JP2002326382A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002326382A JP2001336964A JP2001336964A JP2002326382A JP 2002326382 A JP2002326382 A JP 2002326382A JP 2001336964 A JP2001336964 A JP 2001336964A JP 2001336964 A JP2001336964 A JP 2001336964A JP 2002326382 A JP2002326382 A JP 2002326382A
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    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置全体の小型化、カラー画像の鮮
明化、画像形成時間の短縮化を図る。 【解決手段】 ドラム1表面における軸方向及び周方向
に多数のスイッチング2を整列させてスイッチング素子
アレイを構成する。信号発生装置22で画像模様に対応
する電気信号を発生させ、この電気信号によってレーザ
ダイオード(発光部)23を駆動する。こうして発生し
たレーザ信号光24を画像信号(画像情報)としてスイ
ッチング素子2に入力させると、各画素の上面には画像
模様の電気信号のレベルに応じて電圧が発生して電気潜
像が形成される。この電気潜像に、現像器3の現像剤容
器3a内のトナーを付着させてトナー像を形成する。電
子写真方式と比べて、一次帯電器が不要となり、構成を
簡略化できる。また非磁性トナーを使用できるので、磁
気記録方式に比べてから画像が鮮明となる。さらにイン
クジェット方式に比べて画像形成速度が速い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録材(例えば、紙や透明フィル
ム)上に画像を記録する方式として電子写真方式、磁気
記録方式、インクジェット方式などが広く知られてい
る。
【0003】このうち電子写真方式は、導電性のドラム
やベルトの表面に光半導体を塗布又は蒸着して構成した
感光体(感光ドラム、感光ベルト)の表面を均一に帯電
した後、画像情報に応じた光を照射して電荷潜像(静電
潜像)を形成し、電荷からの電気力線に従ってトナー
(着色粒子)を付着させてトナー像(可視画像)を形成
し、そのトナー像を記録材に転写した後、記録材を加
熱、加圧して表面にトナー像を定着して画像を形成する
ものである。
【0004】次に、磁気記録方式は、光半導体の代わり
に磁気を保持する材料を設け、画像情報に従って磁気保
持材料に磁気を帯びさせ、磁気を帯びた個所に磁性着色
粒子を引き付けることで画像形成を行うものである。
【0005】最後に、インクジェット記録方式は、記録
材に、インクの微粒子を直接的に吹き付けて画像を形成
するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の電子写真方式、
磁気記録方式、インクジェット方式は、一般に、それぞ
れ以下のような問題がある。
【0007】電子写真方式は、帯電、露光、現像、転
写、定着、クリーニングの一連の画像形成プロセスを経
て画像形成を行うため、画像形成プロセスが複雑で、そ
の分、プロセス機器が多く、画像形成装置全体が大型化
しがちとなる。
【0008】また、磁気記録方式は、上述の電子写真方
式のものと比べて、画像形成プロセスを簡素化すること
が可能であるが、着色粒子として、磁性を有する物質を
使用する必要があり、磁性物質が黒っぽいため、ブラッ
ク以外の色(イエロー、マゼンタ、シアン)のカラー画
像を鮮明に形成することが難しい。
【0009】また、インクジェット記録方式は、装置の
小型化が可能であり、安価である等の利点があるが、画
像形成に要する時間が長く、多量の印刷物が必要な事務
所や企業には不向きである。
【0010】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置全体の小型化が可能で、また、カ
ラー画像を鮮明に形成することができ、さらに画像形成
に要する時間を短縮することのできる画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、像担持体表面に潜像を形
成し、前記潜像を現像剤で現像する画像形成装置におい
て、前記像担持体表面における縦方向及び横方向に多数
のスイッチング素子を配列してスイッチング素子アレイ
を構成し、画像信号に応じて発生する前記スイッチング
素子の電圧に基づいて潜像を形成する、ことを特徴とす
る。
【0012】請求項2に係る本発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記スイッチング素子の少な
くとも1つ以上の電極が有機半導体で構成されている、
ことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、前記像担持体がドラム
状に形成されていて、前記スイッチング素子が前記像担
持体表面における母線方向及び周方向に多数配列されて
いる、ことを特徴とする。
【0014】請求項4に係る本発明は、請求項1又は3
に記載の画像形成装置において、素子1個が潜像の画素
の1ドットに相当する、ことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る本発明は、請求項4に記載
の画像形成装置において、前記像担持体の周長が、前記
ドットの整数倍である、ことを特徴とする。
【0016】請求項6に係る本発明は、請求項1ないし
5のいずれか記載の画像形成装置において、画像情報に
対応した信号を前記スイッチング素子に入力する光通信
手段を有する、ことを特徴とする。
【0017】請求項7に係る本発明は、請求項6に記載
の画像形成装置において、前記光通信手段は、前記像担
持体表面のうちの画像が形成されない領域である非画像
領域に配設された受光部と、前記受光部に光を照射する
発光部とを有する、ことを特徴とする。
【0018】請求項8に係る本発明は、請求項1ないし
5のいずれか記載の画像形成装置において、画像情報に
対応した信号を前記スイッチング素子に入力する電波通
信手段を有する、ことを特徴とする。
【0019】請求項9に係る本発明は、請求項1ないし
8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記現像
剤を表面に担持して前記像担持体に対面する現像位置に
搬送する現像剤担持体を有する、ことを特徴とする。
【0020】請求項10に係る本発明は、請求項1ない
し9のいずれか記載の画像形成装置において、前記現像
剤がトナーを主とする1成分現像剤である、ことを特徴
とする。
【0021】請求項11に係る本発明は、請求項1ない
し9のいずれか記載の画像形成装置において、前記現像
剤がトナーとキャリヤとを主とする2成分現像剤であ
る、ことを特徴とする。
【0022】請求項12に係る本発明は、請求項1ない
し9のいずれか記載の画像形成装置において、前記現像
剤は、絶縁性液体内にトナーを分散させて構成した現像
剤である、ことを特徴とする。
【0023】請求項13に係る本発明は、請求項1ない
し12のいずれか記載の画像形成装置において、前記像
担持体上のトナー像の濃度を検出する濃度検出手段を有
し、その検出結果に基づいて前記スイッチング素子に印
加する電圧を設定する、ことを特徴とする。
【0024】請求項14に係る本発明は、請求項1ない
し13のいずれか記載の画像形成装置において、前記像
担持体上のトナー像の濃度を検出する検出手段を有し、
その検出結果に基づいて前記現像剤担持体に印加する電
圧を設定する、ことを特徴とする。
【0025】請求項15に係る本発明は、請求項1ない
し14のいずれか記載の画像形成装置において、前記像
担持体と、前記像担持体上の潜像をトナーによって現像
する現像装置とを有する画像形成部を複数備え、前記複
数の現像装置は、それぞれ異なる色のトナーによって前
記潜像を現像する、ことを特徴とする。
【0026】請求項16に係る本発明は、請求項1ない
し15のいずれか記載の画像形成装置において、前記像
担持体上に形成されたトナー像を他部材に転写する転写
工程を有し、前記転写工程において前記スイッチング素
子が発熱する、ことを特徴とする。
【0027】請求項17に係る本発明は、請求項1ない
し16のいずれか記載の画像形成装置において、前記像
担持体表面に設けた前記スイッチング素子は複数の電極
を有し、前記複数の電極のうちの潜像を形成するための
画像形成電極が、他の電極よりも外側に向けて突出され
ている、ことを特徴とする。
【0028】請求項18に係る本発明は、請求項17に
記載の画像形成装置において、前記画像形成電極の前記
他の電極に対する突出長さをL、前記潜像の画素の断面
積のうちの前記像担持体表面に沿った方向の断面の断面
積をS1、前記画素の密度をD、前記画像形成電極の断
面積のうちの前記像担持体表面に沿った方向の断面積を
S2とすると、これらS1、D、S2の間に、L≧S1
×D÷S2、が成り立つ、ことを特徴とする。
【0029】請求項19に係る本発明は、請求項17又
は18に記載の画像形成装置において、前記スイッチン
グ素子を導電性のシールドで覆うとともに、前記シール
ドのうちの前記画像形成電極に対応する部分を開口させ
て前記画像形成電極を露出させる、ことを特徴とする。
【0030】請求項20に係る本発明は、請求項17な
いし19のいずれか記載の画像形成装置において、前記
シールド及び前記画像形成電極を絶縁材料で覆う、こと
を特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の各図面中にお
いて、同一の符号を付した部材等は、同じ構成・作用の
ものであり、これらについては、適宜、重複説明を省略
するものとする。
【0032】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図は、画像形成装置の概略
構成を示す縦断面図である。なお、以下では、各部材に
ついて具体的な数値をあげて説明しているが、本発明
は、これらの数値に限定されるものではない。
【0033】同図に示す画像形成装置は、表面に潜像
(電気潜像)が形成されるドラム(像担持体)1と、ド
ラム1表面に設けられて電気潜像を形成するスイッチン
グ素子2と、電荷を有するトナー(着色荷電粒子)を収
納し上述の電気潜像にトナーを付着させてトナー像とし
て現像する現像器(現像手段)3と、ドラム1表面から
トナーを掻き落とすブレード(除去手段)4と、記録材
(例えば、紙や透明フィルム)Pが収納された給紙カセ
ット(記録材収納手段)5と、給紙カセット5から記録
材Pを給紙する給紙ローラ(供給手段)6と、ドラム表
面のトナー像を記録材Pに転写する転写ローラ(転写手
段)7と、記録材Pにトナー像を定着させる定着器(定
着手段)8と、を備えている。
【0034】上述のドラム1は、直径20mmの円筒状
のアルミニウム製の部材であり、表面(外周面)には、
X−Yアレイの分割された多数の画素(母線方向及び周
方向に多数配列されたスイッチング素子2)で形成され
ている。信号発生装置22で、画像模様に対応した電気
信号を発生させ、この電気信号によってレーザダイオー
ド(発光部)23を駆動する。こうして発生したレーザ
信号光24を画像信号(画像情報)としてスイッチング
素子2に入力されたときに、各画素の上面には画像模様
の電気信号のレベルに応じて電圧が発生するようになっ
ている。なお、画素、スイッチング素子2については後
に詳述する。
【0035】ドラム1が矢印R1方向に周速(プロセス
スピード)50mm/secで回転され、A部に画像模
様の電気信号が入力されると、上述の各画素には、画像
模様に従った電気潜像が発生する。この電気潜像に従っ
て、現像器3の現像剤容器(着色荷電粒子容器)3a内
に収容されているトナーTがドラム1表面に付着されて
トナー像が形成される。なお、本実施の形態において
は、非磁性の1成分現像剤を使用した。したがって現像
剤とトナーTとは同じものである。トナーとしては、キ
ヤノン販売から発売されているLBP2040用の黒
(ブラック)のトナーを使用した。現像剤容器3a内の
トナーTは、ドラム1表面のうちのトナー像形成に寄与
しない部分にも付着されるが、このトナーTは、ブレー
ド4によってドラム1表面から現像剤容器3内に掻き落
とされて再使用される。ブレード4は、例えば、弾性ゴ
ム、薄層金属などを板状に形成したものである。
【0036】給紙カセット5内に収納されている記録材
Pは、ドラム1表面に形成されたトナー像にタイミング
を合わせるように、給紙ローラ6によって1枚ずつ供給
される。この記録材Pは、ドラム1と転写ローラ7との
間に形成される転写ニップ部Nに供給され、転写ニップ
部Nによって挟持搬送される。このときドラム1表面の
トナー像は、転写ローラ7によって記録材P表面に転写
される。なお、必要に応じて、転写ローラ7とドラム1
との間に転写ニップ部Nに、トナーTが記録材Pに引き
付けられる向きの電界を形成するようにしてもよい。
【0037】記録材P表面に転写されたトナー像は、定
着器8によって加熱、加圧されて記録材P表面に溶融固
着(定着)される。これにより画像形成が終了する。
【0038】図2は、図1に示す画像形成装置のドラム
1表面に形成されたスイッチング素子2の1画素の縦断
面図である。また、図3(a)〜(g)は、図2に示す
画素の製造工程を示す図である。なお、スイッチング素
子2は、半導体集積回路を製造する際に用いる装置を使
用して製造することができる。
【0039】図3(a)は、アルミニウム製のドラム1
の表面1aに、厚さ1000Å程度のアモルファスシリ
コン(a−Si)11を蒸着し、エキシマレーザ(波長
hv=308nmでエネルギー1300mJ/cm
約35msec照射し、ポリシリコン化処理を行ってポ
リシリコン(Poly−Si)基板12を形成する。そ
の後、ポリシリコン基板12を画素ごとに独立させ、か
つ図3(b)に示すように、表面層として酸化シリコン
膜(SiO膜)13を形成する。つづいて、図3
(c)に示すように、フォトリソエッチングにより、ゲ
ート電極となるポリシリコン(Poly−Si)14を
形成する。このポリシリコン14に代えて、タングステ
ン−シリコンやチタン−シリコン、アルミニウム等を使
用してもよい。
【0040】図3(d)は、セルフアラインによってP
31 のイオンを注入した状態を示す。つづいて、図3
(e)に示すように、デポジッション技術によって酸化
シリコン膜15形成し、さらに、図3(f)に示すよう
に、フォトリソエッチングにより、開口部15a、15
b、15cを設ける。そして、図3(g)に示すよう
に、アルミニウムをデポジッションし、ソース16、ゲ
ート17、ドレイン18を形成する。
【0041】その後、図2に示すように、酸化シリコン
等の絶縁層19で表面を被覆するとよい。この際、表面
の凹凸を平滑化するため、CMP(Chemical−
Mechanical−Polishing)処理など
で、平滑化することが望ましい。また、後述するが、必
要に応じてある程度の導電性を有する鉄(Fe)又はタ
ングステン(W)等で形成された金属電極(潜像を形成
するための画像形成電極)20をドレイン18に接続す
るようにデポジッションしてもよい。
【0042】図4は、XYマトリックス配線交点にスイ
ッチング素子2と電気的に接続された金属電極(画素電
極)20を示し、さらに金属電極20がヒータを兼ね、
ジュール熱を発生する発熱体(回路)21が付加されて
いる。
【0043】図5は、図4に示すものと、図2に示すも
のとによってドラム1表面に形成された1画素を表して
いる。
【0044】図6は、図5に示す1画素をXYマトリッ
クスに表し、かつ信号発生装置22で発生させた画像模
様の電気信号によってレーザダイオード23を駆動し、
これによって発生したレーザ信号光24を画像信号とし
て、ドラム1上に形成されたフォトダイオード(受光
部)25に照射するようすを示す。
【0045】上述のレーザダイオード23とフォトダイ
オード25とによって光通信手段を構成している。な
お、光通信手段に代えて、前記ドラム1と本体間、又は
ハンディターミナルなどLAN、SS通信やスペレッド
スペクトラム通信方式等の電波通信手段を用いてもよ
い。この利点は場所の自由度があり画像送信側を本体に
持たない場合でも画像通信が可能となり、携帯電話のよ
うな通信手段から直接画像書き込みも可能となる。
【0046】また、フォトダイオード25と交わる交点
線にはシフトレジスタ26で駆動される画像模様の電気
信号のサンプリング回路27が接続され、前述の作用に
より画素ごとに画像形成用のスイッチング素子2を動作
させる。上述のフォトダイオード25は、ドラム1表面
における画像が形成されない領域、つまり非画像領域
(非画像形成領域)に設けられている。
【0047】上述の画素の形成方法及び動作方法は、例
えば米国特許公報USP3997973及びUSP44
41791等に詳述されている。
【0048】なお、画像信号は、画像形成装置本体側に
配したレーザダイオード23やLED(不図示)からの
信号光をドラム1の一部に配したフォトダイオード(光
信号検知素子)で受け、その信号光のレベルに応じてス
イッチング素子2を駆動するか、または、画像形成装置
本体側に信号を送信する電波発信器を設け、かつドラム
1に受信器を設け、一旦、受信器に得られた画像情報を
各スイッチング素子2に入力させるようにしてもよい。
【0049】また、上述の光信号検知素子や受信器はス
イッチング素子2をドラム1に形成する際、あらかじめ
パターンを形成するようにするとよい。
【0050】本実施の形態によると、ドラム1上に直接
的に電気潜像を形成することができるので、従来、電子
写真方式の画像形成装置で必要であった一次帯電器や露
光器が不要となり、画像形成装置全体の構成を簡略化す
ることができる。また、従来の磁気記録方式では、使用
する着色粒子が磁性を有することが必要であったのと異
なり、非磁性の着色粒子を使用することができるので、
ブラック以外の色(例えば、イエロー、マゼンタ、シア
ン)のカラー画像を鮮明に形成することができる。さら
に、従来のインクジェット方式の画像形成装置と異な
り、画像形成の高速化が容易である。
【0051】〈実施の形態2〉図7に、実施の形態2を
示す。同図に示す画像形成装置は、図1に示す実施の形
態1の画像形成装置とは、現像器31の構成が異なる。
他の構成については同様である。
【0052】現像器31の現像剤容器31a内には、直
径15mmの円筒状のアルミニウム製の現像スリーブ
(現像剤担持体)32が配設されている。現像スリーブ
32は、ドラム1に対向させて配置し、現像スリーブ3
2表面の移動方向(矢印R3方向)とドラム1表面の移
動方向(矢印R1方向)とが同動方向となるように、ま
た、そのときの相対速度がほぼ0となるように回転させ
る。この現像スリーブ32の表面には、図1におけるブ
レード4と同様のブレード33を当接させる。これによ
り、現像スリーブ32表面にトナーTが均一に塗布さ
れ、また現像スリーブ32表面に塗布されたトナーT
は、ブレード33と現像スリーブ32との間で摩擦帯電
される。現像器31以外の構成は、図1に示す画像形成
装置と同様である。
【0053】本実施の形態におけるドラム1は、図1で
説明したのと同様に、画像模様の電気信号が各画素に保
持されているために、各画素と対向した現像スリーブ3
2表面のトナーTは各画素の電気量に応じて引き付けら
れ付着される。
【0054】ドラム1上に付着したトナーTは、給紙カ
セット(図1参照)から給紙ローラ(図1参照)によっ
て給紙されて転写ニップ部Nに搬送されてきた記録材P
に、転写ローラ7によって転写される。こうして記録材
P上に転写されたトナー像は、定着器8によって加熱、
加圧されて記録材P表面に定着される。
【0055】なお、ドラム1と転写ローラ7との間に
は、必要に応じて、転写バイアスとして、直流電界、交
流電界、又は直流電界に交流電界を重畳した電界を形成
するようにしてもよい。
【0056】〈実施の形態3〉図8に、本実施の形態3
に係る画像形成装置を示す。同図に示す画像形成装置
は、4個の画像形成部(画像形成ステーション)を備え
た、4色フルカラーの画像形成装置である。すなわち、
図1に示す実施の形態1の画像形成装置におけるドラム
1、現像器3、転写ローラ7と同様のもの4組を、記録
材Pの搬送方向に沿って上流側から順に並べ、この順に
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色のトナー
像を形成するようにしている。
【0057】各色の画像形成部は、相互に平行に配置さ
れたドラム1m、1c、1y、1kと、マゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックのトナーTm、Tc、Ty、T
kを収納して各ドラム1m、1c、1y、1kに対向す
るように配置された現像器3m、3c、3y、3kと、
ドラム1m、1c、1y、1k表面に付着した不要なト
ナーを掻き落とすブレード4m、4c、4y、4kと、
ドラム1m、1c、1y、1k上のトナーを記録材P上
に転写する転写ローラ7m、7c、7y、7kとを備え
ている。さらにローラ34、35に掛け渡された転写ベ
ルト36が各画像形成部を貫通するように配設されてい
る。転写ベルト36は、表面に記録材Pを担持した状態
で、この記録材Pを順次にマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックの画像形成部の転写ニップ部Nに搬送して
いく。
【0058】上述のドラム1m、1c、1y、1kに
は、それぞれ実施の形態1と同様のスイッチング素子2
が設けられていて、各スイッチング素子2には、マゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの画像模様に分割され
た電気信号が入力される。これにより、各ドラム1m、
1c、1y、1kの表面には、それぞれの色に対応した
電気潜像が形成される。そして、これら電気潜像は、現
像器3m、3c、3y、3kの現像剤容器3aに収納さ
れているマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色
のトナーTm、Tc、Ty、Tkによってそれぞれの色
のトナー像として現像される。これらトナー像は、給紙
カセット(図1参照)から給紙ローラ(図1参照)等に
よって供給されて転写ベルト36表面に担持された記録
材P上に、転写ローラ7m、7c、7y、7kによって
順次に転写されて重ね合わされる。4色のトナー像が転
写された記録材Pは、転写ベルト36から分離された
後、定着器(図1参照)によって加熱、加圧されて表面
に4色のトナー像が定着される。これにより、4色フル
カラーの画像が形成される。
【0059】上述のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの各色のトナーは、キヤノン販売が発売している、
商品名LBP2040用のものを使用した。
【0060】なお、本実施の形態における上述の説明で
は、図1に示す実施の形態1の画像形成部を4個使用し
た例を説明したが、これに代えて、図7に示す実施の形
態2の画像形成部を4個使用するようにしてもよい。
【0061】また、上述の説明では、転写ベルト36表
面に記録材Pを担持して搬送していたが、ベルト状の転
写ベルト36に代えてドラム状の転写ドラム(不図示)
を使用してもよい。さらには、ドラム1上に形成したト
ナー像を一旦、中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中
間転写体(不図示)に一次転写し、その後、この中間転
写体から記録材Pに一括で二次転写するようにしてもよ
い。
【0062】〈実施の形態4〉実施の形態4は、現像器
の現像剤容器に収納する現像剤を、2成分現像剤とした
ことを特徴とする。
【0063】上述の実施の形態1〜3では、ドラム1の
電気潜像に付着する現像剤を非磁性の1成分の現像剤と
したが、本実施の形態では、キャリヤとトナーとを主と
する2成分現像剤を使用している。キャリヤは例えば鉄
粉によって形成されている。このような2成分現像剤に
おいては、キャリヤとトナーとの混合量、すなわち現像
剤全体に対するトナーの割合を一定に保持することが好
ましい。この割合が変化すると、トナー像の濃度が変化
してしまうからである。
【0064】このような2成分現像剤を使用した場合に
おいても、1成分現像剤を使用した場合と同様の効果を
あげることができる。
【0065】本発明において使用する現像方法として
は、従来公知のカスケード現像、タッチダウン現像、噴
霧現像、1成分接触現像等を採用することができる。す
なわち本発明における現像としては、ドラム上の電気潜
像にトナーを付着させる位置(現像位置)De(図7参
照)に現像剤を搬送することができるものであれば、任
意の現像方法(装置)を使用することができる。
【0066】上述の実施の形態1〜4では、トナーの供
給については説明してないが、トナー補給装置を設け、
必要に応じて現像剤容器内のトナー量を検知し、常に一
定量のトナーが現像剤容器内に収納されているようにす
るとよい。現像剤容器内のトナー量によってもトナー像
の濃度が変化してしまうからである。
【0067】〈実施の形態5〉本発明で使用する現像剤
は、粉末のものに限らず、液体のものも使用することが
できる。例えば、灯油などを精製した絶縁性液体(例え
ば、エッソ株式会社商品名アイソパー)に前述のトナー
Tを分散させ、この分散液を、電気潜像が形成されてい
るドラム1表面に接触させることで画像形成を行っても
よい。
【0068】〈実施の形態6〉実施の形態6は、図4、
図5で説明したスイッチング素子2と発熱体21とを一
体に形成し、画像形成(現像)ではスイッチング素子2
を動作させ、転写では発熱体21を動作させることで画
像形成と転写加熱との双方をドラム1によって行うこと
ができる。また、記録時の電気信号と同じ信号を転写工
程時に発熱体21に与えることで、記録材Pを余り加熱
しなくとも、トナーTのみを加熱することができるた
め、エネルギーの浪費を防止することができる。もちろ
ん転写ニップ部Nにおいて、上述の発熱体21がすべて
動作するようにしてもよい。
【0069】また、記録材Pを定着器8において、加
熱、加圧する場合には、記録材Pにカールやシワが発生
しやすいが、本実施の形態では、記録材Pのうちのトナ
ーTがある部位のみを加熱するため、カールやシワが発
生しにくい。
【0070】〈実施の形態7〉上述の実施の形態6で
は、スイッチング素子2と発熱体21とを別々の動作で
行うように説明したが、スイッチング素子2の出力によ
って、発熱体21の動作を制御するようにしてもよい。
【0071】〈実施の形態8〉図9を参照して、実施の
形態8を説明する。図9は、図1で説明した画像形成装
置の一部断面図である。発光素子41と受光素子43と
を有する濃度検出手段の発光素子41から出射した光4
2は、スイッチング素子2に付着されたドラム1上のト
ナーTによって反射される。このときの反射光の量は、
付着されているトナーTの量に応じて変化する。反射光
42は、受光素子43に受光され、受光素子43の検出
信号は、増幅回路44に入力され、増幅回路44の信号
によってスイッチング素子2の電源45の電圧が、トナ
ー濃度に応じた所望の値に調整(設定)される。
【0072】なお、上述ではドラム1上のトナー濃度を
測定したが、記録材P上のトナーTを測定しても同様な
効果が得られる。
【0073】また、本実施の形態ではスイッチング素子
2の電圧を調整することで説明したが、図7、図8で説
明した画像形成装置では現像スリーブ32に印加する電
圧を調整(設定)しても同様な効果をあげることができ
る。
【0074】また、ドラム1上のスイッチング素子2と
しての画素の数はドラム1の周長をMとし、また画素密
度をD(後述)としたときに、M/Dが整数となるよう
に、M及びDの値を設定することが好ましい。
【0075】また、図3(a)〜(g)にスイッチング
素子の形成方法を示したが、この外、例えば、文献91
6・SID 00 DIJESTセイコーエプソン社
「Low Temperature Poly−Si
TFTs on Plastic Substrate
Using Surface Free techn
ology by Laser Ablation/A
nnealing」で推奨している、プラスチック基板
に、図3で説明したスイッチング素子2を形成し、この
プラスチック基板をドラム1に巻き付けるようにしても
同様な効果を得られることが確認できた。
【0076】また、図10(a)、(b)、(c)に示
すように、あらかじめドラム1の表面1aに、スイッチ
ング素子2を埋め込むことのできる溝1bを設ける。一
方、図3で説明したスイッチング素子2を、それぞれ独
立にそれぞれの辺が20〜40μmとなるチップに作成
し、これらチップを溝1bに嵌め込み、各スイッチング
素子2を結線するようにしてもよい。
【0077】また必要に応じてカーボンナノチューブ
を、スイッチング素子電極に成長させるようにしてもよ
い。
【0078】また、必要に応じて電極群を、厚さ1μm
から50μmの薄いフッ素樹脂やSiC(炭化ケイ素)
で形成した保護層によって保護するようにしてもよい。
【0079】以上は、シリコン(Si)基板で説明した
が、有機半導体、酸化亜鉛、セレン等の他の半導体材料
でもドラム1上面に独立したスイッチング素子を形成し
同様な効果が得られる。
【0080】〈実施の形態9〉本実施の形態では、画像
形成に寄与しない不要なトナーがドラムに付着して発生
する画像汚れを防止するものである。なお、画像汚れが
発生する理由として、スイッチング素子アレイに供給さ
れる電源ラインからの電界がリークして、トナー容器か
らトナーを引き付けることがあげられる。
【0081】図11は、本実施の形態に係る画像形成装
置の概略構成を示す縦断面図であり、また、図12は、
ドラム1の一部の断面を示す概略断面図である。なお、
図12は、ドラム1表面に形成されたスイッチング素子
アレイの構成の説明を簡略化するため、複数個の画素の
スイッチング素子2の断面を示している。スイッチング
素子2のドレイン18には導電性の金属電極20が形成
(接続)されている。本実施の形態は、この金属電極2
0を他の電極(ソース16やゲート17)よりも、現像
位置Deに近い位置に配置したことを特徴としている。
【0082】図12、図6に示すように、ソース16に
50Vの電圧が印加され、かつ信号発生装置22から画
像模様の電気信号が光通信手段のレーザダイオード23
に入力されると、レーザダイオード23は電気信号に従
って発光する。この発光された光は、ドラム1表面にお
ける軸方向の端部(非画像領域)に設けてあるフォトダ
イオード25に受光される。また画像模様の電気信号と
シフトレジスタ26からの信号から、ドラム1上のスイ
ッチング素子アレイのX−Y交点Cにて電気信号に変換
される。この変換された電気信号は、上述のスイッチン
グ素子2のゲート17に与えられ、ドレイン18には電
気信号レベルに従って電圧が発生する。そして、金属電
極20にも同一電圧が発生する。この電圧により、現像
スリーブ32(図11参照)上に薄層コートされている
トナーTが引き付けられ、これによりドラム1上にトナ
ー像(可視画像)が形成される。
【0083】図13は、図11の画像形成装置で画像形
成を行った場合の、非画像領域にトナーが付着する条件
について実験で得られた結果を示す。同図で、横軸には
1画素当たりの画素の断面積(ほぼドラム表面に沿った
方向の断面積)をS1(図12参照)、画素密度をD、
金属電極20の断面積(電極投影断面積:ほぼドラム表
面に沿った方向の断面積))をS2(図2参照)とにつ
いて、S1×D÷S2の値をとり、また、縦軸にはスイ
ッチング素子2の平面最上部からの金属電極20の(突
出)長さLの値をとっている。すなわち、同図は、S1
×D÷S2と、Lとの関係を示している。
【0084】本出願人は、上述の金属電極20が長いほ
ど非画像領域へのトナー付着が少ないことを見出した。
上述関係は、LがS1×D÷S2以上の長さを有すれば
不要なトナーがドラム1に実用上付着しないレベルにな
ることが判明した。理由としては、前述の金属電極20
がスイッチング素子2の電源ライン、ソース16、ゲー
ト17等からの不要な電界を遮蔽し、これにより現像電
極(現像スリーブ32)上のトナーが電源ライン、ソー
ス16、ゲート17等に引き付けられないからであると
考えられる。上述のS1×D÷S2とLとの関係は、画
素密度を300dpiから2400dpiと変化させて
もほぼ一定であり、ドラム1上のかぶりは大きく変化は
していなかった。また600×1200dpiや他の変
形例が考えられるが、これに応じて金属電極20の断面
積も変化するため上述の関係式でもよいことが分かっ
た。これは非画像領域へのトナー付着を目視判定したた
めと思われるが実用上問題はない。また、金属電極20
とスイッチング素子2との位置関係は余り影響がない。
【0085】図14(a)、(b)、(c)、(d)
は、金属電極20のそれぞれ別の実施例を、ドラム1上
面から見た図である。このように金属電極20の形状
は、正方形、長方形、楕円形、丸形など、種々の変形が
考えられるが、この場合は金属電極20の断面積Sとし
ては、最大断面積を有する点を採用して、上述の関係式
に当てはめればよい。また、図12の方向から見たとき
の金属電極20の形状は、ドレイン18に近い側を狭
く、ドラム1表面に近い(同図の上方)ほど断面積が大
きくなるようにしてもよく、また、金属電極20の中央
部が膨らんだような形状としてもよい。
【0086】図11、図6を参照しながら、さらに具体
的に説明する。
【0087】図11にてドラム1は、円筒状のアルミニ
ウム上に、図2、図3で説明したスイッチング素子2を
1インチ当たり600ドット(600dpi)のX−Y
アレイに形成したものである。600dpiの1画素
は、約43μmであり、1ドット当たりの画素の面積S
1は約43μm×43μm、金属電極20の断面積S2
は20μm×20μmで、かつ金属電極20の高さ(突
出長さ)Lは、10μmで形成した。
【0088】ドラム1は、矢印方向に50mm/sec
の速度で、駆動源(不図示)によって移動され、信号発
生器22からの画像信号は、レーザダイオード23に供
給され、レーザダイオード23は画像模様に発光され、
ドラム1上のフォトダイオード25に供給される。受光
された画像模様は電気信号に変換され、これによりドラ
ム1上のX−Yアレイのスイッチング素子2群の金属電
極20には画像模様に従った電気潜像が得られる。
【0089】図11に示すように、ドラム1は、現像剤
容器31aに収納された金属製の直径15mmの現像ス
リーブ32表面から150μmの距離に対向するように
配置されている。また、現像スリーブ32は矢印R3方
向に回転駆動され、現像スリーブ32は、現像剤容器3
1a内のトナーTを搬送するとともに、弾性を有するゴ
ム製のブレード33にて薄層にトナーTが塗布される。
トナーTは、キヤノン販売から発売されているLBP2
040用のブラックのトナーを使用した。また現像スリ
ーブ32の表面の周速は、ドラム1表面との間の相対速
度がほぼ0になるように設定した。
【0090】現像器31の現像剤容器31a内のトナー
Tは、ドラム1上の電気潜像に従って、現像位置Deに
おいてドラム1に引き付けられ、トナー像が形成され
る。こうして形成されたトナー像は、ドラム1の矢印R
1方向に回転に伴って、転写ニップ部Nに移動する。
【0091】一方、記録材Pは、上述のドラム1上のト
ナー像に同期するように給紙カセット5から送り出さ
れ、記録材ガイド28に案内されて転写ニップ部Nまで
搬送される。記録材Pは、転写ローラ7にてドラム1に
押し付けられ、表面にトナー像が転写される。このとき
転写ローラ7に対して、ドラム1上のトナー像を記録材
P側に移動させるような電圧(転写バイアス)を印加す
るとよい。本実施の形態では、具体的には転写ローラ7
に+500Vの転写バイアスを印加した。
【0092】トナー像転写後の記録材Pは、定着器8に
搬送され、ここで定着ローラと加圧ローラとの間の定着
ニップ部にて挟持搬送されつつ、加熱・加圧されて表面
にトナー像が定着される。
【0093】上述のようにして形成された画像は、トナ
ーかぶりのない鮮明な画像となる。
【0094】なお、本実施の形態では、ドラム1上のス
イッチング素子2及び金属電極20がドラム1表面に露
出された状態のままで説明したが、実際には、図12の
二点鎖線で示すように、ドラム1表面にSiOやフッ
素樹脂などの絶縁層19を設けて、スイッチング素子2
や金属電極20を覆うようにするのが望ましい。
【0095】また、1200×600dpiや2400
×600dpi等の、正方形でないドットを形成する場
合でも、通常、金属電極20は金属電極間を電気的に非
接触かクロストークが発生しないように各金属電極20
を離間する構成に作製するため、金属電極20の断面形
状を上述の画素の相似形状に合わせる場合には、上述金
属電極20の長さLを計算する際に、S1を算出するの
に1画素の短辺の数値を使用すればよい。例えば、短辺
をaとしたときには、S1=a×aとすればよい。
【0096】また、上述の説明では、ドレイン18に金
属電極20を作製することで説明したが、例えばトラン
ジスタ型、その他のスイッチング素子を使用する場合に
は入力信号に対して出力を制御するような素子であれ
ば、その素子の出力側に金属電極を形成するようにすれ
ばよい。
【0097】また、上述の画素の上面形状は、正方形や
長方形で説明したが、金属電極20の断面形状は、画素
に相似であっても、また相似位階の例えば楕円形や丸形
であってもよい。
【0098】また、上述の金属電極20は、ドレイン1
8上にAu(金)を設け、Au−Si(シリコン)の融
液でSiを成長させ、Si単結晶をSiCl−H
気でNi(ニッケル)、Au、Pd(パラジウム)を層
構成にメッキする方法によって作製することができる。
また、金属電極20はカーボンナノチューブを電極とし
てもよい。
【0099】〈実施の形態10〉図15(a)、(b)
に、実施の形態10を示す。
【0100】本実施の形態は、スイッチング素子2のド
レイン18に配置(接続)された金属電極20から発生
する電界以外の不要な電界が現像スリーブ32に電気力
線を形成しないように導電性のシールド29を設けてい
る。
【0101】図15(a)はスイッチング素子2の縦断
面図を示し、また(b)は図15(a)のX線矢視図で
ある。これらの図から分かるようにシールド29は、金
属電極のある部分を除いて、ドラム1表面のほぼ全体を
覆っている。なお、同図には図示されていないが、スイ
ッチング素子2、金属電極20、シールド16を固定す
るために、これらの間(Bで示す部分)にSiO、ポ
リイミド樹脂、テフロン(登録商標)樹脂等を充填する
とよい。
【0102】このような導電性のシールド29を設ける
ことで、上述の実施の形態9と同様の効果をあげること
ができる。すなわち、現像スリーブ32上のトナーは、
画像形成に不要な部分には付着されないようにすること
ができる。なお、上述の金属電極20及びシールド29
の全体を前述のように絶縁材料で覆うようにしてもよ
い。この場合でも、必要に応じて、金属電極20は露出
させるようにしてもよい。
【0103】以上は、シリコン(Si)基板について説
明したが、有機半導体、酸化亜鉛、セレン等の他の半導
体材料でも同様な効果が得られる。
【0104】上述の実施の形態1〜10では、スイッチ
ング素子2をシリコン(Si)基板上に形成する例で説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば、シリコン以外に、有機半導体、酸化亜鉛、セレン
等の他の半導体材料を使用した場合でも同様な効果を得
ることができる。
【0105】有機半導体を使用する場合には図3の説明
図の12及び14の半導体層にP型又はN型の有機半導
体を使用することで同様な効果が得られることが確認で
きた。P型として、オリゴチオフェン、ペンタセン、ビ
ス−ベンゾジチオフェン及びフタロシアニン半導体、ア
ントラジオチフェン半導体、ポリ(3−アルキルチオフ
ェン)、部分正則ポリ(3−ヘルキルチオフェン)など
を真空蒸着やクロロベンゼン、1−2−4−トリクロロ
ベンゼン芳香族溶媒で溶かし、溶媒にして塗布して作成
される。
【0106】また、N型にはフッ化フタロシアニン共役
重合物、ぺリレンテトラカルボキシル・ジアンヒドライ
ド及びイミド誘電体、ナフタレンテトラカルボキシル・
ジアンヒドライド及びイミド誘電体、C60、11,1
1,12,12、−テトラシアノナフト−2,6−キノ
ジメタンを真空蒸着で形成したり、N,N’−ジフェニ
ル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−1、ビフ
ェニル等が使用可能である。12又は14に使用される
有機半導体はP型、N型を上記説明から選べばよく、N
型、P型にする場合はソース、ドレイン間の印加電圧の
極性を変えればよい。又、左記極性の変更に伴い、トナ
ーの極性を反転させるか、現像バイアスの極性を反対に
し、ネガ画像を形成可能である。
【0107】また、ソース16、ゲート17、ドレイン
18の導電層にはITOや銀又はカーボンなどの導電性
粒子を基本に分散された樹脂を使用すれば良い。
【0108】また、絶縁層13、15はポリイミド、ポ
リメタメチルアクリレートで作成すればよい。
【0109】なお、上記構成を作成する場合は日経産業
新聞平成13年2月28日号よりエプソン社の「インク
ジェット使い回路」構成を作成する方法又はシルク印刷
などを複数回の工程でドラム上面に作成可能である。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像形成装置全体の小型化を可能とし、また、カラー画
像を鮮明に形成することができ、さらに画像形成に要す
る時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図である。
【図2】スイッチング素子(画素)の縦断面図を示す図
である。
【図3】(a)〜(g)はスイッチング素子の製造工程
を説明する図である。
【図4】XYマトリックス配線交点にスイッチング素子
と電気的に接続された金属電極を示す図である。
【図5】図2に示すものと図4に示すものとによってド
ラム1表面に形成された1画素を示す図である。
【図6】ドラム表面に電気潜像を形成するための構成を
示す図である。
【図7】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
図である。
【図8】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図である。
【図9】実施の形態8において、ドラム上のトナー濃度
に応じて、スイッチング素子に印加する電圧を設定する
ようすを説明する図である。
【図10】(a)、(b)、(c)はスイッチング素子
の別の製造方法を説明する図である。
【図11】実施の形態9の画像形成装置の概略構成を示
す縦断面図である。
【図12】実施の形態9におけるスイッチング素子の縦
断面図を示す図である。
【図13】S1×D÷S2と、Lとの関係を示す図であ
る。
【図14】(a)〜(d)は、それぞれ異なる金属電極
の断面形状を示す図である。
【図15】(a)は実施の形態10におけるスイッチン
グ素子の縦断面図を示す図である。(b)は(a)のX
線矢視図である。
【符号の説明】
1、1m、1c、1y、1k像担持体(ドラム) 2 スイッチング素子(画素) 20 画像形成電極(金属電極) 23、25 光通信手段(23:発光部(レーザダイオ
ード)、25:受光部(フォトダイオード)) 29 シールド 32 現像剤担持体(現像スリーブ) 41、43 濃度検出手段(41:発光素子、43:受
光素子) D 画素密度 De 現像位置 S1 画素の断面積 S2 画像形成電極の断面積 P 記録材 T 現像剤(トナー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 安藤 祐二郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 近藤 茂樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 有島 文彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE21 AE31 AE44 AE46 AE47 AE62 AF01 AF02 AF06 AF14 AF20 AF21 AF70 AH03 AH06 AH22 AH23 AH30 2H029 AB02 AB03 AB10 AB13 AB23 AC02 AD05 AD06 AD07 2H030 AC00 BB34

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体表面に潜像を形成し、前記潜像
    を現像剤で現像する画像形成装置において、 前記像担持体表面における縦方向及び横方向に多数のス
    イッチング素子を配列してスイッチング素子アレイを構
    成し、画像信号に応じて発生する前記スイッチング素子
    の電圧に基づいて潜像を形成する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子の少なくとも1つ
    以上の電極が有機半導体で構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体がドラム状に形成されてい
    て、前記スイッチング素子が前記像担持体表面における
    母線方向及び周方向に多数配列されている、ことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング素子1個が潜像の画素
    の1ドットに相当する、 ことを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体の周長が、前記ドットの整
    数倍である、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 画像情報に対応した信号を前記スイッチ
    ング素子に入力する光通信手段を有する、 ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記光通信手段は、前記像担持体表面の
    うちの画像が形成されない領域である非画像領域に配設
    された受光部と、前記受光部に光を照射する発光部とを
    有する、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像情報に対応した信号を前記スイッチ
    ング素子に入力する電波通信手段を有する、 ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤を表面に担持して前記像担持
    体に対面する現像位置に搬送する現像剤担持体を有す
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像剤がトナーを主とする1成分
    現像剤である、 ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記現像剤がトナーとキャリヤとを主
    とする2成分現像剤である、 ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤は、絶縁性液体内にトナー
    を分散させて構成した現像剤である、 ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか記載の画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像担持体上のトナー像の濃度を検
    出する濃度検出手段を有し、その検出結果に基づいて前
    記スイッチング素子に印加する電圧を設定する、 ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか記載の
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記像担持体上のトナー像の濃度を検
    出する検出手段を有し、その検出結果に基づいて前記現
    像剤担持体に印加する電圧を設定する、 ことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか記載の
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記像担持体と、前記像担持体上の潜
    像をトナーによって現像する現像装置とを有する画像形
    成部を複数備え、 前記複数の現像装置は、それぞれ異なる色のトナーによ
    って前記潜像を現像する、 ことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか記載の
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記像担持体上に形成されたトナー像
    を他部材に転写する転写工程を有し、 前記転写工程において前記スイッチング素子が発熱す
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか記載の
    画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記像担持体表面に設けた前記スイッ
    チング素子は複数の電極を有し、前記複数の電極のうち
    の潜像を形成するための画像形成電極が、他の電極より
    も外側に向けて突出されている、 ことを特徴とする請求項1ないし16のいずれか記載の
    画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記画像形成電極の前記他の電極に対
    する突出長さをL、前記潜像の画素の断面積のうちの前
    記像担持体表面に沿った方向の断面の断面積をS1、前
    記画素の密度をD、前記画像形成電極の断面積のうちの
    前記像担持体表面に沿った方向の断面積をS2とする
    と、これらS1、D、S2の間に、 L≧S1×D÷S2 が成り立つ、 ことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記スイッチング素子を導電性のシー
    ルドで覆うとともに、前記シールドのうちの前記画像形
    成電極に対応する部分を開口させて前記画像形成電極を
    露出させる、ことを特徴とする請求項17又は18に記
    載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記シールド及び前記画像形成電極を
    絶縁材料で覆う、 ことを特徴とする請求項17ないし19のいずれか記載
    の画像形成装置。
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