JP2002323847A - 協調学習システム及びそのシステム - Google Patents

協調学習システム及びそのシステム

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JP2002323847A
JP2002323847A JP2001128617A JP2001128617A JP2002323847A JP 2002323847 A JP2002323847 A JP 2002323847A JP 2001128617 A JP2001128617 A JP 2001128617A JP 2001128617 A JP2001128617 A JP 2001128617A JP 2002323847 A JP2002323847 A JP 2002323847A
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Tadashi Tanaka
匡史 田中
Akihiko Koga
明彦 古賀
Hiroshi Tachibana
宏 立花
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Hitachi Ltd
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    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances
    • G09B5/08Electrically-operated educational appliances providing for individual presentation of information to a plurality of student stations

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、複数の学習者間における協調
学習効果を向上することである。 【解決手段】本発明は、複数の学習者間で共有される協
調学習データを格納するグループA用対話データ126又は
グループA用協調学習作業データ128と、学習者クライア
ント100等に対応してグループA用対話データ126又はグ
ループA用協調学習作業データ128へのアクセス要求を検
知し、学習者クライアント100等に対応して協調学習デ
ータのアクセス要求数を算出する学習状況データ更新処
理134と、複数の学習者クライアント100〜106間のアク
セス要求数を比較し、その比較結果に応じてインストラ
クタクライアント110又は/及び学習者クライアント100
等へ比較結果を通知する学習状況通知処理とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の学習者間の
協調学習状況を管理するための協調学習システム及びそ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平10−214
022号公報には、共通の学習対象をもつ複数の学習者
の協調的な振る舞いから得られるデータを基本とし、先
行する学習者の学習履歴を記録し、後進学習者に対し目
的状態へ至る手順を表示する機能を持ったグループ学習
教材を編集し、編集されたグループ学習教材を他の学習
者が共有、利用しながら、学習対象についての情報を表
示し、学習者のノート/メモを取り込みながら、グルー
プ学習教材を更新することが開示されている。
【0003】従来の技術として、特開2000-99491号公報
には、グループに所属する複数の学習者が学習教材を共
有し、グループ内で情報交換を行いながら学習を進め、
共有する外部情報やグループ知識を個別に内部情報に交
換する情報解釈機構と内部情報から個別に中間情報を抽
出する情報抽出機構の2機構をもつ複数クライアント
が、外部情報やグループ知識を個別に情報解釈機構を通
じえ内部情報に変換する変換段階と、内部情報を個別
に、情報抽出機構を通じて中間情報を抽出する抽出段階
と、個々にクライアントからの中間情報をグループ知識
に加えるグループ知識再配置機構をもつグループ知識蓄
積システムが、中間情報をグループ知識に加えていく蓄
積段階とを有することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−214022号公報では、グループ学習教材を構
築することが開示されているだけで、さらに、グループ
学習教材を利用してグループ学習における学習効果を向
上することまでは考慮されていない。
【0005】また、特開2000-99491号公報では、グルー
プ知識の蓄積することが開示されているだけで、さら
に、グループ知識を利用してグループ学習における学習
効果を向上することまでは考慮されていない。
【0006】本発明の目的は、複数の学習者間における
協調学習効果を向上する協調学習システム及びその方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の学習者
間で共有される協調学習データを記憶領域に記憶させ、
学習者に対応して学習強調データへのアクセス要求を検
知し、学習者に対応して協調学習データへのアクセス要
求を算出する。そして、好ましくは、複数の学習者間の
アクセス要求数を比較し、その比較結果に応じてインス
トラクタ又は/及び学習者へその比較結果を通知し又は
/及び電子メールを送信する。
【0008】又は、本発明は、複数の学習者間で共有さ
れる協調学習データを記憶領域に記憶させ、学習者に対
応して協調学習データへのアクセス開始時点とアクセス
終了時点とを検知し、学習者に対応した学習者の協調学
習への参加時間を算出する。そして、好ましくは、複数
の学習者間のアクセス時間を比較し、その比較結果に応
じてインストラクタ又は/及び学習者へその比較結果を
通知し又は/及び電子メールを送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態にかかる協調学
習システムの全体構成図である。
【0011】協調学習システムは、学習者が使用する学
習者クライアント100〜106と、学習者を指導する
インストラクタが使用するインストラクタクライアント
110と、学習者が協調学習するための協調学習サーバ
112と、学習者クライアント100〜106とインス
トラクタクライアント110と協調学習サーバ112と
の間のデータを送受信するためのネットワーク108と
を備える。
【0012】複数の学習者クライアント100〜106
がネットワーク108を介して協調学習サーバ112と
接続している。各学習者は自分の学習者クライアントか
ら協調学習サーバ112に要求し、協調学習サーバ11
2に格納されている対話データ、協調作業データのう
ち、自分が属している学習グループ用のデータにアクセ
スし、協調学習を行う。自分が属している学習グループ
用のデータには、そのグループに属する学習者がアクセ
ス(書き込みや読み出し)可能である。学習者グループ
は同時に複数存在するが、この例では学習者は「グルー
プA」という学習グループに属しているものとする。よ
って、学習者はグループA用対話データ126、グルー
プA用協調作業データ128にアクセスし、グループで
の学習を行うことができる。
【0013】また、学習を管理又は指導するインストラ
クタが使用するインストラクタクライアント110もネ
ットワーク108を介して協調学習サーバ112に接続
している。インストラクタはインストラクタクライアン
ト110から協調学習サーバ112に要求し、協調学習
サーバ112に格納されている学習グループデータ12
0、学習管理データ122、学習シナリオデータ124
にアクセスし、これらのデータの作成、更新を行う。学
習グループデータ120はインストラクタが各学習グル
ープを作成するためのデータで、構成メンバやそれぞれ
のメンバの役割を設定する。学習管理データ122はイ
ンストラクタが学習グループに行わせる学習内容を設定
するためのデータである。さらに、学習シナリオデータ
124は、インストラクタが学習内容の詳細を設定する
ためのデータで、学習内容をより詳細な段階に分け、各
段階での学習活動の条件を設定する。インストラクタ
は、学習者に協調学習を行わせる前に、学習の管理作業
としてこれらのデータの設定を行う。
【0014】協調学習が開始すると、学習者は学習者ク
ライアント100から協調学習サーバ112に、グルー
プA用対話データ126、グループA用協調作業データ
128へのアクセスを要求する。要求を受信した協調学
習サーバ112は共有学習領域アクセス処理132を実
行する。共有学習領域アクセス処理132は、学習管理
データ122および学習グループデータ120を参照し
て、要求してきた学習者の所属する学習グループを判定
し、その学習グループ用のデータへのアクセスを行い、
結果を学習者クライアント100へ返す。
【0015】協調学習サーバ112への学習者クライア
ント100〜106からのアクセス要求に、学習開始時
のログイン要求、学習終了時のログアウト要求を設け、
各学習者ごとに(対応して)ログインの時刻(協調学習
へのアクセス開始時点)、ログアウトの時刻(協調学習
へのアクセス終了時点)を測定し、学習管理データ12
2として記憶する。ログインからログアウトまでの時間
を各学習者の学習参加時間とし、通知条件や終了条件の
判定に用いる。
【0016】協調学習サーバ112は共有学習領域アク
セス処理132が終了すると、続いて学習状況データ更
新処理134を実行する。学習状況データ更新処理13
4は共有学習領域アクセス処理132で受け付けたアク
セス要求と学習シナリオデータ124に記述された学習
フェーズの進行条件に基いて、学習状況データ130を
更新する。
【0017】さらに、協調学習サーバ112は、学習状
況データ更新処理134の結果、必要があれば学習状況
通知処理136により、グループの学習状況をそのグル
ープの担当インストラクタ用のインストラクタクライア
ント110に電子メール等を用いて送信する。図2は学
習者クライアント100〜106、インストラクタクラ
イアント110、協調学習サーバ112のハードウェア
構成図である。協調学習サーバ112では、外部記憶装
置206のデータ部208に学習グループデータ12
0、学習管理データ122、学習シナリオデータ12
4、グループA用対話データ126、グループA用協調
作業データ128および学習状況データ130が格納さ
れる。処理プログラム210には、共有学習領域アクセ
ス処理132、学習状況データ更新処理134、学習状
況通知処理136の処理プログラムが格納される。本シ
ステムが提供する機能は、クライアントから要求を受け
取った協調学習サーバ112で、処理装置202が外部
記憶装置206のデータ部208および処理プログラム
210をメモリ204に読み込んで処理を行い、結果を
クライアントに返すことにより実現される。
【0018】協調学習サーバ112は、例えば、学習者
クライアント100〜106及びインストラクタクライ
アント110等からの要求を受信しその要求に含まれる
URL(Uniform resource locator)に応じてHTML(H6yper
text markup language)ファイルを送信するwebサーバ
と、アプリケーション・プログラムを動かすためのアプ
リケーションサーバーと、データを記憶するためのデー
タベースサーバとを備えてもよい。協調学習サーバ11
2は、さらに、ファイルを記憶するためのファイルサー
バや、電子メールを送信するためのメールサーバを備え
てもよい。
【0019】学習者クライアント100〜106及びイ
ンストラクタクライアント110は、例えば、汎用のパ
ーソナルコンピュータ(CPU等の演算処理装置と、ハ
ードディスクやメモリ等の記憶装置と。CRTディスプ
レイ「や液晶ディスプレイ等の表示装置と、キーボード
やマウス等の入力装置と、モデム等の通信制御装置とを
備える。」や携帯情報端末(携帯電話を含む。)であっ
てもよい。学習者クライアント100〜106及びイン
ストラクタクライアント110は、記憶装置に記憶され
たプログラムを、演算処理装置によって実行する。学習
者クライアント100〜106及びインストラクタクラ
イアント110は、HTMLファイルを変換するwebブラウ
ザ機能を備えてもよい。
【0020】図3にグループA用対話データ126の一
例を示す。グループA用対話データ126には、学習グ
ループ「グループA」での協調学習で行われた対話のデ
ータを格納する。発言時刻300には学習者が発言を投
稿した日時時刻が格納される。発言者302には発言を
投稿した発言者名が格納される。発言内容304には投
稿された発言の内容が格納される。発言タイプ306に
は、学習者が指定した自分の発言のタイプの値が格納さ
れる。発言のタイプとは、発言者の意図や議論の中での
その発言の意味を表すものであり、発言者が発言時に指
定するのが好ましい。図3の例では、現状の案が抱えて
いる問題点の存在を指摘する発言に「問題提起」、指摘
された問題を解決する代替案を提案する発言に「代
案」、前の発言者の意見に賛成する発言に「賛成」とい
う発言のタイプがついている。
【0021】図4にグループA用協調作業データ128
の一例を示す。グループA用協調作業データ128に
は、学習グループ「グループA」での協調学習で行われ
た協調作業のデータが格納される。操作時刻400には
学習者が協調作業エリアに対して操作を行った日時時刻
が格納される。操作者402には操作を行った操作者名
が格納される。操作内容404には操作の内容が格納さ
れる。対象案406には、操作が行われた際に協調作業
エリアで操作対象となっていた案の名前が格納される。
図4は、まず「案1」を対象として協調作業を行ってお
り、その後、代案として「案2」を作り始めている部分
の例である。
【0022】図5に学習状況データ130の一例を示
す。学習状況データ130には、各学習グループの協調
学習の状況に関するデータが格納される。グループ名5
00には、現在協調学習を行っている学習グループのグ
ループ名(例えば、「クループA」等)が格納される。
現在学習フェーズ502には、それぞれのグループにつ
いて、現在到達している学習フェーズが格納される。発
言数504には、その時点までに学習グループのメンバ
が対話ツールに投稿した発言の総数が格納される。学習
状況データ更新処理によって、学習者毎の発言が検知さ
れ、発言数504が算出される。尚、学習フェーズ毎の総
数であってもよい。対象案数506には、協調作業ツー
ルを用いて行っている討議で、討議の対象とした案の数
が格納される。学習状況データ更新処理によって、学習
者毎の討議の対象とした案が検知され、討議の対象とし
た案の数が算出される。最多発言者発言数508には、
学習グループでの発言を学習者ごとに集計した場合に、
最も発言数の多い学習者のそれまでの発言総数を格納す
る。学習状況データ更新処理によって、最も発言数の多
い学習者のそれまでの発言総数が算出される。最少発言
者発言数510には、学習グループでの発言を学習者ご
とに集計した場合に、最も発言数の少ない学習者のそれ
までの発言総数を格納する。最も発言数の少ない学習者
のそれまでの発言総数は、学習状況データ更新処理によ
って算出される。図5の例では、最多発言者発言数50
8と最少発言者発言数510をデータ項目として設けて
いる。これは、最多発言者発言数の値と最少発言者発言
数の値との比率により、学習グループでの学習者による
発言回数の偏りを評価するためである。学習状況データ
130の学習活動に関するデータ項目はこの例に限定さ
れるわけではない。発言のタイプごとの回数を格納する
データ項目を設け、特定のタイプの発言回数によって通
知条件や終了条件を規定できるようにするなど、監視し
たい学習状況に応じて変更しても構わない。
【0023】図6に学習グループデータ120の一例を
示す。学習グループデータ120には、学習グループに
登録されている学習者に関する情報が格納される。学習
者ID600には登録されている学習者を一意に識別す
るための識別子(ID)が格納される。氏名602には
学習者の氏名が格納される。ロール604には、学習者
が所属している学習グループ内で持つ役割の属性値が格
納される。所属学習グループ606には、学習者が所属
する学習グループ名が格納される。学習グループデータ
は、インストラクタが予め学習開始前に設定しておくの
が好ましい。
【0024】図7に学習シナリオデータ124の一例を
示す。学習シナリオ名700には、学習グループに割り
当てる学習内容の単位となる学習シナリオの名称が格納
される。学習シナリオは、その中をより詳細な学習段階
である学習フェーズに分け、学習フェーズごとに学習活
動の条件を設定できるようにしている。学習フェーズ
は、インストラクタによって決定され、インストラクタ
クライアント110からの要求に応じて、協調学習サーバ
112に登録される。フェーズ番号702には、学習シ
ナリオを構成する学習フェーズの学習順序を示す番号が
格納される。学習フェーズ704には学習フェーズの名
称が格納される。通知条件706には、担当インストラ
クタに通知を行うべき条件が格納される。すなわち、学
習中にこの条件を満たす学習状況が発生した場合は、担
当インストラクタに対処を求める通知(例えば、FAXや
電子メール等)を行う。終了条件708には、当該学習
フェーズを終了し、次の学習フェーズに進行することを
許可する条件が格納される。通知条件706や終了条件708
は、インストラクタによって決定され、インストラクタ
クライアント110からの要求に応じて、協調学習サーバ
112に登録される。
【0025】通知条件706のデータの例について説明
する。「提出期限遅れ」は、インストラクタが予め設定
した個別案の提出期限を過ぎてもインストラクタに提出
されていないという条件を表している。「低発言率10
%以下」は、最多発言者発言数と最少発言者発言数との
比が10%以下になるという条件を表している。「参加
時間率30%」は、学習グループで学習が行われた通算
時間のうち、30%以下しか参加していない学習者がい
る場合という条件である。「3回/1時間以下」は、学
習時間1時間の間に学習者の発言が3回以下しか行われ
なかったという条件を表している。「アクター“利用
者”」は、協調作業ツールで“利用者”というアクター
を作成するという操作が行われたという条件を表してい
る。
【0026】終了条件708のデータの例について説明
する。「案提出」、「資料提出」は、学習者からインス
トラクタに課題の回答や発表資料が提出されたらという
条件を表している。「発言数50」、「参加時間1.
0」、「代替案2個」の条件は、それぞれ、対話ツール
での発言数がグループ合計で50回以上、それぞれの学
習者の学習参加時間が1時間以上、協調作業ツールで作
成された案の個数が2個以上という条件を表している。
条件が複数ある場合は、そのすべてを満たした場合、あ
るいはいずれかの条件が満たされた場合などを設定でき
る。
【0027】図8に学習管理データ122の一例を示
す。学習管理データ122には、学習グループが学習す
る学習シナリオや担当するインストラクタなどの学習管
理情報が格納される。学習グループ800には、登録さ
れている学習グループの名称が格納される。学習シナリ
オ802には学習グループが学習する学習シナリオの名
称を、担当インストラクタ804には学習グループの指
導を担当するインストラクタ名が格納される。
【0028】図9に、学習者クライアント100から協
調学習サーバ112へのアクセス要求のデータの一例を
示す。学習中のグループの対話データの参照、発言の投
稿、設計案を作成する協調作業領域に対する操作などの
学習活動は、すべてこのアクセス要求により行われる。
このアクセス要求はwebサーバへアクセスしHTMLファイ
ルを読み出すためのURLを含んでもよい。学習者ID9
00は、アクセス要求を発信する学習者クライアントで
学習を行っている学習者が入力したIDの値である。対
象リソース902は要求の対象を示す値で、例えば発言
の要求であれば対象リソースは対話ツールである。種別
904は、要求の種類を表す値で、例えば発言の要求で
あれば「発言」となる。内容906は、要求の具体的な
内容である。タイプ908は、逆に一段抽象化した分類
に相当する値である。発言は、討議の中では「問題提
起」であったり、「賛成」や「反対」意見であったりす
る。この例ではこのような発言の分類から発言者が自分
の発言が属していると判断し選択した値としている。
【0029】以上説明したデータの具体例を用い、図1
0に従って共有学習領域アクセス処理132を詳細に説
明する。共有学習領域アクセス処理132が開始する
と、まず、学習者クライアントからのアクセス要求のデ
ータを受信する(ステップ1000)。ここでは、図9
に示したアクセス要求のデータの例の一行目のデータ
「678001、対話ツール、発言、このモデルだと
…、問題提起」という要求を受信した場合を例にして、
以降説明する。
【0030】受信したアクセス要求データの学習者ID
の値「678001」を用い、学習グループデータ12
0を参照して、要求を送信してきた学習者がどの学習グ
ループに所属しているかを特定する(ステップ100
2)。この例では、「日立一夫」という学習者で「グル
ープA」に所属している。所属グループがあるかどうか
の判定(ステップ1004)で、この例の場合は所属グ
ループがあるので、ステップ1008に進む。ここで、
学習グループデータ120に該当する学習者IDがなく
所属グループが特定できない場合、要求を拒絶する通知
をアクセス要求送信元に返し(ステップ1006)、処
理を終了する。
【0031】ステップ1004の判定結果がYESの場
合、特定した所属する学習グループの値を用い、学習管
理データ122を検索して、該当する学習シナリオ80
2、担当インストラクタ804の値を取得する(ステッ
プ1008)。続いて、受信したアクセス要求データの
対象リソース902の値が「対話ツール」であるから、
ステップ1010の判定結果はYESとなる。よって、
ステップ1002で特定した発言者名と受信したアクセ
ス要求データの内容906、タイプ908を組にし、発
言時刻とともにグループA用対話データ126にデータ
を追加し(ステップ1012)、処理を終了する。図9
に示すアクセス要求データの2行目のデータ例の場合、
ステップ1010での判定結果がNOとなるので、グル
ープA用協調作業データ128へのデータの追加を行っ
て(ステップ1014)、処理を終了する。
【0032】図11に従って学習状況データ更新処理1
34を詳細に説明する。学習状況データ更新処理134
は共有学習領域アクセス処理132に引き続いて開始す
る。処理が開始すると、まず共有学習領域アクセス処理
132の結果を用いて学習状況データ130の更新を行
う(ステップ1100)。前述した、発言のアクセス要
求を受信した例で説明すると、グループAに属する学習
者が新しい発言を行っているので、グループ名500が
「グループA」のデータの発言数504の値をインクリ
メントする。また、この発言した学習者の通算発言数も
インクリメントし、この学習者が最多発言者または最少
発言者である場合、それに応じて最多発言者発言数50
8または最少発言者発言数510の値を更新する。
【0033】続いて、更新した学習状況データ130と
学習シナリオデータ124とを照合し、終了条件708
が満たされていないかどうか判定する(ステップ110
2)。すなわち、ステップ1008で取得した学習シナ
リオ802の値が「小売店システム設計」であり、また
学習状況データ130の現在学習フェーズ502の値が
「グループ案討議」であるので、学習シナリオデータ1
24で該当するデータ(図7の例で2行目のデータ)の
終了条件708が満たされていないかどうか判定する。
この例の場合、学習状況データ130では、発言数が終
了条件の「50」に達していないので、ステップ110
4での判定はNOである。この判定結果がYESの場合
は、学習状況データ130の現在学習フェーズ502の
値を学習シナリオデータ124に従って次のフェーズに
更新し(ステップ1106)、処理を終了する。
【0034】ステップ1104での判定がNOの場合、
続いて学習シナリオデータ124の通知条件706が満
たされていないかどうか判定する(ステップ110
8)。この例では、学習状況データ130から、低発言
率=最少発言者発言数/最大発言者発言数=20%であ
るので、通知条件は満たされていないので、このまま処
理を終了する。ステップ1108での判定結果がYES
の場合、該当した通知条件に従って、担当インストラク
タへの通知情報を作成する(ステップ1110)。通知
情報は、例えば、低発言率が基準以下になった場合、当
該グループの各学習者ごとの発言数のデータ、実際の対
話データなどを含む。また、通知情報は、学習シナリオ
データ124の取得を促すための情報を含んでもよい。こ
れにより、通知を受信した担当インストラクタは、当該
学習グループに対しての指導方法を考えることができ
る。
【0035】図12に従って学習状況通知処理136を
詳細に説明する。学習状況通知処理136は学習状況デ
ータ更新処理134に引き続いて開始する。処理が開始
すると、まず最新の状態の学習状況データ130をステ
ップ1008で取得した担当インストラクタのインスト
ラクタクライアント110へ送信する(ステップ120
0)。続いて、ステップ1110で作成した通知情報が
あるかどうか判定する(ステップ1202)。判定結果
がNOであれば、処理を終了する。ステップ1202で
の判定結果がYESの場合、その通知情報をステップ1
008で取得した担当インストラクタのインストラクタ
クライアント110へ送信する(ステップ1204)。
一定時間経過後、インストラクタクライアント110か
ら通知情報を確認したとの応答が返ってきていれば(ス
テップ1206)、処理を終了する。ステップ1206
で応答が返ってきていない場合、ステップ1204に戻
って通知情報の送信を繰り返す。尚、インストラクタに
替わり又は共に、学習者へ通知情報を送信してもよい。
【0036】インストラクタへの通知の具体的な方法と
しては、メールサーバを設け、協調学習サーバからメー
ルサーバへ依頼することで、通知情報を電子メールでイ
ンストラクタに送付する方法がある。また、WWWサーバ
を設け、協調学習サーバからWWWサーバに依頼すること
で、インストラクタクライアント上のWWWクライアント
ソフトに表示する方法でもよい。また、インストラクタ
クライアント上に表示手段と通信手段を備えたプログラ
ムを設け、協調学習サーバから直接通知情報を送信して
表示させる方法でもよい。
【0037】学習者クライアントでも同様に、WWWブラ
ウザを用いて、WWWサーバを経由して協調学習サーバへ
要求を送信し、それに対する応答を受信することにより
協調学習を行う方法がある。また、表示手段と通信手段
を備えた専用のプログラムを学習者クライアントに設
け、協調学習サーバと直接送受信を行う方法でもよい。
【0038】以上、学習フェーズの終了条件、通知条件
として、対話ツールを用いての発言の通算回数、学習者
による発言回数の偏りの条件を用いる例を説明したが、
これは終了条件、通知条件の内容を限定するものではな
い。
【0039】図7の4行目の例のように、学習グループ
での討論が低調な場合に、担当インストラクタへ通知を
行うようにしてもよい。この例では、学習経過時間1時
間の間の発言数が3回以下になった場合に通知を行う。
この場合、通知を受けたインストラクタは、討論が活発
になるようにリーダ役の学習者にアドバイスを送信した
り、2つのグループで互いの案を検討し合えるようにグ
ループを再編成するなどの指導を行うことができる。
【0040】図7の3行目のデータ例のように、学習へ
の参加時間を条件としてもよい。この例では、発表資料
の作成作業が少数の学習者に任されてしまうことがない
ように、参加時間が学習経過時間の30%に満たない学
習者が存在すると、担当インストラクタの通知を行う。
この通知を受けた場合、インストラクタは学習に参加し
ていない学習者に参加するよう指示を送ったり、資料作
成ツールの操作権限を変更して、他の学習者が参加しな
ければならない状況にするなどの方法で、学習活動が一
部の学習者に偏らないように指導を行うことができる。
また、すべての学習者が1時間以上学習に参加していな
いと、資料を提出して次の学習フェーズに進むことがで
きないという条件にしている。
【0041】図7の6行目の例のように、グループ討議
でいろいろな視点から問題について討論させるために、
代替案を複数作成して議論することを課することもでき
る。この例では2個以上の案を作成し討論を行っていな
いと、次の学習フェーズに進めないという終了条件を設
定している。
【0042】また、学習の過程で起こると予想される学
習間違いを予め通知条件として設定し、その状態が発生
した際にインストラクタへ通知するようにしておくこと
もできる。図7の通知条件706の6行目の例では、シ
ステムへの入出力などに関係を持つアクターとして「利
用者」というオブジェクトを協調作業ツールに作成した
場合に、インストラクタへの通知を行うという条件を示
している。例えば、与えた課題について検討を行う場合
に、関与者を「利用者」という表現で抽出するのではあ
いまい過ぎるとインストラクタが想定している場合、こ
のような条件を設けて検出し、その時点で学習グループ
へより具体的な関与者を考えて検討するように指導を行
うことができる。
【0043】さらに、インストラクタへの通知を行う際
に、通知データに上述のような通知条件を満たす学習状
況が発生した時刻のデータを含めることで、通知を受け
たインストラクタクライアントで、当該時刻の対話ツー
ル、協調作業ツールの状況を再現して表示する。これに
より、インストラクタは学習状況を事前に把握してから
学習グループに対する指導を行うことができる。
【0044】本発明の実施の形態における処理プログラ
ムやデータは、ネットワーク上を伝送可能であるのが好
ましく、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体
(CE-ROM, DVD-ROM等)やその他記録媒体(例えば、デ
ータベースサーバやメモリ等)等に記憶可能であるのが
好ましい。
【0045】以上説明した実施の形態では、協調学習に
用いるツールとして、対話ツールと画面共有しながら図
を作成していく協調作業ツールを例にあげたが、協調学
習ツールで利用される学習リソースはこれら以外にも多
様なものが考えられる。例えば、非同期的な対話環境を
サポートするために掲示板システムを用たり、動機的な
対話環境をよりより充実させるためにTV会議機能を利
用することが考えられる。また、学習のテーマにより、
教材なども様々なものを利用する可能性がある。これら
多様な学習リソースをすべて利用可能な状態にすると、
学習者に混乱が生じる可能性があるので、与えられた学
習テーマに応じて、利用できる学習リソースをインスト
ラクタが設定しておくようにしてもよい。そのために図
13に示すように、学習シナリオデータ124に利用ツ
ール1300というデータ項目を設ける。各学習フェー
ズでは利用ツール1300で設定されている学習リソー
スだけを利用するように限定する。このため、共有学習
領域アクセス処理132で、学習者クライアントから受
信したアクセス要求が利用ツール1300で指定されて
いる学習リソースに対するものであるかどうか判定する
処理も行うようにする。
【0046】本発明の実施の形態では、インストラクタ
が、協調学習の各学習段階について、十分な学習効果が
得られるために必要な学習活動の条件を終了条件として
設定しておき、その条件が満たされないと学習が進行し
ないように協調学習サーバが制御するので、学習活動が
不十分なまま協調学習が終了しないように管理すること
ができる。
【0047】また、各学習段階の途中でインストラクタ
が十分な学習活動が行われるようにするための指導を行
う必要がある学習状況を通知条件として設定しておくこ
とで、そのような状況が発生した場合にインストラクタ
クライアントへ通知を行うので、インストラクタは同時
に複数の学習グループの指導を担当している場合でも、
適切なタイミングで指導の必要性を知ることができる。
【0048】さらに、通知を受けたインストラクタクラ
イアントでは指導が必要な状況が発生した時点の学習グ
ループの対話ツールや協調作業ツールの状況を表示する
ので、インストラクタは予めグループの学習状況を把握
してから指導を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、複数の学習者間の偏り
を判別でき、その偏りを参考にして協調学習を進行する
ことにより、複数の学習者間における協調学習効果を向
上するという効果を奏する。
【0050】又は、本発明によれば、複数の学習者間の
偏りを判別でき、その偏りを複数の学習者間の協調学習
を管理する管理者へ通知することにより、管理者の管理
負担を軽減すると共に、管理者がその偏りを参考にして
学習者を指導又は入れ替えることにより、複数の学習者
間における協調学習効果を向上するという効果を奏す
る。いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における協調学習システム
のシステム構成図。
【図2】本発明の実施の形態における学習者クライアン
ト、インストラクタクライアントおよび協調学習サーバ
のハードウェア構成図。
【図3】本発明の実施の形態における任意のグループの
対話データのデータテーブル。
【図4】本発明の実施の形態における任意のグループの
協調作業データのデータテーブル。
【図5】本発明の実施の形態における学習状況データの
データテーブル。
【図6】本発明の実施の形態における学習グループデー
タのデータテーブル。
【図7】本発明の実施の形態における学習シナリオデー
タのデータテーブル。
【図8】本発明の実施の形態における学習管理データの
データテーブル。
【図9】本発明の実施の形態における学習者クライアン
トから協調学習サーバへ送信する学習リソースへの操作
要求データのデータ構成図。
【図10】本発明の実施の形態における共有学習領域ア
クセス処理のフローチャート。
【図11】本発明の実施の形態における学習状況データ
更新処理のフローチャート。
【図12】本発明の実施の形態における学習状況通知処
理のフローチャート。
【図13】本発明の実施の形態における学習シナリオデ
ータの別のデータテーブル。
【符号の説明】
100、102、104、106…学習者クライアン
ト、108…ネットワーク、110…インストラクタク
ライアント、112…協調学習サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BA01 BB01 BC01 BC02 BD04 CA13 DA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の学習者間の協調学習状況を管理する
    ための協調学習システムにおいて、前記複数の学習者間
    で共有される協調学習データを格納する記憶装置と、前
    記学習者に対応して前記協調学習データへのアクセス要
    求を検知し、前記学習者に対応して前記アクセス要求数
    を算出する処理装置とを備えた協調学習システム。
  2. 【請求項2】前記処理装置は、前記複数の学習者間の前
    記アクセス要求数を比較し、その比較結果に応じて前記
    学習者を管理するインストラクタ又は/及び前記学習者
    へ前記比較結果を通知する請求項1に記載の協調学習シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記処理装置は、前記学習者に対応した前
    記アクセス要求数に基づいて、前記複数の学習者の前記
    アクセス要求数の総数に対する、前記複数の学習者のう
    ち前記アクセス要求数が相対的に多い又は少ない学習者
    の前記アクセス要求数の割合を算出し、前記割合に応じ
    て前記学習者を管理するインストラクタ又は/及び前記
    学習者へ電子メールを送信する請求項1に記載の協調学
    習システム。
  4. 【請求項4】前記処理装置は、前記学習者に対応した前
    記アクセス要求数に基づいて、前記複数の学習者間の前
    記アクセス要求数の偏りを算出する請求項1に記載の協
    調学習システム。
  5. 【請求項5】前記協調学習データは、前記協調学習に関
    連する前記学習者の発言データと、前記学習者によって
    提示された代替案データとの少なくとも1つを含む請求
    項1に記載の協調学習システム。
  6. 【請求項6】前記処理装置は、前記学習者に対応した前
    記アクセス要求数に応じて、学習段階に応じて設定され
    た学習フェーズの進行の可否を判定する請求項1に記載
    の協調学習システム。
  7. 【請求項7】前記アクセス要求は、前記協調学習データ
    の書き込み要求を含む請求項1に記載の協調学習システ
    ム。
  8. 【請求項8】複数の学習者間の協調学習状況を管理する
    ためのコンピュータによる協調学習方法において、サー
    バが、前記複数の学習者間で共有される協調学習データ
    を格納し、前記サーバが、前記学習者に対応して前記記
    憶領域の前記協調学習データの格納要求を検知し、前記
    サーバが、前記学習者に対応して前記記憶領域の前記協
    調学習データの格納数を算出する協調学習方法。
  9. 【請求項9】複数の学習者間の協調学習状況を管理する
    ためのコンピュータに、前記複数の学習者間で共有され
    る協調学習データを格納する手順と、前記学習者に対応
    して前記記憶領域の前記協調学習データの格納要求を検
    知する手順と、前記学習者に対応して前記記憶領域の前
    記協調学習データの格納数を算出する手順とを実行させ
    るためのプログラム。
  10. 【請求項10】複数の学習者間の協調学習状況を管理す
    るための協調学習システムにおいて、前記複数の学習者
    間で共有される協調学習データを格納する記憶装置と、
    前記学習者に対応して前記協調学習データへのアクセス
    開始時点とアクセス終了時点とを検知し、前記学習者に
    対応して前記アクセス開始時点と前記アクセス終了時点
    とに基づいて前記学習者の協調学習への参加時間を算出
    する処理装置とを備えた協調学習システム。
  11. 【請求項11】前記処理装置は、前記複数の学習者間の
    前記参加時間を比較し、その比較結果に応じて前記学習
    者を管理するインストラクタ又は/及び前記学習者へ前
    記比較結果を通知する請求項10に記載の協調学習シス
    テム。
  12. 【請求項12】前記処理装置は、前記アクセス開始時点
    と前記アクセス終了時点とに基づいて前記複数の学習者
    の全体の参加時間を算出し、前記全体の参加時間に対す
    る、前記複数の学習者のうち前記参加時間が相対的に短
    い学習者の前記参加時間の割合を算出し、前記割合に応
    じて前記学習者を管理するインストラクタ又は/及び前
    記学習者へ電子メールを送信するする請求項10に記載
    の協調学習システム。
  13. 【請求項13】複数の学習者間の協調学習状況を管理す
    るためのコンピュータによる協調学習方法において、サ
    ーバが、前記複数の学習者間で共有される協調学習デー
    タを記憶領域に記憶させ、前記サーバが、前記学習者に
    対応して前記記憶装置へのアクセス開始時点とアクセス
    終了時点とを検知し、前記サーバが、前記アクセス開始
    時点と前記アクセス終了時点とに基づいて前記学習者に
    対応した前記学習者の協調学習への参加時間を算出する
    協調学習方法。
  14. 【請求項14】複数の学習者間の協調学習状況を管理す
    るためのコンピュータに、前記複数の学習者間で共有さ
    れる協調学習データを記憶領域に記憶させる手順と、前
    記学習者に対応して前記協調学習データへのアクセス開
    始時点とアクセス終了時点とを検知する手順と、前記学
    習者に対応して前記アクセス開始時点と前記アクセス終
    了時点とに基づいて前記学習者の協調学習への参加時間
    を算出する手順とを実行させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】複数の学習者が協調学習を行うための協
    調学習サーバであって、 前記学習者からのアクセス要求に応じて、前記複数の学
    習者間で情報交換可能なwebサイトを提供する第1のサ
    ーバと、前記学習者に対応して前記webサイトのアクセ
    ス要求の頻度を算出する第2のサーバとを備えた協調学
    習サーバ。
  16. 【請求項16】前記webサイトは、前記協調学習に関連
    する前記学習者の発言データの入力を受け付けるための
    欄と、前記学習者によって提示された代替案データの入
    力を受け付けるための欄との少なくとも1つを含む請求
    項15に記載の協調学習サーバ。
  17. 【請求項17】複数の学習者が協調学習を行うためのコ
    ンピュータによる協調学習方法において、 サーバが、前記複数の学習者間で情報交換可能なwebサ
    イトを提供し、 前記サーバが、前記学習者からのアクセス要求を受け付
    け、前記webサイトを更新し、前記サーバが、前記学習
    者に対応して前記webサイトへのアクセス要求の頻度を
    算出する協調学習方法。
  18. 【請求項18】複数の学習者クライアントの協調学習の
    進捗を管理するための協調学習進捗方法において、協調
    学習を行うための学習リソースへの操作要求を、前記学
    習者クライアントから受け取り、前記操作要求に応じ
    て、学習段階データと学習活動データとを含む学習グル
    ープ状況データを更新し、 学習の進行段階と、各進行段階の終了条件と、前記学習
    者を管理するインストラクタへの通知条件とを含む学習
    シナリオ定義データを参照し、前記学習グループ状況デ
    ータの更新に対応して、前記学習段階データと前記学習
    活動データとが、前記終了条件又は前記通知条件を満た
    しているかどうか判定し、前記終了条件を満たしている
    と判定された場合に、前記学習段階データを次の学習段
    階へ更新し、前記通知条件を満たしている場合に、前記
    インストラクタに通知する協調学習進捗方法。
  19. 【請求項19】前記終了条件は、前記学習者の前記協調
    学習への参加時間を含む請求項18に記載の協調学習進
    捗方法。
  20. 【請求項20】前記終了条件は、前記学習者の前記協調
    学習への発言回数を含む請求項18に記載の協調学習進
    捗方法。
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