JP2002369106A - ディジタルカメラおよびデータ転送方法 - Google Patents

ディジタルカメラおよびデータ転送方法

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JP2002369106A
JP2002369106A JP2001141702A JP2001141702A JP2002369106A JP 2002369106 A JP2002369106 A JP 2002369106A JP 2001141702 A JP2001141702 A JP 2001141702A JP 2001141702 A JP2001141702 A JP 2001141702A JP 2002369106 A JP2002369106 A JP 2002369106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルカメラのデータをパソコンにUS
Bによって転送する時に、パソコンが関連するファイル
を認識することを可能とする。 【解決手段】 USBとしてPTPが使用される。PT
Pでもってデータをパソコンへ転送するために、ファイ
ル番号をオブジェクトハンドルに変換する。サブファイ
ルの存在するファイルに関しては、パソコンが認識でき
るフォルダを作成し、同一のフォルダ内に関連するメイ
ンおよびサブファイルが格納される。フォルダに対して
は、オブジェクトハンドルに「z000」が付加されたファ
イル番号を使う。zは、ファイル種別の値である。z=
1がE−メール用サブファイル、z=2がボイスメモサ
ブファイル、z=0がサブファイルが存在しないことを
表す。サブファイルに対しては、「000z」がオブジェク
トハンドルに付加されたファイル番号を使う。メインフ
ァイルはファイル番号をそのまま使う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数のUSB(Uni
versal Serial Bus)接続を切り替えて使用できるディジ
タルカメラおよびディジタルカメラからパソコン等のホ
ストへデータを転送するためのデータ転送方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】USBは、パソコンに周辺機器を接続す
るのに使用されるインターフェースであり、既存のシリ
アルポート、パラレルポートに置き換わりつつある。デ
ィジタルカメラで撮影したスチル画像、低ビットレート
の動画等のディジタルデータをパーソナルコンピュータ
(以下パソコンと略す)に転送する場合のインターフェ
ースとしてUSBが使用されつつある。一般的に、ディ
ジタルカメラでは、撮影した画像データがリムーバブル
な記憶媒体例えばメモリカードに記録される。
【0003】メモリカードに記録された画像ファイルを
パソコンに転送する場合では、ディジタルカメラがUS
Bポートを備えていれば、ディジタルカメラをUSBケ
ーブルによってパソコンに直接接続してメモリカードに
記録されている画像ファイルをディジタルカメラからパ
ソコンに転送することができる。
【0004】USBインターフェースのディジタルカメ
ラに関係する規格としては、マスストレージクラスイン
ターフェースに基づいたものと、スチルイメージクラス
インターフェースに基づいたものが存在する。マススト
レージクラスインターフェースは、パソコンからディジ
タルカメラがリムーバブルメディアとして認識されるも
のである。スチルイメージクラスインターフェースは、
スキャナとしてパソコンに認識されるものである。この
ように、パソコンからのデバイスの見え方が違う点で二
つのクラスが相違する。マスストレージクラスインター
フェースは、「Universal Serial Bus Mass Storage Cl
ass Specification Overview (Revision1.1 June28,200
0) 」の仕様書に規定されている。
【0005】ディジタルカメラとして、複数の形式のフ
ァイルを同時に記録メディアに記録することができる機
能を有するものがある。例えば撮影画像(主画像)とは
別にE−メール用のサイズが縮小された画像を記録メデ
ィアに記録できる機能を有するディジタルカメラが提案
されている。他の例として、主画像と、音声のメモ(ボ
イスメモと称される)を記録メディアに記録できる機能
を有するものも提案されている。主画像を適宜メインフ
ァイルと称し、メインファイルに関連したこれらのファ
イルをサブファイルと称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルカメラ本体
では、主画像とE−メール用のサブファイルとが別々の
フォルダに格納されている。したがって、保存先のフォ
ルダ、ファイル名、記録日時を比較することによって、
主画像とサブファイルとを関連付けることができる。従
来のマスストレージクラスのUSBインターフェースを
使ってパソコンに記録メディアに記録されているデータ
を転送する場合、ディジタルカメラにおけるディレクト
リ構造がそのままパソコンに移されることになる。その
場合、ユーザは、パソコン上で、フォルダ名、ファイル
名、記録日時等から主画像ファイルと関連するサブファ
イルを探し出す必要があり、これらのファイルの関連を
容易に判別することができなかった。
【0007】最近では、スチルイメージクラスインター
フェースに基づいて作成され、より上位の層として、P
TP(Picture Transfer Protocol)がPIMA(Photogra
phicand Imaging Manufactures Association,INC.) に
よって提案されている。この規格は、ディジタルカメラ
や、スキャナ等を対象としたデータ転送方式である。こ
の方法は、ディレクトリ構造を意識しないでもユーザが
簡単に画像ファイルをパソコンに取り込み、パソコン上
で所望のファイルを選択する等の操作を簡単化すること
が可能となる。例えば画像ファイルのサムネール画像を
表示する機能がPTPにある。したがって、ディジタル
カメラのUSBインターフェースとしては、ユーザの操
作性の向上のために、PTPを採用することが好まし
い。
【0008】しかしながら、PTPは、記録メディアに
記録されている時に存在していたフォルダ等のディレク
トリ構造をパソコンに対して転送することができず、画
像データは、同等なものとして転送される。したがっ
て、PTPで転送されたデータを見ても、主画像ファイ
ルとサブファイルとの関連付けが簡単には分からない問
題があった。
【0009】したがって、この発明の目的は、PTPの
ように、記録メディア上のディレクトリ構造と無関係に
画像データを送るUSBインターフェースを使用しなが
ら、関連する2以上のファイルをユーザが関連するもの
としてパソコン上で容易に認識できることが可能とされ
たディジタルカメラおよびデータ転送方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために、請求項1の発明は、記録メディアに対して撮影
画像のデータを記録し、記録メディアから画像データを
読み出すようにしたディジタルカメラにおいて、撮影画
像を処理する画像処理部と、制御部と、制御部に対して
操作信号を出力する操作入力部と、制御部によって制御
され、USBインターフェースを構成するUSBコント
ローラとを備え、操作入力部における設定された所定の
撮影モードでは、撮影画像と対応するメインファイルに
関連するサブファイルが生成され、制御部によって、メ
インファイルおよびサブファイルが記録メディアに対し
て記録され、記録メディアに格納されているメインファ
イルおよびサブファイルをUSBインターフェースによ
って転送する時に、転送されるデータ内にフォルダが作
成されるようにしたディジタルカメラである。
【0011】請求項7の発明は、所定の撮影モードで
は、撮影画像と対応するメインファイルに関連するサブ
ファイルが生成され、メインファイルおよびサブファイ
ルが記録メディアに対して記録され、記録メディアに格
納されているメインファイルおよびサブファイルをUS
Bインターフェースによってホスト側へ転送するデータ
転送方法であって、転送されるデータ内にフォルダが作
成されるようにしたデータ転送方法である。
【0012】USBインターフェース例えばPTPでも
ってデータをディジタルカメラからパソコンへ転送する
時に、フォルダを作成できるので、パソコンに転送され
たデータの関連付けが容易に分かる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。この一実施形態は、ディジタルカメラで
記録された画像ファイルをディジタルカメラからパソコ
ンに転送する場合にこの発明を適用したものである。す
なわち、図1に示すように、USBホスト(パソコン)
100とUSBポートを備えたディジタルカメラ102
とがUSBケーブル101で直接接続され、ディジタル
カメラ102内のリムーバブルな記録メディア例えばメ
モリカードに記録されている画像ファイルがディジタル
カメラ102からパソコン100に転送される。
【0014】一実施形態では、スチルイメージクラスイ
ンターフェースに基づいたPTPによってディジタルカ
メラ102からパソコン100に対してデータが転送さ
れる。このため、パソコン100には、PTPとフォル
ダ構造に対応したアプリケーション(OS(Operating S
ystem)に付属する場合を含む)がインストールされてい
る。
【0015】図2は、ディジタルカメラ102のシステ
ム構成を示し、1がCCD(ChargeCoupled Device)を
示す。CCD1の画素数(水平画素数×垂直画素数)
は、例えば1800 ×1200とされている。撮影画像(カラ
ー画像)の画素数に対して記録画像の画素数は、種々の
画素数のものが選択可能とされている。CCD1は、図
示しないレンズ部を介された被写体像を撮像信号として
出力する。CCD1のレンズ部においては、自動絞り制
御動作や自動焦点制御動作がなされる。撮像信号がカメ
ラブロック2に供給される。
【0016】カメラブロック2は、クランプ回路、輝度
信号処理回路、輪郭補正回路、欠陥補償回路、自動絞り
制御回路、自動焦点制御回路、自動ホワイトバランス補
正回路等が含まれる。カメラブロック2から例えばRG
B信号から変換された輝度信号および色差信号からなる
コンポーネント信号の形式でディジタル撮像信号が発生
する。ディジタル撮像信号が画像処理ブロック3に供給
される。
【0017】画像処理ブロック3は、信号切り換え部、
表示用バッファメモリ、D/A変換器、画像データのエ
ンコーダ、デコーダ等を有する。画像ファイルの形式と
しては、JPEG(Joint Photographic Experts Grou
p) ,MPEG(Moving Picture Experts Group),GI
F(Graphics Interchange Format),TIFF(TaggedI
mage File Format)、BMP(Windows(登録商
標) BitMap)等が選択的に可能とされている。
画像処理ブロック3に表示装置4および画像メモリ5例
えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)が接続さ
れる。画像処理ブロック3において、生成されたRGB
信号がD/A変換器を介して表示装置4に供給される。
表示装置4は、カメラと一体に設けられたLCD(Liqu
id Crystal Display) 等の表示デバイスで構成されたも
のである。
【0018】カメラブロック2からの画像信号が表示装
置4に供給されることによって、撮影中の画像が表示さ
れ、また、制御マイコン6を介して供給される記録メデ
ィア9の読み出し画像が表示される。さらに、モード設
定用のメニュー画面が表示装置4に表示される。記録メ
ディア9は、リムーバブルなメディアであって、メモリ
カード、フレキシブルディスク、CD−R等を使用でき
る。
【0019】制御マイコン6には、操作入力部7、バッ
ファメモリ8、記録メディア9および単一のUSBコン
トローラ10が接続され、USBコントローラ10に対
してUSBコネクタ11が接続されている。制御マイコ
ン6は、PTPのUSBインターフェースでもってUS
Bコントローラ10を制御する。制御マイコン6から制
御情報が各部に供給されることによって、画像データの
処理がなされ、画像メモリ5、バッファメモリ8へのデ
ータの書込み、読み出しがなされ、記録メディア9への
書込み、読み出しが実行される。
【0020】操作入力部7は、シャッターボタン、モー
ド指定用のモードダイヤル、その他の撮影者が操作する
各種のスイッチを有する。シャッターボタンが押される
と、制御マイコン6がこれを検出し、カメラブロック2
および画像処理ブロック3を制御して画像メモリ5に撮
影した原画像を記憶し、そして、画像処理ブロック3に
よって原画像データを圧縮し、圧縮データを記録メディ
ア9に記録する。この場合、選択的に設定された記録モ
ードに応じて、主画像に加えて他の情報(サブファイル
と称する)が同時に記録メディア9に記録される。
【0021】例えばE−メールモードが設定されている
と、JPEGで圧縮された主画像に比してサイズの小さ
なE−メール用のサブファイル(例えばCIF(Common
Intermediate Format,320x240 画素)形式の画像)が
画像処理ブロック3で生成され、主画像と同時に且つ主
画像と別ファイルとして記録メディア9に書き込まれ
る。さらに、ボイスメモモードでは、図示しないマイク
ロホンから入力された音声をMPEG形式で圧縮したサ
ブファイルが同時に記録メディア9に書き込まれる。
【0022】一実施形態では、E−メール用のサブファ
イルとボイスメモ用のサブファイルとの一方が一つの主
画像に関連して作成可能とされている。E−メール用の
サブファイルは、主画像と同一のファイル名のものであ
り、主画像およびボイスメモサブファイルとは別のフォ
ルダに格納されている。ボイスメモサブファイルも同様
に、主画像およびE−メール用サブファイルのフォルダ
とは別のフォルダに格納されている。カメラ本体は主画
像に対してファイル番号を付けることによって主画像を
管理し、サブファイルに対しては主画像との関連を、例
えば保存先のフォルダや名前、記録日時などをもとに判
別することができる。ファイル番号は、ファイル名とは
関係なく付けられている。
【0023】USBコネクタ11に接続されたUSBコ
ントローラ10は、制御マイコン6にバス接続され、制
御マイコン6がUSBコントローラ10からのデータを
送受信することによって、USBコネクタ11にケーブ
ル101を介して接続されたパソコン100との間でP
TPに基づいてデータ転送機能を実現する。
【0024】図3は、例えば記録メディア9に格納され
ているデータをパソコン100に転送する場合の制御マ
イコン6が行う処理の概略を示す。USBコネクタ11
にパソコンが接続されたことを制御マイコン6が検出す
ると、S101の処理が実行される。。そして、ステッ
プS102において、制御マイコン6は、記録メディア
9に存在するファイルのファイルテーブルをバッファメ
モリ8上に作成する。
【0025】ファイルテーブルは、主画像毎に保存先の
フォルダや名前、記録日時などをもとに関連のあるサブ
ファイルが存在するかどうか、また、存在する場合はそ
の種類を記憶する。図4がファイルテーブルの一例を示
す。図4において、ファイル番号は、記録メディア9に
記録されている主画像を特定する番号である。ファイル
番号で特定される主画像ファイル毎にファイル種別情報
が生成される。ファイル種別情報は、0、1、2の3値
をとりうるものである。0は、サブファイルが存在しな
い場合、1は、E−メールサブファイルが存在する場
合、2は、ボイスメモサブファイルが存在する場合をそ
れぞれ表している。
【0026】常にこのファイルテーブルを保持せず、U
SB接続の際に作成するのは、USB接続時以外の時は
バッファメモリ8を他の用途に効率的に使用し、バッフ
ァメモリ8の容量を増加させずに本機能を実現するため
である。また、テーブル作成中は、パソコンからのファ
イルを対象とした要求に対して対応できない。これによ
る不具合を回避するために、パソコンへのUSB接続要
求を出す前にステップS102のファイルテーブル作成
処理を行う。
【0027】ステップS102のテーブル作成処理が終
わると、ステップS103において、パソコンに対して
USB接続要求を出す。この時点でパソコンは、カメラ
をUSBデバイスとして認識し、USBコントローラ1
0に対して転送要求を出す。
【0028】転送要求がUSBコントローラ10を介し
て制御マイコン6に伝わり、この要求を受けた制御マイ
コンは転送要求の種類に応じて、記録メディア9の情報
やデータをバッファメモリ8に転送する。
【0029】この一実施形態では、サブファイルの存在
する画像ファイルに関して、PTPのプロトコルに準拠
してユーザから見える仮想的なフォルダを作成する。す
なわち、同一のフォルダ内に、関連する二つのファイル
(主画像ファイルとE−メール用サブファイル、主画像
ファイルとボイスメモ等)が格納されているものとして
パソコンが認識できるように、各ファイルに対してそれ
ぞれ属性データが付加される。フォルダを作成する時
に、上述したファイルテーブルが参照される。
【0030】図5は、かかる処理を概略的に示す。ディ
ジタルカメラでは、画像データをファイル番号で管理し
ている。PTPでは、画像データをオブジェクトハンド
ルと称される番号で管理している。ファイル番号を0x00
01,0x0002,・・・,0x000n,・・・ ,0x000mと表す。0x
は、16進表記を表している。ファイル番号が2バイト
で表されている。
【0031】PTPでもってデータをパソコンへ転送す
るために、ファイル番号をオブジェクトハンドルに変換
する。その場合、図5Aに示すように、サブファイルの
存在する画像ファイルに関しては、フォルダを作成し、
同一のフォルダ内に関連する二つのファイル、すなわ
ち、メインファイルとサブファイルが格納されているよ
うにパソコンが認識できるようにする。フォルダに対し
ては、オブジェクトハンドルの上位2バイトとして、
「z000」が付加される。メインファイルに対しては、オ
ブジェクトハンドルの上位2バイトとして、「0000」が
付加される。サブファイルに対しては、オブジェクトハ
ンドルの上位2バイトとして、「000z」が付加される。
【0032】ここで、zは、前述したように作成された
ファイルテーブル中のファイル種別の値である。すなわ
ち、z=1がE−メール用サブファイルを意味し、z=
2がボイスメモサブファイルを意味する。z=0の場合
には、サブファイルが存在しないことを意味するので、
その場合では、フォルダが作成されない。
【0033】図5Bは、サブファイルが存在するメイン
ファイルに関して、ファイル番号をメインファイル、サ
ブファイルおよびフォルダのそれぞれのオブジェクトハ
ンドルに変換した例を示している。オブジェクトハンド
ルは、フォルダ、メインファイル、サブファイルの順序
で送られる。なお、オブジェクトハンドルと「0x0000FF
FF」との論理積をとるマスク処理によって、オブジェク
トハンドルをファイル番号へ変換できる。
【0034】さらに、この発明の一実施形態についてよ
り詳細に説明する。図6は、ディジタルカメラにおける
データの保存のためのディレクトリ構造と、PTP用の
ディレクトリおよびファイル名との関連を示している。
一実施形態におけるディジタルカメラでは、「DCIM」の
ディレクトリの中に静止画の主画像が保存される「100M
SDCF」のサブディレクトリが作成される。サブディレク
トリの中に主画像ファイル(メインファイル)が格納さ
れる。
【0035】「MSSONY」と示すローカルピクチャディレ
クトリに対して、E−メール用画像およびTIFF画像
用のサブディレクトリ「IMCIF100」、ボイスファイル用
のサブディレクトリ「MOMLV100」および動画用サブディ
レクトリ「MOML0001」が作成される。各サブディレクト
リに対して、それぞれサブファイルが格納される。さら
に、「MISC」のディレクトリが作成される。
【0036】ディレクトリおよびサブディレクトリは、
それぞれフォルダおよびサブフォルダに対応する。例え
ばマスストレージクラスインターフェースであれば、図
6に示すようなディレクトリ構造をパソコンに対して転
送することができる。但し、その場合では、ディレクト
リ構造をユーザが知らないと、所望のファイルを容易に
検索したり、互いに関連するメインファイルおよびサブ
ファイルを認識することが面倒な問題がある。
【0037】一例として、図6中で二重枠で囲んだファ
イルがPTPによって選択的に転送される。全てのファ
イルを一括してパソコンに転送することも可能である。
さらに、括弧内の数字がファイル番号を示す。ディジタ
ルカメラでは、このファイル番号によってファイルを管
理している。図6の例において、PTPで転送されるフ
ァイルの中で、同一のファイル番号を有する、メインフ
ァイル「DSC00002.JPG」とサブファイル(E−メール用
画像)「DSC00002.JPG」が互いに関連するファイルであ
り、また、メインファイル「DSC00003.JPG」とサブファ
イル(ボイスメモ)「DSC00003.MPG」が互いに関連する
ファイルである。ディジタルカメラでは、別々のディレ
クトリ(フォルダ)にこれらのファイルが入っている。
この発明を適用しないと、PTPでは、これらのファイ
ルが対等な関係のものとして転送され、パソコン上で
は、これらのファイル名から関連する付けを探す必要が
生じる。この発明を適用すれば、関連付けを示すことが
可能なように仮想的なフォルダが作成される。
【0038】図7は、PTPで転送されるメインファイ
ルおよびサブファイルのファイル名を示している。Re
cモードは、操作入力部7におけるユーザの操作で設定
された撮影モードを表す。ノーマルモードでは、撮影さ
れた自然画等の主画像(メインファイル)のみが記録メ
ディア9に記録される。E−メールモードでは、主画像
と共に、縮小されたサイズのE−メール用画像(サブフ
ァイル)が記録メディア9に記録される。ボイスメモモ
ードでは、主画像と共に、MPEGで圧縮された音声デ
ータであるボイスメモ(サブファイル)が記録メディア
9に記録される。さらに、保存形式をTIFFとするモ
ード、文書を撮影するテキストモード等が選択可能とさ
れている。
【0039】図8は、上述したPTPで転送されるファ
イルの構造を示している。メインファイルおよびサブフ
ァイルが存在する場合には、ファイル名と対応する名前
のフォルダが作成される。「DSC00002.JPG」(メインフ
ァイルのファイル名)および「DSCA0002.JPG」(E−メ
ール用サブファイルのファイル名)に対して、ファイル
名から拡張子を除いた「DSC00002」がフォルダ名とされ
る。「DSC00003.JPG」(メインファイルのファイル名)
および「DSCA0003.MPG」(ボイスメモサブファイルのフ
ァイル名)に対して「DSC00003」のフォルダが作成され
る。
【0040】図9は、PTPの規格上で規定されている
オペレーションの一部と、その意味を示すものである。
オペレーションは、パソコンからディジタルカメラに対
して与えられる一種のコマンドであり、2バイトのコー
ドである。例えばオペレーション「GetObjectHandles」
は、オブジェクトハンドルの取得を指示する。PTPで
は、ディジタルカメラからパソコンに対して実際に画像
データを転送するのに先立って、デバイス情報の取得、
オブジェクトハンドルの取得、オブジェクト情報の取得
の処理が必要とされる。
【0041】図10は、ディジタルカメラとパソコンと
を接続した場合の動作例を示す。パソコンがUSBホス
トであり、プロトコルを管理する。パソコンは、オペレ
ーションをディジタルカメラに対して送信し、ディジタ
ルカメラからのイベントに応答する。ディジタルカメラ
は、パソコンからのオペレーションに応答する。
【0042】パソコンに接続されたディジタルカメラ
は、PTP初期化処理の後に接続をパソコンに対して通
知する。接続を検出したパソコンは、ディジタルカメラ
に対してUSBデバイスの認識処理を行い、PTP処理
に移行する。ここまでの処理は、図10において、US
B接続処理として表されている。
【0043】次に、パソコンからオペレーション「GetD
eviceInfo」がディジタルカメラに送信される。このオ
ペレーションは、デバイス(カメラ)情報の取得のため
のものである。ディジタルカメラは、デバイス情報をパ
ソコンに対して送信する。デバイス情報は、対応してい
るオペレーション、対応しているイベント、対応してい
る画像フォーマット等である。
【0044】そして、パソコンからオペレーション「Op
enSession」がディジタルカメラに送信される。このオ
ペレーションは、セッションの開始のためのもので、セ
ッションIDが発行される。その後に、パソコンからオ
ペレーションがディジタルカメラに送信され、ディジタ
ルカメラからは、受け取ったオペレーションに対応した
データおよびレスポンスがパソコンに送信される。PT
P処理が終了すると、パソコンからディジタルカメラに
対してオペレーション「CloseSession」が送信され、セ
ッションが終了する。
【0045】図11は、接続時の動作例を示すものであ
る。パソコンからディジタルカメラに対してオペレーシ
ョン「GetObjectHandles」が送信される。これは、画像
ファイル番号の取得のためのものである。ディジタルカ
メラは、記録メディア9上の全てのオブジェクトに関し
てオブジェクトハンドルをパソコンに送信する。オブジ
ェクトとは、カメラで再生できる画像ファイルである。
次にパソコンが各オブジェクトに対してオペレーション
「GetObjectInfo」を発行する。ディジタルカメラは、
要求のあったオブジェクトのファイル情報(ObjectInf
o)をパソコンに返す。
【0046】オブジェクトハンドルは、ディジタルカメ
ラで扱うファイル番号に相当するが、PTPでは、サブ
ファイルの観念が無いので、サブファイルのオブジェク
トハンドルを生成する必要がある。このとき、サブファ
イルが存在する場合は同時にフォルダのオブジェクトハ
ンドルも生成する。
【0047】ファイル番号が2バイトデータで、オブジ
ェクトハンドルが4バイトデータである。そこで、図5
を参照して説明したように、オブジェクトハンドルの下
位側の2バイトをファイル番号として使用する。これに
より、オブジェクトハンドルを0x0000FFFFでマスクする
ことにより容易にファイル番号に変換することが可能と
なる。フォルダとサブファイルについては、オブジェク
トハンドルの上位側2バイトをその判別に使用する。例
えば0xF0000000でマスクされる桁が0以外の場合はフォ
ルダ、0x000F0000でマスクされる桁が0以外の場合はサ
ブファイルとして判別することができる。ファイル種別
には、例えばE−メール用のサブファイルの場合は1、
ボイスメモサブファイルの場合は2とすることにより、
これを判別することができる。ファイルテーブルを参照
しこれらのオブジェクトハンドルを生成し、フォルダ、
主画像、サブファイルの順でパソコンに送る。
【0048】「GetObjectInfo」のオペレーションがデ
ィジタルカメラに送信されると、指定されたオブジェク
トハンドルのファイル情報(ObjectInfo)がパソコンに送
信される。フォルダが指定された場合は、オブジェクト
ハンドルを0xF0000000でマスクすることで判別できる。
この場合、拡張子無しのファイル名(フォルダ名)と、
ファイルの日時情報をパソコンに送る。
【0049】サブファイルが指定された場合は、オブジ
ェクトハンドルを0x000F0000でマスクすることで判別で
きる。この場合は、親フォルダ(ペアレントオブジェク
ト)の指定をする。オブジェクト情報の中にペアレント
オブジェクトを含ませることによって、親としてフォル
ダを指定することができ、パソコンは、そのフォルダの
中にその画像が入っていると認識する。ペアレントオブ
ジェクトが属性データである。主画像と区別が容易につ
くようにするため、サムネイル無しの扱いにするか、カ
メラ内部に持つアイコンなどと置き換える。ファイル名
が主画像と同じ名前の場合は、ファイル名の一部を置き
換え、主画像と違ったものにする。
【0050】上記以外の場合は主画像(メインファイ
ル)が指定されたことになる。このとき、サブファイル
が存在するかどうかを判別し、サブファイルが存在する
場合は親フォルダ(ペアレントオブジェクト)の指定を
する。
【0051】さらに、PTPに基づく処理を詳細に説明
する。図12は、PTP初期化時処理についてのフロー
チャートである。ステップS1では、変数iが初期値
(1)とされる。ステップS2では、iが最大のファイ
ル番号かどうかが決定される。若し、最大のファイル番
号より大であれば、処理が終了する。そうでなければ、
ステップS3において、ファイル番号iのファイル情報
が取得される。
【0052】ステップS4では、E−メール用のサブフ
ァイルかどうかが決定される。そうであれば、ステップ
S7において、配列[i]=1とされる。E−メール用の
サブファイルでなければ、ステップS5において、ボイ
スメモサブファイルか否かが決定される。若し、そうで
あれば、ステップS8において、配列[i]=2とされ
る。さらに、ステップS5の結果が否定であれば、ファ
イル番号iのファイルは、E−メール用サブファイルお
よびボイスメモサブファイルの何れでもないことが分か
る。その場合では、ステップS6において、配列[i]=
0とされる。
【0053】このような初期化処理は、図3および図4
を参照して説明したファイルテーブルを作成する処理で
ある。そして、ステップS9では、変数iがインクリメ
ントされ、ステップS2に戻る。
【0054】図13および図14は、オペレーション
「GetObjectHandle」に基づく処理を示すフローチャー
トである。これらの図面は、本来、一連の処理である
が、作図スペースの制約から別図面に分けられている。
図13中のステップS11で変数iが初期値(1)に設
定され、ステップS12でiとファイル番号の最大値と
の比較がなされる。変数iが最大のファイル番号より大
きい場合には、処理が終了する。変数iが最大ファイル
番号以下の場合では、ステップS13において、sendSu
bReqが2であるかどうかが決定される。そうであれば、
ステップS14において、オブジェクトハンドル=iと
され、ステップS12に戻る。sendSubReqは、同一のフ
ァイル番号に対するオブジェクトハンドルを順番に送る
ために内部で管理するための一時的な変数であり、この
処理が実行される時の初期値は0である。
【0055】ステップS13において、sendSubReqが2
でないと決定されると、ステップS15において、send
SubReqが1であるかどうかが決定される。そうであれ
ば、ステップS16において、配列[i]が1かどうかが
決定される。配列[i]が1であれば、ステップS18に
おいて、オブジェクトハンドル=0x00010000+iとされ、
[sendSubReq=0]とされ、ステップS12に戻る。このオ
ブジェクトハンドルは、E−メール用サブファイルに対
するものである。+iは、オブジェクトハンドルに対し
てファイル番号を付加する操作を意味する。
【0056】ステップS16で、配列[i]が1でないと
決定されると、ステップS17において、配列[i]が2
であるかどうかが決定される。配列[i]が2であれば、
ステップS19において、オブジェクトハンドル=0x00
020000+iとされ、[sendSubReq=0]とされ、ステップS1
2に戻る。このオブジェクトハンドルは、ボイスメモサ
ブファイルに対するものである。ステップS17におい
て、配列[i]が2でない場合でも、処理がステップS1
2に戻る。
【0057】ステップS15において、sendSubReqが1
でないと決定されると、図14に示すステップS20に
処理が移る。ステップS20において、配列[i]が1か
どうかが決定される。配列[i]が1であれば、ステップ
S23において、オブジェクトハンドル=0x10000000+i
とされ、[sendSubReq=2]とされ、ステップS12に戻
る。このオブジェクトハンドルは、E−メール用フォル
ダに対するものである。
【0058】ステップS20で、配列[i]が1でないと
決定されると、ステップS21において、配列[i]が2
であるかどうかが決定される。配列[i]が2であれば、
ステップS24において、オブジェクトハンドル=0x20
000000+iとされ、[sendSubReq=2]とされ、ステップS1
2に戻る。このオブジェクトハンドルは、ボイスメモ用
フォルダに対するものである。ステップS21におい
て、配列[i]が2でない場合には、ステップS22にお
いて、オブジェクトハンドル=iとされ、処理がステッ
プS12に戻る。
【0059】図15および図16は、オペレーション
「GetObjectInfo」に基づく処理を示すフローチャート
である。これらの図面は、本来、一連の処理であるが、
作図スペースの制約から別図面に分けられている。図1
5中のステップS31でオブジェクトハンドルが0x0000
FFFFでマスク(AND処理)されることによってファイ
ル番号が指定される。次のステップS32では、オブジ
ェクトハンドルが0x000F0000でマスクされる。その結果
が0以外の場合では、サブファイルである。
【0060】サブファイルと判定されると、ステップS
33において、サブファイル情報が取得される。ステッ
プS34では、オブジェクトハンドルが0x00010000でマ
スクされる。その結果が1であれば、サブファイルがE
−メール用サブファイルと決定される。その場合には、
ステップS36において、E−メールデータが設定され
る。すなわち、この場合は、主画像と区別が容易につく
ようにするため、サムネイル無しの扱いにし、親フォル
ダ(ペアレントオブジェクト)の指定をする。ペアレン
トオブジェクトは、0x10000000+ファイル番号で指定さ
れる。そして、処理が終了する。
【0061】ステップS34でE−メール用サブファイ
ルでないと決定されると、ステップS35において、オ
ブジェクトハンドルが0x00020000でマスクされる。その
結果が2であれば、サブファイルがボイスメモサブファ
イルと決定される。その場合には、ステップS37にお
いて、ボイスメモデータが設定される。すなわち、この
場合は、サムネイル無しの扱いにし、親フォルダ(ペア
レントオブジェクト)の指定をする。ペアレントオブジ
ェクトは、0x20000000+ファイル番号で指定される。そ
して、処理が終了する。ステップS35において、ボイ
スメモサブファイルと決定されない場合も、処理終了す
る。
【0062】ステップS32において、サブファイルと
して決定されない場合では、ステップS38において、
オブジェクトハンドルが0xF0000000でマスクされる。そ
の結果が0以外の場合では、フォルダである。フォルダ
と決定されると、ステップS39において、ファイル情
報が取得される。ステップS40では、フォルダデータ
が設定される。すなわち、この場合は、拡張子無しのフ
ァイル名(フォルダ名)と、ファイルの日時情報をパソ
コンに送る。ObjectFormat=0x3001は、このオブジェク
トがフォルダであることを示す。associationType=1
は、一般のフォルダとして、ファイルを入れることがで
きることを示す。
【0063】ステップS38でフォルダと決定されない
場合は、主画像(メインファイル)である。ステップS
41において、ファイル情報が取得される。ステップS
42において、主画像データが設定される。さらに、ス
テップS43において、E−メール用サブファイルが存
在するかどうかが調べられ、ステップS44において、
ボイスメモサブファイルが存在するかどうかが調べられ
る。若し、これらのサブファイルが存在する場合には、
親フォルダ(ペアレントオブジェクト)が指定される
(ステップS45およびS46)。
【0064】図17は、PTPによってパソコンがディ
ジタルカメラから画像データを取得する場合の接続例で
ある。パソコンは、オブジェクトに対応するオブジェク
トハンドルを引数とするオペレーション「GetObject」
を発行する。ディジタルカメラは、要求のあったオブジ
ェクトのデータ(画像)をパソコンに返す。
【0065】図18は、画像取得動作を示すフローチャ
ートである。ステップS51において、オブジェクトハ
ンドルが0x0000FFFFでマスク(AND処理)されること
によってファイル番号が指定される。次のステップS5
2において、オブジェクトハンドルが0x000F0000でマス
クされる。その結果が0以外の場合では、サブファイル
である。
【0066】サブファイルがある場合では、ステップS
54において、サブファイルの存在の有無を示すフラグ
を1にセットする。これは、一時的な変数である。一
方、サブファイルが存在しない場合には、ステップS5
3において、フラグが0にセットされる。そして、ステ
ップS55において、ファイル番号およびフラグを参照
してファイルの取得がなされる。
【0067】図19は、オペレーション「GetObjectHan
dle」によって取得されるオブジェクトハンドルのデー
タ構成を示すものである。データの先頭から順に0,
1,2,・・・とバイト番号が付されている。オブジェ
クトハンドルの総数等の情報が含まれている。オブジェ
クトハンドルの総数は、ディジタルカメラの記録メディ
アに記録されている画像ファイルおよび作成されたフォ
ルダの合計数である。そして、バイト番号16以降がオ
ブジェクトハンドル(4バイトの数字)が並んでいるデ
ータである。
【0068】図20および図21は、オペレーション
「GetObjectInfo」によって取得される一つのオブジェ
クトハンドルに対応するオブジェクト情報のデータ構成
を示すものである。これらの図面は、本来、1枚の図面
であるが、作図スペースの制約から別図面に分けられて
いる。オブジェクト情報には、ファイル名、撮影日時、
ストレージID、画像サイズ、プロテクトの状態、サム
ネイルの有無、画像およびサムネイルの画素数等が含ま
れる。フォルダとして認識させるためには、ObjectForm
at=0x3001,ThumbFormat=0x0000,AssociationType=0x000
1 とされる。また、フォルダの中にあるファイルとして
認識させるためには、parentObject=フォルダのオブジ
ェクトハンドルとされる。
【0069】以上述べたPTPによって、ディジタルカ
メラの記録メディア内のファイルがパソコンに転送され
る。パソコンでは、図22に示すように、タイトルバー
22を有する画面21a上に取り込んだ画像のサムネイ
ルP1,P2,・・・の一覧を表示することができる。
実際には、画面上には、画像の処理のメニュー等の表示
が種々なされているが、簡単のために省略されている。
この場合、メインファイルとサブファイルとが存在する
フォルダは、サムネイルが表示されず、フォルダ名のみ
が表示される。この場合、フォルダを示す何らかのアイ
コンを表示しても良い。ユーザがこのフォルダ名または
その上の領域をクリックすることで、主画像のサムネイ
ルP5とサブファイルとが表示画面21bとして示すよ
うに、表示される。図22の例では、サブファイルがボ
イスメモサブファイルであるので、画面上にはサムネイ
ルが表示されず、ファイル名のみ表示される。
【0070】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
サブファイルを種類別にフォルダに入れて表示する方法
も実現可能である。また、USBインターフェースとし
て2以上のものを備え、ユーザが一方を選択的に設定可
能としても良い。この場合では、ハードウエアとしての
USBコントローラが単一インターフェース対応であっ
ても、制御マイコンの処理によってバッファメモリから
USBコントローラに対して2種類のUSBインターフ
ェースの何れか一方でデータを転送することができる。
2種類のUSBインターフェースは、例えばPTP(ス
チルイメージクラス)とマスストレージクラスインター
フェースである。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、USBインターフェ
ース例えばPTPとフォルダ構造に対応したアプリケー
ション(OSに付属する場合を含む)のインストールさ
れたパソコンにディジタルカメラを接続しファイルを転
送するときに、パソコンから見えるフォルダを作成する
ことにより、パソコンに転送されたファイルの関連付け
が分かりやすくなる。例えばサブファイルを持つ画像の
場合は画像が表示される位置にフォルダが表示される。
このフォルダを開くと、関連した複数のファイルがその
中に入っているように見えるため、容易にファイルの関
連が分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディジタルカメラをパソコンに
接続する構成を示す略線図である。
【図2】この発明によるディジタルカメラの一実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態において、ファイルテー
ブルを作成する処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】この発明の一実施形態におけるファイルテーブ
ルの一例を示す略線図である。
【図5】この発明の一実施形態におけるファイル番号と
オブジェクトハンドルの関係を示す略線図である。
【図6】この発明の一実施形態におけるディレクトリ構
造を示す略線図である。
【図7】この発明の一実施形態における撮影モードと転
送されるファイル名を示す略線図である。
【図8】この発明の一実施形態におけるPTPで転送さ
れるファイル構造を示す略線図である。
【図9】PTPで使用されるオペレーションを部分的に
示す略線図である。
【図10】パソコンとディジタルカメラを接続した時の
動作を説明するための略線図である。
【図11】GetObjectHandle時の動作を説明するための
略線図である。
【図12】この発明の一実施形態において、接続時処理
(PTP初期化処理)を示すフローチャートである。
【図13】この発明の一実施形態において、「GetObjec
tHandle」処理(オペレーション処理)を示すフローチ
ャートである。
【図14】この発明の一実施形態において、「GetObjec
tHandle」処理(オペレーション処理)を示すフローチ
ャートである。
【図15】この発明の一実施形態において、「GetObjec
tInfo」処理を示すフローチャートである。
【図16】この発明の一実施形態において、「GetObjec
tInfo」処理を示すフローチャートである。
【図17】GetObject時の動作を説明するための略線図
である。
【図18】この発明の一実施形態において、「GetObjec
t」処理を示すフローチャートである。
【図19】この発明の一実施形態において、オブジェク
トハンドルのデータ構成を示す略線図である。
【図20】この発明の一実施形態において、オブジェク
ト情報データのデータ構成を示す略線図である。
【図21】この発明の一実施形態において、オブジェク
ト情報データのデータ構成を示す略線図である。
【図22】この発明の一実施形態において、パソコンに
転送されたデータの一覧表示を示す略線図である。
【符号の説明】
6・・・制御マイコン、7・・・操作入力部、8・・・
バッファメモリ、9・・・記録メディア、10・・・U
SBコントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 C 5/92 L // H04N 101:00 5/92 H Fターム(参考) 5B082 EA01 GA17 5C022 AB65 AC03 AC32 AC42 AC54 5C052 AA01 AA17 AB04 AB05 AC08 CC06 CC11 DD04 DD06 5C053 FA23 FA27 GA11 GB06 GB11 GB36 GB37 HA29 JA01 JA16 JA21 KA04 KA24 LA01 LA11 LA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録メディアに対して撮影画像のデータ
    を記録し、記録メディアから画像データを読み出すよう
    にしたディジタルカメラにおいて、 撮影画像を処理する画像処理部と、 制御部と、 上記制御部に対して操作信号を出力する操作入力部と、 上記制御部によって制御され、USBインターフェース
    を構成するUSBコントローラとを備え、 上記操作入力部における設定された所定の撮影モードで
    は、撮影画像と対応するメインファイルに関連するサブ
    ファイルが生成され、 上記制御部によって、上記メインファイルおよび上記サ
    ブファイルが上記記録メディアに対して記録され、 上記記録メディアに格納されている上記メインファイル
    および上記サブファイルを上記USBインターフェース
    によって転送する時に、転送されるデータ内にフォルダ
    が作成されるようにしたディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記フォルダに互いに関連するメインファイルおよびサ
    ブファイルが入るようにホスト側が認識するのに必要な
    属性データが上記メインファイルおよび上記サブファイ
    ルに対して付加されるようにしたディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記フォルダが上記サブファイルの種類毎に作成される
    ようにしたディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記サブファイルが上記メインファイルに比してより小
    さなサイズの画像データであるディジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 さらに、音声入力手段を備え、上記サブファイルとし
    て、上記音声入力手段から入力された音声を処理した音
    声ファイルを作成するようにしたディジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記USBインターフェースがスチルイメージクラスイ
    ンターフェースに基づいたPTPであるディジタルカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 所定の撮影モードでは、撮影画像と対応
    するメインファイルに関連するサブファイルが生成さ
    れ、上記メインファイルおよび上記サブファイルが上記
    記録メディアに対して記録され、上記記録メディアに格
    納されている上記メインファイルおよび上記サブファイ
    ルをUSBインターフェースによってホスト側へ転送す
    るデータ転送方法であって、 転送されるデータ内にフォルダが作成されるようにした
    データ転送方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記フォルダに互いに関連するメインファイルおよびサ
    ブファイルが入るようにホスト側が認識するのに必要な
    属性データが上記メインファイルおよび上記サブファイ
    ルに対して付加されるようにしたデータ転送方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記フォルダが上記メインファイルとサブファイルを持
    つ画像毎に作成されるようにしたデータ転送方法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記サブファイルが上記メインファイルに比してより小
    さなサイズの画像データであるデータ転送方法。
  11. 【請求項11】 請求項7において、 上記サブファイルとして、音声ファイルを作成するよう
    にしたデータ転送方法。
  12. 【請求項12】 請求項7において、 上記USBインターフェースがスチルイメージクラスイ
    ンターフェースに基づいたPTPであるデータ転送方
    法。
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