JP2002342385A - 協調設計支援システム - Google Patents

協調設計支援システム

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JP2002342385A
JP2002342385A JP2001142590A JP2001142590A JP2002342385A JP 2002342385 A JP2002342385 A JP 2002342385A JP 2001142590 A JP2001142590 A JP 2001142590A JP 2001142590 A JP2001142590 A JP 2001142590A JP 2002342385 A JP2002342385 A JP 2002342385A
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Shigenori Tanaka
成典 田中
Hitoshi Furuta
均 古田
Yoshitaka Minami
佳孝 南
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端末を用いて同一の設計データを同時
並行的に編集するための協調設計支援システムにおい
て、端末の設置場所に関わらず容易に協調作業が行える
ようにする。 【解決手段】 サーバ機2からクライアント機4へWW
Wブラウザ14上で実行可能なCADクライアント15
のプログラム・モジュールを送信すると、ユーザはクラ
イアント機4で設計作業を行うことができる。また、複
数ユーザによる協調作業を統括管理するため、作業者リ
スト26及び権限設定データベース28を利用してユー
ザ毎に権限を管理する。管理者は、必要に応じて他のユ
ーザの編集権限を制限したり、特定ユーザに設計図21
の一部を排他的に編集させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末を用い
て同一の設計データを同時並行的に編集する作業を支援
するシステムに関する。このようなシステムを本明細書
では協調設計支援システムと呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】協調設計支援システムについては、従来
より様々なものが提案されている。例えば、特開平7−
98726号には、複数の設計者が同一のグラフィック
・データを同時に編集できる会話型グラフィック・シス
テムが開示されている。このシステムでは、複数のワー
クステーション(以下、WSと略記する)の中の一つが
図面データを管理するとともに、自身及び他のWSに編
集用ウィンドウを開設し、各WSに同一図面データの異
なる編集領域を割り当てる。各WSでは、自身の編集領
域だけでなく他のWSでの編集領域も表示可能であり、
他のWSでの編集結果は色分け表示される。このシステ
ムによれば、設計者は他のWSでの編集状況を確認しな
がら自分のWSで作業を行うことができる。なお、デー
タ領域の割り当ては各WS側で選択することもできると
されている。
【0003】特開平5−128222号には、設計業務
の分担設計を同時並行的に進めることができる協調的業
務遂行システムが開示されている。このシステムは、編
集中の図形を各WSに表示する手段だけでなく、ある端
末から他の端末へ操作者の音声を伝える手段も備えてい
る。
【0004】特開平9−288690号には、ネットワ
ークで接続された複数の設計装置を用いて同時並行して
設計を進めることができる協調設計支援システムが開示
されている。このシステムでは、設計データを構成する
設計オブジェクト毎に優先更新権や設計更新権(通常の
更新権)を各設計者に付与するとともに、設計データの
更新履歴を管理する。このシステムにおいて、例えば、
ある設計オブジェクトに対して通常の更新権の保有者が
行った変更を同設計オブジェクトに対する優先更新権の
保有者が受け入れなかった場合、更新履歴に基づいてデ
ータが更新前の状態に戻される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CADシステムを用い
た設計の対象物は一般に大規模であったり複雑であり、
専門や立場の異なる様々な人々(設計発注者、設計作業
の管理者、CADオペレータ等)が作業に関わってくる
ため、遠隔地に分散した担当者間での意見交換も頻繁に
行う必要がある。上記従来の協調設計支援システムは、
例えばLANの整備された事業所内で複数の設計者が分
散協調作業を行う場合には有効である。しかし、例えば
設計受注者が遠隔地の設計発注者と協調作業を行おうと
する場合、設計発注者と設計受注者との間にデータ通信
ネットワークが整備されていなかったり、設計受注者側
が専用のクライアントソフトウェアを所有していなけれ
ば、作業を行うことはできない。
【0006】一方、特開平11−282884号公報に
は、ネットワークに接続されたCADサーバ及び複数の
端末装置を含み、各端末装置において図形データを編集
するためのユーザ・インターフェースをいわゆるWWW
ブラウザ及びJava(R)アプレットで実現したネッ
トワーク型CADシステムが開示されている。このシス
テムでは、たとえ端末装置毎に異なるオペレーティング
・システム(OS)を採用していても、そのOS専用の
CADクライアントソフトウェアを用意する必要はな
く、各端末装置にJava(R)アプレットの動作可能
なWWWブラウザさえ用意しておけば、CADサーバの
機能を利用できる。しかし、このシステムは各端末装置
を用いて設計者が単独で設計作業を行うものであって、
複数の端末装置を用いて分散協調作業を行うようには構
成されていない。
【0007】また、特開平9−288690号公報に開
示された協調設計支援システムでは、設計データを構成
する設計オブジェクト毎に固定的に各設計者の更新権が
設定されるため、協調作業の参加者構成の変化に応じて
権限を変更することができず、参加者構成によっては特
定の設計オブジェクトに対する緊急且つ重要な作業を遂
行できずに作業を中断せざるを得なくなる等の問題が発
生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る協調設計支援システムは、デー
タ通信ネットワークに接続された複数の端末を用いて設
計データを同時並行的に編集するための協調設計支援シ
ステムであって、前記ネットワークを通じて各端末から
送信されてくる要求に応じた処理を行うサーバ部を含
み、該サーバ部は、該サーバ部に各種要求を送信するた
めのユーザ・インターフェース部を前記端末上で構成す
るためのプログラムを該端末に送信するためのプログラ
ム送信手段、前記端末から前記設計データに対する協調
作業への参加要求を受けたとき、該端末のユーザを所定
の方法で認証し、該認証を通過したユーザを作業者リス
トに登録するための認証手段、前記作業者リストに登録
されたユーザ毎に前記設計データの処理に関する権限を
設定するための権限設定手段、前記端末から前記設計デ
ータに対する処理の要求を受けたとき、要求された処理
が前記端末のユーザの権限で実行可能かどうか判定する
ための判定手段、及び、前記要求された処理が実行可能
であると判定された場合に前記設計データに対して前記
処理を実行するための設計データ処理手段を備えること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態及び発明の効果】本発明に係る協調
設計支援システムは、LANのような小規模ネットワー
クでは対応できないような広い範囲にユーザ(設計関係
者)が分散していても、各ユーザが自分の端末を使って
容易に協調設計作業に参加できるものである。広域ネッ
トワークシステムを構築するには、物理的なネットワー
クを新たに構築するよりもインターネット等の既存の広
域ネットワークを利用する方がコスト面で有利である。
インターネットを利用する場合、インターネットの標準
通信手順であるTCP/IP(Transmission Control P
rotocol/Internet Protocol)に従って端末との通信を
行うようにサーバ部を構成する。このようなサーバ部を
グローバルIPアドレスの付与されたネットワーク・イ
ンターフェース・カード(NIC)を備えるコンピュー
タ上で実現すれば、サーバ部はインターネットに接続さ
れた世界中のコンピュータと通信できるようになり、ユ
ーザは事実上世界のどこからでも協調設計作業に参加で
きる。なお、上記のようなサーバ部は、例えば、TCP
/IPの上位層のプロトコルであるHTTP(HyperTex
t Transfer Protocol)に従ってクライアントとの通信
を行うWWW(World Wide Web)サーバを利用して構成
することができる。この場合、端末側のクライアントと
してはいわゆるWWWブラウザを利用することができ
る。
【0010】なお、ユーザの分散範囲があまり広くない
場合は、物理的なネットワークを新たに構築するととも
に、TCP/IP以外のデータ通信手順を採用してもよ
い。このようなシステムにも本発明は応用可能であり、
後述するような各種効果が得られる。ただし、物理的な
ネットワークを新たに構築する場合でも、データ通信手
順は既存の広域ネットワークのものを採用することが好
ましい。例えば、TCP/IPのローカルIPアドレス
を用いたイントラネットの形態で本発明に係るシステム
を構成しておけば、いわゆるNAT/IPマスカレード
機能を有するルータ機を追加するだけでインターネット
上の他のコンピュータとの通信が可能となり、遠隔地の
ユーザでも協調設計作業に参加できるようになる。
【0011】本発明に係るシステムでは、端末側のユー
ザ・インターフェース部を構成するためのプログラムを
サーバ部から端末に送信するようにしている。例えば、
上記のようにWWWサーバを利用してサーバ部を構成す
る場合、特開平11−282884号公報に開示された
ネットワーク型CADシステムのように、上記プログラ
ムをJava(R)アプレットのクラスファイルとして
作成することが可能である。このようにすれば、インタ
ーネットに接続されたどの端末を使っても、その端末に
Java(R)アプレットの実行可能なWWWブラウザ
がインストールされてさえいれば、協調設計作業に参加
することができる。
【0012】インターネットを利用する場合はセキュリ
ティを十分に考慮しつつデータの保護を図ることが重要
である。そこで、本発明に係るシステムでは、サーバ部
に認証手段、権限設定手段及び判定手段を設けることに
より、不正なデータ編集、分散協調作業におけるユーザ
間の競合、データの不整合の発生等を未然に防止する。
すなわち、まずサーバ部は、協調作業への参加を要求し
てきたユーザを認証することにより、不正なユーザの参
加を未然に防止する。次に、サーバ部は、認証を通過し
たユーザを作業者リストに登録するとともに、そのユー
ザに対して設計データの処理に関する権限を設定する。
例えば、サーバ部は、最初に認証を通過したユーザに管
理権限(編集中の設計データに関する処理全体を統括管
理する権限)を付与するとともに、それ以降に認証を通
過したユーザにはより制限された権限を付与する。ま
た、権限付与の別の方法としては、例えば作業者リスト
に登録されたユーザのうち業務上の役職順位が最も高い
ユーザに管理権限を付与するというものが考えられる。
管理権限を有するユーザ(以下、管理者と呼ぶ)は、分
散協調作業全体を統括管理する。サーバ部は、ユーザか
ら設計データに対する処理の要求を受けたとき、要求さ
れた処理がそのユーザの権限で実行可能かどうか判定
し、実行可能であると判定された場合にのみ、設計デー
タに対して前記処理を実行する。
【0013】本発明に係るシステムにおいて、前記権限
設定手段は、設計データの特定部分に対する排他的な加
工権限を特定のユーザに付与するための加工保護手段を
含むようにしてもよい。この加工保護手段を利用するこ
とにより、ユーザは、設計データの中で自分が編集・加
工したい部分を他のユーザから保護することができる。
なお、ユーザによる加工保護は、管理者により許可され
た場合にのみ実行可能となるようにする。
【0014】本発明に係るシステムにおいて、管理者に
他のユーザの権限を設定(制限)させるためのユーザ権
限管理手段を更に設けてもよい。このユーザ権限管理手
段を用いて管理者が例えばユーザの経験、技能、信頼度
等に応じて権限の内容を適切に設定(制限)すれば、ユ
ーザの故意又は過失による設計データの不正な編集を未
然に防止することができる。
【0015】また、本発明に係るシステムにおいて、管
理者から他のユーザに管理権限を譲渡するための権限譲
渡手段を更に設けてもよい。このようにすると、例えば
管理権限を持つユーザが何らかの都合で作業を中断しな
ければならなくなっても、他のユーザに管理権限を譲渡
することによって、協調作業をそのまま継続することが
できる。
【0016】以上のような本発明に係るシステムは、複
数当事者による設計データの協調編集作業に利用できる
だけでなく、例えばネットワークを通じたオンラインC
AD教育システム(オンライン添削指導システム)にも
応用できる。
【0017】
【実施例】図1に本発明の一実施例である協調設計支援
システムの概略構成を示す。本実施例のシステムは、イ
ンターネット1に接続されたコンピュータであるサーバ
機2及びクライアント機4を含む。なお、図1では1台
のコンピュータをサーバ機として用いているが、これは
あくまで例に過ぎず、複数台のコンピュータを用いて分
散処理型サーバシステムを構成してもよい。また、図1
ではクライアント機4を3台だけ描いているが、実際に
は更に多くのクライアント機4を用いることが可能であ
る。なお、クライアント機4には音声入力装置(マイク
ロホン等)、音声出力装置(スピーカ等)、映像入力装
置(CCDカメラ等)が備えられている。
【0018】サーバ機2ではWWWサーバ10及びCA
Dサーバ12が動作している。WWWサーバ10は、ク
ライアント機4で動作するWWWブラウザ14から送ら
れてくる要求に応じた処理を実行する。例えば、WWW
ブラウザ14からWWWサイト16に含まれる所定UR
Lのページの取得要求を受けたとき、WWWサーバ10
は該当URLのページのデータを記憶装置から読み出し
て前記WWWブラウザ14に送信する。一方、CADサ
ーバ12は、WWWブラウザ14上で動作するCADク
ライアント15から送られてくる要求に応じた処理を実
行する。このシステムの動作について以下に詳細に説明
する。
【0019】ユーザがクライアント機4のWWWブラウ
ザ14でWWWサイト16に含まれるCAD利用ページ
の取得要求をWWWサーバ10に送信すると、WWWサ
ーバ10はCAD利用ページのデータを読み出してWW
Wブラウザ14へ送信する。CAD利用ページ(HTM
Lで記述)には、例えばAPPLET、OBJECT等
のHTMLタグにより前記CADクライアント15のプ
ログラム・モジュール(例えば、Java(R)アプレ
ットのクラスファイル)の埋め込みが指示されている。
前記タグを認識したWWWブラウザ14は、指定された
プログラム・モジュールの取得要求をWWWサーバ10
に送信する。前記要求を受けたWWWサーバ10は、C
ADクライアントプログラム保存部18から前記プログ
ラム・モジュールを読み出してWWWブラウザ14へ送
信し、WWWブラウザ14はそのモジュールを読み込ん
でプログラムを実行する。これにより、WWWブラウザ
14には、例えば図2のようなCADクライアント15
を含むCAD利用ページが表示される。
【0020】なお、CAD利用ページの取得要求を受け
たとき、直ちにプログラム・モジュールを送信する必要
はない。例えば、前記要求を受けたWWWサーバ10が
まずユーザ認証ページ(図示せず)をWWWブラウザ1
4に送信し、その認証ページを通じて正当なユーザID
及びパスワードが送信されてきた場合にのみ、CAD利
用ページ及びプログラム・モジュールをWWWブラウザ
14に送信するようにしてもよい。
【0021】図2の例において、WWWブラウザ14上
で動作するCADクライアント15は、各種コマンドボ
タンが配置されたメニュー領域20と、設計図21が描
かれる作図領域22を備えている。CADクライアント
15は、ユーザが作図領域22に図形を描いたり、CA
Dサーバ12へ処理要求を送信したり、その要求に対す
る処理結果をCADサーバ12から受信して出力するた
めのユーザ・インターフェースとして機能する。以下の
説明では、特に複数のユーザによる協調作業を中心とし
て本システムの機能について詳細に説明する。なお、協
調作業に関する各種機能は「協調」ボタンを押下したと
きに表示されるメニュー(図3参照。以下、「協調」メ
ニューと呼ぶ)から利用することができる。
【0022】協調作業へのログインから設計図21の表
示までの処理について図4のフローチャートに沿って説
明する。
【0023】協調作業へのログイン ユーザはCADクライアント15を用いて次のような手
順で協調作業に参加(ログイン)する。すなわち、ユー
ザが「協調」メニューの「ログイン」を選択すると、ユ
ーザID及びパスワードの入力ウィンドウ(図示せず)
が表示される。このウィンドウでユーザが自分のユーザ
ID及びパスワードを入力し、送信操作を実行すると、
CADクライアント15がCADサーバ12にユーザI
D及びパスワードを送信する。CADサーバ12は、受
け取ったユーザID及びパスワードがユーザデータベー
ス24に登録された正当なものであるかどうかを検査す
る。ユーザID及びパスワードが正当なものであった場
合、CADサーバ12はそのユーザを作業者リスト26
に登録するとともに、そのユーザが最初の作業者かどう
かを検査する。そのユーザが最初の作業者である場合、
CADサーバ12はそのユーザに管理者権限を与え、そ
うでない場合、CADサーバ12はそのユーザに一般作
業者権限を与える。なお、ユーザに与えられた権限の内
容は権限設定データベース28に記録される。なお、本
実施例では作業者に与える権限の種類を「管理者」と
「一般作業者」の2種類とするが、これは例に過ぎず、
より多くの種類の権限を定めてもよい。
【0024】設計データの送信 また、ユーザが最初の参加者(すなわち管理者)である
場合、CADサーバ12は、設計データ保存部30に保
存された設計データの一覧をCADクライアント15に
送信し、その一覧を受けたCADクライアント15は設
計データ選択ウィンドウ(図示せず)を表示する。この
ウィンドウでユーザが目的の設計データを選択し、承認
操作を実行すると、CADクライアント15が選択され
た設計データの取得要求をCADサーバ12に送信す
る。前記要求を受けたCADサーバ12は、選択された
設計データ31を設計データ保存部30からメモリ32
に読み出すとともに、その設計データ31をCADクラ
イアント15に送信する。一方、ユーザが一般作業者で
ある場合、CADサーバ12は、既に管理者による選択
を受けてメモリ32に読み込まれた状態にある設計デー
タ31を前記ユーザのCADクライアント15に送信す
る。
【0025】設計図の表示 設計データ31は、点、直線、連続直線、多角形、円、
円弧、楕円、楕円弧、文字要素(テキスト)、曲線(ス
プライン曲線等)、シンボル、複合曲線等の作図要素
や、図形グループ、レイヤ等の構造要素といった一般に
CADソフトウェアで用いられる各種作図要素で構成さ
れている。CADクライアント15は、受け取った設計
データの各作図要素に対応する記述命令を解釈し、作図
領域22に各作図要素を描出する。例えば、「中心座標
(x,y)、半径r、線の太さtの円を描け」という内
容の記述命令があった場合、CADクライアント15は
作図領域22に前記のような円を描く。
【0026】次に、設計図21の編集に関する処理につ
いて説明する。
【0027】作図要素の編集 ユーザは、クライアント機4の入力装置(マウス、ペン
付タブレット型入力装置等)を適宜操作することによ
り、作図領域22に表示された設計図21の作図要素に
対して、選択(1つ又は複数の要素を操作対象として選
択する)、変形(要素の形状を変更する)、属性変更
(要素の属性値、例えば線の太さを変更する)、分割
(1つの要素を複数の要素に分割する)、コピー(要素
を複写し、所定の記憶領域に格納する)、切り取り(要
素のコピー後、元の要素を削除する)、貼り付け(コピ
ーした要素を新たな要素として作図領域22に描く)等
の編集操作を行うことができる。このような編集操作
は、「編集」ボタン25を押下したときに表示されるメ
ニュー(図示せず)から目的の操作を選択することによ
り可能となる。
【0028】作図要素の追加 また、ユーザは、クライアント機4の入力装置を適宜操
作することにより、作図領域22に新たな作図要素を追
加することができる。図形要素の追加は、「図形」ボタ
ン27を押下したときに表示されるメニュー(図示せ
ず)から目的の作図要素(例えば先に列挙したもの)を
選択した後で行う。例えば、前記メニューの「長方形」
を選択した後、画面上のポインタ29を点291から点
292までドラッグする(マウスの所定ボタンを押下し
た状態でポインタ29を移動させる)と、符号293で
示したような長方形が描かれる。
【0029】作図領域の表示更新 CADクライアント15は、作図要素の編集や新たな作
図要素の追加等、データの変更が発生する度に、その変
更内容を示す情報(変更情報)を含む変更処理要求をC
ADサーバ12に送信する。この要求を受けたCADサ
ーバ12は、ユーザの行った変更が該当ユーザの権限で
実行可能であるかどうかを権限設定データベース28に
基づいて判定する。当該変更が実行可能である(許可さ
れている)場合、CADサーバ12はサーバ機2のメモ
リ32に格納された設計データ31(編集中)を前記変
更情報に従って更新するとともに、他のCADクライア
ント15に前記変更情報を含む表示更新命令を送信す
る。この命令を受けたCADクライアント15は、前記
変更情報に従って作図領域22の表示内容を更新する。
こうして、全てのCADクライアント15には常に同じ
設計図が表示される。一方、前記変更が実行不能である
(禁止されている)と判定された場合、CADサーバ1
2は設計データ31を更新せず、エラーメッセージを前
記ユーザのCADクライアント15に送信する。
【0030】なお、データ通信量を抑制するため、各ユ
ーザのCADクライアント15に予めそのユーザの権限
設定データを与えておき、データの変更が発生する度に
CADクライアント15が当該変更の許可/禁止を判定
するようにしてもよい。また、CADクライアント15
は、ユーザに権限のない操作に対応するメニュー項目を
予め選択不能な状態にするようにしてもよい。
【0031】協調作業からのログアウト 作業を終えたユーザは、次のような手順で協調作業から
退出(ログアウト)することができる。すなわち、ユー
ザが「協調」メニューの「ログアウト」を選択すると、
CADクライアント15がCADサーバ12にユーザI
Dを含むログアウト要求を送信する。この要求を受けた
CADサーバ12により実行される処理は、前記ユーザ
が一般作業者であるか管理者であるかによって異なる。
まず、前記ユーザが一般作業者である場合、CADサー
バ12は、作業者リスト26から前記ユーザの登録を抹
消した後、前記ユーザのCADクライアント15との通
信を切断する。一方、前記ユーザが管理者である場合、
CADサーバ12は、メモリ32にある設計データ31
が読み出し後から変更されているかどうかを調べ、変更
されていればその設計データ31を保存するかどうかを
管理者に問い合わせる。この問合せに対して管理者がデ
ータの保存を承認した場合、CADサーバ12は、メモ
リ32にある設計データ31を設計データ保存部30に
保存した後、全てのCADクライアント15との通信を
切断する。一方、管理者がデータの保存を承認しなかっ
た場合、CADサーバ12はメモリ32にある設計デー
タ31を破棄した後、全てのCADクライアント15と
の通信を切断する。
【0032】なお、設計データの保存形式については、
国際標準規格(例えばISO10303のSTEP/A
P202)に準拠した形式とすることにより、設計デー
タの永続性を確保する。
【0033】次に、本実施例のシステムのその他の機能
について説明する。
【0034】加工保護機能 ユーザは、自分が編集中の作図要素を以下のような手順
で加工保護することにより、その作図要素が他のユーザ
により変更されるのを防ぐことができる。まず、ユーザ
は加工保護したい作図要素を選択し(複数の作図要素の
選択も可能)、「協調」メニューの「加工保護」を選択
する。この選択を受けたCADクライアント15は、選
択された作図要素の識別子を含む加工保護要求をCAD
サーバ12へ送信する。この要求を受けてCADサーバ
12が行う処理は、前記ユーザが管理者であるか一般作
業者であるかによって異なる。
【0035】まず、前記ユーザが管理者である場合、C
ADサーバ12は、選択された作図要素の識別子ととも
に加工保護命令を各ユーザのCADクライアント15に
送信する。管理者以外のユーザのCADクライアント1
5は、前記命令を受けると、前記作図要素に対応する加
工保護フラグを有効にする。この後、管理者以外のユー
ザのCADクライアント15では、前記作図要素の加工
保護解除命令(これについては後述する)を受けるま
で、同作図要素に対する属性変更、分割、削除等の所定
の編集操作を行うことはできない。
【0036】一方、前記ユーザが一般作業者である場
合、CADサーバ12は、管理者のCADクライアント
15に加工保護承認要求を送信する。この要求を受けた
管理者のCADクライアント15は、例えば加工保護対
象の作図要素を作図領域22で色分け表示するととも
に、前記加工保護要求を承認するか否かを問うウィンド
ウ(図示せず)を表示する。このウィンドウにおいて管
理者が承認操作を実行すると、管理者のCADクライア
ント15がCADサーバ12に加工保護承認通知を送信
する。この通知を受けたCADサーバ12は、上記のよ
うに各ユーザのCADクライアント15に加工保護命令
を送信する。その後、前記加工保護要求を発したユーザ
以外のユーザのCADクライアント15では、前記作図
要素の加工保護解除命令を受けるまで、同作図要素に対
する属性変更、分割、削除等の所定の編集操作を行うこ
とはできない。なお、管理者が加工保護を承認しなかっ
た場合、管理者のCADクライアント15はCADサー
バ12を通じて前記ユーザのCADクライアント15に
加工保護却下通知を送信する。この通知を受けた前記ユ
ーザのCADクライアント15は、管理者により加工保
護が却下されたことを告知するメッセージを表示する。
【0037】以上のような加工保護機能を利用すること
により、ユーザは、自分が編集中の作図要素が他のユー
ザの故意又は過失により不正に編集されるのを未然に防
止することができる。
【0038】ユーザが加工保護中の作図要素に対する作
業を完了した後、「協調」メニューの「加工保護解除」
を選択すると、CADクライアント15がCADサーバ
12に前記作図要素の識別子を含む加工保護解除要求を
送信する。この要求を受けたCADサーバ12は、加工
保護解除通知を管理者のCADクライアント15に送信
するとともに、各ユーザのCADクライアント15に前
記作図要素の加工保護解除命令を送信する。この命令を
受けたCADクライアント15は、前記作図要素に対応
する加工保護フラグを無効にする。これにより、同作図
要素は他のユーザのCADクライアント15でも編集可
能になる。
【0039】なお、上に説明した加工保護の形態は、設
計データの各作図要素の編集を原則として許可し、加工
保護された作図要素については特定のユーザ以外のユー
ザによる編集を禁止するという、いわば「原則許可」型
である。しかし、加工保護の形態はこれに限られない。
例えば、設計データの各作図要素の編集を原則として禁
止し、加工保護された作図要素については特定のユーザ
にのみ編集許可を与えるという、いわば「原則禁止」型
の加工保護も可能である。また、例えば、設計図が比較
的頻繁に変更される設計の初期段階においては「原則許
可」型の加工保護を行う一方、設計図がほぼ完成した設
計の最終段階では「原則禁止」型の加工保護を行うとい
うように、段階や状況に応じて加工保護形態を選択でき
るようにしてもよい。
【0040】ユーザ権限設定機能 管理者は、設計データの操作に関する各ユーザの権限を
次のような手順で設定することができる。まず、管理者
が「協調」メニューの「ユーザ権限設定」を選択する
と、CADクライアント15は図5の符号51で示した
ようなユーザ権限設定ウィンドウを表示する。このウィ
ンドウにおいて、管理者がユーザ一覧52から目的のユ
ーザを選択すると、設定内容欄53にその時点における
そのユーザの権限内容が表示される。本実施例では「加
工保護」、「作図要素の操作」及び「構造要素の操作」
という設定項目が用意されている。「加工保護」につい
ては「許可」及び「不許可」のいずれかを選択する。ま
た、「作図要素の操作」及び「構造要素の操作」につい
ては、対応する「変更」ボタンを押下すると、図5の符
号54で示したような権限設定ウィンドウが表示される
(ただし、図5に示したのは「作図要素の操作」に対応
する権限設定ウィンドウである)。このウィンドウで管
理者は編集操作毎に「許可」又は「不許可」を選択す
る。ユーザ権限の設定後、管理者が設定完了操作を実行
すると、管理者のCADクライアント15からCADサ
ーバ12にユーザ権限変更情報(権限の変更されたユー
ザのID及び新たな権限設定)を含む権限変更要求が送
信される。この要求を受けたCADサーバ12は、ユー
ザ権限変更情報に基づいて権限設定データベース28の
該当ユーザに対応するデータを更新するとともに、その
ユーザのCADクライアント15に権限変更通知を送信
する。
【0041】管理権限譲渡機能 管理者は、必要に応じて次のような手順で他のユーザに
管理権限を譲渡することができる。まず、管理者が「協
調」メニューの「管理権限譲渡」を選択すると、CAD
クライアント15はユーザ一覧ウィンドウ(図示せず)
を表示する。このウィンドウで管理者が権限の譲渡先と
するユーザを選択(指名)し、確認操作を実行すると、
CADクライアント15が指名されたユーザのIDを含
む管理権限譲渡要求をCADサーバ12に送信する。こ
の要求を受けたCADサーバ12は、指名されたユーザ
のCADクライアント15に権限譲受に関する承認要求
を送信し、その要求を受けたCADクライアント15は
管理権限を譲受するか否かを問い合わせるウィンドウ
(図示せず)を表示する。このウィンドウでユーザが承
認操作を実行すると、CADクライアント15がCAD
サーバ12に承認通知を送信する。この通知を受けたC
ADサーバ12は、作業者リスト26における前記ユー
ザの管理者フラグを有効にするとともに、先に管理権限
を有していたユーザの管理者フラグを無効にし、両ユー
ザのCADクライアント15に権限譲渡の完了通知を送
信する。一方、前記ユーザが管理権限の譲受を拒否した
場合、CADサーバ12から管理者のCADクライアン
ト15に管理権限の譲受拒否の通知が送信される。この
場合、管理者は他のユーザを指名して再度上記のような
操作を行う。
【0042】作業ログ管理機能 CADサーバ12は、以上のような各種作業の内容(作
業日時、作業者、作業内容等)を作業ログ保存部34に
記録している。管理者が「協調」メニューの「作業ログ
管理」を選択すると、図6のような作業ログ管理ウィン
ドウが表示される。このウィンドウで、管理者は、作業
ログを閲覧することができるだけでなく、例えば設計デ
ータを過去のいずれかの時点の状態に戻したり、過去の
特定の作業を取消すことができる。なお、作業ログ管理
機能は管理者のCADクライアント15でのみ利用可能
である。作業ログ管理機能を利用することにより、管理
者は自身又は他のユーザの故意又は過失による不正なデ
ータ編集結果を取り消して設計データを正しい状態に戻
すことができる。
【0043】ユーザ確認機能 ユーザが「協調」メニューの「ユーザ確認」を選択する
と、CADクライアント15は図7に示したようなユー
ザウィンドウを表示する。ユーザウィンドウでは、協調
作業に参加しているユーザの顔画像71及び属性情報7
2(本実施例ではユーザの名前、所属組織・部署、権
限)が表示される。このウィンドウにより、ユーザは他
に誰が協調作業に参加しているかを一目で確認すること
ができる。
【0044】文字通信機能 ユーザが「協調」メニューの「文字通信」を選択する
と、CADクライアント15は図8に示したような文字
通信ウィンドウを表示する。文字通信ウィンドウにおい
てユーザは、いわゆるIRC(Internet Relay Chat)
のように文字を使って他のユーザと対話的にメッセージ
を交換することができる。例えば、図8はユーザBのク
ライアント機4に表示されるユーザウィンドウを示した
ものであるが、このウィンドウのメッセージ欄81にメ
ッセージを書き込み、送信先ボタン「全て」(符号8
2)、「A」(符号83)又は「C」(符号84)のい
ずれかを押下すると、選択した送信先にメッセージが送
信され、メッセージを受けたクライアント機4では、受
け取ったメッセージがメッセージ表示領域85に追加表
示される。なお、ユーザのログイン/ログアウトが発生
した場合、CADサーバ12から各CADクライアント
15にログイン/ログアウトしたユーザのIDが通知さ
れ、それに応じて送信先ボタンも追加/削除される。以
上のような文字通信機能によりユーザ間で送受信された
メッセージの内容はCADサーバ12により全て記録さ
れる。この記録は、例えば作業報告の作成時に活用する
ことができる。
【0045】音声/映像通信機能 ユーザが「協調」メニューの「音声/映像通信」を選択
すると、CADクライアント15は図9に示したような
音声/映像通信ウィンドウを表示する。音声/映像通信
ウィンドウにおいて、ユーザがユーザ一覧91からを通
信相手を選択して「接続」ボタンを押下すると、CAD
クライアント15は通信相手となったユーザのCADク
ライアント15との間に通信路を確立し、クライアント
機4の音声入力装置及び映像入力装置からの音声及び映
像をデジタル信号に変換して相手ユーザのCADクライ
アント15に送信するとともに、相手ユーザのCADク
ライアント15から同様に送信されてくる音声及び映像
のデジタル信号を受けて音声及び映像を再生する。音声
はクライアント機4の音声出力装置を通じて再生され、
映像は音声/映像通信ウィンドウの映像表示領域92に
表示される。このような音声/映像通信機能を用いれ
ば、各ユーザは他のユーザの様子を音声及び映像で確認
しながら作業を行うことができるため、ユーザ間で正し
く意思疎通が成され、誤解等に基づく作業上の問題の発
生を回避することができる。
【0046】以上のような本実施例のシステムを用いれ
ば、例えば建築現場に無線通信手段を備える端末(パー
ソナル・コンピュータ等)を設置して、現場の設計者と
本社の内勤設計者とが同じ設計図を自分の端末の画面上
に表示させ、音声や映像を用いて緊密に連絡を取りなが
ら協調的に設計図を修正することができる。また、発注
側(例えば自治体)がインターネット接続可能な端末を
所有していれば、発注側の担当者と受注側(例えば建設
会社、設計事務所)の担当者とがそれぞれ自分の所属部
署の端末を使って協調設計作業を行うこともできる。
【0047】また、本実施例のシステムでは管理者が他
のユーザの権限を柔軟に設定できる。従って、例えば、
上記第1の利用例のように社内の設計者同士で協調作業
を行う場合には全てのユーザにほぼ同じ内容の広い権限
を与える一方、第2の利用例のように発注側の担当者と
協調設計作業を行う場合には、発注側からの修正指示
(いわゆる朱入れ)のためのレイヤを特に作成し、発注
側の担当者にはそのレイヤでの作業のみを許可するとい
うように、様々な形態の権限管理が可能である。
【0048】以上、本発明に係る協調設計支援システム
の一実施例について図面を参照しながら説明したが、実
施例は上記に限られるものではなく、本発明の範囲内で
他にも様々な実施例が考えられることは言うまでもな
い。例えば、上記実施例ではCADサーバが文字通信や
音声/映像通信のサーバとして動作するものとしたが、
これらの通信のために別のサーバを用意してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である協調設計支援システ
ムの概略構成図。
【図2】 WWWブラウザ上に構成されるCADクライ
アント領域の一例。
【図3】 「協調」メニューの構成。
【図4】 協調作業へのログインから設計図の表示まで
の処理のフローチャート。
【図5】 ユーザ権限設定ウィンドウの一例。
【図6】 作業ログ管理ウィンドウの一例。
【図7】 ユーザウィンドウの一例。
【図8】 文字通信ウィンドウの一例。
【図9】 音声/映像通信ウィンドウの一例。
【符号の説明】
1…インターネット 2…サーバ機 10…WWWサーバ 12…CADサーバ 18…CADクライアントプログラム保存部 24…ユーザデータベース 26…作業者リスト 28…権限設定データベース 30…設計データ保存部 31…設計データ 34…作業ログ保存部 4…クライアント機 14…WWWブラウザ 15…CADクライアント 21…設計図 22…作図領域
フロントページの続き (71)出願人 501097525 南 佳孝 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 (71)出願人 501069555 株式会社関西総合情報研究所 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 (72)発明者 田中 成典 大阪府吹田市竹見台4丁目7番2−606 (72)発明者 古田 均 京都府宇治市羽戸山2丁目1番246 (72)発明者 南 佳孝 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 Fターム(参考) 5B046 CA06 HA05 KA05 5B076 AB10 BB06 FB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信ネットワークに接続された複
    数の端末を用いて設計データを同時並行的に編集するた
    めの協調設計支援システムであって、前記ネットワーク
    を通じて各端末から送信されてくる要求に応じた処理を
    行うサーバ部を含み、該サーバ部は、 該サーバ部に各種要求を送信するためのユーザ・インタ
    ーフェース部を前記端末上で構成するためのプログラム
    を該端末に送信するためのプログラム送信手段、 前記端末から前記設計データに対する協調作業への参加
    要求を受けたとき、該端末のユーザを所定の方法で認証
    し、該認証を通過したユーザを作業者リストに登録する
    ための認証手段、 前記作業者リストに登録されたユーザ毎に前記設計デー
    タの処理に関する権限を設定するための権限設定手段、 前記端末から前記設計データに対する処理の要求を受け
    たとき、要求された処理が前記端末のユーザの権限で実
    行可能かどうか判定するための判定手段、及び、 前記要求された処理が実行可能であると判定された場合
    に前記設計データに対して前記処理を実行するための設
    計データ処理手段を備えることを特徴とする協調設計支
    援システム。
  2. 【請求項2】 前記データ通信ネットワークはTCP/
    IPに従ってデータ通信を行うネットワークであること
    を特徴とする請求項1に記載の協調設計支援システム。
  3. 【請求項3】 設計データの特定部分に対する排他的な
    加工権限を特定のユーザに付与するための加工保護手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    協調設計支援システム。
  4. 【請求項4】 管理権限を有するユーザに他のユーザの
    権限を設定させるためのユーザ権限管理手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の協
    調設計支援システム。
  5. 【請求項5】 管理権限を有するユーザから他のユーザ
    に管理権限を譲渡するための権限譲渡手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の協調
    設計支援システム。
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