JP2002362222A - アウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造 - Google Patents
アウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減し、組付性を良くし、意匠の
設計自由度を増し、風切音も低減する。 【解決手段】 発光ダイオード４０の光はバイザカバー
１８を透過する。バイザカバー１８は全面的に発光可能
である。しかし、インモールド成形された意匠カバー４
２は、ターンシグナル形状部分４８を除く残部におい
て、バイザカバー１８の発光を遮光し、バイザカバー１
８を透過した光が透過するターンシグナル形状部分４８
だけが、発光する。意匠カバー４２のターンシグナル形
状部分４８は、形状、位置の制限を受けることなく発光
することができ、ターンシグナルは自由な形状、自由な
位置が実現される。
設計自由度を増し、風切音も低減する。 【解決手段】 発光ダイオード４０の光はバイザカバー
１８を透過する。バイザカバー１８は全面的に発光可能
である。しかし、インモールド成形された意匠カバー４
２は、ターンシグナル形状部分４８を除く残部におい
て、バイザカバー１８の発光を遮光し、バイザカバー１
８を透過した光が透過するターンシグナル形状部分４８
だけが、発光する。意匠カバー４２のターンシグナル形
状部分４８は、形状、位置の制限を受けることなく発光
することができ、ターンシグナルは自由な形状、自由な
位置が実現される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両外用のアウタ
ミラーのバイザカバーにターンシグナルが付されるター
ンシグナル付きバイザカバー構造に関する。
ミラーのバイザカバーにターンシグナルが付されるター
ンシグナル付きバイザカバー構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両外用のアウタミラー、例えば、自動
車のドアミラーは、車両後方視認用のミラー体を備え、
ミラー体の後側がバイザカバーで覆われている。
車のドアミラーは、車両後方視認用のミラー体を備え、
ミラー体の後側がバイザカバーで覆われている。
【０００３】このバイザカバーに、ターンシグナルラン
プ（方向指示灯）が付されたものがある。ターンシグナ
ルランプは、自動車の進路を変える合図として左右のい
ずれかが点滅し、又は、緊急停車を知らせるためのハザ
ードフラッシャとして左右共に点滅する。
プ（方向指示灯）が付されたものがある。ターンシグナ
ルランプは、自動車の進路を変える合図として左右のい
ずれかが点滅し、又は、緊急停車を知らせるためのハザ
ードフラッシャとして左右共に点滅する。
【０００４】従来は、図３、図４に示すように、ミラー
体１００の後側を覆うバイザカバー１０２に、ターンシ
グナル部品１０４のターンシグナル形状に対応する切り
欠き開口１０６が形成され、切り欠き開口１０６に、タ
ーンシグナル部品１０４が矢印Ａの向きに組付けられて
いた。図中Ｆは車両前方を示す。
体１００の後側を覆うバイザカバー１０２に、ターンシ
グナル部品１０４のターンシグナル形状に対応する切り
欠き開口１０６が形成され、切り欠き開口１０６に、タ
ーンシグナル部品１０４が矢印Ａの向きに組付けられて
いた。図中Ｆは車両前方を示す。
【０００５】そのため、部品点数が多く、組付性が劣
る。また、切り欠き開口１０６の形状、位置は、バイザ
カバー１０２の強度上、組付け上、制限を受ける。バイ
ザカバー１０２のターンシグナル形状の変更が難しい。
意匠の設計自由度が小さい。更には、図４に示すよう
に、バイザカバー１０２の切り欠き開口１０６とターン
シグナル部品１０４との間においてバイザカバー１０２
に見切りができる。走行中、風がバイザカバー１０２内
に矢印Ｂで示すように入り込み、風切音（フエフキ音）
が発生する。
る。また、切り欠き開口１０６の形状、位置は、バイザ
カバー１０２の強度上、組付け上、制限を受ける。バイ
ザカバー１０２のターンシグナル形状の変更が難しい。
意匠の設計自由度が小さい。更には、図４に示すよう
に、バイザカバー１０２の切り欠き開口１０６とターン
シグナル部品１０４との間においてバイザカバー１０２
に見切りができる。走行中、風がバイザカバー１０２内
に矢印Ｂで示すように入り込み、風切音（フエフキ音）
が発生する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、部品点数を
削減し、組付性を良くし、意匠の設計自由度を増し、風
切音も低減するアウタミラーのターンシグナル付きバイ
ザカバー構造を提供することを目的とする。
削減し、組付性を良くし、意匠の設計自由度を増し、風
切音も低減するアウタミラーのターンシグナル付きバイ
ザカバー構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
のアウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造
は、車両外用のアウタミラーの後側を覆う透光性のバイ
ザカバーと、前記バイザカバーの内側に設けられるター
ンシグナル発光部と、前記バイザカバーの外面を覆い、
一部に透光性のターンシグナル形状部分を形成するよう
に転写絵付された意匠カバーと、を備えた構成を特徴と
する。
のアウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造
は、車両外用のアウタミラーの後側を覆う透光性のバイ
ザカバーと、前記バイザカバーの内側に設けられるター
ンシグナル発光部と、前記バイザカバーの外面を覆い、
一部に透光性のターンシグナル形状部分を形成するよう
に転写絵付された意匠カバーと、を備えた構成を特徴と
する。
【０００８】請求項２に記載の本発明のアウタミラーの
ターンシグナル付きバイザカバー構造は、請求項１の構
成において、前記意匠カバーがインモールト゛成形品であ
る構成を特徴とする。
ターンシグナル付きバイザカバー構造は、請求項１の構
成において、前記意匠カバーがインモールト゛成形品であ
る構成を特徴とする。
【０００９】請求項３に記載の本発明のアウタミラーの
ターンシグナル付きバイザカバー構造は、請求項１又は
２の構成において、前記ターンシグナル光源の背面側
に、リフレクタが設けられた構成を特徴とする。
ターンシグナル付きバイザカバー構造は、請求項１又は
２の構成において、前記ターンシグナル光源の背面側
に、リフレクタが設けられた構成を特徴とする。
【００１０】上記構成によれば、ターンシグナル光源の
光はバイザカバーを透過し、バイザカバーは全面的に発
光可能である。しかし、意匠カバーは、ターンシグナル
形状部分を除く残部において、バイザカバーの発光を遮
光し、バイザカバーを透過した光が透過するターンシグ
ナル形状部分だけが、発光する。
光はバイザカバーを透過し、バイザカバーは全面的に発
光可能である。しかし、意匠カバーは、ターンシグナル
形状部分を除く残部において、バイザカバーの発光を遮
光し、バイザカバーを透過した光が透過するターンシグ
ナル形状部分だけが、発光する。
【００１１】従来のターンシグナル部品を組付けること
が不要となり、組付性がよくなる。
が不要となり、組付性がよくなる。
【００１２】バイザカバーは透光性であって全面的に発
光するので、意匠カバーのターンシグナル形状部分は、
形状、位置の制限を受けることなく発光することがで
き、ターンシグナルは自由な形状、自由な位置が実現さ
れる。バイザカバーは変更することなく、意匠カバーを
変更するだけで、色々な種々のターンシグナルが得られ
る。
光するので、意匠カバーのターンシグナル形状部分は、
形状、位置の制限を受けることなく発光することがで
き、ターンシグナルは自由な形状、自由な位置が実現さ
れる。バイザカバーは変更することなく、意匠カバーを
変更するだけで、色々な種々のターンシグナルが得られ
る。
【００１３】バイザカバーには、従来のようなターンシ
グナル部品を取り付ける切り欠き開口が不要であるの
で、そのような切り欠き開口に起因して風がバイザカバ
ー内に入り込むようなことはない。更に、意匠カバー
は、転写絵付により、例えば、請求項２にあるインモー
ルド成形により成形されるので、ターンシグナル形状部
分と他の部分との間で見きりが生ずるようなことなく、
同一面とされて形成される。意匠カバーとバイザカバー
との間に風が入り込むこともない。風切音は抑制され
る。
グナル部品を取り付ける切り欠き開口が不要であるの
で、そのような切り欠き開口に起因して風がバイザカバ
ー内に入り込むようなことはない。更に、意匠カバー
は、転写絵付により、例えば、請求項２にあるインモー
ルド成形により成形されるので、ターンシグナル形状部
分と他の部分との間で見きりが生ずるようなことなく、
同一面とされて形成される。意匠カバーとバイザカバー
との間に風が入り込むこともない。風切音は抑制され
る。
【００１４】このように、部品点数が削減され、組付性
が良くなり、意匠の設計自由度が増し、風切音も低減さ
れる。
が良くなり、意匠の設計自由度が増し、風切音も低減さ
れる。
【００１５】請求項３のリフレクタによれば、ターンシ
グナル光源、例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ）から発
せられる光のバイザカバーへの全面的な照射が有効に実
現される。意匠カバーのターンシグナル形状部分の形
状、位置に関わらず、同等の明るさが得られる。
グナル光源、例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ）から発
せられる光のバイザカバーへの全面的な照射が有効に実
現される。意匠カバーのターンシグナル形状部分の形
状、位置に関わらず、同等の明るさが得られる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明のアウタミラーのターンシ
グナル付きバイザカバー構造の一の実施の形態を、自動
車のドアミラーについて、図１、図２に基づき説明す
る。図中、矢印Ｆは車両前方、ＵＰは車両上方、矢印Ｗ
Ｏは車両幅方向外方をそれぞれ示す。
グナル付きバイザカバー構造の一の実施の形態を、自動
車のドアミラーについて、図１、図２に基づき説明す
る。図中、矢印Ｆは車両前方、ＵＰは車両上方、矢印Ｗ
Ｏは車両幅方向外方をそれぞれ示す。
【００１７】前部ドアの外方に取り付けられる自動車の
ドアミラー１０は、車両後方視認用のミラー体１２を備
える。ミラー体１２は、ミラーフレーム１４に取り付け
られる。ミラーフレーム１４には、図示を省略する鏡面
調整機構、格納機構が搭載されている。鏡面調整機構に
よれば、ミラー体１２は、角度調整でき、格納機構によ
れば、可倒できる。ミラーフレーム１４は金属製とされ
る。
ドアミラー１０は、車両後方視認用のミラー体１２を備
える。ミラー体１２は、ミラーフレーム１４に取り付け
られる。ミラーフレーム１４には、図示を省略する鏡面
調整機構、格納機構が搭載されている。鏡面調整機構に
よれば、ミラー体１２は、角度調整でき、格納機構によ
れば、可倒できる。ミラーフレーム１４は金属製とされ
る。
【００１８】ミラーフレーム１４のミラー体１２側に
は、バイザリム１６が組付けれ、ミラーフレーム１６の
ミラー体１２と反対側には、バイザカバー１８が組付け
られる。バイザリム１６の外面には凹所２０が形成さ
れ、凹所２０にミラー体１２が露出位置される。バイザ
リム１６の縁部はミラーフレーム１４に向けてＵ型に屈
曲されている。バイザリム１８の凹所２０からミラーフ
レーム１４に向けては、複数箇所で、係合対片２２が突
出形成されている。係合対片２２は、離間して対向する
一対の片２４、２４が、向き合う側にＵ型に屈曲され、
屈曲された屈曲部２６、２６間が、間隙を有して構成さ
れる。係合対片２２に対応してミラーフレーム１４には
係合開口２８が形成されている。バイザリム１６がミラ
ーフレーム１４に向けて組付移動されると、係合対片２
２は、係合開口２８に挿通される。係合対片２２の両片
２４、２４の外側には、規制部３０が形成されている。
規制部３０が係合開口２８の縁部に当接することによ
り、バイザリム１６のそれ以上の組付移動が阻止され
る。
は、バイザリム１６が組付けれ、ミラーフレーム１６の
ミラー体１２と反対側には、バイザカバー１８が組付け
られる。バイザリム１６の外面には凹所２０が形成さ
れ、凹所２０にミラー体１２が露出位置される。バイザ
リム１６の縁部はミラーフレーム１４に向けてＵ型に屈
曲されている。バイザリム１８の凹所２０からミラーフ
レーム１４に向けては、複数箇所で、係合対片２２が突
出形成されている。係合対片２２は、離間して対向する
一対の片２４、２４が、向き合う側にＵ型に屈曲され、
屈曲された屈曲部２６、２６間が、間隙を有して構成さ
れる。係合対片２２に対応してミラーフレーム１４には
係合開口２８が形成されている。バイザリム１６がミラ
ーフレーム１４に向けて組付移動されると、係合対片２
２は、係合開口２８に挿通される。係合対片２２の両片
２４、２４の外側には、規制部３０が形成されている。
規制部３０が係合開口２８の縁部に当接することによ
り、バイザリム１６のそれ以上の組付移動が阻止され
る。
【００１９】一方、バイザカバー１８は、ミラーフレー
ム１４側が解放された椀状とされ、内部には、リフレク
タ３２が設けられている。リフレクタ３２は、バイザカ
バー１８の底と離間して対向する板状とされ、縁部は、
バイザカバー１８の周内面に固定されている。係合対片
２２の屈曲部２６、２６の間隙に対応してリフレクタ３
２には、複数箇所で、係止片３４が突出形成されてい
る。係止片３４の先端部には拡大部３６が形成され、バ
イザカバー１８がミラーフレーム１４に向けて組付移動
されると、係合対片２２の両片２４、２４の弾性変形を
伴ない、拡大部３６が屈曲部２６、２６間を抜け、係止
片３４が屈曲部２６、２６間に係止される。バイザリム
１６の反組付移動が阻止されるとともに、バイザカバー
１８の反組付移動も阻止される。このとき、図示は省略
するが、リフレクタ３２からミラーフレーム１４に向け
て突設された規制片がミラーフレーム１４に当接するこ
とにより、バイザカバー１８の組付移動が阻止される。
また、バイザカバー１８の縁部と、バイザリム１６の縁
部とは、当接され、これにより、バイザカバー１８とバ
イザリム１６との間の相対的な組付方向の移動が阻止さ
れる。バイザリム１６の縁部と、バイザカバー１８の縁
部とは、凹凸係合され、バイザカバー１８とバイザリム
１６との間において組付方向と直交する方向の相対移動
も阻止される。
ム１４側が解放された椀状とされ、内部には、リフレク
タ３２が設けられている。リフレクタ３２は、バイザカ
バー１８の底と離間して対向する板状とされ、縁部は、
バイザカバー１８の周内面に固定されている。係合対片
２２の屈曲部２６、２６の間隙に対応してリフレクタ３
２には、複数箇所で、係止片３４が突出形成されてい
る。係止片３４の先端部には拡大部３６が形成され、バ
イザカバー１８がミラーフレーム１４に向けて組付移動
されると、係合対片２２の両片２４、２４の弾性変形を
伴ない、拡大部３６が屈曲部２６、２６間を抜け、係止
片３４が屈曲部２６、２６間に係止される。バイザリム
１６の反組付移動が阻止されるとともに、バイザカバー
１８の反組付移動も阻止される。このとき、図示は省略
するが、リフレクタ３２からミラーフレーム１４に向け
て突設された規制片がミラーフレーム１４に当接するこ
とにより、バイザカバー１８の組付移動が阻止される。
また、バイザカバー１８の縁部と、バイザリム１６の縁
部とは、当接され、これにより、バイザカバー１８とバ
イザリム１６との間の相対的な組付方向の移動が阻止さ
れる。バイザリム１６の縁部と、バイザカバー１８の縁
部とは、凹凸係合され、バイザカバー１８とバイザリム
１６との間において組付方向と直交する方向の相対移動
も阻止される。
【００２０】バイザリム１６、バイザカバー１８は共に
合成樹脂製とされるが、バイザカバーは、全前的に透明
ないし透光性を有する。
合成樹脂製とされるが、バイザカバーは、全前的に透明
ないし透光性を有する。
【００２１】リフレクタ３２の中央部はミラーフレーム
１４に向けて凹設されて、凹内３８に、ターンシグナル
発光部を構成する発光ダイオード４０が設置される。
１４に向けて凹設されて、凹内３８に、ターンシグナル
発光部を構成する発光ダイオード４０が設置される。
【００２２】バイザカバー１８の外面は、意匠カバー４
２で覆われる。意匠カバー４２は、ターンシグナル形状
が印刷されたフィルムを用い、インモールド成形によ
り、射出成形と同時に転写絵付される。成形品は、バイ
ザカバー１８を覆うような椀状に形成され、透明ないし
透光性を有する樹脂４４にフィルム層４６が接着されて
なる。フィルム層４６、すなわち、成形品としての意匠
カバー４２としては、ターンシグナル形状部分４８にお
いて透明ないし透光性を有し、残部においては、不透明
ないし非透光性である。
２で覆われる。意匠カバー４２は、ターンシグナル形状
が印刷されたフィルムを用い、インモールド成形によ
り、射出成形と同時に転写絵付される。成形品は、バイ
ザカバー１８を覆うような椀状に形成され、透明ないし
透光性を有する樹脂４４にフィルム層４６が接着されて
なる。フィルム層４６、すなわち、成形品としての意匠
カバー４２としては、ターンシグナル形状部分４８にお
いて透明ないし透光性を有し、残部においては、不透明
ないし非透光性である。
【００２３】意匠カバー４２の解放縁部が、バイザカバ
ー１８の周外面においてバイザカバー１８の解放縁部
に、両面接着テープ５０を用いて固定され、意匠カバー
４２がバイザカバー１８に取り付けられる。
ー１８の周外面においてバイザカバー１８の解放縁部
に、両面接着テープ５０を用いて固定され、意匠カバー
４２がバイザカバー１８に取り付けられる。
【００２４】なお、ターンシグナルは、自動車の進路を
変える合図として左右のいずれかが点滅し、又は、緊急
停車を知らせるためのハザードフラッシャとして左右共
に点滅するために用いられる。
変える合図として左右のいずれかが点滅し、又は、緊急
停車を知らせるためのハザードフラッシャとして左右共
に点滅するために用いられる。
【００２５】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【００２６】発光ダイオード４０の光はバイザカバー１
８を透過する。バイザカバー１８は全面的に発光可能で
ある。しかし、意匠カバー４２は、ターンシグナル形状
部分４８を除く残部において、バイザカバー１８の発光
を遮光し、バイザカバー１８を透過した光が透過するタ
ーンシグナル形状部分４８だけが、発光する。
８を透過する。バイザカバー１８は全面的に発光可能で
ある。しかし、意匠カバー４２は、ターンシグナル形状
部分４８を除く残部において、バイザカバー１８の発光
を遮光し、バイザカバー１８を透過した光が透過するタ
ーンシグナル形状部分４８だけが、発光する。
【００２７】従来のターンシグナル部品を組付けること
が不要となり、組付性がよくなる。
が不要となり、組付性がよくなる。
【００２８】バイザカバー１８は透明ないし透光性であ
って全面的に発光するので、意匠カバー４２のターンシ
グナル形状部分４８は、形状、位置の制限を受けること
なく発光することができ、ターンシグナルは自由な形
状、自由な位置が実現される。バイザカバー１８は変更
することなく、意匠カバー４２を変更するだけで、色々
な種々のターンシグナルが得られる。例えば、図２に示
すように、ターンシグナル形状部分５６を有する意匠カ
バー５２や、それと異なるターンシグナル形状部分５８
を有する意匠カバー５４を任意に選択採用し、それらを
バイザカバー１８に取り付けることにより、異なるター
ンシグナルを有するドアミラー６０．６２が得られる。
図２中、６４は、ドアミラー１０のドア取り付け用ステ
ーであり、６６は、意匠カバー４２が占める領域、６８
は、発光可能領域を示す。なお、意匠カバー４２は、バ
イザカバー１８に両面テープ５０を用いて取り付けられ
る。ターンシグナルの変更のための意匠カバー４２の着
脱は容易である。
って全面的に発光するので、意匠カバー４２のターンシ
グナル形状部分４８は、形状、位置の制限を受けること
なく発光することができ、ターンシグナルは自由な形
状、自由な位置が実現される。バイザカバー１８は変更
することなく、意匠カバー４２を変更するだけで、色々
な種々のターンシグナルが得られる。例えば、図２に示
すように、ターンシグナル形状部分５６を有する意匠カ
バー５２や、それと異なるターンシグナル形状部分５８
を有する意匠カバー５４を任意に選択採用し、それらを
バイザカバー１８に取り付けることにより、異なるター
ンシグナルを有するドアミラー６０．６２が得られる。
図２中、６４は、ドアミラー１０のドア取り付け用ステ
ーであり、６６は、意匠カバー４２が占める領域、６８
は、発光可能領域を示す。なお、意匠カバー４２は、バ
イザカバー１８に両面テープ５０を用いて取り付けられ
る。ターンシグナルの変更のための意匠カバー４２の着
脱は容易である。
【００２９】バイザカバー１８には、従来のようなター
ンシグナル部品を取り付ける切り欠き開口が不要である
ので、そのような切り欠き開口に起因して風がバイザカ
バー１８内に入り込むようなことはない。更に、意匠カ
バー４２は、転写絵付により、例えば、インモールド成
形により成形されるので、ターンシグナル形状部分４０
と他の部分との間で見きりが生ずるようなことなく、同
一面とされて形成される。意匠カバー４２とバイザカバ
ー１８との間に風が入り込むこともない。風切音は抑制
される。
ンシグナル部品を取り付ける切り欠き開口が不要である
ので、そのような切り欠き開口に起因して風がバイザカ
バー１８内に入り込むようなことはない。更に、意匠カ
バー４２は、転写絵付により、例えば、インモールド成
形により成形されるので、ターンシグナル形状部分４０
と他の部分との間で見きりが生ずるようなことなく、同
一面とされて形成される。意匠カバー４２とバイザカバ
ー１８との間に風が入り込むこともない。風切音は抑制
される。
【００３０】このように、部品点数が削減され、組付性
が良くなり、意匠の設計自由度が増し、風切音も低減さ
れる。
が良くなり、意匠の設計自由度が増し、風切音も低減さ
れる。
【００３１】発光ダイオード４０から発せられる光、そ
して、意匠カバー４２の不透明ないし非透光性の部分で
反射されて戻ってくる光が、リフレクタ３２でバイザカ
バー１８へ向けて全面的に照射され、意匠カバー４２の
ターンシグナル形状部分４０の位置に関わらず同等の明
るさが得られる。また、リフレクタ３２は、図２に示す
ように、発光可能領域６８を決め、発光可能領域６８
は、意匠カバー４２が占める領域６６内に収まるように
される。
して、意匠カバー４２の不透明ないし非透光性の部分で
反射されて戻ってくる光が、リフレクタ３２でバイザカ
バー１８へ向けて全面的に照射され、意匠カバー４２の
ターンシグナル形状部分４０の位置に関わらず同等の明
るさが得られる。また、リフレクタ３２は、図２に示す
ように、発光可能領域６８を決め、発光可能領域６８
は、意匠カバー４２が占める領域６６内に収まるように
される。
【００３２】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、上記実施の形態では、自動車のド
アミラーについて説明したが、それに限らず、例えばフ
ェンダミラー等も可能である。また、ターンシグナル光
源は、発光ダイオードに限らず、転写絵付は、インモー
ルド成形に限らず、他の種々の手段が可能である。更
に、意匠カバーをバイザカバーに取り付ける手段も、両
面テープに限らず、他の手段が可能である。
のではない。例えば、上記実施の形態では、自動車のド
アミラーについて説明したが、それに限らず、例えばフ
ェンダミラー等も可能である。また、ターンシグナル光
源は、発光ダイオードに限らず、転写絵付は、インモー
ルド成形に限らず、他の種々の手段が可能である。更
に、意匠カバーをバイザカバーに取り付ける手段も、両
面テープに限らず、他の手段が可能である。
【００３３】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るア
ウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造によ
れば、部品点数が削減され、組付性が良くなり、意匠の
設計自由度が増し、風切音も低減される。
ウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造によ
れば、部品点数が削減され、組付性が良くなり、意匠の
設計自由度が増し、風切音も低減される。
【図１】本発明のアウタミラーのターンシグナル付きバ
イザカバー構造の一の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
イザカバー構造の一の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図２】意匠カバーのバリエーションを示す図である。
【図３】従来のアウタミラーのターンシグナル付きバイ
ザカバー構造を示す斜視図である。
ザカバー構造を示す斜視図である。
【図４】従来のアウタミラーのターンシグナル付きバイ
ザカバー構造を示す縦断面図である。
ザカバー構造を示す縦断面図である。
１０ アウタミラー １８ バイザカバー ３２ リフレクタ ４０ 発光ダイオード（ターンシグナル光源） ４２ 意匠カバー ４４ 樹脂（意匠カバー） ４６ フィルム層（意匠カバー） ４８ ターンシグナル形状部分
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Claims (3)
- 【請求項１】 車両外用のアウタミラーの後側を覆う透
光性のバイザカバーと、 前記バイザカバーの内側に設けられるターンシグナル光
源と、 前記バイザカバーの外面を覆い、一部に透光性のターン
シグナル形状部分を形成するように転写絵付された意匠
カバーと、 を備えたことを特徴とするアウタミラーのターンシグナ
ル付きバイザカバー構造。 - 【請求項２】 前記意匠カバーがインモールト゛成形品で
ある請求項１に記載のアウタミラーのターンシグナル付
きバイザカバー構造。 - 【請求項３】 前記光源の背面側に、リフレクタが設け
られた請求項１又は２に記載のアウタミラーのターンシ
グナル付きバイザカバー構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001165761A JP2002362222A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | アウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001165761A JP2002362222A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | アウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=19008393
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001165761A Pending JP2002362222A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | アウタミラーのターンシグナル付きバイザカバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002362222A (ja) |
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- 2001-05-31 JP JP2001165761A patent/JP2002362222A/ja active Pending
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