JP2002313638A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP2002313638A
JP2002313638A JP2001119269A JP2001119269A JP2002313638A JP 2002313638 A JP2002313638 A JP 2002313638A JP 2001119269 A JP2001119269 A JP 2001119269A JP 2001119269 A JP2001119269 A JP 2001119269A JP 2002313638 A JP2002313638 A JP 2002313638A
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JP
Japan
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coil
laminated
component
laminated coil
resin
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Pending
Application number
JP2001119269A
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English (en)
Inventor
Mutsuyasu Otsubo
睦泰 大坪
Taiji Shoji
泰司 小路
Takeshi Koyama
健 小山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用されるコイル部品におい
て、強度を確保しつつ薄型化したコイル部品を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 空芯部21を形成した金属平板状の第一
コイル22と空芯部21を形成した偏平状の第二コイル
23とを積層した積層コイル24と、積層コイル24を
樹脂で被覆した外装部25と、空芯部21に挿入すると
ともに閉磁路を構成する分割磁芯26を備え、積層コイ
ル24は最上部層と最下部層に第一コイル22を配置し
て積層し、外装部25は、分割磁芯26に対向する積層
コイル24の上面と下面を除いた積層コイル24の外周
を樹脂で被覆した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用されるコイル部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコイル部品について図面を説明し
ながら説明する。
【0003】図5は従来のコイル部品の斜視図、図6は
同コイル部品の分解斜視図である。
【0004】図5、図6において、従来のコイル部品
は、貫通孔1を有するとともに、上下端に上端鍔2と下
端鍔3を設けたボビン4と、下端鍔3の一端に設けた膨
大部5と、膨大部5に植設した外部接続端子6と、貫通
孔1をとり囲むように貫通孔1の外周に配置した第一コ
イル7および第二コイル8と、貫通孔1に挿入するとと
もに閉磁路を構成する分割磁芯9を備えており、第二コ
イル8は巻枠の外周に金属線状の導線を巻回するととも
に、先端を外部接続端子6に接続しており、第一コイル
7は平坦部を有した1ターンの金属平板状のコイルにす
るとともに、コイルの先端に外部接続端子6を形成して
おり、一つあるいは複数個の第一コイル7をボビン4の
下端鍔3の下側に配置した構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このコイル部品におい
ては、金属線状の第二コイル8を巻回したボビン4の、
上端鍔2と下端鍔3の厚み寸法が高さ寸法に加わるため
に、コイル部品の高さが高くなり、この上端鍔2と下端
鍔3の厚みを薄くしたり、無くしたりすると、コイル部
品の強度が弱くなったりして、コイル部品の薄型化がで
きないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、強度を確保しつつ薄型化したコイル部品を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の構成を有するものである。
【0008】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
第一コイルと第二コイルを積層した積層コイルは、最上
部層と最下部層に第一コイルを配置して積層し、外装部
は、分割磁芯に対向する積層コイルの上面と下面を除い
た積層コイルの外周を樹脂で被覆した構成である。
【0009】上記構成により、分割磁芯に対向する積層
コイルの上面と下面を除いた積層コイルの外周を樹脂で
被覆しているので、コイル部品の高さは第一コイルと第
二コイルを積層した積層コイルと分割磁芯の厚みだけに
することができるので、コイル部品を薄型化できる。
【0010】特に、比較的強度の強い金属平板状の第一
コイルを積層コイルの最上部層と最下部層に配置し、積
層コイルの外周を樹脂で被覆したので、積層コイルの両
端部分は外装部が固定しており、第一コイルと外装部が
構造体となり強度を保つことができる。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、特に、第二コイルは、コイル
を形成したフレキシブル基板とした構成である。
【0012】上記構成により、第二コイルをフレキシブ
ル基板にすることで、第二コイルを薄膜状に形成できる
ので、コイル部品をより薄型化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明に記載の全請求項の発明について
説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態1におけるコイ
ル部品の分解斜視図、図2は同コイル部品の積層コイル
の分解斜視図、図3は同コイル部品の斜視図、図4は同
コイル部品の断面図である。
【0015】図1〜図4において、本発明の実施の形態
1におけるコイル部品は、空芯部21を形成した金属平
板状の第一コイル22と空芯部21を形成した偏平状の
第二コイル23とを積層した積層コイル24と、積層コ
イル24を樹脂で被覆した外装部25と、空芯部21に
挿入するとともに閉磁路を構成する分割磁芯26を備え
ている。
【0016】このとき、第一コイル22の先端に外部接
続端子27を形成するとともに、第二コイルの先端に外
部接続端子27を設け、第一コイル22の外部接続端子
27と第二コイル23の外部接続端子27は反対方向に
配置している。
【0017】そして、積層コイル24は最上部層と最下
部層に第一コイル21を配置して積層し、外装部25
は、分割磁芯26に対向する積層コイル24の上面と下
面を覗いた積層コイル24の外周を樹脂で被覆してい
る。
【0018】また、第二コイル23は、エッチング工法
等でコイル29を設けた薄膜状のフレキシブル基板28
で形成しており、第二コイル23を積層コイル24の最
上部層と最下部層の第一コイル22の間に配置した構成
である。
【0019】以上のように構成したコイル部品につい
て、以下にその動作を説明する。
【0020】第一コイル22と第二コイル23を積層し
た積層コイル24は、最上部層と最下部層に第一コイル
22を配置して積層し、外装部25は、分割磁芯26に
対向する積層コイル24の上面と下面を除いた積層コイ
ル24の外周を樹脂で被覆しているので、コイル部品の
高さは第一コイル22と第二コイル23を積層した積層
コイル24と分割磁芯26の厚みだけにすることができ
る。
【0021】また、比較的強度の強い金属平板状の第一
コイル22を積層コイル24の最上部層と最下部層に配
置し、積層コイル24の外周を樹脂で被覆したので、積
層コイル24の両端部分を外装部25が固定しており、
第一コイル22と外装部25が構造体となり強度を保つ
ことができる。
【0022】そして、第二コイル23は、コイル29を
形成したフレキシブル基板28としているので、第二コ
イル23を薄膜状に形成できる。
【0023】以上のように本発明の実施の形態1におけ
るコイル部品は、第一コイル22と第二コイル23を積
層した積層コイル24は最上部層と最下部層に第一コイ
ル22を配置して積層し、外装部25は、分割磁芯26
に対向する積層コイル24の上面と下面を除いた積層コ
イル24の外周を樹脂で被覆した構成としているので、
コイル部品の高さが低くなり、コイル部品を薄型化する
ことができる。
【0024】また、比較的強度の強い金属平板状の第一
コイル22を積層コイル24の最上部層と最下部層に配
置し、積層コイル24の外周を樹脂で被覆したので、積
層コイル24の両端部分を外装部25が固定しており、
第一コイル22と外装部25が構造体となり強度を保つ
ことができる。
【0025】そして、第二コイル23は、コイル29を
形成したフレキシブル基板28としたことにより、第二
コイル23を薄膜状に形成できるので、コイル部品の高
さがより低くなり、コイル部品をより薄型化できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、積層コイルは最
上部層と最下部層に第一コイルを配置して積層し、外装
部は、分割磁芯に対向する積層コイルの上面と下面を除
いた積層コイルの外周を樹脂で被覆した構成を備えるこ
とにより、コイル部品の高さは積層コイルと分割磁芯の
厚みだけになるとともに、積層コイルの最上部と最下部
に配置した金属平板状の第一コイルの両端を樹脂で被覆
した外装が固定した構造体になるので、強度を確保しつ
つ薄型化したコイル部品を提供することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコイル部品の分
解斜視図
【図2】同コイル部品の積層コイルの分解斜視図
【図3】同コイル部品の斜視図
【図4】同コイル部品の断面図
【図5】従来のコイル部品の斜視図
【図6】同コイル部品の分解斜視図
【符号の説明】
21 空芯部 22 第一コイル 23 第二コイル 24 積層コイル 25 外装部 26 分割磁芯 27 外部接続端子 28 フレキシブル基板 29 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA07 BA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空芯部を形成した金属平板状の第一コイ
    ルと空芯部を形成した偏平状の第二コイルとを積層した
    積層コイルと、前記積層コイルを樹脂で被覆した外装部
    と、前記空芯部に挿入するとともに閉磁路を構成する分
    割磁芯を備え、前記積層コイルは最上部層と最下部層に
    前記第一コイルを配置して積層し、前記外装部は、前記
    分割磁芯に対向する前記積層コイルの上面と下面を除い
    た前記積層コイルの外周を樹脂で被覆したコイル部品。
  2. 【請求項2】 第二コイルは、コイルを形成したフレキ
    シブル基板とした請求項1に記載のコイル部品。
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