JP2002365155A - 圧力測定装置 - Google Patents

圧力測定装置

Info

Publication number
JP2002365155A
JP2002365155A JP2001170661A JP2001170661A JP2002365155A JP 2002365155 A JP2002365155 A JP 2002365155A JP 2001170661 A JP2001170661 A JP 2001170661A JP 2001170661 A JP2001170661 A JP 2001170661A JP 2002365155 A JP2002365155 A JP 2002365155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vent plug
vent
hole
nipple
plug hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001170661A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ito
寛彰 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2001170661A priority Critical patent/JP2002365155A/ja
Publication of JP2002365155A publication Critical patent/JP2002365155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過大圧から装置を保護し、排除したい気体を
容易に配管外部に排出出来る圧力測定装置を提供する。 【解決手段】 測定装置本体の一端に一端が接続された
ニップルを具備するに圧力測定装置において、前記ニッ
プルに設けられ一端が前記ニップルの貫通孔に連通し他
端が外部に開口するベントプラグ孔と、前記ニップルに
設けられ前記ベントプラグ孔を開閉する開閉手段とを具
備したことを特徴とする圧力測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設置取付け時や、
配管に取り付けられたバルブの操作時に、配管内の容積
減少により発生する、過大圧の発生から装置を保護する
ことが出来る圧力測定装置に関するものである。
【0002】また、設置取付け時に配管内部に残留する
気体、あるいは、装置の動作時に測定出力に悪影響を及
ぼす蓄積されたガスを、装置の脱着無しに容易に配管外
部に排出することが出来る圧力測定装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】図4は従来より一般に使用されている従
来例の構成説明図で、例えぱ、実開昭63−63737
号公報に示されている。図において、2は、測定装置本
体1の一端に設けられた凸部である。
【0004】3は、この凸部2の頂面に設けられた接液
ダイアフラムである。4は、測定装置本体1の凸部側に
接続されたニップルである。5は、このニップル4の凸
部2に対向する面に設けられ、このニップル4の貫通孔
6に連通され、凸部2が挿入される凹部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなニップル4を利用したねじ込み式の圧力測定装置に
おいては、装置そのものに、運転/点検中や装置の設置
時等に圧力を逃す機構は有していない。このため、以下
の問題点を有する
【0006】(1)装置の取付け設置時に、配管等に装
置をねじ込んでいく過程において、ニップル4自体が配
管内に食い込むので、配管内の圧力が上昇し、装置に過
大圧をかけてしまう。あるいは、バルブ操作時の配管内
の体積減少により、装置に過大圧が印加されてしまう等
の、いわゆる、締め殺しによって装置を損傷する恐れが
がある。
【0007】(2)装置の取付け設置時に、配管及び装
置内に残留したガスが抜きにくい構造である。 (3)運転時に蓄積された気泡を外部に排出することが
出来ない
【0008】より具体的な実例を挙げれば、締め殺しの
例として、ニップル4と配管部の接続部にリークがあ
り、増締め(機器を半回転(1/2ピッチ)締込む)を
行った場合を想定する。
【0009】以下の仮定で試算を行う。配管は剛体と仮
定する。ニップルの取り合いはR1/2、ニップル内の
容積を1.5cm、配管内径を18mm、バルブから
の距離を100mmとすると配管内容積は25.2cm
、水の体積圧縮率を0.45%/MPaとする。増締
めによる体積の減少は0.28cc(全容積の1%)。
この時の圧力上昇は,約2.3MPaとなり、低圧レン
ジの圧力計では過大圧によるセンサの破壊を引き起こす
恐れがある。
【0010】本発明の目的は、過大圧から装置を保護
し、排除したい気体を容易に配管外部に排出出来る圧力
測定装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、請求項1記載の圧力測定装置に
おいては、測定装置本体の一端に一端が接続されたニッ
プルを具備するに圧力測定装置において、前記ニップル
に設けられ一端が前記ニップルの貫通孔に連通し他端が
外部に開口するベントプラグ孔と、前記ニップルに設け
られ前記ベントプラグ孔を開閉する開閉手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2においては、請求項1記
載の圧力測定装置において、前記開閉手段として、前記
ニップルに設けられ前記ベントプラグ孔の途中を開閉す
る柱状のベントプラグが使用されたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項3においては、請求項2記
載の圧力測定装置において、前記ニップルの貫通孔に直
交して設けられ一端がこのニップルの貫通孔に連通する
第1のベントプラグ孔とこの第1のベントプラグ孔に斜交
して設けられ一端が前記第1のベントプラグ孔の他端に
連通され他端が外部に開口する第2のベントプラグ孔と
を有するベントプラグ孔と、一端が前記第1のベントプ
ラグ孔の他端を開閉するベントプラグとを具備したこと
を特徴とする。
【0014】本発明の請求項4においては、請求項1記
載の圧力測定装置において、前記開閉手段として、記ベ
ントプラグ孔の外部開口部分に一端側がねじ合わされて
挿入される柱状のベントスクリュウ本体とこのベントス
クリュウ本体の他端に設けられこの本体の軸方向の移動
により前記ベントプラグ孔を開閉する弁体とベントスク
リュウ本体に設けられ一端が前記ベントスクリュウ本体
の一端側平面に開口し他端が前記ベントスクリュウ本体
の他端側の周面に開口し前記弁体が前記ベントプラグ孔
を開としたときに前記ベントプラグ孔が大気開放とされ
る大気開放孔とを有するベントスクリュウが使用された
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の側面図である。図において、図4と同一記
号の構成は同一機能を表す。以下、図4と相違部分のみ
説明する。
【0016】図において、11は、ニップル4に設けら
れ、一端がニップル4の貫通孔6に連通し他端が外部に
開口するベントプラグ孔である。この場合は、ベントプ
ラグ孔11は、ニップル4の貫通孔6に直交して設けら
れ、一端がこのニップル4の貫通孔6に連通する第1の
ベントプラグ孔111と、この第1のベントプラグ孔1
11に斜交して設けられ、一端が第1のベントプラグ孔
111の他端に連通され、他端が外部に開口する第2の
ベントプラグ孔112とを有する、
【0017】12は、ニップル4に設けられ、ベントプ
ラグ孔11を開閉する開閉手段である。この場合は、一
端が第1のベントプラグ孔111の他端を開閉するベン
トプラグ12が使用されている。
【0018】以上の構成において、ベントプラグ孔11
は、孔の途中にベントプラグ12のテーパ部でシールす
ることが出来る構造になっている。ベントプラグ12を
閉じると、ニップル4内の空間は密閉され、本来の圧力
の測定を行う。
【0019】ベントプラグ12を開くことで、ニップル
4内部の流体(圧力)を外部に放出することが出来る。
つまり、ニップル4内部の圧力が、機器の許容範囲を超
えて上昇することや、ニップル内部の流体、例えば、液
圧測定時のガス等を外部に放出することが可能となって
いる。
【0020】図4従来例の圧力計は、圧力導圧口以外に
外部に通ずる箇所がないため、圧力計の設置時等に、圧
力計自らをねじ込んでいく際に、配管内部の圧力を上昇
させてしまったり、設置後においても、バルブ操作等の
締め込みによる圧力上昇によって機器を過大圧によって
破損させてしまう恐れがある。
【0021】また、機器内部にとどまっている、測定に
悪影響を及ぼす流体を、外部に放出することは容易では
ない。本発明では、ベントプラグ12を設け、機器の設
置時やバルブの開閉時に、このベントプラグ12を開閉
することでこれらの問題点を解決することが出来る。
【0022】この結果、 (1)設置取付け時や、配管に取り付けられたバルブの
操作時に、配管内の容積減少により発生する、過大圧の
発生から装置を保護することが出来る圧力測定装置が得
られる。
【0023】(2)設置取付け時に配管内部に残留する
気体を、容易に配管外部に排出することが出来る圧力測
定装置が得られる。 (3)装置の動作時に、測定出力に悪影響を及ぼす蓄積
されたガスを、装置の脱着無しに、容易に配管外部に排
出することが出来る圧力測定装置が得られる。
【0024】(4)ベントプラグ12の一端が、第1の
ベントプラグ孔111の他端部分を開閉するようにした
ので、第1のベントプラグ孔111の他端を確実に開閉
することが出来、信頼性が向上された圧力測定装置が得
られる。
【0025】図3は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、開閉手段21として、
ベントスクリュウ21が使用されている。
【0026】ベントスクリュウ21は、ベントスクリュ
ウ本体211、弁体212と大気開放孔213とを有す
る。ベントスクリュウ本体211は、ベントプラグ孔1
1の外部開口部分に一端側がねじ合わされて挿入され柱
状をなす。
【0027】弁体212は、このベントスクリュウ本体
211の他端に設けられ、このベントスクリュウ本体2
11の軸方向の移動により、ベントプラグ孔11を開閉
する。大気開放孔213は、ベントスクリュウ本体21
1に設けられ、一端がベントスクリュウ本体211の一
端側平面に開口し、他端がベントスクリュウ本体211
の他端側の周面に開口し、弁体212がベントプラグ孔
11を開としたときに、ベントプラグ孔11が大気開放
とされる。
【0028】この結果、大気開放孔213がベントスク
リュウ本体211の一端側平面に開口されたので、大気
開放時の圧力排出方向が一定方向となり、安全性が向上
された圧力測定装置が得られる。
【0029】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、次のような効果がある。 (1)設置取付け時や、配管に取り付けられたバルブの
操作時に、配管内の容積減少により発生する、過大圧の
発生から装置を保護することが出来る圧力測定装置が得
られる。
【0031】(2)設置取付け時に配管内部に残留する
気体を、容易に配管外部に排出することが出来る圧力測
定装置が得られる。
【0032】(3)装置の動作時に、測定出力に悪影響
を及ぼす蓄積されたガスを、装置の脱着無しに、容易に
配管外部に排出することが出来る圧力測定装置が得られ
る。
【0033】本発明の請求項2によれば、次のような効
果がある。ベントプラグ孔とベントプラグが簡潔に構成
出来、安価な圧力測定装置が得られる。
【0034】本発明の請求項3によれば、次のような効
果がある。ベントプラグの一端が、第1のベントプラグ
孔の他端部分を開閉するようにしたので、第1のベント
プラグ孔の他端を確実に開閉することが出来、信頼性が
向上された圧力測定装置が得られる。
【0035】本発明の請求項4によれば、次のような効
果がある。大気開放孔がベントスクリュウ本体の一端側
平面に開口されたので、大気開放時の圧力排出方向が一
定方向となり、安全性が向上された圧力測定装置が得ら
れる。
【0036】従って、本発明によれば、過大圧から装置
を保護し、排除したい気体を容易に配管外部に排出出来
る圧力測定装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 測定装置本体 2 凸部 3 接液ダイアフラム 4 ニップル 5 凹部 6 貫通孔 11 ベントプラグ孔 111 第1のベントプラグ孔 112 第2のベントプラグ孔 12 ベントプラグ 21 ベントスクリュウ 211 ベントスクリュウ本体 212 弁体 213 大気開放孔 FL 測定流体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定装置本体の一端に一端が接続されたニ
    ップルを具備するに圧力測定装置において、 前記ニップルに設けられ一端が前記ニップルの貫通孔に
    連通し他端が外部に開口するベントプラグ孔と、 前記ニップルに設けられ前記ベントプラグ孔を開閉する
    開閉手段とを具備したことを特徴とする圧力測定装置。
  2. 【請求項2】前記開閉手段として、前記ニップルに設け
    られ前記ベントプラグ孔の途中を開閉する柱状のベント
    プラグが使用されたことを特徴とする請求項1記載の圧
    力測定装置。
  3. 【請求項3】前記ニップルの貫通孔に直交して設けられ
    一端がこのニップルの貫通孔に連通する第1のベントプ
    ラグ孔とこの第1のベントプラグ孔に斜交して設けられ
    一端が前記第1のベントプラグ孔の他端に連通され他端
    が外部に開口する第2のベントプラグ孔とを有するベン
    トプラグ孔と、 一端が前記第1のベントプラグ孔の他端を開閉するベン
    トプラグとを具備したことを特徴とする請求項2記載の
    圧力測定装置。
  4. 【請求項4】前記開閉手段として、 前記ベントプラグ孔の外部開口部分に一端側がねじ合わ
    されて挿入される柱状のベントスクリュウ本体とこのベ
    ントスクリュウ本体の他端に設けられこの本体の軸方向
    の移動により前記ベントプラグ孔を開閉する弁体とベン
    トスクリュウ本体に設けられ一端が前記ベントスクリュ
    ウ本体の一端側平面に開口し他端が前記ベントスクリュ
    ウ本体の他端側の周面に開口し前記弁体が前記ベントプ
    ラグ孔を開としたときに前記ベントプラグ孔が大気開放
    とされる大気開放孔とを有するベントスクリュウが使用
    されたことを特徴とする請求項1記載の圧力測定装置。
JP2001170661A 2001-06-06 2001-06-06 圧力測定装置 Pending JP2002365155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001170661A JP2002365155A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 圧力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001170661A JP2002365155A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 圧力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002365155A true JP2002365155A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19012545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001170661A Pending JP2002365155A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 圧力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002365155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665365B2 (en) 2007-04-19 2010-02-23 Denso Corporation Pressure sensor and attachment structure of pressure sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665365B2 (en) 2007-04-19 2010-02-23 Denso Corporation Pressure sensor and attachment structure of pressure sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2840718C (en) Plug with pressure release valve
JP2898110B2 (ja) 過圧逃がし安全プラグ
JP2002365155A (ja) 圧力測定装置
JP2004191105A (ja) バルブ装置の気密検査用ガス漏れ検出孔
WO2015186576A1 (ja) 圧力センサ及びそれを備えた血圧測定システム、又は車載システム
KR200196268Y1 (ko) 안전밸브의 설정압력 검사장치
JP4582615B2 (ja) 圧力センサモジュール
US8020577B1 (en) Rupture disc assembly for pneumatic plugs
JPH09166514A (ja) 開閉手段の作動検査装置
JP4092945B2 (ja) 漏れ防止部材
JP2007127434A (ja) 水蒸気移動制御装置を取り付けるための箱体を検査対象とした気密検査装置
CN105805479A (zh) 可泄压堵头
CN219416587U (zh) 一种高精密阀门密封检测装置
CN210953394U (zh) 一种膨胀壶盖压力快速检测装置
JP2005172592A (ja) 圧力センサ
US4489613A (en) Transmitting device for measuring the operating pressure in a system
JP3158913B2 (ja) 差圧/圧力伝送器
US11686641B2 (en) Pressure transducer with integral bleed valve
US20240011933A1 (en) Ph measuring cell
JP4421554B2 (ja) 配管密閉治具
KR200391544Y1 (ko) 배기장치가 설치된 압력게이지
JP3580108B2 (ja) 計器の取付用継手装置
KR100203595B1 (ko) 압력측정용 컨넥터
JPH0355080Y2 (ja)
KR950008411Y1 (ko) 유압기기의 누유측정장치