JP2002344593A - 折り畳み型情報機器 - Google Patents

折り畳み型情報機器

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JP2002344593A JP2001149218A JP2001149218A JP2002344593A JP 2002344593 A JP2002344593 A JP 2002344593A JP 2001149218 A JP2001149218 A JP 2001149218A JP 2001149218 A JP2001149218 A JP 2001149218A JP 2002344593 A JP2002344593 A JP 2002344593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒンジ部を中心に開閉自在な構造を有し、折
り畳んだときこの状態を確実に保持する一方で、必要な
ときにこれを簡単に開くことのできる折り畳み型情報機
器を得ること。 【解決手段】 携帯電話機101等の折り畳み型情報機
器はヒンジ部104によって上部筐体102と下部筐体
103を開閉自在としている。上部筐体102内には永
久磁石106が配置されており、下部筐体103内には
これに対向する位置に電磁石107が配置されている。
スイッチ109を押していない状態で励磁制御部108
は永久磁石106と吸引する方向に電磁石107を励磁
し、折り畳んだ状態を確実に保持させる。スイッチ10
9を押すと、電磁石107は反対の磁極を発生させて永
久磁石106との間で反発力を発生させ、上部筐体10
2と下部筐体103内を開いた状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は未使用時に折り畳む
ことのできる携帯電話機等の折り畳み型情報機器に係わ
り、特に閉じた状態から簡単に開くことのできる折り畳
み型情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の小型の情報機器が数多く
使用されている。このような情報機器はディスプレイの
表示面積や操作面を広くとる要請がある一方で、携行時
にはコンパクトな形状であることも要請されている。こ
のような相反する要請を満たすために情報機器を未使用
時に折り畳むことができるようにした折り畳み型情報機
器が多くなってきている。
【0003】このような折り畳み型情報機器では、携行
するときに折り畳まれた状態を保持する必要がある。こ
のために、この種の情報機器では、強い力を作用しない
とヒンジ機構が回転しにくい機構となっていたり、情報
機器が閉じ合わされるとこの状態が保持されるようなロ
ック機構が採用されていることが多い。ところがこのよ
うな機構を採用すると、次のような問題が発生する。ま
ずヒンジ機構を回転しにいく機構にすると、情報機器の
折り畳まれた部分を開こうとしても、かなり強い力を必
要とする場合が多かった。したがって、情報機器を片手
に持った場合、操作を行い辛いという問題があった。
【0004】次にヒンジ機構を中心に情報機器を折り畳
んだときこの状態を保持させるためにロック機構を採用
するものでは、これを開く際にロック機構の解除操作が
必要であった。
【0005】そこで特開平9−181803号公報で
は、携帯電話機の上部パネルの側面に略L字形鉤状の切
欠き凹部を設け、ロックツマミの先端の突起片をこれに
係合させて閉状態にする一方、ロックツマミを動かして
切欠き凹部との係合を解くことで、開状態にするように
した技術が開示されている。
【0006】ところがこの技術では、ロックツマミを動
かして切欠き凹部との係合を解除するという操作の後
に、折り畳まれた携帯電話機を開くという操作が必要に
なる。携帯電話機を開くという操作は、携帯電話機の種
類(タイプ)によってはかなり煩雑な作業となる。これ
を携帯電話機のタイプ別に次に説明する。
【0007】図11は携帯電話機の第1のタイプについ
て、これらを側方から見たものである。この第1のタイ
プの携帯電話機11では、上部筐体12の一端にアンテ
ナ13が取り付けられている。上部筐体12と下部筐体
14は、ヒンジ機構からなるヒンジ部15によって開閉
自在となっているが、ヒンジ部15は上部筐体12のア
ンテナ13が取り付けられた端部と反対側に配置されて
いる。したがって、この第1のタイプの携帯電話機11
では、閉状態を解除してしまえばアンテナ13を矢印方
向16に持ち上げることで、簡単に電話機の操作面を開
くことができる。ところが、このような操作ができにく
い携帯電話機も存在する。
【0008】図12および図13は、第2および第3の
タイプの携帯電話機を側方から見たものである。これら
の図で図11と同一部分には同一の符号を付しており、
これらの説明を適宜省略する。図12に示した第2のタ
イプの携帯電話機17では、アンテナ13が下部筐体1
4のヒンジ部15側に配置されている。このため、アン
テナ13を開閉のための道具として利用することができ
ない。また、図13に示した第3のタイプの携帯電話機
18では上部筐体12の方が下部筐体14よりもヒンジ
部15からの長さが短い。このため第2のタイプの携帯
電話機17と同様に上部筐体12を開くための引っ掛か
りとなる部分がない。したがって、これら第2および第
3のタイプの携帯電話機17、18では、これらを一方
の手のみを使用して開こうとすると、操作に手間取り、
簡単かつ迅速に開くことができないという問題がある。
【0009】図14は、このような問題を解決する携帯
電話機を示したものである。特開平8−097891号
公報で開示されたこの提案の携帯電話機21は、上部筐
体12と下部筐体14を連結するヒンジ部15の軸22
にコイルバネ23を配設している。コイルバネ23は、
上部筐体12と下部筐体14が開く方向にその力を作用
させている。したがって、その他の外力が作用していな
い状態では、この図14に示したように上部筐体12が
機構上で限界とされる角度まで開いた状態となってい
る。
【0010】この携帯電話機21の上部筐体12の所定
の位置に第1の磁石25を埋設している。下部筐体14
には第1の磁石25と反対の磁極の第2の磁石26が移
動自在に配置されている。この第2の磁石26は連結部
材27に取り付けられており、押圧スイッチ28を押す
ことによって連結部材27の軸方向に往復動自在となっ
ている。
【0011】このような構成の携帯電話機21が折り畳
まれた状態にあるものとする。押圧スイッチ28が押さ
れていない状態では、第2の磁石26が第1の磁石25
と対向する位置に配置されるようになっている。したが
って、コイルバネ23の力に逆らって上部筐体12と下
部筐体14を閉じ合わせれば、第1の磁石25と第2の
磁石26が互いに吸引し、携帯電話機21は閉じた状態
を保持することになる。携帯電話機21を開くときには
押圧スイッチ28を押して、第2の磁石26を第1の磁
石25から距離的に遠ざけて、磁力の影響を軽減すれば
よい。これにより、コイルバネ23の作用で上部筐体1
2が開くことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この特開平
8−097891号公報に開示された技術では、連結部
材27および押圧スイッチ28を用いて第2の磁石26
を移動させるようになっている。このため、これらの配
置にかなりのスペースが必要になるという問題があっ
た。また、永久磁石を使用しているので、実装部品に磁
力が常に作用することになり、長期的に悪影響が生じる
可能性があった。
【0013】そこで本発明の目的は、ヒンジ部を中心に
開閉自在な構造を有し、折り畳んだときこの状態を確実
に保持する一方で、必要なときにこれを簡単に開くこと
のできる折り畳み型情報機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)内部に永久磁石を配置した第1の筐体と、
(ロ)ヒンジ機構によってこの第1の筐体と開閉自在に
配置され、閉じ合わされた状態で第1の筐体の永久磁石
と対向する部位に電磁石を配置した第2の筐体と、
(ハ)これら第1および第2の筐体を開くための開方向
指示を行う開方向指示手段と、(ニ)この開方向指示手
段が開方向指示を行っていない状態で電磁石を永久磁石
と引き合う方向に磁極を発生させると共に、開方向指示
手段が開方向指示を行った状態で電磁石を永久磁石と反
発する方向に磁極を発生させる励磁手段とを折り畳み型
情報機器に具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、ヒンジ
機構によって開閉自在とされた第1および第2の筐体の
うちの第1の筐体に永久磁石を配置しておき、第2の筐
体には電磁石を配置しておく。また、所定の位置には第
1および第2の筐体を開くための開方向指示を行う開方
向指示手段を配置しておく。なお、第1の筐体と第2の
筐体のいずれが操作キーを配置した側であり、いずれが
ディスプレイを配置した側であるかは特に取り決める必
要はない。開方向指示手段も第1の筐体と第2の筐体の
いずれかに配置されていても良いし、それ以外の筐体あ
るいはヒンジ機構に配置されていても良い。本発明で
は、励磁手段によって電磁石を永久磁石と吸引する方向
に磁極を発生させたり、この逆に反発する方向に磁極を
発生させることで、折り畳み型情報機器が閉じた状態に
安定して保持されたり、開いた状態に簡単に移行するこ
とになる。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)内部に第
1の永久磁石を配置した第1の筐体と、(ロ)ヒンジ機
構によってこの第1の筐体と開閉自在に配置され、閉じ
合わされた状態で第1の筐体の第1の永久磁石と対向す
る部位に電磁石および第1の永久磁石に対して異なる磁
極を向かい合わせた第2の永久磁石を配置した第2の筐
体と、(ハ)これら第1および第2の筐体を開くための
開方向指示を行う開方向指示手段と、(ニ)この開方向
指示手段が開方向指示を行った状態で電磁石を第1の永
久磁石と反発する方向に磁極を発生させる励磁手段とを
折り畳み型情報機器に具備させる。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、ヒンジ
機構によって開閉自在とされた第1および第2の筐体の
うちの第1の筐体に第1の永久磁石を配置しておき、第
2の筐体には電磁石および第2の永久磁石を配置してお
く。また、所定の位置には第1および第2の筐体を開く
ための開方向指示を行う開方向指示手段を配置してお
く。なお、第1の筐体と第2の筐体のいずれが操作キー
を配置した側であり、いずれがディスプレイを配置した
側であるかは特に取り決める必要はない。開方向指示手
段も第1の筐体と第2の筐体のいずれかに配置されてい
ても良いし、それ以外の筐体あるいはヒンジ機構に配置
されていても良い。本発明では、第2の筐体に配置され
た第2の永久磁石が第1の筐体に配置された第1の永久
磁石と引き合うようになっている。したがって、電磁石
を励磁しなくても第1および第2の筐体は閉じ合わされ
た状態を安定して保持することができる。これらの筐体
を開ける際には第2の永久磁石に逆らう形で電磁石を比
較的強く励磁するようにして第1の永久磁石との間で反
発力を生じさせ、第1および第2の筐体を開くようにし
ている。
【0018】請求項3記載の発明では、(イ)内部に第
1の永久磁石を配置した第1の筐体と、(ロ)ヒンジ機
構によってこの第1の筐体と開閉自在に配置され、閉じ
合わされた状態で第1の筐体の第1の永久磁石と対向す
る部位に電磁石および第1の永久磁石に対して異なる磁
極を向かい合わせた第2の永久磁石を配置した第2の筐
体と、(ハ)これら第1および第2の筐体を開くための
開方向指示を行う開方向指示手段と、(ニ)この開方向
指示手段が開方向指示を行った状態で電磁石を第1の永
久磁石と反発する方向に磁極を発生させると共に、開方
向指示手段が開方向指示を行わない状態で電磁石を第1
の永久磁石と吸引する方向に、第1の永久磁石と反発す
る方向に発生する磁極よりも弱い磁力の磁極を発生させ
る励磁手段とを折り畳み型情報機器に具備させる。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、ヒンジ
機構によって開閉自在とされた第1および第2の筐体の
うちの第1の筐体に第1の永久磁石を配置しておき、第
2の筐体には電磁石および第2の永久磁石を配置してお
く。また、所定の位置には第1および第2の筐体を開く
ための開方向指示を行う開方向指示手段を配置してお
く。なお、第1の筐体と第2の筐体のいずれが操作キー
を配置した側であり、いずれがディスプレイを配置した
側であるかは特に取り決める必要はない。開方向指示手
段も第1の筐体と第2の筐体のいずれかに配置されてい
ても良いし、それ以外の筐体あるいはヒンジ機構に配置
されていても良い。本発明では、第2の筐体に配置され
た第2の永久磁石が第1の筐体に配置された第1の永久
磁石とやや弱い力で引き合うようになっている。したが
って、電磁石をわずかに励磁するだけで、第1および第
2の筐体は閉じ合わされた状態を安定して保持すること
ができる。これらの筐体を開ける際には第2の永久磁石
に逆らう形で電磁石を比較的強く励磁するようにして第
1の永久磁石との間で反発力を生じさせ、第1および第
2の筐体を開くようにしている。ただし、第2の永久磁
石の影響力は小さいので、第1および第2の筐体を開く
際に励磁手段の必要とする消費電力はそれほど増大しな
い。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3いずれかに記載の折り畳み型情報機器で、第1の筐
体と第2の筐体が所定角度以内に閉じられているか否か
を判別する角度判別手段を備え、励磁手段は角度判別手
段が所定角度以内に閉じられていると判別したときのみ
電磁石を励磁することを特徴としている。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、第1の
筐体と第2の筐体が所定角度以内に閉じられているか否
かを判別する角度判別手段が配置されており、角度判別
手段が所定角度以内に閉じられていると判別したときの
み励磁手段が電磁石を励磁するようにしている。これに
より、折り畳み型情報機器を開いて使用している状態で
の消費電力を節減することが可能になる。
【0022】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項3いずれかに記載の折り畳み型情報機器で、開方向指
示手段は第1または第2の筐体のいずれかの外周面に配
置されたスイッチであることを特徴としている。
【0023】すなわち請求項5記載の発明では、開方向
指示手段が第1または第2の筐体のいずれかの外周面に
配置されたスイッチである例を挙げている。外周面に配
置されていれば片手でこれを操作し、第1の筐体と第2
の筐体が所定角度以上開いたときにその空間に指を差し
込む等によって簡単に折り畳み型情報機器を使用する状
態まで開くことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0026】第1の実施例
【0027】図1は本発明の第1の実施例における折り
畳み型情報機器としての携帯電話機の概要を表わしたも
のである。携帯電話機101は、上部筐体102と下部
筐体103およびこれらを開閉自在に保持するヒンジ部
104からなっている。ヒンジ部104から比較的離れ
た上部筐体102の先端部における下部筐体103と対
向する所定の位置には永久磁石106が埋設されてい
る。また、下部筐体103における永久磁石106と対
向する位置には電磁石107が配置されている。電磁石
107は励磁制御部108によってその励磁が制御され
るようになっている。本実施例では永久磁石106とし
て電磁石107と対向する面がS極となった磁石を使用
している。
【0028】下部筐体103の側面等の所定位置にはス
イッチ109が配置されている。スイッチ109からは
その押下の有無を示すオン・オフ信号110が励磁制御
部108に入力されるようになっている。励磁制御部1
08はこのオン・オフ信号110に従って、電磁石10
7の励磁を制御するようになっている。
【0029】図2は筐体の開閉を制御する回路を具体的
に表わしたものである。励磁制御部108は、その内部
に第1の電池111と第2の電池112の2つの極性が
互いに逆向きとなった電池と、スイッチ109のオン・
オフ信号110に応じて接点の切り替えを行う2連の接
点切替回路114および電磁石107の巻線に直列に接
続された抵抗115を備えている。このうち、2連の接
点切替回路114は、それぞれのコモン接点116、1
17を電磁石107の巻線と抵抗115の直列回路の両
端に接続している。また、第1の切替接点118を第1
の電池111のマイナス端子に接続し、第2の切替接点
119を第2の電池112のプラス端子に接続し、第3
の切替接点120を第1の電池111のプラス端子に接
続し、第4の切替接点121を第2の電池112のマイ
ナス端子に接続している。
【0030】接点切替回路114は一種のリレー回路で
構成されており、スイッチ109が押下されていない状
態(以下、非押下状態という。)ではこのリレー回路の
励磁は行われないようになっている。この非押下状態で
はそれぞれのコモン接点116、117と第1〜第4の
切替接点118〜121は、図2に示したような接続関
係となっている。すなわち、一方のコモン接点116が
第1の切替接点118と接続されており、他方のコモン
接点117が第3の切替接点120と接続されている。
スイッチ109が押下された状態(以下、押下状態とい
う。)では接点が非押下状態と逆の接続関係となる。す
なわち、一方のコモン接点116が第2の切替接点11
9と接続され、他方のコモン接点117が第4の切替接
点121と接続される。2連の接点切替回路114はこ
のような切替制御を行うので、スイッチ109の非押下
状態では電磁石107の巻線には矢印121で示した方
向に電流が流れる。
【0031】図3は、携帯電話機が閉じた状態における
磁石の配置関係を示したものである。電磁石107にお
ける図1で示した永久磁石106と対向する側はN極の
磁極となっている。すなわち、図2に示すように、スイ
ッチ109の非押下状態では、上部筐体102と下部筐
体103が互いに異なった磁極となっており、両筐体1
02、103が閉じ合わされた状態ではこれらが互いに
引き合うようになっている。したがって、携帯電話機1
01が不用意に開いてしまうといった事態を防止するこ
とができる。
【0032】なお、上部筐体102と下部筐体103が
所定角度以上開かれた状態では、図示しない検知回路が
これを検知する。このような検知手段は、たとえばヒン
ジ部104内に配置することができる。一例としては、
ヒンジ部104の回転部分の表面の一部に導体パターン
を局部的に形成しておき、これと摺接する他の部品との
電気的なオン・オフによって上部筐体102と下部筐体
103が所定角度以上開かれたかどうかを判別すること
ができる。もちろん、光センサのような他の手段を使用
して上部筐体102と下部筐体103が所定角度以上開
かれたかどうかを判別することも可能である。上部筐体
102と下部筐体103が所定角度以上開かれたことが
検知された状態のとき、第1の電池111と第2の電池
112は第1〜第4の切替接点118〜121のいずれ
に対しても切り離されるようになっており、電力消費の
節減が図られている。
【0033】図4は、図3とは逆の方向に電磁石の磁極
が生じた場合を示したものである。図2に示した上部筐
体102と下部筐体103が閉じ合わされた状態で操作
者がスイッチ109を押すと、その押下状態が継続して
いる間、電磁石107における図1で示した永久磁石1
06と対向する側はS極となる。すると、永久磁石10
6と電磁石107が同じS極同士で反発し合い、上部筐
体102と下部筐体103は前記した所定角度以上の角
度で開く。
【0034】図5はスイッチの押下状態で上部筐体と下
部筐体が開いた状態を表わしたものである。この図に示
していないスイッチ109を押下している間、上部筐体
102と下部筐体103が所定角度以上の角度で開いた
状態を保持する。携帯電話機の所持者は、スイッチ10
9を押して上部筐体102と下部筐体103が開いた
ら、この空間に指を差し込んで上部筐体102を上側に
持ち上げればよい。これにより携帯電話機101をきわ
めて簡単に開くことができる。
【0035】第1の実施例の変形例
【0036】以上説明した実施例では第1の電池111
と第2の電池112の2つの電池を使用したが、これを
1つの電池に置き換えることができる。
【0037】図6および図7は、この変形例における電
池と接点切替回路およびスイッチの関係を表わしたもの
である。図6および図7で図2と同一部分には同一の符
号を付しており、これらの説明を適宜省略する。この変
形例の折り畳み型情報機器では、電池141が接点切替
回路142の第1および第2の接点143、144と接
続されており、電磁石107の巻線が第3および第4の
接点145、146と接続されている。非押下状態で
は、図6に示すように第1の接点143と第3の接点1
45が接続されており、第2の接点144と第4の接点
146が接続されている。これに対して押下状態では、
図6に示すように第1の接点143と第4の接点146
が接続され、第2の接点144と第3の接点145が接
続される。これにより、電磁石107は非押下状態と押
下状態で異なった磁極が生じるようになっている。
【0038】このように電池を1つにすることで、部品
点数を減少させることができ、折り畳み型情報機器の小
型化を図ることができるだけでなく、価格も低下させる
ことが可能になる。
【0039】第2の実施例
【0040】図8は、本発明の第2の実施例における折
り畳み型情報機器としての携帯電話機の概要を表わした
ものである。図8で図1と同一部分には同一の符号を付
しており、これらの説明を適宜省略する。この第2の実
施例の携帯電話機201は、上部筐体102と下部筐体
103およびこれらを開閉自在に保持するヒンジ部10
4からなっている。下部筐体103における永久磁石1
06と対向する位置には電磁石107およびリング状の
永久磁石202が配置されている。電磁石107は励磁
制御部203によってその励磁が制御されるようになっ
ている。本実施例では一方の永久磁石106として電磁
石107と対向する側がS極となった磁石を使用してい
る。また、他方の永久磁石202には永久磁石106と
対向する面がN極となった磁石を使用している。
【0041】下部筐体103の側面等の所定位置にはス
イッチ109が配置されている。スイッチ109からは
その押下の有無を示すオン・オフ信号110が励磁制御
部203に入力されるようになっている。励磁制御部2
03はこのオン・オフ信号110に従って、電磁石10
7の励磁を制御するようになっている。
【0042】図9は筐体の開閉を制御する回路を具体的
に表わしたものである。この図で先の実施例の図2と同
一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適
宜省略する。励磁制御部203は、可変抵抗115Rを
備えている。また、スイッチ109の非押下状態で一方
のコモン接点116と接続する第1の切替接点118と
第1の電池111の間には抵抗205が接続されてい
る。したがって、図9に示すようにスイッチ109の非
押下状態のとき、第1の電池111と電磁石107の巻
線との間には可変抵抗115Rと抵抗205の合成抵抗
が存在することになる。これに対して、スイッチ109
が押下状態のときには第2の電池112と電磁石107
の巻線との間には可変抵抗115Rのみが存在すること
になる。したがって、第1および第2の電池111、1
12が同一の特性を有している電池であると仮定する
と、電磁石107の巻線に流れる電流はスイッチ109
の非押下状態のときよりも押下状態のときの方が多くな
る。換言すれば、スイッチ109の非押下状態のときに
は上部筐体102と下部筐体103が閉じ合わされた状
態を保持するのに必要な最低限度の電流が電磁石107
の巻線に流れることになる。装置によってはスイッチ1
09の非押下状態のときに電磁石107の巻線に流れる
電流を“0”にまで減少させることも可能である。
【0043】このような第2の実施例の折り畳み型情報
機器では、下部筐体103に電磁石107だけでなくリ
ング状の永久磁石202が配置されている。したがっ
て、スイッチ109の非押下時に電磁石107にわずか
な電流が流れるだけで(あるいはリング状の永久磁石2
02の強さによっては電磁石107に特に電流を流す必
要なく)上部筐体102と下部筐体103を十分な磁力
で閉じ合わせた状態に保持することができる。
【0044】上部筐体102と下部筐体103が閉じ合
わされたこの状態で操作者がスイッチ109を押すと、
その押下状態が継続している間、電磁石107には比較
的多くの電流が流れる。これにより、電磁石107はリ
ング状の永久磁石202に打ち勝って永久磁石106と
対向する側がS極になる。この結果、スイッチ109が
押されている間、図4で説明したと同様に上部筐体10
2と下部筐体103の間には反発力が生じて、図5で示
したと同様に上部筐体102と下部筐体103が所定角
度以上の角度で開くことになる。したがって、操作者は
これによって生じた空間に指を差し込んで上部筐体10
2を上側に持ち上げ、携帯電話機201をきわめて簡単
に開くことができる。
【0045】第2の実施例の変形例
【0046】図10は、図9に示した回路の変形を表わ
したものである。この変形例では、電磁石107に流れ
る電流を第2の変形例で示したようにスイッチ109の
オン・オフに応じて2段階になるようにしている。第1
あるいは第2の切替接点118(119)と電磁石10
7の巻線の一端との間には、第1および第2の抵抗30
1、302が直列に接続されている。このうち第1の抵
抗301は比較的大きな抵抗値を有しており、第2の抵
抗302は抵抗値“0”も含む比較的小さな抵抗値を有
している。第1の抵抗301にはこれと平行にトランジ
スタ303のエミッタ・コレクタが接続されている。ト
ランジスタ303のベースには第3の抵抗304の一端
が接続されており、その他端はスイッチ109に接続さ
れている。
【0047】このような変形例の回路では、スイッチ1
09が非押下状態のとき、トランジスタ303のエミッ
タ・コレクタ間は遮断されており、第1の切替接点11
8と電磁石107の間は高抵抗となっている。したがっ
て、電磁石107の巻線に流れる電流は比較的少ない。
これに対して、スイッチ109が押下されるとエミッタ
・コレクタ間が導通し、第2の切替接点119とトラン
ジスタ303のエミッタ・コレクタ間および第2の抵抗
302を介して比較的大きな電流が流れる。これによ
り、上部筐体102と下部筐体103の間に大きな反発
力が生じて、上部筐体102と下部筐体103が所定角
度以上の角度で開くことになる。
【0048】なお、第1および第2の実施例では携帯電
話機を例に挙げて説明したが、折り畳みできる他の情報
機器について本発明を適用することができることは当然
である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、永久磁石だけでなく電磁石を併用
して第1および第2の筐体の開閉を行うので、電気的な
制御が可能になり、操作性の良い折り畳み型情報機器を
実現することができる。特に折り畳み型情報機器を片手
で持って操作しやすいという長所がある。
【0050】また請求項2または請求項3記載の発明に
よれば、第1の筐体に配置された第1の永久磁石に対向
させて第2の筐体に電磁石および第2の永久磁石を配置
したので、閉じ合わされた状態での消費電力を開いた状
態と比べて大幅に減少させることができる。したがっ
て、折り畳み型情報機器を使用していないで閉じたまま
としている状態が長く続いても電池を長持ちさせること
ができる。特に請求項2記載の発明の場合には第2の永
久磁石が第1の永久磁石と協動して第1および第2の筐
体の閉じ合わせに十分な力で引き合うので、折り畳み型
情報機器を使用していないで閉じたままとしている状態
での電力消費を無くすことができ、消費電力の大幅な軽
減を可能にすることができる。
【0051】更に請求項4記載の発明によれば、励磁手
段は角度判別手段が所定角度以内に閉じられていると判
別したときのみ電磁石を励磁するので、使用状態におけ
る消費電力を軽減することが可能になる。
【0052】また請求項5記載の発明によれば、開方向
指示手段は第1または第2の筐体のいずれかの外周面に
配置されたスイッチであるので、これを片手で操作し、
第1の筐体と第2の筐体が所定角度以上開いたときにそ
の空間に指を差し込む等によって簡単に折り畳み型情報
機器を使用する状態まで開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における折り畳み型情報
機器としての携帯電話機の概要を表わした概略構成図で
ある。
【図2】第1の実施例における筐体の開閉を制御する回
路を具体的に表わした回路図である。
【図3】第1の実施例における携帯電話機が閉じた状態
における磁石の配置関係を示した説明図である。
【図4】第1の実施例における携帯電話機が開いた状態
における磁石の配置関係を示した説明図である。
【図5】第1の実施例におけるスイッチの押下状態で上
部筐体と下部筐体が開いた状態を表わした説明図であ
る。
【図6】第1の実施例の変形例におけるスイッチの非押
下状態の回路動作を示した回路図である。
【図7】第1の実施例の変形例におけるスイッチの押下
状態の回路動作を示した回路図である。
【図8】本発明の第2の実施例における折り畳み型情報
機器としての携帯電話機の概要を表わした概略構成図で
ある。
【図9】第2の実施例における筐体の開閉を制御する回
路を具体的に表わした回路図である。
【図10】第2の実施例の変形例における励磁制御部の
要部を示す回路図である。
【図11】携帯電話機の第1のタイプを側方から見た側
面図である。
【図12】携帯電話機の第2のタイプを側方から見た側
面図である。
【図13】携帯電話機の第3のタイプを側方から見た側
面図である。
【図14】従来提案された携帯電話機の側面図である。
【符号の説明】
101、201 携帯電話機(折り畳み型情報機器) 102 上部筐体 103 下部筐体 104 ヒンジ部(角度判別手段) 106 永久磁石 107 電磁石 108、203 励磁制御部 109 スイッチ(開方向指示手段) 115、115R、205 抵抗 301 第1の抵抗 302 第2の抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に永久磁石を配置した第1の筐体
    と、 ヒンジ機構によってこの第1の筐体と開閉自在に配置さ
    れ、閉じ合わされた状態で第1の筐体の前記永久磁石と
    対向する部位に電磁石を配置した第2の筐体と、 これら第1および第2の筐体を開くための開方向指示を
    行う開方向指示手段と、 この開方向指示手段が開方向指示を行っていない状態で
    前記電磁石を永久磁石と引き合う方向に磁極を発生させ
    ると共に、前記開方向指示手段が開方向指示を行った状
    態で前記電磁石を永久磁石と反発する方向に磁極を発生
    させる励磁手段とを具備することを特徴とする折り畳み
    型情報機器。
  2. 【請求項2】 内部に第1の永久磁石を配置した第1の
    筐体と、 ヒンジ機構によってこの第1の筐体と開閉自在に配置さ
    れ、閉じ合わされた状態で第1の筐体の前記第1の永久
    磁石と対向する部位に電磁石および前記第1の永久磁石
    に対して異なる磁極を向かい合わせた第2の永久磁石を
    配置した第2の筐体と、 これら第1および第2の筐体を開くための開方向指示を
    行う開方向指示手段と、 この開方向指示手段が開方向指示を行った状態で前記電
    磁石を第1の永久磁石と反発する方向に磁極を発生させ
    る励磁手段とを具備することを特徴とする折り畳み型情
    報機器。
  3. 【請求項3】 内部に第1の永久磁石を配置した第1の
    筐体と、 ヒンジ機構によってこの第1の筐体と開閉自在に配置さ
    れ、閉じ合わされた状態で第1の筐体の前記第1の永久
    磁石と対向する部位に電磁石および前記第1の永久磁石
    に対して異なる磁極を向かい合わせた第2の永久磁石を
    配置した第2の筐体と、 これら第1および第2の筐体を開くための開方向指示を
    行う開方向指示手段と、 この開方向指示手段が開方向指示を行った状態で前記電
    磁石を第1の永久磁石と反発する方向に磁極を発生させ
    ると共に、前記開方向指示手段が開方向指示を行わない
    状態で前記電磁石を第1の永久磁石と吸引する方向に、
    前記第1の永久磁石と反発する方向に発生する磁極より
    も弱い磁力の磁極を発生させる励磁手段とを具備するこ
    とを特徴とする折り畳み型情報機器。
  4. 【請求項4】 第1の筐体と第2の筐体が所定角度以内
    に閉じられているか否かを判別する角度判別手段を備
    え、前記励磁手段は角度判別手段が所定角度以内に閉じ
    られていると判別したときのみ前記電磁石を励磁するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の折
    り畳み型情報機器。
  5. 【請求項5】 前記開方向指示手段は前記第1または第
    2の筐体のいずれかの外周面に配置されたスイッチであ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載
    の折り畳み型情報機器。
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