JP2002512535A - 隣接面間の歯垢除去のための軌道状または往復振動法、ならびに器具 - Google Patents

隣接面間の歯垢除去のための軌道状または往復振動法、ならびに器具

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、歯科解剖学的隣接面間領域ならびに歯周ポケットから歯垢を除去する優れた方法ならびに器具に関するものである。毛(21)の長手方向軸線のまわりの往復振動または軌道に沿った振動を利用して、2本の隣接歯間あるいは歯肉の歯周ポケット(32)に位置する複数の毛から摩擦力を付与する。さらに進んだ実施態様では、超音波で強化した毛のタフトを使用して超音波振動を歯肉ポケット中の歯肉滲出液に伝え、持続的な超音波を歯肉滲出液中に生成する。この超音波は、軌道に沿って、または往復して振動するナイロン毛の歯垢除去能力を補足かつ増強する。

Description

【発明の詳細な説明】 隣接面間の歯垢除去のための軌道状または往復振動法、ならびに器具関連出願 本出願は、「隣接面間の歯垢除去のための軌道状または往復振動法、ならびに 器具」という名称の米国特許出願番号第08/705,766の一部継続出願である米国特 許出願番号第08/872,291(1997年6月10日出願)の一部継続出願に基づく PCT出願である。発明の背景 1.発明の分野 本発明は、歯と歯の間、歯と歯肉、インプラント、義歯との間、歯と歯科矯正 具の間の隣接面間領域、特に、歯肉の歯周ポケットから歯垢を除去するための改 良された歯科衛生器具に関するものである。より詳細には、本発明は、軌道に沿 った動きで振動する、あるいは往復運動で振動する小型タフト歯ブラシ毛を用い て、隣接面間領域に毛を容易に入り込ませ、隣接面間領域から頑固な歯垢細菌を 緩めて除去する方法ならびに器具に関するものである。 2.従来技術の説明 これまでも、隣接面間領域から歯垢を除去する理想的な方法を見いだすべく数 多くの試みがなされてきた。まず、隣接面間領域にをよりよいかたちで貫入させ るべく、歯ブラシの毛やタフトの各種の形状が試みられた。図6に示すように、 一般的な歯ブラシの角部に位置する毛のタフト26は、歯周ポケットに深さ1m m以上は入りこめない。というのも、こうした歯ブラシには数多くのタフトが設 けられており、毛のタフト26のある一タフトを歯周ポケット32に挿入しよう としても、他の毛のタフト26と歯23、あるいは他の毛のタフト26と歯肉2 5が接触してしまい、それ以上奥までは挿入できないからである。歯の間にデン タルフロスを挿入することも可能であるが、デンタルフロスは、歯の舌側あるい は顔面側の歯周ポケット内に位置させたり、挿入したりすることはできない。 次世代の器具として開発されたのは、金属製撚り軸で放射方向に延在する毛を 保持した歯間ブラシで、典型的な歯間ブラシは円錐型であった。こうしたブラシ の大半は、ブラシの撚り軸を鉛筆状のホルダーで保持し、ユーザーが手動で操作 することによって隣接面間領域に挿入する。こうした歯間ブラシが有用なのは、 歯と歯の間の隙間が広い場合のみである。針金製撚り軸と放射方向に延在する毛 というデザインゆえに、隙間なく並んだ歯の間や、歯と歯科矯正具の間や、歯周 ポケットに挿入するには、歯間ブラシはあまりにも大きすぎた。 米国特許第5,123,841号は、手動でのブラシの操作に加えて、器具による振動 運動も加わるような電動タイプの円錐型歯間ブラシを教示している。手動の歯間 ブラシに対するこの器具の利点としては、単位時間あたりのストローク数が多く 、清掃効率が改善されていることが挙げられる。しかし、手動操作の歯間ブラシ の場合と同じく、この器具が役立つのは、幅広い隙間がある場合のみで、狭い隙 間や歯周ポケットから歯垢を除去するという目標は、達成されないままであった 。 歯周ポケットは、深さ1ないし2mmの範囲であれば正常、3ないし5mmの 深さであれば疾病状態ではあるが回復可能、6mm以上の深さであれば、重篤な 疾病状態で外科処置が必要と分類される。疾病状態の歯周ポケットの幅、すなわ ち歯23と歯肉25の距離は、図5に示すように、通常0.4mm未満である。米 国特許第5,123,841号は、図7に示す円錐型歯間ブラシの針金製撚り軸40の理 想的な直径として、約0.50mmの直径を教示している。歯間ブラシの針金製撚 り軸のみでも極めて太く、通常は幅0.50mm未満であるような歯周ポケット に、こうした歯間ブラシを挿入しえないことは容易にわかる。また、図7に示す ように、歯周ポケット32の清掃を歯間ブラシ44の放射方向から行おうとして も、毛42の歯周ポケットへの挿入は、他の毛42が歯肉ならびに歯23に接触 しているので制限される。 従来技術には数多くの欠点ならびに短所があり、そのため、振動動作を電動化 したことによって実現されるはずだった数々の利点が、実際には実現されないま まとなっている。放射方向に延在する毛を針金製撚り軸によって支持しているた め、ブラシの寸法が大きくなってしまい、歯間あるいは歯と歯科矯正具の間のよ うな狭い空隙には挿入できない。また、各隣接面間領域に最初に挿入されるのは 硬い金属製撚り軸の尖った先端であり、この撚り軸が振動アームに垂直方向に装 着されていて、あたかも槍のように軸線方向に振動するので、歯肉を切ったり刺 したりする危険が現実のものとして実質的に存在している。歯肉の歯周ポケット をどのようなかたちで清掃しようとしても、重篤な歯肉の損傷を生じかねないこ とが容易にわかる。 米国特許第5,123,841号は、この特許の器具の主要な目的が、「羽」、すなわ ち毛を凹所中で何百回も振動させることにあり、その際の振動を、小刻みかつラ ンダムな動きで、そして毛の端部でフォーク状領域を叩くような掘削的動作で行 うことにあることを教示している。こうした動作は、歯のエナメル質から歯垢を 除去するうえで有効である。しかし、ブラシを軸線方向に振動させると、毛は歯 肉縁下領域まで入り込んでしまうので、毛の鋭利な端部を掘削的あるいは打擲的 に軸線方向に動かすことは、軟質で炎症を起こした歯肉組織にとって、危険かつ 有害である可能性がある。 現在のところ、従来技術の各種教示内容にもかかわらず、隣接面間領域一般、 そして特に歯周ポケットから、歯垢を完全かつ安全に除去することは、依然とし て不可能である。本発明の目的と利点 上述の未解決の必要性に鑑み、本発明の目的は、狭い隣接面間空間や深い歯周 ポケットであっても、歯垢を安全に除去しうる方法ならびに器具を提供すること にある。 本発明のもう一つの目的は、軌道に沿って、または往復して振動することによ り、いかに狭い隣接面間空間や歯周ポケットであってもたやすく入りこむことの できる、撚り軸を有さない一タフトのタフト歯ブラシ毛を有する歯垢除去器具を 提供することにある。 本発明の別の目的は、毛の軌道に沿った振動または往復の振動に機械化動作ベ クトルが、毛の軸線方向ではないことを確認して、毛端部による歯肉の損傷を防 止することにある。 本発明のさらに別の目的は、歯周ポケットを満たしている滲出液中で音波また は超音波を発生させて、歯垢の除去を促進することにある。 上記以外の目的ならびに利点は、図面ならびに請求の範囲を吟味することによ って明らかとなるはずである。図面の簡単な説明 本発明の特定の実施態様を例示目的で示す添付図面は、以下の図を含むもので ある。 図1は、本発明の内部部品と軌道に沿った振動のパターンを示す模式図である 。 図2Aは、毛のタフト1を有する器具の、交換用毛ヘッドの断面図と端端図で ある。 図2Bは、毛のタフト2を有する器具の、交換用毛ヘッドの断面図と端端図で ある。 図3は、歯と歯肉の間の隣接面間空間で動作位置に位置している毛のタフトを 示す。 図4A、4B、4C、4Dは、毛のタフトを一列の毛として配列させて、毛を 歯周ポケットに挿入する方法を工程ごとに例示する。 図5は、本発明の毛を歯周ポケットに挿入し、軌道に沿って振動する毛によっ て歯垢を歯周ポケットから除去する方法を示す。 図6は、従来技術の欠点を示すもので、多数の毛のタフトを有する標準的な歯 ブラシが、歯周ポケットに挿入できない理由を示す。 図7は、従来技術の欠点を示すもので、針金製撚り軸を有する丸形の歯間歯ブ ラシが、歯周ポケットに挿入できない理由を示す。 図8は、本発明の内部部品と軌道に沿った振動パターンを示す模式図で、さら に、超音波発生装置ならびにトランスジューサを備えている。 図9は、本発明の内部部品と往復振動パターンを示す模式図である。好適な方法と実施態様の説明 以下、図面に詳細に言及するが、本明細書での参照番号は、図面中の同様の番 号の部品についてのものである。 図1は、隣接面間歯垢除去器具1の好適実施態様を示す模式図であり、この隣 接面間歯垢除去器具1は、交換可能な電池7によって駆動される電動モータ3が 内部に収納された剛固なプラスチック材料製長形中空ハンドル17を有している 。モータ3は、プレス嵌めによって、あるいは強力接着剤を用いることによって 、ハンドル17中にしっかり固定されている。電池の陽極は、ハンドルの着脱可 能なキャップ15内に収納された円錐形状のバネ9によって、モータ3の接点に しっかり押しつけられている。この円錐形状バネ9は、電池7をモータ3に押し つけるだけでなく、電池7の陰極を、導電体11を介してスイッチ13の一方の ターミナルに接続する導電体の役目も果たしている。スイッチ13のもう一方の ターミナルは、モータ3の第2接点に接続している。キャップ15は、カメラ本 体へのレンズの取り付けで一般に見られるものに類似したねじ式あるいは差込式 のロックシステムによって、ハンドルに固定する。ハンドル17の主要部分20 は、子どもでも器具を容易かつ快適に使用できるよう、なるべく小型とするのが 好ましいものの、モータ3ならびに電池7を収容するスペースをとれる程度の大 きさは必要である。ハンドルの前端部分18は、直径で約1/4インチ程度下向 きに傾斜をつけて、口腔に挿入を容易とする。ハンドルの先端22部分には、球 面形状の凹部30が設けてあり、この凹部30に、1タフトのタフト状ナイロン 歯ブラシ毛21を有する毛ホルダー19を、着脱可能に固定することができる。 電動モータ3の回転軸24には、偏心させて装着した重り5が、プレス嵌めあ るいは接着剤によって固着されている。ユーザーがスイッチ13を入れると、ス イッチ13によって、電池7の陰極からの電気が、バネ9ならびに導電体11を 介してモータに伝えられることによって電気回路が完成し、偏心装着重り5がモ ータ3によって回転する。偏心装着重り5が回転すると、器具全体1が、円31 で示すような軌道に沿って振動する。軌道に沿った振動の強度は、ユーザーが手 で持っているハンドルの中央部では小さく、ハンドルの自由端22に向かって次 第に大きくなる。毛のタフト21は、ハンドル17の中央部から最も離れており 、高可撓性のナイロン毛製でもあるので、振動強度が最も大きくなる。 図2Aは、交換用毛ホルダー19の構造を示しており、この毛ホルダー19に は、1タフトのタフト状ナイロン歯ブラシ毛21が、ステープル26によって固 定されている。毛のタフト21が嵌めこまれるホルダー19の凹部は、楕円形状 をしており、短径Aと長径Bを有している。毛ホルダー19の端部28は毛のタ フト21とは反対側で、球状で拡径しているので、毛ホルダー19は、ハンドル 17の端部22の球状凹部30にしっかりと保持される。 図2Bも、交換用毛ホルダー19の構造を示す図であるが、この毛ホルダー1 9には、2つナイロン歯ブラシの毛のタフト21が、ステープル26によって固 定されている。毛のタフト21が嵌めこまれるホルダー19の凹部は、楕円形状 をしており、短径Aと長径Bを有している。毛ホルダー60の端部28は毛のタ フト21とは反対側で、球状で拡径しているので、毛ホルダー19は、ハンドル 17の端部22の球状凹部30にしっかりと保持される。 図3は、ナイロン毛のタフト21の断面を楕円状とした理由を説明する図であ る。図3に示すように、2本の歯23の間に形成される隣接歯間空隙27は、通 常、細長い。毛のタフト21を予め、同様の形状としておくことで、ナイロン毛 のタフト21の隣接歯間空隙27への挿入が容易となる。ナイロン毛のタフト2 1の軌道に沿った振動パターン31は、360度の全円の動作ベクトルに分解す ることが可能で、特に重要なベクトルは、XとYのベクトルである。 歯垢のたまった歯の表面での作動時には、毛のタフト21は、ベクトルYによ って、第1歯23と第2歯23に交互に押しつけられ、ベクトルXによって、隣 接歯間空隙27を形成している表面のスクラビング動作を行う。また、毛のタフ ト21は、ベクトルXによって、歯肉25に脈動的に押しつけられ、ベクトルY によって、歯肉25の表面をスクラビングする。 歯を良好な衛生状態に保つうえでは、歯周ポケットにたまった歯垢細菌を、歯 垢から毎日除去することが極めて重要である。デンタルフロスは、歯間を清掃す ることはできるが、顔面側あるいは舌側の歯周ポケットに挿入することはできな い。歯周ポケットの顔面側あるいは舌側の領域を清掃するうえで現段階で最良の 器具は、普通の歯ブラシである。しかし、図6にも示すように、通常の歯ブラシ は、歯周ポケットに1mm程度以上挿入できないので、歯周ポケットを完全に清 掃することはできない。 隣接面間歯垢除去器具が有する特に重要で独自な利点を、図4A、4B、4C 、4D、ならびに図5を用いて説明する。図2Aに示すように、本発明の個々の 毛のタフト21は、楕円形状とし、短径軸Aを約1mm、長径軸Bを約1.5m mとするのが理想的である。また、タフトは、疾病状態にある歯周ポケットの0 .2ないし0.4mmの幅よりやや細い直径0.1mmのナイロン製毛から構成 するのが理想的である。図4Aおよび4Bに示すように、ユーザーは、本発明の 毛のタフト21を、歯23の舌側あるいは顔面側表面に沿って歯周ポケット32 上に位置させ、器具を作動させる。すると、毛のタフト21は、円31の軌道に 沿って振動しはじめる。次に、図4Cおよび4Dに示すように、ユーザーは、毛 のタフト21を、歯23の表面に、矢印Zの方向に押しつける。軌道に沿った振 動動作31が生じると、タフトが広がって、長径軸Bの方向に広がった単一の毛 層が形成され、毛のタフト21の楕円形状の寸法が短径軸Aの方向に減少して、 1ないし2本の剛毛が線状に並ぶこととなり、すなわち0.1ないし0.2mmの 幅となる。典型的な歯周ポケットの幅は0.2ないし0.4mmなので、ユーザ ーは、この時点で線状に整形されている毛のタフト21を、図5に示すように、 矢印Mの方向に快適かつ安全に前進させることができる。ユーザーが指をやや緩 めると、毛のタフト21の軌道に沿った振動31によって、歯23ならびに歯肉 25表面の歯垢27が、歯周ポケット32の奥底まで交互にスクラビングされ、 除去される。歯23や歯肉25表面のスクラビングを行うのは、軌道に沿って振 動する毛の平滑な円筒面であって、剛毛の先端を歯肉に貫入させるような軸線方 向の機械的動作ベクトルはないので、最終的な安全性が確保されている。機械的 なスクラビングに加え、毛は、歯周ポケット内部の歯肉滲出液に持続的な音響圧 力を加える。こうした持続的な音響圧力波は、毛のスクラビング力を高めるばか りでなく、毛が物理的に到達できないような歯や歯肉表面の微細な亀裂や凹所の 歯垢細菌を緩ませて除去するうえでも役立つ。 歯から歯石をより強力に除去するため、歯科医は、市販の超音波歯石除去具を 使用している。歯周病医の場合、この同じ歯石除去具を、歯肉縁部の壊死組織切 除部の下側に使用したり、歯根からの石灰化あるいは準石灰化した歯垢の除去に 使用することも多い。こうした超音波除去器具では、固体金属先端部を振動させ るわけであるが、この場合、金属先端部は、歯の表面とは接触させても、やわら かな組織である歯肉と接触させるようなことがあってはならない。超音波振動中 の金属先端部が組織に接触すると、先端部によって組織が火傷またや切傷を負い 、重篤な損傷を生じてしまうからである。超音波振動する金属先端部は、歯周ポ ケットの歯肉滲出液中に、超音波圧力波のパターンを発生させ、この圧力波が、 金属先端部が接触している領域と接触していない領域の双方からの歯石の除去を 促す。超音波歯石除去具は、訓練を重ねた医療の専門家にとっては優れた道具で あっても、素人の使用には許容不可能な危険が伴う。こうした器具では、非専門 家が家庭で安全に使用することは不可能である。 超音波発生装置53を加えた、本発明のより強力な実施態様を図8に示す。こ の超音波発生装置53は、導電体51および52を介して電池と接続されており 、10kHzから20MHzの範囲の超音波周波数の電気パルスを生じ、この電気 パルスが、超音波発生装置53から、導電体45および55を介して、隣接面間 歯垢除去器具1の先端18部に位置している超音波トランスジューサ56に伝え られる。トランスジューサ56は、プレス嵌めあるいはエポキシ系接着剤で、ハ ンドル17内に固定されている。トランスジューサによって生じた超音波振動5 7は、毛ホルダー19から毛のタフト21へと伝えられる。超音波振動を加えら れた毛のタフト21は、超音波振動57を歯周ポケットの歯肉滲出液へと伝搬し 、歯肉滲出液58に持続的な超音波を生じ、この超音波によって、ナイロン毛の タフト21の歯垢除去能力が補足、強化される。専門家が用いるような、金属先 端部を有する硬質の歯石除去用の超音波歯石除去具の場合とは異なり、本発明の 超音波振動毛は軟質ナイロン製なので、やわらかい歯垢を、歯垢が石灰化して歯 石となってしまう前に毎日除去する目的で非専門家が家庭で日常的に使用しても まったく安全である。 図9は、2つの電磁石101および103が内部に収納された剛固なプラスチ ック材料製の長形中空ハンドル110を有する隣接面間歯垢除去器具100の実 施態様を示す模式図であり、電磁石101および103は、電池7によって供電 される電気発振器111によって交互に通電される。電磁石101および103 は、プレス嵌めあるいは強力接着剤によってハンドル110に固着されている。 電池7の陽極は、発振器111に直接接続され、電池7の陰極は、スイッチ13 を介して発振器111に接続されている。ハンドル110の先端113部分には 、往復振動を行うアーム105をハンドル110に固定する枢動ピン107が設 けられている。アーム105の一方の端部には、球面形状の凹部30が設けられ 、この凹部30に、1タフトのナイロン歯ブラシ毛のタフト21を有する毛ホル ダー19を、着脱可能に固定することが可能となっている。アーム105のもう 一方の端部には、永久磁石108が取り付けられている。 ユーザーがスイッチ13を入れると、スイッチ13は、電池7の陰極からの電 気を発振器111に伝える。発振器111は、電磁石101および103に交互 に通電し、通電された電磁石101および103は、電磁石101および103 に向かって永久磁石を交互に引きつけ、磁石108の往復振動運動を生じる。磁 石108が、電磁石101と103の間を振動するのにしたがって、アーム10 5がピン107のまわりを枢動し、毛ホルダー19ならびに歯ブラシ毛21の担 持されたアーム105の他端の横方向の往復振動運動が生じる。毛ホルダー19 ならびに個々の毛のタフト21の構造については、先の実施態様ですでに説明し てあり、図2Aおよび2Bにも示すように、単一のタフトでなく複数のタフトを 備えたデザインとすることも可能である。 本実施態様に記載した往復振動毛の性能は、ハンドル110中に超音波発生装 置を加え、アーム105中に超音波トランスジューサを位置させて、毛を超音波 振動させることによって、さらに増強することができる。超音波発生装置ならび に超音波トランスジューサについては、先に、図8の軌道に沿って振動する毛に 関して、部品53ならびに部品56として、それぞれ記載済みである。 以上の記載内容では、多くの特定の実施態様について記載したものの、本発明 の範囲はそれらによって限定されるものではなく、記載の実施態様については、 本発明の好適実施態様あるいは付加的な実施態様を例示するものであると理解さ れたい。他にも、数多くの変更が可能である。当業者であれば、各実施態様に記 載した各種部品の寸法、形状、構成材料を容易に変更しうるはずである。したが って、本発明の範囲は、例示した実施態様によってではなく、添付の請求の範囲 ならびにその法的均等物によって判断されるべきである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 歯根および歯頚表面、ならびに歯頚および歯根とは隔てられた歯肉内面に よって画定される歯科解剖学的歯周ポケットからの歯垢除去を促進する方法であ って、 上記歯周ポケットに、少なくとも1タフトの毛を挿入する工程と、 上記毛のタフトを上記毛のタフトの長手方向軸線のまわりに軌道に沿って振動 させる工程であって、その際の振動強度が、毛の円筒状表面と、上記歯頚および 歯根表面ならびに上記歯肉内面を覆っている歯垢との間に、上記毛のタフトの軌 道に沿った振動によって発生させた摩擦によって、上記歯頚および歯根表面なら びに上記歯肉内面から歯垢を取り除くうえで十分な強度であるような工程と を含む方法。 2. 上記毛のタフトに軌道に沿った振動を生じさせる工程を、上記毛のタフト を歯周ポケットに挿入する工程に先だって有する請求の範囲第1項に記載の方法 。 3. 上記毛のタフトが、上記歯頚および歯根表面と上記歯肉内面との間に存在 する歯肉滲出液に超音波振動も付与するものである請求の範囲第2項に記載の方 法。 4. 歯科解剖学的隣接面間領域ならびに歯周ポケットから歯垢を除去する器具 であって、 A.ハンドル部分と毛部分を有する剛固な細形部材を備え、上記歯科器具が、 上記ハンドル部分と上記毛部分を通って延在する中心軸線を有しており、 B.上記歯科器具の上記中心軸線のまわりの軌道に沿った振動を発生させる手 段が、上記ハンドル部分内に位置しており、 C.上記隣接面間領域への挿入ならびに上記歯周ポケットへの挿入に適した上 記毛部分が、1タフト以上の毛のタフトを有しており、この毛のタフトの長手方 向軸線が、上記歯科器具の中心軸線とほぼ平行な向きとなっており、 D.上記の軌道に沿った振動によって活性化された上記の毛のタフトが、上記 毛と、隣接面間領域の歯の表面上ならびに歯周ポケット中の歯および歯肉の表面 上の歯垢との接触を介して、歯垢を除去するような摩擦力を付与する 器具。 5. 上記毛部分が、上記ハンドル部分に着脱可能なかたちで装着されている請 求の範囲第4項に記載の歯科器具。 6. 歯科解剖学的隣接面間領域ならびに歯周ポケットから歯垢を除去する器具 であって、 A.ハンドル部分と毛部分を有する剛固な細形部材を備え、上記歯科器具が、 上記ハンドル部分と上記毛部分を通って延在する中心軸線を有しており、 B.上記歯科器具の上記中心軸線のまわりの軌道に沿った振動を発生させる第 1手段が、上記ハンドル部分内に位置しており、 C.上記毛部分内に超音波振動を発生させ、上記歯周ポケットを満たしている 歯肉滲出液内に持続性の超音波を発生させる第2手段が、上記ハンドル部分内に 位置しており、 D.上記隣接面間領域への挿入ならびに上記歯周ポケットへの挿入に適した上 記毛部分が、1タフト以上の毛のタフトを有しており、この毛のタフトの長手方 向軸線が、上記歯科器具の中心軸線とほぼ平行な向きとなっており、 E.上記の軌道に沿った振動ならびに上記超音波振動によって活性化された上 記の毛のタフトが、上記毛と、隣接面間領域の歯の表面上ならびに歯周ポケット 中の歯および歯肉の表面上の歯垢との接触を介して、歯垢を除去するような摩擦 力を付与する 器具。 7. 上記毛部分が、上記ハンドル部分に着脱可能なかたちで装着されている請 求の範囲第6項に記載の歯科器具。 8. 歯根および歯頚表面、ならびに歯頚および歯根とは隔てられた歯肉内面に よって画定される歯科解剖学的歯周ポケットからの歯垢除去を促進する方法であ って、 上記歯周ポケットに、少なくとも1タフトの毛を挿入する工程と、 上記毛のタフトを上記毛のタフトの長手方向軸線のまわりに往復振動させる工 程であって、その際の振動強度が、毛の円筒状表面と、上記歯頚および歯根表面 ならびに上記歯肉内面を覆っている歯垢との間に、上記毛のタフトの往復振動に よって発生させた摩擦によって、上記歯頚および歯根表面ならびに上記歯肉内面 から歯垢を取り除くうえで十分な強度であるような工程と を含む方法 9. 上記毛のタフトに往復振動を生じさせる工程を、上記毛のタフトを歯周ポ ケットに挿入する工程に先だって有する請求の範囲第8項に記載の方法。 10. 上記毛のタフトが、上記歯頚および歯根表面と上記歯肉内面との間に存 在する歯肉滲出液に超音波振動も付与するものである請求の範囲第9項に記載の 方法。 11. 歯科解剖学的隣接面間領域ならびに歯周ポケットから歯垢を除去する器 具であって、 A.ハンドル部分と毛部分を有する剛固な細形部材を備え、上記歯科器具が、 上記ハンドル部分と上記毛部分を通って延在する中心軸線を有しており、 B.上記歯科器具の上記中心軸線のまわりの往復振動を発生させる手段が、上 記ハンドル部分内に位置しており、 C.上記隣接面間領域への挿入ならびに上記歯周ポケットへの挿入に適した上 記毛部分が、1タフト以上の毛のタフトを有しており、この毛のタフトの長手方 向軸線が、上記歯科器具の中心軸線とほぼ平行な向きとなっており、 D.上記の往復振動によって活性化された上記の毛のタフトが、上記毛と、隣 接面間領域の歯の表面上ならびに歯周ポケット中の歯および歯肉の表面上の歯垢 との接触を介して、歯垢を除去するような摩擦力を付与する 器具。 12. 上記毛部分が、上記ハンドル部分に着脱可能なかたちで装着されている 請求の範囲第11項に記載の歯科器具。 13. 歯科解剖学的隣接面間領域ならびに歯周ポケットから歯垢を除去する器 具であって、 A.ハンドル部分と毛部分を有する剛固な細形部材を備え、上記歯科器具が、 上記ハンドル部分と上記毛部分を通って延在する中心軸線を有しており、 B.上記歯科器具の上記中心軸線のまわりの往復振動を発生させる第1手段が 、上記ハンドル部分内に位置しており、 C.上記毛部分内に超音波振動を発生させ、上記歯周ポケットを満たしている 歯肉滲出液内に持続性の超音波を発生させる第2手段が、上記ハンドル部分内に 位置しており、 D.上記隣接面間領域への挿入ならびに上記歯周ポケットへの挿入に適した上 記毛部分が、1タフト以上の毛のタフトを有しており、この毛のタフトの長手方 向軸線が、上記歯科器具の中心軸線とほぼ平行な向きとなっており、 E.上記の軌道に沿った振動ならびに上記超音波振動によって活性化された上 記の毛のタフトが、上記毛と、隣接面間領域の歯の表面上ならびに歯周ポケット 中の歯および歯肉の表面上の歯垢との接触を介して、歯垢を除去するような摩擦 力を付与する 器具。 14. 上記毛部分が、上記ハンドル部分に着脱可能なかたちで装着されている 請求の範囲第6項に記載の歯科器具。
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