JP2002519909A - 適応無線システム - Google Patents

適応無線システム

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JP2002519909A
JP2002519909A JP2000556561A JP2000556561A JP2002519909A JP 2002519909 A JP2002519909 A JP 2002519909A JP 2000556561 A JP2000556561 A JP 2000556561A JP 2000556561 A JP2000556561 A JP 2000556561A JP 2002519909 A JP2002519909 A JP 2002519909A
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マッテイ キースキ
イルッカ ケスキタロ
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ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、複数の移動ステーション及び少なくとも1つのベースステーションを備えた適応無線システムに係る。この無線システムにおいて、少なくとも、ベースステーションは、ベースステーションと移動ステーションとの間に信号を転送するために複数の独立した送信及び受信岐路を備えている。本発明による無線システムは、上記送信岐路及び受信岐路を並列に接続し、そしてそれを単一信号の転送に対して数値的に動的に指定するための手段(401,402)を備えたことを特徴とする。更に、本発明は、無線システムにおいて送信及び受信岐路を指定する方法にも係る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、適応無線システム、及び無線システムにおいて送信及び受信岐路を
指定する方法に係る。この無線システムは、複数の移動ステーション及び少なく
とも1つのベースステーションを備えている。この無線システムにおいて、少な
くともベースステーションは、ベースステーションと移動ステーションとの間に
信号を転送するための複数の独立した送信及び受信岐路を備えている。
【0002】
【背景技術】
添付図面の図1は、UMTS(ユニバーサル移動テレコミュニケーションシス
テム)の簡単なブロック図である。移動ステーションMSは、無線経路を経て、
ベーストランシーバステーションBTS、図1のケースではBTS1、と通信す
る。ベースステーションサブシステムBSSは、ベースステーションコントロー
ラBSC及びその制御のもとにあるベースステーションBTSとで構成される。
移動サービス交換センターMSCは、通常、複数のベースステーションコントロ
ーラBSCを制御する。MSCは、他のMSCと通信し、そしてUMTSネット
ワークは、ゲートウェイ移動サービス交換センターGMSCを経て、他のネット
ワーク、例えば、公衆交換電話ネットワークPSTN、別の移動通信ネットワー
クPLMN、又はISDNネットワークISDNに接続される。図示された移動
通信システムは、例えば、パンヨーロピアンGSMシステム又はUMTSシステ
ム(ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム)である。GSMシステ
ムは、TDMA(時分割多重アクセス)技術で実施され、そしてUMTSシステ
ムは、時分割多重アクセス技術(TDMA)で実施されるか、コード分割多重ア
クセス技術(CDMA)で実施されるか、又はこれら2つの組合せ、即ちいわゆ
るハイブリッドシステムで実施されるように提案されている。
【0003】 TDMA技術で実施されるデジタル無線システム、例えば、GSM又はUMT
Sシステムでは、移動ステーションMSのグループは、時分割の原理に基づき、
ベースステーションBTSとの通信に、同じ搬送波周波数即ち無線チャンネルを
使用することができる。搬送波は、次々のフレームに分割され、これらのフレー
ムは、更に、タイムスロット、例えば、8、16又は64個のタイムスロットに
分割され、必要に応じてユーザに割り当てられる。従って、ネットワークの観点
から、1つの搬送波を使用して、例えば、8、16又は64個のトラフィックチ
ャンネルを確立することができる。例えば、GSMシステムでは、チャンネル巾
が200kHzであり、そしてUMTSシステムでは、それが提案に基づき1.
6MHzである。
【0004】 コード分割多重アクセスCDMA無線システムは、拡散スペクトル通信に基づ
くものである。送信されるべきデータ信号は、加入者に指定された特殊なハッシ
ュコードで乗算され、従って、送信は、例えば1.25、6.4又は20MHz
の広帯域無線チャンネルへと拡散する。これは、異なるハッシュコードで処理さ
れたCDMA信号を同時送信するように多数のユーザが同じ広帯域無線チャンネ
ルを使用できることを意味する。それ故、CDMAシステムにおける各加入者の
独特のハッシュコードは、TDMAシステムのタイムスロットと同じ意味におい
てシステムのトラフィックチャンネルを形成する。受信端では、CDMA信号が
加入者のハッシュコードにより拡散解除され、これにより、狭帯域データ信号が
得られる。受信器では、他の加入者の広帯域信号が所望の信号に対するノイズを
表わす。
【0005】 無線システムでは、適応アンテナを使用したいわゆるSDMA(スペース分割
多重アクセス)技術を用いることが周知であり、この場合、加入者は、例えば、
アンテナローブがベースステーションにおいて移動ステーションの位置に基づき
所望の方向に調整されたときに、ベースステーションから見たその地理的方向に
基づいて区別することができる。従って、SDMA技術を使用すると、ベースス
テーションBTSと移動ステーションMSとの間の無線接続の信号対干渉比C/
I又は信号対雑音比S/Nが改善され、これにより、システムの全体的な容量が
増加する。SDMA技術は、更に、送信が狭い地域へビーム状に送られるので、
ネットワークの周波数効率も改善し、これは、おそらく同じベースステーション
においても、同じ周波数を別の方向の別の接続に再使用できることを意味する。
アンテナローブが加入者に向けられるために、無線リンクに対する多経路伝播の
障害作用が減少される。
【0006】 SDMA技術は、例えば、ベースステーションの送信及び受信、並びに一般に
デジタルで実行される信号処理に対して、多数の並列な受信器及び送信器を同じ
無線接続に使用することをベースとする。信号対干渉比及び/又は信号対雑音比
の改善は、通常、使用される並列の送信及び受信岐路の数が多いほど、良好とな
る。いわゆる適応アンテナ即ち可変方向性パターンをもつアンテナと、受信信号
の処理は、例えば、CDMAシステムに関するある公知方法でベースステーショ
ンのアンテナローブを狭い地域へビーム状に向けることにより、無線接続を経て
ベースステーションと通信する移動ステーションを監視するのに使用され、上記
アンテナローブは、当該接続の最良の信号成分が受け取られる方向にビーム状に
向けることができる。
【0007】 適応アンテナは、多数のアンテナ素子より成るアンテナアレーで構成され、こ
のアンテナアレーの方向性パターンは、アンテナ素子の信号を整相することによ
り動的に変更される。このようなアンテナアレーは、例えば、直線状又は平面状
に配列される全方向性又は方向性アンテナ素子で構成することができる。適応型
方向性アンテナの主ローブの外部から到着する信号は、その主ローブから受け取
られる信号に対してアンテナの方向性パターンにより決定される割合で減衰され
る。適応アンテナを使用するときには、選択された移動ステーションMSは、受
信におけるアンテナ利得及び信号処理が良好であるために通常より低い送信電力
でその信号を送信することができる。送信及び受信アンテナは、別々であっても
よいし、又は二重フィルタで受信及び送信回路を互いに分離することにより共通
のアンテナを経て送信及び受信を行うように構成することもできる。
【0008】 適応アンテナは、アンテナローブが狭いために、他の加入者からの干渉が減少
されそして他の加入者へ生じる干渉が低いので、低レベルの干渉に貢献する。こ
れと同時に、ベースステーションのカバレージがアンテナの主ローブに向かって
増加される。又、単一の移動ステーションMSにより送信されたアンテナ信号を
2つ以上のアンテナローブを経て受信することもでき、この場合、例えば、多経
路伝播により生じた信号成分を合成することもできるし、或いは異なるアンテナ
で受け取った移動ステーションからの信号を他のやり方で処理し、例えば、受信
信号に異なる重みを付けて処理し、受信した他の信号に比して信号を増幅するこ
ともできる。従って、2つ以上の固定方向のアンテナローブを経て信号を受信し
そしてこのように受信した信号を適当に重み付けすることにより、適応アンテナ
の方向性パターンを変更することができる。
【0009】 図2a及び2bは、SDMA技術を用いたベースステーションの受信及び送信
区分のブロック図である。図示の例において、4つの並列の受信及び送信岐路は
同じチャンネルCH1及び周波数f1に同調される。SDMAの実施では、特定
のシステムに必要とされる多数の並列な送信及び受信岐路を設定することができ
る。並列に設定される送信及び受信岐路の数を増加することにより、アンテナロ
ーブを狭い地域に向けると同時に、カバレージエリアをベースステーションから
更に拡張することができる。図2aは、4つの並列な受信岐路より成るベースス
テーションの構造を示す。図2aの受信区分のブロック図において、4つの受信
岐路は、全て、共通の信号処理ユニット201を有し、ここで信号が所望の処理
を受け、1つの処理された信号CH1のみが信号処理ユニット201からベース
ステーションの他の部分へ搬送される。図2aの1つの受信岐路の構造について
以下に詳細に述べる。受信岐路は、周波数f1においてアンテナ202によって
所望の方向から無線信号を受信する。受信した信号は、バンドパスフィルタ20
6及び増幅器210へ搬送される。次いで、この信号は、ミクサ214において
局部発振器218の出力周波数でこれを乗算することにより、低い周波数に変換
される。変換された信号は、バンドパスフィルタ222を経てA/Dコンバータ
226へ搬送され、アナログからデジタル形態へ変換される。このように変更さ
れた信号は、受信岐路の共通の信号処理ユニット201へ搬送され、そこで所望
の処理を行うことができる。ベースステーションの他の受信岐路の構造は、上述
したものと同様である。
【0010】 図2bは、4つの送信岐路より成るベースステーションの構造を対応的に示し
ている。図2bの4つの全送信岐路は、ベースステーションの他の部分から送信
信号CH1が搬送される共通の信号処理ユニット235を共用している。信号は
信号処理ユニット235において所望の通りに処理され、そして送信信号は4つ
の送信岐路へ搬送され、その1つの構造を以下に詳細に説明する。送信岐路は、
信号をアナログ形態に変換するD/Aコンバータ239を備えている。アナログ
信号は、ミクサ234へ搬送され、そこで局部発振器247の出力周波数が乗算
され、従って、送信された無線周波数、図2bのケースでは周波数f1に変換さ
れる。変換された信号は、増幅器251及びバンドパスフィルタ255を経てア
ンテナ259へ搬送される。このアンテナから、信号は無線経路へ送信される。
ベースステーションの他の送信岐路の構造も、上述したものと同様である。
【0011】 図3は、図2a及び2bに示されたベースステーションユニットのアンテナの
方向性パターンを示す。図3は、図2aの4つのアンテナ素子202−205よ
り成るアンテナアレーで受信するための方向性パターン、或いは図2bの4つの
アンテナ素子259−262より成るアンテナアレーから送信するための方向性
パターンを示し、横軸は方位Θであり、そして縦軸は振幅Aである。この方向性
パターンの振幅及びビーム巾は、例えば、アンテナにおけるアンテナ素子の数に
依存し、従って、アンテナのアンテナ素子が多いほど、ビームの巾が狭くそして
アンテナで主ローブ方向に得ることのできる振幅が大きくなる。従って、図3の
方向性パターンで示されるように、単一アンテナ素子の方向性パターンよりも、
主放射方向に向かってビーム巾が狭くそして振幅が大きい。
【0012】 適応アンテナを用いる公知システムに伴う問題は、最大性能を得るために必要
とされる複数の並列な送信器及び受信器の組合せは、その実施に高い経費がかか
り、従って、その真価を発揮することが滅多にないことである。加えて、ネット
ワークに通常の負荷がかかっている間の効率的な信号処理は、常に必要とされる
のではなく、限定された1組の移動ステーションへの接続に対して著しく良好に
貢献するに過ぎない。SDMAの分野で必要とされる装置は、大型であり、これ
は、設置場所において大きなスペースを占有することを意味する。
【0013】
【発明の開示】
本発明の目的は、できるだけ小型の装置構成で、できるだけ多数の加入者に、
充分良好なサービスクオリティを同時に与えることのできる適応無線システムを
提供することである。 この目的は、冒頭で述べた形式の無線システムにおいて、独立請求項1に記載
したことを特徴とする本発明の無線システムにより達成される。本発明の特定の
実施形態は、従属請求項に記載する。 更に、本発明は、無線システムの送信及び受信岐路を指定する方法であって、
独立請求項7に記載したことを特徴とする方法にも係る。
【0014】 本発明は、独立した送信及び受信岐路が無線システムにおいてベースステーシ
ョンと移動ステーションとの間の信号の転送に対して動的に指定され、各トラフ
ィックチャンネル及び制御チャンネルにおいてできるだけ多数の加入者に対して
充分な信号クオリティが得られるようにするという考え方をベースとする。従っ
て、送信及び受信岐路の動的な指定は、ネットワーク容量を局部的に増加するの
に使用できる。その結果、無線システムの最大性能を得るように設計された装置
の構成は、無線システムに最大性能が要求されないときに、できるだけ効率的に
使用することができる。本発明の無線システムでは、信号転送が著しく効率的な
装置構成を必要とせず、当該信号の転送に必要とされない送信及び受信岐路は、
システムにおける他の信号の転送に使用することができる。本発明の適応無線シ
ステムにおいて各信号を転送する場合に、少なくとも、信号により必要とされる
数の並列な送信及び受信岐路が接続される。送信及び受信岐路のこの動的な指定
は、接続ごとに、或いは例えばTDMAシステムではタイムスロット又はチャン
ネル形式ごとに変化するアンテナローブを形成する。
【0015】 本発明は、移動通信システムが時分割の原理をベースとするとき、並びに例え
ば、考えられるGSM/UMTS組合せのようないわゆる可変周波数帯域マルチ
レートシステムにおいて、変調送信帯域巾が加入者及び/又はチャンネル特有に
変化するときに、最も効果的である。 このような適応無線システムは、受信器又は送信器を装置に追加せずにベース
ステーションの容量を増加できるという効果を発揮する。このような場合に、ベ
ースステーションは、多数の移動ステーションに同時にサービスすることができ
る。 更に、本発明の無線システムは、必要な場合に、通常より良好なクオリティを
もつチャンネルを、ある加入者に対し接続特有に与えることができるという効果
も発揮する。 更に、本発明の無線システムは、装置を柔軟に再構成できるので、装置の欠陥
状態においてもシステムの信頼性が高いという効果も発揮する。
【0016】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面の図4aないし10の例を参照して、本発明の好ましい実施形
態を詳細に説明する。 本発明は、SDMA技術を使用するいかなる移動通信システムにも適用するこ
とができる。以下、本発明は、主として、TDMAシステム、即ちパンヨーロピ
アンデジタルGSM移動通信システムについて一例として説明する。図1は、上
述した移動通信システムの簡単な構造を示す。GSMシステムの詳細な説明につ
いては、GSM推奨勧告、及び「移動通信用のGSMシステム(The GSM System
for Mobile Communications)」、M.モーリー及びM.ポーテット著、パライゼ
ウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−0−7を参照され
たい。 以下、本発明は、図4a及び4bを参照し、好ましい実施形態について詳細に
説明する。
【0017】 図4aは、本発明の適応無線システムにおけるベースステーションの受信部が
4つの独立した受信岐路を含むときにその受信部を例示するブロック図である。
図4aにおいて、公知技術について述べた図2aのブロックに対応する受信岐路
ブロックは、図2aの番号と同じ参照番号で示されている。本発明による受信部
のブロック図は、信号処理部分及びその制御に関して、公知技術について述べた
ブロック図と相違する。信号は、アンテナ202−205で無線経路から受信さ
れ、その後、各受信岐路のブロック206−226において、公知技術について
述べたように変更される。その変更された信号は、本発明による信号処理ブロッ
ク401へ搬送されて処理される。本発明によれば、制御ユニット402は、受
信岐路に動的に接続できるそれ自体知られた信号処理ユニットを含む信号処理ブ
ロック401を制御する。制御ユニット402による制御に応答して、信号処理
ブロック401は、信号処理ユニットを受信岐路に動的に接続し、例えば、並列
受信についてはトラフィックチャンネル及び制御チャンネル特有に接続する。従
って、図4aの信号処理ブロック401は、A/Dコンバータ226−229の
出力に適当なやり方で接続される多数の信号処理ユニットを備えている。信号処
理ブロック401は、ベースステーション構成における受信岐路と同数の信号処
理ユニットを含むのが効果的であり、図4aのケースでは4つの信号処理ユニッ
トを含むのが効果的である。処理された信号は、信号処理ブロック401の信号
処理ユニットからライン403に沿ってベースステーションの他の部分へ搬送さ
れる。
【0018】 図4bは、本発明の適応無線システムにおけるベースステーションの送信部が
4つの独立した送信岐路を含むときにその受信部を例示するブロック図である。
図4bにおいて、図2bのブロックに対応するブロックは、同じ参照番号で示さ
れている。本発明による送信部のブロック図は、信号処理部分及びその制御に関
して、公知技術と相違する。送信信号は、ベースステーションの他の部分から、
ライン407に沿って、それ自体知られた信号処理ユニットを含む本発明の信号
処理ブロック405へ搬送される。信号処理ブロック405は、信号処理ユニッ
トとD/Aコンバータ239−242との間に所望の接続を形成するように制御
ユニット406で制御される。必要な数の送信岐路が、例えば、トラフィックチ
ャンネル及び制御チャンネルに接続される。送信信号は、公知技術について上述
した送信岐路のブロック239−255において変更され、そしてアンテナ25
9−262を経て無線経路へ送信される。信号処理ブロック405は、ベースス
テーション構成における送信岐路と同数の信号処理ユニットを含むのが効果的で
あり、図4bのケースでは4つの信号処理ユニットを含むのが効果的である。
【0019】 本発明の他の実施形態では、本発明による機能は、送信及び受信部並びに関連
制御部において、例えば、複合送信及び受信アンテナ素子及び/又は複合信号処
理ブロックにより遂行することができる。 図5a及び5bは、ベースステーションが8個の独立した送信及び受信岐路を
有するときにTDMAシステムの1つのタイムスロットにおいて本発明の好まし
い実施形態を例示する図である。この例示的ケースでは、図4a及び4bの信号
処理ブロック401及び405を構成する信号処理ユニットは、制御ユニット4
02及び406の制御のもとで、ベースステーションの送信及び受信岐路に接続
され、2つの岐路が各々それ自身の信号処理ユニット501、502及び510
、511に別々に接続され、2つの並列の岐路が1つの信号処理ユニット503
及び512に接続され、そして4つの並列の岐路が信号処理ユニット504及び
513に接続される。単一の送信及び受信岐路は、周波数f1及びf2に同調さ
れ、2つの並列な岐路は周波数f3に同調され、そして4つの並列な岐路は周波
数f4に同調される。図5a及び5bの構成では、ベースステーションは、少な
くとも各加入者により要求されるサービスクオリティで、1つのタイムスロット
において4人の移動加入者にサービスを提供することができる。従って、本発明
の機能は、1人の加入者のみが良好なサービスクオリティでサービスを受けるこ
とのできる公知技術に比して、サービスが提供される加入者の数を増加する。
【0020】 図6は、図5a及び5bの例示的なケースに示されたアンテナの方向性パター
ンを示すもので、横軸は方向角度Θを示し、そして縦軸は振幅Aを示す。図6に
周波数f1及びf2で示された単一素子アンテナの方向性パターンは、低い振幅
で広い方位へと拡散している。2つの並列な受信岐路の2つのアンテナ素子より
成るアンテナアレーの方向性パターンが図中に周波数f3で示されており、そし
て4つの並列な受信岐路の4つのアンテナ素子より成るアンテナアレーの方向性
パターンが周波数f4で示されている。図示されたように、アンテナ素子の数が
増加するにつれて、アンテナローブが狭くなり、そして主放射方向の振幅が増加
する。
【0021】 図7は、図6の方向性パターンをベースステーションBTSのカバレージエリ
アとして示している。周波数f1及びf2の広くて短い距離のカバレージエリア
は、ベースステーションの近くに位置する移動ステーションMS1及びMS2に
サービスを提供するのに適している。周波数f3のアンテナローブは、それより
若干離れた移動ステーションMS3にサービスを提供するのに使用でき、そして
狭い地域ヘビーム状に向けられた周波数f4のアンテナローブは、ベースステー
ションBTSから遠く離れて位置する移動ステーションMS4へサービスを提供
するのに使用できる。
【0022】 図8a及び8bは、ベースステーションが4個の独立した送信及び受信岐路を
有するときにTDMAシステムの1つのタイムスロットにおいて本発明の第2の
好ましい実施形態を例示する図である。図8aの例示的ケースにおいて、2つの
並列な受信岐路が1つの信号処理ユニット801に接続される。これら受信岐路
は、高周波f1に同調される。他の2つの並列な受信岐路は、第2の信号処理ユ
ニット802に接続され、そして高周波f2に同調される。対応的に、図8bの
例示的ケースでは、2つの並列な送信岐路が1つの信号処理ユニット803に接
続される。これら送信岐路は、高周波f1に同調される。他の2つの並列な送信
岐路は、第2の信号処理ユニット804に接続され、そして高周波f2に同調さ
れる。
【0023】 図9は、図8a及び8bの例示的なケースに示されたアンテナの方向性パター
ンを示すもので、横軸は方向角度Θを示し、そして縦軸は振幅Aを示す。周波数
f1及びf2の2つのアンテナ素子より成るアンテナアレーの方向性パターンは
同様である。 例示的なケースにおいて上述したものと同様に、本発明による適応無線システ
ムの構成は、並列接続の送信及び受信岐路が所望のアンテナローブパターン及び
セルラーカバレージを生じるように、例えば、タイムスロット又はハッシュコー
ド特有に動的に接続される。ベースステーションの4つの並列な受信及び送信岐
路は、例えば、周波数f1−f4のそれ自身のチャンネルCH1−CH4に各々
同調することができ、従って、この構成は、ベースステーションBTSと移動ス
テーションMSとの間の例えば4つの異なる接続を同時に取り扱う4つの独立し
た送信及び受信岐路を確立する。
【0024】 本発明による送信及び受信岐路の動的な並列接続は、異なる種類の制御基準で
使用するように適用できる。このような制御基準は、例えば、信号クオリティ、
チャンネル巾、ネットワーク容量及び/又はチャンネル形式を含む。制御基準は
各々別々に搬送されてもよいし、又は適当な組合せで搬送されてもよい。上記の
例示的基準を本発明の機能にいかに適用するかについて詳細に述べる。
【0025】 信号クオリティは、例えば、受信信号強度、ビットエラー比BER又は信号対
雑音比によって測定することができる。従って、移動ステーションにより送信さ
れる信号のクオリティは、ベースステーションにおいて測定することができ、そ
して例えば、利用されるサービスに基づき、信号に対して要求されるクオリティ
を決定することができる。従って、本発明の適応無線システムは、適当な数の並
列な送信及び受信岐路を当該移動ステーション接続に指定して、少なくともその
接続に必要な信号クオリティを達成するように使用される。このような場合に、
本発明の適応無線システムは、接続クオリティに適応するように使用される。
【0026】 チャンネル巾に基づく送信及び受信岐路の動的指定は、広いチャンネルの平均
ビットレートより高いことによりビット当たりのエネルギーが低い送信をベース
とするもので、その結果、広いチャンネルの送信距離が平均より短くなる。これ
を補償するために、本発明の適応無線システムでは、多数の送信及び受信岐路を
このように広いチャンネルの送信、例えばUMTS送信に指定することができ、
従って、狭いアンテナローブ及び高いアンテナ利得の結果として、信号強度が高
くなりそしてアンテナローブを越える障害が減少される。或いは又、多数の送信
及び受信ラインの使用は、ダイバーシティ受信処理により効果を発揮することが
できる。同様に、狭帯域信号転送に、例えば、1つ又は若干の送信及び受信岐路
を指定することもできる。
【0027】 図10は、本発明の適応無線システムがネットワーク容量を局部的に増加する
セルラー構造を示している。図中の各六角形は、8個の送信及び受信岐路、ひい
ては、8個のアンテナ素子を各々有するベースステーションの1つのセルを表し
ている。大部分のセルには、公知のSDMA技術が使用されて、8個のアンテナ
素子全部を1つのアンテナアレーとして接続し、その狭帯域アンテナローブは、
セルのサービスエリアをカバーするように向けられる。アンテナローブは、公知
方法でサービスされる移動ステーションへビーム状に向けられる。セルは、1つ
の周波数A1、A2、A3、B1、B2、B3、C1、C2又はC3を使用し、
従って、通信に対して限定された数のチャンネルを使用する。ネットワーク内の
1つのポイントにおいて、1つの周波数で与えることのできる以上の容量が必要
とされる場合には、本発明の適応無線システムでは、当該セルにおいて、周波数
当たり僅かな送信及び受信岐路を動的に指定することができ、これにより、図1
0の1つのセルaで行なわれるように、より多くの周波数をセルに使用し始める
ことができる。このセルaでは、例えば3つの周波数A1、A2及びA3を使用
に供することができ、そしてとりわけ使用可能な8つの送信及び受信岐路を適宜
指定することができる。その結果、セルaのチャンネル容量は3倍となり、ネッ
トワークサービスをより確実及び広範囲に加入者に提供することができる。図示
されたように、セルaのアンテナローブは、この局部的構成により巾の広いもの
となるが、他のセルには8個のアンテナ素子のアンテナアレーが依然として使用
されるので、この構成がネットワークに付加的な障害をもたらすことはない。セ
ルaの容量要求が再び以前のレベルへ減少したときには、送信及び受信岐路を、
例えば、同じ周波数に再び同調することができ、そして8個のアンテナ素子全部
を使用して、アンテナアレーの狭い走査アンテナローブを形成することができる
。従って、本発明による適応無線システムは、ベースステーションの装置構成に
送信器又は受信器を追加せずにシステム容量を局部的に増加するように使用する
ことができる。
【0028】 送信及び受信岐路の動的な指定では、ダウンリンク方向において制御チャンネ
ルに1つの送信岐路のみを指定するのが効果的であるという点で、チャンネルの
形式が重要となる。というのは、制御チャンネルは、アップリンク方向には逆方
向チャンネルをもたず、従って、移動ステーションの位置を決定することができ
ず、その結果、アンテナローブを移動ステーションに正確に向けられないからで
ある。このような場合に、ベースステーションアンテナ素子の1つが制御チャン
ネル周波数及びタイムスロットにおいて制御チャンネル送信に指定される。従っ
て、送信及び受信岐路は、本発明の適応無線システムでは、例えば、上記基準の
1つと、一方向性制御チャンネルへ至る1つの送信岐路、ひいては、1つのアン
テナ素子のみに基づいて、トラフィックチャンネルに動的に指定することができ
る。
【0029】 本発明による適応無線システムは、必要に応じて信号転送に送信及び受信岐路
を指定し、ひいては、ネットワーク容量を高める柔軟な方法を与える。適応無線
システムにおいて、ベースステーションの装置構成は、依然として、ネットワー
クに必要な最大性能に基づいて設計されると共に、どれほど多くの狭帯域チャン
ネルをベースステーションが同時に与えねばならないかに基づいて設計される。
従って、本発明により設計された装置構成を、例えば、異なるサービス及び異な
る加入者に動的に指定すると、ネットワークに最大負荷状態が存在しないときに
装置の性能が改善される。
【0030】 添付図面及びそれを参照した説明は、本発明の考え方を単に例示するものに過
ぎない。本発明による適応無線システムは、請求の範囲に記載した本発明の範囲
内でその細部を変更できる。本発明は、主として、ベースステーションの適応ア
ンテナに関連して上述したが、たとえば、移動ステーションの他の適応アンテナ
に使用するように適用することもできる。本発明は、TDMA時分割多重アクセ
スシステムについて一例として述べたが、本発明は、他の多重アクセス技術で実
施されるシステム、例えば、CDMAシステムにも適用できることが明らかであ
る。又、本発明は、WLL(ワイヤレスローカルループ)システムにも使用する
ことができる。本明細書において、移動ステーション及びベースステーションと
は、一般に、加入者のターミナル装置、及びそれと無線リンクを形成することの
できるネットワークユニット、例えば、ワイヤレスシステムのターミナル及び固
定部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動通信システムの重要な部分を示す図である。
【図2a】 公知SDMAベースステーションの受信部分のブロック図である。
【図2b】 公知SDMAベースステーションの送信部分のブロック図である。
【図3】 図2a及び2bに基づくベースステーション構成の放射パターンを示す図であ
る。
【図4a】 本発明の好ましい実施形態による適応無線システムのベースステーションの受
信部を示すブロック図である。
【図4b】 本発明の好ましい実施形態による適応無線システムのベースステーションの送
信部を示すブロック図である。
【図5a】 本発明の好ましい実施形態による無線システムの受信構成をTDMAシステム
のタイムスロットにおいて実施する例を示す図である。
【図5b】 本発明の好ましい実施形態による無線システムの送信構成をTDMAシステム
のタイムスロットにおいて実施する例を示す図である。
【図6】 図5a及び5bによるベースステーション装置構成の無線パターンを示す図で
ある。
【図7】 図5a及び5bによるベースステーション装置のアンテナローブをベースステ
ーションのカバレージエリアとして示す図である。
【図8a】 本発明の好ましい実施形態による無線システムの受信構成をTDMAシステム
のタイムスロットにおいて実施する別の例を示す図である。
【図8b】 本発明の好ましい実施形態による無線システムの送信構成をTDMAシステム
のタイムスロットにおいて実施する別の例を示す図である。
【図9】 図8a及び8bによるベースステーション装置構成の無線パターンを示す図で
ある。
【図10】 本発明の無線システムにおける1つのセルの容量改善をセルラー構造として示
す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年10月22日(1999.10.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE21 5K028 AA07 BB06 CC05 DD01 DD02 LL02 RR01 TT02 5K046 AA05 BA05 BB05 CC01 CC02 PP04 5K059 CC02 CC03 CC06 CC07 CC09 DD31 EE02 5K067 AA23 CC24 EE22

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動ステーション(MS)及び少なくとも1つのベースス
    テーション(BTS)を備えた適応無線システムであって、この無線システムの少な
    くともベースステーション(BTS)は、ベースステーション(BTS)と移動ステーショ
    ン(MS)との間に信号を転送するための複数の独立した送信及び受信岐路を有し、
    そして無線システムは、これら送信岐路と受信岐路を並列に接続するための第1
    手段(401,405)を含むような適応無線システムにおいて、 この無線システムは、更に、単一信号に対して割り当てられるべき並列の送信
    及び受信岐路の数を所定の基準に基づいて決定するための第2手段(402,406)を
    備え、この第2手段は、ある数の並列の送信及び受信岐路を単一信号の送信に対
    して動的に割り当てるように上記第1手段を制御することを特徴とする適応無線
    システム。
  2. 【請求項2】 上記第1手段は、送信岐路及び受信岐路の信号を処理するた
    めの信号処理ブロック(401,405)を含み、そして上記第2手段は、1つ以上の並
    列な送信又は受信岐路の信号処理を並列に接続するように上記信号処理ブロック
    (401,405)を制御するための制御手段(402,406)を含む請求項1に記載の無線シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記制御手段(402,406)は、転送される信号のクオリティに
    応答する請求項2に記載の無線システム。
  4. 【請求項4】 上記制御手段(402,406)は、転送される信号のチャンネル巾
    に応答する請求項2又は3に記載の無線システム。
  5. 【請求項5】 上記制御手段(402,406)は、無線ネットワークの負荷に応答
    する請求項2、3又は4に記載の無線システム。
  6. 【請求項6】 上記制御手段(402,406)は、信号転送に使用されるチャンネ
    ルの形式に応答する請求項2、3、4又は5に記載の無線システム。
  7. 【請求項7】 上記無線システムは、ベースステーション(BTS)の送信及び
    受信岐路を並列に接続し、そしてそれを、ベースステーションと移動ステーショ
    ン(MS)との間で信号を転送するための複数の同時で独立した接続へ数値的に動的
    に指定する請求項1ないし6のいずれかに記載の無線システム。
  8. 【請求項8】 上記同時接続は、異なる周波数におけるものである請求項7
    に記載の無線システム。
  9. 【請求項9】 複数の移動ステーション(MS)及び少なくとも1つのベースス
    テーション(BTS)を備えた無線システムにおいて送信及び受信岐路を指定するた
    めの方法であって、無線システムの少なくともベースステーション(BTS)は、ベ
    ースステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間に信号を転送するための
    複数の独立した送信及び受信岐路を有し、上記方法は、 ベースステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間の信号転送に割り当
    てられるべき送信及び受信岐路の数を決定し、そして 上記決定に基づいて、ある数の上記送信及び受信岐路をベースステーションと
    移動ステーションとの間の単一信号の転送に指定し、上記数は、信号に基づいて
    動的に変化することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ベースステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間
    の接続の信号クオリティを決定し、そして接続に必要とされる信号クオリティを
    決定するものであって、少なくとも、接続に必要な信号クオリティが得られるよ
    うな数の送信及び受信岐路を、接続に対して指定する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 使用するチャンネル巾に基づき、接続に対して充分な信号
    クオリティが得られる数の送信及び受信岐路をベースステーション(BTS)と移動
    ステーション(MS)との間の接続に指定する請求項9又は10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ネットワーク負荷がプリセットスレッシュホールドレベル
    を越えたときには、ベースステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間の
    接続に指定された並列な送信及び受信岐路の数を減少する請求項9、10又は1
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記送信及び受信岐路は、トラフィックチャンネルに対し
    て接続特有に指定され、そして制御チャンネルに対して個々に指定され、上記岐
    路の数は、少なくとも各サービスに必要な数である請求項9ないし12のいずれ
    かに記載の方法。
  14. 【請求項14】 送信及び受信岐路をタイムスロット特有に指定する請求項
    13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 送信及び受信岐路をハッシュコード特有に指定する請求項
    13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 1つの送信岐路を制御チャンネルに指定する請求項13に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 ベースステーション(BTS)の送信及び受信岐路を、ベース
    ステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間の複数の同時で独立した接続
    に対し数値的に動的に指定する請求項9ないし16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 ベースステーション(BTS)の送信及び受信岐路を、ベース
    ステーション(BTS)と移動ステーション(MS)との間の複数の同時接続に対し数値
    的に動的に指定し、上記接続は、異なる周波数にある請求項17に記載の方法。
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