JP2002508061A - 光ファイバ・ジャイロスコープ振動誤差補償器 - Google Patents

光ファイバ・ジャイロスコープ振動誤差補償器

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JP2002508061A JP50455299A JP50455299A JP2002508061A JP 2002508061 A JP2002508061 A JP 2002508061A JP 50455299 A JP50455299 A JP 50455299A JP 50455299 A JP50455299 A JP 50455299A JP 2002508061 A JP2002508061 A JP 2002508061A
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シュガーベイカー,ダニエル・エル
ペイジ,ジェリー・エル
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Abstract

(57)【要約】 ジャイロスコープ動作環境によって誘起される振動周波数での変調によって生じる光信号中の振動効果を低減するための強度サーボあるいは補償器よりなる光ファイバ・ジャイロスコープ用の整流誤差低減装置。振動効果は振幅形式でフォトダイオード出力からの信号中に検出することができ、これを制御システムで振動周波数の光強度変動をゼロにして除去するために用いる。

Description

【発明の詳細な説明】 光ファイバ・ジャイロスコープ振動誤差補償器 発明の背景 本発明は、振動誤差低減方式を有し、特にジャイロスコープ動作環境における 振動周波数での振動の修正による回転速度の誤った指示を解消する光ファイバ・ ジャイロスコープに関する。 光ファイバ・ジャイロスコープは、そのようなジャイロスコープを支持する物 体の回転を感知するのに使用される魅力ある手段である。そのようなジャイロス コープは非常に小型することができ、またかなりの機械的衝撃、温度変化、およ びその他の極端な環境条件に耐えられるように製造することができる。光ファイ バ・ジャイロスコープは、可動部がないので保守がほとんど不要であり、またコ ストを節約できる可能性がある。また、光ファイバ・ジャイロスコープは他の種 類の光ジャイロスコープで問題になる低い回転速度に対しても高感度である。 第1図に示すように、光ファイバ・ジャイロスコープは、コア上およびその軸 を中心に巻き付けられたコイル状の光ファイバを備え、回転が感知される。この 光ファイバは、通常長さが50〜2,000メートルであって、その中を通って 電磁波または光波が伝えられ、コイルを通って両方が最終的に光検出器に入射す るように時計回り(cw)方向および反時計回り(ccw)方向で伝搬するため にそれらを1対の波に分割する、閉光路の一部である。コアの検出軸またはコイ ル状光ファイバを中心とする回転Ωは、これらの波の1つに対して、一回転方向 での有効な光路長増加と、他回転方向での光路長減少とを与える。相反する結果 によって反対の回転が生じる。このような波によって異なる路長差によって、こ れらの波の間でどちらの回転方向に対しても位相シフト、すなわち周知のサニャ ック効果が生じる。このジャイロスコープは、干渉計光学ジャイロ(IFOG) と呼ばれる。回転による位相差シフトの量、したがって出力信号が、反対方向に 移動する2つの電磁波によって横断されるコイルを通じた光路全体の長さによっ て変化するので、長い光ファイバでは大きな位相差が得られるが、コイル状であ るためにそれによる量は比較的少ないことから、コイル状光ファイバを使用する ことが望ましい。 コイル状の光ファイバを通過した後にそこに入射する両方向に移動する電磁波 に応じて、光検出器に入射する出力光の強度、したがって光検出器システム・フ ォトダイオード(PD)から発した電流は、上にずらした余弦関数に従う。すな わち出力電流は、第2図に示すように、これら2波間の位相差の余弦Φ(Ω)に 応じて変化する。余弦関数は偶関数であるため、このような出力関数は位相差シ フトの相対方向に関して何も示さず、コイル軸を中心とした回転方向に関しても 何も示さない。さらに、ゼロ位相付近では余弦関数の変化率が非常に小さいため 、このような出力関数は低い回転速度に対する感度が非常に低い。 このように不十分な特性があるため、一般に、時にはバイアス変調器と呼ばれ ることもある光学位相変調器を、コイル状光ファイバの一方の側にあるかあるい は一方の側に隣接する光路内に配置することで、この反対方向に移動する2つの 電磁波間での位相差が変調される。回転を高感度で検知するために、干渉計ルー プ内で両方向に伝搬されるビーム間の微分位相を正弦波変調または方形波変調す ることによって、通常はサニャック干渉計に周波数fbでバイアスがかけられる 。その結果、両方向に伝搬されている波の一方が変調器を通過してコイル内に達 し、その間に、コイルを反対方向に横断しているもう一方の波はコイルを出て変 調器を通過する。 さらに、光検出器の出力電流を表す信号を受信するために、復調器システムの 一部として使用されている位相感知検波器PSDまたはデジタル復調器が備えら れている。位相変調器と位相感知検波器はどちらも、変調器によって誘導される 振幅変調を低減または除去するためのいわゆる「固有」周波数で、変調信号発生 器またはその同期派生物によって動作可能である。 第3a図、第3b図、および第4図は、上にずらした余弦関数における、変調 および復調効果を示す。第3a図および第3b図では、それぞれΩ=0およびΩ ≠0の場合に、ジャイロ光波の位相差ΔΦが正弦波バイアス変調によって変調さ れている。光検出器の得られた出力強度対時間が上にずらした余弦関数の右側に 示されている。第3a図および第3b図が示すように、Ω=0の場合、位相変調 は上にずらした余弦関数の中心で左右対称になり、Ω≠0の場合、位相変調は左 右非対称になる。第1のケースでは、センサがA点でバイアスをかけられた場合 とB点でバイアスをかけられた場合との出力が同じであり、光検出器の出力に偶 数調波fbだけを与える。第2のケースでは、A点とB点の出力は異なり、回転 速度を示すfbの大きい光検出器信号成分を与える。位相感知復調器(PSD) によって回復されたこのfbの信号成分は、回転速度Ωに比例する。この信号は 、反対方向の回転速度に関する信号も変更する。 第4a図および第4b図は、Ω=0およびΩ≠0それぞれの場合の方形波変調 を示す。ここで実際には、上にずらした余弦関数上のA点からB点へΔΦ値を切 り替えることによって、方形波変調が変調過渡電流を発生させる。これらは、変 調後光検出器の電流対時間の縦線で示されており、理想的な光検出器の場合、光 検出器に入射する光強度に比例する。さらにまた、回転していない場合にはA点 とB点の出力が等しく、回転している場合には半周期「A」および半周期「B」 の出力は等しくない。第5a図、第5b図、および第5c図に示した方形波復調 プロセスでは、バイアス変調周波数fbに同期された信号成分が、ゼロ平均の、 バイアス変調に同期された、方形波復調器基準波形を乗ずることによって、光検 出器信号から回復される。復調後出力の平均値またはDC構成要素は、回転速度 に比例する。 回転速度を回復するもう1つの方法は、第6図に示すようなデジタル復調方式 であって、この方式では方形波変調システムにおける光検出器の出力が、第1半 周期のAi点と第2半周期のBi点とでサンプリングされる。サンプル事象は矢印 で表されている。各サンプルはアナログ信号からデジタル信号に変換され、Ai のデジタル合計とBiのデジタル合計との差はΩに比例する。 これらすべての場合に、PSD/デジタル復調器出力はゼロ位相シフトで変化 率の大きい奇関数であるため、ゼロ位相シフトの両側で代数符号が変わる。した がって、位相感知検波器PSD/デジタル復調器信号は、コイルの軸を中心に発 生する回転の方向を示すことが可能であり、ゼロ回転速度付近の回転速度に応じ て、信号値を大幅に変化させることが可能である、すなわち、検波器がゼロ付近 の位相シフトに対して高感度であるためにその出力信号は低い回転速度に対して 非常に高感度である。もちろんこれは、他の原因すなわち誤差による位相シフト がかなり小さい場合に限って可能である。さらに、こうした環境においてこの出 力信号は、相対的に低い回転速度で線形に近くなる。復調器PSDの出力信号に 関するこのような特徴は、光学位相変調を行わない光検出器の出力電流の特徴を 実質的に改善する。 従来技術からのこうしたシステムの例を、第1図に示す。このシステムの光学 部分は、このシステムが相反的である、すなわち以下に記載するように、非相反 的な位相差シフトの特別な導入を除いて、電磁波を伝搬するそれぞれ反対の方向 に実質的に同一の光路が発生することを保証するための光路に沿ったいくつかの 機構を含む。コイル状の光ファイバは、その周囲で回転が感知される軸を中心に 巻きつけられた単一モードの光ファイバを使用した、コアまたはスプールを中心 としたコイル10を形成する。単一モードのファイバを使用すると、電磁波また は光波の経路を固有に定義することができるだけでなく、このような導波の同位 相波面も固有に定義することができる。これによっで相反性の維持がかなり助け られる。 さらにまたこの光ファイバは、不可避の機械的応力、磁場内のファラデー効果 、または他の原因によって導入される、逆方向の伝搬波間で位相差シフトが変化 することのある偏波の変動が比較的少なくなるように、ファイバ内で非常に大き い複屈折が構築される、いわゆる偏波保存ファイバにすることも可能である。し たがって、システム内の他の光学構成要素によって、電磁波を伝搬するために、 高屈折率軸すなわち低速伝搬軸、または低屈折率軸のいずれかが選択される。 コイル10を介して両方向に伝搬される電磁波は、第1図の電磁波源すなわち 光源11から与えられる。この光源は広帯域光源、一般的には半導体超発光ダイ オードまたは希土類ドープ・ファイバ光源であり、一般に830ナノメートル( nm)から1550nmまでの代表的波長域にまたがるスペクトルの近赤外線部 分にあり、電磁波を与える。光源11は、コイル10の散乱サイトにおいてレイ リー散乱およびフレネル散乱によって生じるこれら波間での位相シフト差誤差を 低減するために、放射光線の可干渉距離が短くなければならない。広帯域光源は 、誤った偏波状態での光線伝搬によって発生する誤差を少なくするのにも役立 つ。 光源11と光ファイバ・コイル10の間には、コイル10を形成する光ファイ バの両方の端部を、光路全体を複数の光路部分に分割するいくつかの光学結合構 成要素にまで延長することによって形成された、第1図のように構成された光路 がある。光ファイバの一部は、最適な光線が放射される位置で光源11に向かい 合って配置され、そこから光学ビーム・カップラまたは波結合器/スプリッタと も呼ばれることのある第1の光学方向性カップラ12まで延びている。 光学方向性カップラ12は、第1図のカップラ12の両方の端部に示された、 両方の端部にそれぞれ2つずつ合計4つのポート間に延びる光透過媒体を有する 。これらポートのうちの1つは、光源11から延びており、それに向かい合って 配置された光ファイバを有する。光学方向性カップラ12の検出端部上にある別 のポートには、向かい合って配置された別の光ファイバが示されており、光検出 システム14に電気的に接続されたフォトダイオード13に向かい合うように延 びている。 フォトダイオード13は、向かい合って配置された光ファイバの一部から送ら れてそこで入射する電磁波または光波を検出し、信号成分選択手段35に応答し て光電流を発する。この光電流は、前述のようにそこで入射する2つのほぼ干渉 性の光波の場合、そのような実質的に干渉性の1対の光波間における位相差の余 弦によって変化する光電流出力を与える上にずらした余弦関数に従う。この光検 出器は、入射放射の一次関数である光電流を発するように、かなり低いインピー ダンスで動作するので、通常はp−i−nフォトダイオードである。 光学方向性カップラ12は、他方の端部にあるポートに向かい合ったもう1つ の光ファイバを有し、これが偏光子15まで延びている。カップラ12の同じ側 にある別のポートには、光ファイバの別の部分に関係する無反射終端構成16が ある。 光学方向性カップラ12では、どのポートでも電磁波または光を受け取ると、 その約半分がカップラ12の入力ポートを有する端部と反対側の端部にある2つ のポートそれぞれに現れるように、そのような光を伝送する。一方で、このよう な波または光は、カップラ12の入力光ポートと同じ端部上にあるポートには伝 送されない。 たとえ単一空間モード・ファイバであっても、光がファイバを介して2つの偏 波モードで伝搬できるように、偏光子15が使用される。したがって、同じ偏波 の時計回り(cw)と反時計回り(ccw)の波が検出ループ10に導入され、 cw波およびccw波について同じ偏波の検出ループからの光だけが検出器で干 渉されるように、1つの偏波の光伝搬を通過させる目的で、偏光子15が備えら れている。ただし、偏光子15は、ブロックするように意図されている偏波の1 つの状態にある光全体をブロックするわけではない。また、これによってそれを 通じて反対方向に移動する2つの電磁波間で非相反性が小さくなり、偏光子15 が配置された環境条件に応じて変化する可能性のある電磁波問で、このように非 相反性の小さな位相シフト差が生じる。この点について、使用される光ファイバ の高い複屈折または再び使用される光源の広い帯域幅が、前述のように、結果的 に生じる位相差を減らすのに役立つ。 偏光子15の両方の端部には、その間に電磁波透過媒体が配置されているポー トがある。光学方向性カップラ12に接続されている端部とは反対の端部にある ポートに向かい合って別の光ファイバ部分があり、これがさらにカップラ12と 同じ波伝送特性を有する光学二方向性カップラ17に対して延びている。 1つのポートが偏光子15に接続されているカップラ17の同じ端部にあるポ ートが、別の光ファイバ部分を使用してさらに無反射の終端構成18に接続され ている。カップラ17の他方の端部にあるポートについて考えてみると、一方の ポートは、コイル10の光ファイバの一方の端部からそこへ延びている光路部分 にある別の光学構成要素に接続されている。カップラ17の他方のポートは、光 ファイバ10の残りの端部に直接結合されている。コイル10とカップラ17と の間で、コイル10の直接接続されているのとは反対側に、光学位相変調器19 が備えられている。光学位相変調器19は、その中に格納されている透過媒体の 両方の端部に、第1図の反対の端部に示されている2つのポートを有する。コイ ル10からの光ファイバは、変調器19の1つのポートに向かい合って配置され ている。カップラ17から延びている光ファイバは、変調器19の他方のポート に向かい合って配置されている。 光学変調器19は、その中でそれによって光路長を変更する、屈折率または透 過媒体の物理的長さのどちらかを変更することによって、それを介して伝送され る電磁波に位相差を導入させるために電気信号を受け取ることができる。このよ うな電気信号は、バイアス変調信号発生器20が、C1sin(ωbt)に等しく なるように意図された変調周波数fbでの正弦波電圧出力信号か、またはfbでの 方形波変調信号を発信することによって変調器19に供給されるが、上式ではωb が変調周波数fbに相当するラジアン周波数であり、C1は変調の振幅である。 その他の好適な周期的波形も使用することができる。 以上で、光源11が発する電磁波または光波がたどる光路に沿って形成された 第1図のシステムにおける、光学的部分についての説明を終わる。このような電 磁波は、光源11から光ファイバ部分を介して光学方向性カップラ12に結合さ れる。光源11からカップラ12に入るこのような波の一部は、反対の端部上に あるポートに結合された無反射終端構成16で失われるが、残りの波は偏光子1 5を介して光学方向性カップラ17へ伝送される。 カップラ17は、偏光子15から受け取ってポートに入った電磁波を約半分に 分配し、その一部をその反対の端部にある2つのポートからそれぞれ出力させる 、ビーム分配装置としての働きをする。カップラ17の反対の端部にあるポート から出た電磁波は光ファイバ・コイル10と変調器19を通過して、カップラ1 7に戻る。ここで、この戻ってきた電磁波の一部が、カップラ17の偏光子15 接続端部側にある他方のポートに接続されている無反射構成18で失われるが、 この波の残りはカップラ17の他方のポートを通過して、偏光子15およびカッ プラ12に渡され、ここでその一部がフォトダイオード13に伝送される。偏光 子15からコイル10に渡された波の他の部分は、カップラ17のコイル10側 端部にある他方のポートを出発し、変調器19と光ファイバ・コイル10を通過 して再度カップラ17に入り、その一部が他方の部分と同じ経路をたどって最終 的にフォトダイオード13に入射する。 前述のように、フォトダイオード13は、そこに入射する2つの電磁波または 光波の強度に比例した出力光電流iを与えるので、そのダイオードに入射する2 つの波間の位相差の余弦に従うと予測される。正弦波バイアス変調の場合、フォ トダイオード信号は次の式によって得られる。 ここで、Ioは反時計回りの波間にどんな位相差もない場合の光検出器13での 光の強度であり、ηは検出器の応答度係数である。これは、電流が、フォトダイ オード13に入射する実質的に干渉性の2つの波の光学的強度によって変化し、 強度は2つの波の間でどれほど強め合う干渉または弱め合う干渉が発生するかに よって、Ioのピーク値からより小さな値へと変化するためである。この波の干 渉は、このような回転が波間に位相差シフトφRを導入するに従って、その軸を 中心にコイル10を形成するコイル状光ファイバの回転によって変化する。さら に、振幅値φbでcos(ωbt)に応じて変化するように意図された変調器19 によってこのフォトダイオード出力電流に導入された追加の可変位相シフトがあ る。 方形波変調の場合、フォトダイオード電流は、次のように表される。 ここで位相差変調の振幅は次のようになる。 上式で、n=0,1,2,3...であり、Tはバイアス変調周期である。光学 位相変調器19は前述と同じ種類で、前述のように余弦関数に従って光検出シス テム14の出力信号を、前述のようにその出力信号で、回転速度とコイル10の 軸を中心としたその回転の方向の両方に関する情報を与える信号関数に変換する ために、全体の検出システムの一部としてPSDまたはデジタル復号器23と共 に使用される。 したがって、フォトダイオード13を含む光検出システム14からの出力信号 は電圧に変換され、そこで増幅されてPSD/デジタル復号器手段23に渡され る増幅器21を介して与えられる。光検出システム14、増幅器21、フィルタ 22、およびPSD/デジタル復号器23で、信号成分選択手段35を構成する 。位相復号システムの一部としての働きをしているPSD/デジタル復号器23 は、周知の装置である。そのようなPSD/デジタル復号器23は、フォトダイ オード13出力信号の基本周波数fbの振幅、または変調信号発生器20の基本 周波数に加えて高い奇数調波を抽出して、フォトダイオード13に入射する電磁 波の相対位相を表示する。この情報は、PSD/デジタル復号器23によって与 えられる。 バイアス変調信号発生器20が前述の周波数fbで光路内の光を変調すると、 光検出システム14において再結合された電磁波によって調波成分も生成される 。 稼働中、光路内でコイル10を通過して電磁波を伝搬する2つの反対方向にお ける、回転による位相差の変化は、変調器19による位相差の変化に比べると比 較的ゆっくりとした変化である。回転によるどのような位相差すなわちサニャッ ク効果も、単に2つの電磁波間の位相差をシフトするだけである。光検出システ ム14の出力信号の変調周波数要素の振幅は、a)変調器19および発生器20 によるこれら電磁波の位相変調の振幅値、およびb)システムを介した様々なゲ インを表す定数、という要素によってのみさらに修正されるこの位相差の大きさ によって設定されることが予測される。次いで、この信号成分中の発生器20お よび変調器19によるこの正弦波変調の周期的効果は、PSD/デジタル復号器 23を含むシステム内の復調によって除去されて、振幅スケーリング・ファクタ のみに依存する復号器システム(検出器)出力信号が残ることが予測される。 したがって、増幅器21の出力時電圧は、正弦波変調の場合、一般に以下のよ うになる。定数kはシステムから増幅器21出力へのゲインを表す。記号θは、光電流のωb での信号位相に対する、ωbでの増幅器21の出力信号における追加の位相遅れ を表す。したがってこの位相シフトが光検出システム14に導入される。上記式 で使用されているその他の記号は、前述の第1の式で使用された記号と同じ意味 を有する。 前述の式は、以下の一連のベッセル展開式で展開することができる。 この増幅器21出力の信号は、バイアス変調発生器20からの信号のままでPS D23の入力に加えられ、後者はC1sin(ωbt)に等しくなるように再度意 図されるが、ここでωbは変調周波数fbに相当するラジアン周波数である。PS D23がωbで当該信号のみを選択すると想定すれば、そのような発生器20出 力信号を伴う検出器の出力は、以下のようになる。 ここで定数k’は、PSD/デジタル復調器23を介した光検出器13出力電流 からのシステム・ゲインを反映するものである。 光電流が であって、上式でt1=nT t2=(n+1/2)T t3=(n+1)T および n =0,1,2,... であれば、方形波バイアス変調の場合にも同様の結果が得られ、さらにPSD2 3の出力は となり、上式でK”は光検出器14の電流出力とPSD23の出力との間の増幅 器ゲインを含む比例定数である。 上記の式を見ればわかるように、PSD/デジタル復号器23の出力は回転速 度によって決まる。 ただし、装置が第1図のシステムで予測された結果を達成するのを妨げるよう な誤差条件が存在する場合もある。予測された結果を達成できない理由の1つは 、バイアス変調信号発生器20が、位相変調器19を介して前述のように周波数 fbで光路内の光を変調すると、再結合された電磁波によって光検出システム1 4内に調波成分を生成するだけでなく、発生器20と変調器19の両方で非線形 性 が発生することによって一部の調波成分を変動光路位相内に直接供給するからで ある。 すなわち、第1の可能性として、出力時に変調発生器20によって供給された 出力信号が、周波数fbの基本信号だけでなくその大きい調波も含む場合がある 。信号のないそのような調波が与えられた場合でも、位相変調器19の非線形要 素特性およびヒステリシスが、それによって光路内に与えられた変動位相にその ような調波を導入する場合がある。そのような調波は、光ファイバ・ジャイロス コープの出力信号にかなりの率のバイアス誤差を引き起こす可能性がある。した がって、変調システムによるそのような誤差が低減または解消される干渉計光フ ァイバー・ジャイロスコープが望まれている。 その他の波を変調することによって、位相が180度ずれている波の1つを変 調する周波数となるような「固有」周波数が選択される。2つの波の間に180 度の位相差を与えるこの変調には、結果として生じる光検出器信号の変調器誘導 振幅変調を解消する効果がある。「固有」周波数の値は、光ファイバの長さおよ びそれに相当する屈折率から決定することができる。 結果として生じるPSD23の信号出力は正弦関数に従うので、出力信号はフ ォトダイオード13に入射する2つの電磁波間の位相差の正弦、主としてコイル 10の軸を中心とした回転による位相シフトによって決まる。正弦関数は、ゼロ 点での変化率が最も大きい奇関数であるため、ゼロの両側で代数符号が変わる。 したがって、位相感知復調器信号は、コイル10の軸を中心に発生する回転の方 向表示と、ゼロ回転速度付近の回転速度に応じた信号値の最大変化率、すなわち ゼロ位相シフト付近の最大感度の、両方を示すことができるので、その出力信号 は低い回転速度に対する感度がかなり高くなる。もちろんこれは、他の原因すな わち誤差による位相シフトが十分に小さい場合にのみ可能である。さらに、こう した環境にあるこの出力信号は、比較的低い回転速度ではほぼ線形になる。位相 感知復調器23の出力信号に関するこのような特徴は、光検出器14の出力電流 の特徴に比べてかなり改善されている。 それでもなお、正弦関数に従った位相感知復調器23の出力は、回転速度がゼ ロから遠くなるほど徐々に線形でなくなっていく。回転速度が十分に上がり、光 学的位相差シフトφR=±mπが与えられるまで出力は再度線形にならない。こ こでmは整数である。実際に、復調器23の出力はφR=0またはφR=±mπで はゼロであり、これらの値に近い領域では線形である。ジャイロスコープがnu llで動作し、これによって出力信号のサイズ、エレクトロニクスの利得、およ び位相感知復号器23をそのnull状態付近の線形動作領域内にとどめること に依存しない、ジャイロ・スケール・ファクタを得ることが強く望まれる。 これを実現するには、コイル状光ファイバ10を通って光検出器13に達する ように伝搬される反対方向に移動する電磁波が使用する光路部分において、コイ ル10の端部付近に別の位相変調器19または周波数シフタを追加すればよい。 この位相変調器19または周波数シフタは、光検出器システム14からのフィー ドバック・ループ、すなわちいわゆるレート・ループ内で動作し、位相変調器1 9が導入した位相変化φfが、コイル状光ファイバ10の軸を中心とした回転に よって生じる、反対方向に移動する電磁波間の位相シフト差を相殺するのに十分 であるかまたは、φf=−φR±mπのように十分であるような、十分な負のフィ ードバックを与える。 そうした閉ループ・システムにおいてその結果生じる光検出器13の電流は、 正弦波変調システムの場合以下のように表すことが可能であり、 したがって、φf=−φR±mπの場合は、V23-OUT=0として表すことができる 。同様に、方形波復調では、閉ループ・システムがφf=−φR±mπを調整する 場合、 およびV23-OUT=0となる。 レート・ループの結果として、過渡回転速度変化の場合を除き、光検出器13 で発生する0±mπからのわずかな正味平均位相シフトφN=φf+φRが生じ、 そのようなわずかな正味平均位相シフトが位相感知復調器23によって感知され る。したがって、この位相感知復調器23のDC平均出力信号は、常時ゼロに近 いかまたはゼロになる。これは、典型的なサーボ・ループのフィードバック・ゲ インが、ゼロに近い近極高周波であるので確かである。回転による位相シフトを 相殺するのに十分な特定の位相シフトを与えるかまたはφf=−φR±mπにする ために、変調器に向けて送られる信号を与えることにより、この追加位相変調器 19を作動させるために位相感知復調器23に接続された発生器20からの信号 は、その中または関連する信号の中に、回転速度の大きさと方向および値mに関 する情報を含む。 この追加の光学位相変調器19を動作させるために、レート・フィードバック ・ループ内で位相感知復調器23に接続された発生器20からの出力信号に関し て、いくつかの形式が提案されてきた。一般的で優れた選択の1つは、鋸歯状信 号を光学位相変調器19に加えるセロダイン発生器を使用することである。2π 位相振幅の理想的な鋸歯信号が変調された電磁波に純粋な周波数変換に等しいも の、すなわち単側波帯変調器を与えることを示すことができるで、鋸歯信号また は鋸歯状信号が選択される。結果として、そのような鋸歯信号によって動作する 位相変調器を通過する光は、鋸歯信号の周波数に等しい量だけ周波数が変換され て、変調器19から出力される。理想的でない鋸歯信号は、純粋な周波数変換が 行われず、代わりに追加の調波が生成されるが、これは2π振幅の理想の鋸歯波 形に非常に近いものとなり、変調器を入念に設計することによって小さく維持す ることができる。 別のタイプの変調波形は二重ランプ波形と呼ばれ、正の傾斜の線形ランプとそ れに続く負の傾斜のランプで構成される。この場合、フィードバック・ループは φN=−πとφN=+πを交互にロックするか、より一般的にはφN=mπとφN= (m+2)πを交互にロックする。回転していない場合、アップ・ランプとダウ ン・ランプの傾斜の大きさは同じである。回転している場合、傾斜の大きさは異 なり、2つのランプにある傾斜の大きさの差が回転速度の大きさに比例している 。アップ・ランプまたはダウン・ランプのいずれか傾斜の大きい方のランプが、 回転方向を示す。この技法には、セロダイン波形の場合と同様に、位相シフタ電 圧に必須の高速フライバックがないという性能上の利点がある。 以下の説明では、例示の目的でセロダイン・フィードバック変調の使用が想定 されるが、二重ランプまたはその他の変調方式も使用することができる。さらに 、バイアス変調およびフィードバック・ランプを両方とも追加し、単一または複 数の位相変調器に与える場合があることも理解されたい。 そのように動作する光学位相変調器19は、コイル状光ファイバ10の一方の 側に備えられるので、電磁波の1つはコイル10に入るとその周波数が変換され 、他方はコイルを出るまでその周波数が変換されない。したがって、1つの波は 他方よりも高い周波数になるようにループを横断し(ただし、光検出器に達した ときには両方が同じ周波数になる)、その結果、変調器(またはセロダイン発生 器)周波数が固定されている場合、一方は、鋸歯の周波数およびファイバの光学 長さ2πτΔfによって設定される量で、光検出器13の他方を基準にした位相 シフトになる。ここで、Δfは変調器20または発生器の周波数であり、τはコ イルを通過する光波の移動時間である。この位相シフトは、変調器が備えられて いる負のフィードバック・ループにより、回転によって発生する光波間の位相シ フトを押しとどめる役割を果たす。したがって、鋸歯または鋸歯状発生器出力信 号の周波数が回転速度を示し、鋸歯の極性が回転方向を示すことになる。 レート・フィードバック・ループの1つの例を第7図に示す。位相感知検出器 23からの信号は、第1図の回転速度インジケータに対してではなく、第7図に 組み入れられているサーボ・エレクトロニクス24に進む。このような位相差に 応答して、サーボ・エレクトロニクス24は、ビームを互いに位相を合わせるよ うに、一方のビームを他方のビームに対して位相シフトするために、信号28の 形式でモジュレータ19に位相ランプを与えるループ閉波形発生器29によって 与えられた位相ランプ信号25を出力する。サーボ・エレクトロニクス24また はループ閉波形発生器29のいずれかからの信号は、光波間の位相差の大きさお よび符号を含む。加算増幅器27は、信号28で、バイアス変調信号をこの位相 変調器19に供給する。セロダイン変調の場合の鋸歯周波数のように、ビームの 位相を合わせるのに必要なフィードバック信号は、検出ループの回転速度を示す 。この閉ループの場合、鋸歯または二重ランプ・タイプの三角波のどちらかでよ い所望の位相ランプ信号に必要な高周波成分を収容するために、選択される変調 器は一般に第7図に示された集積光学チップ(IOC)30上の位相変調器19 である。次いで回転を示す信号25が、ループの回転速度を示した便利ですぐに 役立つ表示を与える回転速度インジケータ26に供給される。集積光学チップ( IOC)30上で位相変調器19を使用する場合、第1図のカップラ機能17を IOC上のy接合器31として実装し、IOCチップ上に偏光子15を実装する か、または単一偏波設計を使用してIOC導波路を構築しても便利である。Y接 合器31は、カップラ12の場合と同様に、光学的光波またはビームのスプリッ タ/結合器とみることもできる。 一般に、光ファイバ・ジャイロスコープが予測される回転検出精度を与えない 理由が存在する可能性がある。その1つが振動の存在によるものである。振動に より誘発されるファイバの周期的伸張が発生する場合があり、あるいはこの振動 に呼応するひずみが、検出ループ内に左右対称に配置されたすべてのファイバ点 、すなわちループの中心から左右対称に配置された点に等しく与えられない場合 、感知コイル10の周囲を逆方向に伝搬するために光が2つの波に分配された後 、干渉計ループ内の周期的ひずみによってこの2つの光波に周期的な位相差変調 が発生する可能性がある。この振幅ΔφVの振動周波数fVでの時間変動位相差シ フトδは、次のように表すことが可能であり、 ここでωV=2πfVおよびεは任意の位相である。この場合、δそのものによる 誤差はゼロ平均で急速に変動する関数であり、平均をゼロとし、時間平均誤差は 発生しない。ΔφVの値が小さい限り、この誤差そのものはほとんどの応用例で 大きな問題になることはない。振動による角振動数ωVでの光学位相差シフトδ の別の原因は、真のAC回転速度を誘導する実際の角振動またはねじり振動の原 因である。この効果は、振動により誘発される位相差変調δ=ΔφVcos(ωV t+ε)に対して同じ機能形式をとり、ジャイロスコープの出力は、その出力を ωVで適切に変動させることにより、実際の回転速度環境を正確に示す。さらに また、入力速度がこの場合のAC現象であると想定された場合、理想的なジャイ ロスコープの動作はDCまたは平均回転速度を示さないことに留意されたい。た だし、前述の2つのうちいずれかの状況である場合、ジャイロスコープ内に同期 的に誘発された他の振動効果が(位相差変調δと合わせて)存在していると、定 常状態の回転速度を示すものとして誤って現れる、非ゼロ平均値を伴う修正誤差 が発生する可能性がある。このような2次効果の1つは、振動によって発生する 光学回路内の強度変調のそれである。これは、干渉計ループの内外両側または光 源11のファイバ・ピグテールにある、ファイバ内の微細なたわみ損失の変調に よる場合がある。強度変調のもう1つの原因は、ジャイロスコープ経路において 光線を望ましくない偏波状態に変換するファイバ応力点の変調による場合があり 、この光線は光検出器に達する前に偏光子15によって除去される。後者の効果 は信号の強度変調を生成し、光源11、光源ピグテール、IOCチップ30への IOCファイバ・ピグテール、またはコイル10において、偏波の変調によって 発生することがある。さらにこの効果は、IOC30あるいはカップラ17また は光源11のパッケージ内部の変調応力によって発生することもある。 これらのどの場合でも、光学強度変調は次のように表すことが可能であり、 ここでIaは、バイアス変調なしで振動時にフォトダイオード13に入射する平 均強度である。解析学を単純にするために定常状態またはDC回転速度は無視し 、正弦波バイアス変調システムに関するフォトダイオード13出力電流が以下の ように得られることに留意して、振動による誤差を導くことができる。 bで信号成分を選択する復調器23の出力は、以下のように表すことが可能で あり、 ここで、ΔφVおよびφRは、cos[ΔφVcos(ωVt+ε)]=1およびc osφR=1となるように小さいと想定されている。これは以下のように簡略化 することができる。 ΔφV<<1ラジアンの近似値が作成され、2ωVtより高い周波数の項は省略し てある。上記式の最初の項は「DC」または修正項であり、ゼロの平均はとらず 、誤った回転速度を示す。その他の項は、ωV -1に比べて長い期間、ゼロの平均 をとる。修正誤差またはバイアスは、振幅αの強度変調と振幅ΔφVのfVでの位 相差変調の積である。修正誤差は、強度変調および位相変調が位相から90°外 れる、すなわちε=0になると消滅し、位相が一致する、すなわちε=90°に なるとピークに達する。代表的なジャイロスコープ応用装置では、数百ヘルツ程 度の帯域幅が必要であることに留意されたい。単なる低域のフィルタリングによ り、kHz領域でのどのような条件の出力も減衰されることがある。ただしkH zまたはそれ以上の領域での振動による修正誤差は削除されず、誤差が発生する 。 同様に、方形波バイアス変調システムでも同じ修正バイアスが発生することが わかる。ここでは、以下のようにフォトダイオード信号が得られる。 簡略化するために、以下のように代表的な|φb|=π/2を使用するが、上式ではn=0,1,2,3...である。 これにより以下のようなフォトダイオード電流信号が得られる。 方形波復調器の平均出力は、以下のようになり ここで、k”は復調器を介したエレクトロニクス・チェーンのゲインを表す定数 を表し、<>はバイアス変調周期全体の信号の時間平均を表す。Ioおよびδの 値を代えると、以下のようになり、 ここでは再度、φRおよびΔφVは<<1になると想定される。これによって、Jl (φb)→およびk’→k”であれば、正弦波の場合と同じ結果が得られる。 従来の技術における参照では、以下の手段によってこの修正誤差の大きさが低 減できることを指摘している。第1の方法は、コイルの中心から等距離のコイル 内のファイバ部分が振動時に同じひずみを受けるようにすることで、ΔφVを減 少させることを目的として、四重極コイル10の巻パターンを使用する方法であ る。第2の方法は、コイル10にワニスを含浸させて、コイル・ファイバの機械 的な動きが振動の影響を受けないようにすることで、Δφを減少させる方法であ る。第3の方法は光源モジュール、IOC30のパッケージング、および構成要 素のパッケージングの機械的な堅牢性を向上させ、振動環境におけるファイバ・ ピグテールおよびファイバの動きから生じる強度変調を減衰させる方法である。 最後の方法は、ジャイロスコープにおける取付け機構の剛性を強化して、振動時 の光学構成要素およびサブアセンブリにかかる機械的応力を低減する方法である 。 本発明は、ジャイロスコープ動作環境によって誘起される振動周波数での変調 により光信号中に生じる振動効果を低減させるための強度サーボよりなる光ファ イバ・ジャイロスコープ用の修正誤差低減装置にある。この振動効果は、振動周 波数での光強度変動をゼロにして除去するために制御システムで使用される、フ ォトダイオード出力からの信号中に振幅の形で検出することができる。 図面の簡単な説明 第1図は、基本的な干渉計光ファイバ・ジャイロスコープを示す。 第2図は、検出された光検出器の光学強度または出力電流と、光ファイバ・ジ ャイロスコープの感知コイル内で反対方向に伝搬される光波の位相差との関係を 表すグラフである。 第3a図および第3b図は、光学的光波の位相差と、回転速度がゼロの場合と 非ゼロの場合の、それぞれのジャイロスコープの出力を示す。 第4a図および第4b図は、方形波変調に関する、光波の位相差と、回転速度 がゼロの場合と非ゼロの場合の、それぞれのジャイロスコープの出力を示す。 第5a図、第5b図、および第5c図は、バイアス変調信号と同期する信号成 分を示す。 第6図は、光検出器出力に関するサンプリング方式を示す。 第7図は、レート・フィードバック・ループを有する干渉計光ファイバ・ジャ イロスコープを示す。 第8図は、振動によって発生する誤差を低減するために光源強度に作用する、 強度サーボ・ループを有する光ファイバ・ジャイロスコープの構成図である。 第9図は、振動環境の周波数の上限および下限を示す。 第10図は、光ファイバ・ジャイロスコープに関する、別の光源強度サーボ・ ループの構成図である。 第11図は、光ファイバ・ジャイロスコープの振動影響を低減するために、変 調器を介して強度に作用するサーボ・ループの構成図である。 第12図は、様々な振動修正誤差低減方式を組み込むための、多重ジャイロス コープ構成を示す。 第13図は、位相変調器を介して振動誤差を低減する、強度サーボ・ループを 有するジャイロスコープの構成図である。 第14図は、強度補償機構を使用した光ファイバ・ジャイロスコープを示す。 第15図は、ジャイロスコープ検出器出力に関して、低周波振動によって誘発 される誤差の関係を示す。 第16a図および第16b図は、方形波バイアス変調に関する様々な検出器出 力を示す。 第17図は、強度が補償される光検出器出力方式の、さまざまな信号を示す。 第18図は、光ファイバ・ジャイロスコープに関する、トラック・アンド・ホ ールド強度補償器を示す。 第19図は、トラック・アンド・ホールド強度補償器のさまざまな波形を示す 。 第20図は、別のトラック・アンド・ホールド補償器を示す。 実施形態の説明 本発明の第1の部分は、主に振動によって誘発される強度変調の低減による、 修正バイアス誤差の減衰に関する。これは、予測される振動周波数fV、一般的 には5Hzから3kHzの範囲で、フォトダイオード13信号を検出することで 効果的に実現される。これは、現場でのα、すなわち強度変調振幅の測定値を与 えるものであり、次にこれを制御システムで使用しで、以下に記載または補償す るようにfvでの強度の変動をなくすことができる。 この方式の重要な要素は、強度変調αsinωvtを個別に観察できる機能で ある。フォトダイオード13での瞬間強度、すなわちは、実質上PSD/デジタル復調器23で測定されるωbでのスペクトル成分に 関してすでに分析されていることに留意されたい。4km長さから50m長さの 感知コイルの固有周波数で動作するジャイロスコープの場合、この周波数成分は 通常、それぞれ25kHzから2MHzの範囲である。ただし、重要な情報はベ ースバンド付近、すなわち光検出器13信号成分の、振動により誘発される強度 変調の周波数領域である、0Hzから3kHzに存在する。このベースバンド信 号成分ILは、正弦波変調の場合、以下のように得られる。 δ+φRが<<1であると仮定すれば、cos(δ+φR)はほぼ1である。した がってILは、振動がある場合の光学回路における強度変調の直接測定値である 。これは、方形波変調の場合にも(|φb|=π/2であると仮定)、次のよう に真である。 第8図は、ILを活動的に検出し、αを減少させるためにILでの変動をなくして 、その結果修正バイアス誤差を低減する方法を示す。従来の技術で記載したよう に、回転を表示するためにPSD23の開ループ出力を得るか、または回転に応 答してループ閉波形によってレート・サーボ・ループを閉じるためにPSD23 の出力を使用するかのいずれかにより、ここで再度回転が検出される。どちらの 場合でも、フォトダイオード出力の低域フィルタリング32によって、ベースバ ンド・フォトダイオード13の信号ILが監視される。次いでILに比例する誤差 信号を生成し、電流ωVで光源11を動かすことによって、振動周波数域での変 動をなくすことができ、これによってフォトダイオード13で監視されたものと 等しい光源出力および反対の光源出力で、光源電流制御装置39を介して強度変 調が発生し、したがってωVの正味の強度変調がゼロになる。固定電流33がフ ォトダイオード13から導出された誤差信号36と合計34され、非ゼロのゼロ 入力駆動電流37および強度が与えられる。そのような第1のサーボ・ループの 1つ(第8図のA点からC点まで)が第9図に示されている。この場合、超発光 ダイオード(SLD)が光源11として使用され、そのゼロ入力電流は駆動電流 基準によって与えられている。第8図に示すように、強度サーボの減衰機能は、 振動によって生じる周期的な強度変化をゼロにずるだけに限定することが一般的 に重要である。すなわち、平均電流は平均光源波長に影響し、次いで平均ジャイ ロスコープ・スケール・ファクタに影響を与えるので、サーボが電流の長期間平 均またはDC平均を変更することは望ましくない。したがって、温度および時間 に関する光学構成要素の光学損失変動に由来するような、フォトダイオード13 での平均強度におけるゆっくりとした変動に応じて、サーボに時間平均電流を変 更させることは望ましくない。したがって、第8図の点線部分に示すように、光 源11が固定平均入力電流を有し、増幅器41を介したAC結合38でサーボを 実装することが最も望ましい場合が多い。 強度サーボについて主に考慮すべき点は、サーボが当該の振動周波数fV領域 において最大減衰能力を有し、平均電流に影響を与える機能はなく、fbまたは それ以上の周波数領域においてフォトダイオード13信号に影響を与える機能が ないことである。回転速度情報は、fbでのフォトダイオード13信号およびfb より高位の奇数調波で明らかにされるため、後者は真である。したがって、強度 ループについて周波数に応じて信号を減衰するのに最適な機能を、第9図に定性 的に示す。周波数fHおよびfLは、振動環境の周波数の上限および下限を表す。 減衰はfHとfLの間で調整し、第9図に示したようなfLからfHへの平坦な応答 を与えない、特定の振動環境に対処することが望ましい場合がある。 上記解決策の主な利点は、ωVでの強度変調の振幅αが小さくなることである 。したがって、αCとωVでの位相差変調δの積によって決まる修正バイアス(e qnまたはeqs)が減少する。 強度変調の優位が光源11それ自体で生成されることが周知である場合、第1 0図で示した、より簡単な回路設計を使用することができることに留意されたい 。これは、すべての光学的構成要素を介した光学強度スループットへの振動の影 響が、光源11およびそのファイバ・ピグテールの影響を除いて、無視できる程 度であると仮定している。このような特別な場合、別のフォトダイオード13を 使用して、カップラ12の未使用ポート16を通る光源11の出力を監視するこ とができる。次いで、検出される強度の変動が、強度ザーボ・ループによってゼ ロにされる。強度サーボ・ループは、M−PD40で同方向および反対方向の信 号を生成する電流で光源11を動かすことで、fVでの監視フォトダイオードM −PD40信号の変動に応答する。したがって、光源11において振動に誘発さ れる強度変動が除去される。一般に、この(光源のみが振動を判別するという) 特別なケースでは満足できないので、第8図に示したタイプの強度ループが必要 となる。 第8図の強度サーボには、その他にもさらに用途が広く普遍的な状況で動作す る、いくつかの重要な実装がある。これらは重要な発明の実施形態である。第1 の実施形態は第11図に示されており、ここでは強度変調器42をIOC装置3 0の入力導波路に使用している。この装置42は、IOC30導波路内の弱導光 波の空間モード・サイズを変えることによって、電気的信号入力に応答して強度 変動を生成するカットオフ変調器であってもよい。この被誘導モードは、展開さ れると、それによってIOC強度変調ドライバ44からの電気的ドライブ信号4 3に応答して光学的スループットが変更される、光線を減衰するために導波路近 くに配置された金属コーティング(例えば)と相互に作用する。変調器42を介 した減衰は、光検出器13で正味の強度を安定させるように、振動に誘発される 強度の変化に応答して変化する場合がある。したがって、光検出器13によって 監視される、振動に誘発される強度の変化はゼロになり、フォトダイオード13 のfVでの信号強度は変化しなくなる。この実装には、ジャイロスコープ光源を 、第12図に示したタイプの多軸システムで、2つまたはそれ以上のジャイロス コープ間で共有するような構成で使用できるという、特別な利点がある。これら の構成は、システム内のジャイロスコープ間で光源11を共有しているため、コ ストおよび電力が節約されるので特に魅力的である。第8図に示したタイプの強 度サーボは、振動に誘発される光学強度の変動がすべでのジャイロスコープに共 通である場合、すなわち光源11が強度変調の最も重要な原因である場合に、光 源共有システムでのみ動作する。第12図の強度サーボ構成を使用すると、共通 の光源11を共用している各ジャイロスコープが、他のジャイロスコープとの共 通性にかかわりのない、その強度変動を個別に補償することができる。これと同 様の利点を与えるもう1つの強度サーボが、第13図に示されている。この方式 では、統合型の光学位相変調器(一般に起動変調器よりも一般的である)のみが 使用される。この場合、IOC装置30の出力アーム上にある位相変調器45は 、fvおよびfj≠nfbよりも高い、発生器55からなどの周波数fjでの電気的 ドライブ信号で駆動する。位相変調はバイアス変調とほぼ同様に、干渉計ループ 内部で発生するので、フォトダイオード13に見られる平均強度を変更すること ができる。位相変調振幅Ajが大きくなるほど、Aj≦πラジアンの場合にフォト ダイオードの平均強度は低くなる。したがって、fvでのAjを変更することで、 サーボ・ループは、フォトダイオード13で観察される強度を調整して、振動に 誘発されるfvでの信号変動をゼロにすることができる。光検出器14信号は、 フィルタ32を通って増幅器41へ進む。増幅器41からの出力は、増幅器57 のゲインを制御するための信号を与えるゲイン制御装置56へ進む。 同等の結果を達成するもう1つの方法を、第14図に示す。この実施形態では 、フォトダイオード13、14の後で復調器23の前に信号振幅安定化技法、す なわち電気信号経路内の「強度補償器」46を採用しでいる。これは、周波数fv でフォトダイオード信号を安定させないが、振動誤差修正低減という見地から すると同等の機能を果たすもので、すなわち復調器プロセスの前に信号を標準化 する。この場合、振動によるfvでの強度変化は信号フォトダイオード13で観 察される。当該の振動周波数帯域における当該の変動は、フィルタリング・プロ セス47で分離され、増幅されて48、当該周波数での信号のゲインを変更する ために前方へ送られる。フォトダイオードで振動のために信号強度が低下してい る場合、この変動について補償するために、増幅器48のゲインが分割器49の 出力によって増やされる。同様に、フォトダイオード13の信号が上昇している 場合は、分割器49の出力によって補償のために減らされる。この場合、補償さ れた信号50には、fvでの、またはfvの可能値の範囲内での変動がない(また は大幅に低減されている)。低域フィルタ47は、信号変動減衰対周波数を最適 化して、第9図のような望ましい減衰特性を得るように調整することができる。 この方法には、複数のジャイロスコープで共通の光源11を共有する場合に便利 であることに加えて、次のようにいくつかの利点がある。 1.開ループの強度補償技法である。AM信号から、ジャイロスコープのレート に誘導される信号を除去するのに必要なフィルタリングは、一般的な閉ループの 安定性要件によって抑制されない。ゲインおよび位相マージン要件がないため、 位相が安定性にどのように作用するかに関係なく、複雑なフィルタリングを適用 することができる。これによって、閉ループ・システムが負う帯域幅およびゲイ ンに関する固有の制約を取り払うことができる。 2.遅延なしの信号の調整を適用する。補償の帯域幅は、ローカルな専用フィル タによって全体的に制御される。これに対して、負のフィードバックを使用して レーザ・ダイオード電流を制御する方法は、ファイバ・ループの移動時間および その他の信号処理遅延によって帯域幅が制限される。 3.強度変調レベルが小さいため、ゲイン誤差の測定、標準化、否定、および出 力ゲインの調整によって、逆の特性を効果的に近づけることができる。回路の改 良部分は、第14図のA点からB点までである。この回路は、非常に高い帯域幅 を持つデジタルまたはアナログのどちらの構成要素でも実装可能である。入力の 調整に敏感な出力ゲインのスケーリングを長期間調節して、回路内の温度、寿命 、またはその他の一般的な変動について補償することができる。光源出力におけ る故意の摂動を導入すると、かなり優れたパフォーマンスが望まれる回路で連続 した較正が実行できる。 第14図の強度補償器の構成に関して、もう1つ考慮すべき点がある。これら の特別な構成は、主光検出器13の信号がPSD23またはデジタル復調器に達 する前に、低域フィルタ47がこの信号に影響を与えるという点で独特である。 コイル10の固有周波数およびバイアス変調波形が完全になるようにバイアス変 調器20が精密に調整された、理想的なケースでは、(第9図の特性を備えた) 第14図の構成がその最大の潜在能力で実行される。ただし実際に、強度補償器 46の動作は、a)バイアス周波数が固有周波数と一致していない場合、および b)変調波形に偶数高調波成分およびひずみなどの欠陥がある場合に、誤った回 転表示をすることがある。これによって最終的に、強度補償器46が不要なfb でのゲイン変動を復調する前にジャイロスコープ信号に伝えることになる。 第15図は、低周波振動に誘発される誤差とジャイロスコープ検出器の出力と の関係を示す。 強度補償器46によって導入される誤差のメカニズムを、方形波バイアス変調 波形のゆがみの一例について、第16図、第17図、および第19図に示す。 第16図は、固有周波数fp=(2τ)-1での完全な方形波バイアス変調波形 φ(t)20の場合の、フォトダイオード13からの信号パターンを示したもの で、ここでτは光線が感知コイル10を通過する移動時間である。変調器20の 応答は、ほぼ瞬間的であると仮定される。この場合、Δφ(t)は、振幅の2倍 と同じ波形である。理想的な光検出器/前置増幅器の出力52は、光検出器/前 置増幅器の周波数応答が準無限であると仮定されるので、変調過渡に対して高さ Ioのデルタ関数で示される。実質的な光検出器/前置増幅器13、14の出力 53も示されている。有限のまたは制限された周波数応答を有すると仮定されて いるため、変調過渡時にはIoよりもわずかに低いどころまで上がり、有限下降 時間と共に減衰する、低域フィルタとして動作する。原則としてこの場合、回転 の測定(第4図または第5図のいずれかの方法による)は半周期A対半周期Bの 出力信号における差異の測定に基づいており、誤っていない。これについては、 変調過渡が出力信号(実際の検出器の場合)の振幅に影響を及ぼすとしても、半 周期Aと半周期Bに等しく影響を与えることに留意して、第17図で確かめるこ とができる。これら2つの半周期が等しいので、この理想的なケースにはfbに 不要な信号成分が含まれない。 上記の結論は、第17a図に示したような不完全なバイアス変調波形φ(t) の場合にはあてはまらない。この場合、図示されたゆがみは50%から逸脱した デューティ・サイクルのそれである。変調周波数はさらに、固有周波数から離調 される。したがって、第17b図に示したΔφ(t)には顕著なゆがみがある。 理想的な光検出器の場合であっても、出力信号(第17c図)には上にずらした 余弦の一方の側から他方の側へ移動する場合、およびその反対の場合に、左右対 称の特徴がない。デルタ関数の変調過渡(A過渡)に続いて平坦な領域Aがあり 、さらに続いて大きい領域および高さIoηを備えたステップ(B過渡)があり 、平坦な領域Bに達する。実際の光検出器の場合(17d)、後者の変調過渡は もう少し長く続き、フォトダイオードと前置増幅器の組み合わせによる過渡期間 中の最大高さが、さらに高くなる。また、B過渡から減衰する方が、A過渡のそ れよりも長い時間かかる。したがって非対称が生じ、ぞれによってバイアス変調 周期のA領域とB領域の平均検出器信号値が不均等になる、すなわち基本周波数 fbで信号の揺らぎが発生することがある。 一般に、フォトダイオード13信号に関する復調前の低域フィルタ47は、バ イアス周波数が固有周波数と完全に等しくない場合、誤差を発生させる可能性が ある。光検出器前置増幅器14がかなり迅速な応答を行い、この誤差を低減する ように設計することはできるが、第14図および第15図のように、強度補償器 46に低域フィルタ47を格納すると、この状態を損なう場合がある。これにつ いてはさらに第17e図にも示してあり、ここで光検出器信号は、低域フィルタ を光検出器/前置増幅器の組み合わせよりも低速の応答時間で通過している。第 17e図に示すように、信号のA領域とB領域はかなり異なったものになってい る。これによって、光検出器13の出力を増加させる、強度サーボにおけるfb でのゲインの変動が発生する。次いでDC平均光電流は、バイアス変調周期の一 方の半分に対する、他方の半分の周期とは異なるゲインによって増幅されること がある。これによって、復調器の前の基本周波数fbで信号が生成され、誤った 回転速度表示が生じる。 前述の強度補償器46によって導入される欠点を除去するための1つの可能な 方法は、トラック・アンド・ホールド(T/H)増幅器54(第18図を参照) を低域フィルタ47の前に追加することである。T/H増幅器54を使用する方 法の利点は、第17図と同じケースで第19図に示してあるが、T/Hが加えら れている。トラック・アンド・ホールドを使用して、光検出器信号を過渡の間保 持し、平坦領域の間は追跡することによって、変調過渡を無効にする。T/Hタ イミング図を、第19e図に示す。T/Hは状態間を移動するときに独自の過渡 を生成するが、これらの過渡はバイアス変調周期の2つの位相に対して同一であ り、すなわち第19f図に示したようにA過渡とB過渡は同一である。したがっ て、第19g図に示すように、低域フィルタ47がT/H回路54の出力に適用 されると、fbでの信号成分がなくなるため、強度補償器46はバイアス変調周 波数fbでゲインを変えなくなる。したがって、光検出器13からの信号は、注 目する振動周波数であるfvでのゲイン変更によって補正されるだけである。強 度補償器46によって導入される残差はなくなる。 この目的を達成するもう1つの実装を、第20図に示す。再度トラック・アン ド・ホールド回路54を使用して、変調過渡信号パターンを左右対称にし、今度 はメインのジャイロスコープ信号経路と強度補償器46の両方のゲインを調整す る。 振動修正誤差を低減する最後の一方法は、周波数fvでの振動に誘発される位 相シフトδの効果をうち消すように主レート・サーボの帯域幅を増やすことであ る。従来技術の処理方法において、レート・サーボの第1の目的は、測定される 回転速度のそれと等しいおよび反対のフィードバック位相シフトφrを与えるこ とであった。これは、式10に反映されている。当該の回転速度がゆっくりと、 通常は100Hzより低い速度で変化するため、必要な従来型のレート・ループ 帯域幅は多くとも数百Hzである。 ただし、ループ帯域幅を拡張し、予測される振動スペクトルのそれを超える周 波数までのかなりのゲインを得ることによって、fvでの正味位相シフトを減衰 し、したがって式16のDC誤差を減衰することができる。すなわち、式13は 閉ループ・システム用に修正され、正弦波変調の場合には次のようになる。 位相シフトφfがφRと等しいおよび反対の低周波数構成要素φfoを含むだけでな く、周波数fvで高周波数構成要素Δφfも含むように、十分に高い帯域幅を備え たレート・サーボを構築することができる。後者の項では、fvでの振動誘導位 相変調とは反対方向に向かう位相シフトを作成ずる。したがって、光検出器電流 は、次のように表すことができる。 ここでβはfvのフィードバック信号の位相角を表す。fvでの正味の光学位相シ フトΔφnvは、式27に示された2つの項の組み合わせである。 レート・ループの帯域幅が増えるに連れて、ΔφfはΔφvの値に近づき、βはε +πに近づく。したがって、fvでの正味の位相差変調Δφnvはゼロに近づく。 式16のΔφvをΔφnvに置き換えると、Δφnv→0のように修正項が消えるこ とがわかる。 したがって本発明で、振動修正誤差を除去または低減するもう1つの方法は、 レート・フィードバック・ループの帯域幅を、回転検出に必要な領域をかなり超 えて、予測される振動スペクトルを超えるまで、大幅に増やすことである。この 技法は、すべての強度サーボおよび以前に説明した強度補償器構成と組み合わせ て使用してもよい。同様に、方形波変調方式と一緒に使用することもできる。最 終的に、上記の説明は簡単にするために正弦波振動入力に焦点を絞ったものであ ることに留意されたい。実際のところ、実環境は、ランダムのまたはより正確に は疑似ランダムの振動スペクトルと呼ばれる正弦波振動入力の重ね合わせを含む 。この場合、累積された修正誤差は、さまざまな周波数での振動から生じる誤差 寄与の組み合わせである。それぞれの誤差寄与は、強度変調およびスペクトルの 特 定周波数における非ゼロの正味光学位相シフトの結果である。単一周波数での修 正除去に関して本発明の開示で説明した方法は、周波数のスペクトル、すなわち ランダムな振動入力にも同時に適用される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月29日(1999.6.29) 【補正内容】 補正請求の範囲 1.光源(11)、光検出器(13)、前記光源(11)と光検出器(13)に 接続された第1のスプリッタ/結合器(12)、第2のスプリッタ/結合器(3 1)、第1及び第2の端部が前記第2のスプリッタ/結合器(31)に接続され た検出コイル(10)を具備した光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤 差低減システムにおいて: 前記第1のスプリッタ/結合器と前記第2のスプリッタ/結合器との間に接 続された強度変調器(42)と; 前記光検出器(13)と前記強度変調器(42)との間に接続された強度変 調器ドライバ(44)と; を具備したことを特徴とする振動整流誤差低減システム。 2.前記光検出器(13)と強度変調器ドライバ(44)との間に接続されたフ ィルタ(32)をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のシステム。 3.前記フィルタ(32)が、前記検出コイル(10)の回転速度の測定値を示 す情報を表すいくつかのの信号をフィルタすることを特徴とする請求項2のシス テム。 4.前記フィルタ(32)がローパスフィルタであることを特徴とする請求項2 記載のシステム。 5.前記光検出器(13)の出力に接続された位相感知復調器(23)をさらに 具備したことを特徴とする請求項4記載のシステム。 6.前記検出コイル(10)と第2のスプリッタ/結合器(31)の光路中に設 けられた位相変調器(19)と; 前記位相変調器(19)と位相感知復調器(23)に接続された位相変調器ド ライバ(20)と; をさらに具備したことを特徴とする請求項5記載のシステム。 7.前記位相感知復調器(23)と位相変調器(19)に接続されたレート・ル ープ・サーボ(24)をさらに具備したことを特徴とする請求項6記載のシステ ム。 8.前記レート・ループ・サーボ(24)が、振動周波数範囲内の信号を著しく 減衰させるように拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項7記載のシ ステム。 9.前記第2のスプリッタ/結合器(31)に近接してあるいはその内部に配置 された偏光子(15)をさらに具備したことを特徴とする請求項8記載のシステ ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダンクヴォルト,ルドルフ・シィ アメリカ合衆国・85021・アリゾナ州・フ ィーニックス・ノース 8ティエイチ ア ヴェニュ・8121 (72)発明者 カリゼック,アンドリュ・ダブリュ アメリカ合衆国・85022・アリゾナ州・フ ィーニックス・イースト ビヴァリー レ イン・1156 (72)発明者 ラスコスキィ,クラレンス・イー アメリカ合衆国・85254・アリゾナ州・フ ィーニックス・スカッツデイル・ノース 65ティエイチ プレイス・16213 (72)発明者 ストランドジョード,リー・ケイ アメリカ合衆国・55331・ミネソタ州・ト ンカ ベイ・ヒル クレスト ドライヴ・ 35 (72)発明者 シュガーベイカー,ダニエル・エル アメリカ合衆国・49301・ミシガン州・ア ダ・グランド リバー ドライブ・1920 (72)発明者 ペイジ,ジェリー・エル アメリカ合衆国・49302・ミシガン州・オ ルト・100ティエイチ ストリート サウ スイースト・1920

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光源と; 光検出器と; 前記光源に接続された第1の導波路、前記光検出器に接続された第2の導波 路、及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器と; 前記第1のスプリッタ/結合器に接続された第1の導波路を有すると共に、 第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合器と; それぞれ前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路に接続され た第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 前記光検出器に接続されたフィルタと; 前記フィルタ及び前記光源に接続された光源電流コントローラと; を具備したことを特徴とする光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低 減装置。 2.上記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項1記載の光 ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 3.上記前記ローパスフィルタと上記光源電流コントローラとの間にさらに交流 結合器を接続して具備したことを特徴とする請求項2記載の光ファイバ・ジャイ ロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 4.上記光検出器に接続された位相感応復調器をさらに具備したことを特徴とす る請求項3記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 5.上記検出コイル及び上記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設けられた変 調器と; 前記変調器及び上記位相感応復調器に接続された変調器ドライバと; をさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の光ファイバ・ジャイロスコー プ用の振動整流誤差低減装置。 6.上記位相感応復調器及び上記変調器に接続された速度ループサーボをさらに 具備したことを特徴とする請求項5記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振 動整流誤差低減装置。 7.上記速度ループサーボが、振動周波数範囲内の信号を有意に減衰させるよう に拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項6記載の光ファイバ・ジャ イロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 8.上記第2のスプリッタ/結合器に近接してあるいはその内部に配置された偏 光子をさらに具備したことを特徴とする請求項7記載の光ファイバ・ジャイロス コープ用の振動整流誤差低減装置。 9.光源と; 第1の光検出器と; 第2の光検出器と; 前記光源に接続された第1の導波路、前記第1の光検出器に接続された第2 の導波路、前記第2の光検出器に接続された第3の導波路、及び第4の導波路を 有する第1のスプリッタ/結合器は; 前記第1のスプリッタ/結合器に接続された第1の導波路を有すると共に、 第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合器と; それぞれ上記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路に接続され た第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 前記第2の光検出器及び前記光源に接続された光源電流コントローラと; を具備したことを特徴とする光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低 減装置。 10.上記第2の光検出器と上記光源電流コントローラとの間に接続されたフィ ルタをさらに具備したことを特徴とする請求項9記載の光ファイバ・ジャイロス コープ用の振動整流誤差低減装置。 11.上記フィルタが、上記検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表 すいくつかの信号をフィルタすることを特徴とする請求項10記載の光ファイバ ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 12.上記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項10記載 の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 13.上記フィルタと上記光源電流コントローラの間に接続されていて、上記第 2の光検出器に入射する平均光強度を指示する直流信号を減結合する結合器をさ らに具備したことを特徴とする請求項12記載の光ファイバ・ジャイロスコープ 用の振動整流誤差低減装置。 14.上記フィルタと上記光源電流コントローラとの間に接続された交流カプラ をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載の光ファイバ・ジャイロスコ ープ用の振動整流誤差低減装置。 15.上記第1の光検出器に接続された位相感応復調器をさらに具備したことを 特徴とする請求項14記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低 減装置。 16.上記検出コイル及び上記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設けられた 変調器と; 前記変調器及び上記位相感応復調器に接続された変調器ドライバと; をさらに具備したことを特徴とする請求項15記載の光ファイバ・ジャイロスコ ープ用の振動整流誤差低減装置。 17.上記位相感応復調器及び上記変調器に接続された速度ループサーボをさら に具備したことを特徴とする請求項16記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用 の振動整流誤差低減装置。 18.上記速度ループサーボが、振動周波数範囲内の信号を有意に減衰させるよ うに拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項17記載の光ファイバ・ ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 19.上記第2のスプリッタ/結合器に近接してあるいはその内部に配置された 偏光子をさらに具備したことを特徴とする請求項18記載の光ファイバ・ジャイ ロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 20.光源と; 光検出器と; 前記光源に接続された第1の導波路、前記光検出器に接続された第2の導 波路、及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器は; 前記第1のスプリッタ/結合器に接続された強度変調器と; 前記強度変調器または前記第1のスプリッタ/結合器に接続された第1の 導波路を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合 器と; 前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 前記光検出器及び前記強度変調器に接続された強度変調器ドライバと; を具備したことを特徴とする光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低 減装置。 21.上記光検出器と上記強度変調器ドライバとの間に接続されたフィルタをさ らに具備したことを特徴とする請求項20記載の光ファイバ・ジャイロスコープ 用の振動整流誤差低減装置。 22.上記フィルタが、上記検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表 すいくつかの信号をフィルタすることを特徴とする請求項21記載の光ファイバ ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 23.上記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項21記載 の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 24.上記光検出器に接続された位相感応復調器をさらに具備したことを特徴と する請求項23記載の誤差低減装置。 25.上記の検出コイル及び上記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設けられ た位相変調器と; 前記位相変調器と上記位相感応復調器に接続された位相変調器ドライバと ; をさらに具備したことを特徴とする請求項24記載の誤差低減装置。 26.上記位相感応復調器及び上記位相変調器に接続された速度ループサーボを さらに具備したことを特徴とする請求項25記載の誤差低減装置。 27.上記速度ループサーボが、振動周波数範囲内の信号を有意に減衰させるよ うに拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項26記載の光ファイバ・ ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 28.上記第2のスプリッタ/結合器に近接してあるいはその内部に配置された 偏光子をさらに具備したことを特徴とする請求項27記載の光ファイバ・ジャイ ロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 29.光源と; 前記光源に接続された第1の導波路、第2の導波路、第3の導波路及び第 4の導波路を有する三方スプリッタと; 前記三方スプリッタの第2の導波路に接続された接続された第1の導波路 を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器と; 前記第1のスプリッタ/結合器の第2の導波路に接続された第1の光検出 器と; 前記第1のスプリッタ/結合器に接続された第1の強度変調器と; 前記第1の強度変調器または前記第1のスプリッタ/結合器に接続された 第1の導波路を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ /結合器と; 前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する第1の検出コイルと; 前記第1の光検出器に接続された第1のフィルタと; 前記第1のフィルタ及び前記第1の強度変調器に接続された第1の強度変 調器ドライバ; 前記三方スプリッタの第3の導波路に接続された第1の導波路を有すると 共に、第2及び第3の導波路を有する第3のスプリッタ/結合器は、; 前記第3のスプリッタ/結合器の第2の導波路に接続された第2の光検出 器と; 前記第3のスプリッタ/結合器に接続された第2の強度変調器と; 前記第2の強度変調器または前記第3のスプリッタ/結合器に接続された 第1の導波路を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第4のスプリッタ /結合器と; 前記第4のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する第2の検出コイルと; 前記第2の光検出器に接続された第2のフィルタは; 前記第2のフィルタ及び前記第2の強度変調器に接続された第2の強度変 調器ドライバと; 前記三方スプリッタの第4の導波路に接続された第1の導波路を有すると 共に、第2及び第3の導波路を有する第5のスプリッタ/結合器と; 前記第5のスプリッタ/結合器の第2の導波路に接続された第3の光検出 器と; 前記第5のスプリッタ/結合器に接続された第3の強度変調器と; 前記第3の強度変調器または前記第5のスプリッタ/結合器に接続された 第1の導波路を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第6のスプリッタ /結合器と; 前記第6のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する第3の検出コイルと; 前記第3の光検出器に接続された第3のフィルタと; 前記第3のフィルタ及び前記第3の強度変調器に接続された第3の強度変 調器ドライバと; を具備したことを特徴とする複数型光ファイバ・ジャイロスコープ装置用の振動 整流誤差低減装置。 30.上記第1、第2及び第3のフィルタが、それぞれ上記第1、第2、及び第 3の検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表すいくつかの信号をフィ ルタすることを特徴とする請求項29記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の 振動整流誤差低減装置。 31.上記第1、第2及び第3のフィルタがローパスフィルタであることを特徴 とする請求項29記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装 置。 32.上記第1の光検出器に接続された第1の位相感応復調器と; 上記第2の光検出器に接続された第2の位相感応復調器と; 上記第3の光検出器に接続された第3の位相感応復調器と; をさらに具備したことを特徴とする請求項31記載の複数型光ファイバ・ジャイ ロスコープ装置用の振動整流誤差低減装置。 33.上記第1の検出コイル及び上記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設け られた第1の位相変調器と; 前記第1の位相変調器及び上記第1の位相感応復調器に接続された第1の 位相変調器ドライバと; 上記第2の検出コイルと上記第4のスプリッタ/結合器の光路中に設けら れた第2の位相変調器と; 前記第2の位相変調器と上記第2の位相感応復調器に接続された第2の位 相変調器ドライバと; 上記第3の検出コイルと上記第6のスプリッタ/結合器の光路中に設けら れた第3の位相変調器と; 前記第3の位相変調器と上記第3の位相感応復調器に接続された第3の位 相変調器ドライバと; をさらに具備したことを特徴とする請求項32記載の複数型光ファイバ・ジャイ ロスコープ装置用の振動整流誤差低減装置: 34.上記第1の位相感応復調器及び前記第1の位相変調器に接続された第1の 速度ループサーボと; 上記第2の位相感応復調器及び前記第2の位相変調器に接続された第2の 速度ループサーボと; 上記第3の位相感応復調器及び上記第3の位相変調器に接続された第3の 速度ループサーボと; をさらに具備したことを特徴とする請求項33記載の複数型光ファイバ・ジャイ ロスコープ装置用の振動整流誤差低減装置。 35.上記第1、第2及び第3の速度ループサーボが、振動周波数範囲内の信号 を有意に減衰させるように拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項3 4記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 36.光源と; 前記光源に接続された入力導波路を有すると共に、複数の出力導波路を有 する多方スプリッタと; それぞれ前記複数の導波路の出力導波路に接続された複数の光ファイバ・ ジャイロスコープと; を具備し、各前記光ファイバ・ジャイロスコープが: 光検出器と; 前記複数の導波路の出力導波路に接続された第1の導波路、前記光検出器 に接続された第2の導波路及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器 と; 前記第1のスプリッタ/結合器に接続された強度変調器と; 前記強度変調器または前記第1のスプリッタ/結合器に接続された第1の 導波路を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合 器と; 前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 前記第1の光検出器に接続されたフィルタと; 前記フィルタ及び前記強度変調器に接続された強度変調器ドライバと; を具備することを特徴とする複数型光ファイバ・ジャイロスコープ装置用の振動 整流誤差低減装置。 37.上記フィルタが、上記検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表 すいくつかの信号をフィルタすることを特徴とする請求項36記載の光ファイバ ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 38.前記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項36記載 の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 39.光源と; 光検出器と; 前記光源に接続された第1の導波路、前記光検出器に接続された第2の導 波路及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器と; 前記第1のスプリッタ/結合器の第3の導波路に接続された第1の導波路 を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合器と; 前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 前記光検出器に接続されたフィルタと; 信号発生器と; 前記信号発生器に接続された増幅器と; 前記フィルタ及び前記増幅器に接続された増幅器利得制御回路と; 前記検出コイル及び前記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設けられ、 かつ前記増幅器に接続された変調器と; を具備したことを特徴とする光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低 減装置。 40.上記フィルタが、上記検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表 すいくつかの信号をフィルタすることを特徴とする請求項39記載の光ファイバ ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 41.上記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項39記載 の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 42.上記光検出器に接続された位相感応復調器をさらに具備したことを特徴と する請求項41記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置 。 43.上記位相感応復調器及び前記変調器に接続された速度ループサーボをさら に具備したことを特徴とする請求項42記載の光ファイバ・ジャイロスコープ用 の振動整流誤差低減装置。 44.上記速度ループサーボが、振動周波数範囲内の信号を有意に減衰させるよ うに拡大された帯域幅を有することを特徴とする請求項43記載の光ファイバ・ ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 45.上記第2のスプリッタ/結合器に近接してあるいはその内部に配置された 偏光子をさらに具備したことを特徴とする請求項44記載の光ファイバ・ジャイ ロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 46.光源と; 前記光源に接続された入力導波路を有すると共に、複数の出力導波路を有 する多方スプリッタと; それぞれ前記複数の導波路の出力導波路に接続された複数の光ファイバ・ ジャイロスコープと; を具備し、各前記光ファイバ・ジャイロスコープが: 光検出器と; 前記複数の導波路の出力導波路に接続された第1の導波路、前記光検出器 に接続された第2の導波路及び第3の導波路を有する第1のスプリッタ/結合器 と; 前記第1のスプリッタ/結合器の第3の導波路に接続された第1の導波路 を有すると共に、第2及び第3の導波路を有する第2のスプリッタ/結合器と; 前記第2のスプリッタ/結合器の第2及び第3の導波路にそれぞれ接続さ れた第1及び第2の端部を有する検出コイルと; 信号発生器と; 前記信号発生器に接続された増幅器と; 前記光検出器及び前記増幅器に接続された増幅器利得制御回路と; 前記検出コイル及び前記第2のスプリッタ/結合器の光路中に設けられ、 かつ前記増幅器に接続された変調器と; を具備することを特徴とする複数型光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流 誤差低減装置。 47.上記各光ファイバ・ジャイロスコープが、上記光検出器と上記利得制御回 路との間に接続されたフィルタをさらに具備したことを特徴とする請求項46の 複数型光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 48.上記フィルタが上記検出コイルの回転速度の測定値を指示する情報を表す いくつかの信号をフィルタすることを特徴とする請求項47記載の複数型光ファ イバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 49.上記フィルタがローパスフィルタであることを特徴とする請求項47の記 載の複数型光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 50.上記各光ファイバ・ジャイロスコープが、上記光検出器に接続された位相 感応復調器をさらに具備したことを特徴とする請求項49の複数型光ファイバ・ ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 51.上記各光ファイバ・ジャイロスコープが、上記位相感応復調器及び上記変 調器に接続された速度ループサーボをさらに具備したことを特徴とする請求項5 0の複数型光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装置。 52.上記各光ファイバ・ジャイロスコープが、上記第2のスプリッタ/結合器 に近接してあるいはその内部に配置された偏光子をさらに具備したことを特徴と する請求項51の複数型光ファイバ・ジャイロスコープ用の振動整流誤差低減装 置。
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