JP2002316129A - 生ごみの処理システム及びその処理方法 - Google Patents

生ごみの処理システム及びその処理方法

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JP2002316129A JP2001121935A JP2001121935A JP2002316129A JP 2002316129 A JP2002316129 A JP 2002316129A JP 2001121935 A JP2001121935 A JP 2001121935A JP 2001121935 A JP2001121935 A JP 2001121935A JP 2002316129 A JP2002316129 A JP 2002316129A
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な処理設備で毎日排出される多量の生ご
みを受け入れて確実に処理させ、焼却設備に関連する経
費を大幅に削減させ得るとともに、生ごみを効果的に肥
料化させ得る生ごみの処理システム及びその処理方法を
提供することである。 【構成】 室内を外気と遮断させるように密閉させた発
酵舎10内に生ごみが投入される発酵槽12を設置させ
る。発酵槽12内の生ごみを攪拌する攪拌手段(38)
と、生ごみの好気性発酵を促進させる空気供給管20
と、外気取り込み用の通気手段と、発酵舎10の室内空
気を吸引して外部に排出させる吸引手段24と、発酵舎
10内空気の脱臭手段(26)と、を備え、空気供給管
20に接続され、かつ発酵舎10内に設置されて発酵舎
内の空気を発酵槽12内の生ごみに向けて還気させる空
気ブロワ23と、を有する。空気ブロワによる発酵舎内
の空気の還流と外気取り込みにより好適な発酵条件を生
成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活ごみや業務用
ごみの中で焼却処分場において主に焼却処分されている
生ごみの処理システム及びその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭やレストラン、料亭、ホテ
ル等の飲食物提供を行なう事業体、学校その他の事業所
から排出される生活ごみ等の多くは自治体により指定さ
れた方法で数種類に分別収集されてそれぞれ処分される
ようになっている。中でも生野菜、果実、肉類その他の
生ごみ等は焼却処分場において可燃物として他の可燃ご
みと一緒に焼却処分されているのが大半である。これら
生活ごみ等は自治体が運営するか民間の回収業者に委託
されて専用のごみ収集車で回収されており、生活ごみの
増加に伴い生ごみ等の焼却量も年々増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのごみの焼却処
分は各自治体等が保有する焼却処分場で処理されるが、
近時のダイオキシンその他の有毒ガス発生の抑制の点か
ら、法規制をクリヤする能力の焼却処理施設建設につい
ては、例えば、1日のごみ処理で1トン当りについて1
億円の設備費が必要となる試算確認が行なわれ、首都圏
では1日1000トンの処理必要のごみが排出されてい
る状態である。また、処理施設の運営人件費などを含め
ると各自治体ごとではあるが国民の血税が大幅にこれら
に費消されている点から、特に、生ごみの処理量の削減
が国民共通の課題となっている。特に、人口密度の高い
都市圏においては悪臭の問題もあり、市街地から遠隔の
山の中などに焼却施設を設けており、ごみの運搬、搬入
に要する運搬コストも高いものとなっている。さらに、
焼却時の燃焼ガスによる地球温暖化、温室化現象に対す
る懸念が深刻であり環境問題の面からもごみ処理の有効
な解決手段が求められている。
【0004】これに対し、生ごみを資源として再利用す
ることにより少しでもごみ量を減少させる努力もなされ
ており、例えば、生ごみを発酵熟成させて堆肥化し有機
肥料として使用する方法が一般に知られている。しかし
ながら、家庭での小規模なコンポスト化では大量処理が
困難である。また、24時間常時加熱ヒータを運転させ
て温度管理し微生物分解手法などを用いた生ごみ処理機
が市場提供されているが、これらの生ごみ処理機では製
品コストが高額なうえに加熱用の電力料金が極めて高
く、事業所の利益採算を確保できず、現実には実用に供
し得ないものであった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その一つの目的は、簡単な処理設備で毎
日排出される多量の生ごみを受け入れて確実に処理さ
せ、焼却処分する生ごみの量を大幅に減少させて設備、
人件コスト等の焼却設備に関連する経費を大幅に削減さ
せ得るとともに、生ごみを効果的に肥料化させて再資源
として有効利用させ得る生ごみの処理システム及びその
処理方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、室内を外気と遮断させるように密閉さ
せた発酵舎10と、発酵舎10内に設置され生ごみが投
入される発酵槽12と、発酵槽12内の生ごみを攪拌す
る攪拌手段(38)と、発酵槽12内に酸素供給を行な
って生ごみの好気性発酵を促進させる空気供給管20
と、発酵舎10に設けられた外気取り込み用の通気手段
と、発酵舎10の室内空気を吸引して発酵舎10の外部
に排出させる吸引手段24と、吸引手段24により排気
された発酵舎10内空気の脱臭手段(26)と、を備
え、空気供給管20に接続され、かつ発酵舎10内に設
置されて発酵舎内の空気を発酵槽12内の生ごみに向け
て還気させる空気ブロワ23と、を有し、常時発酵舎1
0内を負圧に保持させつつ生ごみの発酵を促進させるこ
とを特徴とする生ごみの処理システムから構成される。
【0007】また、発酵舎10が光を透過する壁部材に
より構築されたこととしてもよい。
【0008】また、発酵舎10の近傍には発酵槽12内
に投入される前の生ごみから出る汚水を集める汚水槽8
0が設置され、汚水槽80から発酵舎10内に汚水を導
入させる汚水配管81と、汚水配管に接続され汚水を発
酵槽内に投入された生ごみに散布させる散布手段(7
8)と、が設けられたこととしてもよい。
【0009】また、散布手段(78)は、汚水配管81
に接続され発酵舎10内に配置された汚水取出口36を
含むこととしてもよい。
【0010】また、本発明の生ごみの処理方法は、外気
と遮断させるように密閉させた発酵舎10内に予め種菌
を着床させた発酵堆肥を充填させた発酵槽12を設置
し、回収された生ごみと水分調整材を発酵堆肥に対する
所要の体積比で発酵槽12内に均等に面状に散布する工
程と、発酵舎10内の空気を生ごみが投入された発酵槽
12内に還気して酸素供給を行ないつつ生ごみの好気性
発酵を促進させる工程と、発酵舎10の室内空気を吸引
排出しつつ発酵舎10に設けた通気手段を介して発酵舎
10内に外気を取り込みながら換気させる工程と、発酵
槽12内に投入された生ごみを攪拌する工程と、を備え
て構成される。
【0011】その場合、発酵槽12内に投入される前の
生ごみから出る汚水を汚水槽80内に捕集させ、汚水槽
内の汚水を発酵槽12内に投入された生ごみに対して散
布する工程を含むこととしてもよい。
【0012】また、発酵舎10から吸引排出された室内
空気を脱臭槽66に通して脱臭させる工程を含むことと
してもよい。
【0013】さらに、発酵舎10を光を透過する壁部材
により構築させてなることとしてもよい。
【0014】また、生ごみに対して水分調整材を体積比
2:1の割合で投入させることとしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態に係る生ごみの処理システムについて、
生ごみの処理方法も併せて説明する。図1ないし図8
は、本発明の生ごみの処理システムについて説明してお
り、この生ごみの処理システムは、例えば、日々排出さ
れる数百トンないし数千トンの大量の生ごみを含む有機
ごみを受け入れて分解処理し、同時にそれらを植物の肥
料や土壌改良用の補助材などに用いられる堆肥を製造さ
せる生ごみの大量処理システムであり、例えば、図1に
おいて、この生ごみの処理システムは、例えば、平面視
の短辺長さが10メートルでその長辺長さが100メー
トル以上程度の大型の構築物としての発酵舎10とこの
発酵舎内に設けられ、生ごみRが投入される発酵槽12
とを備えている。そして、これらの発酵舎は図8に示す
ように、例えば、生ごみ処理用の敷地区画内に4個並列
に配置し1日で、例えば、200トン程度の生ごみを受
け入れて処理することが可能なように構成されている。
【0016】この発酵舎10は室内を外気と遮断させる
ように密閉させて構築された構造体からなり、例えば、
高強度の強化プラスチックを組付けてその周壁14及び
屋根部16を形成させ短辺側の壁14bには回収された
生ごみの搬入口15ならびに図示しない搬出口が互いに
対向する壁に設けられている。
【0017】この実施形態において、発酵舎10を構築
する壁部材は光を透過するプラスチック板材によって形
成されており、太陽光を直接に発酵槽12内の生ごみに
照射させて特に冬場の冷温期においても過度に発酵舎内
の室温が低下して発酵促進を抑制しないようにしてい
る。
【0018】この発酵舎10は図示しない鉄骨などの骨
組み部材を柱や壁、或は天井などに施して組み立ててお
り、これに強化プラスチックを組付けて台風などの強風
下にあっても簡単に倒壊しないような強固な構築物とし
て形成されている。
【0019】図2において、生ごみの処理システムは、
さらに、発酵槽12内の生ごみを攪拌する攪拌手段(3
8)と、発酵槽12内に投入される生ごみに対して酸素
供給を行う空気供給管20と、発酵舎10に設けられた
外気取り込み用の通気手段としての通気孔22と、発酵
舎10の室内空気を吸引排出させる吸引手段24と、吸
引手段によって排気された発酵舎10内の空気の脱臭手
段26と、発酵舎10の室内空気を発酵槽内の生ごみに
還気させる空気ブロワ23を備えている。
【0020】図2ないし図4に示すように、発酵舎10
の密閉された室内には、発酵舎10の長辺長さよりもや
や短い長さで中間に生ごみの投入空隙としての投入部を
形成させ対向して平行に地面から立設して設けられた2
個の長側壁を有し、かつ、その対向幅間隔が長側壁の長
さに対比して短い、平面視長四角状の発酵槽12が設置
されている。すなわち、例えば短側壁が10メートル弱
で、長側壁が135メートル程度の大きさで発酵槽12
が形成されている。この発酵槽12は底部壁28と両長
側壁30と対向する短辺壁側を開放させた構造であり、
単に発酵舎10の長辺側に沿った対向長壁のみの構成か
らなっている。そして、この発酵槽12の両側壁30の
上端にはレール32が直線状にそれぞれ長手方向に固定
されている。
【0021】図1ないし図3に示すように、発酵舎10
の長辺壁14aの下部側には外気取り込み用の複数の通
気孔22が穿孔されており、外気が自由に出入りできる
ようになっている。なお、通気手段としては、このよう
に発酵舎に通気孔22を形成する場合に限らず、例えば
発酵舎10の建て付けを故意に粗くして外気が導入され
やすいような透き間を形成し、これを通じて外気導入を
行なうようにしてもよい。通気孔22は1個でも良い
し、また、2個、3個、あるいはそれ以上の任意の複数
個設定してもよい。
【0022】図3において、発酵槽12の底壁には発酵
舎10の長手方向に沿って複数の長溝33が形成されて
おり、この長溝33内に空気供給管20が埋め込み状に
併設されて複数配置されている。この空気供給管20
は、例えば、長尺管からなるステンレスパイプの壁に複
数の噴射孔を形成させて構成されている。また、図2、
3に示すように発酵舎10内であって発酵槽12の近傍
には空気ブロワ23が設置されており、この空気ブロワ
23と空気供給管20が接続されている。これによっ
て、空気ブロワ23は発酵舎10内の空気を発酵槽12
内に投入された生ごみ内に向けて直接に当てながら通気
手段を介して換気された酸素を含む空気を供給するよう
になっている。これによって、生ごみを好気性発酵させ
て急速に分解させる。また、エアレーション用の空気を
発酵舎内の空気から取り込むようにしているので、外気
を直接に取り込んで発酵条件を悪化させるような影響が
少なくなり、安定した発酵菌の活性状態を保持し得る。
【0023】図3ないし図6に示すように、発酵槽12
の両長側壁30の上端にはそのレール32に乗架して全
体が図4のレールの長手方向に移動するように攪拌装置
38が設置されている。攪拌装置38は、発酵槽の生ご
み投入部に投入された生ごみを攪拌して下部に堆積した
生ごみ等を切替し攪拌して生ごみに対する酸素供給の均
等化と、発酵による加熱された生ごみの偏在を防止して
発酵の分布を均一に行なわせる攪拌手段であり、実施形
態において、発酵槽12の両側壁30にまたがるように
その幅長さにわたって長く設けられた機枠40と、機枠
40の一端側に設置された駆動モータ42と、機枠40
において発酵槽12の幅方向に適宜の間隔を置いて架設
され、回転自在に設けれた複数の攪拌羽根44を配置さ
せた羽根軸46と、を備えている。そして、機枠40に
支持された転動輪48をレール32上に転動自在に乗架
させると共に、駆動モータ42とこれらのうちの1個の
転動輪48をチェーン連結させ、羽根軸46と駆動モー
タ42のスプロケットともチェーン50によって連結さ
せ、これによって攪拌羽根44をパドル状に回転駆動さ
せながら攪拌装置38をレール32に沿って移動させつ
つ発酵槽12内の生ごみを攪拌させる。
【0024】さらに、図1、図3、図4に示すように、
発酵舎10の室内であって長手方向に沿うように2個の
吸引管54が天井側に支持された吊支具56によって吊
支されており、これらの吸引管54の複数箇所には所要
の間隙を置いて空気の吸引孔58が設けられている。そ
して、発酵舎10の長辺壁14aの4箇所に穿孔した壁
孔に蛇腹管などからなる排出パイプ60が貫通して設け
られ、該排出パイプ60の一端が吸引管54に連通接続
されている。これらの排出パイプ60の他端側は外気側
に延長されて吸引ファン62が接続されている。実施形
態において、吸引手段24は、これらの吸引管54と、
排出パイプ60と、吸引ファン62を含む。
【0025】さらに、この吸引ファン62には脱臭手段
としての脱臭装置26に接続されており、発酵舎10内
の臭気を含む空気を脱臭槽66内に送り込んで所要の脱
臭処理を行わせ、法規制の基準値以下に脱臭処理された
空気のみを外部に排出させるようになっている。
【0026】図7は、脱臭装置26を示しており、図に
おいて、脱臭装置26は、ステンレスを中空円筒形状に
形成し内部を外気と密閉状に閉鎖した脱臭槽66が設置
され、その中空内部を複数の層に区分するように互いに
間隙を置いて多段に金属網68を配置させ、各金属網6
8上にピートモス等の微生物脱臭材を載設充填させると
共に、各ピートモス層69の上面に間欠散水用のスプリ
ンクラ70を配置させた構成である。脱臭槽66の内部
の上端壁には上方に突出させて排気管72が設けられて
おり、その上端の排出口から脱臭後の空気を外部に排出
させる。例えば、図7の発酵舎10内から吸引させ排出
パイプ60から排出された臭気を含む空気が各ピートモ
ス層69を通過する間にアンモニアやメチルメルカプタ
ン、硫化メチル、硫化水素等の悪臭成分を脱臭処理しつ
つ上層側に上昇して排気管72の排出口から排出される
ときには、例えば、アンモニアと水蒸気と炭酸ガス等の
無害ガスで、さらに法規制の基準値を満たした空気のみ
が排出されるようになっている。なお、図中、71は排
気の液化貯水部、74はドレン管である。図1、図8に
示すように、実施形態において脱臭装置26は、1つの
発酵舎10に対してそれぞれ4個づつそれらの長辺壁に
各2個づつ離隔して設けられており、大型の発酵舎内の
換気を十分に行なえるようになっている。脱臭装置26
の各発酵舎に対する取り付け位置や個数は任意に設定し
てもよい。
【0027】ここで、吸引ファン62による排風量は発
酵舎10内の空気を負圧にし得るに十分な排風量となる
ように設定され、常に発酵舎10の内部が外気に対して
負圧となるように設定されている。これによって、発酵
舎内の空気を空気ブロワ23及び空気供給管20によっ
て好気性発酵用の空気として発酵槽12内の生ごみに対
して供給還流させる一方、発酵舎10の通気孔22から
外気を常時取り込んで発酵舎10内を常時新鮮外気を取
り込んだ状態として換気させ、生ごみの好気性発酵によ
る発酵舎10の室内の高い蒸気成分による高温多湿を抑
制して好気性菌の発酵し易い条件の保持と、外気を用い
た供給酸素量の十分な確保と、を行なう。
【0028】さらに、この実施形態において、図8に示
すように、それぞれの発酵舎10の近傍には3個の汚水
槽80がそれぞれ異物除去場に82に近接して設置され
ている。異物除去場82は、家庭や事業所から回収され
た生ごみを広げて仮置きし、ガラス、プラスチック、金
属器具その他の生ごみ以外の異物を除去する生ごみの仮
置き場所であり、ある程度の時間の仮置き後に生ごみか
ら液体が滲出して汚水として外部に排出される。実施形
態では異物除去場82にそれぞれ案内流路86を連通さ
せており、これによって、自動的に汚水が汚水槽80内
に流下するようになっている。さらに、汚水槽80内と
発酵舎10には汚水配管81が例えば地中に埋設されて
敷設され、ポンプ88を介して汚水槽80内の汚水を発
酵舎10に向けて圧送可能となっている。そして、図
2、3において、この汚水配管81は、発酵舎内の天井
部に固定配置した支持柱76に支持されて発酵舎10の
長手方向に長く吊支された散布管78に連通接続されて
いる。これによって汚水を散布管78内に圧送させ、そ
の散布孔から下方の発酵槽12内の生ごみに向けて汚水
を散布させるようになっている。ここにおいて、発酵槽
12内で生ごみを好気性発酵させると共にそれによって
生じる臭い成分を有する空気は脱臭手段により脱臭後に
大気に放出させ、さらに処理施設内に搬入された生ごみ
から排出される汚水は、新たに日々投入される生ごみの
上から振りかけて発酵菌の発酵を促進させ、臭い成分ガ
スや液体などを外部に一切排出させないようにしてい
る。なお、図8の敷地図において、84は任意の緑地帯
である。
【0029】次に、実施形態に係る生ごみの処理システ
ムの作用について説明するが、その作用の説明と共に本
発明の生ごみの処理方法について同時に説明する。この
生ごみの処理システムにおいて、まず発酵槽12内には
予め放線菌等の種菌を着床させて発酵分解させた発酵堆
肥を、例えば、発酵槽の容積比で70パーセント程度ま
でに充填しておく。そして、その発酵槽12内の発酵堆
肥の上から生ごみと水分調整材とを面状に均等に散布さ
せる。
【0030】生ごみは一般に80パーセントないし90
パーセントの含水率で水分を保持しており、この水分調
整が発酵槽12内での発酵効率を大きく決定付ける要因
の1つとなる。即ち、生ごみ2に対して水分調整材を1
の割合でそれぞれ発酵槽内の発酵堆肥上に面状に均等に
散布させる。
【0031】水分調整材は、例えば、バークやぬかや木
くず、のこくず、その他の低含水率の分解性有機物が用
いられ、それぞれ含水率が10パーセント程度のものが
有利に用いられる。したがって、これらの水分調整材と
生ごみとを2対1程度の割合で投入すると全体として生
ごみ自体の含水率が60パーセント程度に調整される。
【0032】そして、発酵槽12内に設けた空気供給管
20から発酵堆肥に直接給気、即ち酸素供給を行いつつ
攪拌装置38によって、例えば、1日に数回程度の混合
攪拌作用を行わせると、適度の切り返しによって前日ま
でに蓄積された発酵堆肥と当日に投入される生ごみ等と
の混合を行いながら空気供給管20による酸素供給と発
酵舎10の室内側における通気孔22を介して取り込ま
れた外気を生ごみの表面側からも酸素供給させることと
なり、良好な生ごみの発酵条件を保持して確実に有機物
を発酵させる。
【0033】この際、空気ブロワ23を発酵舎10内に
設置し、空気ブロワ23の吸引元が発酵舎内の空気であ
るようにし、この空気ブロワ23と空気供給管20とを
連通接続させているので発酵舎内の空気を室内還流手段
としての空気ブロワ23および空気供給管20によって
直接に発酵層内の生ごみに向けて酸素供給を行いながら
還気する。
【0034】さらに、この際、吸引手段24による吸引
作用によって発酵舎10内の圧力を常時負圧に維持させ
ることにより発酵舎10に設けた通気孔22を介して新
鮮な外気を発酵舎10内に取り込んで換気させた状態と
しているので、発酵舎10内の高温多湿状態を抑制して
新鮮な酸素供給と共に、ある程度の乾燥状態で発酵条件
に適した雰囲気を保持させるようにしている。
【0035】即ち、好気性発酵による発酵温度は、例え
ば、堆肥化されつつある生ごみの内部では70℃程度に
上昇し、かつこの発酵熱により多量の水蒸気がガス化し
て発酵舎内に充満し発酵舎室内は高温多湿となって、発
酵菌にとってはむしろ発酵を阻害させる条件を生じさせ
る。
【0036】この点、本発明の生ごみの処理システムで
は、前述のように発酵舎内を負圧にさせながら常時新鮮
な外気を通気手段としての通気孔22から取り込んでい
るので、そのような高温多湿状態を是正させ、発酵菌の
好適な発酵条件を適正に維持させるものである。特に、
この実施形態では、発酵舎10を構成する壁部材が透光
性の素材から構築されているので、例えば、冬場などに
日照の少ない時期においても常時発酵舎室内を温暖な状
態に保持し、必要に応じて外気を取り込んで換気による
発酵条件維持を行い易いものにしている。例えば、夏場
の時期などの過度の日照条件下では、例えば、屋根面な
どに寒冷紗等を付設させるだけで過度の高温状態を補正
させることができる。
【0037】次に、図9に基づいて、本発明の第2の実
施形態について説明するが、前記した第1実施形態と同
一部材には同一の符号を付しその詳細な説明は省略す
る。この第2実施形態の生ごみの処理システムにおいて
図9に示す部位以外は先の第1実施形態と同一構成とな
っている。この実施形態では、通気手段として通気孔が
発酵舎に穿孔された形態で設けられておらず、単に吸引
ファン62の負圧吸引力により発酵舎内から空気を吸引
することにより強制的に発酵舎10の構造体の隙間など
から外気を発酵舎内に導入させるようにしている。
【0038】一方、発酵舎内に散布管78は設けられて
おらず、単に汚水配管81に接続させて発酵舎内の発酵
槽12の近傍に立上がり管34を立ち上げ、この立上が
り管34に開閉コック付きの蛇口などからなる汚水取出
口36を設けている。そして、汚水の散布については必
要に応じて蛇口にホースを接続して直接に生ごみの上か
ら放水したり、あるいは、柄杓などを用いて作業者が手
作業で散布を行うようになっている。この第2実施形態
のような極めて簡単な構造によっても第1実施形態と同
様の発酵舎内の負圧吸引による外気導入入れ替え、新鮮
な酸素確保、良好な温度湿度条件の維持、室内空気の還
流による生ごみに対する酸素供給を行える。
【0039】以上説明したように、本発明の生ごみの処
理システム及び処理方法によれば、室内を密閉させた発
酵舎10内に生ごみ投入用の発酵槽12と、攪拌手段
(38)と、空気供給管20と、通気手段と、吸引手段
24と、脱臭手段26と、空気ブロワ23と、を備え
て、常時発酵舎室内を負圧状態に維持させながら空気取
り込みを行うようにして、生ごみ発酵を促進させるよう
にしているので、簡単な構造でかつ大量の生ごみを日々
受け入れて処理することが可能である。例えば、図10
に示すように本発明と従来方法との比較値を表で示す
と、従来では1トン当りの生ごみ処理に対して1億円の
焼却設備コストを必要とするのに対して、本願発明では
1トンの処理に対して220万円の設備費が算定され
る。
【0040】また、市販のごみ処理機について従来では
1日に2トンの処理に対して電気料金が1万円を要する
のに対し、本願発明では1日の処理に対して発酵槽の容
積にもよるが実施形態の例では1つの発酵槽について3
6トンの処理が可能である。これに要する電気料は2千
円のコストで済むことが確認されている。一方、設置面
積について言えば、本願発明については例えば36トン
の処理量について1350平方メートルを必要とするの
に対し、市販の処理機では2トンの処理能力のものにつ
いて約30平方メートルの広さが必要である。本願のシ
ステムでは2トンの処理量あたりで換算すると75平方
メートルであり、本願のシステムが従来の処理機などに
比較して極めてコストパフォーマンスが高いことが理解
される。また、前述のように一切の臭気を含むガス及び
液体を外部に排出しないこととしているので、例えば、
海岸線に分布する都市圏の港湾の埋立て地などにこのよ
うな処理施設を設置させ、多少の地盤の変動などによっ
てもその機能を損なわれることの無いこのような処理施
設を安価に設置し、埋立地での埋立て施設などの極めて
有効なる利用を促進させることが可能である。
【0041】なお、本発明の生ごみの処理システム及び
その処理方法は、上記した実施の形態にのみ限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を
逸脱しない範囲において任意の改変を行っても良いもの
である。
【0042】例えば、発酵舎や発酵槽の大きさは任意の
大きさ、或は容積のものとしてもよいし、脱臭槽もより
多くの台数を設置させてその脱臭効率を向上させるよう
にしてもよい。また、生ごみに対する水分調整材の配合
投入割合は、例えば、1対1ないし2対1のようにある
程度の量的な幅を持ったものとして設定される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生ごみの
処理システムによれば、室内を外気と遮断させるように
密閉させた発酵舎と、発酵舎内に設置され生ごみが投入
される発酵槽と、発酵槽内の生ごみを攪拌する攪拌手段
と、発酵槽内に酸素供給を行なって生ごみの好気性発酵
を促進させる空気供給管と、発酵舎に設けられた外気取
り込み用の通気手段と、発酵舎の室内空気を吸引して発
酵舎の外部に排出させる吸引手段と、吸引手段により排
気された発酵舎内空気の脱臭手段と、を備え、空気供給
管に接続され、かつ発酵舎内に設置されて発酵舎内の空
気を発酵槽内の生ごみに向けて還気させる空気ブロワ
と、を有し、常時発酵舎内を負圧に保持させつつ生ごみ
の発酵を促進させることを特徴とする構成であるから、
極めて簡単な設備構成で日々排出される多量の生ごみを
確実に受け入れこれを処理させることができる。特に、
密閉させた発酵舎内に発酵槽を設置してこの内部で生ご
みを発酵させ、発酵舎内の空気を還流させながら生ごみ
に対して酸素供給を行い、発酵条件を外気取り込みによ
って整えると同時に臭いを外部に排出させないようにし
ているので、周辺の住民とのトラブルも生じさせること
無く確実に生ごみの大量処理を実現させることが可能で
ある。
【0044】また、発酵舎が光を透過する壁部材により
構築されていることにより、特に、冬場の日照が少ない
ような場合でも発酵舎内の室温を高く設定して必要に応
じてこれを低減させるような調整が可能であり、発酵条
件の設定のための特別な設備を配備させることなく低コ
ストで生ごみの発酵処理システムを構築させることがで
きる。
【0045】また、発酵舎の近傍には発酵槽内に投入さ
れる前の生ごみから出る汚水を集める汚水槽が設置さ
れ、汚水槽から発酵舎内に汚水を導入させる汚水配管
と、汚水配管に接続され汚水を発酵槽内に投入された生
ごみに散布させる散布手段と、が設けられた構成とする
ことにより、臭い成分を含む液体を外部に再排出させな
いようにさせつつ、かつ同時に好気性発酵菌の発酵条件
を好適に維持させ、生ごみの処理システムの実効化を達
成することが可能である。
【0046】また、散布手段は、汚水配管に接続され発
酵舎内に配置された汚水取出口を含む構成であるから、
簡単な構成で設備コストを安価に維持できる。
【0047】また、本発明の生ごみの処理方法によれ
ば、外気と遮断させるように密閉させた発酵舎内に予め
種菌を着床させた発酵堆肥を充填させた発酵槽を設置
し、回収された生ごみと水分調整材を発酵堆肥に対する
所要の体積比で発酵槽内に均等に面状に散布する工程
と、発酵舎内の空気を生ごみが投入された発酵槽内に還
気して酸素供給を行ないつつ生ごみの好気性発酵を促進
させる工程と、発酵舎の室内空気を吸引排出しつつ発酵
舎に設けた通気手段を介して発酵舎内に外気を取り込み
ながら換気させる工程と、発酵槽内に投入された生ごみ
を攪拌する工程と、を備えているので、大量の毎日排出
させる生ごみを確実に処理し、かつこれを受け入れるこ
とができる。
【0048】また、上記の生ごみ処理方法において、発
酵槽内に投入される前の生ごみから出る汚水を汚水槽内
に捕集させ、汚水槽内の汚水を発酵槽内に投入された生
ごみに対して散布する工程を含むことにより、生ごみか
ら出る汚水を外部に排出させないようにすると共にこれ
を好気性菌の発酵条件促進に再利用し得る。
【0049】また、生ごみの処理方法において、発酵舎
から吸引排出された室内空気を脱臭槽に通して脱臭させ
る工程を含むことにより、臭い成分を含む気体を外部に
排出させることがないので、周辺住民とのトラブルも少
なく、比較的市街地などに近い場所においてもその処理
を行うことができる。
【0050】また、生ごみの処理方法であって、発酵舎
を光を透過する壁部材により構築させることにより、特
に、冬場の日照が少ないような場合でも発酵舎内の室温
を高く設定して必要に応じてこれを低減させるような調
整が可能であり、発酵条件の設定のための特別な設備を
配備させることなく低コストで生ごみの発酵処理を行な
える。
【0051】また、生ごみの処理方法において、生ごみ
に対して水分調整材を体積比2:1の割合で投入させる
ことにより、生ごみの発酵条件を維持させる水分調整を
簡単に行え、かつ低廉なコストでその肥料化をさせて、
例えば、生ごみの専門処理業としての事業化を具現化し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理システムの1つの発酵舎の
一部を切り欠いた全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態の処理システムの発酵舎
の概略縦断面説明図である。
【図3】図2のより詳細な細部をあらわした発酵舎の縦
断面説明図である。
【図4】図1の実施形態の発酵舎の長手方向縦断面説明
図である。
【図5】攪拌装置を示す一部省略拡大側面説明図であ
る。
【図6】図3のA−A線一部省略拡大断面説明図であ
る。
【図7】脱臭装置の概略構成説明図である。
【図8】本発明の生ごみの処理システムの発酵舎を複数
併設させて示した敷地全体の平面説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の処理システムの詳細
な細部をあらわした発酵舎の縦断面説明図である。
【図10】本願発明の生ごみの処理システムと従来方法
との比較値の表を表にあらわした図である。
【符号の説明】
10 発酵舎 12 発酵槽 20 空気供給管 22 通気孔 24 吸引手段 26 脱臭装置 32 レール 38 攪拌装置 54 吸引管 60 排出パイプ 62 吸引ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA03 BA04 CA15 CA19 CA48 CB02 CB28 CC02 CC08 DA01 DA02 DA06 DA07 DA09 4G036 AC52 4H061 AA02 AA03 CC47 CC55 EE03 EE66 FF06 GG14 GG43 GG49 GG67 GG70 LL25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を外気と遮断させるように密閉させ
    た発酵舎と、 発酵舎内に設置され生ごみが投入される発酵槽と、 発酵槽内の生ごみを攪拌する攪拌手段と、 発酵槽内に酸素供給を行なって生ごみの好気性発酵を促
    進させる空気供給管と、 発酵舎に設けられた外気取り込み用の通気手段と、 発酵舎の室内空気を吸引して発酵舎の外部に排出させる
    吸引手段と、 吸引手段により排気された発酵舎内空気の脱臭手段と、
    を備え、 空気供給管に接続され、かつ発酵舎内に設置されて発酵
    舎内の空気を発酵槽内の生ごみに向けて還気させる空気
    ブロワと、を有し、 常時発酵舎内を負圧に保持させつつ生ごみの発酵を促進
    させることを特徴とする生ごみの処理システム。
  2. 【請求項2】 発酵舎が光を透過する壁部材により構築
    された請求項1記載の生ごみの処理システム。
  3. 【請求項3】 発酵舎の近傍には発酵槽内に投入される
    前の生ごみから出る汚水を集める汚水槽が設置され、 汚水槽から発酵舎内に汚水を導入させる汚水配管と、 汚水配管に接続され汚水を発酵槽内に投入された生ごみ
    に散布させる散布手段と、が設けられた請求項1または
    2記載の生ごみの処理システム。
  4. 【請求項4】 散布手段は、汚水配管に接続され発酵舎
    内に配置された汚水取出口を含む請求項3記載の生ごみ
    の処理システム。
  5. 【請求項5】 外気と遮断させるように密閉させた発酵
    舎内に予め種菌を着床させた発酵堆肥を充填させた発酵
    槽を設置し、 回収された生ごみと水分調整材を発酵堆肥に対する所要
    の体積比で発酵槽内に均等に面状に散布する工程と、 発酵舎内の空気を生ごみが投入された発酵槽内に還気し
    て酸素供給を行ないつつ生ごみの好気性発酵を促進させ
    る工程と、 発酵舎の室内空気を吸引排出しつつ発酵舎に設けた通気
    手段を介して発酵舎内に外気を取り込みながら換気させ
    る工程と、 発酵槽内に投入された生ごみを攪拌する工程と、 を備えたことを特徴とする生ごみの処理方法。
  6. 【請求項6】 発酵槽内に投入される前の生ごみから出
    る汚水を汚水槽内に捕集させ、 汚水槽内の汚水を発酵槽内に投入された生ごみに対して
    散布する工程を含む請求項4記載の生ごみの処理方法。
  7. 【請求項7】 発酵舎から吸引排出された室内空気を脱
    臭槽に通して脱臭させる工程を含む請求項5または6記
    載の生ごみの処理方法。
  8. 【請求項8】 発酵舎を光を透過する壁部材により構築
    させた請求項5ないし7のいずれかに記載の生ごみの処
    理方法。
  9. 【請求項9】 生ごみに対して水分調整材を体積比2:
    1の割合で投入させた請求項5ないし8のいずれかに記
    載の生ごみの処理方法。
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