JP2002320269A - 移動体電話用車載システム - Google Patents

移動体電話用車載システム

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JP2002320269A
JP2002320269A JP2001124658A JP2001124658A JP2002320269A JP 2002320269 A JP2002320269 A JP 2002320269A JP 2001124658 A JP2001124658 A JP 2001124658A JP 2001124658 A JP2001124658 A JP 2001124658A JP 2002320269 A JP2002320269 A JP 2002320269A
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗員が車内に携帯電話機を置き忘れると、クル
マを離れた乗員に向けて報知する移動体電話車載システ
ムを得る。 【解決手段】セルラーフォンアダプタ30は、Bluetoot
hインターフェイス30A,10Aを介して携帯電話機1
0との間でデータ通信を行う。キースイッチ状態検知回
路71は、キースイッチの設定状態を検知する。ドアロ
ック状態検知回路72は、ドアロックの状態を検知す
る。乗員検知システム73は、乗員の有無を検出する。
情報処理システム20Aは、エンジンスイッチおよびア
クセサリスイッチがオフされるとともに、キーが抜かれ
てドアロックされ、さらに乗員が検知されない状態が所
定時間続くと携帯電話機10が車内に放置されていると
みなす。携帯電話機10は、情報処理システム20Aか
らの制御信号により、携帯電話機10内に記憶されてい
る報知先に向けて発呼する。これにより、携帯電話機1
0が放置されていることが報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内で使用され
る移動体電話用の車載システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の乗員が車両内に持ち込んだ移動体
電話機を車両内に置き忘れそうになったとき、乗員に報
知する移動体用電話システムが知られている。たとえ
ば、特開平10−291446号公報には、携帯電話機
を車両内の電話機アダプタ(クレードル)に装着したまま
で運転者が運転席から離れようとすると、スピーカから
警告メッセージを流して運転者に報知する技術が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
移動体用電話システムは、運転者が警告メッセージに気
づかずに車両から離れてしまうと、それ以降運転者に向
けて報知することができない。このため、運転者が携帯
電話機がないことに気づいたとき、携帯電話機を車両内
に置き忘れたのか、あるいは降車後に立ち寄った別の場
所で置き忘れたのかがわからなくなることがあった。
【0004】本発明の目的は、車両内に持ち込まれた移
動体電話機が車両内に放置されると、所有者に向けて報
知するようにした移動体電話用車載システムを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による移動体電話用車載システムは、車両内に持ち
込まれた移動体電話機を検出する電話機検出手段と、移
動体電話機が車両内に放置されているか否かを判定する
放置判定手段と、移動体電話機の発呼先を記憶する記憶
手段と、放置判定手段により放置が判定されていると
き、発呼先に向けて発呼するように移動体電話機に指示
する電話機制御手段とを備えることにより、上述した目
的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、移動体電話機と電話機
制御手段との間で通信を行う通信手段をさらに備え、電
話機検出手段は、通信手段による通信の状況に応じて車
両内の移動体電話機を検出することを特徴とする。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、電話機制御手段は、通
信手段を介して移動体電話機に発呼を指示することを特
徴とする。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、現在時刻の情報を生成
する計時手段をさらに備え、記憶手段は、発呼先を時刻
の情報に対応づけて記憶し、電話機制御手段は、計時手
段による現在時刻の情報と合致する時刻の情報に対応づ
けて記憶されている発呼先に向けて発呼するように移動
体電話機に指示することを特徴とする。 (5)請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、現在時刻の情報を生成
する計時手段をさらに備え、記憶手段は、移動体電話機
の所有者の行先を含むタイムスケジュールおよび行先に
対応する発呼先を記憶し、電話機制御手段は、計時手段
による現在時刻の情報と合致する行先に向けて発呼する
ように移動体電話機に指示することを特徴とする。 (6)請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、車両の現在位置の情報
を生成する位置検出手段をさらに備え、記憶手段は、発
呼先を位置の情報に対応づけて記憶し、電話機制御手段
は、位置検出手段による現在位置の情報と略合致する位
置の情報に対応づけて記憶されている発呼先に向けて発
呼するように移動体電話機に指示することを特徴とす
る。 (7)請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、電話機制御手段は、放
置判定手段により放置が判定されているとき、移動体電
話機に着呼がある場合に当該移動体電話機が車室内に放
置されていることを報知して応答するように移動体電話
機に指示することを特徴とする。 (8)請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、車両の現在位置の情報
を生成する位置検出手段をさらに備え、電話機制御手段
は、応答に現在位置の情報を付与することを特徴とす
る。 (9)請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の移動
体電話用車載システムにおいて、車両に固有の情報を生
成する車両情報生成手段をさらに備え、電話機制御手段
は、車両に固有の情報を応答に付与することを特徴とす
る。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)請求項1〜9に記載の発明による移動体電話用車
載システムでは、車両内に持ち込まれた移動体電話機が
車両内に放置されたと判定されているとき、記憶されて
いる発呼先に向けて発呼するように当該移動体電話機に
指示するようにしたので、自動的に当該移動体電話機か
ら発呼先に発呼される。これにより、たとえば、発呼先
を移動体電話機の所有者の連絡先にしておけば、この所
有者が移動体電話機を置き忘れて車両から離れた後で
も、車内に放置された当該電話機から所有者に向けて報
知される。 (2)とくに、請求項7、8、9に記載の発明による移
動体電話用車載システムでは、車両内に持ち込まれた移
動体電話機が車両内に放置されたと判定されていると
き、当該移動体電話機に着呼があると、当該電話機が放
置されていることを報知して応答するように当該電話機
に指示するようにした。これにより、移動体電話機に電
話をかけると、電話機が車内にあることが報知される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 −第一の実施の形態− 図1は、本発明の第一の実施の形態による移動体電話用
車載システムの概要を示すブロック図である。図1にお
いて、車両内に持ち込まれる携帯電話機用に車両内に備
えられているハンズフリーシステム50は、セルラーフ
ォンアダプタ30と、スピーカ32と、マイク33とに
より構成される。ハンズフリーシステム50は、車両内
のLAN61によってナビゲーションシステム20と接
続されている。LAN61は、ハンズフリーシステム5
0やナビゲーションシステム20、不図示のオーディオ
装置など、主としてマルチメディア系システム間の通信
に用いられるネットワークであり、インターフェイス装
置65を介して車両内のLAN62と接続されている。
LAN62は、車両の制御情報の通信に用いられるネッ
トワークであり、キースイッチ状態検知回路71、ドア
ロック状態検知回路72、および乗員検知システム73
などが接続されている。インターフェイス装置65は、
マルチメディア系LAN61と車両制御LAN62とを
接続するインターフェイスである。
【0008】携帯電話機10は、無線通信によるセルラ
ー電話回線15を介して不図示のセルラー基地局との間
でデータ通信を行う一方、Bluetooth12と呼ばれる無
線通信によってハンズフリーシステム50との間でデー
タ通信を行う。Bluetooth12は、互いにBluetoothイン
ターフェイスを備え、100m程度までの見通せる距離
を隔てた電子機器間でデータの送受を行う近距離無線デ
ータ通信技術である。ここで、携帯電話機10にBlueto
othインターフェイス10Aが、ハンズフリーシステム
50のセルラーフォンアダプタ30にBluetoothインタ
ーフェイス30Aが、それぞれ備えられている。
【0009】ドライバーが携帯電話機10を車両内に持
ち込むと、Bluetoothインターフェイス10A、30A
を介して携帯電話機10とハンズフリーシステム50と
がデータ通信を行う。これにより、ドライバーはハンズ
フリーシステム50を介して携帯電話機10による通話
およびデータ送受が可能になる。ドライバーが携帯電話
機10を車両外に持ち出すと、Bluetoothインターフェ
イス10A、30Aによる携帯電話機10とハンズフリ
ーシステム50との間のデータ通信が行われなくなる。
これにより、ドライバーは携帯電話機10を直接操作し
て携帯電話機10による通話およびデータ送受が可能に
なる。
【0010】セルラーフォンアダプタ30には、スピー
カ32およびマイク33がそれぞれ接続される。セルラ
ーフォンアダプタ30が上述したBluetoothインターフ
ェイス30Aを介して携帯電話機10との間でデータ通
信が可能な状態にあるとき、セルラーフォンアダプタ3
0は、携帯電話機10に着信があると携帯電話機10か
ら出力される音声信号をスピーカ32で再生する。ま
た、セルラーフォンアダプタ30は、携帯電話機10に
よる通話時にマイク33から入力される音声信号を携帯
電話機10へ出力する。ドライバーは、マイク33に向
かって話し、スピーカ32から再生される音声を聞いて
ハンズフリー通話を行う。また、携帯電話機10は、セ
ルラーフォンアダプタ30およびLAN61を介して後
述するナビゲーションシステム20との間でデータの送
受を行う。
【0011】ナビゲーションシステム20は、情報処理
システム20Aと、マルチスイッチ21と、ディスプレ
イ装置22と、GPSアンテナ23と、データベース2
4とを有する。情報処理システム20Aは、ナビゲーシ
ョンシステム20の各ユニットを制御する他、ハンズフ
リーシステム50などの他の車載システムに対する制御
も行う。たとえば、ハンズフリーシステム50を制御す
る場合は、携帯電話機10がセルラー電話回線15を介
して送受するデータや、携帯電話機10に記憶されてい
る電話番号や位置情報付きの電話番号などのデータが、
セルラーフォンアダプタ30およびLAN61を介して
情報処理システム20Aに送られる。一方、情報処理シ
ステム20Aからの制御信号は、LAN61およびセル
ラーフォンアダプタ30を介して携帯電話機10に送ら
れる。
【0012】マルチスイッチ21は、ナビゲーションシ
ステム20に対する操作を行う他、他の車載システムに
対する操作も行う。たとえば、ドライバーがマルチスイ
ッチ21を操作することにより、ハンズフリーシステム
50を介した携帯電話機10の発呼、ハンズフリー通
話、データ送受の開始/終了を行う。
【0013】ディスプレイ装置22は、ナビゲーション
システム20による誘導指示図、データベース24に記
録されている地図情報、ハンズフリーシステム50から
の携帯電話機10の情報、および上述したマルチスイッ
チ21の操作時の操作状況や操作ガイドなどを表示す
る。GPSアンテナ23は、不図示のGPS衛星から送
信される信号を受信して情報処理システム20Aに送
る。データベース24は、地図情報などが記録されてい
る。
【0014】キースイッチ状態検知回路71は、車室内
に備えられている不図示のイグニションキースイッチの
状態、すなわち、イグニションスイッチのオン/オフ、
アクセサリスイッチのオン/オフ、キーが抜かれている
か否かのそれぞれの状態を検知し、検知信号を出力す
る。ドアロック状態検知回路72は、車両のドアロック
の状態を検知し、検知信号を出力する。乗員検知システ
ム73は、車室内の乗員の有無を検知し、検知信号を出
力する。乗員の検知は、座席に設けられている着座セン
サや赤外線センサなどを用いて行われる。各ユニットか
ら出力される検知信号は、それぞれLAN62、インタ
ーフェイス装置65、およびLAN61を介して情報処
理システム20Aに送られる。
【0015】以上説明した車載システムで行われる携帯
電話機10の車両内置き忘れ報知について、情報処理シ
ステム20Aで行われる処理の流れを示す図2のフロー
チャートを参照して説明する。第一の実施の形態による
車載システムでは、キースイッチの設定状態にかかわら
ず、情報処理システム20A、およびセルラーフォンア
ダプタ30のBluetoothインターフェイス30Aが動作
するように構成される。
【0016】図2のステップS1において、情報処理シ
ステム20Aは、セルラーフォンアダプタ30が携帯電
話機10との間でデータ通信を開始したか否かを判定す
る。セルラーフォンアダプタ30は、Bluetoothインタ
ーフェイス30Aを介して所定の周期ごとに接続信号を
送信する。携帯電話機10が車両内に持ち込まれると、
携帯電話機10のBluetoothインターフェイス10Aが
接続信号に応答して応答信号を送信する。Bluetoothイ
ンターフェイス30Aが応答信号を受信すると、セルラ
ーフォンアダプタ30が起動して携帯電話機10との間
でデータ通信を開始するとともに、LAN61を介して
情報処理システム20Aに通信開始を伝える。情報処理
システム20Aは、セルラーフォンアダプタ30からの
通信開始信号を受信すると、ステップS1を肯定判定し
てステップS2へ進み、通信開始信号が受信されない場
合はステップS1を否定判定し、再びステップS1の判
定処理を行う。
【0017】ステップS2において、情報処理システム
20Aは、携帯電話機10が車両内に持ち込まれたとみ
なしてステップS3へ進む。ステップS3において、情
報処理システム20Aは、マルチスイッチ21からの操
作信号に基づいて、ハンズフリーシステム50を介した
携帯電話機10の発呼、ハンズフリー通話、データ送受
などの制御を行う。
【0018】ステップS4において、情報処理システム
20Aは、キースイッチ状態検知回路71からの検知信
号によりエンジンスイッチがオフか否かを判定する。エ
ンジンスイッチがオフの場合はステップS4を肯定判定
してステップS5へ進み、エンジンスイッチがオンの場
合はステップS4を否定判定し、ステップS4の判定処
理を繰り返す。
【0019】ステップS5において、情報処理システム
20Aは、キースイッチ状態検知回路71からの検知信
号によりアクセサリスイッチがオフか否かを判定する。
アクセサリスイッチがオフの場合はステップS5を肯定
判定してステップS6へ進み、アクセサリスイッチがオ
ンの場合はステップS5を否定判定し、ステップS4に
戻る。
【0020】ステップS6において、情報処理システム
20Aは、キースイッチ状態検知回路71からの検知信
号によりキーが抜かれているか否かを判定する。キーが
抜かれている場合はステップS6を肯定判定してステッ
プS7へ進み、キーが差し込まれている場合はステップ
S6を否定判定し、ステップS4に戻る。
【0021】ステップS7において、情報処理システム
20Aは、ドアロック状態検知回路72からの検知信号
によりドアロックされているか否かを判定する。ドアロ
ックされている場合はステップS7を肯定判定してステ
ップS8へ進み、ドアロックされていない場合はステッ
プS7を否定判定し、ステップS4に戻る。
【0022】ステップS8において、情報処理システム
20Aは、乗員検知システム73からの検知信号により
乗員の有無を検出する。乗員を検知するとステップS8
を肯定判定してステップS4へ戻り、乗員を検知しない
場合はステップS8を否定判定してステップS9へ進
む。ステップS9において、情報処理システム20A
は、携帯電話機10が車両内に置き忘れられたとみなし
てステップS10へ進む。
【0023】ステップS10において、情報処理システ
ム20Aは、ステップS2の処理によって携帯電話機1
0が車両内に持ち込まれたとみなされてから経過した時
間が、あらかじめ設定されている時間以上か否かを判定
する。設定されている時間以上経過した場合、ステップ
S10を肯定判定してステップS11へ進み、設定され
ている時間に満たない場合はステップS10を否定判定
してステップS4へ戻る。
【0024】ステップS11において、情報処理システ
ム20Aは、携帯電話機10が車両内に放置されている
とみなしてステップS12へ進む。ステップS12にお
いて、情報処理システム20Aは、セルラーフォンアダ
プタ30に制御信号を送り、携帯電話機10内の不図示
のメモリにあらかじめ記憶されている報知先に向けて携
帯電話機10を発呼させる。報知先は、たとえば、ドラ
イバーの自宅や勤務先、ドライバーが所持するポットベ
ルであり、これらの電話番号やペイジャ番号が携帯電話
機10のメモリに登録されている。また、電話番号やペ
イジャ番号の代わりに、ドライバー宛のメールアドレス
を登録しておいてもよい。携帯電話機10が電話番号に
発呼する場合は、あらかじめ登録されている音声デー
タ、たとえば、「クルマの中に電話機があります。」と
いうメッセージを報知先に流す。また、携帯電話機10
がメールアドレスに発呼する場合は、あらかじめ登録さ
れているメッセージデータ、たとえば、「車内に電話機
があります。」というメールを報知先に送信する。報知
先に対する発呼を終えると、図2による処理が終了す
る。
【0025】図3は、報知先の電話番号やアドレスを記
憶する携帯電話機10内のデータベースを説明する図で
ある。図3において、タイマー102は、現在時刻の情
報を生成して制御部101に送る。制御部101は、連
絡先(報知先)データベース104から現在時刻に対応す
る電話番号(アドレス)を抽出し、この電話番号(アドレ
ス)を発信連絡先(報知先)101aにセットする。連絡
先(報知先)データベース104には、電話番号やアドレ
スが時刻に対応づけて記憶されている。ドライバーが時
刻によって連絡先を変える場合、電話番号やアドレスを
時刻に対応させてデータベース104に記憶しておく
と、ドライバーに対する連絡が取りやすくなる。
【0026】制御部101は、たとえば、タイマー10
2からの時刻情報が19時の場合に、連絡先−1のデー
タ104aに記憶されている電話番号を抽出して発信連
絡先(報知先)101aにセットする。発信連絡先(報知
先)101aに電話番号(アドレス)がセットされたこと
は、Bluetoothインターフェイス103(10A)、セル
ラーフォンアダプタ30、およびLAN61を介して情
報処理システム20Aに伝えられる。情報処理システム
20Aは、報知先の電話番号(アドレス)がセットされた
ことを受けて、携帯電話機10に向けて発呼指令を送
る。これにより、携帯電話機10は発信連絡先(報知先)
101aにセットされている事務所の電話番号(アドレ
ス)に発呼し、携帯電話機10が車内に放置されている
ことを報知する。
【0027】なお、携帯電話機10は、セルラー電話回
線15に発呼する電源がオフの場合、Bluetoothインタ
ーフェイス10Aにより受信される信号により、セルラ
ー電話回線15に接続するための電源をオンできるよう
に構成されている。そこで、上述したステップS12に
おいて情報処理システム20Aがセルラーフォンアダプ
タ30に制御信号を送る場合、携帯電話機10のセルラ
ー電話回線15に発呼する電源をオンさせる信号に続け
て、携帯電話機10を報知先に向けて発呼させる信号を
送る。
【0028】クルマを離れたドライバーが携帯電話機1
0を車内に置き忘れたことに気づき、当該携帯電話機1
0に向けて電話をかけた場合、携帯電話機10は情報処
理システム20Aに着信を伝える。携帯電話機10は、
情報処理システム20Aから送られる制御信号にしたが
って電話を受け、あらかじめ登録されている音声デー
タ、たとえば、「この電話機はクルマの中にありま
す。」というメッセージをドライバーに流す。なお、こ
の場合のメッセージは、ドライバーがかけている電話か
らトーン信号により所定の識別番号を送信した場合に流
すようにしてもよい。
【0029】以上説明した第一の実施の形態によれば、
次の作用効果が得られる。 (1)セルラーフォンアダプタ30はBluetoothインタ
ーフェイス30Aを介して定期的に接続信号を送り、携
帯電話機10は接続信号を受信できる範囲、すなわち車
内で接続信号を受信するとBluetoothインターフェイス
10Aを介して応答信号を送るようにした。これによ
り、車載システムの情報処理システム20Aは、携帯電
話機10が車内に持ち込まれたことを検知できる。 (2)セルラーフォンアダプタ30は、Bluetoothイン
ターフェイス30A、10Aを介して携帯電話機10と
の間でデータ通信を行うようにしたので、携帯電話機1
0をホルダなどに固定する必要がない上、ケーブルなど
で携帯電話機10とセルラーフォンアダプタ30とを接
続する必要もない。この結果、携帯電話機10を車内に
持ち込んだときに携帯電話機10をバッグや上着のポケ
ットから出さなくてもよくなり、煩わしさを低減でき
る。 (3)情報処理システム20Aは、エンジンスイッチお
よびアクセサリスイッチがオフされるとともに、キーが
抜かれてドアロックされ、さらに乗員が検知されない状
態が所定時間続くと携帯電話機10が車内に放置されて
いるとみなすようした。このため、たとえば、乗員が駐
車した車内で待機する場合や、乗員が買い物のために一
時的にクルマを離れる場合などに、誤って携帯電話機1
0が放置されていると判定することがない。 (4)情報処理システム20Aは、携帯電話機10が車
内に放置されているとみなすと、携帯電話機10内に記
憶されている報知先に向けて携帯電話機10を発呼さ
せ、たとえば、「クルマの中に電話機があります。」と
いうメッセージを報知先に流すようにした。これによ
り、従来技術と異なり、ドライバーがクルマから離れた
後からでも報知先に携帯電話機10の車内置き忘れを報
知することができる。 (5)携帯電話機10内に報知先の電話番号(アドレス)
を記憶するデータベース104は、電話番号(アドレス)
と時刻とを対応づけて記憶するようにしたので、クルマ
から離れた乗員が時刻によって連絡先を変える場合に、
現在の時刻に対応する報知先を抽出できるから、乗員に
対する連絡が取りやすくなる。
【0030】上述した説明では、車載システムの情報処
理システム20Aは、携帯電話機10とセルラーフォン
アダプタ30とがBluetoothインターフェイス10A、
30Aを介してデータ通信を開始した場合(ステップS
1で肯定判定)に、携帯電話機10が車内に持ち込まれ
たとみなした。この代わりに、セルラーフォンアダプタ
30のBluetoothインターフェイス30Aにおいて受信
されるBluetoothインターフェイス10Aからの信号レ
ベルをチェックし、信号レベルが所定値より高い場合に
携帯電話機10が車内に持ち込まれたと判定してもよ
い。
【0031】また、第一の実施の形態による車載システ
ムでは、キースイッチの設定状態にかかわらず、情報処
理システム20A、およびセルラーフォンアダプタ30
のBluetoothインターフェイス30Aが動作するように
構成されるようにしたが、情報処理システム20Aは、
Bluetoothインターフェイス10Aおよび30A間でデ
ータ通信を開始してから、すなわち、携帯電話機10が
車内に持ち込まれてから起動するようにしてもよい。
【0032】−第二の実施の形態− 携帯電話機10内のデータベースを図4のように構成し
てもよい。図4は、第二の実施の形態による携帯電話機
10内のデータベースを説明する図である。図4におい
て、タイマー102は、現在時刻の情報を生成して制御
部201に送る。制御部201は、行動スケジュールデ
ータベース205から現在時刻に対応する行動先を選
び、選んだ行動先の電話番号(アドレス)を連絡先(報知
先)データベース204から抽出し、この電話番号(アド
レス)を発信連絡先(報知先)201aにセットする。
【0033】行動スケジュールデータベース205に
は、ドライバーのその日の行動スケジュールが行動先と
時刻とに対応づけて記憶されている。連絡先(報知先)デ
ータベース204には、電話番号やアドレスが連絡先と
対応づけて記憶されている。制御部201は、たとえ
ば、タイマー102からの時刻情報が13時10分の場
合に、連絡先−1のデータ204aに記憶されている電
話番号を抽出して発信連絡先(報知先)201aにセット
する。発信連絡先(報知先)201aに電話番号(アドレ
ス)がセットされたことは、Bluetoothインターフェイス
103(10A)、セルラーフォンアダプタ30、および
LAN61を介して情報処理システム20Aに伝えられ
る。情報処理システム20Aは、報知先の電話番号(ア
ドレス)がセットされたことを受けて、携帯電話機10
に向けて発呼指令を送る。これにより、携帯電話機10
は発信連絡先(報知先)201aにセットされている事務
所の電話番号(アドレス)に発呼し、携帯電話機10が車
内に放置されていることを報知する。
【0034】以上説明した第二の実施の形態によれば、
携帯電話機10内の行動スケジュールデータベース20
5にドライバーのその日の行動スケジュールを行動先と
時刻とに対応づけて記憶し、連絡先(報知先)データベー
ス204に電話番号(アドレス)と連絡先と対応づけて記
憶するようにしたので、クルマから離れた乗員の行動先
の電話番号(アドレス)を抽出できるから、乗員に対する
連絡が取りやすくなる。
【0035】−第三の実施の形態− 携帯電話機10内のデータベースを図5のように構成し
てもよい。図5は、第三の実施の形態による携帯電話機
10内のデータベースを説明する図である。図5におい
て、制御部301は、連絡先(報知先)データベース20
6に記憶されている電話番号(アドレス)の中から、現在
の車両位置に近い位置情報とともに記憶されている電話
番号(アドレス)を抽出し、この電話番号(アドレス)を発
信連絡先(報知先)301aにセットする。連絡先(報知
先)データベース206には、電話番号やアドレスが位
置情報(緯度および経度)に対応づけて記憶されている。
ドライバーが車両から離れる場合、現在の車両位置に近
い場所に立ち寄る可能性が高い。したがって、電話番号
(アドレス)を位置情報に対応させてデータベース206
に記憶しておくことにより、位置情報を利用して車両位
置に近い立ち寄り先の電話番号(アドレス)を抽出できる
からドライバーに対する連絡が取りやすくなる。
【0036】ここで、現在の車両位置はナビゲーション
システム20によって検出される。情報処理システム2
0Aは、GPSアンテナ23によって受信された信号を
用いて周知の位置検出演算を行うことにより、車両位置
を検出する。検出された車両位置の情報は、LAN6
1、セルラーフォンアダプタ30、およびBluetoothイ
ンターフェイス103(10A)を介して携帯電話機10
の制御部301に送られる。
【0037】制御部301は、たとえば、情報処理シス
テム20Aからの車両位置情報が東経145度98分、
北緯23度25分の場合に、連絡先−2のデータ206
bに記憶されている電話番号を抽出して発信連絡先(報
知先)301aにセットする。発信連絡先(報知先)30
1aに電話番号(アドレス)がセットされたことは、Blue
toothインターフェイス103(10A)、セルラーフォ
ンアダプタ30、およびLAN61を介して情報処理シ
ステム20Aに伝えられる。情報処理システム20A
は、報知先の電話番号(アドレス)がセットされたことを
受けて、携帯電話機10に向けて発呼指令を送る。これ
により、携帯電話機10は発信連絡先(報知先)301a
にセットされている自宅の電話番号(アドレス)に発呼
し、携帯電話機10が自宅車庫の車内に放置されている
ことを報知する。
【0038】以上説明した第三の実施の形態によれば、
携帯電話機10内の連絡先(報知先)データベース206
に電話番号(アドレス)と位置情報(緯度および経度)とを
対応づけて記憶するようにしたので、ナビゲーションシ
ステム20によって検出される現在の車両位置に近い電
話番号(アドレス)を抽出できるから、乗員に対する連絡
が取りやすくなる。
【0039】情報処理システム20Aが携帯電話機10
の車内放置を判定した場合に携帯電話機10から報知先
に向けて流すメッセージに、ナビゲーションシステム2
0によって検出される位置情報を付加してもよい。付加
される位置情報は、緯度および経度であってもよいし、
たとえば、「○○町△丁目付近のクルマの中に電話機が
あります。」というように住所であってもよい。また、
「□□ビル付近のクルマの中に電話機があります。」と
いうように建物や施設の名称であってもよい。
【0040】また、携帯電話機10から報知先に向けて
流すメッセージに、車内放置を判定した日時の情報を付
加してもよい。たとえば、「クルマの中に電話機があり
ます。△月△日○時○分です。」と付加する。
【0041】さらにまた、携帯電話機10から報知先に
向けて流すメッセージに、車両の登録ナンバーのように
車両に固有の情報を付加してもよい。たとえば、「クル
マの中に電話機があります。ナンバーは○△○△で
す。」と付加する。このようにすると、たとえば、会社
の営業マンが会社に複数ある営業車のうち1台を使用
し、帰社した際に車内に電話機を置き忘れ、しかも使用
した営業車のナンバーを覚えていない場合に、車両のナ
ンバーが報知されると同じ車種のクルマを1台ずつ順番
に探す手間を省くことができる。
【0042】連絡先(報知先)データベース206に電話
番号が位置情報(緯度および経度)に対応づけて記憶され
ていない場合に、ナビゲーション用のデータベース24
を利用して電話番号に対応する位置を求めるようにして
もよい。この場合には、ナビゲーションシステム20の
電話番号検索機能を用いる。携帯電話機10の制御部3
01は、データベース206に記憶されている連絡先
(報知先)電話番号を情報処理システム20Aへ送る。こ
の電話番号は複数の報知先のものであってもよい。情報
処理システム20Aは、送られた電話番号のそれぞれに
ついてナビゲーションシステムが備える周知の電話番号
検索機能によりデータベース24を検索し、当該電話番
号に対応する住所、すなわち、位置情報を得る。情報処
理システム20Aは、電話番号検索によって得た位置情
報の中から上述したGPS信号により検出した車両位置
に近い位置情報を選び、当該位置情報に対応する電話番
号を発信連絡先(報知先)とする。この結果、現在の車両
位置に近い連絡先に向けて発呼を行うことができるよう
になり、ドライバーに対する連絡が取りやすくなる。
【0043】以上説明した第一〜第三の実施の形態で
は、報知先の電話番号、ペイジャ番号やメールアドレス
を記憶するデータベースを移動体電話機10内に設ける
ようにしたが、データベースをセルラーフォンアダプタ
30内、あるいは、情報処理システム20A内に設ける
ようにしてもよい。データベースがセルラーフォンアダ
プタ30に設けられる場合には、発信連絡先(報知先)と
してセットされた電話番号(メールアドレス)がBluetoot
hインターフェイス30A、10Aを介して携帯電話機
10に送られる。データベースが情報処理システム20
Aに設けられる場合には、発信連絡先(報知先)としてセ
ットされた電話番号(メールアドレス)がLAN61およ
びBluetoothインターフェイス30A、10Aを介して
携帯電話機10に送られる。携帯電話機10は、情報処
理システム20Aからの発呼指令を受けると、発信連絡
先に携帯電話機10が放置されていることを報知する。
【0044】セルラーフォンアダプタ30と携帯電話機
10とは、Bluetoothインターフェイス30A、10A
を介さずにデータ通信を行うようにしてもよい。この場
合には、携帯電話機10をホルダなどに固定するか、ケ
ーブルなどで携帯電話機10とセルラーフォンアダプタ
30とを接続する。これにより、不図示のホルダ内に設
けられたコネクタやケーブルを介してセルラーフォンア
ダプタ30および携帯電話機10間でデータ通信が行わ
れる。
【0045】上述した車載システムは、乗用車、バスお
よび運搬車、工事用車両ならびに建設用機械など、走行
車両であれば全ての車両に適用することができる。
【0046】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、携帯電話機10が移動体電話機に、情報処理
システム20が電話機検出手段、放置判定手段、および
車両情報生成手段に、情報処理システム20および携帯
電話機10の制御部101(201,301)が電話機制
御手段に、電話番号(ペイジャ番号、メールアドレス)が
発呼先に、メモリ内のデータベース104(204,2
05,206)が記憶手段に、携帯電話機10のBluetoo
thインターフェイス10A、セルラーフォンアダプタ3
0のBluetoothインターフェイス30A、セルラーフォ
ンアダプタ30、およびLAN61が通信手段に、セル
ラーフォンアダプタ30と携帯電話機10との間でデー
タ通信できるか否かが通信の状況に、タイマー102が
計時手段に、行動スケジュールがタイムスケジュール
に、連絡先が行先に、ナビゲーションシステム20が位
置検出手段に、それぞれ対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態による車載システムの概要を
示すブロック図である。
【図2】携帯電話機の車両内置き忘れ報知処理の流れを
示すのフローチャートである。
【図3】報知先を記憶するデータベースを説明する図で
ある。
【図4】第二の実施の形態における報知先を記憶するデ
ータベースを説明する図である。
【図5】第三の実施の形態における報知先を記憶するデ
ータベースを説明する図である。
【符号の説明】
10…携帯電話機、10A(103A),30A…Bluetoo
thインターフェイス、20…ナビゲーションシステム、
20A…情報処理システム、30…セルラーフォ
ンアダプタ、 50…ハンズフリーシステム、6
1,62…LAN、 71…キースイッ
チ状態検知回路、72…ドアロック状態検知回路、
73…乗員検知システム、101,201,301…制
御部、 102…タイマー、104,204,20
5,206…データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D020 BA01 BC01 BD05 5K067 AA32 BB03 BB04 DD23 EE02 EE10 EE12 FF07 HH22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内に持ち込まれた移動体電話機を検出
    する電話機検出手段と、 前記移動体電話機が前記車両内に放置されているか否か
    を判定する放置判定手段と、 前記移動体電話機の発呼先を記憶する記憶手段と、 前記放置判定手段により放置が判定されているとき、前
    記発呼先に向けて発呼するように前記移動体電話機に指
    示する電話機制御手段とを備えることを特徴とする移動
    体電話用車載システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記移動体電話機と前記電話機制御手段との間で通信を
    行う通信手段をさらに備え、 前記電話機検出手段は、前記通信手段による通信の状況
    に応じて車両内の移動体電話機を検出することを特徴と
    する移動体電話用車載システム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記電話機制御手段は、前記通信手段を介して移動体電
    話機に発呼を指示することを特徴とする移動体電話用車
    載システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 現在時刻の情報を生成する計時手段をさらに備え、 前記記憶手段は、前記発呼先を時刻の情報に対応づけて
    記憶し、 前記電話機制御手段は、前記計時手段による現在時刻の
    情報と合致する時刻の情報に対応づけて記憶されている
    発呼先に向けて発呼するように前記移動体電話機に指示
    することを特徴とする移動体電話用車載システム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 現在時刻の情報を生成する計時手段をさらに備え、 前記記憶手段は、前記移動体電話機の所有者の行先を含
    むタイムスケジュールおよび前記行先に対応する発呼先
    を記憶し、 前記電話機制御手段は、前記計時手段による現在時刻の
    情報と合致する行先に向けて発呼するように前記移動体
    電話機に指示することを特徴とする移動体電話用車載シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記車両の現在位置の情報を生成する位置検出手段をさ
    らに備え、 前記記憶手段は、前記発呼先を位置の情報に対応づけて
    記憶し、 前記電話機制御手段は、前記位置検出手段による現在位
    置の情報と略合致する位置の情報に対応づけて記憶され
    ている発呼先に向けて発呼するように前記移動体電話機
    に指示することを特徴とする移動体電話用車載システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記電話機制御手段は、前記放置判定手段により放置が
    判定されているとき、前記移動体電話機に着呼がある場
    合に当該移動体電話機が車室内に放置されていることを
    報知して応答するように前記移動体電話機に指示するこ
    とを特徴とする移動体電話用車載システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記車両の現在位置の情報を生成する位置検出手段をさ
    らに備え、 前記電話機制御手段は、前記応答に前記現在位置の情報
    を付与することを特徴とする移動体電話用車載システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の移動体電話用車載システ
    ムにおいて、 前記車両に固有の情報を生成する車両情報生成手段をさ
    らに備え、 前記電話機制御手段は、前記車両に固有の情報を前記応
    答に付与することを特徴とする移動体電話用車載システ
    ム。
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