JP2002358413A - 金融先物ディーリング支援方法、金融先物ディーリング支援方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび金融先物ディーリング支援装置 - Google Patents

金融先物ディーリング支援方法、金融先物ディーリング支援方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび金融先物ディーリング支援装置

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JP2002358413A
JP2002358413A JP2001287804A JP2001287804A JP2002358413A JP 2002358413 A JP2002358413 A JP 2002358413A JP 2001287804 A JP2001287804 A JP 2001287804A JP 2001287804 A JP2001287804 A JP 2001287804A JP 2002358413 A JP2002358413 A JP 2002358413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務の効率化、データの精緻化を実現し、時
間的および作業的効率の向上を実現するとともに、決済
処理ミスによる誤報告内容作成、およびコストリスク増
大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転売
買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関する諸デー
タの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能な諸デー
タの一元管理を実現すること。 【解決手段】 金融先物取引所との間での約定に関する
情報を保管し、建埋指定によって決済処理をおこなう金
融先物ディーリングを支援するために、保管されている
前記約定に関する情報の中から、決済の対象となる約定
に関する情報および当日の約定に関する情報を抽出し、
抽出された決済の対象となる売(買)決済対象約定一覧
と、抽出された当日買(売)約定一覧を同一の表示画面
に同時に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金融先物取引所
を相対として実施される金融派先物ディーリング業務を
支援する金融先物ディーリング支援方法、金融先物ディ
ーリング支援方法をコンピュータに実行させるプログラ
ムおよび金融先物ディーリング支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、東京金融先物取引所(TIFF
E)との注文受発注はすべてTIFFEより配布された
専用端末(金融先物専用端末)上にて実施される。この
金融先物専用端末は社内(自社)システムとは物理的に
接続されていないため、社内(自社)システムへの取引
データ反映はすべて手作業登録にて実施される。作業手
順はつぎの(1)〜(4)のとおりである。
【0003】(1)注文約定伝票(注文情報部)を手書
き作成し、「金融先物専用端末」に対して同注文情報を
入力し、注文発注を実施する。 (2)「金融先物専用端末」にて発注注文の約定(発注
された注文のうち成立した取引)を確認する。 (3)注文約定伝票(約定情報部)に約定結果を手書き
によって追記する。 (4)注文約定伝票に基づいて社内(自社)システムに
対して約定情報の登録を実施する。そして、注文情報・
約定情報を記入した注文約定伝票は紙ベースにて蓄積保
管される。
【0004】また、金融先物取引所による実売買時間は
9:00−11:30と、12:30−15:30と、
15:40−18:00の3タームである。TIFFE
会員には、前日15:40−18:00と当日9:00
−11:30/12:30−15:30にておこなわれ
た取引情報をもとに転売買戻報告、証拠金報告を日々T
IFFEに対して実施することが義務づけられている。
【0005】ここで、転売買戻報告とは、TIFFEよ
り、当日取引時間終了後(場引後)に報告が義務づけら
れている申告であり、当日約定をもとにおこなわれた決
済処理の結果、発生した埋め数量を売買別に計上したも
のを報告するものである。また、証拠金報告とは、TI
FFEより、当日取引時間終了後(場引後)に報告が義
務づけられている申告であり、当日取引の結果により増
減した建玉残高からSPANスキームにしたがって算出
される証拠金額について報告するものである。
【0006】また、転売買戻報告の作業手順はつぎの
(1)〜(4)のとおりとなっている。そして、転売買
戻報告後の申告訂正は制度上不可能(当日時間内の訂正
は可能)となっている。
【0007】(1)顧客(顧客口座、自己取引、すなわ
ち自社勘定しておこなった取引の場合は自己口座)ごと
に当日売買別取引数量を確認する。 (2)決済処理、すなわち売買別数量に対する建て埋め
処理を実施する。 (3)上記(1)、(2)を当日に取引をおこなった顧
客口座数分実施する。 (4)TIFFEに対して当日の建玉残高および転売買
戻数量の報告を実施する。
【0008】また、証拠金算出手順はつぎの(1)〜
(4)のとおりである。 (1)証拠金報告は当日取引終了後、約定した銘柄・数
量より証拠金算出用パラメータを算出する。 (2)フロッピー(登録商標)を媒体として証拠金算出
用パラメータを「金融先物専用端末」にコピーし、TI
FFEに対して送信する。 (3)TIFFEにて日々算出しているSPANパラメ
ータをもとに証拠金の算出が実施される。 (4)算出された証拠金結果をダウンロードにて取得す
る。フロッピーを媒体として社内管理PCに結果のコピ
ーを実施する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記従来の方
法にあっては、上記各報告義務時間にはそれぞれ、1
5:30−17:00、16:00−19:00と時間
制限がなされており、同義務遂行のためには発生した約
定データをもとにそれぞれ1時間30分以内、3時間以
内に報告処理をおこなわねばならない。そして、証拠金
報告において、手作業を介した集計では誤申告をする可
能性があるにもかかわらず、この訂正処理は実務で補わ
ねばならないため対応が困難である。
【0010】また、売買最終日(銘柄ごとに設定されて
いる取引可能最終日)まで残った建玉数量は、同日、T
IFFEにて自動的に反対売買が実行される。建玉残が
大量に残っている場合、売買最終日に取引がなくとも残
建玉数量の絶対値合計分の取引が実行されたとみなさ
れ、同数量分の取引手数料が自動発生する。
【0011】具体的には、売買最終日に建玉残が売買そ
れぞれ50億、60億と存在し、当日取引を1件も実施
しなかったとする。当日売買時刻終了時、TIFFEで
はこれらを相殺する方向の売買が実施されたとみなし、
自動的に売60億、買50億の取引を発生する。その結
果、110億分の手数料がコストとして発生し、請求さ
れることになる。したがって、建玉残の積み残しは、莫
大なコストの発生要因となる。
【0012】また、建玉残と証拠金の関係は密接であ
り、証拠金は売買建玉残の絶対値合計をもとに算出され
る。また、証拠金は取引翌日11:00迄に取引所指定
の方法にて差し入れることになっており、建玉残の増大
はそのまま証拠金の増大につながる。なお、TIFFE
に対して積上げた証拠金は、売買最終日の決済処理終了
後、返金される。
【0013】さらに、従来の方法では、証拠金に関し
て、日々のSPANパラメータを社内(自社)管理でき
ず、管理対象は算出された証拠金のみとなっている。そ
の結果、証拠金の精度管理やSPANパラメータの変動
分析の実施はきわめて困難となり、障害対応などへの信
頼性を下げる原因ともなっている。
【0014】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、業務の効率化、データの精緻化を実
現し、時間的および作業的効率の向上を実現するととも
に、決済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコスト
リスク増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時
間内転売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関す
る諸データの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能
な諸データの一元管理を実現することが可能な金融先物
ディーリング支援方法、金融先物ディーリング支援方法
をコンピュータに実行させるプログラムおよび金融先物
ディーリング支援装置を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明にかかる金融先物ディーリン
グ支援方法は、金融先物取引所との間での約定に関する
情報を保管し、建埋指定によって決済処理をおこなう金
融先物ディーリング支援方法において、保管されている
前記約定に関する情報の中から、決済の対象となる約定
に関する情報および当日の約定に関する情報を抽出する
抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された決済の対
象となる約定に関する情報を示す情報の全部または一部
と、前記抽出工程によって抽出された当日の約定に関す
る情報を示す情報の全部または一部とを一覧可能に表示
する表示工程と、を含んだことを特徴とする。
【0016】この請求項1に記載の発明によれば、決済
する両者の約定を同時に確認することができ、決済処理
を効率的かつ正確におこなうことができる。
【0017】また、請求項2に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1に記載の発明に
おいて、前記表示工程によって表示される約定に関する
情報を示す情報は、銘柄および顧客の少なくとも一つご
との情報であることを特徴とする。
【0018】この請求項2に記載の発明によれば、銘柄
または顧客ごとに約定の内容を確認することができる。
【0019】また、請求項3に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1または2に記載
の発明において、前記表示工程によって表示された前記
当日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約
定、および前記決済の対象となる約定に関する情報を示
す情報に基づいて任意の約定に関する情報を選択する選
択工程と、選択工程によって選択された前記約定に関す
る情報どうしの関連付けを示す情報を表示する関連付け
表示工程と、前記関連付け表示工程によって関連付けさ
れた約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決
済処理工程と、を含んだことを特徴とする。
【0020】この請求項3に記載の発明によれば、両者
の表示はそのままで、両者の関連付けの状態を確認する
ことができる。
【0021】また、請求項4に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1または2に記載
の発明において、前記表示工程によって表示された前記
当日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約
定に関する情報を示す情報を選択する選択工程と、前記
選択工程によって選択された、前記表示工程によって表
示された約定に関する情報を示す情報を、前記表示工程
によって表示された前記決済の対象となる約定に関する
情報を示す情報の表示領域の近傍に前記決済の対象とな
る約定に関する情報を示す情報と一対一で対応するよう
に表示する関連付け表示工程と、前記関連付け表示工程
によって関連付けされた約定に関する情報に基づいて決
済処理をおこなう決済処理工程と、を含んだことを特徴
とする。
【0022】この請求項4に記載の発明によれば、決済
の対象となる約定に当日の約定の関連付けがなされてい
るか否かを瞬時に確認することができる。
【0023】また、請求項5に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1または2に記載
の発明において、前記表示工程によって表示された前記
決済の対象となる約定に関する情報を示す情報の表示領
域の近傍に前記決済の対象となる約定に関する情報を示
す情報と一対一で対応するように関連付けをする約定に
関する情報を示す情報を入力する入力欄を表示する入力
欄表示工程と、前記入力欄表示工程によって表示された
入力欄に、前記表示工程によって表示された前記当日の
約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定に関
する情報を示す情報の中から任意の当日の約定に関する
情報を入力する入力工程と、前記入力工程によって入力
された当日の約定に関する情報に基づいて決済処理をお
こなう決済処理工程と、を含んだことを特徴とする。
【0024】この請求項5に記載の発明によれば、ポイ
ンティングデバイスを用いることなく、約定どうしの関
連付けをすることができる。
【0025】また、請求項6に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1または2に記載
の発明において、前記表示工程によって表示された前記
決済の対象となる約定に関する情報を示す情報と前記当
日の約定に関する情報を示す情報とが一対一で対応する
ように関連付けをする関連付け表示欄を一覧可能に表示
する表示欄表示工程と、前記表示欄表示工程によって表
示された関連付け表示欄に表示された約定に関する情報
に基づいて決済処理をおこなう決済処理工程と、を含ん
だことを特徴とする。
【0026】この請求項6に記載の発明によれば、両者
の表示はそのままで、決済の対象となる約定に当日の約
定の関連付けがなされているか否かを瞬時に確認するこ
とができる。
【0027】また、請求項7に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1〜6のいずれか
一つに記載の発明において、買埋か売埋かを指定する指
定工程を含み、前記抽出工程が、前記指定工程によって
買埋が指定された場合は、決済対象となる約定のうちの
売決済の対象となる約定、すなわち売建約定に関する情
報および当日の約定のうちの買約定に関する情報を抽出
し、表示工程が、前記抽出工程によって抽出された売決
済の対象となる約定に関する情報を示す情報の全部また
は一部と、当日の買約定に関する情報を示す情報の全部
または一部とを一覧可能に表示することを特徴とする。
【0028】この請求項7に記載の発明によれば、買埋
を効率的におこなうことができる。
【0029】また、請求項8に記載の発明にかかる金融
先物ディーリング支援方法は、請求項1〜6のいずれか
一つに記載の発明において、買埋か売埋かを指定する指
定工程を含み、前記抽出工程が、前記指定工程によって
売埋が指定された場合は、買決済の対象となる約定、す
なわち買建約定に関する情報および当日の売約定に関す
る情報を抽出し、表示工程が、前記抽出工程によって抽
出された買決済の対象となる約定に関する情報を示す情
報の全部または一部と、当日の売約定に関する情報を示
す情報の全部または一部とを一覧可能に表示することを
特徴とする。
【0030】この請求項8に記載の発明によれば、売埋
を効率的におこなうことができる。
【0031】また、請求項9に記載の発明にかかるプロ
グラムは、前記請求項1〜8のいずれか一つに記載され
た金融先物ディーリング支援方法をコンピュータに実行
させることができる。
【0032】また、請求項10に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、金融先物取引所との間
での約定に関する情報を格納するデータベースを備え、
または前記データベースと接続され、建埋指定によって
決済処理をおこなう金融先物ディーリング支援装置にお
いて、前記データベースに格納されている前記約定に関
する情報の中から、決済の対象となる約定に関する情報
を抽出する第1の抽出手段と、前記データベースに格納
されている前記約定に関する情報の中から、当日の約定
に関する情報を抽出する第2の抽出手段と、表示画面を
制御して、前記第1の抽出工程によって抽出された決済
の対象となる約定に関する情報を示す情報の全部または
一部と、前記第2の抽出工程によって抽出された当日の
約定に関する情報を示す情報の全部または一部とを一覧
可能に表示する表示制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0033】この請求項10に記載の発明によれば、決
済する両者の約定を同時に確認することができ、決済処
理を効率的かつ正確におこなうことができる。
【0034】また、請求項11に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、請求項10に記載の発
明において、前記表示制御手段によって表示される約定
に関する情報を示す情報は、銘柄および顧客の少なくと
も一つごとの情報であることを特徴とする。
【0035】この請求項11に記載の発明によれば、銘
柄または顧客ごとに約定の内容を確認することができ
る。
【0036】また、請求項12に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、請求項10または11
に記載の発明において、前記表示制御手段によって表示
された前記当日の約定に関する情報を示す情報に基づい
て任意の約定を選択する第1の選択手段と、前記表示制
御手段によって表示された前記決済の対象となる約定に
関する情報を示す情報に基づいて任意の約定に関する情
報を選択する第2の選択手段と、前記表示画面を制御し
て、前記第1の選択手段によって選択された前記約定に
関する情報と、前記第2の選択手段によって選択された
前記約定に関する情報との関連付けを示す情報を表示す
る関連付け表示制御手段と、前記関連付け表示制御手段
によって関連付けされた約定に関する情報に基づいて決
済処理をおこなう決済処理手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0037】この請求項12に記載の発明によれば、両
者の表示はそのままで、両者の関連付けの状態を確認す
ることができる。
【0038】また、請求項13に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、請求項10または11
に記載の発明において、前記表示制御手段によって表示
された前記当日の約定に関する情報を示す情報に基づい
て任意の約定に関する情報を示す情報を選択する選択手
段と、前記選択手段によって選択された、前記表示制御
手段によって表示された約定に関する情報を示す情報
を、前記表示制御手段によって表示された前記決済の対
象となる約定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍
に前記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報と
一対一で対応するように表示する関連付け表示制御手段
と、前記関連付け表示制御手段によって関連付けされた
約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処
理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0039】この請求項13に記載の発明によれば、決
済の対象となる約定に当日の約定の関連付けがなされて
いるか否かを瞬時に確認することができる。
【0040】また、請求項14に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、請求項10または11
に記載の発明において、前記表示制御手段によって表示
された前記決済の対象となる約定に関する情報を示す情
報の表示領域の近傍に前記決済の対象となる約定に関す
る情報を示す情報と一対一で対応するように関連付けを
する約定に関する情報を示す情報を入力する入力欄を表
示する入力欄表示制御手段と、前記入力欄表示制御手段
によって表示された入力欄に、前記表示制御手段によっ
て表示された前記当日の約定に関する情報を示す情報に
基づいて任意の約定に関する情報を示す情報の中から任
意の当日の約定に関する情報を入力する入力手段と、前
記入力手段によって入力された当日の約定に関する情報
に基づいて決済処理をおこなう決済処理手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0041】この請求項14に記載の発明によれば、ポ
インティングデバイスを用いることなく、約定どうしの
関連付けをすることができる。
【0042】また、請求項15に記載の発明にかかる金
融先物ディーリング支援装置は、請求項10または11
に記載の発明において、前記表示制御手段によって表示
された前記決済の対象となる約定に関する情報を示す情
報と前記当日の約定に関する情報を示す情報とが一対一
で対応するように関連付けをする関連付け表示欄を一覧
可能に表示する表示欄表示制御手段と、前記表示欄表示
制御手段によって表示された関連付け表示欄に表示され
た約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済
処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0043】この請求項15に記載の発明によれば、両
者の表示はそのままで、決済の対象となる約定に当日の
約定の関連付けがなされているか否かを瞬時に確認する
ことができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる金融先物ディーリング支援方法、金融先物
ディーリング支援方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムおよび金融先物ディーリング支援装置の好適な実
施の形態について詳細に説明する。
【0045】(金融先物ディーリングシステムのシステ
ム構成)まず、この発明の本実施の形態にかかる金融先
物ディーリング支援装置を含む金融先物ディーリングシ
ステムのシステム構成について説明する。図1は、この
発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装
置を含む金融先物ディーリングシステムのシステム構成
を示す説明図である。
【0046】図1において、金融先物ディーリングシス
テムは、金融先物ディーリング支援装置101と、ディ
ーリング部門(端末装置)102と、管理部門(端末装
置)103と、その他の部門(端末装置)104と、社
内システム(ホスト)105とから構成される。また、
金融先物ディーリング支援装置101は、取引所(TI
FFE)間の注文受発注および各種報告の送受信コント
ロールをおこなう通信エンジン110を介して、インタ
ーネット(公衆回線/専用線)を通って、東京金融先物
取引所(TIFFE)100と通信可能に接続されてい
る。なお、社内システムはホストでなくてもよい。ま
た、端末の気泡はどれも同一であり、各部署によって利
用される機能を調整することも可能である。したがっ
て、すべての端末装置が別の物である必要はない。
【0047】(金融先物ディーリング業務の諸機能の概
要)この発明の本実施の形態にかかる金融先物ディーリ
ング支援装置を含む金融先物ディーリングシステムは、
金先ディーリング業務に必要な機能として、(1)受発
注機能、(2)ポジション管理機能、(3)損益管理機
能、(4)決済機能、(5)証拠金算出機能、(6)各
種報告機能、(7)伝票作成機能を有する。上記(1)
〜(7)の各機能の内容については、図2に示した、こ
の発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援
装置を含む金融先物ディーリングシステムの諸機能につ
いて説明する説明図のとおりである。また、各機能の内
容の詳細については後述する。
【0048】(金融先物ディーリング支援装置のハード
ウエア構成)つぎに、この発明の実施の形態にかかる金
融先物ディーリング支援装置のハードウエア構成につい
て説明する。図3は、この発明の実施の形態にかかる金
融先物ディーリング支援装置のハードウエア構成を示す
説明図(ブロック図)である。図3において、301は
装置全体を制御するCPUを、302は基本入出力プロ
グラムを記憶したROMを、303はCPU301のワ
ークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示して
いる。
【0049】また、304はCPU301の制御にした
がってHD(ハードディスク)305に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、305はHDD304の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示してい
る。また、306はCPU301の制御にしたがってF
D(フロッピーディスク)307に対するデータのリー
ド/ライトを制御するFDD(フロッピーディスクドラ
イブ)を、307はFDD306の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、それぞ
れ示している。
【0050】また、308はカーソル、メニュー、ウィ
ンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示す
るディスプレイを、309は通信ケーブル310を介し
てネットワークNETに接続され、そのネットワークと
CPU301とのインターフェースとして機能するネッ
トワークボードを、それぞれ示している。また、311
は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキー
を備えたキーボードを、312は各種指示の選択や実
行、処理対象の選択、カーソルの移動などをおこなうマ
ウスを、それぞれ示している。
【0051】また、313は文字や画像を光学的に読み
取るスキャナを、314はCPU301の制御にしたが
って文字や画像を印刷するプリンタを、315は着脱可
能な記録媒体であるCD−ROMを、316はCD−R
OM315に対するデータのリードを制御するCD−R
OMドライブを、300は上記各部を接続するためのバ
スを、それぞれ示している。
【0052】(金融先物ディーリングシステムの業務フ
ロー)図4は、この発明の実施の形態にかかる金融先物
ディーリングシステムの業務フローの内容を示す説明図
である。図4において、取引実施中にあっては、ディー
リング部門102から注文を発注すると、金融先物ディ
ーリング支援装置101の後述する注文テーブル501
に記録しながら注文がおこなわれ、その注文は取引所
(TIFFE)100にて受け付けられる。そして、約
定が取引所100から送られ、後述する約定テーブル
(第1約定テーブル504、第2約定テーブル505)
に記録しながら、ディーリング部門102がその約定を
確認する。その際、ディーリング部門102では、後述
するポジション管理や損益管理をおこなう。
【0053】そして、場引後にあっては、管理部門10
3が決済処理をおこない、その結果が後述する上記約定
テーブルへ送られ、記録される。そして、管理部門10
3が15:40〜17:00までの間に転売買戻報告を
取引所100に対して送信する。それによって取引所1
00においてSPANパラメータが確定し、その内容が
後述するSPANテーブル(第1SPANテーブル29
01、第2SPANテーブル2902)に記録しなが
ら、管理部門103が、そのSPANパラメータを受信
する。また、管理部門103は、証拠金を計算し、上記
SPANテーブルに計算結果を送る。さらに、管理部門
103は、上記各テーブルからのデータに基づいて伝票
を作成し、その伝票を保管する。
【0054】また、約定テーブルのデータを社内システ
ム105のホストコンピュータへ取り込むことによっ
て、約定テーブルのデータを用いて、自社システムへの
取引情報を反映させることもできる。
【0055】(受発注機能の内容)つぎに、この発明の
実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装置の受
発注機能の詳細な内容について説明する。図5は、この
発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装
置の受発注機能の処理の構成を示す構成図である。図5
において、金融先物ディーリング支援装置101は、デ
ィーラが操作するディーラ端末装置500と、注文テー
ブル501、第1発注テーブル502、第2発注テーブ
ル503、第1約定テーブル504、第2約定テーブル
505、注文Indexテーブル506の各データベー
スとから構成される。
【0056】ここで、注文テーブル501は、ディーラ
端末装置500からの注文を受け付け、当日の売買にて
システム入力をおこなったすべての注文情報の履歴保存
する。その注文情報の保有期限は当日のみであり、バッ
チ処理などにて夜間クリアを実施する。注文情報の項目
構成としては、「入力日」、「入力時刻」、「注文番
号」、「銘柄情報」、「顧客情報」、「注文情報」など
がある。
【0057】また、第1発注テーブル502は、当日の
売買にて発注を実行したすべての注文情報を履歴保存す
る。その注文情報の保有期限は当日のみであり、バッチ
処理等にて夜間クリアを実施する。注文情報の項目構成
としては、「入力日」、「発注時刻」、「発注番号」、
「注文番号」、「注文情報」などがある。
【0058】また、第2発注テーブル503は、日々の
注文履歴を時系列に保存する。その注文履歴の保有期限
は一定期間(たとえば半年〜3年)である。注文履歴の
構成項目としては、「入力日」、「発注時刻」、「発注
番号」、「注文番号」、「注文情報」などがある。
【0059】また、第1約定テーブル504は、当日の
売買にて約定したすべての約定情報を履歴保存する。そ
の約定情報の保有期限は、当日のみであり、バッチ処理
等にて夜間クリアを実施する。約定情報の構成項目とし
ては、「入力日」、「約定時刻」、「約定番号」、「発
注番号」、「銘柄情報」、「顧客情報」、「発注情報」
などがある。
【0060】また、第2約定テーブル505は、日々の
約定履歴を時系列に保存する。その約定履歴の保有期限
は一定期間(たとえば半年〜3年)である。約定履歴の
構成項目としては、「入力日」、「約定時刻」、「約定
番号」、「発注番号」、「銘柄情報」、「顧客情報」、
「注文情報」などがある。
【0061】また、注文Indexテーブル506は、
日々の注文・約定のIndex管理をおこなっている。
Index情報の保有期限は当日のみであり、バッチ処
理等にて夜間クリアを実施する。そのIndex情報の
構成項目としては、「入力日」、「注文番号」、「約定
番号」がある。なお、注文を実施して約定がつかなかっ
た注文に関しては約定番号「00000」を登録する。
この注文Indexテーブル506を使用することによ
って、「当日約定伝票」および「当日不出来伝票(発注
した注文のうち、成立しなかった取引に対する伝票)」
を容易に作成することが可能となる。
【0062】このように、受発注機能によって、取引所
間システム接続をおこなって直接的に注文受発注取引を
実施することができる。
【0063】(ポジション管理機能の内容)つぎに、こ
の発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援
装置のポジション管理機能の詳細な内容について説明す
る。ポジションとは、債券保有数量残高であり、債券の
在庫数量である。図6〜図10は、この発明の実施の形
態にかかる金融先物ディーリング支援装置のポジション
管理機能の管理画面の一例を示す説明図であり、図6は
全体ポジション管理画面を示しており、図7は建玉残高
表示の一例を示しており、図8は建玉残高表示の別の一
例を示しており、図9は銘柄別ポジション管理画面を示
しており、図10は顧客別ポジション管理画面を示して
いる。
【0064】図6〜図10の各図において、「銘柄コー
ド」ごと、「顧客コード」ごとに各項目を表示する。こ
こで、当日売ポジション表示欄601には、当日売買取
引の内の売取引の合計数量を表示し、当日買ポジション
表示欄602には、当日売買取引の内の買取引の合計数
量を表示し、当日売買高表示欄603には、当日買ポジ
ション+当日売ポジションを表示し、当日ポジション表
示欄604には、当日買ポジション+(−1)×当日売
ポジションを表示する。また、ネットポジション表示欄
605には、前日迄の累計ポジション+当日ポジション
を表示し、累計ポジションの開始時点により期初来累計
ポジション、月初来累計ポジションを作成する。作成さ
れた期初来累計ポジション、月初来累計ポジションは表
示も可能である。
【0065】また、当日売建玉残高表示欄606には、
当日決済処理後の売建玉残高を表示し、当日買建玉残高
表示欄607には、当日決済処理後の買建玉残高を表示
し、当日ネット建玉残高表示欄608には、当日買建玉
残高+当日売建玉残高を表示する。ここで、前日建玉残
高を表示する場合は図7または図8のように表示する。
すなわち、前日売建玉残高表示欄616には、前日迄の
売建玉残高を表示し、前日買建玉残高表示欄617に
は、前日迄の買建玉残高を表示し、前日ネット建玉残高
表示欄618には、前日売建玉残高+前日買建玉残高を
表示する。
【0066】また、前日ポジション表示欄610には、
「前日買建玉残高」+(−1)「前日売建玉残高」を表
示する。
【0067】また、V建玉残高を表示する場合もある。
すなわち、V買建玉残高とは、仮想買建玉残高をもとに
リアルタイムに自動決済処理を仮想実施した結果であ
り、V売建玉残高とは、仮想売建玉残高をもとにリアル
タイムに自動決済処理を仮想実施した結果であり、Vネ
ット建玉残高とは、V買建玉残高+V売建玉残高であ
る。このV買建玉残高によって、ディーラ自ら現在の建
玉残高をシミュレーションしながら、リスクの回避を考
慮した売買を展開することができる。
【0068】また、図9、図10において、銘柄コード
表示欄620には銘柄コードのみを表示しているが、銘
柄コードに代わってあるいは銘柄コードとともに銘柄名
称を表示するようにしてもよい。同様に、図10におい
て、顧客コード表示欄630には顧客コードのみを表示
しているが、顧客コードに代わってあるいは顧客コード
とともに顧客名称を表示するようにしてもよい。
【0069】このように、ポジション管理機能によっ
て、リアルポジション管理および建玉残高管理を実現す
ることができる。
【0070】(損益管理機能の内容)つぎに、この発明
の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装置の
損益管理機能の詳細な内容について説明する。図11〜
図14は、この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の損益管理機能の管理画面の一例を示
す説明図であり、図11は全体損益管理画面を示してお
り、図12は銘柄別損益管理画面を示しており、図13
は顧客別全体損益管理画面を示しており、図14は顧客
別銘柄損益管理画面を示している。
【0071】まず、システム保有画面中、ユーザ権限、
ポジション集計方法、損益算出方法など、各種システム
の基本使用設定を実施する画面である初期設定画面を用
意し、結果表示方法を下記の中から選択するものとす
る。
【0072】損益集計単位として、「全体損益(銘柄ご
との個別損益の合計)」または「詳細損益(銘柄ごとの
個別損益)」のいずれかを選択する。また、損益算出方
法として、「実現損益(当日売買によって発生した実質
損益)+評価損益(保有ポジションにおいて発生する損
益)」または「ディーリング損益(当日売買によって発
生するすべての損益)+ポジション損益(前日ポジショ
ン残に対する持越し損益)」のいずれかを選択する。こ
こで、実質損益とは、取引の結果、実質的な金額として
発生した損益である。なお、「実現損益+評価損益」と
「ディーリング損益+ポジション損益」は算出する基準
が異なるだけで結果は同一となる。
【0073】また、保有しているポジションの損益評価
をおこなう際、評価をおこなう時点の価格の確定が必要
となる。この評価用の価格のことを時価と呼ぶ。この時
価算出方法として、「リアル時価(リアル時価、現時点
の市場売買時価。情報端末・ベンダーより取得が可能で
ある)」または「理論時価1(総平均法により算出した
価格)」または「理論時価2(移動平均法により算出し
た価格)」のいずれかを選択する。
【0074】そして、図11〜図14の各図において、
実質損益表示欄1101,評価損益表示欄1102は、
損益計算方法として「実現損益+評価損益」を選択時の
み実質損益、評価損益が表示され、損益算出方法として
「ディーリング損益+ポジション損益」が選択された場
合は、ディーリング損益、ポジション損益が表示され
る。
【0075】また、当日時価表示欄1103には、損益
集計単位として「詳細損益」が選択された場合のみ当日
時価が表示される。また、前日時価表示欄1104に
は、同様に、損益集計単位として「詳細損益」が選択さ
れた場合のみ前日時価が表示される。ここで前日時価と
は、前日の引値(前取引日における最終取引価格。終
値)である。また、累計損益には、累計損益の開始時点
によって、月初来累計損益、期初来累計損益を作成し、
それぞれ、月初来累計損益表示欄1105、期初来累計
損益表示欄1106に表示する。
【0076】銘柄コード表示欄1110、ポジション表
示欄1120、顧客コード表示欄1130は、上記銘柄
コード表示欄620、(当日)ポジション表示欄60
4、顧客コード表示欄630と同様の内容であるのでそ
の説明は省略する。
【0077】このように、損益管理機能によって、リア
ル損益管理を実現することができる。
【0078】(決済機能の内容)まず、図示を省略する
初期設定画面を用意し、決済処理方法を、(1)自動決
済処理、(2)指定決済処理、(3)指定−自動決済処
理の3つの方法から選択する。
【0079】(1)自動決済処理 自動決済とは、決済ルール「埋め約定は自身より約定時
刻が早い相対する(売買方向が逆となる)建玉約定のみ
を決済対象とする」に基づき、約定時間順にシステムが
自動的に決済処理をおこなう決済方法である。自動決済
処理の対象となるのは、「顧客」、「銘柄」ごとの全約
定データであり、約定時間順に決済処理を実施する。図
15は、この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置の決済機能の自動決済処理の内容を示す
フローチャートである。図15のフローチャートにおい
て、まず、売買区分が「売」か「買」かを判断する(ス
テップS1501)。
【0080】ここで、売買区分が「売」の場合は、つぎ
に、「約定時刻」が以前となる買建約定を検索する(ス
テップS1511)。そして、買建玉残が存在するか否
かを判断し(ステップS1512)、存在しない場合
(ステップS1512:No)は、何もしないで、処理
を終了する。一方、買建玉残が存在する場合(ステップ
S1512:Yes)は、「約定時刻」がもっとも若い
買建玉と決済処理を実行し(ステップS1513)、処
理を終了する。
【0081】ステップS1501において、売買区分が
「買」の場合は、つぎに、「約定時刻」が以前となる売
建約定を検索する(ステップS1521)。そして、売
建玉残が存在するか否かを判断し(ステップS152
2)、存在しない場合(ステップS1522:No)
は、何もしないで、処理を終了する。一方、売建玉残が
存在する場合(ステップS1522:Yes)は、「約
定時刻」がもっとも若い売建玉と決済処理を実施し(ス
テップS1523)、処理を終了する。
【0082】(2)指定決済処理 指定決済とは、指定落ちの意であり、決済ルールに基づ
き、人為的に建玉約定と埋め約定の対を決定して決済処
理をおこなう決済方法のことである。指定決済処理の対
象となるのは、「顧客」、「銘柄」ごとの全約定データ
であり、建埋指定でのみ決済処理を実施する。図16
は、この発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリン
グ支援装置の決済機能の指定決済処理の内容を示すフロ
ーチャートである。図16のフローチャートにおいて、
まず、約定データを「売約定」と「買約定」の2つに分
割する(ステップS1601)。
【0083】つぎに、売埋なのか買埋なのかの決済方向
を決定する(ステップS1602)。そして、売埋の場
合は、「買約定」の中から「約定時刻」が以前となる買
建約定を選択する(ステップS1611)。そして、選
択される対象の有無を判断し(ステップS1612)、
無い場合は、何もしないで、一連の処理を終了する。一
方、選択される対象がある場合は、決済処理(売埋処
理)を実施して(ステップS1613)、一連の処理を
終了する。
【0084】ステップS1602において、買埋の場合
は、「売約定」の中から「約定時刻」が以前となる売建
約定を選択する(ステップS1621)。そして、選択
される対象の有無を判断し(ステップS1622)、無
い場合は、何もしないで、一連の処理を終了する。一
方、選択される対象がある場合は、決済処理(買埋処
理)を実施して(ステップS1623)、一連の処理を
終了する。
【0085】(3)指定−自動決済処理 対象となるのは、「顧客」、「銘柄」ごとの全約定デー
タであり、先に建埋指定が実行されているものを対象に
指定決済処理を実施し、後に残約定を対象に自動決済処
理を実施する。図17は、この発明の実施の形態にかか
る金融先物ディーリング支援装置の決済機能の指定−自
動決済処理の内容を示すフローチャートである。図17
のフローチャートにおいて、まず、指定埋め指示を設定
する(ステップS1701)。
【0086】つぎに、指定埋め指示があったか否かを判
断する(ステップS1702)。ここで、指示がなかっ
た場合(ステップS1702:No)は、何もしない
で、ステップS1704へ移行する。一方、指示があっ
た場合(ステップS1702:Yes)は、指定埋め処
理を実施し(ステップS1703)、その後、ステップ
S1704へ移行する。ステップS1704では、自動
埋め処理を実施する。その後、実施結果を表示し(ステ
ップS1705)、一連の処理を終了する。
【0087】つぎに、決済処理実行画面の内容について
説明する。決済処理実行にあたっては、埋めの対象とな
る建玉約定と埋めもととなる約定が必要となる。これ
ら、両約定は下記の〜の定義により決定する。 建玉と埋め玉の関係は相対方向になる。たとえば、買
建玉は売約定でのみ決済可能であり、また、売建玉は買
約定でのみ決済可能である。 埋めもととなる約定はすべて当日取引にて発生した約
定のみである。 埋指定にて「買(売)埋」を選択すると「決済対象約
定」にはすべての決済未済み売(買)建玉が、「当日約
定」には当日買(売)約定が表示される。
【0088】決済処理実行にあたり図18〜図20に示
すような専用画面を設ける。図18に示す画面を起動さ
せる前に実施される「初期設定画面」「各種設定画面」
等にて選定してある設定条件の読込み処理である「画面
起動前処理」において、「銘柄コード」、「顧客コー
ド」を選択する。図18において、画面左側に「建玉明
細」を「約定日」「約定時刻」をキーとして昇順表示す
る。そして、画面右側に「当日取引明細」を「約定時
刻」をキーとして昇順表示する。表示しきれない場合に
は一部のみを表示し、スクロールによって表示されてい
ない約定を表示させるようにすることができる。
【0089】上記「画面起動前処理」において、「銘柄
コード」を選択すると、図19に示すように、画面左側
に「建玉明細」を「顧客コード」「約定日」「約定時
間」をキーとして昇順表示し、画面右側に「当日取引明
細」を「約定時間」をキーとして昇順表示する。
【0090】上記「画面起動前処理」において、特定の
選択を実施しなかった場合、図20に示すように、画面
左側に「建玉明細」を「銘柄コード」「顧客コード」
「約定日」「約定時間」をキーとして昇順表示し、画面
右側に「当日取引明細」を「約定時間」をキーとして昇
順表示する。
【0091】そして、図18〜図20において、まず、
「当日買約定一覧」より埋めもと約定を選択する。つぎ
に、「売決済対象約定一覧」の中から決済対象となる約
定レコードを選択し、レコード中「No」「決済数量」
に埋めもと約定の「No」と「決済数量」を入力する。
この時、入力「決済数量」は以下の条件を満たすものと
する。
【0092】決済対象約定一覧「可能数量」≧「決済数
量」≧約定一覧「数量」
【0093】その後、「決済実行」ボタン1801を押
下する。それによって、決済実行処理の指示がなされ、
図21に示すように、決済をおこなう「決済対象約定」
と「当日約定」の紐付き情報を決済ログテーブル210
1に出力する。そして、第2約定テーブル505におい
て、決済対象約定「可能数量」から「決済数量」を減算
する。さらに、当日約定「数量」より「決済数量」を減
算する。図21は、決済実行処理の構成を示す構成図で
ある。
【0094】このように、第2約定テーブル505に格
納されている前記約定に関する情報の中から、決済の対
象となる約定に関する情報および当日の約定に関する情
報を抽出する抽出手段と、ディスプレイ308を制御し
て、抽出工程によって抽出された決済の対象となる約定
に関する情報を示す情報の全部または一部と、当日の約
定に関する情報を示す情報の全部または一部とを一覧可
能に表示する表示制御手段と、を備えている。なお、抽
出手段および表示制御手段は、ROM302、RAM3
03、HD305、FD307などに記憶されたプログ
ラムをCPU301が実行することによって各手段の機
能を実現する。
【0095】また、決済取消処理をおこなう場合は、ま
ず、「売決済対象約定一覧」の中から決済取消を実施し
たい約定レコードを選択する。つぎに、「決済取消」ボ
タン1802を押下する。それによって、決済取消の指
示がなされ、図22に示すように、決済の取消をおこな
う「決済対象約定」と「当日約定」の紐付き情報を決済
ログテーブル2101より読込む。そして、第2約定テ
ーブル505において、決済対象約定「可能数量」に
「決済数量」を加算する。さらに、当日約定「数量」に
「決済数量」を加算する。なお、決済取消約定の選択は
「売決済対象約定一覧」の中から当該約定をクリック/
キー操作にて反転表示させることにより実施することが
できる。
【0096】また、「売決済対象約定一覧」に表示され
ている一つの約定に対して複数の当日約定を指定させる
場合、決済対象約定を分割させることによって一対一の
決済関係を実現させることができる。図18〜図20に
おいて、「売決済対象約定一覧」上の該当約定をダブル
クリックすると、図23に示すような約定分割統合画面
を表示する。そして、各空欄2300に分割させる数量
を入力する。この時、分割入力した数量の合計は分割前
の約定数量と一致するようにする。
【0097】その後、「約定分割」ボタン2301を押
下し、約定分割を実行する。これによって、図18〜図
20に示した「約定決済画面」、「決済対象一覧」に入
力した分割数量を約定数量とした約定レコードが表示さ
れる。同時に分割ログが作成される。なお、約定分割の
対象となる約定が既に決済済であった場合、決済済数量
部は自動的に決済済約定として作成される。
【0098】具体的には、「数量50・決済済数量10
・決済可能数量40」の約定を約定分割したい場合に、
「約定分割統合画面」にて空欄に20・20と入力する
と、作成される約定はつぎの3本となる。
【0099】 「数量10・決済数量10・決済可能数量 0」 → 決済済約定 「数量20・決済数量 0・決済可能数量20」 → 決済可能約定 「数量20・決済数量 0・決済可能数量20」 → 決済可能約定
【0100】また、約定分割された約定を一つに纏めた
い場合は、「約定分割統合画面」中空欄2300に値の
入力をおこなわずに、「約定統合」ボタン2302を押
下すると、分割ログをもとに自動的に復元を実施する。
【0101】つぎに、決済指定操作方法について説明す
る。決済指定操作方法には、(1)チェック法、(2)
クリック・コピー法、(3)ドラッグ法、(4)直接
法、(5)クロステーブル法の方法がある。また、図2
4は、この決済指定操作方法を実現するための金融先物
ディーリング支援装置の構成を機能的に示すフローチャ
ートである。図24において、まず、決済対象約定と当
日約定を抽出する(ステップS2401)。買埋の場合
は、売決済対象約定と当日買約定であり、売埋の場合
は、買決済対象約定と当日売約定である。
【0102】つぎに、抽出した各約定を、図18に示す
ように、それぞれ所定の表示画面の表示画面領域に表示
する(ステップS2402)。そして、当日約定一覧の
中から任意の当日約定が選択されたか否かを判断する
(ステップS2403)。当日約定の選択は、たとえ
ば、マウス312などのポインティングデバイスによっ
て上記任意の当日約定の表示領域をクリックすることに
よっておこなうことができる。
【0103】ここで、当日約定が選択された場合(ステ
ップS2403:Yes)は、つぎに、決済対象約定一
覧の中から任意の決済対象約定が選択されたか否かを判
断する(ステップS2404)。ここで、決済対象約定
が選択された場合(ステップS2404:Yes)は、
上記(1)チェック法による決済指定であり、後述する
ように図25のチェックボックスあるいは図26に示す
連結表示などの関連付け表示がなされ(ステップS24
05)、その後、決済実行の指示にしたがって決済をお
こない(ステップS2410)、一連の処理を終了す
る。
【0104】ステップS2404において、決済対象約
定が選択されなかった場合(ステップS2404:N
o)は、つぎに、選択された当日約定のコピーまたはド
ラッグ指示があったか否かを判断する(ステップS24
06)。上記指示がなければ(ステップS2406:N
o)、ステップS2404へ戻る。
【0105】上記指示があった場合は(ステップS24
06:Yes)、上記(2)クリック・コピー法または
(3)ドラッグ法による決済指定であり、後述する図2
7に示すように、選択された当日約定をドラッグして所
望の決済対象約定と同一の行の所定欄まで移動させ、こ
こで、ドラッグ先を確定される。コピーの場合も同様
に、カーソルを所定領域まで移動させ、コピー指示をす
ることによってコピー先を確定させる。
【0106】そして、コピー・ドラッグ先が確定した場
合(ステップS2407:Yes)は、上記所望の決済
対象約定と同一の行の所定欄に当日約定を表示する(ス
テップS2409)。その後、決済実行の指示にしたが
って決済をおこない(ステップS2410)、一連の処
理を終了する。
【0107】ステップS2403において、当日約定が
選択されなかった場合(ステップS2403:No)
は、上記所望の決済対象約定と同一の行の所定欄に当日
約定を示す内容(たとえばNo(番号)など)が直接キ
ーボード311などによって入力されたか否かを判断す
る(ステップS2408)。ここで、入力がなかった場
合(ステップS2408:No)は、ステップS240
3へ戻る。一方、入力があった場合(ステップS240
8:Yes)は、上記(4)直接法による決済指示であ
り、入力された内容および入力された内容に関連する内
容を表示する(ステップS2409)。具体的には、N
oのみを直接入力し、それにともなって約定時刻や数量
などを自動的に表示する。その後、決済実行の指示にし
たがって決済をおこない(ステップS2410)、一連
の処理を終了する。
【0108】(1)チェック法:図25において、当日
約定一覧より埋めもと約定をチェック選択すると、チェ
ック約定の「No」「数量」が所定の記憶領域に記憶さ
れる。つぎに決済対象約定一覧から決済建玉をチェック
選択すると、チェック約定の「No」「決済」に記憶さ
れている当日約定の「No」「数量」が表示される。決
済指定は、「当日約定」の指定約定を変更するたびに、
上記手順を繰り返しおこなう。また、図26に示すよう
に連結表示をするようにしてもよい。
【0109】すなわち、表示制御手段によってディスプ
レイ308に表示された当日の約定に関する情報を示す
情報に基づいて任意の約定を選択するマウス312など
の第1の選択手段と、表示された決済の対象となる約定
に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定に関する
情報を選択するマウス312などの第2の選択手段と、
第1の選択手段によって選択された約定に関する情報
と、第2の選択手段によって選択された約定に関する情
報との関連付けを示す情報を表示する関連付け表示制御
手段と、関連付け表示制御手段によって関連付けされた
約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処
理手段と、を備えている。これによって、両者の表示は
そのままで、両者の関連付けの状態を確認することがで
きる。なお、表示制御手段および決済処理手段は、RO
M302、RAM303、HD305、FD307など
に記憶されたプログラムをCPU301が実行すること
によって各手段の機能を実現する。以下に説明する各種
の表示制御手段および決済処理手段についても同様であ
る。
【0110】(2)クリック・コピー法:当日約定一覧
より埋めもと約定をクリックして選択すると、クリック
した約定の「No」「数量」が所定の記憶領域に記憶さ
れる。つぎに決済対象約定一覧から決済建玉をクリック
選択すると、クリック約定の「No」「決済」に記憶さ
れている当日約定の「No」「数量」が表示される。決
済指定は、「当日約定」の指定約定を変更するたびに、
上記手順を繰り返しおこなう。
【0111】すなわち、表示制御手段によってディスプ
レイ308に表示された当日の約定に関する情報を示す
情報に基づいて任意の約定に関する情報を示す情報を選
択するマウス312などの選択手段と、選択手段によっ
て選択された、表示制御手段によって表示された約定に
関する情報を示す情報を、コピーすることによって、表
示制御手段によって表示された前記決済の対象となる約
定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍、たとえば
同一の行に前記決済の対象となる約定に関する情報を示
す情報と一対一で対応するように表示する関連付け表示
制御手段と、関連付け表示制御手段によって関連付けさ
れた約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決
済処理手段と、を備えている。これによって、決済の対
象となる約定に当日の約定の関連付けがなされているか
否かを瞬時に確認することができる。
【0112】(3)ドラッグ法:図27において、買埋
を例にすると、当日買約定一覧より埋めもと約定を選択
し、左クリックしたままの状態にすると、クリックした
約定の「No」「数量」が表示される。つぎに表示され
た「No」「数量」を売決済対象約定一覧から決済対象
となる建玉へとドラッグさせる。ドラッグが成功すると
約定の「No」「決済」に当日約定の「No」「数量」
が表示される。決済指定は、「当日約定」の指定約定を
変更するたびに、上記手順を繰り返しおこなう。
【0113】すなわち、表示制御手段によってディスプ
レイ308に表示された当日の約定に関する情報を示す
情報に基づいて任意の約定に関する情報を示す情報を選
択するマウス312などの選択手段と、選択手段によっ
て選択された、表示制御手段によって表示された約定に
関する情報を示す情報を、ドラッグすることによって、
表示制御手段によって表示された前記決済の対象となる
約定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍、たとえ
ば同一の行に前記決済の対象となる約定に関する情報を
示す情報と一対一で対応するように表示する関連付け表
示制御手段と、関連付け表示制御手段によって関連付け
された約定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう
決済処理手段と、を備えている。これによって、決済の
対象となる約定に当日の約定の関連付けがなされている
か否かを瞬時に確認することができる。
【0114】(4)直接法:「決済対象約定一覧」の
「No」「決済」に「当日約定一覧」中の埋めもとめ約
定「No」「数量」を直接入力する。
【0115】すなわち、表示制御手段によってディスプ
レイ308に表示された決済の対象となる約定に関する
情報を示す情報の表示領域の近傍に決済の対象となる約
定に関する情報を示す情報と一対一で対応するように関
連付けをする約定に関する情報を示す情報を入力する入
力欄を表示する入力欄表示制御手段と、入力欄表示制御
手段によって表示された入力欄に、表示制御手段によっ
て表示された当日の約定に関する情報を示す情報に基づ
いて任意の約定に関する情報を示す情報の中から任意の
当日の約定に関する情報を入力するキーボード311な
どの入力手段と、入力手段によって入力された当日の約
定に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処理
手段と、を備えている。これによって、マウス312な
どのポインティングデバイスを用いることなく、約定ど
うしの関連付けをすることができる。
【0116】(5)クロステーブル法:図28におい
て、買埋を例にすると、「決済処理画面」に表示されて
いる「売決済対象約定一覧」と「当日買約定一覧」の間
に「決済クロス」エリア2801を用意する。この「決
済クロス」エリア2801にて建玉/埋め約定の対を指
定する。「売決済対象約定一覧」「当日買約定一覧」に
て指定した約定の「決済クロス」エリア2801への移
動は、(1)チェック法、(2)クリック・コピー法、
(3)ドラッグ法、(4)直接法のいずれかの手法にて
実施する。本方法を採用する場合、各一覧項目への表示
項目変更をおこなう必要がある。具体的には「売決済対
象約定一覧」に対して項目「約定No」の追加を実施す
る。
【0117】すなわち、表示制御手段によってディスプ
レイ308に表示された決済の対象となる約定に関する
情報を示す情報と当日の約定に関する情報を示す情報と
が一対一で対応するように関連付けをするクロステーブ
ルなどの関連付け表示欄を一覧可能に表示する表示欄表
示制御手段と、表示欄表示制御手段によって表示された
関連付け表示欄に表示された約定に関する情報に基づい
て決済処理をおこなう決済処理手段と、を備えている。
これによって、両者の表示はそのままで、決済の対象と
なる約定に当日の約定の関連付けがなされているか否か
を瞬時に確認することができる。
【0118】また、決済指定にあたり、買いを例にする
と、「売決済対象約定一覧」は、決済指定により建玉決
済可能残数量がゼロとなる指定がなされた場合、レコー
ド全体が変色するようにする。また、決済処理後変化の
あったレコードの決済可能数量が変色するようにする。
「当日約定一覧」は、決済指定により決済指定数量の合
計が当日約定数量と一致した場合、レコード全体が変色
するようにする。また、決済処理後変化のあったレコー
ドの約定数量が変色するようにする。
【0119】また、決済指定において建玉決済可能残高
数量をマイナスとする指定をおこなった場合、決済指定
において決済指定数量の合計が約定数量を超える指定を
おこなった場合、決済処理エラーをおこなった場合、決
済取消エラーをおこなった場合は、それぞれエラーメッ
セージを表示し、操作者に注意を促すことができる。
【0120】(証拠金算出機能の内容)図29は、この
発明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装
置の証拠金計算機能の処理の構成を示す構成図である。
図29において、第1SPANテーブル2901は、T
IFFE100より受信した当日SPANパラメータを
保存してある。その保有期限は、当日のみであり、バッ
チ処理などにて夜間クリアを実施する。TIFFE10
0より発行されるすべてのSPANパラメータ項目によ
って構成される。
【0121】また、第2SPANテーブル2902は、
TIFFE100より受信したSPANパラメータを時
系列保存してある。その保有期限は一定期間(たとえ
ば、半年〜3年)であり、TIFFE100より発行さ
れるすべてのSPANパラメータ項目によって構成され
る。
【0122】証拠金算出に必要となるSPANパラメー
タを受信し、時系列保存を実施し、時系列保存したSP
ANパラメータをもとに分析用データ環境を実現する。
そして、証拠金算出指示によって、証拠金算出処理を実
施する。
【0123】(各種報告機能の内容)図30は、この発
明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装置
の各種報告機能の処理構成を示す構成図である。図30
において、報告処理指示にしたがって各種報告データを
作成し、通信エンジン110を介してTIFFE100
へ送信することで報告をするとともに、各種データベー
ス3001にその報告データを保存する。対象となる報
告としては、たとえば、転売買戻報告、証拠金報告など
がある。このようにして、TIFFEシステム接続によ
る各種義務報告を実現する。
【0124】(伝票作成機能の内容)図31は、この発
明の実施の形態にかかる金融先物ディーリング支援装置
の伝票作成機能の処理構成を示す説明図である。注文約
定伝票を作成するには、図31において、伝票作成指示
にしたがって注文Indexテーブル506において、
注文番号と約定番号が対になっているか、すなわち、
「00000」でないか否かを判断する。対になってい
ない場合は、第2発注テーブル503に基づいて、対に
なっている場合には、第2発注テーブル503と、第2
約定テーブル505とに基づいて伝票を作成する。この
ように、法定帳簿となり得る注文約定伝票を効率よく作
成させるために、注文Indexテーブル506を使用
する。
【0125】また、不出来伝票などその他各種伝票は金
融先物ディーリング支援装置101内各種テーブルを使
用して作成する。
【0126】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、表示画面を制御して、決済の対象となる約定に関す
る情報を示す情報の全部または一部と、当日の約定に関
する情報を示す情報の全部または一部とを一覧可能に表
示するため、決済する両者の約定を同時に確認すること
ができ、決済処理を効率的かつ正確におこなうことがで
き、これによって、業務の効率化、データの精緻化を実
現し、時間的および作業的効率の向上を実現するととも
に、決済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコスト
リスク増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時
間内転売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関す
る諸データの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能
な諸データの一元管理を実現することができる。
【0127】また、決済指定操作方法として、チェック
法を用いることによって、両者の表示はそのままで、両
者の関連付けの状態を確認することができる。また、ク
リック・コピー法またはドラッグ法を用いることによっ
て、決済の対象となる約定に当日の約定の関連付けがな
されているか否かを瞬時に確認することができる。ま
た、直接法を用いることによって、ポインティングデバ
イスを用いることなく、約定どうしの関連付けをするこ
とができる。また、クロステーブル法を用いることによ
って、両者の表示はそのままで、決済の対象となる約定
に当日の約定の関連付けがなされているか否かを瞬時に
確認することができる。
【0128】なお、本実施の形態において説明した金融
先物ディーリング支援方法は、あらかじめ用意されたコ
ンピュータ読み取り可能なプログラムであってもよく、
またそのプログラムをパーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどのコンピュータで実行することによっ
て実現される。このプログラムは、HD(ハードディス
ク)、FD(フロッピーディスク)、CD−ROM、M
O、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。また、このプログラ
ムは、インターネットなどのネットワークを介して配布
することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、抽出工程が、保管されている約定に関す
る情報の中から、決済の対象となる約定に関する情報お
よび当日の約定に関する情報を抽出し、表示工程が、前
記抽出工程によって抽出された決済の対象となる約定に
関する情報を示す情報の全部または一部と、前記抽出工
程によって抽出された当日の約定に関する情報を示す情
報の全部または一部とを一覧可能に表示するため、決済
する両者の約定を同時に確認することができ、決済処理
を効率的かつ正確におこなうことができ、これによっ
て、業務の効率化、データの精緻化を実現し、時間的お
よび作業的効率の向上を実現するとともに、決済処理ミ
スによる誤報告内容作成、およびコストリスク増大に関
わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報
告を実現し、さらに、証拠金報告に関する諸データの出
と入を自社管理でき、諸分析に応用可能な諸データの一
元管理を実現することが可能な金融先物ディーリング支
援方法が得られるという効果を奏する。
【0130】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記表示工程によって表
示される約定に関する情報を示す情報は、銘柄および顧
客の少なくとも一つごとの情報であるため、銘柄または
顧客ごとに約定の内容を確認することができ、これによ
って、業務の効率化、データの精緻化を実現し、時間的
および作業的効率の向上を実現するとともに、決済処理
ミスによる誤報告内容作成、およびコストリスク増大に
関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻
報告を実現し、さらに、証拠金報告に関する諸データの
出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能な諸データの
一元管理を実現することが可能な金融先物ディーリング
支援方法が得られるという効果を奏する。
【0131】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、選択工程が、前
記表示工程によって表示された前記当日の約定に関する
情報を示す情報に基づいて任意の約定、および前記決済
の対象となる約定に関する情報を示す情報に基づいて任
意の約定に関する情報を選択し、関連付け表示工程が、
選択工程によって選択された前記約定に関する情報どう
しの関連付けを示す情報を表示し、決済処理工程が、前
記関連付け表示工程によって関連付けされた約定に関す
る情報に基づいて決済処理をおこなうため、両者の表示
はそのままで、両者の関連付けの状態を確認することが
でき、これによって、業務の効率化、データの精緻化を
実現し、時間的および作業的効率の向上を実現するとと
もに、決済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコス
トリスク増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い
時間内転売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関
する諸データの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可
能な諸データの一元管理を実現することが可能な金融先
物ディーリング支援方法が得られるという効果を奏す
る。
【0132】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、選択工程が、前
記表示工程によって表示された前記当日の約定に関する
情報を示す情報に基づいて任意の約定に関する情報を示
す情報を選択し、関連付け表示工程が、前記選択工程に
よって選択された、前記表示工程によって表示された約
定に関する情報を示す情報を、前記表示工程によって表
示された前記決済の対象となる約定に関する情報を示す
情報の表示領域の近傍に前記決済の対象となる約定に関
する情報を示す情報と一対一で対応するように表示し、
決済処理工程が、前記関連付け表示工程によって関連付
けされた約定に関する情報に基づいて決済処理をおこな
うため、決済の対象となる約定に当日の約定の関連付け
がなされているか否かを瞬時に確認することができ、こ
れによって、業務の効率化、データの精緻化を実現し、
時間的および作業的効率の向上を実現するとともに、決
済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコストリスク
増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転
売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関する諸デ
ータの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能な諸デ
ータの一元管理を実現することが可能な金融先物ディー
リング支援方法が得られるという効果を奏する。
【0133】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、入力欄表示工程
が、前記表示工程によって表示された前記決済の対象と
なる約定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍に前
記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報と一対
一で対応するように関連付けをする約定に関する情報を
示す情報を入力する入力欄を表示し、入力工程が、前記
入力欄表示工程によって表示された入力欄に、前記表示
工程によって表示された前記当日の約定に関する情報を
示す情報に基づいて任意の約定に関する情報を示す情報
の中から任意の当日の約定に関する情報を入力し、決済
処理工程が、前記入力工程によって入力された当日の約
定に関する情報に基づいて決済処理をおこなうため、ポ
インティングデバイスを用いることなく、約定どうしの
関連付けをすることができ、これによって、業務の効率
化、データの精緻化を実現し、時間的および作業的効率
の向上を実現するとともに、決済処理ミスによる誤報告
内容作成、およびコストリスク増大に関わる建玉残高増
加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現し、さ
らに、証拠金報告に関する諸データの出と入を自社管理
でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を実現す
ることが可能な金融先物ディーリング支援方法が得られ
るという効果を奏する。
【0134】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、表示欄表示工程
が、前記表示工程によって表示された前記決済の対象と
なる約定に関する情報を示す情報と前記当日の約定に関
する情報を示す情報とが一対一で対応するように関連付
けをする関連付け表示欄を一覧可能に表示し、決済処理
工程が、前記表示欄表示工程によって表示された関連付
け表示欄に表示された約定に関する情報に基づいて決済
処理をおこなうため、両者の表示はそのままで、決済の
対象となる約定に当日の約定の関連付けがなされている
か否かを瞬時に確認することができ、これによって、業
務の効率化、データの精緻化を実現し、時間的および作
業的効率の向上を実現するとともに、決済処理ミスによ
る誤報告内容作成、およびコストリスク増大に関わる建
玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実
現し、さらに、証拠金報告に関する諸データの出と入を
自社管理でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理
を実現することが可能な金融先物ディーリング支援方法
が得られるという効果を奏する。
【0135】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、指定
工程が、買埋か売埋かを指定し、前記抽出工程が、前記
指定工程によって買埋が指定された場合は、決済対象と
なる約定のうちの売決済の対象となる約定に関する情報
および当日の約定のうちの買約定に関する情報を抽出
し、表示工程が、前記抽出工程によって抽出された売決
済の対象となる約定に関する情報を示す情報の全部また
は一部と、当日の買約定に関する情報を示す情報の全部
または一部とを一覧可能に表示するため、買埋を効率的
におこなうことができ、これによって、業務の効率化、
データの精緻化を実現し、時間的および作業的効率の向
上を実現するとともに、決済処理ミスによる誤報告内容
作成、およびコストリスク増大に関わる建玉残高増加を
防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現し、さら
に、証拠金報告に関する諸データの出と入を自社管理で
き、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を実現する
ことが可能な金融先物ディーリング支援方法が得られる
という効果を奏する。
【0136】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、指定
工程が、買埋か売埋かを指定し、前記抽出工程が、前記
指定工程によって売埋が指定された場合は、買決済の対
象となる約定に関する情報および当日の売約定に関する
情報を抽出し、表示工程が、前記抽出工程によって抽出
された買決済の対象となる約定に関する情報を示す情報
の全部または一部と、当日の売約定に関する情報を示す
情報の全部または一部とを一覧可能に表示するため、売
埋を効率的におこなうことができ、これによって、業務
の効率化、データの精緻化を実現し、時間的および作業
的効率の向上を実現するとともに、決済処理ミスによる
誤報告内容作成、およびコストリスク増大に関わる建玉
残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現
し、さらに、証拠金報告に関する諸データの出と入を自
社管理でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を
実現することが可能な金融先物ディーリング支援方法が
得られるという効果を奏する。
【0137】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項1〜8のいずれか一つに記載された方法をコンピュ
ータに実行させることによって、請求項1〜8のいずれ
か一つの動作をコンピュータによって実現することが可
能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【0138】また、請求項10に記載の発明によれば、
金融先物取引所との間での約定に関する情報を格納する
データベースを備え、または前記データベースと接続さ
れ、第1の抽出手段が、前記データベースに格納されて
いる前記約定に関する情報の中から、決済の対象となる
約定に関する情報を抽出し、第2の抽出手段が、前記デ
ータベースに格納されている前記約定に関する情報の中
から、当日の約定に関する情報を抽出し、表示制御手段
が、表示画面を制御して、前記第1の抽出工程によって
抽出された決済の対象となる約定に関する情報を示す情
報の全部または一部と、前記第2の抽出工程によって抽
出された当日の約定に関する情報を示す情報の全部また
は一部とを一覧可能に表示するため、決済する両者の約
定を同時に確認することができ、決済処理を効率的かつ
正確におこなうことができ、これによって、業務の効率
化、データの精緻化を実現し、時間的および作業的効率
の向上を実現するとともに、決済処理ミスによる誤報告
内容作成、およびコストリスク増大に関わる建玉残高増
加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現し、さ
らに、証拠金報告に関する諸データの出と入を自社管理
でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を実現す
ることが可能な金融先物ディーリング支援装置が得られ
るという効果を奏する。
【0139】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項10に記載の発明において、前記表示制御手段に
よって表示される約定に関する情報を示す情報は、銘柄
および顧客の少なくとも一つごとの情報であるため、銘
柄または顧客ごとに約定の内容を確認することができ、
これによって、業務の効率化、データの精緻化を実現
し、時間的および作業的効率の向上を実現するととも
に、決済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコスト
リスク増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時
間内転売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関す
る諸データの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能
な諸データの一元管理を実現することが可能な金融先物
ディーリング支援装置が得られるという効果を奏する。
【0140】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項10または11に記載の発明において、第1の選
択手段が、前記表示制御手段によって表示された前記当
日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定
を選択し、第2の選択手段が、前記表示制御手段によっ
て表示された前記決済の対象となる約定に関する情報を
示す情報に基づいて任意の約定に関する情報を選択し、
関連付け表示制御手段が、前記表示画面を制御して、前
記第1の選択手段によって選択された前記約定に関する
情報と、前記第2の選択手段によって選択された前記約
定に関する情報との関連付けを示す情報を表示し、決済
処理手段が、前記関連付け表示制御手段によって関連付
けされた約定に関する情報に基づいて決済処理をおこな
うため、両者の表示はそのままで、両者の関連付けの状
態を確認することができ、これによって、業務の効率
化、データの精緻化を実現し、時間的および作業的効率
の向上を実現するとともに、決済処理ミスによる誤報告
内容作成、およびコストリスク増大に関わる建玉残高増
加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現し、さ
らに、証拠金報告に関する諸データの出と入を自社管理
でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を実現す
ることが可能な金融先物ディーリング支援装置が得られ
るという効果を奏する。
【0141】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項10または11に記載の発明において、選択手段
が、前記表示制御手段によって表示された前記当日の約
定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定に関す
る情報を示す情報を選択し、関連付け表示制御手段が、
前記選択手段によって選択された、前記表示制御手段に
よって表示された約定に関する情報を示す情報を、前記
表示制御手段によって表示された前記決済の対象となる
約定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍に前記決
済の対象となる約定に関する情報を示す情報と一対一で
対応するように表示し、決済処理手段が、前記関連付け
表示制御手段によって関連付けされた約定に関する情報
に基づいて決済処理をおこなうため、決済の対象となる
約定に当日の約定の関連付けがなされているか否かを瞬
時に確認することができ、これによって、業務の効率
化、データの精緻化を実現し、時間的および作業的効率
の向上を実現するとともに、決済処理ミスによる誤報告
内容作成、およびコストリスク増大に関わる建玉残高増
加を防ぎ、精度の高い時間内転売買戻報告を実現し、さ
らに、証拠金報告に関する諸データの出と入を自社管理
でき、諸分析に応用可能な諸データの一元管理を実現す
ることが可能な金融先物ディーリング支援装置が得られ
るという効果を奏する。
【0142】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項10または11に記載の発明において、入力欄表
示制御手段が、前記表示制御手段によって表示された前
記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報の表示
領域の近傍に前記決済の対象となる約定に関する情報を
示す情報と一対一で対応するように関連付けをする約定
に関する情報を示す情報を入力する入力欄を表示し、入
力手段が、前記入力欄表示制御手段によって表示された
入力欄に、前記表示制御手段によって表示された前記当
日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定
に関する情報を示す情報の中から任意の当日の約定に関
する情報を入力し、決済処理手段が、前記入力手段によ
って入力された当日の約定に関する情報に基づいて決済
処理をおこなうため、ポインティングデバイスを用いる
ことなく、約定どうしの関連付けをすることができ、こ
れによって、業務の効率化、データの精緻化を実現し、
時間的および作業的効率の向上を実現するとともに、決
済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコストリスク
増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時間内転
売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関する諸デ
ータの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能な諸デ
ータの一元管理を実現することが可能な金融先物ディー
リング支援装置が得られるという効果を奏する。
【0143】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項10または11に記載の発明において、表示欄表
示制御手段が、前記表示制御手段によって表示された前
記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報と前記
当日の約定に関する情報を示す情報とが一対一で対応す
るように関連付けをする関連付け表示欄を一覧可能に表
示し、決済処理手段が、前記表示欄表示制御手段によっ
て表示された関連付け表示欄に表示された約定に関する
情報に基づいて決済処理をおこなうため、両者の表示は
そのままで、決済の対象となる約定に当日の約定の関連
付けがなされているか否かを瞬時に確認することがで
き、これによって、業務の効率化、データの精緻化を実
現し、時間的および作業的効率の向上を実現するととも
に、決済処理ミスによる誤報告内容作成、およびコスト
リスク増大に関わる建玉残高増加を防ぎ、精度の高い時
間内転売買戻報告を実現し、さらに、証拠金報告に関す
る諸データの出と入を自社管理でき、諸分析に応用可能
な諸データの一元管理を実現することが可能な金融先物
ディーリング支援装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置を含む金融先物ディーリングシステムの
システム構成を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置を含む金融先物ディーリングシステムの
諸機能について説明する説明図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置のハードウエア構成を示す説明図(ブロ
ック図)である。
【図4】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リングシステムの業務フローの内容を示す説明図であ
る。
【図5】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置の受発注機能の処理の構成を示す構成図
である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置のポジション管理機能の管理画面の一例
を示す説明図である。
【図7】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置のポジション管理機能の管理画面の別の
一例を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置のポジション管理機能の管理画面の別の
一例を示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディー
リング支援装置のポジション管理機能の管理画面の別の
一例を示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置のポジション管理機能の管理画面の別
の一例を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の損益管理機能の管理画面の一例を示
す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の損益管理機能の管理画面の別の一例
を示す説明図である。
【図13】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の損益管理機能の管理画面の別の一例
を示す説明図である。
【図14】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の損益管理機能の管理画面の別の一例
を示す説明図である。
【図15】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の自動決済処理の内容を示
すフローチャートである。
【図16】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の指定決済処理の内容を示
すフローチャートである。
【図17】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の指定−自動決済処理の内
容を示すフローチャートである。
【図18】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の約定決済画面の一例を示
す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の約定決済画面の別の一例
を示す説明図である。
【図20】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の約定決済画面の別の一例
を示す説明図である。
【図21】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済実行処理の構成を示す説明図で
ある。
【図22】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済取消処理の構成を示す説明図で
ある。
【図23】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の約定分割統合画面の一例
を示す説明図である。
【図24】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の決済指定操作の手順を示
すフローチャートである。
【図25】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の決済指定画面の一例を示
す説明図である。
【図26】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の決済指定画面の別の一例
を示す説明図である。
【図27】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の決済指定画面の別の一例
を示す説明図である。
【図28】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の決済機能の決済指定画面の別の一例
を示す説明図である。
【図29】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の証拠金計算機能の処理構成を示す説
明図である。
【図30】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の各種報告機能の処理構成を示す説明
図である。
【図31】この発明の実施の形態にかかる金融先物ディ
ーリング支援装置の伝票作成機能の処理構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
100 東京金融先物取引所(TIFFE) 101 金融先物ディーリング支援装置 102 ディーリング部門(端末装置) 103 管理部門(端末装置) 104 その他の部門(端末装置) 105 社内システム(ホスト) 110 通信エンジン 300 バス 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 HDD 305 HD 306 FDD 307 FD 308 ディスプレイ 309 I/F 310 通信ケーブル 311 キーボード 312 マウス 313 スキャナ 314 プリンタ 315 CD−ROM 316 CD−ROMドライブ 500 ディーラが操作するディーラ端末装置 501 注文テーブル 502 第1発注テーブル 503 第2発注テーブル 504 第1約定テーブル 505 第2約定テーブル 506 注文Indexテーブル 2101 決済ログテーブル 2901 第1SPANテーブル 2902 第2SPANテーブル 3001 各種データベース

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融先物取引所との間での約定に関する
    情報を保管し、建埋指定によって決済処理をおこなう金
    融先物ディーリング支援方法において、 保管されている前記約定に関する情報の中から、決済の
    対象となる約定に関する情報および当日の約定に関する
    情報を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程によって抽出された決済の対象となる約定
    に関する情報を示す情報の全部または一部と、前記抽出
    工程によって抽出された当日の約定に関する情報を示す
    情報の全部または一部とを一覧可能に表示する表示工程
    と、 を含んだことを特徴とする金融先物ディーリング支援方
    法。
  2. 【請求項2】 前記表示工程によって表示される約定に
    関する情報を示す情報は、銘柄および顧客の少なくとも
    一つごとの情報であることを特徴とする請求項1に記載
    の金融先物ディーリング支援方法。
  3. 【請求項3】 前記表示工程によって表示された前記当
    日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約
    定、および前記決済の対象となる約定に関する情報を示
    す情報に基づいて任意の約定に関する情報を選択する選
    択工程と、 選択工程によって選択された前記約定に関する情報どう
    しの関連付けを示す情報を表示する関連付け表示工程
    と、 前記関連付け表示工程によって関連付けされた約定に関
    する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処理工程
    と、 を含んだことを特徴とする請求項1または2に記載の金
    融先物ディーリング支援方法。
  4. 【請求項4】 前記表示工程によって表示された前記当
    日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定
    に関する情報を示す情報を選択する選択工程と、 前記選択工程によって選択された、前記表示工程によっ
    て表示された約定に関する情報を示す情報を、前記表示
    工程によって表示された前記決済の対象となる約定に関
    する情報を示す情報の表示領域の近傍に前記決済の対象
    となる約定に関する情報を示す情報と一対一で対応する
    ように表示する関連付け表示工程と、 前記関連付け表示工程によって関連付けされた約定に関
    する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処理工程
    と、 を含んだことを特徴とする請求項1または2に記載の金
    融先物ディーリング支援方法。
  5. 【請求項5】 前記表示工程によって表示された前記決
    済の対象となる約定に関する情報を示す情報の表示領域
    の近傍に前記決済の対象となる約定に関する情報を示す
    情報と一対一で対応するように関連付けをする約定に関
    する情報を示す情報を入力する入力欄を表示する入力欄
    表示工程と、 前記入力欄表示工程によって表示された入力欄に、前記
    表示工程によって表示された前記当日の約定に関する情
    報を示す情報に基づいて任意の約定に関する情報を示す
    情報の中から任意の当日の約定に関する情報を入力する
    入力工程と、 前記入力工程によって入力された当日の約定に関する情
    報に基づいて決済処理をおこなう決済処理工程と、 を含んだことを特徴とする請求項1または2に記載の金
    融先物ディーリング支援方法。
  6. 【請求項6】 前記表示工程によって表示された前記決
    済の対象となる約定に関する情報を示す情報と前記当日
    の約定に関する情報を示す情報とが一対一で対応するよ
    うに関連付けをする関連付け表示欄を一覧可能に表示す
    る表示欄表示工程と、 前記表示欄表示工程によって表示された関連付け表示欄
    に表示された約定に関する情報に基づいて決済処理をお
    こなう決済処理工程と、 を含んだことを特徴とする請求項1または2に記載の金
    融先物ディーリング支援方法。
  7. 【請求項7】 買埋か売埋かを指定する指定工程を含
    み、 前記抽出工程は、前記指定工程によって買埋が指定され
    た場合は、決済対象となる約定のうちの売決済の対象と
    なる約定に関する情報および当日の約定のうちの買約定
    に関する情報を抽出し、 表示工程は、前記抽出工程によって抽出された売決済の
    対象となる約定に関する情報を示す情報の全部または一
    部と、当日の買約定に関する情報を示す情報の全部また
    は一部とを一覧可能に表示することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一つに記載の金融先物ディーリング支
    援方法。
  8. 【請求項8】 買埋か売埋かを指定する指定工程を含
    み、 前記抽出工程は、前記指定工程によって売埋が指定され
    た場合は、買決済の対象となる約定に関する情報および
    当日の売約定に関する情報を抽出し、 表示工程は、前記抽出工程によって抽出された買決済の
    対象となる約定に関する情報を示す情報の全部または一
    部と、当日の売約定に関する情報を示す情報の全部また
    は一部とを一覧可能に表示することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一つに記載の金融先物ディーリング支
    援方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれか一つに記載
    された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 【請求項10】 金融先物取引所との間での約定に関す
    る情報を格納するデータベースを備え、または前記デー
    タベースと接続され、建埋指定によって決済処理をおこ
    なう金融先物ディーリング支援装置において、 前記データベースに格納されている前記約定に関する情
    報の中から、決済の対象となる約定に関する情報を抽出
    する第1の抽出手段と、 前記データベースに格納されている前記約定に関する情
    報の中から、当日の約定に関する情報を抽出する第2の
    抽出手段と、 表示画面を制御して、前記第1の抽出工程によって抽出
    された決済の対象となる約定に関する情報を示す情報の
    全部または一部と、前記第2の抽出工程によって抽出さ
    れた当日の約定に関する情報を示す情報の全部または一
    部とを一覧可能に表示する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする金融先物ディーリング支援装
    置。
  11. 【請求項11】 前記表示制御手段によって表示される
    約定に関する情報を示す情報は、銘柄および顧客の少な
    くとも一つごとの情報であることを特徴とする請求項1
    0に記載の金融先物ディーリング支援装置。
  12. 【請求項12】 前記表示制御手段によって表示された
    前記当日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意
    の約定を選択する第1の選択手段と、 前記表示制御手段によって表示された前記決済の対象と
    なる約定に関する情報を示す情報に基づいて任意の約定
    に関する情報を選択する第2の選択手段と、 前記表示画面を制御して、前記第1の選択手段によって
    選択された前記約定に関する情報と、前記第2の選択手
    段によって選択された前記約定に関する情報との関連付
    けを示す情報を表示する関連付け表示制御手段と、 前記関連付け表示制御手段によって関連付けされた約定
    に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処理手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項10または11に記載
    の金融先物ディーリング支援装置。
  13. 【請求項13】 前記表示制御手段によって表示された
    前記当日の約定に関する情報を示す情報に基づいて任意
    の約定に関する情報を示す情報を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された、前記表示制御手段に
    よって表示された約定に関する情報を示す情報を、前記
    表示制御手段によって表示された前記決済の対象となる
    約定に関する情報を示す情報の表示領域の近傍に前記決
    済の対象となる約定に関する情報を示す情報と一対一で
    対応するように表示する関連付け表示制御手段と、 前記関連付け表示制御手段によって関連付けされた約定
    に関する情報に基づいて決済処理をおこなう決済処理手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項10または11に記載
    の金融先物ディーリング支援装置。
  14. 【請求項14】 前記表示制御手段によって表示された
    前記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報の表
    示領域の近傍に前記決済の対象となる約定に関する情報
    を示す情報と一対一で対応するように関連付けをする約
    定に関する情報を示す情報を入力する入力欄を表示する
    入力欄表示制御手段と、 前記入力欄表示制御手段によって表示された入力欄に、
    前記表示制御手段によって表示された前記当日の約定に
    関する情報を示す情報に基づいて任意の約定に関する情
    報を示す情報の中から任意の当日の約定に関する情報を
    入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された当日の約定に関する情
    報に基づいて決済処理をおこなう決済処理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項10または11に記載
    の金融先物ディーリング支援装置。
  15. 【請求項15】 前記表示制御手段によって表示された
    前記決済の対象となる約定に関する情報を示す情報と前
    記当日の約定に関する情報を示す情報とが一対一で対応
    するように関連付けをする関連付け表示欄を一覧可能に
    表示する表示欄表示制御手段と、 前記表示欄表示制御手段によって表示された関連付け表
    示欄に表示された約定に関する情報に基づいて決済処理
    をおこなう決済処理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項10または11に記載
    の金融先物ディーリング支援装置。
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