JP2002342737A - 人監視方法及び人監視システム - Google Patents

人監視方法及び人監視システム

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JP2002342737A
JP2002342737A JP2001151550A JP2001151550A JP2002342737A JP 2002342737 A JP2002342737 A JP 2002342737A JP 2001151550 A JP2001151550 A JP 2001151550A JP 2001151550 A JP2001151550 A JP 2001151550A JP 2002342737 A JP2002342737 A JP 2002342737A
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Noritaka Umeno
典隆 梅野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の人監視システムでは、記録媒体に格納
された顔画像データを含む本人情報をリーダライタで読
み取るように構成されているので、被確認者(入室者)
が入室しようとする場合、その入室エリアに設置された
リーダライタに記録媒体を挿入しなければならず、その
被確認者にとって面倒であるなどの課題があった。 【解決手段】 入出門を通過する通行人が携帯している
入出門許可証に設けられたセキュリティ制御部が、通行
人の入出門通過時に通行人に関するデータを無線で送信
し、監視装置が、セキュリティ制御部から送信された通
行人に関するデータを受信し、その受信したデータに基
づいて、入出門許可証の正当性を判断するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビルや施設など
の入出門(出入口)を通過する通行人を監視する人監視
方法及び人監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の人監視方法及び人監視システムと
しては、例えば、特開平9−319877号公報に記載
されたものがある。この従来の人監視方法及び人監視シ
ステム(本人確認方法及び本人確認装置)では、データ
ベース(11)及び入室しようとする被確認者(入室
者)が携帯する記録媒体(10)に顔画像データを含む
本人情報が格納され、制御端末(1)がこれら2つの本
人情報を比較し、両情報が一致した場合には、監視モニ
タ(2)に監視カメラ(4)で撮影された被確認者の顔
画像と、データベース11に記憶された顔画像が表示さ
れる。
【0003】これらの表示から被確認者が入室可能であ
ると判断された場合には、入室許可が与えられるととも
に、記録媒体(10)及びデータベース(11)に格納
された顔画像データが監視カメラ(4)により撮影され
た最新の画像に書き換えられて情報の更新が行われる。
これにより、顔写真入りカードを利用した場合よりも記
録媒体(10)の改ざんが困難となり、また顔画像デー
タの更新が自動的に行われるので、時間経過による人相
の変容によって記録媒体(10)の再発行や本人確認ミ
スなどが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の人監視
システム(本人確認装置)では、記録媒体(10)に格
納された顔画像データを含む本人情報をリーダライタ
(5)で読み取るように構成されているので、被確認者
(入室者)が入室しようとする場合、その入室エリアに
設置されたリーダライタ(5)に記録媒体(10)を挿
入しなければならず、その被確認者にとって面倒であっ
た。特に、ビルや施設などの入出門(出入口)に設置さ
れる人監視システムでは、入出門を通過する人が多いた
め、通行人に記録媒体(10)をリーダライタ(5)に
挿入させると通行の妨げとなってしまう。
【0005】また、従来の人監視システムでは、本人確
認(照合)の手段としてパスワードによる照合を行うよ
うに構成されているので、被確認者は入室する際にパス
ワードを入力しなければならず、一層、入室するのに時
間がかかり(被確認者に負担がかかり)、通行を妨げて
しまう。
【0006】また、従来の人監視システムでは、前回の
入室時に記録媒体(10)及びデータベース(11)に
書き込まれた顔画像データ(写真)の比較を行っている
ので、被確認者が初めて入室する場合、顔画像データが
記録媒体(10)及びデータベース(11)に格納され
ておらず、入室が許可されないことも起こり得る(記録
媒体(10)の発行(作成)時に顔画像データがデータ
ベース(11)に格納されるとしても、記録媒体(1
0)の発行元と入室の許可を行う監視者(管理者)とが
異なれば、記録媒体(10)が発行されていても、デー
タベース(11)に顔画像データが格納されていないこ
とも起こり得る)。また、被確認者が初めて入室する際
に記録媒体(10)を発行するようにすると、入室に時
間(負担)がかかってしまい、通行の妨げとなってしま
う。
【0007】さらに、従来の人監視システムでは、デー
タベース(11)に格納されている顔画像データを、被
確認者の入室時に監視カメラ(4)で撮影された最新の
顔画像データに書き換えてデータ更新を行っているが、
これは、被確認者の次回の入室時に顔画像データの比較
(照合)を行うために更新しているのであって、他の用
途に利用するために顔画像データ(イメージデータ)の
ログを取っているのではない。従って、氏名などの情報
以外の顔の特徴などからデータベース(11)に格納さ
れている顔画像データを検索することができず、例えば
犯罪捜査などに利用することができなかった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、通行の妨げとならずに確実
に通行人を監視(確認、チェック)することができる人
監視方法及び人監視システムを得ることを目的とする。
【0009】また、この発明は、通行人が初めて入出門
を通過する場合であっても確実にその通行人を監視(確
認、チェック)することができる人監視方法及び人監視
システムを得ることを目的とする。
【0010】さらに、犯罪捜査などの他の用途にも利用
(活用)することができる人監視方法及び人監視システ
ムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的と達成するた
め、本発明に係る人監視方法及び人監視システムでは、
入出門を通過する通行人が携帯している入出門許可証に
設けられたセキュリティ制御部が、通行人の入出門通過
時に通行人に関するデータを無線で送信し、監視装置
が、セキュリティ制御部から送信された通行人に関する
データを受信し、その受信したデータに基づいて、入出
門許可証の正当性を判断するようにしたものである。
【0012】また、本発明に係る人監視方法及び人監視
システムは、監視装置が、セキュリティ制御部から送信
されたデータを受信したデータに基づいて、入出門許可
証の正当性を判断し、また顔写真イメージデータの画像
を表示部に表示するようにしたものである。
【0013】また、本発明に係る人監視方法及び人監視
システムは、監視装置が、セキュリティ制御部から送信
された通行人に関するデータを受信したデータに基づい
て、入出門許可証の正当性を判断し、また顔写真イメー
ジデータの画像を第1表示部に表示するとともに、撮影
手段で撮影した前記入出門を通過する通行人の画像を第
2表示部に表示し、第1表示部に表示された画像と第2
表示部に表示された画像とのマッチングをとって比較し
て通行人の同一性を自動的に判断するようにしたもので
ある。
【0014】また、本発明に係る人監視方法は、監視装
置が、入出門許可証のセキュリティ制御部から送信され
た本人特定データと顔写真イメージデータの少なくとも
一部を所定方法で暗号化し、その暗号化されたデータと
デジタル署名データとが一致するか否かを判断し、一致
する場合には入出門許可証が正当であると判断するよう
にしたものである。
【0015】また、本発明に係る人監視方法及び人監視
システムは、監視装置が、本人特定データ及び顔写真イ
メージデータをリンクしてファイルに格納し、さらに、
顔写真イメージデータの特徴を示す特徴データも本人特
定データ及び顔写真イメージデータにリンクしてファイ
ルに格納するようにしたものである。
【0016】また、本発明に係る人監視システムでは、
入出門許可証を、プラスチック板に薄膜型ICチップで
実現されたセキュリティ制御部が貼り付けられて構成さ
れたIDカードとしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。 実施の形態1.図1は、通行人が携帯するIDカードの
構成を示す図である。図1に示すIDカード1は、ビル
や施設などのゲート(入出門)220(図3参照)の通
過(通行)を許可された者(通行人)が本人であること
を証明する入出門許可証であり、その通行人に常に携帯
されるものである。図1に示すように、IDカード1
は、名刺大のプラスチック板1aで構成され、そのプラ
スチック板1aには、通行人に関する各種情報12、例
えば氏名、生年月日、身長・体重などやそのカードの公
布日(発行日)などの情報が記載され、また、通行人本
人を特定する顔写真13が貼り付けられている。
【0018】また、図1に示すように、IDカード1の
プラスチック板1aには、ゲート220通過時のセキュ
リティ(警備)で使用(即ち、入出門許可を確認するの
に使用)される各種データ(図2参照)を送信する、薄
膜型ICで実現(構成)されたセキュリティ制御部10
が貼り付けられ、またIDカード1のプラスチック板1
aの周縁には、電波を発射・受信するアンテナ11が設
けられている。
【0019】図2は、本発明の実施の形態1による人監
視システムの構成を示すブロック図である。図2におい
て、セキュリティ制御部10は、上記したように、通行
人が携帯するIDカード1に貼り付けられた、入出門許
可の確認に使用される各種データを送信する薄膜型IC
チップである。このセキュリティ制御部10は、各種デ
ータを格納(記憶)するROM101、無線通信(無線
データの送受信)を行う通信部102、ROM101に
格納されている各種データの送信を制御する制御部10
3を備えている。
【0020】図2に示すように、ROM101に格納さ
れている入出門許可の確認に使用される各種データ(通
行人に関するデータ)としては、通行人本人を特定する
氏名、生年月日や身体的特徴(身長・体重など)などの
本人特定データ、通行人の顔写真の画像データである顔
写真イメージデータ、その顔写真イメージデータの特徴
(通行人の顔の特徴)を示す特徴データ、デジタル署名
に利用する(ROM101に格納されているデータが正
式なものであることを証明する)デジタル署名データな
どである。
【0021】尚、特徴データは、本人特定データととも
にキーファイル206に格納され、後追いで過去に入出
門した者をチェックする場合(例えば、犯罪捜査などを
行う場合)などに利用(活用)される。この特徴データ
は、例えば、顔の特徴を示す顔の縦・横の長さ、目・口
・鼻の縦・横の長さや間隔、顔全体の輪郭、その他の特
徴(顔の傷など)をパターン化して数値化したものであ
る。
【0022】また、デジタル署名データは、本人特定デ
ータ及び顔写真イメージデータの一部または全部を後述
するような所定方法で暗号化したデータである。
【0023】図2に示すように、セキュリティ制御部1
0には、電源が設けられておらず、監視装置20のアン
テナ201から発射される信号電波を受けて通信部10
2内の共振回路(図示せず)から出力される微小電圧
(微弱電圧)を電源として作動する(セキュリティ制御
部10全体には、監視装置20のアンテナ201から発
射される特定周波数の信号電波に呼応して電力が供給さ
れる)。
【0024】監視装置20は、ゲート220を通過する
通行人を監視(通行人の入出門許可を確認)するための
装置であり、この監視装置20は、アンテナ201、送
受信部202、メモリ203、CPU204、第1表示
部205、キーファイル206、イメージファイル20
7、操作入力部208、ビデオカメラ209及び第2表
示部210を備えている。
【0025】ここで、アンテナ201は、電波を発射・
受信するものであり、後述(図3)するように、ゲート
(入出門)220内に設けられている。送受信部202
は、アンテナ201を介して無線データを送受信するも
のである。この送受信部202は、上記したように、I
Dカード1のセキュリティ制御部10に対して、そのセ
キュリティ制御部10の電力を供給するための信号電波
をアンテナ201を介して送信し、セキュリティ制御部
10の通信部102から送信される各種データ(本人特
定データ、顔写真イメージデータ、特徴データ、デジタ
ル署名データ)をアンテナ201を介して受信する。
【0026】メモリ203は、CPU204の制御動作
を司るプログラムやデータの暗号化などに使用する秘密
キー(秘密鍵)などを予め格納(記憶)しておくもので
あり、CPU(監視制御部)204は、メモリ203に
格納されているプログラムに従って、この監視装置20
全体の制御(監視装置20の各部の制御)を行うもので
ある。
【0027】第1表示部(表示部)205は、IDカー
ド1のセキュリティ制御部10の通信部102から送信
された各種データを画面表示するものである。キーファ
イル(ファイル)206は、IDカード1のセキュリテ
ィ制御部10の通信部102から送信された各種データ
のうちのテキストデータである本人特定データ及び特徴
データを格納(記憶)するものであり、イメージファイ
ル(ファイル)207は、セキュリティ制御部10の通
信部102から送信された各種データのうちのイメージ
データである顔写真イメージデータを格納(記憶)する
ものである。
【0028】操作入力部208は、ビルや施設などのゲ
ート(入出門)220を監視する監視人が操作するキー
ボードやマウスなどである。ビデオカメラ(撮影手段)
209は、ビルや施設などのゲート(入出門)220を
通過する通行人を撮影するものであり、第2表示部21
0は、ビデオカメラ209で撮影した画像データを画面
表示するものである。
【0029】図3は、本発明の実施の形態1による人監
視システムの各構成の具体的配置を示すブロック図であ
る。図3に示すように、監視装置20のアンテナ201
は、ビルや施設などの出入口であるゲート(入出門)2
20内に設置されている。尚、送受信部202は、ゲー
ト220の外に設置されているが、この送受信部202
も、ゲート220内に設置するように構成してもよい。
【0030】また、ビデオカメラ209は、ゲート22
0を通過(入出)する通行人(の特に顔)を撮影できる
ように、ゲート220付近でゲート220に向けて設置
されている。また、第1表示部205、操作入力部20
8及び第2表示部210は、監視人が通行人を監視する
監視室230内に設置されている。尚、送受信部20
2、メモリ203、CPU204、キーファイル206
及びイメージファイル207も、監視室230内に設置
するようにしても構わない。
【0031】次に、動作について説明する。図4は、本
発明の実施の形態1による人監視システムの動作(人監
視方法)を説明するためのフローチャートである。尚、
ビルや施設などに入る(又は出る)通行人は、ビルや施
設などの出入口に設置されているゲート220を通過し
なければならず、また、通行人は、ゲート220を通過
するには、常に、入出門許可証であるIDカード1を携
帯しなければならない。
【0032】因みに、通行人がゲート220を通過する
ときに、ゲート220の傍に立っている(ゲート220
付近にいる)警備員が、通行人に対してIDカード1の
提示を求める(見せさせる)ようにしてもよい。
【0033】監視装置20の送受信部202は、CPU
204による制御に従って、常時、IDカード1のセキ
ュリティ制御部10に対して電力を供給するための信号
電波をアンテナ201からゲート220内に向けて発射
している。通行人がゲート220を通過する際、その通
行人が携帯しているIDカード1のセキュリティ制御部
10は、アンテナ201からゲート220内に向けて発
射されている信号電波を通信部102がアンテナ11を
介して受信すると、その通信部102内の共振回路から
出力される微小電圧を電源として作動する。
【0034】セキュリティ制御部10が作動すると、セ
キュリティ制御部10の制御部103は、ROM101
に格納されている各種データを読み出して、その各種デ
ータを通信部102からアンテナ11を介して送信させ
る。尚、各種データは、監視装置20のCPU204で
処理しやすいように、本人特定データ、顔写真イメージ
データ、特徴データ、及びデジタル署名データに分けて
監視装置20のアンテナ201に送信される。
【0035】監視装置20の送受信部202は、セキュ
リティ制御部10の通信部102から送信された無線デ
ータの各種データをアンテナ201を介して受信し(ス
テップST1)、その受信した各種データをCPU20
4に送る。CPU204は、送受信部202から送られ
た各種データを受け取ると(ステップST1)、その各
種データのテキストデータ(本人特定データ)及び顔写
真イメージデータ(イメージデータ)を圧縮して100
ビットのデータ(以下、これをダイジェストデータとい
う)を作成し(ステップST2)、そのダイジェストデ
ータを秘密キー(秘密鍵)で暗号化してデジタル著名デ
ータとする(ステップST3)。
【0036】このように、大きなデータ(各種データ)
を圧縮してダイジェストデータを作る方法としては、ハ
ッシュ関数を用いるものがある。このハッシュ関数は、
テキストデータやイメージデータなどを1つの長い二進
データとして扱い、100ビットの特定の二進データで
割った余りのデータをダイジェストデータとして提供す
るものである。
【0037】CPU204は、このようにダイジェスト
データを暗号化して作成したデジタル署名データとセキ
ュリティ制御部10の通信部102から送信されたデジ
タル署名データ(即ち、予めROM101に格納された
デジタル署名データ)とを比較して、両データが一致す
るか否かを判定する(ステップST4)。
【0038】尚、ROM101に格納されたデジタル署
名データも、IDカード1の発行時(入出門を管理する
機関がIDカード1を発行する際)に、上記したのと同
様の処理(即ち、本人特定データ及び顔写真イメージデ
ータを圧縮してダイジェストデータを作成し、そのダイ
ジェストデータを監視装置20が備えているのと同一の
秘密キーで暗号化する処理)で作成されたものである。
従って、2つのデジタル署名データが一致する場合は、
同一の本人特定データ及び顔写真イメージデータから同
一の方法で作成されたもの(即ち、同じテキストデータ
及びイメージデータが同じ方法で圧縮され、同じ秘密キ
ーで暗号化されている)と判断され、IDカード1が偽
造されたものではないこと(IDカード1が正式なもの
であること)が確認される。
【0039】尚、CPU204は、セキュリティ制御部
10の通信部102から送信された本人特定データ及び
顔写真イメージデータからダイジェストデータを作成す
るとともに、セキュリティ制御部10の通信部102か
ら送信されたデジタル著名データを秘密キーで復元(複
合化)して復元データ(ダイジェストデータ)を作成
し、両データを比較して、両データが一致するか否かを
判定してもよい。この場合も、両データが一致すること
によって、IDカード1が偽造されたものでないことを
確認することができる。
【0040】その判定の結果、CPU204は、デジタ
ル署名データが一致しないと判断した場合には、IDカ
ード1が偽造されていると判断し、通行人の入出門を禁
止する処理を行う(ステップST5)。具体的には、第
1表示部205に不審者がいることを表示して監視人に
知らせたり、ブザーを鳴らしてゲート220付近などに
いる警備員に不審者がいることを知らせるようなことが
考えられる。
【0041】また、上記の判定の結果、CPU204
は、デジタル署名データが一致すると判断した場合に
は、本人特定データ及び顔写真イメージデータを第1表
示部205に画面表示する(ステップST6)。尚、C
PU204は、デジタル署名データが一致するか否かに
かかわらず、受信した本人特定データ及び顔写真データ
を常に第1表示部205に画面表示させるようにしても
構わない。
【0042】一方、ビデオカメラ209は、ゲート22
0を通過する通行人を常時撮影しており、第2表示部2
10は、ビデオカメラ209で撮影された通行人の画像
データを画面表示している。
【0043】監視室230にいる監視人は、操作入力部
208を操作しながら、第1表示部205に画面表示さ
れた画像(顔写真イメージデータ及び身体的特徴などの
本人特定データ)と第2表示部210に画面表示された
画像(映像)とを比較して、目視で両画像が一致するか
否か、即ち、IDカード1に記録されている顔写真と実
際にゲート220を通過している通行人の顔とが一致す
るか否かを確認(チェック)する。
【0044】監視人は、両画像が一致しなかった場合
(一致しないと判断した場合)には、ゲート220にい
る警備員などに連絡して当該通行人の入出門を禁止する
(断るあるいは別室へ連れて行く)。一方、監視人は、
両画像が一致する場合(一致すると判断した場合)に
は、次の通行人の監視に移る。
【0045】次に、CPU204は、テキストデータで
ある本人特定データ及び特徴データに通行人の入出門時
刻を付加(タイムスタンプ)してキーファイル206に
順次格納するとともに、顔写真イメージデータをキーフ
ァイル206に格納されているデータ(以下、これを検
索情報という)をキーとして検索(アクセス)できるか
たち(態様)でイメージファイル207に順次格納して
いく(ステップST7)。尚、顔写真イメージデータが
検索情報にリンクして格納されるだけでなく、検索情報
が顔写真イメージデータにリンクして格納されるように
してもよい(即ち、検索情報と写真イメージデータは相
互にリンクして各ファイル206,207に格納されて
もよい)。
【0046】これら検索情報及び顔写真イメージデータ
を各ファイル206,207に格納しておくことによ
り、後追いで過去に入出門した者をチェックするなどの
場合に活用することが可能となる。
【0047】例えば、犯罪捜査などにおいて、氏名など
が特定されている場合は、その氏名などの本人特定デー
タをキーとしてキーファイル206内のデータを検索
し、該当する顔写真イメージデータをイメージファイル
207から読み出して表示することができる。また、氏
名が特定されない場合、又はIDカードが高度に偽造さ
れている場合でも、捜査の対象となる者の写真などから
顔の特徴を特徴データとして抽出し、その特徴データを
条件としてキーファイル206を検索(サーチ)する。
そして、いくつかの条件に当てはまる候補から更に日付
の範囲などの条件を付加して絞込みを行った後、該当候
補にリンクされている顔写真イメージデータをイメージ
ファイル207から読み出して表示し、目視により該当
者の特定を行うことができる。
【0048】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、監視装置20の送受信部202が、IDカード1の
セキュリティ制御部10の通信部102から無線通信で
送信された各種データを受信し、その受信した各種デー
タに基づいて、CPU204が、各種データの確認(I
Dカード1を携帯している通行人が入出門を許可された
者であることの証明)を行うように構成されているの
で、確実にIDカード1の所持者の入出門許可を確認す
ることができるとともに、非接触で(接触型の読取装置
などを用いずに)CPU204が通行人に関するデータ
を受け取ることができ、その結果、通行人が読取装置に
カードを挿入するような動作を省略することができ、通
行人がゲート220を通過する際の通行の妨げとはなら
ない。
【0049】また、CPU204は、IDカード1のセ
キュリティ制御部10の通信部102から送信されるデ
ジタル署名データをチェックするように構成されている
ので、IDカード1のセキュリティ制御部10から送信
された各種データの正当性(即ち、IDカード1の正当
性)を判断するチェック機能が強化され、確実にIDカ
ード1の偽造などを見破ることが可能となる。
【0050】また、IDカード1のセキュリティ制御部
10の通信部102が顔写真イメージデータも監視装置
20に対して送信し、監視装置20では、その顔写真イ
メージデータの画像を第1表示部205に表示するとと
もに、ビデオカメラ209で撮影した通行人の画像を第
2表示部210に表示するようにしたので、監視人はそ
の顔写真イメージデータの画像とビデオカメラ209で
撮影した通行人の画像とを比較することができ、通行人
のIDカード1の不正使用(他人のIDカード1でゲー
ト220を通過しようとすること)を防止することが可
能となる。
【0051】また、監視装置20のCPU204が、I
Dカード1のセキュリティ制御部10から送信された本
人特徴データや顔写真イメージデータなどのログをとる
(データの記録をとる)ようにしたので、そのようなデ
ータを、例えば犯罪捜査などの後追いで過去に入出門し
た者をチェックする場合などに利用(活用)することが
可能となる。
【0052】また、ログをとるデータの中に特徴データ
も含められているので、氏名などが特定されていない場
合でも、顔の特徴から対象の者(例えば捜査対象の犯
人)を検索することが可能となる。
【0053】尚、本発明の人監視システムは、例えば、
入出国管理を行う機関や、警備会社などが管理するビル
や施設などのように、入出門の通過を厳重に監視し、後
で問題が起こった場合に再チェックすることが必要な場
所の監視に有効である。しかし、入出門を厳重に監視す
る必要がない場所であっても、例えば銀行などの自動支
払機などにも適用することも可能である(自動支払機の
前にゲート220を設けてもよいし、自動支払機で使用
されるカードにセキュリティ制御部10を内蔵させても
よい)。
【0054】尚、本発明では、IDカード1のセキュリ
ティ制御部10から監視装置20に対して顔写真イメー
ジデータを送信するように構成しているので、IDカー
ド1の通信部102の送信データ量及びIDカード1の
ROM(記録メモリ)101の記録容量の観点からその
実現性が問題となると思われるかもしれないが、通行人
本人を特定するための顔写真イメージデータは現在のパ
ソコン画面の1/10程度の大きさで十分認識できるの
で、データ量もそれ程大きくなくてもよく、十分に実現
可能である。
【0055】尚、上記実施の形態では、CPU204
は、セキュリティ制御部10の通信部102から送られ
た本人特定データ及び顔写真イメージデータを圧縮して
ダイジェストデータを作成し、そのダイジェストデータ
を秘密キーで暗号化してデジタル署名データとしていた
が、これに限るものではなく、本人特定データ及び顔写
真イメージデータの一部を圧縮し、その圧縮したデータ
を秘密キーで暗号化してデジタル署名データとしてもよ
い。ROM101に格納されたデジタル署名データも同
様である。
【0056】実施の形態2.上記実施の形態1では、監
視人が第1表示部205及び第2表示部210に画面表
示された画像を基に通行人を目視でチェックしていた
が、この実施の形態2では、CPU204による画像処
理でチェックするようにしたものである。
【0057】図5は、そのような本発明の実施の形態2
による人監視システムの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、上記実施の形態1では、ビデオカメ
ラ209で撮影された画像は、直接、第2表示部210
に送られ、その第2表示部210で画面表示されていた
が、この実施の形態1では、ビデオカメラ209で撮影
された画像は、CPU204に送られ、そのCPU20
4による制御に従って第2表示部210で画面表示され
ている。
【0058】また、CPU204は、第1表示部205
に表示する画像と第2表示部210に表示する画像とを
画像処理でマッチングをとって比較し、両画像の一致・
不一致を判断する機能を備えたものとする。
【0059】尚、図5において、その他の構成について
は、上記図1に示したものと同様であるため、同一構成
については同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0060】次に、動作について説明する。各種データ
の受信(ステップST1)、ダイジェストデータの作成
(ステップST2)、秘密キーによるデータの暗号化
(ステップST3)、デジタル署名データの一致の確認
(ステップST4)、及びデータの画面表示(ステップ
ST6)の処理については、上記図4で示した実施の形
態1の処理と同様であるため、重複する説明を省略す
る。
【0061】監視装置20のCPU204は、第1表示
部205に表示する画像と第2表示部210に表示する
画像とをソフトウェア的な画像処理でマッチングをとっ
て両画像の比較を行う。両画像の比較は、顔の特徴点を
中心に比較するようにしてもよい。
【0062】両画像が一致する場合(許容範囲内にある
場合)は、CPU204は、次の通行人の比較に移行す
るとともに、上記図4に示したように、検索データ及び
顔写真イメージデータをそれぞれキーファイル206及
びイメージファイル207に順次格納する処理(ステッ
プST7)を行う。一方、両画像が不一致の場合(許容
範囲外にある場合)は、CPU204は、ゲート220
にいる警備員などに連絡して当該通行人の入出門を禁止
する(この場合も、検索データ及び顔写真イメージデー
タをそれぞれキーファイル206及びイメージファイル
207に順次格納してもよい)。
【0063】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、監視人が第1表示部205及び第2表示部210に
画面表示された画像を基に通行人を目視でチェックして
いたが、この実施の形態2では、CPU204による画
像処理で、通行人の顔写真データの画像とビデオカメラ
209の撮影した画像とをマッチングをとって比較する
ようにしたので、監視人の目視によるチェックの作業が
省け(又は簡略化することができ)、監視人の監視負担
を軽減することができる。
【0064】実施の形態3.上記実施の形態1では、I
Dカード1のセキュリティ制御部10には電源が設けら
れずに、監視装置20から送られる信号電波に呼応して
微小電圧をセキュリティ制御部10の通信部102が発
生し、その微弱電圧で作動するように構成されていた
が、図6に示すように、そのセキュリティ制御部10A
内に電力を供給する電源部104を設けてもよい(組み
込んでもよい)。この電源部104も、薄膜型ICで実
現することが可能である。また、この電源部104は、
監視装置20のアンテナ201から送られる信号をトリ
ガーとして作動し、セキュリティ制御部10に電力を供
給するようにしてもよい。
【0065】尚、図6において、IDカード1Aは、上
記図1に示したIDカード1と同様、ゲート220の通
過(通行)を許可された通行人が本人であることを証明
する入出門許可証である。また、セキュリティ制御部1
0Aも、上記したセキュリティ制御部10と同様、プラ
スチック板1aに貼り付けられた、ゲート220通過時
のセキュリティ(警備)で使用される各種データを送信
する薄膜型ICチップである。
【0066】このように、IDカード1Aのセキュリテ
ィ制御部10A内に電源部104を組み込みことによ
り、IDカード1のセキュリティ制御部10の場合と比
較して、より強い電波で通信部102が各種データを送
信することが可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入出門
を通過する通行人が携帯している入出門許可証に設けら
れたセキュリティ制御部が、通行人の入出門通過時に通
行人に関するデータを無線で送信し、監視装置が、セキ
ュリティ制御部から送信された通行人に関するデータを
受信し、その受信したデータに基づいて、入出門許可証
の正当性を判断するようにしたので、確実に入出門許可
証の所持者(通行人)の入出門許可を確認することがで
きるとともに、非接触で通行人に関するデータを受け取
ることができ、通行人が入出門を通過する際の通行の妨
げとはなることはないという効果がある。
【0068】また、本発明によれば、監視装置が、セキ
ュリティ制御部から送信されたデータを受信したデータ
に基づいて、入出門許可証の正当性を判断し、また顔写
真イメージデータの画像を表示部に表示するようにした
ので、監視人がその顔写真イメージデータの画像と撮影
手段で撮影した通行人の画像とを比較することができ、
通行人の入出門許可証の不正使用を防止することが可能
となる。
【0069】また、本発明によれば、監視装置が、セキ
ュリティ制御部から送信された通行人に関するデータを
受信したデータに基づいて、入出門許可証の正当性を判
断し、また顔写真イメージデータの画像を第1表示部に
表示するとともに、撮影手段で撮影した前記入出門を通
過する通行人の画像を第2表示部に表示し、第1表示部
に表示された画像と第2表示部に表示された画像とのマ
ッチングをとって比較して通行人の同一性を自動的に判
断するようにしたので、監視人の目視による通行人のチ
ェックの作業を省き又は簡略化することができ、監視人
の監視負担を軽減することができる。
【0070】また、本発明によれば、監視装置が、入出
門許可証のセキュリティ制御部から送信された本人特定
データと顔写真イメージデータの少なくとも一部を所定
方法で暗号化し、その暗号化されたデータとデジタル署
名データとが一致するか否かを判断し、一致する場合に
は入出門許可証が正当であると判断するようにしたの
で、入出門許可証の正当性を判断するチェック機能が強
化され、確実に入出門許可証の偽造などを見破ることが
可能となる。
【0071】また、本発明によれば、監視装置が、本人
特定データ及び顔写真イメージデータをリンクしてファ
イルに格納し、さらに、顔写真イメージデータの特徴を
示す特徴データも本人特定データ及び顔写真イメージデ
ータにリンクしてファイルに格納するようにしたので、
かかるデータを犯罪捜査などに利用することができ、ま
た、氏名などが特定されていない場合でも、顔の特徴か
ら対象の者を検索することができる。
【0072】また、本発明によれば、入出門許可証を、
プラスチック板に薄膜型ICチップで実現されたセキュ
リティ制御部が貼り付けられて構成されたIDカードと
したので、入出門許可証を携帯する通行人にとって持ち
運びやすく(携帯しやすく)なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 通行人が携帯するIDカードの構成を示す図
である。
【図2】 本発明の実施の形態1による人監視システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による人監視システム
の各構成の具体的配置を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による人監視システム
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2による人監視システム
の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3におけるIDカードの
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 IDカード(入出門許可証) 10 セキュリティ制御部 101 ROM 102 通信部 103 制御部 20 監視装置 201 アンテナ 202 送受信部 203 メモリ 204 CPU(監視制御部) 205 第1表示部(表示部) 206 キーファイル(ファイル) 207 イメージファイル(ファイル) 208 操作入力部 209 ビデオカメラ(撮影手段) 210 第2表示部 220 ゲート(入出門)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G06K 19/00 S 5L096 Fターム(参考) 2E250 AA03 AA07 AA12 BB05 BB08 BB10 BB61 BB65 CC12 CC15 CC21 CC28 DD06 DD08 EE03 EE09 FF11 FF18 FF23 FF28 FF36 5B035 AA14 BB09 BC01 CA23 5B057 AA19 BA02 CA12 CA16 DA11 DB02 DC34 5B058 CA15 CA24 CA27 KA02 KA04 KA06 KA31 KA38 YA11 5C087 AA02 AA03 AA24 BB03 BB18 BB74 DD06 DD23 EE05 EE08 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG10 GG18 GG19 GG24 GG32 GG66 GG70 5L096 BA02 CA02 HA09 JA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられたセキュリティ制御部が、前記
    通行人の入出門通過時に前記通行人に関するデータを無
    線で送信し、監視装置が、前記セキュリティ制御部から
    送信された前記データを受信し、その受信した前記デー
    タに基づいて、前記入出門許可証の正当性を判断するこ
    とを特徴とする人監視方法。
  2. 【請求項2】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられたセキュリティ制御部が、前記
    通行人の入出門通過時に前記通行人の顔写真イメージデ
    ータを含む前記通行人に関するデータを無線で送信し、
    監視装置が、前記セキュリティ制御部から送信された前
    記データを受信し、その受信した前記データに基づい
    て、前記入出門許可証の正当性を判断し、また前記顔写
    真イメージデータの画像を表示部に表示することを特徴
    とする人監視方法。
  3. 【請求項3】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられたセキュリティ制御部が、前記
    通行人の入出門通過時に前記通行人の顔写真イメージデ
    ータを含む前記通行人に関するデータを無線で送信し、
    監視装置が、前記セキュリティ制御部から送信された前
    記データを受信し、その受信した前記データに基づい
    て、前記入出門許可証の正当性を判断し、また前記顔写
    真イメージデータの画像を第1表示部に表示するととも
    に、撮影手段で撮影した前記入出門を通過する前記通行
    人の画像を第2表示部に表示し、前記第1表示部に表示
    された前記画像と前記第2表示部に表示された前記画像
    とのマッチングをとって比較して前記通行人の同一性の
    判断を自動的に行うことを特徴とする人監視方法。
  4. 【請求項4】 通行人に関するデータは、通行人本人を
    特定する氏名や身体的特徴などの本人特定データ、前記
    通行人の顔写真を写した顔写真イメージデータ、及び前
    記本人特定データと前記顔写真イメージデータの少なく
    とも一部が所定方法で暗号化されたデジタル署名データ
    からなり、監視装置は、入出門許可証のセキュリティ制
    御部から送信された前記本人特定データと前記顔写真イ
    メージデータの少なくとも一部を前記所定方法で暗号化
    し、その暗号化されたデータと前記デジタル署名データ
    とが一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記
    入出門許可証が正当であると判断することを特徴とする
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の人監
    視方法。
  5. 【請求項5】 監視装置は、本人特定データ及び顔写真
    イメージデータをリンクしてファイルに格納することを
    特徴とする請求項4記載の人監視方法。
  6. 【請求項6】 通行人に関するデータには、顔写真イメ
    ージデータの特徴を示す特徴データも含められ、監視装
    置は、その特徴データも本人特定データ及び顔写真イメ
    ージデータにリンクしてファイルに格納することを特徴
    とする請求項5記載の人監視方法。
  7. 【請求項7】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられ、前記通行人の入出門通過時に
    前記通行人に関するデータを無線で送信するセキュリテ
    ィ制御部と、 前記セキュリティ制御部から送信された前記データを受
    信する送受信部、及び前記送受信部で受信した前記デー
    タに基づいて、前記入出門許可証の正当性を判断する監
    視制御部からなる監視装置とを備えたことを特徴とする
    人監視システム。
  8. 【請求項8】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられ、前記通行人の入出門通過時に
    前記通行人の顔写真イメージデータを含む前記通行人に
    関するデータを無線で送信するセキュリティ制御部と、 前記セキュリティ制御部から送信された前記データを受
    信する送受信部、その送受信部で受信した前記データに
    基づいて、前記入出門許可証の正当性を判断する監視制
    御部、前記顔写真イメージデータの画像を表示する第1
    表示部、前記入出門を通過する通行人を撮影する撮影手
    段、及び前記撮影手段で撮影した前記通行人の画像を表
    示する第2表示部からなる監視装置とを備えたことを特
    徴とする人監視システム。
  9. 【請求項9】 入出門を通過する通行人が携帯している
    入出門許可証に設けられ、前記通行人の入出門通過時に
    前記通行人の顔写真イメージデータを含む前記通行人に
    関するデータを無線で送信するセキュリティ制御部と、 前記セキュリティ制御部から送信された前記データを受
    信する送受信部、前記顔写真イメージデータの画像を表
    示する第1表示部、前記入出門を通過する通行人を撮影
    する撮影手段、その撮影手段で撮影した前記通行人の画
    像を表示する第2表示部、前記送受信部で受信した前記
    データに基づいて、前記入出門許可証の正当性を判断す
    るとともに、前記第1表示部に表示された前記画像と前
    記第2表示部に表示された前記画像とのマッチングをと
    って比較して前記通行人の同一性の判断を自動的に行う
    監視制御部からなる監視装置とを備えたことを特徴とす
    る人監視システム。
  10. 【請求項10】 通行人に関するデータは、通行人本人
    を特定する氏名や身体的特徴などの本人特定データ、前
    記通行人の顔写真を写した顔写真イメージデータ、及び
    前記本人特定データと前記顔写真イメージデータの少な
    くとも一部が所定方法で暗号化されたデジタル署名デー
    タからなり、監視装置は、入出門許可証のセキュリティ
    制御部から送信された前記本人特定データと前記顔写真
    イメージデータの少なくとも一部を前記所定方法で暗号
    化し、その暗号化されたデータと前記デジタル署名デー
    タとが一致するか否かを判断し、一致する場合には、前
    記入出門許可証が正当であると判断することを特徴とす
    る請求項7から請求項9のうちのいずれか1項記載の人
    監視システム。
  11. 【請求項11】 監視装置は、通行人に関するデータに
    含まれる、通行人本人を特定する氏名や身体的特徴など
    の本人特定データ及び前記通行人の顔写真を写した顔写
    真イメージデータをリンクしてファイルに格納すること
    を特徴とする請求項7から請求項10のうちのいずれか
    1項記載の人監視システム。
  12. 【請求項12】 通行人に関するデータには、顔写真イ
    メージデータの特徴を示す特徴データも含められ、監視
    装置は、その特徴データも本人特定データ及び顔写真イ
    メージデータにリンクしてファイルに格納することを特
    徴とする請求項11記載の人監視システム。
  13. 【請求項13】 入出門許可証は、プラスチック板に薄
    膜型ICチップで実現されたセキュリティ制御部が貼り
    付けられて構成されたIDカードであることを特徴とす
    る請求項7から請求項12のうちのいずれか1項記載の
    人監視システム。
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