JP2002319228A - データ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法 - Google Patents

データ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法

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JP2002319228A
JP2002319228A JP2001123531A JP2001123531A JP2002319228A JP 2002319228 A JP2002319228 A JP 2002319228A JP 2001123531 A JP2001123531 A JP 2001123531A JP 2001123531 A JP2001123531 A JP 2001123531A JP 2002319228 A JP2002319228 A JP 2002319228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー個数に制限のあるシステムで、非課金
用コンテンツのみコピー個数制限対象とし、ユーザにと
って納得のいく装置を提供する。 【解決手段】 CPU17は、コンテンツ出力部11か
らのコンテンツ出力(ディジタル)の出力先と、課金/
非課金識別部16の識別結果に基づいて、識別情報読み
取り部15がRF信号から読み取ったISRCに関する
情報を個数制限用RAM18に記憶させるか否かを制御
する。すなわち、CPU17は出力端子25を介したコ
ンテンツ出力部11のコンテンツ出力(ディジタル)の
外部への導出時に相手先が記録機であり、かつ課金/非
課金識別部16からの識別結果が非課金を示すとき、I
SRCに関する情報を切り替えスイッチ19をオンにし
て個数制限用RAM18に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体から供給され
た信号に復調処理及び復号処理を施してコンテンツのデ
ータを出力するデータ出力装置及びデータ出力方法に関
する。また、本発明は、記録媒体から読み出されたコン
テンツに対して新たにデータ記録処理を施し他の記録媒
体に記録するデータ記録装置及びデータ記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年において、光ディスク等のディジタ
ル記録媒体の大容量化と普及により、記録されている信
号の著作権を保護するために、不法なコピーの防止が重
要とされてきている。すなわち、ディジタルオーディオ
データやディジタルビデオデータの場合には、コピー或
いはダビングにより劣化の無い複製物を容易に生成で
き、またコンピュータデータの場合には、元のデータと
同一のデータが容易にコピーできるため、既に不法コピ
ーによる著作権の侵害等の弊害が生じてきているのが実
情である。
【0003】このようなことから、ディジタル記録媒体
に記録されている信号を再生したディジタル信号を再び
ディジタル記録媒体に記録するいわゆるディジタルダビ
ングにおける前記不法コピーの防止を目的として、オリ
ジナルのディジタル記録媒体に不法コピー防止のための
所定のIDビットを記録しているものがある。
【0004】例えば、いわゆるR−DAT(Rotary hea
d Digital Taperecoder)と称されるディジタルオーデ
ィオ信号記録再生装置における前記不法コピー防止のた
めの方式としては、ディジタル記録媒体としてのディジ
タルオーディオテープ上に記録されるディジタルオーデ
ィオ信号のメインデータエリアに、ディジタルコピーの
禁止や段階的な世代コピーを禁止(すなわち世代制限)
するための禁止コード(いわゆるSCMS:シリアルコ
ピー管理システムの規格の禁止コード)を記録してお
き、ディジタルオーディオ信号記録装置がこの禁止コー
ドを検出したときに、新たなディジタルオーディオテー
プ上への当該ディジタルオーディオ信号のコピー記録を
禁止するような方式が採用されている。
【0005】また、ディジタル記録媒体に記録されてい
る信号を再生したディジタル信号を再びディジタル記録
媒体に記録する前記ダビングシステムにおいては、ディ
ジタル記録媒体上のコンテンツのコピー個数を制限する
コピー個数制限を用いて著作権を保護しているものもあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記コピー
個数制限を用いて著作権を保護しているような個数制限
システムに対して、課金コンテンツが入ってくることは
従来なかった。従来の前記システムに課金コンテンツが
入ってくると出力先や記録機で課金がされるにもかかわ
らず、コピーが制限されてしまうという不都合が生じる
ことになる。
【0007】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
であり、コピー個数に制限のあるシステムで、非課金用
コンテンツのみコピー個数制限対象とし、ユーザにとっ
て納得のいくものとなるデータ出力装置及びデータ出力
方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法の提供
を目的とする。
【0008】また、課金用コンテンツと非課金用コンテ
ンツを同一のコピー個数制限システムで利用できるデー
タ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置
及びデータ記録方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ出力
装置は、前記課題を解決するために、媒体から供給され
た信号に復調処理及び復号処理を施して課金又は非課金
のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、前記コ
ンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報
読み取り手段と、前記コンテンツが課金又は非課金であ
るかを識別する課金/非課金識別手段と、前記識別情報
読み取り手段が読み取った識別情報に関する情報を記憶
する記憶手段と、前記コンテンツ出力手段からコンテン
ツを出力するときに、前記識別情報読み取り手段が読み
取った識別情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを、
前記課金/非課金識別手段の識別結果に基づいて制御す
る制御手段とを備える。
【0010】つまり、このデータ出力装置では、制御手
段が、前記課金/非課金識別手段の識別結果に基づい
て、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報を
前記記憶手段に記憶させるか否かを判断する。
【0011】また、このデータ出力装置では、前記コン
テンツ出力手段がコンテンツを出力する相手先が記録機
であり、かつ前記課金/非課金識別手段からの識別結果
が非課金を示すとき、前記制御手段が前記コンテンツ出
力時に前記識別情報に関する情報を前記記憶手段に記憶
させる。
【0012】また、前記制御手段は、前記課金/非課金
識別手段からの識別結果と、前記記憶手段に記憶されて
いる前記識別情報に関するカウント数に基づいて、前記
コンテンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を
制御する。
【0013】本発明に係るデータ出力方法は、前記課題
を解決するために、媒体を介して供給されたコンテンツ
が課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別
工程と、前記コンテンツを特定するための識別情報のカ
ウント数が所定数以内であるか否かを判定するカウント
数判定工程と、前記カウント数判定工程でのカウント数
に基づいてコンテンツを出力するか否かを決定するコン
テンツ出力工程とを備える。
【0014】つまり、このデータ出力方法では、課金/
非課金識別工程の識別結果と、カウント数判定工程の判
定結果に基づいてコンテンツ出力工程からコンテンツを
出力するか否かを決定する。
【0015】すなわち、前記課金/非課金識別工程での
識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程
での判定結果が所定数以内であることを示すとき、前記
コンテンツ出力工程は前記カウント数がアップされてか
ら前記コンテンツ出力を外部に導出する。
【0016】また、前記課金/非課金識別工程での識別
結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での
判定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテ
ンツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停
止する。
【0017】本発明に係るデータ記録装置は、前記課題
を解決するために、記録媒体から読み出されたコンテン
ツに対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒
体に記録するコンテンツ記録手段と、前記コンテンツを
特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り手
段と、前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別
する課金/非課金識別手段と、前記識別情報読み取り手
段が読み取った識別情報に関する情報を記憶する記憶手
段と、前記コンテンツ記録手段が前記コンテンツを記録
するときに、前記識別情報読み取り手段が読み取った識
別情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを、前記課金
/非課金識別手段の識別結果に基づいて制御する制御手
段とを備える。
【0018】つまり、このデータ記録装置では、コンテ
ンツデータを記録するとき、制御手段が前記課金/非課
金識別手段の識別結果に基づいて前記識別情報読み取り
手段が読み取った識別情報を前記記憶手段に記憶させる
か否かを制御する。
【0019】すなわち、前記課金/非課金識別手段から
の識別結果が非課金を示すとき、前記制御手段は前記コ
ンテンツ記録時に前記識別情報に関する情報を前記記憶
手段に記憶させる。
【0020】また、前記制御手段は、前記課金/非課金
識別手段からの識別結果が課金を示すとき、前記コンテ
ンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせる。
【0021】本発明に係るデータ記録方法は、前記課題
を解決するために、媒体を介して供給されたコンテンツ
が課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別
工程と、前記コンテンツを特定するための識別情報のカ
ウント数が所定数以内であるか否かを判定するカウント
数判定工程と、前記カウント数判定工程でのカウント数
に基づいてコンテンツを他の記録媒体に記録するか否か
を決定するコンテンツ記録工程とを備える。
【0022】つまり、このデータ記録方法では、課金/
非課金識別工程の識別結果と、カウント数判定工程の判
定結果に基づいてコンテンツを他の記録媒体に記録する
か否かを決定する。
【0023】すなわち、前記課金/非課金識別工程での
識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程
での判定結果が所定数以内であることを示すとき、前記
コンテンツ記録工程は前記カウント数がアップされてか
ら前記コンテンツを他の媒体に記録する。
【0024】また、前記課金/非課金識別工程での識別
結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での
判定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテ
ンツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停
止する。
【0025】本発明に係るデータ記録装置は、前記課題
を解決するために、媒体を介して供給されたコンテンツ
に対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒体
に記録するコンテンツ記録手段と、前記コンテンツが課
金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別手段
と、前記コンテンツの著作権を保護する著作権保護情報
を読み取る著作権保護情報読み取り手段と、前記著作権
保護情報読み取り手段が読み取った著作権保護情報を書
き換える著作権保護情報書き換え手段とを備え、前記課
金/非課金識別手段の識別結果に基づいて前記著作権保
護情報読み取り手段に著作権保護情報を読み取らせ、必
要に応じて前記著作権保護情報書き換え手段に前記著作
権保護情報を書き換えさせてからその著作権保護情報
を、必要に応じて前記コンテンツと混合して前記コンテ
ンツ記録手段に供給する。
【0026】本発明に係るデータ記録方法は、媒体を介
して供給されたコンテンツが課金又は非課金であるかを
識別する課金/非課金識別工程と、前記コンテンツの著
作権を保護する著作権保護情報をチェックする著作権保
護情報チェック工程と、前記著作権保護情報チェック工
程でのチェック結果に基づき、必要に応じて前記著作権
保護情報を書き換えてから、必要に応じて前記コンテン
ツと混合する処理工程と、前記処理工程の処理出力を他
の媒体に記録するデータ記録工程とを備える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。先ず、本発明のデータ出力装置及びデータ
出力方法の実施の形態となる、オーディオデータ再生装
置について図1〜図5を用いて説明する。
【0028】このオーディオデータ再生装置10は、図
1に構成を示すように、光ディスク1から供給された信
号から音楽コンテンツを出力するコンテンツ出力部11
と、コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識
別情報読み取り部15と、前記音楽コンテンツが課金又
は非課金であるかを識別する課金/非課金識別部16
と、識別情報読み取り部15が読み取った識別情報に関
する情報を記憶するRAM18とを備えている。このR
AM18は、本実施の形態においてコピー個数制限を行
うときに用いられるので個数制限用RAM18と呼ぶ。
【0029】また、このオーディオ再生装置10は、光
ディスク1を回転するスピンドルモータ21と、回転さ
れた光ディスク1から記録信号を読み出す光ピックアッ
プ20と、スピンドルモータ21の回転及び光ピックア
ップ20の光ディスク1に対するフォーカス、トラッキ
ングを制御するサーボ回路22とを備えている。
【0030】また、このオーディオ再生装置10は、コ
ンテンツ出力部11からコンテンツを出力するときに、
識別情報読み取り部15が読み取った識別情報を個数制
限用RAM18に記憶させるか否かを、課金/非課金識
別部16の識別結果に基づいて制御する中央処理ユニッ
ト(CPU)17と、コンテンツ出力部11がコンテン
ツ(ディジタルデータ)を出力する相手先を認証する相
手先認証部23と、この相手先認証部23を介したコン
テンツ出力部11からのコンテンツ(ディジタルデー
タ)をCPU17の制御により切り替える切り替え部2
4と、切り替え部24からのコンテンツ(ディジタルデ
ータ)を外部に供給するためのディジタル出力端子25
とを備える。
【0031】また、このオーディオ再生装置10は、コ
ンテンツ出力部11からのコンテンツ(ディジタルデー
タ)をアナログ信号に変換するD/A変換器26と、こ
のD/A変換部26からのアナログ信号出力を外部に供
給するためのアナログ出力端子27とを備える。
【0032】コンテンツ出力部11は、RFアンプ12
と復調回路13とエラー訂正復号回路14とを備えてな
り、光ディスク1から光ピックアップ20が読み出した
RF信号に復調処理及び復号処理を施してコンテンツを
出力する。このため、RFアンプ12は、前記RF信号
を2値化して光ディスク1に記録された信号を取り出
し、この2値化された信号を復調回路13に送る。また
RFアンプ12は、RF信号から同期信号を分離し、さ
らにトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号等
を取り出してサーボ回路22に送る。
【0033】復調回路13は、光ディスク1にコンテン
ツデータを記録するときに施された変調を復調する処
理、例えば16チャンネルビットを8ビットのデータに
変換する処理が行われる。復調回路13からのディジタ
ルデータは、エラー訂正復号回路14に送られる。
【0034】エラー訂正復号回路14は、光ディスク1
にコンテンツデータを記録するときに施された誤り訂正
符号化の逆処理を前記ディジタルデータに施す。このエ
ラー訂正復号回路14から出力されたコンテンツのディ
ジタルデータは、相手先認証部23及びD/A変換器2
6に供給される。
【0035】識別情報読み取り部15は、光ピックアッ
プ20により読み出されたRF信号からコンテンツを特
定するための識別情報を読み取る。この識別情報として
は、オーディオデータ再生装置10が音楽コンテンツを
対象としているので、インターナショナルスタンダード
リコーディングコード(International Standard Recor
ding Code:ISRC)が用いられる。このISRCに
より、音楽コンテンツの各タイトルが一意に決まる。
【0036】課金/非課金識別部16は、前記コンテン
ツが課金又は非課金であるかを識別し、その識別結果を
CPU17に供給する。
【0037】個数制限用RAM18は、識別情報読み取
り部15が読み取った前記ISRCを、前記課金/非課
金識別結果に応じたCPU17による切り替えスイッチ
19の制御の基に記憶する。
【0038】光ピックアップ20は、レーザダイオード
等の光ビームの光源、コリメータレンズ、対物レンズ、
偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズなどの光
学部品を備えている。また、フォトダイオードよりなる
光検出器を備えている。そして、光検出器にてRF信号
を生成し、RFアンプ12や識別情報読み取り部15に
供給している。
【0039】サーボ回路22は、RFアンプ12にて生
成された同期信号や、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号等に基づいてスピンドルモータ21の回
転制御及び光ピックアップ20のトラッキングサーボ、
フォーカスサーボ等を行う。
【0040】相手先認証部23は、コンテンツ出力部1
1がコンテンツ(ディジタルデータ)を出力する相手先
を認証する。具体的には、ディジタル出力端子25を介
して接続される機器が記録機であるのか否かを認証し、
その認証結果をCPU17に供給する。
【0041】CPU17は、コンテンツ出力部11から
のコンテンツ出力(ディジタル)の出力先と、前記課金
/非課金識別部16の識別結果に基づいて、識別情報読
み取り部15がRF信号から読み取ったISRCに関す
る情報を個数制限用RAM18に記憶させるか否かを制
御する。
【0042】すなわち、CPU17は出力端子25を介
したコンテンツ出力部11のコンテンツ出力(ディジタ
ル)の外部への導出時に相手先が記録機であり、かつ課
金/非課金識別部16からの識別結果が非課金を示すと
き、ISRCに関する情報を切り替えスイッチ19をオ
ンにして個数制限用RAM18に記憶させる。
【0043】また、CPU17はコンテンツ出力部11
からのコンテンツ出力(ディジタル)の出力先と少なく
とも課金/非課金識別部16からの識別結果に基づいて
コンテンツ出力部11のコンテンツ出力(ディジタル)
の外部への導出を制御する。
【0044】すなわち、CPU17はディジタル出力端
子25を介したコンテンツ出力部11のコンテンツ出力
(ディジタル)の外部への導出時に相手先が記録機であ
り、かつ課金/非課金識別部16からの識別結果が課金
を示すとき、切り替えスイッチ24をオンにしてコンテ
ンツ出力部11のコンテンツ出力(ディジタル)をディ
ジタル出力端子25から外部記録機に導出させる。
【0045】また、CPU17は、CPU17はコンテ
ンツ出力部11からのコンテンツ出力(ディジタル)の
出力先と課金/非課金識別部16からの識別結果と、個
数制限用RAM18に記憶されているISRCのカウン
ト数に基づいてコンテンツ出力部11のコンテンツ出力
(ディジタル)の外部への導出を制御する。
【0046】すなわち、CPU17はディジタル出力端
子25を介したコンテンツ出力部11のコンテンツ出力
(ディジタル)の外部への導出時に相手先が記録機であ
り、また課金/非課金識別部16からの識別結果が非課
金であり、かつ個数制限用RAM18に記憶されている
カウント数が所定数以内であるとき、そのカウント数を
アップし、また切り替えスイッチ24をオンにしてコン
テンツ出力部11のコンテンツ出力(ディジタル)を外
部の記録機に導出させる。
【0047】また、CPU17は出力端子25を介した
コンテンツ出力部11からのコンテンツ出力(ディジタ
ル)の外部への導出時に相手先が記録機であり、また課
金/非課金識別部16からの識別結果が非課金であって
も、個数制限用RAM18に記憶されているカウント数
が所定数を超えたときには、切り替えスイッチ24をオ
フにしてコンテンツ出力部11のコンテンツ出力(ディ
ジタル)の外部記録機への導出を禁止する。
【0048】図2には、個数制限用RAM18に記録さ
れるデータフォーマットの一例を示す。音楽コンテンツ
の場合、前記ISRC(International Standard Cod
e)で各タイトルが一意に決まるので、それを利用す
る。コピー個数制限が1個のシステムでは個数を示す4
ビットは不要だが、3個まで、5個までというシステム
だと必要になる。また、このフォーマットではISRC
として60ビットを含め、1コラム64ビットであり後
述するように1000曲ストアするには、64ビット必
要となる。
【0049】この例では図3に示すように、番号1〜番
号250までの250曲に関するコピー個数とISRC
がストアされている。番号1の曲のコピー個数は現在1
であり、ISRCはISRCaである。番号3の曲のコ
ピー個数は現在4であり、ISRCはISRCbであ
る。また、番号250の曲のコピー個数は現在5であ
り、ISRCはISRCxである。コピー個数の上限を
5とすれば、番号250の曲のコピー個数は既に5であ
るので、これ以後のコピーに制限を与えることになる。
現在の合計コピー個数は567である。なお、図3に示
した具体例では、番号250までの曲についてコピー個
数とISRCがストアされているが、最大では番号10
00までの1000曲についてストア可能である。コピ
ー個数の上限が5であるので、1000曲全てについて
のコピー個数は5000個になる。
【0050】次に、図4及び図5を用いてオーディオデ
ータ再生装置10のCPU17が行う処理について説明
する。ここで説明する処理は、オーディオデータ再生装
置10のCPU17が実行するデータ出力方法の具体例
となる。ユーザによるコンテンツの指定を伴ったコピー
出力要求に対する処理である。ディジタル出力端子25
には記録機が接続されているとする。
【0051】先ず、光ディスク1がこのオーディオデー
タ再生装置10に装着され、ステップS1にて前記コピ
ー出力要求時のコピー出力モードが選択される。このと
き、相手先がコピー可能か否か、すなわち記録機である
か否かが判断される。ここで、記録機であるならば、こ
のオーディオデータ再生装置10はセキュアI/F機能
を有効とするようなコピー出力モードになりコピー個数
制限がかかる。
【0052】次に、オーディオデータ再生装置10で
は、光ディスク1を、スピンドルモータ21により所定
回転数で回転する。このときに光ピックアップ20によ
り取り出されたRF信号から、課金/非課金識別部16
は該当コンテンツが課金であるか非課金であるかを識別
する。CPU17はその識別結果を受け取り、非課金で
あることを判断する(ステップS2にてYES)と、ス
テップS3に進み、前記図3に示したようにコピー出力
モードの対象となる番号xの曲のコピー個数が制限内か
否かを判断する。
【0053】ステップS3にてコピー出力モードの対象
となる番号xの曲のコピー個数が制限内であると判断す
れば(YES)、ステップS4にて個数制限用RAM1
8に前記ISRC及び/又はコピー個数を記録してか
ら、ステップS5でコピー出力を行う。この場合、個数
制限用RAM18に前記ISRCが無い場合、すなわち
コピー出力が始めての場合と、個数制限内の場合とがあ
る。これについての具体例は後述する。
【0054】ステップS3における個数制限内か否かの
判断で個数制限を超えることになると(ステップS3に
てNO)、許容制限オーバーなので出力を禁止する(ス
テップS7)。
【0055】また、ステップS2にて前記コンテンツは
課金コンテンツであると前記識別結果からCPU17が
判断すると、出力先で課金制御がなされるので、このデ
ータ出力装置におけるコピー個数制限は不要であり、そ
のままデータ出力(コピー出力)が行われる(ステップ
S6)。
【0056】図5には、CPU17が前記識別結果を受
け取り、非課金であることを判断した(ステップS2に
てYES)後の、詳細な処理について記す。非課金であ
ることを判断すると、ステップS12に進み、個数制限
用RAM18に前記ISRCがあるか否かを判断する。
【0057】個数制限用RAM18に前記ISRCが無
ければ、すなわちコピー出力が始めてなら前記図3に示
したフォーマットに従い、コピー個数1としてそのIS
RCを書き(ステップS16)、ステップS17にてコ
ピー出力を行う。許容されている個数制限が1個の場合
は、このフローのみで、次のステップS13における
「個数制限内か?」のチェックがなくなる。
【0058】また、コピー個数制限が5個以内であれ
ば、ステップS13にてYESとなり、該当のISRC
の個数を個数制限用RAM18にインクリメント(1→
2、2→3、3→4、4→5)してISRCを記録し
(ステップS14)、ステップS15にてコピー出力を
行う。
【0059】ステップS13における個数制限内か否か
の判断で個数制限(5個)を超えることになると(ステ
ップS13にてNO)、許容制限オーバーなので出力を
禁止する(ステップS18)。
【0060】以上に説明したように、図1のオーディオ
データ再生装置10は、コピー個数を制限するシステム
を採用しながらも、非課金用コンテンツのみコピー個数
制限対象とし、課金用コンテンツは個数制限対象外とす
るので、ユーザにとって納得のいく装置となる。また、
課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー
個数制限システムで利用できる装置である。
【0061】次に、本発明のデータ記録装置及びデータ
記録方法の実施の形態となる、オーディオデータ記録装
置30について図6及び図7を用いて説明する。
【0062】このオーディオデータ記録装置30は、記
録機側でコピー個数制限をするものである。このため、
例えば再生用光ディスクから読み出されたコンテンツを
他のデータ記録媒体、例えば記録用光ディスク44に記
録するコンテンツ記録部38と、コンテンツを特定する
ための識別情報、例えばISRCを読み取る識別情報読
み取り部(ISRC読み取り部)36と、コンテンツが
課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別部
32と、ISRC読み取り部36が読み取ったISRC
に関する情報を記憶する個数制限用RAM34と、コン
テンツ記録部38によるコンテンツの記録用光ディスク
44への記録時に、前記各部を制御するCPU33とを
備える。
【0063】再生用光ディスクから読み出され、入力端
子31から入力されたコンテンツのディジタルデータ
は、ISRC読み取り部36を経て、CPU33により
切り替えが制御される切り替え部37に供給される。そ
して、切り替え部37からコンテンツ記録部38に選択
的に供給される。
【0064】コンテンツ記録部38は、エラー訂正符号
化回路39と変調回路40と記録アンプ41と記録用光
学ヘッド42からなる。エラー訂正符号化回路39は、
切り替え部37を介して供給されたコンテンツのディジ
タルデータに対して、誤り訂正符号化処理を施す。変調
回路40は、所定の変調方式にしたがって、例えば8ビ
ットデータを16チャンネルビットの変調データに変換
して出力する。そして、記録アンプ41を介して記録用
光学ヘッド42がコンテンツのディジタルデータを、ス
ピンドルモータ43で回転される記録用光ディスク44
に記録する。
【0065】個数制限用RAM34は、前記ISRCと
コピー個数を前記図4に示すフォーマットで記憶してい
る。
【0066】CPU33は、ユーザにより指定されたI
SRCの付随したコンテンツが非課金用であって、既に
許容個数記録(コピー)されているか否かを判断し、そ
うであれば、記録を禁止する。そうでなければ記録を行
い、非課金の場合は個数制限用RAM34に記録する。
【0067】このため、CPU33は、コンテンツ記録
部38がコンテンツを記録するときに、ISRC読み取
り部36が読み取ったISRCを個数制限用RAM34
に記憶させるか否かを、課金/非課金識別部32の識別
結果に基づき、切り替え部35を用いて制御する。
【0068】例えば、課金/非課金識別部32からの識
別結果が非課金を示すとき、CPU33は前記コンテン
ツ記録時にISRCに関する情報を切り替え部35をオ
ンにして個数制限用RAM34に記憶させる。
【0069】また、CPU33は、少なくとも課金/非
課金識別部32からの識別結果に基づいてコンテンツ記
録部38のコンテンツ記録処理を制御する。すなわち、
CPU33は、課金/非課金識別部32からの識別結果
が課金を示すとき、コンテンツ記録部38にコンテンツ
記録処理を行わせる。
【0070】また、CPU33は、課金/非課金識別部
32からの識別結果と、個数制限用RAM34に記憶さ
れているISRCに関するカウント数に基づいて、コン
テンツ記録部38のコンテンツ記録処理を制御する。す
なわち、CPU33は、前記識別結果が非課金を示し、
かつ個数制限用RAM34に記憶されているISRCに
関するカウント数が所定数以内であるとき、そのカウン
ト数をアップしてからコンテンツ記録部38にコンテン
ツ記録処理を行わせる。また、CPU33は、前記識別
結果が非課金を示し、かつ個数制限用RAM34に記憶
されている前記ISRCに関するカウント数が所定数を
超えたとき、コンテンツ記録部38のコンテンツ記録処
理を禁止する。
【0071】次に、図7を用いてオーディオデータ記録
装置30のCPU33が行う処理について説明する。こ
こで説明する処理は、オーディオデータ記録装置30の
CPU33が実行するデータ記録方法の具体例となる。
【0072】先ず、ステップS21にてデータ記録モー
ドがユーザにより選択される。このとき、入力端子31
を介して入力されたコンテンツは、課金/非課金識別部
32とISRC読み取り部36に供給されている。
【0073】課金/非課金識別部32は、前記コンテン
ツが課金又は非課金であるかを識別し、その識別結果を
CPU33に供給してくる。
【0074】CPU33は、ステップS22にて前記識
別結果が非課金を示すものであるか否かを判断する。非
課金を示す(YES)ときには、ステップS23に進
む。非課金でなく、課金を示す(NO)ときには、ステ
ップS26に進む。
【0075】ISRC読み取り部36は、前記コンテン
ツ入力からコンテンツを特定するためのISRCを読み
取りCPU33に供給する。
【0076】すると、CPU33は、そのISRCのコ
ピー個数を図4のフォーマットの個数制限用RAM34
に読みにいき、個数制限内か否かを判断する。ここで、
個数制限内であれば(YES)、ステップS24に進
み、切り替え部35をオンにして個数制限用RAM34
に前記ISRC及び/又はコピー個数を記録してから、
ステップS25でコピー記録を行う。この場合、個数制
限用RAM34に前記ISRCが無い場合、すなわちコ
ピー記録が始めての場合と、個数制限内の場合とがあ
る。
【0077】ステップS22にて前記識別結果が課金を
示すと判断したときに進んだステップS26では、この
オーディオデータ記録装置におけるコピー個数制限は不
要であり、そのままデータ記録(コピー記録)が行われ
る。
【0078】ステップS23における個数制限内か否か
の判断で個数制限を超えることになると(NO)、許容
制限オーバーなのでデータ記録を禁止する(ステップS
27)。
【0079】CPU33が前記識別結果を受け取り、非
課金であることを判断した(ステップS22にてYE
S)後の、詳細な処理について補足的に説明する。
【0080】非課金であることを判断すると、ステップ
S23に進み、個数制限用RAM34に前記ISRCが
あるか否かを判断する。
【0081】個数制限用RAM33に前記ISRCが無
ければ、すなわちコピー記録が始めてなら前記図3に示
したフォーマットに従い、コピー個数1としてそのIS
RCを書き(ステップS24)、ステップS25にてコ
ピー出力を行う。許容されている個数制限が1個の場合
は、このフローのみで、次のステップS23における
「個数制限内か?」のチェックがなくなる。
【0082】また、コピー個数制限が5個以内であれ
ば、ステップS23にてYESとなり、該当のISRC
の個数を個数制限用RAM34にインクリメント(1→
2、2→3、3→4、4→5)してISRCを記録し
(ステップS24)、ステップS25にてコピー記録を
行う。
【0083】ステップS23における個数制限内か否か
の判断で個数制限(5個)を超えることになると(ステ
ップS23にてNO)、許容制限オーバーなのでデータ
記録を禁止する(ステップS27)。
【0084】以上に説明したように、図6のオーディオ
データ記録装置30は、コピー個数を制限するシステム
を採用しながらも、非課金用コンテンツのみコピー個数
制限対象とし、課金用コンテンツは個数制限対象外とす
るので、ユーザにとって納得のいく装置となる。また、
課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー
個数制限システムで利用できる装置である。
【0085】次に、本発明のデータ記録装置及びデータ
記録方法の他の実施の形態となる、オーディオデータ記
録装置50について図8〜図10を用いて説明する。
【0086】このオーディオデータ記録装置50は、記
録機側でコンテンツの著作権保護処理を行うものであ
る。このため、このオーディオデータ記録装置50は、
例えば再生用光ディスクから読み出されたコンテンツを
他のデータ記録媒体、例えば記録用光ディスク64に記
録するコンテンツ記録部58と、コンテンツが課金又は
非課金であるかを識別する課金/非課金識別部52と、
コンテンツの著作権を保護するための著作権保護情報、
例えばシリアルコピーマネージメントシステム(SCM
S)に関する情報(以下、SCMSと記す)を読み取る
SCMS読み取り部54と、SCMS読み取り部54が
読み取ったSCMSを書き換えるSCMS書き換え部5
6とを備えてなる。
【0087】また、このオーディオデータ記録装置50
は、課金/非課金識別部52の識別結果に基づいて前記
コンテンツ入力をSCMS読み取り部54に供給するか
否かを切り替える切り替え部53と、SCMS読み取り
部54で読み取ったSCMSに基づいて前記コンテンツ
入力を後述する混合部57に供給するか否かを切り替え
る切り替え部55と、この切り替え部55からの出力と
SCMS書き換え部56との出力を混合する混合部57
とを備える。
【0088】コンテンツ記録部58は、エラー訂正符号
化回路59と変調回路60と記録アンプ61と記録用光
学ヘッド62からなる。エラー訂正符号化回路59は、
混合部57で書き換えられたSCMSと混合されたコン
テンツのディジタルデータに対して、誤り訂正符号化処
理を施す。変調回路60は、所定の変調方式にしたがっ
て、例えば8ビットデータを16チャンネルビットの変
調データに変換して出力する。そして、記録アンプ61
を介して記録用光学ヘッド62がコンテンツのディジタ
ルデータを、スピンドルモータ63で回転される記録用
光ディスク64に記録する。
【0089】入力端子51から入力されるコンテンツに
は、図9に示すように、1ビットの課金/非課金対応を
示す識別コードと、2ビットのSCMSが付加されてい
る。前記課金/非課金対応を示す識別コードが“0”で
あるときには非課金対応を示し、“1”であるときには
課金対応を示す。また、SCMSが“00”であるとき
にはコピーフリーを示し、“01”であるときには1世
代コピー可を示し、“11”であるときにはコピー禁止
を示す。前記“01”がコピーされると“11”に書き
換えられる。“10”はリザーブである。
【0090】よって、課金/非課金識別部52が“0”
を識別するとコンテンツは非課金対応であることが分か
る。また、“1”を識別すると課金対応であることが分
かる。
【0091】また、SCMS読み取り部54が“00”
を読み取るとコンテンツはコピーフリーであることが分
かる。また、“01”を読み取ると1世代コピー可であ
ることが分かる。さらに“11”を読み取るとコピー禁
止であることが分かる。
【0092】そして、このオーディオデータ記録装置5
0は、課金/非課金識別部52の識別結果に基づいて切
り替え部53のオンオフを制御し、SCMS読み取り部
54にSCMSを読み取らせ、必要に応じてSCMS書
き換え部56にSCMSを書き換えさせてからそのSC
MSを、必要に応じて混合部57にて前記コンテンツと
混合してコンテンツ記録部58に供給する。
【0093】特に、このオーディオデータ記録装置50
では、課金/非課金識別部52の識別結果が非課金対応
“0”を示すと、切り替え部53をオンにする。する
と、SCMS読み取り部54には前記コンテンツ入力が
供給される。ここで、SCMS読み取り部54が“0
1”を読み取ると、そのSCMSが1世代のみコピーを
許可するものであるので、SCMS書き換え部56はS
CMSをコピー禁止の“11”に書き換えてから混合部
57にて前記コンテンツと混合させる。
【0094】また、このオーディオデータ記録装置50
では、課金/非課金識別部52の識別結果が非課金対応
“0”を示し、SCMS読み取り部54が読み取ったS
CMSが“00”でコピーをフリーに許可するものであ
るとき、SCMS書き換え部56にてSCMS書き換え
ずに、混合部57にて前記コンテンツと混合させる。
【0095】また、このオーディオデータ記録装置50
では、課金/非課金識別部52の識別結果が非課金対応
“0”を示し、SCMS読み取り部54が読み取ったS
CMSがコピーを禁止する“11”であるときには切り
替え部55をオフとしてコンテンツを混合の対象にせ
ず、コンテンツ記録部58にコンテンツを送らない。
【0096】また、このオーディオデータ記録装置50
では、課金/非課金識別部52の識別結果が課金対応
“1”を示すときには、切り替えスイッチ53をオフと
し、SCMS読み取り部54及びSCMS書き換え部5
6へのコンテンツの供給を止める。そして、前記コンテ
ンツ入力を切り替え部55及び混合部57を通して、コ
ンテンツ記録部58にダイレクトに供給する。
【0097】次に、図10を用いてオーディオデータ記
録装置50が行う処理について説明する。ここで説明す
る処理は、オーディオデータ記録装置50が実行するデ
ータ記録方法の具体例となる。
【0098】先ず、ステップS41にてデータ記録モー
ドがユーザにより選択される。このとき、入力端子51
を介して入力されたコンテンツは、課金/非課金識別部
52と切り替え部53と切り替え部55に供給されてい
る。
【0099】課金/非課金識別部52は、前記コンテン
ツに付加さている前記図9の1ビット目を読み、課金
“1”又は非課金“0”であるかを識別する(ステップ
S42)。例えば、ここで非課金対応“0”を識別する
と、ステップS43に進み、切り替え部53をオンにし
てからSCMS読み取り部54にSCMSの2ビットを
読み取らせる。
【0100】このステップS43にてSCMS読み取り
部54が“00”を読み取ると、コピーフリーであるの
で、SCMSを書き換えず“00”のままで、コンテン
ツ記録部58にコンテンツを供給して記録用光ディスク
64にデータ記録させる(ステップS44)。
【0101】ステップS43にてSCMS読み取り部5
4が“01”を読み取ると、このコンテンツは1世代の
コピーを可としているので、SCMSを“11”に書き
換えてから、コンテンツ記録部58にコンテンツを供給
して記録用光ディスク64にデータ記録させる(ステッ
プS45)。
【0102】ステップS43にてSCMS読み取り部5
4が“11”を読み取ると、このコンテンツはコピーを
禁止しているので、切り替え部55をオフにして、デー
タ記録を禁止する(ステップS46)。
【0103】ステップS42にて課金/非課金識別部5
2が課金対応“1”を識別すると、ステップS47に進
み、切り替え部53をオフ、切り替え部55をオンにし
て、SCMSを書き換えずにデータ記録を行う。
【0104】ここで、混合部57とデータ記録部58を
通してのSCMS(書き換えSCMSを含む)とコンテ
ンツデータの記録処理は、ウォーターマーク(WM)
を、例えばスペクラム拡散などでコンテンツそのものに
視聴が無いように埋め込む(いわゆるデータハイディン
グ)ことにより、ディジタル出力のみならず、アナログ
信号中にも埋め込まれ、コピーを繰り返しても引き継が
れるので、ソースの出射や履歴を追うことが出来る。
【0105】以上に説明したように、図8のオーディオ
データ記録装置50は、著作権保護システムを採用しな
がらも、非課金用コンテンツのみ著作権保護対象とし、
課金用コンテンツは対象外とするので、ユーザにとって
納得のいく装置となる。また、課金用コンテンツと非課
金用コンテンツを同一の著作権保護システムで利用でき
る装置である。
【0106】なお、図1に示したオーディオデータ出力
装置10や、図6に示したオーディオデータ記録装置3
0では、コンテンツを特定する識別情報としてISRC
を用いたが、これに限らずコンテンツを識別しうるコー
ドであれば何でもよい。
【0107】また、図8に示したオーディオデータ記録
装置50では、著作権保護情報としてSCMSを用いた
が、著作権を保護しうるコードであれば何でもよい。
【0108】また、本発明は半導体、HDD、CD−R
/RW、DVD−RAM/R/RW、FDD、MD、テ
ープ他の種々のメディアに適用可能である。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、コピー個数に制限のあ
るシステムで、非課金用コンテンツのみコピー個数制限
対象とし、ユーザにとって納得のいくものとなるデータ
出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及
びデータ記録方法を提供できる。
【0110】また、課金用コンテンツと非課金用コンテ
ンツを同一のコピー個数制限システムで利用できるデー
タ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置
及びデータ記録方法を提供できる。また、本発明によれ
ば、著作権保護システムで、非課金用コンテンツのみ著
作権保護対象とし、ユーザにとって納得のいくものとな
るデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記
録装置及びデータ記録方法を提供できる。
【0111】また、課金用コンテンツと非課金用コンテ
ンツを同一の著作権保護システムで利用できるデータ出
力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及び
データ記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ出力装置及びデータ出力方法の
実施の形態となる、オーディオデータ再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】個数制限用RAMに記録されるデータフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図3】個数制限用RAMに記録されるデータの具体例
を示す図である。
【図4】本発明のデータ出力方法の具体例を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】前記データ出力方法の具体例をさらに詳細に説
明するためのフローチャートである。
【図6】本発明に係るデータ記録装置及びデータ記録方
法の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明のデータ記録方法の具体例を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ記録装置及びデータ記録方
法の他の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】前記オーディオデータ記録装置に入力されるコ
ンテンツデータのフォーマット図である。
【図10】本発明に係るデータ記録方法の他の具体例を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 オーディオデータ再生装置、11 コンテンツ出
力部、15 ISRC読み取り部、16 課金/非課金
識別部、17 CPU、18 個数制限用RAM、20
光学ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 猪口 達也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC01 BC04 CC04 DE50 DE53 EF05 GK12 HL08 HL11

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体から供給された信号に復調処理及び
    復号処理を施して課金又は非課金のコンテンツを出力す
    るコンテンツ出力手段と、 前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識
    別情報読み取り手段と、 前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課
    金/非課金識別手段と、 前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報に関す
    る情報を記憶する記憶手段と、 前記コンテンツ出力手段からコンテンツを出力するとき
    に、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報を
    前記記憶手段に記憶させるか否かを、前記課金/非課金
    識別手段の識別結果に基づいて制御する制御手段とを備
    えるデータ出力装置。
  2. 【請求項2】 媒体としての記録媒体から信号を読み出
    す読み出し手段を備え、この読み出し手段を介して供給
    された信号に前記コンテンツ出力手段は復調処理及び復
    号処理を施す請求項1記載のデータ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ出力手段がコンテンツを
    出力する相手先が記録機であり、かつ前記課金/非課金
    識別手段からの識別結果が非課金を示すとき、前記制御
    手段は前記コンテンツ出力時に前記識別情報に関する情
    報を前記記憶手段に記憶させる請求項1記載のデータ出
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、少なくとも前記課金/
    非課金識別手段からの識別結果に基づいて前記コンテン
    ツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を制御する
    請求項1記載のデータ出力装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記課金/非課金識別
    手段からの識別結果が課金を示すとき、前記コンテンツ
    出力手段のコンテンツ出力を外部に導出させる請求項4
    記載のデータ出力装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記課金/非課金識別
    手段からの識別結果と、前記記憶手段に記憶されている
    前記識別情報に関するカウント数に基づいて、前記コン
    テンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を制御
    する請求項1記載のデータ出力装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記識別結果が非課金
    を示し、かつ前記記憶手段に記憶されている前記識別情
    報に関するカウント数が所定数以内であるとき、そのカ
    ウント数をアップしてから前記コンテンツ出力手段のコ
    ンテンツ出力を外部に導出させる請求項4記載のデータ
    出力装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記識別結果が非課金
    を示し、かつ前記記憶手段に記憶されている前記識別情
    報に関するカウント数が所定数を超えたとき、前記コン
    テンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を禁止
    する請求項4記載のデータ出力装置。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツを特定するための識別情
    報は、インターナショナルスタンダードリコーディング
    コードISRCであることを特徴とする請求項1記載の
    データ出力装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果が非課金を示し、かつ前記記憶手
    段に記憶されている前記ISRCに関するカウント数が
    所定数以内であるとき、そのカウント数をアップしてか
    ら前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力を外部に導
    出させる請求項9記載のデータ出力装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果が非課金を示し、かつ前記記憶手
    段に記憶されている前記ISRCに関するカウント数が
    所定数を超えたとき、前記コンテンツ出力手段のコンテ
    ンツ出力の外部への導出を禁止する請求項9記載のデー
    タ出力装置。
  12. 【請求項12】 媒体を介して供給されたコンテンツが
    課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別工
    程と、 前記コンテンツを特定するための識別情報のカウント数
    が所定数以内であるか否かを判定するカウント数判定工
    程と、 前記カウント数判定工程でのカウント数に基づいてコン
    テンツを出力するか否かを決定するコンテンツ出力工程
    とを備えるデータ出力方法。
  13. 【請求項13】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判
    定結果が所定数以内であることを示すとき、前記コンテ
    ンツ出力工程は前記カウント数がアップされてから前記
    コンテンツ出力を外部に導出する請求項12記載のデー
    タ出力方法。
  14. 【請求項14】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判
    定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテン
    ツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停止
    する請求項12記載のデータ出力方法。
  15. 【請求項15】 記録媒体から読み出されたコンテンツ
    に対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒体
    に記録するコンテンツ記録手段と、 前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識
    別情報読み取り手段と、 前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課
    金/非課金識別手段と、 前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報に関す
    る情報を記憶する記憶手段と、 前記コンテンツ記録手段が前記コンテンツを記録すると
    きに、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報
    を前記記憶手段に記憶させるか否かを、前記課金/非課
    金識別手段の識別結果に基づいて制御する制御手段とを
    備えるデータ記録装置。
  16. 【請求項16】 前記課金/非課金識別手段からの識別
    結果が非課金を示すとき、前記制御手段は前記コンテン
    ツ記録時に前記識別情報に関する情報を前記記憶手段に
    記憶させる請求項15記載のデータ記録装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、少なくとも前記課金
    /非課金識別手段からの識別結果に基づいて前記コンテ
    ンツ記録手段のコンテンツ記録処理を制御する請求項1
    5記載のデータ記録装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果が課金を示すとき、前記コンテン
    ツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせる請求項17
    記載のデータ記録装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果と、前記記憶手段に記憶されてい
    る前記識別情報に関するカウント数に基づいて、前記コ
    ンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を制御する請求
    項15記載のデータ記録装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記識別結果が非課
    金を示し、かつ前記記憶手段に記憶されている前記識別
    情報に関するカウント数が所定数以内であるとき、その
    カウント数をアップしてから前記コンテンツ記録手段に
    コンテンツ記録処理を行わせる請求項19記載のデータ
    記録装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記識別結果が非課
    金を示し、かつ前記記憶手段に記憶されている前記識別
    情報に関するカウント数が所定数を超えたとき、前記コ
    ンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を禁止する請求
    項19記載のデータ記録装置。
  22. 【請求項22】 前記コンテンツを特定するための識別
    情報は、インターナショナルスタンダードリコーディン
    グコードISRCであることを特徴とする請求項15記
    載のデータ記録装置。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果が非課金を示し、かつ前記記憶手
    段に記憶されている前記ISRCに関するカウント数が
    所定数以内であるとき、そのカウント数をアップしてか
    ら前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わ
    せる請求項22記載のデータ記録装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記課金/非課金識
    別手段からの識別結果が非課金を示し、かつ前記記憶手
    段に記憶されている前記ISRCに関するカウント数が
    所定数を超えたとき、前記コンテンツ記録手段のコンテ
    ンツ記録処理を禁止する請求項22記載のデータ記録装
    置。
  25. 【請求項25】 媒体を介して供給されたコンテンツが
    課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別工
    程と、 前記コンテンツを特定するための識別情報のカウント数
    が所定数以内であるか否かを判定するカウント数判定工
    程と、 前記カウント数判定工程でのカウント数に基づいてコン
    テンツを他の記録媒体に記録するか否かを決定するコン
    テンツ記録工程とを備えるデータ記録方法。
  26. 【請求項26】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判
    定結果が所定数以内であることを示すとき、前記コンテ
    ンツ記録工程は前記カウント数がアップされてから前記
    コンテンツを他の媒体に記録する請求項25記載のデー
    タ記録方法。
  27. 【請求項27】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判
    定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテン
    ツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停止
    する請求項25記載のデータ記録方法。
  28. 【請求項28】 媒体を介して供給されたコンテンツに
    対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒体に
    記録するコンテンツ記録手段と、 前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課
    金/非課金識別手段と、 前記コンテンツの著作権を保護する著作権保護情報を読
    み取る著作権保護情報読み取り手段と、 前記著作権保護情報読み取り手段が読み取った著作権保
    護情報を書き換える著作権保護情報書き換え手段とを備
    え、 前記課金/非課金識別手段の識別結果に基づいて前記著
    作権保護情報読み取り手段に著作権保護情報を読み取ら
    せ、必要に応じて前記著作権保護情報書き換え手段に前
    記著作権保護情報を書き換えさせてからその著作権保護
    情報を、必要に応じて前記コンテンツと混合して前記コ
    ンテンツ記録手段に供給するデータ記録装置。
  29. 【請求項29】 前記著作権保護情報は、シリアルコピ
    ー管理システム規格の禁止コードである請求項28記載
    のデータ記録装置。
  30. 【請求項30】 前記課金/非課金識別手段の識別結果
    が非課金を示し、前記著作権保護情報読み取り手段が読
    み取った前記禁止コートが1世代のみコピーを許可する
    ものであるとき、前記著作権保護情報書き換え手段は前
    記禁止コードをコピー禁止に書き換えてから前記コンテ
    ンツと混合させる請求項29記載のデータ記録装置。
  31. 【請求項31】 前記課金/非課金識別手段の識別結果
    が非課金を示し、前記著作権保護情報読み取り手段が読
    み取った前記禁止コードがコピーをフリーに許可するも
    のであるとき、前記著作権保護情報書き換え手段は前記
    禁止コードを書き換えずに前記コンテンツと混合させる
    請求項29記載のデータ記録装置。
  32. 【請求項32】 前記課金/非課金識別手段の識別結果
    が非課金を示し、前記著作権保護情報読み取り手段が読
    み取った前記禁止コードがコピーを禁止するものである
    とき、前記コンテンツを混合の対象にしない請求項29
    記載のデータ記録装置。
  33. 【請求項33】 前記課金/非課金識別手段の識別結果
    が課金を示すとき、前記著作権保護情報読み取り手段及
    び前記著作権保護情報書き換え手段を停止して、前記コ
    ンテンツのみを前記コンテンツ記録手段に供給する請求
    項29記載のデータ記録装置。
  34. 【請求項34】 媒体を介して供給されたコンテンツが
    課金又は非課金であるかを識別する課金/非課金識別工
    程と、 前記コンテンツの著作権を保護する著作権保護情報をチ
    ェックする著作権保護情報チェック工程と、 前記著作権保護情報チェック工程でのチェック結果に基
    づき、必要に応じて前記著作権保護情報を書き換えてか
    ら、必要に応じて前記コンテンツと混合する処理工程
    と、 前記処理工程の処理出力を他の媒体に記録するデータ記
    録工程とを備えるデータ記録方法。
  35. 【請求項35】 前記著作権保護情報は、シリアルコピ
    ー管理システム規格の禁止コードである請求項34記載
    のデータ記録方法。
  36. 【請求項36】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、前記著作権保護情報チェック工程で
    の前記禁止コードチェック結果が1世代のみコピーを許
    可するものであるとき、前記処理工程は前記禁止コード
    をコピー禁止に書き換えてから前記コンテンツと混合し
    た処理出力を前記データ記録工程に供給する請求項35
    記載のデータ記録方法。
  37. 【請求項37】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、前記著作権保護情報チェック工程で
    の前記禁止コードチェック結果がコピーをフリーに許可
    するものであるとき、前記処理工程は前記禁止コードを
    書き換えずに前記コンテンツと混合した処理出力を前記
    データ記録工程に供給する請求項35記載のデータ記録
    方法。
  38. 【請求項38】 前記課金/非課金識別工程での識別結
    果が非課金を示し、前記著作権保護情報チェック工程で
    の前記禁止コードチェック結果がコピーを禁止するもの
    であるとき、前記処理工程はコンテンツを混合の対象に
    しない請求項35記載のデータ記録方法。
  39. 【請求項39】 前記課金/非課金識別工程の識別結果
    が課金を示すとき、前記著作権保護情報チェック工程及
    び前記処理工程を停止して、前記コンテンツのみを前記
    データ記録工程に供給する請求項35記載のデータ記録
    方法。
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