JP2002342004A - 文字入力方法及び文字入力装置 - Google Patents

文字入力方法及び文字入力装置

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JP2002342004A
JP2002342004A JP2001142144A JP2001142144A JP2002342004A JP 2002342004 A JP2002342004 A JP 2002342004A JP 2001142144 A JP2001142144 A JP 2001142144A JP 2001142144 A JP2001142144 A JP 2001142144A JP 2002342004 A JP2002342004 A JP 2002342004A
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Toshihiko Waku
俊彦 和久
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作キーなどを配置する位置が限られた電子
機器において、種類の多い文字の入力が良好に行えるよ
うにする。 【解決手段】 子音を表す記号と母音を表す記号の組み
合わせで構成される文字を入力する場合に、子音を表す
記号を所定の順序で表示させ、所定の操作で、その表示
された記号の中から任意の記号が選択されたとき、その
選択された記号と組み合わされる可能性のある母音を表
す記号を、所定の順序で表示させ、所定の操作で、その
表示された記号の中から任意の記号が選択されたとき、
その選択された子音を表す記号と母音を表す記号との組
み合わせで構成される文字を入力文字として確定させる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話端
末などの比較的小型の電子機器に適用して好適な文字入
力方法及び文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末,ページャ装置などの小型
の電子機器において、液晶ディスプレイなどで構成され
る表示手段を備えて、数字,文字,図形などの各種情報
を表示させることが行われている。例えば、携帯電話端
末の場合には、電子電話帳と称される機能を備えて、数
百件程度の複数の電話番号を記憶できると共に、その記
憶されたそれぞれの電話番号毎に、誰に発信される電話
番号であるのかを示す名前又は名称(会社名など)を記
憶させて、その記憶された電話番号と名前などを表示で
きるようにした機種がある。また、文字メッセージの伝
送機能を備えた携帯電話端末の場合には、この携帯電話
端末に入力された文字情報を、他の電話機に対して送信
したり、他の電話機から送信された文字情報を、この携
帯電話端末で受信して表示手段に表示させることができ
る。
【0003】ここで、このような電子機器が備える表示
手段にa,b,c…のようなアルファベットの如き比較
的文字数の少ない文字を表示させる操作を行う場合に
は、電話番号入力用の数字キーのような、機器に配置さ
れた10個程度の少ない数のキーを使用して、比較的簡
単に文字入力操作を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用される
言語によっては、数字キーなどの10個程度の制限され
た数のキーでは、迅速な文字入力が困難な場合がある。
例えば、韓国文字であるハングル文字の場合には、文字
の種類が数百あり、10個程度のキーを使用して迅速に
入力を行うことは困難であった。パーソナルコンピュー
タ装置が備えるような、配置されるキーの数が多いキー
ボードが用意できれば、そのキーボードを使用してアル
ファベット化された発音の入力で、ある程度は簡単に文
字の入力が行えるが、携帯電話端末の如き小型の電子機
器に、そのような多数のキーを配置することは不可能で
ある。
【0005】なお、ハングル文字以外の言語の文字の場
合にも、その文字数が多数存在する場合には、同様に文
字入力が簡単に行えない問題があった。また、ここでは
携帯電話端末で漢字入力を行う場合の問題について説明
したが、携帯電話端末と同様の比較的小型の各種電子機
器で文字入力を行う場合に、同様の問題点がある。
【0006】本発明の目的は、操作キーなどを配置する
位置が限られた電子機器において、種類の多い文字の入
力が良好に行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、子音を表す記号と母音を表す記号の組み合
わせで構成される文字を入力する場合に、子音を表す記
号を所定の順序で表示させ、所定の操作で、その表示さ
れた記号の中から任意の記号が選択されたとき、その選
択された記号と組み合わされる可能性のある母音を表す
記号を、所定の順序で表示させ、所定の操作で、その表
示された記号の中から任意の記号が選択されたとき、そ
の選択された子音を表す記号と母音を表す記号との組み
合わせで構成される文字を入力文字として確定させるよ
うにしたものである。
【0008】本発明によると、子音を表す記号と母音を
表す記号の組み合わせで構成される文字が、各発音要素
を表す記号を順に選択する操作を行うだけで特定され、
その特定された文字を入力文字として確定させること
で、簡単に文字入力が行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0010】本実施の形態においては、無線電話用の基
地局などと所定の無線電話回線により無線通信を行っ
て、音声データの伝送による通話や、各種データ通信が
行える携帯電話端末で、文字入力を行う場合に適用した
ものである。
【0011】まず、携帯電話端末の構成について説明す
る。図1は、本例の携帯電話端末の内部構成を示す図
で、この携帯電話端末は、マイクロコンピュータで構成
される中央制御ユニット(CPU)31を備え、この中
央制御ユニット31の制御で、無線電話としての通信
や、この端末が備える各種機能が実行される。
【0012】無線通信を行う構成としては、マイクロホ
ン11が拾った音声信号をアンプ12などでベースバン
ド処理を行う。ベースバンド処理された音声信号は、ア
ナログ/デジタル変換器13で所定の方式のデジタル音
声データに変換する。アナログ/デジタル変換器13で
変換されたデジタル音声データは、データ処理部14に
供給して、送信用のデータ構成に変換する処理を行う。
このとき、中央制御ユニット31から供給される制御デ
ータなども送信用のデータに付加する処理を行う。デー
タ処理部14で処理された送信用データは、変調部15
に供給して送信用に変調する。変調部15で変調された
データは、送信用の高周波回路部16に供給して、送信
周波数に変換する処理を行う。高周波回路部16で送信
周波数に変換された送信信号は、アンテナ切換スイッチ
17を介してアンテナ18に供給して、アンテナ18か
ら無線送信させる。
【0013】また、アンテナ18で受信した信号を、ア
ンテナ切換スイッチ17を介して受信用の高周波回路部
19に供給して、所定の周波数の信号を中間周波信号
(又はベースバンド信号)に変換する高周波処理を行
う。高周波回路部19で変換された中間周波信号は、復
調部20に供給して受信用に復調する。復調部20で復
調されたデータは、データ処理部14に供給する。デー
タ処理部14では、供給される受信データから音声デー
タや制御データを抽出する処理を行う。抽出した音声デ
ータは、デジタル/アナログ変換器21でアナログ音声
信号に変換する。デジタル/アナログ変換器21で変換
された音声信号は、アンプ22などでベースバンド処理
を行った後、スピーカ23から放音させる。また、デー
タ処理部14で抽出した制御データは、中央制御ユニッ
ト31に供給する。
【0014】中央制御ユニット31は、メモリ32が接
続してあり、このメモリ32に無線電話機として必要な
動作プログラムが予め記憶させてある。また、中央制御
ユニット31の制御により、後述する電子電話帳データ
や文字メッセージ情報などのユーザ操作で設定されたデ
ータをメモリ32が記憶するようにしてある。ここで、
本例の携帯電話端末の場合には、電子電話帳データや文
字メッセージ情報として、アルファベットなどの文字の
他に、韓国文字であるハングル文字を記憶できる構成と
してあり、ハングル文字を所定のコードで記憶する機能
を備える。また、このハングル文字の入力を行う際に必
要な検索処理に必要な情報についても、メモリ32に記
憶させてある。その検索処理に必要な記憶情報について
説明すると、ハングル文字は子音を表す記号と母音を表
す記号との組み合わせで構成されるようにしてあり、そ
れぞれの発音要素の記号について記憶させてある。この
発音要素の記号を使用したハングル文字入力の具体的な
検索処理については後述する。
【0015】また、この携帯電話端末は、1,2,3‥
‥9,0,の数字及び♯,*の記号に対応したダイヤル
キーや、発信キー,終了キーなどの複数の機能キーが配
置された操作キー33を備えると共に、回転操作及び押
圧操作により入力操作が行える回転型操作部34を備え
る。この回転型操作部34は、ジョグダイヤル等と称さ
れているものである。これらの操作キー33及び回転型
操作部34を操作したとき、その操作指令が中央制御ユ
ニット31に供給される構成としてある。
【0016】また本例の携帯電話端末は、液晶ディスプ
レイで構成される表示部40を備え、中央制御ユニット
31の制御で、この表示部40に所定桁数の数字,文字
や図形を複数行(例えば4行程度)表示させることがで
きる。この表示部40には、バックライトが組み込んで
あり、暗い場所でも表示を確認できる構成としてある。
【0017】本例の携帯電話端末の外観の例を図2に示
すと、携帯電話端末10を構成する筐体の正面には、下
側にマイクロホン11が配置してあり、上側にスピーカ
23が配置してあり、その間の位置に、操作キー33と
表示部40が配置してある。また、操作キー33や表示
部40が配置された面の左脇の側面部に、回転型操作部
34が配置してある。この回転型操作部34は、ジョグ
ダイヤルなどと称されるロータリー型のスイッチで、円
盤状の部材の一部だけが端末の本体から突出して配置し
てあり、この部材を矢印aで示す上方向に回転させる操
作と、矢印bで示す下方向に回転させる操作と、矢印c
で示す本体内側に押下げる操作とができる構成としてあ
り、それぞれの操作をしたとき、対応した操作情報が中
央制御ユニット34に供給される。この回転型操作部3
4は、例えば携帯電話端末10を左手で持ったとき、そ
の左手の親指だけで上下の回転操作と押下げ操作とが行
えるものである。本例においては、この回転型操作部3
4を使用して、文字入力を行うようにしたものである。
なお、回転型操作部34の矢印a方向や矢印b方向への
回転としては、必ずしも360°自在に回転可能に構成
させる必要はなく、例えば制限された所定角度だけ上方
向及び下方向に回転(回動)できる構成でも良い。
【0018】また、図2に示すように、本例の携帯電話
端末に配置された表示部40は、数字や文字の表示を行
う表示桁として、少なくとも第1の表示桁41と、第2
の表示桁42と、第3の表示桁43が用意してある。ま
た、図形などで受信レベルや電池の残量などを表示する
表示桁44が用意してある。
【0019】表示部40の第1,第2,第3の表示桁4
1,42,43には、例えばこの端末で発信操作をした
ときや、この端末への着信があったとき、中央制御ユニ
ット31の制御により、その発信先の電話番号や、発信
元の電話番号を第2の表示桁42に数字で表示する。ま
た、電子電話帳機能により、発信先の電話番号の登録処
理を行った際には、中央制御ユニット31の制御によ
り、その登録された電話番号の数字での表示と、その電
話番号に関係した名前(又は会社名などの名称)の文字
などでの表示とを、3つの表示桁41,42,43を使
用して行う。本例の場合には電話番号に関係した名前や
名称として、韓国文字であるハングル文字やアルファベ
ットなどの文字を使用した表示ができるようにしてあ
る。
【0020】登録された電話番号を表示部40に表示さ
せるモードとしたときには、上述した回転型操作部34
の上方向又は下方向への回転操作に基づいた中央制御ユ
ニット31の制御で、所定の順番又はそれとは逆の順番
で、表示させる電話番号と名前を1件毎に順に変化させ
る。このような操作で発信させたい電話番号が表示部4
0に表示されたときに、回転型操作部34を押下げる操
作を行ったとき、中央制御ユニット31はその電話番号
への発信処理を行う構成としてある。
【0021】なお、発信先や発信元の電話番号を表示す
る際にも、その電話番号が上述した電子電話帳機能で予
め登録された電話番号である場合には、電話番号の他
に、登録された名前などを表示させるようにしてある。
【0022】また本例の携帯電話端末は、中央制御ユニ
ット31の制御により、文字メッセージの送信や受信を
行うことができる構成としてあり、文字メッセージを受
信した場合には、その受信した文字メッセージをメモリ
32に記憶させると共に、その記憶された文字メッセー
ジを表示部40に表示させる構成としてある。また、ユ
ーザ操作で入力されて表示部40に表示された文字メッ
セージを、中央制御ユニット31の制御により、任意の
電話番号の相手に発信できる構成としてある。この文字
メッセージについても、上述した電話帳機能の場合と同
様に、韓国文字であるハングル文字やアルファベットな
どの文字を使用した表示ができるようにしてある。
【0023】次に、本例の携帯電話端末を使用して、文
字入力を行う際の処理を説明する。ここでは、上述した
電子電話帳機能で名前などを登録するため、或いは送信
する文字メッセージを用意するために、文字入力を行う
ものとし、ハングル文字を入力する場合を例にして説明
する。
【0024】まず、本例の携帯電話端末が備えるメモリ
32には、ハングル文字のコードを、その文字を構成す
る発音要素に基づいて分類して記憶させてある。即ち、
ハングル文字は、基本的に子音を表す記号と母音を表す
記号との組み合わせで構成させてあり、子音を表す記号
の一覧のデータと、母音を表す記号の一覧のデータとが
記憶させてあり、さらにそれぞれのハングル文字が、ど
の記号の組み合わせで構成されるかのデータについても
記憶させてある。なお、子音や母音を表す記号は、字母
と称される。
【0025】子音を表す記号(字母)は19個で構成さ
れて、その内の14個が基本子音とされる。母音を表す
記号は、10個で構成される。そして、基本的には子音
と母音との組み合わせで、1つのハングル文字が構成さ
れる。図3はハングル文字の構成例を示した図である。
図3Aに示すように、左半分が子音を表す記号で、右半
分が母音を表す記号である場合と、図3Bに示すよう
に、上半分が子音を表す記号で、下半分が母音を表す記
号である場合とがある。
【0026】また図3Cに示すように、上半分の左が子
音を表す記号で、右が母音を表す記号で、下半分にさら
に別の子音を表す記号が付加される場合や、図3Dに示
すように、上から子音を表す記号、母音を表す記号、子
音を表す記号が配置される場合もある。図3C,図3D
のように、複数の子音を表す記号が配置された例は、音
節が子音で終わる文字でありパッチムと称される。
【0027】図3A又は図3Bに示した子音と母音との
組み合わせで構成されるハングル文字の一覧を次の表1
に示す。この表1に示す子音,母音の一覧表は、反切表
と称される。
【0028】
【表1】
【0029】この反切表に示すように、図3A又は図3
Bに示した通常のハングル文字(ここでの通常とはパッ
チムでない文字)は、子音と母音を指定することで、文
字を特定することができる。また、パッチムの文字の場
合には、子音と母音で元になる文字を指定した後に、さ
らに末尾の子音を指定することで、文字を特定すること
ができる。本例においては、このことに着目して、携帯
電話端末が備える回転型操作部34での操作により、ハ
ングル文字の入力が行えるようにしたものである。
【0030】以下、図4のフローチャートと図5,図6
の表示例を参照して、本例におけるハングル文字の入力
処理例を説明する。この文字入力処理時には、中央制御
ユニット31は表示部40の第2,第3の表示桁42,
43を、文字入力処理を行うための子音又は母音を表す
記号の表示位置として使用し、その表示桁42,43で
の表示を見ながら文字入力操作を行うユーザが、入力操
作を実行する。また、表示部40の第1の表示桁41
は、入力が確定した文字列の表示位置として使用し、以
下の処理で入力された文字を1文字ずつこの表示桁41
に表示させて行き、名前や文字メッセージなどを完成さ
せるものである。図5A〜Gは、通常のハングル文字の
入力時の表示桁41,42,43での表示の変化例を示
したものであり、図6A〜Gはパッチムのハングル文字
の入力時の表示桁41,42,43での表示の変化例を
示したものである。
【0031】図4のフローチャートに従って説明する
と、まず中央制御ユニット31は、文字入力を行うモー
ドであるか否か判断する(ステップ101)。ここで、
文字入力モードである場合には、第3の表示桁43に、
子音を表す記号の一覧を表示させる(ステップ10
2)。この子音を表す記号の一覧としては、19個の子
音を表す記号を順に表示させる。但し、表示部40のサ
イズが比較的小さいために、一度に数個(図5の例では
8個)の記号だけを表示させてあり、後述するように回
転型操作部34の回転操作で、表示をスクロールさせる
ことができるようにしてある。例えば、次の表2に示す
ように表示順序が決めてあり、その順序で8個の子音を
表す記号を一度に表示させる。
【0032】
【表2】
【0033】図5Aは、最初に第3の表示桁43に子音
を表す記号を表示させた例を示してある。この状態で、
中央制御ユニット31は回転型操作部34がいずれかの
方向に回転する操作があったか否か判断し(ステップ1
03)、回転する操作があったとき、その回転型操作部
34が回転する方向と、回転量を判断して、その判断に
基づいて、表示桁43での子音を表す記号の表示位置を
スクロールさせる(ステップ104)。例えば、回転型
操作部34が上方向(図2に示すa方向)に所定角度回
転する毎に、表示桁43での子音を表す記号の表示位置
を、1つずつ順に右方向にスクロールさせる。また、回
転型操作部34が下方向(図2に示すb方向)に所定角
度回転する毎に、表示桁43での子音を表す記号の表示
位置を、1つずつ順に左方向にスクロールさせる。図5
Bは、図5Aに示す表示状態から、子音を表す記号の表
示位置が、左に1つ移動した状態を示してある。ここで
の子音を表す記号の数は19であるので、19個同じ方
向に移動させることで、元の表示状態に戻る。
【0034】ここで、表示桁43に表示される特定位置
の子音を表す記号には、その記号が選択される記号であ
ることが判るようにしてある。図5A,図5Bの例で
は、左端に表示された記号にアンダーラインを付与し
て、この記号が選択されることを示してある。
【0035】ここで、ユーザは入力させたいハングル文
字を構成する子音を表す記号が、選択される位置(図5
の例では左端)に表示されるようになったとき、回転型
操作部34を押下げ操作する(図2に矢印cで示す方向
への操作)。中央制御ユニット31では、その押下げ操
作があるか否か判断し(ステップ105)、押下げ操作
がないときには、ステップ102での子音を表す記号の
一覧表示を続行させる。
【0036】ステップ105で回転型操作部34の押下
げ操作を検出したときには、そのとき選択される位置
(ここでは左端)に表示された記号を、入力文字の子音
記号として選択し、その選択された子音を表す記号を、
図5Cに示すように、第2の表示桁42に表示させる。
このとき同時に、第3の表示桁43には、そのときに選
択された子音と組み合わされる可能性のある母音を表す
記号の一覧を表示させる(ステップ106)。但し、上
述した反切表に示すように、実際にはどの子音も全ての
母音と組み合わせ可能であるので10個全ての母音の一
覧を表示させる。但し、表示部40のサイズが比較的小
さいために、一度に数個(図5の例では8個)の記号だ
けを表示させてあり、後述するように回転型操作部34
の回転操作で、表示をスクロールさせることができるよ
うにしてある。ここでは、次の表3に示すように表示順
序が決めてあり、その順序で8個の母音を表す記号を一
度に表示させる。
【0037】
【表3】
【0038】図5Cは、第3の表示桁43に母音を表す
記号を表示させた最初の例を示してある。この図5Cに
示すように、選択された子音を表す記号が第2の表示桁
42の左端に表示させてある。
【0039】この状態で、中央制御ユニット31は回転
型操作部34がいずれかの方向に回転する操作があった
か否か判断し(ステップ107)、回転する操作があっ
たとき、その回転型操作部34が回転する方向と、回転
量を判断して、その判断に基づいて、表示桁43での母
音を表す記号の表示位置をスクロールさせる(ステップ
108)。例えば、回転型操作部34が上方向(図2に
示すa方向)に所定角度回転する毎に、表示桁43での
母音を表す記号の表示位置を、1つずつ順に右方向にス
クロールさせる。また、回転型操作部34が下方向(図
2に示すb方向)に所定角度回転する毎に、表示桁43
での母音を表す記号の表示位置を、1つずつ順に左方向
にスクロールさせる。ここでの子音を表す記号の数は1
0であるので、10個同じ方向に移動させることで、元
の表示状態に戻る。
【0040】表示桁43に表示される特定位置の母音を
表す記号には、その記号が選択される記号であることが
判るようにしてある。図5Cの例では、左端に表示され
た記号にアンダーラインを付与して、この記号が選択さ
れることを示してある。
【0041】ここで、ユーザは入力させたいハングル文
字を構成する母音を表す記号が、選択される位置(図5
の例では左端)に表示されるようになったとき、回転型
操作部34を押下げ操作する(図2に矢印cで示す方向
への操作)。中央制御ユニット31では、その押下げ操
作があるか否か判断し(ステップ109)、押下げ操作
がないときには、ステップ106での子音を表す記号の
一覧表示を続行させる。
【0042】そしてステップ109で押下げ操作がある
と判断したとき、入力文字が選択した子音及び母音を表
す記号で組み合わされる文字を選択するか、或いはさら
に別の子音を表す記号が組み合わされるパッチムの文字
を選択するかを判断する(ステップ110)。この判断
は、例えばこの時点でユーザに操作させて選択させる。
但し、そのときの入力状況でパッチムの文字である可能
性がないと中央制御ユニット31が判断できる場合に
は、中央制御ユニット31が自動的に判断しても良い。
【0043】この判断でパッチムの文字でないと判断し
たときには、ステップ111に移り、ステップ105で
選択された子音を表す記号と、ステップ109で選択さ
れた母音を表す記号との組み合わせで構成される文字
を、入力文字として決定(確定)する。この入力文字が
決定したときには、その決定された入力文字を、第1の
表示桁41の末尾に表示させる(ステップ112)。こ
のとき同時に、第2の表示桁42に表示された子音を表
す記号を消去させる。
【0044】ここで、中央制御ユニット31は文字入力
モードが終了したか否か判断し(ステップ113)、文
字入力モードが終了してない場合には、ステップ102
に戻って、第3の表示桁43に子音を表す記号の一覧を
表示させる。例えば図5Cに示すように第2の表示桁4
2に選択された子音が表示された状態で、このとき第3
の表示桁43に表示された母音の一覧の中から特定の母
音が選択されたとする(ここでは左端の母音が選択され
たとする)。このとき、図5Dに示すように、選択され
た子音及び母音の組み合わせで構成される文字を、第1
の表示桁41の左端に表示させる。
【0045】このようなステップ102からステップ1
12までの入力処理を繰り返して、1文字ずつ順に入力
操作を行うことで、第1の表示桁41には、入力された
文字で構成される文字列が表示されるようになる。例え
ば、図5Dに示す状態から、さらに回転型操作部34を
回転操作して、図5Eに示すように子音の表示をスクロ
ールさせて、回転型操作部34を押下操作して子音を選
択することで、図5Fに示すように選択された子音が第
2の表示桁42に表示されるようになり、さらにこの状
態で第3の表示桁43に表示された母音の一覧から、任
意の母音を選択することで、その選択された子音と母音
で構成される文字が、図5Gに示すように、第1の表示
桁41の表示文字の末尾(図5Gの例では2文字目)に
表示されるようになる。
【0046】そして、ステップ113で文字入力モード
が終了したと判断したときには、例えば図5Gに示すよ
うに第1の表示桁41に表示された文字列を、そのとき
の動作モードで入力された文字データとして処理させる
(ステップ114)。このステップ114での処理とし
ては、例えばこのときの入力モードが電話帳情報登録モ
ードである場合には、入力された文字列のデータを、電
話番号に対応した名前又は名称の情報である電話帳情報
としてメモリ32に記憶させる。またステップ114で
の処理として、文字メッセージ情報として送信するため
の文字入力モードである場合には、入力された文字列の
データを、一旦メモリ32に送信用の文字メッセージ情
報として記憶させ、データ処理部14,変調部15,高
周波回路部16などの通信処理部を使用して、基地局と
の通信回線が設定されたとき、その一旦記憶された文字
メッセージ情報を、基地局を経由して指定された相手に
送信する。
【0047】ここまでの説明では、入力文字がパッチム
の文字でない場合の例であるが、図4のフローチャート
のステップ110でパッチムの文字入力であると判断し
た場合の処理について以下説明する。図6はこの場合の
表示例を示したものである。ここでは、例えば図6Aに
示すように子音を表す記号の一覧を第1の表示桁41に
表示させて、図6Bに示すように特定の子音を表す記号
を選択して、その選択された記号を第2の表示桁42に
表示させて、第3の表示桁43に母音を表す記号の一覧
を表示させ、その一覧表示から特定の母音が選択され
て、ステップ110の判断を行ったとする。
【0048】そして、このステップ110の判断で、中
央制御ユニット31がパッチムの文字入力であると判断
した場合(この判断は既に説明したようにユーザ操作に
よる判断,自動的な判断のいずれでも良い)には、第2
の表示桁42に、ここまで選択された子音と母音で構成
される文字を表示させた上で、第3の表示桁43に、パ
ッチムとして付加される子音を表す記号の一覧を表示さ
せる(ステップ115)。例えば図6Cに示すように、
第2の表示桁42に選択された文字を表示させた上で、
この文字に組み合わされる子音の記号の一覧を第3の表
示桁43に表示させる。
【0049】この状態で、中央制御ユニット31は回転
型操作部34がいずれかの方向に回転する操作があった
か否か判断し(ステップ116)、回転する操作があっ
たとき、その回転型操作部34が回転する方向と、回転
量を判断して、その判断に基づいて、表示桁43での子
音を表す記号の表示位置をスクロールさせて(ステップ
117)、ステップ115での表示を行う。
【0050】そして、ユーザは入力させたいパッチムの
子音を表す記号が、選択される位置に表示されるように
なったとき、回転型操作部34を押下げ操作する(図2
に矢印cで示す方向への操作)。中央制御ユニット31
では、その押下げ操作があるか否か判断し(ステップ1
18)、押下げ操作がないときには、ステップ115で
の子音を表す記号の一覧表示を続行させる。
【0051】ステップ118で回転型操作部34の押下
げ操作を検出したときには、そのとき選択される位置
(ここでは左端)に表示された記号を、付加する子音と
して選択し、ここまで選択された子音,母音,子音で構
成されるパッチムの文字を入力文字として決定(確定)
させる(ステップ119)。この入力文字が決定する
と、その決定したパッチムの文字を、図6Dに示すよう
に、第1の表示桁41の末尾に表示させるステップ11
2に移る。例えば図6Dに示すように、第1の表示桁4
1にパッチムの文字を表示させる。このとき同時に、第
3の表示桁43には、次に入力する文字の子音の一覧を
表示させる。
【0052】このような処理による入力操作を行うこと
で、パッチムの文字を入力させて、第1の表示桁41に
表示させることができ、この処理を繰り返すことで、複
数の文字で構成される文字列の入力も行える。図6の例
は2文字の入力を行った例であり、図6Dに示すように
1文字入力させた状態から、回転型操作部34を操作し
て、図6Eに示すように子音を選択する。そして、さら
に回転型操作部34を操作して子音と組み合わされる母
音を選択して、図6Fに示すように、子音と母音で構成
される文字を第2の表示桁42に表示させる。この状態
からさらに付加される子音を回転型操作部34の操作で
選択することで、図6Gに示すように、2文字目の入力
文字が確定して、その2文字で構成される文字列が第1
の表示桁41に表示されるようになる。
【0053】以上説明したように、本例によると、ハン
グル文字を構成する子音と母音の表示部40での表示を
ユーザが見ながら、回転型操作部34の回動操作及び押
下操作で子音と母音を順に指定するだけで、ハングル文
字の入力が簡単かつ迅速に行える。従って、多数のキー
が配置されたキーボードなどを用意する必要がなく、携
帯電話端末のように配置できるキーの数が限られている
場合に好適である。また、単一の操作手段である回転型
操作部34の操作だけで文字選択が行えるので、例えば
片手で携帯電話端末を持って、その携帯電話端末を持っ
た手の指のわずかな動きだけで文字入力操作が可能にな
り、片手で端末を持った状態で非常に簡単に文字入力が
行えるようになる。
【0054】なお、ここまでの説明では、図2に示した
ような携帯電話端末10が回転型操作部34を端末の側
面に備えて、その回転型操作部34の操作で文字入力を
行う例について説明したが、その他の構成の操作部を備
えた端末で、同様の文字入力を行う場合にも本発明は適
用可能である。例えば、回転型操作部34と同様の位置
に、所定角度だけ上及び下に回動できるレバーを配置
し、そのレバーの上又は下への回動操作で、表示のスク
ロールをさせ、そのレバーそのもの(又はレバーとは別
部材)の押下操作で、文字選択などが行えるようにして
も良い。
【0055】また、端末の側面部に文字入力操作用の操
作手段を配置するのではなく、ダイヤルキーなどと同一
の面に配置された操作手段を使用して、入力操作を行う
ようにしても良い。例えば図7に示すように、携帯電話
端末10′の表面の表示部40と操作キー33との間
に、回転型操作部34′を配置する。この操作部34′
としては、上方向(矢印a方向)への回転(回動)操作
と、下方向(矢印b方向)への回転(回動)操作と、本
体内側(矢印c方向)への押下操作とが行えるように構
成する。そして、この本体表面の回転型操作部34′
を、図2に示した端末10の回転型操作部34と同様に
図4のフローチャートに基づいた操作を行って、ハング
ル文字などの文字入力が行えるようにしても良い。
【0056】また、回転又は回動する操作手段を使用す
るのではなく、方向を指示するキーと、確定操作(回転
型操作部での押下操作に相当する操作)を行うキーの少
なくとも3つのキーを、文字入力用の操作手段として割
り当てて使用するようにしても良い。例えば図8に示す
ように、携帯電話端末10″の側面に、上方向を指示す
るキー35と、下方向を指示するキー36と、確定操作
を行うキー37とを配置して、これらのキー35,36
の操作で表示の一方及び他方のスクロールを行い、キー
37で確定操作を行うようにしても良い。
【0057】また、例えば図9に示すように、携帯電話
端末10″′の表面に配置された操作キー33の中の特
定の3個のキー33a,33b,33cを、一方へのス
クロールを指示する操作キーと、他方へのスクロールを
指示する操作キーと、確定操作を行う操作キーとして定
義して、各キー33a,33b,33cの操作があった
とき、同様の文字入力処理が行えるようにしても良い。
【0058】また、文字入力を行う際の表示部での表示
については、図5,図6の表示例を一例を示したもので
あり、その他の表示形態としても良い。例えば、上述し
た図5,図6に示した例では、選択されることを示す文
字などにアンダーラインを付与した表示を行うようにし
たが、その他の表示態様で、その部分が選択されること
を示すようにしても良い。例えば、選択される文字が表
示された部分を点滅した表示として、その部分が選択さ
れることを示したり、或いは表示色が反転した表示とし
て、その部分が選択されることを示すようにしても良
い。また、入力が確定した文字については、未確定の文
字や記号とは異なる表示形態(例えば異なる表示色)で
表示させるようにしても良い。
【0059】また、上述した実施の形態では、携帯電話
端末でハングル文字入力を行う場合に適用したが、他の
各種電子機器において、ハングル文字入力を行う場合に
も適用出来る。例えば、音楽などのオーディオ信号を所
定の記録媒体から再生する再生装置において、曲名など
をハングル文字で入力させる場合にも適用できる。
【0060】さらに、上述した実施の形態では、ハング
ル文字を入力する場合の例について説明したが、ハング
ル文字と同様に子音を表す記号と母音を表す記号の組み
合わせで構成される他の言語の文字入力を、同様の構成
及び処理で行うようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載した文字入力方法による
と、子音を表す記号と母音を表す記号の組み合わせで構
成される文字の入力が、その文字を構成する各記号の選
択で行え、表示された子音を表す記号の選択操作と、母
音を表す記号の選択操作の2つの選択操作を行うだけで
行え、簡単かつ迅速に入力させたい所望の文字を捜し出
すことが可能になる。
【0062】請求項2に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、子音を表す記号と母
音を表す記号を選択した後、さらに別の子音を表す記号
を選択するようにしたことで、母音を表す記号と子音を
表す複数の記号の組み合わせで構成される文字について
も、簡単に入力文字を特定させることが可能になる。
【0063】請求項3に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、回動型操作手段を第
1の方向に操作したとき、表示された記号の列の中から
選択される記号を一方に移動させ、回動型操作手段を第
1の方向とは逆の第2の方向に操作したとき、表示され
た記号の列の中から選択される記号を一方とは逆の方向
の他方に移動させることで、1つの回動型操作手段を用
意するだけで、子音を表す記号と母音を表す記号の組み
合わせで構成される文字の入力が、簡単かつ迅速に行え
るようになる。
【0064】請求項4に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1の方向を指示す
る第1の操作手段を操作したとき、表示された記号の列
の中から選択される記号を一方に移動させ、第1の方向
とは逆の第2の方向を指示する第2の操作手段を操作し
たとき、表示された記号の列の中から選択される記号を
一方とは逆の方向に移動させることで、2つの方向を指
示する操作手段を用意するだけで、子音を表す記号と母
音を表す記号の組み合わせで構成される文字の入力が、
簡単かつ迅速に行えるようになる。
【0065】請求項5に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された文字列を、電話番号に対応した名前又
は名称の情報である電話帳情報として登録する登録工程
を有することで、電話帳情報として登録される名前又は
名称の入力操作が簡単に行える。
【0066】請求項6に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された文字列を、文字メッセージの情報とし
て所定の通信回線を経由して相手に送信する送信工程を
有することで、文字メッセージとして送信する文字の入
力操作が簡単に行える。
【0067】請求項7に記載した文字入力装置による
と、子音を表す記号と母音を表す記号の組み合わせで構
成される文字の入力が、その文字を構成する各記号の選
択で行え、表示された子音を表す記号の選択操作と、母
音を表す記号の選択操作の2つの選択操作を行うだけで
行え、キーボードのような多数のキーがなくても、簡単
かつ迅速に入力させたい所望の文字を捜し出すことがで
きる。
【0068】請求項8に記載した文字入力装置による
と、請求項7記載の発明において、子音を表す記号と母
音を表す記号を選択した後、さらに別の子音を表す記号
を選択するようにしたことで、母音を表す記号と子音を
表す複数の記号の組み合わせで構成される文字について
も、簡単に入力文字を特定させることができる。
【0069】請求項9に記載した文字入力装置による
と、請求項7記載の発明において、操作手段として、少
なくとも所定角度、第1の方向及び第2の方向に回動す
る部材で構成したことで、その操作手段の回動操作で、
簡単に特定の文字を捜し出すことができる。
【0070】請求項10に記載した文字入力装置による
と、請求項7記載の発明において、操作手段として、第
1の方向を指示する第1の操作手段と、第1の方向とは
逆の第2の方向を指示する第2の操作手段で構成したこ
とで、その第1,第2の操作手段の操作で、簡単に特定
の文字を捜し出すことができる。
【0071】請求項11に記載した文字入力装置による
と、請求項7記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、電話番号に対応した名前又は名称の情報
である電話帳情報として登録することで、電話帳情報と
して登録される名前又は名称の入力操作が簡単に行える
装置が得られる。
【0072】請求項12に記載した文字入力装置による
と、請求項7記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、文字メッセージの情報として所定の通信
回線を経由して相手に送信することで、文字メッセージ
として送信する文字の入力操作が簡単に行える装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による携帯電話端末の例
を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による携帯電話端末の外
観の例を示す斜視図である。
【図3】ハングル文字の構成例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態による文字入力処理例を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による表示例を示す説明
図である。
【図6】本発明の一実施の形態による表示例(パッチム
の入力例)を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態による携帯電話端末の
外観の例を示す斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態による携帯電話
端末の外観の例を示す斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態による携帯電話
端末の外観の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10′,10″,10″′…携帯電話端末、31
…中央制御ユニット、32…メモリ、33,33a,3
3b,33c…操作キー、34,34′…回転型操作
部、35,36,37…操作キー、40…表示部、41
…第1の表示桁、42…第2の表示桁、第3の表示桁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/56 H04B 7/26 109Q H04Q 7/38 Fターム(参考) 5B009 LC01 VB17 5B020 AA20 CC12 DD02 FF13 FF14 5K036 AA07 BB01 DD11 DD31 DD32 FF02 JJ03 JJ12 5K067 BB04 FF07 GG01 HH05 HH13 HH23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子音を表す記号と母音を表す記号の組み
    合わせで構成される文字を入力する文字入力方法におい
    て、 上記子音を表す記号を所定の順序で表示する第1の表示
    工程と、 所定の操作で、上記第1の表示工程で表示された記号の
    中から任意の記号を選択する第1の選択工程と、 上記第1の選択工程で選択された記号と組み合わされる
    可能性のある母音を表す記号を、所定の順序で表示する
    第2の表示工程と、 所定の操作で、上記第2の表示工程で表示された記号の
    中から任意の記号を選択する第2の選択工程と、 上記第1の選択工程で選択された子音を表す記号と、上
    記第2の選択工程で選択された母音を表す記号との組み
    合わせで構成される文字を入力文字として確定させる入
    力文字確定工程とを有する文字入力方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記第1及び第2の選択工程を行って、子音を表す記号
    と母音を表す記号を選択した後、さらにその選択された
    子音を表す記号と母音を表す記号とに組み合わされる可
    能性のある子音を表す記号を、所定の順序で表示する第
    3の表示工程と、 所定の操作で、上記第3の表示工程で表示された記号の
    中から任意の記号を選択する第3の選択工程とを有し、 上記入力文字確定工程で、上記第1の選択工程で選択さ
    れた子音を表す記号と、上記第2の選択工程で選択され
    た母音を表す記号と、上記第3の選択工程で選択された
    子音を表す記号との組み合わせで構成される文字を入力
    文字として確定させる文字入力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記所定の操作は、回動型操作手段を第1の方向に操作
    したとき、表示された記号の列の中から選択される記号
    を一方に移動させ、回動型操作手段を上記第1の方向と
    は逆の第2の方向に操作したとき、表示された記号の列
    の中から選択される記号を上記一方とは逆の方向の他方
    に移動させる操作である文字入力方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記所定の操作は、第1の方向を指示する第1の操作手
    段を操作したとき、表示された記号の列の中から選択さ
    れる記号を一方に移動させ、上記第1の方向とは逆の第
    2の方向を指示する第2の操作手段を操作したとき、表
    示された記号の列の中から選択される記号を上記一方と
    は逆の方向に移動させる操作である文字入力方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記入力文字確定工程で入力された1つ又は複数の文字
    を、電話番号に対応した名前又は名称の情報である電話
    帳情報として登録する登録工程を有する文字入力方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記入力文字確定工程で入力された1つ又は複数の文字
    を、文字メッセージの情報として所定の通信回線を経由
    して相手に送信する送信工程を有する文字入力方法。
  7. 【請求項7】 入力可能な文字の情報を、それぞれの文
    字を構成する子音と母音の構成要素を表す記号に関する
    情報を付加して記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された文字及びその文字を構成する
    記号を表示する表示手段と、 文字入力操作を行う操作手段と、 上記操作手段の操作に基づいて、上記記憶手段に記憶さ
    れた子音を表す記号を上記表示手段に所定の順序で表示
    させ、その表示された記号の中から任意の記号が上記操
    作手段の操作で選択されたとき、その選択された記号と
    組み合わされる可能性のある母音を表す記号を、所定の
    順序で上記表示手段に表示させ、その表示表示された記
    号の中から任意の記号が上記操作手段の操作で選択され
    たとき、選択された子音を表す記号と母音を表す記号と
    の組み合わせで構成される文字を入力文字として確定さ
    せる制御手段とを備えた文字入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の文字入力装置において、 上記制御手段は、上記子音を表す記号と母音を表す記号
    が選択されたとき、その子音を表す記号と母音を表す記
    号に組み合わされる子音を表す記号がさらに存在すると
    き、その組み合わされる子音の候補を所定の順序で表示
    手段に表示させて、その表示された子音を表す記号の中
    の任意の記号が上記操作手段の操作で選択されたとき、
    選択された全ての子音を表す記号と母音を表す記号との
    組み合わせで構成される文字を入力文字として確定させ
    る文字入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の文字入力装置において、 上記操作手段は、少なくとも所定角度、第1の方向及び
    第2の方向に回動する部材であり、 上記表示手段に子音を表す記号又は母音を表す記号の候
    補が表示が表示された状態で、第1の方向に回動させた
    とき、所定の順序で表示されたその候補の中の選択され
    る文字が一方に変化し、第2の方向に回動させたとき、
    所定の順序で表示されたその候補の中の選択される文字
    が上記一方とは逆の方向に変化するように上記制御手段
    が制御する文字入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の文字入力装置におい
    て、 上記操作手段は、第1の方向を指示する第1の操作手段
    と、上記第1の方向とは逆の第2の方向を指示する第2
    の操作手段を備え、 上記表示手段に子音を表す記号又は母音を表す記号の候
    補が表示が表示された状態で、第1の操作手段が操作さ
    れたとき、所定の順序で表示されたその候補の中の選択
    される文字が一方に変化し、上記第2の操作手段が操作
    されたとき、所定の順序で表示されたその候補の中の選
    択される文字が他方に変化するように上記制御手段が制
    御する文字入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の文字入力装置におい
    て、 上記制御手段は、入力された1つ又は複数の文字を、電
    話番号に対応した名前又は名称の情報である電話帳情報
    として登録する文字入力装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の文字入力装置におい
    て、 上記制御手段は、入力された1つ又は複数の文字を、文
    字メッセージの情報として所定の通信回線を経由して相
    手に送信する文字入力装置。
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