JP2002511297A - 試料採取用のへら - Google Patents

試料採取用のへら

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JP2002511297A JP2000543059A JP2000543059A JP2002511297A JP 2002511297 A JP2002511297 A JP 2002511297A JP 2000543059 A JP2000543059 A JP 2000543059A JP 2000543059 A JP2000543059 A JP 2000543059A JP 2002511297 A JP2002511297 A JP 2002511297A
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クラレン,ヤン
ストルムビー,ニルス
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メドスカンド メディカル アクティエボラーグ
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Abstract

(57)【要約】 試料採取用のへらは細長い幹部(10)を備えており、この幹部はその少なくとも一方に平坦なかき板部を有している。本発明によれば、このかき板部には穿孔が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも一方の端部に平坦なかき板部を有する細長い幹部を備え
た試料採取用のへらに関する。 本発明によるへらは、詳細には、例えば子宮膣部領域において、採取された細
胞試料の検査用に生物学的試料採取(サンプリング)を行うため、すなわち細胞
及び分泌物(粘液)を収集するために発明されたものである。しかしながら、本
発明はこの特定タイプの試料採取用のへらに限定されるものではなく、本発明の
へらを、例えば口腔や喉や他の粘膜からなされる他のタイプの試料採取のために
使用することもできる。
【0002】 子宮膣部から試料採取を行うためのへら(スパーテル)が英国特許第GB−B
−1429689号公報に示され記載されている。この英国特許に記載されてい
る実施態様では、かき板部は3つのローブを形成しており、1つが幹部の一方の
端部から軸線方向に突出し、他の2つの各々が軸線方向ローブの一方の側で幹部
の横断方向に突出している。幹部の他方の端部は子宮膣部から試料採取を行う際
にへらを操作するためのハンドルを形成している。このとき、中央のローブを子
宮外口に挿入し、へらを少なくとも一周回転させ、経験的にガンの発生時におけ
る初期に細胞変化が現れる子宮外口領域の子宮頚部及び子宮頚管から細胞や分泌
物を掻き取る。試料を直接的にスライド上に塗抹することによって、細胞試料を
へらからスライドに移動、固定し、染色してから、順に顕微鏡で検査することが
できる(いわゆる、パパニコロー試験又はパパニコラウ塗抹標本)。また、代わ
りに、へらを輸送溶液に浸漬させ、この移送溶液中で細胞試料をへらから洗い落
としてから、移送溶液と共に順に試験室に移送し、試験室で様々な試料技術によ
って顕微鏡での手作業の検査又はコンピュータ制御された検査のためにスライド
に細胞試料を移動させることもできる。試料採取においては、もちろん、それぞ
れ塗抹又は洗浄まで細胞試料をへら上に保持することが重要となる。このことは
米国特許出願第3592186号明細書に認められ、同米国特許出願は、一方の
端部にかき板部を有すると共に他方の端部にハンドルを有する幹部を備えた細胞
学的検査のために細胞を収集するための器具に関するものであり、上記かき板部
は長いものと短いものの2つの突出したローブを有する概略ハート形の形状であ
り、ローブの軸線は互いと垂直になっている。この文献では、本質的に疎水性の
かき板の表面が粗い構造を呈していることが推奨されている。これは表面の適宜
の処理によって達成することができるが、もともと適した表面を有している材料
、例えばある種類の木材も存在する。しかしながら、木製のへらは2つの理由で
試料採取には適していない。第一に、木製のへらは硬すぎるので、スライドに細
胞試料を塗抹することが困難である。第二に、細胞材料が疎水性表面を有する木
製のへらに吸い込まれ、採取された細胞試料が一部へらに付着してしまう。その
結、スライドに付着する細胞材料の量が少なくなる。
【0003】 英国特許第GB−B−1429689号公報は、記載されているへらの表面構
造に関しては何も言及しておらず、同へらはプラスチックから作成されているが
、実際には、細胞試料を掻き取るためのプラスチック材料製のへらは、細胞試料
のへらへの付着性を向上させるために、一般的につや消し加工を施された表面又
はフロスト仕上げされた表面を備えて作成されてきた。
【0004】 しかしながら、このような表面構造のかき板部でさえも満足な付着性を備えて
いないことが分かっている。付着性は、つや消し加工を施された表面又はフロス
ト仕上げされた表面の粗さを増大させることによっておそらく向上され得るが、
これには採取された細胞試料をスライドに塗抹する際に困難が伴われ得る。
【0005】 欧州特許公開第EP−B−0050632号公報は、子宮膣部から試料採取を
行うための器具を示し記載しているが、この器具は全体を透明ポリプロピレンか
ら射出成形によって作成されており、子宮頚管から分泌物(粘液)を吸引するこ
とによって試料採取を行うための吸引器、並びに、子宮膣部から細胞を収集する
ためのかき板とを備えている。欧州特許公開第EP−B−0050632号公報
には、試料採取の行い方が詳細に説明されている。
【0006】 本発明によれば、簡単なへらによって吸引器を用いずに粘着性の試料を捕捉し
、後でへらから容易に塗抹又は洗い落とすことができるようにするという問題は
、請求項1の特徴部に記載の特徴を持った上述した種類のへらによって解決され
る。穿孔をかき板部に設けたことによって、掻き取られた試料は、試料の表面張
力によって左右される穿孔における毛管作用によって、細胞試料をスライド上に
塗抹する又は輸送溶液中に洗い落とすときに細胞試料がへらから離脱することを
妨げることなく、へら上に保持される。
【0007】 本発明による子宮膣部及び子宮頚管から試料採取を行う際に細胞を掻き取り収
集するためのへらの現時点で好ましい実施態様では、かき板の内側にその端縁に
沿って穿孔が設けられている。本発明を説明するために、添付図面を参照して、
上記好ましい実施態様をより詳細に説明する。
【0008】 図面の図1〜図3に開示されているへらは、へらが可撓性となるような種類の
適したプラスチック材料から射出成形によって一体品として作成される必要があ
る。現時点で好ましい材料はポリプロピレンであるが、他のプラスチック材料、
例えばポリエチレンやポリアミド(ナイロン)やポリスチレンも考慮に入れるこ
とができる。へらは均一な幅の平坦なストリップ(小板)として形成された細長
い幹部(ステム)10を備え、幹部10は一方の端部に平坦なかき板部11を有
すると共に他方の端部にも平坦なかき板部12を有する。これら2つのかき板部
11及び12は幹部よりも幅が広いが、幹部と同じ厚さ(1mm程度)を有して
おり、幹部と同一平面になっている。かき板部11は概略ハート形状であり、幹
部の長手方向軸線に対して斜角に突出している2つのローブ13及び14を形成
している。これらローブ13及び14の各長手方向軸線は互いに概略垂直になっ
ており、幹部10の長手方向軸線に向かって収束していきその長手方向軸線上で
結合している。ローブ13はローブ14よりも長くなっており、2つのローブは
円形状の凸状端部を有している。幹部10の他方の端部に位置するかき板部12
は矩形状であり、両側縁が幹部と平行に延び端部が円形状に凸状になっている。
このかき板部12は傾斜した肩部15で幹部に接続している。
【0009】 かき板部11にはローブ13及び14の端縁に沿って穿孔16が設けられてお
り、穿孔は端縁の輪郭に従っている。これら穿孔は、幅約1mm、長さ約4mm
を有し得る相互に分離した一列の溝穴からなる。同様に、かき板部12は相互に
分離した一列の溝穴からなる穿孔17を有しているが、こちらの溝穴はかき板部
12の端縁に沿ってかき板12の自由端部に近い半分側にだけ延設されている。
【0010】 好ましい実施態様の穿孔は溝穴によって形成されているが、本発明の範囲では
、円形状の開口、三角形状の開口、方形状の開口、又は多角形状の開口として穿
孔を形成することもできる。穿孔はさらにかき板部の端縁に沿った形態以外の形
態で配置されることもできるが、端縁に沿ったこの形態が現時点では好ましい実
施態様である。
【0011】 幹部10は幹部を形成するストリップの各面においてそれぞれリブ18及び1
9によって補強されており、これらリブ18及び19は幹部の長さ全体にわたっ
てストリップの中心線に沿って延びている。断面がH字形状となるようにストリ
ップ上に設けられた端縁フランジでこれらリブ18及び19を置換することも可
能である。
【0012】 子宮膣部から試料採取を行うときのへらの使用方法が図4に開示されており、
かき板部11が試料採取のために使用されている。試料採取のとき、開孔器20
によって拡開された状態に保持された膣にへらを挿入し、ローブ13を子宮外口
と係合させる。次に、かき板部11の2つのローブ13及び14がすなわち子宮
外口及び子宮膣部から細胞及び分泌物を掻き取るように、へらを少なくともい1
周回転させる。上述したように、分泌物と共に収集された細胞は、穿孔17にお
ける毛細管作用によってへら上に保持されるが、容易にスライド上に塗抹したり
移送溶液中で洗い落としたりすることができる。へら又は少なくとも平坦なかき
板部11の可撓性を調整して、かき板部が試料採取領域へ接近するために自身を
解剖学的構造条件に適合させることができ且つ細胞試料をスライド上に塗抹する
ことができるようにしなくてはならないが、これにはかき板部を所定の可撓性に
することが要求される。しかしながら、他方で、へら全体の可撓性は、幹部が弱
くなりすぎ、試料採取の際にへらを回転させるときに幹部がねじれるほどに大き
くしてはならない。
【0013】 図1において一点鎖線によって示されているように、ローブ13に軸線方向に
突出する先端部21を形成することによって、ローブ13が子宮外口と係合して
いるときに先端部21を子宮頚管に挿入することで、子宮膣部からの試料採取を
子宮頚管からの試料採取と組み合わせて行うことができる。さらに、先端部21
は穿孔を有するべきであり、図1では長手方向の溝穴22を備えて示されている
【0014】 膣の上側部分(膣円蓋)から試料採取を行うためには、図5に示されるように
してかき板部14が使用される。収集された細胞試料は上述したようにして処理
される。 本発明はその全体の範囲に関して、例として言及しただけであり且つ子宮膣部
及び子宮頚管から試料採取を行うためのへらの現時点で好ましい実施態様に関す
るものである寸法形態に限定されるものではない。他の寸法及び他の形状の平坦
なかき板部を他のタイプの試料採取のために選択することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるへらの平面図である。
【図2】 本発明によるへらの側面図である。
【図3】 図1の線III−IIIに沿った拡大横断面である。
【図4】 膣腔の部分長手方向略断面図であり、子宮膣部から試料採取を行うときの図1
〜図3のへらの使用方法を開示している。
【図5】 図4と類似の断面図であり、膣の最上部分(膣円蓋)で試料を採取するときの
図1〜図3のへらの使用方法を開示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月15日(2000.1.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 試料採取用のへら
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 欧州特許公開第EP−B−0050632号公報は、子宮膣部から試料採取を
行うための器具を示し記載しているが、この器具は全体を透明ポリプロピレンか
ら射出成形によって作成されており、子宮頚管から分泌物(粘液)を吸引するこ
とによって試料採取を行うための吸引器、並びに、子宮膣部から細胞を収集する
ためのかき板とを備えている。概略直線的な軸線方向吸引貫通孔がかき板の先端 の中心付近に開口している。 欧州特許公開第EP−B−0050632号公報に
は、試料採取の行い方が詳細に説明されている。 ドイツ特許第DE−C2−3790193号公報は、細胞試料を採取するため の器具を開示しており、この器具はかき板の端縁に平行な貫通スリットが設けら れたかき板を有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明によれば、簡単なへらによって吸引器を用いずに粘着性の試料を捕捉し
、後でへらから容易に塗抹又は洗い落とすことができるようにするという問題は
、請求項1の特徴部に記載の特徴を持った上述した種類のへらによって解決され
る。開口をかき板部に設けたことによって、掻き取られた試料は、試料の表面張
力によって左右される開口における毛管作用によって、細胞試料をスライド上に
塗抹する又は輸送溶液中に洗い落とすときに細胞試料がへらから離脱することを
妨げることなく、へら上に保持される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明による子宮膣部及び子宮頚管から試料採取を行う際に細胞を掻き取り収
集するためのへらの現時点で好ましい実施態様では、かき板の内側にその端縁に
沿って開口が設けられている。本発明を説明するために、添付図面を参照して、
上記好ましい実施態様をより詳細に説明する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 図1において一点鎖線によって示されているように、ローブ13に軸線方向に
突出する先端部21を形成することによって、ローブ13が子宮外口と係合して
いるときに先端部21を子宮頚管に挿入することで、子宮膣部からの試料採取を
子宮頚管からの試料採取と組み合わせて行うことができる。さらに、先端部21
開口を有するべきであり、図1では長手方向の溝穴22を備えて示されている
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 溝穴又は開口がそれぞれ約1mmの幅を有していることを特
徴とする、請求項1又は請求項2に記載の試料採取用のへら。
【請求項】 溝穴が約4mmの長さを有することを特徴とする、請求項 に記載の試料採取用のへら。
【請求項】 子宮膣部から試料採取を行うための前記平坦なかき板部(1
1)が概略ハート形状をしており、前記幹部(10)の長手方向軸線に対して斜
角に前記幹部(10)から突出し円形状の凸状端部を有した2つのローブ(13
、14)を有していることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか
一項に記載の試料採取用のへら。
【請求項】 一方のローブ(13)が他方のローブ(14)よりもさらに
遠くまで突出していることを特徴とする、請求項に記載の試料採取用のへら。
【請求項】 前記ローブ(13、14)の軸線が前記幹部(10)の軸線
に向かって収束していき、前記軸線上で結合することを特徴とする、請求項
は請求項に記載の試料採取用のへら。
【請求項】 前記ローブ(13、14)の軸線が互いに垂直になっている
ことを特徴とする、請求項から請求項までのいずれか一項に記載の試料採取
用のへら。
【請求項】 長い方の前記ローブ(13)が前記ローブの端部から前記幹 部の 概略軸線方向に突出した子宮頚管から試料採取を行うための先端部分(21
)を形成していることを特徴とする、請求項から請求項までのいずれか一項
に記載の試料採取用のへら。
【請求項10】 前記平坦なかき板部がプラスチック材料から作成されてい
ることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の試料採
取用のへら。
【請求項11】 前記へらの全体がプラスチック材料から作成されているこ
とを特徴とする、請求項10に記載の試料採取用のへら。
【請求項12】 前記幹部(10)が前記平坦なかき板部(11)と同一平
面のストリップからなることを特徴とする、請求項1から請求項11までのいず
れか一項に記載の試料採取用のへら。
【請求項13】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)が均一な幅を
有していることを特徴とする、請求項14に記載の試料採取用のへら。
【請求項14】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)が前記かき板 部(11) と同じ厚さを有していることを特徴とする、請求項12又は請求項 に記載の試料採取用のへら。
【請求項15】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)の少なくとも
一方の面に、前記ストリップに沿って延びる少なくとも1つの補強リブ(18;
19)が設けられていることを特徴とする、請求項12から請求項14までのい
ずれか一項に記載の試料採取用のへら。
【請求項16】 前記幹部を形成する前記ストリップの各面に、前記ストリ
ップ(10)の中心線に沿って補強リブ(18、19)が設けられていることを
特徴とする、請求項15に記載の試料採取用のへら。
【請求項17】 前記へらが少なくとも前記平坦なかき板部(11)につや
消し加工された表面を有していることを特徴とする、請求項1から請求項16
でのいずれか一項に記載の試料採取用のへら。
【請求項18前記平坦なかき板部(11)の両面がつや消し加工を施さ
れていることを特徴とする、請求項17に記載の試料採取用のへら。
【請求項19】 前記へらが可撓性であることを特徴とする、請求項1から
請求項18までのいずれか一項に記載の試料採取用のへら。
【請求項20】 前記平坦なかき板部(18、19)が約1mmの厚さを有
していることを特徴とする、請求項1から請求項19までのいずれか一項に記載
の試料採取用のへら。
【請求項21】 前記プラスチック材料が、ポリプロピレン、ポリエチレン
、ポリアミド又はポリスチレンであることを特徴とする、請求項10又は請求項 11 に記載の試料採取用のへら。
【請求項22】 前記平坦なかき板部(11)が前記幹部(10)の一方の
端部に設けられ、膣の上側部分(膣円蓋)から試料採取を行うために円形状の凸
端部を有した矩形状の別な平坦なかき板部(12)が前記幹部の他方の端部に設
けられていることを特徴とする、請求項から請求項21までのいずれか一項に
記載の試料採取用のへら。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 かき板部11にはローブ13及び14の端縁に沿って複数の開口16が設けら
れており、開口16は端縁の輪郭に従っている。これら開口は、幅約1mm、長
さ約4mmを有し得る相互に分離した一列の溝穴からなる。同様に、かき板部1
2は相互に分離した一列の溝穴17を設けられており、こちらの溝穴はかき板部
12の端縁に沿ってかき板12の自由端部に近い半分側にだけ延設されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 好ましい実施態様の開口は溝穴によって形成されているが、本発明の範囲では
、円形状の開口、三角形状の開口、方形状の開口、又は多角形状の開口として を形成することもできる。開口はさらにかき板部の端縁に沿った形態以外の形
態で配置されることもできるが、端縁に沿ったこの形態が現時点では好ましい実
施態様である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 子宮膣部から試料採取を行うときのへらの使用方法が図4に開示されており、
かき板部11が試料採取のために使用されている。試料採取のとき、開孔器20
によって拡開された状態に保持された膣にへらを挿入し、ローブ13を子宮外口
と係合させる。次に、かき板部11の2つのローブ13及び14がすなわち子宮
外口及び子宮膣部から細胞及び分泌物を掻き取るように、へらを少なくともい1
周回転させる。上述したように、分泌物と共に収集された細胞は、開口17にお
ける毛細管作用によってへら上に保持されるが、容易にスライド上に塗抹したり
移送溶液中で洗い落としたりすることができる。へら又は少なくとも平坦なかき
板部11の可撓性を調整して、かき板部が試料採取領域へ接近するために自身を
解剖学的構造条件に適合させることができ且つ細胞試料をスライド上に塗抹する
ことができるようにしなくてはならないが、これにはかき板部を所定の可撓性に
することが要求される。しかしながら、他方で、へら全体の可撓性は、幹部が弱
くなりすぎ、試料採取の際にへらを回転させるときに幹部がねじれるほどに大き
くしてはならない。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端部に平坦なかき板部(11;12)を有
    する細長い幹部(10)を備えた試料採取用のへらであって、該平坦なかき板部
    (11;12)に穿孔が設けられていることを特徴とする試料採取用のへら。
  2. 【請求項2】 前記平坦なかき板部(11;12)の穿孔が前記かき板部の
    端縁の内側を前記端縁に沿って延びている穿孔(16;17)からなることを特
    徴とする、請求項1に記載の試料採取用のへら。
  3. 【請求項3】 前記穿孔(16;17)が前記端縁の輪郭に従って前記端縁
    に沿って一列に設けられた複数の細長い溝穴からなることを特徴とする、請求項
    2に記載の試料採取用のへら。
  4. 【請求項4】 前記穿孔が前記端縁に沿って一列に設けられた複数の開口か
    らなり、該開口の形状が、円形、三角形、四角形又は多角形の形状を有すること
    を特徴とする、請求項2に記載の試料採取用のへら。
  5. 【請求項5】 溝穴又は開口がそれぞれ約1mmの幅を有していることを特
    徴とする、請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の試料採取用のへら
  6. 【請求項6】 溝穴が約4mmの長さを有することを特徴とする、請求項5
    に記載の試料採取用のへら。
  7. 【請求項7】 子宮膣部から試料採取を行うための前記平坦なかき板部(1
    1)が概略ハート形状をしており、前記幹部(10)の長手方向軸線に対して斜
    角に前記幹部(10)から突出し円形状の凸状端部を有した2つのローブ(13
    、14)を有していることを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか
    一項に記載の試料採取用のへら。
  8. 【請求項8】 一方のローブ(13)が他方のローブ(14)よりもさらに
    遠くまで突出していることを特徴とする、請求項7に記載の試料採取用のへら。
  9. 【請求項9】 前記ローブ(13、14)の軸線が前記幹部(10)の軸線
    に向かって収束していき、前記軸線上で結合することを特徴とする、請求項7又
    は請求項8に記載の試料採取用のへら。
  10. 【請求項10】 前記ローブ(13、14)の軸線が互いに垂直になってい
    ることを特徴とする、請求項7から請求項9までのいずれか一項に記載の試料採
    取用のへら。
  11. 【請求項11】 長い方の前記ローブ(13)が前記ローブの端部から概略
    軸線方向に突出した子宮頚管から試料採取を行うための先端部分(21)を形成
    していることを特徴とする、請求項7から請求項10までのいずれか一項に記載
    の試料採取用のへら。
  12. 【請求項12】 前記平坦なかき板部がプラスチック材料から作成されてい
    ることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の試料
    採取用のへら。
  13. 【請求項13】 前記へらの全体がプラスチック材料から作成されているこ
    とを特徴とする、請求項12に記載の試料採取用のへら。
  14. 【請求項14】 前記平坦なかき板部(11)が前記幹部(10)の一方の
    端部に設けられ、膣の上側部分(膣円蓋)から試料採取を行うために円形状の凸
    端部を有した矩形状の別な平坦なかき板部(12)が前記幹部の他方の端部に設
    けられていることを特徴とする、請求項7から請求項13までのいずれか一項に
    記載の試料採取用のへら。
  15. 【請求項15】 前記幹部(10)が単数又は複数の前記平坦なかき板部(
    11、12)と同一平面のかき板からなることを特徴とする、請求項1から請求
    項14までのいずれか一項に記載の試料採取用のへら。
  16. 【請求項16】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)が均一な幅を
    有していることを特徴とする、請求項15に記載の試料採取用のへら。
  17. 【請求項17】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)が単数又は複
    数のかき板部(11、12)と同じ厚さを有していることを特徴とする、請求項
    15又は請求項16に記載の試料採取用のへら。
  18. 【請求項18】 前記幹部を形成する前記ストリップ(10)の少なくとも
    一方の面に、前記ストリップに沿って延びる少なくとも1つの補強リブ(18;
    19)が設けられていることを特徴とする、請求項15から請求項17までのい
    ずれか一項に記載の試料採取用のへら。
  19. 【請求項19】 前記幹部を形成する前記ストリップの各面に、前記ストリ
    ップ(10)の中心線に沿って補強リブ(18、19)が設けられていることを
    特徴とする、請求項18に記載の試料採取用のへら。
  20. 【請求項20】 前記へらが少なくとも単数又は複数の前記平坦なかき板部
    (11、12)にそれぞれつや消し加工された表面を有していることを特徴とす
    る、請求項1から請求項19までのいずれか一項に記載の試料採取用のへら。
  21. 【請求項21】 単数又は複数の前記平坦なかき板部(11、12)の両面
    がそれぞれつや消し加工を施されていることを特徴とする、請求項20に記載の
    試料採取用のへら。
  22. 【請求項22】 前記へらが可撓性であることを特徴とする、請求項1から
    請求項21までのいずれか一項に記載の試料採取用のへら。
  23. 【請求項23】 前記平坦なかき板部(18、19)が約1mmの厚さを有
    していることを特徴とする、請求項1から請求項22までのいずれか一項に記載
    の試料採取用のへら。
  24. 【請求項24】 前記プラスチック材料が、ポリプロピレン、ポリエチレン
    、ポリアミド又はポリスチレンであることを特徴とする、請求項12又は請求項
    13に記載の試料採取用のへら。
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