JP2002339636A - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JP2002339636A
JP2002339636A JP2001141392A JP2001141392A JP2002339636A JP 2002339636 A JP2002339636 A JP 2002339636A JP 2001141392 A JP2001141392 A JP 2001141392A JP 2001141392 A JP2001141392 A JP 2001141392A JP 2002339636 A JP2002339636 A JP 2002339636A
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JP
Japan
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hinge
hinge pin
door
box body
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001141392A
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English (en)
Inventor
Kisou Takagi
競 高木
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】扉体の開閉により蝶番ピンが回転しても抜け止
め具は回転せず、抜け止め具の着脱が容易にできるよう
にする。 【解決手段】蝶番ピン6の先端の溝6aに係合する略C
形の係合片7aに蝶番ピン6の軸方向に延びる胴部7b
が設けられ、この胴部7bに扉体の端部の折曲部に係止
する回転防止片7cが設けられた抜け止め具7を蝶番ピ
ン6の溝6aに係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光配線盤、通信機
器収納盤、分電盤、配電盤、制御盤等の機器を収納する
ための機器収納箱に用いられる蝶番の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器収納箱に用いられる蝶番は実
開平5−47277号公報に開示されるものがある。蝶
番は、箱体本体(2)の端部に設けた箱体本体側蝶番
(1)の蝶番ピン挿通孔(5)と、扉体(4)の端部に
設けた扉体側蝶番(3)の蝶番ピン挿通孔(6)に蝶番
ピン(7)を挿着して成り、蝶番ピン(7)の先端側に
設けた溝(9)に抜け止め具(10)を嵌合させて蝶番
ピン(7)の抜け止めを行っている。この抜け止め具
(10)は係合片(12)と一体に取手部(13)が設
けられ、指やペンチ等で取り外すことができるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蝶番は、扉体(4)を開閉することによって抜け止め具
(10)が回転して取手部(13)の位置がずれ、扉体
(4)に機器を取り付けるためや扉体(4)の開閉方向
を変更するために箱体本体(2)から扉体(4)を取り
外す際は抜け止め具(10)を取り外しやすい位置に回
転させなければならないので手間がかかるという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の蝶番の問題点
に鑑み、本発明の目的は、扉体の開閉により蝶番ピンが
回転しても抜け止め具は回転せず、抜け止め具の着脱が
容易にできる蝶番を提供するもので、その構造は、箱体
本体の開口部の端部に設けた箱体本体側蝶番と、箱体本
体の開口部を施蓋する扉体の端部に設けた扉体側蝶番
と、箱体本体側蝶番の蝶番ピン挿通孔と扉体側蝶番の蝶
番ピン挿通孔とに挿通される蝶番ピンと、蝶番ピン挿通
孔から突出した蝶番ピンの先端に形成された溝に係合さ
れる抜け止め具とで成る蝶番において、抜け止め具は蝶
番ピンの溝に係合する略C形の係合片に蝶番ピンの軸方
向に延びる胴部を設け、胴部に扉体の折曲部に係止する
回転防止片を設けたことである。
【0005】また、抜け止め具の胴部に排水孔を設けた
ことである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の蝶番によれば、
箱体本体の開口部の端部に設けた箱体本体側蝶番と、箱
体本体の開口部を施蓋する扉体の端部に設けた扉体側蝶
番と、箱体本体側蝶番の蝶番ピン挿通孔と扉体側蝶番の
蝶番ピン挿通孔とに挿通される蝶番ピンと、蝶番ピン挿
通孔から突出した蝶番ピンの先端に形成された溝に係合
される抜け止め具とで成る蝶番において、抜け止め具は
蝶番ピンの溝に係合する略C形の係合片に蝶番ピンの軸
方向に延びる胴部を設け、胴部に扉体の折曲部に係止す
る回転防止片を設けたことをにより、扉体の開閉により
蝶番ピンが回転しても抜け止め具は回転せず、抜け止め
具の着脱が容易にできる。
【0007】請求項2に記載の蝶番によれば、抜け止め
具の胴部に排水孔を設けたことにより、抜け止め具に水
が溜まって蝶番が錆びるのを防止すると共に、抜け止め
具の着脱の際に抜け止め具を摘み易くする。
【0008】
【実施例】本発明に係る蝶番の一実施例を図1〜図6の
添付図面に基づいて説明する。
【0009】光配線盤、通信機器収納盤、分電盤、配電
盤、制御盤等の機器を収納するための機器収納箱に用い
られる蝶番1は、箱体本体2の開口部2aの左右両端部
に設けられた箱体本体側蝶番3と、箱体本体2の開口部
2aを施蓋する扉体4の端部に設けられた扉体側蝶番5
と、箱体本体側蝶番3の蝶番ピン挿通孔3a,3bと扉
体側蝶番5の蝶番ピン挿通孔5aとに挿通する蝶番ピン
6と、蝶番ピン6の抜け止めのための抜け止め具7とで
構成している。
【0010】抜け止め具7は、蝶番ピン6の先端側に全
周に亘って形成した溝6aに係合する略C形の係合片7
aに蝶番ピン6の軸方向に延びる略半円筒形の胴部7b
が設けられ、胴部7bには扉体4の折曲部4aに係止す
る回転防止片7cが係合片7aの開口と同一方向に設け
られ、また、胴部7bには排水孔7dが設けられてい
る。この排水孔7dは胴部7bと回転防止片7c或いは
係合片7aとの接続部に溜まる雨水等を排水するための
ものである。また、回転防止片7cを境に胴部7bと係
合片7aが対称に設けられている。
【0011】箱体本体側蝶番3は蝶番ピン6の挿抜方向
に扉体側蝶番5が介在する間隔をおいて設けた第1の箱
体本体側蝶番3cと第2の箱体本体側蝶番3dとで成
り、箱体本体2に扉体4を取り付けるには第1の箱体本
体側蝶番3cの蝶番ピン挿通孔3a、扉体側蝶番5の蝶
番ピン挿通孔5a、第2の箱体本体側蝶番3dの蝶番ピ
ン挿通孔3bの順に蝶番ピン6を挿通し、第2の箱体本
体側蝶番3dから突出した蝶番ピン6の溝6aに抜け止
め具7の係合片7aの開口を合わせて押し込み、係合片
7aを係合させて蝶番ピン6を抜け止めする。
【0012】抜け止め具7の係合片7aを蝶番ピン6の
溝6aに係合させると、抜け止め具7の回転防止片7c
が扉体4の端部の折曲部4aに係止するため、扉体4を
開閉することによって蝶番ピン6が回転しても抜け止め
具7は回転しない。よって抜け止め具7の係合片7aの
開口は常に一定方向なので扉体4に機器を取り付ける場
合や扉体4の開閉方向を変更する場合等で箱体本体2か
ら扉体4を取り外す際に簡単に抜け止め具7を取り外す
ことができる。抜け止め具7を取り外す際は、胴部7b
の排水孔7d,7d間を摘むと取り外し易い。抜け止め
具7の排水孔7d,7d間の胴部7bは摘み易いように
両側の胴部7bより外側に位置している。
【0013】また、抜け止め具7の着脱時に係合片7a
が損傷した場合は、反対側の係合片7aを使用すること
ができる。
【0014】尚、本実施例において蝶番は第1の箱体本
体側蝶番3cと第2の箱体本体側蝶番3dと扉体側蝶番
5とで構成したが、箱体本体側蝶番と扉体側蝶番の形状
を逆にする等、蝶番の形状について限定はない。
【0015】また、本実施例において抜け止め具7に排
水孔7dを設けたが、排水孔は無くても良く、また、反
対側の係合片も無くても良く、また、回転防止片の形状
についても限定はない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明に係る蝶番は、箱体
本体の開口部の端部に設けた箱体本体側蝶番と、箱体本
体の開口部を施蓋する扉体の端部に設けた扉体側蝶番
と、箱体本体側蝶番の蝶番ピン挿通孔と扉体側蝶番の蝶
番ピン挿通孔とに挿通される蝶番ピンと、蝶番ピン挿通
孔から突出した蝶番ピンの先端に形成された溝に係合さ
れる抜け止め具とで成る蝶番において、抜け止め具は蝶
番ピンの溝に係合する略C形の係合片に蝶番ピンの軸方
向に延びる胴部を設け、胴部に扉体の折曲部に係止する
回転防止片を設けたことをにより、扉体の開閉により蝶
番ピンが回転しても抜け止め具は回転せず、抜け止め具
の着脱が容易にできるという効果がある。
【0017】また、抜け止め具の胴部に排水孔を設けた
ことにより、抜け止め具に水が溜まって蝶番が錆びるの
を防止すると共に、抜け止め具を着脱する際に抜け止め
具が摘み易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蝶番の分解正面図である。
【図2】本発明に係る抜け止め具を示し、(a)は正面
図であり、(b)は平面図であり、(c)は右側面図で
ある。
【図3】図2(b)のA−A断面図である。
【図4】図2(c)のB−B断面図である。
【図5】本発明に係る蝶番を示し、(a)は正面図であ
り、(b)は底面図である。
【図6】本発明に係る蝶番の使用状態を示す機器収納箱
の要部断面図である。
【符号の説明】
1 蝶番 2 箱体本体 2a 開口部 3 箱体本体側蝶番 3a 蝶番ピン挿通孔 3b 蝶番ピン挿通孔 3c 第1の箱体本体側蝶番 3d 第2の箱体本体側蝶番 4 扉体 4a 折曲部 5 扉体側蝶番 5a 蝶番ピン挿通孔 6 蝶番ピン 6a 溝 7 抜け止め具 7a 係合片 7b 胴部 7c 回転防止片 7d 排水孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体本体の開口部の端部に設けた箱体本
    体側蝶番と、前記箱体本体の開口部を施蓋する扉体の端
    部に設けた扉体側蝶番と、前記箱体本体側蝶番の蝶番ピ
    ン挿通孔と前記扉体側蝶番の蝶番ピン挿通孔とに挿通さ
    れる蝶番ピンと、前記蝶番ピン挿通孔から突出した前記
    蝶番ピンの先端に形成された溝に係合される抜け止め具
    とで成る蝶番において、前記抜け止め具は前記蝶番ピン
    の溝に係合する略C形の係合片に前記蝶番ピンの軸方向
    に延びる胴部を設け、該胴部に前記扉体の折曲部に係止
    する回転防止片を設けたことを特徴とする蝶番。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め具の胴部に排水孔を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の蝶番。
JP2001141392A 2001-05-11 2001-05-11 蝶 番 Pending JP2002339636A (ja)

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