA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(1)内又は上に互いに分離された複数の感光性
    素子(2)及びそれらの間の中心に位置する光放射器(3)が集積されている形
    式のオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサにおいて、感光
    性素子(2)が基板(1)内の1つの平面内に位置しかつ光を横方向に放出する
    、光放射器(3)の側面放出領域(4)と共にオプトーデ材料の部分によって覆
    われており、該オプトーデ材料の厚さ及び屈折率は、放出領域(4)から横方向
    に放出される光がオプトーデ材料内での全反射によりあらゆる透過分枝(a〜d
    )内を感光性素子(2)に向かって導かれるように選択されていることを特徴と
    する、オプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサ。
  2. 【請求項2】 半導体基板(10)内又は上に互いに分離された複数の感光
    性素子(12)及びそれらの間の中心に位置する光放射器(13)が集積されて
    いる形式のオプトーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサにおいて
    、感光性素子(12)が基板内の1つの平面内に位置しかつそれぞれオプトーデ
    材料(15)の部分により覆われており、光放射器(23)がリング状間隙(1
    6)によりオプトーデ材料の部分に対して間隔があけられており、かつ、オプト
    ーデ材料(15)の厚さが光放射器の高さよりも著しく小さく、それによって光
    放射器(23)から放出された光は空気中に放射されかつ次いで直接、又はガス
    センサチップを包囲するケーシング(20)内壁で反射された後に、オプトーデ
    材料を透過してそれぞれ感光性素子(12)に入射することを特徴とする、オプ
    トーデを基礎とするオプトエレクトロニックガスセンサ。
  3. 【請求項3】 感光性素子(2;12)の1つ及びそれを覆う層が参照区間
    を形成する、請求項1又は2記載のオプトエレクトロニックガスセンサ。
  4. 【請求項4】 オプトーデ材料がガス感応性ポリマー基材からなり、該材料
    に指示薬が加えられている、請求項1又は2記載のオプトエレクトロニックガス
    センサ。
  5. 【請求項5】 参照区間を覆う層がポリマー基材からなり、該材料に指示薬
    が加えられていない、請求項1又は2記載のオプトエレクトロニックガスセンサ
  6. 【請求項6】 感光性素子(2;12)がそれを覆うオプトーデ材料の部分
    (5;15)と共に扇状に中心対称的に光放射器(3)の回りに配置されている
    、請求項1から5までのいずれか1項記載のオプトエレクトロニックガスセンサ
  7. 【請求項7】 感光性素子(2;12)及びそれを覆うオプトーデ材料の部
    分(5;15)が、3つのセンサ区間(a,b,d)及び1つの参照区間(c)
    を含む4つの透過分枝(a〜d)を形成する、請求項5記載のオプトエレクトロ
    ニックガスセンサ。
  8. 【請求項8】 個々の透過分枝(a〜d)が、感光性素子(2)の間の空間
    に位置するバリヤ(6)によって隔離されており、該バリヤの高さが、それぞれ
    感光性素子(2)を覆うオプトーデ材料から放出される散乱光を隣接した感光性
    素子(2)に対して遮蔽するように選択されている、請求項1又は請求項3から
    7までのいずれか1項記載のオプトエレクトロニックガスセンサ。
  9. 【請求項9】 感光性でない半導体基板の位置、及びバリヤの側面が反射層
    で覆われている、請求項8記載のオプトエレクトロニックガスセンサ。
  10. 【請求項10】 基板(1)がn形シリコン基板であり、かつ感光性素子が
    p形シリコンからなる、請求項1から9までのいずれか1項記載のオプトエレク
    トロニックガスセンサ。
  11. 【請求項11】 感光性素子(2;12)がホトダイオードを形成しかつ光
    放出器(3;23)がLEDである、請求項1から10までのいずれか1項記載
    のオプトエレクトロニックガスセンサ。
  12. 【請求項12】 ガスセンサのチップを保護する蓋がガス感応性透過分枝上
    に、そこで測定すべきガスに対してオプトーデ材料を露出する、開口を有する、
    請求項1から11までのいずれか1項記載のオプトエレクトロニックガスセンサ
  13. 【請求項13】 感光性素子上のオプトーデ材料の厚さが200μm〜30
    0μm、好ましくは220μm〜260μmの範囲内にある、請求項1又は請求
    項3から12までのいずれか1項記載のオプトエレクトロニックガスセンサ。
  14. 【請求項14】 オプトーデ材料の厚さが5μm〜20μm、好ましくは5
    μm〜10μmの範囲内にあり、かつ光放射器の高さが約300μmである、請
    求項2から7又は請求項10から12までのいずれか1項記載のオプトエレクト
    ロニックガスセンサ。
  15. 【請求項15】 請求項1から14までの1項以上に記載のオプトエレクト
    ロニックガスセンサを製造するための電子部品において、半導体基板内又は上に
    互いに分離された複数の感光性素子が扇状に中心対称的に一定の間隔を維持して
    集積されており、薄い誘電性絶縁層が全感光性半導体領域上にあり、コンタクト
    開口が感光性半導体素子の規定された周辺位置に感光性半導体素子に対するコン
    タクト装置を備えており、かつ、感光性素子の間の間隔領域内に、金属化ストリ
    ップが光放射器として役立つLEDに接続するために中央コンタクトパッドに案
    内されていることを特徴とする、オプトエレクトロニックガスセンサを製造する
    ための電子部品。
  16. 【請求項16】 基板によって形成された共通のカソード、及びそれぞれ0
    .3〜0.8mm2の個々の感光性領域の面を有する、同じ大きさであってよい
    4つのホトダイオードが、約200μm〜300μmの範囲内の辺の長さを有す
    るチップ内に位置し、かつ金属化層がアルミニウム又は金からなり、かつ、全チ
    ップ高さが約200μm〜300μmである、請求項15記載の電子部品。
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