JP2002342452A - 個人情報管理方法、個人情報管理装置、個人情報管理プログラム、個人情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

個人情報管理方法、個人情報管理装置、個人情報管理プログラム、個人情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002342452A
JP2002342452A JP2001143851A JP2001143851A JP2002342452A JP 2002342452 A JP2002342452 A JP 2002342452A JP 2001143851 A JP2001143851 A JP 2001143851A JP 2001143851 A JP2001143851 A JP 2001143851A JP 2002342452 A JP2002342452 A JP 2002342452A
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JP2001143851A
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Masaya Nagata
昌也 永田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人情報登録者と個人情報参照者との間で個
人情報の伝達をより容易かつ確実に行えるようにする。 【解決手段】 個人情報管理サーバ5から、個人情報登
録者1側の端末3へ、個人情報の更新の有無を問い合わ
せる。更新の事実があった旨の回答を個人情報登録者側
から得た場合は、個人情報管理サーバ5に記憶してある
個人情報参照者のデータを参照して、以前その個人情報
を得た個人情報参照者2側へ、更新の事実があった旨を
通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人情報の登録者
が、登録した個人情報を、指定した個人情報参照者に対
してオンラインで提供することが可能な個人情報管理方
法、個人情報管理装置、個人情報管理プログラム、個人
情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住民票データ等の個人の情報を個人情報
管理装置と称されるサーバに電子化して保管し、個人情
報を登録した本人の要請により該個人情報を交付するシ
ステムがある。
【0003】たとえば、特開平11−149504号公
報には、個人情報を管理し、上記個人情報の登録者であ
る個人情報登録者の要請によって個人情報の参照者であ
る個人情報参照者にオンラインで上記個人情報登録者に
関する個人情報を出力する個人情報管理方法であって、
個人情報登録者に関する個人情報を取得しようとする個
人情報参照者に入力させる識別情報である問い合わせコ
ードを、該個人情報登録者の指示により生成して出力す
る問い合わせコード発行ステップと、上記個人情報参照
者に上記問い合わせコードを入力させ、入力された問い
合わせコードが、上記問い合わせコード発行ステップに
よって発行された正規の問い合わせコードであると確認
された場合に限り、該問い合わせコードに対応する個人
情報を出力する個人情報取得ステップとを有することを
特徴とする個人情報管理方法が開示されている。
【0004】これによれば、(1)個人情報登録者が指
定する特定の個人情報参照者に対してのみ、個人情報を
オンラインで取得させることを可能にする。(2)個人
情報登録者と、上記の特定の個人情報参照者との間で、
電子化されたデータを授受する必要をなくす。という課
題を解決できるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の方法を含め従来の方法では、個人情報の更新が生
じ、該個人情報を有効な情報として個人情報参照者に通
知したい場合には、個人情報登録者は再度、個人情報参
照者に対し更新された個人情報の通知を行う等の手続き
が必要であった。また、個人情報参照者は個人情報の更
新が行われたことを一般には知り得ないため、個人情報
登録者からの個人情報の更新通知及び手続きがない限
り、取得している個人情報の有効性を判断することはで
きなかった。したがって、もはや有効には機能しない個
人情報を利用することにより、誤った、あるいは意味の
ない活用を行うおそれがあった。このような不具合を回
避するため、定期的に特定多数あるいは不特定多数の個
人情報参照者に対し、定期的なアンケート等の実施によ
り登録された個人情報の更新を自ら行う必要が生じ、煩
雑であると共にデータ収集及び解析等に係る労力が膨大
であった。
【0006】以上のような個人情報の更新に係る処理
は、上述した公報のように、サービス対象が住民票の交
付申請等のように個人情報登録者の作業として頻繁でな
い場合には比較的問題とされないが、個人情報登録者と
個人情報参照者との関係が1対多であって、個人情報の
更新毎に該複数の個人情報参照者に対して同様の処理を
同時に行う場合には、個人情報登録者は各個人情報参照
者に対して同じ処理を繰り返し行う必要が生じるため、
煩雑であると共に迅速な手続きを行うことができなかっ
た。たとえば、複数のメーカあるいは、同一メーカであ
っても複数の製品に対してユーザ登録を行う場合に適用
することを検討すると、個人情報登録者は、メーカ数だ
けの問い合わせコードを入手する必要があり、さらに、
入手した問い合わせコードを重複及び不足することなし
に複数の個人情報参照者に割り当てた上で、問い合わせ
コードを個人情報参照者に対し通知する必要があった。
【0007】また、メーカのような個人情報参照者にと
っても、個人情報参照者と個人情報登録者との関係が1
対多であって、個人情報の更新を予想して定期的に個人
情報登録者に対して個人情報の最新性を問い合わせる手
続きは煩雑であった。さらに、個人情報登録者から問い
合わせコードを入手しない限り、個人情報管理装置への
アクセス権がないために、たとえば、個人情報管理装置
が問い合わせコードを発行し、情報提供の準備が完了し
ているにもかかわらず、個人情報登録者の端末装置の故
障等により個人情報登録者が問い合わせコードを入手で
きない場合や、個人情報登録者の個人情報参照者に対す
る問い合わせコードの通知の遅れ等により、個人情報登
録者の情報を速やかに取得できない問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、個人情報登録者と個人情報参照者
との間で個人情報の伝達をより容易かつ確実に行うこと
ができる個人情報管理方法、個人情報管理装置、個人情
報管理プログラム、個人情報管理プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の個人情報管理方法は、個人情報参照者側に
通知された、個人情報登録者の個人情報を管理する個人
情報管理方法において、個人情報管理部(個人情報管理
サーバ)に、個々の上記個人情報登録者の識別情報(I
D1)と、その各個人情報登録者から以前に個人情報を
得たことがある上記個人情報参照者の識別情報(ID
2)との対応を記憶し、個人情報管理部から、個人情報
登録者側へ、個人情報の更新の有無を問い合わせ、更新
の事実があった旨の回答を個人情報登録者側から得た場
合は、上記個人情報管理部に記憶してある個人情報参照
者のデータを参照して、以前その個人情報を得た個人情
報参照者を特定し、それら、以前その個人情報を得た個
人情報参照者側へ、更新の事実があった旨を通知するこ
とを特徴としている。
【0010】ここで、各個人情報登録者から個人情報参
照者へ初めて個人情報を通知する方法は、特に限定され
ない。また、上記個人情報管理部を介して初めて個人情
報を通知し、その際に上記のように識別情報の対応を記
憶するようにすることもできる。
【0011】また、各個人情報登録者の個人情報は、上
記個人情報管理部に記憶させておくこともできるし、別
の装置へ記録しておくこともできる。
【0012】上記の構成により、個人情報管理部から、
個人情報登録者側へ、個人情報の更新の有無を問い合わ
せる。更新の事実があった旨の回答を個人情報登録者側
から得た場合は、個人情報管理部に記憶してある個人情
報参照者のデータを参照して、以前その個人情報を得た
個人情報参照者を特定し、それら、以前その個人情報を
得た個人情報参照者側へ、更新の事実があった旨を通知
する。
【0013】したがって、(1)個人情報登録者側にお
いては、自分の個人情報を以前誰に通知したかを覚えて
いなくても、更新したという事実を、以前個人情報を通
知したすべての個人情報参照者へ確実に通知することが
できる。
【0014】また、更新したことを個々の個人情報参照
者へ知らせる煩雑な処理を行う必要がない。
【0015】また、更新したかどうかの問い合わせを個
々の個人情報参照者から受けることがないので、それに
一つ一つ個別に答えていく煩雑さがない。
【0016】また、(2)個人情報参照者側において
は、「以前にその個人情報登録者から個人情報を得た」
という事実が個人情報管理部に記録されていさえすれ
ば、個人情報登録者の個人情報が更新されたかどうかを
知るためのアクセス権や問い合わせコード(パスワード
等)のような特別な仕組み(第三者に知られないように
するための仕組みも含む)を用いなくても、個人情報登
録者が個人情報を更新したという事実を、すべての個人
情報登録者から確実に得ることができる。
【0017】また、更新したかどうかを個々の個人情報
登録者へ問い合わせる煩雑な処理を行う必要がない。
【0018】それゆえ、(1)個人情報登録者側におい
ては、個人情報参照者側に以前通知した自分の個人情報
について更新したときに、その更新したという事実を、
容易に、以前通知した参照者側へ知らせることができ
る。それとともに、(2)個人情報参照者側において
は、個人情報登録者側から以前通知を受けた個人情報が
個人情報登録者により更新されたときに、その更新した
という事実を容易に知ることができる。つまり、個人情
報登録者と個人情報参照者との間で個人情報の伝達をよ
り容易かつ確実に行うことができる。
【0019】このように、第3者に提供することを目的
に蓄積された個人情報に関し、個人情報の最新性を管理
し、更新が行われた場合に既に参照した個人情報参照者
にその旨を連絡することにより、既に参照した個人情報
の有効性を判断させるサービスを提供することができ
る。さらに、個人情報の登録者が該個人情報の提供を認
めた希望者を指定することにより、該希望者から個人情
報の要求があった場合に速やかに提供することにより、
個人においては重複する個人情報の登録作業を簡略化
し、かつ、個人情報参照者等の個人情報の取得を希望す
る者に対しては個人情報を簡便かつ迅速な方法により提
供するシステムを構築することができる。
【0020】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、個々の上記個
人情報登録者の識別情報(ID1)とその各個人情報登
録者の電子メールアドレスとの対応を記憶するととも
に、個々の上記個人情報参照者の識別情報(ID2)と
その各個人情報参照者の電子メールアドレスとの対応を
記憶し、上記各個人情報登録者の電子メールアドレスへ
問い合わせ電子メールを送信することによって、個人情
報管理部から個人情報登録者側へ個人情報の更新の有無
を問い合わせ、上記各個人情報参照者の電子メールアド
レスへ通知電子メールを送信することによって、個人情
報参照者側へ、更新の事実があった旨を通知することを
特徴としている。
【0021】上記の構成により、個人情報登録者への更
新の有無の問い合わせや個人情報参照者への更新の事実
の通知は電子メールにて行われる。それゆえ、上記の構
成による効果に加えて、問い合わせから通知への処理を
迅速に行うことができる。
【0022】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部から個人情報登録
者側へ個人情報の更新の有無を問い合わせるのが定期的
であることを特徴としている。
【0023】上記の構成により、定期的に、個人情報の
更新の有無を問い合わせる。例えば、所定の定期間(例
えば1年ごと、半年ごと、3ヶ月ごとなど)ごとに行う
ようにすることができる。したがって、長期間、更新の
事実が個人情報参照者へ知らされない事態を回避するこ
とができる。それゆえ、上記の構成による効果に加え
て、個人情報が更新されたにもかかわらず個人情報を管
理する個人情報管理サーバ及び個人情報参照者への通知
が遅延もしくはなされないことに起因して生じる、個人
情報の利用性の価値判断が行えない、もしくは誤った活
用をしてしまうといった個人情報参照者側の問題をより
効果的に回避することができる。
【0024】なお、該問い合わせの頻度は、あまり頻繁
であると個人情報登録者の対応が大変となり、また、頻
度が低いと本発明の特徴が活かされないので、両者のバ
ランスを考慮して決定すればよい。なお、問い合わせの
停止、一時停止、問い合わせ期間の変更等は任意に実施
してよい。
【0025】また、常に最新の情報を個人情報参照者に
通知することができるので、質の高い個人情報管理サー
ビスを提供することができる。
【0026】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新の事実があった旨の回答を個人情
報登録者側から得た場合は、更新後の個人情報をその個
人情報登録者側から得て、個人情報参照者側へ、更新後
の個人情報を通知することを特徴としている。
【0027】上記の構成により、更新の事実があった旨
の回答を個人情報登録者側から得た場合は、更新後の個
人情報をその個人情報登録者側から得て、個人情報参照
者側へ、更新後の個人情報を通知する。それゆえ、上記
の構成による効果に加えて、更新の事実だけでなく実際
の更新後の個人情報の内容をも、迅速に個人情報参照者
側へ伝達することができる。
【0028】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、個人情報登録者に対し、以前に更新前
の個人情報を通知した個人情報参照者に更新後の個人情
報を通知することを許可するか否かの問い合わせを行
い、通知を許可するとの回答を得た個人情報参照者に対
してのみ、更新後の個人情報を通知することを特徴とし
ている。
【0029】上記の構成により、個人情報登録者に対
し、以前に更新前の個人情報を通知した個人情報参照者
に更新後の個人情報を通知することを許可するか否かの
問い合わせを行い、通知を許可するとの回答を得た個人
情報参照者に対してのみ、更新後の個人情報を通知す
る。したがって、過去には個人情報を通知していたが現
在はもう通知する必要はないと個人情報登録者側で判断
した相手(個人情報参照者)に対してまで更新後の個人
情報を知らせることでその個人情報参照者からの不要な
郵便物等の接触が継続するのを、防止することができ
る。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、必要な
相手(個人情報参照者)とのみ情報のやりとりを継続し
たいという個人情報登録者側の希望に容易に沿うことが
できる。
【0030】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新後の個人情報を通知した個人情報
参照者に対し、個人情報登録者ごとに、更新後の個人情
報を通知した対価を課金することを特徴としている。
【0031】上記の構成により、更新後の個人情報を通
知した個人情報参照者に対し、個人情報登録者ごとに、
更新後の個人情報を通知した対価を課金する。したがっ
て、必要以上に個人情報を取得しようとする個人情報登
録者を排除して、その取得しようとする個人情報に見合
う妥当な対価を支出した個人情報参照者のみが個人情報
を得られるようにすることができる。それゆえ、上記の
構成による効果に加えて、個人情報の流通をより健全に
し、信頼性を高めることができる。
【0032】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、上記個人情報
参照者の識別情報(ID2)と、その個人情報参照者が
個人情報を取得するのに必要な費用を保管しておくため
の支払い用口座との対応を記憶するとともに、更新後の
個人情報を通知した対価を徴収後保管しておくための管
理用口座を記憶し、上記個人情報管理部にて、更新後の
個人情報を通知したことの上記対価を、その個人情報参
照者の支払い用口座から引き落とし、上記管理用口座へ
振り替えることを特徴としている。
【0033】上記の構成により、更新後の個人情報を通
知したことの上記対価を、その個人情報参照者の支払い
用口座から引き落とし、上記管理用口座へ振り替える。
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、個人情報の
流通に伴う費用のやりとりを円滑にすることができる。
【0034】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新後の個人情報を通知した個人情報
登録者に対し、更新後の個人情報を通知した対価を課金
することを特徴としている。
【0035】上記の構成により、更新後の個人情報を通
知した個人情報登録者に対し、更新後の個人情報を通知
した対価を課金する。それゆえ、上記の構成による効果
に加えて、本来は個人情報登録者が独自に行わなければ
ならない更新処理を代わりに個人情報管理部が行うこと
に対する妥当な対価を、個人情報管理部のメンテナンス
等の運用を行う側が得ることができる。
【0036】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、上記個人情報
登録者の識別情報(ID1)と、その個人情報登録者が
個人情報を通知するのに必要な費用を保管しておくため
の支払い用口座との対応を記憶するとともに、更新後の
個人情報を通知した対価を徴収後保管しておくための管
理用口座を記憶し、上記個人情報管理部にて、更新後の
個人情報を通知したことの上記対価を、その個人情報登
録者の支払い用口座から引き落とし、上記管理用口座へ
振り替えることを特徴としている。
【0037】上記の構成により、更新後の個人情報を通
知したことの上記対価を、その個人情報登録者の支払い
用口座から引き落とし、上記管理用口座へ振り替える。
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、個人情報の
流通に伴う費用のやりとりを円滑にすることができる。
【0038】また、本発明の個人情報管理装置は、個人
情報参照者側に通知された、個人情報登録者の個人情報
を管理する個人情報管理装置において、個々の上記個人
情報登録者の識別情報(ID1)と、その各個人情報登
録者から以前に個人情報を得たことがある上記個人情報
参照者の識別情報(ID2)との対応を記憶する参照情
報記憶手段と、個人情報登録者側へ、個人情報の更新の
有無を問い合わせる登録情報確認手段と、更新の事実が
あった旨の回答を個人情報登録者側から得た場合は、上
記参照情報記憶手段に記憶してある個人情報参照者のデ
ータを参照して、以前その個人情報を得た個人情報参照
者を特定する演算処理部と、それら、以前その個人情報
を得た個人情報参照者側へ、更新の事実があった旨を通
知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
【0039】上記の構成により、個人情報管理装置か
ら、個人情報登録者側へ、個人情報の更新の有無を問い
合わせる。更新の事実があった旨の回答を個人情報登録
者側から得た場合は、参照情報記憶手段に記憶してある
個人情報参照者のデータを参照して、以前その個人情報
を得た個人情報参照者を特定し、それら、以前その個人
情報を得た個人情報参照者側へ、更新の事実があった旨
を通知する。
【0040】したがって、(1)個人情報登録者側にお
いては、自分の個人情報を以前誰に通知したかを覚えて
いなくても、更新したという事実を、以前個人情報を通
知したすべての個人情報参照者へ確実に通知することが
できる。
【0041】また、更新したことを個々の個人情報参照
者へ知らせる煩雑な処理を行う必要がない。
【0042】また、更新したかどうかの問い合わせを個
々の個人情報参照者から受けることがないので、それに
一つ一つ個別に答えていく煩雑さがない。
【0043】また、(2)個人情報参照者側において
は、「以前にその個人情報登録者から個人情報を得た」
という事実が個人情報管理部に記録されていさえすれ
ば、個人情報登録者の個人情報が更新されたかどうかを
知るためのアクセス権や問い合わせコード(パスワード
等)のような特別な仕組み(第三者に知られないように
するための仕組みも含む)を用いなくても、個人情報登
録者が個人情報を更新したという事実を、すべての個人
情報登録者から確実に得ることができる。
【0044】また、更新したかどうかを個々の個人情報
登録者へ問い合わせる煩雑な処理を行う必要がない。
【0045】それゆえ、(1)個人情報登録者側におい
ては、個人情報参照者側に以前通知した自分の個人情報
について更新したときに、その更新したという事実を、
容易に、以前通知した参照者側へ知らせることができ
る。
【0046】それとともに、(2)個人情報参照者側に
おいては、個人情報登録者側から以前通知を受けた個人
情報が個人情報登録者により更新されたときに、その更
新したという事実を容易に知ることができる。
【0047】つまり、個人情報登録者と個人情報参照者
との間で個人情報の伝達をより容易かつ確実に行うこと
ができる。
【0048】また、本発明の個人情報管理プログラム
は、コンピュータに上記いずれかの個人情報管理方法に
おける各手順を実行させることを特徴としている。
【0049】上記構成により、例えば、ネットワーク上
に存在する該個人情報管理プログラムをネットワークを
介してダウンロードし、該プログラムを端末にロードす
ることによって、本発明の個人情報管理方法を提供する
ことができる。
【0050】また、本発明の個人情報管理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は上記個
人情報管理プログラムを記録したことを特徴としてい
る。
【0051】上記構成により、上記記録媒体に記録され
たプログラムを、個人情報管理装置にロードすることに
よって、本発明の個人情報管理方法を提供することがで
きる。
【0052】なお、本発明の個人情報管理方法は、登録
された個人情報を個人情報参照者に提供する個人情報管
理方法において、個人情報の出力先と、出力した個人情
報を特定する情報とを関連付けて記憶するステップと、
上記個人情報の内容の変化を検出するステップと、個人
情報の内容の変化を検出した場合に、上記個人情報の出
力先に個人情報の変化があったことを通知するステップ
とを有するように構成してもよい。
【0053】これによれば、ハードディスク、光ディス
ク等の記憶部に、個人情報を参照した個人情報参照者
(出力先)の情報と該参照された個人情報を関連付け
て、たとえば、参照情報管理テーブルとして記憶するス
テップと、電子メール等の通信手段により該個人情報登
録者の個人情報の内容が更新されたか否かを個人情報登
録者に問い合わせを行って、個人情報の内容の変化を検
出するステップと、更新された場合に個人情報を特定す
る情報を基に、上記参照情報管理テーブルにアクセスす
ることにより該個人情報を参照した個人情報参照者を特
定するステップと、上記個人情報参照者に対し、電子メ
ール等のネットワークを利用した通信手段により参照し
た個人情報が更新されたことを通知するステップとをプ
ログラムされたコンピュータに実行させることができ
る。なお、電子メールに代えて、FAXにより問い合わ
せを行うことも可能である。
【0054】したがって、個人情報参照者は、個人情報
の有効性を判断するためにアンケート等の新たな情報収
集方法を継続して行う必要がなく、また、更新が行われ
たことの通知によってすでに取得している個人情報の有
効性を判断することができる。
【0055】また、個人情報登録者は、たとえば、個人
情報管理サーバから送信される、個人情報の最新性につ
いての間い合わせメールに対し、返信することのみによ
って更新の有無についての情報を通知することができる
ので、自らが主体となって個人情報の更新に関する情報
連絡を行う必要がなく、更新手続きに関する負担を低減
させることができる。また、個人情報管理サーバは個人
情報登録者の情報を取得した個人情報参照者の情報を一
元的に管理しているので、個人情報参照者が複数であっ
ても各個人情報参照者に対して更新通知を個別に行う必
要がなく、個人情報管理サーバに対する1度の応答のみ
によって達成することができる。
【0056】さらに、個人情報登録者が個人情報を更新
しているならば、個人情報を既に取得している個人情報
参照者に対し更新された個人情報を提供することが可能
となる。また、個人情報を参照した個人情報参照者の情
報と該個人情報とを関連付けて管理されているので、該
ファイルを個人情報登録者に対して提示するならば、個
人情報登録者は、今までに提供した個人情報参照者の情
報を一切管理する必要がない。
【0057】さらに、個人情報管理システム全体として
は、個人情報の更新の有無を個人情報登録者に対し積極
的に問い合わせるシステムであるため、個人情報登録者
から更新の通知を待ち受けなくても、個人情報の最新性
についての確認を迅速に行うことができる。また、個人
情報登録者の個人情報自体の更新手続きの遅れが生じて
いても、該問い合わせが発生することによって個人情報
データの更新を促すという効果がある。
【0058】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、(演算手段が)個人情報を参照した個
人情報参照者を特定する情報と、該参照された個人情報
を特定する情報とを関連付けて(記憶手段に)記憶する
ステップと、(演算手段が)個人情報または個人情報登
録者を特定する情報に基づいて(記憶手段に)記憶され
た個人情報登録者の電子メールアドレスを取得するステ
ップと、(通信手段が)上記電子メールアドレスを用い
て電子メールにて、上記個人情報登録者に対し個人情報
の内容に変化があるか否かを問い合わせるステップと、
(通信手段が)個人情報の内容に変化があった場合に、
該個人情報を特定する情報を取得するステップと、(演
算手段が上記記憶手段にアクセスすることにより)該個
人情報を参照した個人情報参照者を特定する情報を取得
するステップと、(演算手段が)個人情報参照者を特定
する情報に基づいて(記憶手段に)記憶された個人情報
参照者の電子メールアドレスを取得するステップと、
(通信手段が)上記電子メールアドレスを用いて電子メ
ールにて、上記個人情報参照者に対し個人情報の内容に
変化があったことを通知するステップとをプログラムさ
れたコンピュータに実行させるように構成してもよい。
【0059】これによれば、ハードウエア資産であるコ
ンピュータを用いて具体的に実現した個人情報管理方法
を提供することができる。
【0060】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、(通信手段が)個人情報登録者の電子
メールアドレスを用いて電子メールにて、個人情報登録
者に対し、既に個人情報を出力した個人情報参照者に再
出力を許可するか否かの問い合わせを行うステップと、
をプログラムされたコンピュータに実行させるように構
成してもよい。
【0061】これによれば、個人情報登録者は、現時点
の判断により、通知された個人情報参照者に対して、更
新された個人情報を出力するか否かの判断を行うことが
できる。たとえば、住宅情報を入手するために資料請求
の際に個人情報の提供を行った個人情報登録者であっ
て、マンションの購入等により当初目的が果たせられ、
継続的な情報の入手が不要である場合には、勧誘のため
の郵便物、電子メールの無駄な受信をなくすために、更
新された個人情報の提供を拒否することができる。
【0062】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、(通信手段が)内容に変化があった固
有情報を再出力した場合に、個人情報参照者により登録
された口座を管理する金融機関ホストコンピュータに対
し、所定の金額を引き落とし、個人情報管理者により登
録されている口座へ振り替える指示を行うように構成し
てもよい。
【0063】これによれば、個人情報参照者に対し課金
処理を行うため、不必要に個人情報の提供を要求する個
人情報参照者を排除することができ、これによりシステ
ムの安全性、信頼性を確保、向上することができるよう
になる。また、個人情報登録者にとっても、自己の個人
情報の提供に対する対価を得ることができる。
【0064】なお、再出力に対する課金額を初めて出力
した場合の課金額に対して割り引くことにより、本発明
による個人情報管理サービスを円滑に行っていくことが
できる。単に、本発明による個人情報管理サービスを再
度もしくは複数回利用したという点に加え、更新される
情報は一般に、元の情報と比べてその一部のみが変更も
しくは追加されているだけであるので、提供する情報の
新規分に比例した課金額を設定することは個人情報参照
者にとってより正当なサービスと言えるからである。
【0065】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、(通信手段が)内容に変化があった固
有情報を再出力した場合に、個人情報登録者により登録
された口座を管理する金融機関ホストコンピュータに対
し、所定の金額を引き落とし、個人情報管理者により登
録されている口座へ振り替える指示を行うように構成し
てもよい。
【0066】これによれば、従来、個人情報の更新を行
った場合の個人情報登録者の義務的手続き、たとえば、
製品におけるユーザ登録のように既に個人情報を提供し
ている個人情報参照者に対する更新手続きを主体となっ
て実行しなければならないところ、個人情報管理サーバ
の処理によって代行したことに対する対価を個人情報管
理者は得ることができる。
【0067】また、本発明の個人情報管理装置は、登録
された個人情報を個人情報参照者に提供する個人情報管
理装置であって、個人情報を参照した個人情報参照者を
特定する情報と、該参照された個人情報を特定する情報
とを関連付けて記憶する参照情報記憶手段と、個人情報
を登録している個人情報登録者に対し、該個人情報の更
新の有無を問い合わせる登録情報確認手段と、個人情報
が更新(変更)された場合に、上記参照情報記憶手段に
アクセスして該個人情報を参照した個人情報参照者を特
定する演算処理部と、上記個人情報参照者に対し、参照
した個人情報が更新されたことを通知する通知手段とを
有するように構成してもよい。
【0068】これによれば、ハードディスク、光ディス
ク等により参照情報記憶手段を実現し、CPU等により
更新検出手段及び演算処理部を構成し、モデム等のネッ
トワーク接続機能を有する通信手段により通知手段を構
成し、通知手段と演算処理部の協働により登録情報確認
手段を構成することにより、汎用のパーソナルコンピュ
ータ(PC)、サーバ等を用いて上述した個人情報管理
方法を実現することができる。
【0069】なお、個人情報のデータ自体は、個人情報
管理装置が管理する内蔵もしくは外付けのハードディス
ク、光ディスク装置等の記憶部に保存する形態に限ら
ず、個人情報管理装置がネットワークによりアクセス可
能な別の個人情報蓄積データベースサーバに保存してい
る形態であってもよい。さらに、該個人情報蓄積データ
ベースサーバの管理者が個人情報管理装置の管理者と同
一であるか否かを問わない。本発明は、個人情報自体の
管理を行うことを目的としているのではなく、個人情報
を利用できる状態にあれば、上述したサービスを提供す
ることができるからである。
【0070】なお、上述した個人情報管理装置とネット
ワークを介して接続可能な端末とによってネットワーク
システムを構成してもよい。これにより、個人情報登録
者が操作する端末と個人情報の更新の有無等についての
双方向的な通信を行うことができる。同様に、個人情報
参照者が操作する端末と個人情報の更新が行われた旨の
通知等についての双方向的な通信を行うことができる。
【0071】また、本発明の個人情報管理プログラム
は、本発明の個人情報管理方法を実行するプログラムで
あるように構成してもよい。
【0072】上記構成によれば、例えば、ネットワーク
上に存在する該個人情報管理プログラムをネットワーク
を介してダウンロードし、該プログラムを端末にロード
することによって、本発明の個人情報管理方法を提供す
ることができる。
【0073】また、本発明の個人情報管理方法を実行す
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体の場合には、上記記録媒体に記録されたプログラ
ムを、個人情報管理装置にロードすることによって、本
発明の個人情報管理方法を提供することができる。
【0074】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図14に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
【0075】(概略動作)図1及び図2に示した本発明
の動作説明図を基に、本願発明の個人情報管理システム
の概要について説明する。図1に、主要なアクションを
A1〜A4として示し、図2にネットワークシステム構
成を示した。図2に示すように、個人情報登録者1の個
人情報を管理する個人情報管理サーバ(個人情報管理装
置、個人情報管理部)5と、該個人情報管理サーバ5に
個人情報を登録し、また、該個人情報を個人情報参照者
2に通知指示、依頼する端末3と、該個人情報登録者1
により通知指示された該個人情報登録者1の個人情報を
個人情報管理サーバ5から取得するための端末4が、ネ
ットワーク7により接続されている。端末3及び4は、
パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯情
報端末、インターネット接続機能を有した携帯電話等で
ある。また、個人情報管理サーバ5は、パーソナルコン
ピュータ、ワークステーション等である。
【0076】ここでは、個人情報登録者1あるいは/及
び個人情報を特定するための固有情報(識別情報)(I
D1、たとえばT000001)を有した個人情報登録
者1の個人情報を、ネットワーク7を介して個人情報参
照者2を特定するための固有情報(識別情報)(ID
2、たとえばS380905)を有した個人情報参照者
2が操作する端末4から出力していることを前提として
いる。図1では、アクションA1として示している。
【0077】その後、上記個人情報登録者1の個人情報
が更新された場合に、本実施形態の個人情報管理システ
ムは機能する。
【0078】具体的には、図1を参照して、アクション
A2として示すように、個人情報を管理する個人情報管
理サーバ5は、個人情報登録者1に対して個人情報が更
新されたか否かの確認を行うために、たとえば、電子メ
ール等によって問い合わせのメッセージを送信する。メ
ッセージの送信先としては、本発明が管理対象とする全
ての個人情報登録者1であってもよいし、または、個人
情報参照者2に個人情報を提供した実績がある個人情報
登録者1であってもよい。また、メッセージを送信する
タイミングとしては、ある特定の日に一斉に行ってもよ
いし、あるいは、個人情報の登録もしくは更新があった
日から1年後等のように、個人情報登録者1毎に変えて
行うようにしてもよい。
【0079】以上のように、本実施形態による個人情報
管理方法は、個人情報管理サーバ5がタイマ等の機能を
用いて、予め設定された日時、あるいは個人情報の登録
日時もしくは更新日時から予め設定された日時にプログ
ラムを実行することにより動作する。
【0080】次に、上記問い合わせメッセージに対する
個人情報登録者からの回答を待ち受ける状態となる。個
人情報登録者は、アクションA3として示すように、個
人情報の登録日時もしくは前回更新した日時から上記問
い合わせメッセージを受けるまでの間に、個人情報の更
新があったか否かの回答を行う。たとえば、電子メール
等の場合には、返信機能により簡単に行うことができ
る。なお、返信する場合の内容は、更新があった場合に
のみ返信する形態であっても良いし、更新がない場合に
はない旨の内容を返信する形態であっても良い。前者の
場合には、個人情報管理サーバ5は、受信した電子メー
ルに関しては更新された情報であると判断することが可
能となるので、更新されたか否かについて電子メールの
内容を確認する必要がなく、処理を簡略化・高速化でき
る。一方、後者の場合には、更新がなかった場合にも、
個人情報登録者が問い合わせメッセージを受信し、内容
を確認し、更新がなかった旨を回答したことを知ること
ができるので、個人情報自体に更新がないという情報を
新たに得ることができる。
【0081】なお、上記問い合わせメッセージの送信先
は、個人情報登録者1の電子メールアドレスに限らず、
個人情報登録者1の個人情報を管理している別の個人情
報蓄積データベースサーバであってもよい。この場合、
個人情報蓄積データベースサーバとの連携が必要になる
が、個人情報登録者1は、個人情報蓄積データベースサ
ーバに個人情報の更新を行うだけで該更新事実が個人情
報管理サーバ5に送られるシステムが可能となるため、
別途個人情報管理サーバ5に更新に関する通知を行う必
要がない。また、問い合わせメッセージの送信先は、F
AX番号であってもよい。
【0082】次に、アクションA4として示すように、
個人情報管理サーバ5は、更新が行われた個人情報を既
に取得している個人情報参照者2に対して、個人情報の
更新が行われたことを通知する。
【0083】以上のように、個人情報管理サーバは、個
人情報の更新を検出し(入力)、該更新された個人情報
を以前に取得している個人情報参照者2に対し個人情報
の更新を通知(出力)するという簡単なシステムであ
る。これにより、登録されている個人情報の最新性を迅
速に知ることによって、既に取得している個人情報参照
者に対して情報提供することができる。
【0084】(個人情報管理サーバが行う処理)上述し
た個人情報管理方法を実現するための、個人情報管理サ
ーバ5が行う処理について以下に説明する。
【0085】・個人情報管理サーバの構成 図3に示すように、ネットワーク7を介して端末3及び
4との通信を行う通信部(登録情報確認手段、通知手
段)11と、以下に述べる各種管理テーブルの登録、修
正、更新等を行う入力部13と、該管理テーブル及び本
実施形態に係るプログラムを格納した記憶部(参照情報
記憶手段)14と、該管理テーブルの内容等を表示・出
力するための出力部15と、個人情報管理に関する種々
の処理を行う演算処理部12から構成されている。
【0086】以下に、各部の具体例について説明する
と、通信部11は、ネットワーク7が電話線8の場合に
はモデムであり、さらに、TA(ターミナルアダプタ)
・ルータ等が含まれる。なお、ローカルネットワーク9
に接続するための機能を有していてもよい。たとえば、
個人情報管理サーバ5が入力部13及び出力部15のい
ずれも有しない構成の場合に、上記ローカルネットワー
ク9に接続された図示しない端末により個人情報管理サ
ーバ5をリモートコントロールできるようになってい
る。該通信部11により、個人情報の更新連絡を受信し
(アクションA3)、また、後述する演算処理部12に
より特定された個人情報参照者2に対して更新通知を行
う(アクションA4)。
【0087】演算処理部12は、通信部11あるいは入
力部13から入力された情報に対して演算を行う部分で
あり、たとえば、CPU(中央処理装置)、メモリであ
る。メモリは、処理結果を一時的に保存しておくための
RAM(ランダムアクセスメモリ)等のメモリである。
演算処理をソフトウエア的に行う場合には、処理手順を
記したプログラムを保存しておくための不揮発性メモリ
を用意する。あるいは、後述する記憶部14にプログラ
ムを保存しておき、プログラム動作時に該記憶部14か
ら続み出し、RAM上で展開し作業してもよい。該演算
処理部12により、個人情報の更新の検出を入力とし
て、該個人情報を取得している個人情報参照者2を特定
し、該個人情報参照者2に対して個人情報の更新通知を
指示する等の処理を行う。
【0088】入力部13は、たとえば、キーボード、マ
ウス、ポインティングデバイス、イメージスキャナ、バ
ーコードスキャナ等である。個人情報管理サーバ5が個
人情報管理装置として通常運転中はいずれも必要ない
が、メンテナンス、故障解決、記憶部14に保存されて
いるファイルの編集等をローカルネットワーク9を介さ
ずに個人情報管理サーバ5から直接行う場合には、その
際の入力手段として必要である。
【0089】記憶部14は、図4に示すように、本発明
の個人情報管理を行うプログラム27、個人情報を取得
した個人情報参照者1の情報を個人情報と関連付けて管
理する参照情報管理テーブル25、通信部11あるいは
入力部13から入力された個人情報テーブル21等を記
憶するための部分であり、たとえば、ハードディスク、
光ディスクである。すなわち、記憶部14は、利用者登
録テーブルとして、第1登録者用個人情報テーブル21
および第2登録者用情報テーブル22を有している。ま
た、個人認証用テーブルとして、第1登録者用ID管理
テーブル23および第2登録者用ID管理テーブル24
を有している。また、参照情報管理テーブル25とプロ
グラム群27とを有しており、プログラム群27は、利
用者登録プログラム27aと個人情報送信プログラム2
7bとを含んでいる。
【0090】出力部15は、情報のソフトコピー及びハ
ードコピーのためであり、前者に対してはCRT(陰極
線管)あるいは液晶等のディスプレイが、また、後者に
対してはプリンタが該当する。メンテナンス、故障解
決、記憶部14に保存されているファイルの編集等を個
人情報管理サーバ5から直接行う場合には、その際の内
容の表示手段として必要であるが、個人情報管理サーバ
5が個人情報管理装置として通常運転中はいずれも必要
ない。したがって、ディスプレイがオプション設定され
ているコンピュータであって、ユーザの意志により選択
されなかった場合、もしくは全く設定されていないコン
ピュータであっても本実施形態を実施することは可能で
ある。
【0091】・アクションA1に係る処理 以下では、個人情報登録者1の個人情報は個人情報管理
サーバ5に蓄積されている場合を例として説明する。し
かしながら、本発明は、該個人情報が個人情報管理サー
バ5に蓄積されていることを必須の要件とはしておら
ず、外部の個人情報蓄積データベースサーバ(図示せ
ず)に蓄積されている個人情報を利用する形態であって
も良い。図5に、個人情報登録者1の個人情報を保存し
ている個人情報テーブル21の一例を示す。該個人情報
テーブル21は、個人情報登録者ID(第1登録者I
D):ID1によってレコードが特定される。したがっ
て、該ID1を指定することによって個人情報を特定す
ることができ、該特定された個人情報を個人情報参照者
2に提供することが可能となる。
【0092】個人情報参照者2の情報も、図6に示すよ
うに、第2登録者用情報テーブル22として個人情報管
理サーバ5の記憶部14に記憶されている。該第2登録
者用情報テーブル22は、個人情報参照者ID(第2登
録者ID):ID2によってレコードが特定される。し
たがって、該ID2を指定することによって個人情報参
照者2を特定することができ、該特定された個人情報参
照者2に対し、個人情報登録者IDによって特定される
個人情報を提供することが可能となる。
【0093】なお、以上のように、個人情報登録者1及
び個人情報参照者2を特定するために個人情報登録者I
D(第1登録者ID):ID1及び個人情報参照者ID
(第2登録者ID):ID2を発行、管理しているた
め、個人情報登録者1及び個人情報参照者2をそれぞれ
第1登録者及び第2登録者と称する場合がある。なお、
ID1及びID2は、英字・数字・それらの組み合わせ
に限らず、電子メールアドレス等、固有の情報であれば
よい。
【0094】図7に、ID1及びID2を個人情報管理
サーバ5が個人情報登録者1及び個人情報参照者2に付
与する場合のアクションをアクションA11・A12及
びアクションA13・A14として示した。また、その
処理の流れを図8に示す。個人情報管理サーバ5は、個
人情報登録者1としての登録依頼(利用者登録アクショ
ンA11)が発生した場合(S1、S2)に、上記記憶
部14に格納された第1登録者登録プログラムを起動し
(S3)、固有の情報であるID1を発行し、通知する
(ID1通知アクションA12)。同様に、個人情報参
照者2としての登録依頼(利用者登録アクションA1
3)が発生した場合(S4)に、上記記憶部14に格納
された第2登録者登録プログラムを起動し(S5)、固
有の情報であるID2を発行し、通知する(ID2通知
アクションA14)。
【0095】以上のシステムの下、たとえば、個人情報
登録者IDとして「T000001」を有する個人情報
登録者1の個人情報を、個人情報参照者IDとして「S
380905」を有する個人情報参照者2が出力した場
合を考える。
【0096】個人情報管理サーバ5は、個人情報出力ア
クションA1(図1参照)を管理しているため、該アク
ションが生じた場合に、出力した個人情報登録者1の個
人情報を特定する第1登録者IDを、該個人情報を出力
した個人情報参照者2を特定する第2登録者IDと関連
付けて保存する。このときの、参照情報管理テーブル2
5の一例を図9に示した。該参照情報管理テーブル25
は、第1登録者IDをレコードを特定する情報に用い
て、該第1登録者IDによって特定される個人情報を出
力した個人情報参照者2の第2登録者IDを入力した形
式となっている。たとえば、個人情報登録者IDとして
「T000001」を有する個人情報登録者1の個人情
報を出力した個人情報参照者2は、それぞれ、個人情報
参照者IDとして「S380905」を有する個人情報
参照者2及び「S102611」を有する個人情報参照
者2であることが分かる。
【0097】注意する点としては、個人情報が出力され
る毎に、第2登録者IDを上書き更新するのではなく、
追記する点である。これにより、第1登録者ID毎に、
出力した個人情報参照者2の履歴情報を得ることができ
る。したがって、図9では、初めて個人情報が出力され
たレコードに関しては、「参照者情報」欄の「1」列目
に第2登録者IDが入力され、2回目であれば「2」列
目に入力されるようになっている。
【0098】なお、図9では、個人情報を出力した日付
情報を付加情報として入力している。例えば、「200
0.0905」は、2000年9月5日を表している。
これにより、該日付情報と、個人情報が更新された日付
情報を比較することにより、本発明を適用するか否かを
判断することができる。すなわち、個人情報が更新され
た日付情報よりも出力された日付情報が新しければ、個
人情報参照者2に出力した個人情報は最新の情報である
と判断して本発明の処理を行う必要はない。一方、個人
情報が更新された日付情報よりも出力された日付情報が
古ければ、個人情報参照者2に出力した個人情報は最新
の情報ではないと判断して本発明の処理を行う。したが
って、個人情報登録者側が、更新したことの通知をまだ
していないと思い違いをして個人情報管理サーバ5へ回
答したような場合でも、日付情報同士をチェックするこ
とで、無用な通知処理を行うことを防ぐことができる。
個人情報が更新された日付としては、個人情報をその都
度個人情報登録者1が手動で入力している場合は、個人
情報登録者1から、「この日に更新した」として回答を
手動で入力・送信してきた内容を用いることができる。
また、個人情報を個人情報管理サーバ5や別の個人情報
蓄積データベースサーバに保存している場合は、これら
のサーバ内に格納された個人情報ファイルの日付(タイ
ムスタンプ)を用いることができる。
【0099】次に、個人情報管理サーバ5の演算処理部
12が行う処理について図10を用いて説明する。
【0100】ステップS11において、ある個人情報登
録者1の個人情報を個人情報参照者2に出力したか否か
の判断を行う。なお、上述したように、個人情報の出力
(個人情報出力アクションA1)は、演算処理部12の
指示により行われるため、該アクションを実行したこと
に引き続いて本ステップを実行することができる。
【0101】ステップS12において、個人情報参照者
2の情報(ID2)と個人情報登録者1の情報(ID
2)を関連付けて、参照情報管理テーブル25に追加保
存する。
【0102】個人情報出力アクションA1は、個人情報
登録者1及び個人情報参照者2を特定するためのID1
及びID2のような固有の情報を用いて、該ID1及び
ID2をそれぞれ指定することにより実行されるため、
ID1及びID2の取得及びそれらの関連づけは容易に
行うことができる。
【0103】・アクションA2に係る処理 以下に、演算処理部12が行う個人情報更新問い合わせ
アクションA2に係る処理手順について説明する。
【0104】タイマ機能等によって設定された日時にな
ると、演算処理部12は、第1登録者用個人情報テーブ
ル21にアクセスし、連絡先、たとえば電子メールアド
レスを取得する。
【0105】次に、記憶部14に記憶されている個人情
報が更新されたか否かを問い合わせるメッセージの定型
文を読み出し、上記取得した電子メールアドレスに対し
て送信するよう通信部11を制御する。具体的には、電
子メールソフトを起動し、その送信先情報に上記取得し
た電子メールアドレスを入力し、送信指示を行う。
【0106】なお、上記処理を全ての個人情報登録者1
に対して、繰り返し行ってもよいし、あるいは、送信先
に個人情報登録者1全ての電子メールアドレスを設定す
ることにより一度の送信処理にて行ってもよい。
【0107】・アクションA4に係る処理 以下に、図11に示した処理フローを基に、演算処理部
12が行う個人情報更新通知アクションA4に係る処理
手順について説明する。
【0108】ステップS21において、個人情報の更新
が行われたかを監視する。たとえば、端末3を操作する
個人情報登録者1から得られる電子メール連絡により、
通信部11を介して取得する。あるいは、個人情報登録
者1が個人情報テーブル21に登録されている個人情報
の更新処理を行った場合に、該更新処理の完了を検出す
ることにより行うことができる。さらには、外部の個人
情報蓄積データベースサーバへの個人情報の更新が行わ
れた場合に、該個人情報蓄積データベースサーバあるい
は該個人情報蓄積データベースサーバを管理する管理者
からネットワーク7を介して電子メール連絡を受けるこ
とによっても行うことができる。
【0109】なお、個人情報の更新日を管理した個人情
報更新テーブルを記憶部14に保存しておき、更新日を
上書き更新するようにしておけば、該更新日と個人情報
登録者1から得られる電子メール連絡に記載された更新
日情報とを比較することにより、該電子メールにより得
た更新日情報が最新であるか否かを判断することができ
る。したがって、個人情報登録者1が個人情報の更新を
行っていないにもかかわらず、個人情報登録者1の勘違
い等により更新された旨の電子メール連絡を受信するこ
とにより、個人情報管理サーバ5が該個人情報登録者1
の個人情報が更新されたと誤って判断する問題を回避す
ることができる。
【0110】ステップS22において、更新が行われた
個人情報を特定する。たとえば上述した第1登録者ID
を取得する。
【0111】ステップS23において、参照情報管理テ
ーブル25にアクセスし、取得した第1登録者IDを検
索キーとして該当のレコードを特定し、まず、「参照者
情報」欄の「1」列に入力されているID2を取得す
る。何も入力されていなければ処理を終了する。
【0112】ステップS24において、第2登録者用情
報テーブル22にアクセスし、ID2の連絡先情報を取
得する。「電子メール」情報が入力されていれば、図1
2ないし図14に示すように、該ID2を有する個人情
報参照者2に電子メールを送信する。該電子メールの内
容は、図12に示すように、単に、既に取得した個人情
報であって、取得の後に更新があった個人情報を通知す
る形態の他、図13に示すように、「出力ボタン」をク
リックすれば更新された最新の個人情報を通知する形態
であってもよい。さらに、後述するように、図14に示
すように、出力を希望する場合には、「通知ボタン」を
クリックすると、該当の個人情報登録者1に対して、個
人情報の出力依頼が発生したことを通知する形態であっ
てもよい。
【0113】また、第2登録者用情報テーブル22の連
絡先情報として「電話番号」もしくは「FAX番号」で
ある場合には、個人情報管理サーバ5の出力部15(表
示画面)に、「S380905のID2を有する個人情
報参照者に対し、T000001の個人情報登録者の個
人情報が更新されたことを連絡して下さい。」といった
情報を表示する方法であってもよい。この場合には、該
情報に基づいて、個人情報管理サーバ5の管理者が、該
当の個人情報参照者に対し連絡を行うことになる。
【0114】あるいは、第2登録者用情報テーブル22
の連結先情報として「FAX番号」である場合には、図
12ないし図14に示した内容の情報を、FAXにより
自動送信する技術を用いて通知することが可能となる。
【0115】ステップS25にて、他に該当する個人情
報参照者2が存在するかを判断し、存在する場合にはス
テップS23に戻り、存在しなければ処理を終了する。
【0116】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図14ないし図16に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形
態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には、
同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0117】図15に示すように、上述したアクション
A4に引き続き、新たなアクションA21〜A24が追
加されている。以下では、新規な事項についてのみ説明
する。
【0118】・個人情報登録者情報送信要求アクション
21 本アクションは、端末4から個人情報管理サーバ5に対
して行われるものであり、該当する個人情報の出力を要
求するアクションである。このアクションは、例えば、
前述の図14に示すような情報出力画面に対して行うこ
とができる。
【0119】・送信許可要求アクションA22 本アクションは、個人情報管理サーバ5から端末3に対
して行われるものであり、上記個人情報登録者情報送信
要求アクションA21が発生していることの通知及び該
アクションに従い個人情報を出力してよいかを確認する
ためのアクションである。このとき、個人情報管理サー
バ5と端末3とが常時ネットワーク接続されている環境
下にあっては、所望のメッセージ等をほぼリアルタイム
で伝達・表示することができる。
【0120】なお、常時接続が困難な場合には、電子メ
ール等の手段により行うことができる。
【0121】・回答アクションA23 本アクションは、上記送信許可要求アクションA22に
対応して、端末3から個人情報管理サーバ5に対して行
われるものであり、個人情報の出力を許可するかしない
かの二者択一的な情報である。また、出力許可/不許可
に対する最終的判断を行う機会を提供する。
【0122】・個人情報出力アクションA24 本アクションは、上記回答アクションA23において、
許可された場合にのみ発生するアクションであり、個人
情報管理サーバ5から端末4に対し、該当の個人情報が
出力される。上述した個人情報出力アクションA1と異
なる点は、このように、回答アクションA23の内容に
応じて発生の有無がコントロールされることにある。
【0123】以上のように、本実施形態では、第1登録
者1にとって、個人情報登録者情報送信要求アクション
A21が発生していることの通知及び該アクションに従
い個人情報を出力してよいかの最終判断を行うことがで
きるので、個人情報登録者情報送信要求アクションA2
1の発生の有無状況により、本個人情報管理サービスの
登録の継続/解約を判断する根拠に用いることができる
と共に、個人情報登録先エントリー時にエントリーした
内容の現時点での再確認等が行えるという効果がある。
【0124】(課金処理)以下に、さらに継続可能な処
理について説明する。
【0125】個人情報管理サーバ5は、個人情報出力ア
クションA24を行った時点で、ID2により特定され
る個人情報参照者2に対して課金処理を行う。
【0126】図16に課金管理テーブルの一例を示す。
該テーブルは、lD2毎に課金情報が入力されている。
課金情報は、課金された日付情報と、その時に取得した
個人情報登録者1を特定するためのID1の情報からな
っている。
【0127】上記課金管理テーブルを用いれば、ID2
を有する個人情報参照者2に対して課金処理を行うこと
ができる。
【0128】なお、第2登録者用情報テーブル22(図
4参照)に、口座情報等が登録されているならば、該口
座情報に登録された口座から自動引き落とし処理を行う
ことも可能である。この場合、個人情報参照者2の口座
を管理する金融機関ホストコンピュータに対し、所定の
金額を引き落とし、個人情報管理者により登録されてい
る口座へ振り替える指示を行う。引き落とし及び振り替
え処理は公知の方法によって行うことができるので説明
は省略する。
【0129】このように課金処理を行うようにすれば、
不必要に個人情報の提供を要求する個人情報参照者2を
排除することができ、これによりシステムの安全性を確
保することができるようになる。また、第1登録者1に
とっても、自己の個人情報の提供に対する対価を得るこ
とができる。
【0130】さらに、個人情報出力アクションA1に対
して課金する場合と比べ、同一個人情報登録者1の個人
情報を出力する場合には、個人情報出力アクションA1
に対する課金額に比べて割り引くことも有効な方法であ
る。単に、本実施形態による個人情報管理サービスを再
度もしくは複数回利用したという点に加え、更新される
情報は一般に、元の情報と比べてその一部のみが変更も
しくは追加されているだけであるので、提供する情報の
新規分に比例した課金額を設定することは個人情報参照
者2にとってより正当なサービスと言えるからである。
【0131】したがって、たとえば、ある個人情報のそ
の総情報量に対して、新規分あるいは更新部分の情報量
の比率により課金額を設定するようにしてもよい。具体
的には、その総情報量がIt[kバイト]であり、更新
部分の情報量がIr[kバイト]、その情報量に対する
課金額がkoの場合の、更新された場合の課金額kは、 k=ko×Ir/It により計算するようにすることができる。
【0132】さらに、上記課金処理は、個人情報登録者
1に対しても適用することができる。すなわち、本来、
ユーザ登録等の場合に行う個人情報の更新手続きは、個
人情報登録者1の責務であるところを、個人情報管理サ
ーバ5の管理によって代行しているのであるから、本実
施形態による個人情報管理方法を実施する管理者(図示
せず)が対価を得ることに問題はないからである。
【0133】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU(マイクロプロセッサ))が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒
体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実
施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することにな
る。
【0134】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピィディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード等を用いることができる。また、上
記プログラムコードは、通信ネットワークのような伝送
媒体を介して、他のコンピュータシステムから個人情報
管理サーバ5の記憶部14へダウンロードされるもので
あってもよい。また、コンピュータが読み出したプログ
ラムコードを実行することにより、前述した実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0135】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0136】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。本発明は上
述した各実施形態に限らず、種々の変更が可能である。
【0137】
【発明の効果】以上のように、本発明の個人情報管理方
法は、個人情報管理部(個人情報管理サーバ)に、個々
の上記個人情報登録者の識別情報(ID1)と、その各
個人情報登録者から以前に個人情報を得たことがある上
記個人情報参照者の識別情報(ID2)との対応を記憶
し、個人情報管理部から、個人情報登録者側へ、個人情
報の更新の有無を問い合わせ、更新の事実があった旨の
回答を個人情報登録者側から得た場合は、上記個人情報
管理部に記憶してある個人情報参照者のデータを参照し
て、以前その個人情報を得た個人情報参照者を特定し、
それら、以前その個人情報を得た個人情報参照者側へ、
更新の事実があった旨を通知する構成である。
【0138】また、本発明の個人情報管理装置は、個々
の上記個人情報登録者の識別情報(ID1)と、その各
個人情報登録者から以前に個人情報を得たことがある上
記個人情報参照者の識別情報(ID2)との対応を記憶
する参照情報記憶手段と、個人情報登録者側へ、個人情
報の更新の有無を問い合わせる登録情報確認手段と、更
新の事実があった旨の回答を個人情報登録者側から得た
場合は、上記参照情報記憶手段に記憶してある個人情報
参照者のデータを参照して、以前その個人情報を得た個
人情報参照者を特定する演算処理部と、それら、以前そ
の個人情報を得た個人情報参照者側へ、更新の事実があ
った旨を通知する通知手段とを備えた構成である。
【0139】また、本発明の個人情報管理プログラム
は、コンピュータに上記いずれかの個人情報管理方法に
おける各手順を実行させる構成である。
【0140】また、本発明の個人情報管理プログラムを
記録した媒体は、上記個人情報管理プログラムを記録し
た構成である。
【0141】これにより、個人情報登録者側において
は、更新したという事実を、以前個人情報を通知したす
べての個人情報参照者へ確実に通知することができる。
また、個人情報参照者側においては、個人情報登録者が
個人情報を更新したという事実を、すべての個人情報登
録者から確実に得ることができる。それゆえ、個人情報
登録者と個人情報参照者との間で個人情報の伝達をより
容易かつ確実に行うことができるという効果を奏する。
【0142】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、個々の上記個
人情報登録者の識別情報(ID1)とその各個人情報登
録者の電子メールアドレスとの対応を記憶するととも
に、個々の上記個人情報参照者の識別情報(ID2)と
その各個人情報参照者の電子メールアドレスとの対応を
記憶し、上記各個人情報登録者の電子メールアドレスへ
問い合わせ電子メールを送信することによって、個人情
報管理部から個人情報登録者側へ個人情報の更新の有無
を問い合わせ、上記各個人情報参照者の電子メールアド
レスへ通知電子メールを送信することによって、個人情
報参照者側へ、更新の事実があった旨を通知する構成で
ある。
【0143】これにより、個人情報登録者への更新の有
無の問い合わせや個人情報参照者への更新の事実の通知
は、電子メールにて行われる。それゆえ、上記の構成に
よる効果に加えて、問い合わせから通知への処理を迅速
に行うことができるという効果を奏する。
【0144】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部から個人情報登録
者側へ個人情報の更新の有無を問い合わせるのが定期的
である構成である。
【0145】これにより、長期間、更新の事実が個人情
報参照者へ知らされない事態を回避することができる。
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、更新の通知
が遅延もしくはなされないことに起因して生じる、個人
情報の利用性の価値判断が行えない、もしくは誤った活
用をしてしまうといった個人情報参照者側の問題をより
効果的に回避することができるという効果を奏する。
【0146】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新の事実があった旨の回答を個人情
報登録者側から得た場合は、更新後の個人情報をその個
人情報登録者側から得て、個人情報参照者側へ、更新後
の個人情報を通知する構成である。
【0147】これにより、更新の事実があった旨の回答
を個人情報登録者側から得た場合は、更新後の個人情報
をその個人情報登録者側から得て、個人情報参照者側
へ、更新後の個人情報を通知する。それゆえ、上記の構
成による効果に加えて、更新の事実だけでなく実際の更
新後の個人情報の内容をも、迅速に個人情報参照者側へ
伝達することができるという効果を奏する。
【0148】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、個人情報登録者に対し、以前に更新前
の個人情報を通知した個人情報参照者に更新後の個人情
報を通知することを許可するか否かの問い合わせを行
い、通知を許可するとの回答を得た個人情報参照者に対
してのみ、更新後の個人情報を通知する構成である。
【0149】これにより、過去には個人情報を通知して
いたが現在はもう通知する必要はないと個人情報登録者
側で判断した相手に対してまで更新後の個人情報を知ら
せることでその個人情報参照者からの不要な郵便物等の
接触が継続するのを、防止することができる。それゆ
え、上記の構成による効果に加えて、必要な相手とのみ
情報のやりとりを継続したいという個人情報登録者側の
希望に容易に沿うことができるという効果を奏する。
【0150】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新後の個人情報を通知した個人情報
参照者に対し、個人情報登録者ごとに、更新後の個人情
報を通知した対価を課金する構成である。
【0151】これにより、必要以上に個人情報を取得し
ようとする個人情報登録者を排除して、その取得しよう
とする個人情報に見合う妥当な対価を支出した個人情報
参照者のみが個人情報を得られるようにすることができ
る。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、個人情
報の流通をより健全にし、信頼性を高めることができる
という効果を奏する。
【0152】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、上記個人情報
参照者の識別情報(ID2)と、その個人情報参照者が
個人情報を取得するのに必要な費用を保管しておくため
の支払い用口座との対応を記憶するとともに、更新後の
個人情報を通知した対価を徴収後保管しておくための管
理用口座を記憶し、上記個人情報管理部にて、更新後の
個人情報を通知したことの上記対価を、その個人情報参
照者の支払い用口座から引き落とし、上記管理用口座へ
振り替える構成である。
【0153】これにより、更新後の個人情報を通知した
ことの上記対価を、その個人情報参照者の支払い用口座
から引き落とし、上記管理用口座へ振り替える。それゆ
え、上記の構成による効果に加えて、個人情報の流通に
伴う費用のやりとりを円滑にすることができるという効
果を奏する。
【0154】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、更新後の個人情報を通知した個人情報
登録者に対し、更新後の個人情報を通知した対価を課金
する構成である。
【0155】これにより、更新後の個人情報を通知した
個人情報登録者に対し、更新後の個人情報を通知した対
価を課金する。それゆえ、上記の構成による効果に加え
て、本来は個人情報登録者が独自に行わなければならな
い更新処理を代わりに個人情報管理部が行うことに対す
る妥当な対価を、個人情報管理部のメンテナンス等の運
用を行う側が得ることができるという効果を奏する。
【0156】また、本発明の個人情報管理方法は、上記
の構成に加えて、上記個人情報管理部に、上記個人情報
登録者の識別情報(ID1)と、その個人情報登録者が
個人情報を通知するのに必要な費用を保管しておくため
の支払い用口座との対応を記憶するとともに、更新後の
個人情報を通知した対価を徴収後保管しておくための管
理用口座を記憶し、上記個人情報管理部にて、更新後の
個人情報を通知したことの上記対価を、その個人情報登
録者の支払い用口座から引き落とし、上記管理用口座へ
振り替える構成である。
【0157】これにより、更新後の個人情報を通知した
ことの上記対価を、その個人情報登録者の支払い用口座
から引き落とし、上記管理用口座へ振り替える。それゆ
え、上記の構成による効果に加えて、個人情報の流通に
伴う費用のやりとりを円滑にすることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の個人情報管理動作の一例を示す説明図
である。
【図2】本発明の個人情報管理ネットワークシステムの
構成例を示す説明図である。
【図3】本発明の個人情報管理サーバの構成例を示す説
明図である。
【図4】個人情報管理サーバの記憶部の構成例を示す説
明図である。
【図5】第1登録者の個人情報管理テーブルの一例を示
す説明図である。
【図6】第2登録者の情報管理テーブルの一例を示す説
明図である。
【図7】本発明の利用者登録時の動作の一例を示す説明
図である。
【図8】本発明の利用者登録時の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】個人情報の出力先を管理した参照情報管理テー
ブルの一例を示す説明図である。
【図10】参照情報管理テーブルを更新するための処理
の一例を示すフローチャートである。
【図11】個人情報の更新通知を行う処理の一例を示す
フローチャートである。
【図12】個人情報参照者に通知されるメッセージの一
例を示す説明図である。
【図13】個人情報参照者に通知されるメッセージの一
例を示す説明図である。
【図14】個人情報参照者に通知されるメッセージの一
例を示す説明図である。
【図15】本発明の個人情報管理動作の他の一例を示す
説明図である。
【図16】課金管理を行う課金テーブルの一例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 個人情報登録者 2 個人情報参照者 3 端末 4 端末 5 個人情報管理サーバ(個人情報管理装置、個人情
報管理部) 7 ネットワーク 8 電話線 9 ローカルネットワーク 11 通信部(登録情報確認手段、通知手段) 12 演算処理部 13 入力部 14 記憶部(参照情報記憶手段) 15 出力部 21 第1登録者用個人情報テーブル 22 第2登録者用情報テーブル 23 第1登録者用ID管理テーブル 24 第2登録者用ID管理テーブル 25 参照情報管理テーブル 27 プログラム群 27a 利用者登録プログラム 27b 個人情報送信プログラム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人情報参照者側に通知された、個人情報
    登録者の個人情報を管理する個人情報管理方法におい
    て、 個人情報管理部に、個々の上記個人情報登録者の識別情
    報と、その各個人情報登録者から以前に個人情報を得た
    ことがある上記個人情報参照者の識別情報との対応を記
    憶し、 個人情報管理部から、個人情報登録者側へ、個人情報の
    更新の有無を問い合わせ、 更新の事実があった旨の回答を個人情報登録者側から得
    た場合は、上記個人情報管理部に記憶してある個人情報
    参照者のデータを参照して、以前その個人情報を得た個
    人情報参照者を特定し、 それら、以前その個人情報を得た個人情報参照者側へ、
    更新の事実があった旨を通知することを特徴とする個人
    情報管理方法。
  2. 【請求項2】上記個人情報管理部に、個々の上記個人情
    報登録者の識別情報とその各個人情報登録者の電子メー
    ルアドレスとの対応を記憶するとともに、個々の上記個
    人情報参照者の識別情報とその各個人情報参照者の電子
    メールアドレスとの対応を記憶し、 上記各個人情報登録者の電子メールアドレスへ問い合わ
    せ電子メールを送信することによって、個人情報管理部
    から個人情報登録者側へ個人情報の更新の有無を問い合
    わせ、 上記各個人情報参照者の電子メールアドレスへ通知電子
    メールを送信することによって、個人情報参照者側へ、
    更新の事実があった旨を通知することを特徴とする請求
    項1記載の個人情報管理方法。
  3. 【請求項3】上記個人情報管理部から個人情報登録者側
    へ個人情報の更新の有無を問い合わせるのが定期的であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の個人情報管
    理方法。
  4. 【請求項4】更新の事実があった旨の回答を個人情報登
    録者側から得た場合は、更新後の個人情報をその個人情
    報登録者側から得て、個人情報参照者側へ、更新後の個
    人情報を通知することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の個人情報管理方法。
  5. 【請求項5】個人情報登録者に対し、以前に更新前の個
    人情報を通知した個人情報参照者に更新後の個人情報を
    通知することを許可するか否かの問い合わせを行い、 通知を許可するとの回答を得た個人情報参照者に対して
    のみ、更新後の個人情報を通知することを特徴とする請
    求項4に記載の個人情報管理方法。
  6. 【請求項6】更新後の個人情報を通知した個人情報参照
    者に対し、個人情報登録者ごとに、更新後の個人情報を
    通知した対価を課金することを特徴とする請求項4また
    は5に記載の個人情報管理方法。
  7. 【請求項7】上記個人情報管理部に、上記個人情報参照
    者の識別情報と、その個人情報参照者が個人情報を取得
    するのに必要な費用を保管しておくための支払い用口座
    との対応を記憶するとともに、更新後の個人情報を通知
    した対価を徴収後保管しておくための管理用口座を記憶
    し、 上記個人情報管理部にて、更新後の個人情報を通知した
    ことの上記対価を、その個人情報参照者の支払い用口座
    から引き落とし、上記管理用口座へ振り替えることを特
    徴とする請求項6に記載の個人情報管理方法。
  8. 【請求項8】更新後の個人情報を通知した個人情報登録
    者に対し、更新後の個人情報を通知した対価を課金する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の個人情報管
    理方法。
  9. 【請求項9】上記個人情報管理部に、上記個人情報登録
    者の識別情報と、その個人情報登録者が個人情報を通知
    するのに必要な費用を保管しておくための支払い用口座
    との対応を記憶するとともに、更新後の個人情報を通知
    した対価を徴収後保管しておくための管理用口座を記憶
    し、 上記個人情報管理部にて、更新後の個人情報を通知した
    ことの上記対価を、その個人情報登録者の支払い用口座
    から引き落とし、上記管理用口座へ振り替えることを特
    徴とする請求項8に記載の個人情報管理方法。
  10. 【請求項10】個人情報参照者側に通知された、個人情
    報登録者の個人情報を管理する個人情報管理装置におい
    て、 個々の上記個人情報登録者の識別情報と、その各個人情
    報登録者から以前に個人情報を得たことがある上記個人
    情報参照者の識別情報との対応を記憶する参照情報記憶
    手段と、 個人情報登録者側へ、個人情報の更新の有無を問い合わ
    せる登録情報確認手段と、 更新の事実があった旨の回答を個人情報登録者側から得
    た場合は、上記参照情報記憶手段に記憶してある個人情
    報参照者のデータを参照して、以前その個人情報を得た
    個人情報参照者を特定する演算処理部と、 それら、以前その個人情報を得た個人情報参照者側へ、
    更新の事実があった旨を通知する通知手段とを備えたこ
    とを特徴とする個人情報管理装置。
  11. 【請求項11】コンピュータに請求項1ないし9のいず
    れかに記載の個人情報管理方法における各手順を実行さ
    せるための個人情報管理プログラム。
  12. 【請求項12】請求項11記載の個人情報管理プログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148919A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 日本電信電話株式会社 ユーザ属性情報管理システムおよびユーザ属性情報管理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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