JP2002336798A - 高分子材料の分別方法およびその分別システム - Google Patents

高分子材料の分別方法およびその分別システム

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JP2002336798A JP2001149591A JP2001149591A JP2002336798A JP 2002336798 A JP2002336798 A JP 2002336798A JP 2001149591 A JP2001149591 A JP 2001149591A JP 2001149591 A JP2001149591 A JP 2001149591A JP 2002336798 A JP2002336798 A JP 2002336798A
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眞彌 福井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子材料を簡単かつ確実に分別することが
でき、ひいては分別後のリサイクル処理等を効率的に行
うことが可能な高分子材料の分別方法およびその分別シ
ステムの提供を目的とする。 【解決手段】 この発明に係る高分子材料の分別方法
は、高分子材料を、一種ないし二種以上の元素またはそ
れらの化合物からなり、かつその種類および/または含
有量に対応して高分子材料に関する情報が関連付けられ
た情報提示物質が含有されてなるものに作製し、該高分
子材料Aに含有される情報提示物質の種類および/また
は含有量を測定し、その測定した情報提示物質の種類お
よび/または含有量に基づいて高分子材料Aを識別し、
その識別結果に基づいて高分子材料Aを分別するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種プラスチッ
ク、塗料、インク、繊維などの高分子材料を分別するの
に用いられる高分子材料の分別方法およびその分別シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】昨
今、例えばリサイクル等のために、高分子材料を種類、
製造履歴、あるいは製造メーカー等ごとに分別すること
が行われている。従来、このような高分子材料の分別
は、通常、高分子材料の比重、硬度、融点、誘電率や色
調などを分析する物理的分析や、赤外線分光分析や熱分
析等の化学的分析により高分子材料を識別し、その識別
結果に基づいて分別するというものであった。
【0003】しかしながら、物理的分析による高分子材
料の分別は、前処理として素材の調整や破壊が必要なた
めに、分別までに時間と労力がかかる上に、分別後のリ
サイクル処理等に高分子材料をそのまま用いることがで
きないことが多いという問題があった。また、化学的分
析による高分子材料の分別は、赤外線分光分析の場合、
表面に汚れが付いていると正確に行うことができず、前
処理として高分子材料の汚れを除去しなけれならないた
めに、分別までに時間と労力がかかるという問題があっ
た。さらに、熱分析の場合、材料を一旦溶解させなけれ
ばならないために、分別までに時間と労力がかかる上
に、分別後のリサイクル処理等に高分子材料をそのまま
用いることができないことが多いという問題があった。
【0004】そこで、高分子材料の種類、製造履歴、製
造メーカー等の高分子に関する情報を高分子材料に刻印
表示しておいて、その刻印表示に基づいて高分子材料を
分別することも考えられる。
【0005】しかしながら、高分子材料に関する情報を
高分子材料に刻印表示すると、高分子材料の外観や色調
に影響を与えることから、必要最小限の高分子材料に関
する情報を高分子材料の隅部に小さく刻印表示しなけれ
ならない。このため、その刻印表示の小ささゆえに高分
子材料の識別が困難となるばかりか、外部からの何らか
の力学的作用により刻印表示が消滅してしまい高分子材
料の識別が不可能となり、結果として高分子材料を分別
することが困難になるという問題があった。
【0006】この発明は、上述の問題に鑑みてなされた
ものであって、高分子材料を簡単かつ確実に分別するこ
とができ、ひいては分別後のリサイクル処理等を効率的
に行うことが可能な高分子材料の分別方法およびその分
別システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る高分子材料の分別方法は、高分子材
料を、一種ないし二種以上の元素またはそれらの化合物
からなり、かつその種類および/または含有量に対応し
て高分子材料に関する情報が関連付けられた情報提示物
質が含有されてなるものに作製し、該高分子材料に含有
される情報提示物質の種類および/または含有量を測定
し、その測定した情報提示物質の種類および/または含
有量に基づいて高分子材料を識別し、その識別結果に基
づいて前記高分子材料を分別することを特徴とする。
【0008】すなわち、この高分子材料の分別方法は、
高分子材料がその種類情報、製造履歴情報、真偽判別情
報などの高分子に関する情報を暗号的に内有したもので
あって、そのような高分子材料に内有される高分子材料
に関する情報を読み取ることにより高分子材料を分別す
るというものである。
【0009】この高分子材料の分別方法によれば、高分
子材料の調整、破壊、汚れ除去、溶解等の前処理が必要
なくなり、時間および労力をかけることなく高分子材料
を分別することができる。
【0010】また、高分子材料に含有される情報提示物
質は消滅したり変化したりすることがないので、スペク
トル分析等の手法を用いて高分子材料を確実に分別する
ことができる。
【0011】また、高分子材料に含有される情報提示物
質の種類および/または含有量は様々に設定することが
できるので、高分子材料を種類別、製造履歴別、製造メ
ーカー別など一般的な情報別に分別することは勿論のこ
と、同種の高分子材料を組成別、分子量別、重合度別あ
るいはグレード別に分別するというように細分的な分別
も可能となる。
【0012】さらに、上述のように高分子材料の前処理
が必要ないことから、分別後のリサイクル処理等におい
て高分子材料をそのまま用いることができ、上述の高分
子材料の分別の簡単および確実と相俟って、分別後のリ
サイクル処理等を効率的に行うことが可能となる。
【0013】この発明に係る高分子材料の分別システム
は、一種ないし二種以上の元素またはそれらの化合物か
らなり、かつその種類および/または含有量に対応して
高分子材料に関する情報が関連付けられた情報提示物質
が含有されてなる高分子材料について、該高分子材料に
含有される情報提示物質の種類および/または含有量を
測定する測定手段と、該測定手段により測定された情報
提示物質の種類および/または含有量に基づいて高分子
材料を識別する識別手段と、該識別手段の識別結果に基
づいて前記高分子材料を分別する分別手段と、を備えて
なることを特徴とする。
【0014】これによれば、高分子材料を簡単かつ確実
に分別することができ、ひいては分別後のリサイクル処
理等を効率的に行うことが可能となる。
【0015】また、前記測定手段は、高分子材料に含有
される情報提示物質の種類および/または含有量をスペ
クトル分析により測定するものであるのが望ましい。
【0016】これによれば、情報提示物質の種類および
/または含有量を簡単かつ確実に測定することができ、
高分子材料をより簡単かつ確実に分別することが可能と
なる。
【0017】また、前記識別手段は、情報提示物質の種
類および/または含有量と高分子材料に関する情報とが
互いに対応するように設定された参照テーブルを参照す
ることによって、前記測定手段により測定された情報提
示物質の種類および/または含有量に基づいて、高分子
材料に関する情報を特定することにより高分子材料を識
別するのが望ましい。
【0018】これによれば、高分子材料に含有される情
報提示物質の種類および/または含有量を測定し、その
測定に基づいて高分子材料を識別するという一連の処理
を自動的に行うことができ、高分子材料をより簡単かつ
確実に分別することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る高分子材料の
実施形態について説明する。
【0020】この高分子材料は、一種ないし二種以上の
元素またはそれらの化合物からなり、かつその種類およ
び/または含有量に対応して高分子材料に関する情報が
関連付けられた情報提示物質が含有されたものに作製さ
れる。
【0021】前記高分子材料としては、各種プラスチッ
ク材料のほか、塗料、インク、繊維などが挙げられ、当
該高分子材料中に情報提示物質が添加されたもののほ
か、当該高分子材料中に情報提示物質が重合、架橋、イ
オン結合等の化学結合をもって導入されたものや、当該
高分子材料の表面に情報提示物質が塗布されたものであ
ってもよい。
【0022】また、前記情報提示物質としては、その種
類および/または含有量を簡単かつ確実に測定するため
に、汎用の各種高分子材料に対して一般に含有されるこ
とのない一種ないし二種以上の元素、またはそれらの化
合物(酸化物、硫化物、有機酸化物など)が好ましい。
【0023】このように汎用の各種高分子材料に対して
一般に含有されることのない元素としては、元素番号3
1から元素番号88までの元素、好ましくはランタノイ
ド系元素、さらに好ましくはネオジム(Nd)、プロメチ
ウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユーロビウム(Eu)、
ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ホルミウム
(Ho)を一種または二種以上の組合せにおいて用いるこ
と好ましい。
【0024】これらの元素は、各種プラスチック、塗
料、インク、繊維中にほとんど含有されることがなく、
また後述のX線を用いたスペクトル分析による測定が容
易であり、さらに経済的かつ衛生的で、素材物性への影
響が無く、酸化物等の化合物としての入手も容易である
点で好ましい。なお、情報提示物質は10μ以下の微粒
子状のものを用いるのが好ましい。
【0025】また、前記情報提示物質は、高分子材料の
外観や物性への影響を抑えるために、前記高分子材料の
固有の性質に影響を与えない微量の範囲で含有されるの
が好ましい。
【0026】前記高分子材料の固有の性質に影響を与え
ない微量の範囲としては、高分子材料の種類などにより
様々に変動し得るが、好ましくは高分子材料に対して
0.1ppmから1000ppmまでの範囲(0.1ppmおよ
び1000ppmを含む)、さらに好ましくは0.5ppmか
ら200ppm(0.5ppmおよび1000ppmを含む)ま
での範囲がよい。
【0027】このように0.1ppm以上とするのは、主
として一般に現在の使用に供されている蛍光X線分析器
の精度との関係のためであり、1000ppm以下とする
のは、多くの高分子材料の外観や物性に影響を与えない
ためである。また、その範囲の中でも0.5ppmから2
00ppmとするのは、測定の信頼性を十分に確保しつ
つ、また経済的負担も低く抑え、さらに高分子材料の固
有の性質に与える影響も極めて低いものとなし得るため
である。
【0028】また、高分子材料に関する情報は、特に限
定されるものではなく、当該高分子材料の種類、製造履
歴、製造メーカーなどの高分子材料そのものに関する情
報のほか、当該高分子材料が用いられる製品に関する情
報であってもよい。
【0029】例えば、下表1に示すように、高分子材料
に関する情報が高分子材料の種類(a、b、c)で、そ
れら高分子材料の種類(a、b、c)と情報提示物質の
種類(X、Y、Z)とが対応する場合、情報提示物質
X、Y、またはZが測定されれば、高分子材料の種類
a、b、またはcを特定することができる。
【0030】
【表1】
【0031】また、下表2に示すように、高分子材料に
関する情報が高分子材料の製造メーカー(A、B、C)
で、それら高分子材料の製造メーカー(A、B、C)と
情報提示物質の含有量(α、β、γ)とが対応する場
合、情報提示物質の含有量α、β、またはγ程度が測定
されれば、製造メーカーA、B、またはCを特定するこ
とができる。
【0032】
【表2】
【0033】また、前記高分子材料に関する情報は、前
記情報提示物質の種類および/または含有量に対応した
一桁ないし複数桁の数値データとして表現されるもので
あってもよい。
【0034】例えば、下表3に示すように、高分子材料
に関する情報が複数桁の数値データとなされ、各桁が情
報提示物質の種類(X、Y、Z)に対応し、かつ各桁の
数値が情報提示物質の含有量に対応する場合、情報提示
物質の種類X、YおよびZと各含有量(ピーク値)が測
定されれば、高分子材料に関する情報の数値データを特
定することができる。
【0035】これによれば、数値データがバーコード的
な情報を有することなり、様々な情報を高分子材料に簡
単に含ませることができる。特に数値データを複数桁に
すれば、より多くの情報を高分子材料に簡単に含ませる
ことができる。また、数値データをID番号とすれば、
偽造防止にも極めて有効なIDカードを作ることができ
る。
【0036】なお、下表3の例では、情報提示物質の含
有量(ピーク値)を10倍して四捨五入したものを数値
データとして用いている。
【0037】
【表3】
【0038】前記高分子材料の情報提示物質の含有方法
としては、特に限定されるものでなく、高分子材料また
は情報提示物質の種類に応じた方法でよい。例えば、高
分子材料がプラスチックの場合、ドラムタンブラー等に
よりドライブレンドした後に直接成形する方法や、エク
ストルーダーによりコンパウンド加工する方法や、イン
ターナルミキサーあるいは加熱ロールによるコンパウン
ドあるいは成形を実施する方法などが挙げられる。ま
た、マスターバッチ化した上での使用を実施してもよ
い。
【0039】また、高分子材料に情報提示物質の含有さ
せる際、均一な分布と分散を確保するために、脂肪酸ア
マイド、脂肪酸金属塩、あるいは脂肪酸エステルを滑剤
として使用してもよい。
【0040】また、複数の情報提示物質を高分子材料に
含有させる場合、各情報提示物質を高分子材料に別々に
含有させるものとしてもよいし、各情報提示物質を高分
子材料に同時に含有させるものとしてもよい。
【0041】次に前記高分子材料(A)を分別する高分
子材料分別システムについて図4〜図7を用いて説明す
る。
【0042】この高分子材料識別システムは、図4に示
すように、高分子材料(A)に含有される情報提示物質
を検出する検出装置(1)と、該検出装置(1)により
検出された情報提示物質に基づいて高分子材料(A)を
識別する識別装置(2)と、該識別装置(2)の識別結
果に基づいて高分子材料(A)を分別する分別装置とを
備える。検出装置(1)と識別装置(2)、識別装置
(2)と分別装置(3)は、それぞれ通信線を介して接
続されている。
【0043】また、(4)は、図4の白抜き矢印の方向
に回転駆動する無端状のベルトコンベアで、その回転駆
動により始端部に載置された高分子材料(A)を終端部
まで搬送するものとなされている。そして、ベルトコン
ベア(4)の始端部と中央部との間の位置には、前記検
出装置(1)がベルトコンベア(4)を覆う態様で設置
されている。また、前記ベルトコンベア(4)の始端部
の側方位置には、前記分別装置(3)がベルトコンベア
に平行に並ぶ態様で設置されている。
【0044】(5)は、高分子材料(A)を収容する収
容ボックスで、収容ボックス(5a)(5b)(5c)
はベルトコンベア(4)の側方位置において分別装置
(3)に対向する態様で並んで設置されるとともに、収
容ボックス(5d)はベルトコンベア(4)の終端部の
先に設置されている。
【0045】しかして、始端部に載置された高分子材料
(A)は、ベルトコンベア(4)の回転駆動により検出
装置(1)の設置個所まで搬送され、そこで情報提示物
質の検出のために所定時間だけ停止した後、再びベルト
コンベア(4)の回転駆動により終端部まで搬送され
る。そして、ベルトコンベア(4)の終端部まで搬送さ
れた高分子材料(A)は、分別装置(3)により収容ボ
ックス(5a)(5b)(5c)のいずれかに収容され
るか、あるいはそのままベルトコンベア(4)の回転駆
動に従ってそのまま収容ボックス(5d)に収容され
る。
【0046】以下、上述の検出装置(1)、識別装置
(2)、および分別装置(3)について具体的に説明す
る。
【0047】前記検出装置(1)は、図5に示すよう
に、蛍光X線検出用の公知の検出装置で、X線を発生さ
せて高分子材料(A)に照射するX線発生管(11)
と、X線が照射された高分子材料(A)から発生する蛍
光X線を検出するX線検出器(12)とを備える。
【0048】しかして、X線発生管(11)においてX
線を発生させ、そのX線を検出装置(1)内に到達した
ベルトコンベア(4)上の高分子材料(A)に照射する
と、高分子材料(A)から情報提示物質の蛍光X線など
の種々の蛍光X線が発生するので、それら蛍光X線をX
線検出器(12)により検出する。検出された蛍光X線
のエネルギー値および/または強度値は、図示略のプリ
アンプやリニアアンプなどにより適度に増幅され、図示
略のA/Dコンバータなどによりデジタル変換された状
態で前記識別装置(2)に送信される。
【0049】なお、検出装置(1)による上記検出処理
は、検出装置(1)に設けられた公知のセンサ(図示
略)により、高分子材料(A)が検出装置(1)内の所
定箇所に到達したことを感知し、そのセンサからの要求
に従ってベルトコンベア(4)が停止した後に行う。
【0050】前記識別装置(2)は、図6に示すよう
に、制御部(21)と、参照テーブルを記憶する記憶部
(22)とを備えてなる。この参照テーブルは、例えば
上記表1および表2に示すように、情報提示物質の種類
および/または含有量と高分子材料(A)に関する情報
とが互いに対応するように設定されたものである。
【0051】前記制御部(21)は、中央演算処理装置
(CPU)等からなり、各部の制御や、データの転送、
種々の演算、データの一時的格納などを行う。この実施
形態では、図7に示すように、受信機能(211)、選
別機能(212)、算出機能(213)、識別機能(2
14)、送信機能(215)を有する。なお、前記検出
装置(1)と、前記識別装置(2)における制御部(2
1)の受信機能(211)、選別機能(212)および
算出機能(213)とにより、情報提示物質の種類およ
び/または含有量を測定する測定手段が構成される。
【0052】前記受信機能(211)は、前記検出装置
(1)から送信されてきた高分子材料(A)における種
々の蛍光X線のエネルギー値および/または強度値を受
信する機能である。
【0053】前記選別機能(212)は、前記受信機能
(211)により受信された高分子材料における種々の
蛍光X線のエネルギー値および/または強度値の中か
ら、一ないし複数の情報提示物質の蛍光X線のエネルギ
ー値および/または強度値を選別する機能である。
【0054】前記算出機能(213)は、前記選別機能
(212)により選別された一ないし複数の情報提示物
質の蛍光X線のエネルギー値および/または強度値に基
づいて、情報提示物質の種類および/または含有量を算
出する機能である。
【0055】このように、前記検出装置(1)と、前記
識別装置(2)における制御部(21)の受信機能(2
11)、選別機能(212)および算出機能(213)
とにより、高分子材料(A)に含有される情報提示物質
の種類および/または含有量を測定することができる。
【0056】前記識別機能(214)は、前記記憶部
(22)に記憶されている参照テーブルを参照すること
によって、前記算出機能(213)により算出された情
報提示物質の種類および/または含有量に基づいて、高
分子材料(A)に関する情報を特定することにより高分
子材料(A)を識別する機能である。
【0057】前記送信機能(215)は、前記識別機能
(214)による高分子材料(A)の識別結果に基づい
て、前記分別装置(3)に対して識別信号a〜dのいず
れかを送信する機能である。
【0058】前記分別装置(3)は、図4に示すよう
に、ベルトコンベア(4)の幅方向に伸縮する3個の押
出部(3a)(3b)(3c)が設けられており、前記
識別装置(2)から送信されてきた識別信号a、b、
c、dに基づいて高分子材料(A)を分別する。
【0059】具体的に説明すると、この分別装置(3)
は、前記識別装置(2)から識別信号a、b、またはc
が送信されてきた場合は、押出部(3a)、(3b)、
または(3c)を駆動してベルトコンベア(4)の幅方
向に伸張させることによって、ベルトコンベア(4)上
の高分子材料(A)をベルトコンベア(4)の幅方向に
押し出して、収容ボックス(5a)、(5b)または
(5c)に落とし込むように収容せしめる。なお、前記
分別装置(3)は、高分子材料(A)を収容ボックス
(5a)、(5b)または(5c)に落とし込むように
収容せしめたあと、押出部(3a)、(3b)、または
(3c)を逆方向に駆動して元の位置まで収縮させる。
【0060】また、前記分別装置(3)は、前記識別装
置(2)から識別信号dが送信されてきた場合は、押出
部(3a)(3b)(3c)のいずれも駆動させずに、
高分子材料(A)をベルトコンベア(4)の回転駆動に
従ってそのまま収容ボックス(5d)に落とし込むよう
に収容せしめる。
【0061】なお、分別装置(3)による上記分別処理
は、分別装置(3)に設けられた公知のセンサ(図示
略)により、高分子材料(A)が押出部(3a)、(3
b)、または(3c)の前方に到達したことを感知し、
そのセンサからの要求に従って押出部(3a)、(3
b)、または(3c)を押し出すことにより行う。
【0062】次に前記高分子材料(A)の識別方法につ
いて図8〜図10に示すフローチャートを用いて説明す
る。なお、以下の説明および図面では「ステップ」を
「S」と略記する。
【0063】まず、高分子材料(A)をベルトコンベア
(4)の始端部に載置した状態でベルトコンベア(4)
を回転駆動させると、高分子材料(A)は検出装置
(1)内の所定箇所まで搬送され、そこで検出装置
(1)により上述の方法で情報提示物質が検出される
(S1)。
【0064】次に、識別装置(2)において、前記検出
装置(1)により検出された情報提示物質に基づいて高
分子材料(A)を識別する(S2)。
【0065】具体的に説明すると、図9に示すように、
識別装置(2)は、S21において、受信機能(21
1)によって、前記検出装置(1)から送信されてきた
高分子材料(A)における種々の蛍光X線のエネルギー
値および/または強度値を受信し、S22に進む。
【0066】S22では、選別機能(212)によっ
て、前記受信機能(211)により受信された高分子材
料における種々の蛍光X線のエネルギー値および/また
は強度値の中から、一ないし複数の情報提示物質の蛍光
X線のエネルギー値および/または強度値を選別し、S
23に進む。
【0067】S23では、算出機能(213)によっ
て、前記選別機能(212)により選別された一ないし
複数の情報提示物質の蛍光X線のエネルギー値および/
または強度値に基づいて、情報提示物質の種類および/
または含有量を算出し、S24に進む。
【0068】S24では、識別機能(214)によっ
て、前記記憶部(22)に記憶されている参照テーブル
を参照することによって、前記算出機能(213)によ
り算出された情報提示物質の種類および/または含有量
に基づいて、高分子材料(A)に関する情報を特定する
ことにより高分子材料(A)を識別し、S25に進む。
【0069】S25では、送信機能(215)によっ
て、前記識別機能(214)による高分子材料(A)の
識別結果に基づいて、識別信号a、b、c、またはdの
いずれかを送信する。
【0070】次に、分別装置(3)において、ベルトコ
ンベア(4)の終端部まで搬送された高分子材料(A)
を、前記識別装置(2)から送信されてきた識別信号
a、b、c、dに基づいて分別する(S3)。
【0071】具体的に説明すると、図10に示すよう
に、分別装置(3)は、S31にて、識別装置(2)か
ら識別信号a、b、c、dのいずれかを受信したか否か
を判定し、受信したと判定した場合は(S31でYE
S)、S32に進む。一方、S31にて、受信していな
いと判定した場合は(S31でNO)、S31の判定処
理を繰り返す。
【0072】S32では、識別装置(2)から受信した
識別信号がaであるか否かを判定し、識別信号がaであ
ると判定した場合は(S32でYES)、S33に進
み、押出部(31a)を駆動して伸張させることによ
り、高分子材料(A)をベルトコンベア(4)の幅方向
に押し出し、収容ボックス(5a)に落とし込むように
収容せしめる。一方、S32にて、識別信号がaでない
と判定した場合は(S32でNO)、S34に進む。
【0073】S34では、識別装置(2)から送信され
てきた識別信号がbであるか否かを判定し、識別信号が
bであると判定した場合は(S34でYES)、S35
に進み、押出部(31b)を駆動して伸張させることに
より、高分子材料(A)をベルトコンベア(4)の幅方
向に押し出し、収容ボックス(5b)に落とし込むよう
に収容せしめる。一方、S34にて、識別信号がbでな
いと判定した場合は(S34でNO)、S36に進む。
【0074】S36では、識別装置(2)から送信され
てきた識別信号がcであるか否かを判定し、識別信号が
cであると判定した場合は(S36でYES)、S37
に進み、押出部(31c)を駆動して伸張させることに
より、高分子材料(A)をベルトコンベア(4)の幅方
向に押し出し、収容ボックス(5c)に落とし込むよう
に収容せしめる。
【0075】一方、S36にて、識別信号がcでないと
判定した場合は(S36でNO)、リターンする。この
とき、高分子材料(A)は、分別装置(3)の押出部
(3a)(3b)(3c)のいずれにも押し出されない
ので、ベルトコンベア(4)の回転駆動に従ってそのま
ま終端部から収容ボックス(5d)に落とし込まれるよ
うに収容される。
【0076】このように、高分子材料(A)は高分子材
料の種類情報、製造履歴情報、真偽判別情報などの高分
子に関する情報を暗号的に内有したものであって、その
ような高分子材料(A)に内有される高分子材料(A)
に関する情報を読み取ることにより高分子材料(A)を
分別するので、高分子材料(A)の調整、破壊、汚れ除
去、溶解等の前処理が必要なくなり、時間および労力を
かけることなく高分子材料を分別することができる。
【0077】また、高分子材料(A)に含有される情報
提示物質は消滅したり変化したりすることがないので、
スペクトル分析等の手法を用いて高分子材料(A)を確
実に分別することができる。
【0078】また、高分子材料に含有される情報提示物
質の種類および/または含有量は様々に設定することが
できるので、高分子材料を種類別、製造履歴別、製造メ
ーカー別など一般的な情報別に分別することは勿論のこ
と、同種の高分子材料を組成別、分子量別、重合度別あ
るいはグレード別に分別するというように細分的な分別
も可能となる。
【0079】さらに、上述のように高分子材料(A)の
前処理が必要ないことから、分別後のリサイクル処理等
において高分子材料(A)をそのまま用いることがで
き、上述の高分子材料(A)の分別の簡単および確実と
相俟って、分別後のリサイクル処理等を効率的に行うこ
とが可能となる。
【0080】なお、この実施形態では、情報提示物質の
種類および/または含有量の測定は、蛍光X線のスペク
トル分析により行うものとしたが、その他のX線、電子
線、中性子線、電磁波のスペクトル分析により行うもの
としてもよいし、あるいはスペクトル分析によらない方
法により行うものとしてもよい。特にX線を用いるスペ
クトル分析(蛍光X線分析)は、小型で簡易構成の装置
で測定が可能であり有利である。
【0081】また、情報提示物質は、その絶対含有量を
測定してもよいが、蛍光X線分析などのスペクトル分析
では、高分子材料(A)の形状、大きさ、表面状態等に
よって、情報提示物質のスペクトルの強度値が変化し、
迅速容易な測定ができない場合があるので、そのような
場合は基準物質の含有量を基準とした情報提示物質の相
対含有量を測定するものとしてもよい。すなわち、高分
子材料(A)にもともと含まれている物質や、高分子材
料(A)に情報提示物質とともに含有せしめた物質、あ
るいはその他の情報提示物質を基準物質とし、その基準
物質と情報提示物質のスペクトルの強度値の相対比を用
いて、基準物質の含有量を基準とした情報提示物質の相
対含有量を測定するものとしてもよい。
【0082】また、情報提示物質は、その絶対含有量を
測定してもよいが、情報提示物質の絶対含有量の測定値
は高分子材料(A)の形状、大きさ、表面状態等によっ
て変化する場合があるので、そのような場合は基準物質
の含有量を基準とした情報提示物質の相対含有量を測定
するものとしてもよい。すなわち、高分子材料(A)に
もともと含有されている物質や、高分子材料(A)に情
報提示物質とともに含有せしめた物質(情報提示物質で
あってもよい)を基準物質とし、その基準物質の含有量
を基準にした情報提示物質の相対的含有量を測定する。
【0083】また、分別装置は、上述の高分子材料
(A)を押出部(31a)(31b)(31c)により
押し出すことにより分別するものとしたが、これに限定
されるものでなく、その他の方法で分別するものであっ
てもよい。要は、分別装置は、識別装置(2)の識別結
果に基づいて高分子材料(A)を分別するものであれば
よい。
【0084】また、高分子材料(A)の搬送手段とし
て、ベルトコンベア(4)を用いたが、その他の装置を
用いてもよい。
【0085】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、高分子材
料は高分子材料の種類情報、製造履歴情報、真偽判別情
報などの高分子に関する情報を暗号的に内有したもので
あって、そのような高分子材料に内有される高分子材料
に関する情報を読み取ることにより高分子材料を分別す
るので、高分子材料の調整、破壊、汚れ除去、溶解等の
前処理が必要なくなり、時間および労力をかけることな
く高分子材料を分別することができる。
【0086】また、高分子材料に含有される情報提示物
質は消滅したり変化したりすることがないので、スペク
トル分析等の手法を用いて高分子材料を確実に分別する
ことができる。
【0087】また、高分子材料に含有される情報提示物
質の種類および/または含有量は様々に設定することが
できるので、高分子材料を種類別、製造履歴別、製造メ
ーカー別など一般的な情報別に分別することは勿論のこ
と、同種の高分子材料を組成別、分子量別、重合度別あ
るいはグレード別に分別するというように細分的な分別
も可能となる。
【0088】さらに、上述のように高分子材料の前処理
が必要ないことから、分別後のリサイクル処理等におい
て高分子材料をそのまま用いることができ、上述の高分
子材料の分別の簡単および確実と相俟って、分別後のリ
サイクル処理等を効率的に行うことが可能となる。
【0089】請求項2に係る発明によれば、高分子材料
を簡単かつ確実に分別することができ、ひいては分別後
のリサイクル処理等を効率的に行うことが可能となる。
【0090】請求項3に係る発明によれば、情報提示物
質の種類および/または含有量を簡単かつ確実に測定す
ることができ、高分子材料をより簡単かつ確実に分別す
ることが可能となる。
【0091】請求項4に係る発明によれば、高分子材料
に含有される情報提示物質の種類および/または含有量
を測定し、その測定に基づいて高分子材料を識別すると
いう一連の処理を自動的に行うことができ、高分子材料
をより簡単かつ確実に分別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)酸化ホルミウムを含有していないABS
樹脂のスペクトル分析図である。 (b)酸化ホルミウムを1ppm含有しているABS樹脂
のスペクトル分析図である。 (c)酸化ホルミウムを10ppm含有しているABS樹
脂のスペクトル分析図である。
【図2】(a)酸化サマリウムを含有していないPE樹
脂のスペクトル分析図である。 (b)酸化サマリウムを1ppm含有しているPE樹脂の
スペクトル分析図である。 (c)酸化サマリウムを10ppm含有しているPE樹脂
のスペクトル分析図である。
【図3】(a)酸化ネオジムを含有していないPP樹脂
のスペクトル分析図である。 (b)酸化ネオジムを1ppm含有しているPP樹脂のス
ペクトル分析図である。 (c)酸化ネオジムを10ppm含有しているPP樹脂の
スペクトル分析図である。
【図4】この発明の一実施形態に係る高分子材料分別シ
ステムの構成概略図である。
【図5】図4の検出装置(1)の構成概略図である。
【図6】図4の識別装置(1)の構成概略図である。
【図7】図6の制御部の構成概略図である。
【図8】高分子材料分別システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】識別装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】分別装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・検出装置 2・・・識別装置 3・・・分別装置 31・・・押出部 4・・・ベルトコンベア 5・・・収容ボックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料を、一種ないし二種以上の元
    素またはそれらの化合物からなり、かつその種類および
    /または含有量に対応して高分子材料に関する情報が関
    連付けられた情報提示物質が含有されてなるものに作製
    し、 該高分子材料に含有される情報提示物質の種類および/
    または含有量を測定し、 その測定した情報提示物質の種類および/または含有量
    に基づいて高分子材料を識別し、 その識別結果に基づいて前記高分子材料を分別すること
    を特徴とする高分子材料の分別方法。
  2. 【請求項2】 一種ないし二種以上の元素またはそれら
    の化合物からなり、かつその種類および/または含有量
    に対応して高分子材料に関する情報が関連付けられた情
    報提示物質が含有されてなる高分子材料について、該高
    分子材料に含有される情報提示物質の種類および/また
    は含有量を測定する測定手段と、 該測定手段により測定された情報提示物質の種類および
    /または含有量に基づいて高分子材料を識別する識別手
    段と、 該識別手段の識別結果に基づいて前記高分子材料を分別
    する分別手段と、 を備えてなることを特徴とする高分子材料の分別システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は、高分子材料に含有され
    る情報提示物質の種類および/または含有量をスペクト
    ル分析により測定するものである請求項2に記載の高分
    子材料の分別システム。
  4. 【請求項4】 前記識別手段は、情報提示物質の種類お
    よび/または含有量と高分子材料に関する情報とが互い
    に対応するように設定された参照テーブルを参照するこ
    とによって、前記測定手段により測定された情報提示物
    質の種類および/または含有量に基づいて、高分子材料
    に関する情報を特定することにより高分子材料を識別す
    る請求項2または請求項3に記載の高分子材料の分別シ
    ステム。
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