JP2002359809A - 放送番組記録再生方法及びその装置 - Google Patents

放送番組記録再生方法及びその装置

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JP2002359809A
JP2002359809A JP2001167257A JP2001167257A JP2002359809A JP 2002359809 A JP2002359809 A JP 2002359809A JP 2001167257 A JP2001167257 A JP 2001167257A JP 2001167257 A JP2001167257 A JP 2001167257A JP 2002359809 A JP2002359809 A JP 2002359809A
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JP
Japan
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recording
broadcast program
digital signal
recorded
predetermined time
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JP2001167257A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Wada
哲夫 和田
Tokuyuki Isaka
徳之 井坂
Masaki Miyazaki
優樹 宮嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Yomiuri Telecasting Corp
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Yomiuri Telecasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の放送番組が記録され、現在なお記録動
作中の記録媒体の記録動作を妨げないで過去の放送番組
を再生して閲覧すること。 【解決手段】 現在日時から過去60分以内あるいは2
週間以内の放送番組はランダムアクセスメモリであるハ
ードディスクに記録し、記録動作中に閲覧要求があると
きは、記録と再生を交互に行って、記録をしつつ再生を
する。2週間を超える過去の放送番組はDVD−RAM
に記録し、閲覧要求があるときはDVD−RAMを再生
して閲覧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ放送、テレ
ビジョン放送、データ放送等の放送番組をすべて記録し
て所定期間保存し、前記所定期間中に必要に応じて番組
を閲覧することができる放送番組記録再生方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオ放送やテレビジョン放送、データ
放送等(以下、単に放送という)の放送局では、その放
送局から放送されるすべての番組を放送番組記録再生装
置で記録し、放送後必要に応じて過去の放送番組を再生
して閲覧できるようになされている。過去の放送番組の
閲覧は主として、放送された番組についての視聴者から
の苦情やコマーシャル放送についてのスポンサーからの
苦情に対処するとき、放送内容を確認するために行われ
る。従来の放送番組記録再生装置では、ニュース、天気
予報、コマーシャルなどを含むすべての放送番組を、常
時動作している磁気記録装置の磁気テープにアナログ信
号で記録していた。その装置は長時間にわたる放送番組
を漏れなく記録するため、複数の磁気記録装置を自動的
に切り替えて連続記録するように構成されていた。1本
の磁気テープには例えば6時間分の番組が記録できるよ
うになっていた。このようにして記録された磁気テープ
は一定期間(日本の放送局では少なくとも3ヶ月間)保
管庫等で保管されている。一定期間を過ぎたものは順次
消去され再使用される。
【0003】磁気テープの代わりにハードディスクに、
デジタル信号で放送番組を記録する放送番組記録装置も
使用されている。この装置の例では1つのハードディス
クドライブ装置に24時間分の放送番組が記録できる。
ハードディスクにデジタル信号で記録された放送番組は
LAN等の通信回線で接続された装置を用いて所望の場
所で見ることができるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気テープを用いる放
送番組記録装置では、現在記録動作中の磁気テープに記
録されている放送番組、例えば1〜3時間前の番組を再
生して見たいとき、一旦記録動作を中断する必要があ
る。この記録動作の中断に先立って、放送番組の記録に
漏れが生じないように、別の装置を起動して記録を続行
させる必要がある。このような操作は非常に繁雑であっ
た。記録済みの磁気テープは所定の保管庫等に保管され
ているので、例えば数日前の放送番組を閲覧するには、
その保管庫に出向いてその磁気テープを再生するか、そ
の磁気テープを保管庫から取り寄せて再生する必要があ
った。地方都市にある支局から閲覧の要求が来た場合に
は、磁気テープをコピーしてその支局に送付する必要が
あった。このような場合は相当の時間を要し、緊急時に
は間に合わなかった。
【0005】また、1本の磁気テープに記録されている
複数の番組をそれぞれ別の担当者が同時に閲覧すること
はできず、順番を決めて閲覧する必要があった。複数の
磁気記録装置を自動的に切り替えて連続記録するとき、
磁気テープの交換や装填の作業が繁雑であった。これら
の作業を自動化することは可能であるが、多大な設備コ
ストを要し実用化が困難であった。ハードディスクを用
いる放送番組記録装置では、磁気テープよりはるかに高
価なハードディスクドライブが多数必要であるので設備
コストが高くなる。多数のハードディスクドライブを用
いるシステムではその中のどのドライブのどこにどの番
組が記録されているかを正確に記録し、常に管理する必
要があるので、データ管理が繁雑であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放送番組記録装
置は、時間的に連続して入力される放送番組のアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、前記デジ
タル信号を、所定の時間毎に分断してランダムアクセス
メモリの少なくとも2つの記録媒体に分割記録し、前記
分割記録されたデジタル信号が、前記所定の時間毎に新
たに入力されるデジタル信号で上書きされるランダムア
クセスメモリ、前記ランダムアクセスメモリに記録され
たデジタル信号が、前記所定の時間毎にディスク記録媒
体に複写されるディスク記録部、前記デジタル信号が記
録された前記ディスク記録媒体を前記ディスク記録部か
ら取り出して保管するディスク収納部、前記ランダムア
クセスメモリに記録されたデジタル信号の内容を表す検
索データ及び前記収納部に保管されているディスク記録
媒体に記録されたデジタル信号の内容を表す検索データ
を保持する閲覧制御部、前記閲覧制御部に、前記ランダ
ムアクセスメモリ及びディスク記録媒体に記録されてい
る所望のデジタル信号を検索するための検索データを送
信する閲覧端末装置、及び前記閲覧端末装置から送信さ
れる検索データに基づき、前記所望のデジタル信号を保
持するランダムアクセスメモリ及びディスク記録媒体の
いずれか一方のデジタル信号を、検索データを送信した
時点からデジタル信号に対応する放送番組が放送された
時点までの時間に応じて選択して再生する再生部を有す
る。
【0007】本発明の放送番組記録方法は、時間的に連
続して入力される放送番組のアナログ信号をデジタル信
号に変換するステップ、前記デジタル信号を、所定の時
間毎に分断するステップ、前記所定の時間毎に分断され
たデジタル信号を少なくとも2つのランダムアクセスメ
モリに分割記録し、前記分割記録されたデジタル信号
を、前記所定の時間毎に新たに入力されるデジタル信号
で上書きするステップ、前記ランダムアクセスメモリに
記録されたデジタル信号を、前記所定の時間毎にディス
ク記録媒体に複写するステップ、前記ランダムアクセス
メモリに記録されたデジタル信号の内容を表す検索デー
タ及び前記ディスク記録媒体に記録されたデジタル信号
の内容を表す検索データを、閲覧制御部に保持するステ
ップ、前記閲覧制御部に、前記ランダムアクセスメモリ
及びディスク記録媒体に記録されているデジタル信号を
検索するための検索データを送信ステップ、及び前記検
索データに基づき前記ランダムアクセスメモリ及びディ
スク記録媒体に記録されているデジタル信号を再生する
ステップを有する。
【0008】本発明の放送番組記録装置及び方法によれ
ば、時間的に連続して入力される放送番組をランダムア
クセスメモリの複数の記録媒体に分割記録することによ
り、長時間にわたる番組を漏れなく記録することができ
る。前記記録媒体に記録された放送番組を、所定の時間
毎にディスク記録媒体に複写することにより、長期間に
わたる大量の放送番組を記録保存することができる。過
去の放送番組を閲覧するときは、前記所定の時間以内の
放送番組については前記ランダムアクセスメモリにアク
セスするので敏速に所定の番組を再生して閲覧できる。
前記所定の時間を超える過去の放送番組は、ディスク記
録媒体にアクセスする。ディスク記録媒体の再生には多
少の時間がかかるが、ディスク記録媒体は大量のデータ
を記録できるので、例えば過去3ヶ月程度の相当長期の
番組を閲覧できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の放送番組記録再生方法及
びその装置の好適な実施例を図1から図4を参照して説
明する。
【0010】《実施例》図1は本発明の実施例の放送番
組記録再生装置の記録再生部1のブロック図であり、図
2は閲覧部50のブロック図である。図1において、通
常放送局の本局社屋内に設置される記録再生部1は、放
送番組のアナログ映像信号3とアナログ音声信号4が入
力される第1記録装置10及び第2記録装置20、前記
第1及び第2の記録装置10及び20の出力信号が入力
される記録再生装置30、及び時計部27を有する。映
像信号3及び音声信号4は、放送局の送信機に放送番組
のアナログ映像信号及びアナログ音声信号を送出する自
動番組送出装置2から受信する。自動番組送出装置2か
らは、番組名、放送日、放送時刻等の放送データ5も入
力され、閲覧制御部39のメモリ39Bに記録される。
放送データ5はLAN等の他の回線を経由して閲覧制御
部39に送信してもよい。第1記録装置10において、
アナログ映像信号3はA/D変換器11でデジタル映像
信号に変換され、アナログ音声信号4はA/D変換器1
2でデジタル音声信号に変換される。A/D変換器11
及び12の出力の、デジタル映像信号とデジタル音声信
号はともにエンコーダ13に入力される。エンコーダ1
3において、デジタル映像信号及びデジタル音声信号
は、データ量を減らすために、例えばMPEG4の規格
に準拠してデータ圧縮されて出力される。データ圧縮さ
れた映像音声データは記録部14に印加されて記録され
る。記録部14は、記録と再生が任意に切り替えられる
ランダムアクセスメモリである。本実施例では例えばハ
ードディスク装置を用いるが、光ディスク装置や固体メ
モリ装置等のランダムアクセスメモリでもよい。なお、
データ量を減らす必要がないときはデータ圧縮をしなく
てもよい。
【0011】第2記録装置20は、前記第1の記録装置
10と同じ構成を有し、第1の記録装置10のものと同
じ名称の各構成要素は、それぞれ同様の動作を有する。
第1、第2記録装置10及び20のそれぞれの記録部1
4及び24は、時計部27から与えられる信号により時
間制御される。この時間制御により、第1記録装置10
は、午前7時から午前8時まで、午前9時から午前10
時まで、のように奇数の時間帯において記録動作をし、
第2記録装置20は、午前8時から午前9時まで、午前
10時から午前11時まで、のように偶数の時間帯にお
いて記録動作をする。実際の記録時間は以下のとおりで
ある。午前5時に放送が開始されるとすると、第1の記
録装置10は、5時1分前から6時1分過ぎまで、7時
1分前から8時1分過ぎまで、9時1分前から10時1
分過ぎまで、以下同様に各奇数の時間帯の60分の前後
に各1分を付加した62分間の放送番組の記録を行う。
これに対して第2記録装置20は、6時1分前から7時
1分過ぎまで、8時1分前から9時1分過ぎまで、10
時1分前から11時1分過ぎまで、以下同様に各偶数の
時間帯の60分の前後に各1分を付加した62分間の放
送番組の記録を行う。これにより、各奇数の時間帯と偶
数の時間帯の境界部では、第1及び第2記録装置10及
び20が2分間だけ共に記録動作をし、境界部で第1及
び第2記録装置10及び20が切替わるとき記録漏れが
生じないようになされている。
【0012】以上のように交互に記録動作をする第1及
び第2の記録装置10及び20により、午前5時の放送
開始から翌日の午前4時59分60秒までの1日の放送
番組がすべて記録される。記録部14、24は、記録動
作をしていないそれぞれの休止期間中に、前記62分間
の映像音声データをそれぞれの伝送線15、25を経由
して記録再生装置30の主記録部31に転送する。転送
に要する時間は3〜4分である。記録部14、24が映
像音声データを主記録部31に転送することにより、記
録データは主記録部31にコピーされる。従って記録部
14、24の映像音声データは消去されない。記録部1
4、24の映像音声データは、新たに入力される映像音
声データにより上書きされる。記録部14及び24に記
録されている映像音声データを表す放送番組の名称、放
送日、放送時刻などの放送データ5は、逐次それぞれの
接続線41及び42を経て閲覧制御部39に送られ、映
像音声データと対応づけて内部のメモリ39Bに記録さ
れる。主記録部31に記録されている映像音声データの
放送番組の名称、放送日、放送時刻などの放送データ5
も、逐次接続線43を経て閲覧制御部39に送られ、内
部のメモリ39Bに記録される。主記録部31はハード
ディスクが適しているが、光ディスクや固体メモリを用
いてもよい。
【0013】主記録部31は、記録部14及び24から
の映像音声データを記録するとき、各奇数時間帯及び偶
数時間帯の59分から1分までの重複部分を削除して、
映像音声信号が記録部14と記録部24の切替部分で重
複したり欠落したりしないように連結する。その結果1
日分の放送番組が一連の映像音声データにより主記録部
31に記録される。
【0014】主記録部31は、例えば2週間(14日)
分の放送番組の映像音声データが記録できるようにその
記録容量が設定されている。主記録部31に2週間分の
映像音声データが記録された後、更に記録部14又は2
4から映像音声データが送り込まれると、先入先出し法
で先に記録された映像音声データが1日分単位でディス
ク記録部32に送り出されDVD−RAMに記録され
る。これにより、主記録部31には常にほぼ2週間分の
映像音声データが記録されている。主記録部31に2週
間分の放送番組を記録する理由は以下の通りである。過
去の統計によると、放送された番組に対する視聴者やス
ポンサーからの苦情などの問い合わせの大部分は、放送
日から2週間以内に発生している。そこで過去2週間分
の放送番組をランダムアクセスメモリの記録部14、2
4及び主記録部31に記録することにより、後で詳しく
説明するように、閲覧時のアクセスを敏速に行うことが
できる。主記録部31に記録された1日分の映像音声デ
ータは、ディスク記録部32に送出される。ディスク記
録部32は、例えば記録可能な光ディスクであるDVD
−RAMに映像音声データを記録する装置である。前記
主記録部31から送出された1日分の放送番組の映像音
声データが記憶容量4.7ギガバイトの1枚のDVD−
RAMに記録される。
【0015】ディスク記録部32の近傍にはディスク収
納部34が設けられており、その中に例えば100枚の
DVD−RAMが収納されている。記録するとき、ディ
スク収納部34内の所定のDVD−RAMがディスク着
脱装置33により自動的に取り出されてディスク記録部
32に装着される。また記録が終了したDVD−RAM
はディスク着脱装置33によりディスク記録部32から
取り外され、ディスク収納部34に収納される。ディス
ク収納部34に100枚のDVD−RAMが収納されて
いるので、100日分の放送番組を記録することができ
る。放送局から放送される放送番組はすべて記録し、そ
の記録を3ヶ月間(約93日間)保存するように定めら
れているが、本実施例では、1日分の放送番組を1枚の
DVD−RAMに記録し、ディスク収納部34に100
枚のDVD−RAMを収納することにより、3ヶ月分を
超える放送番組を記録保存することができる。各DVD
−RAMはそれぞれ所定の識別番号が付されている。D
VD−RAMに記録されている映像音声データの放送番
組の名称、放送日、放送時刻などのデータは前記識別番
号と対応させて閲覧制御部39のメモリ39Bに記録さ
れる。3ヶ月の保存期間を過ぎた番組が記録されたDV
D−RAMはその記録データが消去されて再使用され
る。
【0016】過去3ヶ月間の放送番組について、その内
容を閲覧したい場合には、次に詳細に説明するように、
図2に示す社内閲覧端末装置53又は社外閲覧端末装置
61から図1に示す記録再生装置30の閲覧制御部39
にアクセスする。これにより所望の番組を記録したラン
ダムアクセスメモリ又はDVD−RAMを再生してその
番組を閲覧することができる。
【0017】図1において、ディスク収納部34の近傍
には、例えば3つのディスク再生部36、37、38が
設けられている。ディスク収納部34と、ディスク再生
部36、37、38との間にはディスク着脱装置35が
設けられており、ディスク収納部34内のDVD−RA
Mをディスク再生部36、37、38のいずれかに自動
的に装着することができる。ディス再生部36、37、
38は装着されたDVD−RAMの映像音声データを再
生し、CPU39A、メモリ39B及びデータ送受回路
39Cを有する閲覧制御部39に送出する。閲覧制御部
39は、通信回線40を経て、図2に示す閲覧部50に
接続されている。
【0018】図1及び図2を参照して過去3ヶ月間の放
送番組の閲覧について説明する。図2において、社内閲
覧端末装置53は、記録再生部1を設置した同一建屋内
又は社内LANで接続可能な場所にある端末装置であ
り、図1の記録再生部1に社内LAN52で接続されて
いる。社外閲覧端末装置61は、前記社内LANに接続
できない場所、例えば地方都市の支局等にある端末装置
であり、本局と支局間に設けられた専用の通信回線56
により伝送装置55を介して記録再生部1に接続されて
いる。社外閲覧端末装置61を電話回線又はインターネ
ット網59を経由して記録再生部1に接続してもよい。
インターネット網59を用いる場合、記録再生部1と社
外閲覧端末装置61との間では画像の伝送を行うので、
インターネット網59への接続回線は出来るだけ伝送レ
ートの高いものが望ましい。図2に示す例では、現状の
技術における伝送レートと伝送コストの兼ね合いから、
社外閲覧端末装置61はADSLモデム60を用いてA
DSL(非対称デジタル加入者線)によりインターネッ
ト網59に接続している。また、インターネット網59
と記録再生部1との間はSDSLモデム58を用いてS
DSL(対称デジタル加入者線)によって接続してい
る。インターネット網から記録再生部1への不正な侵入
を防ぐために、既知のセキュリティ装置57を設けるの
が望ましい。社内閲覧装置53と社外閲覧装置61は、
市販のパーソナルコンピュータを用いることができ、通
常それぞれ複数のものが前記通信回線40に接続されて
いる。
【0019】本実施例における放送番組の閲覧時の動作
について図3及び図4のフローチャートを参照して説明
する。閲覧を希望する人(以下、閲覧者という)は閲覧
を希望する放送番組(以下、閲覧番組という)を特定す
る、閲覧番組の名称、閲覧番組が放送された放送日と放
送時刻等の「検索データ」を用意する。放送時刻は、閲
覧番組の開始時刻又は開始から所定時間経過した番組途
中の時刻であってもよい。閲覧者は、例えば社内閲覧端
末装置53を用いて、記録再生部1に閲覧を求めるコマ
ンドである閲覧請求コードと、使用する社内閲覧端末装
置53の装置ID及びパスワードを送信する(図3のス
テップ81)。装置ID及びパスワードは、記録再生部
1の閲覧制御部39であらかじめ登録されたものと照合
され(ステップ82)、正しければステップ83に進み
閲覧者に検索データの入力を促す。検索データが入力さ
れると、それをを受信した閲覧制御部39は、ステップ
84で、その検索データで特定された放送番組の放送が
検索データを受信した時刻(以下、検索受付時刻とい
う)から過去60分以内かどうかを判定する。60分以
内であればステップ85に進み、閲覧制御部39は接続
線41又は42を経由して記録部14又は24にアクセ
スする。閲覧制御部39は、検索データから閲覧番組が
記録部14、24のいずれに記録されているか判定す
る。閲覧番組が現在休止中の記録部14又は24に記録
されているときは、その記録部14又は24を動作させ
て閲覧番組を再生する(ステップ86)。ステップ87
で、再生された閲覧番組は閲覧制御部39のデータ送受
回路39Cを経て社内閲覧端末装置53に送信される。
閲覧番組が現在記録動作中の記録部14又は24に記録
されているときは、記録動作と再生動作を交互に行っ
て、記録をしつつ閲覧番組の再生をする。以上の処理に
閲覧者は所望の閲覧番組を閲覧することが出来る。
【0020】ステップ84で、閲覧番組の放送時刻が検
索受付時刻から過去60分を超えていると判定されたと
きは、図4のステップ91に進む。ステップ91で、閲
覧番組の放送日及び放送時刻(以下、放送日時という)
が、閲覧制御部39が検索データを受信した日付と時刻
(以下、検索受付日時という)から過去2週間(14
日)以内かどうかを判定する。2週間以内の場合はステ
ップ92に進む。過去2週間分の放送番組の映像音声デ
ータは記録再生装置30の主記録部31に記録されてい
るので、ステップ92で、閲覧制御部39は接続線43
を経由して主記録部31にアクセスする。閲覧制御部3
9は主記録部31に記録されている2週間分の放送番組
の中から検索データで特定された閲覧番組を再生するよ
う主記録部31を制御する(ステップ93)。再生され
た閲覧番組は閲覧制御部39のデータ送受回路39Cを
経て閲覧者の社内閲覧端末装置53に送信される(ステ
ップ94)。過去2週間以内の放送番組の映像音声デー
タは、ランダムアクセスメモリの記録部14、21及び
主記録部31に記録されているので敏速に再生され、閲
覧時の待ち時間が短い。
【0021】ステップ91で、放送日時が検索受付日時
から過去2週間を超えていると判定された場合は、ステ
ップ101に進む。過去2週間を超える放送日時の放送
番組はディスク収納部34に収納されているDVD−R
AMに記録されている。閲覧制御部39は、ディスク着
脱装置34にアクセスして、閲覧番組が記録されている
DVD−RAMを、ディスク収納部34から取出して、
例えばディスク記録再生部37に装着するように制御す
る(ステップ101)。ディスク再生部37は閲覧制御
部39の制御により、装着されたDVD−RAMの閲覧
番組を再生する。再生された閲覧番組は閲覧制御部39
を経て社内閲覧端末装置53に送信される。過去2週間
を超える放送番組の映像音声データの再生は、DVD−
RAMの装着などに時間を要するので若干長くなる。3
つのディスク再生部36、37、38が設けられている
ので、同時に3つのDVD−RAMに対する社内又は社
外からの閲覧要求に対応することができる。ディスク再
生部36、37、38の数は3つに限られるものではな
く、必要に応じて増減すればよい。閲覧者が検索データ
の放送番組名や放送日時を忘れたときには、ニュース、
スポーツ、ドラマ、ドキュメンタリ等の「放送の種
類」、「出演者名やチームの名称」、「スポンサーの名
称」等のキーワードを入力することにより、前記の検索
データの番組名や放送日時を知ることができるようにし
てもよい。また一度閲覧した番組について、閲覧時に文
字や数字による所定のマーカーを前記検索データに付加
するようにしてもよい。閲覧者が同じ番組を再び閲覧す
るときはそのマーカーを入力するだけで、敏速に閲覧を
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例で詳細に説明したように、
本発明によれば、放送番組のアナログの映像音声信号を
デジタルの映像音声データに変換して、ランダムアクセ
スメモリの2つの記録部及び1つの主記録部に記録す
る。閲覧請求の時刻から、過去60分以内のデータと2
週間以内のデータはそれぞれ記録部と主記録部から再生
する。それぞれデータで記録するので、これの再生デー
タをLANなど通信回線で送信することができる。ラン
ダムアクセスメモリを用いているので、記録と再生を随
時切替えて行うことができ、所望の放送番組を随時再生
して閲覧できる。2週間を超える過去の番組は安価なD
VD−RAMに記録するので、長期間の記録のために多
数のDVD−RAMを必要とする場合でも設備コストが
安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の放送番組記録再生装置の記録
再生部のブロック図
【図2】本実施例の放送番組記録再生装置の閲覧部のブ
ロック図
【図3】本実施例の放送番組記録再生装置の動作の前半
を示すフローチャート
【図4】本実施例の放送番組記録再生装置の動作の後半
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 記録再生部 3 アナログ映像信号 4 アナログ音声信号 10 第1記録装置 11、12、21、22 A/D 13、23 エンコーダ 14、24 記録部 20 第2記録装置 27 時計部 30 記録再生装置 31 主記録部 32 ディスク記録部 33、35 ディスク着脱装置 34 ディスク収納部 36、37、38 ディスク再生部 39A CPU 39B メモリ 39C データ送受回路 50 閲覧部 52 社内LAN 53 社内閲覧端末装置 57 セキュリティ装置 58 SDSLモデム 59 インターネット網 60 ADSLモデム 61 社外閲覧端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮嵜 優樹 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA04 AB04 AC08 CC11 DD04 5C053 FA23 FA25 FA27 GA11 GB06 GB11 GB37 HA29 HA32 JA01 JA15 JA21 KA05 KA24 KA25 LA06 LA15 5D072 AB37 BE05 CA17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に連続して入力される放送番組の
    アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、 前記デジタル信号を、所定の時間毎に分断してランダム
    アクセスメモリの少なくとも2つの記録媒体に分割記録
    し、前記分割記録されたデジタル信号を、前記所定の時
    間毎に新たに入力されるデジタル信号で上書きするラン
    ダムアクセスメモリ、 前記ランダムアクセスメモリに記録されたデジタル信号
    が、前記所定の時間毎にディスク記録媒体に複写される
    ディスク記録部、 前記デジタル信号が記録された前記ディスク記録媒体を
    前記ディスク記録部から取り出して保管するディスク収
    納部、 前記ランダムアクセスメモリに記録されたデジタル信号
    の内容を表す検索データ及び前記収納部に保管されてい
    るディスク記録媒体に記録されたデジタル信号の内容を
    表す検索データを保持する閲覧制御部、 前記閲覧制御部に、前記ランダムアクセスメモリ及びデ
    ィスク記録媒体に記録されている閲覧を希望する放送番
    組のデジタル信号を検索するための検索データを送信す
    る閲覧端末装置、及び前記閲覧端末装置から送信される
    検索データに基づき、前記所望のデジタル信号を保持す
    るランダムアクセスメモリ及びディスク記録媒体のいず
    れか一方のデジタル信号を、検索データを送信した時点
    からデジタル信号に対応する放送番組が放送された時点
    までの時間に応じて選択して再生する再生部、 を有する放送番組記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記放送番組のアナログ信号が、映像信
    号及び音声信号である請求項1記載の放送番組記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間が1時間であることを特
    徴とする請求項1記載の放送番組記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つの記録媒体の一方に
    奇数の時間帯のデジタル信号を記録し、他方に偶数の時
    間帯のデジタルデータを記録することを特徴とする請求
    項1記載の放送番組記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体に記録されたデジタルデー
    タが、前記所定の時間より長い他の所定の時間毎に複写
    される、他の記録部を更に有する請求項1記載の放送番
    組記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記閲覧端末装置は、前記閲覧制御部に
    LANを経由して接続されていることを特徴とする請求
    項1記載の放送番組記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記閲覧端末装置は、前記閲覧制御部に
    インターネットを経由して接続されていることを特徴と
    する請求項1記載の放送番組記録再生装置。
  8. 【請求項8】 時間的に連続して入力される放送番組の
    アナログ信号をデジタル信号に変換するステップ、 前記デジタル信号を、所定の時間毎に分断するステッ
    プ、 前記所定の時間毎に分断されたデジタル信号を少なくと
    も2つのランダムアクセスメモリに分割記録し、前記分
    割記録されたデジタル信号を、前記所定の時間毎に新た
    に入力されるデジタル信号で上書きするステップ、 前記ランダムアクセスメモリに記録されたデジタル信号
    を、前記所定の時間毎にディスク記録媒体に複写するス
    テップ、 前記ランダムアクセスメモリに記録されたデジタル信号
    の内容を表す検索データ及び前記ディスク記録媒体に記
    録されたデジタル信号の内容を表す検索データを、閲覧
    制御部に保持するステップ、 前記閲覧制御部に、前記ランダムアクセスメモリ及びデ
    ィスク記録媒体に記録されている閲覧を希望する放送番
    組のデジタル信号を検索するための検索データを送信ス
    テップ、及び前記閲覧端末装置から送信される検索デー
    タに基づき、前記所望のデジタル信号を保持するランダ
    ムアクセスメモリ及びディスク記録媒体のいずれか一方
    のデジタル信号を、検索データを送信した時点からデジ
    タル信号に対応する放送番組が放送された時点までの時
    間に応じて選択して再生するステップ、 を有する放送番組記録再生方法。
  9. 【請求項9】 前記デジタル信号を分断する前記所定の
    時間が1時間であることを特徴とする請求項8記載の放
    送番組記録方法。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも2つのランダムアクセ
    スメモリは、前記デジタル信号を分断する前記所定の時
    間の始まる以前から記録を開始し、前記所定時間の終わ
    った後まで記録をすることを特徴とする請求項8記載の
    放送番組記録方法。
  11. 【請求項11】 閲覧を希望する放送番組が、前記所定
    の時間以内の過去のものであるときは、前記ランダムア
    クセスメモリにアクセスして再生することを特徴とする
    請求項8記載の放送番組記録再生方法。
  12. 【請求項12】 閲覧を希望する放送番組が、前記所定
    の時間を超える過去のものであるときは、前記ディスク
    記録媒体にアクセスして再生することを特徴とする請求
    項8記載の放送番組記録再生方法。
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