JP2002322035A - ヘアカラー用前処理剤およびヘアカラー用処理剤並びに毛髪処理方法 - Google Patents

ヘアカラー用前処理剤およびヘアカラー用処理剤並びに毛髪処理方法

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JP2002322035A JP2001294049A JP2001294049A JP2002322035A JP 2002322035 A JP2002322035 A JP 2002322035A JP 2001294049 A JP2001294049 A JP 2001294049A JP 2001294049 A JP2001294049 A JP 2001294049A JP 2002322035 A JP2002322035 A JP 2002322035A
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hair color
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Tomoko Ueno
知子 上野
Yuki Echigo
由起 越後
Shinichi Tanaka
真一 田中
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Nakano Seiyaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘアカラー処理における毛髪の損傷を防止
し、染料の定着を良くし、ヘアカラー処理後のゴワツキ
感を改善することのできるヘアカラー用前処理剤および
ヘアカラー用処理剤、並びにこれらを用いた毛髪処理方
法を提供する。 【解決手段】 本発明のヘアカラー用前処理剤は、ケラ
チン加水分解物および/またはその誘導体を含有するも
のであり、この前処理剤はヘアカラー処理の前後に使用
する前処理剤と後処理剤からなる処理剤の前処理剤とし
て用いることができ、こうした前処理剤を毛髪に塗布し
た後、ヘアカラー処理を行い、必要によりその後後処理
剤を塗布して毛髪を処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘアカラー処理の
前に使用する前処理剤、およびヘアカラー処理の前後に
使用する前に使用する前処理剤と後に使用する後処理剤
からなるヘアカラー用処理剤、並びにこれらを用いた毛
髪処理方法に関するものである。本発明によれば、ヘア
カラー処理における毛髪の損傷を防止し、染料の定着を
良くし、ヘアカラー処理後のゴワツキ感を改善するのに
有効である。
【0002】
【従来の技術】白髪染めやおしゃれ染めなどの目的で、
従来から酸化染毛剤や酸性染毛料などが使用されてい
る。このうち一般的に使用されているのは、染毛作用と
ブリーチ作用を持つ酸化染毛剤であり、この染毛剤では
酸化染料と過酸化水素が毛髪内部に浸透し、酸化染料が
酸化重合して発色させるものである。また同時に過酸化
水素は、アルカリ存在下で毛髪中のメラニン色素を酸化
分解する。こうした酸化染毛剤では、毛髪が本来持つ色
より明るく染めることができることや色落ちを非常に少
なくする点で優れていると言われている。しかしなが
ら、酸化染毛剤では、毛髪のアルカリによる膨潤や過酸
化水素による毛髪組織の破壊により、毛髪のダメージが
増大して毛髪強度が低下し、毛髪のゴワツキ、パサツキ
などを生じさせるという問題があった。
【0003】一方、酸性染毛料は、酸性下で酸性染料が
毛髪ケラチンのアミノ基とイオン結合して染着するメカ
ニズムを利用したものである。この酸性染毛剤では、ブ
リーチ作用がなく、pHが酸性であることから、酸化染
毛剤と比べると毛髪のダメージは少ない。しかしながら
酸性染毛料を用いると、施術を繰り返すことで毛髪が収
斂して硬くなる傾向にあり、また染料の浸透剤として配
合されている溶剤(例えばベンジルアルコールなど)
は、毛髪を脱脂するため、毛髪の手触りが悪化するとい
う問題があった。
【0004】上記の問題を解決する毛髪処理剤として
は、動植物由来または微生物由来のタンパク質加水分解
物またはその誘導体を含有する処理剤(特開平10−2
26629号)、ケラチン加水分解物またはその誘導体
を含有する処理剤(特開平10−291919号)、ケ
ラチン加水分解物またはその誘導体とケラチン以外の動
植物由来または微生物由来のタンパク質加水分解物また
はその誘導体を含有する処理剤(特開平11−1399
40号)などが提案されている。しかしながら、これら
の処理剤は、ヘアカラー処理における毛髪の損傷はある
程度防止できるものの、染料の定着を良くし、ヘアカラ
ー処理後のゴワツキ感を改善するには不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
従来技術における課題を解決するためになされたもので
あって、その目的は、ヘアカラー処理における毛髪の損
傷を防止し、染料の定着を良くし、ヘアカラー処理後の
ゴワツキ感を改善することのできるヘアカラー用前処理
剤およびヘアカラー用処理剤、並びにこれらを用いた毛
髪処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し得た本
発明のヘアカラー用前処理剤とは、ヘアカラー処理の前
後に使用する前処理剤であって、ケラチン加水分解物お
よび/またはその誘導体を含有する点に要旨を有するも
のである。この前処理剤においては、pHが4〜8の範
囲であることが好ましく、前記ケラチン加水分解物とし
ては、α−ケラトースが好ましく用いられる。またこの
前処理剤を用いて毛髪を処理するに当たっては、この前
処理剤を毛髪に塗布した後、ヘアカラー処理を行う様に
すれば良い。
【0007】一方、上記課題を解決し得た本発明のヘア
カラー用処理剤とは、ヘアカラー処理の前後に使用する
前処理剤と後処理剤からなるヘアカラー用処理剤であっ
て、前記前処理剤はケラチン加水分解物および/または
その誘導体を含有する点に要旨を有するものである。こ
の処理剤においては、前処理剤のpHが4〜8の範囲で
あることが好ましく、前処理剤に含有するケラチン加水
分解物としては、α−ケラトースが好ましく用いられ
る。
【0008】この処理剤においては、前記後処理剤が、
セラミド、セラミドの誘導体、リン脂質およびリン脂質
の誘導体よりなる群から選ばれる1種以上を含有するも
のが好ましく、必要によって、更に植物由来のタンパク
質加水分解物、植物由来のタンパク質加水分解物の誘導
体、卵白由来のタンパク質加水分解物および卵白由来の
タンパク質加水分解物の誘導体よりなる群から選ばれる
1種以上を含有することも有効である。
【0009】また、本発明のヘアカラー用処理剤を用い
て毛髪を処理するに当たっては、前処理剤を毛髪に塗布
した後、ヘアカラー処理を行い、その後後処理剤を塗布
する様にすれば良い。尚、この方法におけるより具体的
な手順としては、(1)前処理剤を塗布した後、ヘアカ
ラー処理を行い、その後後処理剤を塗布して洗い流す、
(2)前処理剤を塗布した後、ヘアカラー処理を行い、
その後後処理剤を塗布して洗い流さない、等の構成を挙
げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は上記の如く構成される
が、要するに、(1)ヘアカラー用前処理剤、または
(2)前処理剤と後処理剤からなるヘアカラー用処理剤
における前処理剤として、ケラチン加水分解物および/
またはその誘導体を含有するものを用いてヘアカラー処
理前に毛髪に処理することにより、ケラチンが毛髪に吸
着して、ヘアカラーによるダメージを防止するとともに
染料の定着を良くすることができたのである。
【0011】本発明のヘアカラー用前処理剤、またはヘ
アカラー用処理剤で用いる前処理剤においては、前述の
如くケラチン加水分解物やその誘導体を含有する必要が
ある。毛髪の損傷が特に激しい部分は、親水性の性質が
強くなっているため、染料の定着が悪く退色しやすい。
このため疎水性の高いケラチン加水分解物またはその誘
導体を含有する前処理剤を毛髪に塗布して、毛髪自身の
疎水性を高めることは非常に有効である。
【0012】上記ケラチン加水分解物(加水分解ケラチ
ン)としては、α−ケラトース(結晶性ケラチン)とγ
−ケラトース(非結晶性ケラチン)があるが、疎水性を
高めるにはα−ケラトースがより好ましい。またα−ケ
ラトースは、毛髪のすべりの改善効果にも優れている。
平均分子量の大きいケラチン加水分解物だけでは、手触
りが硬くなる傾向があるが、これを解消するためには、
平均分子量の小さいケラチン加水分解物またはその誘導
体と併用すること、或はこうした誘導体単独を使用する
ことで柔軟性を付与することができる。
【0013】前処理剤は通常水溶液として調製される
が、溶媒としてアルコール類(例えばエタノール、プロ
ピレングリコールなど)を配合して疎水的環境を増すこ
とによって、ケラチン加水分解物またはその誘導体は、
親水基を内側、疎水基を外側にした構造を増加できるの
で、毛髪との疎水結合を向上させることができる。
【0014】本発明の前処理剤においては、ヘアカラー
による損傷の防止効果やヘアカラー処理時の変色防止を
考慮すると、そのpHは4〜8の範囲であることが好ま
しい。前処理剤のpHがこの範囲から外れると、十分な
損傷防止効果が発揮されず、また次に行うヘアカラーの
色味が変化し、予定していた色味と異なる場合がある。
尚、前処理剤のpHは,更に好ましい範囲は6〜7程度
であり、この範囲内では前処理による処理効果が最も有
効に発揮される。
【0015】上記の様なヘアカラー用前処理剤を用い、
ヘアカラー処理の前に前処理だけを行っても上記の効果
が発揮されるが、こうしたヘアカラー処理後に後処理剤
を用いて処理することも更に効果的である。このとき用
いる後処理剤としては、一般的に使用されているもので
も良いが、セラミド、セラミドの誘導体、リン脂質およ
びリン脂質の誘導体よりなる群から選ばれる1種以上を
含有する後処理剤を用いることが好ましく、こうした後
処理剤を用いてヘアカラー処理後に毛髪に処理すること
により、毛髪の保湿性を高めて柔軟性を付与し、ヘアカ
ラー処理後のゴワツキ感を改善することができる。また
これらの成分は、保湿性が高いだけでなく、耐シャンプ
ー性にも優れており、手触りの改善効果の持続性にも優
れた効果を発揮する。このうち、セラミドまたはその誘
導体としては、N−ステアロイルオキシヘプタコサノイ
ルフィトスフィンゴシン、N−ステアロイルスフィンゴ
シン、N−ステアロイルフィトスフィンゴシン、N−オ
レオイルフィトスフィンゴシン、N−2−ヒドロキシス
テアロイルフィトスフィンゴシン、フィトスフィンゴシ
ン、コメヌカスフィンゴ糖脂質(植物セラミド)などが
挙げられる。またリン脂質またはその誘導体としては、
水素添加大豆リン脂質、水酸化大豆リン脂質、水素添加
大豆リゾリン脂質などが挙げられる。
【0016】本発明で用いる後処理剤には、必要によ
り、上記成分に加えて更に、植物由来のタンパク質加水
分解物、植物由来のタンパク質加水分解物の誘導体、卵
白由来のタンパク質加水分解物および卵白由来のタンパ
ク質加水分解物の誘導体よりなる群から選ばれる1種以
上を含有させることも有効である。これらの物質を含有
させることによって、毛髪の保湿性を高めるとともに、
毛髪への塗布時の引っかかりを改善することができる。
植物由来のタンパク質加水分解物またはその誘導体とし
ては、大豆、小麦、トウモロコシ、アーモンド、カラス
ムギなどを加水分解して得られるタンパク質加水分解
物、これらのタンパク加水分解物のエステル、カチオン
化物、アシル化物またはその塩、シリル化物などが挙げ
られる。毛髪への塗布時の引っかかり改善には、特にカ
チオン化物が有効である。
【0017】本発明の後処理剤は、ヘアカラー処理後の
毛髪に残留したアルカリを除去するために酸、塩、ある
いは酸と塩を含有することが好ましい。ただし、酸によ
る急激な中和は、逆に毛髪強度の低下を引き起こし、ま
た変色する場合もあることから、塩を含有させて中和す
ることがより好ましい。こうした塩としては、クエン酸
塩、乳酸塩、グリコール酸塩などが挙げられる。
【0018】本発明の後処理剤のpHは、ヘアカラーの
変色を考慮するとpH4〜9の範囲であることが好まし
い。後処理剤のpHが、この範囲から外れると、後処理
剤塗布後にヘアカラーの色味を変化させてしまう場合が
ある。尚、後処理剤のpHは,更に好ましい範囲は5〜
8程度であり、この範囲内では後処理による処理効果が
最も有効に発揮される。
【0019】後処理剤に塩を含有させて、毛髪に塗布し
やすいように増粘させる場合は、アクリル酸アルキル・
メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレンステアリル
エーテル共重合体エマルションなどにより増粘するのが
好ましい。一般的に増粘剤として使用されるカルボキシ
ビニルポリマーなどは、塩やタンパク質加水分解物など
を含有すると安定した粘性が得られない。
【0020】本発明の前処理剤と後処理剤からなるヘア
カラー用処理剤は、上記成分の他に、本発明の効果を損
なわない範囲で、各種成分を適宜選択して含有させるこ
とができる。即ち、ミリスチルアルコール、セチルアル
コール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール、
流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどの炭化水
素、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、オレイン酸デシルなどのエステル油、ツバキ油、
ホホバ油、オリーブ油、ミンク油などの動植物油、ミツ
ロウ、キャンデリラロウなどのロウ類、ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコ
ーン油、パルミチン酸、ステアリン酸、べへニン酸など
の高級脂肪酸、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソル
ビトールなどの多価アルコール、ヒアルロン酸ナトリウ
ム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム
などの保湿剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルなどのノニオン性界面活性剤、
アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテル
カルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩などのアニオ
ン性界面活性剤、アルキルベタイン、アルキルアミドプ
ロピルベタイン、イミダゾリニウムベタインなどの両性
界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩
化ジアルキルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界
面活性剤、上記以外のタンパク質加水分解物、グリシ
ン、プロリン、セリンなどのアミノ酸、キサンタンガ
ム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロースなどの増粘剤、ポリビニルピロリドン、ビニ
ルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂アル
カノールアミン液、N−メタクリロイルオキシエチル
N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボ
キシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合
体、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液などのセット樹
脂、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、防腐剤、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、色素、香料などを必要に応じて適宜
配合することができる。
【0021】本発明のヘアカラー用処理剤における前処
理剤及び後処理剤の剤型は、液状、ミスト状、クリーム
状、ゲル状、泡状、エアゾールなど種々のタイプが可能
で、特に限定されるものではない。
【0022】上記の様な本発明のヘアカラー用処理剤を
用いて毛髪を処理するにあたり、前処理剤を塗布した
後、ヘアカラー処理を行い、その後後処理剤を塗布する
ことによって本発明の効果が達成される。この方法にお
いて、前処理剤を塗布した後、乾燥させなくてもよい
し、ドライヤー、スチーマーなどで加温し乾燥させても
よい。前処理剤に含有させたケラチン加水分解物または
その誘導体は、毛髪が濡れた状態では浸透し、乾燥させ
ることで疎水結合により毛髪に強く吸着する。こうした
効果を有効に発揮させるためには、前処理剤を塗布後、
一定時間加温放置することが好ましい。カラー処理後の
後処理剤の塗布後は、洗い流してもよいし洗い流さなく
てもよいが、その効果をより向上させるためには後処理
剤を塗布後、一定時間加温放置することが好ましい。
【0023】尚、本発明の後処理剤を、ヘアカラー処理
前に塗布することも可能であり、こうした使用方法によ
ってもヘアカラーによる損傷を防止することができる。
特に油分(例えばシリコーンなど)を含有させた後処理
剤を毛髪の傷みの激しい部分に塗布することで、ヘアカ
ラーの染まりを弱めることができるとともに損傷を防止
することができる。また本発明のヘアカラー用処理剤に
よって処理した後は、ヘアトリートメントやヘアクリー
ムなどを使用することで更に毛髪のコンディションを整
えることができる。
【0024】次に、実施例によって本発明の詳細を説明
するが、下記実施例は本発明を制限するものではなく、
前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施すること
は、全て本発明の技術範囲に包含される。
【0025】
【実施例】(実施例1〜5、参考例1)下記表1に示す
組成で前処理剤を調製した。尚、表中の各成分の配合量
は質量%である。
【0026】
【表1】
【0027】上記前処理剤を用いて下記の通り処理し、
染料の定着性を評価した。その結果を表2に示す。
【0028】(染料の定着性) (1)処理方法 毛束をハイブリーチ1回処理(ハイブリーチ剤:中野製
薬製)し、損傷毛を準備した。ハイブリーチ毛を各前処
理剤に40℃、30分浸漬し、脱水、40℃、30分ラ
ップで包み加温した後、すすぎ、自然乾燥させた。前処
理剤にて処理した毛束を酸化染毛剤(アッシュ:中野製
薬製)で染色し、更に毛束を2%ラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン水溶液に60℃、1時間浸漬した。 (2)測色 上記処理を行った毛束のL*、a*、b*を色差計にて
測定し、b*値を比較することにより、酸化染毛剤(ア
ッシュ)の染料の定着性を評価した。b*値が小さいほ
ど青みが強く、染料の定着性に優れていることを示す。
【0029】
【表2】
【0030】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例1〜5は、b*値が小さく、退
色しやすいアッシュの青みが残っており、染料の定着性
に優れていることがわかる。特にα−ケラトースを用い
た実施例1が、染料の定着性に優れていることがわか
る。これに対して本発明の前処理剤を使用していない参
考例1では、b*値が大きく、染料の定着が悪いことが
わかる。
【0031】(実施例6〜11、参考例2)下記表3に
示す組成で前処理剤を調製した。表中の各成分の配合量
は質量%である。
【0032】
【表3】
【0033】上記前処理剤の染料の定着性を評価し、そ
の結果を表4に示した。評価方法は、実施例1〜5、参
考例1の方法と同様である。
【0034】
【表4】
【0035】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例6〜11は、b*値が小さく、
退色しやすいアッシュの青みが残っており、染料の定着
性に優れていることがわかる。これに対して本発明の前
処理剤を使用していない参考例2では、b*値が大き
く、染料の定着が悪いことがわかる。
【0036】(実施例12、13、参考例3)前記表3
に示したNo.8の前処理剤に、毛束を浸漬する際の浸
漬時間を変えて、染料の定着性を評価した。その結果を
下記表5に示す。このときの評価方法は、前記実施例1
〜5、参考例1の方法と同様である。
【0037】
【表5】
【0038】この結果から明らかなように、実施例12
と13のb*値の比較では、浸漬の時間の長い実施例1
2のb*値が小さく、退色しやすいアッシュの青みがよ
り残っていることがわかる。これにより、浸漬時間を長
くすると染料の定着性を向上させることができることが
わかる。
【0039】(実施例14〜18、参考例4〜6)前記
表3に示したNo.8のpHを変えた前処理剤を調製し
て、染料の定着性、損傷防止効果、変色について評価し
た。その結果を下記表6に示す。このときの評価方法
は、下記の通りである。
【0040】(染料の定着性)実施例1〜5、参考例1
の方法と同様。
【0041】(損傷防止効果:官能評価)専門パネラー
10名により、実施例1〜5、参考例1と同様の方法で
処理した毛束の「手触り感」について、良い場合を5
点、悪い場合を1点とする5段階で官能評価し、評点の
平均値を求め、下記の基準で評価した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0042】(変色)専門パネラー10名により、実施
例1〜5、参考例1と同様の方法で処理した毛束の「変
色」について、変色のないものを5点、変色のきついも
のを1点とする5段階で目視評価し、評点の平均値を求
め、下記の基準で評価した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0043】
【表6】
【0044】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例14〜18は染料の定着性、損
傷防止効果に優れ、また変色も少ないことがわかる。こ
れに対して、本発明から外れる参考例4、5及び本発明
の前処理剤を使用していない参考例6は、全ての項目を
満足させることはできなかった。参考例5は、b*値が
小さく、染料の染着性が優れているように思えるが、こ
れは色味が濃い方向へ変色しているものであって、設定
されていた酸化染毛剤の色味とは異なったものであり好
ましい結果ではない。
【0045】(実施例19〜23、参考例7)下記表7
に示す組成で前処理剤を調製した。表中の各成分の配合
量は質量%である。
【0046】
【表7】
【0047】上記前処理剤を下記の通り処理し、引っ張
り強度を測定することにより損傷防止効果を評価した。
その結果を図1に示す。
【0048】(損傷防止効果:引っ張り強度の測定) (1)処理方法 毛束をハイブリーチ3回処理(ハイブリーチ剤:中野製
薬製)し、損傷毛を準備した。ハイブリーチ毛を各前処
理剤に10秒浸漬した後、引き上げ、液が垂れない程度
まで放置した。40℃、10分ラップで包み加温した
後、ドライヤーにて乾燥させた。前処理剤にて処理した
毛束を酸化染毛剤(アッシュ:中野製薬製)で染色し、
ラウリル硫酸トリエタノーリアミン水溶液で洗浄後、ド
ライヤーにて乾燥させた。 (2)引っ張り強度測定 各毛束を恒温恒湿室(20℃、60%RH)に24時間
以上放置した後、テンシロンUTM−11−20(オリ
エンテック製)を用い、純水中にて引っ張り強度の測定
を行った。
【0049】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例19〜23は、酸化染毛剤によ
る引っ張り強度の低下を防止する効果があることがわか
る。これに対し、本発明の前処理剤を使用しない参考例
7は、酸化染毛剤による引っ張り強度の低下が大きいこ
とがわかる。
【0050】(実施例24〜27、参考例8)下記表8
に示す組成で後処理剤を調製した。表中の各成分の配合
量は質量%である。
【0051】
【表8】
【0052】前記表7のNo.11の前処理剤及び上記
後処理剤を下記の通り処理し、毛髪への塗布性、ヘアカ
ラー処理後のゴワツキ感のなさ、しっとり感の付与、耐
シャンプー性を評価した。その結果を、下記表9に示
す。
【0053】(毛髪への塗布性)頭髪に前処理剤を塗布
し、ドライヤーにて乾燥後、酸化染毛剤(アッシュ:中
野製薬製)で染色した。その後後処理剤を塗布する際の
「毛髪への塗布性」について、専門パネラー10名によ
り、良い場合を5点、悪い場合を1点とする5段階で官
能評価し、評点の平均値を求め、下記の基準で評価し
た。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0054】(ヘアカラー後のゴワツキ感のなさ)頭髪
に前処理剤を塗布し、ドライヤーにて乾燥後、酸化染毛
剤(アッシュ:中野製薬製)で染色した。その後後処理
剤を塗布し、40℃で5分放置後、洗い流し、ドライヤ
ーで乾燥させて、「ヘアカラー処理後のゴワツキ感のな
さ」について専門パネラー10名により、良い場合を5
点、悪い場合を1点とする5段階で官能評価し、評点の
平均値を求め、下記の基準で評価した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0055】(しっとり感の付与)頭髪に前処理剤を塗
布し、ドライヤーにて乾燥後、酸化染毛剤(アッシュ:
中野製薬製)で染色した。その後、後処理剤を塗布し、
40°Cで5分放置後、洗い流し、ドライヤーで乾燥さ
せて「しっとり感の付与」について専門パネラー10名
により、よい場合を5点、悪い場合を1点とする5段階
で官能評価し、評点の平均値を求め、下記の基準で評価
した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0056】(耐シャンプー性)頭髪に前処理剤を塗布
し、ドライヤーにて乾燥後、酸化染毛剤(アッシュ:中
野製薬製)で染色した。その後後処理剤を塗布し、40
℃で5分放置後、洗い流し、ドライヤーで乾燥させた。
次にシャンプーを3回行いドライヤーで乾燥させて、
「耐シャンプー性」について専門パネラー10名によ
り、良い場合を5点、悪い場合を1点とする5段階で官
能評価し、評点の平均値を求め、下記の基準で評価し
た。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0057】
【表9】
【0058】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤で処理し、その後本発明の後処理剤で処理した実
施例24〜30は、ヘアカラー後のゴワツキ感が改善さ
れ、耐シャンプー性に優れていることがわかる。また植
物由来のタンパク質加水分解物および卵白由来のタンパ
ク質加水分解物を含有している実施例27〜29はしっ
とり感が付与され、植物由来のタンパク質加水分解物の
カチオン化物を含有している実施例27は毛髪への塗布
性が改善されることがわかる。尚、実施例30は、液状
のためトリガーに充填し、ミスト状に噴霧して使用し
た。これに対して前処理剤のみで仕上げた参考例8は、
ヘアカラー後のゴワツキ感が改善されていないことがわ
かる。
【0059】(実施例31、32、参考例9)前記表7
のNo.11の前処理剤及び表8のNo.7の後処理剤
を前処理剤として下記の通り処理し、引っ張り強度を測
定することにより損傷防止効果を評価した。その結果を
図2に示す。
【0060】(損傷防止効果:引っ張り強度の測定) (1)処理方法 毛束をハイブリーチ1回処理(ハイブリーチ剤:中野製
薬製)し、次にパーマ1回処理(チオ系パーマ剤:中野
製薬製)し、損傷毛を準備した。損傷毛を各処理剤に1
0秒浸漬した後、引き上げ、液が垂れない程度まで放置
した。40℃、10分ラップで包み加温した後、ドライ
ヤーにて乾燥させた。処理剤にて処理した毛束を酸化染
毛剤(アッシュ:中野製薬製)で染色し、ラウリル硫酸
トリエタノールアミン水溶液で洗浄後、ドライヤーにて
乾燥させた。尚、このテストでは、後処理剤No.7を
前処理剤として使用している。 (2)引っ張り強度測定 各毛束を恒温恒湿室(20℃、60%RH)に24時間
以上放置した後、テンシロンUTM−11−20(オリ
エンテック製)を用い、純水中にて引っ張り強度の測定
を行った。
【0061】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤No.11を使用した実施例31は、酸化染毛剤
による引っ張り強度の低下を防止する効果があることが
わかる。また後処理剤No.7を前処理剤として使用し
た実施例32も同様の効果があることがわかる。これに
より、本発明の後処理剤は、前処理剤としても使用で
き、ヘアカラー処理における毛髪の損傷を防止する効果
を有することがわかる。これに対して本発明の前処理剤
を使用しない参考例9は、酸化染毛剤による引っ張り強
度の低下が大きいことがわかる。
【0062】(実施例33、参考例10)前記表7のN
o.11の前処理剤を用いて下記の通り処理し、染料の
定着性を評価した。その結果を、下記表10に示す。
尚、実施例1〜32は、酸化染毛剤に対する効果を評価
したものであったが、本実施例以降は、酸性染毛料に対
する効果を評価したものである。
【0063】(染料の定着性) (1)処理方法 毛束をハイブリーチ3回処理(ハイブリーチ剤:中野製
薬製)し、損傷毛を準備した。ハイブリーチ毛を前処理
剤に10秒浸漬し、脱水後、ドライヤーで乾燥させた。
前処理剤にて処理した毛束を酸性染毛料(ブルー:中野
製薬製)で染色し、更に毛束を2%ラウリル硫酸トリエ
タノールアミン水溶液に50℃、30分浸漬した。 (2)測色 上記処理を行った毛束のL*、a*、b*を色差計にて
測定し、b*値を比較することにより、酸性染毛料(ブ
ルー)の染料の定着性を評価した。b*値が小さいほど
青みが強く、染料の定着性に優れていることを示す。
【0064】
【表10】
【0065】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例33は、b*値が小さく、酸性
染毛料(ブルー)の青みが残っており、染料の定着性に
優れていることがわかる。これに対して本発明の前処理
剤を使用していない参考例10では、b*値が大きく、
染料の定着が悪いことがわかる。実施例1〜32は、酸
化染毛剤に対する効果であったが、今回の結果から酸性
染毛料に対しても有効であることがわかる。
【0066】(実施例34、参考例11)前記表7のN
o.11の前処理剤を用いて下記の通り処理し、染料の
定着性を評価した。その結果を、表11に示す。
【0067】(染料の定着性) (1)処理方法 毛束をハイブリーチ3回処理(ハイブリーチ剤:中野製
薬製)し、損傷毛を準備した。ハイブリーチ毛を前処理
剤に10秒浸漬し、脱水後、ドライヤーで乾燥させた。
前処理剤にて処理した毛束を酸性染毛料(レッド:中野
製薬製)で染色し、更に毛束を2%ラウリル硫酸トリエ
タノールアミン水溶液に50℃、1時間浸漬した。 (2)測色 上記処理を行った毛束のL*、a*、b*を色差計にて
測定し、a*値を比較することにより、酸性染毛料(レ
ッド)の染料の定着性を評価した。a*値が大きいほど
赤みが強く、染料の定着性に優れていることを示す。
【0068】
【表11】
【0069】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤を使用した実施例34は、a*値が大きく、酸性
染毛料(レッド)の赤みが残っており、染料の定着性に
優れていることがわかる。これに対して本発明の前処理
剤を使用していない参考例11では、a*値が小さく、
染料の定着が悪いことがわかる。
【0070】(実施例35、参考例12)前記表7のN
o.11の前処理剤及び表8のNo.4の後処理剤を下
記の通り処理し、ヘアカラー処理後のゴワツキ感のな
さ、耐シャンプー性を評価した。その結果を、表12に
示す。
【0071】(ヘアカラー後のゴワツキ感のなさ)頭髪
に前処理剤を塗布し、ドライヤーにて乾燥後、酸性染毛
料(ブルー:中野製薬製)で染色した。その後後処理剤
を塗布し、40℃で5分放置後、洗い流し、ドライヤー
で乾燥させて、「ヘアカラー処理後のゴワツキ感のな
さ」について専門パネラー10名により、良い場合を5
点、悪い場合を1点とする5段階で官能評価し、評点の
平均値を求め、下記の基準で評価した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0072】(耐シャンプー性)頭髪に前処理剤を塗布
し、ドライヤーにて乾燥後、酸性染毛料(ブルー:中野
製薬製)で染色した。その後後処理剤を塗布し、40℃
で5分放置後、洗い流し、ドライヤーで乾燥させた。次
にシャンプーを3回行いドライヤーで乾燥させて、「耐
シャンプー性」について専門パネラー10名により、良
い場合を5点、悪い場合を1点とする5段階で官能評価
し、評点の平均値を求め、下記の基準で評価した。 ◎:4点以上 ○:3点以上4点未満 △:2点以上3点未満 ×:1点以上2点未満
【0073】
【表12】
【0074】この結果から明らかなように、本発明の前
処理剤で処理し、その後本発明の後処理剤で処理した実
施例35は、ヘアカラー後のゴワツキ感はなく、耐シャ
ンプー性に優れていることがわかる。これに対して前処
理剤のみで仕上げた参考例12は、やや硬さがあり、手
触りが良好ではなかった。
【0075】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
ヘアカラー処理における毛髪の損傷を防止し、染料の定
着を良くし、ヘアカラー処理後のゴワツキ感を改善する
のに有効であるため、損傷の激しい毛髪に対してもヘア
カラー処理後の手触りが良く、美しい色を長持ちさせる
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例19〜23、参考例7における前処理剤
の損傷防止効果を比較して示したグラフである。
【図2】実施例31、32、参考例9における前処理剤
の損傷防止効果を比較して示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 真一 滋賀県草津市南山田町63−1 中野製薬株 式会社内 Fターム(参考) 4C083 AC072 AC122 AC302 AC542 AC641 AC642 AD092 AD152 AD411 AD412 AD441 AD442 AD571 AD572 CC31 CC33 EE07 EE26 EE29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘアカラー処理の前に使用するヘアカラ
    ー用前処理剤であって、ケラチン加水分解物および/ま
    たはその誘導体を含有することを特徴とするヘアカラー
    用前処理剤。
  2. 【請求項2】 pHが4〜8の範囲である請求項1に記
    載のヘアカラー用前処理剤。
  3. 【請求項3】 ケラチン加水分解物が、α−ケラトース
    である請求項1または2に記載のヘアカラー用前処理
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の前処理
    剤を毛髪に塗布した後、ヘアカラー処理を行うことを特
    徴とする毛髪処理方法。
  5. 【請求項5】 ヘアカラー処理の前後に使用する前処理
    剤と後処理剤からなるヘアカラー用処理剤であって、前
    記前処理剤はケラチン加水分解物および/またはその誘
    導体を含有することを特徴とするヘアカラー用処理剤。
  6. 【請求項6】 前処理剤のpHが4〜8の範囲である請
    求項5に記載のヘアカラー用処理剤。
  7. 【請求項7】 前処理剤に含有するケラチン加水分解物
    が、α−ケラトースである請求項5または6に記載のヘ
    アカラー用処理剤。
  8. 【請求項8】 後処理剤が、セラミド、セラミドの誘導
    体、リン脂質およびリン脂質の誘導体よりなる群から選
    ばれる1種以上を含有するものである請求項5〜7のい
    ずれかに記載のヘアカラー用処理剤。
  9. 【請求項9】 後処理剤が、更に植物由来のタンパク質
    加水分解物、植物由来のタンパク質加水分解物の誘導
    体、卵白由来のタンパク質加水分解物および卵白由来の
    タンパク質加水分解物の誘導体よりなる群から選ばれる
    1種以上を含有するものである請求項8に記載のヘアカ
    ラー用処理剤。
  10. 【請求項10】 請求項5〜9のいずれかに記載のヘア
    カラー処理剤を用いて毛髪を処理するにあたり、前処理
    剤を毛髪に塗布した後、ヘアカラー処理を行い、その後
    後処理剤を塗布することを特徴とする毛髪処理方法。
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