JP2002329932A - 窒化物系iii−v族化合物半導体レーザ素子及びその作製方法 - Google Patents

窒化物系iii−v族化合物半導体レーザ素子及びその作製方法

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JP2002329932A
JP2002329932A JP2001135004A JP2001135004A JP2002329932A JP 2002329932 A JP2002329932 A JP 2002329932A JP 2001135004 A JP2001135004 A JP 2001135004A JP 2001135004 A JP2001135004 A JP 2001135004A JP 2002329932 A JP2002329932 A JP 2002329932A
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stripe
crystal layer
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Takeharu Asano
竹春 浅野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて平坦な共振器端面を備え、閾値
電流が低い窒化物系III−V族化合物半導体レーザ素子
及びその作製方法を提供する。 【解決手段】 本GaN系半導体レーザ素子40は、種
結晶層42の構成を除いて、従来のGaN系半導体レー
ザ素子と同じ構成を備えている。種結晶層42は、Al
X Ga1-X N(0<X≦1、例えばX=0.08)層か
らなるストライプ状種結晶層であって、種結晶層を構成
するAlGaN層内に発生しているクラックに対して3
0°の角度をなすストライプ状リッジ構造として形成さ
れている。本半導体レーザ素子の共振器端面は、レーザ
ストライプ、つまり種結晶層42のストライプ方向に直
交して形成されている。種結晶層42が基準線に対して
正確な方位で形成されているので、共振器端面が、従来
のGaN系半導体レーザ素子10に比べて平滑で平坦な
劈開面となっており、閾値電流も低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物系III −V
族化合物半導体レーザ素子及びその作製方法に関し、更
に詳細には、共振器端面が平坦で、閾値電流の低い窒化
物系III −V族化合物半導体レーザ素子、及び共振器端
面の平坦性を面内均一にできる、窒化物系III −V族化
合物半導体レーザ素子の作製する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】窒化物系III −V族化合物化合物半導体
レーザ素子(以下、簡単に窒化物系半導体レーザ素子と
言う)は、経済的なGaN基板を入手することが難しい
こと等から、一般には、サファイア基板、SiC、S
i、スピネル等の上に作製されている。従来、サファイ
ア基板上に窒化物系半導体レーザ素子を形成する際に
は、サファイア基板のオリエンテーション・フラットを
基準にして横方向成長のストライプ状種結晶層を形成
し、続いてストライプ状種結晶層に平行にレーザストラ
イプを形成する。次いで、レーザストライプに垂直に劈
開を行って共振器端面を形成し、窒化物系半導体レーザ
素子を作製している。
【0003】ここで、図6を参照して、窒化物系半導体
レーザ素子の典型的な構成の一例を説明し、更に図7及
び図8を参照して、その作製方法の要部を説明する。図
6はGaN系半導体レーザ素子の典型的構成を示す断面
図である。図7(a)から(d)、及び図8は、それぞ
れ、従来の方法に従ってGaN系半導体レーザ素子を作
製する際の工程毎の断面図である。窒化物系半導体レー
ザ素子10は、GaN系半導体レーザ素子であって、図
6に示すように、サファイア基板12のc面上に、又は
低温成長のGaNバッファ層を介してサファイア基板1
2のc面上に、GaN種結晶層14、n型GaNコンタ
クト層16、n型AlGaNクラッド層18、n型Ga
N光ガイド層20、活性層22、p型GaN光ガイド層
24、p型AlGaNクラッド層26、及びp型GaN
コンタクト層28を、順次、積層した積層構造を備えて
いる。
【0004】p型AlGaNクラッド層26の上層部及
びp型GaNコンタクト層28は、一方向にリッジスト
ライプ状に延びるリッジストライプ部として形成されて
いる。また、n型GaNコンタクト層16の上層部、n
型AlGaNクラッド層18、n型GaN光ガイド層2
0、活性層22、p型GaN光ガイド層24、及びp型
AlGaNクラッド層26の下層部は、リッジストライ
プ部の延在する方向と同じ方向に延在するメサ部として
形成されている。更に、GaN種結晶層14は、リッジ
ストライプ部及びメサ部の延在方向と同じ方向に延びる
凹凸構造として形成されていて、リッジストライプ部は
凹凸構造の2個の凸部間に設けてある。
【0005】リッジストライプ部、メサ部、及びメサ部
脇のn型GaNコンタクト層16は、リッジストライプ
部の上面及びn型GaNコンタクト層16の一部領域に
それぞれ設けた開口部30a及び30bを除いて、Si
2 膜からなる保護膜30で被覆されている。p型Ga
Nコンタクト層28上には、開口部30aを介してPd
/Pt/Au電極のような多層金属膜のp側電極32が
オーミック接合電極として設けられ、また、n型GaN
コンタクト層16上には、開口部30bを介してTi/
Al/Pt/Au電極のような多層金属膜のn側電極3
4がオーミック接合電極として設けられている。
【0006】上述のGaN系半導体レーザ素子10を作
製する際には、先ず、図7(a)に示すように、c面の
サファイア基板12上に、有機金属化学気相成長(MO
CVD)法によりGaN種結晶層14を成長させる。G
aNバッファ層を介してサファイア基板12上にGaN
種結晶層14を成長させる際には、サファイア基板12
上にMOCVD法によりGaNバッファ層を低温成長さ
せ、引き続いて、GaNバッファ層上にGaN種結晶層
14を成膜する。ここで、一旦、MOCVD装置から基
板を取り出し、図7(b)に示すように、ウエハのオリ
エンテーション・フラットに直交する方向に延在する所
定のストライプ形状の保護マスク15をGaN種結晶層
14上に形成する。
【0007】続いて、保護マスク15を用いて反応性イ
オンエッチング(RIE)法により、図7(c)に示す
ように、GaN種結晶層14をエッチングし、エッチン
グ後、マスクを除去する。これにより、図7(d)に示
すように、サファイア基板12上に、GaN種結晶層1
4のストライプ状の凹凸構造が形成される。
【0008】再び、MOCVD装置に基板を戻し、横方
向成長速度が高い成長条件で、図8に示すように、凹凸
構造の凸部のGaN種結晶層14上に、n型GaNコン
タクト層16を成膜し、その上に、n型AlGaNクラ
ッド層18、n型GaN光ガイド層20、活性層22、
p型GaN光ガイド層24、p型AlGaNクラッド層
26、及びp型GaNコンタクト層28を、順次、積層
して積層構造を形成する。続いて、積層構造をエッチン
グして、ストライプ状リッジ部及びメサ構造を形成し、
保護膜30を成膜し、p側電極32及びn側電極34を
形成する。次いで、ストライプ状リッジ部に直交する面
で劈開を行ってバー状にウエハを分割し、更にストライ
プ状リッジ部に平行に分割すると、図6に示すGaN系
半導体レーザ素子10を作製することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サファイア
基板は、劈開性が乏しいので、平滑で平坦な劈開面を形
成するように劈開することが難しく、その結果、共振器
端面が平滑でなく、凹凸面になることが多い。共振器端
面が平滑でないと、端面反射率が低下する結果、閾値電
流が増大しがちである。しかも、上述した従来の窒化物
系半導体レーザ素子の作製方法では、共振器端面となる
劈開面は、角度精度の低いオリエンテーション・フラッ
トを基準にして、オリエンテーション・フラットに直交
する方向にストライプ状リッジを形成し、劈開している
ので、共振器端面の平坦性が、ウエハ毎に、更には面内
でばらつくことが多い。その結果、閾値電流がばらつ
き、しかも高くなるという問題があった。例えば、オリ
エンテーション・フラットの精度は、サファイア基板の
A面に対して±2°程度の精度がせいぜいである。これ
では、面内均一に更にはウエハ毎にばらつかないように
して、平坦な劈開面を得ることは難しい。
【0010】そこで、本発明の目的は、サファイア基板
のオリエンテーション・フラットの角度精度に依存する
ことなく、従来に比べて平坦な共振器端面を備え、閾値
電流の低い窒化物系III −V族化合物半導体レーザ素子
及びその作製方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決する研究の過程で、サファイア基板上にAlGaN
層又はAlN層をエピタキシャル成長させると、AlG
aN層又はAlN層の結晶面に沿ってクラックがサファ
イア基板に垂直な方向で発生することに注目した。Al
GaN層及びAlN層の結晶面はサファイア基板の面方
位に対して一定の方位で形成されるので、極めて厳密な
基準線となり得る。しかも、AlGaN層及びAl層の
表面までクラックが成長してクラック線として表面に現
れるので、確認が容易である。そこで、例えばAlGa
N層を成長させる際、AlGaN層に発生するクラック
を基準にしてストライプ状種結晶層を形成し、更にスト
ライプ状種結晶層に沿ってレーザストライプを形成し、
レーザストライプに直交して劈開することにより、ウエ
ハ毎に変わること無く、また面内一様に共振器端面を形
成することを着想した。そして、着想に基づいて、本発
明者は、実験を重ね、本発明を発明するに到った。
【0012】上記目的を達成するために、上述の知見に
基づいて、本発明に係る窒化物系III −V族化合物半導
体レーザ素子(以下、第1の発明と言う)は、基板上に
形成された窒化物系III −V族化合物半導体レーザ素子
において、基板上に形成された、又はバッファ層を介し
て基板上に形成された、AlX Ga1-X N(0<X≦
1、以下、AlGaNと表記する)層からなるストライ
プ状種結晶層、又はAlGaN層を最上層に有するスト
ライプ状種結晶層と、種結晶層上に形成され、共振器構
造を構成する窒化物系III −V族化合物半導体層の積層
構造と、種結晶層に沿って形成されたレーザストライプ
と、レーザストライプに直交して劈開された劈開面から
なる共振器端面とを備え、種結晶層が、種結晶層を構成
するAlGaN層内に発生しているクラックに対して所
定の角度をなすストライプ状リッジ構造として形成され
ていることを特徴としている。
【0013】第1の発明では、種結晶層は、AlGaN
層のみでもよく、AlGaN層を最上層に有する多層
膜、例えばGaN層とAlGaN層との2層膜でもよ
い。GaN層とAlGaN層との2層膜にしてAlGa
N層の膜厚を薄くすることにより、種結晶層のクラック
の数を抑制することができる。尚、ここで、AlGaN
層は、AlX Ga1-X N(0<X≦1)層であって、X
=1のときのAlN層を含む概念である。
【0014】本発明に係る別の窒化物系III −V族化合
物半導体レーザ素子(以下、第2の発明と言う)は、基
板上に形成された窒化物系III −V族化合物半導体レー
ザ素子において、基板上に形成された、又はバッファ層
を介して基板上に形成された、それぞれが超格子構造の
GaN層、及びGaN層上に成膜されたAlX Ga1-X
N(0<X≦1、以下、AlGaNと表記する)層との
2層膜を多数周期で積層した超格子積層膜からなるスト
ライプ状種結晶層と、種結晶層上に形成され、共振器構
造を構成する窒化物系III −V族化合物半導体層の積層
構造と、種結晶層に沿って形成されたレーザストライプ
と、レーザストライプに直交して劈開された劈開面から
なる共振器端面とを備え、種結晶層が、種結晶層を構成
するAlGaN層内に発生しているクラックに対して所
定の角度をなすストライプ状リッジ構造として形成され
ていることを特徴としている。
【0015】第2の発明では、種結晶層が多数周期の超
格子積層膜で形成されているので、種結晶層上に形成さ
れた積層構造の各層が平坦化して、各層の表面にうねり
(又は波面)がなくなるので、レーザ特性が向上する。
また、種結晶層が超格子構造で形成されているので、種
結晶層中の転位等の結晶欠陥が少なく、また転位等があ
っても種結晶層の上部まで伝搬し難くなるので、種結晶
層上の積層構造に対する影響が小さい。
【0016】本発明に係る窒化物系III −V族化合物半
導体レーザ素子の作製方法(以下、第1の発明方法と言
う)は、基板上に窒化物系III −V族化合物半導体レー
ザ素子を作製する方法において、基板上に、又はバッフ
ァ層を介して基板上に、AlX Ga1-X N(0<X≦
1、以下、AlGaNと表記する)層、又はAlGaN
層を最上層に有する積層膜をエピタキシャル成長させる
成長工程と、AlGaN層内に発生しているクラックに
対して所定の角度をなすストライプ状リッジ構造になる
ようにAlGaN層をパターニングして、AlGaN層
からなる種結晶層、又はAlGaN層を最上層に有する
積層膜からなる種結晶層を形成する工程と、種結晶層上
に、共振器構造を構成する窒化物系III −V族化合物半
導体層の積層構造を形成する工程と、種結晶層に沿って
レーザストライプを形成する工程と、レーザストライプ
に直交して劈開し、共振器端面を形成する工程とを有す
ことを特徴としている。
【0017】第1の発明方法では、種結晶層は、AlG
aN層のみでもよく、AlGaN層を最上層に有する多
層膜、例えばGaN層とAlGaN層との2層膜でもよ
い。更には、AlGaN層上の層が透明であれば、Al
GaN層が必ずしも最上層にある必要はない。尚、ここ
で、AlGaN層は、AlX Ga1-X N(0<X≦1)
層であって、X=1のときのAlN層を含む概念であ
る。第1の発明方法では、方位が一定のクラック線を基
準にしてストライプ状種結晶層を形成しているので、共
振器端面が、ウエハ面内で、更には対象ウエハの全てに
わたり同じ面方位の一様な劈開面になるので、閾値電流
がばらつくようなことが生じない。また、共振器端面が
平滑で平坦な劈開面で形成されるので、閾値電流を低減
させることができる。
【0018】ストライプ状種結晶層を超格子構造の種結
晶層として形成しても良い。その際には、AlGaN層
をエピタキシャル成長させる工程では、それぞれが超格
子構造のGaN層及びAlGaN層の2層膜を多数周期
で積層してなる超格子積層膜を形成し、種結晶層を形成
する工程では、AlGaN層内に発生しているクラック
に対して所定の角度をなすストライプ状リッジ構造にな
るように超格子積層膜をパターニングして、超格子積層
膜からなる種結晶層を形成する。種結晶層を超格子積層
膜にすることにより、種結晶層上に形成する積層構造の
各層が平坦化され、各層の表面にうねり(又は波面)が
ないようにすることができるので、レーザ特性が向上す
る。また、種結晶層を超格子構造として形成することに
より、種結晶層中の転位等の結晶欠陥の発生を抑制し、
また発生しても、種結晶層上部への伝搬を抑制すること
ができる。
【0019】また、本発明に係る別の窒化物系III −V
族化合物半導体レーザの作製方法(以下、第2の発明方
法という)は、基板上に窒化物系III −V族化合物半導
体レーザ素子を作製する方法において、基板上に、又は
バッファ層を介して基板上に、GaN層、次いでAlX
Ga1- X N(0<X≦1、以下、AlGaNと表記す
る)層をエピタキシャル成長させる工程と、AlGaN
層内に発生しているクラックに対して所定の角度をなす
ストライプ状リッジ構造になるようにGaN層及びAl
GaN層の積層膜をパターニングして、GaN層及びA
lGaN層からなる種結晶層を形成する工程と、種結晶
層からAlGaN層をエッチングして除去する工程と、
種結晶層上に共振器構造を構成する窒化物系III −V族
化合物半導体層の積層構造を形成する工程と、種結晶層
に沿ってレーザストライプを形成する工程と、レーザス
トライプに直交して劈開し、共振器端面を形成する工程
とを有すことを特徴としている。
【0020】第2の発明方法では、種結晶層をGaN層
のみで形成しているので、種結晶層のクラック数が著し
く減少し、長期間の安定した動作が可能で、レーザ特性
に優れた窒化物系III −V族化合物半導体レーザ素子を
作製することできる。第2の発明方法では、第1の発明
方法と同様に、方位が一定のクラック線を基準にしてス
トライプ状種結晶層を形成しているので、共振器端面
が、ウエハ面内で、更には対象ウエハの全てにわたり同
じ面方位の一様な劈開面になるので、閾値電流がばらつ
くようなことが生じない。また、共振器端面が平滑で平
坦な劈開面で形成されるので、閾値電流を低減させるこ
とができる。
【0021】第1及び第2の発明及び発明方法で、Al
GaN層のクラックは、サファイア基板の基板面の面方
位に依存して一定の方位に成長し、例えばサファイア基
板のC面上にAlGaN層を成膜した際には、クラック
はGaNの<1−100>方位に発生する。サファイア
基板のオリエンテーション・フラットがA面に沿って設
けてあるときには、サファイア基板のC面上にAlGa
N層を成膜すると、クラックはオリエンテーション・フ
ラットに対して約60°の角度を成して成長する。そこ
で、クラックに対して30°の角度でストライプ状種結
晶層を形成すると、オリエンテーション・フラットに直
交する方向になるので、作製上で便利である。
【0022】AlX Ga1-X N(0<X≦1)層のAl
組成は、好適には0.03から0.20である。また、
窒化物系III −V族化合物半導体層とは、広く、Ala
b Gac In d N(a+b+c+d=1、0≦a、
b、c、d≦1)層を意味する。第1及び第2の発明及
び発明方法は、サファイア基板、SiC基板、GaN基
板、スピネル基板等の基板を使うときに適用できる。ま
た、第1及び第2の発明及び発明方法は、ストライプ状
種結晶層の方向に特徴を有するのであって、ストライプ
状種結晶層の上の積層構造、レーザストライプ等の構成
には制約はない。レーザストライプは、例えばエアリッ
ジ型でも、埋め込みリッジ型でも、非リッジ型の内部ス
トライプ構造でもよい。また、導波路構造にも制約はな
く、屈折率導波路構造でも利得導波路構造でも良い。ま
た、ストライプ状種結晶層の下部構造にも制約はない。
つまり、バッファ層を介してサファイア基板上にAlG
aN種結晶層を形成する際には、バッファ層が種結晶層
の一部を構成し、更にサファイア基板の表層をエッチン
グしてリッジ構造の下部とし、サファイア基板と積層構
造との間に間隙を設けるようにしても良い。また、バッ
ファ層を省いた場合でも、種結晶層をエッチングしてス
トライプ状種結晶層を形成する際、サファイア基板の表
層をエッチングしてリッジ構造の下部とし、サファイア
基板と積層構造との間に間隙を設けるようにしても良
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。尚、以下の実施形態例で示した膜種、膜厚、
成膜方法、その他寸法等は、本発明の理解を容易にする
ための例示であって、本発明はこれら例示に限定される
ものではない。窒化物系半導体レーザ素子の実施形態例1 本実施形態例は、第1の発明に係る窒化物系III −V族
化合物半導体レーザ素子(以下、窒化物系半導体レーザ
素子と言う)の実施形態の一例であって、図1は、本実
施形態例の窒化物系半導体レーザ素子の構成を示す断面
図である。図1中、図6から図8に示すものと同じもの
には同じ符合を付している。以下の図2から図5でも、
同様である。本実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子
40は、GaN系半導体レーザ素子であって、図1に示
すように、種結晶層42の構成を除いて、前述の従来の
GaN系半導体レーザ素子10と同じ構成を備えてい
る。
【0024】種結晶層42は、膜厚0.1μmのAlX
Ga1-X N(0<X≦1、例えばX=0.08、以下、
AlGaNと表記する)層からなるストライプ状種結晶
層であって、種結晶層を構成するAlGaN層内に発生
しているクラックを基準線とし、基準線に対して30°
の角度をなすストライプ状リッジ構造として形成されて
いる。
【0025】本実施形態例では、共振器端面は、レーザ
ストライプ、つまり種結晶層42のストライプ方向に直
交して形成されていて、種結晶層42が基準線に対して
正確な方位で形成されているので、共振器端面が、従来
のGaN系半導体レーザ素子10に比べて平滑で平坦な
劈開面となり、閾値電流が低い。
【0026】窒化物系半導体レーザ素子の作製方法の実
施形態例1 本実施形態例は、第1の発明方法に係る窒化物系半導体
レーザ素子の作製方法をGaN系半導体レーザ素子40
の作製に適用した実施形態の一例である。図2(a)か
ら(d)は、それぞれ、本実施形態例の方法に従ってG
aN系半導体レーザ素子40を作製する際の工程毎の断
面図である。本実施形態例の方法では、先ず、図2
(a)に示すように、サファイア基板12のC面上にM
OCVD法によってAl0.08Ga0.92N層(以下、Al
GaN層と表記)42を種結晶層としてエピタキシャル
成長させる。AlGaN層42の膜厚は、例えば0.5
μmから2μmで良い。次いで、種結晶層として成長さ
せたAlGaN層42上にSiO2 膜を成膜し、SiO
2 膜をパターニングして、図2(b)に示すように、所
定のストライプ状パターンのエッチングマスク44を形
成する。
【0027】エッチングマスク44のストライプ方向
は、図3に示すように、AlGaN層42で発生したク
ラックが成長してなすクラック線を基準線としたとき、
基準線に対して30°の角度Φをなしている。クラック
線は、ウエハのオリエンテーション・フラット(OF)
に対して約60°の角度θで傾斜した方向に延在するの
で、エッチングマスク44は、オリエンテーション・フ
ラットに対してほぼ直交する方向に配置されることにな
る。
【0028】エッチングマスク44を使って、RIE法
によりAlGaN層42をエッチングして、図2(c)
に示すように、ストライプ状リッジを形成する。エッチ
ングマスク44を除去した後、図2(d)に示すよう
に、続いて横方向成長法によりストライプ状リッジ上に
n型コンタクト層16となるGaN層16′を成長させ
る。尚、図2(d)はGaN層16′の横方向成長の途
中経過を示している。
【0029】以下、従来の窒化物系半導体レーザ素子の
作製方法と同様にして、コンタクト層、クラッド層、光
ガイド層、活性層等を順次成膜して共振器構造を構成す
る積層構造を形成する。次いで、積層構造をエッチング
して、ストライプ状種結晶層に沿ってレーザストライプ
を形成し、レーザストライプに直交する方向に劈開して
共振器端面を形成する。本実施形態例では、各種結晶層
42が基準線に対して正確な方位で形成されているの
で、面内均一で、しかもウエハ毎にばらつくことなく、
平坦な共振器端面を有し、閾値電流の低い実施形態例の
窒化物系半導体レーザ素子を作製することができる。
【0030】窒化物系半導体レーザ素子の実施形態例2 本実施形態例は、第2の発明に係る窒化物系半導体レー
ザ素子の実施形態の一例であって、図4は、本実施形態
例の窒化物系半導体レーザ素子の構成を示す断面図であ
る。本実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子50は、
GaN系半導体レーザ素子であって、図4に示すよう
に、種結晶層52の構成を除いて、前述の従来のGaN
系半導体レーザ素子10と同じ構成を備えている。
【0031】種結晶層52は、例えば膜厚2.5nmの
GaN層52aと、膜厚2.5nmのAlX Ga1-X
(0<X≦1、例えばX=0.08、以下、AlGaN
と表記する)層52bとの2層膜を100周期から20
0周期で積層してなる超格子多層膜のストライプ状種結
晶層であって、種結晶層52を構成するAlGaN層5
2b内に発生しているクラックに対して30°の角度を
なすストライプ状リッジ構造として形成されている。本
実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子50は、上述の
実施形態例1の窒化物系半導体レーザ素子の作製方法
で、AlGaN層42の成膜に変えて、上述の超格子多
層膜を形成することにより、作製することができる。
【0032】本実施形態例では、共振器端面は、レーザ
ストライプ、つまり種結晶層52のストライプ方向に直
交して形成されている。種結晶層52が基準線に対して
正確な方位で形成されているので、共振器端面が、従来
のGaN系半導体レーザ素子10に比べて平滑で平坦な
劈開面となっており、閾値電流が低い。また、種結晶層
52が超格子積層膜となっているので、種結晶層52上
に形成された積層構造の各化合物半導体層が平坦化し、
各化合物半導体層の表面にうねり(又は波面)がなくな
るので、レーザ特性が向上する。
【0033】窒化物系半導体レーザ素子の作製方法の実
施形態例2 本実施形態例は、第2の発明方法に係る窒化物系半導体
レーザ素子の作製方法を従来のGaN系半導体レーザ素
子10と同じ構成のGaN系半導体レーザ素子の作製に
適用した実施形態の一例である。図5(a)から(e)
は、それぞれ、本実施形態例の方法に従ってGaN系半
導体レーザ素子10と同じ構成のGaN系半導体レーザ
素子を作製する際の工程毎の断面図である。本実施形態
例の方法では、先ず、図5(a)に示すように、サファ
イア基板12のC面上にMOCVD法によって、膜厚1
μmのGaN層54、次いで膜厚1μmのAl0.08Ga
0.92N層(以下、AlGaN層と表記)56を種結晶層
としてエピタキシャル成長させる。
【0034】次いで、AlGaN層56上にSiO2
を成膜し、SiO2 膜をパターニングして、図5(b)
に示すように、所定のストライプ状パターンのエッチン
グマスク58を形成する。エッチングマスク58のスト
ライプ方向は、図3に示すように、AlGaN層56で
発生したクラックが成長してなすクラック線を基準線と
したとき、基準線に対して30°の角度Φをなしてい
る。クラック線は、ウエハのオリエンテーション・フラ
ットに対して約60°の角度θで傾斜した方向に延在す
るので、エッチングマスク58は、オリエンテーション
・フラットに対してほぼ直交する方向に配置されること
になる。
【0035】エッチングマスク58を使って、RIE法
によりAlGaN層56及びGaN層54をエッチング
して、図5(c)に示すように、ストライプ状リッジを
形成する。エッチングマスク58を除去した後、図5
(d)に示すように、RIE法によりAlGaN層56
を除去して、GaN層54のみからなる種結晶層を形成
する。続いて、図5(e)に示すように、横方向成長法
によりストライプ状リッジ上にn型コンタクト層16と
なるGaN層16′を成長させる。尚、図5(e)はG
aN層16′の横方向成長の途中経過を示している。
【0036】以下、従来の窒化物系半導体レーザ素子の
作製方法と同様にして、コンタクト層、クラッド層、光
ガイド層、活性層等を順次成膜して共振器構造を構成す
る積層構造を形成する。次いで、積層構造をエッチング
して、ストライプ状種結晶層に沿ってレーザストライプ
を形成し、レーザストライプに直交する方向に劈開して
共振器端面を形成する。
【0037】本実施形態例では、各種結晶層52が基準
線に対して正確な方位で形成されているので、面内均一
で、しかもウエハ毎にばらつくことなく、平坦な共振器
端面を有し、閾値電流の低い実施形態例の窒化物系半導
体レーザ素子を作製することができる。また、クラック
が存在するAlGaN層56が除去されているので、種
結晶層に存在するクラック数が実施形態例1の作製方法
に比べて著しく少ない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、種結晶層を構成するA
lGaN層内に発生しているクラックに対して所定の角
度をなすストライプ状リッジ構造として種結晶層を形成
し、種結晶層に沿って形成したレーザストライプに直交
する面で劈開した劈開面を共振器端面とすることによ
り、平滑な共振器端面を有し、閾値電流が低い窒化物系
III −V族化合物半導体レーザ素子を実現している。本
発明方法は、本発明に係る、平坦な共振器端面を有し、
閾値電流の低い窒化物系III −V族化合物半導体レーザ
素子を、面内均一で、しかもウエハ毎にばらつくことな
く、作製する方法を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のGaN系半導体レーザ素子の構
成を示す断面図である。
【図2】図2(a)から(d)は、それぞれ、実施形態
例1の方法に従ってGaN系半導体レーザ素子を作製す
る際の工程毎の断面図である。
【図3】クラック線とエッチングマスクの位置関係を示
すウエハ平面図である。
【図4】実施形態例2のGaN系半導体レーザ素子の構
成を示す断面図である。
【図5】図5(a)から(e)は、それぞれ、実施形態
例2の方法に従ってGaN系半導体レーザ素子を作製す
る際の工程毎の断面図である。
【図6】GaN系半導体レーザ素子の典型的構成を示す
断面図である。
【図7】図7(a)から(d)は、それぞれ、従来の方
法に従ってGaN系半導体レーザ素子を作製する際の工
程毎の断面図である。
【図8】図7(d)に引き続いて、従来の方法に従って
GaN系半導体レーザ素子を作製する際の工程毎の断面
図である。
【符号の説明】
10……GaN系半導体レーザ素子、12……サファイ
ア基板、14……GaN種結晶層、16……n型GaN
コンタクト層、18……n型AlGaNクラッド層、2
0……n型GaN光ガイド層、22……活性層、24…
…p型GaN光ガイド層、26……p型AlGaNクラ
ッド層、28……p型GaNコンタクト層、30……S
iO2 保護膜、32……p側電極、34……n側電極、
40……実施形態例1のGaN系半導体レーザ素子、4
2……AlGaN種結晶層、44……エッチングマス
ク、50……実施形態例2のGaN系半導体レーザ素
子、52……GaN層とAlGaN層の2層膜を多数周
期で積層してなる超格子積層膜、54……GaN層、5
6……AlGaN層、58……エッチングマスク。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された窒化物系III −V族
    化合物半導体レーザ素子において、 基板上に形成された、又はバッファ層を介して基板上に
    形成された、AlX Ga1-X N(0<X≦1、以下、A
    lGaNと表記する)層からなるストライプ状種結晶
    層、又はAlGaN層を最上層に有するストライプ状種
    結晶層と、 種結晶層上に形成され、共振器構造を構成する窒化物系
    III −V族化合物半導体層の積層構造と、 種結晶層に沿って形成されたレーザストライプと、 レーザストライプに直交して劈開された劈開面からなる
    共振器端面とを備え、 種結晶層が、種結晶層を構成するAlGaN層内に発生
    しているクラックに対して所定の角度をなすストライプ
    状リッジ構造として形成されていることを特徴とする窒
    化物系III −V族化合物半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 基板上に形成された窒化物系III −V族
    化合物半導体レーザ素子において、 基板上に形成された、又はバッファ層を介して基板上に
    形成された、それぞれが超格子構造のGaN層、及びG
    aN層上に成膜されたAlX Ga1-X N(0<X≦1、
    以下、AlGaNと表記する)層との2層膜を多数周期
    で積層した超格子積層膜からなるストライプ状種結晶層
    と、 種結晶層上に形成され、共振器構造を構成する窒化物系
    III −V族化合物半導体層の積層構造と、 種結晶層に沿って形成されたレーザストライプと、 レーザストライプに直交して劈開された劈開面からなる
    共振器端面とを備え、 種結晶層が、種結晶層を構成するAlGaN層内に発生
    しているクラックに対して所定の角度をなすストライプ
    状リッジ構造として形成されていることを特徴とする窒
    化物系III −V族化合物半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 上記所定の角度が30°又は90°であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の窒化物系II
    I −V族化合物半導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 基板上に窒化物系III −V族化合物半導
    体レーザ素子を作製する方法において、 基板上に、又はバッファ層を介して基板上に、AlX
    1-X N(0<X≦1、以下、AlGaNと表記する)
    層、又はAlGaN層を最上層に有する積層膜をエピタ
    キシャル成長させる成長工程と、 AlGaN層内に発生しているクラックに対して所定の
    角度をなすストライプ状リッジ構造になるようにAlG
    aN層をパターニングして、AlGaN層からなる種結
    晶層、又はAlGaN層を最上層に有する積層膜からな
    る種結晶層を形成する工程と、 種結晶層上に、共振器構造を構成する窒化物系III −V
    族化合物半導体層の積層構造を形成する工程と、 種結晶層に沿ってレーザストライプを形成する工程と、 レーザストライプに直交して劈開し、共振器端面を形成
    する工程とを有すことを特徴とする窒化物系III −V族
    化合物半導体レーザ素子の作製方法。
  5. 【請求項5】 成長工程では、それぞれが超格子構造の
    GaN層及びAlGaN層の2層膜を多数周期で積層し
    てなる超格子積層膜を形成し、 種結晶層を形成する工程では、AlGaN層内に発生し
    ているクラックに対して所定の角度をなすストライプ状
    リッジ構造になるように超格子積層膜をパターニングし
    て、超格子積層膜からなる種結晶層を形成することを特
    徴とする請求項4に記載の窒化物系III −V族化合物半
    導体レーザ素子の作製方法。
  6. 【請求項6】 基板上に窒化物系III −V族化合物半導
    体レーザ素子を作製する方法において、 基板上に、又はバッファ層を介して基板上に、GaN
    層、次いでAlX Ga1- X N(0<X≦1、以下、Al
    GaNと表記する)層をエピタキシャル成長させる工程
    と、 AlGaN層内に発生しているクラックに対して所定の
    角度をなすストライプ状リッジ構造になるようにGaN
    層及びAlGaN層の積層膜をパターニングして、Ga
    N層及びAlGaN層からなる種結晶層を形成する工程
    と、 種結晶層からAlGaN層をエッチングして除去する工
    程と、 種結晶層上に共振器構造を構成する窒化物系III −V族
    化合物半導体層の積層構造を形成する工程と、 種結晶層に沿ってレーザストライプを形成する工程と、 レーザストライプに直交して劈開し、共振器端面を形成
    する工程とを有すことを特徴とする窒化物系III −V族
    化合物半導体レーザ素子の作製方法。
  7. 【請求項7】 上記所定の角度が30°又は90°であ
    ることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記
    載の窒化物系III −V族化合物半導体レーザ素子の作製
    方法。
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