JP2002332069A - 調味料等用容器 - Google Patents

調味料等用容器

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JP2002332069A
JP2002332069A JP2001177798A JP2001177798A JP2002332069A JP 2002332069 A JP2002332069 A JP 2002332069A JP 2001177798 A JP2001177798 A JP 2001177798A JP 2001177798 A JP2001177798 A JP 2001177798A JP 2002332069 A JP2002332069 A JP 2002332069A
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Takeshi Kuroda
武 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弁当や刺身、すし用等に使用する醤油等用の容
器でポリ袋タイプのものは、開封時中味が飛び散り手や
服、周囲等を汚す。袋に開封用の切欠きがあるときは多
少なりともよいが、ないときは汚れ等のトラブルはさら
にひどくなる。 【解決手段】ポリ袋状の容器1の中に、醤油4と一緒に
先端部が鋭角な形状の先端鋭角部62、62′を持つス
トロー製の棒状物52を入れておく。使用時には、料理
や受皿の上で先端鋭角部62、62′を下向きにし、先
端鋭角部62、62′とは反対側の端部を押す。即ち、
上のほうから棒状物52を押せば先端鋭角部62、6
2′が容器1の下端部を破り、そこから醤油4は料理等
に向け流下する。醤油4の流出はスムーズであり、手を
汚したり飛散したりのトラブルは起きない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体やペースト状
の調味料等、例えば醤油類等の調味料や油類、洗剤、化
粧品、歯磨類等を内部に封入した容器において、その容
器から調味料等の内容物を排出取り出す時に手や衣類、
周りの物等を汚さないで取出す方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、上述の液体等の調味料等用の容器
としては、図7の市販容器(イ)、(ロ)、(ハ)に示
すような袋状物10、ボックス状物10′、魚状物1
0″等が多用されている。これらは、いずれも内容物の
排出時、程度の差こそあれ十分に注意しないと手は勿論
衣服や周りのもの等まで汚してしまう。
【0003】特に袋状物の場合は切欠き11を裂開する
が、その時内容物が飛び散り手や衣服を汚すだけでな
く、内容物が思わぬ方向へ飛散し周囲のものや人までも
汚してしまう事がしばしばである。さらに、袋状物10
には切欠き11がついていないものもあり、そのときは
さらに注意して裂開する必要があるが、内容物の飛散に
よる汚れ具合等は一層ひどくなり、大変使いづらいもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7の(イ)の袋状物
10はよく見かけるタイプである。それを開封する時は
手で切欠き11等を裂開する。そのため手が必ず内容物
の調味料類で汚れるし、時には予期しない方へ飛んで服
等汚したり周りの人に迷惑をかけたり等のトラブルが起
こっている。切欠き11が付いている時はまだよい方だ
が、付いていない時は汚れや飛散はさらにひどくなる。
そこで、本発明はそれらの課題を解決する方法、即ち調
味料等を排出するとき、手や衣服等を汚さず且つ予期せ
ぬ方向へ飛んだりもしない調味料用等の容器を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題解決
のため、内部に液状やペースト状の調味料等例えば醤油
類等の調味料や油類、洗剤、化粧品、歯磨類等を封入し
た容器において、先端部が鋭角な形状を成した先端鋭角
部を有する棒状物を該容器内に該調味料等と共に封入す
る事により課題を解決した。
【0006】さらに、該棒状物において、その内部が中
空状である事を特徴とするものである。
【0007】また、該棒状物としてストローを使用する
事を特徴とするものである。
【0008】また、該棒状物の該先端鋭角部が、1つ又
は複数(2つ以上)であることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】従来は図7に例示する容器類から調味料等を排
出する時は手でキャップ類を開けたり切欠き等を裂開し
たりしていたが、本発明は内容物を排出する流出口の形
成法を全く新規な方法で行うものである。即ち、調味料
等の容器内に先端が鋭角な形状の先端鋭角部を有する棒
状物を一緒に入れておき、調味料等を使用する時は棒状
物の先端鋭角部と反対側の端部の方を押し、押された先
端鋭角部で容器を破り、その破られて開口した部分(破
開口)から調味料等を流出させるものである。したがっ
て、手はその破開口とは反対側にあり汚れることはな
く、また調味料等の排出流れもスムーズであり予期しな
い方向へ飛んだりすることもない。以下、実施例にもと
づき本発明を説明する。
【0010】
【実施例1】図1は、容器1に醤油4と棒状物52とを
封入した本発明の醤油入り容器9の正面図である。図2
は醤油4を排出取出した後の正面図である。
【0011】容器としては図3の容器1を使用した。容
器材料には厚み0.04mmのヒートシール出来るプラ
スチックのフィルムを使用した。図3の(イ)はその正
面図を、(ロ)は側面図を、(ハ)は底面図を示す。1
枚のフィルムを2つ折にし開放部の三辺をヒートシール
してシール部3を形成し、内部に調味料等を封入出来る
空間;封入部2を設けた容器1である。
【0012】本実施例の図1は、まず両側面部をヒート
シールし、引き続き上方Aの方から醤油4と棒状物52
とを封入部2に入れた後上面部もヒートシールし醤油入
り容器9を形成したものである。本実施例では調味料等
の例として醤油4を使用した。
【0013】棒状物としては、図6の(ロ)に示す棒状
物52を使用した。棒状物52は市販の中空プラスチッ
ク製のストローから切出したもので、上端部はフラット
に、下端部は2つの尖った形状の先端鋭角部62,6
2’が形成されるように切出した。
【0014】本実施例は、図3の容器1と図6の(ロ)
の棒状物52とを使用した例であるが、実施例2及び実
施例3において説明の容器類や棒状物等を使用すること
も本発明を構成するものである。
【0015】本実施例の醤油入り容器9は、例えば弁当
や刺身、すし等用に使用されるが、その際の使用法は次
の通りである。まず、棒状物52の先端鋭角部62,6
2′を下向きにした状態で醤油をかける料理等の上に持
っていく。その後、例えば左手で図1のC,C′の部分
を持ち、右手で棒状物52の上端部分やその周辺域をA
方向から押せば、棒状物52はB方向へ押されその先端
鋭角部62,62′が容器1の下端部を破く。下端部が
破開されれば封入されていた醤油4はその破開口から流
下し料理等にかかる。図2は、下端部が先端鋭角部6
2,62′で破かれ醤油4がその破開口から流出した後
の図である。
【0016】上述の破開と流出時には、手は破開口や醤
油流出周辺にないため汚れることはなく、又、醤油4は
棒状物52に沿った状態で下向きにスムーズに流出する
ため予期しない方向への飛び散り等もなかった。したが
って、従来の様に手や服を汚したり、思わぬ方へ飛んで
いって周辺のものを汚したり人に迷惑をかけたりするこ
ともなかった。
【0017】
【実施例2】図3〜5は、本発明の調味料等用の容器例
を示すものである。
【0018】容器は、四周を封じその内部に液状やペー
スト状等の調味料等と棒状物とを封入保持でき、且つ使
用時その棒状物の先端鋭角部で容器内部から破開できる
必要がある。したがって、従来から弁当や刺身、すし等
用に使われている袋状のもの、例えば図7の(イ)に示
すようなもので、厚さが大略0.1mm以下のプラスチ
ックのフィルム製でヒートシールや接着剤シール等が出
来るものが好適である。材料的には、ラミネートその他
の複合組成材料のフィルムでも単一組成材料のもの等で
もよい。又、図7の(ロ)のボックス状物10′等の底
面部等を上述のフィルム製とした容器類を使用する事も
出来る。
【0019】容器形状としてはいろいろな形状のもの、
例えば長方形、多角形、梯形、円形、楕円形等、或いは
これらの組合せ等が使用可能であるが、上述の通り調味
料等と棒状物とを封入保持でき、使用時その棒状物で容
器を破開し調味料等の流出口が確保出来ればよく、図3
〜5にその例を示す。
【0020】図3は実施例1にて説明した通りで、長方
形状のフィルムの中央部を折り目に二つ折りにしたもの
で、折り目は下辺部となるようにし、その上辺と左右辺
部をヒートシールして内部に調味料等や棒状物とを封入
保持出来る封入部2を形成した容器1である。
【0021】図4は長方形状の2枚のフィルムを重ね合
わせ、その四周をシールして、その内部に調味料等や棒
状物とを封入保持出来る封入部2を形成した容器1′で
ある。(イ)は正面図を、(ロ)は側面図を示す。
【0022】図5は、図3の容器1において、その形を
逆梯形状とした容器1″の実施例である。図はその正面
図を示す。
【0023】
【実施例3】図6に棒状物の実施例の斜視図を示す。棒
状物は、その先端部が鋭角な形状、例えば槍や鍬、鋤の
ような形状をした先端鋭角部を有するもので、その先端
鋭角部とは反対側の端部から手等で押した時、その先端
鋭角部で容器を破り内容物流出用の破開口を形成するも
のである。その先端鋭角部の数は1つでもよいし、複数
(2つ以上)でもよい。
【0024】棒状物の材質としては、調味料等を封入保
持している容器を破り破開口を形成出来るもので且つ調
味料等と一緒にしても人体に悪影響のないものである事
が必要で、例えばプラスチック、金属、木、ガラス、セ
ラミック等であればよい。その形状としては、真っすぐ
な直線状でも湾曲や変形状等でも、又水平断面が円状、
楕円状、多角状、梯形状等でも、又その内部は中空でも
非中空でもよく、さらにはそうした形状を種々組合せた
ものであってもよく、容器内に封入でき破開操作や調味
料等の流出等に支障のない形状であれがよい。図6にそ
れらの実施例を示す。
【0025】図6の(イ)は、棒状物として中空円筒の
ストローを使用した実施例である。上端部はフラットに
切り、下端部に尖った形状部をひとつ、先端鋭角部61
として設け、棒状物51を形成した例である。
【0026】(ロ)は、上述(イ)の実施例において、
尖った形状部の数をふたつ、先端鋭角部62、62′と
して設け棒状物52を形成した例であり、先端鋭角部が
増えたため破開がやり易い。(ハ)は、上述(イ)の実
施例においてジャバラ7付きストローを使用し棒状物5
3を形成した例で、ジャバラ7で湾曲させているため破
開時押しやすい。(ニ)は、上述(イ)の実施例におい
て、上端部の中空部にキャップ8をかぶせた例で、上部
にキャップがあるため破開時に押しやすい。
【0027】(ホ)は、内部が非中空の六角錐状のプラ
スチックを使用し棒状物54を形成した例である。上端
はフラットで下端に先端鋭角部64を錐状に尖らせたの
で破開しやすい。(ヘ)は、下方の尖った部分の形状が
鍬状の先端鋭角部65を設けた棒状物55の例である。
鋭角部が鍬状の広がった形状のため破開がやり易い。
【0028】
【発明の効果】液状やペースト状の調味料等を封入した
容器へ、端部に先端鋭角部を有する棒状物を一緒に封入
しておき、調味料等の排出時その棒状物の先端鋭角部で
容器を破開する様にしたため、従来中味を排出する時手
や服等が調味料等で汚れていたトラブルが解消された。
【0029】即ち、容器を開封する時、従来のように切
欠き部等を手で直接裂開等せず、手は調味料等が排出さ
れる部分とは反対側から棒状物を押し破開するだけであ
るので、流出してくる調味料等で手が汚れる事がなくな
った。又、棒状物の端部には破開用の先端鋭角部を設け
ているため、従来の裂開での開封と違い無理な力を加え
る事もなくスムーズに破開出来る。したがって、調味料
等もスムーズに目的の料理や受皿等に流下し、今までの
様に思いもよらない予期しなかった方へ飛び散り、服等
を汚したり周囲の人に迷惑をかけたりする事もなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の醤油入り容器の正面図を示す。
【図2】本発明の実施例で、内容物(醤油)排出後の正
面図を示す。
【図3】調味料等を封入する容器の実施例である。
【図4】調味料等を封入する容器の別の実施例である。
【図5】調味料等を封入する容器のさらに別の実施例で
ある。
【図6】本発明の棒状物実施例の斜視図である。
【図7】市販の液体調味料等用の容器例である。
【符号の説明】
1、1′、1″、 容器 2、 封入部 3、 シール部 4、 醤油 51,52,53,54,55、 棒状物 61,62,62′,64,65、 先端鋭角部 7、 ジャバラ 8、 キャップ 9、 醤油入り容器 10、10′、10″、 市販容器 11、 切欠き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に液状やペースト状の調味料等を封入
    した容器において、先端部が鋭角な形状を成した先端鋭
    角部を有する棒状物を該容器内に該調味料等と共に封入
    する事を特徴とした調味料等用容器。
  2. 【請求項2】棒状物において、その内部が中空状である
    事を特徴とする請求項1に記載の調味料等用容器。
  3. 【請求項3】棒状物としてストローを使用する事を特徴
    とする請求項1,2に記載の調味料等用容器。
  4. 【請求項4】棒状物の先端鋭角部が、1つ又は複数(2
    つ以上)である事を特徴とする請求項1〜3に記載の調
    味料等用容器。
JP2001177798A 2001-05-08 2001-05-08 調味料等用容器 Pending JP2002332069A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005202605B2 (en) * 2004-06-16 2010-11-11 Sauce Shotz Pty Ltd A disposable sealed canister adapted for holding a solution for injection
JP2016222323A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 大日本印刷株式会社 包装袋及び包装体
JP2019506210A (ja) * 2016-02-11 2019-03-07 ネステク ソシエテ アノニム 食品又は飲料製品を調製するためのパック
US11478011B2 (en) 2015-12-14 2022-10-25 Societe Des Produits Nestle S.A. Nutritional compositions and infant formula for promoting de novo myealination

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