JP2002323194A - 可撓性の予断熱された管導管 - Google Patents

可撓性の予断熱された管導管

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JP2002323194A JP2002053482A JP2002053482A JP2002323194A JP 2002323194 A JP2002323194 A JP 2002323194A JP 2002053482 A JP2002053482 A JP 2002053482A JP 2002053482 A JP2002053482 A JP 2002053482A JP 2002323194 A JP2002323194 A JP 2002323194A
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Alfred Oeschger
アルフレート・エーシユガー
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Brugg Rohrsysteme GmbH
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 簡単に敷設可能で、且つ送出導管および還流
導管にとって好適である、可撓性の予断熱された管導管
を提供する。 【解決手段】 可撓性の管体１，２は、太陽熱集熱器を
貯湯槽と結合するための可撓性の予断熱された管導管で
あって、この可撓性の管体１，２が、２つの互いに並列
して配設されている、自体それぞれに別個のまたは共通
の断熱被覆体５を有する個別の管体１，２から成り、並
びに、断熱された個別の管体１，２を密に囲繞する、不
銹の柔軟な微細線材から成る編成物または編組物から成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１による可
撓性の予断熱された管導管に関する。
【０００２】
【従来の技術】太陽熱集熱器により太陽エネルギーを得
るために、太陽熱集熱器と蓄熱槽との間の接続導管が必
要であり、これら接続導管は、熱媒体液体を移送する。
【０００３】循環システム−太陽熱集熱器によって熱せ
られた熱媒体液体は、貯湯槽内に存在する水に対して放
熱の後、太陽熱集熱器へ帰還移送される−は、重要な問
題であり、送出導管並びに還流導管が必要である。
【０００４】送出導管および還流導管は、断熱被覆体に
よって囲繞されており、これら導管は、熱の損失を低下
させる。
【０００５】更に、この様式の導管は、電気的な、例え
ばセンサーまたは電力供給のためのケーブルを有してい
る。
【０００６】ドイツ連邦共和国実用新案第２９６ １７
９３６号明細書から、冒頭に記載した目的の可撓性の
多重管状導管が公知であり、この多重管状導管は、共通
の、可撓性の耐ＵＶ（紫外線）性および高耐温度性の、
撥水性の、水蒸気耐拡散性の断熱チューブ、およびこの
断熱チューブ内に挿入された管導管から構成されてい
る。この多重管状導管の利点は、送出導管および還流導
管並びに場合によっては、電気的なケーブルが、１つの
ユニットとして敷設され得るということにある。断熱体
の耐ＵＶ性および耐オゾン性の実施により、この多重管
状導管の付加的な保護を必要としない。
【０００７】ドイツ連邦共和国実用新案第２００ ０９
５５６号明細書から、太陽熱集熱器を貯蔵槽と結合す
るための二重管体が公知であり、この二重管体は、自身
の隔離体を備えられた互いに並列して位置している２つ
の柔軟な管体、１つのケーブル、並びにこれら管体およ
びこのケーブルを囲繞する被覆部から成っている。この
被覆部は、有利には、メッシュ製品から成っている。こ
の二重管体の利点は、この二重管体の接続作業が、太陽
熱集熱器および貯蔵槽において、簡略化される点にあ
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の根底
をなす課題は、簡単に敷設可能で、且つ送出導管および
還流導管にとって好適である、可撓性の予断熱された管
導管を提供することである。特に、この管導管は、ＵＶ
光線、オゾンから、且つ鳥、テンおよび他の小動物の攻
撃から保護されている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１の
特徴によって、驚くほど簡単な方法において解決され
る。
【００１０】更なる有利な実施形態は、下位の請求項に
おいて記載されている。
【００１１】本発明の基本的な利点は、基本的な割合だ
け不銹性の線材から成る編成物または編組物、およびこ
の編成物または編組物のもとに敷設された断熱被覆体
が、十分に外側の攻撃から保護し、且つ従って、管導管
の耐用年数が増大する点にある。この編成物または編組
物は、耐ＵＶ性および耐オゾン性に形成した添加物を、
断熱材料に対して必要としないことを可能にする。不銹
鋼から成る細い柔軟な線材を使用することにより、管導
管の可撓性は、ただ二義的にだけ減少される。この管導
管の接続の際、この編成物または編組物の端のほつれ
を、心配する必要はない。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、図１および２において概略
的に図示されている実施例に基づいて、詳しく説明す
る。
【００１３】図１は、本発明による管導管の側方の−部
分的に切断された−切断面を図示している。この管導管
は、２つの互いに並列して位置している管体１および２
から成り、これら管体によって、太陽熱集熱器と貯湯槽
との間の循環において、一方の管体が送出の、および他
方の管体が還流の役目を果たす。
【００１４】管体１および２は、例えば銅、または不銹
鋼の金属管体、または合成物質管体であり、その際に合
成物質は、２００℃までの耐熱性を有している。これら
管体は、平滑に、または波形模様に仕上げた状態にあ
る。これら管体１および２は、断熱被覆体５の開口部３
および４内に格納されている。この断熱被覆体５は、極
めて低い密度のＥＰＤＭから成っている。この断熱被覆
体５は、両方の管体１および２のための一様な断熱成形
体である。別の解決策によれば、この断熱被覆体５は、
それぞれの管体１および２のための、それぞれ１つの別
個の断熱成形体から成っている。
【００１５】更に、この管導管は、温度を測定するセン
サーと結合された、電気的なケーブル６を有し、このセ
ンサーが、その場合にこのケーブル６を介して中央部へ
導かれ、そこで評価される。
【００１６】管体１および２、断熱被覆体５およびケー
ブル６は、編成物または編組物として形成されている外
皮７によって囲繞されている。この編成物または編組物
の構造部材は、不銹鋼から成る細い線材であり、これら
線材が、極めて柔軟、および従って良好に湾曲可能であ
り、且つ管導管の可撓性は、ただ二義的だけに減じられ
る。これら線材は、０．１０ｍｍの大きさの範囲におけ
る直径を有している。
【００１７】編成物または編組物は、不銹鋼から成る線
材と同時に、繊維状のフィラメント、例えばポリエステ
ルから成るマルチフィラメントを含むことが可能であ
る。
【００１８】オゾンおよび紫外線放射に対して、増大さ
れた耐性を得るために、外皮７の光学的な被覆は、少な
くとも５０％である。更に、高い光学的な被覆および不
銹鋼から成る線材の割合は、動物の餌あさり、例えば鳥
のくちばしによる突きに対して、またはテンの噛み付き
に対して、持続的な保護の役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による管導管の側方の−部分的に切断さ
れた−切断面の図である。
【図２】本発明による管導管の断面図である
【符号の説明】
１、２ 管体 ３、４ 開口部 ５ 断熱被覆体 ６ 電気的なケーブル ７ 外皮
フロントページの続き (72)発明者 アルフレート・エーシユガー スイス国、ヴイル、ヴユストガッス、232 Ｆターム(参考） 3H036 AA01 AB12 AB25 AE04 3H111 AA03 BA03 BA04 BA15 BA18 CA17 CA24 CA26 CA52 CB04 CB11 CB23 CB29 CC13 CC18 DA03 DA12 DA15 DB03 DB24 3L070 BC12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 太陽熱集熱器を貯湯槽と結合するための
    可撓性の予断熱された管導管であって、この可撓性の管
    体が、２つの互いに並列して配設されている、自体それ
    ぞれに別個のまたは共通の断熱被覆体を有する個別の管
    体から成り、並びに、断熱された個別の管体を密に囲繞
    する、不銹の柔軟な微細線材から成る編成物または編組
    物から成る、ことを特徴とする可撓性の管体。
  2. 【請求項２】 編成物または編組物は、繊維状のフィラ
    メントを有していることを特徴とする請求項１に記載の
    可撓性の管体。
  3. 【請求項３】 繊維状のフィラメントは、多繊維質のポ
    リエステルフィラメントであることを特徴とする請求項
    ２に記載の可撓性の管体。
  4. 【請求項４】 繊維状のフィラメントは、難燃性である
    ことを特徴とする請求項２または３に記載の可撓性の管
    体。
  5. 【請求項５】 微細線材は、モノフィラメント線材であ
    ることを特徴とする請求項１から４のいずれか一つに記
    載の可撓性の管体。
  6. 【請求項６】 微細線材またはモノフィラメント線材の
    直径は、０．０５ｍｍと０．２０ｍｍとの間の値である
    ことを特徴とする請求項１から５のいずれか一つに記載
    の可撓性の管体。
  7. 【請求項７】 編成物または編組物の光学的な被覆部
    は、５０％と１００％との間であることを特徴とする請
    求項１から６のいずれか一つに記載の可撓性の管体。
  8. 【請求項８】 個別の管体は、柔軟な銅から成る平滑な
    管体、不銹鋼から成る波形模様の管体、及び／または、
    合成物質から成る平滑なまたは波形模様の管体であるこ
    とを特徴とする請求項１から７のいずれか一つに記載の
    可撓性の管体。
  9. 【請求項９】 断熱被覆体は、ＦＣＫＷを含有しないＥ
    ＰＤＭ発泡体から成ることを特徴とする請求項１から８
    のいずれか一つに記載の可撓性の管体。
  10. 【請求項１０】 断熱被覆体は、個別の管体のための１
    つまたは２つの管路を有する長手方向にスリットが付け
    られたチューブから成ることを特徴とする請求項９に記
    載の可撓性の管体。
  11. 【請求項１１】 断熱された個別の管体と、編成物また
    は編組物との間で形成された空隙内に、電気的な導管が
    位置していることを特徴とする請求項１から１０のいず
    れか一つに記載の可撓性の管体。
JP2002053482A 2001-03-02 2002-02-28 可撓性の予断熱された管導管 Pending JP2002323194A (ja)

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ES (1) ES2225664T3 (ja)
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