JP2002340065A - 湿式多板ブレーキの冷却油回路 - Google Patents

湿式多板ブレーキの冷却油回路

Info

Publication number
JP2002340065A
JP2002340065A JP2001150008A JP2001150008A JP2002340065A JP 2002340065 A JP2002340065 A JP 2002340065A JP 2001150008 A JP2001150008 A JP 2001150008A JP 2001150008 A JP2001150008 A JP 2001150008A JP 2002340065 A JP2002340065 A JP 2002340065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling oil
wet
cooling
brake
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001150008A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Fukada
祐一 深田
Toshiyuki Yoshida
敏行 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP2001150008A priority Critical patent/JP2002340065A/ja
Publication of JP2002340065A publication Critical patent/JP2002340065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿式多板ブレーキの安価でコンパクトな冷却
油回路を提供する。 【解決手段】 冷却油ポンプで冷却油を湿式多板ブレー
キの冷却油入口から冷却油出口に循環させて湿式多板ブ
レーキを冷却する湿式多板ブレーキの冷却油回路におい
て、冷却油ポンプの冷却油吸入口と湿式多板ブレーキの
冷却油出口とを連通すると共に冷却油ポンプの冷却油吐
出口及び湿式多板ブレーキの冷却油入口と冷却油をドレ
ンするタンクとを連通する構成としている。また、他構
成として、湿式多板ブレーキの小径側に設けた冷却油入
口と、湿式多板ブレーキの大径側に設けた冷却油出口
と、前記冷却油入口及び前記冷却油出口間を直接接続す
る管路とを備えた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式多板ブレーキ
の冷却油回路に関する。
【0002】
【従来の技術】負荷の大きい車両又は産業機械には制動
装置として安定した制動性能が得られる湿式多板ブレー
キが搭載されている場合が多い。フォークリフト等の産
業車両に搭載されている湿式多板ブレーキの例を図4に
示す。ディファレンシャルギア(図示せず)からのデフ
出力軸1は、アクスル2の内部に挿通し端部は遊星機構
等の減速機構3に入力されている。減速機構3で減速さ
れた出力部材4は、軸受6,7によりアクスル2に支持
されている。出力部材4の円周部に取り付けられたリム
8上にタイヤ9が装着されている。図4のP部の詳細図
を図5に示す。固定部材としてのアクスル2に取り付け
られたピストン支持部材10の内周面には複数の円環状
のプレート11が回転運動を拘束された状態で互いに離
着自在に取り付けられている。また、各プレート11間
にはプレート11同士を互いに隔離する付勢力を有する
ばね12が配設されている。出力部材4のピストン支持
部材10に対向する位置には複数のディスク13が前記
複数のプレート11と交互に挟み合うように配設されて
いる。また、複数のディスク13は、出力部材4と一体
となって回転すると共に互いに離着自在に配設されてい
る。ピストン支持部材10の一端側のプレート11に対
面した円周上にプレート11を押圧するピストン14が
嵌挿され、ピストン14とピストン支持部材10との間
にピストン14に油圧をかける油室15が形成されてい
る。また、油室15に油圧を供給する油路17が設けて
ある。
【0003】P部を冷却する冷却油が流入する入口18
及び排出する出口19は、図4に示すように、ピストン
支持部材10の基端側の小径部及び大径部にそれぞれ設
けてある。また、ピストン支持部材10の先端側と出力
部材4との間及びアクスル2と出力部材4との間にはオ
イルシール20及びオイルシール21がそれぞれ配置さ
れ、冷却油が通過する冷却油室27を外部から隔離して
いる。
【0004】図6に、以上のような湿式多板ブレーキを
冷却する冷却油回路45を示す。車両に搭載された左右
一対の湿式多板ブレーキを例にして説明する。左湿式多
板ブレーキ40は左冷却油入口18h及び左冷却油出口
19h、右湿式多板ブレーキ41は右冷却油入口18m
及び右冷却油出口19mを有している。タンク23から
粗いゴミを濾過するストレーナ22を介して冷却油ポン
プ24の吸入口24aにより吸入された油は、吐出口2
4bから吐き出されフィルタ25に供給される。フィル
タ25で細かいゴミを濾過された油は、油を冷却するオ
イルクーラ26を経て湿式多板ブレーキの入口18h,
18mに供給され、湿式多板ブレーキを冷却した油は出
口19h,19mからタンク23に戻る。
【0005】以上のような構成の湿式多板ブレーキ及び
冷却油回路45において、制動時には、油路17を介し
て油室15に所定の油圧を供給し、ピストン14の端面
をプレート11に当接して押圧する。すると、回転して
いる複数のディスク13は、ピストン支持部材の基端側
のプレート11により挟持されて出力部材4は制動され
るがプレート11及びディスク13間では摩擦熱が発生
する。この摩擦熱で高温になったディスク13及びプレ
ート11は、入口18より流入した冷却油により冷却さ
れるが、冷却するときに冷却油の温度は上昇して高温に
なる。高温になった冷却油は出口19からタンク23に
戻り、冷却油ポンプ24で吸引され、オイルクーラ26
で冷却され再度入口18に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、以下のような問題がある。冷却油を
強制的に湿式多板ブレーキに供給する強制冷却であるた
め、冷却油ポンプ24及び冷却油ポンプ24の駆動装置
が必要となるので冷却油回路が高価になり、かつ大きな
スペースを必要とするという問題がある。また、強制的
に冷却油を冷却油室27に供給するため、冷却油室27
を外部から隔離しているオイルシール20,21は、耐
圧性の高いものが必要となる、さらに、オイルシール2
0,21の径は構造上、ディスク13の内径及び軸受
6,7の外径よりも大きくなるので、オイルシール2
0,21は高価になるという問題がある。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、湿式多板ブレーキの安価でコンパクトな
冷却油回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、冷却油ポンプで冷却
油を湿式多板ブレーキの冷却油入口から冷却油出口に循
環させて湿式多板ブレーキを冷却する湿式多板ブレーキ
の冷却油回路において、冷却油ポンプの冷却油吸入口と
湿式多板ブレーキの冷却油出口とを連通すると共に冷却
油ポンプの冷却油吐出口及び湿式多板ブレーキの冷却油
入口と冷却油をドレンするタンクとを連通する構成とし
ている。
【0009】第1発明によると、冷却油ポンプが回転す
ると冷却油ポンプの吸入口の油圧が負圧になるので、冷
却油はタンクから直接湿式多板ブレーキの冷却油入口に
流入し、湿式多板ブレーキを冷却して冷却油出口を経て
冷却油ポンプの吸入口から吸入されてタンクに戻る。冷
却油ポンプの吸入口における吸入圧は小さいので湿式多
板ブレーキの冷却油室の圧力上昇を抑えることができ、
冷却油室を外部と隔離しているオイルシールは耐圧性の
低いもので済み安価な冷却油回路が得られる。また、冷
却油室からの油洩れを抑えられる。
【0010】第2発明は、第1発明に基づき、冷却油ポ
ンプの冷却油吐出口とタンクとの間に冷却油を冷却する
クーラ及び冷却油を濾過するフィルタを装着した構成と
している。
【0011】第2発明によると、クーラ及びフィルタは
冷却油ポンプの下流側に配置されているので冷却油ポン
プの上流側に配置された湿式多板ブレーキの冷却油室の
油圧は大きくなることはない。また、クーラにより高温
になった冷却油が冷却され、フィルタにより冷却油が濾
過されるので常に清浄で低温の冷却油を湿式多板ブレー
キに供給できる。
【0012】第3発明は、冷却油を湿式多板ブレーキに
供給して湿式多板ブレーキを冷却する湿式多板ブレーキ
の冷却油回路において、湿式多板ブレーキの小径側に設
けた冷却油入口と、湿式多板ブレーキの大径側に設けた
冷却油出口と、前記冷却油入口及び前記冷却油出口間を
直接接続する管路とを備えた構成としている。
【0013】第3発明によると、車両の走行時には、湿
式多板ブレーキの冷却油室内の冷却油は回転するので、
冷却油は遠心力により小径側から大径側に湿式多板ブレ
ーキを冷却しながら移動してゆく。そして、冷却油は、
大径側に設けた冷却油出口から排出され、管路の通過時
に外気により冷却され小径側に設けた冷却油入口に戻っ
てゆく。このように、遠心力を利用して強制的に冷却油
を循環して冷却するので、冷却油ポンプ等が全て不要と
なり安価でコンパクトな冷却油回路が得られる。また、
機械部品がないので故障が減少すると共に、遠心力によ
り発生する油圧に基づく冷却油回路であるため、冷却油
室の圧力は小さくオイルシールは耐圧性の低いもので済
みさらに安価になり、油洩れも少ない。
【0014】第4発明は、第3発明に基づき、車両に搭
載された左右一対の湿式多板ブレーキの左湿式多板ブレ
ーキは左冷却油入口及び左冷却油出口、右湿式多板ブレ
ーキは右冷却油入口及び右冷却油出口を有し、管路は、
左冷却油入口及び右冷却油出口間と右冷却油入口及び左
冷却油出口間とに備えられた構成としている。
【0015】第4発明によると、車両の左右一対の車輪
に装着された各湿式多板ブレーキの各冷却油入口及び出
口を、冷却油が右冷却油出口から左冷却油入口へ、左冷
却油出口から右冷却油入口へと流れるように連通して、
冷却油を左右の湿式多板ブレーキ間で循環させる。これ
により、複数の湿式多板ブレーキの冷却油回路を安価で
コンパクトに構成できる。
【0016】第5発明は、第3又は4発明に基づき、湿
式多板ブレーキ内の冷却油が通過する冷却油室の回転側
に冷却油に遠心力をかける遠心フィンを備えた構成とし
ている。
【0017】第5発明によると、遠心フィンによりさら
に大きな遠心力が冷却油にかかるので、冷却油の流速が
大きくなり冷却効率が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施形態を図
を参照して説明する。なお、図4,5,6と同一構成要
素には同一符号を付して説明する。図1に第1実施形態
の冷却油回路46を示す。図6で説明した従来の冷却油
回路45においては、湿式多板ブレーキは冷却油ポンプ
24の下流側に配置されているが、本実施形態において
は、湿式多板ブレーキを冷却油ポンプ24の上流側に配
置している。即ち、冷却油ポンプ24の冷却油吸入口2
4aと湿式多板ブレーキの冷却油出口19h,19mと
を管路で接続すると共に冷却油ポンプ24の冷却油吐出
口24bをフィルタ25、オイルクーラ26を介してタ
ンク23に管路で接続している。また、湿式多板ブレー
キの冷却油入口18h,18mとタンク23とを管路で
接続している。これにより、冷却油ポンプ24が回転す
ると冷却油は、タンク23から直接湿式多板ブレーキの
入口18に流入し、湿式多板ブレーキを冷却して出口1
9を経て冷却油ポンプ24に吸入される。その後オイル
クーラ26により冷却されてタンク23に戻る。冷却油
ポンプ24の吸入口における吸入圧は小さいので冷却油
室27の圧力上昇を抑えることができ、オイルシール2
0,21は耐圧性の低いもので済み安価な冷却油回路4
6が得られる。また、冷却油室27からの油洩れを抑え
られる。
【0019】図2に第2実施形態の冷却油回路47を示
す。右湿式多板ブレーキ41の出口19mと左湿式多板
ブレーキ40の入口18hとが配管30により直接接続
され、また左湿式多板ブレーキ40の出口19hと右湿
式多板ブレーキ41の入口18mとが油圧31により配
管により直接接続されている。なお、配管30,31の
途中には、油圧ポンプ等の機器を一切配置していない。
以上の構成によると、車両の走行時、ピストン支持部材
10の外径部には遠心力が働いて油圧が大きくなるので
内径部との圧力差が生じて、内径部の冷却油は外径部に
向かって流れる。各出口19h,19mから排出される
冷却油は、外気に晒されている配管30,31を通過す
るときに冷却されて各入口18m,18hに流入する。
このように、車両の走行時には強制的に冷却油が循環さ
れて冷却されるので、図6及び図1で説明した冷却油回
路45,46に使用されているストレーナ22、タンク
23、冷却油ポンプ24、フィルタ25、オイルクーラ
26の全てが不要となる。また、機械部品がないので故
障が減少すると共に、設置スペースの小さい冷却油回路
47が得られる。また、遠心力により発生する油圧に基
づく冷却油回路47であるため、冷却油室27の圧力は
小さくオイルシール20,21は耐圧性の低いもので済
み、第1実施形態に比較してさらに安価になり、油洩れ
も少ない。なお図3に示すような、小径部から大径部に
向かって流体を流す遠心フィン35を湿式多板ブレーキ
の冷却油室27の回転側16に装着すると、冷却油の遠
心力がさらに大きくなり、冷却油の流速が大きくなるの
で冷却効率が向上させることができる。
【0020】なお、本発明においては、フォークリフト
の湿式多板ブレーキを例にして本発明の冷却油回路を説
明したが、大型プラント等の産業機械に適用されている
湿式多板ブレーキにも本願発明は適用可能であり、同様
の効果を発揮する。また、本発明においては、湿式多板
ブレーキが二つの場合で説明したが、一つ又は3個以上
の湿式多板ブレーキで構成された制動装置にも本願発明
は適用可能であり、同様の効果を発揮する。
【0021】以上、本発明によると、冷却油ポンプの冷
却油吸入口と湿式多板ブレーキの冷却油出口とを連通す
ると共に冷却油ポンプの冷却油吐出口及び湿式多板ブレ
ーキの冷却油入口と冷却油をドレンするタンクとを連通
している。この構成によると、冷却油はタンクから直接
湿式多板ブレーキの冷却油入口に流入し、湿式多板ブレ
ーキを冷却して冷却油出口を経て冷却油ポンプの吸入口
から吸入されてタンクに戻る。これにより、冷却油ポン
プの吸入口における吸入圧は小さいので湿式多板ブレー
キの冷却油室の圧力上昇を抑えることができ、冷却油室
を外部と隔離しているオイルシールは耐圧性の低いもの
で済み安価な冷却油回路が得られる。また、冷却油室か
らの油洩れを抑えられる。
【0022】また、他の構成として、湿式多板ブレーキ
の小径側に設けた冷却油入口と、湿式多板ブレーキの大
径側に設けた冷却油出口と、前記冷却油入口及び前記冷
却油出口間を直接接続する管路とを備えた構成としてい
る。この場合に、車両の走行時には、冷却油は遠心力に
より小径側から大径側に湿式多板ブレーキを冷却しなが
ら移動してゆき冷却油出口から排出され、管路の通過時
に外気により冷却され小径側に設けた冷却油入口に戻っ
てゆく。このように、遠心力を利用して強制的に冷却油
を循環して冷却するので、冷却油ポンプ等の機械部品が
全て不要となり安価でコンパクトな冷却油回路が得られ
る。また、故障が減少すると共に、遠心力により発生す
る油圧に基づく冷却油回路であるため、冷却油室の圧力
は小さくオイルシールは耐圧性の低いもので済みさらに
安価になり、油洩れも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の冷却油回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態の冷却油回路図である。
【図3】第2実施形態に付加するフィンの説明図であ
る。
【図4】湿式多板ブレーキの説明図である。
【図5】湿式多板ブレーキのクラッチパックの説明図で
ある。
【図6】従来技術の冷却油回路図である。
【符号の説明】
1…デフ出力軸、2…アクスル、3…減速機構、4…出
力部材、6,7…軸受、8…リム、9…タイヤ、10…
ピストン支持部材、11…プレート、12…ばね、13
…ディスク、14…ピストン、15…油室、16…回転
側、27…冷却油室、17…油路、18…入口、19…
出口、20,21…オイルシール、22…ストレーナ、
23…タンク、24…冷却油ポンプ、24a…吸入口、
24b…吐出口、25…フィルタ、26…オイルクー
ラ、30,31…配管、35…遠心フィン、40…左湿
式多板ブレーキ、41…右湿式多板ブレーキ、45,4
6,47…冷却油回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA44 AA48 AA53 AA59 AA70 AA77 AA83 AA87 BA32 DE02 FA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却油ポンプで冷却油を湿式多板ブレー
    キの冷却油入口から冷却油出口に循環させて湿式多板ブ
    レーキを冷却する湿式多板ブレーキの冷却油回路におい
    て、 冷却油ポンプの冷却油吸入口と湿式多板ブレーキの冷却
    油出口とを連通すると共に冷却油ポンプの冷却油吐出口
    及び湿式多板ブレーキの冷却油入口と冷却油をドレンす
    るタンクとを連通することを特徴とする湿式多板ブレー
    キの冷却油回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の湿式多板ブレーキの冷却
    油回路において、 冷却油ポンプの冷却油吐出口とタンクとの間に冷却油を
    冷却するクーラ及び冷却油を濾過するフィルタを装着し
    たことを特徴とする湿式多板ブレーキの冷却油回路。
  3. 【請求項3】 冷却油を湿式多板ブレーキに供給して湿
    式多板ブレーキを冷却する湿式多板ブレーキの冷却油回
    路において、 湿式多板ブレーキの小径側に設けた冷却油入口と、 湿式多板ブレーキの大径側に設けた冷却油出口と、 前記冷却油入口及び前記冷却油出口間を直接接続する管
    路とを備えたことを特徴とする湿式多板ブレーキの冷却
    油回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の湿式多板ブレーキの冷却
    油回路において、 車両に搭載された左右一対の湿式多板ブレーキの左湿式
    多板ブレーキは左冷却油入口及び左冷却油出口、右湿式
    多板ブレーキは右冷却油入口及び右冷却油出口を有し、 管路は、左冷却油入口及び右冷却油出口間と右冷却油入
    口及び左冷却油出口間とに備えられたことを特徴とする
    湿式多板ブレーキの冷却油回路。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の湿式多板ブレーキ
    の冷却油回路において、 湿式多板ブレーキ内の冷却油が通過する冷却油室の回転
    側に冷却油に遠心力をかける遠心フィンを備えたことを
    特徴とする湿式多板ブレーキの冷却油回路。
JP2001150008A 2001-05-18 2001-05-18 湿式多板ブレーキの冷却油回路 Pending JP2002340065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001150008A JP2002340065A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 湿式多板ブレーキの冷却油回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001150008A JP2002340065A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 湿式多板ブレーキの冷却油回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002340065A true JP2002340065A (ja) 2002-11-27

Family

ID=18995106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001150008A Pending JP2002340065A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 湿式多板ブレーキの冷却油回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002340065A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298092A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Tcm Corp アクスル装置
US8006813B2 (en) 2006-11-24 2011-08-30 Caterpillar Inc. Method and arrangement for machine cooling
JP2019501346A (ja) * 2015-12-08 2019-01-17 ドゥーサン コーポレイション フォークリフト車両のブレーキ装置用冷却システム
CN113669330A (zh) * 2021-06-24 2021-11-19 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 一种基于气动控制的矿用车辆湿式制动器强制冷却***

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298092A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Tcm Corp アクスル装置
JP4516878B2 (ja) * 2005-04-19 2010-08-04 Tcm株式会社 アクスル装置
US8006813B2 (en) 2006-11-24 2011-08-30 Caterpillar Inc. Method and arrangement for machine cooling
JP2019501346A (ja) * 2015-12-08 2019-01-17 ドゥーサン コーポレイション フォークリフト車両のブレーキ装置用冷却システム
CN113669330A (zh) * 2021-06-24 2021-11-19 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 一种基于气动控制的矿用车辆湿式制动器强制冷却***
CN113669330B (zh) * 2021-06-24 2023-08-11 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 一种基于气动控制的矿用车辆湿式制动器强制冷却***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4736821A (en) Fluid cooled friction brake
JPH0126905Y2 (ja)
JP2587375B2 (ja) 直結クラツチ付きトルクコンバータ
JPH0222507Y2 (ja)
EP0092573A1 (en) BRAKE ARRANGEMENT.
US2611248A (en) Means for effecting heat exchange between a rotating solid body and a gaseous medium, particularly for cooling fluid transmissions with rotating casings
JP2004036887A (ja) 自動変速機の多板クラッチ及び多板ブレーキのための冷却液供給方法及び冷却液供給装置
JP2002340065A (ja) 湿式多板ブレーキの冷却油回路
JP4589001B2 (ja) 冷却式のねじ真空ポンプ
US4262789A (en) Water cooled brake having mixed boundary contact between the torque transmitting surfaces
US7353920B2 (en) Fluid cooled brake housing
JPS5871245A (ja) 流体冷却型摩擦ブレ−キ
JP4516878B2 (ja) アクスル装置
JPS6234973B2 (ja)
JP2019138322A (ja) クラッチ機構およびピストン
US3062347A (en) Cooled clutch
ZA200509377B (en) Fluid cooled wet brake system
US6880679B2 (en) Interleaved multi-disc friction device using a fan to generate a vaporous air/oil mixture for cooling means
WO2019091162A1 (zh) 轮毂驱动***
CN112128274B (zh) 多相流体介质复合冷却制动器
JP3180637B2 (ja) 液冷式ディスクブレーキ
CN214698458U (zh) 一种多级离心鼓风机液冷轴承座
US10794444B2 (en) Wet brake
AU2004245580B2 (en) Fluid cooled wet brake system
GB2067249A (en) Cooling radial face seals bearings or friction devices

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219