JP2002360220A - 血行障害の改善作用を有する健康補助食品 - Google Patents

血行障害の改善作用を有する健康補助食品

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JP2002360220A JP2001178973A JP2001178973A JP2002360220A JP 2002360220 A JP2002360220 A JP 2002360220A JP 2001178973 A JP2001178973 A JP 2001178973A JP 2001178973 A JP2001178973 A JP 2001178973A JP 2002360220 A JP2002360220 A JP 2002360220A
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nattokinase
health supplement
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Yoshitaka Iwasaki
義隆 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般には予防のための病院の利用が難しい血
栓症や梗塞症のような血行障害の改善作用を有する健康
補助食品を得ようとする。 【解決手段】 古来の食品由来の天然物を主成分とする
組成物であり、血管の拡張作用を有する成分と、血栓抑
制作用を有する成分とを配合し、その相乗効果を高め
た。血管の拡張作用を有する成分としてはキャッツクロ
ーを、血栓抑制作用を有する成分としてナットーキナー
ゼを用いる。大豆レシチン中に溶解しているナットーキ
ナーゼを単離し、ビタミンKを含まないものとすること
により、「ワーファリン」との副作用の発生を避けるこ
とが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は血行障害の改善作用を
有する健康補助食品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢者の血栓症や梗塞症だけでな
く、いわゆる生活習慣病の若年化が社会問題となりつつ
ある。例えば、不断は健康な生活をおくっている人で
も、エコノミークラス症候群などと称されるような、血
栓が肺動脈に急に詰まる事態が社会的に注目されてい
る。
【0003】このような血管の詰まりを防ぐ一つの方法
は、血管を拡張させることであり、リューマチの鎮痛改
善の食効を持つものは、血管の拡張作用を持つことが知
られている。その一つとして、ペルーの特産品で伝統的
食用植物である「ウナ・デ・ガト」(学名:ウンカリア
・トメントサ 一般にはキャッツクローと呼ばれてお
り、本明細書においては、この一般名称を使用する。)
の消炎作用および血管拡張作用は証明されており、アメ
リカのハーブ市場で有名である。この「ウナ・デ・ガ
ト」は血小板の凝集作用を抑え、血栓の形成を抑制す
る。しかし、既に形成された血栓を消失させることが容
易には出来ない点に問題があった。
【0004】一方、日本の伝統食品である納豆には、血
栓の抑制ないし消失作用をするナットーキナーゼが含ま
れていることが知られている。しかし、心臓病など、血
栓防止剤「ワーファリン」を投与されている人は、納豆
を食することを禁じられている。これは、「ワーファリ
ン」はビタミンK抑制型の薬剤であるのに、納豆には納
豆菌が産成するビタミンKが豊富に含まれているためで
ある。これまで日本人は知らず知らずに血栓抑制食品を
納豆として摂取していたのであるが、特別によく効く薬
剤というわけでもない血栓防止剤のために、ナットーキ
ナーゼの摂取を退けられる結果となっていたものであ
る。また、納豆の食味や臭いが嫌いで、活用出来ない人
もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】血栓症や梗塞症は、
症状が出る前の予防が極めて大切であるが、一般には予
防のために病院を利用することは簡単ではない。このた
め、いつでも手軽に摂取出来る予防効果の高い健康補助
食品、特に、拡張作用によって血管の梗塞を防止するだ
けでなく、血栓が形成されそうであっても、或は既に多
少は形成されたとしてもその溶解の可能性を高める積極
的な予防のための健康補助食品が要望されている。本発
明は、このような血行障害の改善作用を有する健康補助
食品を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の健康補助食品は、古来の食品由来の天然物を
主成分とする組成物であり、血管の拡張作用を有する成
分と、血栓抑制作用を有する成分とを配合し、その相乗
効果を高めたことを特徴とする。上記血管の拡張作用を
有する成分としては、上記のキャッツクローを、これに
配合する血栓抑制作用を有する成分としては、上記のナ
ットーキナーゼを用いる。本発明においては、単なるナ
ットウエキスではなく、大豆レシチン中に溶解している
ナットーキナーゼを単離し、ビタミンKを含まないもの
とした。これにより、「ワーファリン」との副作用の発
生を避けることが出来る。勿論、このような副作用の恐
れのない利用者が対象の場合には、単離前のナットーキ
ナーゼを用いてもよい。
【0007】
【発明の実施の態様】実施に当たっては、上記のキャッ
ツクロー、ナットーキナーゼに、補助成分として、血流
改善促進作用を持つ不飽和脂肪酸EPA、DHAを含有
する魚油、オレイン酸含有率の高いオリーブオイル、油
成分への抗酸化作用を持つα−トコフェノールを含有す
る小麦胚芽油を配合する。抗酸化作用を持つものとして
は、ビタミンC、βカロチンなどのカロチノイドでもよ
いが、ビタミン作用と抗酸化作用とを共に持つ点でα−
トコフェノールが望ましい。これらは従来、単独で健康
志向食品として賞用されてきたものではあり、カプセル
化して販売されてもいる。しかし、複合化してバランス
よく摂取することにより、その相互作用を利用し、一層
の効果が期待できる。
【0008】これらの組成物はソフトカプセルに封入す
ることが望ましい。これにより、食味、匂いの嗜好に影
響されない、保存中の変質を避ける、携帯に便利でどこ
でも摂取出来る等の利点を生じる。望ましい配合比は、 キャッツクロー 5〜15 % ナットーキナーゼ 25〜35 % 魚油 25〜30 % オリーブオイル 10〜20 % 小麦胚芽油 15〜25 % である。
【0009】
【実施例】以下、ソフトカプセルに封入した形態の本発
明の健康補助食品の配合の1例を示す。 キャッツクロー 30 mg ナットーキナーゼ 93 mg 魚油 90 mg オリーブオイル 50 mg 小麦胚芽油 63 mg 計 326 mg 上記の含有量は、米国において1日の所要量とされる量
の摂取を目標とし、安全性を考慮して一粒の含有量を高
めず、5粒/日で適正な摂取量となるように考慮したも
のである。
【0010】静脈瘤の形で外見上見える異形の血管は、
内部に血栓が形成されている。脚部に視認出来る静脈瘤
を持つ人々男性5名、女性50名を被験者として選んで
3グループに分け、1グループについては本健康食品
を、残りの2グループは対照として本健康食品と同量の
キャッツクロー、ナットーキナーゼおよび納豆をそれぞ
れの単体を平成12年6月から平成13年3月末日まで
の間、摂取させた。一部の人々は途中で摂取を中止した
が、摂取を続けた人々についての結果は以下の通りであ
った。
【0011】A.キャッツクロー(米国製品)摂取グル
ープ 体験者15名(内 男性2名)リューマチの痛み
を持つ女性13名中、10名は痛みが有意に軽減した。
痛風を持つ男性1名は有効性を感じなかった。静脈瘤に
関しては、全員に変化はなかった。 B.ナットーキナーゼ摂取グループ 納豆摂取者 体験者5名(内 男性1名) 普段より多くの納豆食の影響を見るため、1日納豆2パ
ックの摂取を続けたが、静脈瘤に関しては有効性は認め
られなかった。 ナットーキナーゼ摂取者 体験者10名(内 男性
1名) 単離したナットーキナーゼをカプセルに入れ、午前2
粒、午後3粒ずつ摂取した。リューマチ痛を持つ女性5
名に関しては痛みの軽減はななかった。静脈瘤の有為な
変化もなかった。C.実施例の健康補助食品摂取グルー
プ 体験者20名(内 男性1名)リューマチの痛みが
ある5名に関しては、何れも痛みが軽減した。脳血流改
善剤ワーファリンを投与されている人が5名おり、通常
は納豆が禁止されている。しかし本品はビタミンKを含
まないので、摂取してもなんら問題はなかった。巣箱と
言われる相当ひどい静脈瘤を含め、15名が皮膚表面か
らの視認はできなくなった。男性1名を含む5名は静脈
瘤の消失はなく、やや軽減したようでもあるが、存在は
しているということから、有意ではないと判定した。
【0012】上記実施例の摂取グループの体験例中に
は、以下のようなケースが見られた。60歳の女性の静
脈瘤は、見た目にもひどいものであったが、摂取によっ
て完全に消失した。70歳の男性は、脳梗塞で倒れた経
験を持つが、摂取後の脳検査で脳内血栓が全くないとい
う結果を得た。60歳代の女性は、炊事で手を怪我した
とき出血するとどす黒い血液であった。10か月後に怪
我をしたときには、赤く清んだ鮮血であったので驚い
た。静脈瘤は消失した。
【0013】
【発明の効果】本発明の健康補助食品は、上記の体験例
に見られるように、明らかな血行改善のみならず、既に
生じていた血栓の消失も見られ、配合による相乗効果が
顕著であった。しかも、素材は、何れも食品として定着
しているものであり、副作用の心配は全くないものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 X A61P 7/02 38/45 9/08 A61P 7/02 A61K 37/52 9/08 A23D 9/00 516 Fターム(参考) 4B018 LE01 MD15 MD17 MD46 MD58 MD61 MD90 ME14 MF01 MF08 4B026 DC05 DG01 DG14 DH05 DL05 DL10 4C084 AA02 BA03 CA15 DC25 ZA39 ZA54 4C087 AA01 BB29 CA19 CA47 ZA39 ZA54 4C088 AB14 AB64 AB74 AC04 AD11 BA03 BA18 BA37 MA52 ZA39 ZA54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッツクローと、ナットーキナーゼを
    主たる有効成分とすることを特徴とする血行障害の改善
    作用を有する健康補助食品
  2. 【請求項2】 上記ナットーキナーゼは、大豆レシチン
    中に溶解しているナットーキナーゼを単離し、ビタミン
    Kを含まないものとしたことを特徴とする請求項1の血
    行障害の改善作用を有する健康補助食品
  3. 【請求項3】 小麦胚芽油、魚油、およびオリーブオイ
    ルを配合したことを特徴とする請求項1あるいは請求項
    2の血行障害の改善作用を有する健康補助食品
  4. 【請求項4】 各成分の配合比は、キャッツクロー5〜
    15%、ナットーキナーゼ25〜35%、魚油25〜3
    0%、オリーブオイル10〜20%、小麦胚芽油15〜
    25%であることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかの血行障害の改善作用を有する健康補助食品
JP2001178973A 2001-06-13 2001-06-13 血行障害の改善作用を有する健康補助食品 Withdrawn JP2002360220A (ja)

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