JP2002506588A - 電気通信システム - Google Patents

電気通信システム

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JP2002506588A
JP2002506588A JP50533099A JP50533099A JP2002506588A JP 2002506588 A JP2002506588 A JP 2002506588A JP 50533099 A JP50533099 A JP 50533099A JP 50533099 A JP50533099 A JP 50533099A JP 2002506588 A JP2002506588 A JP 2002506588A
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クロク,フレデリツク
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アルカテル
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、地球がエリア(26)に分割され、エリア(26)内の複数エリアのための通信に割り当てられた衛星などのスペースクラフト上の送信および受信手段によって通信が実行される電気通信システムに関する。前記システムは、第1のカテゴリの隣接する2つのエリアに異なる偏波及び搬送周波数を有する信号が割り当てられるように、第1のカテゴリ(28)のエリア(2610、2611、2612)に、偏波(PD、PG)と搬送周波数(ΔF1、ΔF2)を有する信号が割り当てられる。第2のカテゴリ(30)の各エリアには、すべての利用可能な偏波とすべての利用可能な搬送周波数を有する信号が割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信システム 本発明は、高速データビットレートおよび最小伝搬時間を提供する電気通信シ ステムに関する。 例えば、数百キロメートルにわたる特定の地理的エリア内の地上移動体または 地上局の間の高速ビットレート通信を提供する、1000kmから1500km の範囲の高度にある低軌道衛星のネットワークを含むシステムがすでに提案され ている。そのようなシステムでは、各衛星が、それぞれ所定のエリア専用である 送受信アンテナグループを含む。各グループ内で、受信アンテナが、そのエリア 内の基地局からの信号を受信し、送信アンテナが、同じエリア内の別の基地局に 向けて受信信号を中継する。衛星が移動する際、あるグループのアンテナは、そ のエリアが衛星の照射範囲内にある限り、常にそのエリアを指向する。従って、 衛星ごとに、地球上のある地域がn個のエリアに分割され、衛星がある地域の上 を移動するときに、送受信アンテナグループが、各エリアに割り当てられ、常に このエリ アを指向する。 このようにすると、送受信アンテナのグループはあるエリアに1つしか割り振 られないので、衛星がある地域上を移動している間に、例えば約20分かかり、 その間、通信の速度または品質を損なうことがある、あるアンテナから別のアン テナへの切替が回避される。 さらに、衛星の高度が低いと伝送時間が最小限に抑えられるので、特に、いわ ゆる「マルチメディア」型の用途に対する対話型の通信には好ましい。 本発明は、様々なエリアにおいて衛星に搭載された装置を最適化することを目 的とする。 電気通信システムを最適化するために、本発明は、エリアを少なくとも2つの カテゴリに分けることを提案する。第1のカテゴリは、通信またはトラフィック の需要がしきい値より小さいエリアを含み、第2のカテゴリは、前記需要がしき い値に等しいかまたはそれより大きいエリアを含む。第1のカテゴリ(低トラフ ィック)の各エリア内で送受信される信号のそれぞれの偏波および搬送周波数は 、異なる偏波または異なる搬送周波数を有する信号が隣接する2つのエリアに割 り振られるように選 択される。すべての利用可能な偏波とすべての利用可能な搬送周波数を有する信 号は、第2のカテゴリ(高トラフィック)の各エリアに割り振られる。 このようにして、限られたリソースが第1のカテゴリのエリアに割り振られ、 すべての信号リソースが第2のカテゴリのエリアに割り振られる。 偏波は、円偏波かまたは直線偏波である。 上記の手法によって使用される装置は、要求されるものに適合する。特に、低 トラフィックエリア用の装置は簡単な設計のものでよい。したがって、低トラフ ィックエリアに割り振られた衛星またはスペースクラフト上の送受信アンテナに 課せられる制約は、高トラフィックエリア用の送受信アンテナに課せられる制約 よりも厳しくない。 各地域内の高トラフィックエリアは、全エリア数の約25%にしかならないが 、総トラフィックの40%〜50%を占めることがわかっている。 低トラフィックエリアに割り振られた衛星の送受信アンテナは、例えばアクテ ィブアンテナ、すなわち放射パターンが電子手段によって完全に形成され、指向 されるアンテナである。こ のパターンの形状も電子手段によって変更される。地上に向けて送信された放射 の形状はエリアに対する衛星の位置によって変化するので、電気通信分野に固有 のパターンの形状を変更する必要があることに留意されたい。例えば、地表のカ バーすべきエリアが円形の場合、そのエリアの真上にある衛星からは円形のエリ アと「観測される」。反対に、衛星がこの位置から移動する際は、衛星からはこ のエリアが楕円形に観測される。 機械的に指向されたアンテナは、高トラフィックエリアのために、例えば、好 ましくは、配置に応じて放射パターンを変更するための、すなわち、アンテナに よって「観測される」エリアの形状に放射パターンを適合させる、電子的手段に 関連付けられて使用される。 本発明のその他の目的および特徴は、添付の図面を参照する本発明のいくつか の実施形態の説明を読めば明らかになろう。 第1図は、衛星システムを使用して、地上移動体または地上局をリンクする電 気通信システムを示す図である。 第2図は、本発明のシステムに関連するトラフィックの分散を示す図である 第3図は、本発明のシステムの衛星のためのアンテナ制御回 路を示す図である。 第4図は、第3図の回路によって制御されるアンテナを示す図である。 第5図は、本発明のシステムの衛星に搭載された高トラフィックエリア向けの 送受信アンテナを示す図である。 第5a図は、放射パネルを示す図である。 第6図は、第5図の送信アンテナが制御される様子を示す図である。 第7図は、第5図の受信アンテナが制御される様子を示す図である。 第8図は、本発明のシステムの衛星に搭載されたすべてのアンテナを示す図で ある。 記載する実施形態は、地球の表面10(第1図)から約1300km上空の低 軌道衛星のコンステレーションを用いた電気通信システムに関する。 このシステムは、1つまたは複数の接続局20を介してユーザ12、14、1 6間で通信を設定すべきものである。システムはまた、ユーザと、接続局に接続 されたプロバイダ(図示せず)との間の通信を設定する。これらの通信は、衛星 22を介 して処理される。 ユーザ12、14、16及び接続局20と、衛星22との間の通信では、4つ のタイプの信号が存在する。すなわち、衛星22からユーザへの信号TXF、ユ ーザ12、14、16から衛星22への信号RXR、衛星22から接続局20へ の信号TXR、および接続局から衛星22への信号RXFである。説明の便宜上 、接尾辞Fは「forward」(つまり接続局からユーザへの方向)を、Rは 、「return」(つまりユーザから接続局への方向)を意味する。また一般 に、TXは「送信」を、RXは「受信」を意味する。ここでは送信および受信は 、、衛星に対して定義される。 上記のシステムでは、常に衛星22が、地上の地域24を観測し(第2図)、 この地域は、エリア261、262、...26nに分割される。実施形態では、 各地域24が、36個のエリアを含んでいる(n=36)。 各エリア26iは、直径約700kmの円形である。各地域24は、衛星に中 心を置き、衛星の高度によって決定される頂点で角度を有する、円錐70によっ て区切られる。かくして、この地域は、衛星から見える地上部分である。衛星の 高度が13 00kmの場合、頂点での角度は約104°である。 衛星は、各エリア26に割り当てられる送受信アンテナグループを含む。各ア ンテナグループは、衛星が移動するとき、同じエリアを指向し続ける。言い換え れば、各アンテナの放射パターンは、原則として衛星が同一の地上エリア26i を観測している限り、このエリアへの指向を常に維持している。 アンテナに関する最大需要は、4nである。すなわち各エリアに対して4つの タイプの信号である。しかしながら、本発明は、後述するようにアンテナ総数が 4n個よりもずっと少ない場合を考慮している。 衛星は、各エリア26iの内部で、ユーザ間およびユーザと接続局間の通信を 提供する。他方、エリア間の通信は、地上手段によって、たとえば同一エリアま たは異なるエリアの一部をなす様々なエリアの接続局間のケーブルを使用して提 供される。 衛星の数および配置は、常に、エリア26iが2個または3個の衛星を観測す るようなものとする。このようにして、エリア26iが、このエリアでの通信を 処理する衛星の照準範囲から出ると、その衛星をすぐに引き継げる衛星が存在し 、その通信は一方の衛星から他方の衛星へ瞬時に切り換えられる。だが、こ のような切換は、アンテナが常に同一エリアを指向し続けるので、それほど頻繁 に実施されるわけではなく、たとえば約20分ごとで実施される。実際には、こ のエリア26iで、衛星の仰角が10°未満になるときに、こうした切換が行わ れる。 本発明が適用される実施形態では、異なるトラヒック需要に対応して、少なく とも2個のカテゴリのエリアを地域24に設けている。トラヒック需要は、たと えば、単位時間および単位面積当たりに伝送される平均情報量によって測定され る。 かくして、地域24の一部28では(第2図)、トラヒックはそれほど多くな いが、他の部分30ではトラヒックが多い。高トラヒック需要は、たとえば先進 国の都市エリアに対応し、低トラヒック需要は、たとえば非市街地エリアまたは 開発途上エリアに対応する。 各エリアの高トラヒック部分30には、全ての信号リソースグループA、B、 C、Dを割り当てる。 「信号リソース」とは、偏波特性と、搬送周波数帯域の特性とを意味する。 実施形態では、偏波は、右円偏波(PD)か左円偏波(PG)であり、2個の別 個の搬送周波数帯域ΔF1とΔF2を設けてい る。 第2図から分かるように、Aは、右円偏波PD及び周波数帯域ΔF1を、Bは、 右円偏波PD及び周波数帯域ΔF2を意味する。またCは、左円偏波PG及び周波 数帯域ΔF1に対応し、Dは左円偏波PG及び周波数帯域ΔF2に対応する。 このようにして、高トラヒック部分30では、各エリアに全てのリソースA、 B、C、Dが割り当てられる。 反対に、低トラヒック部分28では、各エリアに単一リソースA、B、Cまた はDが割り当てられる。さらに、信号リソースの分配は、2つの隣接エリアが同 じリソースを含まないように構成される。同じリソースが割り当てられるエリア は、リソースが異なる少なくとも1つのエリアによって分離される。従って、リ ソースA(右円偏波PD及び周波数帯域ΔF1)のエリア2610は、リソースB( 右円偏波PD及び周波数帯域ΔF2)が割り当てられるエリア2611によって、同 じリソースを含むエリア2612から分離されている。 搬送周波数帯域ΔF1とΔF2は、同じ帯域幅または異なる帯域幅を有すること に留意されたい。たとえば部分28のいくつかのエリアが、他のエリアよりも多 いトラヒック需要を有する 場合、搬送周波数帯域ΔF2は、搬送周波数帯域ΔF1よりも広い。 地域24を低トラヒックエリアや高トラヒックエリアに分離することにより、 後述するように、衛星22の搭載設備を最適化することができる。 エリア2610のようなエリア内では、右円偏波PDの偏波信号だけを送受信で きるようにアンテナを構成可能である。このため、より簡単な設備が使用できる 。反対に、部分30のエリアでは、アンテナシステムが、信号間の干渉なしに( 右円偏波および左円偏波)2つの円偏波信号を生成可能でなければならない。 衛星22の搭載設備に対する制約に関しては、各アンテナがあるエリアを追跡 し、また衛星の照準範囲内に入ってくるエリアから出ていくエリアまでの100 °〜120°の範囲の角度で見渡せなければならないことが分かる。さらに、放 射パターンの形状は、衛星の移動中に変化しなければならず、というのもアンテ ナは、衛星の垂直下方にあるエリアを、変形せずに、すなわち円として観測する が、地域の端にあるエリア、たとえばエリア261または262を、寸法が小さく て細長い楕円形と して観測するからである。衛星が地域を横切って移動する際、各エリアに対して あらゆる通信の可能性を保持しなければならないので、アンテナは、必要な操作 を行うように、また且つ目標方向に応じて放射パターンを制御するように、構成 しなければならない。 記載された実施形態では、こうした結果に到達するために、低トラヒックエリ アにアクティブアンテナ、すなわち電子的に指向し再構成可能なアンテナを割り 当て、高トラヒックエリアに機械的に指向し電子的に再構成可能なアンテナを割 り当てる。 アクティブアンテナは、傾斜の大きい値を満たし、複数の別個の手段を形成で きる。ただし、傾斜の値が大きい場合、隣接エリア間の分離品質は低下する。し たがって、アクティブアンテナは、高トラフィックエリアには適していない。た だし、低トラフィックエリアについて、信号リソースの分配を選択することで、 分離の平均品質は許容できるようになる。また、放射素子パネルによって、複数 のビームを同時に放射できるので、低トラフィックエリアの数が極めて多い場合 (例えば24)、アクティブアンテナの選択は、低トラフィックエリアに極めて 適しており、その結果、各衛星のペイロードの低減が促進され る。 高トラフィックエリアに割り振られた、機械的に指向し、電子的に再構成でき るアンテナは、機械的に指向できるので、隣接エリア間の最良の分離を提供する 。ただし、このタイプのアンテナは、1つのエリアにしか割り振ることができな い。したがって、少なくとも高トラフィックエリアの数だけこのタイプのアンテ ナを提供する必要がある。ただし、高密度エリアは全エリア数の約25%にしか ならず、このために必要なアンテナの数は限られている。 例えば、地域あたり8〜12の高トラフィックエリアがあり、16〜24の低 トラフィックエリアがある。 上記のように、衛星22上のアクティブアンテナの同じ放射素子パネル40( 第4図)を使用して、複数の低トラフィックエリア2610、2611、などに割り 振られた信号を送信(または受信)することができる。また、同じタイプの放射 素子パネルを複数のタイプの信号に割り振ることができる。 したがって、第3図に示された例では、個の放射素子521、...、52p を含む同じパネルを使用して、N個の低トラフィックエリアに信号を送信するこ とができる。 したがって、第3図に示された回路42は、それぞれが1つのエリアに割り振 られた信号TXF(またはTXR)を受信するN個の入力441、442、... 、44nを有する。 入力44i、例えば、基準入力441に加えられる信号は、振幅減衰と位相変 化φのために、回路481、482、...48pの入力461、462、...、 46pに送達される。この種の振幅および位相制御回路48iに送達される各信号 は、放射素子52iに向けられている。制御回路48iは、入力441、442など に加えられる信号を対応するエリアに送信する。 同じ放射素子52iに割り振られたN個の信号は、加算器50iのそれぞれの入 力に加えられ、各加算器の出力は、増幅器54iと帯域通過フィルタ56iを介し て、対応する放射素子52iに接続される。送信の場合は、増幅器54はソリッ ドステート電力増幅器(SSPA)で、受信の場合は、これらの増幅器は低雑音 増幅器(LNA)である。 一実施形態では、数N、すなわち、同じ送信(または受信)アンテナが使用さ れるエリアの数は、6から8の範囲にある。 放射素子パネル40を複数のエリアに割り振ることで給電回路が最適化される 。例えば、信号が実際には同時に最大電力に 達することはないとすると、各増幅器54の電力は、各エリアについて提供され た最大電力のN倍に等しいことはなく、それを下回ることがある。 第4図は、放射素子541、522などのパネル40の物理的配置の一例を示す 。パネル40は、一般に放射面60と裏面62を備えたディスクの形状を有する 。裏面は、一般に円筒状または管状の外形を有する導波路であるフィルタ56i を受け入れる。これらのフィルタの反対の端部は、増幅器54iに接続される。 増幅器54iは、増幅器54iによって生成された熱を排出するミニチュア熱パ イプ網を含むパネル64に結合される。振幅および位相制御構成要素48iと加 算器50iを含む回路42の残りは、パネル40の反対側のパネル64の下に配 置される。 パネル40の寸法は、各エリアの寸法および最大傾斜角に応じて選択される。 傾斜は、パネル40の法線に対する放射パターンの中心方向の傾きで、したがっ て、最大傾斜角は、その中で衛星22から地球10が観測できる円錐70(第1 図)の頂点での角度の半分である。最大傾斜は、50°〜60°程度で、したが って、指向方向のアンテナの突出表面領域とアクティブ アンテナの線対称の性能特性を考慮するために、パネルからまっすぐエリアに向 けて送信するために必要な領域の約4倍に等しい領域を、パネル40について選 択する必要がある。 また、放射素子52iの間の距離は、地上の有効エリア内のアレイローブ(a rray lobe)と呼ばれる干渉ローブの発生を防止できる程度に十分小さ いピッチを表さなければならない。六角格子の場合、このピッチは、0.55λ 〜0.6λ程度(λはアンテナによって送信されるべき信号の波長)でなければ ならない。放射素子間の距離は、最大傾斜に応じている。 第5図は、高トラヒックエリア用のアンテナを示している。このアンテナは送 受信が可能である。 このアンテナは、2つの放射素子パネル74、76を収容するプレート72を 含む。パネル74は送信用で、パネル76は受信用である。 支持プレート72は、第5図では水平方向に示されているが、仰角モータと称 されるモータ80によりプレート72の面に平行な水平軸78を中心として回転 し、水平軸78を中心とするこうした回転により仰角における指向が行われる。 さらに、垂直軸84を備えた別のモータ82が、仰角モータ 80の下に設けられている。垂直軸84を中心とする回転によって、方位角にお ける指向が行われる。 送信用の放射素子パネル74は、ほぼ楕円形であり、長軸86を備える。この 楕円形は、アンテナによって観測される水平線に近いエリアの形状に対応し、こ のときアンテナは該エリアを指向し、すなわちプレート72の垂直軸88が水平 線に隣接するエリアに指向されている。 より詳しくは、楕円形は、最大指向角度が54°であるときに、約50°の指 向角度に対応するカバーエリアの形状に適合されている。軸86は、このような 50°の指向角度に対してエリアが観測されるような楕円形の長軸に垂直である 。 以上の説明において垂直方向および水平方向は、絶対的な方向を示すためでは なく、様々な要素の相対的な方向を示すために用いていることが明らかである。 受信用のパネル76は、パネル74と同様に、ほぼ楕円形であり、パネル74 の長軸86に平行な、長軸90を備える。 パネル74は、同時にTXF信号用とTXR信号用である。パネル76も同じ くRXF信号とRXR信号用である。 第6図は、送信パネル74のための制御回路を示す。この実 施形態では、TXF信号(ユーザへの送信)用の3つの搬送周波数副帯域と、T XR信号(接続局への送信)用の1つの搬送周波数帯域とが設けられている。か くして、3つの増幅器92、94、96が、TXF信号に割り当てられ、1つの 増幅器98が、TXR信号用に提供されている。 もちろん第6図の回路は、TXF信号用の3つの副帯域とTXR信号用の1つ の帯域へのこうした分割に制限されるわけではない。TXF信号用に2つの帯域 、TXR信号用に2つの帯域といった他の分割も可能である。 増幅器92〜98の出力は、マルチプレクサ100の入力に送られ、マルチプ レクサ100は、ビーム形成回路又はビーム形成網102を介して、パネル74 の放射素子に信号を送る。 本発明の特徴によれば、ビーム形成網102は、アンテナが割り当てられるエ リアに対する衛星の位置に放射パターンを適合させる。換言すれば、方位角モー タ82および仰角モータ80(第5図)により、軸88が対応エリアに常に指向 され、この「機械的」指向と電子制御102が組み合わさり、アンテナとエリア との相対的な位置にビームを適合させるようにする。 衛星がエリアの真上にあるときビームの断面は円形であり、 エリアが水平線に隣接するときビームの断面は楕円形である(第2図)。このた め、特に送信の場合、アンテナが真上にあるときは、円に沿って配列された放射 素子だけが作動開始される。衛星がエリアの真上から去ると、送信機の放射素子 に供給される信号の振幅制御が作動開始され、それに応じて他の要素も順次作動 開始され、作動される放射素子の数は、アンテナがエリアの照射域をまさに去ろ うとするときに最大になる。 回路102は、実施形態では、出力1041〜104qであるq個の配電装置を 含む。これらの配電装置は、再構成可能である。これらは、増幅器92〜98の 出力側に配置されるので低損失装置である。 出力104iの配電装置は、パネル74の放射素子に供給される信号の位相で はなく振幅を割り当てる。実際、放射素子は、指向には係わらない。従って、そ れらに割り当てられる信号の位相を変化させることは不要である。 しかも、各放射素子の振幅を個々に制御することもまた不要であることが認め られた。そのため実施形態では、q個の数の配電装置が、放射素子の数の約数で ある。また実施形態では、放射素子の数は64または80であるが、qは16で ある。 こうした単純化は、放射パターンが、パネルの機械的指向方向に対して線対称 であるという考察に基づいている。このような条件で、パネルの中心から同一距 離に配置される放射素子は、同一振幅レベルで励起されるので、励起もまた同じ 形で、すなわち同じ構成要素によって行うことができる。 第5a図は、細長い形状に配置された放射素子パネルの一例を示す。各放射素 子は、円140によって示されている。各放射素子の内部には、1から16まで の数字すなわちインデックスを示した。同じ数字は、振幅レベルが同じ励起に対 応する。したがって、たとえば中央のインデックス1の4つの放射素子は全て同 じ振幅で励起される。たとえば、この第5a図では一般に、放射素子が、同じ形 で励起される4つの象限152、154、156、158に従って分割されるこ とが分かる。 第7図は、受信に割り当てられる放射素子パネル76で受信された信号を処理 するための回路を示している。 この回路は、フィルタ110、低雑音増幅器112、可変減衰器114および 可変移相器115を含む。減衰器114と移相器115の機能は、第6図の減衰 器104の機能と同じであって、すなわちエリアに対する衛星の相対位置に放射 パターン を適合させることにある。受信機内の移相器の使用により、ビームの形成を最適 化することができる。移相器が、低雑音増幅器112の首都力側にあるので、こ うした使用により接続のコストが損なわれない。 また第6図の場合と同様に、減衰器114及び移相器115は、エリアに対す る衛星の相対位置に応じて制御される。 しかも、受動コンバイナ(passive conbiner)116が、減 衰器114によって供給される信号を加える。 コンバイナ116の出力信号は、RXF信号とRXR信号を分割するマルチプ レクサ120に供給される。実施形態では、第6図の実施形態で構成されたもの と同じ方法で、3つのRXF信号帯域と1つのRXR信号帯域が設けられている 。 もちろん、第6図の実施形態と同様に、RXF信号およびRXR信号用の帯域 間の分配が異なるものであってもよい。 第5図から第7図に示したように、ケーブルまたは電気導体が、回転ジョイン ト130、132を通過しており、これらのケーブルが、仰角および方位角の調 整に対応する回転に従うことに留意されたい。 仰角に応じた放射パターンの再構成は、フェライトまたはM MIC(Monolithic Microwave Integrate C ircuit「モノリシックマイクロ波集積回路」)をベースとするビーム形成 網により行われる。送信アンテナの場合には、好適にはフェライトをベースとす る回路を用いるが、このような回路は、出力増幅後の低損失ビームの形成により よく適合するからである。こうした出力増幅は、低効率を有するSSPAによっ て提供され、従って大量の熱を消費する。従って、一般には、熱消費手段を殆ど 持たないパネル72からこの回路を離すことが好ましい。そのため、この回路は 、いわゆる「地上」パネル134の下に設置される(第5図)。地上パネル13 4は、常に地球の中心に向けて指向されており、より大きな熱消費手段を備えて いる。 ビーム形成網は、受信時には、MMIC技術を使用する。低雑音増幅器は、接 続によるオームの法則に従う損失を最小化するように放射パネルの近傍に配置さ れる。 プレート72の機械的指向は、放射素子パネル74、76に必要以上の大きさ を与えなくてもよいため、電子的指向に比べて特に有利である。 電子的指向を行わないで、信号リソースを最適利用すること により、広幅の通過帯域にわたって、ビームを形成することができる。特に、電 子的指向を使用しないので、指向のための位相勾配がないことに関連して周波数 分散がなくなる。 放射素子の配列のピッチは、約0.9λとすることができる。かくして、アレ イローブの形成が容易に回避される。さらに、隣接する放射素子間の距離によっ て、各種の制御素子の設置が容易になり、連結が制限される。そのうえ、所与の サイズのパネル74、76について、アレイのピッチが約0.6λであるアクテ ィブアンテナに対して、放射素子数が小さいので、検査やコストへの要求も低減 される。 有効エリアへのパネルの機械的指向により、放射素子パネルによって信号が送 られる放射パターンの有効エリアを±12°に制限可能である。このようにして 、あるエリアにおいて、右円偏波を有する信号を左円偏波を有する信号から適正 に分離することができるので、20dBを越える偏波分離を実現可能である。 また送信時におけるフェライトベースのビーム形成網の使用によって、実現さ れる放射パターンにアンテナの有効面を適合させることができる。 以上のように、常にガウシアンパターンが生成され、放射パターンの形状や指 向角度がいかなるものであろうとも、二次ローブのレベルは極めて低くなる。従 って、隣接エリア間の分離は最適化される。 アポタイゼーションの法則が送信に用いられるので二次ローブが解消され、定 格動作点より下で増幅器が動作する場合に、増幅器の差動伝達関数に関連する問 題が解消される。 第8図は、衛星22上のすべてのアンテナ、すなわち、機械的に指向し再構成 されるプレート72を有する12のアンテナと、それぞれが6つのエリアに割り 振られた、アクティブアンテナ放射素子を載架する12のパネルを示す。 この例では、4つのパネル401、402、403、404がTXF信号用で、パ ネル405〜408がTXR信号用であり、残りの4つのパネル409〜4012が RXR信号とRXF信号用である。TX接続は、RX接続から分離されているの で、フィルタリングでTX信号がRX信号に干渉することを防止できる。TXF 信号とTXR信号のレベルは、かなり異なるので、TXF信号は、TXR信号と 同じパネルによって送信されない。アンテナは、接続局20のアンテナよりも感 度が低いので、信 号は高レベルでユーザに向けて送信しなければならない。 ただし、一般に低雑音増幅器間に相互変調は存在しないので、接続局からの信 号用とユーザからの信号用に同じ受信パネルを使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 25/04 H04B 7/15 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ボワザン,フイリツプ フランス国、エフ―31170・トウルヌフイ ユ、リユ・デ・カピトウル、9 (72)発明者 カサソプラナ,デイデイエ フランス国、エフ―78100・サン・ジエル マン・アン・レ、リユ・サン―レジエ、1 バテイマン・アー・7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.地球がいくつかのエリア(26)に分割され、複数エリアのための通信に割 り当てられた衛星等のスペースクラフト(22)上の送受信手段によって、エリ ア(26)内の通信が実行される電気通信システムであって、 第1のカテゴリの隣接する2つのエリアに異なる偏波または異なる搬送周波数 を有する信号が割り当てられるように、第1のカテゴリ(28)のエリア(2610 、2611、2612)にそれぞれの偏波と搬送周波数を有する信号が割り当てら れ、 第2のカテゴリ(30)の各エリアにすべての利用可能な偏波とすべての利用 可能な搬送周波数を有する信号が割り当てられることを特徴とするシステム。 2.信号の偏波が、円偏波であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシ ステム。 3.搬送周波数の少なくとも2つの別個の帯域が信号に提供され、別個の帯域の 幅が等しいかまたは等しくないことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項 に記載のシステム。 4.第1のカテゴリ(28)のエリアが、低い通信密度に割り 振られ、 第2のカテゴリ(30)のエリアが、より高い通信密度に割り振られることを 特徴とする請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項に記載のシステム。 5.各エリア内で、信号がユーザ(12、14、16)と少なくとも1つの接続 局(20)によって送受信されることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項 のいずれか一項に記載のシステム。 6.別個のエリアが、接続局(20)間の地上リンクを介して通信することを特 徴とする請求の範囲第5項に記載のシステム。 7.第1のカテゴリのエリアのために提供された偏波および/または周波数を有 する信号だけを受信および/または送信するための送信および/または受信装置 が、第1のカテゴリのエリア内に提供されることを特徴とする請求の範囲第1項 から第6項のいずれか一項に記載のシステム。 8.スペースクラフトが、低地球軌道の衛星(22)であり、 送受信システムが、エリアごとに提供され、衛星(22)から該エリアが観測 される限り、関連付けられたエリアを指向することを特徴とする請求の範囲第1 項から第7項のいずれか一 項に記載のシステム。 9.第1のカテゴリのエリアについて、電子的な指向および再構成を使用する送 信および/または受信用アクティブアンテナをスペースクラフト(22)上に含 むことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の電気通信システム内で使用される 送受信装置。 10.第1のカテゴリの複数のエリアについて、放射素子(40)の組が提供さ れることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の装置。 11.接続局(26)からの信号とユーザ(12、14、16)からの信号を受 信するために放射素子の同じ組が提供されることを特徴とする請求の範囲第5項 に記載の電気通信システム内で使用する請求の範囲第9項または第10項に記載 の装置。 12.ユーザへの送信のための放射素子が、接続局(20)への送信のための放 射素子とは別個であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の電気通信シス テム内で使用する請求の範囲第9項から第11項のいずれか一項に記載の装置。 13.第2のカテゴリのエリアについて、アンテナをエリアに指向させる機械的 手段を含む少なくとも1つの送信および/ま たは受信用アンテナをスペースクラフト(22)上に含むことを特徴とする請求 の範囲第8項に記載の通信システム内で使用する送受信装置。 14.アンテナによって観測されるエリアの形状にパターンを適合させるために 、スペースクラフト(22)とそれに対応するエリアの相対位置に応じて放射パ ターンを変更するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第13項に記載 の装置。 15.放射パターンを変更するための手段が、放射素子を有する送信用アクティ ブアンテナを含み、 放射素子に供給される信号の振幅を変更することで前記パターンが変更される ことを特徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。 16.放射パターンを変更するための手段が、放射素子を有する受信用アクティ ブアンテナを含み、 放射素子に供給される信号の振幅と位相を変更することで前記パターンが変更 されることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。 17.複数の放射素子が、同じ振幅を受信することを特徴とする請求の範囲第1 5項または第16項に記載の装置。 18.アンテナが、方位角モータと仰角モータによって方向を変えることができ る表面を有することを特徴とする請求の範囲第13項から第17項のいずれか一 項に記載の装置。 19.アンテナが、別個である送信部分と受信部分を有することを特徴とする請 求の範囲第13項から第18項のいずれか一項に記載の装置。 20.送信のためにフェライトベースのビーム形成回路が提供されることを特徴 とする請求の範囲第13項から第19項のいずれか一項に記載の装置。 21.送信および/または受信用アンテナが、細長い表面、特に楕円上に配置さ れた放射素子の組を含むことを特徴とする請求の範囲第13項から第20項のい ずれか一項に記載の装置。 22.電気通信システム内で使用する衛星などのスペースクラフト(22)上の 一組の送受信装置であり、 地球がいくつかのエリア(26)に分割され、該エリア(26)内で、それを 介して通信が実行される、一組の送受信装置であって、 エリアが2つのカテゴリに分割され、第1のカテゴリ(28)のエリアが低い 通信密度を有し、前記一組の送受信装置が第1 のカテゴリのエリア用の第1のタイプのアンテナを含み、 それよりかなり高い通信密度を有する第2のカテゴリ(30)のエリアについ て、前記一組の送受信装置が第1のタイプとは異なる第2のタイプの少なくとも 1つの送受信用アンテナを含むことを特徴とする一組の送受信装置。 23.スペースクラフトが、低地球軌道の衛星(22)であり、一組の送受信装 置が、エリアごとに提供され、該エリアを照射している限り、関連付けられたエ リアを指向し、 第1のタイプの送受信用アンテナが、電子的な指向と再構成を使用するアクテ ィブアンテナであり、 第2のタイプのアンテナが、アンテナをエリアに指向させる機械的手段を有す る少なくとも1つの送受信用アンテナを含むことを特徴とする請求の範囲第22 項に記載の一組の送受信装置。 24.第2のタイプのアンテナが、送信および受信パターンの形状を電子的に再 構成するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第23項に記載の一組の 送受信装置。 25.地球がいくつかのエリア(26)に分割され、該エリア(26)内の複数 エリアのための通信に割り当てられた衛星な どのスペースクラフト(22)上の送受信手段によって通信が実行される電気通 信方法であって、 第1のカテゴリの隣接する2つのエリアに異なる偏波または異なる搬送周波数 を有する信号が割り当てられるように、第1のカテゴリ(28)のエリア(2610 、2611、2612)にそれぞれの偏波と搬送周波数を有する信号が割り当てら れ、 第2のカテゴリ(30)の各エリアにすべての利用可能な偏波とすべての利用 可能な搬送周波数を有する信号が割り当てられることを特徴とする方法。 26.第1のカテゴリ(28)のエリアが、低い通信密度に割り当てられ、 第2のカテゴリ(30)のエリアが、より高い通信密度に割り当てられること を特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。
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