JP2002324884A - 冷却プレート及びその製造方法 - Google Patents

冷却プレート及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002324884A
JP2002324884A JP2001129213A JP2001129213A JP2002324884A JP 2002324884 A JP2002324884 A JP 2002324884A JP 2001129213 A JP2001129213 A JP 2001129213A JP 2001129213 A JP2001129213 A JP 2001129213A JP 2002324884 A JP2002324884 A JP 2002324884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
fin
plate
corrugated fin
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001129213A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ikami
浩 井神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Aluminium Co Ltd filed Critical Nippon Aluminium Co Ltd
Priority to JP2001129213A priority Critical patent/JP2002324884A/ja
Publication of JP2002324884A publication Critical patent/JP2002324884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/025Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/12Elements constructed in the shape of a hollow panel, e.g. with channels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際上安定して製作でき、満足できる性能を
発揮できる程度に細かなピッチのチャネルを有すること
ができる、冷却プレートを提供すること。 【解決手段】 コルゲートフィン2が2個の板状フィン
3,4によって両面側から挟まれて構成されたものであ
り、コルゲートフィン2は波形断面形状を有する板体か
らなり、板状フィン3,4は、板部31,41と多数の
突起32,42とからなり、板状フィン3においては、
コルゲートフィン2の一面側から、突起32が波形の凹
部に挿し込まれて凹部底部に当接し、板部31が波形の
凸部の先端部に当接しており、板状フィン4において
は、コルゲートフィン2の他面側から、突起42が波形
の凹部に挿し込まれて凹部底部に当接し、板部41が波
形の凸部の先端部に当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロチャネル
を有する冷却プレート及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来のマイクロチャネルを有
する冷却プレートでは、エッチングやマイクロ加工によ
って微細な溝を形成する必要があったため、安価に且つ
大量に製作するのが困難であった。
【0003】そこで、図7に示すようなコルゲートフィ
ン2を用いてマイクロチャネルを構成することが提案さ
れている。コルゲートフィン2において、伝熱面積を高
めるためには、波形高さ寸法T1をある程度の大きさと
し、且つ、ピッチ寸法P1を極力小さくする必要があ
る。例えば、T1を1mmとした場合はP1を200〜
300μm程度とする必要がある。しかしながら、T1
/P1が大きくなると、コルゲートフィン2の製作が困
難となっていた。また、寸法精度を維持するためには、
P1部分に金型が必要であるが、200〜300μm程
度以下の金型を用いた場合には、コルゲートフィン2の
製作中に金型が破損などする恐れがあり、安定した製作
が困難であった。それ故、実際上安定して製作できるコ
ルゲートフィン2は、寸法P1が0.5〜0.8mm程
度のものであり、マイクロチャネルとして満足できる性
能のものではなかった。
【0004】また、図8に示すような板状フィン8を用
いてマイクロチャネルを構成することが提案されてい
る。しかし、ピッチ寸法P2の小さなものを製作する場
合には、ダイスが破損したり、例えばアルミニウムであ
る押出材料が突起81となる部分に流れ込まなかったり
する恐れがあるため、製作が困難であった。
【0005】そこで、図9に示すように、ピッチ寸法P
2が比較的大きな板状フィン3,4を安定して製作し、
それを図10に示すように組み合わせて、マイクロチャ
ネルを構成することが提案されている。しかしながら、
この場合でも、波形高さ寸法T2を1mm程度とする
と、押出可能な観点から、ピッチ寸法P2は0.8〜
1.0mm、寸法t1は0.3〜0.5mmとなり、マ
イクロチャネルとして満足できる性能のものではなかっ
た。
【0006】本発明は、実際上安定して製作でき、満足
できる性能を発揮できる程度に細かなピッチのチャネル
を有することができる、冷却プレートを提供すること、
及び容易に冷却プレートを得ることができる、製造方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
マイクロチャネルを有する冷却プレートにおいて、コル
ゲートフィンが2個の板状フィンによって両面側から挟
まれて構成されたものであり、コルゲートフィンは、波
形断面形状を有する板体からなり、板状フィンは、板部
とその一面の多数の突起とからなり、一方の板状フィン
においては、コルゲートフィンの一面側から、突起がコ
ルゲートフィンの波形の凹部に挿し込まれて凹部底部に
当接し、板部がコルゲートフィンの波形の凸部の先端部
に当接しており、他方の板状フィンにおいては、コルゲ
ートフィンの他面側から、突起がコルゲートフィンの波
形の凹部に挿し込まれて凹部底部に当接し、板部がコル
ゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接していること
を特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、板状フィンが押出形材である。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、板材フィンが多数のアングル材を並設して
構成されており、アングル材の一辺が板部を構成し、他
辺が突起となっているものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、アングル材が押出形材である。
【0011】請求項5記載の発明は、マイクロチャネル
を有する冷却プレートにおいて、第1のコルゲートフィ
ンが第2及び第3のコルゲートフィンによって両面側か
ら挟まれて構成されたものであり、全てのコルゲートフ
ィンは、波形断面形状を有する板体からなり、第2及び
第3のコルゲートフィンは、第1のコルゲートフィンと
同じピッチ寸法を有し、且つ、第1のコルゲートフィン
より小さい波形高さ寸法を有しており、第2のコルゲー
トフィンにおいては、第1のコルゲートフィンの一面側
から、波形の凸部が第1のコルゲートフィンの波形の凹
部に嵌入し、波形の凹部の底部が第1のコルゲートフィ
ンの波形の凸部の先端部に当接しており、第3のコルゲ
ートフィンにおいては、第1のコルゲートフィンの他面
側から、波形の凸部が第1のコルゲートフィンの波形の
凹部に嵌入し、波形の凹部の底部が第1のコルゲートフ
ィンの波形の凸部の先端部に当接していることを特徴と
している。
【0012】請求項6記載の発明は、マイクロチャネル
を有する冷却プレートを製造する方法において、波形断
面形状を有する板体からなるコルゲートフィンを、2個
の板状フィンによって両面側から挟む、組合せ工程と、
コルゲートフィンと板状フィンとを、両者の当接部分で
ろう付けする、接合工程と、を有し、組合せ工程におい
て、板状フィンとして、板部とその一面の多数の突起と
からなるものを用い、一方の板状フィンを、コルゲート
フィンの一面側から、突起がコルゲートフィンの波形の
凹部に挿し込まれて凹部底部に当接するとともに、板部
がコルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接するよ
う、また、他方の板状フィンを、コルゲートフィンの他
面側から、突起がコルゲートフィンの波形の凹部に挿し
込まれて凹部底部に当接するとともに、板部がコルゲー
トフィンの波形の凸部の先端部に当接するよう、コルゲ
ートフィンに組合せるようにしていることを特徴として
いる。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、組合せ工程に先立って、多数のアングル材
を、一辺が板部を構成するとともに他辺が突起となるよ
う並設して、板状フィンを構成するようにしたものであ
る。
【0014】請求項8記載の発明は、マイクロチャネル
を有する冷却プレートを製造する方法において、波形断
面形状を有する板体からなる第1のコルゲートフィン
を、同じく第2及び第3のコルゲートフィンによって両
面側から挟む、組合せ工程と、第1のコルゲートフィン
と第2及び第3のコルゲートフィンとを、両者の当接部
分でろう付けする、接合工程と、を有し、組合せ工程に
おいて、第2及び第3のコルゲートフィンとして、第1
のコルゲートフィンと同じピッチ寸法を有し、且つ、第
1のコルゲートフィンより小さい波形高さ寸法を有する
ものを用い、第2のコルゲートフィンを、第1のコルゲ
ートフィンの一面側から、波形の凸部が第1のコルゲー
トフィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹部の底部が第
1のコルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接する
よう、また、第3のコルゲートフィンを、第1のコルゲ
ートフィンの他面側から、波形の凸部が第1のコルゲー
トフィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹部の底部が第
1のコルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接する
よう、第1のコルゲートフィンに組合せるようにしてい
ることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本実施形態
の冷却プレートの断面図、図2は同じく分解断面図であ
る。この冷却プレート1は、コルゲートフィン2が2個
の板状フィン3,4によって両面側から挟まれて構成さ
れたものであり、多数のチャネル11,12を有してい
る。即ち、冷却プレート1はマイクロチャネルを有する
ものである。なお、板状フィン3,4は押出形材であ
る。
【0016】コルゲートフィン2は、波形断面形状を有
する板体であって両面ブレージングシートからなってお
り、安定して製作できるピッチ寸法P3を有している。
板状フィン3は、板部31とその一面に形成された多数
の突起32とからなっている。板状フィン4も、板部4
1とその一面の多数の突起42とからなっている。板状
フィン3,4も、安定して製作できるピッチ寸法P4を
有している。
【0017】そして、冷却プレート1において、板状フ
ィン3においては、コルゲートフィン2のA面側から、
突起32がコルゲートフィン2の波形の凹部21に挿し
込まれて凹部21の底部211に当接し、板部31がコ
ルゲートフィン2の波形の凸部22の先端部221に当
接している。また、板状フィン4においては、コルゲー
トフィン2のB面側から、突起42がコルゲートフィン
2の波形の凹部23に挿し込まれて凹部23の底部23
1に当接し、板部41がコルゲートフィン2の波形の凸
部24の先端部241に当接している。これによって、
チャネル11が、突起32とコルゲートフィン2と板部
31とで囲まれて構成され、チャネル12が、突起42
とコルゲートフィン2と板部41とで囲まれて構成され
る。
【0018】上記構成の冷却プレート1は、次のように
製作される。即ち、まず、コルゲートフィン2を板状フ
ィン3,4によって両面側から挟むよう組合せる。この
際、上述したように、突起32を凹部21の底部211
に、板部31を凸部22の先端部221に、突起42を
凹部23の底部231に、板部41を凸部24の先端部
241に、それぞれ当接させる。そして、コルゲートフ
ィン2を加熱して、コルゲートフィン2と板状フィン
3,4とを、両者の当接部分でろう付けして一体化させ
る。
【0019】上記構成の冷却プレート1では、コルゲー
トフィン2の1個の凹部21が板状フィン3の突起32
によって分割されて2個のチャネル11となり、また、
1個の凹部23が板状フィン4の突起42によって分割
されて2個のチャネル12となるので、チャネル11,
12のピッチ寸法P5がコルゲートフィン2のピッチ寸
法P3の略半分となる。具体的には、波形高さ寸法T3
を1mmとすると、ピッチ寸法P5は250μm程度と
なる。従って、冷却プレート1は、満足できる性能を発
揮できる程度に細かなピッチのチャネルを有することが
できる。
【0020】また、上記構成の冷却プレート1は、安定
して製作できるピッチ寸法を有するコルゲートフィン2
及び押出形材からなる板状フィン3,4を用いて得るこ
とができるので、実際上安定して製作できる。しかも、
コルゲートフィン2及び板状フィン3,4を組合せて、
ろう付けすることにより、得ることができるので、容易
に得ることができる。
【0021】更に、上記構成の冷却プレート1では、ピ
ッチ寸法P5を小さくできるので、所定寸法の冷却プレ
ート1におけるチャネル数を多く設けることができる。
従って、伝熱面積を大きくでき、チャネル11,12を
流れる冷媒と被冷却物との間の熱交換効率、即ち冷却効
率を、向上できる。
【0022】(実施形態2)図3は本実施形態の冷却プ
レートの断面図、図4は同じく分解断面図である。この
冷却プレート10は、実施形態1の冷却プレート1にお
ける板状フィン3,4を多数のアングル材30,40を
並設して構成したものであり、その他は実施形態1と同
じである。
【0023】アングル材30は直交した一辺301と他
辺302とからなっており、板状フィン3において、板
部31は一辺301が連なって構成されており、突起3
2は他辺302からなっている。アングル材40もアン
グル材30と同じものである。即ち、アングル材40も
直交した一辺401と他辺402とからなっており、板
状フィン4において、板部41は一辺401が連なって
構成されており、突起42は他辺402からなってい
る。アングル材30,40は、押出形材でもよく、又は
板材を折り曲げてなるものでもよい。
【0024】本実施形態の冷却プレート10は、まず、
図4に示すように、多数のアングル材30,40を並設
して板状フィン3,4を構成し、その後は、実施形態1
と同様にして製作される。
【0025】本実施形態の冷却プレート10によれば、
用いるアングル材30,40の個数を任意に設定するこ
とにより、全体寸法を任意に設定することができるの
で、容易に任意の冷却効率を得ることができる。その他
は実施形態1の冷却プレート1と同様の作用効果を発揮
できる。特に、アングル材30,40が押出形材である
場合には、製作が容易となる。
【0026】(実施形態3)図5は本実施形態の冷却プ
レートの断面図、図6は同じく分解断面図である。この
冷却プレート100は、コルゲートフィン(第1のコル
ゲートフィン)5が2個のコルゲートフィン(第2及び
第3のコルゲートフィン)6,7によって両面側から挟
まれて構成されたものであり、多数のチャネル101,
102を有している。即ち、冷却プレート100はマイ
クロチャネルを有するものである。
【0027】コルゲートフィン5は、波形断面形状を有
する板体であって両面ブレージングシートからなってお
り、安定して製作できるピッチ寸法P6を有しており、
波形高さ寸法T4を有している。コルゲートフィン6
は、波形断面形状を有する板体であり、安定して製作で
きるピッチ寸法P6を有しており、波形高さ寸法T5を
有している。コルゲートフィン7はコルゲートフィン6
と同じものである。具体的には、波形高さ寸法T4は1
mm、波形高さ寸法T5は0.5mm、ピッチ寸法P6
は0.5mmである。
【0028】そして、冷却プレート100において、コ
ルゲートフィン6においては、コルゲートフィン5のA
面側から、波形の凸部61がコルゲートフィン5の波形
の凹部51に嵌入され、波形の凹部62の底部621が
コルゲートフィン5の波形の凸部52の先端部521に
当接している。また、コルゲートフィン7においては、
コルゲートフィン5のB面側から、波形の凸部71がコ
ルゲートフィン5の波形の凹部53に嵌入され、波形の
凹部72の底部721がコルゲートフィン5の波形の凸
部54の先端部541に当接している。これによって、
チャネル101が、コルゲートフィン6の凸部61とコ
ルゲートフィン5の凹部51とで囲まれて構成され、チ
ャネル102が、コルゲートフィン7の凸部71とコル
ゲートフィン5の凹部53とで囲まれて構成される。
【0029】上記構成の冷却プレート100は、次のよ
うに製作される。即ち、まず、コルゲートフィン5をコ
ルゲートフィン6,7によって両面側から挟むよう組合
せる。この際、上述したように、凸部61を凹部51
に、凸部71を凹部53に、それぞれ嵌入させるととも
に、凹部62の底部621を凸部52の先端部521
に、凹部72の底部721を凸部54の先端部541
に、それぞれ当接させる。そして、コルゲートフィン5
を加熱して、コルゲートフィン5とコルゲートフィン
6,7とを、両者の当接部分でろう付けして一体化させ
る。
【0030】上記構成の冷却プレート100では、波形
高さ寸法T4,T5を変えるだけで、チャネル101,
102の流路断面積を変えることができる。従って、冷
却効率の設定や変更を容易に行うことができる。
【0031】また、上記構成の冷却プレート100は、
安定して製作できるピッチ寸法を有するコルゲートフィ
ン5,6,7を用いて得ることができるので、実際上安
定して製作できる。しかも、コルゲートフィン5,6,
7を組合せて、ろう付けすることにより、得ることがで
きるので、容易に得ることができる。
【0032】なお、コルゲートフィン5を両面ブレージ
ングシートとする代わりに、コルゲートフィン6,7を
片面ブレージングシートとしてもよい。いずれにして
も、コルゲートフィン5とコルゲートフィン6との当接
面の一方が、及びコルゲートフィン5とコルゲートフィ
ン7との当接面の一方が、ブレージングシートであれば
よい。
【0033】(別の実施形態)実施形態1における板状
フィン3,4を、それぞれ、例えば、1枚の板材に多数
の突起を接合して構成してもよい。この場合、板材が板
部31,41であり、突起が突起32,42である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コルゲー
トフィンの1個の凹部が板状フィンの突起によって分割
されて2個のチャネルを構成することとなるので、ピッ
チ寸法の小さなチャネルを構成できる。従って、満足で
きる性能を発揮できる程度に細かなピッチのチャネルを
有することができる。
【0035】しかも、安定して製作できるピッチ寸法を
有するコルゲートフィン及び板状フィンを用いて得るこ
とができるので、実際上安定して製作できる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、板状フィン
を容易に製作できる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、用いるアン
グル材の個数を任意に設定することにより、全体寸法を
任意に設定することができるので、容易に任意の冷却効
率を得ることができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、アングル材
を容易に製作できる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、第1ないし
第3のコルゲートフィンの波形高さ寸法を変えるだけ
で、チャネルの流路断面積を変えることができるので、
冷却効率の設定や変更を容易に行うことができる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の冷却プレートを、コルゲートフィン及び2個の板状
フィンを組合せてろう付けすることにより得ることがで
きるので、容易に得ることができる。
【0041】請求項7記載の発明によれば、請求項3記
載の冷却プレートを得ることができる。
【0042】請求項8記載の発明によれば、請求項5記
載の冷却プレートを、3個のコルゲートフィンを組合せ
てろう付けすることにより得ることができるので、容易
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1の冷却プレートの断面図である。
【図2】 実施形態1の冷却プレートの分解断面図であ
る。
【図3】 実施形態2の冷却プレートの断面図である。
【図4】 実施形態2の冷却プレートの分解断面図であ
る。
【図5】 実施形態3の冷却プレートの断面図である。
【図6】 実施形態3の冷却プレートの分解断面図であ
る。
【図7】 従来の冷却プレートを構成するコルゲートフ
ィンの断面図である。
【図8】 従来の冷却プレートを構成する板状フィンの
断面図である。
【図9】 従来の別の冷却プレートを構成する板状フィ
ンの分解断面図である。
【図10】 図9の冷却プレートを構成する板状フィン
の断面図である。
【符号の説明】
1,10,100 冷却プレート 11,12,101,102 チャネル 2 コルゲートフィン 5 (第1の)コルゲートフィン 6 (第2の)コルゲートフィン 7 (第3の)コルゲートフィン 21,23,51,53,62,72 凹部 211,231,621,721 底部 22,24,52,54 凸部 221,241,521,541 先端部 3,4 板状フィン 30,40 アングル材 301,401 一辺 302,402 他辺 31,41 板部 32,42 突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロチャネルを有する冷却プレート
    において、 コルゲートフィンが2個の板状フィンによって両面側か
    ら挟まれて構成されたものであり、 コルゲートフィンは、波形断面形状を有する板体からな
    り、 板状フィンは、板部とその一面の多数の突起とからな
    り、 一方の板状フィンにおいては、コルゲートフィンの一面
    側から、突起がコルゲートフィンの波形の凹部に挿し込
    まれて凹部底部に当接し、板部がコルゲートフィンの波
    形の凸部の先端部に当接しており、 他方の板状フィンにおいては、コルゲートフィンの他面
    側から、突起がコルゲートフィンの波形の凹部に挿し込
    まれて凹部底部に当接し、板部がコルゲートフィンの波
    形の凸部の先端部に当接していることを特徴とする冷却
    プレート。
  2. 【請求項2】 板状フィンが押出形材である請求項1記
    載の冷却プレート。
  3. 【請求項3】 板材フィンが多数のアングル材を並設し
    て構成されており、アングル材の一辺が板部を構成し、
    他辺が突起となっている、請求項1記載の冷却プレー
    ト。
  4. 【請求項4】 アングル材が押出形材である請求項3記
    載の冷却プレート。
  5. 【請求項5】 マイクロチャネルを有する冷却プレート
    において、 第1のコルゲートフィンが第2及び第3のコルゲートフ
    ィンによって両面側から挟まれて構成されたものであ
    り、 全てのコルゲートフィンは、波形断面形状を有する板体
    からなり、 第2及び第3のコルゲートフィンは、第1のコルゲート
    フィンと同じピッチ寸法を有し、且つ、第1のコルゲー
    トフィンより小さい波形高さ寸法を有しており、 第2のコルゲートフィンにおいては、第1のコルゲート
    フィンの一面側から、波形の凸部が第1のコルゲートフ
    ィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹部の底部が第1の
    コルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接してお
    り、 第3のコルゲートフィンにおいては、第1のコルゲート
    フィンの他面側から、波形の凸部が第1のコルゲートフ
    ィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹部の底部が第1の
    コルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当接している
    ことを特徴とする冷却プレート。
  6. 【請求項6】 マイクロチャネルを有する冷却プレート
    を製造する方法において、 波形断面形状を有する板体からなるコルゲートフィン
    を、2個の板状フィンによって両面側から挟む、組合せ
    工程と、 コルゲートフィンと板状フィンとを、両者の当接部分で
    ろう付けする、接合工程と、を有し、 組合せ工程において、板状フィンとして、板部とその一
    面の多数の突起とからなるものを用い、一方の板状フィ
    ンを、コルゲートフィンの一面側から、突起がコルゲー
    トフィンの波形の凹部に挿し込まれて凹部底部に当接す
    るとともに、板部がコルゲートフィンの波形の凸部の先
    端部に当接するよう、また、他方の板状フィンを、コル
    ゲートフィンの他面側から、突起がコルゲートフィンの
    波形の凹部に挿し込まれて凹部底部に当接するととも
    に、板部がコルゲートフィンの波形の凸部の先端部に当
    接するよう、コルゲートフィンに組合せるようにしてい
    ることを特徴とする冷却プレートの製造方法。
  7. 【請求項7】 組合せ工程に先立って、多数のアングル
    材を、一辺が板部を構成するとともに他辺が突起となる
    よう並設して、板状フィンを構成するようにした、請求
    項6記載の冷却プレートの製造方法。
  8. 【請求項8】 マイクロチャネルを有する冷却プレート
    を製造する方法において、 波形断面形状を有する板体からなる第1のコルゲートフ
    ィンを、同じく第2及び第3のコルゲートフィンによっ
    て両面側から挟む、組合せ工程と、 第1のコルゲートフィンと第2及び第3のコルゲートフ
    ィンとを、両者の当接部分でろう付けする、接合工程
    と、を有し、 組合せ工程において、第2及び第3のコルゲートフィン
    として、第1のコルゲートフィンと同じピッチ寸法を有
    し、且つ、第1のコルゲートフィンより小さい波形高さ
    寸法を有するものを用い、第2のコルゲートフィンを、
    第1のコルゲートフィンの一面側から、波形の凸部が第
    1のコルゲートフィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹
    部の底部が第1のコルゲートフィンの波形の凸部の先端
    部に当接するよう、また、第3のコルゲートフィンを、
    第1のコルゲートフィンの他面側から、波形の凸部が第
    1のコルゲートフィンの波形の凹部に嵌入し、波形の凹
    部の底部が第1のコルゲートフィンの波形の凸部の先端
    部に当接するよう、第1のコルゲートフィンに組合せる
    ようにしていることを特徴とする冷却プレートの製造方
    法。
JP2001129213A 2001-04-26 2001-04-26 冷却プレート及びその製造方法 Pending JP2002324884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001129213A JP2002324884A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 冷却プレート及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001129213A JP2002324884A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 冷却プレート及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002324884A true JP2002324884A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18977771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001129213A Pending JP2002324884A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 冷却プレート及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002324884A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343498A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Nec Viewtechnology Ltd 電子機器の冷却装置および投写型光学装置
US7254030B2 (en) 2004-03-04 2007-08-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Heat sink
EP2641046A1 (en) * 2010-11-17 2013-09-25 Tritium Holdings Pty Ltd A liquid coolant heat transfer device
JP2014175539A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Fujikura Ltd 両面実装冷却板
KR101609688B1 (ko) * 2009-12-28 2016-04-06 한온시스템 주식회사 열교환기

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254030B2 (en) 2004-03-04 2007-08-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Heat sink
US7522422B2 (en) 2004-03-04 2009-04-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Heat sink
JP2006343498A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Nec Viewtechnology Ltd 電子機器の冷却装置および投写型光学装置
KR101609688B1 (ko) * 2009-12-28 2016-04-06 한온시스템 주식회사 열교환기
EP2641046A1 (en) * 2010-11-17 2013-09-25 Tritium Holdings Pty Ltd A liquid coolant heat transfer device
EP2641046A4 (en) * 2010-11-17 2014-11-12 Tritium Holdings Pty Ltd HEAT TRANSFER DEVICE FOR A COOLANT
JP2014175539A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Fujikura Ltd 両面実装冷却板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7040386B2 (en) Heat exchanger
JP6274709B2 (ja) 熱交換器用ヒートシンク及び該ヒートシンクを備えた熱交換器
WO2017169410A1 (ja) 熱交換器
US9766015B2 (en) Heat exchanger
JPH0539323Y2 (ja)
JP2001237357A (ja) 蛇行通路付熱伝達装置
JP2011071386A5 (ja)
JPH1089870A (ja) 熱交換器の製造方法及び熱交換器
JP5335568B2 (ja) 扁平管熱交換器
JP4157768B2 (ja) 蒸発器
JPH0955457A (ja) ヒートシンクおよびその製造方法
JP2002096132A (ja) 熱交換器用冷媒チューブの製造装置及び製造方法
JP2005506505A5 (ja)
JP2002324884A (ja) 冷却プレート及びその製造方法
JPH0654198B2 (ja) 積層型熱交換器
CN116907262A (zh) 换热组件和板翅式换热器
JP6013024B2 (ja) 冷却器
JP2019066054A (ja) 熱交換器
CN112414182A (zh) 板式换热器
JP3756641B2 (ja) 熱交換器用チューブおよびその製造方法
CN220454380U (zh) 换热组件和板翅式换热器
JP2000031353A (ja) 放熱器
JP2001324286A (ja) プレート型ヒートパイプ及びその製造方法
JP6096642B2 (ja) 熱交換器用フィンおよびそれを用いたヒートシンク、熱交換器用フィンの製造方法
US9234708B2 (en) Heat exchanger folded from a single metal sheet and having two separate chambers