JP2002515887A - 診断および治療における中空マイクロカプセルの使用 - Google Patents

診断および治療における中空マイクロカプセルの使用

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Abstract

(57)【要約】 例えば、特に心筋層の外科手術による診断法により、介入の効果を分析する。(i)中空マイクロカプセルを灌流欠陥を有する患者の血管に投与し、(ii)所望ならば、組織の超音波画像を得て、(iii)閉塞を少なくとも部分的に除去して、組織の少なくとも1つの領域における血流が増加するようにし、(iv)組織処理後に超音波画像を得る。これは、心筋層におけるマイクロカプセルの特別な特性の観察に基づいたものである。これは、その部位における適当な薬剤を提供することの基本でもある。

Description

【発明の詳細な説明】 診断および治療における中空マイクロカプセルの使用発明の分野 本発明は、超音波画像形成および治療における中空マイクロカプセルの使用に 関する。発明の背景 冠状動脈の狭窄や閉塞は、心臓疾患の主要な原因の一つである。冠状動脈疾患 が灌流疾患を引き起こし、次いでこれが心筋梗塞を引き起こす。 現在のところ、心筋灌流異常の検出の唯一信頼性のある方法は、核画像形成で ある。しかしながら、この画像形成法は比較的高価であり、完了までに数時間か かる。心臓検査でとびぬけて最も広く用いられる画像形成法は、超音波検査法で ある。しかしながら、現在のところは、この画像形成法で心筋灌流異常を決定す ることはできない。 心筋灌流の評価は、介入処置(interventional procedures)の前後には特に重 要である。介入後の心筋血流の回復を測定することは、この処置が成功であるこ とを確認する重要な因子である。 様々なエコー造影剤が現在臨床開発の段階にある。しかしながら、これらの薬 剤は、心筋灌流の一過性の画像しか提供せず、また減衰するといった問題がある 。生成した灌流画像は、臨床家が正確な三次元再構成を生成するには不十分な時 間のものである。 現在用いられている静脈(IV)剤のもう一つの欠点は、心筋灌流画像には調 和のとれた誘導画像形成法(harmonic,triggered imaging techniques)の使用が 必要であることである。現在のところ、利用可能な適当な装置は余りない。更に 、 誘導画像は、リアルタイム画像を形成することができない。従って、エコーコン トラストを可視化しながら心筋層の動画を生じることはできない。 超音波造影剤を体内に導入して超音波エネルギーを反射または吸収させ、また はこのようなエネルギーに暴露されているときには共鳴させることによって身体 の一部の画像を強めることができる。中空マイクロカプセルの形態のこのような 造影剤の例は、WO−A−92/18164号明細書、WO−A−94/086 27号明細書、および/またはWO−A−96/15814号明細書に記載され ている。このような薬剤を患者の血流に注射した後、患者に超音波照射を施すの である。発明の概要 WO−A−9218164号明細書に記載されている型のマイクロカプセルは 、心筋層の灌流プロフィールおよび(介入処置の後の)灌流画像のその後の変化 についてこれまで利用できなかった情報を得ることができ、これは更に投与を行 うことなく行うことができる。介入療法の後に示される灌流変化は、「再灌流」 と呼ばれている。この効果は任意の毛細血管床に用いることができ、マイクロカ プセルをそこに保持することができる、すなわち粒度が20μmにすぎないもの であるべきである。 本発明の処置により、薬剤を更に投与することなく、臨床家が介入療法の成功 のリアルタイム画像を得ることができる。これは、他の造影剤を用いる状況とは 異なり、本発明に用いられる造影剤は、閉塞が除かれると血液と共に流れ、元の 組織だけでなく新たに血液に暴露される組織の輪郭も表すからである。更に具体 的には、噴霧乾燥によって製造されかつメディアン直径が例えば10〜15μm である空気を充填したアルブミンマイクロカプセルを心臓または動脈内カテーテ ル法を用いて冠状動脈に直接に付着させることができることが示された。マイク ロカプセルは、心筋層に数時間止まるので、これにより心筋層の高鮮明度超音波 画像を生成させることができる。小さめの微小球を用いることもできる。 一般的表現法では、本発明は、(i)中空マイクロカプセルを灌流欠陥(例え ば、組織への血流の部分的または完全な閉塞)を有する患者の血管に投与し、(i i)所望ならば、欠陥によって影響を受けた組織の超音波画像を得て、(iii)患 者を治療することによって、前記閉塞を少なくとも部分的に除去して、組織の少 なくとも1つの領域における血流が増加するようにし、(iv)組織処理後の超音波 画像を得ることを含んでなる診断法として特徴付けることができる。 好ましくは、治療後または段階(i)と(iv)との間に他の超音波画像が得られ( 好ましくは、それらは実質的に連続的に得られ)、従って、画像形成は、段階(i ii)における外科または治療介入前、中および後の組織の「リアルタイム」可視 化であることができる。更に造影剤を投与する必要はない。 本発明の第二の態様によれば、薬剤をマイクロカプセル内部、中または上に配 合または結合させる。このようにして、特定部位で治療上の有用性を有する画像 形成剤が提供される。このようなマイクロカプセルは心臓または冠状血管に適用 することによって効果が伝達される治療薬であるか、またはこれと結合すること によって治療に特に有用である。 本発明による診断により、危険部位の評価および血流よりもむしろ灌流の評価 を療法とも行うことができる。治療薬を用いるときには、これを危険部位に効果 的に送達することができる。発明の説明 組織は、好ましくは心臓組織(特に、心筋層)であるが、任意の他の器官、例 えば腎臓、肝臓または脳のいずれかであることもできる。造影剤は、通常は灌流 を行う器官の上流でカテーテルを介して送達される。心臓組織の画像形成には、 造影剤を左心房、左心室、大動脈根、または冠状動脈に直接投与する。肝臓動脈 への送達を用いて、肝臓での処置を行うことができ、静脈内投与を用いて、肺で の処置に用いることができる。 マイクロカプセルは、WO−A−92/18164号明細書(US−A−55 18709号明細書)またはWO−A−9408627号明細書の方法によって 製造することができ、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書 に引用される。更に具体的には、これらの書類に開示されている壁形成材料およ び添加剤のいずれを用いることもでき、これらの書類に開示されているマイクロ カプセルの任意の適当な粒度のものでもよい。6μmより小さなマイクロカプセ ルは余り効果的に組織壁に付着することはできず、20μmより大きなマイクロ カプセルは毛細血管網に多量に止まり、微小循環中で再灌流することはできない 。当然ながら、このようなより大きなおよびより小さなマイクロカプセルを理由 がどうあれ組成物に配合することができるが、それらは通常は本発明に寄与しな い。従って、例えばマイクロカプセルの粒度範囲は0.1〜8μmであって、メ ディアンが約3μmであるか、または粒度範囲が1〜20μmであって、メディ アンが約6〜15μm、例えば10〜13μm、であることができる。(粒度範 囲は、70μmの開口チューブを備えたCoulter Multisizer II上で容積で測定 した場合のマイクロカプセルの少なくとも90%を表す。) マイクロカプセルは、微小循環の再灌流部位を表すための付着造影剤として使 用するのに適している。平均粒度が12〜15μmのマイクロカプセルは、エコ ー源性が平均粒度が5μmの同様なマイクロカプセルの約4.6×104倍であ ることを見出だした。従って、比較的低投与量を用いて、通常の超音波法では到 達できない体内深くの領域を画像形成することができる。このような大きなマイ クロカプセルの典型的な個体群の平均粒度は12μmであり、85%は9〜18 μmの直径範囲にある。 好ましいマイクロカプセルは圧力安定性を有するため、それらは空気、従って エコー源性をかなりの時間保持する。マイクロカプセルは、古典的なマイクロカ プセルの検討と同様な方法でカテーテル投与の後に血管系に付着し、任意の所定 の灌流領域への流れの量を反射することができる。カテーテルを引抜き、患者が 安定化した後に、この領域の画像形成を行い、更に適当な画像を複数の平面で集 めることができる。このようにして、増強していないベースライン画像と比較す ることにより、補正処置の後の灌流を評価することができる。 マイクロカプセルを、その粒度および圧力安定性を操作することによってだけ なく、その生物分解性の速度によっても冠状血管内で使用するために加工するこ とができる。マイクロカプセルの壁は、生理学的pHで負に帯電しているのが好 ましい。 冠状血管内での使用には、大きな(10〜20μm)マイクロカプセルを17 5℃で18〜60分間架橋させるのが好ましく、更に好ましくは20〜40分間 、最も好ましくは35〜40分間架橋させる。これにより、耐圧性であるが、W O−A−9218164号明細書のマイクロカプセルと比較して組織半減期が短 縮し、従って心筋層での微小循環で一層使用しやすいマイクロカプセルが得られ る。組織半減期は、クロラミンT法によりマイクロカプセルに125Iを標識し、 剖検によるマイクロカプセルの器官含量または尿および糞便中への125Iの放出 を評価することによって測定することができる。 好ましくは、マイクロカプセルはWO−A−96/15814号明細書に記載 の材料および方法を用いて製造されるが、特に第1頁28行目〜第12頁24行 目を参照されたい。この方法は、一般的には、水溶性材料の水溶液を水混和性有 機溶媒と共にガス中に噴霧して水性溶媒を蒸発させることによって、中空マイク ロカプセルを形成し、水溶液が水より大きな揮発性の液体を含むことを特徴とす る。 本発明で用いるマイクロカプセルは、一般にはWO−A−9615814号明 細書における好ましいものより大きく、従って噴霧乾燥用の水溶液または分散液 は、特に材料がアルブミンであるときには、5または10〜30%(重量/容量 )タンパク質を含むのが好ましい。 好ましくは、WO−A−9615814号明細書で任意段階である生成物を再 懸濁させ、次いで懸濁液を凍結乾燥する段階は行わない。マイクロカプセルを、 任意の所望な添加剤(例えば、ラクトース)と共に微粉砕し、最終容器に充填す るだけである。 従って、生成物は通常は乾燥粉末として供給されて、保存され、適当な滅菌処 理がなされ、発熱性物質不含液体に懸濁した後、投与される。懸濁液は、マイク ロカプセルの粒度が比較的小さな(約8μm以下)場合には、一般的には肘静脈 または他の血管のような適当な血管に約0.05〜15mlが注射によって投与 される。別の状況では、粒度が大きめである場合には、懸濁液は、動脈に送達し なけれはならない。約1×105〜1×1012個/mlのマイクロカプセル濃度 が適当であり、好ましくは約5×105〜5×109である。従って、投与される マイクロカプセルの数は、5×103〜5×1012であることができる。典型的 には、直径が6〜15μmのマイクロカプセル1.5×107個/mlを含む1 〜5mlの投与量が用いられる。冠状動脈への送達には、0.1〜0.5mlの 投与量で十分である。 本発明の超音波画像形成法は各種動物やヒト体内の器官系に投与することがで きるが、その主要な用途の一つは心筋組織の画像および灌流または血流パターン を得ることにある。 これらの手法では、スキャナーと画像形成装置からなる超音波スキャニング装 置が用いられる。この装置は、所定の部分、例えば人体の心臓領域の可視画像を 生じる。典型的には、トランスデューサーを、画像形成を行う部分の皮膚に直接 置く。スキャナーは、超音波トランスデューサーなどの様々な電子成分を収容し ている。このトランスデューサーが、心臓領域のセクタースキャニングを行う超 音波を生じるのである。超音波は心臓領域の様々な部分によって反射され、受信 トランスデューサーによって受信され、当該技術分野で知られているパルス−エ コー法によって加工される。加工の後、シグナルが画像形成装置(これも当該技 術分野で周知である)に送られて、可視化される。 本発明の方法では、患者が「準備され(prepped)」、スキャナーを所定位置に おいた後、マイクロカプセル懸濁液を注入する。 これらのマイクロカプセルにより、血液が肺を通過するのに要する時間量、血 流パターン、左心房の大きさ、(左心房と左心室とを分離している)僧帽弁の受 容能(competence)、左心室腔における室寸法、および壁運動異常性に関して観察 や診断を行うことができる。左心室腔から造影剤が排出されたならば、大動脈弁 の受容能並びに左心室腔から排出された容積の排出分率または比率を分析するこ ともできる。最後に、組織中の造影パターンが、適正に灌流されていない部分が もしあれば、これを示す。 要約すれば、このような画像のパターンにより、心臓内部の異常な血流の特徴 、弁受容能、室寸法および壁運動の診断が容易になり、心筋灌流の強力な指示薬 が提供されるであろう。 マイクロカプセルは、静脈内注射からの左心臓の画像形成を行うことができる 。小さめの粒度のアルブミンマイクロカプセルを末梢血管に注射することにより 、経肺動脈通過が可能である。これにより、左心室(LV)腔並びに心筋組織の 超音波心臓検査法での不透明化が生じる。 再灌流現象は、広範囲の画像形成装置と超音波プローブとで可視化することが できる。例えば、マイクロカプセルの再灌流は、ATL 300 HDI画像形成装置を用 いて決定することができる。再灌流現象の画像形成は、基本的または調和モード のいずれかでのP5-3またはP3-2超音波プローブを用いて行うことができる。 用いることができる他の画像形成装置としては、HP Sonus 1500、2000、また は2500(調和/基本的),Vingmed System Five、およびAcuson Power Visionが 挙げられる。 前記の略記したスキャナーの他に、他の超音波スキャナーもあり、その例はU S−A−4,134,554号明細書およびUS−A−4,315,435号明 細書に開示されている。基本的には、これらの特許明細書は、運動している器官 を動的可視化するのに十分なフレーム率(frame rate)の超音波エネルギーによっ て動物またはヒト組織の横断切片の連続的二次元画像を生成するための動的横断 超音波検査法(DCE)などの様々な技法に関する。DCEに用いられる装置の 型は、一般にDCEスキャナーと呼ばれ、狭いビームまたは線状の短い音波パル スを通過したり、受信したりする。反射シグナル強度は時間の関数であり、これ は見掛けの音速を用いて位置に変換され、陰極線管、またはレーダーやソナーデ ィスプレイに幾分類似した方法の他の適当な装置上に表示される。DCEは肝臓 、胆嚢、膵臓および腎臓などの多くの器官系の画像を生成するのに用いることが できるが、これは心臓の組織および主要な血管の可視化に用いられることが多い 。 マイクロカプセルは、末梢静脈部位に注射したときでも(約8μm未満の部位 でも)、多種多様な部分の画像形成に用いることができる。このような部分とし ては(限定はされないが)、(1)心臓への静脈ドレナージ系、(2)自動運動ト レッドミル試験などの際の心筋組織および灌流の特徴、およびその他、ならびに (3)組織への血流を増加するように設計された薬剤の経口投与または静脈内投 与の後の心筋組織が挙げられる。更に、マイクロカプセルは、(1)冠状動脈静 脈移植(coronary artery vein grafting)、(2)冠状動脈血管形成、(3)血栓 溶解剤(ストレプトキナーゼなど)の使用による冠状動脈の血栓の溶解、または (4)最近の心臓発作による灌流欠陥または変化のような介入による心筋組織の灌 流の変化を表すのに用いることもできる。 更に、冠状血管造影(またはデジタルサブトラクション血管造影)の際には、 マイクロカプセルの投与により、血管の構造のみを同定する血管造影処置により 得られるデータを増加および補足することができる組織灌流特徴に関するデータ を得ることができる。 本発明によるマイクロカプセルの使用により、肝臓、脾臓および腎臓などの現 在超音波技術によって画像形成されている他の心臓以外の器官系が、このような 現在得ることができる画像を増強し、および/または先行技術の超音波画像形成 法を用いる画像形成は以前はできなかった灌流および血流特徴を示す新規な画像 を得るのに適していることがある。 任意の介入処置の後に、続いて起こる再灌流では、通常は安定した画像を得る のに最低3分間かかる。再灌流は、投与の後24時間まで起こることができ、す なわち心筋層における灌流変化を介入処置の後24時間まで監視することができ る。 介入は、外科的であることができる。あるいは、薬剤、他とウロキナーゼのよ うな既知の血栓崩壊剤の投与を伴うこともある。 前記のように、マイクロカプセル殻内部、中または上に薬剤を配合または結合 することによって、治療活性を有する画像形成剤を生成することができる。これ は、薬剤をアルブミンのような壁形成材料と同時噴霧乾燥することによって(異 種処方物)、または薬剤物質のみを噴霧乾燥することによって(相同処方物)行 うことができる。薬剤を載荷したマイクロカプセルは、薬剤を予備成形したマイ クロカプセルの表面に化学的に架橋することによって生成させることもできる。 安定化のレベルを制御することによって、様々な生物分解性速度を有するマイク ロカプセルを生成させることができる。噴霧乾燥条件および材料、および薬剤載 荷/結合法は、前記のWO公表物に様々に記載されている。 心筋層および冠状動脈の特異的な部位に治療薬を画像形成させ、標的設定する ことができることにより、循環器疾患の治療に用いられる広汎な薬剤を正確に送 達することができるようになる。このような薬剤の局在化送達は、潜在的な全身 毒性および必要とされる薬剤投与量をいずれも減少させるという利点を有する。 マイクロカプセル形態で送達することができる薬剤の型としては、下記のもの が挙げられる。 a) トロンボキサンシンターゼ阻害剤、トロンボキサンA2拮抗薬、プロスタサ イクリン類似体、インドブフェン、チクロピジン塩酸塩、およびGPIIb/ IIIaレセプター拮抗薬のような抗血小板物質。 b) ヘパリン、低分子量ヘパリン、ヘパリノイド、アルガトロバン、ヒルジンお よびヒルログのようなトロンビン阻害剤。 c) 組織プラスミノーゲン活性剤(t−pAs)、尿中プラスミノーゲン活性剤 (u−PAs)、プラスミノーゲン活性剤の第二世代バージョン、ヘメンチ ン、ストレプトキナーゼ、およびスタフィロキナーゼのようなフィブリン溶 解剤。これらの薬剤は、血栓を崩壊させ、血管を拡張することによって、血 流を増大する作用を行うことができる。 d) 組換え組織通路阻害剤のような組織因子阻害剤。 e) エナラプリラートのようなアンギオテンシン転換酵素(ACE)阻害剤、お よびホルスコリンなどの血管拡張剤。他の硝酸オキシド供与体を用いて、血 小板凝集を阻害し、血流を増大し、血管弛緩を伝達することができる。例え ば、トリプトファンをマイクロカプセルの代わりに食料晶に配合して、硝酸 ナトリウムと反応させて、ニトロソトリプトフアンを得ることができる。 Zhang et al(1996)J.Biol.Chem.271:14271-9を参照されたい。利用可能 なシステイン(例えば、HSA中のCys−34)を同様な手段によってニ トロソ化することもできる。ニトロソトリプトフアンは、そのチオールより も安定性が低いので、作用部位である内皮細胞膜において一層反応性である べきである。比較的「柔らかな」マイクロカプセル(176℃で20分間 処理)は、膜表面と一層良好に結合することができる。 f) ベラパミル、およびエルゴジピンのようなジヒドロピリジン誘導体などのカ ルシウムチャンネル遮断薬。 g) ピナシジルおよびニコランジルのようなカリウムチャンネル開放薬。 h) シトチャランシンB、タンパク質キナーゼ阻害剤、デキサメタゾン、マイト マイシンCおよびメトトレキセートのような抗腫瘍薬、アンギオペプチン、 p21、網膜芽細胞腫および血管内皮成長因子(VEGF)のような遺伝子 、およびLR−3280のようなアンチセンスオリゴヌクレオチドなどの再 狭窄防止薬としての可能性を有する薬剤。 i) 熱ショックタンパク質の産生を誘導する薬剤(例えば、イソプロテレノール )。このような薬剤を含むマイクロカプセルは、薬剤を含まない同一カプセ ルと同時に送達して、超音波の使用を補足して、局部温度を上昇させ、熱シ ョックタンパク質の産生を誘導することができる。超音波を用いて、作用部 位で薬剤を放出させることができる。更に、虚血減少の後に、マイクロカプ セルを送達して、熱ショックタンパク質の濃度を保持し、二次ショックに対 する細胞保護を行うことができる。マイクロカプセルを虚血性心筋層に送達 し、閉塞によって取り込むことができる。これにより、心筋層の必要な領域 で組織の保護を制御し、継続することができ、再灌流損傷および心筋気絶(m yocardial stunning)のような他の症状を抑制することができる(再灌流中 にフリーラジカルスキャベンジャーとしてNOを用いる組合わせ療法を参照 されたい)。 細胞保護薬としての熱ショックタンパク質の効果を延長するには、これら のタンパク質の制御には、遺伝子制御が必要であると考えられる。この治療 の遺伝子療法に関する主要な問題点は、心臓内部の心筋細胞または内皮細胞 を標的設定することができないことである。Gerard and Meidell(1993) Trends Cardiovasc.Med.3:9-15を参照されたい。この療法は、脱脂したH SAマイクロカプセルを用いる非経口遺伝子送達の良好な候補である(国際 特許出願第PCT/GB97/01970号明細書を参照されたい)。更に 、脱脂HSAビヒクルによって運ばれるカチオン性脂質:プラスミド複合体 と組合わせたコトランスサイトーシス因子を用いることによって標的設定を 改良し、内皮細胞膜と相互作用させることができる。心筋層の標的設定およ びレセプター介在DNA摂取はトランスフェクションを向上し、他の冠状心 臓疾患治療に応用することができる。 j) NO−スキャベンジャー、またはNO合成の阻害剤。 k) グルタチオン、メチオニン、シスチンまたはシステインのような酸化防止剤 またはフリーラジカルスキャベンジャー(NOを掃去する機能を有すること がある)。 l) 心内膜炎の治療用などの抗生物質。 更に、または熱ショックタンパク質の産生を誘導する薬剤を使用する代わりに (前項(i)を参照)、マイクロカプセルを配置するときに、超音波または何らか の他の手段を用いて、温度を小さな非致死上昇、例えば2〜3℃まで、を生じて 同じ効果を得ることができる。例えば、超音波を用いて、心臓/心筋層を画像形 成し、局在化したマイクロカプセルによって熱に転換されるエネルギーの標的設 定した形態として用いることができる。従って、心筋層の画像形成により、心臓 全体のプレコンディショニングよりはむしろ虚血現象を受けやすい組織のプレコ ンディショニングを行うことができる。画像形成は、薬剤の存在を測定し、輝度 の関数としてその効力を定量するのに用いることもできる。 本発明の好ましい態様を、例によって説明する。下記の例において使用するた め、直径が6〜15μmであり、平均粒度が約10〜11μmであり、メディア ン粒度が約10〜11μm(容積換算)のアルブミンマイクロカプセルを、アル ブミンの濃度を(約20%重量/容量まで)増加し、入り口圧力を適当に変化さ せることによってより大きなマイクロカプセルを得ることができること以外はW O−A−9615184号明細書の例1に記載の処置によって調製した。エタノ ールは通常は省く。 所望な粒度範囲を、マイクロカプセルを形成した後、例えば浮遊によって分類 することによって更に精製することができる。微小球の均質分散液では、大きめ の粒子は密度が低い(空気を一層多量にカプセル封入している)ため、小さめの 粒子より速やかに表面に上昇する。従って、分散液を放置することによって、粒 度分布は、時間に関する任意の溶液レベルで変化するであろう。 微小球を約165mmの液体カラムを生じるガラスボトルで、6%(重量/容 量)塩化ナトリウムと0.1%(重量/容量)Pluronic F68を含む水溶液200 0mlに分散した。試料採取管を上部液体表面の50mm下に置き、試料を一定 時間間隔で採取することができるようにした。 放置時間と塩化ナトリウム濃度を変化させることによって、様々な粒度分布を 生成し、2μmまでの微小球を分類することができた。 分類のための他の湿潤法としては、流体力学的クロマトグラフィーおよびフィ ールド・フロー分画が挙げられる。エルトリエーションおよびクロス・フロー分 画の原理を用いる「乾式」法は、Microsplit(British Rem.)、Zig-zag(Alpine) 、およびTurbo(Nissuin)分類装置の形態で発売されている。Nitettsu Mining Co 製のエルボー・ジェット分類装置では、異なる原理(Coanda Effect)が用いら れており、これも微小球の分類に良好な結果を得ることができる。例1 大きな危険部位/大きな梗塞が存在すると考えられるときに、非常用の経皮経 管腔冠状血管形成(PTCA)処置を行う。患者を冠状ケア・セッティング(cor onary care setting)に移して、左心室腔にカテーテルを挿入する。1.5 ×107個/mlのアルブミンマイクロカプセルを5mlの投与量で左心房に投 与し、カテーテルから食塩水5mlを流す。マイクロカプセルを投与してから5 分後に、心臓の三次元画像がATL 3000HD1超音波装置を用いて得られ、画像を調 和(連続的)モードで操作するP5-3超音波プローブを用いて集める。 マルチプレーン画像を集め、TomTek回転装置を用いて心臓の三次元再構成を行 う。この初期の研究から、危険容積を正確に測定する。 危険部分が確認されたならば、PTCAを、冒された冠状動脈について行う。 この処置は、マイクロカプセルの投与から5〜10分以内または投与後24時間 までに行うことができる。PTCAの後、危険部分の良好な再流動を、マイクロ カプセルを更に投与することなく24時間まで超音波心臓検査試験によって確認 することができる。処置の直後に、カテーテルを除くことができる。例2 心臓の先端領域における大危険領域に関する介入療法は、この領域が1以上の 主冠状動脈血管によって供給されているので、比較的困難である。最初にアルブ ミンマイクロカプセル5mlを投与した後、先端領域における危険容積の評価を 超音波心臓検査試験によって行う。また、ATL 3000 HDI超音波装置は、TomTek回 転装置と組合わせて用いる。 心筋層の先端領域への正常な流れを回復するために、連続して2〜3回のPT CA処置を行う。介入後15〜60分間に亙ってマイクロカプセルの再灌流によ り確認する(前記のエコー源性試験によって確認)。 従って、マイクロカプセルは、他の血管でのPTCA処置を継続すべきかどう か、または「正常な」血流が先端領域に戻ったかどうかについて重要な情報を提 供する。例3 例1および2において、マイクロカプセルの再灌流特性を用いて、PTCA処 置の良好な結果を測定する。他の利点は、梗塞容積の計算にある。 実験研究では、開胸したイヌの選択した冠状動脈の閉塞を加えた。それぞれの イヌは、左回旋(LCX)または左下降前(LAD)冠状動脈のいずれかを4時 間まで閉塞した。 アルブミンマイクロカプセルの単回投与量(5〜10ml)を左心房に投与し 、前記の三次元超音波心臓検査法によって危険容積を計算した。閉塞の開放の前 に、Tc99mマイクロカプセルを同じ経路で投与した。 2〜4時間後に、閉塞を開放し、心臓を三次元超音波心臓検査法によって閉塞 開放後3時間まで再度検査した。アルブミンマイクロカプセルは、明らかに危険 部分に再灌流されたが、完全な不透明化は得られなかった。非灌流領域は梗塞領 域に相当し、これを再度三次元超音波心臓検査試験によって正確に測定した。こ の計算は、薬剤を再度投与する必要がなく行うことができた。 屠殺の後、危険容積および梗塞容積の測定の精度を、心臓を0.9mmの切片 にスライスすることによって確認した。危険部分は、Tc99mオートラジオグラ フィーによって計算し、前記の方法によって計算した危険部分と良好な相間を示 した(g=1.02+1.1、r=0.90、p=<0.001、SEE=2. 5)。マイクロカプセルの再灌流特性を用いて、梗塞容積を測定した。この場合 にも、三次元超音波心臓検査評価によって計算した梗塞容積と、塩化トリフェニ ルテトラゾリウム(TTC)組織染色を用いてスライスから計算した実際の梗塞 容積との間には良好な相間が得られた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月5日(1998.11.5) 【補正内容】 請求の範囲 13. (i)中空マイクロカプセルを投与した患者の、閉塞によって冒され た組織の超音波画像を得て、 (ii)更にマイクロカプセルを投与することなく、少なくとも部分的に閉塞を除去 するために治療後に組織の超音波画像を得る、 段階を含んでなる診断法。 14. 治療が外科的である、請求項13に記載の方法。 15. 治療が血栓崩壊による、請求項13に記載の方法。 16. 組織の超音波画像を実質的に連続的に得て、治療の前、中および後の 組織のリアルタイムで可視化することを含んでなる、請求項13〜16のいずれ か1項に記載の方法。 17. 組織が心臓組織である、請求項13〜16のいずれか1項に記載の方 法。 18. 組織が心筋層である、請求項17に記載の方法。 19. マイクロカプセルが壁形成材料の溶液を噴霧乾燥することによって得 られまたは得ることができる、請求項13〜18のいずれか1項に記載の方法。 20. 壁形成材料がタンパク質である、請求項19に記載の方法。 21. タンパク質がアルブミンである、請求項20に記載の方法。 22. マイクロカプセルの直径が1〜20μmであり、メディアン直径が6 〜15μmである、請求項13〜21のいずれか1項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN, CU,CZ,EE,GB,GE,GH,HU,ID,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S D,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 リチャード、アラン、ジョンソン イギリス国ノッティンガム、ラディント ン、ミアー、ウェイ、1 クウォドラン ト、ヘルスケアー、(ユーケー)、リミテ ッド内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 灌流欠陥を有する患者の閉塞を少なくとも部分的に除去する治療の効果 の超音波診断に使用するための組成物を製造するための、毛細血管床に保持する ことができる中空マイクロカプセルの使用。 2. 閉塞を少なくとも部分的に除去する前または後に中空マイクロカプセル を投与した灌流欠陥を有する患者の組織の画像を得るための超音波装置の使用。 3. 治療が外科的なものである、請求項1または2に記載の使用。 4. 治療が血栓崩壊によるものである、請求項1または2に記載の使用。 5. 薬剤をマイクロカプセル中、上、あるいは上に配合または結合する、請 求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。 6. 灌流欠陥に冒された組織の治療に用いる医薬の製造のための毛細血管床 に保持することができる中空マイクロカプセルの使用であって、マイクロカプセ ルが薬剤を結合し、薬剤が相応して選択される、中空マイクロカプセルの使用。 7. 組織が心臓組織である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使用。 8. 組織が心筋層である、請求項5に記載の使用。 9. マイクロカプセルが壁形成材料の溶液を噴霧乾燥することによって得ら れまたは得ることができる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使用。 10. 壁形成材料がタンパク質である、請求項9に記載の使用。 11. タンパク質がアルブミンである、請求項10に記載の使用。 12. マイクロカプセルの直径が1〜20μmであり、メディアン直径が6 〜15μmである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の使用。 13. (i)中空マイクロカプセルを灌流欠陥を有する患者の血管に投与し 、 (ii)必要に応じて、欠陥によって影響を受けた組織の超音波画像を得て、 (iii)患者を治療して、閉塞を少なくとも部分的に除去して、組織の少なくとも 1つの領域における血流が増加するようにし、 (iv)組織処理後の超音波画像を得る 段階を含んでなる診断法。 14. 治療が外科的なものである、請求項13に記載の方法。 15. 治療が血栓崩壊によるものである、請求項13に記載の方法。 16. 組織の超音波画像を実質的に連続的に得て、治療の前、中および後の 組織のリアルタイムで可視化する、請求項13に記載の方法。 17. マイクロカプセルを更に投与しない、請求項13に記載の方法。 18. 組織が心臓組織、特に心筋層である、請求項13に記載の方法。 19. マイクロカプセルが壁形成材料の溶液を噴霧乾燥することによって得 られまたは得ることができる、請求項13に記載の方法。 20. 壁形成材料がタンパク質である、請求項19に記載の方法。 21. タンパク質がアルブミンである、請求項20に記載の方法。 22. マイクロカプセルの直径が1〜20μmであり、メディアン直径が6 〜15μmである、請求項13に記載の方法。
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