JP2002326343A - 印刷機プロファイルの作成方法、カラーマッチング方法、色管理方法、印刷物、および色管理装置 - Google Patents

印刷機プロファイルの作成方法、カラーマッチング方法、色管理方法、印刷物、および色管理装置

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JP2002326343A
JP2002326343A JP2002005688A JP2002005688A JP2002326343A JP 2002326343 A JP2002326343 A JP 2002326343A JP 2002005688 A JP2002005688 A JP 2002005688A JP 2002005688 A JP2002005688 A JP 2002005688A JP 2002326343 A JP2002326343 A JP 2002326343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷機と印刷機との間、または、印刷機とその
他のデバイス(デジタルスチルカメラ、デジタルビデオ
カメラ、イメージスキャナ、モニタ、デジタルプルー
フ、等)との間のカラーマッチングをはかるためにカラ
ーマネージメントを行なう印刷工程で、印刷物特有の面
内ムラの影響を受けることなく、精度の高い印刷機のプ
ロファイルを作成し、カラーマッチングに貢献する。 【解決手段】精度の高い印刷機プロファイルを作成する
ために印刷機の一つのインキキー幅内に配置されたプロ
ファイリングターゲットを設けた印刷レイアウトを用い
ることを特徴とする(特にオフセット印刷の)印刷機プ
ロファイル作成方法とカラーマッチング方法、色管理方
法と装置およびそれに用いる印刷物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、生産用として印刷
を行なう印刷機であるいわゆる印刷機(プレス)につい
て、印刷機と別の印刷機との間、あるいは、印刷機とそ
の他のデバイス(デジタルスチルカメラ、デジタルビデ
オカメラ、イメージスキャナ、モニタ、デジタルプルー
ファ、インクジェットプリンタ、等)との間の、カラー
マッチング(色合わせ)をはかるためにカラーマネージ
メントを行なう場合に好適な、印刷機のプロファイルの
作成方法、そのプロファイルを用いたカラーマネージメ
ント方法、その際に用いる印刷物、およびカラーマネー
ジメントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製版・印刷工程のスキャナ、モニ
タ、校正機、印刷機などの各デバイス間のスキャン画像
色、モニタ上の表示色、印刷物の再現色におけるカラー
マッチングは熟練した技能や高度な専門知識を持つオペ
レータが経験とノウハウによって行っていた。このよう
な従来の方法は限られた環境下では高度なカラーマッチ
ングをおこなうことができる反面、オペレータ依存であ
るためにカラーマッチング精度にオペレータの能力によ
るばらつきが見られ、またデバイスが変わる毎に複雑な
この方法を行わなければならないなどの問題が指摘され
ていた。そこでこれらの問題点を改善するために近年、
ICCプロファイル(ICCは“Internatio
nal Color Consortium”の略称)
を用いたカラーマネージメントシステムがデジタル時代
のカラーマッチング法として提案され、注目を浴びてい
る。
【0003】ICCプロファイルを用いるカラーマネー
ジメントシステムでは、デジタルカメラ、スキャナ、モ
ニタ、デジタルプルーフといった入出力デバイスの色特
性を記述したデバイスプロファイルを作成、このデバイ
スプロファイルにもとづいたコンピュータの演算によっ
てデバイス間のカラーマッチングを実現する。カラーマ
ネージメントシステムを用いたカラーマッチングではA
PI(API;“Application Inter
face”の略称)、CMM(CMM;“Color
Management Module”の略称)をはじ
めとした、ソフトウェアやアルゴリズムなどがカラーマ
ッチング精度に影響を与えるが、なかでもこのデバイス
の色特性を記述しているデバイスプロファイルの精度が
カラーマッチング精度に大きく影響するので、その精度
向上が求められている。
【0004】このデバイスプロファイルの精度はデバイ
スプロファイルを作成するときの色再現の基礎データと
なるプロファイリングターゲットの組成およびターゲッ
ト数、プロファイリングターゲットの測定精度、デバイ
スプロファイル作成のためのソフトウェアのアルゴリズ
ムなど様々な要因によって左右されるが、デジタルプル
ーフなどの出力機の場合、ある所定のプロファイリング
ターゲットを出力した後、そのプロファイリングターゲ
ットを色彩計などで測色して、所定のアルゴリズムによ
ってコンピュータで演算を行い、デバイスプロファイル
を作成するので、その出力物がそのデバイスの色再現特
性を把握しているか否かが大変重要であり、その精度が
デバイスプロファイル精度に大きく影響する。
【0005】デジタルプルーフは一般的に安定した出力
物が得られるので、このデバイスプロファイル作成時の
出力物の精度に関しては特に大きな問題が指摘されてい
ないが、一般に印刷機はデジタルプルーフなど、その他
のデバイスと比較して安定した出力物を得ることが困難
であるため、その印刷物から作成された印刷機プロファ
イルの精度が大きく変化する。特にオフセット印刷機で
はインキキーによって印刷インキ膜厚調整を行い、それ
によって印刷物の絵柄を所望の階調に再現させるので、
どうしてもインキキー毎に印刷濃度がばらつき、印刷方
向に対して横方向の濃度ムラが発生することがよく知ら
れている。このインキキー毎の濃度ムラは印刷時に濃度
計を使用してその濃度値をもとにインキキーを操作した
場合でも一枚の印刷物中の面内をムラなく印刷すること
は非常に難しい。
【0006】近年、技術の進歩に従い、印刷中に印刷物
を抜き取り、または印刷中にオンラインで印刷物中のカ
ラーパッチを測定し、その測定値からインキキーを制御
するシステムが提案されているが、このようなシステム
を用いた場合でも印刷物中に各色±0.1程度のインキ
キー毎の濃度ムラが存在することは避けられない。一般
にオフセット印刷ではイエロー(Y;Yellow)、
マゼンタ(M;Magenta)、シアン(C;Cya
n)、ブラック(K;Black)の4色を使用するの
で、これら印刷物面内に存在する各色のインキキー毎の
濃度ムラが存在すると、その濃度差が各色±0.1程度
であっても、カラーターゲットの色調に大きく影響し、
結果としてプロファイル精度にも大きな影響を与えてし
まうことになり、いまだに精度の高いオフセット印刷機
プロファイル作成方法は確立されていない。また、印刷
物中の濃度ムラはインキキー毎、つまり印刷方向に対し
て横方向だけではなく、実際には印刷方向に対して縦方
向にも少なからず存在する。
【0007】ここで、例えばデジタルプルーフなどは一
般に安定した出力物が得られるので、カラーマネージメ
ントシステムの応用の際に特に大きな問題が指摘されて
いない。しかし、一般にオフセット印刷機、グラビア印
刷機などの本機印刷機へのカラーマネージメントシステ
ムの応用の際には印刷品質の繰り返し再現性が低いこと
など、本機印刷機が不安定であることが大きな問題とな
る。そこで本機印刷機と各デバイス間(他の本機印刷機
を含む)にカラーマネージメントシステムを応用してカ
ラーマッチングを行うためには、如何にして本機印刷機
を管理して安定した印刷物を印刷するかが大変重要とな
る。
【0008】従来の本機印刷管理方法としては、例えば
ベタ濃度値など、ある目標値を決め、常日頃その値をも
って管理をすることがあげられる。このような方法は従
来の印刷管理方法としては簡単、便利であるために有効
であるが、デバイスプロファイルに記述された色再現を
常に安定して出力することが求められるカラーマネージ
メントシステムを応用するための印刷管理方法としては
不十分である。
【0009】一般に本機印刷機プロファイルを作成する
場合には、プロファイルを作成する本機印刷機にて所定
のプロファイリングターゲットを大量に印刷し、その大
量の印刷物の中から印刷物を一枚選び、その印刷物から
本機印刷機プロファイルを作成する。カラーマネージメ
ントシステムはこの本機印刷機プロファイルに基づいて
カラーマッチングを行うが、ここで本機印刷機プロファ
イルを作成した印刷物と目標濃度では少なからず誤差が
生じている。この誤差はケースによって異なるが、時に
は±0.15D程度にもなる。一般にオフセット印刷は
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのプロセス4色
を使用するため、各色±0.15Dの濃度誤差は色調に
大きな影響を与えることになる。にもかかわらず、一般
の本機印刷機管理方法では実際に本機印刷機と他のデバ
イスとのカラーマッチングを実現した後の印刷において
も常日頃の目標濃度で印刷管理を行っているのが現状で
ある。このような場合には、本機印刷機プロファイルを
作成した印刷物とカラーマネージメント実現後の印刷に
よって得られる印刷物の両方に目標濃度との誤差が生じ
てしまうこととなり、結果として満足のいくカラーマッ
チングができない。
【0010】また、オフセット印刷の場合ではインキキ
ーによって印刷インキ膜厚調整を行い、それによって印
刷物の絵柄を所望の階調に再現させるので、どうしても
インキキー毎に印刷濃度がばらついてしまい、印刷方向
に対して横方向の濃度ムラが発生することがよく知られ
ている。このインキキー毎の濃度ムラは印刷時に濃度計
などを使用してその濃度値をもとにインキキーを操作し
た場合でも印刷物中の面内をムラなく印刷することは非
常に難しい。近年、技術の進歩に伴い、印刷中に印刷物
を抜き取り、または印刷中にオンラインで印刷物中のカ
ラーパッチを測定し、その測定値からインキキーを制御
するシステムが提案されているが、このようなシステム
を用いた場合でも印刷物中に各色±0.1D程度のイン
キキー毎の濃度ムラが存在することは避けられない。こ
れもまたカラーマネージメントシステムによるカラーマ
ッチングに大きな影響を与える。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インキキー
を有する印刷機であって、生産用として印刷を行なう印
刷機であるいわゆる印刷機について、印刷機と別の印刷
機との間、あるいは、印刷機とその他のデバイス(デジ
タルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、イメージス
キャナ、モニタ、デジタルプルーファ、インクジェット
プリンタ、等)との間の、カラーマッチング(色合わ
せ)をはかるためにカラーマネージメントを行なう場合
に、高精度なカラーマッチングに好適な、印刷機のプロ
ファイルの作成方法、そのプロファイルを用いたカラー
マッチング方法、色管理方法、および、その際に好適な
印刷物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、すなわち、まず、印刷機
プロファイルの作成方法であって、プロファイリングタ
ーゲットを印刷する印刷レイアウトを、インキキーを有
する印刷機(プレス)の該インキキー1つ分の幅内に位
置する被印刷面上の領域中に、相違する複数のパッチを
備えた該プロファイリングターゲットを印刷する印刷レ
イアウトとするレイアウトステップ、および、該印刷機
で印刷した該プロファイリングターゲット中の該パッチ
を測色し測色データを得る測色ステップ、得られた該測
色データを使用して該印刷機のプロファイルを作成する
プロファイリングステップ、を有することを特徴とす
る。[請求項1]
【0013】また、請求項1に示された印刷機プロファ
イルの作成方法であって、プロファイリングターゲット
中に複数色のパッチの配置が、ランダムか又は擬似的な
ランダムかのいずれかで配置されてあることを特徴とす
る。[請求項2]
【0014】そして、ある印刷機(プレス)と他のデバ
イスとの間のカラーマッチング方法であって、インキキ
ーを有する該印刷機の該インキキー1つ分の幅内に位置
する被印刷面上の領域中に、相違する複数のパッチを備
えたプロファイリングターゲットを印刷する印刷レイア
ウトによって、該印刷機を用いて印刷された該プロファ
イリングターゲット中のパッチの測色により得られたデ
ータを使用して該印刷機のプロファイルを作成する作成
ステップ、および、該印刷機と該他のデバイスとの間の
カラーマッチングに、該プロファイルを使用するカラー
マッチングステップ、を有することを特徴とする。[請
求項3]
【0015】また、請求項3に示されたカラーマッチン
グ方法であって、プロファイリングターゲット中に複数
色のパッチの配置が、ランダムか又は擬似的なランダム
かのいずれかで配置されてあることを特徴とする。[請
求項4]
【0016】また、請求項3又は4のいずれかに示され
たカラーマッチング方法であって、前記の他のデバイス
は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、イ
メージスキャナ、モニタ、デジタルプルーファ、インク
ジェットプリンタ、あるいは、別の印刷機(プレス)の
うちのいずれかであることを特徴とする。[請求項5]
【0017】そして、印刷された印刷物の色を管理する
色管理方法であって、インキキーを有する該印刷機の該
インキキー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域中
に、相違する複数のパッチを備えたプロファイリングタ
ーゲットの中に設けられたパッチか、又は、該プロファ
イリングターゲットが属する該インキキー1つ分の幅内
に位置する被印刷面上の領域中にあるコントロールパッ
チ中のパッチのいずれかであって、少なくとも3色によ
るグレーのパッチか、あるいは、ブラック、シアン、マ
ゼンタ又はイエローのいずれかの単色のパッチ、のうち
の少なくともいずれか1について、そのパッチの色か又
は濃度のいずれかの測定結果を用いて、該印刷物の色を
管理し、且つ、該プロファイリングターゲットは該印刷
機のプロファイル作成に使用されたものであることを特
徴とする。[請求項6]
【0018】尚、請求項6の色管理方法によると、印刷
物を大量に印刷する場合の印刷物間の色管理について、
色が高精度に揃うように管理するために有効である。印
刷物の幅方向にわたる色管理には、例えば、3色グレー
を用いた管理の場合は、前記3色によるグレーと同じ網
点%で構成された3色グレーのパッチを用いて、コント
ロールパッチ中の幅方向に配置された他のインキキーに
対応する領域中にあり、該3色によるグレーと本来は同
じ色であるべきパッチを、該3色によるグレーと同じ色
になるように管理するとよい。
【0019】また、請求項6に示された色管理方法であ
って、前記グレーのパッチは、シャドーのグレーを用い
ることを特徴とする。[請求項7]
【0020】また、請求項6に示された色管理方法であ
って、前記グレーのパッチは、メディアムのグレーを用
いることを特徴とする。[請求項8]
【0021】また、請求項6に示された色管理方法であ
って、前記グレーのパッチは、メディアムからシャドー
に属するグレーを用いることを特徴とする。[請求項
9]
【0022】そして、印刷物であって、インキキーを有
する印刷機(プレス)の該インキキー1つ分の幅内に位
置する被印刷面上の領域中に、相違する複数のパッチを
備えたプロファイリングターゲットが印刷してあること
を特徴とする。[請求項10]
【0023】また、請求項10に示された印刷物であっ
て、前記プロファイリングターゲットの中か、又は、該
プロファイリングターゲットが属する該インキキー1つ
分の幅内に位置する被印刷面上の領域中にあるコントロ
ールパッチ中のいずれかには、少なくとも3色によるグ
レーのパッチか、あるいは、ブラック、シアン、マゼン
タ又はイエローのいずれかの単色のパッチ、のうちの少
なくともいずれか1があることを特徴とする。[請求項
11]
【0024】それから、印刷された印刷物の色を管理す
る装置であって、(イ)インキキーを有する該印刷機の
該インキキー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域
中に、相違する複数のパッチを備えたプロファイリング
ターゲットの中に設けられたパッチか、又は、該プロフ
ァイリングターゲットが属する該インキキー1つ分の幅
内に位置する被印刷面上の領域中にあるコントロールパ
ッチ中のパッチのいずれかであって、少なくとも3色に
よるグレーのパッチか、あるいは、ブラック、シアン、
マゼンタ又はイエローのいずれかの単色のパッチ、のう
ちの少なくともいずれか1について、該パッチの色か又
は濃度のいずれかの測定結果を用いて、該印刷物の色を
管理する管理手段、を備えており、該プロファイリング
ターゲットは該印刷機のプロファイル作成に使用された
ものであること、を特徴とする色管理装置である。[請
求項12]
【0025】また、本機印刷機間、または、本機印刷機
とその他のデバイスとの間の、いずれかのカラーマッチ
ングをはかるためにカラーマネージメントを応用して行
う印刷で、色管理を行う装置であって、(ロ)請求項1
0又は11のいずれかに記載の印刷物のプロファイリン
グターゲットから本機印刷機のプロファイルである本機
印刷機プロファイルが作成され、該本機印刷機プロファ
イルがカラーマネージメントに応用される際に、該本機
プロファイルの作成に使用した印刷物内に設けられたカ
ラーパッチから得られる濃度値または測色値の少なくと
もいずれかを指標として本機印刷の色管理を行う色管理
手段、を備えることを特徴とする色管理装置である。
[請求項13]
【0026】また、本機印刷機間、または、本機印刷機
とその他のデバイスとの間の、いずれかのカラーマッチ
ングをはかるためにカラーマネージメントを応用して行
う印刷で、色管理を行う装置であって、(ハ)プロファ
イリングターゲットがレイアウトされた印刷物から本機
印刷機のプロファイルである本機印刷機プロファイルが
作成され、該本機印刷機プロファイルがカラーマネージ
メントに応用される際に、該本機印刷機プロファイルの
作成に使用したプロファイリングターゲットから得られ
る濃度値または測色値の少なくともいずれかを指標とし
て本機印刷の色管理を行う色管理手段、を備えることを
特徴とする色管理装置である。[請求項14]
【0027】尚、本発明では、印刷機としては、複数の
インキキーを備える仕様を持つ印刷機であれば、オフセ
ット印刷機あるいはグラビア印刷機のいずれでもよい。
但し、複数のインキキーを備える仕様を持つ印刷機は一
般にはオフセット印刷機であることから、本発明では、
特に印刷機がオフセット印刷機である場合が好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る印刷機のプロファイ
ル作成方法、あるいはそのプロファイルを用いたカラー
マネージメント方法によれば、印刷機の一つのインキキ
ー幅内に相当する領域内にプロファイリングターゲット
を設けた印刷レイアウトを用いるために、インキキー毎
の濃度ムラの影響を受けることが極めて少ないプロファ
イリングターゲットを得ることができ、その中に設けら
れたパッチを測定することにより、印刷機のプロファイ
ル(すなわち一種のデバイスプロファイル)として非常
に精度の高いプロファイルを作成することができる。ま
た、本発明に係る印刷物あるいはカラーマネージメント
システムは、本発明に係る印刷機のプロファイル作成方
法、あるいはそのプロファイルを用いたカラーマネージ
メント方法を実行する場合に、大変に好適である。これ
らは、研究者が鋭意研究を重ねた結果、判明したもので
ある。
【0029】また、研究者による研究の結果から、本発
明によれば、印刷機の一つのインキキー幅内に相当する
領域内に設けてあるプロファイリングターゲット内のパ
ッチの測色データを得る場合に、複数あるパッチのう
ち、少なくとも3色のインクによって得られたグレーの
パッチについての測色データを得て、これを用いて印刷
機のプロファイルを作成することによって、精度の高い
カラーマッチングを可能とする印刷機のプロファイルを
得られることが判明した。
【0030】そして、少なくとも3色のインクによって
得られたグレーの中でも、高濃度よりも低濃度の方がよ
り精度が高くなる、つまり、ライトよりもミディアム、
ミディアムよりもシャドーのパッチを使用した方が精度
が高くなることが判明したので、よりシャドーの域のパ
ッチを使用することが好ましい。
【0031】尚、印刷機の一つのインキキー幅内に相当
するの領域内にプロファイリングターゲットを設けた場
合であって、プロファイリングターゲット内にパッチが
ランダムに配置された仕様を用いた場合には、印刷物の
インキキー毎による濃度ムラの影響をよりいっそう受け
難くなり、かつ、印刷方向に発生するムラの影響までも
たいへんに減少されたプロファイリングターゲットを得
られるので、そのプロファイリングターゲット内のパッ
チを測定することができ、その結果、さらに精度の高い
印刷機のプロファイルを作成することが可能となる。
【0032】
【実施例】<実施例1>本発明の方法を用いて、印刷機
プロファイルを作成、それを用いてデジタルプルーフと
のカラーマッチングのテストを行った。
【0033】まず、印刷機のプロファイル作成のための
プロファイリングソフトウェアとして、Kodak社の
Colorflow Profile Editor
2.0を選択した。このプロファイリングソフトウェア
のプロファイリングターゲット10を本発明の本機プロ
ファイル作成方法で使用するプロファイリングターゲッ
ト10にレイアウト変更したデータおよびその他の絵柄
31のデータをマッキントッシュコンピュータ、Ado
be Systems社のPhotoshop 5.
0、Illustrator 8.0、および Qua
rk社のQuark Xプレス4.0を用いて構成され
るDTPシステム(DTPは“Desktop Pub
lishing”の略称)を用いてレイアウトし、三菱
重工業社のオフセット輪転印刷機にて印刷を行って、図
1に示すような本発明の印刷機プロファイル作成方法を
実施するレイアウトの印刷物を10000部得た。印刷
中には濃度計を用いて、印刷濃度を適宜チェックした。
【0034】絵柄31としては様々な絵柄を使用した
が、評価用としてISO 12640にて規定されてい
るSCID画像であるN7A(Musician)とI
T8.7/3 Basic target(S7A &
S8A)を用いた。N7A(Musician)は目
視評価用であり、とIT8.7/3 Basic ta
rget(S7A & S8A)は色測定評価用として
用いた。
【0035】次にデバイスプロファイル作成のためのサ
ンプル選定のために上記10000部の印刷物の中から
100部毎のサンプル一部ずつ計100部抜き取り、目
標としていた印刷濃度に最も近く、またプロファイリン
グターゲットにゴミ付きや抜け、汚れなどがない本発明
を実施するためのベスト印刷物を1枚選択した。なお、
この本発明の印刷機プロファイル作成方法を実施する印
刷物では、そのレイアウトにおいてプロファイリングタ
ーゲット幅11は印刷機のインキキー幅42とより狭
く、かつ、一つのインキキー幅42の幅内に収まってい
るため、本発明の印刷機プロファイル作成方法で使用す
るプロファイリングターゲット10のインキ量は一つの
インキキー40に依存されるだけであるために、このプ
ロファイリングターゲット内にはインキキー毎の濃度差
による面内ムラがなく、所望するプロファイリングター
ゲットを得ることができた。
【0036】この本発明を実施するベスト印刷物とKo
dak社のColorflow Profile Ed
itor2.0を用いて、この印刷物を印刷した印刷機
である三菱重工業社のオフセット輪転印刷機のプロファ
イルを作成した。プロファイリングターゲット10の測
定時には測定機としてGretag Macbeth社
のSpectro Lino/Spectro Sca
nを用いた。
【0037】次にこの本発明の方法により作成したオフ
セット輪転機のプロファイルを用いたカラーマネージメ
ントシステムより、この本発明を実施するベスト印刷物
とデジタルプルーフのカラーマッチングテストを行っ
た。デジタルプルーフとしては一般的なものであればど
れを使用してもよいが、ここでは比較的安価で使用勝手
のよい、Scitex社のIris Realist
FXを使用した。カラーマッチングテストは絵柄31の
中からカラーマッチングの評価用としてレイアウトした
ISO 12640規定のSCID画像であるN7A
(Musician)とIT8.7/3 Basic
target(S7A & S8A)を用いて実施し
た。
【0038】Iris Realist FXのプロフ
ァイルは上記オフセット印刷機プロファイル作成と同様
のソフトウェア、測定器を用いて作成した。なお、Ir
isRealist FXはオフセット印刷による印刷
物のような面内ムラはほぼ皆無であるので、特にそれに
ついて考慮する必要はなかった。
【0039】次に、アドビシステム社のPhotosh
op 5.0をAPIとして用い、インプットプロファ
イルとして上記の本発明に係る方法により作成したオフ
セット輪転印刷機のプロファイル、アウトプットプロフ
ァイルとしてIris Realist FXのプロフ
ァイル、CMMにはImation CFMを使用し
て、評価用絵柄であるN7A(Musician)とI
T8.7/3 Basic target(S7A &
S8A)を、Iris Realist FXによる
出力物が本発明を実施するためのベスト印刷物にカラー
マッチングするように色変換した。
【0040】このデータをTIFFファイルで保存した
後、このファイルをIris Realist FXで
出力した。なお、比較用出力物としてカラーマネージメ
ントをしていないN7A(Musician)とIT
8.7/3 Basic target(S7A &
S8A)データもIris Realist FXで出
力した。
【0041】これらのIris Realist FX
の出力物と本発明を実施するベスト印刷物を比較したと
ころ、N7A(Musician)を用いた目視評価で
はカラーマネージメントを行った印刷物はカラーマネー
ジメントなしの出力物と比較すると非常に良好であり、
そのカラーマッチング精度はほぼ所望するものであっ
た。
【0042】また、IT8.7/3 Basic ta
rget(S7A & S8A)を用いた色評価では、
Gretag Macbeth社のSpectro L
ino/Spectro ScanにてCIELABに
よる色測定を行い、IrisRealist FXの出
力物と本発明を実施するベスト印刷物を色差にて比較し
たところ、カラーマネージメントなしのケースでは18
2個のパッチの平均値で色差が約4.7であったのに対
し、本発明の方法にて作成したオフセット印刷機プロフ
ァイルを用いたカラーマネージメントありのケースでは
色差が約2.3であり、色差が約半分となった。この色
差2.3の大きさは、一般的なカラーマッチング精度の
基準でもあり、且つ、カラーマッチング精度のよく目標
とされる色差3と比べても、より小さいことから、実験
データからも本発明の印刷機プロファイル作成方法から
得られたオフセット印刷機プロファイルを使用したカラ
ーマッチング精度を証明することができた。
【0043】なお、本実施例では、図1を用いて本発明
の印刷機プロファイル作成方法の説明をしたが、図2の
ように本発明の印刷機プロファイル作成方法で使用する
プロファイリングターゲットを断裁トンボ32の外側、
即ち印刷後断裁されるエリアに設ければ、特別な印刷機
プロファイル作成のための印刷テストを行う必要がな
く、実生産の印刷時にいつでも本発明の印刷機プロファ
イル作成方法を実施することができる。
【0044】<実施例2>本機印刷機とデジタルプルー
フのカラーマッチングを実現するために、カラーマネー
ジメントテストを実施した。まず、本機印刷機プロファ
イルを作成、それを用いてデジタルプルーフの色調が本
機印刷の色再現に合うように画像の色変換を行い、デジ
タルプルーフにて出力を行った。次に本機印刷機プロフ
ァイルを作成した実印刷機にて本発明の印刷管理方法を
用いて印刷を行い、デジタルプルーフとのカラーマッチ
ング精度検証を行った。
【0045】本機印刷機プロファイル作成のためのプロ
ファイリングソフトウェアとしては、Kodak社のC
olorflow Profile Editor2.
0を選択した。本機プロファイルを作成するためには、
プロファイルを作成する印刷機にてプロファイリングソ
フトウェア付随のプロファイリングターゲットを出力す
る必要があるが、通常は図4に示すように、このプロフ
ァイリングターゲット10をそのまま使用するが、オフ
セット印刷機のプロファイルを作成する場合には、図5
に示すように、このプロファイリングターゲットをオフ
セット印刷機の一つのインキキー幅内にレイアウト変更
したインキキー幅プロファイリングターゲット10を用
いれば、オフセット印刷機特有の印刷方向に対して横方
向の濃度ムラの影響を受けにくくなるので、好都合であ
る。ここでは印刷機として三菱重工製のオフセット印刷
機を使用するために、図5に示すような、インキキー幅
プロファイリングターゲット10を絵柄31および本機
印刷の色管理を行うための指標を得るためのカラーパッ
チ32と共に、マッキントッシュコンピュータ、アドビ
システムズ社のPhotoshop5.0、Illus
trator8.0および クォーク社のQuark
Xpress4.0にて構成されるDTPシステムにて
レイアウトした。
【0046】次にこの印刷レイアウトを実際に印刷し、
図5に示すようなレイアウトの印刷物を10000部得
た。印刷目標濃度はブラック1.6、シアン1.3、マ
ゼンタ1.4、イエロー1.3(ステータスE)とし、
印刷中、濃度計を用いて印刷濃度を適宜チェックした。
絵柄31としては様々な絵柄を使用したが、評価用とし
てISO12640にて規定されているSCID画像で
あるN7A(Musician)とIT8.7/3Ba
sic target(S7A & S8A)を用い
た。N7A(Musician)は目視評価用であり、
IT8.7/3Basic target(S7A &
S8A)は色測定評価用として用いた。
【0047】次にデバイスプロファイル作成のためのサ
ンプル選定のために上記10000部の印刷物の中から
100部毎のサンプル一部ずつ計100部抜き取り、目
標としていた印刷濃度に最も近く、またゴミ付きや抜
け、汚れなど印刷欠陥のない最も良好な印刷物を1枚選
択した。この際、管理濃度値と実測濃度値の誤差はブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエロー各色とも±0.1D
程度であった。しかし、この印刷物では、インキキー幅
プロファイリングターゲット10を使用したことによ
り、このインキキー幅プロファイリングターゲット10
はインキキー毎の濃度差による面内ムラがなく、ほぼ所
望するプロファイリングターゲットを得ることができ
た。
【0048】この最も良好な印刷物とKodak社のC
olorflow ProfileEditor2.0
を用いて、三菱重工製のオフセット輪転機のプロファイ
ル(本機印刷機プロファイル)を作成した。インキキー
幅プロファイリングターゲット10の測定には測定機と
してGretag Macbeth社のSpectro
Lino/Spectro Scanを用いた。
【0049】次にデジタルプルーフと本プロファイルを
作成した三菱重工製オフセット印刷機で印刷した印刷物
とのカラーマッチングをはかるために、カラーマネージ
メントシステムを応用したカラーマッチングテストを実
施した。デジタルプルーフとしては一般的なものであれ
ばどれを使用してもよかったが、ここでは比較的出力単
価が安価で、かつ使用勝手のよい、Scitex社のI
ris Realist FXを使用した。カラーマッ
チングテストは絵柄31の中からカラーマッチングの評
価用としてレイアウトしたISO12640にて規定さ
れているSCID画像であるN7A(Musicia
n)とIT8.7/3Basic target(S7
A & S8A)を用いて実施した。
【0050】Iris Realist FXのプロフ
ァイルは上記本機印刷機プロファイル作成と同様のソフ
トウェア、測定器を用いて作成した。なお、Iris
Realist FXはオフセット印刷物のような面内
ムラはほぼ皆無であるので、特にそれについて考慮する
必要はなかった。
【0051】次にアドビシステム社のPhotosho
p 5.0をAPIとして用い、インプットプロファイ
ルとして上記の本機印刷機プロファイル、アウトプット
プロファイルとしてIris Realist FXの
プロファイル、CMMはImation CFMを使用
して、評価用絵柄であるN7A(Musician)と
IT8.7/3Basic target(S7A &
S8A)をIrisRealist FXの出力物が
上記三菱重工製オフセット印刷機で印刷される印刷物と
カラーマッチングするように色変換した。このデータを
TIFFファイルで保存後、Iris Realist
FXで出力し、カラーマネージメントを応用したデジ
タルプルーフを作成した。
【0052】次にこのデジタルプルーフと実際の印刷物
がどの程度カラーマッチング精度検証を行うために、本
機印刷機プロファイルを作成した同一の印刷機、同一の
印刷レイアウトを使用して、本発明における本機印刷色
管理方法を用いて印刷テストを実施した。まず、本機印
刷機プロファイルを作成した最も良好な印刷物内に配置
されたカラーパッチ32のインキキー幅プロファイリン
グターゲット10と同一のインキキー幅42内のプロセ
ス4色(ブラック、シアン,マゼンタ、イエロー)の濃
度値を管理値として、図5に示すような本機印刷機プロ
ファイルを作成した際の印刷レイアウトを再度1000
0部印刷した。この際、印刷レイアウトとしてはカラー
パッチ32および評価用絵柄であるN7A(Music
ian)N7A(Musician)とIT8.7/3
Basic target(S7A & S8A)が
あれば問題なかったが、ここでは図5に示すレイアウト
を再度使用した。管理濃度値と実測濃度値の誤差はプロ
ファイル作成時と同様、ブラック、シアン、マゼンタ、
イエロー各色とも±0.1D程度であった。
【0053】次に上記10000部の印刷物の中から1
00部毎のサンプル一部ずつ計100部抜き取りを行
い、これらの印刷物とカラーマッチングするように色変
換されたIris Realist FX出力物と比較
した。N7A(Musician) を用いた目視評価
では抜き取った印刷物によって濃度変動があるためにそ
のカラーマッチング精度は若干のばらつきがあったが、
そのカラーマッチング精度は満足のいくものであった。
【0054】次にIT8.7/3 Basic tar
get(S7A & S8A)用いた測色評価をでは、
Iris Realist FXの出力物と上記100
部の印刷物をGretag Macbeth社のSpe
ctro Lino/Spectro Scanを用い
てCIELABによる色測定を行って、色差にて比較し
たところ、抜き取った印刷物によって濃度変動があるた
めにそのカラーマッチング精度は若干のばらつきがあっ
たが、そのカラーマッチング精度は色差にて2.3から
3.5程度であり、ほぼ所望するカラーマッチング精度
が得られた。カラーマッチング精度の基準でもあり、か
つ、カラーマッチング精度の目標である色差は一般的に
3程度であり、この色差2.3から3.5という値から
も本発明の印刷機プロファイル作成方法から得られたオ
フセット印刷機プロファイルを使用したカラーマッチン
グ精度を証明することができた。
【0055】なお、本実施例では図5を用いて本発明の
オフセット印刷機プロファイル作成方法の説明をした
が、図6のように本発明の本機印刷機プロファイル作成
方法で使用するプロファイリングターゲットを断裁トン
ボ32の外側、即ち印刷後断裁されるエリアに設けれ
ば、特別な印刷機プロファイル作成のための印刷テスト
を行う必要がなく、本機印刷機プロファイルを作成、ま
た印刷管理用データをカラーパッチ35から得ることが
できるので、実生産の印刷時にいつでも本発明における
印刷管理方法を実施することができる。
【0056】<比較例1>従来の技術に係る方法を用い
て、印刷機プロファイルを作成、それを用いてデジタル
プルーフとのカラーマッチングテストを行った。
【0057】実施例1と同様のDTPシステムを用いて
プロファイリングターゲット10およびその他の絵柄3
1をレイアウトし、実施例1で使用した三菱重工製オフ
セット輪転機にて同じ用紙、インキ、印刷条件を用いて
印刷を行い、図3に示すような従来の印刷機プロファイ
ル作成方法を実施する印刷物を10000部得た。印刷
中には濃度計を用いて、印刷濃度を適宜チェックした。
使用した絵柄31は実施例1と同じものを使用し、評価
用絵柄であるISO12640にて規定されているN7
A(Musician)とIT8.7/3 Basic
target(S7A & S8A)を含んでいる。
【0058】次に、デバイスプロファイル作成のための
サンプル選定のために上記10000部の印刷物の中か
ら100部毎のサンプルを一部ずつ計100部抜き取
り、目標としていた印刷濃度に最も近く、また上記プロ
ファイリングターゲットにゴミの付着、抜け、汚れなど
が無い適当な印刷物のサンプルを1枚選択した。なお、
このサンプル選定時に、プロファイリングターゲット内
に極力面内ムラのないものを選定しようとしたが、この
レイアウトではプロファイリングターゲット幅11は印
刷機のインキキー幅42と比較しておよそ4倍であり、
プロファイリングターゲット10の印刷濃度は4つの印
刷機のインキキー40から影響を受けるため、インキキ
ー依存による帯状の濃度ムラが発生しており、濃度ムラ
が無いサンプルは皆無であった。最終的に選定したベス
ト印刷物でもそのプロファイリングターゲット内にイン
キキーに起因する帯状の濃度ムラが認められ、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、及びブラックのインキにおいて
各々目標値から±0.07〜0.10程度の濃度ばらつ
きが見られた。
【0059】次に、この従来の技術によるデバイスプロ
ファイルを作成するためのベスト印刷物とKodak社
のColorflow Profile Editor
2.を用いて、実施例1と同様に三菱重工製のオフセッ
ト輪転機のプロファイルを作成した。プロファイリング
ターゲット10の測定は、実施例1の場合と同様、Gr
etag Macbeth社のSpectro Lin
o/SpectroScanを用いた。
【0060】次に、この従来の方法により作成したオフ
セット輪転機のプロファイルを用いたカラーマネージメ
ントシステムより、このデバイスプロファイルを作成し
た際に使用したベスト印刷物とデジタルプルーフである
Scitex社のIris Realist FXのカ
ラーマッチングテストを行った。カラーマッチングテス
トは実施例1と同様、絵柄31の中からカラーマッチン
グの評価用としてレイアウトしたISO 12640規
定のSCID画像であるN7A(Musician)と
IT8.7/3 Basic target(S7A
& S8A)を用いて実施した。なお、Iris Re
alist FXのプロファイルは実施例1の場合と同
様のプロファイルを使用した。
【0061】実施例1の場合と同様に、アドビシステム
社のPhotoshop 5.0をAPIとして用い
て、インプットプロファイルとして上記従来の方法によ
り作成したオフセット輪転機のプロファイル、アウトプ
ットプロファイルとしてIris Realist F
Xのプロファイルを使用し、評価用絵柄であるN7A
(Musician)とIT8.7/3 Basic
target(S7A &S8A)データを色変換し
て、TIFFファイルで保存後、このファイルをIri
s Realist FXで出力した。また、実施例1
と同様、比較用出力物としてカラーマネージメントをし
ていないN7A(Musician)とIT8.7/3
Basic target(S7A & S8A)の
データをIris Realist FXで出力した。
【0062】これらのIris Realist FX
の出力物と従来の方法でプロファイルを作成した際のベ
スト印刷物を比較したところ、N7A(Musicia
n)をもちいた目視評価では、カラーマネージメントを
行った印刷物はカラーマネージメントなしの出力物より
は良好であったが、所望するカラーマッチング精度が出
ていなかった。またIT8.7/3 Basic ta
rget(S7A & S8A)を用いた色評価では、
Gretag Macbeth社のSpectro L
ino/Spectro ScanにてCIELABに
よる色測定を行って、IrisRealist FXの
出力物と従来の方法でオフセット印刷機プロファイルを
作成したベスト印刷物を色差にて比較したところ、カラ
ーマネージメントなしのケースでは182個のパッチの
平均色差が約4.7であり、カラーマネージメントありの
ケースでは平均色差が約3.9であった。この従来の技
術による方法で作成したオフセット印刷機プロファイル
を用いてカラーマッチングをした場合では若干カラーマ
ッチング精度が向上したものの、一般的なカラーマッチ
ング精度の基準でもあり、かつ、カラーマッチング精度
の目標である色差3より若干大きく、カラーマッチング
精度は所望のものまでには至らなかった。
【0063】<比較例2>実施例2と同様に、本機印刷
物とデジタルプルーフのカラーマッチングテストを実施
した。カラーマネージメントを応用したデジタルプルー
フは実施例2と同一のものを使用したが、比較用の印刷
は従来の方法による印刷管理方法にて行った。
【0064】従来の本機印刷色管理方法を用いた印刷で
は、管理用濃度値として本機印刷機プロファイル作成時
と同じ値を用いた(ステータスE:ブラック1.6、シ
アン1.3、マゼンタ1.4、イエロー1.3)。この
濃度値を管理値として、図5に示すような本機印刷機プ
ロファイルを作成した際の印刷レイアウトを再度100
00部印刷した。この際、管理濃度値と実測濃度値の誤
差は再度、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー各色
とも±0.1D程度であったが、プロファイル作成時の
印刷物も同様に管理値と濃度差があったために、結果と
してプロファイルを作成した印刷物とこの従来の印刷管
理方法で得られた印刷物との濃度差は各色で最大±2.
0D程度となった。
【0065】次に上記10000部の印刷物の中から1
00部毎のサンプル一部ずつ計100部の抜き取りを行
い、これらの印刷物とカラーマッチングするように色変
換されたIris RealistFX出力物と比較し
た。N7A(Musician) を用いた目視評価で
は抜き取った印刷物によって濃度変動があることと、従
来の印刷管理方法によるプロファイルを作成した印刷物
とこれらのサンプルには大きな濃度差があるためにその
カラーマッチング精度にはばらつきがあり、かつ満足と
いえるレベルではなかった。
【0066】次にIT8.7/3 Basic tar
get(S7A & S8A)用いた測色評価ではTr
is Realist FXの出力物と上記100部の
印刷物をGretag Macbeth社のSpect
ro Lino/Spectro Scanを用いてC
IELABによる色測定を行って、色差にて比較したと
ころ、そのカラーマッチング精度は色差にて4.0から
6.5程度であった。この色差4.0から6.5程度は
一般的なカラーマッチング精度から見ても満足が言える
レベルとは言えず、データからも従来の印刷管理方法の
有効性は確認できなかった。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る印刷機
プロファイル作成方法あるいは印刷物によれば、印刷
(特にインキキーがある印刷機による印刷、例えばオフ
セット印刷)で面内ムラに全く影響されることなく、プ
ロファイルを作成することができ、従来では成し得なか
った精度高いのオフセット印刷機プロファイルを作成す
ることができた。特に、オフセット印刷の場合は、オフ
セット印刷物特有のインキキーによる帯状の面内ムラに
殆ど影響されることなく、プロファイルを作成すること
ができるので、大変効果的であった。また、本発明に係
るカラーマチング方法や色管理方法あるいは色管理装置
によれば、実際に本機印刷機プロファイルを作成した印
刷物から得られる濃度値または測色値の少なくともいず
れかを印刷の色管理の指標として用いることによって、
従来は成し得なかった、デジタルプルーフと本機印刷物
(本機での繰り返し印刷による印刷物)との間でたいへ
ん高い精度のカラーマッチングを行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷機のプロファイルを作成する
際の、印刷レイアウトの一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る印刷機のプロファイルを作成する
際の、印刷レイアウトの他の一例を示す説明図である。
【図3】従来の技術に係る印刷機のプロファイルを作成
する際の、印刷レイアウトの一例を示す説明図である。
【図4】本機印刷機プロファイルを作成するためのプロ
ファイリングターゲットと、本機印刷の色管理を行うた
めの印刷レイアウトを説明する第1の例を示す説明図で
ある。
【図5】本機印刷機プロファイルを作成するためのプロ
ファイリングターゲットと、本機印刷の色管理を行うた
めの印刷レイアウトを説明する第2の例を示す説明図で
ある。
【図6】本機印刷機プロファイルを作成するためのプロ
ファイリングターゲットと、本機印刷の色管理を行うた
めの印刷レイアウトを説明する第3の例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10・・・本発明の印刷機プロファイル作成方法で使用
するプロファイリングターゲット 11・・・本発明の印刷機プロファイル作成方法で使用
するプロファイリングターゲット幅(プロファイリング
ターゲットが必要な幅) 30・・・印刷用紙 31・・・絵柄 32・・・断裁トンボ 35・・・カラーパッチ 36・・・カラーパッチの拡大図 40・・・印刷機のインキキー 41・・インキキーナンバー 42・・インキキー幅

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロファイリングターゲットを印刷する印
    刷レイアウトを、インキキーを有する印刷機の該インキ
    キー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域中に、相
    違する複数のパッチを備えた該プロファイリングターゲ
    ットを印刷する印刷レイアウトとするレイアウトステッ
    プ、および、 該印刷機で印刷した該プロファイリングターゲット中の
    該パッチを測色し測色データを得る測色ステップ、 得られた該測色データを使用して該印刷機のプロファイ
    ルを作成するプロファイリングステップ、を有すること
    を特徴とする印刷機プロファイルの作成方法。
  2. 【請求項2】プロファイリングターゲット中に複数色の
    パッチの配置が、ランダムか又は擬似的なランダムかの
    いずれかで配置されてあることを特徴とする請求項1に
    記載の印刷機プロファイルの作成方法。
  3. 【請求項3】ある印刷機と他のデバイスとの間のカラー
    マッチングを行う方法であって、 インキキーを有する該印刷機の該インキキー1つ分の幅
    内に位置する被印刷面上の領域中に、相違する複数のパ
    ッチを備えたプロファイリングターゲットを印刷する印
    刷レイアウトによって、該印刷機を用いて印刷された該
    プロファイリングターゲット中のパッチの測色により得
    られたデータを使用して該印刷機のプロファイルを作成
    する作成ステップ、および、 該印刷機と該他のデバイスとの間のカラーマッチング
    に、該プロファイルを使用するカラーマッチングステッ
    プ、 を有することを特徴とするカラーマッチング方法。
  4. 【請求項4】プロファイリングターゲット中に複数色の
    パッチの配置が、ランダムか又は擬似的なランダムかの
    いずれかで配置されてあることを特徴とする請求項3に
    記載のカラーマッチング方法。
  5. 【請求項5】前記の他のデバイスは、デジタルスチルカ
    メラ、デジタルビデオカメラ、イメージスキャナ、モニ
    タ、デジタルプルーファ、インクジェットプリンタ、あ
    るいは、別の印刷機のうちのいずれかであることを特徴
    とする請求項3又は4のいずれかに記載のカラーマッチ
    ング方法。
  6. 【請求項6】印刷された印刷物の色を管理する方法であ
    って、 インキキーを有する該印刷機の該インキキー1つ分の幅
    内に位置する被印刷面上の領域中に、相違する複数のパ
    ッチを備えたプロファイリングターゲットの中に設けら
    れたパッチか、又は、該プロファイリングターゲットが
    属する該インキキー1つ分の幅内に位置する被印刷面上
    の領域中にあるコントロールパッチ中のパッチのいずれ
    かであって、 少なくとも3色によるグレーのパッチか、あるいは、ブ
    ラック、シアン、マゼンタ又はイエローのいずれかの単
    色のパッチ、のうちの少なくともいずれか1について、
    該パッチの色か又は濃度のいずれかの測定結果を用い
    て、該印刷物の色を管理し、 且つ、該プロファイリングターゲットは該印刷機のプロ
    ファイル作成に使用されたものであること、を特徴とす
    る色管理方法。
  7. 【請求項7】前記グレーのパッチは、シャドーのグレー
    を用いることを特徴とする請求項6に記載の色管理方
    法。
  8. 【請求項8】前記グレーのパッチは、メディアムのグレ
    ーを用いることを特徴とする請求項6に記載の色管理方
    法。
  9. 【請求項9】前記グレーのパッチは、メディアムからシ
    ャドーに属するグレーを用いることを特徴とする請求項
    6に記載の色管理方法。
  10. 【請求項10】インキキーを有する印刷機の該インキキ
    ー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域中に、相違
    する複数のパッチを備えたプロファイリングターゲット
    が印刷してあることを特徴とする印刷物。
  11. 【請求項11】前記プロファイリングターゲットの中
    か、又は、該プロファイリングターゲットが属する該イ
    ンキキー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域中に
    あるコントロールパッチ中の、いずれかには、 少なくとも3色によるグレーのパッチか、あるいは、ブ
    ラック、シアン、マゼンタ又はイエローのいずれかの単
    色のパッチ、のうちの少なくともいずれか1があるこ
    と、を特徴とする請求項10に記載の印刷物。
  12. 【請求項12】印刷された印刷物の色を管理する装置で
    あって、(イ)インキキーを有する該印刷機の該インキ
    キー1つ分の幅内に位置する被印刷面上の領域中に、相
    違する複数のパッチを備えたプロファイリングターゲッ
    トの中に設けられたパッチか、又は、該プロファイリン
    グターゲットが属する該インキキー1つ分の幅内に位置
    する被印刷面上の領域中にあるコントロールパッチ中の
    パッチのいずれかであって、 少なくとも3色によるグレーのパッチか、あるいは、ブ
    ラック、シアン、マゼンタ又はイエローのいずれかの単
    色のパッチ、のうちの少なくともいずれか1について、
    該パッチの色か又は濃度のいずれかの測定結果を用い
    て、該印刷物の色を管理する管理手段、を備えており、 該プロファイリングターゲットは該印刷機のプロファイ
    ル作成に使用されたものであること、を特徴とする色管
    理装置。
  13. 【請求項13】本機印刷機間、または、本機印刷機とそ
    の他のデバイスとの間の、いずれかのカラーマッチング
    をはかるためにカラーマネージメントを応用して行う印
    刷で、色管理を行う装置であって、 請求項10又は11のいずれかに記載の印刷物のプロフ
    ァイリングターゲットから本機印刷機のプロファイルで
    ある本機印刷機プロファイルが作成され、該本機印刷機
    プロファイルがカラーマネージメントに応用される際
    に、 該本機プロファイルの作成に使用した印刷物内に設けら
    れたカラーパッチから得られる濃度値または測色値の少
    なくともいずれかを指標として本機印刷の色管理を行う
    色管理手段、を備えることを特徴とする色管理装置。
  14. 【請求項14】本機印刷機間、または、本機印刷機とそ
    の他のデバイスとの間の、いずれかのカラーマッチング
    をはかるためにカラーマネージメントを応用して行う印
    刷で、色管理を行う装置であって、 プロファイリングターゲットがレイアウトされた印刷物
    から本機印刷機のプロファイルである本機印刷機プロフ
    ァイルが作成され、該本機印刷機プロファイルがカラー
    マネージメントに応用される際に、 該本機印刷機プロファイルの作成に使用したプロファイ
    リングターゲットから得られる濃度値または測色値の少
    なくともいずれかを指標として本機印刷の色管理を行う
    色管理手段、を備えることを特徴とする色管理装置。
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