JP2002517977A - Tnfリガンドファミリーのntn−2メンバー - Google Patents

Tnfリガンドファミリーのntn−2メンバー

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JP2002517977A JP50275099A JP50275099A JP2002517977A JP 2002517977 A JP2002517977 A JP 2002517977A JP 50275099 A JP50275099 A JP 50275099A JP 50275099 A JP50275099 A JP 50275099A JP 2002517977 A JP2002517977 A JP 2002517977A
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nucleic acid
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マシアコウスキー,ピオトゥル
バレンズエラ,デイビッド
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リジェネロン ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 ヒトNTN-2ポリペプチドおよび関連の核酸が提供される。特異的ヒトNTN-2活性を有するヒトNTN-2ドメインを含むヒトNTN-2ポリペプチドが含まれる。ポリペプチドは、本発明の核酸で形質転換された宿主細胞から組換え産生され得る。特異的結合剤および本発明の組成物を製造および使用する方法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 本明細書に引用されたすべての刊行物、特許、および特許出願は、各個々の刊 行物、特許、または特許出願が参考として援用されるべきことを詳細におよび個 々に示されるように、参考として本明細書に援用される。 序論 発明の分野 本発明の分野は、細胞機能を調節するポリペプチド分子、このポリペプチドを コードする核酸配列、ならびにこの核酸配列およびこのポリペプチドを使用する 方法である。背景 腫瘍壊死因子α(TNF-α)は、活性化マクロファージによって主として産生さ れるサイトカインである。TNF-αは、T細胞およびB細胞増殖を刺激し、そして 内皮細胞における接着分子の発現を誘導する。このサイトカインも、感染に対す る宿主防御に重要な役割を果たす。 TNF-α活性は、2つの異なるレセプター、TNFR-p55およびTNFR-p75によって媒 介される。これらの2つのレセプターはまた、主として活性化リンパ球により分 泌される可溶性リンホトキシンα(LT-α)によって引き起こされる活性を媒介 する。TNFR-p55の特異的刺激は、例えばインビトロ腫瘍細胞傷害性のようなTNF 活性、内皮細胞およびケラチノサイトにおける接着分子の発現、セラミドの付随 増加でのスフィンゴミエリナーゼの活性化、NF-κBの活性化、ならびにマンガン スーパーオキシドジスムターゼmRNAを誘導する。TNFR-p75の特異的刺激は、マウ スおよびヒトの胸腺細胞および細胞傷害性T細胞、線維芽細胞およびナチュラル キラー細胞の増殖性応答、ならびにPC60細胞におけるGM-CSF分泌を生じる。 TNFは、特にγインターフェロン(IFN-γ)と組み合わせて、サイトカインの 何らかの他の組み合わせによって適合されない悪性細胞株を選択的に殺傷または 阻害する能力を有する。しかし、TNFの毒性副作用が、ヒトにおける有効な用量 レベルを得ることを抑制したので、TNF-α抗腫瘍治療でのガン患者の臨床試験は 、期待はずれであった。これらの毒性副作用は、TNFR-p75レセプターへのTNF結 合のせいであったが、悪性細胞における細胞傷害性活性は、TNFR-p55レセプター へのTNFの結合のせいであった。 発明の要旨 本発明は、腫瘍壊死因子(TNF)と相同である分子である。本発明は、この分 子、ヒトNTN-2ポリペプチド、および関連核酸に関する方法および組成物を提供 する。ヒトNTN-2特異的ドメインを含みそしてヒトNTN-2特異的活性を有するポリ ペプチドが含まれる。このポリペプチドは、本発明の核酸で形質転換した宿主細 胞から組換え産生され得る。本発明は、特異的抗体のような結合剤、ならびに診 断(例えば、ヒトNTN-2転写物についての遺伝子ハイブリダイゼーションスクリ ーニング)、治療(例えば、ヒトNTN-2遺伝子発現を調節するための遺伝子治療 )、および生物薬学産業(例えば、先導薬理学的薬剤について化学ライブラリー をスクリーニングするための試薬)において本発明の組成物を製造および使用す る方法を提供する。 本発明のヒトNTN-2ポリペプチドに好ましい使用には、添加されたポリペプチ ドが培地の成分および/または細胞の生理機能の変化に影響を及ぼす細胞外表面 と特異的に相互作用する条件下で、外因性ヒトNTN-2ポリペプチドと細胞または 細胞のまわりの培地とを接触させることによって、細胞外表面を含む細胞の生理 機能を改変する工程を包含する。生物学的に活性な薬剤をスクリーニングする方 法も好ましく、この方法は、薬剤の存在がなければポリペプチドが参照親和性で 結合標的を特異的に結合する条件下で、細胞外ヒトNTN-2ポリペプチド特異的結 合標的および候補薬剤の存在下でヒトNTN-2ポリペプチドをインキュベートする 工程;薬剤で偏った親和性を決定するために結合標的に対するポリペプチドの結 合親和性を検出する工程であって、薬剤で偏った親和性と参照親和性との間の差 が、薬剤が結合標的へのポリペプチドの結合を調節することを示す工程、を包含 する。 TNFに対する相同性に基づいて、ヒトNTN-2が、疾患の発症に密接に関連した、 免疫調節および炎症応答のメディエーターであることが期待される。リンパ様、 造血、および他の系の細胞の発生、増殖、および死を調節するために有用であり 得る。また、ヒトNTN-2は、敗血症性ショック、自己免疫疾患、および移植片-宿 主疾患の抑制に役立ち得る。さらに、ヒトNTN-2ポリペプチドは、そのレセプタ ーを同定するために使用され得る。 図面の簡単な説明 図1−プローブとしてヒトNTN-2配列の608ヌクレオチドフラグメントを使用す る種々のヒト組織特異的RNAのノーザン分析。レーン1〜8は、順に以下のとお りである:心臓、脳、胎盤、肺、肝臓、骨格筋、腎臓、および膵臓。 発明の詳細な説明 本発明は、天然ヒトNTN-2ポリペプチド、ならびにヒトNTN-2アミノ酸配列、ま たはアッセイ認識可能なヒトNTN-2特異的活性を有するその機能的ヒトNTN-2ポリ ペプチドドメインを含む組換えポリペプチドを含むヒトNTN-2ポリペプチドを提 供する。したがって、ポリペプチドは、開示された天然ヒトNTN-2ポリペプチド の欠失変異体であり得、そして例えば、非ヒトNTN-2ポリペプチドとの融合産物 として提供され得る。本発明のヒトNTN-2ポリペプチドドメインは、ヒトNTN-2特 異的活性または機能を有する。 ヒトNTN-2についての多くの適用は、その特性から示唆される。ヒトNTN-2は、 TNFを使用して処置されるものと同様の状態の研究および処置に有用であり得る 。さらに、ヒトNTN-2 cDNAは、例えば、細胞株におけるポリペプチドについての アッセイにおける抗体の使用、あるいはオリゴヌクレオチドプライマーに対する 配列類似性を有するものを増幅するためおよびどれくらい多くのヒトNTN-2が存 在するかをしるためのPCRテストにおけるプライマーとしてのオリゴヌクレオチ ドの使用による、診断ツールとして有用であり得る。もちろん、ヒトNTN-2の単 離も、その推定レセプター、他のヒトNTN-2結合ポリペプチドを単離するため、 お よび/またはそのアンタゴニスト特性を研究するための手がかりを提供する。 ヒトNTN-2特異的活性または機能は、便利なインビトロ、細胞ベースの、また はインビボアッセイ−例えば、インビトロ結合アッセイ、細胞培養アッセイ、動 物(例えば、免疫応答、遺伝子治療、トランスジェニックなど)などによって決 定され得る。結合アッセイは、結合標的とヒトNTN-2ポリペプチドとの特異的分 子相互作用が評価される何らかのアッセイを包含する。結合標的は、天然の結合 標的、または抗体のような特異的免疫ポリペプチドのような非天然結合標的、ま たは以下に記載のアッセイで同定されるようなヒトNTN-2特異的薬剤であり得る 。 本発明のポリペプチドは、単離されたまたは純粋であり得−「単離された」ポ リペプチドはその天然の状態で会合される物質のいくつかをもはや付随しない、 そして好ましくは所定の試料中の総ポリペプチドの重量の少なくとも約0.5%、 およびより好ましくは少なくとも約5%を構成するものであり;「純粋な」ポリ ペプチドは、所定の試料中の総ポリペプチドの重量の少なくとも約90%、および 好ましくは少なくとも約99%を構成する。本発明のポリペプチドおよびポリペプ チドドメインは、合成され、組換え技法によって産生され、または細胞から精製 され得る。種々の分子および生化学的方法が、本発明の組成物の生化学的合成、 分子発現、および精製に利用可能であり、例えば、Molecular Cloning,A Labor atory Manual (Sambrookら,Cold Spring Harbor Laboratory)、Current Protoc ols in Molecular Biology (Ausubelら編,Greene Publ.Assoc.,Wiley-Inters cience,NY)を参照のこと。 本発明のポリペプチドは、免疫原として、スクリーニングアッセイにおける標 的として、細胞増殖、分化、および/または機能などを調節するための生物活性 試薬としての使用を含む、種々の使用を見いだす。例えば、本発明は、添加され たポリペプチドが培地の成分および/または細胞の生理機能の変化に影響を及ぼ す細胞外表面と特異的に相互作用する条件下で、外因性ヒトNTN-2ポリペプチド と細胞または細胞のまわりの培地とを接触させることによって、細胞外表面を含 む細胞の生理機能を調節するための方法を提供する。これらの方法によれば、細 胞外表面は、形質膜関連レセプターを含み;外因性ヒトNTN-2は、細胞によって 生成されないか、またはそうであれば非天然レベル、時期、または生理学的位置 で発現されるポリペプチドをいい;そして適切な培地は、インビトロ培養培地お よび血液、滑液などのような生理学的液体を含む。ポリペプチドは、マイクロイ ンジェクション、組換え酵素のプロモーター特異的発現、脂質ベシクルの標的さ れた送達などのような何らかの便利な方法によって、細胞の特異的集団中で導入 、発現、または抑制され得る。 本発明は、天然および非天然ヒトNTN-2特異的結合剤、このような薬剤を同定 および製造する方法、ならびに診断、治療、および薬品開発におけるその使用を 提供する。ヒトNTN-2特異的結合剤は、体細胞性に組換えたタンパク質レセプタ ー様特異的抗体またはT細胞抗原レセプターのようなヒトNTN-2特異的レセプタ ーを含み(例えば、HarlowおよびLane(1988)Antibodies,A Laboratory Manua l,Cold Spring Harbor Laboratoryを参照のこと)、そしてまた、1、2、およ び3ハイブリッドスクリーニングのようなアッセイで同定した他の天然結合剤、 ならびに以下に記載のような化学ライブラリーのスクリーニングで同定される非 天然結合剤を含む。特定の目的の薬剤は、ヒトNTN-2機能を調節する。 本発明は、ヒトNTN-2核酸を提供し、これは、翻訳可能な転写物、ハイブリダ イゼーションプローブ、PCRプライマー、診断核酸などとしての使用、ならびに ヒトNTN-2遺伝子および遺伝子転写物の存在を検出することならびに追加のヒトN TN-2ホモログおよび構造アナログをコードする核酸を検出または増幅することに おける使用を包含する、種々の適用を見いだす。 本発明の核酸は、合成/非天然配列であり、および/または単離される、すな わち、その天然状態で会合される物質のいくつかをもはや付随せず、好ましくは 所定の画分に存在する総核酸の重量の少なくとも約0.5%、より好ましくは少な くとも約5%を構成し、そして通常組換えは、非天然配列または天然染色体上で 連結される以外のヌクレオチドに連結される天然配列を含むことを意味する。本 明細書に開示されるヌクレオチド配列およびそのフラグメントを含む核酸は、天 然の染色体上で連結されるもの以外の配列に直に隣接した、または天然の染色体 上で連結されるもの以外の配列に直に隣接する10kbより少ない、好ましくは2kb より少ないもとのままの隣接領域に隣接した末端に、このような配列またはフラ グメントを含む。核酸は、通常、RNAまたはDNAであるが、しばしば、他の塩基を 含む核酸あるいは改変された安定性を提供するためのヌクレオチドアナログなど を使用するために有利である。 開示されたヒトNTN-2ポリペプチドのアミノ酸配列は、選択された発現系(Hol lerら(1993)Gene 136: 323-328;Martinら(1995)Gene 154: 150-166)につ いて最適化されたヒトNTN-2ポリペプチドをコードする核酸を逆翻訳するために 使用され、または天然のヒトNTN-2をコードする核酸配列の単離における使用の ための縮重オリゴヌクレオチドプライマーおよびプローブを生成するために使用 される(「GCG」ソフトウエア,Genetics Computer Group,Inc.,Madison,WI )。ヒトNTN-2をコードする核酸は、発現ベクターの一部であり得、そして例え ば、発現およびスクリーニングのため、トランスジェニック動物のため、ヒトNT N-2媒介シグナル伝達と関連する疾患についての候補薬物の有効性のような機能 的研究のためなどに、組換え宿主細胞に組み込まれ得る。発現系は、選択的な翻 訳後プロセシングによってヒトNTN-2ポリペプチド構造的および機能的改変体に 影響を及ぼすために選択および/または適合される。 本発明はまた、ヒトNTN-2 cDNA特異的配列を有しおよび配列番号1との特異的 ハイブリダイゼーションをもたらすために十分な核酸ハイブリダイゼーションプ ローブおよび複製/増幅プライマーを提供する。特異的ハイブリダイゼーション を証明することは、一般的に、ストリンジェント条件を必要とし、例えば、5× SSPE(0.18M NaCl、0.01M NaPO4、pH 7.7、0.001M EDTA)緩衝液中30%ホルムア ミドを含む緩衝液中で42℃の温度にてハイブリダイズすること、および0.2×SSP Eで42℃にて洗浄する場合に結合したままであること;好ましくは5×SSPE緩衝 液液中50%ホルムアミドを含む緩衝液中で42℃の温度にてハイブリダイズするこ とおよび42℃の0.2×SSPE緩衝で42℃にて洗浄する場合に結合したままであるこ とである。ヒトNTN-2 cDNAホモログはまた、BLASTX(Altschulら(1990)Basic Local Alignment Search Tool,J.Mol.Biol.215: 403-410)のようなアライ ンメントアルゴリズムを使用して他のポリペプチドとは区別され得る。 ヒトNTN-2ハイブリダイゼーションプローブは、臨床および実験室試料におい て野生型および変異体対立遺伝子を同定することにおける使用を見いだす。変異 体対立遺伝子は、高処理能力比臨床診断のための対立遺伝子特異的オリゴヌクレ オチド(ASO)プローブを生成するために使用される。ヒトNTN-2核酸はまた、活 性ヒトNTN-2の細胞発現または細胞内濃度もしくは利用可能性を調節するために 使用される。ヒトNTN-2阻害核酸は、代表的には、開示された天然ヒトNTN-2コー ド配列の相補物を含むアンチセンス−一本鎖配列である。所定のヒトNTN-2ポリ ペプチドの発現のアンチセンス調節は、遺伝子調節配列に作動可能に連結したア ンチセンス核酸を用い得る。細胞は、遺伝子の転写が、内因性ヒトNTN-2をコー ドするmRNAに結合し得るアンチセンス転写物を得るように配向したプロモーター 配列とともにヒトNTN-2配列を含むベクターでトランスフェクトされる。アンチ センス核酸の転写は、構成的または誘導性であり得、そしてベクターは、安定な 染色体外維持または組込みを提供し得る。あるいは、所定のヒトNTN-2ポリペプ チドをコードするゲノムDNAまたはmRNAに結合する一本鎖アンチセンス核酸は、 標的されたポリペプチドの発現における実質的な減少を生じる濃度で、宿主中で または宿主から一時的に単離される標的細胞に投与され得る,ヒトNTN-2発現に おける富化は、対応する遺伝子産物の機能的発現を増加させるヒトNTN-2核酸を 標的された細胞タイプに導入することによってもたらされる。このような核酸は 、ヒトNTN-2発現ベクター、内因性対立遺伝子の機能的発現をアップレギュレー トするベクター、または変異体対立遺伝子の標的された修正についての置換ベク ターであり得る。生存可能な細胞への核酸の導入のための技法は、当該技術分野 で公知であり、そしてレトロウイルスベースのトランスフェクション、ウイルス コートタンパク質−リポソーム媒介トランスフェクションなどを含む。 本発明は、ヒトNTN-2調節可能な細胞機能のレベルで活性な薬剤について、薬 剤、化合物、先導化合物を同定する効果的方法を提供する。一般的に、これらの スクリーニング方法は、天然のヒトNTN-2結合標的とのヒトNTN-2相互作用を調節 する化合物についてアッセイする工程を包含する。タンパク質−タンパク質結合 アッセイ、イムノアッセイ、細胞ベースのアッセイなどを含む、結合剤について の種々のアッセイが提供される。好ましい方法は、先導化合物についての化学ラ イブラリーの自動化された費用効率の良い高処理能力比スクリーニングに従う。 インビトロ結合アッセイは、ヒトNTN-2ポリペプチドを含む成分の混合物を用 い、これは、別のペプチドまたはポリペプチド、例えば、検出または固定のため のタグなどとの融合産物の一部であり得る。アッセイ混合物は、天然のヒトNTN- 2結合標的を含む。ネイティブの結合標的は使用され得るが、一部がアッセイで 便利に測定可能な本発明のヒトNTN-2に対する結合親和性および結合活性を提供 する限り、その一部を使用することが、しばしば好ましい。アッセイ混合物はま た、候補薬理学的薬剤を含む。候補薬剤は、多数の化学クラスを含むが、代表的 には、これらは、有機化合物、好ましくは小有機化合物であり、そして合成また は天然化合物のライブラリーを含む種々の供給源から得られる。塩、緩衝液、中 性タンパク質(例えば、アルブミン)、界面活性剤、プロテアーゼインヒビター 、ヌクレアーゼインヒビター、抗菌剤などのような種々の他の試薬も含まれ得る 。混合物成分は、必須の結合を提供する任意の順序で添加され得、そしてインキ ュベーションは、最適結合を容易にする任意の温度で行われ得る。混合物は、候 補薬理学的薬剤の存在がなければ、ヒトNTN-2が、参照結合親和性を有する細胞 結合標的、一部、またはアナログを特異的に結合する条件下でインキュベートさ れる。インキュベーション期間は、最適結合について選択されるが、迅速な高処 理能力比スクリーニングを容易にするためにも最小にされる。 インキュベーション後、ヒトNTN-2と1つ以上の結合標的との間の薬剤で偏っ た結合は、何らかの便利な方法によって検出される。無細胞結合タイプアッセイ については、分離工程が、結合していない成分と結合した成分を分離するために しばしば使用される。分離は、沈殿、固定などによって、次いで、例えば、メン ブラン濾過またはゲルクロマトグラフィーによる洗浄によって、行われ得る。無 細胞結合アッセイについては、成分の1つは、通常、標識を含むかまたは標識に 結合される。標識は、放射活性、発光、光学または電子密度などのような直接的 検出、あるいはエピトープタグ、酵素などのような間接的検出を提供し得る。例 えば、光学または電子密度、放射発光、非放射エネルギー転移によって、または 抗体結合体で間接的に検出されるなどの、標識の性質およびアッセイ成分に依存 して標識を検出するために、種々の方法が使用され得る。薬剤の存在下での結合 親和性と比較して薬剤の不在下での標的に対するヒトNTN-2ポリペプチドの結合 親和性の差は、薬剤が、対応する結合標的へのヒトNTN-2ポリペプチドの結合を 調節することを示す。本明細書で使用される場合、差は、統計学的に有意であり 、 そして好ましくは、少なくとも50%、より好ましくは少なくとも90%差を示す。 本発明は、培地と接触して細胞外表面を含む細胞の生理機能を改変する方法を 提供し、この方法は、このポリペプチドが、この細胞の生理機能の変化に影響を 及ぼすためのこの培地および細胞外表面の少なくとも1つの成分と特異的に相互 作用する条件下で、外因性ヒトNTN-2ポリペプチドとこの培地とを接触させる工 程を包含する。 本発明は、生物学的に活性な薬剤についてスクリーニングする方法をさらに提 供し、この方法は、a)この薬剤の存在がなければ、ポリペプチドが参照親和性で 結合標的を特異的に結合する条件下で、細胞外ヒトNTN-2ポリペプチド特異的結 合標的および候補薬剤の存在下でヒトNTN-2ポリペプチドをインキュベートする 工程;b)薬剤で偏った親和性を決定するためにこの結合標的に対するこのポリペ プチドの結合親和性を検出する工程であって、ここで薬剤で偏った親和性と参照 親和性との間の差が、この薬剤がこの結合標的へのポリペプチドの結合を調節す ることを示す、工程を包含する。 本発明の1つの実施態様は、本明細書に記載のアミノ酸配列を含む単離された ヒトNTN-2ポリペプチド、またはヒトNTN-2特異的活性を有するそのフラグメント である。 本発明の別の実施態様は、本明細書に記載のアミノ酸配列を含むヒトNTN-2ポ リペプチドをコードする組換え核酸またはヒトNTN-2特異的活性を有するそのフ ラグメントである。 さらに別の実施態様は、本明細書に記載のヌクレオチド配列を含む単離された 核酸、または少なくとも18の連続する塩基を有しそして天然のヒトNTN-2 cDNAの 存在下で本明細書に記載の配列を有する核酸と特異的にハイブリダイズするため に十分なそのフラグメントである。 本発明はまた、例えば、診断適用においてポリペプチドの検出に有用である本 明細書に記載のヒトNTN-2ポリペプチドに対する抗体を提供する。このヒトNTN-2 ポリペプチドに対するモノクローナル抗体の調製については、培養物中の連続細 胞株による抗体分子の産生を提供する何らかの技法が使用され得る。例えば、Ko hlerおよびMilstein (1975,Nature 256:495-497)によって最初に開発されたハ イブリドーマ技法、ならびにトリオーマ技法、ヒトB細胞ハイブリドーマ技法( Kozborら,1983,Immunology Today 4:72)、およびヒトモノクローナル抗体を 産生するためのEBV-ハイブリドーマ技法(Coleら,1985,「Monoclonal Antibodi es and Cancer Therapy」,Alan R.Liss,Inc.77-96頁)などは、本発明の範 囲内である。 診断または治療使用のためのモノクローナル抗体は、ヒトモノクローナル抗体 またはキメラヒト−マウス(または他の種)モノクローナル抗体であり得る。ヒ トモノクローナル抗体は、当該技術分野で公知の多くの技法のいずれかによって 作成され得る(例えば、Tengら,1983,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.80:730 8-7312;Kozborら,1983,Immunology Today 4:72-79;Olssonら,1982,Meth. Enzymol.92:3-16)。ヒト定常領域とともにマウス抗原結合ドメインを含むキメ ラ抗体分子が調製され得る(Morrisonら,1984,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A . 81:6851,Takedaら,Nature 314:452)。 当該技術分野で公知の種々の手順は、本明細書に記載のヒトNTN-2ポリペプチ ドのエピトープに対するポリクローナル抗体の産生について使用され得る。抗体 の産生について、種々の宿主動物(これにはウサギ、マウス、およびラットが含 まれるがこれらに限定されない)は、ヒトNTN-2ポリペプチド、あるいはそのフ ラグメントまたは誘導体の注射によって免疫され得る。宿主種に依存して、免疫 学的応答を増加させるために種々のアジュバントが使用され得、これには、フロ イント(完全および不完全)、水酸化アルミニウムのような無機物ゲル、リゾレ シチンのような表面活性物質、プルロニックポリオール、ポリアニオン、ペプチ ド、油エマルジョン、キーホールリンペットヘモシアニン、ジニトロフェノール 、およびBCG(Bacille Calmette-Guerin)およびCorynebacterium parvumのよう な潜在的に有用なヒトアジュバントを含むが、これらに限定されない。 選択されたヒトNTN-2ポリペプチドエピトープに対する抗体の分子クローンは 、公知の技法によって調製され得る。組換えDNA方法論(例えば、Maniatisら,1 982,Molecular Cloning,A Laboratory Manual,Cold Spring Harbor Laborato ry, Cold Spring Harbor,New Yorkを参照のこと)は、モノクローナル抗体分子 、またはその抗原結合領域をコードする核酸配列を構築するために使用され得る 。 本発明は、抗体分子およびこのような抗体分子のフラグメントを提供する。分 子のイディオタイプを含む抗体フラグメントは、公知の技法によって生成され得 る。例えば、このようなフラグメントは、抗体分子のペプシン切断によって産生 され得るF(ab')2フラグメント;F(ab')2フラグメントのジスルフィド架橋を還元 することによって生成され得るFab'フラグメント;ならびにパパインおよび還元 剤で抗体分子を処理することによって生成され得るFabフラグメントを含むが、 これらに限定されない。抗体分子は、公知の技法、例えば、免疫吸着または免疫 アフィニティークロマトグラフィー、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)のよ うなクロマトグラフ方法、またはそれらの組み合わせによって精製され得る。 以下の実施例は、例示の目的で提供され、そして限定を提供するものではない 。実施例1−部分ヒトNTN-2コード配列のクローニングおよび配列決定 TNFファミリーのすべての公知のヒトおよびマウスメンバーのアミノ酸配列を 、mRNA配列のランダムフラグメントのNIH ESTデータベースを検索するためのtbl astn疑問として使用した(Altschul,Stephen F.,Warren Gish,Webb Miller, Eugene W.Myers,およびDavid J.Lipman (1990).Basic local alignment sea rch tool.J.Mol.Biol.215:403-10)。各疑問は、ヒットのリスト、すなわち 、疑問配列に対する実質的な配列類似性を有するEST配列を生成した。代表的に は、リストの上部におけるヒットは、疑問タンパク質のmRNAコピー、次いでファ ミリーおよびランダム−チャンス類似性の他のメンバーに由来するESTに対応し た。 parserプログラムを使用して、ファミリーのメンバーのすべてとの検索からヒ ットのすべてを組み合わせそして分類した。これは、公知のタンパク質に対応す るヒットのすべての迅速な削減を可能にした。残りのヒットを、ファミリーに特 徴的な配列モチーフの保存について分析した。追加のデータベース検索を行って 、重複するESTを同定した。ヒトNTN-2の部分ヌクレオチドおよび推定アミノ酸配 列を、以下のとおりに決定した: 疑問として配列番号1のヌクレオチド配列を使用して、追加のデータベース検 索を行って、重複するESTを同定した。I.M.A.G.E.コンソーシアムからの2つの 追加のクローンが、相同配列を含むことを識別した。これらのクローン、Geneba nk受託番号AA166695およびT87299を、Research Genetics,Inc.(Huntsville,A L)から得、そしてABI 373A DNA配列決定機およびTaq Dideoxy Terminator Cycle Sequencing Kit (Applied Biosystems,Inc.,Foster City,CA)を使用して配 列決定した。配列番号1との2つの追加のクローンのアラインメントは、680ヌ クレオチドの合計長を示した。オリゴヌクレオチドを、部分ヒト配列に基づいて 設計し、そして逆転写反応についておよびPCRについてのプライマーとして使用 した。608ヌクレオチド長配列を得、そして以下に記載のような全長配列を単離 するためのプローブとして使用した。 実施例2−ヒトNTN-2をコードする全長cDNAクローンの単離および配列決定 λgt-10中のヒト胎盤cDNAライブラリーを、Clontech Laboratories,Inc.(Pa lo Alto,CA)から得た。プラークを、1.25×106/20×20cmプレートの密度でプレ ーティングし、そしてレプリカフィルターを、標準的手順に従って採取した(Sam brookら,Molecular Cloning: A Laboratory Manual,第2版,8.46頁,Cold Spri ng Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor,New York)。フィルターを、配列 番号3に示すhNTN-2配列のヌクレオチド216〜824に対応するプローブで、正常ス トリンジェンシー(2×SSC、65℃)にてスクリーニングした。プローブを、フ ィルターへのプローブの非特異的結合を減少させるために0.5mg/mlサケ***DNA を含むハイブリダイゼーション溶液中で、65℃にてハイブリダイズさせた。フ ィルターを65℃にて2×SSCで洗浄し、そしてX線フィルムに一晩曝露した。強 いハイブリダイゼーションシグナルを示す5つの陽性クローンを選び、そしてま たcDNAベクターからのオリゴを使用してPCR増幅した場合にフラグメントを産生 した。hNTN-2 の配列決定 5つのクローンのそれぞれからのコード領域を、ABI 373A DNA配列決定機およ びTaq Dyedeoxy Terminator Cycle Sequencing Kit (Applied Biosystems,Inc. , Foster City,CA)を使用して配列決定した。クローンの1つから得た全長hNTN -2コード配列のヌクレオチドおよび推定アミノ酸配列を、以下に記載する: 実施例3−hNTN-2の組織特異的発現 配列番号3に示されるhNTN-2配列のヌクレオチド216〜824に対応するフラグメ ントを放射標識し、そして種々のヒト組織特異的RNAのノーザン分析に利用した 。いくつかのヒト組織からポリA+ RNAを含むノーザンブロットを、Clontech Lab oratories,Inc.(Palo Alto,CA)から得、そして0.5M NaPO4 (pH 7)、1%ウシ 血清アルブミン (Fraction V,Sigma)、7%SDS、1mM EDTA、および100ng/ml超 音波処理した変性サケ***DNAの存在下で放射標識したhNTN-2プローブに65℃に てハイブリダイズさせた。フィルターを、2×SSC、0.1%SDSで65℃にて洗浄し 、そして−70℃にてスクリーンおよびX線フィルムを強めるもので16時間オート ラジオグラフィーにかけた。 hNTN-2プローブは、ヒト心臓、胎盤、膵臓、および肺組織において2.7kb転写 物に強くハイブリダイズし(図1)、そして脳および肝臓からのRNAに弱くハイ ブリダイズした。より弱いレベルの発現はまた、骨格筋および腎臓で見出され得 た。心臓組織におけるhNTN-2の高い発現は、本発明が心臓疾患を処置するために 使用され得ることを示唆し得る。肺および膵臓組織におけるhNTN-2の発現は、本 発明が、肺および/または膵臓関連疾患を処置するために利用され得ることを示 唆し得る。 本発明は、理解の明快さの目的のために例示および実施例によっていくらか詳 細に記載されているが、ある変化および改変が、添付の請求の範囲の意図または 範囲から逸脱することなく行われ得ることは、本発明の教示に照らして当業者に 容易に明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 C07K 16/24 C07K 14/52 19/00 16/24 C12N 1/19 19/00 1/21 C12N 1/19 C12P 21/08 1/21 C12Q 1/68 A 5/10 C12N 15/00 ZNAA C12P 21/08 5/00 A C12Q 1/68 A61K 37/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 バレンズエラ,デイビッド アメリカ合衆国 ニューヨーク 11010, フランクリン スクエア,グランジ スト リート 216

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトNTN-2をコードする単離された核酸分子。 2.以下からなる群より選択される配列を有する、請求項1に記載の単離され た核酸分子: (a)配列番号3に記載のようなヒトNTN-2のコード領域を含むヌクレオチド配列 ; (b)(a)のヌクレオチド配列にストリンジェント条件下でハイブリダイズし、そ してヒトNTN-2の生物学的活性を有する分子をコードする、ヌクレオチド配列; または (c)遺伝コードの縮重がなければ、(a)または(b)のヌクレオチド配列にハイブ リダイズし、そしてヒトNTN-2の生物学的活性を有する分子をコードする、ヌク レオチド配列。 3.請求項1または2に記載の核酸分子を含むベクター。 4.前記核酸分子が、宿主細胞においてその発現を指示し得る発現制御配列に 作動可能に連結される、請求項3に記載のベクター。 5.プラスミドである、請求項3または4に記載のベクター。 6.請求項1または2に記載の核酸分子によってコードされる、単離されたヒ トNTN-2ポリペプチド。 7.配列番号4に記載のようなアミノ酸配列を有する、単雛されたヒトNTN-2 ポリペプチド。 8.前記宿主細胞中に請求項3または4に記載のベクターを含む、ヒトNTN-2 の産生のための宿主−ベクター系。 9.前記宿主細胞が、細菌、酵母、昆虫、または哺乳動物細胞である、請求項 8に記載の宿主−ベクター系。 10.ケルベロスの産生を可能にする条件下で請求項8または9に記載の宿主 −ベクター系の細胞を増殖させる工程、およびこのように産生したヒトNTN-2を 回収する工程を包含する、ヒトNTN-2を産生する方法。 11.請求項6または7に記載のヒトNTN-2を特異的に結合する抗体。 12.モノクローナル抗体である、請求項11に記載の抗体。 13.請求項6または7に記載のヒトNTN-2、および薬学的に受容可能なキャ リアを含む、薬学的組成物。 14.請求項11または12に記載の抗体、および薬学的に受容可能なキャリ アを含む、薬学的組成物。 15.ヒトまたは動物の体の処置の方法における、あるいは診断方法における 使用のための、請求項6または7に記載のヒトNTN-2、請求項11または12に 記載の抗体、あるいは請求項13または14に記載の組成物。 16.請求項10に記載の方法によって産生されるポリペプチド。 17.免疫グロブリン定常領域に融合されたヒトNTN-2を含む、リガンド体。 18.前記免疫グロブリン定常領域が、ヒトIgG1のFc部分である、請求項17 に記載のリガンド体。 19.ヒトまたは動物の体の処置の方法における、あるいは診断方法における 使用ための、請求項17または18に記載のリガンド体。 20.配列番号4に記載のようなアミノ酸配列を含むポリペプチド。
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