JP2002513903A - 柔軟性チューブ状コンジットのための螺旋状に巻かれた補強部品の改良又は関連する改良 - Google Patents

柔軟性チューブ状コンジットのための螺旋状に巻かれた補強部品の改良又は関連する改良

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、柔軟性チューブ状コンジット又はパイプに関し、特にコンジットが比較的高い圧力に耐える必要がある状況に関する。このような場合、コンジットは、螺旋状に巻かれた、屈曲に適合する防護具によって補強され、後続の巻回が一つ前の巻回と連結できるように輪郭を定められる。本発明は、チューブ状コンジットの軸方向に配置されたロック機構(8,9)を提供し、このロック機構は、径方向の辺の一つ又は両方に、一つ又はそれ以上の突起物(8)を備え、径方向の対向辺に、対応する数のソケット(9)を備え、ワインディング(10)の一つの巻回の突起物(8)がワインディング(10)の次の巻回のソケット(9)と係合し、各突起物(8)が、狭いネック部分(12)によって本体に接続される拡張ヘッド部分(11)を備え、各ソケットが、ソケット内に突起物を捕獲するように保持するために対応する形状を有し、ソケット(8)及び突起物(9)が、ワインディングの隣り合う巻回間に制限された相対的な回転を可能にしそれぞれの巻回の分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動きに抵抗するような寸法を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、柔軟性チューブ状コンジット(conduit)又はパイプに関し
、特にコンジットが比較的高い圧力(典型的には50x105N/m2以上)に耐
える必要がある状況に関する。このような場合、コンジットは、螺旋状に巻かれ
た、屈曲に適合する防護具によって補強され、後続の巻回が一つ前の巻回と連結
できるように輪郭を定められる。一般的にこの防護具は、鋼又は複合ストリップ
(composite strip)から形成される。
【0002】 (背景技術) この種のチューブ状コンジットの例としては、沖合いの炭化水素堆積物の回収
に使われる非結合柔軟性パイプが挙げられる。図1にこのようなパイプを様々な
動的な構成で使用するいくつかの配置を概略的に示し、この図では、パイプは海
底の井戸と、浮かんでいるプラットフォームとを接続するために使われる。これ
らは、「自由な吊り下げ」(A)、「急勾配S」(B)、「たるんだS」(C)
、「急勾配の波」(D)、及び「たるんだ波」(E)と呼ばれる配置である。柔
軟性パイプはまた、静的な適用法(図示せず)に使われても良く、例えば、海底
の井戸を多岐管に接続し、または現存する海底基礎構造から数キロメートル離れ
た井戸を結ぶ。もちろん、ここで説明した沖合いの適用法に加えて、他の適用法
も存在する。
【0003】 沖合いの適用法で使用される典型的な柔軟性コンジットの例を図2に示す。図
から、連続した層が使われ、各層が特定の機能を実行するように設計されている
ことがわかる。最も内側の層1は通常、連結カーカス(carcass)であり、外圧
による圧潰に抵抗する。これは、平坦なストリップを適切な形状に曲げることに
より製造される。次の層は、流体維持層である内側ポリマ防壁2であり、これは
井戸の流体をパイプ内部に閉じ込める。この層は、連結された圧力防護具3によ
って囲まれ、この防護具は内圧負荷に抵抗するように設計される。平坦に輪郭を
定められた(任意の)螺旋形の防護具4によって支持される、連結された圧力防
護具3は、浅い螺旋角を持ち、樽の周りのたがと同様の働きをする。このような
沖合いの適用法に使うための、様々な圧力防護具3の公知の輪郭が存在し、その
いくつかは図3を示す。
【0004】 これらの層1〜4によって実現される機能が本発明の主題である。図2に示す
パイプの残りの外側の層5、6、及び7は、軸方向の負荷を支えるように設計さ
れた張力防護具と、摩耗を防ぐために使われるポリマ層、又は最も外側の層7の
場合には水の入口(water ingress)である。
【0005】 柔軟性パイプの製造は、一連の連続処理によって行われる。まず、カーカス層
1がパイプの長さ全体に製造され、このパイプの長さは数キロメートルにおよぶ
場合もある。次に、一つ又は複数のポリマ閉込め層2がカーカス層1の上に押出
し形成され、冷却される。ポリマテープをこの層を接触させるために使っても良
い。パイプは次に、防護具層3及び4を接触させるために使われる巻き機械に供
給される。この、一連の交互のポリマ押出し形成(及び/又はテープの下塗り)
と防護具の巻きとの手順が、パイプ構成全体が作られるまで続けられる。
【0006】 防護具層3及び4を形成する、輪郭を定められたストリップは現在、ワイヤ引
き出し処理によって製造されている。ストリップは、一連の線と弧から成る断面
の輪郭を持つように生成される。外側の防護具層4は一般的には、方形の断面を
有する。これに対して、内側の圧力防護具3には現在、数に制限はあるが数々の
輪郭が使用可能であり、そのいくつかを図3に示す。これらは「カーカス」(A
)、「ズィー」(Zee)(B)、「ティー」(Tee)(C)、及び「シー」(Cee)
(D)と呼ばれる輪郭であり、W092/00481やW092/02751や
W091/00467などを含むいくつかの公告された特許出願の主題であった
。これらの中で、Z形状(B)及びC形状(D)が、現在の沖合いの柔軟性パイ
プとして最も広く使われている。
【0007】 公知のこのような輪郭の全てにおいて、断面積の分布は現在、法線断面二次モ
ーメント(normal second moment of area)が、陪法線方向(bi-normal direct
ion)の断面二次モーメントよりも相当に大きくなるように設計されている。典
型的には、陪法線断面二次モーメントは現在、法線断面二次モーメントの20%
以下である。用語「法線」及び「陪法線」は、螺旋の外形の特定の軸を指し、図
4にこれを説明する。図4では、OX3がパイプ軸、OX1及びOX2が径方向で
あり、Aは法線(径方向)軸、Bは陪法線(軸方向)軸、Cが螺旋の接線軸であ
り、α°が螺旋角である。この螺旋の外形を、図5に示すC形状の輪郭に適用し
たものを図5に示す。陪法線断面二次モーメントIBは軸Bに対して求められ、
法線断面二次モーメントINは軸Nに対して求められる。このような面積分布を
持つ輪郭は、径方向の応力容量に限界がある。
【0008】 圧力負荷に抵抗することに加え、コンジット又はパイプの構造的な一体性は、
圧力防護具の連続した巻回を、例えば図3に示す方法で、連結することにより保
たれる。この機構は、パイプ製造の際の連続的な組立て処理でも適用可能である
必要があり、使用中は、いくらかの軸方向の動き及び構造の屈曲的な回転を可能
にする必要があり、同時に、圧力防護具3の余剰な間隙の存在を防ぐ必要がある
【0009】 圧力防護具層3に対しては、主な負荷の形態は、パイプ内を流れる又はパイプ
内に含有された流体による内圧である。第二の負荷が構造体の屈曲部に加えられ
(局地的には、この層の伸張又は圧縮として見られる)、更に軸方向の伸張及び
外圧が追加の負荷である。発明者等によって、内圧負荷の90%までがこの圧力
防護具層3によって発散させられることが確認されている。機能的な負荷の結果
として、この層において予想される応力は、計算することができ、最大の限度が
安全な設計のために設定される。沖合いの適用法における柔軟性パイプの場合、
これらの応力限度は現在、アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)
(API)仕様書17Jによって定められている。圧力防護具内に発生した応力
が相当に低減することが、本発明による圧力防護具層の改善を評価するためのベ
ンチマーク試験として使われた。同様の基準が、外圧に抵抗し静水圧によるパイ
プの圧潰を防ぐカーカス層1を判断するために使われた。
【0010】 図3にそのいくつかを示す現存する輪郭は、その技術的に困難な点又は使用限
界に達している。所定の厚さにおける、典型的に使われる範囲の物質によるこれ
らの防護具輪郭の圧力能力は、高温及び増加する高圧沖合い環境などの、多くの
適用法の厳しい要求に応えるために十分ではない。更に、腐食及び疲労を考慮す
ると、現在これらの輪郭で用いられている接続機構を改訂する必要がある。これ
は、巻回間の接触点が、屈曲及び伸張及び圧力の全ての負荷における最大応力の
場所でもあるからである。更に現存する輪郭は、連続した巻回間に、相当な間隙
(1−3mm程度)を有し、これは望ましくない。これらの懸念を取り扱うため
、また、より高い圧力率及び/又はより深い水中能力を可能にし、同時に、でき
れば重さの低減の恩恵を受けるため、このようなチューブ状のコンジット用のい
くつかの独創的な輪郭部品が開発された。
【0011】 (発明の開示) したがって本発明は、補強された壁構造体を備える柔軟性チューブ状コンジッ
トを提供し、このコンジットは、少なくとも一つの部品を螺旋状に巻いて有し、
この部品が、径方向の辺の一つ又は両方に、一つ又はそれ以上の突起物を備え、
径方向の対向辺に、対応する数のソケットを備える本体を有し、ワインディング
(winding)の一つの巻回の突起物がワインディングの次の巻回のソケットと係
合し、各突起物が、狭いネック部分によって本体に接続される拡張ヘッド部分を
備え、各ソケットが、対応する突起物のヘッド部分を受けるための拡張部分と、
ネックが係合しソケット内に突起物を捕獲するように保持するための狭い開口部
と、を備え、ソケット及び突起物が、ワインディングの隣り合う巻回間に制限さ
れた相対的な回転を可能にしそれぞれの巻回の分離、閉鎖、及び相対的な径方向
の動きに抵抗するような寸法をもつことを特徴とする。
【0012】 高い応力の状況を支えるための部品の容量は、部品を形作る数々の要素の相対
的な面積分布に部分的に依存し、突起物によって定義される相対面積が増加する
に伴い減少する。したがって本発明の一つの実施形態では、各突起物の断面積が
、各突起物の面積を除いた部品本体の断面積よりも相当に小さい。好適には、各
突起物の断面積は、各突起物の面積を除いた部品本体の断面積の50%よりも小
さい。更に好適には、各突起物の断面積は、各突起物の面積を除いた部品の断面
積の40%よりも小さい。より好適には、各突起物の断面積は、各突起物の面積
を除いた部品本体の断面積の30%よりも小さい。有利なことに好適には、各突
起物の断面積は、各突起物の面積を除いた部品本体の断面積の20%よりも小さ
い。好適には、各突起物の断面積は、各突起物の面積を除いた部品本体の断面積
の10%よりも小さい。
【0013】 部品内における余剰の補強は、チューブ状コンジットに重さを加えるのみであ
り、外圧の作用に抵抗する時の構造的な容量の増加を、実質的には提供しない。
したがって、螺旋状に巻かれた部品は好適には、一つ又はそれ以上の完全に閉じ
られた内部溝を、ソケット穴とは別に有する。
【0014】 定義により、小さな面積上に加えられた所定の力は、同じ力をより大きな面積
に加えられた場合よりも高い圧力を生じる。有利なことに、本発明のもう一つの
実施形態では、ワインディングの隣り合う巻回間の、軸方向の圧縮力は部品本体
の径方向辺間の接触を通じて実質上伝達され、突起物とソケットとの間の接触を
通じては伝達されない。したがって、本体の一つの径方向の辺における突起物の
根からの長さは、本体の対向する径方向の辺から測定される、対応するソケット
の深さよりも相当に低くてもよい。
【0015】 本発明のもう一つの実施形態では、ソケット穴が、穴の径方向への開きに抵抗
するよう構成される。すなわち、ソケット穴は、十分な周囲物質によって補強さ
れ穴の径方向への開きに抵抗してもよい。
【0016】 本発明の更なる実施形態では、チューブ状コンジットは、5x105N/m2
りも高い圧力において機能するよう構成される。好適には、チューブ状コンジッ
トは、10x105N/m2よりも高い圧力において機能するように構成される。
より好適には、チューブ状コンジットは、100x105N/m2よりも高い圧力
において機能するよう構成される。更に、より好適には、チューブ状コンジット
は200x105N/m2よりも高い圧力において機能するよう構成される。
【0017】 更なる実施形態では、部品の少なくとも一つの突起物及び対応するソケットが
、部品の径方向に内側の表面よりも、径方向に外側の表面に近い場所に配置され
る。よって、これらの突起物は、低減された応力にさらされる位置に配置される
【0018】 もう一つの実施形態では、部品は、陪法線(軸)方向に対する断面二次モーメ
ントが法線(径)方向に対する断面二次モーメントの20%以上である断面を有
する。特に部品は、陪法線(軸)方向に対する断面二次モーメントが、法線(径
)方向に対する断面二次モーメントの少なくとも3分の2又はそうでなければ法
線方向に対する断面二次モーメントよりも大きい断面を有する。よって、部品、
従ってチューブ状コンジットの、径方向の力に抵抗する圧力能力が高められる。
【0019】 好適には、ソケットの狭い開口部が、対向する曲線の壁によって定義され、突
起物が対応する曲線のネックを、曲線の壁に係合するために備える。これにより
、一点による接触を避けつつ、相対的な回転を可能にする。
【0020】 便利なことには、部品の突起物のヘッド部分が、断面が実質上円形の輪郭を有
し、ソケットが、円形のヘッド部分に係合するための対応する円形の輪郭を有し
、これより一点による接触を避けつつ、相対的な回転を可能にする。
【0021】 本発明のもう一つの実施形態では、部品は、一つ又はそれ以上の追加のソケッ
ト又は突起物を、径方向に内側に向いた表面に配置して備え、内側に配置され、
螺旋状に巻かれた第二の部品上の一つ又はそれ以上の対応する突起物又はソケッ
トと係合させる。これにより、内側のワインディングの外側にワインディングに
対するいくらかの回転を可能にしつつ、外側のワインディングに対する内側のワ
インディングの位置を確認し、径方向の力を伝達し、ワインディング間の相対的
な軸方向の滑動力に抵抗する。よって、二つの部品は、お互いに協働して別個の
部品の各々が経験する応力を最小化する。
【0022】 好適には、第一の部品の一つの又は各々の追加ソケット又は突起物が、本体の
径方向の内側に向いた表面の中央位置に配置される。よって、内側を向いた縁の
各々における応力が最小化される。
【0023】 好適には、螺旋状に巻かれた内側の部品が、曲線の輪郭線を二つの径方向に伸
びる表面に含む本体を有し、隣接するワインディングの巻回が、コンジット屈曲
下でお互いに協働して実質上一緒にとどまる。
【0024】 有利なことに、内側のワインディングを形成する部品は、陪法線(軸)方向に
対する断面二次モーメントが、法線(径)方向に対する断面二次モーメントの2
0%以上である断面を有する。特に、内側のワインディングを形成する部品は、
陪法線(軸)方向に対する断面二次モーメントが、法線(径)方向に対する断面
二次モーメントの少なくとも3分の2、またはそうでなければ法線方向に対する
断面二次モーメントよりも大きい断面を有する。よって内側のワインディングは
、径方向の力に抵抗する、よりよい能力を有する。
【0025】 好適には内側のワインディングを形成する部品が、一つ又はそれ以上の完全に
閉じられた内部溝を有する。
【0026】 好適には、一つ又は各々の追加突起物が、一つ又はそれ以上の平坦なヘッドに
なった部分を、線形に傾いた縁によって本体に接続して備える。好適には、一つ
又は各々の追加突起物が、一つ又はそれ以上の平坦なヘッドに成った部分を曲線
の表面によって本体に接続して備える。便利なことに、一つ又は各々の追加突起
物は、方形の形状であってもよい。この代わりに、一つ又は各々の追加突起物は
、半円形の形状であってもよい。
【0027】 好適には、一つ又は各々の追加突起物が、拡張されたヘッド部分を、狭いネッ
ク部分によって本体に接続して備え、一つ又は各々の追加ソケットが、突起物の
ヘッド部分を受けるための拡張された部分と、ネックが係合し突起物をソケット
内に捕獲するように保持するための狭い開口部と、を備え、追加のソケット及び
突起物が、隣接した内側及び外側のワインディング間に制限された相対的な回転
を可能にし、それぞれのワインディングの分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動
きに抵抗する寸法を有する。
【0028】 好適には、コンジットの補強された壁構造体が、少なくとも一つのチューブ状
の組み紐(braid)を、コンジットに追加の軸方向の張力容量を提供するために
配置し有する。好適には、このチューブ状の組み紐は、ケブラー(登録商標)フ
ァイバ(KevlarTM fibre)を含む、重合又は繊維物質から製作される。
【0029】 有利なことに、一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれた部品は、ステンレス鋼を
含む鉄金属から製造されてもよい。好適には、 一つ又はそれ以上の螺旋状に巻
かれた部品は、高い強度の鋼から製造される。
【0030】 この代わりに、螺旋状に巻かれた部品は、非鉄金属から製造作されてもよい。
特に、螺旋状に巻かれた部品は、アルミニウム及びその合金から製造されてもよ
い。この代わりに、螺旋状に巻かれた部品は、非金属物質から製造されてもよい
。この代わりに、螺旋状に巻かれた部品は複合物質から製造されてもよい。
【0031】 好適には一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれた部品が、コンジット製作の前に
、熱処理を加えられ、機械的な特性を向上されてもよい。
【0032】 有利なことに、重合又はエラストマ閉込め層が、柔軟性チューブ状コンジット
の対称軸の実質的に円周上の一つ又はそれ以上の表面上に配置される。
【0033】 利点として、突起物及び/又はソケットは、潤滑物質によって被覆される。特
に、突起物及び/又はソケットは、油、蝋、油脂、またはグラファイトで被覆さ
れても良い。
【0034】 好適には、突起物及び/又は一つ又はそれ以上の表面穴を有する。便利なこと
に、特定の形状をしたストリップをこれらの表面穴又は突起物又はソケットの表
面上に挿入してもよい。
【0035】 好適には、突起物及び/又はソケットは、ビチューメン(bitumen)を含む重
炭化水素などの閉込め物質によって被覆される。
【0036】 好適には、突起物及び/又はソケットは、潤滑及び/又は閉込めの目的のため
に、重合物質によって被覆される。好適には、突起物及び/又はソケットは、潤
滑及び/又は閉込めの目的のために、ガラスで充填されたP.T.F.Eなどの
重合物質によって被覆される。
【0037】 好適には、突起物及び/又はソケットは、閉込めの目的のために、ネオプレン
(Neoprene)として広く知られるポリクロロプレンなどのエラストマ物質によっ
て被覆される。
【0038】 更なる実施形態では、部品の巻回の各々が隣り合う巻回に、巻回を連続的に連
接する方法によって接続され、この方法は、突起物が隣り合うソケットに押され
るような方向に圧力を加え、その後ソケットが突起物に対して実質的に閉まる方
向に更なる圧力を加え、少なくともソケットの周りの領域をプラスチック変形さ
せるステップと、圧縮応力を部品に加えるステップと、を含む。好適には、加熱
されたローラが使われ圧力を加える。
【0039】 本発明の独特の利点の一つは、現存する技術と違い、軸方向に配置されたロッ
ク機構が、輪郭を定められた要素の面積分布を変更する柔軟性を与え、よって輪
郭のスケールを変更することに頼らないことである。
【0040】 (発明を実施するための最良の形態) 上述のように、図1から図5は従来技術の例を示し、また上述のように、現在
の実施法では、一つ又は二つの重ね合わされた内圧防護具の層(図2の層3及び
4、すなわち、それぞれ内側及び外側ワインディングとして参照されるもの)を
使う。これらの構成の両方が、本発明を使い考慮された。一般的には、以下の討
議では、単一の防護具層3が使われた場合が、二つの圧力防護具3及び4を使っ
た実施形態の説明(図9と図11及び図12)の前に詳細に説明(図6から図8
)される。本発明はまた、カーカス層1としての使用にも適している。
【0041】 図6から図8に、任意層4(図2)が使われない時に、層圧力防護具層3を形
成するために使われる部品10を示す。好適には、図9に示す部品20が内側ワ
インディング21に係合するように設計されるが、部品20はまた、係合する内
側ワインディング21が無い場合に使われても良い。部品10又は20の外形は
、ほぼ正方形であってもよく(図7)、または、短い辺がパイプの対称軸X−X
に平行な、より方形(図9)であってもよい。
【0042】 ワインディングの連続する巻回を接続するために使われる機構は、単一のワイ
ンディングが使われる場合においても、内側ワインディング3及び外側ワインデ
ィング4の両方が使われる場合においても、同一である。これらの連続した巻回
を接続する機構は、次の部品巻回上のソケット9とかみ合う突起物8を含む。図
8に示すように、一つよりも多い突起物及び対応するソケットを使うこともでき
る。各突起物は、部品10の本体に狭いネック部分12によって接続される拡張
されたヘッド部分11を有し、各ソケットは、対応する突起物のヘッド部分11
を受ける拡張部分13と、ネック12が係合し突起物を捕獲するようにソケット
内で保持するための狭い開口部14と、を有する。突起物8及びソケット9は、
ワインディングの隣り合う巻回間の制限された相対的な回転を可能にし、それぞ
れの巻回の分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動きに抵抗するよう、寸法を定め
られる。軸突起物8及びソケット9の配置の可能な設計には多くの種類があるが
、いずれも、後述のいくつかの重要な機能を可能にする。
【0043】 コンジット本体の屈曲の影響として、局地的な伸張及び圧縮領域の生成がある
。自重による軸方向の伸張がこれに重ね合わされる。深海などのいくつかの適用
法においては、パイプが軸方向の圧縮負荷を経験する場合もある。軸方向突起物
8及びソケット9のロック機構の主要な機能は、屈曲による局地的な軸方向の負
荷に抵抗することであり、したがってこのロック機構を備える部品は、相当の全
体的な張力容量を持っていてもよい。外形は、この容量がパイプの自重を支える
ために十分になるように設計されてもよい。これは図10にAで示すように、形
状を、軸方向の伸張に抵抗するために最適な、ほぼ垂直(径方向)の縁を持つよ
うに設計することで可能とされる。
【0044】 同様に、図10にBで示されるほぼ垂直の面は、層の圧縮(屈曲において発生
するもの)に抵抗するために最適化されている。径方向の接触圧力のこの機構を
通じた伝達は、図10にCで示される領域に沿って発生する。この図は、本発明
の二つの特有の特徴を示す。接触圧力は、屈曲の程度に関わらず、有限の面積に
渡って伝達される。更に、一次及び二次負荷モードの効果、すなわち、内圧及び
う屈曲が、減結合される。したがって、これらのモードは、以前の輪郭の場合と
違い、同じ場所ではその最大値に達しない。これに加え、ソケット穴が、十分な
周囲物質によって補強され、穴の径方向への開きに抵抗することがわかる。
【0045】 通常、螺旋状に巻かれた部品は、ステンレス鋼を含む鉄金属から製造される。
本発明の上述の特徴は、より高い強度の鋼(例として、800MPaを超える最
大抗張力を持つもの)を、例えば、上述の沖合いの回収適用法において安全に使
うことを可能にする。これは、疲労及び腐食に関する懸念が減らされるからであ
る。
【0046】 定義より、小さな面積に加えられた所定の力は、同じ力がより大きな面積に加
えられた場合よりも高い圧力を生じる。よって、特定の場合では、軸方向の圧縮
力が図10の領域Bを通じて伝達されるが、好適な構成は、ワインディングの隣
り合い巻回間の軸方向の圧縮力は、突起物とソケットとの接触を通じてではなく
、部品本体の径方向の辺の間の接触を通じて実質的に伝達される。よって、突起
物の、本体の一つの径方向の辺における、根からの距離は、対応するソケットの
、本体の対向する径方向の辺からの深さよりも相当に短い。
【0047】 部品の、高い応力状況を支える容量は、部品を形成する要素の相対的な面積分
布に部分的に依存し、突起物によって定義される相対的な面積が減少するに連れ
増加する。定義より、部品本体が含む断面積は、ソケットとして閉じられる面積
及び追加の表面穴(後述を参考)の全てを除外するが、突起物によって定義され
る面積及び完全に閉じられた内部溝(後述を参考)を含む。したがって、図7及
び図9に示すように、各突起物の断面積は、各突起物の面積を除く部品本体の断
面積よりも相当に小さい。好適には、各突起物の断面積は、各突起物の断面積を
除く部品本体の断面積の50%以下であり、特に30%以下である。
【0048】 突起物8及びソケット9を部品10又は20の上端近くに、柔軟性チューブ状
コンジットの対称軸X−Xから径方向に離れて配置することにより(図7及び図
9)、突起物8及びソケット9は、高い応力の領域から離れて配置される。これ
はまた、部品10又は20の上端における巻回間の間隙を減らす効果を有し、こ
れにより、重合閉込め層を部品の外側表面に使い、外圧に対して閉込めることを
可能にし、内在的にカーカス層1の負荷を減少させる。よって、これは、カーカ
ス1が必要とされない柔軟性チューブ状コンジットの設計につながる場合もある
。更に、この設計は、パイプの単位長さ辺りの重さ率を減少させ、より高い静水
圧力を運ぶことを可能にすることにより、沖合いの柔軟性パイプの稼動深度を相
当に増加させるはずである。
【0049】 軸方向に配置された突起物8及びソケット9によって形成されるロック機構を
使うことにより、螺旋状に巻かれた部品の面積分布を変化させる柔軟性を与える
ことができ、よって、輪郭のスケールを変更することに頼らない。所定の負荷の
場合、層、よってパイプの圧力容量は、ユーザによって 定義された面積分布に
よって最適化され、所定の輪郭のスケールの変更に頼らないものとしてもよい。
例として、非常に高い圧力容量の場合、部品は、陪法線軸(軸方向)に対する断
面二次モーメントが法線軸(径方向)に対する断面二次モーメントよりも高くな
るように設計されてもよく、この違いは、図7及び図9に示される。このような
配置によって、図9に示す部品の輪郭は、図7に示す部品の輪郭に比べ、内在的
に高い圧力容量を有する。この相対的な面積分布はまた、内側ワインディング2
1にも適している。
【0050】 形状の変化は、陪法線に対する断面二次モーメントを、法線に対する断面二次
モーメントの少なくとも3分の2、そうでなければ法線に対する断面二次モーメ
ントよりも大きくする、望ましい効果を有する。これらの部品はまた、ポリマ閉
込め層2の内部のカーカス層1として使うこともできる。これは、制御可能な断
面屈曲剛性(物質の縦弾数係数と断面二次モーメントとの積)によって柔軟性パ
イプの圧潰抵抗力を相当に改善するであろう。更に、これらの輪郭による少ない
応力の様式は、層のプラスチック圧潰圧力を増加させ、これにより、破損の可能
性を低減させる。
【0051】 二つの層の圧力防護具が用いられた場合(すなわち図2の層3及び層4)、内
側防護具3の輪郭は、防護具の連続した巻回間に発生する間隙を最小化するよう
に適合されてもよい。この場合、層3として使う本発明の部品の輪郭は、上述の
ものとは異なり、図11に示す部品のかみ合い面15によって示すような、輪郭
の垂直面(すなわち径方向)に適用された一致曲線からなる。これにより、部品
がパイプの屈曲と共に動くことを可能にし、同時に上述の部品の巻回間の間隙を
最小化する。
【0052】 内側の部品21(図12)から伸びる突起物16を、外側層の部品20に配置
された穴又はソケット17と係合させるために有する追加の係合配置を使用する
こともできる(図13)。突起物16は、部品21から発せられているように図
示されているが、突起物16は、部品20から発せられて部品21の対応するソ
ケット17と係合してもよい。突起物16の形状のいくつかの種類を図12に示
し、この形状が、方形(B)であっても、半円形(E)であっても、混成物(A
,C,D,F)であってもよいことは明確である。これに加え、これらの係合機
構は、部品の表面上の中央に配置され、これにより縁における応力を最小化する
【0053】 追加ソケット17は、隣り合う部品に制限された相対的な回転を可能にするが
、閉鎖及び相対的な径方向の動きには抵抗するような、対応する形状を有する。
例として、突起物16は、一つ又はそれ以上の平坦なヘッド部分を持っていても
良く、これにより一点での接触を避け、傾いた縁によって部品21の本体に接続
されてもよい。この傾いた縁は、線形(図12、C)であっても良く、または曲
線(図12、F)であってもよく、またはこれらの組み合わせ(図12、A)で
あっても良い。この代わりに、突起物は、拡張したヘッド部分を、狭いネック部
分によって部品21の本体に接続して備えていてもよく(図12、D)、部品2
0の追加ソケット17と径合した時に、これらの隣り合う部品20及び21の制
限された相対的な回転を可能にし、分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動きに抵
抗するように寸法を定められてもよい。
【0054】 突起物16は、径方向の接触圧力を伝達する働きのみならず、防護具層20及
び21の間の軸方向の張力を伝達する働きもする。屈曲負荷の結果、突起物16
は、下部部品21の上部部品20に対するいくらかの回転を可能にする必要があ
るが、これは深刻ではないと知られている。これは主に、圧力容器構造内の重合
層によって加えられる屈曲の制限による。
【0055】 図13に示すように、接続機構8及び9は、上部層(部品20)に形成される
べきである。これにより、接続では避けられない応力の集中が、平均応力が低い
領域に作用することを保証する。図13はまた、完全に閉じられた内部溝25を
示し、この溝は一つ又はそれ以上の部品において、パイプの応力容量に実質的に
影響を及ぼさずにパイプの重さを減少させるために使われてもよい。
【0056】 当業者が本発明の上述の実施形態に対し、本発明の範囲から離れることなく様
々な変更を加えることができることを理解されたい。更に、閉込めまたは潤滑層
を提供するために物質26によって被覆されたソケット及び/又は突起物を備え
た形(図14)は、有効な変更である。チューブ状の組み紐50(図15)を一
つ又はそれ以上のワインディングに適用し、パイプの軸方向の張力容量を高めて
もよい。
【0057】 本発明のその他の実施形態は、部品をアルミニウム及びその合金などの非鉄金
属から製造することや、複合物質を含む非金属物質から製造することなどを含む
。これに加え、突起物及びソケットの機構は、油、蝋、油脂、又はグラファイト
などの潤滑物質によって被覆されてもよい。突起物及びソケットの機構はまた、
ビチューメンを含む重炭化水素などの閉込め物質によって被覆されても良い。更
に、重合(ガラスが充填されたP.T.F.Eなど)又はエラストマ層(ネオプ
レンとして広く知られるポリクロロプレンなど)を適用し、潤滑及び/又は閉込
めを助けてもよい。突起物及び/又はソケットはまた、一つ又はそれ以上の表面
穴を含んでいてもよい。よって、潤滑/閉込め機能はまた、特に形状を定められ
たストリップを使って可能にしてもよく、このストリップは表面穴又は突起物又
はソケットの表面上に挿入されてもよい。これらの変更は、内側及び外側ワイン
ディングの両方の全接続又は係合機構に、同様に適している。
【0058】 部品の連続した巻回をかみ合わせる方法は、図16に概略的に示すように、鋼
部品の押圧適合材(press fit)を使い実行してもよい。巻きあげスピンドルに
取付けられた一つ又はそれ以上のローラによって軸方向に圧力が加えられ、突起
物8を連続的な方法で対応するソケット9に押す。この代わりにストリップを、
組立ての際に押圧され閉鎖される開いたソケットを有して製造し、プラスチック
変形を少なくとも周囲の領域で起こすようにしても良い(図17及び図18)。
圧縮応力もまた導入され、パイプの圧力容量を高める場合もある。
【0059】 本発明を製作する装置は、巻き上げ処理に使われる現存する装置から改装する
ことができる。二つ又は好適には四つの直径方向に対向するローラが使われ、こ
れらのローラは加熱されてもよい。これに加え、熱処理をコンジットに適用し、
その機械的な特性を改善してもよい。
【0060】 概要として、柔軟性チューブ状コンジットの、現存する螺旋状に巻く補強層の
ための技術と違い、本発明は、チューブ状コンジットの軸方向に配置されたロッ
ク機構を提供し、よって、輪郭を定められた部品の面積分布を変更する柔軟性を
与え、輪郭を定められた部品のスケールを変更することに頼らずにチューブ状コ
ンジットの機械的な性能を向上させる。
【0061】 これに加え、接触圧力は、チューブ状コンジットの屈曲の程度に関わらず、有
限の面積に渡って伝達される。更に、内圧及び屈曲による負荷は、ロック機構の
異なる点に作用し、よって同一の場所ではその最大値に達しない。したがって、
疲労による破砕及び腐食の可能性が減らされ、高い強度の鋼の使用が、より魅力
的である。
【0062】 本発明はまた、螺旋状に巻かれた部品の係合する面の間に生じる間隙を低減す
る構成を提供し、よって柔軟性チューブ状コンジットの一体性を高める。これは
、部品の径方向の縁を、コンジットが屈曲の下にある時であっても実質的に滑ら
かにかみ合わせるように輪郭を定めることにより達成される。更に、本発明はお
互いに係合し、よって協働して、各ワインディングが受ける有効最大応力を低減
させる内側及び外側ワインディングを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 柔軟性パイプの用途の一例を示す概略図である。
【図2】 従来技術の柔軟性パイプの断面図である。
【図3A】 図2に示す防護具層3の現存する輪郭の一例を示す図である。
【図3B】 図2に示す防護具層3の現存する輪郭の一例を示す図である。
【図3C】 図2に示す防護具層3の現存する輪郭の一例を示す図である。
【図3D】 図2に示す防護具層3の現存する輪郭の一例を示す図である。
【図4】 パイプの対称軸に対する、法線軸、陪法線軸、及び接線軸を示す
図である。
【図5】 「C形状」防護具の輪郭の、パイプの対称軸に対する方位を示す
図である。 以下の図面は、本発明の様々な実施形態を示し、これらの図面でX−Xは、柔
軟性チューブ状コンジットの対称軸の方位を表す。
【図6】 螺旋状に巻かれた部品を示し、ワインディングの垂直平面に切り
込みが入れられたものを示す図である。
【図7】 図6に示す部品の断面輪郭を詳細に示す図である。
【図8】 図7に示す部品の更なる実施形態を示す図である。
【図9】 部品の断面輪郭を示し、この部品が図11に示す内側ワインディ
ングと係合できる外側ワインディングであるものを示す図である。
【図10】 部品の突起物を詳細に示す図であり、様々な力が減結合され異
なる場所で働くことを示す。
【図11】 いくつかの部品の断面輪郭を示し、この部品が、図9に示す外
側ワインディングと係合できる内側ワインディングであるものを示す図である。
【図12】 図11に示す内側ワインディングの部品断面輪郭のいくつかの
可能な種類を示す図である。
【図13】 係合位置にある内側及び外側ワインディングの断面を示す図で
あり、完全に閉じられた内部溝もまた示されている。
【図14】 閉込めまたは潤滑層によって被覆された部品突起物を詳細に示
す図である。
【図15】 柔軟性チューブ状コンジットの一つ又はそれ以上の表面に適用
できる、補強チューブ状組み紐を示す図である。
【図16】 ワインディングを組み立てる方法を示す図である。
【図17】 ワインディングを組み立てる方法を示す図である。
【図18】 ワインディングを組み立てる方法を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月3日(2000.5.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 3H111 AA03 BA02 BA03 BA04 BA05 BA15 BA25 BA26 CA03 CA06 CA52 CA53 CB07 CB08 CB14 CB24 CC01 CC18 CC20 DA07 DB08 DB12 EA04 EA09 【要約の続き】 とを特徴とする。

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強された壁構造体を有する柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、少なくとも一つの部品を螺旋状に巻いて有し、 前記部品が、一つ又はそれ以上の突起物を径方向の辺の一つ又は両方に備え対
    応する数のソケットを対向する径方向の辺に備える本体を有し、 ワインディングの一つの巻回における前記突起物が、ワインディングの次の巻
    回のソケットと係合し、 各突起物が、前記本体に狭いネック部分によって接続される拡張ヘッド部分を
    有し、 各ソケットが、対応する突起物のヘッド部分を受けるための拡張部分と、前記
    ネックが係合し突起物を捕獲するようにソケット内に保持する狭い開口部と、を
    有し、 ソケット及び突起物が、ワインディングの隣り合う巻回間に制限された相対的
    な回転を可能にし、それぞれの巻回の分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動きに
    抵抗するような寸法を有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積よりも実質的
    に小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積の50%より
    も小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積の40%より
    も小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積の30%より
    も小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積の20%より
    も小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、各
    突起物の断面積が、各突起物の面積を除いた前記部品本体の断面積の10%より
    も小さいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、前
    記螺旋状に巻かれた部品が、ソケット穴とは別に、一つ又はそれ以上の完全に閉
    じられた内部溝を有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、前
    記ワインディングの隣り合う巻回間の軸方向の圧縮力が、前記突起物と前記ソケ
    ットとの間の接触ではなく、部品本体の径方向の辺の間の接触によって実質的に
    伝達されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    突起物の、前記本体の一つの径方向の辺の根からの距離が、対応するソケットの
    、前記本体の径方向の対向する辺からの深さよりも相当に短いことを特徴とする
    柔軟性チューブ状コンジット。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記ソケット穴が、穴の径方向への開きに抵抗するように構成されたことを特徴
    とする柔軟性チューブ状コンジット。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記ソケット穴が、十分な周囲物質によって補強され、穴の径方向への開きに
    抵抗することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記チューブ状コンジットが、5×105N/m2よりも大きな圧力において機能
    するように構成されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記チューブ状コンジットが、10×105N/m2よりも大きな圧力において
    機能するように構成されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記チューブ状コンジットが、100×105N/m2よりも大きな圧力におい
    て機能するように構成されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記チューブ状コンジットが、200×105N/m2よりも大きな圧力におい
    て機能するように構成されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記部品の少なくとも一つの突起物及び対応するソケットが、前記部品の径方向
    の内側の表面よりも、径方向の外側の表面に近い位置に配置されていることを特
    徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記部品が、陪法線(軸)方向に対する断面二次モーメントが法線(径)方向に
    対する断面二次モーメントの少なくとも20%である断面を有することを特徴と
    する柔軟性チューブ状コンジット。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記部品が、陪法線(軸)方向に対する断面二次モーメントが法線(径)方向に
    対する断面二次モーメントの少なくとも3分の2、そうでなければ法線方向に対
    する断面二次モーメントよりも大きい断面を有することを特徴とする柔軟性チュ
    ーブ状コンジット。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記ソケットの前記狭い開口部が、対向する曲線壁によって定義され、前記突起
    物が、前記曲線壁と係合し一点での接触を避けつつ相対的な回転を可能にするよ
    うな、対応する曲線ネックを有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジッ
    ト。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記部品の突起物のヘッド部分が、実質的に円形の断面輪郭を有し、前記ソケッ
    トが、前記円形のヘッド部分に係合し一点での接触を避けつつ突起物とソケット
    との間の相対的な回転を可能にするような、対応する円形の輪郭を有することを
    特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記部品が一つ又はそれ以上の追加のソケット又は突起物を、径方向の内側に向
    いた表面に配置して、螺旋状に巻かれた第二の部品上の一つ又はそれ以上の内側
    に配置された対応する突起物又はソケットと係合するように備え、これにより、
    外側のワインディングに対する内側のワインディングの位置を決定し、径方向の
    力を伝達し、外側ワインディングに対する内側ワインディングのいくらかの回転
    を可能にしつつ、ワインディング間の相対的な軸方向の滑動力に抵抗することを
    特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、第一の部品の一つ又は各々の追加ソケット又は突起物が、前記本体の径方向に
    内側に向いた表面の中央位置に配置されていることを特徴とする柔軟性チューブ
    状コンジット。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記螺旋状に巻かれた内側部品が、径方向に伸びる二つの表面上に曲線の輪郭
    線を有する本体を備え、ワインディングの隣り合う巻回がお互いに協働して、コ
    ンジットの屈曲下で実質的に一緒にとどまることを特徴とする柔軟性チューブ状
    コンジット。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記内側ワインディングを形成する部品が、陪法線(軸)方向に対する断面二
    次モーメントが、法線(径)方向に対する断面二次モーメントの少なくとも20
    %である断面を有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記内側ワインディングを形成する部品が、陪法線(軸)方向に対する断面二
    次モーメントが法線(径)方向に対する断面二次モーメントの少なくとも3分の
    2、そうでなければ法線方向に対する断面二次モーメントよりも大きい断面を有
    することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  27. 【請求項27】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記内側ワインディングを形成する部品が、一つ又はそれ以上の完全に閉じら
    れた内部溝を有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  28. 【請求項28】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、一つ又は各々の追加突起物が、一つ又はそれ以上の平坦なヘッドを持つ部分を
    、線形に傾いた縁によって本体に接続して備えることを特徴とする柔軟性チュー
    ブ状コンジット。
  29. 【請求項29】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、一つ又は各々の追加突起物が、一つ又はそれ以上の平坦なヘッドを持つ部分を
    、曲線表面によって本体に接続して備えることを特徴とする柔軟性チューブ状コ
    ンジット。
  30. 【請求項30】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、一つ又は各々の追加突起物が、方形の形状をしていることを特徴とする柔軟性
    チューブ状コンジット。
  31. 【請求項31】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、一つ又は各々の追加突起物が、半円形の形状をしていることを特徴とする柔軟
    性チューブ状コンジット。
  32. 【請求項32】 請求項22に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、一つ又は各々の追加突起物が、本体に狭いネック部分によって接続される拡張
    されたヘッド部分を有し、一つ又は各々の追加ソケットが前記突起物のヘッド部
    分を受ける拡張部分と、前記ネックが係合し前記突起物を捕獲するようにソケッ
    ト内に保持するための狭い開口部と、を有し、前記追加ソケット及び突起物が、
    隣り合う内側及び外側ワインディング間の制限された相対的な回転を可能にし、
    それぞれのワインディングの分離、閉鎖、及び相対的な径方向の動きに抵抗する
    ような寸法を有することを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  33. 【請求項33】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記補強された壁構造体が、コンジットに追加の軸方向の張力容量を提供するた
    めに配置された少なくとも一つのチューブ状の組み紐を有することを特徴とする
    柔軟性チューブ状コンジット。
  34. 【請求項34】 請求項1に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって、
    前記チューブ状組み紐がケブラファイバ(登録商標)を含む重合又は繊維物質か
    ら製造されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  35. 【請求項35】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれた部品が、ステンレス鋼を含む
    鉄金属から製造されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  36. 【請求項36】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれた部品が、高い強度の鋼から製
    造されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  37. 【請求項37】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記螺旋状に巻かれた部品が、非鉄金属から製造されることを特徴とす
    る柔軟性チューブ状コンジット。
  38. 【請求項38】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記螺旋状に巻かれた部品が、アルミニウム及びその合金から製造され
    ることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  39. 【請求項39】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記螺旋状に巻かれた部品が、非金属物質から製造されることを特徴と
    する柔軟性チューブ状コンジット。
  40. 【請求項40】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記螺旋状に巻かれた部品が、複合物質から製造されることを特徴とす
    る柔軟性チューブ状コンジット。
  41. 【請求項41】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれた部品が、コンジットの製作の
    前に、熱処理を施され、機械的な特性を改善されることを特徴とする柔軟性チュ
    ーブ状コンジット。
  42. 【請求項42】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、重合又はエラストマ閉込め層が、前記柔軟性チューブ状コンジットの対
    称軸の実質的に円周の一つ又はそれ以上の表面に配置されていることを特徴とす
    る柔軟性チューブ状コンジット。
  43. 【請求項43】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記突起物及び/又はソケットが、潤滑物質によって被覆されることを
    特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、前記突起物及び/又はソケットが、油、蝋、油脂、またはグラファイトなどの
    潤滑物質で被覆されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  45. 【請求項45】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記突起物及び/又はソケットが一つ又はそれ以上の表面穴を含むこと
    を特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の柔軟性チューブ状コンジットであって
    、特有の形状をしたストリップが前記表面穴又は前記突起物又はソケットの表面
    上に挿入されてもよいことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  47. 【請求項47】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、突起物及び/又はソケットが、ビチューメンを含む、重炭化水素などの
    閉込め物質によって被覆されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  48. 【請求項48】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記突起物及び/又はソケットが、潤滑及び/又は閉込めの目的のため
    に重合物質によって被覆されることを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  49. 【請求項49】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記突起物及び/又はソケットが、潤滑及び/又は閉込めの目的のため
    に、ガラスが充填されたP.T.F.Eなどの重合物質によって被覆されること
    を特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  50. 【請求項50】 請求項1又は22に記載の柔軟性チューブ状コンジットで
    あって、前記突起物及び/又はソケットが、閉込めの目的のために、ネオプレン
    として広く知られるポリクロロプレンなどのエラストマ物質によって被覆される
    ことを特徴とする柔軟性チューブ状コンジット。
  51. 【請求項51】 請求項1に記載の種類の柔軟性チューブ状コンジットを組
    立てる方法であって、部品の各巻回が隣り合う巻回に連続的に巻回を連接する方
    法によって接続され、この連接方法は、前記突起物が隣り合うソケットに押され
    るような方向に圧力を加え、その後ソケットを突起物に対して実質的に閉じる方
    向に圧力を加え、少なくともソケットの周囲の領域でプラスチック変形を起こす
    ステップと、部品に圧縮応力を提供するステップと、を含むことを特徴とする柔
    軟性チューブ状コンジットの組立て方法。
  52. 【請求項52】 請求項1に記載の種類の柔軟性チューブ状コンジットを組
    立てる方法であって、圧力を加えるために、加熱されたローラが使われることを
    特徴とする方法。
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