JP2002334055A - 前回ログイン情報提供サーバ装置、前回ログイン情報提供方法、前回ログイン情報提供プログラム、前回ログイン情報表示プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

前回ログイン情報提供サーバ装置、前回ログイン情報提供方法、前回ログイン情報提供プログラム、前回ログイン情報表示プログラム、及び記憶媒体

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JP2002334055A
JP2002334055A JP2001139016A JP2001139016A JP2002334055A JP 2002334055 A JP2002334055 A JP 2002334055A JP 2001139016 A JP2001139016 A JP 2001139016A JP 2001139016 A JP2001139016 A JP 2001139016A JP 2002334055 A JP2002334055 A JP 2002334055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの口座に複数台の端末装置を設定できる
インターネット銀行において、当該口座に不正なログイ
ンなどがあった場合に、速やかに発見できるサーバなど
を提供すること。 【解決手段】 ユーザは、1つの口座につき複数の端末
装置を設定することができるようになっている。各々の
端末装置には、同じ口座に設定された他の端末装置から
識別するための識別ファイルが記憶されている。これ
は、サーバがクッキーなどを用いて端末装置に書込んだ
ものである。ユーザが端末装置からログインすると、サ
ーバは端末装置に書込まれている識別ファイルを読むこ
とによって端末装置を特定し、これをログイン日時と共
に記憶する。この情報を用いて、サーバはユーザがログ
インする際に、前回ログインした日時と使用した端末装
置をユーザに提示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前回ログイン情報
提供サーバ装置、前回ログイン情報提供方法、前回ログ
イン情報提供プログラム、前回ログイン情報表示プログ
ラム、及び記憶媒体に関し、例えば、インターネットを
用いて銀行業務のサービスを行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、銀行の顧客は、預金、振込み、
貸し付けなどの銀行が提供する様々なサービスを受ける
ために銀行に赴くことが多かった。例えば、料金の振込
みや預金残高の照会などを行う場合は、銀行又は街頭に
設置されたATM(Automatic Teller
Machine)などに赴く必要があった。また、定
期預金口座の解約や新規口座の開設などは、直接銀行に
赴いて行う必要があった。
【0003】ところが近年の通信インフラの整備やイン
ターネット技術の進歩と普及により、顧客は自宅のパー
ソナルコンピュータ(以下PC)などから、銀行のサー
バにログインすることにより、振込み、口座の解約、新
規口座の開設、残高照会などの様々な銀行のサービスを
ネットワーク上で受けることができるようになってき
た。このように、インターネットを利用すると顧客は自
宅や職場に設置したPCや携帯端末などのクライアント
端末装置から銀行のサーバにアクセスすることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにユ
ーザは複数のクライアント端末装置から口座にアクセス
できるにも関わらず、従来は、ユーザが銀行のサーバに
ログインしても、前回はいつどのクライアント端末装置
からログインしたかという情報が提示されなかった。こ
のためユーザは過去のアクセス履歴を把握しにくく、セ
キュリティー上の問題があった。即ち、第三者が勝手に
ユーザの何れかの端末から口座に不正にアクセスしても
ユーザの側からはこの不正アクセスを気づきにくいとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、インターネット
を介して銀行業務のサービスを行う際に、クライアント
端末装置からの第三者への情報遺漏及び第三者の不正ア
クセスのリスクを低減する前回ログイン情報提供サーバ
装置、前回ログイン情報提供方法、前回ログイン情報提
供プログラム、前回ログイン情報表示プログラム、及び
記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、1の口座に
対する1つ以上のクライアント端末装置からのログイン
を受付ける受付け手段と、前記受付け手段にて前記クラ
イアント端末装置からログインを受付けた際に、前記1
の口座に前回にログインしたクライアント端末装置を特
定する特定情報を取得する特定情報取得手段と、前記1
の口座に前回にログインした前記クライアント端末装置
に関する情報であって、前記受付け手段にて今回ログイ
ンを受付けた前記クライアント端末装置に表示するため
の表示情報を前記特定情報取得手段にて取得した特定情
報を用いて取得する表示情報取得手段と、前記表示情報
取得手段にて取得した前記表示情報を前記クライアント
端末装置に送信する表示情報送信手段と、を具備したこ
とを特徴とする前回ログイン情報提供サーバ装置を提供
する。なお、口座に対するログインとは、例えば、サー
バ装置などが備えた取引データベースなどの対顧客系シ
ステムに存在する取引データベースに対してクライアン
ト端末装置からのアクセスを可能にし、口座番号などで
特定される取引情報の読み出しや書き込みを可能にする
ことである。請求項2に記載の発明では、前記表示情報
送信手段が送信する情報が、前記特定情報取得手段にて
取得した前記特定情報を含むことを特徴とする請求項1
に記載の前回ログイン情報提供サーバ装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記受付け手段にて前記1
の口座に対する前記クライアント端末装置からのログイ
ンを受付ける際に、前記クライアント端末装置から当該
クライアント端末装置を特定するための特定情報を受信
する特定情報受信手段と、前記特定情報受信手段にて受
信した前記特定情報を保持する特定情報保持手段と、を
更に具備し、前記特定情報取得手段は、前記特定情報保
持手段から前回に前記1の口座にログインした前記クラ
イアント端末装置を特定するための特定情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の前回ログイン情報提
供サーバ装置を提供する。請求項4に記載の発明では、
前記受付け手段にて前記1の口座に対する前記クライア
ント端末装置からのログインを受けつける際に、前記ク
ライアント端末装置が当該クライアント端末装置を特定
するための特定情報を保持しているか否かを確認する確
認情報を取得する確認情報取得手段と、前記クライアン
ト端末装置に当該クライアント端末装置を特定するため
の特定情報を書込むための書込み情報を取得する書込み
情報取得手段と、前記書込み情報取得手段にて取得した
前記書込み情報を前記クライアント端末装置に送信する
書込み情報送信手段と、を更に具備し、前記確認情報取
得手段にて取得した確認情報から、前記クライアント端
末装置が当該クライアント端末装置を特定するための特
定情報を保持していないことが確認された場合に、前記
書込み情報取得手段にて取得した前記書込み情報を前記
書込み情報送信手段にて前記クライアント端末装置に送
信することを特徴とする請求項1に記載の前回ログイン
情報提供サーバ装置を提供する。請求項5に記載の発明
では、前回に前記1の口座に対するログインを受付けた
日又は日時を取得する前回ログイン日時取得手段を更に
具備し、前記送信手段は、今回ログインを受付けた前記
クライアント端末装置に前記前回ログイン日時取得手段
にて取得した日又は日時を送信することを特徴とする請
求項1に記載の前回ログイン情報提供サーバ装置を提供
する。請求項6に記載の発明では、前記特定情報が、ユ
ーザがログインの際に入力する符号以外の符号から構成
され、かつ前記1の口座を特定する口座特定情報を含ん
でいることを特徴とする請求項1に記載の前回ログイン
情報提供サーバ装置を提供する。請求項7に記載の発明
では、同一の前記口座特定情報を保持できる前記クライ
アント端末装置の台数を所定の台数以下に制限したこと
を特徴とする請求項6に記載の前回ログイン情報提供サ
ーバ装置を提供する。請求項8に記載の発明では、ユー
ザが前記クライアント端末装置に対して任意に設定した
名前を保持する名前保持手段を更に備え、前記表示情報
には、前記名前保持手段にて保持された当該クライアン
ト端末装置の名前が含まれていることを特徴とする請求
項1に記載の前回ログイン情報提供サーバ装置を提供す
る。請求項9に記載の発明では、1の口座に対する1つ
以上のクライアント端末装置からのログインを受付ける
第1のステップと、前記第1のステップにて前記クライ
アント端末装置からログインを受付けた際に、前記1の
口座に前回にログインしたクライアント端末装置を特定
する特定情報を取得する第2のステップと、前記1の口
座に前回にログインした前記クライアント端末装置に関
する情報であって、前記第1のステップにて今回ログイ
ンを受付けた前記クライアント端末装置に表示するため
の表示情報を、前記第2のステップにて取得した特定情
報を用いて取得する第3のステップと、前記第3のステ
ップにて取得した前記表示情報を前記クライアント端末
装置に送信する第4のステップと、から構成されたこと
を特徴とする前回ログイン情報提供方法を提供する。請
求項10に記載の発明では、1の口座に対する1つ以上
のクライアント端末装置からのログインを受付ける受付
け機能と、前記受付け機能にて前記クライアント端末装
置からログインを受付けた際に、前記1の口座に前回に
ログインしたクライアント端末装置を特定する特定情報
を取得する特定情報取得機能と、前記1の口座に前回に
ログインした前記クライアント端末装置に関する情報で
あって、前記受付け機能にて今回ログインを受付けた前
記クライアント端末装置に表示するための表示情報を前
記特定情報取得機能にて取得した特定情報を用いて取得
する表示情報取得機能と、前記表示情報取得機能にて取
得した前記表示情報を前記クライアント端末装置に送信
する表示情報送信機能と、をコンピュータに実現される
ための前回ログイン情報提供プログラムを提供する。請
求項11に記載の発明では、サーバ装置に設けられた1
の口座にログインするための前回ログイン情報表示プロ
グラムであって、サーバ装置に設けられた1の口座にロ
グインするログイン機能と、当該クライアント端末装置
を他のクライアント端末装置から識別して特定するため
の特定情報を保持する保持機能と、前記保持機能にて保
持された前記特定情報を前記サーバ装置に送信する送信
機能と、前回に前記1の口座にログインした前記クライ
アント端末装置を特定する情報を表示するための表示情
報を、前記サーバ装置から受信する表示情報受信機能
と、前記表示情報受信機能にて受信した前記表示情報を
表示する表示機能と、をクライアント端末装置に実現さ
れるための前回ログイン情報表示プログラムを提供す
る。請求項12に記載の発明では、1の口座に対する1
つ以上のクライアント端末装置からのログインを受付け
る受付け機能と、前記受付け機能にて前記クライアント
端末装置からログインを受付けた際に、前記1の口座に
前回にログインしたクライアント端末装置を特定する特
定情報を取得する特定情報取得機能と、前記1の口座に
前回にログインした前記クライアント端末装置に関する
情報であって、前記受付け機能にて今回ログインを受付
けた前記クライアント端末装置に表示するための表示情
報を前記特定情報取得機能にて取得した特定情報を用い
て取得する表示情報取得機能と、前記表示情報取得機能
にて取得した前記表示情報を前記クライアント端末装置
に送信する表示情報送信機能と、をコンピュータに実現
されるための前回ログイン情報提供プログラムを記憶し
たコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。
請求項13に記載の発明では、サーバ装置に設けられた
1の口座にログインするための前回ログイン情報表示プ
ログラムであって、サーバ装置に設けられた1の口座に
ログインするログイン機能と、当該クライアント端末装
置を他のクライアント端末装置から識別して特定するた
めの特定情報を保持する保持機能と、前記保持機能にて
保持された前記特定情報を前記サーバ装置に送信する送
信機能と、前回に前記1の口座にログインした前記クラ
イアント端末装置を特定する情報を表示するための表示
情報を、前記サーバ装置から受信する表示情報受信機能
と、前記表示情報受信機能にて受信した前記表示情報を
表示する表示機能と、をクライアント端末装置に実現さ
れるための前回ログイン情報表示プログラムを記憶した
コンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図8を参照して詳細に説明する。図
1は、本実施の形態に係るクライアント端末装置5と銀
行システム7を適用したネットワークの構成例を示した
図である。銀行システム7は、認証サーバ、銀行業務を
行う銀行業務サーバ及び前回ログイン情報をクライアン
ト端末装置7に提供する前回ログイン情報提供サーバな
どから構成されており、インターネット7に接続されて
いる。また、複数のクライアント端末装置5、5、5、
…もインターネット6に接続されている。これらのクラ
イアント端末装置5、5、5、…は、例えばパーソナル
コンピュータ(以下PC)などから構成されている。
【0008】銀行システム7は、複数のユーザの銀行口
座を運営管理しており、預金残高の確認や振込みなどの
様々な銀行サービスを提供している。各ユーザは、クラ
イアント端末装置5、5、5、…からインターネット6
を介して銀行システム7にログインし、銀行が提供する
サービスを利用することができるようになっている。
【0009】なお、ユーザは銀行システム7にログイン
する場合には、銀行システム7に対してユーザIDやパ
スワード或いはログインアカウントや暗証番号などの当
該ユーザを認証することができるデータを入力する必要
がある。これらの入力データが認証サーバによって認証
された後に、ユーザは銀行システム7にログインするこ
とができる。また、各ユーザは、クライアント端末装置
5、5、5、…を1口座につき3台まで銀行システム7
に登録することができるようになっている。これによっ
て、ユーザは、自宅や職場などに3台までクライアント
端末装置5、5、5、…を設置することができるように
なっている。
【0010】本実施の形態では、ユーザが銀行システム
7に3台までクライアント端末装置5、5、5、…を設
定できるものとして説明するが、これに限定するもので
なく、各ユーザが4台以上又は3台未満の台数のクライ
アント端末装置を設定できるものとして構成することが
できる。また、ユーザごとに設定できるクライアント端
末装置の数が異なるように構成することもできる。ま
た、本実施の形態では、クライアント端末装置5、5、
5、…は、PCで構成されているものとして説明する
が、これは、例えば、携帯電話やノート型PC、その他
の携帯端末や、ワークステーション、双方向通信が可能
なデジタルテレビ、通信機能を持ったワードプロセッサ
などを使用することもできる。
【0011】また、以下では、クライアント端末装置
5、5、5、…と銀行システム7は、インターネット6
を介して接続されているものとするが、これは、例え
ば、LAN(Local Area Networ
k)、WAN(Wide AreaNetwork)、
双方向通信が可能なケーブルテレビ網又は双方向通信が
可能であるデジタルテレビ放送網、又は専用通信回線網
などで構成された他のネットワークを介して接続するこ
ともできる。
【0012】また、インターネット6には、数多くのク
ライアント端末装置5、5、5、…が接続されている
が、以下の説明では、この内の1台のクライアント端末
装置5を用いて説明する。他のクライアント端末装置
5、5、5、…の構成もクライアント端末装置5と同等
である。
【0013】図2は、クライアント端末装置5のハード
ウェアの構成の一例を示したブロック図である。制御部
11は、CPU(中央処理装置)12、ROM(データ
の読み出し専用メモリ)13、RAM(随時書込み読み
出しメモリ)14から構成されており、クライアント端
末装置5全体を制御する。ROM13は、CPU12が
各種の演算や制御を行うためのプログラムやパラメータ
が記憶されている。RAM14は、CPU12にワーキ
ングメモリを提供したり、記憶装置20に記憶されてい
るファイルやプログラムを読み込んでロードしたりなど
するのに使用される。
【0014】CPU12は、ROM13やRAM14に
記憶されているプログラムに従って、各種の演算、条件
の判断及び各構成要素の制御などを行う。例えば、記憶
装置20に記憶されたブラウザ23をRAM14にロー
ドしたり、銀行システム7から送信されてきたHTML
(Hypertext Markup Languag
e)形式のファイルをブラウザのプログラムに従って表
示装置17に表示したり、また、ユーザがキーボード1
5やマウス16を用いて入力したデータを通信制御部1
9を用いて銀行システム7に送信したりなどする。
【0015】なお、HTMLはインターネットのWWW
(World Wide Web)サーバにあるホーム
ページを記述するための言語であり、端末装置に備えら
れたブラウザ(HTMLファイルなどを表示するための
ソフトウェア)を用いて表示装置17に文字、静止画、
動画などを表示することができる。
【0016】キーボード15は、文字キー、テンキー、
機能キーなどが配設されており、ユーザは、これらのキ
ーを操作することにより銀行システム7対してユーザI
Dやパスワードなど入力したり、また、クライアント端
末装置5の名前を入力して設定することなどができる。
【0017】マウス16は、ポインティングデバイスで
あり、表示装置17に表示された各種ボタンやアイコン
をなどをクリックすることにより、対応する機能を動作
させることができる。表示装置17は、例えばCRT
(Cathode Ray Tube)ディスプレイや
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどによって
構成されており、銀行システム7からHTML形式のフ
ァイルとして送信されてきたログイン画面、後に説明す
る前回ログイン情報表示画面、クライアント端末登録画
面などを表示したり、キーボード15やマウス16によ
ってユーザが入力した結果などを表示する。
【0018】プリンタ18は、紙に各種の印刷を行う印
刷装置であって、例えば、レーザプリンタ、ドットプリ
ンタ、インクジェットプリンタ、ページプリンタ、感熱
式プリンタ、熱転転写式プリンタなどから構成されてい
る。プリンタ18は、CPU12から受信したデータに
基づいて、例えば、前回にログインした際に使用したク
ライアント端末装置5やログインした日時を示した前回
ログイン情報などを印刷することができる。通信制御装
置19は、例えば、モデムなどであり、クライアント端
末装置5と銀行システム7の間をネットワーク接続する
ための制御装置である。また、クライアント端末装置5
がデジタル回線を介してインターネット6に接続してい
る場合は、例えば、TA(Terminal Adap
tater)などのデバイスが用いられる場合もある。
【0019】記憶媒体駆動装置21は、CPU12が、
記憶媒体に記憶されたプログラムやその他のファイルな
どを読み込むための駆動装置である。記憶媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク(磁気デ
ィスク)や磁気テープなどの磁気記憶媒体、CD−RO
Mや光磁気ディスクなどの光学的に情報が読み取られる
記憶媒体、メモリチップやICカードなどの半導体記憶
媒体、紙カードや紙テープなどの用紙を用いた記憶媒体
などがある。
【0020】入出力インターフェース22は、例えばU
SB(Universal Serial Bus)、
RS232C(Recomended Standar
d232C)その他の入出力インターフェースであっ
て、例えば、クライアント端末装置5にジョイスティッ
クなどの外部接続機器を接続する場合に使用する。
【0021】記憶装置20は、読み書き可能な記憶媒体
と、その記憶媒体に対してプログラムやデータなどを読
み書きするための駆動装置とから構成されており、例え
ばハードディスクから構成されている。記憶装置20に
は、ブラウザ23、識別情報ファイル24、その他のプ
ログラム25、その他のデータ26、などが記憶されて
いる。ブラウザ23は、HTML(コンピュータ言語の
一種)によって定義された画面を表示装置17に表示す
るソフトウェアである。ブラウザ23は、銀行システム
7からダウンロードした前回ログイン情報表示画面やク
ライアント端末登録画面(何れもHTML形式のファイ
ルにて作成してある)を表示装置17に表示する。
【0022】識別情報ファイル24は、銀行システム7
がクライアント端末装置5を他のクライアント端末装置
5から識別して特定するために記憶装置20に書込んだ
識別情報からなるファイルである。その他のプログラム
25は、クライアント端末装置5を動作させるための基
本的なプログラムであるOS(Operating S
ystem)やその他のプログラムなどから構成されて
いる。
【0023】その他のデータ26には、例えば、クライ
アント端末装置5と銀行システム7との通信記録などの
各種データが記憶されている。バスライン27は、以上
の各構成要素間でのデータや信号の伝送を担う伝送ライ
ンである。他のクライアント端末装置5の構成も以上の
構成とほぼ同等である。
【0024】図3は、銀行システム7の構成の一例を示
したブロック図である。銀行システム7は、大きく分け
て前回ログイン情報提供サーバ31、認証サーバ32、
銀行業務サーバ33などから構成されている。前回ログ
イン情報提供サーバ31は、ユーザの銀行システム7に
対するログインを受付けた際に、クライアント端末装置
5に前回のログイン情報を送信すると共に、認証サーバ
32、銀行業務サーバ33との中継を行う。なお、これ
らのサーバ間の構成関係は一例であって、例えば、銀行
業務サーバ33をファイアウォールを介してインターネ
ット6に接続しても良いし、また、銀行業務サーバ33
を認証サーバ32に接続するように構成しても良い。
【0025】認証サーバ32は、クライアント端末装置
5から入力された、例えばログインアカウント、ユーザ
ID、パスワードなどを取得してユーザを認証する。本
実施の形態では、ユーザはユーザIDとパスワードを入
力するものとするが、これに限定するものではなく、例
えば暗証番号、銀行口座番号、ユーザを識別するユーザ
識別情報など、当該口座にログインするユーザを特定で
きるものであれば何でも良い。銀行業務サーバ33は、
クライアント端末装置5からのユーザの入力により、例
えば、振込み、残高照会、口座の開設及び解約などの銀
行業務を行うサーバであり、認証サーバ32でユーザが
認証された後にユーザにサービスを提供する。
【0026】次に、前回ログイン情報提供サーバ31に
働きについて説明する。前回ログイン情報提供サーバ3
1は、口座1つに対して3台までのクライアント端末装
置の登録を受け付ける。これは、1の口座にアクセスで
きるクライアント端末装置5の台数が多くなるとセキュ
リティ上の問題が生じるため、登録できるクライアント
端末装置5の台数の上限を3台としたものである。ユー
ザは、各クライアント端末装置5に、例えば「サニーパ
ワーPC(自宅)」といったPCのメーカ、機種名及び
その他の任意の名前を登録することができる。ユーザが
登録した名前は、ユーザが前回ログイン情報を確認する
際にクライアント端末装置5の名前として利用される。
【0027】前回ログイン情報提供サーバ31は、クラ
イアント端末装置5がログインした場合に、そのクライ
アント端末装置5が登録済みの端末装置かどうかチェッ
クする。そして、クライアント端末装置5が登録済みで
ある場合は、当該口座に前回ログインした日時とその際
に使用したクライアント端末装置5の名前(ユーザが任
意に設定した名前)をクライアント端末装置5に表示す
る。クライアント端末装置5が未登録の場合は、当該ク
ライアント端末装置5にクライアント端末登録画面を表
示し、ユーザに当該クライアント端末装置の登録を促
す。ユーザはログイン時に前回にログインした日時とそ
のとき使用したクライアント端末装置5の名前を確認す
ることができ、第三者による不正アクセスなどをチェッ
クすることができる。
【0028】次に、前回ログイン情報提供サーバ31の
構成を説明する。前回ログイン情報提供サーバ31は、
制御部34、通信制御部35、37、記憶装置36、表
示装置38、入出力部39などから構成されている。制
御部34は、CPU、RAM、ROMなどから構成され
ており、前回ログイン情報提供サーバ31全体を制御す
る構成要素である。CPU、RAM、ROMの働きは、
クライアント端末装置5の制御部11(図2)のCPU
12、ROM13、RAM14と同等である。即ち、R
OMには、CPUで実行するためのプログラムやパラメ
ータが格納されている。RAMは記憶装置36に記憶さ
れている前回ログイン情報提供プログラム41をロード
したり、CPUにワーキングメモリを提供したりなどす
る。CPUはROMに格納されたプログラムやRAMに
ロードされた前回ログイン情報提供プログラムに従っ
て、各種の演算や条件の判断及び各構成部分の制御など
を行う。
【0029】通信制御装置35は、例えば、モデムなど
で構成されており、インターネット6と前回ログイン情
報提供サーバ31を接続する。前回ログイン情報提供サ
ーバ31は、通信制御装置35及びインターネット6を
介してクライアント端末装置5と通信を行うことができ
る。通信制御装置37は、認証サーバ32、銀行業務サ
ーバ33と前回ログイン情報提供サーバ31とのインタ
ーフェースを提供する装置である。認証サーバ32は、
通信制御装置37を介して前回ログイン情報提供サーバ
31がユーザから取得したユーザIDとパスワードを受
け取りこれを認証する。銀行業務サーバ33は、ユーザ
がクライアント端末装置5から入力した情報を通信制御
装置37を介して取得し、銀行業務を行う。
【0030】表示装置38は、例えば、CRTディスプ
レイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどで
構成されており、様々な画面を表示することができる。
例えば、前回ログイン情報提供サーバ31の管理者がメ
ンテナンスを行う際にメンテナンス画面が表示したり、
前回ログイン情報提供サーバ31で故障が発生した場合
に、エラーコードを表示したり、或いは、記憶装置36
に記憶されているファイルの一覧を表示したり、更に
は、前回ログイン情報提供サーバ31にインストールさ
れているアプリケーションソフトが起動した場合にその
画面を表示したりする。入出力部39は、例えばキーボ
ード、マウスなどの入力装置、プリンタなどの出力装
置、記憶媒体駆動装置などの入出力装置に接続されてい
る。これらのデバイスの機能は、クライアント端末装置
5の場合と同等である。
【0031】記憶装置36は、読み書き可能の大容量の
記憶媒体と、当該記憶媒体に対してデータの読み書きを
行う駆動装置から成り、例えば、大容量のハードディス
クから構成されている。記憶装置36は、前回ログイン
情報提供プログラム36、端末情報データベース42、
ログイン履歴データベース43を備えている。
【0032】前回ログイン情報提供プログラム41は制
御部34のRAMにロードされた後、制御部34のCP
Uによって実行される。これによって、前回ログイン情
報提供サーバ31は、クライアント端末装置5に前回ロ
グイン情報を提示するなどの諸機能を発揮することがで
きる。端末情報データベース42は、端末情報64を格
納したデータベースである。端末情報64は、口座に設
定されている複数のクライアント端末装置5を識別して
特定するための情報である。
【0033】ログイン履歴データベース43には、各口
座ごとのログインの履歴であるログイン履歴データを格
納している。このログインの履歴は、ログインされた日
時、ログインに使用されたクライアント端末装置5など
から構成されている。また、ログイン履歴データベース
43に、ログイン履歴のみならず、ユーザが銀行システ
ム7に対して行ったアクセスの履歴を格納するようにし
ても良い。この場合は、様々なアクセスの記録が記憶さ
れているログイン履歴データベース43から最も新しい
ログインの記録を検索してクライアント端末装置5に提
供する。
【0034】次に、図4を用いて識別情報ファイル2
4、端末情報64、ログイン履歴データ67について説
明する。図4(a)は、識別情報ファイル24の構成を
示した図である。識別情報ファイル24は、クライアン
ト端末装置5の記憶装置20に格納される。識別情報フ
ァイル24は識別情報ファイル記号62と端末識別記号
63から構成されている。識別情報ファイル記号62
は、各口座に一意に割り当てられている符号であり、ユ
ーザIDと1対1に対応するものである。なお、ユーザ
が複数の口座を有している場合は、各口座ごとにユーザ
IDを発行するものとする。
【0035】端末識別記号63は、当該クライアント端
末装置5が当該口座において使用される何台目の端末装
置かを区別するための台数情報である。各口座には、3
台までクライアント端末装置5を設定することができ
る。端末識別記号63は、当該クライアント端末装置5
が1台目であるのか、2台目であるのか、又は3台目で
あるのかを特定するための情報から構成されている。前
回ログイン情報提供サーバ31は、クライアント端末装
置5からログインがあった際に、クライアント端末装置
5が有する識別情報ファイル記号62と端末識別記号6
3を読めば、どのユーザのどのクライアント端末装置5
からのログインであるかを知ることができる。
【0036】識別情報ファイル記号62の代わりに例え
ばユーザIDを(ログインの際にログインアカウントを
使用する場合は、ログインアカウント)識別情報ファイ
ル24に登録することも可能であるにも関わらず、識別
情報ファイル記号62をユーザIDとしなかったのは、
セキュリティを高めるためである。即ち、識別情報ファ
イル24は、クライアント端末装置5に残るため、第三
者により不正に解読される可能性があり、これに伴う不
正アクセスを防ぐためにユーザIDとは異なった値を用
いることとした。これによって、仮に第三者によって識
別情報ファイル記号62が解読されたとしても、第三者
がこの値を用いてログインすることはできない。
【0037】図4(b)は、端末情報64の構成を示し
た図である。端末情報64は、前回ログイン情報提供サ
ーバ31に設けられた端末情報データベース42に格納
されている。端末情報64は、ユーザID65、識別情
報ファイル記号66、端末識別記号1、2、3及び端末
名情報1、2、3から構成されている。なお、ユーザI
D65は、ユーザを識別できるその他のユーザ識別記号
を使用することもできる。端末情報64は、各ユーザご
とに作成される。また、ユーザが複数の口座を有する場
合は、各口座ごとに端末情報64が作成される。この場
合は、口座ごとにユーザIDを発行するものとする。ま
た、以上の構成は、口座ごとにユーザIDを発行するも
のに限定するものではなく、例えば、1つのユーザID
で複数の口座にログインできるように構成しても良い。
この場合は、ユーザが複数の口座の内の1つの口座にロ
グインした場合に口座に応じた拡張子をユーザIDに付
加し、この拡張子付きユーザIDを用いて端末情報64
を作成すれば良い。
【0038】識別情報ファイル記号66は、ユーザID
65と1対1に対応付けられた値であり、識別情報ファ
イル24の識別情報ファイル記号62と同種のものであ
る。前回ログイン情報提供サーバ31は、クライアント
端末装置5から取得した識別情報ファイル記号66を用
いて端末情報64の識別情報ファイル記号66を検索す
ることにより、口座にログインしたユーザのユーザID
65を取得することができる。
【0039】端末識別記号1、2、3は、それぞれユー
ザが設定した3台のクライアント端末装置5が何台目の
ものであるかを識別する台数情報から構成されている。
端末名情報1、2、3は、ユーザが各クライアント端末
装置5を登録した際につけた名前が格納されている。こ
の名前は、例えば「1台目−自宅用」とか、「ノートパ
ソコン(会社)」など、ユーザがクライアント端末装置
5を認識するために任意に登録したものである。前回ロ
グイン情報提供サーバ31は、端末情報64の端末識別
記号(何台目の端末装置か)から端末名情報(ユーザが
付けた名前)を検索することができる。
【0040】図4(c)は、ログイン履歴データ67の
構成を示した図である。ログイン履歴データ67は、前
回ログイン情報提供サーバ31のログイン履歴データベ
ース43に格納されている。ログイン履歴データ67
は、ユーザIDと、ログインに使用されたクライアント
端末装置5の端末識別記号とログイン日時のセットから
構成されている。セットに更に、例えば「残高照会」な
どと、ユーザに提供したサービスの情報を付加すること
も可能である。前回ログイン情報提供サーバ31は、ロ
グイン履歴データ67を参照することにより、ユーザが
前回にログインした際の日時と使用したクライアント端
末装置5を特定することができる。また、ログイン履歴
データ67で特定した端末識別記号を端末情報64で照
会することにより、前回ログインしたクライアント端末
装置5にユーザが付けた名前を取得することができる。
【0041】図5は、前回ログイン情報提供プログラム
41によって実現されるモジュールの構成を示したブロ
ック図である。これらの各モジュールは、前回ログイン
情報提供プログラム41が制御部34(図3)のRAM
にロードされてソフトウェア的に実現されるものであ
る。これらの各モジュールはCPUなどのハードウェア
と協働して作用し、所定の機能を実現する。
【0042】制御モジュール51は、各モジュールの動
作を制御、調整するモジュールであり、各モジュールか
ら取得した信号を解析したり、その結果に応じて所定の
処理をその他のモジュールに割り振るなどする。入出力
モジュール59は、制御モジュール51、表示モジュー
ル55、識別情報取得モジュール53、識別情報書込み
モジュール58と通信制御装置35とのインターフェー
スを提供するモジュールである。
【0043】表示モジュール56は、インターネット6
を介してクライアント端末装置5の表示装置17にログ
イン画面、前回ログイン情報表示画面、クライアント端
末登録画面などを表示するモジュールである。ログイン
画面は、例えば、ユーザIDとパスワードを入力するよ
うに構成された画面であって、ユーザが銀行システム7
に最初にアクセスした際に、クライアント端末装置5の
表示装置17に表示する画面である。
【0044】前回ログイン情報表示画面は、ユーザがロ
グインした際にクライアント端末装置5に前回ログイン
した日時と使用したクライアント端末装置5の名前を表
示する画面である。この画面の詳細については後ほど説
明する。クライアント端末登録画面は、銀行システム7
で使用すクライアント端末装置5を登録する際に表示す
る画面である。この画面の詳細についても後ほど説明す
る。
【0045】より具体的に述べると、これらの画面はH
TML形式のファイルで定義されており、表示モジュー
ル56は、これらのファイルをクライアント端末装置5
に送信するものである。クライアント端末装置5は、ブ
ラウザ23を用いて当該HTML形式のファイルで定義
されたこれらの画面を表示装置17に表示することがで
きる。
【0046】認証サーバ接続モジュール52は、認証サ
ーバ32と前回ログイン情報提供サーバ31とのインタ
ーフェースを提供するモジュールである。ユーザが、ロ
グイン画面からユーザIDとパスワードを入力して銀行
システム7に送信すると、当該ユーザIDとパスワード
は、入出力モジュール59、制御モジュール51、認証
サーバモジュール52を経て認証サーバ32に送られて
認証される。認証サーバ32は、当該ユーザIDとパス
ワードを予めデータベースに記憶してあるユーザIDと
パスワードと照合し、これが登録されているものか否か
を判断する。判断結果は認証サーバ接続モジュール52
を介して制御モジュール51に送信される。
【0047】制御モジュール51は、認証サーバ32か
ら当該ユーザIDとパスワードが登録されていないとの
判断結果を受け取った場合は、クライアント端末装置5
からのログインを受け付けない。また、当該ユーザID
とパスワードが登録されたものであった場合は以降の手
続きを続行する。識別情報取得モジュール53は、ユー
ザが認証された後にクライアント端末装置5の記憶装置
20を検索して識別情報ファイル24の有無をチェック
すると共に、識別情報ファイル24があった場合は、こ
れに記録されている識別情報ファイル記号62と端末識
別記号63(図4a)を取得するモジュールである。識
別情報取得モジュール53は、識別情報ファイル24の
有無をあらわす信号を制御モジュール51に送信すると
共に、識別情報ファイル24があった場合は取得した識
別情報ファイル記号62と端末識別記号63を制御モジ
ュール51に渡す。
【0048】制御モジュール51は、識別情報ファイル
24がなかった旨の信号を受信した場合(即ち、ユーザ
が使用したクライアント端末装置5が未登録の場合)、
表示モジュール56に、クライアント端末登録画面をク
ライアント端末装置5の表示装置17に表示させる。こ
れによって、前回ログイン情報提供サーバ31は、ユー
ザに当該クライアント端末装置5が未登録であることを
知らせると共に当該クライアント端末装置5の登録を促
す。ユーザは、クライアント端末登録画面から、任意の
名前を入力することにより当該クライアント端末装置5
に名前を付けることができる。以降当該クライアント端
末装置5の前回ログイン情報は、この名前にてユーザに
提示される。
【0049】ユーザがクライアント端末登録画面から入
力したデータは、入出力モジュール59を介して制御モ
ジュール51に送られる。制御モジュール51は、端末
情報データベース42内の端末情報64から、ユーザが
新規に登録するクライアント端末装置5が何台目の端末
装置か判断して(例えば、ユーザが2台のクライアント
端末装置5を登録していることが端末情報64から判明
した場合は、新規登録のクライアント端末装置5は3台
目となる)、端末識別記号62を生成し、また、ユーザ
がログインする際に取得したユーザIDから当該ユーザ
IDに対応した識別情報ファイル記号63を端末情報デ
ータベース42から検索して取得する。
【0050】識別情報書込みモジュール58は、制御モ
ジュール51から端末識別記号62と識別記号ファイル
記号63を取得して識別情報ファイル24を生成する。
そして識別情報書込みモジュール58は、生成した識別
情報ファイル24をクライアント端末装置5の記憶装置
20に書込む。識別情報ファイル24の書込みにはクッ
キーを使用する。クッキーは、WWWサーバがユーザを
識別できるように、ユーザ識別情報をユーザのコンピュ
ータに記憶させる仕組みである。
【0051】検索モジュール54は、端末情報データベ
ース42とログイン履歴データベース43を検索するモ
ジュールである。検索モジュール54は、制御モジュー
ル51から識別情報取得モジュール53が取得した識別
情報ファイル記号62と端末識別記号63を受け取り、
端末情報データベース42を検索する。
【0052】検索モジュール54は、検索された端末情
報64からユーザIDを特定し、当該ユーザIDを用い
てログイン履歴データベース43を検索する。そして、
検索モジュール54は、ログイン履歴データベース43
から当該ユーザのログイン履歴データ67を取得し、例
えば過去4回分程度のログイン履歴データを制御モジュ
ール51に渡す。
【0053】制御モジュール51は、このデータを表示
モジュール56に渡す。そして、表示モジュール56は
このデータを用いて前回ログイン情報画面を作成してク
ライアント端末装置5の表示装置17に表示する。な
お、前回にアクセスした記録のみクライアント端末装置
5で表示する場合は、前回分のログイン履歴データのみ
を制御モジュール51に渡せばよい。ここでは、更に過
去4回程度のログイン履歴を表示することとしたため、
過去4回程度分のログイン履歴データを制御モジュール
51に渡すこととした。
【0054】更新モジュール56は、端末情報データベ
ース42とログイン履歴データベース43を更新するモ
ジュールである。更新モジュール55は、ユーザがアク
セスに使用したクライアント端末装置5が登録済みのも
のであった場合は、制御モジュール51から識別情報フ
ァイル記号62と端末識別記号63(識別情報取得モジ
ュール53が制御モジュール51に送信したもの)を取
得する。
【0055】そして、更新モジュール55は、制御モジ
ュール51から取得した識別情報ファイル記号62を用
いて端末情報データベース42を検索し、端末情報64
を取得する。そして、更新モジュール55は検索した端
末情報64からユーザIDを特定する。次に、更新モジ
ュール55は、特定されたユーザIDと制御モジュール
11から取得した端末識別記号63を用いてログイン履
歴データ67を更新する。
【0056】ユーザがアクセスに使用したクライアント
端末装置5が未登録のものであった場合は、更新モジュ
ール55は、ユーザからログインの際に入力したユーザ
ID、当該ユーザIDから特定された端末識別記号、及
びユーザが入力したクライアント端末装置5の名前を制
御モジュール51から取得して端末情報64を更新した
後、ログイン履歴データ67を更新する。また、更新モ
ジュール55は、銀行業務サーバ33からユーザに対し
て行った処理(残高照会や振込みなど)情報を受け取っ
て、ログイン履歴データ67に付加することもできる。
【0057】銀行業務サーバ接続モジュール57は、銀
行業務サーバ33と前回ログイン情報提供サーバ31を
接続するインターフェースを提供するモジュールであ
る。制御モジュール51は、ユーザに前回ログイン情報
表示画面の提示が終了した後、銀行業務サーバ接続モジ
ュール57を介してクライアント端末装置5と銀行業務
サーバ33に接続する。これ以降、ユーザは、銀行業務
サーバ33が提供する様々なサービスを利用することが
できる。
【0058】図6は、表示モジュール56がクライアン
ト端末装置5の表示装置17に表示した前回ログイン情
報表示画面71を示した図である。前回ログイン情報表
示画面71は、ご利用情報欄72と最近のお取引欄73
を備えている。ご利用情報欄72には、前回ログインし
た際のログイン日時、及び使用したクライアント端末装
置5の名前から成る前回ログイン情報が表示される。こ
れは、検索モジュール54がログイン履歴データベース
43から検索したログイン履歴データ67から作成され
たものである。
【0059】また、最近のお取引欄73には、更に前々
回以前にログインした際の取引の履歴が表示される。こ
れは、銀行業務サーバ33のデータベースから過去の取
引記録を取得して表示したものである。具体的には、取
引を行った取引日、取引内容、取引の際に使用したクラ
イアント5、利用したチャネルなどである。チャネルと
は、ユーザが自己の口座にアクセスする際に用いた経路
である。そして、経路としてインターネットを用いた場
合は「WEB」、ATMを用いた場合は「ATM」など
と表示される。また、ログイン履歴データ67を取引内
容も記録するように構成し、表示モジュール56を用い
て表示することもできる。前回ログイン情報表示画面7
1の下方には確認ボタン74が表示されている。ユーザ
がこのボタンをクリックすると、制御モジュール51が
銀行業務サーバ接続モジュール57を作動させ、銀行業
務サーバ33がクライアント端末装置5と接続されるよ
うになっている。
【0060】図7は、クライアント端末登録画面91を
示した図である。この画面は、表示モジュール56がク
ライアント端末装置5の表示装置17に表示したもので
ある。より具体的には、表示モジュール56がHTML
形式のファイルとして生成した画面データがクライアン
ト端末装置5にダウンロードされた後に、ブラウザ23
によって表示装置17に表示されたものである。クライ
アント端末登録画面91は、ユーザが銀行システム7に
接続するのに使用したクライアント端末装置5が未登録
のものであった場合に(識別情報取得モジュール53が
クライアント端末装置5の記憶装置20に識別情報ファ
イル24を発見できなかった場合)、表示モジュール5
6によって表示される。
【0061】クライアント端末登録画面91は、登録済
みパソコン欄92と登録欄93を備えている。登録済み
パソコン欄92には、検索モジュール54が端末情報デ
ータベース42から検索してきた端末情報64に記録さ
れている内容が表示される。即ち、端末情報の端末識別
記号から台数情報(何台目の端末という情報)を取得
し、端末名情報からユーザが命名したクライアント端末
装置5の名前を取得して表示したものである。
【0062】登録欄93は、今回新規に登録するクライ
アント端末装置5の名前を入力する欄である。この欄に
ユーザが任意の名前を記入して登録ボタン95をクリッ
クすると、この名前は制御モジュール51に送られる。
制御モジュール51は、この名前から端末情報を生成
し、端末識別記号と共に更新モジュール55に送る。更
新モジュール55は、当該端末識別記号と端末情報によ
って端末情報データベース42を更新する。登録を中止
する場合は、登録ボタン95をクリックする前にキャン
セルボタン94をクリックする。
【0063】図8は、前回ログイン情報提供サーバ31
の動作を説明するためにのフローチャートである。ま
ず、ユーザがクライアント端末装置5から銀行システム
7にログインする場合、表示モジュール56がクライア
ント端末装置5の表示装置17にログイン画面を表示す
る。次に、ユーザが当該ログイン画面からユーザIDと
パスワードを入力すると、制御モジュール51がこれを
取得し、認証サーバ接続モジュール52を介して認証サ
ーバ32に送る(ステップ10)。
【0064】認証サーバ32でユーザが認証されなかっ
た場合は(ステップ20;N)、制御モジュール51は
クライアント端末装置5からのログインを拒否する(ス
テップ30)。ユーザが認証された場合は(ステップ2
0;Y)、識別情報取得モジュール53が、クライアン
ト端末装置5の記憶装置20内の識別情報ファイル24
を検索する(ステップ40)。記憶装置20に識別情報
ファイル24があった場合(ステップ40;Y)、識別
情報取得モジュール53は、識別情報ファイル24を読
み込んで識別情報ファイル記号62と端末識別記号63
を取得する(ステップ50)。
【0065】次に、検索モジュール54が識別情報ファ
イル記号62と端末識別記号63を用いてログイン履歴
データベース43でログイン履歴データ67を検索する
(ステップ60)。ログイン履歴データ67があった場
合は(ステップ100;Y)、ログイン履歴データ67
から得られる過去数回程度のログイン履歴が検索モジュ
ール54から制御モジュール51を介して表示モジュー
ル56に渡される。表示モジュール56は、このログイ
ン履歴を用いて前回ログイン情報画面71を生成し、ク
ライアント端末装置5の表示装置17に表示する(ステ
ップ110)。
【0066】ログイン履歴データ67がなかった場合に
(ステップ100;N)、又は、ステップ110で前回
ログイン情報表示画面71を表示した後に、更新モジュ
ール55を用いてログイン履歴データベース43に端末
識別記号とログイン日時を記録して更新する(ステップ
120)。また、ステップ40にて記憶装置20に識別
情報ファイル24がなかった場合(ステップ40;
N)、表示モジュール56がクライアント端末装置5の
表示装置17にクライアント端末登録画面91を表示す
る(ステップ70)。
【0067】制御モジュール51は、クライアント端末
装置5からユーザが入力した端末名情報などを取得し、
これを更新モジュール55に渡す。更新モジュールはこ
の端末情報を用いて端末情報データベース42を更新す
る(ステップ80)。次に、制御モジュール51は、今
更新した端末情報に対応する端末識別記号を検索モジュ
ール54を用いて検索して取得し、これを用いてクライ
アント端末装置5の記憶装置20に識別情報ファイル2
4を書込む。
【0068】本実施の形態では以下のような効果を得る
ことができる。ユーザが自己の口座に対して複数台のク
ライアント端末装置5を設定している場合に、前回ログ
イン情報表示画面71から過去にアクセスした日時とア
クセスに使用したクライアント端末装置5を容易に知る
ことができ、なりすましなどの不正なアクセスがあった
場合、容易に発見することができる。
【0069】また、複数台あるクライアント端末装置5
の各々にユーザが自分のわかりやすい名前を付けること
ができる。また、新規にクライアント端末装置5を登録
したい場合、クライアント端末登録画面91から容易に
登録することができる。設定できるクライアント端末装
置5を3台以下に限定したことにより、1つの口座に設
定できるクライアント端末装置5が多くなることに伴う
セキュリティの低下を抑制することができる。
【0070】また、クッキーを用いることにより、容易
にクライアント端末装置5に識別情報ファイル24を書
込むことができる。また、識別情報ファイル24にユー
ザIDと対応関係のある識別情報ファイル記号62を用
いるため、クライアント端末装置5内にユーザIDやパ
スワードを残さなくてすみ、セキュリティ効果を高める
ことができる。
【0071】以上、本実施の形態の構成及び動作につい
て説明したが、本発明は、これらの形態に限定されるも
のではなく、請求項に記載された発明の範囲内で種々の
変形を行うことが可能である。例えば、本実施の形態で
は一例として口座を銀行口座としたが、これに限定する
ものではなく、例えば証券会社に開設した証券取引口座
などの口座に適用することもできる。また、例えば、会
員制のサイトなどで、第三者が自分の会員番号を使用し
てログインしているような場合にも、容易に不正アクセ
スを発見することができる。
【0072】また、本実施の形態では、クッキーを用い
てクライアント端末装置5に識別情報ファイル24を残
したが、これは、別の手段を用いてクライアント端末装
置5に識別情報ファイル24を残すように構成しても良
い。また、ログイン画面、前回ログイン情報表示画面7
1、クライアント端末登録画面91の生成は、HTML
言語によらず、他の言語などを用いても良い。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットを介し
て銀行業務のサービスを行う際に、クライアント端末装
置からの第三者への情報遺漏及び第三者の不正アクセス
のリスクを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るクライアント端末装置5と
銀行システム7を適用したネットワークの構成例を示し
た図である。
【図2】クライアント端末装置のハードウェアの構成を
示したブロック図である。
【図3】銀行システムの構成を示したブロック図であ
る。
【図4】(a)は、識別情報ファイルの構成を示した図
であり、(b)は、端末情報の構成を示した図であり、
また(c)は、ログイン履歴の構成を示した図である。
【図5】前回ログイン情報提供プログラムの構成を示し
たブロック図である。
【図6】前回ログイン情報表示画面を示した図である。
【図7】クライアント端末登録画面を示した図である。
【図8】前回ログイン情報提供サーバの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
5 クライアント端末装置 6 インターネット 7 銀行システム 11 制御部 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 キーボード 16 マウス 17 表示装置 18 プリンタ 19 通信制御部 20 記憶装置 21 記憶媒体駆動装置 22 入出力ンターフェース 23 ブラウザ 24 識別情報ファイル 25 プログラム格納部 26 データ格納部 27 バスライン 31 前回ログイン情報提供サーバ 32 認証サーバ 33 銀行業務サーバ 34 制御部 35 通信制御部 36 記憶装置 37 通信制御部 38 表示装置 39 入出力部 40 バスライン 41 前回ログイン情報提供プログラム 42 端末情報データベース 43 ログイン履歴データベース 51 制御モジュール 52 認証サーバ接続モジュール 53 識別情報取得モジュール 54 検索モジュール 55 更新モジュール 56 表示モジュール 57 銀行業務サーバ接続モジュール 58 識別情報書込みモジュール 59 入出力モジュール 71 前回ログイン情報表示画面 91 クライアント端末登録画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA03 BB00 CA16 5B082 AA05 EA07 5B085 BC01 BE07 BG07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1の口座に対する1つ以上のクライアン
    ト端末装置からのログインを受付ける受付け手段と、 前記受付け手段にて前記クライアント端末装置からログ
    インを受付けた際に、前記1の口座に前回にログインし
    たクライアント端末装置を特定する特定情報を取得する
    特定情報取得手段と、 前記1の口座に前回にログインした前記クライアント端
    末装置に関する情報であって、前記受付け手段にて今回
    ログインを受付けた前記クライアント端末装置に表示す
    るための表示情報を前記特定情報取得手段にて取得した
    特定情報を用いて取得する表示情報取得手段と、 前記表示情報取得手段にて取得した前記表示情報を前記
    クライアント端末装置に送信する表示情報送信手段と、 を具備したことを特徴とする前回ログイン情報提供サー
    バ装置。
  2. 【請求項2】 前記表示情報送信手段が送信する情報
    は、前記特定情報取得手段にて取得した前記特定情報を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の前回ログイン情
    報提供サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記受付け手段にて前記1の口座に対す
    る前記クライアント端末装置からのログインを受付ける
    際に、前記クライアント端末装置から当該クライアント
    端末装置を特定するための特定情報を受信する特定情報
    受信手段と、 前記特定情報受信手段にて受信した前記特定情報を保持
    する特定情報保持手段と、を更に具備し、 前記特定情報取得手段は、前記特定情報保持手段から前
    回に前記1の口座にログインした前記クライアント端末
    装置を特定するための特定情報を取得することを特徴と
    する請求項1に記載の前回ログイン情報提供サーバ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受付け手段にて前記1の口座に対す
    る前記クライアント端末装置からのログインを受けつけ
    る際に、前記クライアント端末装置が当該クライアント
    端末装置を特定するための特定情報を保持しているか否
    かを確認する確認情報を取得する確認情報取得手段と、 前記クライアント端末装置に当該クライアント端末装置
    を特定するための特定情報を書込むための書込み情報を
    取得する書込み情報取得手段と、 前記書込み情報取得手段にて取得した前記書込み情報を
    前記クライアント端末装置に送信する書込み情報送信手
    段と、を更に具備し、 前記確認情報取得手段にて取得した確認情報から、前記
    クライアント端末装置が当該クライアント端末装置を特
    定するための特定情報を保持していないことが確認され
    た場合に、前記書込み情報取得手段にて取得した前記書
    込み情報を前記書込み情報送信手段にて前記クライアン
    ト端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載
    の前回ログイン情報提供サーバ装置。
  5. 【請求項5】 前回に前記1の口座に対するログインを
    受付けた日又は日時を取得する前回ログイン日時取得手
    段を更に具備し、 前記送信手段は、今回ログインを受付けた前記クライア
    ント端末装置に前記前回ログイン日時取得手段にて取得
    した日又は日時を送信することを特徴とする請求項1に
    記載の前回ログイン情報提供サーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記特定情報は、ユーザがログインの際
    に入力する符号以外の符号から構成され、かつ前記1の
    口座を特定する口座特定情報を含んでいることを特徴と
    する請求項1に記載の前回ログイン情報提供サーバ装
    置。
  7. 【請求項7】 同一の前記口座特定情報を保持できる前
    記クライアント端末装置の台数を所定の台数以下に制限
    したことを特徴とする請求項6に記載の前回ログイン情
    報提供サーバ装置。
  8. 【請求項8】 ユーザが前記クライアント端末装置に対
    して任意に設定した名前を保持する名前保持手段を更に
    備え、 前記表示情報には、前記名前保持手段にて保持された当
    該クライアント端末装置の名前が含まれていることを特
    徴とする請求項1に記載の前回ログイン情報提供サーバ
    装置。
  9. 【請求項9】 1の口座に対する1つ以上のクライアン
    ト端末装置からのログインを受付ける第1のステップ
    と、 前記第1のステップにて前記クライアント端末装置から
    ログインを受付けた際に、前記1の口座に前回にログイ
    ンしたクライアント端末装置を特定する特定情報を取得
    する第2のステップと、 前記1の口座に前回にログインした前記クライアント端
    末装置に関する情報であって、前記第1のステップにて
    今回ログインを受付けた前記クライアント端末装置に表
    示するための表示情報を、前記第2のステップにて取得
    した特定情報を用いて取得する第3のステップと、 前記第3のステップにて取得した前記表示情報を前記ク
    ライアント端末装置に送信する第4のステップと、 から構成されたことを特徴とする前回ログイン情報提供
    方法。
  10. 【請求項10】 1の口座に対する1つ以上のクライア
    ント端末装置からのログインを受付ける受付け機能と、 前記受付け機能にて前記クライアント端末装置からログ
    インを受付けた際に、前記1の口座に前回にログインし
    たクライアント端末装置を特定する特定情報を取得する
    特定情報取得機能と、 前記1の口座に前回にログインした前記クライアント端
    末装置に関する情報であって、前記受付け機能にて今回
    ログインを受付けた前記クライアント端末装置に表示す
    るための表示情報を前記特定情報取得機能にて取得した
    特定情報を用いて取得する表示情報取得機能と、 前記表示情報取得機能にて取得した前記表示情報を前記
    クライアント端末装置に送信する表示情報送信機能と、 をコンピュータに実現されるための前回ログイン情報提
    供プログラム。
  11. 【請求項11】 サーバ装置に設けられた1の口座にロ
    グインするための前回ログイン情報表示プログラムであ
    って、 サーバ装置に設けられた1の口座にログインするログイ
    ン機能と、 当該クライアント端末装置を他のクライアント端末装置
    から識別して特定するための特定情報を保持する保持機
    能と、 前記保持機能にて保持された前記特定情報を前記サーバ
    装置に送信する送信機能と、 前回に前記1の口座にログインした前記クライアント端
    末装置を特定する情報を表示するための表示情報を、前
    記サーバ装置から受信する表示情報受信機能と、 前記表示情報受信機能にて受信した前記表示情報を表示
    する表示機能と、 をクライアント端末装置に実現されるための前回ログイ
    ン情報表示プログラム。
  12. 【請求項12】 1の口座に対する1つ以上のクライア
    ント端末装置からのログインを受付ける受付け機能と、 前記受付け機能にて前記クライアント端末装置からログ
    インを受付けた際に、前記1の口座に前回にログインし
    たクライアント端末装置を特定する特定情報を取得する
    特定情報取得機能と、 前記1の口座に前回にログインした前記クライアント端
    末装置に関する情報であって、前記受付け機能にて今回
    ログインを受付けた前記クライアント端末装置に表示す
    るための表示情報を前記特定情報取得機能にて取得した
    特定情報を用いて取得する表示情報取得機能と、 前記表示情報取得機能にて取得した前記表示情報を前記
    クライアント端末装置に送信する表示情報送信機能と、 をコンピュータに実現されるための前回ログイン情報提
    供プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な
    記憶媒体。
  13. 【請求項13】 サーバ装置に設けられた1の口座にロ
    グインするための前回ログイン情報表示プログラムであ
    って、 サーバ装置に設けられた1の口座にログインするログイ
    ン機能と、 当該クライアント端末装置を他のクライアント端末装置
    から識別して特定するための特定情報を保持する保持機
    能と、 前記保持機能にて保持された前記特定情報を前記サーバ
    装置に送信する送信機能と、 前回に前記1の口座にログインした前記クライアント端
    末装置を特定する情報を表示するための表示情報を、前
    記サーバ装置から受信する表示情報受信機能と、 前記表示情報受信機能にて受信した前記表示情報を表示
    する表示機能と、 をクライアント端末装置に実現されるための前回ログイ
    ン情報表示プログラムを記憶したコンピュータが読み取
    り可能な記憶媒体。
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