JP2002372953A - フィールド順次型カラー液晶表示装置 - Google Patents
フィールド順次型カラー液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィールド順次型カラー液晶表示装置におい
て、発光素子の波長のばらつきに関わらず常に同じ色を
表示できるようにすることで製品内の色のばらつき及び
製品間の個体差をなくすこと。 【解決手段】 赤色・緑色・青色の3色のLEDをLC
Dの後方に備え、LCDが開いているときに、赤色・緑
色・青色LEDを次々に高速で所定時間点灯させること
によって、3色が時間軸で混ざり合って所望の色に認識
される。ここで、青色LEDならどんな青色発光素子B
が使用されていても色度図1上の点2の青色と認識され
るように、青色LEDが点灯されているときに赤色LE
Dと緑色LEDも僅かに点灯させることによって、青色
発光素子Bの色度範囲から内側へスライドさせて、点2
に一致させるようにする。同様にして、赤色LED、緑
色LEDについても他の2色を同時に僅かに点灯させ
て、点3、点4に一致させる。
て、発光素子の波長のばらつきに関わらず常に同じ色を
表示できるようにすることで製品内の色のばらつき及び
製品間の個体差をなくすこと。 【解決手段】 赤色・緑色・青色の3色のLEDをLC
Dの後方に備え、LCDが開いているときに、赤色・緑
色・青色LEDを次々に高速で所定時間点灯させること
によって、3色が時間軸で混ざり合って所望の色に認識
される。ここで、青色LEDならどんな青色発光素子B
が使用されていても色度図1上の点2の青色と認識され
るように、青色LEDが点灯されているときに赤色LE
Dと緑色LEDも僅かに点灯させることによって、青色
発光素子Bの色度範囲から内側へスライドさせて、点2
に一致させるようにする。同様にして、赤色LED、緑
色LEDについても他の2色を同時に僅かに点灯させ
て、点3、点4に一致させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールド順次型
(Field Sequential、以下「FS型」ともいう。)カラ
ー液晶表示装置に関するものであり、さらに詳しくは発
光素子の波長ばらつきに基づく表示色のばらつきを解消
できるFS型カラー液晶表示装置に関するものである。
なお、本明細書中ではLEDチップそのものは「発光素
子」と呼び、LEDチップを搭載した発光装置全体を
「発光ダイオード」または「LED」と呼ぶこととす
る。
(Field Sequential、以下「FS型」ともいう。)カラ
ー液晶表示装置に関するものであり、さらに詳しくは発
光素子の波長ばらつきに基づく表示色のばらつきを解消
できるFS型カラー液晶表示装置に関するものである。
なお、本明細書中ではLEDチップそのものは「発光素
子」と呼び、LEDチップを搭載した発光装置全体を
「発光ダイオード」または「LED」と呼ぶこととす
る。
【0002】
【従来の技術】低価格のカラー液晶ディスプレイを開発
するために、従来のカラーフィルター方式の液晶パネル
とは異なる方式のフィールド順次型カラー液晶表示装置
が開発されている。このFS型カラー液晶表示装置は、
1ドットの液晶窓から光の三原色である赤・緑・青を次
々に表示させこれを高速で切り替えることによって時分
割で種々の色を混色表示させるものである。網膜上に結
像した光は視細胞に入り、視細胞での光刺激が化学反応
を介して電気信号で脳細胞に伝達される。この一連の反
応速度に対して十分高速で赤・緑・青の表示が切り替わ
るようにすれば、3色が混色した色として知覚される。
このFS型カラー液晶表示装置の3色バックライト光源
として、LEDが注目されている。
するために、従来のカラーフィルター方式の液晶パネル
とは異なる方式のフィールド順次型カラー液晶表示装置
が開発されている。このFS型カラー液晶表示装置は、
1ドットの液晶窓から光の三原色である赤・緑・青を次
々に表示させこれを高速で切り替えることによって時分
割で種々の色を混色表示させるものである。網膜上に結
像した光は視細胞に入り、視細胞での光刺激が化学反応
を介して電気信号で脳細胞に伝達される。この一連の反
応速度に対して十分高速で赤・緑・青の表示が切り替わ
るようにすれば、3色が混色した色として知覚される。
このFS型カラー液晶表示装置の3色バックライト光源
として、LEDが注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、FS型カラー
液晶表示装置の3色バックライト光源としてLEDを使
用する場合、光の三原色の赤色・緑色・青色発光素子
は、製造段階で発光波長のばらつきが生じ、この波長の
ばらつきを有する発光素子を用いたLEDによってFS
方式で表示した場合に各単色あるいは白色に色のばらつ
きが生じてしまう。光度は調整可能であるが、波長は製
造段階で決まってしまうため、調整することができなか
った。
液晶表示装置の3色バックライト光源としてLEDを使
用する場合、光の三原色の赤色・緑色・青色発光素子
は、製造段階で発光波長のばらつきが生じ、この波長の
ばらつきを有する発光素子を用いたLEDによってFS
方式で表示した場合に各単色あるいは白色に色のばらつ
きが生じてしまう。光度は調整可能であるが、波長は製
造段階で決まってしまうため、調整することができなか
った。
【0004】そこで、本発明は、発光素子の波長のばら
つきに関わらず常に同じ色を表示できるようにすること
によって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のな
いFS型カラー液晶表示装置を提供することを課題とす
るものである。
つきに関わらず常に同じ色を表示できるようにすること
によって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のな
いFS型カラー液晶表示装置を提供することを課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
FS型カラー液晶表示装置は、液晶表示装置において光
の三原色のLEDのうち1色が点灯されているときに、
同時に他の2色のうち少なくとも1色のLEDを色補正
用に点灯することによって、前記1色が常に色度図上の
同じ点を表示するように補正するものである。
FS型カラー液晶表示装置は、液晶表示装置において光
の三原色のLEDのうち1色が点灯されているときに、
同時に他の2色のうち少なくとも1色のLEDを色補正
用に点灯することによって、前記1色が常に色度図上の
同じ点を表示するように補正するものである。
【0006】これによって、例えば液晶表示装置におい
て赤色LEDが点灯しているときに同時に緑色LED・
青色LEDも僅かに点灯させることによって、表示され
る赤色を色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの一
点に赤色を補正する。これによって、波長が異なる赤色
発光素子が用いられた赤色LEDが点灯しているときに
も同時に緑色LED・青色LEDも僅かに点灯させるこ
とによって色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの
一点に全ての赤色を補正することができる。このように
して、緑色LED・青色LEDをそれぞれ赤色が異なる
程度に応じて僅かに点灯させることによって、赤色LE
Dの赤色発光素子の製造段階における波長のばらつきを
吸収して、赤色といえば全て色度図の予め定めた赤色エ
リアの内側よりの一点が表示されるようにする。
て赤色LEDが点灯しているときに同時に緑色LED・
青色LEDも僅かに点灯させることによって、表示され
る赤色を色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの一
点に赤色を補正する。これによって、波長が異なる赤色
発光素子が用いられた赤色LEDが点灯しているときに
も同時に緑色LED・青色LEDも僅かに点灯させるこ
とによって色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの
一点に全ての赤色を補正することができる。このように
して、緑色LED・青色LEDをそれぞれ赤色が異なる
程度に応じて僅かに点灯させることによって、赤色LE
Dの赤色発光素子の製造段階における波長のばらつきを
吸収して、赤色といえば全て色度図の予め定めた赤色エ
リアの内側よりの一点が表示されるようにする。
【0007】この結果、FS型カラー液晶表示装置の製
品内及び装置間において、ばらつくことなく同じ赤色が
表示される。以上の結果は、緑色LED、青色LEDに
ついても全く同じように得られる。さらに、これを装置
間でも行うことによって、個体差のないFS型カラー液
晶表示装置を生産することができる。
品内及び装置間において、ばらつくことなく同じ赤色が
表示される。以上の結果は、緑色LED、青色LEDに
ついても全く同じように得られる。さらに、これを装置
間でも行うことによって、個体差のないFS型カラー液
晶表示装置を生産することができる。
【0008】このようにして、発光素子の波長のばらつ
きに関わらず常に同じ色を表示できるようにすることに
よって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のない
FS型カラー液晶表示装置となる。
きに関わらず常に同じ色を表示できるようにすることに
よって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のない
FS型カラー液晶表示装置となる。
【0009】請求項2の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を点灯する時間の長さで調節するものである。
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を点灯する時間の長さで調節するものである。
【0010】本発明における1色のLEDが点灯してい
るときに他の2色のLEDを色補正用に点灯させる方式
は、波長のばらつきのある発光素子の発色を色度図にお
いて内側に寄せることによって、どのような波長の発光
素子を備えたLEDであっても、色度図上の一点に合わ
せる補正方式であるから、他の2色のLEDの点灯の割
合は僅かで良い。ここで、他の2色のLEDを僅かに点
灯させる方式としては、液晶が開いて1色のLEDが点
灯している全時間のうち一部の時間点灯させる方式があ
る。この一部の時間の全時間に対する割合をLEDごと
に調節することによって、どのような波長の発光素子を
有するLEDであっても、色度図上の一点に合わせるこ
とができる。このようにパルス長さを調節する方式は、
回路構成も簡単になって微調整が容易であるという利点
がある。
るときに他の2色のLEDを色補正用に点灯させる方式
は、波長のばらつきのある発光素子の発色を色度図にお
いて内側に寄せることによって、どのような波長の発光
素子を備えたLEDであっても、色度図上の一点に合わ
せる補正方式であるから、他の2色のLEDの点灯の割
合は僅かで良い。ここで、他の2色のLEDを僅かに点
灯させる方式としては、液晶が開いて1色のLEDが点
灯している全時間のうち一部の時間点灯させる方式があ
る。この一部の時間の全時間に対する割合をLEDごと
に調節することによって、どのような波長の発光素子を
有するLEDであっても、色度図上の一点に合わせるこ
とができる。このようにパルス長さを調節する方式は、
回路構成も簡単になって微調整が容易であるという利点
がある。
【0011】請求項3の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を通電する電流の大きさで調節するものである。
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を通電する電流の大きさで調節するものである。
【0012】即ち、他の2色のLEDを僅かに点灯させ
る方式として、液晶が開いて1色のLEDが点灯してい
る全時間点灯させる代わりに、他の2色のLEDに流れ
る電流を微調整してずっと少ない光度で点灯させる方式
である。この方式によれば、光度をどの程度に絞れば良
いかが分かり易く、またメインとなる色のパルス幅が変
化したときでも、他の2色もそれに伴って同じパルス幅
に変化させれば良いため、技術的に容易であるという利
点がある。
る方式として、液晶が開いて1色のLEDが点灯してい
る全時間点灯させる代わりに、他の2色のLEDに流れ
る電流を微調整してずっと少ない光度で点灯させる方式
である。この方式によれば、光度をどの程度に絞れば良
いかが分かり易く、またメインとなる色のパルス幅が変
化したときでも、他の2色もそれに伴って同じパルス幅
に変化させれば良いため、技術的に容易であるという利
点がある。
【0013】請求項4の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構
成において、時分割により混色して見える前記光の三原
色による表示色域を常に色度図内の同一範囲に制御する
ものである。
表示装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構
成において、時分割により混色して見える前記光の三原
色による表示色域を常に色度図内の同一範囲に制御する
ものである。
【0014】したがって、製品間で表示色域が一致する
ため、各ドットでどのような色を表示する場合において
も製品ごとに色合いが異なって見えるということがな
く、個体差のないFS型カラー液晶表示装置を生産する
ことができる。
ため、各ドットでどのような色を表示する場合において
も製品ごとに色合いが異なって見えるということがな
く、個体差のないFS型カラー液晶表示装置を生産する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0016】実施の形態1 まず、本発明の実施の形態1について、図1乃び図2を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1にかか
るフィールド順次型カラー液晶表示装置の概念を色度図
上で示す模式図である。図2は本発明の実施の形態1に
かかるフィールド順次型カラー液晶表示装置における色
調整方法を示したチャート図である。
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1にかか
るフィールド順次型カラー液晶表示装置の概念を色度図
上で示す模式図である。図2は本発明の実施の形態1に
かかるフィールド順次型カラー液晶表示装置における色
調整方法を示したチャート図である。
【0017】本実施の形態1にかかるFS型カラー液晶
表示装置においては、光の三原色の赤色・緑色・青色の
3色のLEDを液晶(LCD)の後方に備えている。そ
して、液晶が開いているときに、赤色・緑色・青色LE
Dを次々に高速で所定時間点灯させることによって、3
色が時間軸で混ざり合って所望の色に認識される。ここ
で、図1の色度図1に示されるように、赤色・緑色・青
色の3色のLEDに用いられる赤色発光素子R・緑色発
光素子G・青色発光素子Bは、製造時に発光波長が図の
ように一定の範囲内でばらつくため、そのまま使用した
のでは所望の色に認識されず、装置ごとに異なる色に認
識されて色むらが発生してしまう。そこで、青色LED
ならどんな青色発光素子Bが使用されていても色度図1
上の点2の青色と認識されるように、青色LEDが点灯
されているときに赤色LEDと緑色LEDも僅かに点灯
させることによって、青色発光素子Bの色度範囲から内
側へスライドさせて、点2に一致させるようにする。
表示装置においては、光の三原色の赤色・緑色・青色の
3色のLEDを液晶(LCD)の後方に備えている。そ
して、液晶が開いているときに、赤色・緑色・青色LE
Dを次々に高速で所定時間点灯させることによって、3
色が時間軸で混ざり合って所望の色に認識される。ここ
で、図1の色度図1に示されるように、赤色・緑色・青
色の3色のLEDに用いられる赤色発光素子R・緑色発
光素子G・青色発光素子Bは、製造時に発光波長が図の
ように一定の範囲内でばらつくため、そのまま使用した
のでは所望の色に認識されず、装置ごとに異なる色に認
識されて色むらが発生してしまう。そこで、青色LED
ならどんな青色発光素子Bが使用されていても色度図1
上の点2の青色と認識されるように、青色LEDが点灯
されているときに赤色LEDと緑色LEDも僅かに点灯
させることによって、青色発光素子Bの色度範囲から内
側へスライドさせて、点2に一致させるようにする。
【0018】赤色LEDについても同様に、青色LED
と緑色LEDを同時に僅かに点灯させることによって、
赤色発光素子Rの色度範囲から内側へスライドさせて、
点3に一致させるようにする。さらに、緑色LEDにつ
いても同様に、青色LEDと赤色LEDを同時に僅かに
点灯させることによって、緑色発光素子Gの色度範囲か
ら内側へスライドさせて、点4に一致させるようにす
る。このようにして、本実施の形態1のFS型カラー液
晶表示装置においては、青色は点2、赤色は点3、緑色
は点4とピンポイントで表示されるので、画面全面に亘
って色むらが発生することがなく、優れたカラー液晶表
示装置となる。
と緑色LEDを同時に僅かに点灯させることによって、
赤色発光素子Rの色度範囲から内側へスライドさせて、
点3に一致させるようにする。さらに、緑色LEDにつ
いても同様に、青色LEDと赤色LEDを同時に僅かに
点灯させることによって、緑色発光素子Gの色度範囲か
ら内側へスライドさせて、点4に一致させるようにす
る。このようにして、本実施の形態1のFS型カラー液
晶表示装置においては、青色は点2、赤色は点3、緑色
は点4とピンポイントで表示されるので、画面全面に亘
って色むらが発生することがなく、優れたカラー液晶表
示装置となる。
【0019】さらに、FS方式でこれら3色を混色させ
て表示される色の範囲も、点2,3,4を結んでできる
三角形5の中に限定されるので、製品ごとに比較しても
色ずれが全く生ずることがなく、個体差のないカラー液
晶表示装置を生産することができる。
て表示される色の範囲も、点2,3,4を結んでできる
三角形5の中に限定されるので、製品ごとに比較しても
色ずれが全く生ずることがなく、個体差のないカラー液
晶表示装置を生産することができる。
【0020】次に、本実施の形態1のFS型カラー液晶
表示装置における赤色発光素子R・緑色発光素子G・青
色発光素子Bの色むら解消の具体的な方法について、図
2を参照して説明する。液晶(LCD)が開いていると
きにLEDが点灯される。なお、図2に示されるよう
に、LCDが開き始めてから全開になるまでにはタイム
ラグがあるため、LCDの開の部分は立ち上がりが緩や
かになっている。このLCDが開くと、まず赤色LED
が点灯するが、それに少し遅れて緑色LED、青色LE
Dも点灯して、短時間で消灯する。これによって、赤色
LEDに用いられている赤色発光素子Rの赤色が色度図
上で内側にずらされて、図1の点3に相当する赤色に表
示される。
表示装置における赤色発光素子R・緑色発光素子G・青
色発光素子Bの色むら解消の具体的な方法について、図
2を参照して説明する。液晶(LCD)が開いていると
きにLEDが点灯される。なお、図2に示されるよう
に、LCDが開き始めてから全開になるまでにはタイム
ラグがあるため、LCDの開の部分は立ち上がりが緩や
かになっている。このLCDが開くと、まず赤色LED
が点灯するが、それに少し遅れて緑色LED、青色LE
Dも点灯して、短時間で消灯する。これによって、赤色
LEDに用いられている赤色発光素子Rの赤色が色度図
上で内側にずらされて、図1の点3に相当する赤色に表
示される。
【0021】赤色LEDが消灯してLCDが閉じると、
次にLCDが開かれると次は緑色LEDが点灯される。
少し遅れて赤色LED、青色LEDも点灯して、短時間
で消灯する。これによって、緑色LEDに用いられてい
る緑色発光素子Gの緑色が色度図上で内側にずらされ
て、図1の点4に相当する緑色に表示される。緑色LE
Dが消灯しLCDが閉じると、次にLCDが開かれると
次は青色LEDが点灯される。少し遅れて赤色LED、
緑色LEDも点灯して、短時間で消灯する。これによっ
て、青色LEDに用いられている青色発光素子Bの青色
が色度図上で内側にずらされて、図1の点2に相当する
青色に表示される。
次にLCDが開かれると次は緑色LEDが点灯される。
少し遅れて赤色LED、青色LEDも点灯して、短時間
で消灯する。これによって、緑色LEDに用いられてい
る緑色発光素子Gの緑色が色度図上で内側にずらされ
て、図1の点4に相当する緑色に表示される。緑色LE
Dが消灯しLCDが閉じると、次にLCDが開かれると
次は青色LEDが点灯される。少し遅れて赤色LED、
緑色LEDも点灯して、短時間で消灯する。これによっ
て、青色LEDに用いられている青色発光素子Bの青色
が色度図上で内側にずらされて、図1の点2に相当する
青色に表示される。
【0022】このようにして、本実施の形態1のFS型
カラー液晶表示装置においては、色補正用に点灯させる
他の2色のデューティー比を調整することによって、メ
インとなる色の色度を内側にずらして、予め定められた
点2,3,4にそれぞれ相当する色が表示されるように
調節している。
カラー液晶表示装置においては、色補正用に点灯させる
他の2色のデューティー比を調整することによって、メ
インとなる色の色度を内側にずらして、予め定められた
点2,3,4にそれぞれ相当する色が表示されるように
調節している。
【0023】メインとなる色のLEDのパルス幅が変わ
った時には、当然色補正用に点灯される他の2色のLE
Dのパルス幅もこれに伴って変化する。なお、図2にお
いては、色補正用に点灯される他の2色のLEDのパル
ス幅が同一の場合について示しているが、他の2色のL
EDのパルス幅が互いに異なる場合も有り得る。
った時には、当然色補正用に点灯される他の2色のLE
Dのパルス幅もこれに伴って変化する。なお、図2にお
いては、色補正用に点灯される他の2色のLEDのパル
ス幅が同一の場合について示しているが、他の2色のL
EDのパルス幅が互いに異なる場合も有り得る。
【0024】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2について、図3を参照して
説明する。図3は本発明の実施の形態2にかかるフィー
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
説明する。図3は本発明の実施の形態2にかかるフィー
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
【0025】図3に示されるように、この液晶(LC
D)が開いているときにLEDが点灯される。なお、実
施の形態1と同様に、LCDが開き始めてから全開にな
るまでにはタイムラグがあるため、LCDの開の部分は
立ち上がりが緩やかになっている。このLCDが開く
と、まず赤色LEDが点灯するが、それと同時に緑色L
ED、青色LEDも赤色LEDよりずっと少ない電流で
点灯する。これによって、赤色LEDに用いられている
赤色発光素子Rの赤色が色度図上で内側にずらされて、
図1の点3に相当する赤色に表示される。赤色LED、
緑色LED、青色LEDが消灯した後にLCDが閉じ
る。
D)が開いているときにLEDが点灯される。なお、実
施の形態1と同様に、LCDが開き始めてから全開にな
るまでにはタイムラグがあるため、LCDの開の部分は
立ち上がりが緩やかになっている。このLCDが開く
と、まず赤色LEDが点灯するが、それと同時に緑色L
ED、青色LEDも赤色LEDよりずっと少ない電流で
点灯する。これによって、赤色LEDに用いられている
赤色発光素子Rの赤色が色度図上で内側にずらされて、
図1の点3に相当する赤色に表示される。赤色LED、
緑色LED、青色LEDが消灯した後にLCDが閉じ
る。
【0026】次にLCDが開くと、緑色LEDが点灯
し、同時に赤色LED、青色LEDも緑色LEDよりず
っと少ない電流で点灯する。これによって、緑色LED
に用いられている緑色発光素子Gの緑色が色度図上で内
側にずらされて、図1の点4に相当する緑色に表示され
る。赤色LED、緑色LED、青色LEDが消灯した後
にLCDが閉じる。次にLCDが開くと、青色LEDが
点灯し、同時に赤色LED、緑色LEDも青色LEDよ
りずっと少ない電流で点灯する。これによって、青色L
EDに用いられている青色発光素子Bの青色が色度図上
で内側にずらされて、図1の点2に相当する青色に表示
される。
し、同時に赤色LED、青色LEDも緑色LEDよりず
っと少ない電流で点灯する。これによって、緑色LED
に用いられている緑色発光素子Gの緑色が色度図上で内
側にずらされて、図1の点4に相当する緑色に表示され
る。赤色LED、緑色LED、青色LEDが消灯した後
にLCDが閉じる。次にLCDが開くと、青色LEDが
点灯し、同時に赤色LED、緑色LEDも青色LEDよ
りずっと少ない電流で点灯する。これによって、青色L
EDに用いられている青色発光素子Bの青色が色度図上
で内側にずらされて、図1の点2に相当する青色に表示
される。
【0027】このようにして、本実施の形態2のFS型
カラー液晶表示装置においては、色補正用に点灯させる
他の2色の電流を調整することによって、メインとなる
色の色度を内側にずらして、予め定められた点2,3,
4にそれぞれ相当する色が表示されるように調節してい
る。
カラー液晶表示装置においては、色補正用に点灯させる
他の2色の電流を調整することによって、メインとなる
色の色度を内側にずらして、予め定められた点2,3,
4にそれぞれ相当する色が表示されるように調節してい
る。
【0028】メインとなる色のLEDのパルス幅が変わ
った時には、当然色補正用に点灯される他の2色のLE
Dのパルス幅も同じパルス幅に変化する。なお、図3に
おいては、色補正用に点灯される他の2色のLEDの電
流が同一の場合について示しているが、他の2色のLE
Dの電流が互いに異なる場合も有り得る。
った時には、当然色補正用に点灯される他の2色のLE
Dのパルス幅も同じパルス幅に変化する。なお、図3に
おいては、色補正用に点灯される他の2色のLEDの電
流が同一の場合について示しているが、他の2色のLE
Dの電流が互いに異なる場合も有り得る。
【0029】フィールド順次型カラー液晶表示装置のそ
の他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関
係等についても、上記各実施の形態に限定されるもので
はない。
の他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関
係等についても、上記各実施の形態に限定されるもので
はない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかるFS型カラー液晶表示装置は、液晶表示装置にお
いて光の三原色のLEDのうち1色が点灯されていると
きに、同時に他の2色のうち少なくとも1色のLEDを
色補正用に点灯することによって、前記1色が常に色度
図上の同じ点を表示するように補正するものである。
かかるFS型カラー液晶表示装置は、液晶表示装置にお
いて光の三原色のLEDのうち1色が点灯されていると
きに、同時に他の2色のうち少なくとも1色のLEDを
色補正用に点灯することによって、前記1色が常に色度
図上の同じ点を表示するように補正するものである。
【0031】これによって、例えば液晶表示装置におい
て赤色LEDが点灯しているときに同時に緑色LED・
青色LEDも僅かに点灯させることによって、表示され
る赤色を色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの一
点に赤色を補正する。これによって、波長が異なる赤色
発光素子が用いられた赤色LEDが点灯しているときに
も同時に緑色LED・青色LEDも僅かに点灯させるこ
とによって色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの
一点に全ての赤色を補正することができる。このように
して、緑色LED・青色LEDをそれぞれ赤色が異なる
程度に応じて僅かに点灯させることによって、赤色LE
Dの赤色発光素子の製造段階における波長のばらつきを
吸収して、赤色といえば全て色度図の予め定めた赤色エ
リアの内側よりの一点が表示されるようにする。
て赤色LEDが点灯しているときに同時に緑色LED・
青色LEDも僅かに点灯させることによって、表示され
る赤色を色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの一
点に赤色を補正する。これによって、波長が異なる赤色
発光素子が用いられた赤色LEDが点灯しているときに
も同時に緑色LED・青色LEDも僅かに点灯させるこ
とによって色度図の予め定めた赤色エリアの内側よりの
一点に全ての赤色を補正することができる。このように
して、緑色LED・青色LEDをそれぞれ赤色が異なる
程度に応じて僅かに点灯させることによって、赤色LE
Dの赤色発光素子の製造段階における波長のばらつきを
吸収して、赤色といえば全て色度図の予め定めた赤色エ
リアの内側よりの一点が表示されるようにする。
【0032】この結果、FS型カラー液晶表示装置の製
品内及び装置間において、ばらつくことなく同じ赤色が
表示される。以上の結果は、緑色LED、青色LEDに
ついても全く同じように得られる。さらに、これを装置
間でも行うことによって、個体差のないFS型カラー液
晶表示装置を生産することができる。
品内及び装置間において、ばらつくことなく同じ赤色が
表示される。以上の結果は、緑色LED、青色LEDに
ついても全く同じように得られる。さらに、これを装置
間でも行うことによって、個体差のないFS型カラー液
晶表示装置を生産することができる。
【0033】このようにして、発光素子の波長のばらつ
きに関わらず常に同じ色を表示できるようにすることに
よって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のない
FS型カラー液晶表示装置となる。
きに関わらず常に同じ色を表示できるようにすることに
よって製品内の色のばらつき及び製品間の個体差のない
FS型カラー液晶表示装置となる。
【0034】請求項2の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を点灯する時間の長さで調節するものである。
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を点灯する時間の長さで調節するものである。
【0035】本発明における1色のLEDが点灯してい
るときに他の2色のLEDを色補正用に点灯させる方式
は、波長のばらつきのある発光素子の発色を色度図にお
いて内側に寄せることによって、どのような波長の発光
素子を備えたLEDであっても、色度図上の一点に合わ
せる補正方式であるから、他の2色のLEDの点灯の割
合は僅かで良い。ここで、他の2色のLEDを僅かに点
灯させる方式としては、液晶が開いて1色のLEDが点
灯している全時間のうち一部の時間点灯させる方式があ
る。請求項1に記載の効果に加えて、この一部の時間の
全時間に対する割合をLEDごとに調節することによっ
て、どのような波長の発光素子を有するLEDであって
も、色度図上の一点に合わせることができる。このよう
にパルス長さを調節する方式は、回路構成も簡単になっ
て微調整が容易であるという利点がある。
るときに他の2色のLEDを色補正用に点灯させる方式
は、波長のばらつきのある発光素子の発色を色度図にお
いて内側に寄せることによって、どのような波長の発光
素子を備えたLEDであっても、色度図上の一点に合わ
せる補正方式であるから、他の2色のLEDの点灯の割
合は僅かで良い。ここで、他の2色のLEDを僅かに点
灯させる方式としては、液晶が開いて1色のLEDが点
灯している全時間のうち一部の時間点灯させる方式があ
る。請求項1に記載の効果に加えて、この一部の時間の
全時間に対する割合をLEDごとに調節することによっ
て、どのような波長の発光素子を有するLEDであって
も、色度図上の一点に合わせることができる。このよう
にパルス長さを調節する方式は、回路構成も簡単になっ
て微調整が容易であるという利点がある。
【0036】請求項3の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を通電する電流の大きさで調節するものである。
表示装置は、請求項1の構成において、前記他の2色の
うち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯する割合
を通電する電流の大きさで調節するものである。
【0037】即ち、請求項1に記載の効果に加えて、他
の2色のLEDを僅かに点灯させる方式として、液晶が
開いて1色のLEDが点灯している全時間点灯させる代
わりに、他の2色のLEDに流れる電流を微調整してず
っと少ない光度で点灯させる方式である。この方式によ
れば、光度をどの程度に絞れば良いかが分かり易く、ま
たメインとなる色のパルス幅が変化したときでも、他の
2色もそれに伴って同じパルス幅に変化させれば良いた
め、技術的に容易であるという利点がある。
の2色のLEDを僅かに点灯させる方式として、液晶が
開いて1色のLEDが点灯している全時間点灯させる代
わりに、他の2色のLEDに流れる電流を微調整してず
っと少ない光度で点灯させる方式である。この方式によ
れば、光度をどの程度に絞れば良いかが分かり易く、ま
たメインとなる色のパルス幅が変化したときでも、他の
2色もそれに伴って同じパルス幅に変化させれば良いた
め、技術的に容易であるという利点がある。
【0038】請求項4の発明にかかるFS型カラー液晶
表示装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構
成において、時分割により混色して見える前記光の三原
色による表示色域を常に色度図内の同一範囲に制御する
ものである。
表示装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構
成において、時分割により混色して見える前記光の三原
色による表示色域を常に色度図内の同一範囲に制御する
ものである。
【0039】したがって、請求項1乃至請求項3のいず
れか1つに記載の効果に加えて、製品間で表示色域が一
致するため、各ドットでどのような色を表示する場合に
おいても製品ごとに色合いが異なって見えるということ
がなく、個体差のないFS型カラー液晶表示装置を生産
することができる。
れか1つに記載の効果に加えて、製品間で表示色域が一
致するため、各ドットでどのような色を表示する場合に
おいても製品ごとに色合いが異なって見えるということ
がなく、個体差のないFS型カラー液晶表示装置を生産
することができる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態1にかかるフィー
ルド順次型カラー液晶表示装置の概念を色度図上で示す
模式図である。
ルド順次型カラー液晶表示装置の概念を色度図上で示す
模式図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1にかかるフィー
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態2にかかるフィー
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
ルド順次型カラー液晶表示装置における色調整方法を示
したチャート図である。
1 色度図 2,3,4 色度図上の同じ点 5 色度図内の同一範囲 R,G,B 光の三原色
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/34 G09G 3/34 J H01L 33/00 H01L 33/00 K Fターム(参考) 2H091 FA45Z LA15 LA16 2H093 NA65 NC43 ND17 ND24 5C006 AA22 AF46 BB16 BB29 FA16 5C080 AA10 BB05 CC03 EE30 JJ04 JJ05 5F041 AA11 AA12 DA14 FF01
Claims (4)
- 【請求項1】 液晶表示装置において光の三原色のLE
Dのうち1色が点灯されているときに、同時に他の2色
のうち少なくとも1色のLEDを色補正用に点灯するこ
とによって、前記1色が常に色度図上の同じ点を表示す
るように補正することを特徴とするフィールド順次型カ
ラー液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記他の2色のうち少なくとも1色のL
EDを色補正用に点灯する割合を点灯する時間の長さで
調節することを特徴とする請求項1に記載のフィールド
順次型カラー液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記他の2色のうち少なくとも1色のL
EDを色補正用に点灯する割合を通電する電流の大きさ
で調節することを特徴とする請求項1に記載のフィール
ド順次型カラー液晶表示装置。 - 【請求項4】 時分割により混色して見える前記光の三
原色による表示色域を常に色度図内の同一範囲に制御す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
つに記載のフィールド順次型カラー液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179822A JP2002372953A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | フィールド順次型カラー液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179822A JP2002372953A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | フィールド順次型カラー液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002372953A true JP2002372953A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19020332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001179822A Pending JP2002372953A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | フィールド順次型カラー液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002372953A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003081569A1 (fr) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Olympus Corporation | Unite d'affichage d'image couleur |
WO2006129611A1 (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | レーザ画像表示装置およびカラー画像表示方法 |
JP2008268890A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-11-06 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd | フィールドシーケンシャル照明システムにおける定色点のための色管理制御装置 |
JP2009180907A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | 21 Aomori Sangyo Sogo Shien Center | フィールドシーケンシャルカラー表示装置用色光源 |
JP2010102300A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-05-06 | Casio Computer Co Ltd | 投影装置及び投影方法 |
KR101002320B1 (ko) * | 2003-08-29 | 2010-12-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치와 그의 구동방법 |
JP2011048377A (ja) * | 2008-09-26 | 2011-03-10 | Casio Computer Co Ltd | 投影装置及び投影方法 |
US8941787B2 (en) | 2012-11-27 | 2015-01-27 | Samsung Display Co., Ltd. | Three-dimensional image display device and driving method thereof |
US9690133B2 (en) | 2013-11-08 | 2017-06-27 | Samsung Display Co., Ltd. | Display substrate, display panel and display apparatus having the display substrate |
-
2001
- 2001-06-14 JP JP2001179822A patent/JP2002372953A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7926950B2 (en) | 2005-05-30 | 2011-04-19 | Panasonic Corporation | Laser image display device and color image display method utilizing control of the power of plural laser beams to display a pixel |
JP4833203B2 (ja) * | 2005-05-30 | 2011-12-07 | パナソニック株式会社 | レーザ画像表示装置 |
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US8408719B2 (en) | 2008-09-26 | 2013-04-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Projection apparatus and projection method |
US8941787B2 (en) | 2012-11-27 | 2015-01-27 | Samsung Display Co., Ltd. | Three-dimensional image display device and driving method thereof |
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