JP2002333968A - 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム - Google Patents

情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム

Info

Publication number
JP2002333968A
JP2002333968A JP2001137312A JP2001137312A JP2002333968A JP 2002333968 A JP2002333968 A JP 2002333968A JP 2001137312 A JP2001137312 A JP 2001137312A JP 2001137312 A JP2001137312 A JP 2001137312A JP 2002333968 A JP2002333968 A JP 2002333968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
output
information
charging
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001137312A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Miyata
淳一 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001137312A priority Critical patent/JP2002333968A/ja
Priority to US09/879,730 priority patent/US20010056406A1/en
Publication of JP2002333968A publication Critical patent/JP2002333968A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に課金されることなく、課金料金に関す
る情報をユーザに知らせ、その後の処理をどのようにす
るかをユーザが選択できるようにする。 【解決手段】 アプリケーションから印刷等の出力が指
示されると、プリンタドライバ等の出カドライバから通
知された情報をもとに課金アプリケーションが料金をユ
ーザに通知する。ユーザは通知された料金に納得しなけ
れば、出カをキャンセルしたり、出カの設定を変更した
りできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続される他の装置を用いてデータを出力することが可能
な情報処理装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、出力に対して課金を行うプリント
サービスや出力に対する課金を部門ごとに行うことなど
が考えられている。こういった場合、実際に課金の行わ
れる出力の前に、課金料金をユーザに知らせることが重
要になる。現在一般的に使用されているWindows
(登録商標)などのグラフィックユーザインターフェー
スを備えている環境では、出カを行うアプリケーション
は決められたAPI(app1ication pro
gramming interface)を使用するこ
とで、プリンタドライバを呼び出して出力コマンドを生
成している。
【0003】しかし、こういったAPIでは例えば用紙
の向きやサイズといった一般的な項目は指定可能である
が、それ以外の項目に関してはドライバ独自のユーザイ
ンターフェースで指定が可能であるだけで、例えばステ
ープルやN−UPといった項目の指定が課金料金の算出
に影響を与える場合、アプリケーション側では印刷前に
課金を行った場合の料金を取得することができず、料金
をユーザに通知することができなかった。
【0004】また、特開平9−130573号公報、特
開平10−20957号公報、特開平11−13405
7号公報では、ホスト装置が印刷するデータと印刷時の
設定をサーバなどの他の装置に送信し、この情報を受信
した他の装置が印刷料金を算出して印刷料金をホスト装
置に通知することにより、印刷前の料金通知を実現して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−130573号公報、特開平10−20957号公
報、特開平11−134057号公報では、印刷前に料
金を確認するためには、料金によっては印刷しないかも
しれない印刷データ、その設定を送信しなければなら
ず、ネットワークに負担をかけることになる。
【0006】また、他の装置に印刷データや設定を送信
するために、印刷データが大きい場合は料金が通知され
るまでに時間がかかってしまう。
【0007】また、他の装置で料金の算出を行うため
に、料金が通知されるまでに時間がかかってしまう。等
の問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、ネットワークに負担をかけずに出力料金を
ユーザに通知できるようにすることを目的とする。
【0009】また、速やかに出力料金がユーザに通知さ
れるようにすることを目的とする。
【0010】また、上記目的を達成した上でユーザが出
力のキャンセルや変更等を行えるようにすることを目的
とする。
【0011】本発明は上記目的を達成するために、ネッ
トワークに接続される他の装置を用いてデータを出力す
ることが可能な情報処理装置において、前記他の装置を
制御するための制御プログラムが、前記他の装置がデー
タを認識できるように所定の処理を行う際に、前記デー
タを出力する際の設定情報を生成し、前記制御プログラ
ムとは別のプロセスで起動される課金アプリケーション
が、前記生成された設定情報に基づいて出カ料金を算出
し、該出力料金をユーザに通知し、前記ユーザの操作に
応じて、前記所定の処理が行われたデータを前記ネット
ワークに送信せずに出カ処理を終了、もしくは、前記設
定情報の変更を行うことを特徴とする情報処理装置を提
供する。
【0012】また、ネットワークに接続される他の装置
を用いてデータを出力することが可能な情報処理装置に
おいて、前記他の装置がデータを認識できるように所定
の処理を行う際に、前記データを出力する際の設定情報
を生成し、前記生成された設定情報に基づいて出力料金
を算出し、該出力料金をユーザに通知し、前記ユーザの
操作に応じて、前記所定の処理が行われたデータを前記
ネットワークに送信せずに出力処理を終了、もしくは、
前記設定情報の変更を行うことを特徴とする情報処理装
置を提供する。
【0013】また、ネットワークに接続される他の装置
を用いてデータを出力することが可能な情報処置装置を
制御するためのプログラムにおいて、前記他の装置がデ
ータを認識できるように所定の処理を行う際に、前記デ
ータを出力する際の設定情報を生成し、前記生成された
設定情報に基づいて出力料金を算出し、該出力料金をユ
ーザに通知し、前記ユーザの操作に応じて、前記所定の
処理が行われたデータを前期ネットワークに送信せずに
出力処理を終了、もしくは、前記設定情報の変更を行う
ことを特徴とするプログラムを提供する。
【0014】また、単一あるいは複数の出力装置と、該
出力装置を制御するサーバ機器を介してネットワークに
より接続された情報処理装置を有するシステムにおい
て、該情報処理装置から該出力装置に出力する際に印刷
データに課金が行われるシステムであって、該情報処理
装置上のプリンタ機器制御プログラムが、プリンタ機器
が認識する印刷データ及び印刷出力時に加算される課金
情報ファイルを特定の記憶領域に出力する手段と、該プ
リンタ機器制御プログラムとは別のプロセスで起動され
る課金アプリケーションが該情報ファイルを読み込む手
段を有し、ユーザに課金情報を表示する手段と、課金に
かかる印刷設定を変更する手段を有し、実際に出力装置
からの出力を行うことなく課金料金をユーザに提示する
ことを特徴とするシステムを提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
実施例を図面とともに説明する。
【0016】図1は、本発明の実施例における全体シス
テム構成を示している。ホストコンピュータ3000が
ネットワークを介して、プリンタ機器5000、プリン
タ機器5000への印刷ジョブ送信を制御するプリント
サーバ7000と接続されている。また、図示しない
が、ホストコンピュータ3000が接続しているインタ
ーネット上にプリンタ機器5000、プリントサーバ7
000が接続されていても構わないことは言うまでもな
い。
【0017】図2は本実施例におけるホストコンピュー
タ3000及び3000と同等な構成であるプリントサ
ーバ7000を説明するブロック図である。
【0018】図2において、ホストコンピュータ300
0、プリントサーバ7000は、ROM3のプログラム
用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて
図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在
した文書処理を実行するCPU201を備え、システム
バス204に接続される各デバイスをCPU201が総
括的に制御する。
【0019】また、このROM203のプログラム用R
OMあるいは外部メモリ211には、CPU201の制
御プログラムであるオペレーティングシステムプログラ
ム(以下OS)等を記憶し、ROM3のフォント用RO
Mあるいは外部メモリ211には上記文書処理の際に使
用するフォントデータ等を記億し、ROM203のデー
タ用ROMあるいは外部メモリ211には上記文書処理
等を行う際に使用する各種データ(例えば、ディレクト
リ情報、プリンタドライバテーブル等)が記憶されてい
る。この場合、制御の主体は、ハードウェア上はCPU
である。一方、ソフトウェア上は制御の主体はアプリケ
ーション及び課金処理機能を備えた印刷関連モジュール
である。
【0020】RAM202は、CPU1の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能する。キーボードコントローラ
(KBC)205は、キーボード209や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。ディス
プレイコントローラ(CRTC)206は、CRTディ
スプレイ210の表示を制御する。ディスクコントロー
ラ(DKC)207は、ブートプログラム、各種のアプ
リケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集
ファイル、印刷関連処理プログラム等を記憶するハード
ディスク212(HD)、フロッピー(登録商標)ディ
スクドライブ213(FDD)にセットされたフロッピ
ーディスク214(FD)等の外部メモリ211とのア
クセスを制御する。
【0021】プリンタコントローラ(PRTC)208
は、所定の双方向性インターフェース(インターフェー
ス)を介してネットワークに接続されている。なお、C
PU201は、例えばRAM202上に設定された表示
情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタラ
イズ)処理を実行し、ディスプレイ210上でのWYS
IWYG(What You See Is What
You Get)を可能としている。また、CPU2
01は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソ
ル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々の
ウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0022】図3はホストコンピュータ3000におい
て、OSの管理の基にRAM202にロードされたアプ
リケーション及び実施例に係るプリンタドライバ、課金
アプリケーションを含む課金関連モジュールが実行可能
となった状態のメモリマップを示している。
【0023】図4はプリントサーバ7000において、
OSの管理の基にRAM202にロードされた、本実施
例に係るデータベース管理アプリケーション、決算処理
管理アプリケーション、印刷ジョブ管理アプリケーショ
ンが実行可能となった状態のメモリマップを示してい
る。
【0024】図5はホストコンピュータ3000上にお
いて、本実施例における課金処理機能備えた印刷関連モ
ジュールの構成を説明するブロック図である。501は
502に示すアプリケーションを通して、印刷処理を指
示するユーザ、502はユーザが印刷データを生成する
ために起動するアプリケーション、503はOS(不図
示)を介したアプリケーションからの描画要求に対し
て、本実施例に係るジョブ情報ファイル及びプリンタ機
器が認識する印刷データを生成するプリンタドライバ、
504はプリンタドライバ503が前記ジョブ情報ファ
イル、印刷データを出力する記憶領域、505はユーザ
に対して課金情報を表示し、本実施例にかかる印刷デー
タ及びジョブ情報ファイルをプリントサーバ7000に
送信する課金アプリケーションである。
【0025】図5によって表わされる印刷関連モジュー
ルプログラムはホストコンピュータ3000上のHD2
12またはFD214に記憶され、CPU201がOS
の管理の下で実行することにより達成する手段として機
能している。本実施例では、ホストコンピュータ300
0において、BIOS、OS、アプリケーション、プリ
ンタドライバ及び課金アプリケーションをCPU201
が実行することにより動作する。BIOSはプログラム
ROM203に書き込まれており、OSは外部メモリ2
11であるハードディスク212に書き込まれている。
そして、ホストコンピュータ3000の電源がONされ
た時に、BIOSプログラム中のIPL(Initia
1 Program Loading)機能により、O
SがHDからRAM202へ読み込まれ、OSの動作が
開始される。そして、実際に、課金処理機能を備えた印
刷関連モジュールが動作可能となるのは、ユーザ等の指
示により、ホストコンピュータ3000上で、OS管理
の下、動作するアプリケーションより印刷処理が実行さ
れた場合やアプリケーションが呼び出した場合で、印刷
関連モジュールを記録しているFD214をFDD21
3にセットするか、または、印刷関連モジュールをHD
ドライブ212に保存しておき、OSおよびBIOSの
制御のもとに印刷関連モジュールがFD214またはH
Dドライブ212から読み出され、RAM202にロー
ドされた時である。前述の通り、図3が、本実施例にお
けるアプリケーション及び課金処理機能を備えた印刷関
連モジュールがホストコンピュータ3000上のRAM
202にロードされ実行可能となった状態のメモリマッ
プを示している。
【0026】図6は503に示すプリンタドライバの構
成図である。プリンタドライバはジョブ情報ファイル生
成部601、印刷データ生成部602、UI部603か
ら構成されている。ジョブ情報ファイル生成部601
は、印刷時にアプリケーションから要求された描画デー
タに対して、課金情報等を含んだジョブ情報ファイルを
記憶領域504に生成する。また印刷データ生成部60
2はアプリケーションから印刷要求された描画データを
プリンタ機器が認識可能な印刷データに変換し、記憶領
域504に格納する。UI部603は課金合計値の計算
に影響を与える4in1(4ページ分のデータを縮小し
て物理用紙1ページに印字)などのNin1や両面印刷
等の印刷データ生成部602がもつ機能をユーザが指示
できるようにユーザに対してユーザインターフェイス提
示を行う。
【0027】図7はプリントサーバ7000上におい
て、本実施例における課金処理機能を備えた印刷関連モ
ジュールの構成を説明するブロック図である。701は
データベース管理アプリケーションでクライアントから
の最新課金データベース所得要求に対して、内部記憶領
域702に持つ課金金額データベースを提供する。70
3は印刷ジョブ管理アプリケーションであり、クライア
ントからの印刷ジョブをスプールし、プリンタ機器50
00への送信を制御する。704は決算処理アプリケー
ションである。決算処理アプリケーションはユーザに決
算処理を行うためのユーザインターフェースを提示す
る。図8はデータベース管理アプリケーション701が
もつ課金金額データベース構造の例である。801は本
課金データベースが最終更新された日時を保持する領域
である。また、802に現在の課金要素ごとの課金金額
を保持する。本実施例において課金要素として印刷する
“用紙1枚”のみ定義し、その金額は10円であるもの
とする。
【0028】図7によって表わされる印刷関連モジュー
ルプログラムはプリントサーバ7000上のHD212
またはFD214に記憶され、CPU201がOSの管
理の下で実行することにより達成する手段として機能し
ている。本実施例では、プリントサーバ7000におい
て、BIOS、OS、及ぴ関連アプリケーションをCP
U201が実行することにより動作する。BIOSはプ
ログラムROM203に書き込まれており、OSは外部
メモリ211であるハードディスク212に書き込まれ
ている。そして、プリントサーバ7000の電源がON
された時に、BIOSプログラム中のIPL(Init
ial Program Loading)機能によ
り、OSがHDからRAM202へ読み込まれ、OSの
動作が開始される。そして、実際に、課金処理機能を備
えた印刷関連モジュールが動作可能となるのは、ユーザ
等の指示により印刷関連モジュールが呼び出された場合
で、印刷関連モジュールを記録しているFD214をF
DD213にセットするか、または、印刷関連モジュー
ルをHDドライブ212に保存しておき、OSおよびB
IOSの制御のもとに印刷関連モジュールがFD214
またはHDドライブ212から読み出され、RAM20
2にロードされた時である。前述の通り、図4が、本実
施例における課金処理機能を備えた印刷関連モジュール
がプリントサーバ7000上のRAM202にロードさ
れ実行可能となった状態のメモリマップを示している。
【0029】以下、本実施例の詳細を図9のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0030】本実施例において、本課金システムの例と
してユーザは12ページのデータをアプリケーション5
02を介して印刷するとするものとする。また、課金料
金の算出に影響を与えるプリンタドライバ設定として、
4in1(4ページ分のデータを縮小して紙1ページに
印字)及び両面印刷設定がユーザからUI部603を介
して、印刷データ生成部602に前以って設定されてい
るものとする。また、課金料金は印字された紙の物理枚
数のみに依存するものとする。しかし、この課金料金計
算において、他の印刷要素、例えばカラーまたはモノク
ロ、あるいはステープルの有無等、他の要素を課金料金
算出の考慮に含んでも構わないことはいうまでもない。
【0031】ユーザの指示によりアプリケーションから
の印刷処理が開始されると、オペレーティングシステム
(OS)を介してプリンタドライバへの描画要求が発行
される。この描画要求は、プリンタドライバのジョブ情
報生成部601が受け取る(S901)。S902にて
本描画要求が印刷終了要求であるかどうかの判定を行
い、印刷終了でなけれぱS903へ進む。S903に
て、本描画要求中に課金に影響する要素が存在するかど
うかの判定を行い、課金に影響を及ぼす描画要求ならば
S904にて課金属性生成処理を行う。この時、S90
4にて生成される課金属性とは、プリンタドライバ内部
で保持し、ジョブ情報ファイル作成の際の参照データベ
ースとするものである。図10はこの課金属性の構造の
例を示している。本実施例においては課金処理に影響を
及ぼす属性として、ジョブID1001、両面印刷10
02、ページレイアウト1003、ページ枚数100
4、ジョブ情報ファイル生成位置1005、印刷データ
生成位置1006を定義している。なお、上記、ジョブ
情報ファイル生成位置1005と印刷データ生成位置1
006は既定値としてプリンタドライバ初期化時に格納
されるものとする。
【0032】描画要求S905にてプリンタ機器が認識
可能な印刷データへと変換する。本印刷データはS90
6にて記憶領域504上の印刷データ生成位置1006
で既述された位置へと書きこまれる。S902にて、印
刷終了要求を受取った場合、ジョブ情報ファイル生成部
601はS907にて、図10に示す課金属性情報から
ジョブ情報ファイル生成し、S908にてジョブ情報フ
ァイルをジョブ情報ファイル生成位置1005の位置に
出力する。印刷終了時、印刷データ生成部はS909に
て課金アプリケーション505を起動する。
【0033】本実施例のさらなる具体例として、印刷物
理ページ枚数が課金合計値に影響すると仮定し、また、
12ページのデータを印刷するための描画要求として、
印刷ジョブ開始要求StartJob( )、ページ開
始要求StartPage()、描画処理要求Writ
ePage( )、印刷ジョブ終了要求EndJob
( )がプリンタドライバへ渡されるものとする。この
時、印刷ジョブ開始要求StartJob( )と、ジ
ョブ終了要求EndJob( )は印刷の最初と最後に
各一回、StartPage( )、WritePag
e( )は各ページ毎に各1回、計各12回プリンタド
ライバに対して発行されるものとする。
【0034】印刷開始時、即ちOSからの印刷ジョブ開
始要求StartJob( )が発行されると、ジョブ
情報生成部がこの描画要求を受け取り(S901)、本
描画要求は印刷終了要求ではないのでS903に進み、
本描画要求に対して課金に影響する要素が存在するする
かどうかの判定を行う。本実施例において、この印刷開
始の時点でユーザに設定された課金に関する設定(4i
n1印刷、両面印刷)を課金属性に反映させるとすれ
ば、この描画要求は課金に影響すると判断され、S90
4において課金属性生成処理を行う。図11はこの時生
成された課金属性の例である。本印刷開始時において、
ジョブID1101、両面印刷1102、ページレイア
ウト1103、ジョブ情報ファイル生成位置1105、
印刷データ生成位置1106が課金属性として設定され
る。これらの値はOSからの描画要求に依存しない属性
値で、印刷開始時に格納される。ここでジョブIDはす
べての印刷間で唯一の値であれば、OSにより決定され
ることも、プリンタドライバ内部で決定されることも可
能である。また、ジョブ情報ファイル生成位置及び印刷
データ生成位置は印刷システム全体で管理されている特
定のファイルを示している。
【0035】印刷ジョブ開始要求はS905にて印刷デ
ータヘと変換され、S906にて1106で示す特定の
位置に出力される。またS906にて、印刷データ生成
部は印刷開始時、ジョブID1101を印刷データの任
意の位置に埋め込む。
【0036】次にOSよりページ開始要求StartP
age( )が発行される。ジョブ情報生成部が描画要
求を受け取り(S901)、本描画要求は印刷終了要求
ではないのでS903に進み、本描画要求に対して、課
金に影響する要素が存在するかどうかの判定を行う。
【0037】本ページ開始要求は物理用紙枚数に影響を
及すため、課金に影響すると判断され、S904におい
て課金属性生成処理を行う。図12はこの時変更された
課金属性の例である。ページ枚数の項目1201の属性
値が1インクリメントされる。本ページ開始要求は印刷
データへと変換され、特定ファイル1106に出力され
る。次にOSによりページ描画処理要求WritePa
ge( )が発行される。このページ描画処理としては
イメージ描画要求やベクター描画要求、フォント印字要
求等が考えられる。本実施例においてこれらは課金情報
生成に影響を及ぼさないと判断され、S905において
印刷データへと変換され、S906にて1106に出力
される。本シーケンスはこの後、ページ数分繰り返され
る。即ち、このStar Page( )、Write
Page( )、End Page( )の描画要求は
この後、12回繰り返されることになる。図13は本シ
ーケンスが12回繰り返された後の課金属性情報を示し
ている。1301のページ枚数が12回インクリメント
され属性値が12を示している。
【0038】最後にOSにより印刷ジョブ終了要求En
dJob( )が発行される。ジョブ情報生成部がS9
01にて描画要求を受け取り、本描画要求は印刷終了要
求であるためS907に進む。S907にて、ジョブ情
報生成部はS904にて生成された課金属性情報からジ
ョブ情報ファイルを1106に示される特定位置に出カ
する。図14はこの時生成されたジョブ情報ファイルの
例である。1401は、印刷ジョブ毎に一意に決められ
たジョブ情報ファイルのID(識別子)を示している。
今後、実際の印刷データと該当するジョブ情報ファイル
はこのジョブIDによって一対一に対応させられる。ま
た前述のように、ファイル出カされた印刷データの任意
の位置にジョブID1401と同じものが埋め込まれて
いる。
【0039】ジョブ情報ファイルの生成後、印刷データ
生成部602はS909にて課金アプリケーションを起
動する。この時、課金アプリケーションは、印刷終了時
に立ち上がるようにOSに予め指示しておき、OSによ
り印刷終了時に起動されるようにしておくことも可能で
ある。
【0040】また、課金アプリケーション起動時、印刷
データ生成部は課金アプリケーションに対して、ジョブ
情報ファイル出力位置1105及び印刷データ出力位置
1106を通知する。
【0041】課金アプリケーション起動後のフローチャ
ートは図15に示してある。
【0042】本実施例において、課金アプリケーション
は記憶領域504に図16に示すような課金金額データ
ベースを保持しているものとする。ここで、1601は
最終課金金額データベース更新日時が保持される領域で
ある。本実施例においては1601には“1999年1
月1日”が設定されている。1602は課金要素に対す
る課金金額が保持される領域である。本領域には“用紙
一枚”という属性に対して“5円”という属性値が設定
されている。
【0043】課金アプリケーションはプリンタドライバ
が生成したジョブ情報ファイルと、印刷データファイル
を印刷データ生成部505より通知された位置より所得
する(S1501)。この時、S1502において、印
刷データ内部のジョブIDと、ジョブ情報ファイル内の
ジョブIDを比較し、同じIDと確認された場合、課金
アプリケーションはプリントサーバ5000に課金金額
の問い合わせを行う。問い合わせの際、初めにプリント
サーバに対して課金金額データベース内の最新更新日時
1601を通知する(S1503)。この通知を受けた
プリントサーバのデータベース管理アプリケーション7
01は、この時受け取った日時が、図8に示すプリント
サーバ内部の課金金額データベースに保持している更新
日時より古ければ、更新が必要なことを課金アプリケー
ションに通知する。また、通知された更新日時とサーバ
内部に保持している更新日時が同じであれば更新が必要
ないことを課金アプリケーションに通知する。この通知
を受け取った課金アプリケーションは、S1504に
て、課金データベースの更新の通知を受けたならば、プ
リントサーバに対して最新データベース所得要求を発行
する。この要求をうけたデータベース管理アプリケーシ
ョンは、図8に示すデータベースを課金アプリケーショ
ンに送信する。この時、本最新データベースを所得した
課金アプリケーションは、図16に示すように保持され
ていた内部課金データベースを図8に示す内容に更新す
る。本実施例において、サーバ側の課金金額データベー
スの日時が2000年1月1日、クライアント側の課金
金額データベースの日時が1999年1月1日であるた
め、本シーケンスによりクライアント側の課金金額デー
タベースは図8に示すように更新される。次に課金アプ
リケーションは、課金金額データベース及びジョブ情報
ファイルから課金情報を計算する(S1506)。本実
施例において、課金対象データとして、実際にプリンタ
に出カする物理印刷ページ枚数を例としているため、1
枚の物理用紙を印刷に使う毎に10円の料金が加算され
ると判断し、ジョブ情報ファイルよりこの12ページの
印刷データの合計物理ページ数は両面、4in1印刷を
考慮すると物理用紙2枚ということになり、10×2=
20円という課金合計値がS1506にて算出される。
本課金合計値、及びジョブ情報ファイルから得られる合
計金額の内訳等の情報はS1507にてユーザに表示す
る。図17はこの時表示されるユーザインターフェイス
の例である。本ユーザインターフェイス(UI)上にお
いて、1701はユーザにジョブ情報、課金情報を表示
する領域である。この領域には現在の課金料金の合計
値、その設定ごとの内訳等が表示される。本UIにてユ
ーザが印刷ボタン1702を押下したとすれば(S15
10)、課金アプリケーションは印刷データ及びジョブ
情報ファイルをプリントサーバ7000へ送信する。ま
た、ユーザがキャンセルボタン1703を押下すれば印
刷動作は終了される(S1510)。
【0044】印刷データとジョブ情報ファイルを受け取
ったプリントサーバ7000の処理を図18に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0045】ジョブ情報ファイルと印刷データを受け取
ったプリントサーバ7000の印刷ジョブ管理アプリケ
ーション703は、受信したジョブ情報ファイルと印刷
データを内部メモリ702に保持する。ユーザからの出
力要求があるまで印刷を開始せずに待機し(S180
1)、ユーザからの出力要求があった時点で(S180
2)、ユーザは前記ジョブIDをプリントサーバのディ
スプレイ705上に入力する(S1803)。そして、
決算処理アプリケーション704により、この入力され
たジョブIDが正しいと判断された場合(S180
4)、ユーザは印刷データを送ったユーザと判断され、
印刷物の決算処理を行う(S1805)。その後、印刷
ジョブ管理アプリケーションは両面等の印刷に付随する
ジョブ情報ファイルのデータをプリンタ機器が認識可能
な印刷データにマージする(S1806)。このマージ
処理とは、ジョブ情報ファイル中に記述された両面印刷
等のエントリをプリンタ機器が認識する制御言語に変換
することである。その後、印刷データとしてプリンタ機
器5000に送信し、(S1807)印刷処理が完了さ
れる。
【0046】また、プリンタ5000は、プリントサー
バ7000から送られた印刷データを印刷する。
【0047】(第2の実施例)本発明の他の実施例につ
いて、前記実施例の差分のみを説明する。本実施例にお
いては、前実施例において、プリンタドライバのUI部
603経由でユーザが印刷前に設定した課金料金に影響
を及ぼす設定を、印刷時に強制的にユーザに設定させる
ようにする。本実施例のようにすることでユーザに確実
に課金に関する設定を行わせることが可能になる。
【0048】本実施例のフローチャートは図19に示し
てある。
【0049】ユーザの指示によるアプリケーションから
の印刷開始後、オペレーティングシステム(OS)を介
してプリンタドライバへの描画要求が発行されると、ジ
ョブ情報生成部601が本描画要求を受け取る(S19
01)。S1902にて本描画要求が印刷終了要求であ
るかどうかの判定を行い、印刷終了でなければS190
3へ進む。S1903にて、本描画要求中に課金に影響
する要素が存在するかどうかの判定を行い、課金に影響
を及ぼす描画要求ならばS1904にて課金属性生成処
理を行う。この時、S1904にて生成される課金属性
とは、プリンタドライバ内部で保持し、ジョブ情報ファ
イル作成の際の参照データベースとするものである。図
20はこの課金属性の構造の例を示している。前実施例
で考慮したページレイアウト、両面印刷はこの時点では
考慮されない。本実施例においては課金処理に影響を及
ぼす属性として、ジョブID2001、ページ枚数20
02、ジョブ情報ファイル生成位置2003、印刷デー
タ生成位置2004を定義している。なお、上記ジョブ
情報ファイル生成位置2003と印刷データ生成位置2
004は既定値としてプリンタドライバ初期化時に格納
されるものとする。描画要求はS1905にてプリンタ
機器が認識可能な印刷データヘと変換する。本印刷デー
タはS1906にて記憶領域504上の印刷データ生成
位置2004で既述された位置へと書きこまれる。S1
902にて、印刷終了要求を受取った場合、ジョブ情報
ファイル生成部はS1907にて、ユーザにページレイ
アウトに関する設定を行わせるための表示を行い、ユー
ザインターフェイスを介して強制的に行わせる。また、
S1908にて両面印刷に関する設定を行わせるための
表示も行ない、ユーザにユーザインターフェースを介し
て強制的に行わせる。図21、図22はこの時表示する
ユーザインターフェイスの例である。ジョブ情報生成部
は本設定を考慮したジョブ情報ファイル生成し(S19
09)、S1910にてジョブ情報ファイルを印刷デー
タ生成位置2004の位置に出力する。図23はこの時
出力されたジョブ情報ファイルである。印刷終了時、印
刷データ生成部はS1911にて課金アプリケーション
505を起動する。
【0050】課金アプリケーション505起動後の処理
は前記実施例と同じであるので説明は省略する。
【0051】本実施例のさらなる具体例として、印刷物
理ページ枚数が課金合計値に影響すると仮定し、また、
12ページのデータを印刷するための描画要求として、
印刷ジョブ開始要求StartJob( )、ページ開
始要求StartJob()、描画処理要求Write
Page( )、印刷ジョブ終了要求EndJob
( )がプリンタドライバへ渡されるものとする。この
時、ジョブ開始要求StartJob( )と、ジョブ
終了要求EndJob( )は印刷の最初と最後に各一
回、StartPage( )、WritePage
( )は各ページ毎に各1回、計各12回プリンタドラ
イバに対して発行されるものとする。
【0052】印刷開始時、即ちOSから印刷ジョブ開始
要求StartJob( )が発行されると、ジョブ情
報生成部が描画要求を受け取り(S1901)、本描画
要求は印刷終了要求ではないのでS1903に進み、本
描画要求に対して課金に影響する要素が存在するかどう
かの判定を行う。本実施例において、この印刷開始の時
点でジョブID、ジョブ情報生成位置、印刷データ生成
位置のみを課金属性に反映させるとすれば、この描画要
求は課金に影響すると判断され、S1904において課
金属性生成処理を行う。図20はこの時生成された課金
属性の例である。ここでジョブIDはすべての印刷間で
唯一の値であれば、OSにより決定されることも、プリ
ンタドライバ内部で決定されることも可能である。ま
た、ジョブ情報ファイル生成及び印刷データ生成位置は
印刷システム全体で管理されている特定のファイルを示
している。
【0053】印刷ジョブ開始要求はS1905にて印刷
データヘと変換され、S1906にて2004で示され
る特定の位置に出力される。またS1906にて、印刷
データ生成部は印刷開始時、ジョブID2001を印刷
データの任意の位置に埋め込む。
【0054】次にOSよりページ開始要求StartP
age( )が発行される。ジョブ情報生成部が描画要
求を受け取り(S1901)、本描画要求は印刷終了要
求ではないのでS1903に進み、本描画要求に対し
て、課金に影響する要素が存在するかどうかの判定を行
う。
【0055】本ページ開始要求は物理用紙枚数に影響を
及すため、課金に影響すると判断され、S1904にお
いて課金属性生成処理を行う。次にOSによりページ描
画処理要求WritePage( )が発行される。こ
のページ描画処理としてはイメージ描画要求やベクター
描画要求、フォント印字要求等が考えられる。本実施例
においてこれらは課金情報生成に影響を及ぼさないと判
断され、S1905において印刷データヘと変換され、
S1906にて2004で示される特定の位置に出力さ
れる。本シーケンスはこの後、ページ数分繰り返され
る。即ち、このStar Page( )、Write
Page( )、Ena Page( )の描画要求は
この後、12回繰り返されることになる。つまりページ
枚数属性2002が12回インクリメントされ属性値が
12示す。
【0056】最後にOSより印刷ジョブ終了要求End
Job( )が発行される。ジョブ情報生成部がS19
01にて描画要求を受け取り、本描画要求は印刷終了要
求であるためS1907に進む。S1907にて、ジョ
ブ情報生成部はユーザに対して強制的にページレイアウ
トを設定させるために、図21に示すページレイアウト
設定ダイアログを表示する。次に1908にて、ジョブ
情報生成部はユーザに対して強制的に両面印刷/片面印
刷を設定させるために、図22に示す設定ダイアログを
表示する。本実施例において、図21、図22に示すよ
うにユーザが4in1印刷及び両面印刷を設定したとす
ると、本設定及びS1904にて生成された課金属性情
報からジョブ情報ファイルを2004に示される特定位
置に出力する。図23はこの時生成されたジョブ情報フ
ァイルの例である。ジョブ情報ファイルの生成後、印刷
データ生成部はS1911にて課金アプリケーションを
起動する。この時、課金アプリケーションは、印刷終了
時に立ち上がるようにOSに予め指示しておき、OSに
より印刷終了時に起動されるようにしておくことも可能
である。また、課金アプリケーション起動時、印刷デー
タ生成部は課金アプリケーションに対して、ジョブ情報
ファイル出力位置2003及び印刷データ出力位置20
04を通知する。
【0057】以後のシーケンスは前実施例と同様とな
る。
【0058】なお、本実施例において、課金に影響を及
ぼす要素として、ページレイアウトと両面印刷を考慮し
たが、カラーやステープル等、他の課金要素を考慮して
も構わない。
【0059】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、ホストコンピュータの処理により、実際に課金され
ることなく、課金料金に関連する情報をユーザに表示す
ることを可能にし、ユーザはその情報をもとに出力をキ
ャンセルしたりすることができる。また、管理者の管理
するプリントサーバ上で課金料金データベースを常に管
理することで、クライアントにおいても常に最新の課金
情報をユーザに表示することが可能となる。
【0060】(第3の実施例)本実施例においては、ユ
ーザがジョブ情報、課金情報を確認した後に、印刷設定
を変更できるようにする。
【0061】また、本実施例では、課金アプリケーショ
ンが起動するまでは、第1の実施例と同様なので、課金
アプリケーション起動後について説明する。
【0062】本実施例における課金アプリケーション起
動後のフローチャートを図24に示す。
【0063】課金アプリケーションはプリンタドライバ
が生成したジョブ情報ファイルと、印刷データファイル
を印刷データ生成部より通知された位置より所得する
(S2401)。この時、S2402において、印刷デ
ータ内部のジョブIDと、ジョブ情報ファイル内のジョ
ブIDを比較し、同じIDと確認された場合には、ジョ
ブ情報ファイルから課金情報を計算する(S240
3)。
【0064】本実施例において、課金対象データとし
て、実際にプリンタに出力する物理印刷ページ枚数を例
とし、1枚の物理用紙を印刷に使う毎に10円の料金が
加算されると仮定し、両面印刷、4in1印刷が設定さ
れているとすると、この12ページの印刷データの合計
物理ページ数は物理用紙2枚ということになり、10×
2=20円という課金合計値がS2403にて算出され
る。本課金合計値、及びジョブ情報ファイルから得られ
る合計金額の内訳等の情報はS2404にてユーザに表
示する。図25はこの時表示されるユーザインターフェ
ースの例である。本ユーザインターフェイス(UI)に
おいて、2501はユーザにジョブ情報、課金情報を表
示する領域である。この領域には現在の課金料金の合計
値、その設定ごとの内訳等が表示される。この時、ユー
ザは、もしも表示されている課金情報が所望の値になっ
ていない場合には、本UI上で設定変更ボタン2502
を押下することにより印刷設定を変更することができ
る。印刷設定の変更を行うユーザインターフェイスは図
26に示してある。今ユーザが図26に示すようにUI
上で両面印刷から片面印刷に設定を書き換えたとする
と、12ページは物理用紙3枚に印刷されることにな
り、合計金額は30円と変更される。図26でユーザが
OKボタン押下すると、課金情報は変更される。この変
更はジョブ情報ファイルに反映される。図27はこの時
変更されたジョブ情報ファイルである。2701にて片
面印刷が指定されている。本更部分について、課金アプ
リケーションは該当するジョブ情報ファイルの該当エン
トリを書き換える。この書き換え後、S2404にて表
示していたユーザインターフェイスは図28に示すよう
に再表示される。本UIにてユーザが印刷ボタン280
1を押下したとすれば、課金アプリケーションは印刷デ
ータ及び該当エントリが書き換えられたジョブ情報ファ
イルをプリントサーバ7000へ送信する。また、ユー
ザがキャンセルボタン2802を押下すれば印刷動作は
終了される。
【0065】印刷データとジョブ情報ファイルを受け取
ったプリントサーバ7000における処理も第1の実施
例(図18)と同様なので説明は省略する。
【0066】(第4の実施例)本発明の他の実施例につ
いて前記実施例の差分を説明する。プリンタドライバ5
03のUI部603にて、予めユーザに印刷目的に添っ
た課金情報を提示しておくことが可能である。
【0067】本実施例において、課金料金の算出に影響
を及ぼすプリンタドライバ設定として、解像度(本実施
例においては600dpi、300dpiが選択可
能)、カラー(カラー印刷、モノクロ印刷が設定可能)
が存在するものとする。プリンタドライバのUI部はア
プリケーションからの印刷前に図29に示すようなユー
ザインターフェイスを表示し、印刷データ生成部の動作
を指定できるものとする。ここで2901にてユーザに
課金情報の設定を自動化するために抽象化された設定を
提示する。この抽象化された印刷設定として、本実施例
においては、料金をなるべく安くなるようにプリンタド
ライバを設定する「低料金」、印刷品質を重視する「品
質重視」が選択可能であるものとする。例として、ユー
ザが2901において「低料金」を選択したとすれば、
UI上の各設定値は図29に示すように自動的に更新さ
れる。図29の「低料金」設定は料金を低く抑えるため
に、低解像度(300dpi)を選択し、また、カラー
としては“モノクロ印刷”を選択する。また、ユーザが
2901において「品質重視」を選択したとすればUI
上の各設定値は図30に示すように自動化される。図3
0の設定値は品質を向上させるために高解像度(600
dpi)を選択し、また、カラー設定としては“カラー
印刷”となる。また、UI上の領域2902、3002
には設定値における課金情報が予め表示されている。ま
た、本実施例において、設定は「低料金」、「品質重
視」としているが、「速度重視」や「2in1印刷」
等、課金体系に影響を及ぼす他の抽象化設定があっても
構わないのはいうまでもない。
【0068】なお、上記各実施例ではアプリケーション
プログラム及び課金処理機能を備える印刷関連モジュー
ルを記録する媒体をFDもしくはHDドライブとした
が、媒体はそれ以外にCD−ROMやICメモリカー
ド、あるいは電子メールやパソコン通信等のネットワー
クを介すものであっても良い。更にアプリケーションプ
ログラム及び課金処理機能を備える印刷モジュールをR
OM203に記録しておき、これをメモリマップの一部
となすように構成し、直接CPU201で実行すること
も可能である。
【0069】以上説明したように、上記第3、第4の実
施例によれば、ホストコンピュータ処理により、実際に
課金されることなく、課金料金に関連する情報をユーザ
に表示することを可能にし、ユーザはその情報をもとに
印刷の設定を変更でき、納得した料金で印刷することが
できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークに負担をかけずに出力料金をユーザに通知す
ることができる。
【0071】また、速やかに出力料金をユーザに通知す
ることができる。
【0072】更に、ユーザが出力のキャンセルや変更等
も行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における全体システム構成を示
す図である。
【図2】ホストコンピュータ3000、プリントサーバ
7000を説明するブロック図である。
【図3】ホストコンピュータ3000上のメモリマップ
である。
【図4】プリントサーバ5000上のメモリマップであ
る。
【図5】ホストコンピュータ3000上で動作する課金
処理モジュールのブロック図である。
【図6】ホストコンピュータ3000上で動作するプリ
ンタドライバのブロック図である。
【図7】プリントサーバ7000上で動作する課金処理
モジュールのブロック図である。
【図8】データベース管理アプリケーションが管理する
課金金額データベースの例である。
【図9】ホストコンピュータ3000上での動作フロー
チャートである。
【図10】課金属性情報の例である。
【図11】課金属性情報の例である。
【図12】ページ枚数属性が1インクリメントされた課
金属性情報である。
【図13】ページ枚数属性が12インクリメントされた
課金属性情報である。
【図14】ジョブ情報ファイルである。
【図15】課金アプリケーションの動作を示すフローチ
ャートである。
【図16】課金アプリケーションが内部にもつ課金金額
データベースである。
【図17】ジョブ送信時の確認画面である。
【図18】プリントサーバ7000上での動作フローチ
ャートである。
【図19】第2の実施例におけるホストコンピュータ3
000上でのフローチャートである。
【図20】第2の実施例における課金情報属性である。
【図21】第2の実施例における強制的にページレイア
ウト設定を行わせるためのページレイアウト設定画面で
ある。
【図22】第2の実施例における強制的に両面/片面設
定を行わせるための設定画面である。
【図23】第2の実施例において出力されたジョブ情報
ファイルである。
【図24】第3の実施例における課金アプリケーション
の動作を示すフローチャートである。
【図25】第3の実施例において課金アプリケーション
により表示された課金情報である。
【図26】第3の実施例において課金アプリケーション
により表示された印刷設定変更ユーザインターフェイス
である。
【図27】第3の実施例において印刷設定が変更された
ジョブ情報ファイルである。
【図28】第3の実施例において印刷設定が変更された
課金情報ユーザインターフェイスである。
【図29】第4の実施例においてプリンタドライバUI
部がユーザに表示する印刷設定ユーザインターフェイス
である。
【図30】第4の実施例においてプリンタドライバUI
部がユーザに表示する印刷設定ユーザインターフェイス
である。
【符号の説明】
3000 ホストコンピュータ 5000 プリンタ機器 7000 プリントサーバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される他の装置を用
    いてデータを出力することが可能な情報処理装置におい
    て、 前記他の装置を制御するための制御プログラムが、前記
    他の装置がデータを認識できるように所定の処理を行う
    際に、前記データを出力する際の設定情報を生成し、 前記制御プログラムとは別のプロセスで起動される課金
    アプリケーションが、前記生成された設定情報に基づい
    て出力料金を算出し、該出力料金をユーザに通知し、 前記ユーザの操作に応じて、前記所定の処理が行われた
    データを前記ネットワークに送信せずに出力処理を終
    了、もしくは、前記設定情報の変更を行うことを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記課金アプリケーションは、前記情報処理手段が記憶
    している課金情報に基づいて前記出力料金を算出するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記課金アプリケーションは、前記課金情報をネットワ
    ークを介して受信される情報に基づいて更新することを
    特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御プログラムは、前記所定の処理の実行中に前記
    ユーザに前記設定を行わせることを特徴とする情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記設定情報を変更する場合は、料金重視の設定にする
    か、出力時の品質重視の設定にするかを選択させるため
    の情報を前記ユーザに対して通知することを特徴とする
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続される他の装置を用
    いてデータを出力することが可能な情報処理装置におい
    て、 前記他の装置がデータを認識できるように所定の処理を
    行う際に、前記データを出力する際の設定情報を生成
    し、 前記生成された設定情報に基づいて出力料金を算出し、
    該出力料金をユーザに通知し、 前記ユーザの操作に応じて、前記所定の処理が行われた
    データを前記ネットワークに送信せずに出力処理を終
    了、もしくは、前記設定情報の変更を行うこと特徴とす
    る情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続される他の装置を用
    いてデータを出力することが可能な情報処理装置を制御
    するためのプログラムにおいて、 前記他の装置がデータを認識できるように所定の処理を
    行う際に、前記データを出力する際の設定情報を生成
    し、 前記生成された設定情報に基づいて出力料金を算出し、
    該出力料金をユーザに通知し、 前記ユーザの操作に応じて、前記所定の処理が行われた
    データを前記ネットワークに送信せずに出カ処理を終
    了、もしくは、前記設定情報の変更を行うことを特徴と
    するプログラム。
  8. 【請求項8】 単一あるいは複数の出力装置と、該出力
    装置を制御するサーバ機器を介してネットワークにより
    接続された情報処理装置を有するシステムにおいて、該
    情報処理装置から該出力装置に出力する際に印刷データ
    に課金が行われるシステムであって、該情報処理装置上
    のプリンタ機器制御プログラムが、プリンタ機器が認識
    する印刷データ及び印刷出力時に加算される課金情報フ
    ァイルを特定の記憶領域に出力する手段と、該プリンタ
    機器制御プログラムとは別のプロセスで起動される課金
    アプリケーションが該情報ファイルを読み込む手段を有
    し、ユーザに課金情報を表示する手段と、課金にかかる
    印刷設定を変更する手段を有し、実際に出力装置からの
    出力を行うことなく課金料金をユーザに提示することを
    特徴とするシステム。
JP2001137312A 2000-06-20 2001-05-08 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム Withdrawn JP2002333968A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137312A JP2002333968A (ja) 2001-05-08 2001-05-08 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム
US09/879,730 US20010056406A1 (en) 2000-06-20 2001-06-12 Information processing apparatus and storage medium storing programs for controlling the apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137312A JP2002333968A (ja) 2001-05-08 2001-05-08 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002333968A true JP2002333968A (ja) 2002-11-22

Family

ID=18984434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001137312A Withdrawn JP2002333968A (ja) 2000-06-20 2001-05-08 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002333968A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172460A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 端末装置、システムおよび画像形成装置
JP2012138073A (ja) * 2010-12-08 2012-07-19 Kyocera Document Solutions Inc モバイルプリンティングシステムおよびサーバー装置
EP2538317A2 (en) 2011-06-21 2012-12-26 Ricoh Company, Ltd. Print control software program, information processing apparatus, and printing apparatus
US8606919B2 (en) 2008-12-25 2013-12-10 International Business Machines Corporation Resource management tool

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172460A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 端末装置、システムおよび画像形成装置
JP4654909B2 (ja) * 2005-12-26 2011-03-23 富士ゼロックス株式会社 端末装置、システムおよび画像形成装置
US8606919B2 (en) 2008-12-25 2013-12-10 International Business Machines Corporation Resource management tool
JP2012138073A (ja) * 2010-12-08 2012-07-19 Kyocera Document Solutions Inc モバイルプリンティングシステムおよびサーバー装置
EP2538317A2 (en) 2011-06-21 2012-12-26 Ricoh Company, Ltd. Print control software program, information processing apparatus, and printing apparatus
US8683330B2 (en) 2011-06-21 2014-03-25 Ricoh Company, Ltd. Processing print data using a user interface before transmitting the print data to a printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1501008B1 (en) Imformation processing apparatus, information processing method, program, and computer-readable storage medium
JP5761923B2 (ja) 印刷システム、情報処理装置及びその方法
JP5621793B2 (ja) 印刷システム、印刷制御装置、および印刷制御プログラム
CN112352218A (zh) 信息处理装置、控制方法及程序
JP4793465B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラム
JP2004326603A (ja) 印刷制御システム、印刷制御装置、機能提供装置、印刷機能表示方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8649030B2 (en) Controlling an information processing apparatus on which a plurality of printer drivers are installed
JP2003091389A (ja) 印刷制御方法及び装置
JP2007317088A (ja) 情報処理装置、印刷制御方法、プログラム及びコンピュータ可読の記憶媒体
US8605316B2 (en) Information processing apparatus and control method thereof, and storage medium
JP5235695B2 (ja) 印刷制御装置とその制御方法
US20010056406A1 (en) Information processing apparatus and storage medium storing programs for controlling the apparatus
US8688864B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program
US7428072B2 (en) Printing control program, printing control method, printing system and information processing apparatus
JP5371550B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、コンピュータプログラム
JP2001256007A (ja) 印刷装置、印刷方法、印刷システム、及び印刷装置に適用可能なコンピュータ読取り可能な媒体
JP6089542B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、プログラム
JP2006301860A (ja) 情報処理装置
JP2002333968A (ja) 情報処理装置及びそれを制御するためのプログラム
JP2002014797A (ja) 情報処理装置、印刷制御装置、およびその制御方法、および記憶媒体、およびその制御プログラム
JP2023034958A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
JP6007015B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成プログラム
JP2001350609A (ja) プリンタドライバ、プリントジョブデータ生成方法、およびプリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006178767A (ja) 印刷予約システム及びその制御方法
JP4143598B2 (ja) 情報処理装置における管理方法、情報処理装置、プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805