JP2002514335A - レーザーサーボライティング用のベルノーイリータイプのフレキシブルメディアの安定化装置及びその方法 - Google Patents

レーザーサーボライティング用のベルノーイリータイプのフレキシブルメディアの安定化装置及びその方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、メディア上の光学サーボトラックをレーザーサーボライティングする間に、データ記憶メディア(11)を安定化するための方法及び装置を提供するものである。この装置はサーボライティングする間にメディアを回転させるためのスピンドル(50)と、固定メディアプラットホーム(30)と、サーボライティングする間にメディアの垂直位置を安定化するためのメディアサポート(60)とを備えている。メディアサポートは、メディアの垂直位置を安定化するためにサーボライティングの領域で空気軸受の低減とコントロールするためにチャンネルを備えることができる。メディアサポートは、チャンネルを通して真空引きするための真空スロット(166)を備えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザーサーボライティング用のベルノーイリータイプのフレキシブルメディア の安定化装置及びその方法技術分野 本発明は、データ記憶メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボ ライティングする分野に関する。特に、本発明は、メディア上の光学的なサーボ トラックをレーザーサーボライティングする間での、フレキシブルメディアの安 定化装置及びその方法に関する。背景技術 データ記憶メディアのレーザーサーボライティングは、メディア上の情報を記 録そして/又は再生するために用いる読み書きメカニズムが光学的な位置ぎめで きるように、参照として用いられる表面において、溝又はピットのような不連続 性を与えるために、メディア表面を処理することを含んでいる。そのプロセスは 、材料を除去すること、又は、一方、メディアを使用する間、読み書きメカニズ ムの位置にわたって正確な制御ができるように、メディア表面を修正することを 通常含む。読み書きメカニズムを光学的に位置決めするための参照として、サー ボライティングされたトラックに依存することによって、メディア上のデータ記 録密度は、読み書きメカニズムのより正確な位置を与えることによって増大する 。保存密度を増大するためにサーボライティングされたトラックを用いるデータ 記憶製品の1つの実施例は、セントポール、ミネソタのイメーション社によって 市販されているLS‐120 スーパー・ディスク(商標)を含む。 通常のレーザーサーボライティング装置は、サーボライティング操作を実行す るためにメディアが配置される回転円盤を含む。光学部品がサーボライティング している間、円盤に対して半径方向に動くとき、それらのサーボライティングシ ステムでは、円盤とレーザー光学部品との間の距離が変化する。それらの変化は 、通常は、レーザーエネルギーの深さ焦点の外側に、メディア表面を配置するの に十分な大きさであり、光学的なコントラストに影響を及ぼすことができるサー ボ トラックの深みそして/又は幅の差になる。サーボトラックの深さ、幅そして/又 は光学的なコントラストにおけるそれらの差は、読み書きメカニズムの位置決め 精度を低減することができる。 この結果、レーザーサーボライティングシステムにおけるフレキシブルメディ アの垂直位置を安定化する改良方法及び装置は、高密度なデータ記憶製品を生産 するために必要である。発明の開示 本発明は、メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライティン グする間、データ記憶メディアを安定化する方法及び装置を提供することである 。本装置は、サーボライティングの間、メディアを回転させるためのスピンドル と、固定メディアプラットホームと、サーボライティングの間メディアの垂直位 置を安定化するためのメディアサポートとを含む。 本発明は、既知のサーボライティングシステムにおけるレーザー光学部品とメ ディア表面との間の距離のエラーの1つの原因、すなわち、回転するプラットホ ームとメディアとの間のほこり及び破片をトラップすることを低減する。ほこり 及び破片をトラップすることは、固定メディアプラットホーム上のメディアを回 転させることによって低減され、レーザーサーボライティング光学部品とメディ アとの間の距離にわたって増大した制御を与える。その制御により、光学的なサ ーボトラックの正確な位置と構成(すなわち、幅そして/又は深さ)が決められ 、したがって、メディア上のデータ記憶密度が増大する。 別の利点は、固定又は静止したメディア円盤を含むレーザーサーボライティン グ装置を備えることによって、サーボライターのサイクル時間、すなわち、ディ スク処理に必要な時間が、システムのインターティア(intertia)の低 減した質量‐モーメントのために低減されるということである。そのような減少 は、同じサイズモータで所望の速度までメディアにアクセスするのに必要な時間 を減少させ、これにより、サイクル時間を減少させる。 1つの見地において、本発明は、メディア上の光学的なサーボトラックをレー ザーサーボライティングする間でのデータ記憶メディアを安定化する装置を提供 する。その装置は、サーボライティングの間メディアを回転するためのスピンド ルと、固定メディアプラットホームと、サーボライティングの間、メディアの垂 直位置を安定化するためのメディア支持体とを含んでいる。メディア支持体は、 チャンネル又は、チャンネル及び装置の性能を高めるためにその中に形成した真 空スロットを含んでもよい。 別の見地において、本発明は、メディア上の光学的なサーボトラックをレーザ ーサーボライティングする間にデータ記憶メディアを安定化するための装置を提 供することであり、その装置は、サーボライティングの間、メディアを回転させ るためのスピンドルと、固定メディアプラットホームと、サーボライティングの 間メディアの垂直位置を安定化するためのメディア支持体とを含んでおり、メデ ィア支持体は、スピンドルに通常接線方向に配置された複数チャンネルを備えて いる。そして、その上面は、メディアプラットホームの上面に位置決めした天端 を有している。 別の見地において、本発明は、メディア上の光学的なサーボトラックをレーザ ーサーボライティングする間、データ記憶メディアを安定化する方法を提供する 。その方法は、スピンドル上にメディアを配置するステップと、固定メディアプ ラットホーム及びメディア支持体より上のメディアを回転させることによって、 メディアの垂直位置を安定化するステップと、メディア上の光学的なサーボトラ ックをレーザーサーボライティングするステップとを含んでいる。いくつかの方 法で、メディア支持体はその中に形成したチャンネルを含むことができ、さらな る変形例において、その方法はチャンネルを通して真空引きすることを含むこと ができる。 本発明のこれら及びその他の特徴を、以下に記載している。図面の簡単な説明 図1Aは、データ記憶のために用いられるディスクの斜視図である。 図1Bは、図1Aのディスクの横断面図である。 図2は、本発明による、レーザーサーボライティングの間フレキシブルメディ アを安定化するために有用な1つの装置の斜視図である。 図3は、図2の装置の拡大組立図である。 図4は、図2の装置の1部分の横断面図である。 図5は、図2の装置において用いたおおいの平面図である。 図6は、線6‐6に沿って切断した、図5のおおいを拡大した部分横断面図で ある。 図7は、本発明による1つのメディア支持体の平面図である。 図8は、図7のメディア支持体の側面図である。 図9は、図7のメディア支持体の端面図である。 図10は、本発明による方法を用いた試験結果のグラフである。 図11は、本発明による代りのメディア支持体の上部斜視図である。 図12は、図11のメディア支持体の底部斜視図である。 図13は、円盤における図11のメディア支持体の模式図である。 図14は、本発明によって製造した別のレーザーサーボライティング装置の模 式図である。発明を実施するための最良の形態 本発明は、レーザーサーボライティングの間でのデータ記憶メディアを安定化 する装置及び方法を提供するものである。本発明を用いることによって、光学的 なサーボトラックのレーザーサーボライティングがより安定することができるメ ディアの安定化レベルが達成される。 図1Aはデータ記憶のために用いたディスク10の斜視図であり、図1Bはそ の横断面図である。ディスク10は、あらゆる適切なメカニズム(通常は接着) によって、ハブ12に通常取り付けられるフレキシブルメディアの部分11を含 む。ハブ12は、中央に位置決めされた開口部14及び第2の開口部16を通常 含む。その両方とも、製造する間、読み書きデバイス又はサーボライティング装 置におけるディスク10を、正確に位置決めするために用いられる。ハブ12の 最も外側の部分は、レーザーサーボライティング装置(以下に詳細に記載する) のスピンドルと合うフランジ18を含む。使用する際、ディスク10は、通常、 図1A及び1Bに不図示の外ケースと他の保護構造とを含む。 図1A及び1Bに示したディスクは1実施例として示しており、フレキシブル メディアを含む多くの異なるディスクが本発明による方法及び装置で用いられる ことは、理解されるであろう。しかしながら、メディアは、通常、少なくともひ とつの表面上が磁性体でおおわれた円形のフレキシブル基板を備える。本発明で 用いる1つの基板は、フィルムがあらゆる適切な方法でハブに接着される公称厚 さ62μmのポリエチレンテレフタレートフィルムである。 図2は、本発明によるレーザーサーボライティングの間、フレキシブルメディ アを安定化するために有用な装置の斜視図である。図3は図2に示した装置の拡 大組立図である。その装置は、ベース20、固定された(すなわち、回転できな い)メディアプラットホーム30と、おおい40とを含む。スピンドル50は、 ベース20の上面を通って突出している。 ベース20は、ベース20に対して適所にあるプラットホーム30を保持する メディアプラットホーム30の底に取付けるテンションばね22を含む。ばね2 2の底端は、ベース20内に備えた取付け軸(不図示)に取り付けられる。バネ 22の上部は、プラットホーム30がベース20に対してバイアスされているメ ディアプラットホーム30の底に取り付けられている。コイルばねを示している けれども、プラットホーム30をベース20に対して保持するためにあらゆる弾 力部材が代用されることは、理解されるであろう。 複数の調整ネジ32は、メディアプラットホーム30の穴34を通っており、 組立てられるときにベース20を支える。ネジ32がプラットホーム30の高さ を調節するために回されるときに、各々のネジ32は、ネジ32とプラットホー ム30の動きを防止するためにベース22における穴又は他の窪み24に設置す る丸い端部を備えることが好ましい。ばね22及び調整ネジ32が協働すること により、ばね22の力に対して、ベース20からプラットホーム30を離れさせ ることにより、プラットホーム30の高さが、ベース20に対して調節される。 この結果、ネジ32及び対応するばね22は、メディアプラットホーム30を平 らにするメカニズムを与える。 メディアプラットホーム30のレベリングは、弾性部材なしで、例えば各々の バネ22及び調整ネジ32の組合せの代わりに二重のナットねじを切られた軸を 用いることによって達成される。また、ベース20に対するメディアプラットホ ーム30の固定された位置ぎめが提供されることは、理解される。メディアプラ ットホーム30は、スピンドル50が突出する中央開口部36を含む。 メディアプラットホーム30も、メディアプラットホーム30の上面に形成さ れたスロット38を含む。スロット38は、メディア支持体60を収納するため に設けられている(詳細は以下に記載している)。 スピンドル50は、例えば、ディスク10のハブ12とかみ合っており、レー ザーサーボライティングプロセスとシンクロ状態にあるメディアプラットホーム 30上のディスク10を回転させる手段を備えている。スピンドル50は、それ ぞれ、ディスク10のハブ12において、開口部14,16内にフィットするセ ンタリングピン52及びロケーターピン54を含む。スピンドル50は、フラン ジ18をディスク10のハブ12上で支えるために適合したハブプラットホーム 56も含む。最適には、スピンドル50は、ディスク10のハブ12を磁気的に 引き付けるために用いられる1以上の磁石58を備えることができる。その代わ りに、そのスピンドル50自体の部分は、磁性体から製造することができ、ハブ 12を引き付けるための磁気力を与える。 スピンドル50は、スピンドル50を回転させるための適切な手段(不図示) に取り付けることができる。スピンドル50を回転させるための1つの好ましい 手段は、エアー ベアリング テクノロジー社から入手可能な空気軸受(モデル ABT‐SP‐4.0)である。回転させる他の手段は、当業者に知られている 。 図4は、ベース20と、メディアプラットホーム30と、スピンドル50と、 及びスピンドル50上に取り付けられたディスク10とを含むアセンブリーの部 分横断面図である。組立てられるとき、ハブのプラットホーム56は、好ましい ディスク10と使用するために、メディアプラットホーム30の上面より約0. 2mm下に位置決めすることは好ましい。しかしながら、処理されるディスク1 0の実際のハブ12に基づいて、この寸法が変化できることは、理解されるであ ろう。 おおい40は、ベース20及びメディアブラットホーム30の上面の上に配置 され、サーボライティングプロセスの間、生成した破片を除去するために備える 真空源(不図示)に接続された真空ホール42を含む。通常、真空ホール42を メディアプラットホーム30の上面より下に位置決めすることは、好ましい。メ ディアプラットホーム30より下の真空ホール42の位置は、メディア支持体6 0の領域におけるメディアの安定性を改良するのと同様に、プラットホーム30 上のメディア11を安定させる際にアシストすることができる(以下に詳細に記 載している)。真空が望ましくないならば、おおい40を装置から省略すること ができる。 米国特許5,322,987号明細書(トーマスほか)に記載されるように、 図5は、加圧空気(または他のガス)の源に取り付けられたエアージェットホー ル44を含み、スピンドル50上にディスク10を配置している1つの好ましい おおい40を示す。おおい40におけるホール44は、メディアプラットホーム 30上に位置決めしたディスク10の外側エッジに接触するディスク10を打ち 当てるホール44を通って空気が吹きつけられたある角度αであることが好まし しい。この結果、角度αは、ディスク10のサイズに基づいて変化することがで きる。 穴44がメディアプラットホーム30に向かって空気が降下するレベルで、穴 44が下向きの角度にあることは、好ましい。この特徴は、図5の6‐6線に沿 って切断されたおおい40の部分断面である図6に最もよく示されている。穴4 4が形成される角度βは、好ましくは約3度である。 図7はメディア支持体60の平面図であり、図8は支持体60の側面図であり 、図9は支持体60の端面図である。メディアプラットホーム30にスロット3 8だけを与えることによってメディアを十分に安定化することは可能であるかも しれないけれども、スロット38にメディア支持体60を与えることは通常好ま しい。メディア支持体60は、レーザーサーボライティングの間、ディスク10 上のフレキシブルメディア11を安定させる。メディア支持体60とメディア1 1との間で、空気軸受の形成を減少そして/又は制御するために、支持体60は 、好ましくは、支持体60の上面64に形成された複数チャンネル62を含む。 チャンネル62は、サーボライティングの間、静止したメディアプラットホーム 30より上で回転するときに、フレキシブルメディア11とともに移動する空気 の通路を与える。この結果、フレキシブルメディア11の垂直方向の位置ぎめが 安定して、メディア11の表面上の光学的なサーボトラックパターンを信頼性高 くサーボライティングすることができる。 メディア支持体60は、あらゆる適切な材料から製造される。用いる材料は、 耐磨耗性があり、所望の形状に加工するできることが好ましい。適切な材料の例 は炭化珪素又はステンレス鋼であるが、それが所望の特性を持っているならば、 あらゆるセラミック、金属、プラスチック等が用いられる。支持体60のいずれ かの端部に形成されたスロットは、メディアプラットホーム30上の所定の位置 にある支持体を保持するために用いられる。同じ作用をするあらゆる適切な構造 が代用される。 メディア支持体60に使用されるパターンは、0.254mm幅のチャンネル 62を含み、隣接チャンネル62は0.127mm幅のランド64によって分離 されている。この結果、チャンネル62は、0.381mmセンターで間隔があ いている。チャンネル62及びランド64の幅を変えることができるが、チャネ ル幅として好ましい範囲は、約0.15mm〜約0.35mmであり、より好まし くは約0.22mm〜約0.28mmである。ランド幅としての好ましい幅は、約 0.06mm〜約0.20mmであり、より好ましくは約0.08mm〜約0.15 mmである。しかしながら、ランド64に対するチャンネル62の幅は、通常、 回転している間、チャンネル62にメディアの偏りを最小にするように選択され る。メディアの偏りが生じるならば、メディアは支持体60の長さに沿った調和 した垂直高さで位置決めされず、サーボトラックの深みそして/又は幅の変化に なる。 これらの値がディスク10のサイズを含むいろいろなファクターに基づいて変 化することは理解されるけれども、好ましい支持体60の上で形成されたパター ンの長さは、支持体60の幅が略3.2mmである間、略24mmである。 図9は、メディア支持体60の上面の曲率半径rを示す。支持体60の上面が ある曲率半径を備えることは、好ましい。メディア支持体60に似ているデザイ ンにおいて、曲率半径が約15mm〜約35mmであり、好ましくは約22mm 〜約28mmであり、特に好ましい曲率半径は大略25.4mmである。しかし ながら、与えられた装置のために選ばれた正確な曲率半径は、競合ファクター間 のバランスである。メディア11とメディア支持体60との間で、空気軸受の形 成を防ぐことができるので、小さな又はタイトな曲率半径は好ましい。反対に、 大きな曲率半径が、支持体60の上部又は頂上に沿ったレーザー光学部品の位置 合わせ動作、すなわち光学部品の動きのエラーためのより大きな空間を与えるこ とができる。そして/又は、支持体60がより大きい曲率半径を有するならば、 メディアプラットホーム30の半径に沿った支持体60の調整は、よりよく許容 される。それは、光学部品とメディアとの間の均一な距離を与えるためにシステ ムの能力に寄与する。 メディア支持体60の上を通過するメディア11の安定性に寄与する別の変形 例は、メディアプラットホーム30に形成されたスロット38の幅(接線方向に 測定された)である。いくらかの例において、支持体60の幅より大きい幅(接 線方向に測定された)を有するスロット38を与えることは好ましいけれども、 スロット38は、支持体60と同じ幅であってもよい。この結果、スロット38 は、メディア支持体60のいずれかの面に一対のチャンネルを形成する。スロッ ト38とメディア支持体60とによって形成されたチャンネルは、支持体60と メディア11との間での空気軸受の形成を妨げる。メディア支持体60をスロッ ト38の一方(接線方向に)に位置決めすることは有益であるけれども、支持体 60は、通常、スロット38の中央に配置している。 メディア支持体幅に対するスロット幅の正確な比率は変化することができるけ れども、比率(スロット幅:メディア支持体幅)が約2.5:1以下であり、好 ましくは2:1以下であり、さらにより好ましくは1.8:1以下である。1つ の好ましい装置において、スロット38の幅が約5.7mmである間、支持体6 0の幅は約3.2mmである。 しかしながら、メディアプラットホーム30におけるメディア支持体60そし て/又はスロット38の寸法の全てが、処理されるメディアの柔軟性及び表面粗 さと、メディアが回転する速度と、メディアの直径等とを含む様々なファクター に基づいて変えることができることは、理解されるであろう。 メディアプラットホーム30に対するメディア支持体60の天端、すなわちピ ークの高さの変化は、システム性能に影響を及ぼす。支持体60の天端がメディ アプラットホーム30の上面より上に位置決めすることは、好ましい。プラット ホーム30より上のメディア支持体60の天端の高さの1つの好ましい範囲は、 約0.13mm〜約0.38mmであり、より好ましくは約0.16mm〜約0.2 7mmである。1つの好ましい天端高さは、約0.22mmである。しかしなが ら、メディアプラットホーム30より上のメディア支持体60の天端の最適高さ は、処理されるメディアの柔軟性と、メディアが回転する速度と、おおい40( もしあるならば)を通して引かれる真空等とを含む様々なファクターによって影 響されることは、理解されるであろう。 支持体60の位置でのさらなる変形例は、メディアプラットホーム30に対し て支持体60を傾けることを含む。例えば、メディア支持体60の内部エッジ( すなわち、スピンドル50に最も近いエッジ)での天端高さは、メディア支持体 60の外のエッジ(すなわち、スピンドル50から最も遠いエッジ)の天端高さ より低くてもよい(メディアプラットホーム30に対して)。1つの構成におい て、内側の天端高さは約0.25mmであってもよく、外側の天端高さは約0.7 5mmであってもよい。 磁気メディアディスクをレーザーサーボライティングする1つの方法は、スピ ンドル50上にディスク10のハブ12を配置し、これにより、メディアプラッ トホーム30より上にメディア11を配置し、おおい40のエアージェットホー ル44を通して圧縮空気を向けることによってディスク10を位置合わせするこ とを備える。より速い回転がある状況で可能であるけれども、スピンドル50及 びディスク10は毎分約6000回転まで回転する。同時に、おおい40におけ る真空ホール42に取り付けられた真空源を作動させる。ディスク10が所望の 速度で回転するとき、レーザー源80(図4を参照)が作動して、レーザー光線 が、メディア支持体60を横切って半径方向に移され、メディア11表面を所望 のように処理する。 図10は、本発明による方法を用いて行なった多くの試験結果を示している。 その試験は、スピンドル50(x軸)のハブ支持体プラットホーム56より上の メディアプラットホーム30高さと、メディアプラットホーム30より上のメデ ィア支持体60の天端の高さとのいろいろな組合せの下でメディア支持体60の 領域での、メディア高さにおけるフラッター(すなわち、変化)を決めるために 行なわれた。試験に用いたディスクは、両面が磁気コーティングでおおわれ、接 着剤で金属的なハブに取り付けられた、公称厚さ62μmのポリエチレンテレフ タレートフィルムの基板上に形成された。上述の条件によりディスクを処理した 。 フラッター(y軸)は、ディスク10上の一番奥のトラックで測定され、それ はフラッターに敏感である(通常、メディア11とハブ12との間の接着性の変 化による)。本明細書で用いるように、フラッターは、メディア11表面が上述 のメディア支持体上を回転する間に動く垂直距離である。メディア支持体60の 天端高さが、メディアプラットホーム30より約0.25mm上にあるとき、メ ディアプラットホームを、スピンドル50のハブ支持体プラットホーム56より 約0.20mm上に位置決めすることは、最良の再現性を与えるように思われる 。その結果、約3μmのメディアフラッターになる。これらの測定は、キーエン スのモデルLC‐2400Aのレーザー変位計を用いて行った。 本発明は、上記のように、メディア支持体60が、通常まっすぐでありメディ アプラットホーム30に形成したまっずぐな半径方向のスロット38内にあるけ れども、支持体60そして/又はスロット38がスピンドル50からメディアプ ラットホーム30の外径まで、メディアプラットホーム30の面内でのカーブし たパスをたどることができることは、理解されるであろう。代わりに、スロット 38そして/又はメディア支持体60は、まっすぐにすることができるが、メデ ィアプラットホーム30に対して異なる方向、すなわち半径方向に位置決めして いる。スロット38及び支持体60の幅は、それらの長さに沿って一定であると して示した。処理されるメディアの安定性をさらに高めるために、スロット38 そして/又は支持体60の幅をそれらの長さに沿って変えることは望ましい。 別の変化において、メディアプラットホーム30とメディア支持体60は、ワ ンピースの一体化した部材として形成してもよい。しかしながら、使用したあと いくらか摩耗するかもしれないメディア支持体60の置換ができるように、分離 構成要素として2つを供給することが通常好ましい。さらに、分離構成要素とし て2つの要素を製造することは、ワンピースの一体化したユニットとしてそれら を製造するより高価ではない。 さらなる別の変形例において、メディア支持体30より上の領域においてメデ ィアの垂直安定性を高めるために、おおい40における真空スルーホール42を 引くことに加えて又はその代りに多くの位置から真空引きすることができる。例 えば、空気がスピンドル50とメディアプラットホーム30との間のインターフ ェースを通って引かれるというメディアプラットホーム30から真空引きするこ とは、有用である。その領域での局所的な真空は、メディアプラットホームに形 成されたスロット38での低い空圧に寄与し、それはメディア安定性にも寄与す る。別の変形例において、スロット38自体を通して真空引きすることは、有用 であり、さらに、スピンドル50に隣接するスロット38の端部、そして/又は メディアプラットホーム30の外径の近くの端部を密閉することは有用であり、 メディア支持体60のまわりに真空を絶縁する。真空ポートのためのこれらの位 置のすべて(おおい40におけるホール42を含む)は、プロセスを最適化する あらゆる方法と結合される。各々の位置からの真空引きのレベルは、メディアの 回転速度、周囲空気圧、装置に特徴的なサイズ等を含む多くの変化ファクターに 基づいて、通常、経験的に決められなければならない。 図11〜図13は、メディア支持体160及びメディア支持体を用いる方法の 別の好ましい実施形態を示す。メディア支持体160におけるパターンは、チャ ンネル162を含み、隣接チャンネル162はランド164によって分離される 。チャンネル162が均一な幅及び深さを有することは、好ましいが、必要では ない。同様に、チャンネル162を分離するランド164が均一な幅及び高さを 有することは、好ましいが、必要ではない。しかしながら、そのように望むなら ば、チャンネル162そして/又はランド164の幅が変化できることは、理解 されるであろう。 メディア支持体60とメディア支持体160との間の1つの有意な差は、後者 がメディア支持体160の底表面168において位置決めされた真空スロット1 66を含むように設計されていることである(図12及び図13に最もよく示さ れている)。真空スロット166は、チャンネル162の少なくともいくつかに 通じている。より好ましくは、真空スロット166が、大部分のチャンネル16 2に通じており、さらにより好ましくは、真空スロット166が、チャンネル1 62の全てに通じている。真空スロット166の幅(接線方向に測定した)は、 メディア支持体160のサイズ、チャンネル162及びランド164の幅、メデ ィアの回転速度、メディアの柔軟性等のような様々なファクターに基づいて、変 えることができる。図示した真空スロット166は一定幅であるが、スロット1 66の幅は、支持体160の長さに沿って変化できることは理解されるであろう 。別の潜在的な変形例は、チャンネル162から真空スロット166に空気が引 かれる開口サイズである。さらに、図示したメディア支持体160でのチャンネ ルを通して真空引きされるけれども、固定メディアプラットホームにおいて位置 決めしたメディア支持体によってまたはその内に形成した他の構造又は開口部を 通して代わりに引かれる。 システムを操作する間、真空スロット166を通して真空引きされ、メディア 111と支持体160(最も、図13において見られる)との間での空気軸受の 形成を、減少又は除去する。スロット166を通した真空引きのレベルは、おお い40等を通して真空引きされるかどうかに関係なく、真空スロット166の幅 (接線方向で測定される)と、支持体160の半径方向の長さと、支持体160 におけるチャンネル162及びランド164の半径方向の幅と、支持体160の 曲率半径と、プラットホーム130より上のメディア支持体160の天端高さと 、メディアの回転速度と、メディアの柔軟性と、メディアの半径方向の幅等のよ うな様々なファクターに基づいて変化する。 少なくともいくらかのメディア安定化が得られる処理範囲を少なくとも部分的 に図示するために、公称厚さ62μmのポリエチレンテレフタレートフィルム基 板を備えるメディア111を処理するとき、以下に示す真空レベルは、チャンネ ル162と約23mmのランド164との半径方向のパターンを有するメディア 支持体160での約1.0mmの接線方向の幅を有する真空スロット166を通 して引かれる。メディア111は、約43mmの半径方向の幅を有し、毎分90 00回転した。0.15mmのランドによって分離された0.15mmチャネル幅 を有する支持体160に対して、90Torr(1.2m水柱)に真空引きされ た。0.38mmランドによって分離した0.15mmのチャンネルを有する支持 体160に対して、26Torr(36cm水柱)に真空引きされた。0.56 mmランドによって分離した0.15mmのチャンネルを有する支持体160に 対して、13Torr(18cm水柱)に真空引きされた。上述した条件の全て の下で、メディアがメディア支持体160上に安定化されていることを試験は示 した。 メディア支持体160と、真空スロット166を通して引かれた真空レベルと のデザインにおける別の重要な点は、好ましくは、通常、図13に示すように、 メディア111がメディア支持体160の少なくとも1部分と接触して引かれる ということである。しかしながら、メディア111がメディア支持体160に対 して、タイトに引かれないので、チャンネル162及びそれに通じている真空ス ロット166が、メディア111によって実質的に密閉されることは好ましい。 チャンネル162及び真空スロットがメディア111によつて実質的に密閉され ているならば、メディア支持体160を通した真空引きのさらなる変形例が、メ ディア支持体160上のメディア111の力又は位置をもはや減らさないので、 プロセスの制御は減少する。しかしながら、チャンネル162と真空スロット1 66とが実質的に離れて密閉されないような、メディア111とメディア支持体 160との間での接触面積を制限することによって、ドット166及びチャンネ ル162を通した真空引きにより、メディア111上に与えられる力をいくらか 制御することができる。 メディア支持体160におけるチャンネル162及びランド164の幅(スピ ンドルから半径方向に測定した)は、メディアの柔軟性、回転速度、メディアの 半径方向の長さ、支持体160を通した真空引きのようなファクターに基づいて 変えることができる。しかしながら、1つの重要な点は、チャンネル162及び ランド164の幅が、回転している間、チャンネル162に、メディアの偏りを 最小にするように選ばれていることが好ましい。メディアの偏りが生じるならば 、メディアは支持体160の長さに沿った調和した垂直高さで位置決めされず、 サーボトラックの深さそして/又は幅の変化になる。 いくらかの図示した実施形態において、チャンネル162が約0.1mm以上 の幅を有し、ランド164が約0.1mm以上の幅を有することができる。他の 実施形態において、約0.3mm以上の幅を持つランド164を備えることは有 用である。さらに他の実施形態において、約0.5mm以上の幅を持つランド1 64を備えることは有用である。通常、それらが分離するチャンネル162の幅 より大きいか又は、略等しい幅を有するランド164を備えることは有用である 。比率として表すとき、チャンネル162の幅に対するランド164の幅の比率 は、約1:1以上であり、可能であるならば約2:1以上であり、いくつかの場 合約3:1以上であるならば有用である。 公称厚さ62μmのポリエチレンテレフタレートフィルム基板を処理するため のチャンネル162及びランド164の幅のいくらかの示した組合せは、0.1 5mmのランド164によって分離された0.15mmのチャンネル162であ り、0.38mmのランド164によって分離された0.15mmのチャンネル1 62であり、0.56mmのランド164によって分離された0.15mmのチャ ンネル162である。 好ましい支持体160上のチャンネル162及びランド164によって形成し たパターンの半径方向の長さは、大略24mmである。もちろん、その値は、処 理されるメディア11の半径方向の寸法に大きく依存している。 上述したメディア支持体60と同様に、メディア支持体160の上面がある曲 率半径を備えることは好ましい(図13に模式的に示す)。好ましくは、メディ ア支持体160のデザインに似ているメディア支持体の曲率半径は、約70mm 〜約120mmであり、好ましくは約85mm〜約110mmであり、1つの特 別に好ましい曲率半径は約97mmである。選ばれた正確な曲率半径は、競合す るファクター間のバランスである。小さな又はタイトな曲率半径は、メディア1 11とメディア支持体160との間で空気軸受が形成されることを防ぐのに役立 つ。反対に、より大きな曲率半径が、支持体160の上部又は頂上に沿ったレー ザー光学部品の動き、すなわち光学部品の動きのエラーを調整するためのより大 きな空間を与えることができる。そして/又は、支持体160がより大きな曲率 半径を有するならば、メディアプラットホーム130の半径に沿った支持体16 0の調整はより耐える。それは光学部品とメディアとの間の均一な距離を与える システムの能力に寄与する。さらに、より大きな曲率半径は、真空引きされるメ ディア支持体160より上のメディア111のゆがみを低減することができる。 メディア支持体160上を通過するメディア111の安定性に寄与するかもし れない別の変形例は、メディアプラットホーム130に形成したスロット138 の幅(接線方向に測定される)である。メディア支持体160を用いるとき、メ ディア支持体60及びスロット38に結合した状態で上述したように広いスロッ トにメディア支持体160を配置することは、デザイン的にメディア支持体16 0と類似したメディア支持体160として想像されるけれども、支持体160と 同じ幅であるメディアプラットホーム130にスロット138を与えることは有 用である。1つの好ましい装置において、スロット138の幅と対応するメディ ア支持体160の幅は、約9.5mmである。 メディアプラットホーム130に対するメディア支持体160の天端(すなわ ち、ピーク)の高さの変化は、システム性能に影響を及ぼす。支持体160の天 端がメディアプラットホーム130の上面より上に位置決めされることは、通常 、好ましい。メディア111が処理速度で回転する間、メディアプラットホーム 130より上のメディア111の自然な高さと天端の高さが実質的に調和するこ とは通常好ましいが、メディアプラットホーム130より上の天端の高さは変化 することができる。1つの図示した実施形態において、プラットホーム130よ り上のメディア支持体160の天端の高さは、約0.15mmである。しかしな がら、メディアプラットホーム130より上のメディア支持体160の天端の最 適高さは、処理されるメディアの柔軟性、メディアの回転速度、おおい40(も しあるならば)を通した真空引き、メディア支持体を通した真空引き等を含む様 々なファクターよって影響されることは、理解されるであろう。 支持体160の位置におけるさらなる変形例は、メディアプラットホーム13 0に対する支持体160を傾けることを含む。例えば、メディア支持体160の 内部エッジ(すなわち、スピンドルに最も近いエッジ)の天端高さは、メディア 支持体160の外のエッジ(すなわち、スピンドルから最も遠いエッジ)の天端 高さより低く(メディアプラットホーム130に対して)てもよい。 上述した本発明の実施形態は、固定メディアプラットホーム(メディア支持体 の位置がメディアプラットホームに対して固定されている)でのメディア支持体 を含んでいるけれども、本発明における別の変形例は、図14に模式的に示すよ うな可動のメディアを含むことができる。メディア支持体260は、メディアプ ラットホーム230に対して可動なある構造270によって、レーザー光学部品 280(サーボライティングに必要なレーザーエネルギー282を供給する)に 対して固定される。スロット238は固定メディアプラットホーム230に与え られ、レーザー光学部品280として動くメディア支持体260が、メディア2 11上のサーボトラックを与えるために半径方向に動かされるスロット238を 通っている。メディアがサーボライティングが実行される通常領域で支持される 必要があるのみであるので、可動のメディア支持体260は、上述した固定メデ ィア支持体60,160より通常は短い。上述したメディア支持体60,160に おける全ての他の変形例は、チャンネル、ランド、曲率半径、メディアプラット ホームに対する天端の位置、処理する間の真空の追加等を含む可動のメディア支 持体260に適用することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月3日(1998.7.3) 【補正内容】 請求の範囲 1. メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライティングする 間、フレキシブルデータ記憶メディア(111)を安定化するための装置であっ て、 a)サーボライティングする間に、メディアを回転させるためのスピンドル( 50)と、 b)固定メディアプラットホーム(130)と、 c)メディアプラットホーム(130)に対して固定され、サーボライティン グする間に、メディアの垂直位置を安定化するためのスピンドルから半径方向に 延在するメディア支持体(160)とを備え、該メディア支持体(160)が、 真空スロット(166)を備えることを特徴とする装置。 2. メディア支持体(160)は、通常スピンドル(50)の接線方向に位置 合わせした複数チャンネル(162)をさらに備え、各々の隣接対の複数チャン ネル(162)が、ランド(164)によって分離され、そして、該真空スロッ ト(166)がチャンネル(162)の少なくともいくつかに通じていることを 特徴とする請求項1記載の装置。 3. チャンネル(162)の幅に対するランド(164)の幅の比率は、約1 :1以上であることを特徴とする請求項2記載の装置。 4. メディア支持体(160)は、メディアプラットホームにおけるスロット (138)内に固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装 置。 5. メディア支持体(160)は、メディアプラットホーム(130)より上 の天端高さで位置決めされた天端を有している上面を備えることを特徴とする請 求項1〜4のいずれかに記載の装置。 6. 天端高さは、メディアが処理速度で回転する間、メディアプラットホーム (130)より上のメディアの自然の高さと実質的に合うことを特徴とする請求 項5記載の装置。 7. メディア(111)上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライテ ィングする間に、フレキシブルデータ記憶メディア(111)を安定化する方法 であって、該方法が、 a)メディア(111)をスピンドル(50)上に配置するステップと、 b)固定メディアプラットホーム(130)及び、メディアプラットホーム( 130)に対して固定されたメディア支持体(160)より上のメディア(11 1)を回転させることによって、メディア(111)の垂直位置を安定化して、 スピンドル(50)から半径方向に延在させるステップと、 c)メディア支持体(160)を通して真空引きするステップと、 d)メディア(111)上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライテ ィングするステップとを備えることを特徴とする方法。 8. 真空引きするステップは、メディア支持体(160)における真空スロッ ト(166)を通して真空引きすることをさらに備えることを特徴とする請求項 7記載の方法。 9. メディア支持体(160)は、スピンドル(50)の接線方向に通常位置 合わせした複数チャンネル(162)をさらに備え、各々の隣接対の複数チャン ネル(162)がランド(164)によって分離されており、そして、真空スロ ット(166)を通して真空引きするステップは、複数チャンネル(162)の 少なくともいくつかを通して真空引きすることを備えることを特徴とする請求項 8記載の方法。 10. メディア(111)は、処理の間、チャンネル(162)及び真空スロ ット(166)を実質的に密閉しないことを特徴とする請求項9記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CN,JP (72)発明者 スタッブズ,ダニエル・ピー アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 ルブラット,マーク・ピー アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 ペリー,デイビッド・エム アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 ザー,イズレイアル アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 ボバーグ,アーン・ビー アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 ジャクソン,ロバート・エス アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898 (72)発明者 パーラメント,ブライアン・ケイ アメリカ合衆国55164―0898ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス64898

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライティングする 間、データ記憶メディア(11)を安定化するための装置であって、 a)サーボライティングする間にメディアを回転させるためのスピンドル(5 0)と、 b)固定メディアプラットホーム(30)と、 c)サーボライティングの間、メディアの垂直位置を安定化するためのメディ ア支持体(60)とを備えることを特徴とする装置。 2. メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライティングする 間、データ記憶メディア(11)を安定化する方法であって、 a)スピンドル(50)にメディア(11)を位置決めするステップと、 b)固定メディアプラットホーム(30)及びメディア支持体(60)上のメ ディアを回転させることによってメディアの垂直位置を安定化するステップと、 c)メディア上の光学的なサーボトラックをレーザーサーボライティングする ステップとを備えることを特徴とする方法。 3. メディア支持体は、メディアプラットホームに形成したスロット(38) に位置決めされている請求項1記載の装置又は請求項2記載の方法。 4. 接線方向に測定されるスロットの幅が、接線方向に測定されるメディア支 持体の幅より大きいことを特徴とする請求項3記載の装置又は方法。 5. メディア支持体が、スピンドルから半径方向に延在することを特徴とする 請求項1〜4記載の装置又は方法。 6. メディア支持体が天端を有する上面を備え、該天端がメディアプラットホ ームより上の天端高さで位置決めされていることを特徴とする請求項1〜5記載 の装置又は方法。 7. 天端高さは、処理速度でメディアが回転する間、メディアプラットホーム より上のメディアの自然な高さと実質的に合うことを特徴とする請求項6記載の 装置又は方法。 8. メディア支持体は、通常スピンドルに接線方向に配置した複数チャンネル を備え、各々の隣接対の複数チャンネルがランド(64)によって分離されてい ることを特徴とする請求項1〜7記載の装置又は方法。 9. メディア支持体が、メディアプラットホームに対して固定されることを特 徴とする請求項8記載の装置又は方法。 10. メディア支持体が、複数チャンネルの少なくともいくつかに開いている 真空スロット(166)をさらに備える請求項8記載の装置又は方法。 11. チャンネル幅に対するランド幅の比率は、約1:1以上であることを特 徴とする請求項10記載の装置又は方法。 12. メディア支持体は、メディアプラットホームにおけるスロット(38) 内に固定されることを特徴とする請求項10記載の装置又は方法。 13. メディア支持体は、メディアプラットホームより上の天端高さで位置決 めされた天端を有する上面を備えることを特徴とする請求項8又は10記載の装 置又は方法。 14. 天端高さは、メディアが処理速度で回転する間、メディアプラットホー ムより上のメディアの自然な高さと実質的に合うことを特徴とする請求項13記 載の装置又は方法。 15. メディア支持体を通して真空引きすることを備えることを特徴とする請 求項10記載の方法。 16. メディアは、処理する間、チャンネルと真空スロットとを実質的に密閉 しないことを特徴とする請求項15記載の方法。
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