JP2002319082A - データセンター用管理装置 - Google Patents
データセンター用管理装置Info
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- JP2002319082A JP2002319082A JP2001123760A JP2001123760A JP2002319082A JP 2002319082 A JP2002319082 A JP 2002319082A JP 2001123760 A JP2001123760 A JP 2001123760A JP 2001123760 A JP2001123760 A JP 2001123760A JP 2002319082 A JP2002319082 A JP 2002319082A
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- rack
- data center
- management
- control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラックごとの電源・温度等の環境管理やセキ
ュリティ管理を確実に集中して行うことができるデータ
センター用管理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク接続されたサーバーを収納
し施錠して管理されるラックを複数備えてなるデータセ
ンターにおいて、それぞれのラックＲには、ラック扉の
施錠・解錠を検出・制御する錠制御手段と、ラック内の
温度を検出・制御する温度センサとファン部材を有する
温度管理手段と、ラック内の電源を管理する電源管理手
段と、異状を報知する警報手段とからなる制御監視装置
Ｃが配置されるとともに、この複数の制御監視装置を接
続し集中してモニターする管理装置Ｐを備える。
ュリティ管理を確実に集中して行うことができるデータ
センター用管理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク接続されたサーバーを収納
し施錠して管理されるラックを複数備えてなるデータセ
ンターにおいて、それぞれのラックＲには、ラック扉の
施錠・解錠を検出・制御する錠制御手段と、ラック内の
温度を検出・制御する温度センサとファン部材を有する
温度管理手段と、ラック内の電源を管理する電源管理手
段と、異状を報知する警報手段とからなる制御監視装置
Ｃが配置されるとともに、この複数の制御監視装置を接
続し集中してモニターする管理装置Ｐを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種サーバーやル
ーター、バックボーン回線、ＬＡＮ（ローカルエリアネ
ットワーク）等を装備するデータセンターにおける電
源、空調、セキュリティ等を管理する管理装置に係り、
特にユーザー単位で供与されるラックごとの確実な管理
を集中して容易に行うことができるデータセンター用管
理装置に関する。
ーター、バックボーン回線、ＬＡＮ（ローカルエリアネ
ットワーク）等を装備するデータセンターにおける電
源、空調、セキュリティ等を管理する管理装置に係り、
特にユーザー単位で供与されるラックごとの確実な管理
を集中して容易に行うことができるデータセンター用管
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年のネットワークの普及に伴い、多く
の企業がサーバー、ルーター、ＬＡＮ等のサーバーシス
テムを利用している。しかしながら、このサーバーシス
テムを企業内に配置して管理するためには、電源管理、
温度管理、セキュリティ管理等に充分な配慮し、停電、
機器の故障、ハッカーによるアタック等のアクシデント
に２４時間即応できる体制が必要となる。これには、多
大な経費と人手を必要とすることから、専門のサーバー
管理会社にサーバーシステムを設置し、管理を任せるこ
とが近年行われるようになってきている。この大規模な
ものをインターネットデータセンター若しくはデータセ
ンターと称している。また、ポータルサイト、電子商取
引サイト、ＡＳＰ（アプリケーション・サービス・プロ
バイダー）等のように大量のトラフィックを取り扱うサ
ーバーシステムも、高速のネットワークと大量のトラフ
ィックを取り扱うこのようなデータセンターに設置され
ることが殆どである。
の企業がサーバー、ルーター、ＬＡＮ等のサーバーシス
テムを利用している。しかしながら、このサーバーシス
テムを企業内に配置して管理するためには、電源管理、
温度管理、セキュリティ管理等に充分な配慮し、停電、
機器の故障、ハッカーによるアタック等のアクシデント
に２４時間即応できる体制が必要となる。これには、多
大な経費と人手を必要とすることから、専門のサーバー
管理会社にサーバーシステムを設置し、管理を任せるこ
とが近年行われるようになってきている。この大規模な
ものをインターネットデータセンター若しくはデータセ
ンターと称している。また、ポータルサイト、電子商取
引サイト、ＡＳＰ（アプリケーション・サービス・プロ
バイダー）等のように大量のトラフィックを取り扱うサ
ーバーシステムも、高速のネットワークと大量のトラフ
ィックを取り扱うこのようなデータセンターに設置され
ることが殆どである。
【０００３】大型のデータセンターにあっては、施設全
体がサーバーシステムを管理するために用いられ、ユー
ザー単位で供与されるラックが大量に設置されている。
このラック内には、サーバー、ルーター、ＬＡＮ等のサ
ーバーシステムやストレージ等が配備され、これらはイ
ンターネット等を介してユーザーの社内ネットワークや
コンシューマーのＰＣ等に接続されている。このデータ
センターは、施設全体として、耐震構造、非常用発電装
置を用いた無停電電源システム、高信頼性空調システ
ム、セキュリティシステム、防炎・消火システム、バッ
クアップシステム等を備えることで高信頼性を発揮する
ものである。
体がサーバーシステムを管理するために用いられ、ユー
ザー単位で供与されるラックが大量に設置されている。
このラック内には、サーバー、ルーター、ＬＡＮ等のサ
ーバーシステムやストレージ等が配備され、これらはイ
ンターネット等を介してユーザーの社内ネットワークや
コンシューマーのＰＣ等に接続されている。このデータ
センターは、施設全体として、耐震構造、非常用発電装
置を用いた無停電電源システム、高信頼性空調システ
ム、セキュリティシステム、防炎・消火システム、バッ
クアップシステム等を備えることで高信頼性を発揮する
ものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したデータセンタ
ーは、ユーザーごとのラックが混在し多数の会社が利用
していることから、ラック単位でセキュリティを保全す
べくラックの扉は常に施錠されており、機器のメンテナ
ンス等に限ってデータセンターの担当者が施錠されたラ
ックを鍵で開けていた。
ーは、ユーザーごとのラックが混在し多数の会社が利用
していることから、ラック単位でセキュリティを保全す
べくラックの扉は常に施錠されており、機器のメンテナ
ンス等に限ってデータセンターの担当者が施錠されたラ
ックを鍵で開けていた。
【０００５】しかしながら、大規模なデータセンターに
あっては、ラックの数が膨大でこれを開閉する鍵も膨大
な数となり、所望する鍵の探索や多数の鍵の管理に困難
が生じていた。また、データセンターでは監視カメラを
用いてラックを設置する部屋内を監視してはいるもの
の、誰がラックを開けたのかをデータとして知る術はな
く、不完全なセキュリティ管理と言わざるを得なかっ
た。さらに、施設、フロア単位、部屋ごとの空調管理・
電源管理は行われているものの、ラック単位での空調管
理・電源管理は、管理の複雑さから行われておらず、機
器にトラブルが発生した場合に即応する体制が不備とな
っていた。
あっては、ラックの数が膨大でこれを開閉する鍵も膨大
な数となり、所望する鍵の探索や多数の鍵の管理に困難
が生じていた。また、データセンターでは監視カメラを
用いてラックを設置する部屋内を監視してはいるもの
の、誰がラックを開けたのかをデータとして知る術はな
く、不完全なセキュリティ管理と言わざるを得なかっ
た。さらに、施設、フロア単位、部屋ごとの空調管理・
電源管理は行われているものの、ラック単位での空調管
理・電源管理は、管理の複雑さから行われておらず、機
器にトラブルが発生した場合に即応する体制が不備とな
っていた。
【０００６】そこで本発明の目的は、ラックごとの電源
・温度等の環境管理やセキュリティ管理を確実に集中し
て行うことができるデータセンター用管理装置を提供す
るものである。
・温度等の環境管理やセキュリティ管理を確実に集中し
て行うことができるデータセンター用管理装置を提供す
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータセンター用管理装置は、ネットワー
ク接続されたサーバーを収納し施錠して管理されるラッ
クを複数備えてなるデータセンターにおいて、それぞれ
のラックにはラック扉の施錠・解錠を検出・制御する錠
制御手段と、ラック内の温度を検出・制御する温度セン
サとファン部材を有する温度管理手段と、ラック内の電
源を管理する電源管理手段と、異状を報知する警報手段
とからなる制御監視装置が配置されるとともに、この複
数の制御監視装置を接続し集中してモニターする管理装
置を備えることを特徴とするものである。
め、本発明のデータセンター用管理装置は、ネットワー
ク接続されたサーバーを収納し施錠して管理されるラッ
クを複数備えてなるデータセンターにおいて、それぞれ
のラックにはラック扉の施錠・解錠を検出・制御する錠
制御手段と、ラック内の温度を検出・制御する温度セン
サとファン部材を有する温度管理手段と、ラック内の電
源を管理する電源管理手段と、異状を報知する警報手段
とからなる制御監視装置が配置されるとともに、この複
数の制御監視装置を接続し集中してモニターする管理装
置を備えることを特徴とするものである。
【０００８】また、錠制御手段は、ＩＤカードの利用・
指紋照合等の操作者が特定される操作により解錠するこ
とを特徴とする。
指紋照合等の操作者が特定される操作により解錠するこ
とを特徴とする。
【０００９】また、制御監視装置は、ラック扉の開閉操
作のデータ、この開閉操作者のデータ、開閉操作の時刻
データをログデータとして記録及び／又は出力すること
を特徴とする。
作のデータ、この開閉操作者のデータ、開閉操作の時刻
データをログデータとして記録及び／又は出力すること
を特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１〜図３に基づいて、本発明の
データセンター用管理装置を説明する。図１は、データ
センター用管理装置のシステム構成を表し、データセン
ターのフロアには複数のラックＲ001、Ｒ002、Ｒ003・
・・、Ｒ101、Ｒ102、Ｒ103・・・が設置されており、
ラックＲ001、Ｒ002、Ｒ003・・・の制御監視装置Ｃは
管理装置Ｐ001に、ラックＲ101、Ｒ102、Ｒ103・・・の
制御監視装置Ｃは管理装置Ｐ002に接続し、さらに管理
装置Ｐ001、管理装置Ｐ002・・・は管理サーバーＳに接
続している。
データセンター用管理装置を説明する。図１は、データ
センター用管理装置のシステム構成を表し、データセン
ターのフロアには複数のラックＲ001、Ｒ002、Ｒ003・
・・、Ｒ101、Ｒ102、Ｒ103・・・が設置されており、
ラックＲ001、Ｒ002、Ｒ003・・・の制御監視装置Ｃは
管理装置Ｐ001に、ラックＲ101、Ｒ102、Ｒ103・・・の
制御監視装置Ｃは管理装置Ｐ002に接続し、さらに管理
装置Ｐ001、管理装置Ｐ002・・・は管理サーバーＳに接
続している。
【００１１】図２は、１００台のラックＲ1、Ｒ2・・・
Ｒ100の各制御監視装置Ｃが、シリアルケーブルをバス
接続して管理装置Ｐに接続する構成を示している。管理
装置Ｐは、ＩＤカード等の磁気カードリーダＡを接続
し、かつ内部にデータ保存用のメモリーカードＭを備え
るとともに、管理サーバーＳにＬＡＮ接続している。そ
して、権限
Ｒ100の各制御監視装置Ｃが、シリアルケーブルをバス
接続して管理装置Ｐに接続する構成を示している。管理
装置Ｐは、ＩＤカード等の磁気カードリーダＡを接続
し、かつ内部にデータ保存用のメモリーカードＭを備え
るとともに、管理サーバーＳにＬＡＮ接続している。そ
して、権限
【００１２】制御監視装置Ｃは、図３に示すごとく、制
御基板１に接続する入出力手段として、ラックＲの扉を
開閉する電子錠としてのソレノイド２、扉の開閉状態を
検知するリミットスイッチ３（ソレノイド２とリミット
スイッチ３は錠制御手段を構成する）、ラックＲ内の温
度上昇を防ぐべくラック内の空気の排出やラック内への
空気の導入を行うファンの駆動・停止を制御しかつ監視
するファン監視手段４、ラックＲ内の温度を検知する温
度センサ５（ファン監視手段４と温度センサ５は温度管
理手段を構成する）、ラックＲ内に異状が発生した際に
異状を知らせるラックＲ表面に設置されたＬＥＤ等の警
報灯６、ラックＲの扉を解錠した場合に解錠したラック
Ｒを離れたところからでも識別しやすくするためにラッ
クＲ表面に設置された解錠表示灯７、本制御監視装置Ｃ
が動作していることを表示するラックＲ表面に設置され
た動作表示灯８，ラックＲ内に供給される電源について
電流と電圧を監視する電流監視手段９と電圧監視手段１
０（電流監視手段９と電圧監視手段１０は電源管理手段
を構成する）からの信号を変換する変換器１１、異状を
検知したときにアラームを報じる装置に接続するための
警報出力端子１２を備えている。この警報出力端子１２
には、図２に示すごとく、ＡＬＭ線を直列につなぐこと
で１００台のラックを管理装置Ｐに接続して警報出力を
モニターしている。前記制御基板１には、上述した開閉
駆動、センサ、警報手段等を制御するＣＰＵ１３、本シ
ステムの制御管理用のアプリケーションプログラムが記
録される記憶装置１４、ラックＲ相互を直列につないで
管理装置Ｐに接続するためのコネクタ１５等が備えられ
て入れる。
御基板１に接続する入出力手段として、ラックＲの扉を
開閉する電子錠としてのソレノイド２、扉の開閉状態を
検知するリミットスイッチ３（ソレノイド２とリミット
スイッチ３は錠制御手段を構成する）、ラックＲ内の温
度上昇を防ぐべくラック内の空気の排出やラック内への
空気の導入を行うファンの駆動・停止を制御しかつ監視
するファン監視手段４、ラックＲ内の温度を検知する温
度センサ５（ファン監視手段４と温度センサ５は温度管
理手段を構成する）、ラックＲ内に異状が発生した際に
異状を知らせるラックＲ表面に設置されたＬＥＤ等の警
報灯６、ラックＲの扉を解錠した場合に解錠したラック
Ｒを離れたところからでも識別しやすくするためにラッ
クＲ表面に設置された解錠表示灯７、本制御監視装置Ｃ
が動作していることを表示するラックＲ表面に設置され
た動作表示灯８，ラックＲ内に供給される電源について
電流と電圧を監視する電流監視手段９と電圧監視手段１
０（電流監視手段９と電圧監視手段１０は電源管理手段
を構成する）からの信号を変換する変換器１１、異状を
検知したときにアラームを報じる装置に接続するための
警報出力端子１２を備えている。この警報出力端子１２
には、図２に示すごとく、ＡＬＭ線を直列につなぐこと
で１００台のラックを管理装置Ｐに接続して警報出力を
モニターしている。前記制御基板１には、上述した開閉
駆動、センサ、警報手段等を制御するＣＰＵ１３、本シ
ステムの制御管理用のアプリケーションプログラムが記
録される記憶装置１４、ラックＲ相互を直列につないで
管理装置Ｐに接続するためのコネクタ１５等が備えられ
て入れる。
【００１３】このような構成からなる本発明のデータセ
ンター用管理装置の動作について以下に説明する。ま
ず、ラックＲ内部が正常に動作していると制御監視装置
Ｃが検知している場合には、ラックＲの動作表示灯８が
点灯し、警報灯６及び解錠表示灯７は消灯している。そ
して、特定のラックＲを解錠する場合には、操作担当者
の磁気ＩＤカードを、管理装置Ｐに接続された磁気カー
ドリーダＡに通して照合確認する。管理装置Ｐは、この
ＩＤコードを持つ人物が解錠の権限を有することを、予
め設定されている解錠権限の情報と照合し、権限を有す
ると識別すると、ラックＲの制御監視装置Ｃに対しラッ
クＲの扉を解錠するように、シリアルケーブルを通じて
ラックＩＤと解除信号を出力する。該当するＩＤのラッ
クＲの制御監視装置Ｃは、この解除信号を受けてソレノ
イド２を駆動して解錠してラック扉を開けると、リミッ
トスイッチ３はラック扉が開いていることを検知し、解
錠表示灯７を点灯する。この際、制御監視装置Ｃは、Ｉ
Ｄカード操作により解除信号を受けてラック扉を解錠し
たことのログデータ（日時、解錠担当者名等）をメモリ
ー１６に一時的に記録する。
ンター用管理装置の動作について以下に説明する。ま
ず、ラックＲ内部が正常に動作していると制御監視装置
Ｃが検知している場合には、ラックＲの動作表示灯８が
点灯し、警報灯６及び解錠表示灯７は消灯している。そ
して、特定のラックＲを解錠する場合には、操作担当者
の磁気ＩＤカードを、管理装置Ｐに接続された磁気カー
ドリーダＡに通して照合確認する。管理装置Ｐは、この
ＩＤコードを持つ人物が解錠の権限を有することを、予
め設定されている解錠権限の情報と照合し、権限を有す
ると識別すると、ラックＲの制御監視装置Ｃに対しラッ
クＲの扉を解錠するように、シリアルケーブルを通じて
ラックＩＤと解除信号を出力する。該当するＩＤのラッ
クＲの制御監視装置Ｃは、この解除信号を受けてソレノ
イド２を駆動して解錠してラック扉を開けると、リミッ
トスイッチ３はラック扉が開いていることを検知し、解
錠表示灯７を点灯する。この際、制御監視装置Ｃは、Ｉ
Ｄカード操作により解除信号を受けてラック扉を解錠し
たことのログデータ（日時、解錠担当者名等）をメモリ
ー１６に一時的に記録する。
【００１４】そして、操作担当者がラック扉を閉めると
自動的に施錠されるとともに、リミットスイッチ３はラ
ック扉が閉じたことを検知し、解錠表示灯７を消灯す
る。また、ラック扉が施錠されたことのログデータも、
制御監視装置Ｃのメモリー１６に記録される。このメモ
リー１６に記録されたログデータは、逐次管理装置Ｐに
送られてメモリーカードＭに保存用に記録・管理され
る。
自動的に施錠されるとともに、リミットスイッチ３はラ
ック扉が閉じたことを検知し、解錠表示灯７を消灯す
る。また、ラック扉が施錠されたことのログデータも、
制御監視装置Ｃのメモリー１６に記録される。このメモ
リー１６に記録されたログデータは、逐次管理装置Ｐに
送られてメモリーカードＭに保存用に記録・管理され
る。
【００１５】上述したラック扉の開閉管理以外に制御監
視装置Ｃが制御・管理する動作としては、以下の項目が
ある。 （１）ラックＲ内の温度が上昇しすぎないようにラック
Ｒ内に外部の空気を循環させるファンが動作すべきとき
に停止していることを、ファン監視手段４が検知した場
合、（２）ラックＲ内の温度が設定値よりも上昇したと
温度センサ５が検知した場合、（３）ラックＲ内に供給
される電源について、電流値が設定範囲を超えたと電流
監視手段が検知した場合や、電圧が設定範囲を超えたと
電圧監視手段が検知した場合、（４）解除信号によりソ
レノイド２が解錠していないのにリミットスイッチ３が
ラック扉の開放を検知した場合、これらの異状を各セン
サが検知すると、制御監視装置Ｃは警報灯６を点灯し、
警報出力端子１２に警報信号を出力するとともに、メモ
リー１６にそのログデータを記録する。さらに、電流監
視手段９と電圧監視手段１０からなる電源管理手段によ
り、ラックごとの使用電力量を容易に集計解析すること
ができる。
視装置Ｃが制御・管理する動作としては、以下の項目が
ある。 （１）ラックＲ内の温度が上昇しすぎないようにラック
Ｒ内に外部の空気を循環させるファンが動作すべきとき
に停止していることを、ファン監視手段４が検知した場
合、（２）ラックＲ内の温度が設定値よりも上昇したと
温度センサ５が検知した場合、（３）ラックＲ内に供給
される電源について、電流値が設定範囲を超えたと電流
監視手段が検知した場合や、電圧が設定範囲を超えたと
電圧監視手段が検知した場合、（４）解除信号によりソ
レノイド２が解錠していないのにリミットスイッチ３が
ラック扉の開放を検知した場合、これらの異状を各セン
サが検知すると、制御監視装置Ｃは警報灯６を点灯し、
警報出力端子１２に警報信号を出力するとともに、メモ
リー１６にそのログデータを記録する。さらに、電流監
視手段９と電圧監視手段１０からなる電源管理手段によ
り、ラックごとの使用電力量を容易に集計解析すること
ができる。
【００１６】制御監視装置Ｃからの警報信号を受けた管
理装置Ｐは、どのラックがどのような内容の警報を発し
ているかをそれ自身の表示装置に表示するとともに、そ
のデータをＬＡＮ接続している管理サーバーＳに送る。
管理サーバーＳは、管理装置Ｐからの警報データを受け
て適宜警報表示や警報音を発することで担当者に異状を
報知するものである。
理装置Ｐは、どのラックがどのような内容の警報を発し
ているかをそれ自身の表示装置に表示するとともに、そ
のデータをＬＡＮ接続している管理サーバーＳに送る。
管理サーバーＳは、管理装置Ｐからの警報データを受け
て適宜警報表示や警報音を発することで担当者に異状を
報知するものである。
【００１７】尚、上述した実施例にあっては、ＩＤ確認
用に磁気カードを用いる場合を例にとり説明したが、勿
論これに限定されることなく、非接触ＩＣカードや指紋
照合システム等の操作者が特定される操作により解錠さ
れ、かつこのログデータが出力されるものであればよい
ものである。
用に磁気カードを用いる場合を例にとり説明したが、勿
論これに限定されることなく、非接触ＩＣカードや指紋
照合システム等の操作者が特定される操作により解錠さ
れ、かつこのログデータが出力されるものであればよい
ものである。
【００１８】また、管理装置Ｐと管理サーバーＳ間の通
信については、ＬＡＮ以外にもシリアル通信、電話回線
等適宜な双方向通信手段を用いてよいものである。
信については、ＬＡＮ以外にもシリアル通信、電話回線
等適宜な双方向通信手段を用いてよいものである。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明のデータセ
ンター用管理装置によれば、データセンターにおけるラ
ックごとの電源・温度等の環境管理やセキュリティ管理
を確実に集中して行うことができるものである。また、
ラックごとの使用電力量も容易に集計解析することがで
きる。
ンター用管理装置によれば、データセンターにおけるラ
ックごとの電源・温度等の環境管理やセキュリティ管理
を確実に集中して行うことができるものである。また、
ラックごとの使用電力量も容易に集計解析することがで
きる。
【００２０】また、錠制御手段がＩＤカードの利用・指
紋照合等の操作者が特定される操作により解錠すること
で、多数の鍵を必要とすることなく解錠を一元管理する
ことができ、優れたセキュリティ管理を行えるものであ
る。
紋照合等の操作者が特定される操作により解錠すること
で、多数の鍵を必要とすることなく解錠を一元管理する
ことができ、優れたセキュリティ管理を行えるものであ
る。
【００２１】また、制御監視装置は、ラック扉の開閉操
作のデータ、この開閉操作者のデータ、開閉操作の時刻
データをログデータとして記録及び／又は出力すること
で、セキュリティ上重要な解錠に関する日時、解錠操作
者名等のログデータを確実に記録・管理することが可能
となる。
作のデータ、この開閉操作者のデータ、開閉操作の時刻
データをログデータとして記録及び／又は出力すること
で、セキュリティ上重要な解錠に関する日時、解錠操作
者名等のログデータを確実に記録・管理することが可能
となる。
【図１】本発明のデータセンター用管理装置のシステム
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図２】本発明のデータセンター用管理装置のシステム
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図３】本発明のデータセンター用管理装置の制御監視
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
Ｒ ラック Ｐ 管理装置 Ｓ 管理サーバー Ｃ 制御監視装置 Ａ 磁気カードリーダ Ｍ メモリーカード １ 制御基板 ２ ソレノイド ３ リミットスイッチ ４ ファン監視手段 ５ 温度センサ ６ 警報灯 ７ 解錠表示灯 ８ 動作表示灯 ９ 電流監視手段 １０ 電圧監視手段 １１ 変換器 １２ 警報出力端子 １３ ＣＰＵ １４ 記憶装置 １５ コネクタ １６ メモリー
フロントページの続き (72)発明者 的場 裕宗 宮城県亘理郡亘理町舘南51 株式会社中央 製作所内 Ｆターム(参考） 5C087 AA23 AA32 BB10 BB12 BB46 BB48 BB74 CC52 DD08 DD43 EE07 FF01 FF04 FF08 FF19 FF25 GG08 GG10 GG18 GG21 GG23 GG30 GG73
Claims (3)
- 【請求項１】 ネットワーク接続されたサーバーを収納
し施錠して管理されるラックを複数備えてなるデータセ
ンターにおいて、それぞれのラックにはラック扉の施錠
・解錠を検出・制御する錠制御手段と、ラック内の温度
を検出・制御する温度センサとファン部材を有する温度
管理手段と、ラック内の電源を管理する電源管理手段
と、異状を報知する警報手段とからなる制御監視装置が
配置されるとともに、この複数の制御監視装置を接続し
集中してモニターする管理装置を備えることを特徴とす
るデータセンター用管理装置。 - 【請求項２】 錠制御手段は、ＩＤカードの利用・指紋
照合等の操作者が特定される操作により解錠することを
特徴とする請求項１記載のデータセンター用管理装置。 - 【請求項３】 制御監視装置は、ラック扉の開閉操作の
データ、この開閉操作者のデータ、開閉操作の時刻デー
タをログデータとして記録及び／又は出力することを特
徴とする請求項１記載のデータセンター用管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123760A JP2002319082A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | データセンター用管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123760A JP2002319082A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | データセンター用管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002319082A true JP2002319082A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18973256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001123760A Pending JP2002319082A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | データセンター用管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002319082A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005006190A1 (ja) * | 2003-07-11 | 2005-01-20 | Fujitsu Limited | ラック管理システム，管理端末，構成記録装置およびラック装置 |
| JP2009164968A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Nomura Research Institute Ltd | 移動端末および端末機能制御プログラム |
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