JP2002323199A - 液化石油ガス気化装置 - Google Patents

液化石油ガス気化装置

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JP2002323199A
JP2002323199A JP2001125453A JP2001125453A JP2002323199A JP 2002323199 A JP2002323199 A JP 2002323199A JP 2001125453 A JP2001125453 A JP 2001125453A JP 2001125453 A JP2001125453 A JP 2001125453A JP 2002323199 A JP2002323199 A JP 2002323199A
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petroleum gas
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gas
combustor
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Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Takashi Sawada
敬 澤田
Toshinari Matsumoto
俊成 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の液化石油ガス気化装置は、商用電源の
無い場所では使用できないという課題を有している。 【解決手段】 液化石油ガス容器2の気相の液化石油ガ
スを燃料として使用する燃焼器4から、液相の液化石油
ガスを気化させる気化器3に燃焼熱を供給する構成とし
て、商用電源の無い場所でも使用できる液化石油ガス気
化装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化石油ガス容器
内の液化石油ガスを気化させて外部に供給する液化石油
ガス気化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液化石油ガス気化装置は、例えば
図8に示すような構成になっている。すなわち、液化石
油ガス容器101に収容されている液相の液化石油ガス
は供給経路102を通り、気化圧力調整弁103を経て
気化器104に流入する。液化石油ガス容器内の圧力は
外気温度が常温(25℃前後)の時には約10MPaで
あり、気化圧力調整弁103は二次側圧力が常に0.1
5MPa前後になるように弁の開度を調節している。こ
れは、液化石油ガスの気化に必要な温度を下げるためで
ある。気化器104には電気ヒーター105が接合され
ており、この電気ヒーター105によって気化器104
は適温に加熱される。従って、気化器104に流入した
液化石油ガスはこの気化器104内で蒸発し気化が促進
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の液化石油ガ
ス気化装置は、商用電源の無い場所では使用できないと
いう課題を有している。
【0004】すなわち、従来の構成のものは電気ヒータ
ーを用いて液化石油ガスの気化に必要な熱量を供給する
構成としているものである。例えば液化石油ガスを5k
g/hで気化させるためには約600Wの電力が必要と
なる。このような大電力を得るためには商用電源が必要
となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器の液相の液化石油ガスを気
化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃焼
器とを構成要件として備え、前記燃焼器は前記液化石油
ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料として使用する構
成の液化石油ガス気化装置としている。燃焼器が液化石
油ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料として使用する
ために、気化器が必要とする熱量の供給を商用電源を使
用する必要のない燃焼器からとすることができ、商用電
源の無い場所でも使用できるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、液化
石油ガスを貯蔵する液化石油ガス容器の液相の液化石油
ガスを気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給
する燃焼器とを構成要件として備え、前記燃焼器は前記
液化石油ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料として使
用する構成の液化石油ガス気化装置としている。燃焼器
が液化石油ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料として
使用するために、気化器が必要とする熱量の供給を商用
電源を使用する必要のない燃焼器からとすることがで
き、商用電源の無い場所でも使用できるものである。
【0007】請求項2に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器と、液相の液化石油ガスを
気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃
焼器とを構成要件として備え、前記燃焼器は、気化器に
よって気化させた液化石油ガスおよび前記液化石油ガス
容器の気相の液化石油ガスを燃料として使用する構成の
液化石油ガス気化装置としている。
【0008】このため、燃焼器の燃料源を必要に応じ
て、液化石油ガス容器の気化した液化石油ガスまたは気
化器によって気化させた液化石油ガスに使い分けること
ができ、安定した気化能力を有する液化石油ガス気化装
置としている。
【0009】請求項3に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器と、液相の液化石油ガスを
気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃
焼器と、気化器が気化した液化石油ガスを燃焼器に供給
する燃料供給管と、液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガ
ス容器の気相の液化石油ガスを燃焼器に供給する気相管
と、前記燃焼器に、前記燃料供給管からの燃料と、前記
気相管からの燃料とを切り替えて供給する切替手段とを
構成要件として有する構成の液化石油ガス気化装置とし
ている。
【0010】切替手段によって、燃焼器の燃料源の選択
が非常に簡単にでき、使い勝手の良い液化石油ガス気化
装置としている。
【0011】請求項4に記載した発明は、請求項3に記
載した構成に加え、気化器の一次側に、気化器の温度に
よって自動的に開閉するサーモバルブと気化圧力を調整
する気化圧力調整弁を設け、切替手段は、気相管に設け
た圧力調整器で構成した液化石油ガス気化装置としてい
る。
【0012】この結果、気化器の温度が低い時はサーモ
バルブが閉止し、気化器への液相の液化石油ガスの供給
を止めるため、気化器の二次側への液の流出の無い安全
な液化石油ガス気化装置とでき、また、切替手段を、気
相管に設けた圧力調整器で構成したことにより、燃焼器
の燃料の供給経路が装置の起動時と安定運転時とで自動
的に切替わるため、切替え操作の必要が無くなり、使い
勝手の良い液化石油ガス気化装置としている。
【0013】請求項5に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器の液相の液化石油ガスを気
化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃焼
器とを構成要件として備え、前記燃焼器は前記気化器が
気化した液化石油ガスを燃料として使用する構成の液化
石油ガス気化装置としている。気化器が気化した液化石
油ガスを燃焼器の燃料源として使用するため、液化石油
ガス容器の気相の液化石油ガスを燃焼器まで案内する配
管を無くすことができ、設置の容易な液化石油ガス気化
装置とできる。
【0014】請求項6に記載した発明は、請求項5に記
載した構成に加え、気化器の一次側に、気化器の温度に
よって自動的に開閉するサーモバルブを設けた構成の液
化石油ガス気化装置としている。気化器の温度が低い時
はサーモバルブが閉止し、気化器への液相の液化石油ガ
スの供給を止めるため気化器の二次側へ液相の液化石油
ガスが流出することのない安全な液化石油ガス気化装置
とできるものである。
【0015】請求項7に記載した発明は、請求項6に記
載した発明は、サーモバルブをバイパスするバイパス管
と、バイパス管を開閉するバイパスバルブを設けた構成
の液化石油ガス気化装置としている。バイパス管を開閉
するバイパスバルブを設けたことにより、気化器の温度
が低い起動時は、閉止したサーモバルブをバイパスして
液化石油ガスを気化器に供給できるため、気化器の温度
に関係なくいつでも起動が可能な、使い勝手の良い液化
石油ガス気化装置とできる。
【0016】請求項8に記載した発明は、請求項7に記
載した構成に加え、バイパスバルブは手動で開き、自動
で閉止する構成とした液化石油ガス気化装置としてい
る。バイパスバルブを手動で開き、自動で閉止する構成
としたことによって、バイパスバルブの閉め忘れを防止
でき、より一層安全な液化石油ガス気化装置としてい
る。
【0017】請求項9に記載した発明は、請求項6から
8のいずれか1項に記載した構成に加え、サーモバルブ
には弁体を手動で開放するための手動開放手段を設けた
構成の液化石油ガス気化装置としている。サーモバルブ
に弁体を手動で開放するための手動開放手段を設けたこ
とにより、気化器の温度が低い起動時には、閉止したサ
ーモバルブを手動で開放して液化石油ガスを気化器に供
給できるため、気化器の温度に関係なくいつでも起動が
可能になると同時に、バイパス管が不要となるため構成
が簡単になり、省スペース化した液化石油ガス気化装置
とできる。
【0018】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の液化石油ガス気化装
置の構成を説明する説明図である。本実施例の液化石油
ガス気化装置は、液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガス
容器2と、液化石油ガス容器2の液相の液化石油ガスを
気化させる気化部1と、気化部1に気化熱を供給する燃
焼器4を備えている。
【0019】気化部1は、液化石油ガス容器2に配置さ
れている液相管7から供給された液相の液化石油ガスを
気化させて気相の液化石油ガスとする気化器3を有して
いる。気化器3は、燃焼器4が燃焼した熱量を熱発電素
子5及び熱伝導板39を介して受けている。
【0020】液化石油ガス容器2は、プロパン等の液化
石油ガスを収容しており、液相の液化石油ガスを供給す
る液相管7を液相部に、気相の液化石油ガスを供給する
気相管8を気相部に有している。
【0021】燃焼器4は、前記液化石油ガス容器2の気
相部に接続している気相管8から気相の液化石油ガスを
燃料として供給されているものである。前記燃焼器4
は、図2に示した構成としている。図2は、燃焼器4を
水平方向に断面した断面図である。燃焼器4は、一端に
前記気相管8を接続しており、気相管8から供給された
気相の液化石油ガスが、ノズル28から噴出して、エゼ
クター部29でエゼクター効果によって空気吸引口30
から空気を吸引して可燃性の混合ガスとなって、燃焼用
触媒31を収容している燃焼室32内に噴出する構成と
している。前記燃焼室32のガスの流れの下流側の端部
には点火プラグ33が配置されている。点火プラグ33
は、図1に説明している着火器20による着火動作を受
けて高電圧を発生し、電気火花を発生するものである。
この電気火花によって燃焼が開始される。34は燃焼室
32内で発生した燃焼ガスを排出する排気口である。燃
焼用触媒31は、本実施例では白金等の貴金属で構成し
ている。また、35,36は燃焼器4の空気吸引口30
および排気口34に接続されたフレームアレスターであ
り、燃焼器4内で形成された炎が燃焼器4の外部に出る
のを防止するための安全装置である。
【0022】熱発電素子5は複数のビスマス・テルル等
の半導体から構成されており、高温面5aを燃焼器4側
に、低温面5bを気化器3側に接触させている。つま
り、ゼーベック効果により熱発電素子5は高温面5aと
低温面5bとの間に発生する温度差に応じた熱起電力を
発生するものである。熱伝導板39はステンレス等の金
属性の板で構成されており、両面が燃焼器4および気化
器3に接触している。したがって燃焼器4の熱は熱発電
素子5および熱伝導板39を介して気化器3に伝達され
ている。
【0023】気化器3によって気化された液化石油ガス
は、ガス供給管9から、供給圧力調整器23とガスメー
タ27を介してコンロ等のガス消費機器6に供給されて
いる。
【0024】前記液相管7は、液化石油ガス容器2の液
相取り出し口8と気化器3の一次側とを連絡しており、
途中には手動で経路の開閉を行う元バルブ10と、気化
器3に埋設した感温筒11によって気化器3の温度を感
知して経路の開閉を行うサーモバルブ12と、気化器3
内における気化圧力を一定に調整する気化圧力調整弁1
3を配置している。本実施例では、サーモバルブ12は
気化器3が20℃以下になると閉止する構成とし、気化
圧力調整弁13の設定圧力は0.14MPaとしてい
る。
【0025】また前記気相管8は、液化石油ガス容器2
の気相取り出し口14と燃焼器4とを連絡しており、途
中には手動で経路の開閉を行う燃料バルブ15と、燃焼
器4への供給圧力を一定に調整するための圧力調整器1
6と、電気的に経路の開閉を行う電磁弁17とを配置し
ている。
【0026】ガス供給管9は気化器3の二次側から外部
に接続されており、途中には気化器3内の圧力上昇を吸
収するためのバッファータンク18と、気化器3内の圧
力低下を感知して経路を遮断する低圧遮断弁19を配置
している。本実施例では、低圧遮断弁19は気化器3の
内圧が0.03MPa以下になると遮断する構成として
いる。
【0027】また前記気化器3は、サーミスタ等の温度
センサー37を有している。温度センサー37の温度情
報は、制御器21に伝達されている。制御器21は、駆
動源として蓄電池22を有しており、前記電磁弁17の
開閉の制御と、前記着火器20の駆動を制御している。
前記熱発電素子5で発生した熱起電力は、この蓄電池2
2に充電されるようにしている。38は制御器21を起
動させるためのスタートスイッチである。
【0028】また本実施例では、ガス供給管9からガス
消費機器6に連通する経路に、供給圧を調整する供給圧
力調整器23と、経路の開閉を手動で行う供給経路開閉
バルブ24を設けている。また、液化石油ガス容器2の
気相取り出し口14から分岐して、気化部1を介さずに
直接ガス消費機器6に連通する経路にも同様の目的の供
給圧力調整器25と供給経路開閉バルブ26を設けてい
る。また、これらの二つの経路を通った液化石油ガス
は、ガスの使用量を測定するガスメータ27を通って、
ガス消費機器6に供給される。
【0029】以下、本実施例の動作について説明する。
ガス消費機器6を使用する際、常に液化石油ガス容器2
の気相取り出し口14から液化石油ガスをガス消費機器
6に供給し続けた場合には、気化熱が液化石油ガス容器
2内で奪われ、液化石油ガス容器2内の温度が低下する
ものである。液化石油ガス容器2内の温度が低下する
と、当然液化石油ガス容器2内の液化石油ガスは気化し
にくくなって、ガス消費機器6が十分に燃焼できない、
あるいは動作できない状況になるものである。本実施例
では、液化石油ガス容器2の液相取り出し口8から液相
の液化石油ガスを気化器3に供給し、前記気化器3に燃
焼器4の燃焼熱を供給するようにして、液化石油ガスの
気化を促進している。このとき本実施例では、燃焼器4
には液化石油ガス容器2の気相取り出し口14から気相
管8を介して気相の液化石油ガスを供給している。ま
た、制御器21は温度センサー37の温度信号を受け
て、前記燃焼器4への液化石油ガスの供給を制御してい
る。
【0030】すなわち、燃料バルブ15を開きスタート
スイッチ38を操作すると、制御器21が起動し、電磁
弁17を開いて、着火器20を作動させる。着火器20
が作動すると、図2に示している点火プラグ33から電
気火花が発生する。一方、電磁弁17が開いているた
め、燃焼器4には気相管8から気相の液化石油ガスが圧
力調整器16により一定圧に調整されて供給される。つ
まり、図2に示しているノズル28から噴出された液化
石油ガスがエゼクター部29から、燃焼用触媒31を収
容している燃焼室32に供給されるものである。エゼク
ター部29を通過するときには、エゼクター効果によっ
て空気吸引口30から空気を吸引するため、液化石油ガ
スは可燃性の混合ガスとなっている。この可燃性の混合
ガスが前記電気火花によって着火されて、燃焼用触媒3
1の下流側に炎が形成される。この炎によって燃焼用触
媒31が加熱され、燃焼用触媒31の温度が上昇して触
媒燃焼可能温度である約200℃以上に達すると、燃焼
器4は触媒燃焼を開始するものである。触媒燃焼が開始
されると、可燃性の混合ガスは触媒燃焼によって全て消
費されるため、自然に炎は消えて、安全な無炎燃焼とな
る。この触媒燃焼の発熱は、燃焼器4に接合された気化
器3に伝達される。
【0031】次に、元バルブ10を開いて、ガス消費機
器6において液化石油ガスの消費を開始すると、液化石
油ガス容器2から液相取り出し口8を介して送り込まれ
た液相の液化石油ガスは、サーモバルブ12を通り、気
化圧力調整弁13により設定した圧力(約0.14MP
a)に調整され気化器3に流入する。流入した液化石油
ガスは燃焼器4の熱を受熱し、瞬時に気化すると同時に
スーパーヒートされた気相の状態となり、消費側に供給
されるものである。
【0032】気化器3の温度は温度センサー37により
検知され、制御器21により、一定の温度範囲に制御さ
れる。すなわち、温度センサー37の温度信号が設定温
度(本実施例では60℃)に達すると、制御器21は電
磁弁17を閉じ、設定温度を下回ると、電磁弁17を開
くものである。液化石油ガスが消費されている時は、熱
発電素子5の両端に温度差が生じ、ゼーベック効果によ
り熱起電力が発生している。従って、蓄電池22は適宜
充電されており、電池の交換の必要はない。
【0033】また、本実施例では、定格を超えて液化石
油ガスを消費したり、燃焼器4の異常により気化器3の
温度が低下した場合(本実施例では20℃を下回った場
合)は、サーモバルブ12が閉止した後、低圧遮断弁1
9が閉止し、消費側に液化石油ガスが液状で流出するの
を防止する安全性の高い構成となっている。
【0034】以上のように、ガス消費機器6を使用して
連続で液化石油ガスを消費した場合でも、常に気化熱を
供給することができ、安定した消費が可能となるもので
ある。また、熱源には電気を用いず、液化石油ガス自ら
を燃料とした燃焼器4を使用しているため、商用電源の
ない場所での使用が可能となるものである。さらに、気
相管7を通して常に気相の液化石油ガスが燃焼器4に燃
料として供給されるため、特別な操作のいらない容易で
安定した起動が可能となるものである。
【0035】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図3は本実施例の液化石油ガス気化
装置の構成を説明する説明図である。構成部材1〜39
は実施例1と同じものである。本実施例では、気化器3
によって気化させた液化石油ガスを燃焼器4に供給する
燃料供給管40を、バッファータンク18から気相管8
にかけて連絡させている。燃料供給管40の途中には燃
焼器4への液化石油ガスの供給圧力を調整するための圧
力調整器41を設けて、本実施例では調整圧力は0.1
MPaに設定されている。また前記気相管8に設けた圧
力調整器16の調整圧力は0.09MPaに設定してい
る。本実施例では、これらの圧力調整器41および16
の設定圧力の差を利用した切替手段42を用いて、燃焼
器4への燃料供給を気相管8と燃料供給管40とで切替
える構成を取っている。
【0036】以上のような構成で、本実施例は以下のよ
うに動作するものである。すなわち、外気温度がサーモ
バルブ12の設定温度20℃よりも低い条件において、
液化石油ガス気化装置を起動する場合、気化器3の温度
も20℃を下回っているため、サーモバルブ12は閉止
した状態となっている。従って、気化器3の二次側へ液
化石油ガスが流れないため、燃焼器3への液化石油ガス
の供給は液化石油ガス容器2の気相取り出し口14か
ら、気相管8を通して圧力調整器16により0.09M
Paに調整された状態で行われる。次に、燃焼器4が発
熱し、気化器3の温度が20℃に達すると、サーモバル
ブ12が開くため、液相の液化石油ガスは気化圧力調整
弁13により0.14MPaに調整されて、気化器3に
流入し気化され、気化器3の二次側に送られる。この気
化された液化石油ガスは、燃料供給管40を通り圧力調
整器41により0.1MPaに調整されて燃焼器4に供
給される。この時、供給圧力が気相管8に設けた圧力調
整器16の設定圧力0.09MPaよりも高いため、圧
力調整器16内の調整弁が気相管8の経路を閉止するも
のである。したがって、気化器3の温度が上昇した後
は、常に燃料供給管40から、燃焼器4に液化石油ガス
が供給されるものである。
【0037】以上のように、本実施例の構成によれば、
切替手段42を設けたことにより、燃焼器4の燃料の供
給経路を装置の起動時と安定運転時とで切替えることが
可能となるため、常に液化石油ガスタンクの気相取り出
し口14から供給する必要がなくなり、液化石油ガスタ
ンク内の温度低下を防止することができ、安定した気化
能力が確保される。また、気化器3の一次側に、気化器
3の温度によって自動的に開閉するサーモバルブ12を
設けたことにより、気化器3の温度が低い時はサーモバ
ルブ12が閉止し、気化器3への液相の液化石油ガスの
供給を止めるため、気化器3の二次側への液の流出の無
い安全な液化石油ガス気化装置を実現できるものであ
る。さらに、切替手段42を、気相管8に設けた圧力調
整器16と燃料供給管40に設けた圧力調整器41で構
成したことにより、燃焼器4の燃料の供給経路が装置の
起動時と安定運転時とで自動的に切替わるため、切替え
操作の必要が無くなり、使い勝手の良い液化石油ガス気
化装置を実現できるものである。
【0038】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図4は本実施例の液化石油ガス気化
装置の構成を説明する説明図である。構成部材1〜7、
9〜14、17〜41は実施例2と同じものである。本
実施例では、燃焼器3への液化石油ガスの供給は燃料供
給管40のみで行っている。また、液相管7にはサーモ
バルブ12をバイパスするバイパス管43を接続し、こ
のバイパス管43の途中にバイパス管43を開閉するバ
イパスバルブ44を設けている。
【0039】以上のような構成で、本実施例は以下のよ
うに動作するものである。すなわち、外気温度がサーモ
バルブ12の設定温度20℃よりも低い条件において、
液化石油ガス気化装置を起動する場合、気化器3の温度
も20℃を下回っているため、サーモバルブ12は閉止
した状態となっている。従って、気化器3の二次側へ液
化石油ガスが流れないため、気化器3およびバッファー
タンク18に残留している液化石油ガスのみが燃料供給
管40を通り圧力調整器41により0.1MPaに調整
されて燃焼器3へ供給される。気化器3やバッファータ
ンク18内の残留液化石油ガス量が燃焼器3に消費され
て減少した場合や、液化石油ガスが最初から残留してい
ない場合は、供給圧力0.1MPaを確保できなくな
り、所定の燃焼量が得られなくなる。したがって、供給
圧力を確保するためにバイパスバルブ44を数秒間手動
で開くことにより、バイパス管43を通して液相の液化
石油ガスを気化器4に供給するものである。バイパスバ
ルブ44を開くと、直ちに供給圧力は0.1MPaに戻
り、所定の燃焼量が得られるため、燃焼器4は気化器3
に熱を供給できるものである。
【0040】気化器3の温度が20℃に達すると、サー
モバルブ12が開くため、液相の液化石油ガスはサーモ
バルブ12を通過し気化圧力調整弁13により0.14
MPaに調整されて、気化器3に流入し気化され、気化
器3の二次側に送られ、通常の安定運転状態になる。
【0041】以上のように、本実施例の構成によれば、
燃焼器3への液化石油ガスの供給は燃料供給管40のみ
で行っているため、液化石油ガス容器1の気相からの配
管を無くすことができ、設置が容易になるものである。
【0042】また、サーモバルブ12を設けたことによ
り、気化器3の温度が低い時はサーモバルブ12が閉止
し、気化器3への液相の液化石油ガスの供給を止めるた
め、気化器3の二次側への液の流出を防止できるもので
ある。
【0043】さらに、サーモバルブ12をバイパスする
バイパス管43と、バイパス管43を開閉するバイパス
バルブ44を設けたことにより、気化器3の温度が低い
起動時は、閉止したサーモバルブ12をバイパスして液
化石油ガスを気化器3に供給できるため、気化器3の温
度に関係なくいつでも起動が可能な、使い勝手の良い液
化石油ガス気化装置を実現することができるものであ
る。
【0044】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について、図4および図5を参照しながら説明する。図
4は本実施例の液化石油ガス気化装置の構成を説明する
説明図である。構成部材は実施例3と同じものであり、
本実施例では、特に、バイパスバルブ44を手動で開
き、自動で閉止する構成としている。
【0045】図5はバイパスバルブ44の構成を示す断
面図である。45はバイパスバルブ44を構成する筐体
である。液化石油ガスは前記筐体45に設けた入口46
から入り、ガス経路47を経て出口48から出ていく。
前記ガス経路47の途中には開閉弁49が設けられてお
り、閉止バネ50により、常に閉止方向に附勢されてい
る。51は開閉弁49を操作するための操作軸であり、
一端が開閉弁49に接続され、他端は筐体45から突出
し、操作つまみ52に接続されている。前記操作軸51
の突出部53には液化石油ガスが突出部53から漏れる
のを防止するために、Oリング等のシール材54が設け
られてる。
【0046】以下、本実施例の動作について説明する。
図4における、液化石油ガス気化装置の起動から安定運
転状態までの動作は、実施例3の説明と同様である。本
実施例は、実施例3で説明した起動動作において、バイ
パスバルブ44を数秒間開く場合は、手動で開き、バイ
パスバルブ44から手を放すと、自動的に閉止するもの
である。すなわち、図5における操作つまみ52を矢印
方向に引くと、開閉弁49は、操作軸51により閉止バ
ネ50の附勢力に反して矢印方向に引き寄せられるた
め、ガス経路47が開き、液化石油ガスがバイパスバル
ブ44を通過し、操作つまみ52から手を放すと、閉止
バネ50の附勢力により再び開閉弁49がガス経路47
を閉止し、液化石油ガスの流れを止めるものである。
【0047】以上のように、本実施例の構成によれば、
特に、実施例3におけるバイパスバルブ44を手動で開
き、自動で閉止する構成としたことにより、安定運転時
のバイパスバルブ44の閉め忘れが無くなり、必要時以
外は液相の液化石油ガスが気化器3に流れ込まない安全
な液化石油ガス気化装置を実現できる。
【0048】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について、図6および図7を参照しながら説明する。図
6は本実施例の液化石油ガス気化装置の構成を説明する
説明図である。構成部材1〜41は実施例3と同じもの
であり、本実施例では、特に、サーモバルブ12に弁体
を手動で開放するための手動開放手段55を設けてい
る。また、実施例3で使用しているバイパス管やバイパ
スバルブは設けていない。
【0049】図7はサーモバルブ12の構成を示す断面
図である。56はサーモバルブ12を構成する筐体であ
る。液化石油ガスは前記筐体56に設けた入口57から
入り、ガス経路58を経て出口59から出ていく。前記
ガス経路58の途中には弁体60が設けられており、バ
ネ61により常に閉止方向に附勢されている。ガス経路
58の出口59近傍には均圧穴62が設けられており、
前記筐体56と圧力による変形自在なダイヤフラム63
とから成る均圧室64に、サーモバルブ12の二次圧力
を伝達している。65はバネ61の附勢力をダイヤフラ
ム63に伝達するための伝達軸であり、一端が弁体60
に接続され、他端は、均圧室64に突出し、前記ダイヤ
フラム63に固定されたダイヤフラム押さえ板66に当
接している。11は温度によって膨張する流体を封入し
た感温筒であり、図6の気化器3に埋設されている。こ
の感温筒11の内圧は圧力管67によって、前記ダイヤ
フラム63と圧力蓋68とから成る圧力室69に伝達さ
れている。したがって、前記バネ61の附勢力と均圧室
64の内圧との合計と圧力室69の内圧とは、常に釣り
合っており、この釣り合いを保つために、弁体60は、
感温筒11の温度が低下したときは閉止方向に、感温筒
11の温度が上昇したときは開放方向に動く。本実施例
では、感温筒11の温度が20℃を下回ると弁体60が
ガス経路58を閉止するように設定している。70は開
閉弁60を操作するための操作軸であり、一端が開閉弁
60に接続され、他端は筐体56から突出し、操作つま
み71に接続されている。前記操作軸70と操作つまみ
71が、本実施例の手動開放手段55を構成するもので
ある。前記操作軸70の突出部72には液化石油ガスが
突出部72から漏れるのを防止するために、Oリング等
のシール材73が設けられてる。
【0050】以下、本実施例の動作について説明する。
図6において、液化石油ガス気化装置を起動する場合、
気化器3の温度が20℃を下回っていると、サーモバル
ブ12により、気化器3の二次側へ液化石油ガスが流れ
ないため、気化器3およびバッファータンク18に残留
している液化石油ガスのみが燃料供給管40を通り圧力
調整器41により0.1MPaに調整されて燃焼器3へ
供給される。気化器3やバッファータンク18内の残留
液化石油ガス量が燃焼器3に消費されて減少した場合
や、液化石油ガスが最初から残留していない場合は、供
給圧力0.1MPaを確保できなくなり、所定の燃焼量
が得られなくなる。したがって、供給圧力を確保するた
めに数秒間、手動開放手段55でサーモバルブ12の経
路を開放するものである。すなわち、図7における操作
つまみ71を矢印方向に引くと、弁体60は、操作軸7
0によりバネ61の附勢力に反して矢印方向に引き寄せ
られるため、ガス経路58が開き、液化石油ガスがサー
モバルブ12を通過し、操作つまみ71から手を放す
と、閉止バネ61の附勢力により再び弁体60がガス経
路58を閉止し、液化石油ガスの流れを止めるものであ
る。
【0051】以上のように、本実施例の構成によれば、
特に、サーモバルブ12に弁体60を手動で開放するた
めの手動開放手段55を設けたことにより、気化器3の
温度が低い起動時は、閉止したサーモバルブ12を手動
で開放して液化石油ガスを気化器3に供給できるため、
気化器3の温度に関係なくいつでも起動が可能になると
同時に、バイパス管が不要となるため構成が簡単にな
り、省スペース化を図ることができるものである。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、液化石油ガ
スを貯蔵する液化石油ガス容器の液相の液化石油ガスを
気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃
焼器とを備え、前記燃焼器は前記液化石油ガス容器の気
相の液化石油ガスを燃料として使用する構成として、気
化器が必要とする熱量の供給を商用電源を使用する必要
のない燃焼器からとすることができ、商用電源の無い場
所でも使用できる液化石油ガス気化装置を実現するもの
である。
【0053】請求項2に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器と、液相の液化石油ガスを
気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃
焼器とを備え、前記燃焼器は、気化器によって気化させ
た液化石油ガスおよび前記液化石油ガス容器の気相の液
化石油ガスを燃料として使用する構成として、燃焼器の
燃料源を必要に応じて、液化石油ガス容器の気化した液
化石油ガスまたは気化器によって気化させた液化石油ガ
スに使い分けることができ、安定した気化能力を有する
液化石油ガス気化装置を実現するものである。
【0054】請求項3に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器と、液相の液化石油ガスを
気化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃
焼器と、気化器が気化した液化石油ガスを燃焼器に供給
する燃料供給管と、液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガ
ス容器の気相の液化石油ガスを燃焼器に供給する気相管
と、前記燃焼器に、前記燃料供給管からの燃料と、前記
気相管からの燃料とを切り替えて供給する切替手段を有
する構成として、切替手段によって、燃焼器の燃料源の
選択が非常に簡単にでき、使い勝手の良い液化石油ガス
気化装置を実現するものである。
【0055】請求項4に記載した発明は、気化器の一次
側に、気化器の温度によって自動的に開閉するサーモバ
ルブと気化圧力を調整する気化圧力調整弁を設け、切替
手段は、気相管に設けた圧力調整器で構成して、切替え
操作の必要が無くなり、使い勝手の良い液化石油ガス気
化装置を実現するものである。
【0056】請求項5に記載した発明は、液化石油ガス
を貯蔵する液化石油ガス容器の液相の液化石油ガスを気
化させる気化器と、前記気化器に気化熱を供給する燃焼
器とを備え、前記燃焼器は前記気化器が気化した液化石
油ガスを燃料として使用する構成として、液化石油ガス
容器の気相の液化石油ガスを燃焼器まで案内する配管を
無くすことができ、設置の容易な液化石油ガス気化装置
を実現するものである。
【0057】請求項6に記載した発明は、気化器の一次
側に、気化器の温度によって自動的に開閉するサーモバ
ルブを設けた構成として、気化器の二次側へ液相の液化
石油ガスが流出することのない安全な液化石油ガス気化
装置を実現するものである。
【0058】請求項7に記載した発明は、サーモバルブ
をバイパスするバイパス管と、バイパス管を開閉するバ
イパスバルブを設けた構成として、気化器の温度に関係
なくいつでも起動が可能な、使い勝手の良い液化石油ガ
ス気化装置を実現するものである。
【0059】請求項8に記載した発明は、バイパスバル
ブは手動で開き、自動で閉止する構成として、バイパス
バルブの閉め忘れを防止でき、より一層安全な液化石油
ガス気化装置を実現するものである。
【0060】請求項9に記載した発明は、サーモバルブ
には弁体を手動で開放するための手動開放手段を設けた
構成として、気化器の温度に関係なくいつでも起動が可
能になると同時に、バイパス管が不要となるため構成が
簡単になり、省スペース化した液化石油ガス気化装置を
実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である液化石油ガス気化
装置の構成を示す説明図
【図2】同、燃焼器の構成を示す断面図
【図3】本発明の第2の実施例である液化石油ガス気化
装置の構成を示す説明図
【図4】本発明の第3の実施例である液化石油ガス気化
装置の構成を示す説明図
【図5】本発明の第4の実施例である液化石油ガス気化
装置に使用しているバイパスバルブの構成を示す断面図
【図6】本発明の第5の実施例である液化石油ガス気化
装置の構成を示す説明図
【図7】同、サーモバルブの構成を示す断面図
【図8】従来の液化石油ガス気化装置の構成を示す説明
【符号の説明】
1 気化部 2 液化石油ガス容器 3 気化器 4 燃焼器 8 気相管 12 サーモバルブ 13 気化圧力調整弁 16 圧力調整器 40 燃料供給管 42 切替手段 43 バイパス管 44 バイパスバルブ 55 手動開放手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 俊成 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3E072 AA03 DB01 3K068 AA02 AB21 BB02 BB12 CA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガス容
    器の液相の液化石油ガスを気化させる気化器と、前記気
    化器に気化熱を供給する燃焼器とを備え、前記燃焼器は
    前記液化石油ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料とし
    て使用する液化石油ガス気化装置。
  2. 【請求項2】 液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガス容
    器と、液相の液化石油ガスを気化させる気化器と、前記
    気化器に気化熱を供給する燃焼器とを備え、前記燃焼器
    は、気化器によって気化させた液化石油ガスおよび前記
    液化石油ガス容器の気相の液化石油ガスを燃料として使
    用する液化石油ガス気化装置。
  3. 【請求項3】 液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガス容
    器と、液相の液化石油ガスを気化させる気化器と、前記
    気化器に気化熱を供給する燃焼器と、気化器が気化した
    液化石油ガスを燃焼器に供給する燃料供給管と、液化石
    油ガスを貯蔵する液化石油ガス容器の気相の液化石油ガ
    スを燃焼器に供給する気相管と、前記燃焼器に、前記燃
    料供給管からの燃料と、前記気相管からの燃料とを切り
    替えて供給する切替手段を有する液化石油ガス気化装
    置。
  4. 【請求項4】 気化器の一次側に、気化器の温度によっ
    て自動的に開閉するサーモバルブと気化圧力を調整する
    気化圧力調整弁を設け、切替手段は、気相管に設けた圧
    力調整器で構成した請求項3に記載した液化石油ガス気
    化装置。
  5. 【請求項5】 液化石油ガスを貯蔵する液化石油ガス容
    器の液相の液化石油ガスを気化させる気化器と、前記気
    化器に気化熱を供給する燃焼器とを備え、前記燃焼器は
    前記気化器が気化した液化石油ガスを燃料として使用す
    る液化石油ガス気化装置。
  6. 【請求項6】 気化器の一次側に、気化器の温度によっ
    て自動的に開閉するサーモバルブを設けた請求項5に記
    載した液化石油ガス気化装置。
  7. 【請求項7】 サーモバルブをバイパスするバイパス管
    と、バイパス管を開閉するバイパスバルブを設けた請求
    項6に記載した液化石油ガス気化装置。
  8. 【請求項8】 バイパスバルブは手動で開き、自動で閉
    止する構成とした請求項7に記載した液化石油ガス気化
    装置。
  9. 【請求項9】 サーモバルブには弁体を手動で開放する
    ための手動開放手段を設けた請求項6から8のいずれか
    1項に記載した液化石油ガス気化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7693707B2 (en) 2003-12-26 2010-04-06 Pansonic Corporation Voice/musical sound encoding device and voice/musical sound encoding method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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