JP2002351438A - 映像監視システム - Google Patents
映像監視システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像ごとに映像品質を制御することにより目
的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示で
きる映像監視システムを得る。 【解決手段】 映像情報を配信する映像配信装置１０
と、前記映像配信装置から通信手段を介して受信した映
像情報を表示する表示制御装置２０とにより構成される
映像監視システムにおいて、映像配信装置１０は、映像
の大きさとフレームレートを制御する映像配信制御手段
１１と、映像配信制御手段１１の制御に基づいた映像サ
イズと画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号
化する映像符号化手段１３と、映像配信制御手段１１の
制御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する映
像配信手段１４とを備えるとともに、表示制御装置２０
は、複数の映像配信装置１０から映像情報を受信する受
信手段２１と、受信手段２１により受信した映像情報を
映像復号化手段２３により復号映像メモリ２４に復号し
複数の映像情報を任意の大きさとフレームレートで合成
表示する映像合成表示手段２５とを備える。
的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示で
きる映像監視システムを得る。 【解決手段】 映像情報を配信する映像配信装置１０
と、前記映像配信装置から通信手段を介して受信した映
像情報を表示する表示制御装置２０とにより構成される
映像監視システムにおいて、映像配信装置１０は、映像
の大きさとフレームレートを制御する映像配信制御手段
１１と、映像配信制御手段１１の制御に基づいた映像サ
イズと画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号
化する映像符号化手段１３と、映像配信制御手段１１の
制御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する映
像配信手段１４とを備えるとともに、表示制御装置２０
は、複数の映像配信装置１０から映像情報を受信する受
信手段２１と、受信手段２１により受信した映像情報を
映像復号化手段２３により復号映像メモリ２４に復号し
複数の映像情報を任意の大きさとフレームレートで合成
表示する映像合成表示手段２５とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像監視システ
ム、特に、映像表示システムおよび映像表示処理方法例
えば通信ネットワークを介して接続された通信装置か
ら、遠隔地に設置された監視カメラ映像データなどを受
信して表示する映像表示システムおよび映像表示処理方
法に関する。
ム、特に、映像表示システムおよび映像表示処理方法例
えば通信ネットワークを介して接続された通信装置か
ら、遠隔地に設置された監視カメラ映像データなどを受
信して表示する映像表示システムおよび映像表示処理方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２２は、例えば特開平６−３０３６１
３号公報に示された従来の映像監視システムのブロック
図を示すものである。図２２において１０１から１０４
は監視対象を撮影するカメラ、７０は複数の映像入力の
中から任意の一つを選択して出力する映像切り替え手
段、７２はデジタル化された映像情報を記憶する映像メ
モリ、７１は映像切り替え手段７０からの映像をデジタ
ル化し、映像メモリ７２の任意の位置、大きさ時間に書
き込む映像入力手段、７３は映像メモリ７２からデータ
を所定の映像タイミングでアナログ信号として出力する
表示出力手段、４０は表示出力手段からのアナログ信号
を映像として表示する表示手段、７４は映像メモリ７２
の入出力を制御するメモリ制御手段、７６は監視者から
の操作を入力するための操作入力手段、７５は映像切り
替え手段７０、映像入力手段７１、表示出力手段７３、
メモリ制御手段７４を操作入力手段からの６の操作に応
じて制御する主制御手段である。
３号公報に示された従来の映像監視システムのブロック
図を示すものである。図２２において１０１から１０４
は監視対象を撮影するカメラ、７０は複数の映像入力の
中から任意の一つを選択して出力する映像切り替え手
段、７２はデジタル化された映像情報を記憶する映像メ
モリ、７１は映像切り替え手段７０からの映像をデジタ
ル化し、映像メモリ７２の任意の位置、大きさ時間に書
き込む映像入力手段、７３は映像メモリ７２からデータ
を所定の映像タイミングでアナログ信号として出力する
表示出力手段、４０は表示出力手段からのアナログ信号
を映像として表示する表示手段、７４は映像メモリ７２
の入出力を制御するメモリ制御手段、７６は監視者から
の操作を入力するための操作入力手段、７５は映像切り
替え手段７０、映像入力手段７１、表示出力手段７３、
メモリ制御手段７４を操作入力手段からの６の操作に応
じて制御する主制御手段である。
【０００３】以上のように構成された映像監視システム
においては、主制御手段７５は、映像切り替え手段７０
を順次切り替え、この切り替えに同期して、メモリ制御
手段７４および映像入力手段７１を制御し、映像切り替
え手段７０より選択された監視映像を映像入力手段７１
により映像信号をデジタル化し、同じ地点の映像は同じ
書き込み場所となるよう、書き込み場所を変更しながら
映像メモリへ書き込む。また、表示出力手段７８はメモ
リ制御手段７４、主制御手段７５からの制御により、所
定の映像タイミングで、映像メモリ７２に記憶されてい
るデジタル化された映像データをアナログ映像信号へ変
換し、表示手段４０により映像として表示する。表示手
段にはフレームレートを落とした映像として複数表示可
能となる。
においては、主制御手段７５は、映像切り替え手段７０
を順次切り替え、この切り替えに同期して、メモリ制御
手段７４および映像入力手段７１を制御し、映像切り替
え手段７０より選択された監視映像を映像入力手段７１
により映像信号をデジタル化し、同じ地点の映像は同じ
書き込み場所となるよう、書き込み場所を変更しながら
映像メモリへ書き込む。また、表示出力手段７８はメモ
リ制御手段７４、主制御手段７５からの制御により、所
定の映像タイミングで、映像メモリ７２に記憶されてい
るデジタル化された映像データをアナログ映像信号へ変
換し、表示手段４０により映像として表示する。表示手
段にはフレームレートを落とした映像として複数表示可
能となる。
【０００４】ここで、複数表示された映像を特定のカメ
ラの映像に注目する場合、操作入力手段７６により指示
することにより、注目するカメラの映像を連続動画とし
て表示するよう、主制御手段７５が映像切り替え手段７
０を注目するカメラの映像入力に固定し、メモリ制御手
段７４、映像入力手段７１を制御し映像メモリ７２の固
定位置に書き込むようにしている。
ラの映像に注目する場合、操作入力手段７６により指示
することにより、注目するカメラの映像を連続動画とし
て表示するよう、主制御手段７５が映像切り替え手段７
０を注目するカメラの映像入力に固定し、メモリ制御手
段７４、映像入力手段７１を制御し映像メモリ７２の固
定位置に書き込むようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、表示手段で同時に表示できる映像の数
は、映像切り替え手段の入力映像数に限定される。同時
に表示する映像が多くなるとシステム構成が複雑にな
り、時分割で複数映像を表示しているため、特定の映像
に注目するため一つの映像を連続動画として表示するよ
うにすると、他の映像が止まってしまうという問題を有
している。
従来の構成では、表示手段で同時に表示できる映像の数
は、映像切り替え手段の入力映像数に限定される。同時
に表示する映像が多くなるとシステム構成が複雑にな
り、時分割で複数映像を表示しているため、特定の映像
に注目するため一つの映像を連続動画として表示するよ
うにすると、他の映像が止まってしまうという問題を有
している。
【０００６】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、映像入力手段をネットワー
クなどの通信手段により分離し、映像配信手段に映像品
質を制御する手段を設ける構成にすることにより、入力
する映像の数の制限をなくすとともに、注目していない
映像に関してもフレームレートを落とした動画として表
示する方法を提案する。
ためになされたものであり、映像入力手段をネットワー
クなどの通信手段により分離し、映像配信手段に映像品
質を制御する手段を設ける構成にすることにより、入力
する映像の数の制限をなくすとともに、注目していない
映像に関してもフレームレートを落とした動画として表
示する方法を提案する。
【０００７】この発明は、映像ごとに映像品質を制御す
ることにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上
で適切に表示できる映像監視システムを得ようとするも
のである。
ることにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上
で適切に表示できる映像監視システムを得ようとするも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係る映像監
視システムでは、映像情報を配信する映像配信装置と、
前記映像配信装置から通信手段を介して受信した映像情
報を表示する表示制御装置とにより構成される映像監視
システムにおいて、前記映像配信装置は、映像の大きさ
とフレームレートを制御する映像配信制御手段と、前記
映像配信制御手段の制御に基づいた映像サイズと画質で
映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号化する映像符
号化手段と、前記映像配信制御手段の制御に基づいたフ
レームレートで映像情報を配信する映像配信手段とを備
えるとともに、前記表示制御装置は、複数の前記映像配
信装置から映像情報を受信する受信手段と、前記受信手
段により受信した映像情報を映像復号化手段により復号
映像メモリに復号し複数の映像情報を任意の大きさとフ
レームレートで合成表示する映像合成表示手段とを備え
たものである。
視システムでは、映像情報を配信する映像配信装置と、
前記映像配信装置から通信手段を介して受信した映像情
報を表示する表示制御装置とにより構成される映像監視
システムにおいて、前記映像配信装置は、映像の大きさ
とフレームレートを制御する映像配信制御手段と、前記
映像配信制御手段の制御に基づいた映像サイズと画質で
映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号化する映像符
号化手段と、前記映像配信制御手段の制御に基づいたフ
レームレートで映像情報を配信する映像配信手段とを備
えるとともに、前記表示制御装置は、複数の前記映像配
信装置から映像情報を受信する受信手段と、前記受信手
段により受信した映像情報を映像復号化手段により復号
映像メモリに復号し複数の映像情報を任意の大きさとフ
レームレートで合成表示する映像合成表示手段とを備え
たものである。
【０００９】第２の発明に係る映像監視システムでは、
第１の発明において、前記映像配信装置に複数の撮像手
段を設けた映像入力手段を有し、１台の映像配信装置か
ら複数の映像情報を配信するものである。
第１の発明において、前記映像配信装置に複数の撮像手
段を設けた映像入力手段を有し、１台の映像配信装置か
ら複数の映像情報を配信するものである。
【００１０】第３の発明に係る映像監視システムでは、
第１の発明において、複数の撮像手段を設けた映像入力
手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像情報を
配信する映像配信装置を複数備え、複数の前記映像配信
装置から１台当たり複数の映像情報を配信するものであ
る。
第１の発明において、複数の撮像手段を設けた映像入力
手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像情報を
配信する映像配信装置を複数備え、複数の前記映像配信
装置から１台当たり複数の映像情報を配信するものであ
る。
【００１１】第４の発明に係る映像監視システムでは、
第１ないし第３の発明において、前記表示制御装置に設
けられた映像入力手段からの入力映像と、前記映像配信
装置から配信される映像情報とを合成し、前記表示制御
装置に設けられた映像入力手段からの入力映像と前記映
像配信装置から配信される映像情報とによる複数の映像
を表示する映像合成表示手段を前記表示制御装置に設け
たものである。
第１ないし第３の発明において、前記表示制御装置に設
けられた映像入力手段からの入力映像と、前記映像配信
装置から配信される映像情報とを合成し、前記表示制御
装置に設けられた映像入力手段からの入力映像と前記映
像配信装置から配信される映像情報とによる複数の映像
を表示する映像合成表示手段を前記表示制御装置に設け
たものである。
【００１２】第５の発明に係る映像監視システムでは、
第１ないし第３の発明において、前記表示制御装置上に
全体の映像表示用の通信帯域を映像ごとに均等に分割
し、映像配信手段に対して、フレームレートの変更を指
示する映像配信制御管理手段を備えるものである。
第１ないし第３の発明において、前記表示制御装置上に
全体の映像表示用の通信帯域を映像ごとに均等に分割
し、映像配信手段に対して、フレームレートの変更を指
示する映像配信制御管理手段を備えるものである。
【００１３】第６の発明に係る映像監視システムでは、
第１の発明において、映像情報ごとに指定された優先度
とフレームレートにて映像を表示するために、優先度に
より映像情報のフレームレートを調節し、フレームレー
トの変更を映像配信制御手段に指示する映像配信管理手
段を備えるものである。
第１の発明において、映像情報ごとに指定された優先度
とフレームレートにて映像を表示するために、優先度に
より映像情報のフレームレートを調節し、フレームレー
トの変更を映像配信制御手段に指示する映像配信管理手
段を備えるものである。
【００１４】第７の発明に係る映像監視システムでは、
第１の発明において、表示制御装置側に操作入力手段を
設け、操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情
報を変更する指示を複数の映像入力手段を有する１台の
映像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるも
のである。
第１の発明において、表示制御装置側に操作入力手段を
設け、操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情
報を変更する指示を複数の映像入力手段を有する１台の
映像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるも
のである。
【００１５】第８の発明に係る映像監視システムでは、
第３の発明において、表示制御装置側に操作入力手段を
設け、操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情
報を変更する指示を複数の撮像手段を設けた映像入力手
段を有する複数の映像配信装置に対して行う映像配信管
理手段を備えるものである。
第３の発明において、表示制御装置側に操作入力手段を
設け、操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情
報を変更する指示を複数の撮像手段を設けた映像入力手
段を有する複数の映像配信装置に対して行う映像配信管
理手段を備えるものである。
【００１６】第９の発明に係る映像監視システムでは、
第２の発明において、映像配信装置にイベント入力手段
を設け、イベントが発生した映像配信装置の映像情報の
優先度，品質情報を変更する指示を複数の映像入力手段
を有する１台の映像配信装置に対して行う映像配信管理
手段を備えるものである。
第２の発明において、映像配信装置にイベント入力手段
を設け、イベントが発生した映像配信装置の映像情報の
優先度，品質情報を変更する指示を複数の映像入力手段
を有する１台の映像配信装置に対して行う映像配信管理
手段を備えるものである。
【００１７】第１０の発明に係る映像監視システムで
は、第３の発明において、映像配信装置にイベント入力
手段を設け、イベントが発生した映像配信装置の映像情
報の優先度，品質情報を変更する指示を複数の映像入力
手段を有する複数の映像配信装置に対して行う映像配信
管理手段を備えるものである。
は、第３の発明において、映像配信装置にイベント入力
手段を設け、イベントが発生した映像配信装置の映像情
報の優先度，品質情報を変更する指示を複数の映像入力
手段を有する複数の映像配信装置に対して行う映像配信
管理手段を備えるものである。
【００１８】第１１の発明に係る映像監視システムで
は、第１の発明において、前記映像符号化手段におい
て、フレーム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方
式を使用し、基準フレームを取り出してフレームごとの
映像情報に変換する圧縮映像変換手段を備えるものであ
る。
は、第１の発明において、前記映像符号化手段におい
て、フレーム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方
式を使用し、基準フレームを取り出してフレームごとの
映像情報に変換する圧縮映像変換手段を備えるものであ
る。
【００１９】第１２の発明に係る映像監視システムで
は、第１１の発明において、前記映像符号化手段におい
て、フレーム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方
式を使用し、映像サイズと配信する映像が使用する映像
帯域を変更させる映像配信制御手段を備えるものであ
る。
は、第１１の発明において、前記映像符号化手段におい
て、フレーム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方
式を使用し、映像サイズと配信する映像が使用する映像
帯域を変更させる映像配信制御手段を備えるものであ
る。
【００２０】第１３の発明に係る映像監視システムで
は、複数のディスプレイををマトリックス状に配置し
て、複数のディスプレイを仮想的に単一の画面として表
示する表示制御装置において、前記映像合成表示手段を
複数具備し、映像合成表示手段に対して同一の映像情報
を分配する映像情報分配手段と映像情報を表示する位置
を制御する表示位置制御手段を備え、仮想画面上の任意
の位置と大きさで映像情報を表示するものである。
は、複数のディスプレイををマトリックス状に配置し
て、複数のディスプレイを仮想的に単一の画面として表
示する表示制御装置において、前記映像合成表示手段を
複数具備し、映像合成表示手段に対して同一の映像情報
を分配する映像情報分配手段と映像情報を表示する位置
を制御する表示位置制御手段を備え、仮想画面上の任意
の位置と大きさで映像情報を表示するものである。
【００２１】第１４の発明に係る映像監視システムで
は、第１０の発明において、前記映像配信管理手段によ
り優先度，品質情報を変更された映像を関連する位置に
ウインドウとして表示する映像表示制御手段を備えるも
のである。
は、第１０の発明において、前記映像配信管理手段によ
り優先度，品質情報を変更された映像を関連する位置に
ウインドウとして表示する映像表示制御手段を備えるも
のである。
【００２２】第１５の発明に係る映像監視システムで
は、第１０の発明において、前記映像配信管理手段によ
り優先度，品質情報を変更された映像を予め決められた
位置に移動して表示する表示位置制御手段を備えるもの
である。
は、第１０の発明において、前記映像配信管理手段によ
り優先度，品質情報を変更された映像を予め決められた
位置に移動して表示する表示位置制御手段を備えるもの
である。
【００２３】第１６の発明に係る映像監視システムで
は、第１ないし第１５の発明において、前記映像配信装
置から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前
記受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積
手段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段
で蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在
の映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表
示するものである。
は、第１ないし第１５の発明において、前記映像配信装
置から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前
記受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積
手段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段
で蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在
の映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表
示するものである。
【００２４】
【発明の実施の形態】実施の形態１．この発明による実
施の形態１を図１ないし図４に基づいて説明する。図１
は実施の形態１における構成を示すブロック図である。
図２は実施の形態１における表示画面の例を示す正面図
である。図３は実施の形態１における映像表示管理テー
ブルを示す説明図である。図４は実施の形態１における
動作に係る処理の流れを示すフローチャートである。
施の形態１を図１ないし図４に基づいて説明する。図１
は実施の形態１における構成を示すブロック図である。
図２は実施の形態１における表示画面の例を示す正面図
である。図３は実施の形態１における映像表示管理テー
ブルを示す説明図である。図４は実施の形態１における
動作に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【００２５】図１において、１０１はカメラからなる撮
像手段、１０はカメラ１０１からの映像入力をデジタル
化，符号化したネットワーク３０を介して映像情報を配
信する映像配信装置である。１１は配信する映像情報の
フレームレートやサイズを制御する映像配信制御手段、
１２はカメラからのアナログ映像信号をデジタル化する
映像入力手段、１３は映像入力手段１２よりデジタル化
された映像情報を映像圧縮技術で圧縮符号化する映像符
号化手段、１４は映像符号化手段１３により符号化され
た映像を映像配信制御手段により指定されたフレームレ
ートとサイズでネットワークなどの通信手段に配信する
映像通信手段で構成される。１０ａ，１０ｂも、カメラ
１０１ａ，１０１ｂからなる撮像手段からの映像入力を
受ける、同一ネットワーク上にある映像配信装置であ
る。２０は映像配信装置１０から配信される映像情報を
受信し、復号化し、コンピュータ等の監視装置の表示出
力信号と映像情報を合成し映像信号として出力する表示
制御装置である。２１は映像配信装置から配信されてく
る映像情報を受信する映像受信手段、２２は表示される
全ての映像のフレームレート、サイズ、圧縮率を管理し
て前記映像配信制御手段に対して配信する映像情報のフ
レームレート、サイズ、圧縮率を指示する映像配信管理
手段、２３は前記映像受信手段２１により受信した圧縮
された映像情報を伸長，復号化する映像復号化手段、２
４は映像復号化手段により復号されたデジタル映像デー
タを記憶する復号映像メモリ、２５は復号映像メモリ２
４とコンピュータが出力する映像出力信号に映像を合成
して表示する映像合成表示手段で構成される。４０は前
記表示制御手段から出力される映像信号を表示するため
の表示手段である。
像手段、１０はカメラ１０１からの映像入力をデジタル
化，符号化したネットワーク３０を介して映像情報を配
信する映像配信装置である。１１は配信する映像情報の
フレームレートやサイズを制御する映像配信制御手段、
１２はカメラからのアナログ映像信号をデジタル化する
映像入力手段、１３は映像入力手段１２よりデジタル化
された映像情報を映像圧縮技術で圧縮符号化する映像符
号化手段、１４は映像符号化手段１３により符号化され
た映像を映像配信制御手段により指定されたフレームレ
ートとサイズでネットワークなどの通信手段に配信する
映像通信手段で構成される。１０ａ，１０ｂも、カメラ
１０１ａ，１０１ｂからなる撮像手段からの映像入力を
受ける、同一ネットワーク上にある映像配信装置であ
る。２０は映像配信装置１０から配信される映像情報を
受信し、復号化し、コンピュータ等の監視装置の表示出
力信号と映像情報を合成し映像信号として出力する表示
制御装置である。２１は映像配信装置から配信されてく
る映像情報を受信する映像受信手段、２２は表示される
全ての映像のフレームレート、サイズ、圧縮率を管理し
て前記映像配信制御手段に対して配信する映像情報のフ
レームレート、サイズ、圧縮率を指示する映像配信管理
手段、２３は前記映像受信手段２１により受信した圧縮
された映像情報を伸長，復号化する映像復号化手段、２
４は映像復号化手段により復号されたデジタル映像デー
タを記憶する復号映像メモリ、２５は復号映像メモリ２
４とコンピュータが出力する映像出力信号に映像を合成
して表示する映像合成表示手段で構成される。４０は前
記表示制御手段から出力される映像信号を表示するため
の表示手段である。
【００２６】以上のように構成された映像監視システム
について、以下にその動作を説明する。図２は表示手段
４０で表示される表示画面の例である。図２において、
２１０は監視カメラが設置されている地点の監視映像を
表示する監視映像アイコンでサイズは視認性を確保した
上で最小のサイズでかつ可能な限り少ないフレームレー
トで表示されている。同様のシンボルは他の地点の監視
映像ウインドウを示している。２００〜２０３は注目し
たい地点の監視映像を選択し標準また拡大したサイズで
かつ連続動画として見えるフレームレートで表示してい
る監視映像ウインドウである。
について、以下にその動作を説明する。図２は表示手段
４０で表示される表示画面の例である。図２において、
２１０は監視カメラが設置されている地点の監視映像を
表示する監視映像アイコンでサイズは視認性を確保した
上で最小のサイズでかつ可能な限り少ないフレームレー
トで表示されている。同様のシンボルは他の地点の監視
映像ウインドウを示している。２００〜２０３は注目し
たい地点の監視映像を選択し標準また拡大したサイズで
かつ連続動画として見えるフレームレートで表示してい
る監視映像ウインドウである。
【００２７】図３は、映像配信管理手段２２によって管
理される映像表示管理テーブルで通常表示フレーム数，
アイコン表示フレーム数，映像数と映像数分の映像属性
情報で構成される。映像属性情報は、映像情報識別子，
映像配信装置アドレス，関連位置情報，映像表示属性情
報，映像品質管理情報で構成される。映像表示属性情報
は、表示位置，表示サイズ，表示モードで構成される。
表示モードは、非表示，通常表示，アイコン表示の三つ
の状態を管理する。映像品質管理情報は、映像サイズ，
画質，フレームレート，優先度の情報で構成される。
理される映像表示管理テーブルで通常表示フレーム数，
アイコン表示フレーム数，映像数と映像数分の映像属性
情報で構成される。映像属性情報は、映像情報識別子，
映像配信装置アドレス，関連位置情報，映像表示属性情
報，映像品質管理情報で構成される。映像表示属性情報
は、表示位置，表示サイズ，表示モードで構成される。
表示モードは、非表示，通常表示，アイコン表示の三つ
の状態を管理する。映像品質管理情報は、映像サイズ，
画質，フレームレート，優先度の情報で構成される。
【００２８】図４は、映像配信管理手段の処理と映像配
信制御手段の処理の流れを示すフローチャートである。
映像配信管理手段２２は、映像管理テーブル内の映像属
性情報の表示モードを調べ、通常表示モードの映像数と
アイコン表示の映像数の数を数える。予め設定されてい
る通常表示用の単位時間当たりの表示可能な最大フレー
ム数を映像数分で割ることにより均等に通常表示の映像
フレームレートを計算する。同様に予め設定されている
アイコン表示での単位時間当たりの表示可能な最大フレ
ーム数からアイコン表示の１映像当たりフレームレート
計算する。映像属性情報に設定し、映像配信装置に映像
品質管理情報を通知する。映像配信管理手段２２から映
像品質管理情報の通知を受けた映像配信制御手段は、映
像配信手段に映像品質情報を設定し指定されたフレーム
レートで映像の配信を開始する。
信制御手段の処理の流れを示すフローチャートである。
映像配信管理手段２２は、映像管理テーブル内の映像属
性情報の表示モードを調べ、通常表示モードの映像数と
アイコン表示の映像数の数を数える。予め設定されてい
る通常表示用の単位時間当たりの表示可能な最大フレー
ム数を映像数分で割ることにより均等に通常表示の映像
フレームレートを計算する。同様に予め設定されている
アイコン表示での単位時間当たりの表示可能な最大フレ
ーム数からアイコン表示の１映像当たりフレームレート
計算する。映像属性情報に設定し、映像配信装置に映像
品質管理情報を通知する。映像配信管理手段２２から映
像品質管理情報の通知を受けた映像配信制御手段は、映
像配信手段に映像品質情報を設定し指定されたフレーム
レートで映像の配信を開始する。
【００２９】この発明による実施の形態１によれば、映
像情報を配信する映像配信装置１０と、前記映像配信装
置１０から通信手段を介して受信した映像情報を表示す
る表示制御装置２０とにより構成される映像監視システ
ムにおいて、前記映像配信装置１０は、映像の大きさと
フレームレートを制御する映像配信制御手段１１と、前
記映像配信制御手段１１の制御に基づいた映像サイズと
画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号化する
映像符号化手段１３と、前記映像配信制御手段１１の制
御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する映像
配信手段１４とを備えるとともに、前記表示制御装置２
０は、複数の前記映像配信装置１０，１０ａ，１０ｂか
ら映像情報を受信する受信手段２１と、前記受信手段２
１により受信した映像情報を映像復号化手段２３により
復号映像メモリ２４に復号し複数の映像情報を任意の大
きさとフレームレートで合成表示する映像合成表示手段
２５とを備えたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できる映像監視システムを得ることができる。
像情報を配信する映像配信装置１０と、前記映像配信装
置１０から通信手段を介して受信した映像情報を表示す
る表示制御装置２０とにより構成される映像監視システ
ムにおいて、前記映像配信装置１０は、映像の大きさと
フレームレートを制御する映像配信制御手段１１と、前
記映像配信制御手段１１の制御に基づいた映像サイズと
画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮・符号化する
映像符号化手段１３と、前記映像配信制御手段１１の制
御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する映像
配信手段１４とを備えるとともに、前記表示制御装置２
０は、複数の前記映像配信装置１０，１０ａ，１０ｂか
ら映像情報を受信する受信手段２１と、前記受信手段２
１により受信した映像情報を映像復号化手段２３により
復号映像メモリ２４に復号し複数の映像情報を任意の大
きさとフレームレートで合成表示する映像合成表示手段
２５とを備えたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できる映像監視システムを得ることができる。
【００３０】実施の形態２．この発明による実施の形態
２を図５および図６に基づいて説明する。図５は実施の
形態２における構成を示すブロック図である。図６は実
施の形態２における動作に係る処理の流れを示すフロー
チャートである。この実施の形態２において、ここで説
明する特有の構成以外の構成については、先に説明した
実施の形態１における構成と同様の構成を有し、同様の
効果を奏するものである。図中、同一または相当部分に
は同一の符号を付けている。
２を図５および図６に基づいて説明する。図５は実施の
形態２における構成を示すブロック図である。図６は実
施の形態２における動作に係る処理の流れを示すフロー
チャートである。この実施の形態２において、ここで説
明する特有の構成以外の構成については、先に説明した
実施の形態１における構成と同様の構成を有し、同様の
効果を奏するものである。図中、同一または相当部分に
は同一の符号を付けている。
【００３１】図５において、１０１，１０２，１０３，
１０４はカメラからなる撮像手段、１０はカメラ１０１
からの映像入力をデジタル化，符号化したネットワーク
３０を介して映像情報を配信する映像配信装置である。
１１は配信する映像情報のフレームレートやサイズを制
御する映像配信制御手段、１２はカメラからのアナログ
映像信号をデジタル化する映像入力手段、１３は映像入
力手段１２よりデジタル化された映像情報を映像圧縮技
術で圧縮符号化する映像符号化手段、１４は映像符号化
手段１３により符号化された映像を映像配信制御手段に
より指定されたフレームレートとサイズでネットワーク
などの通信手段に配信する映像配信手段で構成される。
２０は映像配信装置１０から配信される映像情報を受信
し、復号化し、コンピュータ等の監視装置の表示出力信
号と映像情報を合成し映像信号として出力する表示制御
装置である。２１は映像配信装置から配信されてくる映
像情報を受信する映像受信手段、２２は表示される全て
の映像のフレームレート、サイズ、圧縮率を管理して前
記映像配信制御手段に対して配信する映像情報のフレー
ムレート、サイズ、圧縮率を指示する映像配信管理手
段、２３は前記映像受信手段２１により受信した圧縮さ
れた映像情報を伸長，復号化する映像復号化手段、２４
は映像復号化手段により復号されたデジタル映像データ
を記憶する復号映像メモリ、２５は復号映像メモリ２４
とコンピュータが出力する映像出力信号に映像を合成し
て表示する映像合成表示手段で構成される。４０は前記
表示制御手段から出力される映像信号を表示するための
表示手段である。
１０４はカメラからなる撮像手段、１０はカメラ１０１
からの映像入力をデジタル化，符号化したネットワーク
３０を介して映像情報を配信する映像配信装置である。
１１は配信する映像情報のフレームレートやサイズを制
御する映像配信制御手段、１２はカメラからのアナログ
映像信号をデジタル化する映像入力手段、１３は映像入
力手段１２よりデジタル化された映像情報を映像圧縮技
術で圧縮符号化する映像符号化手段、１４は映像符号化
手段１３により符号化された映像を映像配信制御手段に
より指定されたフレームレートとサイズでネットワーク
などの通信手段に配信する映像配信手段で構成される。
２０は映像配信装置１０から配信される映像情報を受信
し、復号化し、コンピュータ等の監視装置の表示出力信
号と映像情報を合成し映像信号として出力する表示制御
装置である。２１は映像配信装置から配信されてくる映
像情報を受信する映像受信手段、２２は表示される全て
の映像のフレームレート、サイズ、圧縮率を管理して前
記映像配信制御手段に対して配信する映像情報のフレー
ムレート、サイズ、圧縮率を指示する映像配信管理手
段、２３は前記映像受信手段２１により受信した圧縮さ
れた映像情報を伸長，復号化する映像復号化手段、２４
は映像復号化手段により復号されたデジタル映像データ
を記憶する復号映像メモリ、２５は復号映像メモリ２４
とコンピュータが出力する映像出力信号に映像を合成し
て表示する映像合成表示手段で構成される。４０は前記
表示制御手段から出力される映像信号を表示するための
表示手段である。
【００３２】上記実施の形態１では、１台の映像配信装
置に１台のカメラを接続し、複数の映像配信装置から映
像情報を配信する構成について述べたが、この実施の形
態２では、図５に示すように、１台の映像配信装置に複
数のカメラを接続し、映像配信装置１台で構成する場合
の処理について述べる。
置に１台のカメラを接続し、複数の映像配信装置から映
像情報を配信する構成について述べたが、この実施の形
態２では、図５に示すように、１台の映像配信装置に複
数のカメラを接続し、映像配信装置１台で構成する場合
の処理について述べる。
【００３３】この構成では、１台の映像配信装置が配信
できる映像数は限られているため、映像配信装置側にも
映像毎の品質管理情報用のテーブルを用意し、配信する
映像情報のフレームレートや圧縮率を制御する。
できる映像数は限られているため、映像配信装置側にも
映像毎の品質管理情報用のテーブルを用意し、配信する
映像情報のフレームレートや圧縮率を制御する。
【００３４】図６に表示制御装置から映像品質管理情報
を受信した映像配信装置の処理の流れ図を示す。映像品
質管理情報を受信した映像配信制御手段は、映像品質情
報管理テーブルに受信した情報を登録する。映像品質情
報管理テーブル内の配信する映像のフレーム数を計算
し、配信可能な総フレーム数と比較して、配信可能なフ
レーム数をオーバーしている場合は、映像毎に割り当て
られているフレームレートと全体のフレームレートとの
割合を変えないようにフレームレートの再割り当てを行
う。その後、フレームレートを映像配信手段に再設定し
て、映像を配信する。
を受信した映像配信装置の処理の流れ図を示す。映像品
質管理情報を受信した映像配信制御手段は、映像品質情
報管理テーブルに受信した情報を登録する。映像品質情
報管理テーブル内の配信する映像のフレーム数を計算
し、配信可能な総フレーム数と比較して、配信可能なフ
レーム数をオーバーしている場合は、映像毎に割り当て
られているフレームレートと全体のフレームレートとの
割合を変えないようにフレームレートの再割り当てを行
う。その後、フレームレートを映像配信手段に再設定し
て、映像を配信する。
【００３５】この発明による実施の形態２によれば、実
施の形態１の構成において、前記映像配信装置１０に複
数のカメラ１０１，１０２，１０３，１０４からなる複
数の撮像手段を設けた映像入力手段を有し、１台の映像
配信装置１０から複数の映像情報を配信するようにした
ので、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に
応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できる
とともに、映像情報を一段と増加できる映像監視システ
ムを得ることができる。
施の形態１の構成において、前記映像配信装置１０に複
数のカメラ１０１，１０２，１０３，１０４からなる複
数の撮像手段を設けた映像入力手段を有し、１台の映像
配信装置１０から複数の映像情報を配信するようにした
ので、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に
応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できる
とともに、映像情報を一段と増加できる映像監視システ
ムを得ることができる。
【００３６】実施の形態３．この発明による実施の形態
３を図７および図８に基づいて説明する。図７は実施の
形態３における構成を示すブロック図である。図８は実
施の形態３における映像配信処理動作に係る処理の流れ
を示すフローチャートである。この実施の形態３におい
て、ここで説明する特有の構成以外の構成については、
先に説明した実施の形態１における構成と同様の構成を
有し、同様の効果を奏するものである。図中、同一また
は相当部分には同一の符号を付けている。
３を図７および図８に基づいて説明する。図７は実施の
形態３における構成を示すブロック図である。図８は実
施の形態３における映像配信処理動作に係る処理の流れ
を示すフローチャートである。この実施の形態３におい
て、ここで説明する特有の構成以外の構成については、
先に説明した実施の形態１における構成と同様の構成を
有し、同様の効果を奏するものである。図中、同一また
は相当部分には同一の符号を付けている。
【００３７】図７において、１０１，１０２，１０３，
１０４はカメラからなる撮像手段、１０はカメラ１０１
からの映像入力をデジタル化，符号化したネットワーク
３０を介して映像情報を配信する映像配信装置である。
１１は配信する映像情報のフレームレートやサイズを制
御する映像配信制御手段、１２はカメラからのアナログ
映像信号をデジタル化する映像入力手段、１３は映像入
力手段１２よりデジタル化された映像情報を映像圧縮技
術で圧縮符号化する映像符号化手段、１４は映像符号化
手段１３により符号化された映像を映像配信制御手段に
より指定されたフレームレートとサイズでネットワーク
などの通信手段に配信する映像通信手段で構成される。
１０ａ，１０ｂも、カメラ１０１ａ，１０２ａ，１０３
ａ，１０４および１０１ｂ，１０２ｂ，１０３ｂ，１０
４からなる撮像手段からの映像入力を受ける、同一ネッ
トワーク上にある映像配信装置である。２０は映像配信
装置１０から配信される映像情報を受信し、復号化し、
コンピュータ等の監視装置の表示出力信号と映像情報を
合成し映像信号として出力する表示制御装置である。２
１は映像配信装置から配信されてくる映像情報を受信す
る映像受信手段、２２は表示される全ての映像のフレー
ムレート、サイズ、圧縮率を管理して前記映像配信制御
手段に対して配信する映像情報のフレームレート、サイ
ズ、圧縮率を指示する映像配信管理手段、２３は前記映
像受信手段２１により受信した圧縮された映像情報を伸
長，復号化する映像復号化手段、２４は映像復号化手段
により復号されたデジタル映像データを記憶する復号映
像メモリ、２５は復号映像メモリ２４とコンピュータが
出力する映像出力信号に映像を合成して表示する映像合
成表示手段で構成される。４０は前記表示制御手段から
出力される映像信号を表示するための表示手段である。
１０４はカメラからなる撮像手段、１０はカメラ１０１
からの映像入力をデジタル化，符号化したネットワーク
３０を介して映像情報を配信する映像配信装置である。
１１は配信する映像情報のフレームレートやサイズを制
御する映像配信制御手段、１２はカメラからのアナログ
映像信号をデジタル化する映像入力手段、１３は映像入
力手段１２よりデジタル化された映像情報を映像圧縮技
術で圧縮符号化する映像符号化手段、１４は映像符号化
手段１３により符号化された映像を映像配信制御手段に
より指定されたフレームレートとサイズでネットワーク
などの通信手段に配信する映像通信手段で構成される。
１０ａ，１０ｂも、カメラ１０１ａ，１０２ａ，１０３
ａ，１０４および１０１ｂ，１０２ｂ，１０３ｂ，１０
４からなる撮像手段からの映像入力を受ける、同一ネッ
トワーク上にある映像配信装置である。２０は映像配信
装置１０から配信される映像情報を受信し、復号化し、
コンピュータ等の監視装置の表示出力信号と映像情報を
合成し映像信号として出力する表示制御装置である。２
１は映像配信装置から配信されてくる映像情報を受信す
る映像受信手段、２２は表示される全ての映像のフレー
ムレート、サイズ、圧縮率を管理して前記映像配信制御
手段に対して配信する映像情報のフレームレート、サイ
ズ、圧縮率を指示する映像配信管理手段、２３は前記映
像受信手段２１により受信した圧縮された映像情報を伸
長，復号化する映像復号化手段、２４は映像復号化手段
により復号されたデジタル映像データを記憶する復号映
像メモリ、２５は復号映像メモリ２４とコンピュータが
出力する映像出力信号に映像を合成して表示する映像合
成表示手段で構成される。４０は前記表示制御手段から
出力される映像信号を表示するための表示手段である。
【００３８】上記実施の形態１では、１台の映像配信装
置に１台のカメラを接続し、複数の映像配信装置から映
像情報を配信する構成について述べたが、この実施の形
態３では、図７に示すように、複数のカメラを接続した
複数の映像配信装置で構成する場合について述べる。
置に１台のカメラを接続し、複数の映像配信装置から映
像情報を配信する構成について述べたが、この実施の形
態３では、図７に示すように、複数のカメラを接続した
複数の映像配信装置で構成する場合について述べる。
【００３９】図８は、この構成の映像配信管理手段の処
理と映像配信制御手段の処理の流れを示すフローチャー
トである。映像配信手段２２は、映像管理テーブル内の
映像属性情報の表示モードを調べ、通常表示モードの映
像数とアイコン表示の映像数の数を数える。予め設定さ
れている通常表示用の単位時間あたりの表示可能な最大
フレーム数を映像数分で割ることにより均等に通常表示
の映像のフレームレートを計算する。同様に、予め設定
されているアイコン表示での単位時間あたりの表示可能
な最大フレーム数からアイコン表示の１映像あたりフレ
ームレートを計算し、映像属性情報に設定する。映像管
理テーブルを参照し、映像配信装置ごと総配信フレーム
数を計算する。映像配信装置ごとの配信可能な総フレー
ム数と比較して、配信可能な総フレーム数をオーバーし
ている場合は、映像ごとに割り当てられているフレーム
レートと映像配信装置全体のフレームレートとの割合を
変えないようにフレームレートの再割り当てを行う。映
像配信装置に映像品質管理情報を通知する。映像配信管
理手段２２から映像品質管理情報の通知を受けた映像配
信制御手段は、映像配信手段に映像品質情報を設定し指
定されたフレームレートで映像の配信を開始する。
理と映像配信制御手段の処理の流れを示すフローチャー
トである。映像配信手段２２は、映像管理テーブル内の
映像属性情報の表示モードを調べ、通常表示モードの映
像数とアイコン表示の映像数の数を数える。予め設定さ
れている通常表示用の単位時間あたりの表示可能な最大
フレーム数を映像数分で割ることにより均等に通常表示
の映像のフレームレートを計算する。同様に、予め設定
されているアイコン表示での単位時間あたりの表示可能
な最大フレーム数からアイコン表示の１映像あたりフレ
ームレートを計算し、映像属性情報に設定する。映像管
理テーブルを参照し、映像配信装置ごと総配信フレーム
数を計算する。映像配信装置ごとの配信可能な総フレー
ム数と比較して、配信可能な総フレーム数をオーバーし
ている場合は、映像ごとに割り当てられているフレーム
レートと映像配信装置全体のフレームレートとの割合を
変えないようにフレームレートの再割り当てを行う。映
像配信装置に映像品質管理情報を通知する。映像配信管
理手段２２から映像品質管理情報の通知を受けた映像配
信制御手段は、映像配信手段に映像品質情報を設定し指
定されたフレームレートで映像の配信を開始する。
【００４０】この発明による実施の形態３によれば、実
施の形態１における構成において、カメラ１０１，１０
２，１０３，１０４からなる複数の撮像手段を設けた映
像入力手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像
情報を配信する映像配信装置１０を複数備え、複数の前
記映像配信装置１０，１０ａ，１０ｂから１台当たり複
数の映像情報を配信するようにしたので、映像ごとに映
像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数映
像を同一画面上で適切に表示できるとともに、映像情報
を飛躍的に増加できる映像監視システムを得ることがで
きる。
施の形態１における構成において、カメラ１０１，１０
２，１０３，１０４からなる複数の撮像手段を設けた映
像入力手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像
情報を配信する映像配信装置１０を複数備え、複数の前
記映像配信装置１０，１０ａ，１０ｂから１台当たり複
数の映像情報を配信するようにしたので、映像ごとに映
像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数映
像を同一画面上で適切に表示できるとともに、映像情報
を飛躍的に増加できる映像監視システムを得ることがで
きる。
【００４１】実施の形態４．この発明による実施の形態
４を図９に基づいて説明する。図９は実施の形態４にお
ける構成を示すブロック図である。この実施の形態４に
おいて、ここで説明する特有の構成以外の構成について
は、先に説明した実施の形態１における構成と同様の構
成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、同一
または相当部分には同一の符号を付けている。
４を図９に基づいて説明する。図９は実施の形態４にお
ける構成を示すブロック図である。この実施の形態４に
おいて、ここで説明する特有の構成以外の構成について
は、先に説明した実施の形態１における構成と同様の構
成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、同一
または相当部分には同一の符号を付けている。
【００４２】上記実施の形態１では、ネットワーク上に
分散して配置された映像配信装置１０からの映像情報を
表示する場合について述べたが、図９に示すように、表
示制御装置２０に映像入力手段２６とアナログ映像メモ
リ２７を設け、復号映像メモリ２４とアナログ映像メモ
リ２７上の映像情報を合成して表示できるようにするこ
とにより、ネットワーク経由で配信される遠隔地からの
映像だけでなく、付近の映像も合成表示することができ
る。
分散して配置された映像配信装置１０からの映像情報を
表示する場合について述べたが、図９に示すように、表
示制御装置２０に映像入力手段２６とアナログ映像メモ
リ２７を設け、復号映像メモリ２４とアナログ映像メモ
リ２７上の映像情報を合成して表示できるようにするこ
とにより、ネットワーク経由で配信される遠隔地からの
映像だけでなく、付近の映像も合成表示することができ
る。
【００４３】この発明による実施の形態４によれば、実
施の形態１における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
施の形態１における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
【００４４】実施の形態５．この発明による実施の形態
５を図１０に基づいて説明する。図１０は実施の形態４
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
５において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
５を図１０に基づいて説明する。図１０は実施の形態４
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
５において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
【００４５】上記の実施の形態４では、実施の形態１の
構成に対して遠隔地の映像だけでなく、付近に設置され
るアナログの映像情報も合成表示する場合について述べ
たが、図１０に示すように、表示制御装置において実施
の形態４と同様の構成をとることにより、実施の形態２
の構成においても実施の形態４と同様の効果を得ること
ができる。
構成に対して遠隔地の映像だけでなく、付近に設置され
るアナログの映像情報も合成表示する場合について述べ
たが、図１０に示すように、表示制御装置において実施
の形態４と同様の構成をとることにより、実施の形態２
の構成においても実施の形態４と同様の効果を得ること
ができる。
【００４６】この発明による実施の形態５によれば、実
施の形態２における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
施の形態２における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
【００４７】実施の形態６．この発明による実施の形態
６を図１１に基づいて説明する。図１１は実施の形態６
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
６において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
６を図１１に基づいて説明する。図１１は実施の形態６
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
６において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
【００４８】上記の実施の形態４では、実施の形態１の
構成に対して遠隔地の映像だけでなく、付近に設置され
るアナログの映像情報も合成表示する場合について述べ
たが、図１１に示すように、表示制御装置において実施
の形態４と同様の構成をとることにより、実施の形態３
の構成においても実施の形態４と同様の効果を得ること
ができる。
構成に対して遠隔地の映像だけでなく、付近に設置され
るアナログの映像情報も合成表示する場合について述べ
たが、図１１に示すように、表示制御装置において実施
の形態４と同様の構成をとることにより、実施の形態３
の構成においても実施の形態４と同様の効果を得ること
ができる。
【００４９】この発明による実施の形態６によれば、実
施の形態３における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
施の形態３における構成を有するものであって、前記表
示制御装置２０に設けられカメラ１１１，１１２，１１
３からなる撮像手段の入力を受ける映像入力手段２６か
らの映像信号を記憶するアナログ映像メモリ２７からの
映像情報をデジタル化した入力映像と、前記映像配信装
置１０から配信され復号メモリ２４に記憶される映像情
報とを合成し、前記表示制御装置２０に設けられた映像
入力手段２６からの入力映像と前記映像配信装置１０か
ら配信される映像情報とによる複数の映像を表示する映
像合成表示手段２５を前記表示制御装置２０に設けたの
で、映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応
じた所望の複数映像を同一画面上で適切に表示でき、か
つ、前記映像配信装置１０から配信される映像情報とと
もに、表示制御装置２０に設けられた映像入力手段２６
からの入力映像を表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
【００５０】実施の形態７．この発明による実施の形態
７を図１２に基づいて説明する。図１２は実施の形態７
における動作を示すフローチャートである。この実施の
形態７において、ここで説明する特有の構成以外の構成
については、先に説明した実施の形態１における構成と
同様の構成を有し、同様の効果を奏するものである。
７を図１２に基づいて説明する。図１２は実施の形態７
における動作を示すフローチャートである。この実施の
形態７において、ここで説明する特有の構成以外の構成
については、先に説明した実施の形態１における構成と
同様の構成を有し、同様の効果を奏するものである。
【００５１】実施の形態１では、予め設定されている通
常表示用単位時間あたりの表示可能な最大フレーム数を
通常表示される映像数で均等に割っていたが、図１２に
示すように、映像配信制御手段１１を映像配信管理手段
２２（図１）によって均等割付処理の前段に映像品質管
理情報の優先度の値が最も高い映像に対して予め定めら
れているフルレート設定のフレーム数を割り当て、残り
を均等に割り付けるよう、映像配信制御手段１１を映像
配信管理手段２２による指示で制御することにより、優
先度の高い重要な映像を最も高い映像品質で監視できる
効果が得られる。
常表示用単位時間あたりの表示可能な最大フレーム数を
通常表示される映像数で均等に割っていたが、図１２に
示すように、映像配信制御手段１１を映像配信管理手段
２２（図１）によって均等割付処理の前段に映像品質管
理情報の優先度の値が最も高い映像に対して予め定めら
れているフルレート設定のフレーム数を割り当て、残り
を均等に割り付けるよう、映像配信制御手段１１を映像
配信管理手段２２による指示で制御することにより、優
先度の高い重要な映像を最も高い映像品質で監視できる
効果が得られる。
【００５２】この発明による実施の形態７によれば、映
像情報ごとに指定された優先度とフレームレートにて映
像を表示するために、優先度により映像情報のフレーム
レートを調節し、動的にフレームレートの変更を映像配
信制御手段１２に指示する映像配信管理手段２２を備え
るようにしたので、映像ごとに映像品質を制御すること
により目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切
に表示できるとともに、重要な映像を高い映像品質で監
視できる映像監視システムを得ることができる。
像情報ごとに指定された優先度とフレームレートにて映
像を表示するために、優先度により映像情報のフレーム
レートを調節し、動的にフレームレートの変更を映像配
信制御手段１２に指示する映像配信管理手段２２を備え
るようにしたので、映像ごとに映像品質を制御すること
により目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切
に表示できるとともに、重要な映像を高い映像品質で監
視できる映像監視システムを得ることができる。
【００５３】実施の形態８．この発明による実施の形態
８を図１３に基づいて説明する。図１３は実施の形態８
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
８において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
８を図１３に基づいて説明する。図１３は実施の形態８
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
８において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態１における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
【００５４】実施の形態１では、予め映像毎の表示モー
ドが決められている場合について述べたが、図１３に示
すように、表示制御装置のマウス等の操作入力手段４５
を具備することにより、注目したい監視映像アイコンを
例えばマウス等でクリックするといった操作入力で、注
目したい地点が選択された場合、映像配信管理手段は指
定された映像属性情報の表示モード属性をアイコン表示
から通常表に切り替え、図４に示す手順で映像配信制御
手段に対し、映像品質管理情報を通知する。通知された
映像配信装置の映像配信制御手段は、映像配信手段に対
して、サイズとフレームレートを指定して映像を配信さ
せる。映像配信装置から映像を受信した表示制御装置
は、配信された映像情報を受信した順に、映像配信管理
手段により指示された位置に合成表示する。このとき
に、他の映像配信装置は、監視映像アイコンを表示する
ための映像配信を続けているため、映像の更新が停止す
ることはない。
ドが決められている場合について述べたが、図１３に示
すように、表示制御装置のマウス等の操作入力手段４５
を具備することにより、注目したい監視映像アイコンを
例えばマウス等でクリックするといった操作入力で、注
目したい地点が選択された場合、映像配信管理手段は指
定された映像属性情報の表示モード属性をアイコン表示
から通常表に切り替え、図４に示す手順で映像配信制御
手段に対し、映像品質管理情報を通知する。通知された
映像配信装置の映像配信制御手段は、映像配信手段に対
して、サイズとフレームレートを指定して映像を配信さ
せる。映像配信装置から映像を受信した表示制御装置
は、配信された映像情報を受信した順に、映像配信管理
手段により指示された位置に合成表示する。このとき
に、他の映像配信装置は、監視映像アイコンを表示する
ための映像配信を続けているため、映像の更新が停止す
ることはない。
【００５５】この発明による実施の形態８によれば、表
示制御装置２０側に操作入力手段４５を設け、操作者の
選択により、映像情報の優先度，品質情報を動的に変更
する指示をカメラ１０１からなる撮像手段を設けた映像
入力手段１２を有する映像配信装置１０に対して行う映
像配信管理手段２２を備えるようにしたので、映像ごと
に映像品質を操作者によって確実に制御することによ
り、目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に
表示できる映像監視システムを得ることができる。
示制御装置２０側に操作入力手段４５を設け、操作者の
選択により、映像情報の優先度，品質情報を動的に変更
する指示をカメラ１０１からなる撮像手段を設けた映像
入力手段１２を有する映像配信装置１０に対して行う映
像配信管理手段２２を備えるようにしたので、映像ごと
に映像品質を操作者によって確実に制御することによ
り、目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切に
表示できる映像監視システムを得ることができる。
【００５６】実施の形態９．この発明による実施の形態
９を図１４に基づいて説明する。図１４は実施の形態９
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
９において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態８における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
９を図１４に基づいて説明する。図１４は実施の形態９
における構成を示すブロック図である。この実施の形態
９において、ここで説明する特有の構成以外の構成につ
いては、先に説明した実施の形態８における構成と同様
の構成を有し、同様の効果を奏するものである。図中、
同一または相当部分には同一の符号を付けている。
【００５７】上記実施の形態８では、１台の映像配信装
置に１台のカメラが接続されたシステム構成について述
べたが、図１４に示すように、複数のカメラが接続され
た複数の映像配信装置と１台の表示制御装置で構成した
場合は、操作入力で選択された監視映像アイコンの映像
属性情報の表示モードを通常表示に変更後、図８に示す
手順で映像配信装置に映像配信の要求が出される。この
構成においても、実施の形態８と同様の効果が得られ
る。
置に１台のカメラが接続されたシステム構成について述
べたが、図１４に示すように、複数のカメラが接続され
た複数の映像配信装置と１台の表示制御装置で構成した
場合は、操作入力で選択された監視映像アイコンの映像
属性情報の表示モードを通常表示に変更後、図８に示す
手順で映像配信装置に映像配信の要求が出される。この
構成においても、実施の形態８と同様の効果が得られ
る。
【００５８】この発明による実施の形態９によれば、実
施の形態８の構成を有するものにおいて、表示制御装置
２０側に操作入力手段４５を設け、操作者の選択によ
り、映像情報の優先度，品質情報を動的に変更する指示
をカメラ１０１，１０２，１０３，１０４からなる撮像
手段を設けた映像入力手段１２を有する複数の映像配信
装置１０，１０ａ，１０ｂに対して行う映像配信管理手
段２２を備えるようにしたので、映像ごとに映像品質を
操作者によって確実に制御することにより、目的に応じ
た所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できる映像
監視システムを得ることができる。
施の形態８の構成を有するものにおいて、表示制御装置
２０側に操作入力手段４５を設け、操作者の選択によ
り、映像情報の優先度，品質情報を動的に変更する指示
をカメラ１０１，１０２，１０３，１０４からなる撮像
手段を設けた映像入力手段１２を有する複数の映像配信
装置１０，１０ａ，１０ｂに対して行う映像配信管理手
段２２を備えるようにしたので、映像ごとに映像品質を
操作者によって確実に制御することにより、目的に応じ
た所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できる映像
監視システムを得ることができる。
【００５９】実施の形態１０．この発明による実施の形
態１０を図１５および図１６に基づいて説明する。図１
５は実施の形態１０における構成を示すブロック図であ
る。図１６は実施の形態１０における動作を示すフロー
チャートである。この実施の形態１０において、ここで
説明する特有の構成以外の構成については、先に説明し
た実施の形態８における構成と同様の構成を有し、同様
の効果を奏するものである。図中、同一または相当部分
には同一の符号を付けている。
態１０を図１５および図１６に基づいて説明する。図１
５は実施の形態１０における構成を示すブロック図であ
る。図１６は実施の形態１０における動作を示すフロー
チャートである。この実施の形態１０において、ここで
説明する特有の構成以外の構成については、先に説明し
た実施の形態８における構成と同様の構成を有し、同様
の効果を奏するものである。図中、同一または相当部分
には同一の符号を付けている。
【００６０】前記実施の形態８では、操作入力手段によ
り注目したい映像の表示品質を切り替える方法について
述べたが、図１５に示すように、遠隔地に設置された映
像配信装置上に、センサー等における変化を検知し映像
配信装置に入力するイベント入力手段４６を設け、前記
イベント入力手段４６の入力により、注目映像を切り替
える手順を図１６に示す。イベント入力手段４６からの
イベント入力を受けた映像配信制御手段は、イベント入
力ありの通知を映像配信管理手段に対して行う。イベン
ト入力ありの通知を受けた映像配信管理手段は、映像管
理テーブル内の映像属性情報を検索し、映像配信装置ア
ドレスにより映像属性情報を特定する。特定した映像属
性情報の表示モードを通常表示に切り替え、実施の形態
８と同様の処理で映像配信制御手段に映像品質管理情報
を通知する。イベント入力のあった映像の映像属性情報
に予め関連位置情報が設定されている場合は、映像表示
制御手段によりイベント入力のあった場所と関連のある
画面上の位置に表示することができる。
り注目したい映像の表示品質を切り替える方法について
述べたが、図１５に示すように、遠隔地に設置された映
像配信装置上に、センサー等における変化を検知し映像
配信装置に入力するイベント入力手段４６を設け、前記
イベント入力手段４６の入力により、注目映像を切り替
える手順を図１６に示す。イベント入力手段４６からの
イベント入力を受けた映像配信制御手段は、イベント入
力ありの通知を映像配信管理手段に対して行う。イベン
ト入力ありの通知を受けた映像配信管理手段は、映像管
理テーブル内の映像属性情報を検索し、映像配信装置ア
ドレスにより映像属性情報を特定する。特定した映像属
性情報の表示モードを通常表示に切り替え、実施の形態
８と同様の処理で映像配信制御手段に映像品質管理情報
を通知する。イベント入力のあった映像の映像属性情報
に予め関連位置情報が設定されている場合は、映像表示
制御手段によりイベント入力のあった場所と関連のある
画面上の位置に表示することができる。
【００６１】この発明による実施の形態１０によれば、
映像配信装置１０にイベント入力手段４６を設け、イベ
ントが発生した映像配信装置１０の映像情報の優先度，
品質情報を変更する指示を映像入力手段１２を有する映
像配信装置１０に対して行う映像配信管理手段２２を備
えるようにしたので、映像ごとに映像品質をイベントに
応じて制御することにより、目的に応じた所望の複数映
像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを
得ることができる。
映像配信装置１０にイベント入力手段４６を設け、イベ
ントが発生した映像配信装置１０の映像情報の優先度，
品質情報を変更する指示を映像入力手段１２を有する映
像配信装置１０に対して行う映像配信管理手段２２を備
えるようにしたので、映像ごとに映像品質をイベントに
応じて制御することにより、目的に応じた所望の複数映
像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを
得ることができる。
【００６２】実施の形態１１．この発明による実施の形
態１１を図１７に基づいて説明する。図１７は実施の形
態１０における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１１において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態１０における
構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。図中、同一または相当部分には同一の符号を付けて
いる。
態１１を図１７に基づいて説明する。図１７は実施の形
態１０における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１１において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態１０における
構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。図中、同一または相当部分には同一の符号を付けて
いる。
【００６３】上記実施の形態１０では、１台の映像配信
装置に対して、１台のカメラが接続されており、イベン
ト入力の手段も一つしかない場合について述べた。図１
７に示すように、複数のカメラを接続した複数の映像配
信装置で構成した場合は、配信制御装置のアドレスでイ
ベント入力のあったカメラを識別できないため、図１６
に示すイベント入力の通知処理において映像識別子の情
報を付加して通知することにより、映像属性情報を特定
し、表示モードを通常表示に切り替える。
装置に対して、１台のカメラが接続されており、イベン
ト入力の手段も一つしかない場合について述べた。図１
７に示すように、複数のカメラを接続した複数の映像配
信装置で構成した場合は、配信制御装置のアドレスでイ
ベント入力のあったカメラを識別できないため、図１６
に示すイベント入力の通知処理において映像識別子の情
報を付加して通知することにより、映像属性情報を特定
し、表示モードを通常表示に切り替える。
【００６４】この発明による実施の形態１１によれば、
映像配信装置１０にイベント入力手段４６を設け、イベ
ントが発生した映像配信装置１０の映像情報の優先度，
品質情報を変更する指示をカメラ１０１，１０２，１０
３，１０４からなる複数の撮像手段を設けた映像入力手
段１２を有する複数の映像配信装置１０，１０ａ，１０
ｂに対して行う映像配信管理手段２２を備えるようにし
たので、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質をイベン
トに応じて制御することにより、目的に応じた所望の複
数映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
映像配信装置１０にイベント入力手段４６を設け、イベ
ントが発生した映像配信装置１０の映像情報の優先度，
品質情報を変更する指示をカメラ１０１，１０２，１０
３，１０４からなる複数の撮像手段を設けた映像入力手
段１２を有する複数の映像配信装置１０，１０ａ，１０
ｂに対して行う映像配信管理手段２２を備えるようにし
たので、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質をイベン
トに応じて制御することにより、目的に応じた所望の複
数映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
【００６５】実施の形態１２．この発明による実施の形
態１２を図１８に基づいて説明する。図１８は実施の形
態１２における動作を示すフローチャートである。この
実施の形態１２において、ここで説明する特有の構成以
外の構成については、先に説明した実施の形態１におけ
る構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するもので
ある。
態１２を図１８に基づいて説明する。図１８は実施の形
態１２における動作を示すフローチャートである。この
実施の形態１２において、ここで説明する特有の構成以
外の構成については、先に説明した実施の形態１におけ
る構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するもので
ある。
【００６６】上記実施の形態１では、映像１フレームご
とに圧縮，符号化できる映像符号化方式を用いる場合に
ついて述べたが、フレーム毎の差分情報を使用した圧縮
符号化方式を用いた映像符号化手段を用いる場合の映像
配信処理の内容を図１８に示す。映像配信制御手段は、
映像品質管理情報を受信すると、映像配信手段に対し
て、映像品質管理情報を映像配信手段に設定する。映像
配信手段は、映像品質管理情報の表示モードにより、通
常モードであればそのまま配信し、アイコン表示であれ
ば基準フレームのみを送信するようにする。これによ
り、通常表示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイ
コンを表示できる。
とに圧縮，符号化できる映像符号化方式を用いる場合に
ついて述べたが、フレーム毎の差分情報を使用した圧縮
符号化方式を用いた映像符号化手段を用いる場合の映像
配信処理の内容を図１８に示す。映像配信制御手段は、
映像品質管理情報を受信すると、映像配信手段に対し
て、映像品質管理情報を映像配信手段に設定する。映像
配信手段は、映像品質管理情報の表示モードにより、通
常モードであればそのまま配信し、アイコン表示であれ
ば基準フレームのみを送信するようにする。これによ
り、通常表示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイ
コンを表示できる。
【００６７】この発明による実施の形態１２によれば、
実施の形態１における構成を有するものであって、前記
映像符号化手段１３（図１）において、フレーム差分情
報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、基準フ
レームを取り出してフレームごとの映像情報に変換する
圧縮映像変換手段を備えるようにしたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、通常表
示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示
できる映像監視システムを得ることができる。
実施の形態１における構成を有するものであって、前記
映像符号化手段１３（図１）において、フレーム差分情
報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、基準フ
レームを取り出してフレームごとの映像情報に変換する
圧縮映像変換手段を備えるようにしたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、通常表
示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示
できる映像監視システムを得ることができる。
【００６８】実施の形態１３．この発明による実施の形
態１３を図１９に基づいて説明する。図１９は実施の形
態１３における動作を示すフローチャートである。この
実施の形態１３において、ここで説明する特有の構成以
外の構成については、先に説明した実施の形態１２にお
ける構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するもの
である。
態１３を図１９に基づいて説明する。図１９は実施の形
態１３における動作を示すフローチャートである。この
実施の形態１３において、ここで説明する特有の構成以
外の構成については、先に説明した実施の形態１２にお
ける構成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するもの
である。
【００６９】上記実施の形態１２では、フレーム差分を
使用した圧縮方式を採用した場合のアイコン表示の方法
について述べたが、配信のための使用帯域を狭める手順
を図１９に示す。映像配信管理手段２２は、映像管理テ
ーブル内の映像属性情報の表示モードを調べ、通常表示
モードの映像数とアイコン表示の映像数の数を数える。
予め設定されている通常表示用の通信帯域を映像数分で
割ることにより均等に通常表示の映像のフレームレート
を計算する。同様に予め設定されているアイコン表示用
の通信帯域からアイコン表示の１映像当りの通信帯域を
計算する。映像属性情報に設定し、映像配信装置に映像
品質管理情報を通知する。映像配信管理手段２２から映
像品質管理情報の通知を受けた映像配信制御手段は、映
像配信手段に映像品質情報を設定し指定されたフレーム
レートで映像の配信を開始する。
使用した圧縮方式を採用した場合のアイコン表示の方法
について述べたが、配信のための使用帯域を狭める手順
を図１９に示す。映像配信管理手段２２は、映像管理テ
ーブル内の映像属性情報の表示モードを調べ、通常表示
モードの映像数とアイコン表示の映像数の数を数える。
予め設定されている通常表示用の通信帯域を映像数分で
割ることにより均等に通常表示の映像のフレームレート
を計算する。同様に予め設定されているアイコン表示用
の通信帯域からアイコン表示の１映像当りの通信帯域を
計算する。映像属性情報に設定し、映像配信装置に映像
品質管理情報を通知する。映像配信管理手段２２から映
像品質管理情報の通知を受けた映像配信制御手段は、映
像配信手段に映像品質情報を設定し指定されたフレーム
レートで映像の配信を開始する。
【００７０】この発明による実施の形態１３によれば、
実施の形態１２における構成を有するものであって、前
記映像符号化手段１３（図１）において、フレーム差分
情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、映像
サイズと配信する映像が使用する映像帯域を変更させる
映像配信制御手段を備えるようにしたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、通常表
示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示
できる映像監視システムを得ることができる。
実施の形態１２における構成を有するものであって、前
記映像符号化手段１３（図１）において、フレーム差分
情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、映像
サイズと配信する映像が使用する映像帯域を変更させる
映像配信制御手段を備えるようにしたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、通常表
示の映像品質を保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示
できる映像監視システムを得ることができる。
【００７１】実施の形態１４．この発明による実施の形
態１４を図２０に基づいて説明する。図２０は実施の形
態１４における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１４において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態３における構
成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。
態１４を図２０に基づいて説明する。図２０は実施の形
態１４における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１４において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態３における構
成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。
【００７２】上記実施の形態３では、一つの表示手段に
表示する場合について述べたが、図２０に示すように、
デジタル映像合成手段は、映像復号化手段２３，復号映
像メモリ２４，映像合成表示手段２５の組で、前記デジ
タル映像合成手段を表示手段の数と同数備え、映像配信
装置から配信された受信映像情報を映像分配手段２８に
より複数のデジタル映像合成手段に分配し、表示位置制
御手段２９により仮想大画面上の座標でそれぞれの映像
が表示されるように制御することで、複数の表示手段を
マトリックス状に配置して仮想大画面を構築した場合で
も、実施の形態３と同様の効果を得られる。
表示する場合について述べたが、図２０に示すように、
デジタル映像合成手段は、映像復号化手段２３，復号映
像メモリ２４，映像合成表示手段２５の組で、前記デジ
タル映像合成手段を表示手段の数と同数備え、映像配信
装置から配信された受信映像情報を映像分配手段２８に
より複数のデジタル映像合成手段に分配し、表示位置制
御手段２９により仮想大画面上の座標でそれぞれの映像
が表示されるように制御することで、複数の表示手段を
マトリックス状に配置して仮想大画面を構築した場合で
も、実施の形態３と同様の効果を得られる。
【００７３】この発明による実施の形態１４によれば、
実施の形態３の構成において、複数のディスプレイをマ
トリックス状に配置して、複数のディスプレイを仮想的
に単一の画面として表示する表示制御装置において、前
記映像合成表示手段を複数具備し、映像合成表示手段に
対して同一の映像情報を分配する映像情報分配手段と映
像情報を表示する位置を制御する表示位置制御手段を備
え、仮想画面上の任意の位置と大きさで映像情報を表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、複数のディスプレイを仮想的
に単一の画面として表示できる映像監視システムを得る
ことができる。
実施の形態３の構成において、複数のディスプレイをマ
トリックス状に配置して、複数のディスプレイを仮想的
に単一の画面として表示する表示制御装置において、前
記映像合成表示手段を複数具備し、映像合成表示手段に
対して同一の映像情報を分配する映像情報分配手段と映
像情報を表示する位置を制御する表示位置制御手段を備
え、仮想画面上の任意の位置と大きさで映像情報を表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、複数のディスプレイを仮想的
に単一の画面として表示できる映像監視システムを得る
ことができる。
【００７４】実施の形態１５．この発明による実施の形
態１５を図２１に基づいて説明する。図２１は実施の形
態１５における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１５において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態１における構
成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。図中、同一または相当部分には同一の符号を付けて
いる。
態１５を図２１に基づいて説明する。図２１は実施の形
態１５における構成を示すブロック図である。この実施
の形態１５において、ここで説明する特有の構成以外の
構成については、先に説明した実施の形態１における構
成と同様の構成を有し、同様の効果を奏するものであ
る。図中、同一または相当部分には同一の符号を付けて
いる。
【００７５】上記実施の形態１では、現在の監視映像の
みを表示する場合について述べた。図２１において、５
０は映像配信装置によって配信された映像情報を蓄積す
る映像蓄積配信装置で、５１は映像配信装置から配信さ
れる映像情報を受信する受信手段、５２は映像受信手段
５１により受信した映像情報を固定ディスク等の不揮発
性の記録媒体に蓄積する映像蓄積手段、５３は映像蓄積
手段５２に蓄積された映像情報を配信するための映像配
信手段、５４は映像配信手段により指定されたサイズと
フレームレートで映像を配信するように映像配信手段を
制御する映像配信制御手段、６０は映像情報を蓄積する
ための固定ディスクである。
みを表示する場合について述べた。図２１において、５
０は映像配信装置によって配信された映像情報を蓄積す
る映像蓄積配信装置で、５１は映像配信装置から配信さ
れる映像情報を受信する受信手段、５２は映像受信手段
５１により受信した映像情報を固定ディスク等の不揮発
性の記録媒体に蓄積する映像蓄積手段、５３は映像蓄積
手段５２に蓄積された映像情報を配信するための映像配
信手段、５４は映像配信手段により指定されたサイズと
フレームレートで映像を配信するように映像配信手段を
制御する映像配信制御手段、６０は映像情報を蓄積する
ための固定ディスクである。
【００７６】図２１のように構成した場合、映像配信管
理手段２２から映像配信装置１０に対して映像蓄積配信
装置５０に対して映像配信するように指示を出す。指示
を受けた映像配信装置は映像情報の配信を開始する。映
像受信手段５１により符号化された映像情報を受信す
る。受信された映像情報は、映像蓄積手段により固定デ
ィスク６０に蓄積される。映像配信管理手段２２によっ
て映像蓄積装置に対して、蓄積済みの映像情報の配信を
要求することにより、映像配信制御手段は映像配信手段
に対して蓄積された映像情報を配信するように指示を出
し、映像配信手段５３は蓄積された映像の配信を開始す
る。これにより、現在の映像だけでなく過去の映像につ
いても、同様の効果が得られる。
理手段２２から映像配信装置１０に対して映像蓄積配信
装置５０に対して映像配信するように指示を出す。指示
を受けた映像配信装置は映像情報の配信を開始する。映
像受信手段５１により符号化された映像情報を受信す
る。受信された映像情報は、映像蓄積手段により固定デ
ィスク６０に蓄積される。映像配信管理手段２２によっ
て映像蓄積装置に対して、蓄積済みの映像情報の配信を
要求することにより、映像配信制御手段は映像配信手段
に対して蓄積された映像情報を配信するように指示を出
し、映像配信手段５３は蓄積された映像の配信を開始す
る。これにより、現在の映像だけでなく過去の映像につ
いても、同様の効果が得られる。
【００７７】この発明による実施の形態１５によれば、
実施の形態１における構成において、前記映像配信装置
から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前記
受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積手
段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段で
蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在の
映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、現在の映像情報と過去の映像
情報を任意の位置とサイズで表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
実施の形態１における構成において、前記映像配信装置
から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前記
受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積手
段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段で
蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在の
映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、現在の映像情報と過去の映像
情報を任意の位置とサイズで表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
【００７８】
【発明の効果】第１の発明によれば、映像情報を配信す
る映像配信装置と、前記映像配信装置から通信手段を介
して受信した映像情報を表示する表示制御装置とにより
構成される映像監視システムにおいて、前記映像配信装
置は、映像の大きさとフレームレートを制御する映像配
信制御手段と、前記映像配信制御手段の制御に基づいた
映像サイズと画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮
・符号化する映像符号化手段と、前記映像配信制御手段
の制御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する
映像配信手段とを備えるとともに、前記表示制御装置
は、複数の前記映像配信装置から映像情報を受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した映像情報を映像
復号化手段により復号映像メモリに復号し複数の映像情
報を任意の大きさとフレームレートで合成表示する映像
合成表示手段とを備えたので、映像ごとに映像品質を制
御することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画
面上で適切に表示できる映像監視システムを得ることが
できる。
る映像配信装置と、前記映像配信装置から通信手段を介
して受信した映像情報を表示する表示制御装置とにより
構成される映像監視システムにおいて、前記映像配信装
置は、映像の大きさとフレームレートを制御する映像配
信制御手段と、前記映像配信制御手段の制御に基づいた
映像サイズと画質で映像情報を映像フレームごとに圧縮
・符号化する映像符号化手段と、前記映像配信制御手段
の制御に基づいたフレームレートで映像情報を配信する
映像配信手段とを備えるとともに、前記表示制御装置
は、複数の前記映像配信装置から映像情報を受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した映像情報を映像
復号化手段により復号映像メモリに復号し複数の映像情
報を任意の大きさとフレームレートで合成表示する映像
合成表示手段とを備えたので、映像ごとに映像品質を制
御することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画
面上で適切に表示できる映像監視システムを得ることが
できる。
【００７９】第２の発明によれば、第１の発明におい
て、前記映像配信装置に複数の撮像手段を設けた映像入
力手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像情報
を配信するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、映像情報を一段と増加
できる映像監視システムを得ることができる。
て、前記映像配信装置に複数の撮像手段を設けた映像入
力手段を有し、１台の映像配信装置から複数の映像情報
を配信するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、映像情報を一段と増加
できる映像監視システムを得ることができる。
【００８０】第３の発明によれば、第１の発明におい
て、複数の撮像手段を設けた映像入力手段を有し、１台
の映像配信装置から複数の映像情報を配信する映像配信
装置を複数備え、複数の前記映像配信装置から１台当た
り複数の映像情報を配信するようにしたので、映像ごと
に映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複
数映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、映像
情報を飛躍的に増加できる映像監視システムを得ること
ができる。
て、複数の撮像手段を設けた映像入力手段を有し、１台
の映像配信装置から複数の映像情報を配信する映像配信
装置を複数備え、複数の前記映像配信装置から１台当た
り複数の映像情報を配信するようにしたので、映像ごと
に映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複
数映像を同一画面上で適切に表示できるとともに、映像
情報を飛躍的に増加できる映像監視システムを得ること
ができる。
【００８１】第４の発明によれば、第１ないし第３の発
明において、前記表示制御装置に設けられた映像入力手
段からの入力映像と、前記映像配信装置から配信される
映像情報とを合成し、前記表示制御装置に設けられた映
像入力手段からの入力映像と前記映像配信装置から配信
される映像情報とによる複数の映像を表示する映像合成
表示手段を前記表示制御装置に設けたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示でき、かつ、前記映像配
信装置から配信される映像情報とともに表示制御装置に
設けられた映像入力手段からの入力映像を表示できる映
像監視システムを得ることができる。
明において、前記表示制御装置に設けられた映像入力手
段からの入力映像と、前記映像配信装置から配信される
映像情報とを合成し、前記表示制御装置に設けられた映
像入力手段からの入力映像と前記映像配信装置から配信
される映像情報とによる複数の映像を表示する映像合成
表示手段を前記表示制御装置に設けたので、映像ごとに
映像品質を制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示でき、かつ、前記映像配
信装置から配信される映像情報とともに表示制御装置に
設けられた映像入力手段からの入力映像を表示できる映
像監視システムを得ることができる。
【００８２】第５の発明によれば、第１ないし第３の発
明において、前記表示制御装置上に全体の映像表示用の
通信帯域を映像ごとに均等に分割し、映像配信手段に対
して、フレームレートの変更を指示する映像配信制御管
理手段を備えるので、映像ごとに映像品質を的確に制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できる映像監視システムを得ることがで
きる。
明において、前記表示制御装置上に全体の映像表示用の
通信帯域を映像ごとに均等に分割し、映像配信手段に対
して、フレームレートの変更を指示する映像配信制御管
理手段を備えるので、映像ごとに映像品質を的確に制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できる映像監視システムを得ることがで
きる。
【００８３】第６の発明によれば、第１の発明におい
て、映像情報ごとに指定された優先度とフレームレート
にて映像を表示するために、優先度により映像情報のフ
レームレートを調節し、フレームレートの変更を映像配
信制御手段に指示する映像配信管理手段を備えるので、
映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応じた
所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できるととも
に、重要な映像を高い映像品質で監視できる映像監視シ
ステムを得ることができる。
て、映像情報ごとに指定された優先度とフレームレート
にて映像を表示するために、優先度により映像情報のフ
レームレートを調節し、フレームレートの変更を映像配
信制御手段に指示する映像配信管理手段を備えるので、
映像ごとに映像品質を制御することにより目的に応じた
所望の複数映像を同一画面上で適切に表示できるととも
に、重要な映像を高い映像品質で監視できる映像監視シ
ステムを得ることができる。
【００８４】第７の発明によれば、第１の発明におい
て、表示制御装置側に操作入力手段を設け、操作者の選
択により、映像情報の優先度，品質情報を変更する指示
を映像入力手段を有する映像配信装置に対して行う映像
配信管理手段を備えるので、映像ごとに映像品質を操作
者によって確実に制御することにより目的に応じた所望
の複数映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視シ
ステムを得ることができる。
て、表示制御装置側に操作入力手段を設け、操作者の選
択により、映像情報の優先度，品質情報を変更する指示
を映像入力手段を有する映像配信装置に対して行う映像
配信管理手段を備えるので、映像ごとに映像品質を操作
者によって確実に制御することにより目的に応じた所望
の複数映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視シ
ステムを得ることができる。
【００８５】第８の発明によれば、第３の発明におい
て、表示制御装置側に操作入力手段を設け、操作者の選
択により、映像情報の優先度，品質情報を変更する指示
を複数の撮像手段を設けた映像入力手段を有する複数の
映像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質を操作者によ
って確実に制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システム
を得ることができる。
て、表示制御装置側に操作入力手段を設け、操作者の選
択により、映像情報の優先度，品質情報を変更する指示
を複数の撮像手段を設けた映像入力手段を有する複数の
映像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質を操作者によ
って確実に制御することにより目的に応じた所望の複数
映像を同一画面上で適切に表示できる映像監視システム
を得ることができる。
【００８６】第９の発明によれば、第２の発明におい
て、映像配信装置にイベント入力手段を設け、イベント
が発生した映像配信装置の映像情報の優先度，品質情報
を変更する指示を複数の映像入力手段を有する１台の映
像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、一段と増加した映像ごとに映像品質をイベントに応
じて制御することにより目的に応じた所望の複数映像を
同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを得る
ことができる。
て、映像配信装置にイベント入力手段を設け、イベント
が発生した映像配信装置の映像情報の優先度，品質情報
を変更する指示を複数の映像入力手段を有する１台の映
像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、一段と増加した映像ごとに映像品質をイベントに応
じて制御することにより目的に応じた所望の複数映像を
同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを得る
ことができる。
【００８７】第１０の発明によれば、第３の発明におい
て、映像配信装置にイベント入力手段を設け、イベント
が発生した映像配信装置の映像情報の優先度，品質情報
を変更する指示を複数の映像入力手段を有する複数の映
像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質をイベントに
応じて制御することにより目的に応じた所望の複数映像
を同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを得
ることができる。
て、映像配信装置にイベント入力手段を設け、イベント
が発生した映像配信装置の映像情報の優先度，品質情報
を変更する指示を複数の映像入力手段を有する複数の映
像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えるの
で、飛躍的に増加した映像ごとに映像品質をイベントに
応じて制御することにより目的に応じた所望の複数映像
を同一画面上で適切に表示できる映像監視システムを得
ることができる。
【００８８】第１１の発明によれば、第１の発明におい
て、前記映像符号化手段において、フレーム差分情報を
使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、基準フレー
ムを取り出してフレームごとの映像情報に変換する圧縮
映像変換手段を備えるので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、通常表示の映像品質を
保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示できる映像監視
システムを得ることができる。
て、前記映像符号化手段において、フレーム差分情報を
使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、基準フレー
ムを取り出してフレームごとの映像情報に変換する圧縮
映像変換手段を備えるので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、通常表示の映像品質を
保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示できる映像監視
システムを得ることができる。
【００８９】第１２の発明によれば、第１１の発明にお
いて、前記映像符号化手段において、フレーム差分情報
を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、映像サイ
ズと配信する映像が使用する映像帯域を変更させる映像
配信制御手段を備えるので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、通常表示の映像品質を
保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示でき、かつ、通
信帯域を狭められる映像監視システムを得ることができ
る。
いて、前記映像符号化手段において、フレーム差分情報
を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用し、映像サイ
ズと配信する映像が使用する映像帯域を変更させる映像
配信制御手段を備えるので、映像ごとに映像品質を制御
することにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面
上で適切に表示できるとともに、通常表示の映像品質を
保ちつつ多数の監視映像アイコンを表示でき、かつ、通
信帯域を狭められる映像監視システムを得ることができ
る。
【００９０】第１３の発明によれば、複数のディスプレ
イををマトリックス状に配置して、複数のディスプレイ
を仮想的に単一の画面として表示する表示制御装置にお
いて、前記映像合成表示手段を複数具備し、映像合成表
示手段に対して同一の映像情報を分配する映像情報分配
手段と映像情報を表示する位置を制御する表示位置制御
手段を備え、仮想画面上の任意の位置と大きさで映像情
報を表示するので、映像ごとに映像品質を制御すること
により目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切
に表示できるとともに、複数のディスプレイを仮想的に
単一の画面として表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
イををマトリックス状に配置して、複数のディスプレイ
を仮想的に単一の画面として表示する表示制御装置にお
いて、前記映像合成表示手段を複数具備し、映像合成表
示手段に対して同一の映像情報を分配する映像情報分配
手段と映像情報を表示する位置を制御する表示位置制御
手段を備え、仮想画面上の任意の位置と大きさで映像情
報を表示するので、映像ごとに映像品質を制御すること
により目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適切
に表示できるとともに、複数のディスプレイを仮想的に
単一の画面として表示できる映像監視システムを得るこ
とができる。
【００９１】第１４の発明によれば、第１０の発明にお
いて、前記映像配信管理手段により優先度，品質情報を
変更された映像を関連する位置にウインドウとして表示
する映像表示制御手段を備えるので、映像ごとに映像品
質を制御することにより目的に応じた所望の複数映像を
同一画面上で適切に表示できるとともに、優先度，品質
情報を変更された映像を関連する位置にウインドウとし
て表示できる映像監視システムを得ることができる。
いて、前記映像配信管理手段により優先度，品質情報を
変更された映像を関連する位置にウインドウとして表示
する映像表示制御手段を備えるので、映像ごとに映像品
質を制御することにより目的に応じた所望の複数映像を
同一画面上で適切に表示できるとともに、優先度，品質
情報を変更された映像を関連する位置にウインドウとし
て表示できる映像監視システムを得ることができる。
【００９２】第１５の発明によれば、第１０の発明にお
いて、前記映像配信管理手段により優先度，品質情報を
変更された映像を予め決められた位置に移動して表示す
る表示位置制御手段を備えるので、映像ごとに映像品質
を制御することにより目的に応じた所望の複数映像を同
一画面上で適切に表示できるとともに、優先度，品質情
報を変更された映像を予め決められた位置に移動して表
示できる映像監視システムを得ることができる。
いて、前記映像配信管理手段により優先度，品質情報を
変更された映像を予め決められた位置に移動して表示す
る表示位置制御手段を備えるので、映像ごとに映像品質
を制御することにより目的に応じた所望の複数映像を同
一画面上で適切に表示できるとともに、優先度，品質情
報を変更された映像を予め決められた位置に移動して表
示できる映像監視システムを得ることができる。
【００９３】第１６の発明によれば、前記映像配信装置
から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前記
受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積手
段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段で
蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在の
映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、現在の映像情報と過去の映像
情報を任意の位置とサイズで表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
から配信される映像情報を受信する映像受信手段、前記
受信手段により受信した映像情報を蓄積する映像蓄積手
段、前記映像配信制御手段に基づき前記映像蓄積手段で
蓄積された映像を配信する映像配信装置を備え、現在の
映像情報と過去の映像情報を任意の位置とサイズで表示
するようにしたので、映像ごとに映像品質を制御するこ
とにより目的に応じた所望の複数映像を同一画面上で適
切に表示できるとともに、現在の映像情報と過去の映像
情報を任意の位置とサイズで表示できる映像監視システ
ムを得ることができる。
【図１】 この発明による実施の形態１における構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】 この発明による実施の形態１における表示画
面の例を示す平面図である。
面の例を示す平面図である。
【図３】 この発明による実施の形態１における映像表
示管理テーブルを示す説明図である。
示管理テーブルを示す説明図である。
【図４】 この発明による実施の形態１における処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図５】 この発明による実施の形態２における構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図６】 この発明による実施の形態２における処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図７】 この発明による実施の形態３における構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図８】 この発明による実施の形態３における処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図９】 この発明による実施の形態４における構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図１０】 この発明による実施の形態５における構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図１１】 この発明による実施の形態６における構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図１２】 この発明による実施の形態７における処理
の流れを示すフローチャートである。
の流れを示すフローチャートである。
【図１３】 この発明による実施の形態８における構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図１４】 この発明による実施の形態９における構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図１５】 この発明による実施の形態１０における構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図１６】 この発明による実施の形態１０における処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図１７】 この発明による実施の形態１１における構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図１８】 この発明による実施の形態１２における処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図１９】 この発明による実施の形態１３における処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図２０】 この発明による実施の形態１４における構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２１】 この発明による実施の形態１５における構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２２】 従来技術による映像監視システムの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
１０，１０ａ，１０ｂ 映像配信装置、１１ 映像配信
制御手段、１２ 映像入力手段、１３ 映像符号化手
段、１４ 映像配信手段、２０ 表示制御手段、２１
映像受信手段、２２ 映像配信手段、２３，２３ａ，２
３ｂ 映像復号化手段、２４，２４ａ，２４ｂ 復号映
像メモリ、２５，２５ａ，２５ｂ 映像合成手段、２６
映像入力手段、２７ アナログ映像メモリ、２８ 映
像分配手段、２９ 表示位置制御手段、３０ ネットワ
ーク、４０，４１，４２ 表示手段、４５ 操作入力手
段、４６ イベント入力手段、５０ 映像蓄積装置、５
１映像受信手段、５２ 映像蓄積手段、５３ 映像配信
手段、６０ 固定ディスク、７０ 映像切替手段、７１
映像入力手段、７２ 映像メモリ、７３ 表示出力手
段、７４ メモリ制御手段、７５ 主制御手段、７６
操作入力手段。
制御手段、１２ 映像入力手段、１３ 映像符号化手
段、１４ 映像配信手段、２０ 表示制御手段、２１
映像受信手段、２２ 映像配信手段、２３，２３ａ，２
３ｂ 映像復号化手段、２４，２４ａ，２４ｂ 復号映
像メモリ、２５，２５ａ，２５ｂ 映像合成手段、２６
映像入力手段、２７ アナログ映像メモリ、２８ 映
像分配手段、２９ 表示位置制御手段、３０ ネットワ
ーク、４０，４１，４２ 表示手段、４５ 操作入力手
段、４６ イベント入力手段、５０ 映像蓄積装置、５
１映像受信手段、５２ 映像蓄積手段、５３ 映像配信
手段、６０ 固定ディスク、７０ 映像切替手段、７１
映像入力手段、７２ 映像メモリ、７３ 表示出力手
段、７４ メモリ制御手段、７５ 主制御手段、７６
操作入力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｕ Ｇ０９Ｇ 5/00 ５５５Ａ ５５５Ｄ (72)発明者 猪飼 誉夫 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5C054 AA01 CC02 DA09 EA01 EA03 EA05 FE18 HA00 5C082 AA12 BA12 BB15 BB28 BB44 BD06 BD07 CA32 CA55 CA62 DA53 DA63 DA86 MM05 MM09 MM10
Claims (16)
- 【請求項１】 映像情報を配信する映像配信装置と、前
記映像配信装置から通信手段を介して受信した映像情報
を表示する表示制御装置とにより構成される映像監視シ
ステムにおいて、前記映像配信装置は、映像の大きさと
フレームレートを制御する映像配信制御手段と、前記映
像配信制御手段の制御に基づいた映像サイズと画質で映
像情報を映像フレームごとに圧縮・符号化する映像符号
化手段と、前記映像配信制御手段の制御に基づいたフレ
ームレートで映像情報を配信する映像配信手段とを備え
るとともに、前記表示制御装置は、複数の前記映像配信
装置から映像情報を受信する受信手段と、前記受信手段
により受信した映像情報を映像復号化手段により復号映
像メモリに復号し複数の映像情報を任意の大きさとフレ
ームレートで合成表示する映像合成表示手段とを備えた
ことを特徴とする映像監視システム。 - 【請求項２】 前記映像配信装置に複数の撮像手段を設
けた映像入力手段を有し、１台の映像配信装置から複数
の映像情報を配信することを特徴とする請求項１に記載
の映像監視システム。 - 【請求項３】 複数の撮像手段を設けた映像入力手段を
有し、１台の映像配信装置から複数の映像情報を配信す
る映像配信装置を複数備え、複数の前記映像配信装置か
ら１台当たり複数の映像情報を配信することを特徴とす
る請求項１に記載の映像監視システム。 - 【請求項４】 前記表示制御装置に設けられた映像入力
手段からの入力映像と、前記映像配信装置から配信され
る映像情報とを合成し、前記表示制御装置に設けられた
映像入力手段からの入力映像と前記映像配信装置から配
信される映像情報とによる複数の映像を表示する映像合
成表示手段を前記表示制御装置に設けたことを特徴とす
る請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の映像監視
システム。 - 【請求項５】 前記表示制御装置上に全体の映像表示用
の通信帯域を映像ごとに均等に分割し、映像配信手段に
対して、フレームレートの変更を指示する映像配信制御
管理手段を備えることを特徴とする請求項１ないし請求
項３のいずれかに記載の映像監視システム。 - 【請求項６】 映像情報ごとに指定された優先度とフレ
ームレートにて映像を表示するために、優先度により映
像情報のフレームレートを調節し、フレームレートの変
更を映像配信制御手段に指示する映像配信管理手段を備
えることを特徴とする請求項１に記載の映像監視システ
ム。 - 【請求項７】 表示制御装置側に操作入力手段を設け、
操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情報を変
更する指示を映像入力手段を有する映像配信装置に対し
て行う映像配信管理手段を備えることを特徴とする請求
項１に記載の映像監視システム。 - 【請求項８】 表示制御装置側に操作入力手段を設け、
操作者の選択により、映像情報の優先度，品質情報を変
更する指示を複数の撮像手段を設けた映像入力手段を有
する複数の映像配信装置に対して行う映像配信管理手段
を備えることを特徴とする請求項３に記載の映像監視シ
ステム。 - 【請求項９】 映像配信装置にイベント入力手段を設
け、イベントが発生した映像配信装置の映像情報の優先
度，品質情報を変更する指示を映像入力手段を有する映
像配信装置に対して行う映像配信管理手段を備えること
を特徴とする請求項１に記載の映像監視システム。 - 【請求項１０】 映像配信装置にイベント入力手段を設
け、イベントが発生した映像配信装置の映像情報の優先
度，品質情報を変更する指示を複数の映像入力手段を有
する複数の映像配信装置に対して行う映像配信管理手段
を備えることを特徴とする請求項３に記載の映像監視シ
ステム。 - 【請求項１１】 前記映像符号化手段において、フレー
ム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用
し、基準フレームを取り出してフレームごとの映像情報
に変換する圧縮映像変換手段を備えることを特徴とする
請求項１に記載の映像監視システム。 - 【請求項１２】 前記映像符号化手段において、フレー
ム差分情報を使用して圧縮率を高めた圧縮方式を使用
し、映像サイズと配信する映像が使用する映像帯域を変
更させる映像配信制御手段を備えることを特徴とする請
求項１１に記載の映像監視システム。 - 【請求項１３】 複数のディスプレイををマトリックス
状に配置して、複数のディスプレイを仮想的に単一の画
面として表示する表示制御装置において、前記映像合成
表示手段を複数具備し、映像合成表示手段に対して同一
の映像情報を分配する映像情報分配手段と映像情報を表
示する位置を制御する表示位置制御手段を備え、仮想画
面上の任意の位置と大きさで映像情報を表示することを
特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の
映像監視システム。 - 【請求項１４】 前記映像配信管理手段により優先度，
品質情報を変更された映像を関連する位置にウインドウ
として表示する映像表示制御手段を備えることを特徴と
する請求項１０に記載の映像監視システム。 - 【請求項１５】 前記映像配信管理手段により優先度，
品質情報を変更された映像を予め決められた位置に移動
して表示する表示位置制御手段を備えることを特徴とす
る請求項１０に記載の映像監視システム。 - 【請求項１６】 前記映像配信装置から配信される映像
情報を受信する映像受信手段、前記受信手段により受信
した映像情報を蓄積する映像蓄積手段、前記映像配信制
御手段に基づき前記映像蓄積手段で蓄積された映像を配
信する映像配信装置を備え、現在の映像情報と過去の映
像情報を任意の位置とサイズで表示することを特徴とす
る請求項１ないし請求項１５のいずれかに記載の映像監
視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001156229A JP2002351438A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 映像監視システム |
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